はてなキーワード: 喫茶店とは
- 喫茶店のテーブルに座るときには、90度の角度になるように座れ。決して正面に座るな
- 食事の後、自然に女性がお手洗いに立てるように、男性が先に立つこと
- 階段を降りるときは女性が転んでも大丈夫なように、女性の下を歩くこと。ただし、登るときは、スカートの中を見られることを警戒する女性がいるので、下を歩くべきか上を歩くべきは慎重に決めること
- あなたが女性の場合は、あまりご飯にガッツキ過ぎないこと。しかし、小食すぎるのも不健康に見られてしまうのでよくない
- オタク趣味、腐女子趣味の開示には慎重になること。相手にドン引かれないように、小出しにすること
- 特にカラオケで「アニメソングばっかり歌っていい」?と言って、「いいよ」と応えられた時、双方の思うアニメは全く違っているかもしれない
- 笑うとき、歯茎を出すな
- どの店で食事したいか女性に聞くときには、「晩ゴハン何食べたい?」と聞くのはオススメしない。必ず「なんでもいいよ」と返ってきて、適当に決めると、女性はふくれっ面になり、二度と君に会うことはない。「和食と洋食、どっちがいい?」と聞くこと
- パーティーで同席した女性のファッションは必ず褒めなければいけない。褒めてこない男性を目にした女性は、「この人はわたしのことを性的に興味がないんだ」と思われる
- デートの終わりにホテルに誘わないようなデートを何度も続けてはいけない。女性は「この人はわたしのことを性的に興味がないんだ」と思われる
- かと言って、3回めのデートで誘うのは早過ぎる。「この人は体目的でわたしに近づいたのかしら」「下心が怖い」と思われる
- あなたが女性の場合は、男性がどんなに格好良くて、素敵な雰囲気になっても、最初のデートでセックスしてはいけない。体を許した途端、男性はあなたに興味をなくす
- ホテルに誘うときには、「ホテルに行ってセックスしよう」とストレートに誘ってはいけない。「なんだかいつもより酔ってるみたいだけど、ホテルで休んだほうがいいよ。」と”言い訳要素”を与えて誘うべし
- 更に、「きれいなホテルときたないホテルだったらどっちがいい」とダブルバインドで質問できればなおよし
- ぽっちゃり体型は多くの男性の恋愛対象外だ。ただし、肉付きのよい体型はストライクゾーンだ。自分がどちらなのかは、男の前で脱ぐまでわからない
- スレンダーな体型の女性を好む男性は少なからずいる。ただし、痩せすぎていたら幻滅される。自分がどちらなのかは、男の前で脱ぐまでわからない。
- 背の低い女性を好む男性の多くはロリコンだ
- 背の高い女性を好む男性はいない
- ハゲを好む女性はいない
- 「君、AKBにいそう」は褒め言葉ではない
- クンニリングスが好きだが、臭いおまんこは嫌
- 短小(マイクロ)は構わないが、柔らかいの(ソフト)は嫌
- 恋愛対象として処女は敬遠されるが、結婚するときに処女と非処女の二択を迫られたら、処女が選ばれる
- そもそも男性は女性の生理――とくにそのメンタル面への影響――を理解していない
- そして、男性に女性の生理をわからせようとする女性もいない
- 多くの男性は、女性が男性を試すために、例のセリフ、「生理が来ないんだけど」を言うことはない、と思っている
- 男性は心のなかで常に、女性に『説明しろ』と思っている
- 女性は心のなかで常に、男性に『察しろ』と思っている
- お金持ちの多くの男性は、こっそりコンドームに穴を開ける女性はいない、と思っている
- 男性が思う女性の浮気とは、”他の男に体を許すこと”。女性が思う男性の浮気とは、”他の女に心を許すこと”。そして両者とも相手の価値観を理解しない
- 喧嘩別れする男女は多いが、もっと多いのは喧嘩しない男女。仲直りできないかもしれないのが怖いから
- 女性の言う「あ、このぬいぐるみかわいい!」は、そのぬいぐるみがカワイイ、を必ずしも意味しないので、そのぬいぐるみを買うべきではないかもしれない(このぬいぐるみをカワイイと言っている自分がカワイイという意味だ)
- Facebookをやっていない男性は、友だちのいない孤独で危険な男かも知れない、と怖れられて、女性から敬遠される
- LINEをやっていない男性は、友だちのいない孤独で危険な男かも知れない、と怖れられて、女性から敬遠される
- 童貞・処女は、年齢によっては、性格に何らかの問題を抱えた人、というレッテルを貼られる
- 婚活市場では、若いか美しい女性が、お金持ちの男性が、それぞれ勝利者になる
- 結婚していない男性・女性は、一人前の社会人とみなされない
- 月10万払いつづければ愛人をつくれる
http://anond.hatelabo.jp/20140211022838
なかなか雰囲気がいい喫茶店を見つけたんでここのところ通ってるんだが、そこでものすごく綺麗なお姉さんに一目惚れした。
俺が店に行った時は毎回いるからたぶん常連さんなんだと思う。いつも一人で来てて、なにか資格テキストのようなものを読んでる。おそらく年上。
喫茶店での俺はというと、シロップとミルクをたっぷり入れたアイスコーヒーを飲みながらKoboで電子書籍を読んでいる。
これじゃいかにもダサい。アピール力を増すためにこれからはブルーマウンテンをブラックで飲もうと思ってる。あとKindleを注文した。当分は青空文庫を読む予定。
ちょうどいい機会だから前から欲しかったMacBookAirも買っちゃおうかと思ったが、舞台はスタバではなく本格志向の喫茶店なんだし、むしろ今所有してるThinkPadのほうが合うんじゃないかと思って見送った。
しかし外面はなんとか取り繕えても、肝心のアプローチの仕方がわからない。もし下手を打ってしまえば俺はともかく彼女が店に来づらくなるかもしれない。
彼女の憩いの場であるだろうその店での貴重なひとときを俺が壊してしまうことだけは避けなければならない。しかし彼女が退店したあとに声をかけるというのもストーカーじみてて出来ない。
どうすりゃいいんだ。
夏の終わりのある日、僕は、職場で親しくなった女の子をデートに誘った。
喫茶店のあと、映画を見る、というなんのヒネリもないプランを提案した。
当日。待ち合わせ場所で僕は緊張して待っていた。
彼女を見つけた時、初めて見る彼女の私服に、一瞬ボーッとしてしまったが、今日はちゃんと彼女をエスコートしなければ!と思い直し、気を引き締めた。
気のせいかもしれないが、彼女も若干緊張しているように見えた。
でも、喫茶店での会話は思いのほか弾んだ。
僕たちは色んな話をした。お互いの友達のこと、仕事のこと、好きな食べ物のこと、行きたい旅行先…
会話は途切れることなく、時間はあっという間に過ぎて、喫茶店を出た時にはあたりはすっかり暗くなっていた。
外に出ると、少し肌寒く感じた。
「寒い?」と聞くと、
「もし僕がここで、何も言わずに自分の上着を脱いで、着せてあげたら、男としてかっこいいんだろうねw」
(僕はその日、上はポロシャツ一枚だった)
「え?ゴメン?なにか悪いこと言った?」と聞くと、
「怖い…冗談でもそんなこと言わないで」と返した。
その後の映画は散々で、帰り道で交わす会話は先程までの空気とはうってかわって、ぎこちないものとなった。
別れ際に彼女は、「今日は楽しかった。今度また誘ってね」といってくれた。
でもその”今度”が来ることはなかった。
後日その日のことについて、改めて謝り、デートに誘ってみたが、いろいろ理由をつけて断られた。
誓って言う。
僕は彼女と親しくなりたかっただけだ。彼女を傷つけるつもりなんてなかった。
でもダメだった。
「恋愛初心者には仕方ない、あるあるw 」と男友達が慰めてくれたが、彼女にとってはそんなのは関係ない、ことはわかっている。
ぜんぶ僕が悪いのだ。
「この度はおめでとう。あと、あのときはゴメン」とふたたび謝った。
なるべく重くならないようにしたつもりだったが、彼女はキョトン、として、
「そんな細かいコト、女はいちいち覚えてないよw」そう言っていた。
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トラバ書いてたある増田が、「男も好きで性欲があるわけじゃない」と言っています。
女の人に怖がる気持ちがあるのはわかるし、実際に傷つける事があるのもわかります。
一言だけ言わせてください。
僕らも、あなたたちを傷つけるつもりはないんです。
Ashley Madisonっていう出会い系サイトがあるんだけど、これで浮気相手見つけて今日初めて会ってSEXしてきた。
ポイントの料金が高いので利用に二の足を踏んでたんだけど(登録は無料)正月セールで割引があったので購入。50ポイントで3900円だった。
初回のメッセージのやりとりに5ポイントかかるが、その後のメッセージのやりとりではポイントを消費しないので出会い系サイトとしては良心的だと感じた。
まず近所のエリアで年齢を指定して検索し、気になるプロフィールがあれば「お気に入り」に登録していった。お気に入りに登録すると相手方にその旨メッセージが届くし、リストでその人のログイン状態が確認できる。
次に「ウィンク」を送る。ウィンクは無料で送れて5つの定型文の中からメッセージが選択できる。自分は相手にプロフィールを見てもらいその気があればウィンクを返してもらう、という定型文を選択し4〜5人にウィンクを送った。
すると一人からウィンクの返信が届いたので、こちらからメッセージを送った。内容は「いちどお会いできませんか」というもので、何回かやりとりして実際に会うことになった。
駅前のショッピングセンターの前で待ち合わせ声をかけ(事前にメッセージで服装の特徴を送ってもらった)とりあえず近くの喫茶店でお茶して雑談。おもむろにホテルに行くかどうかという話を切り出すとOKだったので検索しておいたホテルへ。
一緒にシャワーを浴びたのち、SEX。顔は平凡だったが小柄で形の良いおっぱいで感じやすい子だったので燃えた。なによりお互いに彼氏・彼女がいるのに隠れて会ってるという状況が興奮した。
相手が彼氏に見つかるとやばいというのでホテルからは別々に帰ることにして別れた。
Ashley Madison - http://www.ashleyrnadison.com/
2014年は阿澄佳奈さんが結婚を発表して今年も激動な1年が始まったなと思ってしまいました。
まぁその流れで一つ小話を。
これは2013年の頭、ちょうど1年くらい前のことです。
当時の僕は、大学を卒業していてぷらぷらと毎日何もせず今後の人生次にいつ訪れるか分からないストレスフリーな生活を送っていました。
正確には、既卒という扱いながらも縁あって内定先は決まっており、バイトもせず自堕落な生活を送っていました。
その声優さんは、当時は知名度は少しあり、某アニメに出演していた時でもあり、非常に注目されるべきタイミングでもありました。
僕は彼女のことを『名前は知っているが顔はよく分からない』程度でしたが、彼女が出演するアニメイベントに偶然当選し、WBCの試合観戦へ東京ドームへ行くついでに秋葉原へ赴いたのが彼女をよく知るきっかけでもありました。
それから家に帰ると、取り敢えず彼女の画像や経歴などを収集しまくりました。
言ってしまえば、ファン数日だけれども語るだけなら昔からのファンと区別つかないくらいに。
幸いにも彼女はデビューしてからまだ3年経っていないくらいだったのでそれは容易でした。
そして僕はこの声優さんをもっと他の人に知ってもらいたいと思ったのです。
手順は至極単純です。
世の中には、まとめブログを良しとしない人が多いのも知ってますが、僕はどうでもいい派です。
幸いにも僕がよく見てる板は、2ちゃんねるの中でも比較的人が多い板であり、今でこそ爆発的人口増加でカオスそのものになっていますが、当時は時期的にもまだ比較的アニメ声優ネタには寛容な人が多く、また規制も解除されておりそれなりに楽しく自由にやれる環境でした。
流行りのタイトルにもしません。それは勝手にまとめられる時に流行りの文言へ改変されます。
でもここで頭の画像の中に1枚全く違う関係のない画像を紛れこませました。
もちろん、わざとです。ツッコミ待ちです。
なんでもいいんです。誰かにレスされれば。
非常にスレッドの回転が速い板なので、誰にも相手にされないとすぐ落ちます。
なので、ツッコミでも罵詈雑言でもいいのでレスされるようにしたのです。
僕の作戦は成功したのか、結構ツッコミレスを貰うことができ、スレッドは順調に伸びていきました。
僕は喫茶店でこれを行っていたのですが、喫茶店の無料Wi-Fiを画像投下係の軸として
スマホの回線では、機内モード連打によるID変更でひたすらレスを稼ぎ沢山の人が見てるように錯覚させます。
(この手法は今ではただの荒らし煽りの道具としてしか使われてないですが…)
すると、予想通りまとめブログにまとめられました。
アニメの時期と被ってたからだと思いますが、その記事はかなりのアクセスだったと思います。
他のそのブログの記事と見比べてもRTなどのツイートカウント数も桁が一つ違ってるくらいです。
彼女に人気出ればそれで良かったのです。
あとは、ひたすら週に数回のペースで似たようなスレッドを重ね、ブログなどが更新がある度にスレッドを立て続けました。
数ヶ月が経過し、僕自身も働き出しなかなかネットに時間を割くことができにくくなってきた頃、ふとあることに気付きました。
それは、彼女に関するスレッドがぽつぽつと立つようになってきたのです。
更には画像を貼り続けるクソコテが彼女のファンとなりスレッドを保守するようにもなり、遂にある日僕が彼女に関するスレッドを立てると板公認声優だと言われるまでになりました。
そうなるともうやることはありません。
僕が立てなくても、勝手にスレッドが立ち、勝手に盛り上がり、嫌でも画像を見て好きになってくれる人が増えてくるのです。
彼女が某アニメにより人気声優になったタイミングと僕がゴリ押しし続けたタイミングが同じなので、僕の力というのはほぼ関係のない話なのかもしれません。
それでもそれまでほとんど語られることのなかった彼女が今では毎日の様に語られている現状は、嬉しいものがあります。
またアニメにより彼女に興味を持ってくれた人が僕の立てたスレッドやまとめられたブログを見てファンになってくれればこれ幸いと思っています。
僕が彼女に関して初めてスレッドを立ててまとめられたブログは、今ではGoogleでその声優さんの名前で検索するとWikipedia、公式ブログの次に出てくるくらいになっています。それほどページランクが高いようです。
僕が思うに彼女は、非常にファンを大事にしている方であるのが強く伝わってくるのも人気になった要因の一つかなと思います。
僕がファンになった当時は、ブログのコメントも数件つけば良いくらいでしたが、今では場合にもよりますが20〜30が当たり前になり、場合によっては100件を越えるようになりました。
そんな彼女をもうスレッドを立ててステマのごとく宣伝することはほとんどしなくなりましたが、これからも応援していきたいなと思っています。
彼女の人気の要因は人柄2:某アニメ7.99:僕の自演0.01
くらい、いやそれ以下でしょうが、それでも僕がゴリ押しし続けた半年が僅かでも彼女の人気に繋がっていたらいいなと思ってます。
大学を卒業したあたりから、自由にできる金が増え、反面人間関係が希薄になったことで、人を誘う手間を惜しんでひとりで映画をみることが多くなっていたのですが、この2年ぐらいは劇場で映画を観るときには人を誘うように心がけています。何もかも嫌になった日、授業や仕事をさぼってひとりで観にいき心を奪われた映画もとても大切だけれど、誰かと観る映画にも、昔の友人に電話をしてみるぐらいの手間をかけるだけの価値はあると思うのです。中学高校の頃、休みのたびに少ない小遣いを握りしめて映画館に向かったのは、鑑賞後に喫茶店やマクドナルドで、映画の話や映画とは全然関係ない話をするのが楽しかったから。両親に連れていってもらった『ジュラシックパーク』も細かい内容はほとんど覚えてないけれど、普段態度は大きいが実は気が小さい父が真っ暗な劇場でひときわ大きな声をあげて驚いたことは鮮明に覚えている。
第5位 劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語
第4位 地獄でなぜ悪い
第2位 パシフィックリム
第1位 キャビン
2013年の鑑賞本数は約80本(劇場20本、レンタル60本 含旧作)内、人と観た映画は1/3程度。
単純に面白かった映画の年間ベストとは別モノとお考えください。
友人A(男)と一緒に鑑賞。2日目初回。Aは既に初日初回に観ており、この日が2回目。
会場前の行列に並んでいる間、ほむらちゃん派のおれに対し「えらいことになるから、覚悟しときな」と言いながら遠い目をしていた。鑑賞後、劇場が明るくなり茫然としているおれにAは「・・・な?」とドヤ顔。劇場を後にする人の目がことごとく死んだ魚のように濁っていたのが印象的。
友人B(女)と一緒に鑑賞。
映画の冒頭「全力歯ぎしりレッツゴー♪」と少女が唄うCMが流れるところで「あんた、こういうの好きやろ」と喋りかけてきた。どうやら既に映画が始まっているとは思っていなかった様子。確かに好きです。鑑賞後は「劇場にあんたによく似た男がいっぱい居たな」と言われる。確かにいました。映画自体にはそこそこ満足した様子。
奥さんと一緒に鑑賞。初日初回。
最近は「ラブコメ以外は観たくない」と言いながら韓流ドラマばかり観るマシーンと化してしまった奥さんを無理やり連れ出して鑑賞。「超おもしろかった」とのこと。久しぶりに、映画を観たあと興奮していた。「主人公の生い立ちや過去を振り返るようなシーンが挿入されないのが潔くていい」と、普段楽しそうにみているソープオペラを全否定するような発言を繰り返す姿をみて「もしかしたら今後は、付き合いはじめた頃みたいにサスペンスやホラーも一緒に観にいってくれるかも?」と淡い希望を抱き、後日ためしに白石晃士『カルト』を自宅で一緒に観たが、こちらはお気に召さなかった。
同級生(女)と鑑賞。学生時代はいつもツンと澄ました表情を崩さず、どこか近寄りがたい雰囲気だった同級生(当時クラス委員長)(美人)(三つ編み)と、同窓会で再会 → ホラー映画話で盛り上がる → 一緒に観に行く? という夢のようなシチュエーション。
映画の終盤の大虐殺シーンで横顔をのぞき見ると、向こうも気がつき、目が合って、満面の笑顔にスクリーンの光が当たり、長いまつ毛がキラキラと輝き、その瞬間全ての景色はスローモーション、おれは高校生のころ夢中になって読んだ『グミチョコレートパイン』のことを思い出しながら「あ、これ走馬灯でみるな」と思いました。鑑賞後は「●●●●は出演する映画を選ぶべきではないのか」という話等で盛り上がる。真面目に生きていればいいことがある。
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今年は、誰と映画を観に行こう??
では、前回のブックマークコメントを参照しながら自論を展開していきたいと思います。
simplemind だが「誰かの悪口を言ったら返ってくる」のは本当に「基本」だろうか?街で「年収○○万円の男なんてw」とdisっても普通怒られたりはしない。「disりっぱなし」は(残念ながら)常識的には正常な「態度」なのでは
http://b.hatena.ne.jp/simplemind/20131224#bookmark-174706694
素晴らしい指摘だと思います。
たとえば私が喫茶店でジュースを飲んでいたとして、そこで隣のテーブルに居る女性2人組が大声で
「年収○○万円の男なんてゾッとするよねー」
とお喋りしていたところで、それに対して私が議論を吹っかけたり、殴りかかったりすることはまずありません(非常識な彼女らにビックリしてチラ見はしてしまうでしょうが)。
私が公衆トイレでおしっこしてるときに、隣でションベンしてるおじさんがオナラをこいたところで、私は「屁ぇこくなよ!」とは言えません。
おじさんと私は友達ではないのですから (ダウンタウンの浜ちゃんは職業病で、そのような状況のときにおもわずツッコんでしまったそうです)。
ところがこれがネット上になると話が変わってきます。「年収○○万円の男なんてゾッとするよね」「結婚しない人間って何考えてるんだろうね」
とブログで言っている女性が居れば、私は彼女達を非難します。また、いつもホットエントリに入っている屁のように臭いブログがあれば、猛烈に叩きます。
もちろん絶対に叩く!というわけではなく、その日の気分によって叩く叩かないは変化しますが。
我々はなぜ街中だと非常識な人間をスルーするのでしょう。我々はなぜネットだと、特にブログやツイッターになると、非常識な人間を見たときに叩きたくなるのでしょう。
私はこの問題を考えているときに、「儀礼的無関心」という言葉を知りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%84%80%E7%A4%BC%E7%9A%84%E7%84%A1%E9%96%A2%E5%BF%83
私たちは電車に乗っているとき、他人を凝視しません。それは、たとえば特に電車内のマナーにうるさい日本だけではなく、アジア・アメリカや欧州南米でもそれは同じでしょう。
Daniel Powterというカナダ人歌手の「Bad day」という曲のPVを見ると、これには男女の主人公が居るのですが、
男の主人公は電車内で、歴史を感じさせるような老夫婦を尊敬の眼差しを持って見つめます。
女性主人公は幸せそうなカップルを少しうんざりした様子で見ます。けれどここで重要なのは、彼らは決して無礼な態度では観察していないということです。
「お前何見とるんや」
と因縁をつけられない程度の態度で他者を観察しているのです。もしパッと目が合ったら私たちは目を逸らしますよね。
これは現実での振る舞いとして適当でしょう。私たちはそうやって日々を生きています。儀礼的無関心を遂行しているのです。
インターネットではどうでしょうか。我々はいくらでも他者を観察できます。ネットでは「お前何見とるんや」と言われることはまずありません。
他者をいくら観察しようが、いくらイヤらしい意地悪な目で見ようが、その行為の代償を払う必要はありません。
私を含め、古参インターネットユーザーたちはこの2つの世界を行き来していました。儀礼的無関心が必要な現実社会と、儀礼的無関心が義務ではないネット社会。
ところが昨今、特に2013年はそれが大きく変化した年となりました。
2013年を語る上で欠かせないのが、ツイッター冷蔵庫侵入事件です。
デジタルネイティブの若者たちは、コンビニの冷蔵庫に侵入しアイスを靴で踏みつけたり、レストランの備品に自分の身体を擦り付けたり、スーパーの売り物の食品に乗っかって遊んだりして、
そうした行為をスマホで撮影し、ツイッターにアップしました。そうした写真は瞬く間にネット上で拡散されて、ネット社会と現実社会の両方で大きな議論が巻き起こりました。
我々が外食したり、また食品を買ったりするとき、実はそれにはどこの馬の骨とも分からないDQNたちの体液がついてる可能性というものが大きく可視化されました。
主要紙もネットユーザーもバカッターバカッターと彼らDQNを糾弾しました。
「悪ふざけするのは良いとして、ネットに公開するということは全世界に公開するということだ。考えてやらないと。」
「目立ちたいだけだよ。有名になりたい馬鹿たちなんだよ。」
はてな民は偉そうに言っていました。
しかし私はどうも違和感を持っていました。「そもそもあのDQNたちは全世界に公開してたつもりなんて1ミリも無かったのでは?」
たとえば、私がコンビニで買い物をしていたとして、そのときちょうどあのDQNが靴で冷蔵庫の中のアイスを踏みつけていたとします。
私は彼に注意などしません。注意して、彼の仲間たち3人くらいに囲まれたらどうするのでしょう。怖いです。
私はここで必殺「儀礼的無関心」を放ちます。ギャーギャー騒いでる若者たちをスルーするのです。
本当は注意するべきなのでしょう。しかし生活していくなかで、そういうリスクはなかなか背負えません。
みなさんもそうだと思います。関わりたくないことには儀礼的無関心を遂行してやり過ごすでしょう。
さて、それがインターネットで繰り広げられていたらどうでしょう。
冷蔵庫のアイスを踏みつけたDQNたちは写真を撮り、それをツイッターに上げます。彼らは、たぶん仲間内だけに見せるつもりなのです。
「健太が冷蔵庫に侵入した結果www」てなもんです。青春の一ページです。
そうこうしているうちに、偶然にも私はその写真を見つけてしまいます。「あ!あのときのあいつらや!」
私は、現実で儀礼的無関心を強要されたあのときの惨めな気持ち、後ろめたさがよみがえって来ます。
「許せん!」
私だけではありません。DQNに儀礼的無関心を強要された人たちは山ほど居ます。そういう人たちが、DQN健太くんの冷蔵庫侵入写真を見たらどう思うでしょうか。
「恨み晴らさでおくべきか」
となるのは必然ではないでしょうか。
また、そういう恨みが無かったとしても、我々の誰もが買う可能性のある商品に不衛生ないたずらをしかける彼らの姿は、人々をとても不安にさせます。
そう、ここはインターネットです。コンビニで彼らを見たときのように儀礼的無関心をする必要はありません。鬨の声を上げるのは今です。
我々は彼らの個人情報をゲットします。お店の情報をゲットします。お店に電話し、彼らの家に電話し、ネット上に彼らの情報をバラまきます。
怒り狂った2ちゃんイナゴたちは暴れ周り、その結果お店は潰れ、DQNたちの就職難易度はとても高くなりました。
騒ぎが終わった後、DQNたちはどう思ったでしょうか。「ダチでもねぇ奴が勝手に俺らの写真を覗き見して勝手に大騒ぎしていった」と思うのではないでしょうか。
「現実ではスルーするくせに何でネットだと食いついて来るわけ?」とも。
これは儀礼的無関心が必要な現実社会と、儀礼的無関心が義務ではないネット社会との狭間で起きた事件です。
若者たちは混乱しています。「現実では何も言われないからネットでも大丈夫だと思ったのに・・・」
そしてこれはサードブロガーやはてな女子の問題に繋がって行くのです。
「30代でオシャレしてるOLwwwあたしゃああならんわよw」
ということを平気で言います。しかもそれを、日本のネット上でも最も気難しい人たちの居る「はてな」でそれを行います。
これはハッキリ言って場違いです。「年収○○万円の男なんてゾッとする・・・」「結婚しない奴の意味がわからんwww」「30代でオシャレしてるOLwwwあたしゃああならんわよw」
なんてのは、普通はオフラインで言うことです。誰にも聞かれないところで、女子会でやるべきです。喫茶店でやるべきです。
オフラインなら、我々は儀礼的無関心をできます。「酷いこと言うんだなぁ・・・」とは思いますが、彼女らを打ち倒そうとは思いません。
ところが彼女らは冷蔵庫侵入DQNと同じように、オンラインでそれを公開してしまいます。
オンラインでそんなものを公開してしまえば、はてなの妖怪たちが黙っているわけがありません。小難しい理屈を並べ立て、罵詈雑言を浴びせます。
「ほぉーそんなこと言うってことは喧嘩(議論)する気なんやな?オモロなってきたで!」てなもんです。
「友達でもない人が勝手にアタシのブログを覗き見して勝手に怒ってる・・・」
「女子会でこんな話しても誰も怒らないのに何でネットでは怒られるの?」
こう言われてしまうと、妖怪はバツが悪くなって攻撃の手を止めてしまいますし、さらに疑問がむくむくと沸いてきます。
「なんで議論する気ないのにそんなこと言ったの?ここは儀礼的無関心から解放されて忌憚なく議論する場だよ?」
上の言い方では少し強過ぎるかもしれません。もっと適切に言うと「反響が欲しくないのなら何で公開したの?」
ということです。
つまりはてな女子たちは、ブログで何を書こうが、現実と同じように、儀礼的無関心を他の人がしてくれると思っているのです。
冷蔵庫に侵入した若者たちと同じように。しかしその態度は、私にはとても無責任なものに思います。
「私は誰かに関心を持って悪口言うけど、みんなは私に無関心を装ってね?」といったところでしょうか。
はてな民はそれを了承しませんでした。だからはてな女子筆頭の体調わる子は苛烈な攻撃を受け退場して行きました。
「俺は好きなこと言うけど俺に好きなことは言うな」という態度のサードブロガーや虚構新聞も苦戦を強いられています。
この虚構新聞の苦戦に関しては、ネトウヨがネットの外に出て行ったことに強く関連しているので、後日それについて論じたいと思っています。
以上が、私の「現実とネットによる儀礼的無関心の違い」といったところでしょうか。
この儀礼的無関心の取り扱いの違いが、今後どうなっていくのかも後日論じたいと思っています。
駅から少し距離のある喫茶店。この街では、それなりに長い歴史を持つお店なのだが、駅前開発の影響を受け、つい先日現在の場所に移転した。オーナーの意向で、移転を機に若い女性向けの内装となったため、長い歴史には似つかわしくないポップな洒落た空間となっている。仕事の息抜きに、ぼくが立ち寄るお店のひとつ。二十代〜四十代の、働く男性たちがこのお店を利用する主な顔ぶれだ。
移転してからというもの、近くの高校に通う女子高生たちが出入りするようになり、それはそれで平和的な絵面なのだが、どこか尻がむず痒く落ち着かない。だから、最近は専らお昼が落ち着いた時間に寄るようにしている。この時間はお客さんも少ないため、ぼくはオーナーや店員さんたちと他愛もない話をしながら、珈琲を二杯飲んで帰る。この日もそのつもりだったのだが、思わぬ出会いによって習慣を破らざるを得なくなった。
その老人は、店内に入ると軽い戸惑いの表情を浮かべたが、数秒のうちに何かを納得し、カウンターに腰を据えた。お客さんはぼくと彼だけだ。カウンターに二人で並ぶカタチになった。老人はぼくの前に灰皿が置かれているのを目にし、自らもガサゴソとポケットを探りはじめた。オーナーの女性が、スッと灰皿を出す。老人は煙草を探す仕草をいったんやめ、オーナーの機転に「ありがとう」と会釈をする。その仕草から「ダンディで、丁寧なおじいさん」という印象が漂う。ぼくは不思議と、この老人がいまのこのお店の雰囲気に最も似合っている人物であるような気がした。
芯の通った太い声に、オーナーがもちろんですよと笑顔で答える。老人は、珈琲を淹れる準備をしはじめたオーナーを優しげな目で見届け、ポケットから丁寧に折りたたまれた一枚のチラシを取り出した。すぐ近くのデパートのチラシだ。
「クリスマスケーキ…ですか。」
ぼくは何気なく尋ねた。
「ひ孫に…ね。」
老人はチラシを前後させながら、文字の読みやすい距離を測りつつ答えた。
「ひ孫さんですか。」
ぼくは少し驚きの気持ちが込められた声を出してしまった。オーナーも少し顔を上げ、驚きの表情。ご老人は、確かにご老人だが、ひ孫がいるような歳には見えなかった。そんな空気を察したのか、老人は「ふふ…今年、九十歳」と照れくさそうに自分の歳を告げた。
「九十歳!」
「…そう。長生きしてしまったねえ。ここらも変わるわけだ…。」
「九十歳というと…ぼくの六十五歳上ですね…。」
「そうかね。君は孫より歳下か…この歳になると、若い子を見ても幾つか判断つかなくなるなあ。」
「はあ…それはそうで…いや、そういうものですかね。」
「おまたせしました」
「このあたりでお仕事をされていたんですか?」
「このあたりは、たまにかな。魚をおろしに来ているんですよ。」
「魚…」
「え…!まだ現役なんですか!?」
「そうだよお!さすがに重たいもん運んだりするのは、若い人たちに任せているけれどねえ。」
「はあー…」
「いまは…いい時代になったよ。君たちは自由だ。軍人勅諭を暗記する必要もない、どんな仕事だって選べるし、勉強したいことがあれば、その道の学校はたくさんある。幸せな時代だよ。」
遠い目をして語る老人に、ぼくらは何と言ったらよいかわからずにいると、老人は「まあ、私たちだって負けじと幸せだったけどな」とニヤリと笑ってみせた。説教臭い話がはじまるわけではなさそうで、ぼくは少し安心した。店内の緊張が一気に解けていく。
「若い頃は、どちらにいらっしゃったんですか。」
「戦後は東京だねえ…東京に出てくれば何でもあると思っていた。」
「ああそうさ。あの頃、渋谷の喫茶店には珈琲とあんみつしかなかった。フルーツポンチというものを出す店が出はじめた頃は、仲間とみんなして食べに出かけたものだ。」
「…なんだか、想像もつかないです。」
「そうだろうねえ…メチャクチャな時代だったよ。何もなかったけれど、楽しかったし、若さだけはあった。それに…」
「それに…?」
煙草の煙をふかし、一呼吸置く。「…女性も美しい人が多かったねえ。」
オーナーが嬉々として尋ねる。「おじいさん、カッコイイし、モテたでしょうねえ。」
老人は煙を払うように手を動かし「ぼくは、ぶっきらぼうだったから全然ですよ。」
老人は、遠くを見つめるようで、すぐ近くのことを語っているようだった。
「ふむ…」老人は少し思案を巡らせ「…言葉遣いが綺麗な女性だね。言葉遣いが綺麗な女性は、セクシーだよ。」
この言葉に、ぼくは胸を打たれた。「美しい言葉遣い」と「セクシー」という単語が、こんなにもスマートにイコールで繋がることを、ぼくはこの時まで知らなかった。
それから、老人はぼくらの知らないこの街、東京、日本という歴史を語り聞かせてくれた。やがて「おお、そろそろひ孫のケーキを買いに行かないと」と言って立ち上がり「はじめて入ったけれど、いいお店ですね」と優しく言葉を残し、去っていった。
その言葉に煽られるようにして、予定時刻を大幅に過ぎていることに気づいたぼくも立ち上がった。
東方の流行った初期頃の現象がここまであからさまだったかといわれるとそこまでチェックはできていない
冬コミのサークル数やpixivの投稿数(をチェックしている旨の発言)
結局自分もゴロなんだ
などの発言から、元増田は「東方中期から同人絵描きになって、今は艦これを描こうとしている同人屋」と推測した。そのうえで話す。
もしそうじゃなかったとしても、少しは参考になるかもしれないから聞いてってくれ。
これは本当にそう思うよ。あれはサイコロ振って6が出たら1歩前に進めるすごろく(ただしゴールは無い)をやっているのと同じ。でもまぁ、元増田の記事を見るとゲーム性の稚拙さは嫌悪感の主要な要因ではなさそうだからこの点はひとまず置いておこう。
ふたつ言っておくことがあるとすれば、クソゲーと流行るゲームとは別の概念だということ。まぁこの点に関しては、モバゲーグリーディーエヌエーガンホーの例を挙げなくても理解してもらえると思う。そして、人は面白いゲームじゃなく流行るゲームにつくということ。
たしかに、ずいぶん早く広まったよね。個人的には、初期に登録可能人数を絞ったのがめちゃめちゃうまく作用したなと思っているけど、細かい点はどうでもいい。
ニコニコ・ツイッター・まとめブログ・同人についてもやはり、元増田と同意見だ。
クズだらけ
まさにそうだと思う。でもこれ艦これに限った話ではないぜ。もっとも艦これは人数が多いし、ゲーム内容は上記のありさまだから、必然的にコミュニケーションツールの主体は二次創作に置かれることになる(ゲーム内容を用いたコミュニケーションなんて、やれ誰をゲットしただの建造時間が何時間だの、その程度しかできない)。だから二次創作の場に人が大量に集まって、結果としてクズの行動が増幅される。でも見渡してみれば、この世の中、どこもかしこもクズだらけだよ。艦これに限った話じゃあない。
みんなゴロなんだよ。それでいいじゃん?
そうだよ。みんなゴロだ。少なくとも同人からの収入がそこそこある絵描きは、そうでないと生きていけない。もう「同人からの収入を前提とした生活レベル」に体が順応してしまっているからね。
そしてちょっと頭が回るやつなら、自分がゴロだなんてことはとっくに自覚してる。知っててみんな「ゴロじゃないですよ〜」って顔をしてるんだよ。当たり前だろ。だって「私はゴロです! でも綺麗な絵を描くからみんな買ってね!」なんて言えるか? それは喫茶店の店員が「お前みたいなチビデブには話しかけたくないけどこの仕事は辞めたくないしおまえは金を払ってくれるから注文を受けてやんよ」って言うのと同じだぞ。そりゃにこやかに「私は艦これが大好きです!! 好きが高じて冬コミで新刊を出すことになったので、みなさんお手にとっていただければ嬉しいです!」って言うに決まってるだろ。
結局、元増田は自分自身がゴロである(もしくは、ゴロになってしまった)という事実に憤っているんだろ? その憤りから解放されるには、自分がゴロであるということを、心の底から認めるしかない。しかしあまりに直接的にそれを認めてしまうことはつらいだろうから、言い訳を考えておくことは重要だ。たとえば「生活のためだから仕方ない」と考えるのもひとつ。「艦これ意外と面白いじゃないか」と自分を騙すのもひとつ。それこそ「いままで培ったコミュニティを失いたくない」という理由でもいいじゃないか。一昔前のサラリーマンのゴルフみたいなもんだ。
http://anond.hatelabo.jp/20131202220016
俺は今日も有給を取った。会社に迷惑をかけて、逆に出社し辛い。
1階からカーチャンの声が聞こえてきた。朝食は毎日6時半に取っている。俺が8時から仕事なので早いのだ。本当に助かっている。
朝食を済ませると、私服に着替え、コンタクトレンズをつけ、歯を磨き、顔を洗う。もちろん、髭も剃る。工場勤務なので毎日私服で出社である。と言っても、TPOくらいは弁えた格好だし、髪も染めてない。原付を走らせて15分の所にあるベアリングメーカーの子会社だ。
でも、今日は反対方向に走る。そのまま行き先も考えず、真っ直ぐ。真っ直ぐ。途中に通っていた工業高校を通り過ぎる。俺の暗黒時代が蘇るので、この話はよそう。
この時間はどこの喫茶店も、スーパーも開いてない。コンビニか、マックくらいだ。で、いつもの流れとしてはマックでコーヒーを飲んで暇を潰す。
ぼけーっとLINEで遠くの友人とトークする。友人は大阪にいる、会ったこともない男女達。ネットの掲示板で知り合い、ボーカロイドやニコ動が好きということで仲良くしてきた。
「ええなあ」
こんな大したことない会話でも、喜びは大きい。リアルではここまで親しい人はいない。会社は30歳以上の人ばかりで皆既婚者。いつも「彼女くらい作れ」と言われるが、女の子とまともに会話も出来ない俺には居心地が本当に悪い。
本社との飲み会で5歳年上の女性の隣にわざわざ座らされて、多少仲良くなったが、地獄だった。いや、その子は可愛いしとても優しいのだが、俺に余裕が無かった。
そして、たったそれだけの会話でその子のことが好きになってしまった。飲み会には必ず来るし、いつも積極的に会話してくれるのだが、本当に辛い。自分みたいなゴミと仲良くしてくれるなんて天使過ぎる。
その彼女が通勤してる本社がここのマックの目の前にある。俺は彼女が居そうな位置をずっと眺める。
「はあ」
彼女に良いとこ見せたい。仲良くなりたい。でも俺は全く逆の行動を取ってるようにも思う。いつもそうだ、俺には逃げ癖がある。分かってるけど怖いんだ。
慎重に投げてあっさりホームラン打たれて終わってしまう。そんな人生嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。
「死ねばいい」
俺なんか死ねばいい。楽になりたい。何も悩みたくない。戦いたくない。誰か助けてよ。
彼女に対する感情と、自分の行動の矛盾。何故、もっと単純になれないのか。もっと素直になれないのかという葛藤。
それが当たり前になっているから気がつかないのだろうが、東京に住んでいる人間は貧乏人が多い。
コンビニもない田舎で生まれ育って、そこから海外を転々として先日東京に引っ越してきたのだが、驚いた。
まず都市が過密すぎる。
部屋狭いくせに高すぎ。
同じ金を払っているのに受けられるサービスが悪い。
喫茶店に入っても店員の態度が悪すぎる。
態度がよそよそしすぎる。
フレンドリーさが全くない。
不味いアメリカンコーヒーを我慢して飲んでやってるのだから、愛想ぐらいよくしろよ。
キャバクラぐらいの金使わなきゃ、愛想は買えないのか。
あと、東京の人は冷たいなんて嘘だろうと思っていたが本当だった。
冷たいというか、コミュ力が低い。
なぜ、見知らぬ人に親切にできないのか。
よく、コミュ障なんて言葉をネットで聞くが、目くそが鼻くそを笑ってるようにしか見えない。
なぜそうなるかと言えば、見知らぬ人の性質を見極めるコストをかけることができないからだ。
余裕が無いからだ。
「貧乏」だから、見知らぬ人が本当に困っているのか、それともスリなのかをじっくり判断する時間がない。
「貧乏」だから、金と引き換えじゃなければ親切にしてやれない。
これこそ反論の余地のない貧乏だ。
世の中は厳しいとか、社会を甘く見るな、なんて言葉でお茶を濁しているが、それは「貧乏」だ。
お前が「貧乏」だから、収入を維持するのに長時間働かないといけないんだよ。
全て「貧乏」が悪い。
海外に行っている間に、ここまで東京人が貧乏になっているとは、思わなかった。
かつて憧れたのに、今では貧乏人の街だ。
まるで救援物資を奪い合う難民の群れのように、狭い土地や乏しい資源、少ない仕事を奪い合っている。
しかも本人たちはそれに気づいていない!
「貧乏」のせいだ。
全て「貧乏」が悪いんだ…
2008年に、「勉強を続けよう」と思い、近所にある喫茶店に朝通うようにしてみた。
その喫茶店は朝5時半から営業している。会社に行くのが7時からなので、だいたい6時30分くらいにその喫茶店に行って、30分程度勉強をしながら朝ご飯を食べるというのを続けた。
注文するのはモーニングセット、400円。これだけ。でも、平日は毎日行くから、そのお店の僕による売り上げは月1万円程度にはなる。1つの席で売り上げが1万円というのは悪くはない数字だと思う。
これを4年近く続けたのだが、体調を壊してから、その喫茶店に朝行くのをやめてしまった。
「いつもレジにいたお姉さんは今も元気でやっているだろうか」と思いつつも、中途半端に数回程度そのお店に行くのがどうも行きづらい。
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しばらく体調が悪い月日が続いたが、今年の夏頃から体調が復活したので、また勉強を続けようと思った。でも、朝に喫茶店で勉強するのは30分だけと短いと感じ、夜に喫茶店へ行くことにした。残念ながら、朝に行っていた喫茶店は夜20時には閉まるので、ゆっくりとはできない。だから、別の喫茶店を色々回って、自分に合う喫茶店を見つけた。
20時頃にその喫茶店へ行く。ホットレモンティー400円を注文する。注文するものは大抵一杯の飲み物だけ。注文したものを飲みながら、勉強する。まずは仕事の技術書を読む。Kindle版の洋書の電子書籍をiPad miniに入れているので、それを読みながら、分からない事項は日本語版の本を参照しながら読み進める。一区切りついたら、今度はPDFにしている別の技術資料を読む。Good ReaderというアプリでiPad miniで読む。これも一区切りついたら、今度はKindleの英語の小説を読む。自分の好きなSF小説を読みながら、自分の身に付いていない単語を3つだけ、新たにマーキングする。このマーキングしたものは後でweb単語帳に登録する。次はCASIOの電子辞書端末を取り出す。ここで、ふと思った言葉の英語を調べる。また、英英辞典を読みながら、自分が知らない単語をマーク登録する。あっという間に10個程度の単語がリストにあがる。疲れたので、クラシックを聞く。電子辞書端末にクラシック名曲2000フレーズというのがあるので、それを聞いてみる。自分の知っている曲であらたに名前を知ることができると嬉しい。気分転換できたら、今度は「応用物理 数学演習」という参考書を取り出す。自分が知らなかった事項をマーキングしたり、知っていたことの復習をしたりする。だいたい、1時間半から2時間程度になる。最後に、その日覚えたいと思う英語フレーズを頭にたたきながら、喫茶店を後にする。家に帰る頃には、そのフレーズは身に付いている。
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この、夜に行く喫茶店だが、満席になるのを見たことはない。時間帯がいいのか、あるいは、もともとそういう程度の客の入りなのかは知らない。満席になった時は、営業妨害になるので、すぐに出て行こうと思うが、そうでない限りは、ゆっくりと自分が満足いくまで、上記のような勉強をしようと思う。
なお、勉強に少し疲れた時、ふと、右隣や前方を見ると、同じように勉強している人の姿を見ることも、まあまあある。こういうのも、勉強を続けていくモチベーションになるかと思う。
自分に合う喫茶店を見つけるには、色々な喫茶店に行ってみればいいと思う。無理に合わない喫茶店に通うよりは、よりリラックスして何かを続けることができると思う。
はずがないのだと。
ホットケーキが出てきた。ホイップが乗っかっていた。
盛り上がっていた。
業務用ホイップに吸い付く前に、出てきたホットコーヒーを
口に寄せた。
我慢した。
口に寄せた。
うぉゑ
もちろんミルクの香りなぞ植物油脂の固まりには全く感じられぬ。
舌触りは、最悪。
麻痺していた味覚が否応なしに再開し始める。
くそまずい。業務用ホイップの美味しくなさなど◯ストやミ◯ドで
何百回と経験しているから想定内の範囲内で収まると思ってた私は
愚かだ。
これは罰なのだ。パティシエさんたちがせっかく毎朝生クリームを立てているのに
植物油脂の固まりをクリームだと言い張って食している貧乏でさもしい日本社会全体の
罰が私の身に降りてきたのだ。
客の入りは半々。吐くわけには行かぬ。咄嗟にそう判断。
私は私の味覚が全力で拒否したブツを周囲への配慮から飲み込まざるをえなかった。
すぐさま座席を立つ。理由は何でもいい。
「ごめん、ちょっと用事」
終末を告げる天使がラッパを鳴らし、正直で善良な料理人は神のご意思で天国へ導かれ、
業務用ホイップにかかわる業者も小売店も、欺かれていることに薄々気が付きながら
俺はコンピューター系の会社に勤めていて、某警察署へ納品・設置をしていた。
ある日、仕事が終わって帰ろうとしたら
「昼飯、頼んだから食べていけよ」と言われ、断りきれず食べることに。
取調室に連れて行かれ、そこで食べることになった。
と言われ(笑われ)ながら食べていた。
取調室とは言え、一般人を1人で入れておくわけには行かず
見張りと言うか立会い者が必要。
その女性と色々話しながら一緒に昼飯を食べ帰った。
一週間くらい後に
「名無しさん、ちょっと良いかな?」と警察手帳を出した男に囲まれ
「聞きたいことがあるので、ちょっとそこまで…」と喫茶店に拉致され
○○署の者だが、この前一緒に昼飯を食べたA子ちゃんどうだ?
年は逝ってるけど、悪い子じゃないぞ。
かつて私はコンピューター関係の会社に勤めていて,警察署へ納品や設置をしていた.
ある日仕事が終わり帰ろうとすると,昼食を頼んだから食べないかと誘われた.
一般人が1人で警察署内をうろつくのは好ましくないようで,いかつい刑事と一緒に取調室でいただくことになった.
途中でその刑事と女性職員が交代し,談笑も交えながら食事をした.
それから1週間ほど経った頃,帰宅しようと会社を出ると3人の男性に囲まれ半ば強制的に喫茶店へ連れられた.
署内で一緒に食事をした女性についてどう思うか,結婚を前提に付き合わないかなどと迫られた.
気の弱い私には断ることもできず付き合い始め,そのまま結婚した.