はてなキーワード: アメリカンコーヒーとは
アメリカンコーヒーを忘れてもらっちゃ困るで。
アメリカ人のジョーゼフ・フレンチが名付けたレシピ。名付けただけでこの人の発明ではない。
フランス発祥ではなく、古代ローマの頃から固くなったパンに水やミルクを浸して食べていたのが原形だとか。
ちなみにフランスでは同じようなレシピを「パン・ペルデュ」というらしい。
色の薄いコーヒー飲んでるのをお湯で割ったと勘違いしたとかなんとか。
ちなみにエスプレッソをお湯で割るとアメリカーノと呼ぶとか。これは日本だけでなくヨーロッパにもある。
「ウィーン風の」という呼び名だがウィーンではメジャーな飲み方ではないし、こういう名前では呼ばない。
同じレシピのコーヒーは「アインシュペナー」というがクリームの量はかなり多いようだ。
こういうの他にあるかな?
俺は沖縄県民だ。
多くの人は、居酒屋やそこらのお店で売っている手ごろな泡盛を、旅行気分で飲むのだろう。
でもその時、「泡盛、おいしい!」と感じる人は少ないと思う。
そのようなシーンで出てくる泡盛はだいたい新酒である。蒸留したての泡盛だ。どぎつくて癖のある風味が口に広がる、沖縄県民でも10人中9人が「まずい」というような風味だ。
だがちょっと待ってくれ。泡盛は新酒と古酒とでは全く異なる飲み物なのだ。蒸留したての泡盛が売り物として世に出回ったのは、1945年の沖縄戦ですべての古酒を失い、いちから事業を再開せねばならない酒造メーカーが当座の資金繰りのためにやった苦肉の策であって、本来の泡盛は古酒でしか飲まないものである、という説が(俺の中に)あるぐらい、新酒と古酒は違うのだ。
新酒はとにかくきつい。ウイスキーだって蒸留したての酒を2,3年は樽貯蔵してから初めて売り物にするのだから、あれをロックやストレートでおいしく飲める奴はかなり重症ではないか。水割りもまずいと思う。
ともかく、新酒を飲んで泡盛体験を終えるのはもったいないし、むしろ負の体験にしかならない。
だからそう、古酒を飲んでほしい。泡盛の古酒はうまいしコスパもいい。
ジョニ黒というウイスキーがある。12年物メインでブレンドされた酒で、アルコール40度の700mlで2,000円代で買えて、うまい。そりゃ世の中にはもっとうまい酒もあるだろが、ジョニ黒はコスパの良さに定評がある酒で、俺も好きだ。
このジョニ黒と同程度もしくはそれ以上の泡盛の銘柄がたくさんある、と俺は思っている。俺はそう感じている。俺はこれを紹介したい。
もしもあなたがウイスキーや焼酎を楽しんでいるのならば、ジョニ黒と同程度もしくはそれ以上にうまくて、かつ、2,000円代で買える泡盛を紹介したい。あなたに。沖縄で泡盛を飲むときの参考にしてもらえれば幸いだ。
県内の酒造メーカーからなる沖縄県酒造協同組合がつくっている古酒だ。琉球泡盛の一番槍みたいなやつだ。
泡盛は3年ほど貯蔵したものを古酒と呼べるのだが、飲むのならば10年以上の古酒を勧めたい。泡盛は5年から7年目にかけて急速に熟成が進むと言われており、正直3年ものの古酒を飲んでも熟成感はないしあまりおいしくもない。
だが10年以上の古酒ならば、古酒ならではの香りと味わいを楽しむことができ、おいしい。
瑞穂酒造の古酒。泡盛の古酒の香りはバニリンというバニラの香りと同じといわれている。泡盛の古酒にはソフトクリームのような甘ったるさとアルコールの香りが鼻の奥を抜けるような感覚があって、古酒を飲み込んだ途端にその感覚は消える。そうして、その感覚を追いかけるようにして、もう一度古酒を口に含む。おいしい。
瑞泉酒造の古酒。他にも10年古酒として「king」という銘柄も出しているが断然こっちがおいしい。
菊之露酒造の古酒。宮古島の酒造メーカー。同酒造の沖縄ローカルCMでは魔裟斗や国仲涼子が出ている。心地よい香りと味わい。アメリカンコーヒーのようなすっきりとした印象でおいしい。
多良川酒造の古酒。宮古島の酒造メーカー。宮古地域は硬質の水が泡盛に向いているのか立派な酒造所が多い。
泡盛の古酒は、10年物100%ならば「10年古酒」と名乗れるのだが、10年物と3年物と新酒をブレンダーがいい感じにしておいしい泡盛を作ってしまった場合にはそうはいかない。たとえそれが10年物100%の古酒を超える酒質だとしても「10年古酒」とは名乗れず、精々「熟成古酒」としか名乗れない。久遠は10年物メインのブレンド酒であり、長期熟成古酒と銘打っている。香ばしくてとろみがあって、個人的に一番おいしい。
もちろん、もっとうまい泡盛の銘柄もあるのだろうが、海の邦、古都首里、おもろ、南海王国、久遠は2,000円代で買える。
ただし、それは沖縄県内での話だ。内地では輸送料とか酒税軽減措置が適用されないとかの事情もあってもっと高くなる。酒税軽減はせいぜい100円程度の影響しかないはずなので、主には輸送料が要因だ。
沖縄県内でも、業務スーパーやビッグワン(沖縄ローカルのディスカウントショップ)や酒のスマイルorアルテック(ともに沖縄ローカル酒屋)でなければ2,000円代で買うのは難しいだろう。これら以外の店舗ではもうちょっと高い値段がついている。
でも心配はいらない。業務スーパーもビッグワンも県内の至る所にある。
だから、もしもあなたに沖縄を訪れる機会があって、泡盛でも買ってホテルで飲もうぜとか、泡盛頼んでみようぜみたいなことがあれば、ぜひとも10年古酒を手に入れてほしい。そうすれば、沖縄の夜をもっとみんなが楽しく過ごせるはずだ。
久遠と同じく多良川酒造の古酒。2,000円未満で買える。リーズナブルでおいしい。特選古酒と銘打った、底が太ったボトル。ノーマルのビール瓶型のボトルでない。
南海王国と同じく菊之露酒造の古酒。1,200円とかで買える。ジョニ黒には負けるがコスパ最強の泡盛。8年古酒をメインにブレンドしたらしい。
忠孝酒造、瑞穂酒造がつくる泡盛。1.8ℓで1,000円強で買える。ソーダ割りにするとおいしい。泡盛新酒の他の銘柄のソーダ割りは、泡盛の癖を炭酸が強めるだけだが、忠孝と瑞穂は甘い香りがはじけて(俺の中では)おいしい。
”!?”
たくさんのブクマをいただきまして、「泡盛」という言葉が多くのみなさまの目についたことをうれしく思います。
それと同時に、先だって紹介させていただいた泡盛を飲みながら投稿した増田ですので、ブクマの多さにおののきながら読み返してみると、違う違うそうじゃない、と反省すべき箇所がいくつかあります。少し補足させてください。
1つめ、泡盛の新酒について、「沖縄県民でも10人中9人が『まずい』というような風味だ」「負の体験にしかならない」、なんて明らかに言いすぎだ。これはいけない。10人中7人だ。3割の人間だけが、あの世界に行けるのだ。顔に痣が浮かぶような奴らだ。たぶん早死にする。俺があと一歩のところで届かなかった、至高の領域だ。
2つめ、泡盛は10年以上の古酒をすすめる、としたが、もう少し正確に言うと、10年古酒で十分だ。どういうことかというと、泡盛の熟成は5年を超えたあたりから加速度的に進むが10年目あたりで落ち着くと言われている。泡盛の熟成が酸化なり何なりの化学変化であるとすれば、それが永遠に続くことなんてありえない。仕次ぎうんぬんの話もあるが、ともかく10年経てば十分泡盛は熟成している。それ以上の年数の泡盛は味よりもその稀少性なりストーリーなりを楽しむものであり、神々の遊び的なものだろう、と俺は踏んでいる。神ならぬ我が身としては、10年程度の市販の古酒を楽しみながら、甕貯蔵の我が家専用泡盛を仕次ぎし育てて数十年楽しんでいく、というのがいいんだろう、と思っている。
3つめ、古都首里の10年古酒のアルコール40度は、ラベルに沖縄限定って書いてました。通販で本土のみなさまでも買えるかもしれないけど、、、すみません。古都首里はバニラの香りが強く、たぶんバニラエッセンスが入っている(入ってない)と思います。おいしいので、地元の方はぜひお試しください。
そして、本土の方も沖縄を訪れた際には、ストレートでもロックでも炭酸でもシークヮーサーでもアセロラでもコーヒーでも牛乳でも何でも、泡盛をおいしく楽しくしてください。
あわがもりもりきんにくもりもりあわもりもり~
ここでいう『釣り』は魚釣りではなくて、ネットの釣りのことな。地引き網のネットじゃないぞ。インターネットのネットな。
インターネットでは毎日のように釣りが行われている。物事を誇張したり、根も葉もないことを書いたり、反感を買うようなことを書いたり。
俺は釣り師にはなれない。なぜなら、良心の呵責が邪魔するからだ。「こんなこと書いちゃマズイだろう」「誰かを傷つけるかも」と思うわけだ。
さらに言えば、俺は自己保身能力が高すぎる。「こんなこと書いたらぺったんこになるまで叩かれそうだ」などと思うのだ。
だから釣り師にはなれない。正直、なりたいと思ったことがない。
一方で、釣り師は頭が良いとも思う。いや、褒めてるんじゃないよ。
でもとにかく頭が良い。コンピュータ的だ。読み手がどんな反応をするか分かっており、なおかつ彼らは「叩かれるのが怖い」という人間的な感情がやや薄めなのだ。ファーストフード店の水増しコーラか、アメリカンコーヒーほどには薄めだと思う。
コンピュータ的な人は時にとんでもない事態(例えば、コテンパンに叩かれたり信頼を失ったり)を引き起こすが、かなり得なこともあるだろう。褒めてるんじゃないよ。
俺の無い物ねだりかもしれないが、彼らは自己保身の感情が薄いことによって色々なことに挑戦でき、可能性を探れるのだ。チャレンジャーだ。バイクでジャ〜ンプくらいのチャレンジャーだ。
褒めてるんじゃな…
ちょっとは褒めてるのかもしれん。
しかし釣りは釣りでもあからさまな誹謗中傷に関しては、チャレンジャーとは言えないだろう。それはバイクでジャンプというよりも、どちらかというと暴走族的。
それが当たり前になっているから気がつかないのだろうが、東京に住んでいる人間は貧乏人が多い。
コンビニもない田舎で生まれ育って、そこから海外を転々として先日東京に引っ越してきたのだが、驚いた。
まず都市が過密すぎる。
部屋狭いくせに高すぎ。
同じ金を払っているのに受けられるサービスが悪い。
喫茶店に入っても店員の態度が悪すぎる。
態度がよそよそしすぎる。
フレンドリーさが全くない。
不味いアメリカンコーヒーを我慢して飲んでやってるのだから、愛想ぐらいよくしろよ。
キャバクラぐらいの金使わなきゃ、愛想は買えないのか。
あと、東京の人は冷たいなんて嘘だろうと思っていたが本当だった。
冷たいというか、コミュ力が低い。
なぜ、見知らぬ人に親切にできないのか。
よく、コミュ障なんて言葉をネットで聞くが、目くそが鼻くそを笑ってるようにしか見えない。
なぜそうなるかと言えば、見知らぬ人の性質を見極めるコストをかけることができないからだ。
余裕が無いからだ。
「貧乏」だから、見知らぬ人が本当に困っているのか、それともスリなのかをじっくり判断する時間がない。
「貧乏」だから、金と引き換えじゃなければ親切にしてやれない。
これこそ反論の余地のない貧乏だ。
世の中は厳しいとか、社会を甘く見るな、なんて言葉でお茶を濁しているが、それは「貧乏」だ。
お前が「貧乏」だから、収入を維持するのに長時間働かないといけないんだよ。
全て「貧乏」が悪い。
海外に行っている間に、ここまで東京人が貧乏になっているとは、思わなかった。
かつて憧れたのに、今では貧乏人の街だ。
まるで救援物資を奪い合う難民の群れのように、狭い土地や乏しい資源、少ない仕事を奪い合っている。
しかも本人たちはそれに気づいていない!
「貧乏」のせいだ。
全て「貧乏」が悪いんだ…