http://anond.hatelabo.jp/20131202220016
俺は今日も有給を取った。会社に迷惑をかけて、逆に出社し辛い。
1階からカーチャンの声が聞こえてきた。朝食は毎日6時半に取っている。俺が8時から仕事なので早いのだ。本当に助かっている。
朝食を済ませると、私服に着替え、コンタクトレンズをつけ、歯を磨き、顔を洗う。もちろん、髭も剃る。工場勤務なので毎日私服で出社である。と言っても、TPOくらいは弁えた格好だし、髪も染めてない。原付を走らせて15分の所にあるベアリングメーカーの子会社だ。
でも、今日は反対方向に走る。そのまま行き先も考えず、真っ直ぐ。真っ直ぐ。途中に通っていた工業高校を通り過ぎる。俺の暗黒時代が蘇るので、この話はよそう。
この時間はどこの喫茶店も、スーパーも開いてない。コンビニか、マックくらいだ。で、いつもの流れとしてはマックでコーヒーを飲んで暇を潰す。
ぼけーっとLINEで遠くの友人とトークする。友人は大阪にいる、会ったこともない男女達。ネットの掲示板で知り合い、ボーカロイドやニコ動が好きということで仲良くしてきた。
「ええなあ」
こんな大したことない会話でも、喜びは大きい。リアルではここまで親しい人はいない。会社は30歳以上の人ばかりで皆既婚者。いつも「彼女くらい作れ」と言われるが、女の子とまともに会話も出来ない俺には居心地が本当に悪い。
本社との飲み会で5歳年上の女性の隣にわざわざ座らされて、多少仲良くなったが、地獄だった。いや、その子は可愛いしとても優しいのだが、俺に余裕が無かった。
そして、たったそれだけの会話でその子のことが好きになってしまった。飲み会には必ず来るし、いつも積極的に会話してくれるのだが、本当に辛い。自分みたいなゴミと仲良くしてくれるなんて天使過ぎる。
その彼女が通勤してる本社がここのマックの目の前にある。俺は彼女が居そうな位置をずっと眺める。
「はあ」
彼女に良いとこ見せたい。仲良くなりたい。でも俺は全く逆の行動を取ってるようにも思う。いつもそうだ、俺には逃げ癖がある。分かってるけど怖いんだ。
慎重に投げてあっさりホームラン打たれて終わってしまう。そんな人生嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。
「死ねばいい」
俺なんか死ねばいい。楽になりたい。何も悩みたくない。戦いたくない。誰か助けてよ。
彼女に対する感情と、自分の行動の矛盾。何故、もっと単純になれないのか。もっと素直になれないのかという葛藤。
「死ねばいい」という気持ちにまるで勝てなくなっている。 自分はカスみたいなアマチュアで、だからこそ、何をどう書いてみたっていいはずなのに、 「死ねばいいじゃん」という結...
http://anond.hatelabo.jp/20131202220016 仕事に行きたくない。 俺は今日も有給を取った。会社に迷惑をかけて、逆に出社し辛い。 「太郎、朝ご飯出来てるよ」 1階からカーチャンの声...
死ねばいいっていう小説書けよ。 増田に載せろ。読むから。