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はてなキーワード: 女性労働とは

2024-02-04

anond:20240204120753

女性社会進出ってのもあくまで「安くて簡単に調整可能労働力として女性を使う」という方針ありきで

女性に「男性並み」の待遇を与える気はなかったけど

そこで働きだした女性たちが、男性に「養われ」ながら家事育児介護をするより賃金労働する方がずっと楽で楽しいという事に気付いた

企業側も女性労働力が安くて有用で、無能男性を高く雇うよりずっとコスパが良い事に気付いた

となると現場では「女性若いうちだけ使い捨て雑用係兼嫁候補にするのではなく、しっかり仕事を教えて戦力になって貰った方がいい」と考える企業も増える

そこで評価され仕事継続を期待された女性たちが増えると、この仕事を辞めて結婚して家事育児介護奴隷になるくらいなら結婚しない方がマシと考える女性も増える

かくして少子化非婚化が進んだ、と

2023-12-11

少子化問題について賢者歴史に学び、愚者経験に学ぶ

少子化問題解決策は、ぶっちゃけ少子化トレンドが終わるのを待つしかない、一択である

日本には歴史上3回の人口減少期があったとされ、気象変動による作物不良で人口が減った縄文時代鎌倉時代江戸時代後期の3回である

気候変動問題は今も大きく影響してるので似ている

江戸時代後期は比較資料が残っていることから分析が進んでいるが、作物不良を児童労働女性労働により補おうとした結果、少子化が進んだらしい

→今の日本の状況とそっくりである

また、江戸の街は男性が過剰に集中したことから、未婚率が高くなり、少子化が進んでいたようである

→今は東京女性の集中という当時と逆転現象であるが、未婚率の高まり少子化進行でそっくりである

幕府少子化傾向を憂いていたようで、いろいろ賛辞奨励策を打ったようだがあまり効果はなかったようだ

→今もそっくり

少子化を破ったのは開国から文明開花、技術革新による生産力向上である

→今で言うとAI

これらを鑑みると、もう少子化対策、特に出産奨励に金をかけるのは馬鹿馬鹿しい、少子化を克服するのは期を待つしかない、そしてそれはひょっとすると近いのではないかという結論になるんだよな

歴史人口学とかをもう少し政府は参考にした方がいい気がする

2000年代前半の政府資料だと参考にしていた節があったが最近はどうも忘れ去られてしまっているようだ

2023-11-23

anond:20231123175617

正直今はどこの国も自国民女性国際結婚で出ていってくれないかなぁとほんのり思ってる感じだから別に日本ダメな国になったからではない

ドイツ女性労働力余ってるし、結婚市場も女過多らしく国籍目当てのトルコ男性結婚するケースが相当多いとか

2023-11-12

anond:20231005072735

簡単なことです 女性労働者は

 

肉体労働

自動車運転

転勤

の3つを極端に嫌うので

その3つがない職種に応募が極端に偏るのです

要するに女性自身女性雇用に極端な賃下げ圧力を加えている事になるのです

anond:20231005072735

国や企業が女の特質には金を払わないから、に尽きると思っている

男に多い営業職や運送業などは、男性の多くに備わっている特質である体力腕力に対して高い給与を与え、優遇している。

それに対して女に多い事務職マルチタスクを要し、些細なミスも許されず高度な判断能力要求されるにも関わらず給料が低いのもそうだけど

それ以外にも女に多く備わっている性質は当たり前のものとされ、インセンティブが与えられない事が多い。

例えば医師看護師介護士保育士エステティシャンなど、人の身体に直接触れる仕事性的安全性観点から女性が求められる事が多い

男性客は女性身体を見られてもさして気にしないが女性客は男性に見られるのを嫌がるという点で

明らかに女性労働者にアドバンテージがあるにも関わらず、その特質によって特に賃金が上がる事はない

また、性犯罪に限らず全体的に女の方が男よりも犯罪比率は低く、会社従業員犯罪によって被害を被る率も低い

https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/68/nfm/n68_2_4_7_1_0.html

会社は女を雇う事でリスクを減らしメリット享受しているが、それに対して女の給料に加算する事はしない

まり給与体系そのものが元々男に有利に出来ていて、その中で女が戦おうとしても限界があるってこと。

2023-11-10

荒唐無稽だ」と批判されるかもしれないが聞いてほしい

1990年代初頭に起きたバブル経済崩壊とは一体何だったのかを、ずっと考えてきた。

ようやく到達した結論として、あれは「女性社会進出潰し」だったのではないかと思っている。

戦後日本の歴史は、一貫して女性権利を獲得していく歴史でもあった。

1946年に公布された日本国憲法女性人権が明記され、女性国会議員が初めて誕生した。

60年代学生運動、70年代ウーマンリブ、80年代男女雇用機会均等法成立と、ここまでは順調に女性権利獲得は進んできた。

しかし1990年代になるとこの流れは一気に減速してしまう。

1984年の男女雇用機会均等法成立によって女性労働者(もっと言えば総合職女性)が増えていく流れになるはずが、バブル崩壊後の平成大不況によってこの層の女性たちが深刻な就職難に襲われてしまったのだ。

学生運動ウーマンリブ運動団塊の世代女性たちが担ってきたものであるが、その土台の上に、次の世代となる団塊ジュニア世代女性たちが社会を動かす指導者的な地位を目指す流れは完全に破綻した。

平成大不況が落ち着いた2003~2004年にかけて当時の小泉政権は「女性管理職の増加」を政策の一つとして掲げたが、その時点で各企業役所には幹部候補となりえる団塊ジュニア世代女性が全くいない状況になっていたのだ。

結果論かもしれないが、バブル崩壊平成大不況によって女性社会進出の流れは完全に断ち切られ破綻したのではないか

その後の第二次安倍政権の2020年までに女性管理職30パーセントを目指す2030問題も結局実現しなかった。

バブル崩壊によって当時の男性側も深刻なダメージを受けたが、女性社会進出を阻止するための自爆攻撃みたいなものだったと理解している。

2023-09-05

anond:20230905091641

全ての権利闘争と獲得の歴史ってのはあるな

 

ローマ奴隷しかインド市民権しか男子参政権市民権兵役で貢献したから与えられたものだし

兵役で貢献できなかった女子産業革命労働者土地と分離して都市女性労働者が発生するまで待たねばならなかった

 

まあ今の時代に生きる我々は直接は関係ないが

2023-09-04

どうして雲の上の話だと思うんだろう

これ、どうして労働者の男女比の話が発達障害者から見て雲の上の話だと思うんだろうか

こういう発想が、まさに男性特権自覚してない証拠だと思う

雲の上の話だと本気で思っているのなら自分飛行機に乗っている事に気付いていない

女性発達障害者にとっては、労働者の男女比ってまさに障害と切り離せない問題なんだけど?

女性の方が男性よりもおしなべて体力がなく、就ける仕事コミュニケーション能力容姿の良さが求められる事が多い

直接そういうものを求められる仕事でなかったとしても女性労働者には当たり前のように化粧をする事が決まっており、男性よりも高い身嗜みや清潔感を求められる

発達障害女性にはこういうのが出来ない事が多いんだよ

発達障害特性ってやつが就労の場において男性よりも女性に不利に作用する場面は多いんだ

借金玉って発達障害関連では共感できる事も割と書いてるんだけど(この前後に呟いているクローズド就労アウティング話題とか)

ひとたび『女』が絡むと途端におかしくなるのは一体どうしてなんだろう

まあこの人に限らず発達障害インフルエンサー全般に言える話ではある。


https://twitter.com/syakkin_dama/status/1698185530410963400

借金

@syakkin_dama

労働者の男女比とかそういうので言い争ってる人たち見てると、「障害オープンにして就労したら平均月給12万」、「クローズにして働くには健常者の中でサバイブしていくスペック必須。これでやっと人並みの暮らし」って発達障害者から見ると、シリアスに雲の上の話だな…。

2023-08-31

anond:20230831095138

すまん。確かに君の言う通りだ。

妊産婦以外に準用されるのは、重量物取扱いと有毒物ガス・粉じんを発散する場所業務だけだ(女性労働基準規則第三条)。

土下座謝罪する。

2023-08-30

少子化の原因はお見合いというより職場結婚の衰退が大きいのでは

よく少子化・未婚化の原因としてお見合い結婚が減った事が言われるけれど

そもそも本当に、昔ってそんなにお見合いって盛んだったの?

一般お見合いって聞くと高価な着物を着て料亭仲人に連れられて顔合わせをして…みたいなのを想像するけれど

普通に考えて、田舎農村だったり下町工場だったりの庶民がそういう「お見合い」を当たり前のようにしていたとは考えがたいんだけど。

おそらくだけど、お見合いって言ってもその実態は、今でいう「友達の紹介」とかそういう奴で

大抵はそんなに本格的なものではなかったと思うんだよねー

普通に考えたらそうじゃない?

そして高度成長期には職場結婚が盛んだったと言われていて、その実態若い男女を集めたお見合いのようなものだったともよく言われるところ

さらに昔の農村の近場で済ませる婚姻職場結婚のようなものとも言えるだろうし

日本社会における「仕事」のウェイトからして、職場って生活の大半を過ごす場所なので

そこで接する機会の多い相手恋愛結婚するっていうのは相手をよく知るという意味合理的だと思うんだよ

私は昨今の少子化・未婚化って職場結婚の衰退によるところが大きいとと思っている。要は女性非正規化。

昔の女性労働者はお茶汲みOLだの何だの言われても、同じ職場の「正社員」ではあったんだよね

それが今は非正規比率が著しく高まり、仮に専門的な仕事をしていようとも契約社員派遣社員という使い捨て部品に成り下がっている

こんな状況では同じ職場男性から対等な仲間として見て貰う事は出来なくて、職場恋愛なんて程遠い話になる

2023-08-21

anond:20230821232157

関係ないですね。

労働基準法女性労働基準規則によって、重量物運搬業務に男女差があるのだから

特大ブーメラン増田さんへ

まず、読んでもらうために煽りタイトルしたことを謝っておきます。その上で、データ恣意的解釈してジェンダー対立を煽るのはやめませんか?

中核業務賃金格差理由性別職域分離の問題存在しないことを説明するのは無理筋

正社員や高スキル業種を選択する比率の差によって男女の賃金格差がある』ことと『中核的業種で男女の賃金格差存在する』ことは普通に両立するし、普通にどちらも賃金格差の要因と言われてますよね。前者は性別職域分離と言われていて、先進国における男女賃金格差の要因として問題視されているし検索すると普通に以下のような論文が出てきます

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/36/1/36_65/_pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ksr/11/0/11_KJ00008138062/_article/-char/ja/

性別職域分離による賃金格差自体女性スキルに対する不当評価女性が得意なケアスキルもっと高く評価すべき)という論はあり得るにしても、直接的に関係のない中核的業務賃金格差を持ち出して性別職域分離の問題のものが吹っ飛ぶという主張はかなり無理筋なんじゃないですかね。

女性は短時間労働から賃金格差がある=正社員で働けばいいだけ

女性事務職など低賃金労働に就きたがるから賃金格差がある=高スキル職業に就けばいいだけ

あとこのすり替えめちゃくちゃ不誠実だと思います。職域分離の問題があることを指摘すると、なぜ『職域分離"だけ"が全ての原因である』と主張していることになるんでしょうか。意味がわかりません。

社内教育の男女格差賃金格差の主要因という主張は疑問

まず、中核的業務における賃金格差の要因TOP3は役職、勤続年数、労働時間(下記P9参照)なんですよね。

https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000970984.pdf

元増田の主張はその違いが男女間の社内教育格差によって生まれているってことですよね。確かに以下の調査結果を参照すると男女間で教育格差はあり男性社員に多く教育の機会を与えている企業が16.2%存在します。一方で『男女同様』、『女性の方が多い』、『実施していない』と回答した企業が合計75%で圧倒的多数派なので教育格差賃金格差の主要因という推論はかなり乱暴だと思います

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000057do-img/2r985200000059h4.pdf

ここからは私の推測ですが、中核的業務賃金格差日本の育休制度が"優れている"が故の影響は大きいと思っています日本女性育休取得率は85%と高水準であり、取得期間も6ヶ月以上が95%、ボリュームゾーン10ヶ月~(31.1%)、12ヶ月~(27.6%)と長期の育児休業を取得することがスタンダードになっています一般的には育児休業を取得すればそれだけ昇給・昇格が遅れるため、子供を二人、三人と産むことで同期入社に比べて2年、3年分の給与格差が発生することは想像に難くありません。なお念のため断っておきますが、これ"だけ"とは言っていません。女性男性に比べてキャリア継続しづらい理由は様々あると思いますが、中でも育児休業は取得する人も多く影響が大きいのではないかと考えています

https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000851662.pdf

この問題解決するためには『米国のように産休復帰直後から子供を預けて働く』や『育児休業取得中も昇給・昇格出来る人事制度とする』等があると思いますが、昨今の少子化考慮すると前者はあまりにもハードルが高いですし、後者公平性観点から理解を得るのはかなり難しいと思っています

弱者男性論に関して

これもよくある反論で「弱者男性だっているんだ」「俺たちを無視するな」といった具合だ

同時にできるのならそれに越したことはないが、社会的弱者及び賃金格差の現状からするとまず救うべきは女性だろう

これは一面的かつ拙速結論で、『男女のどちらを救うか』よりも差し迫った問題として『女性を救ったコストをどこに転嫁するのか』という問題があります元増田が主張するように男女間では賃金格差がありその差を埋めることは必要なことではありますが、そのコスト税金社会保険、あるいは職場内の業務負荷として社会全体で担っています女性当人パートナー利益享受できる既婚男性負担したコスト以上のメリットがありますが、受益者ではない弱者男性から不満が出るのはある意味で当然だと思います。ましてや結婚を望んでも出来ない人たちに対して、『お前らの不満は高望なのだから黙って増税を受け入れて育休取得者と同じ給与で働け』といっても納得はできないのではないでしょうか。

また「一人で生活できない、生きていけないことが弱者だと思う」と前提をおいて男性賃金等で恵まれているのだから弱者ではないと言いたいようですが、男性自殺率が高いことと整合が取れていないように思えます。彼らの多くが『結婚高望み』して叶わなかったがゆえに自死を選んだのであればその理屈も成り立つのかもしれませんが、普通に考えれば彼らには文字通り生きていない事情があり、救われるべきなのに取りこぼされてしまった人達なのではないかと考えます

ジェンダー対立煽りはもうやめませんか

ネット上の議論では得てして対立煽りになりがちですが、実際にはどちらが重要なのかではなくどのように落とし所を見つけて全体を最適化するかだと思います。例えば高スキル人材になれなかった弱者男性に対して女性の多いケアワークへの道を示すことはケアワークの人材不足解消や労働環境の解消など女性労働者のメリットにも繋がりますし、また男性が多く参画することで不当評価が見直される可能性もあると思います。また結婚を『高望み』と切り捨てて弱者男性コスト負担を強いるのではなく、出産育児介護などのキャリアを中断せざるを得ない事情社会運営必須社会全体として負担していくべきことであることについて理解を広げ、ある程度納得してコスト負担できる、また望めば受益者側に回りやすくなれるような制度設計を目指すといったように、対立を煽る議論ではなく落とし所を探っていくのが”大人”のやるべきことではないでしょうか。

おわりに

ネットにおける…と前置きしたのは何年も前からすでにデータ研究で結果が出ているものに対しても特に調べず、思い込みや、データ自分の都合の良いように解釈して議論遊びをしていることを揶揄しています

大学教員の友人、知人と何度か似た話題で話したことがあるのですが、残念ながら先行研究データ調査してある程度適切に解釈するには修士論文程度は書いていないと難しいと思います(もちろん、個人資質にもよります)。日本修士進学率は22歳人口比で5.5%程度なので若い世代でも20人に一人、人口100万人に対する修士号所持者は588人らしいので皆がデータを調べてそれなりに解釈して議論をするのは難しいでしょうね。

anond:20230820151951

2023-08-09

未婚化は労働者経済的レベルが下がったか

少子化対策が語られる際に、20代半ばで結婚して子供を2、3人産むなんて無理ゲーみたいに言われるけれど。

でもさあ、それって本当にそんなに難しい?結婚相手を見つけるのにそんなに時間かかるか?

実際自分の両親も40年以上前に、新卒一年目で出会ってその年度のうちに結婚して三年目で第一子を生んでるし

誰かと出会って結婚を決めるまでには一年もあれば十分でしょう。

あと実際には30代からでも結婚出産はそんなに遅くはないと思うし、そう考えると時間的余裕は10年以上になり、十分にあるんだよ。

ただしそれって結婚相手たり得る人間が周りに十分に存在するという前提の話。

周りがみんな偏差値50以上ならばその中から好みの相手を探せるけれど、偏差値50が100人に一人しかいないような境遇ではそれは難しいよね。

私は婚姻率が低下したのって労働者非正規化・低賃金化が進んで経済的レベルが下がった事、結婚相手として最低限の基準を満たせる人間の数そのものが減った事にあると思う

職場プライベート出会う異性の殆ど基準値を超えていれば、本来わざわざ結婚相談所やマッチングアプリで探す必要はないんだよね

でも実際はそうじゃなくて、現代の多くの女性労働者にとって、

職場出会う異性は安定高収入ゆえにとっくに結婚した家庭持ちか低収入過ぎて結婚相手に成り得ない独身かのどっちかしかいなかったりする

これって結局企業(や、公務員場合官公庁だったり市町村だったりするが)に従業員福祉を委ねる「日本型社会主義」が実のところ社会主義でも何でもなく

国が個人福祉雇用先に丸投げする剥き出しの資本主義しかなかったか

雇用不安定人生設計不安定に直結するって事だと思う。

そんな現状を改善するには「かつての日本社会主義だった」という誤った観念を見直す事がまず第一必要だと思うんだけど、見込みは薄い。

2023-05-12

残念ながらそもそも演劇男性客のことなど考えていない

anond:20230508222214

そもそもリアルタイム系のイベント女性消費者の方がはるかに多くて、最もわかりやすものだと映画館女性客の方が多い。

これは根本的に男性は8:00~18:00は労働に縛られていて、リアルタイムの娯楽を楽しむことが許されていないから。

対して女性は平日の昼間でも娯楽を楽しむことが許されている人が多い。

これは別に女性が働いていないとか言う事ではなく、女性仕事パートタイムであったり、専業主婦であったりで時間の融通が利くことが多いから。

1日くらいなら家事を翌日にずらしたりすることがしやすい。要するに女性フレックスタイム仕事をしてることが多いわけ。


特に日本では1990年代以降この傾向がすごく強くなって、映画TVドラマ観劇音楽系のライブイベントなどの娯楽は女性消費者主導になってる。

なので、男性にある程度人気のある娯楽は平日でも夜間にスケジュールを組むことができる/やってる娯楽に限られる。

映画は18時以降でもスケジュールを組めるし、スポーツナイター観戦がある。

こういうスケジュールを組むことでなんとか男性客を引き留めてる。


対して演劇スケジュールを見てみろ。

例えば宝塚はこんなスケジュールになってる

-----------------------------------------------

『Lilac(ライラック)の夢路』 1時間35分

‐幕間‐ 35分

ジュエル・ド・パリ!!』 55分


※尚、終演予定時間は下記のとおりです。

11時公演 14時5分

13時公演 16時5分

15時30分公演 18時35分   

-----------------------------------------------

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20230418_005.html


まぁ元々女性向けの演劇からわかるが、こんなスケジュールで男がどうやって見るんだ?


歌舞伎もそう。

11時か16時のどちらかしかない。

https://www.kabuki-bito.jp/uploads/images/kouen/815/2305_kabukiza_hh_00dd00d4e0694719180849c4ae7cd317.jpg


もちろん土日には見れるけど、どうしても客数が限定されてしまう。

しかし男の多そうななんばグランド花月漫才)のスケジュールは19時スタートの部がある。つまりこれは平日仕事終わりの男の客も捕まえようとしてるのが見て取れる。

https://ngk.yoshimoto.co.jp/schedule/


男向けの演劇少女☆歌劇 レヴュースタァライトはなんと平日の19時スタートの回がたくさんあるのだ。

https://revuestarlight.com/musical/seiran_bg/


ここから見て取れるのはつまりそもそも主要な演劇男性客そのものターゲットに入れてない。

なので公演内容も女性に偏ったものになっていく。

例えばイケメンをずらりとそろえる。女性向けのロマンスを強く打ち出す。

といった感じで。

そこには男性が好むような題材はどこにもない。

男が好むようなアクションバイオレンスは取り入れられない。

男性が好むような女優をメインに打ち出して男性客を取り込むようなこともない。

女性俳優メインなら女性が好む題材になる。

それによってますます男は遠ざかる。これが演劇男性客が少ない理由だね。


レヴュースタァライトみたいに男性ターゲットに据えてる演劇はようやく出始めて、それは上で言ったスケジュールを見てもわかるようになんとか男を取り込もうとしてるのがわかる。


話の流れとはあまり関係ないけど、個人的には男性向けの演劇を増やすことで労働者(役者)の側に女性を増やすことができると考えてる。

これはようするにおたくカルチャーがやってることで消費者男性が増えると女性労働者が金を稼げるようになるんだよね。

レヴュースタァライトはもろにそうで、オタク向けカルチャーから発展したこと女の子がメインの演劇が増えた。

2023-03-26

anond:20230325171105

教員になれるのは女性に限る案、良いかも。

子どもの世話は女性が向いてるし、男性有害な性欲で暴走するけど女性はその心配がない。

コミュニケーション能力女性の方が優れている一方で、理数系をはじめとする各教科の学力は男女で差がないので、問題はないばかりか女性教員の方が児童の心への寄り添いも教科指導もできて望ましい。

また、昨今のインクルーシブ教育では医療ケア児も一般学級で受け入れるようになってきているけど、女性先生なら十分なケアができそう。

医療従事者の中ですら、男医と比べて女医さんの患者救命率が高いらしいし。

教員がどんどん人手不足になってきてるから女性であれば特例で教員資格付与する仕組みに変えて、専業主婦パートだったけどこの機会に現場バリバリ働きたい優れた女性労働力を積極的活用したい。

ランキングも上がるし、性犯罪もなくなって児童の親御さんたちも安心できるし、良いことしかない。

2023-03-20

ネット生活保護師という国家資格をつくれば捗ると聞いたけどな

それも捗るかもしれんけど専業主婦師も資格化して欲しいわ

んでもって専業主婦師を持った人はPHDや医師免許と同様に北米移民時に免除規定働かして欲しい

散々女性労働で叩かれた日本政府がここへ来て攻めの姿勢

2023-02-20

anond:20230220125453

年代別の給料も拾ってきたぞ。階級が違うからそのまま比較にならんが。

年齢男性労働時間(分)女性労働時間(分)割合
15~24291305104.8%
25~34歳37829678.3%
35~44歳43529467.6%
45~54歳41128168.4%
55~64歳37227172.8%
65~74歳26022185.0%
75歳以上23219784.9%


男性給与女性給与割合
全年齢337.6247.573.3%
~19歳180.6172.695.6%
20~24歳212.6206.597.1%
25~29247.9229.692.6%
30~34289.4243.484.1%
35~39325.2253.678.0%
40~44358.7264.173.6%
45~49394.9268.768.0%
50~54426270.663.5%
55~59419.5266.563.5%
60~64300.6222.674.1%
65~69258.8208.780.6%
70~253.4215.885.2%


しろ40歳までの女は労働時間が圧倒的に短い割には給料が高くて優遇されてるという不都合な真実が浮かび上がってきてしまったわけだが

2023-02-16

anond:20230215171319

とても丁寧に女性労働者の視点自動車製造工程現実説明してくれたことについて先ず増田女史の労をねぎらいたい。文章も分りやすく明快で、知的女性がこれを書いているという印象を持った。

しかし一部のブコメに不満がある。

発想が近視眼的になっている。標準男性の体格体力でないと不利なラインはいかに花形扱いしようが給与をあげようが働き手の絶対数が足りない未来では人手不足になる。ヤマトダンボールサイズと重量規格を見直し

「近視眼的」などという批判彼女に向けるのは間違っているのではないか彼女文章は現状の報告である。先ずそこを受け入れるべきであろう。そのうえで将来的展望改善策、それに向けての具体的な案、計画、そういうものを語るべきだろう。ブコメ文字数でそのようなことが記述できるとは思えないが、いきなり批判言葉を投げつけるのは不躾であるしか思えない。そして彼女文章は現状を嘆く愚痴のようなものではなく、丁寧な現状報告であり、その現実がどこからきているのかを分析してもいて

ハッキリと言ってしまえば自動車製造業というノウハウ自体男性が中心となって蓄積してきた仕事のため、自動車製造女性ができるようにはなっていない

と明確に記述している。現状の報告と原因の分析もなされている。そして

一緒に現場へ立って女でも老人でも自動車を作れる方法を考えよう

とも書いている。具体的に皆で考えようと提案してくれているのだ。そのような内容であるにも関わらず「近視眼的」という批判はあまりにも増田女史に対する評価として厳しすぎると言わざるを得ない。

まだある。

"自動車製造業に来て現実を知り、一緒に現場へ立って女でも老人でも自動車を作れる方法を考えよう。"ここだけ主張すれば十分。

その結論に至るまでに現状の報告があるのではないか。このような軽薄で冷笑的な態度は何も建設的なアクションを産まないことを知るべきだ。自分のほうが賢明であることを気取っているようだが、貴様増田女史と同じレベル文章が書けるか考えてみるべきだ。

もうひとつ

女性が増えれば女性が働くにはどうすればいいか現場改革も進むのでは。国会議事堂バリアフリー車椅子議員当選して初めて急激に進んだ。当事者現場にいて困ることから始まる 

本文を読んだのだろうか。増田女史は

自動車製造業に来て現実を知り、一緒に現場へ立って女でも老人でも自動車を作れる方法を考えよう。

まずは副ラインを女だらけにしよう!

と書いている。これは先ず副ラインから女性の数を増やし、やがて主ラインでも女性が働けるような環境に持っていこう!という高らかな宣言ではないか。すでに本文で宣言されていることを再提案するブコメ意味は何なのだ

そしてブコメでは「女性が増えれば」と書かれているが、増田女史は「女でも老人でも」と書いている。フェミニズム本来目標女性解放だけではなく、全ての人々が公平で平等世界を作ることのはずだ。本来フェミニズム目的理解しているのはブクマカではなく増田女史の方であることは明らかだ。

まだあるぞ。

一体何と戦ってるんだ。自動車工場がどうだろうと、体力は関係ない高給取りの管理職女性割合が少ないことには変わりあるまい。

増田女史の文章を読んで何と戦っているのか読み取れないのか?文盲か?彼女が今の職場で戦っていることが理解できないのか?

「高給取りの管理職女性割合が少ないこと」も改善していかなければならない課題だが、工場で働く女性労働者の問題提示されその改善を訴えることは無駄なことか?すべての改善必要な場で改革が行われなければならないのではないか?「自動車工場がどうだろうと」といった特定労働者を置き去りにしてもいいという考え方には職業差別自身の中に内包されていることに気付くべきだ。

腐すばかりでは能がないので、良いブコメも取り上げておこう。

高身長の人だけが働く場所ならドアも作業台も高いだろうし、逆なら全部低いだろうし、そんな風に全部が男性基準で出来上がっちゃってるんだから最初から不利なんよ。男並を求めるのがもう間違ってんの。

増田女史の文意を読み取った適正な反応と言わざるを得ない。増田女史の文章は「男性基準で出来上がっちゃってる」ことの報告そのものであるし「男並を求めるのがもう間違ってんの」ということが女性進出への障害になっていることも示している。そのことをきちんと理解して100文字制限の中で端的に現している。このようなブコメが人気コメントに入っていることに救いを感じる。

賛同必要だとか批判するなと言っているのではない。しかブクマカたちは批判することが文章提示した者よりも高位である勘違いしていて、何が何でも批判しようとしているのではないか必要であれば批判するべきだが、必要でない批判はするべきではない。ましてや筋違い批判などもってのほかであるブクマカたちは文章提示した者よりも自身賢明であることを誇示するために批判しようとしていないか?よく考え直せ。

ブコメを書いて「B!ブックマーク」のボタンを押す前に少しの時間でもいいから自問せよ。

2023-02-03

ノアスミス翻訳記事鵜呑みにして安心ちゃうはてなユーザー

経済学101は非常に素晴らしいサイトで、興味深い記事が多く、よく読ませてもらっていたが、

ノアスミス氏の記事が出て、「ああ、これはBBCの例の記事への反駁として都合がよくて気持ちよくなる人が多くなりそうだ」と思ったら案の定だった。


一方で賢明はてなユーザーも、もちろんいた。


英語の文献引っ張ってくる人は「みんな英語を読まないだろ」と思って都合良く加工してくると思ってつい元を読んでしまう。東京の一人当たりの居住スペースが増えてるのは世帯人数減少によるもの解説が付いてた。」

と、コメントした方や星をつけた方たちのように、なぜか当該のノアスミス記事は、非常に都合のよい「日本は停滞してないよとの結論ありき」のデータの用い方と書かれた方をしている。

日本が停滞なんてしてないと反駁したい人には、すぐに飛びつきたきなるような色んなデータ提示した良い記事だろう。


この問題一見して色んなデータ提示して説得力あるように見えるにはいくつかの手法によるものだ。

たとえば比較対象チェリーピッキングが挙げられる。


かつて日本は数年に渡り一人当たりのGDP世界1位であり、各種製造業世界を席巻し、ジャパン・アズ・ナンバーワンなどと自画自賛かつ他国の一部でもそう言ってる時代もあった。

当然、その時は欧米比較対象だったのだが、興味深いことにノアスミス記事では、少子化問題出生率に関して、東アジアのなかではマシと、先進欧米国との比較ではなく低出生率にあえぐ国との比較を持ってきている。

アメリカイギリスフランスドイツではなく、ことさら出生率の低い東アジア比較してるのである

しかもここでは、日本が長期に渡り出生率が低い状態が続いていることが軽視されている。

出生率問題はまさに長期的な問題なのに、である

仮に今年の出生率が劇的に改善しても、今年生まれた人が生産年齢人口に達するのは約20年後である


台湾韓国も長いこと出生率が低いが日本よりはまだ短く高齢化がまだ進んでいない。

同じ出生率1.3の国でも、日本のように長く低い傾向が継続している(しか欧米のように移民によってその傾向をなんとか緩和するような施策を行っていない)国と、

今まさに日本と同じくらいの出生率になった中国や、日本ほどの長い期間でないにせよ低い傾向の続き日本より低い出生率の記録をだしてる台湾韓国

これからなるであろう東南アジアの国々とは事態の深刻さが違う。

10年低出生率の国と20年の国、40年の国では、データ上同じ出生率でもまったく影響が違うのに、である

日本世界の主要国先進国の中で先駆けて高齢化が進み、他国よりもその状態が長いことそのままの状態・・・まり、まさに「停滞」してるから他所の国より深刻なのである

丙午の年のように単年で出生数が激減したとしても、その影響は長いこと低出生率状態よりもずっと穏やかで、

これから人口ピラミッド日本のようになるかならないかでは大きな違いが歴然とあるのに、

他の国の、しか日本がかつてよく日本自身比較していた欧米ではなく、日本より低出生率世界最低レベル出生率の国々と並べて、

「マシだ」などといっても低出生率が長いこと続いて高齢化が進んでいる日本は、停滞していることに違いないのに。

中国台湾韓国日本のように対策を練らないと日本のような停滞期を迎えるが、逆に言えば日本よりもまだ対策猶予があるといえる。



住居サイズの話はもっと巧妙だ。

賢明ユーザーが「世帯人数減少によるもの解説が付いてた。」と書いたように、東京の、一人当たり換算の住居の広さなのだ。

東京は全国平均を大きく下回る一世帯あたり人数になっており、2020年の国勢調査データでは、ついに一世帯あたり2人を割ってしまった。

世帯平均人数2.27人、東京は「2割れ」 独居・高齢化

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA24EMY0U1A620C2000000/

ちなみにノアスミス氏が比較したロンドンのある英国全体では、日本全国及び東京世帯あたり人数が減少した2003から2013年にかけて世帯人数が2.36から2.37へと微増しており、

英国の最新のデータによると、

なんと、2021年のロンドン一世帯あたり平均人数は2.5人で、イングランドの中では世帯人数が多い地域になっている。

英国全体では約2.4人なので、大都市ロンドンのほうが全国平均より世帯人数が多いという日本東京関係真逆データになっている。

(最も少ないのは金融街シティ・オブ・ロンドンの1.7である

https://www.ons.gov.uk/peoplepopulationandcommunity/householdcharacteristics/homeinternetandsocialmediausage/bulletins/householdandresidentcharacteristicsenglandandwales/census2021#:~:text=Dividing%20the%20overall%20number%20of,residents%20per%20household%20in%20Wales).


家というのは世帯人数が4倍になれば比例して4倍広くなるものでは決してない。

しろ世帯人数が増えると、世帯で共有する風呂トイレキッチン等々の分、一人当たり換算で狭くなりがちだ

東京学生時代を過ごしたならその頃とかの一人暮らしワンルームもしくは1K、1DKの下宿を思い出してほしい。

あるいは、不動産サイトでそういう単身者向けの住居を見てみるといい。

安い木造アパートとかでも25平米前後あるのを見つけられる。狭くても20平米前後だろう。

しかし、両親と子供二人の4人ぐらしで、25の4倍、つまり100平米のところに住んでいる人がどれだけいるだろうか。

中産階級向けの結構いいマンション就職氷河期あおりを受けた人間は買えないようなマンションでも80平米前後である

家族向けの都営や市営となるより狭いのも多い。

私が現在住んでる地域東京住宅地一戸建てでも二階建てでそんなもんである

安いアパートに暮らす単身者分譲マンションや戸建てを買う人、どちらが裕福かは明らかだが、

家族構成が異なるだけで、一見一人当たりの平米ではマンションや戸建て購入者の子持ち家族のほうが狭くなりがちなのである

経済産業省ロンドンなどと各国の世界都市比較したデータでも、東京一極集中ますます進んでおるとしており、

しか学生やら単身のバイト会社員などが集まり続けて世帯人数がどんどん減っているのだ。

そうすると、一人あたりの住居サイズは広くなるからくりなのである



次に金融資産の話では、なぜか先進国の中で著しく格差の激しい米国中央値比較している。

みなさんも御存知の通り、アメリカ欧米先進国の中でも特に格差の激しい国である

我々日本人ではあまり目にすることのないような貧困街などがあり、youtubeなどでその一端を目の当たりにすることもできる。

当然そこの中央値は下がる。

参照先のデータでは、日本より経済規模の小さいフランスイギリスに負けているが、そことは比較しない。

あえて勝てるアメリカを持ち出している。

アメリカに負けたら今度は韓国あたりを持ち出して、ほら、日本はまだ韓国より金融資産多いよと、言い繕えばいいわけだ。


そもそも日本では個人金融資産が毎年過去最高を更新とか国内ニュース普通に採り上げられているので驚きもなにもない。

日本海外資産世界トップクラスなのも言わずもがなである

しかし、その恩恵に浴してるのは一部である

特に高齢者は平均すると金融資産が非常に多いが、持たざるものが圧倒的に多く、高齢者生活保護受給者はどんどん増えているのが現実である

多くの高齢生活保護受給者は怠けてたわけではなく、長年あくせく働いてきたが、国民年金だけではどうにもならなかった人たちや病気怪我で、などが多い。

その結果、社会保険負担もどんどん上がっているのが現実である


金融資産が増えてる(特に高齢者は一番資産を持ってる世代!)わけだから、どんどん豊かになってるんだし高齢者向けの社会保障関連費は少なくても大丈夫だよね?なんてことになってないのどころか、

現役世代負担は増えつづけてるので、ノアスミス氏がいくら金融資産を持ち出しても、で?それが?って話である



さら外国人労働者が増えてるというが、これはアメリカEU圏内国民化したりしているような移民とは大きく異なっている。

賢明はてなユーザーは薄々気づいているだろうが、そう、これは技能実習生らと資格外活動という名のバイトしてる留学生が上昇率の1位と2位を占めた結果なのである


技能実習生検索すると技能実習生外国人労働者は厳密には違います。と出てくるが、

厚生労働省外国人労働者の現状と呼ばれる資料技能実習生がしっかり含まれており、

ノアスミス氏の当該記事に添えられているデータにも下記のソースにMinistry of Health, Labour and Welfareと厚生労働省と書かれているように、

そのグラフ技能実習生留学生が含まれ厚労省データと一致している。


https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30367.html

上記サイトの 別添2「外国人雇用状況」の届出状況まとめ【本文】(令和4年10月末現在)[PDF形式:1.6MB]を参照


経済成長を遂げた中国からのそれの伸びが鈍化する一方で、近年はベトナムから技能実習生が急増しており、伸び率も1位、人数でも中国より多くなっている。

そして劣悪な労働環境から逃げ出したベトナム人たちが、かつての中国人のように昨今の外国人犯罪ので多くを占めるようになっている。

技能実習生のみならず、日本語学校問題はてなの諸賢ならご存知だろう。

ノアスミス氏の翻訳記事技能実習生らの大幅な増加によってもたらされたデータが、移民外国人労働者増加として提示されてるのは失笑するしかないが、

おそらく技能実習生という制度や実情をノアスミス氏は知らず、データだけ見て「ほら!日本移民が増えてるよ!進歩してるよ!」って思っちゃったのだろう。

パスポートを取られて管理されたり恋愛禁止とかされてる人らを移民外国人労働者増加の成果にしてしまうのは実に悲しいことなのだが・・・

ちなみに異常な低賃金で働かされる技能実習生らが生んだ低コストなモノ・サービスと競合する日本のまっとうな企業は、

そうした低コストなモノ・サービスとのコスト競争を強いられて疲弊し、

市場から撤退をする羽目になるか、自らもブラック手法に手を染めざるを得なくなるため、まともな日本企業にとっての悪影響が非常に大きい。



最後女性労働者のとこも、ひどい。


ノアスミス氏はアメリカをの女性就労率を上回っていると書いてるが、ノアスミス氏の当該記事はなぜ大事なところを書かなかったのだろう?

参照先の英文記事では、

日本女性はその高い労働参加率に比べて、パートタイム非正規で働く人がはるかに多いことが書かれている。

アメリカ女性より得られる結果が低いことが書かれている。

まり労働生産性が低く、安い労働力として扱われているということだ。

実際に男女間の賃金格差は、OECD平均よりもまだずっと低い。

下記の男女間賃金格差我が国の現状)を参照


https://www.gender.go.jp/research/weekly_data/07.html#:~:text=%E6%88%91%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E7%94%B7%E5%A5%B3%E9%96%93%E8%B3%83%E9%87%91,%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%90%E5%9B%B3%EF%BC%92%E3%80%91%E3%80%82


さら女性就労率に関する当該の参照先の記事の終わりでは、(女性相対的にかなり賃金が低いままのためか)女性就労率の上昇に女性教育水準の向上が根底にあるとは見いだせず、

日本公共政策女性労働市場への参加を支援するようになったが、これらの改革女性労働参加率の上昇と明確な関連を見出すのは困難、と結ばれているが、

ブコメではなぜか政権の手柄やよくやってる!というような意見もいくつか散見されるのは興味深いところである



ノアスミス氏の言うようにそら、多少は成長してるだろう。

しかし、世界の平均成長率、あるいは主要国G7内の平均成長率、あるいはOECD加盟国の平均成長率などを大きく下回る成長を続ければ、

他国に遅れをとり、中国のように一気に抜き去っていかれるのは日本人が骨身にしみているはず。それが停滞だろう。


ちなみにノアスミス氏が用いなかった日本人の90年からの約30年の肌感覚に近いデータといえば、世帯所得である

しっかりと、停滞というか減少してしまっている。

金融資産中央値アメリカより多いよ!ってノアスミス氏に言われても、所得がこんな有様である

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/backdata/01-02-01-01.html

また、30代~50代の働き盛り世代所得20年前と比較して100万も減少していることがニュースになったのは記憶にあたらしいところ。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220303/k10013512681000.html


かつてはアメリカGDPに迫り、ニュースでは日米貿易摩擦問題毎日のように流れていたあの頃、

それが台湾韓国経済技術キャッチアップされ、このまま放置すれば日本以上に深刻な問題を抱えるその台湾韓国出生率らと比較して「日本はマシだ」みたいなことを言ってる時点で、

ああ、上を見るのでなく下を見て安心するようになったか

日本は言うほどひどくないって、そこまでハードル下げられるようになったか、と、

やはりあの90年から日本と比べて明らかに停滞してきた証だなぁと思った。



余談

ちなみにこの手の議論東京だけを抽出して経済成長してるだとか

高齢者女性低賃金労働者を除けば成長してるみたいな意見も時々あって辟易するが、

高齢者東京外地方もれっきとした日本であり、税や社会保障を分担してるのであって、

そこを排除して成長してるように見せかけてもナンセンスである

現実存在する高齢者低賃金労働者がいる結果の社会問題なのであって、実際に税等の負担も増加しているのだから

2022-12-10

anond:20221210111951 anond:20221210125214

▼ 女丁持:庄内米歴史資料

http://www.city.sakata.lg.jp/bunka/bunkazai/bunkazaishisetsu/syounaimai_siryoukan.html

山居倉庫での米の出し入れは、女丁持という女性労働者が背負って運んでいました。

最高米俵5俵(300キロ)を背負った記録があります

体験コーナーで、30キロラム、60クログラムの重さにあなたも挑戦してみませんか。

 

▼ 地の底の声―筑豊炭鉱に生きた女たち

http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-736.htm

 

モンゴルの女戦士 (神話におけるアマゾネス)

イルクーツク国立研究技術大学(IRKUTSK NATIONAL RESEARCH TECHNICAL UNIVERSITY)の考古学者らが14世紀に住んでいた30歳~40歳女性戦士墓地を、

今夏にフブスグル県で発見した。オルドヒャル1号という発掘ゾーンから当時の女性より体格が大きく、つまり高さ180センチ女性戦士の墓が発見された。

 女性男性と同様に武器と共に葬っていた。調査団長アルトゥール・ハリンスキー教授は「モンゴルアマゾンとも言えるこの女性男性を勝ち抜ける力持ちだった」と話している。

大きな体格の女性をロングナイフと、斧、弓、銅のボール等の武器と一緒に葬っているのが非常に稀なケースだという。

戦士女性戦争による負傷痕はなく、重症により死亡したのではと推定されている。女性の歯がほぼ全部落ちており、歯根に生じた穴が顎骨までに進んでいた痕がある。

考古学者らは骨盤と顎に形から女性だと予測し、遺伝調査により判定するという。

ロシア考古学者らは女性戦士の墓のほか、オルドヒャル2号の発掘ゾーンからもう一つの富豪女性の墓を発見した。

その女性の墓からヨーロッパ製のアクセサリーが見つかった。学者らは西ヨーロッパ戦争から帰ってきた夫から恋人に与えられた戦利品だった可能性が高いと、

ハリンスキー教授結論付けている。今回の発掘調査にはモンゴルからウランバートル大学教員学生のチームが参加した。

発見物をロシア研究所で研究し、モンゴの博物館返還する。

 

[MONTSAME] フブスグルから女性戦士墓地発見
https://montsame.mn/jp/read/221297

2022-09-25

ロシア徴兵日本国民はそろそろ「徴兵は順番」だと理解した方が良い

軍隊は不足するから補充する、後行程引き取りを行う組織
見識広いはてなーは「えっそれって」と目を見開くはず

(正確性は落ちるけど部分的に)軍隊トヨタ生産方式カンバン方式

まり平時職業軍人主体組織が維持されており、戦時となり前線職業軍人が不足すると後方の職業軍人前線配置転換し、後方に空いた穴へ徴兵された人員を補充するのが基本なんだ
例外はもちろんあるもの基本的には揺るがず、それは何故なら職業軍人規律を知り、兵器を知り、知識を知っているから訓練コスト徴兵された人員より著しく低く直ぐに戦場運用可能から

徴兵された人員短期間とたたず前線死ぬことは今の戦況で(例外を除けば)ありえないんだ
戦争 = 悪」と断じるのは平和主義者・博愛主義者として実に正しいが「徴兵即死」くらいの勢いで徴兵を叩くのは誤った情報を流していると言わざるをえず、その誤った情報によって戦争では人がより多く死ぬ
平和主義者・博愛主義者アナタが発信する誤った情報本来助かるはずだった兵士の命を散らす

からこそ正しく認識しよう「徴兵は順番」である

今回のロシアの狙いはまさに前線職業軍人が減ったので後方の職業軍人前線配置転換し、後方の空いた穴へ徴兵された人員を置くのが狙いだ
後方の徴兵された兵士の多くのが主に何をするか?と言えば「兵站の維持」であると思われる

まり、今回のウクライナ戦争で露呈してしまったロシア脆弱補給線が更に弱体化することを意味する
徴兵制を採用するロシアであれ1年程度の訓練じゃ素人同然であり、その素人を再訓練し配置するのだから補給線は弱くなる、1秒掛かっていた1歩が数秒かかるようになる

これはウクライナおよび欧米諸国ロシア補給線へ目をつけて妨害を繰り返していた成果が発揮されたことによって起きたこと、部分的であれ徴兵というカードを切らせた時点で補給線がボロボロになったことを自白させたことへ等しい
地味だし時間は掛かるが確実に効果がある戦略を取り続けたウクライナ欧米諸国へ敬意を示したい

不足するから補充することを軍隊が繰り返せばどうなるか?民間企業工場兵器工廠兵器生産をクッションのように支えていた男性労働力が不足していき、やがてそのクッションは失われる
男性労働力というクッションが失われれば求められるのは女性労働力であり、もしもロシア国内民間企業工場兵器工廠に多くの女性採用され始めたときロシア補給線は虫の息と言える
このような状況となっているときは既に徴兵人員の多くが前線へ駆り出されていることだろう

徴兵は順番なのだ徴兵が順番だからこそウクライナ欧米諸国ロシア補給線へ執拗攻撃を仕掛けているのだ

そこは日本でも同じ
日本交渉の末に外国との戦争状態へ陥ってしまったとき先ず徴兵されるのは予備役自衛官で、その予備役自衛官は後方へ配置され、はてなブックマークなどで誤った情報を流し続ける平和主義者・博愛主義者が先ず配置されることは決してない
予備役自衛官というカードを使い切ったとき初めて民間人強制的徴兵される(まぁそれが想定される状況になったら日本男性日本国外へ出られない法律が出来るだろうけど)

アナタたちが、アナタたちの大切な人々が強制的徴兵されないようにする方法は4つしか無い

ちなみに4つ目は日本帝国軍へ志願した男性が語る理由の1つでもある
まり「俺が志願すると空きが1枠埋まるので徴兵対象拡大を1枠分だけ遅らせることが出来る」という考え方だ
馬鹿馬鹿しいクソみたいな考えだが「その1枠分で俺の子供が参戦しなくても良くなる可能性がある」ので馬鹿馬鹿しいクソみたいな考えを納得できなくても理解してしま父親が少なからず居ることだろう

本当にクソだよなぁ?戦争ってよ!!
そりゃ自分の息子をロシア国外へ逃がすだろうさ!そして父親ロシア国内に残る、1枠残すためにな!!!
親父って馬鹿だよぁ?
そんなことしたって単なる自己満足じゃん!自己満足のため戦争へ加担するなんて平和主義者・博愛主義者に叩かれちまうぜ!

子供の役目しか経験したこと無いヤツへ、親の役目を経験したことないヤツへ一番言いたいわ。
たいての親は馬鹿でクソみたいな理由で参戦し、そしてまだ親でないお前を逃がそうとするぞ。
口だけが上手いお前を産むって判断した時点で狂おしいほどの馬鹿なんだよきっとな。

2022-07-03

これって男性差別なの?女性差別でしょ

『“本当はイヤなのに 男湯・男性トイレ女性清掃員 なぜOK?”』

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220701/k10013696731000.html

タイトルからし女性の清掃員にフォーカスした記事かと思ったら、違った。がっかり

『「女性差別がよく問題になりますが、男性差別があります。男湯、男子トイレ女性従業員が入ってくることです。その逆は許されないのに、なぜこの件は許されるのでしょうか」

男子高校生NHKに寄せてくれた投稿です。』

って、これの一体何処が男性差別なんだよ…どこをどう見ても女性差別案件だろうが

この問題女性労働者に対する人権侵害ではなく、「男性差別」として扱う辺りがこの社会があまりにも男性社会である事の証拠だな。

前編がとにかく「男性お気持ちに対する配慮」で溢れていて、ごく一部女性従業員意見もあったが

『一方で取材中、銭湯に勤めている70代の女性従業員から「おばあさんでも異性の風呂掃除するのは緊張していたので、男湯を男性掃除するようになった時、ホッとしました」という声も聞かれました。

清掃する側も負担に感じている人がいるようです。』

たったこれだけ。

どう考えても比率を逆にすべきだよ。従業員の声をもっと聞くべき。

何が「これを逆の立場想像してみてください。こんなことがあったら世間では大炎上ですよね?」だよ。

女性清掃員が「女はそういう役割」だとして押し付けられているからだ。「逆の立場想像」するのが無意味なのは女性器を見たがる男は大勢いるが男の性器を見たがる女などまず存在しないという点だ。

男女の非対称性考慮もせずに「逆の立場想像してみてください」などと言えてしまう無神経さ、浅はかさに呆れる。

この男子高生とやら、この若さで既にミソジニー思考を備えているから恐ろしい。やはり「おっさん」ばかりを叩き、若い男性はまともだと決めつけるのはよくないと思う

女性にとって男の裸を見せられる事は加害だ

これだけ世間には男が女に性器を見せつける露出狂が出回っていてもその逆はない事からもよーーく分かるだろうが。

自分も以前介護資格を取ろうとして実習に行ったら入浴介護男性利用者性器を見せつけられる羽目になって本当にショックだった(それが嫌で結局介護仕事は諦めた)

2022-06-18

「女は男より優遇されている」というのならば、せめて性別以外の要素を同じにして比較すべきでしょう

女性研究者ツイートには1万近くいいねがついたが男性研究者ツイートには自分しかいいねしていない」や

女性労働者ツイートには1万近くいいねがついたが男性労働者ツイートには自分しかいいねしていない」ならまだ分かるが

女性研究者ツイートには1万近くいいねがついたが男性労働者ツイートには自分しかいいねしていない」なら

そのいいね数の差が性別に由来するのか職種の違いに寄るものなのかは全く分からないのに

何故か男女二元論に持って行って女は男よりも優遇されていると言い出すバカの多さ

女性研究者」と「男性労働者」を並べる不思議

「「お給料が低すぎてもう耐えられない」とツイートして1万近くのいいねをもらえる女性研究者と、同じようなツイートをして私だけいいねをした男性労働者ツイッター上での扱いの違いを見て涙している。」

というツイートを見掛けた。

えーー、数としては「研究者」には男性の方が圧倒的に多く、男性研究者の不遇を嘆くツイートに多くのいいねがつく現象も沢山見てきたんだが…

そして同じようなツイートをして全然いいねをもらえない女性労働者だってTwitterには溢れているのに、何故この人はわざわざ「男性労働者」を持ち出すんだろうか?

この人が「男性労働者」のツイートいいねをしたのって結局、男は男というだけで好待遇を得られるべきなのにそれが得られない男性は可哀相という、同性ならではの同情心に他ならないじゃないの?

そうでないならばこれだけ数多くの女性労働者低賃金に喘ぎ、声を上げているのにも関わらず無視されている事の説明がつかない。

仮に「研究者」という知的労働に対して単純労働は重んじられないという趣旨ならば、女性研究者よりもずっと数の多い男性研究者を例に出しても良かった筈だ。

何故女性研究者の時だけ「男性労働者」と対比する?比べるならば「女性研究者」と「男性研究者」か、「女性研究者」と「女性労働者」でしょうに。

「どっちも報われて欲しい」と締めていたが、正直分断を煽る意図しか見えない。

こういう場面でわざわざ性別言及して、「女の方は研究者という社会的比較的恵まれ身分、男は単純労働者という社会的に劣位にある身分」を出す事で、

女性人権問題なんて恵まれエリート女性の我が儘、泥臭い仕事低賃金に喘ぐ貧困女性なんて存在しない」というメッセージを発し、女性差別を軽いものとして扱うという意思表示を表明しているようにしか見えない


https://twitter.com/e_the_dethroner/status/1537684180787937285/retweets/with_comments

そして引用案の定女叩きだらけ。

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