はてなキーワード: ユーザビリティとは
「Webデザイナーなんてただの作業者だ。」
最近そんな話を聞かされた。
その他もろもろ。
まあ俺はデザインを知っているんだぞとかそんな話。
理解できる部分はあるし、同意できるところも無くはないなあ。
ツールがなければ何もできないだろうし、Adobeのやつとか?
けれどその人が話していたことはどうも見た目だけの情報を評価の対象としているみたいで、
一般的なユーザーも別に見た目しか気にしないんだろうけど。(見た目も気にしないかもしれない)
デザイナーの世界でもアーティストと区別のつかないような人っているし、
見た目にインパクトのあるものって大事なこともあるのだろうけど、
ことWebデザインに関してはそうもいかない部分が多いと思う。
その辺のこともあるし見た目よければ(もちろん見た目は良いほど良い)みたいなことだと
釈然としない感じはあった。
頭打ちって言っても技術は進化してるし、見た目を作る以外にもWebデザイナーには求められているし、
単純にオワコンって言えないしなあ、とか。
それに同意してる人たちにも納得がいってない。
まあ目上の人の話ではあったから仕方がないんだろうけど。
デザインってなんだろう。
僕らはデザインをしていないのか。できていないのか。
特に日本だと盛り上がっているWeb技術界隈からも浮いている感じはあるけど、
最近は見直されている感じもあったのですがが。
Webデザイナーだってがんばっているんです><とかは思わないけど、
とりあえずこの話を聞いた後から自分が何をしているのかわからなくなっているし、
喉に引っかかりがあるような、ここのところずっとそんな気分です。
サンプルとして、話題の記事を引き合いに出そう。
iOS 7: ここ10年で最大の悪夢 | Ticking Point
こう書かれている。
(中略)
しかし、そこで「ユーザビリティの低下」の根拠として挙げられているのは“Slide to Unlock”の問題だけだ。
いちおう線が多いだとかフォントが嫌いだとか書かれているが具体性に欠けている。
曰く「オシャレなだけ」「流行を追いかけただけ」「目新しさだけ」。
やはり具体性に欠ける。
フラットデザインには実用性がある(「メリットを上回るデメリットがあるのだ」というなら分かる)。
「オシャレなだけ」「流行を追いかけただけ」「目新しさだけ」といった批判はまったくの的外れだ。
そもそも、シンプルなデザインの代名詞とさえ言えるサー・ジョナサン・アイヴが、ソフトウェアをシンプルにデザインすることは「流行の後追い」なのか?
あるいは、Appleは目新しさのためだけに功臣スコット・フォーストールを追放したとでも言うのか?
まったく馬鹿げたことだ。
個別の使いづらさについては批判されるべきだ。
フラットデザインというだけで使いやすいわけではないのは当然だ。
“Slide to Unlock”への批判については確かに一理ある。
大学生だった2007年頃から趣味で他愛もないホームページをつくっていた。
ワードプレスやライブドアブログのようなCMSには頼らず、1から10まで自分で作ることにこだわった。
すぐにのめり込んでいき、大学の図書館にこもりWEB関係の本を借りまくった。
しかしWEB関係といってもPHPやSQLは理解できなかったので、まずはHTMLとCSSだけ勉強して静的なページをべた書きで量産していった。
HTML,CSSですら最初はつまづいていたけれども、自分の意図した通りにデザインできるようになってからは面白かった。
アクセスは全く増えず、一日100PVにも満たなかったが、僕はめげなかった。
講義には出ず、学園祭にもサークルにもいかなくなり、周囲からは「まだやってたの」「何がしたいの」と呆れた目で見られるようになった。
付き合う人も限定されて社交性は衰えていった。
半年が経っても動的なページをつくれる技術はなかったので、未だに力押しでページを量産していた。
しかしデザインにはこだわっていたので、単純なHTMLでも、見た目にはそれなりのサイトに仕上がっていた。
内容はくだらなくても、いっちょまえなレイアウトで書けば、それだけで見栄えのする物になった。
PVはすぐには伸びないとわかっていたので、平均滞在時間、平均PV、直帰率を目標にしていた。
ユーザビリティには独自性は無用で、正解があると思っていたので、ヤコブニールセンのWEBユーザビリティの本を買って、素直に勉強した。
PVが少なかったので、平均をとっても余り意味がないのだけれども、平均PVは8はあったと思う。
ビジネスの基本は選択と集中だと考えいたので、PVが伸びなくてもサイトのテーマは広げず、なるべく狭く深くを追求していった。
サイト制作をはじめてから8ヶ月ごろではじめてグーグルアドセンスが振り込まれた。
ヤフーニュースの関連する記事にリンクが貼られたことも大きかった。
アフィ収入は年間400万を超えて、僕は大学3年で親の扶養を外れた。
稼げるようになってから、周囲の目が変わった。
いまどきアフィリエイトかよと呆れていた人が僕にジャンルや手法を訊いてくるようになった。
この頃から僕は自分にはプログラマの適正があると勘違いし始めた。
HTMLやCSSは狭義のプログラミングではないにもかかわらずだ。
調子に乗った僕はプロの話を聞きたいと思って、広告で見た翔泳社のデベロッパーズサミットに参加した。
年に一度開かれるITエンジニアの割と大きなカンファレンスだが、仕事で来てる人がほとんどだと思う。
名刺がないので受付で恥ずかしい思いをした。
javaのカリスマエンジニアやオラクル、NTTデータ、MSの偉い人、はてなの人などが講演していた。
当時HTMLとCSSしかわからず、PHPとMYSQLをかじったばかりの僕には話の内容は1割も理解できなかった。
引きこもってプログラマごっこを続けているうちに大学4年になった。
一生アフィで食っていけるわけもないので、就職活動をはじめた。
WEB系はブラックが多いとそれとなく聞きかじっていたので、大手IT企業や大手SIerを中心に受けた。
(新卒でWEB屋の門を叩かなかったことを、今でも本当に後悔している。)
結論から言うとMSもデータもオラクルもグーグルもユニシスも全部落ちた。
営業職も応募したけれど、いずれにせよPHPとSQLをかじっただけでは戦力にならないし、そもそも、WEBとSIでは言語の畑が違うのだろうが、たぶんそういう技術的な事はどうでもよかった。
技術的な事は入社後に教育する体制ができてるので、学生には何よりもまず社交性を求めていたのだろう。
~でも、私には在学中に専攻外の事を勉強していった自主性があります、
~これに関しては誰にも負けません。
とアピールしたのだけれども、ダメだった。ただの独り善がりの変なヤツに見えたのかもしれない。疑わしきは落とす。
結局僕は社交性、人間性、社畜適正、その他、大企業が学生に求める普遍的な魅力を欠いていたから内定がでなかったのだろう。
文系の学生が独学で中途半端にプログラミングの勉強を始めたばかりに、それはIT業界から内定を得る上での強みになるどころか、致命傷になったのだ。
友人は立派な会社に就職していったので、当時リーマン不況のまっただ中で就職難だったというのは理由にならない。
facebookで大学の友人をみると勤務先がNTTデータとかアクセンチュアになっていた。僕よりも人間的な魅力があったのだろう。
サイト制作は趣味と割り切り、日本を支える製造業を仕事に選んだ。
内定をもらってから卒業するまでの間に、僕よりもずっとITに明るい友人に、アフィで成功していたことを買われて起業を持ちかけられたが、何度も衝突し、結局2ヶ月で僕の方から音を上げてやめた。
起業するなら一人でスタートして人を雇うなり外注するなりすべきで、チームで始めるにしても誰が一番偉いのか最初に明確にすべきだと、このときに確信した。
就職したが、毎日のような飲み会と、週末のゴルフ、一発芸の強要など体育会系の慣習に嫌気が差した。
僕は仕事の傍らの片手間の作業でも収入が増えていくアフィに目をくらませて、半年で退職し、専業アフィリエイターになった。
今は無き海外ニートブログの労働観と、後述するコピペが僕を後押しした。
専業になってから収入は伸び続け、一番多いときで月80万を超えたが、その代わり孤独になったので、以前のような精神的な余裕がなくなった。
技術的には大学在学中からほとんど成長しておらず、未だにhtmlのべた書きで、サイトの一部でphpとsqlを使用してる程度だったからだ。
僕のサイトはWEBサービスといえるような代物ではなく、ただの一方通行のサイトで、コメント欄をつくる技術もないので、放置していもユーザーが勝手にコンテンツの価値を高めてくれるということはなかった。
ページを増やすのは社員を増やすようなものだと考えていたけれども、僕の身体は一つなのでべた書きで増やせる量には限界がある。
一人で安定してコンテンツを生み出すには、今後は趣味のサイトからは卒業し、より商業的なユーザー参加型のCGMを作らなくてはならない。このままではまずいと感じていた。
しかし僕はcakephpのようなフレームワークを使用せず、というかMVCを理解できず、。
ワードプレスのようなCMSもつかわず、力押しでべた書きで作っていたので、できることには限界があった。
僕と同じ個人事業主がつくっているW3Qのような立派なサイトをみるのが怖かった。
僕のサイトはブログやニュースサイトではなく、テーマが普遍的なサイトだったので、放置していもPVは減るどころか増えていった。
あぐらをかいた僕はサイト制作を完全に放置して、不安を紛らわすために現実逃避で遊びはじめた。
目的地も決めず、平日に思いつきで一人旅やサイクリングにいった。
仕事を辞める引き金をひいたのが、2chの独身男性板でみたこのコピペだった。
もし仕事に行きたくなくなったら、そのまま反対の電車に乗って、
海を見に行くといいよ。
陽に当たりながら飲むといいよ。
ビールが無くなったら、そのまま仰向けに寝ころんで、
流れる雲をずっと眺めるといいよ。
そんな穏やかな時間がキミを待ってるのに、何も無理して
毎朝ネクタイを締めるときにストレスで吐いていた僕の背中を押してくれた。
なんて罪なコピペだろう。
気晴らしのはずの一人旅なのに、旅館の人に今日はお仕事お休みですか?と聞かれたのが辛かった。
他にも一人で野球観戦に行ったり、映画を借りまくったり、早朝深夜のメジャーリーグの試合を見まくったり、夜更かししてロンドンオリンピックを見まくったりした。
野球中継に関してはスカパーのプロ野球セットを契約していたので、144試合中130試合は1回から9回まで見ていたと思う。
僕はサラリーマン時代に味わえなかった自由をほとんどすべて享受した。
サイトの方はなんだかんだで半年以上更新してなかっただろうか。
そして昨年の11月に事件が起こった。
グーグルのアルゴリズムが変わり検索順位が大きく下がったのだ。
打開するための次のサイトのアイデアはあるのだけれども、技術がない。
フロー理論でいう挑戦と技能の間の大きなギャップがあり、不安に駆られ現実逃避しか出来なくなった。
収入は落ち込んでいくのに、サイト制作をする気にもなれず、この一ヶ月前に自営業を断念した。
僕は公務員を目指すことを考え始めた。
一ヶ月後の6月が試験であるが参考書だけ買って全く勉強は進んでいない。
今年は無理だろう。
しかし今年で27歳だ。公務員になるにはそろそろ年齢制限にひっかかる。
来年筆記試験にうかったとしても、年増が面接に受かるだろうか。
27歳にもなるのに職歴がなく、独学でphpとSQLを囓った程度ではWEB制作会社は雇ってはくれないだろう。
詰んだかな、これ。
もっと外に出て、みんなと同じ大学生活を送って、みんなと同じ就職活動をして、みんなと同じように働いていれば。
初めての増田。
気持の整理ができたのでよかった。
13/5/18 15:00
はてな、ツイッターでの様々なご意見、ご指摘ありがとうございます。
27歳で実務経験のない僕が現時点でのスキルでWEB制作の仕事にありつけるとは思えず、納期がある請負も性にあっていないので、やはり公務員試験の勉強をがんばります。
僕のサイトははてぶ400userもありませんが、最後にホッテントリ入りしてWEBに小さな足跡を残せたので、悔いはありません。
Webデザイナーといっても、プログラミング経験があるからCMSカスタマイズや
小規模なシステム構築を任されることのほうが多いけれど。
最近その辺りの仕事のやり方で思うことがありすぎるので書いてきます。
見た目っていうのは、デザインそのものやHTMLについての部分。
通常システムを作る場合は設計をすると思うんだけど、まずそれをしない。
というかしないでいいと思ってる。
それはデザインが全てで、最終的に出力されるものがデザイン通りであれば、
完成したということになるからだと思う。(もちろんHTMLは綺麗にコーディングする)
デザインでしか考えないから、画面の仕様を簡単に変更してしまうし、
見た目やユーザビリティ的にいいという理由で、製造中に画面を変えられてしまう
ことが多くてとても困った。
このことは、プログラマとデザイナーの衝突の原因にもなるんじゃないかと思う。
ふだんはCMSを使っていても記事を入力したりするくらいだから仕方ないのかな、
とは思ったけど、CSVだけ渡されて 「これ取り込んでおいて」とだけ言われたのには
驚いた。
DBもphpmyadminでインポートエクスポートくらいしかしないから、そのくらいの時間で
すむと思ったんだろうか。CSV取り込み機能なんて作らなければ存在しないのに。
DB構造を意識しないので、画面上に出力するデータの整合性が取れないときがある。
モックを先に作っておきたいからと言われて、出力する配列を固定で定義してもらっていた
もちろん動作確認はしてバグがあれば修正というところはやるのだけど、
表示結果が正しければよしとしてしまう。
デザイナーでいうデバッグとテストを混同しているところがあるように思う。
だからまともなテスト期間なんてないし、費用や納期などの問題があると
真っ先に削られてしまう。
僕自身、自分たちで作っていたシステムの見た目を改善したくて(いわゆる業務系
システムの古臭いデザインだったから)こうしてデザインの勉強をしているのだけど、
それでもデザイン重視だなんて思わないし、見た目も機能の一部だと思うので、
できるだけバランスのよいプロセスでものを作っていくべきだと思う。
上に書いたことは僕の技術や経験が未熟なせいで起きている問題もあるし、
ただ、周りが誰一人としてシステムに関する理解がない状態で、
(まともなプロセスでないし、一人で責任を負わなければならないから)
最近は心労がすごくて、辞めようかという気持ちになっている。
Webデザイナーの中には、きちんとシステムへの理解があって、
プログラマーと協力しながらうまくやっている人もいるので、
どうにかなることではあると思うけど、このままではやっていけない気がする。
Amazonガチャってサイトが話題になっていますが、私なりの雑感を書いてみます。
まず、なぜAmazonガチャのページを閉鎖しないのか、なぜ誠意ある謝罪文を掲載しないのかが気になります。
誠意ある対応で炎上もある程度押さえられる上、これからの就活においてのマイナスを減らせるのに、勿体ないと思います。
それどころか、ウェブサイト上で公開された資料には、未だ宣伝まがいのことが書かれており、しかも商標権に関しては言い訳がましいことが書かれています。
ヨソの暖簾を勝手に使ったのですから、たいていの人は悪いことしていると思うハズです。というより一般常識的に許される行為ではありません。
こういった行為を法律だの商標権云々がどうだからといって自己正当化しても、世間は許しません。
結局Beartailという会社だけでなく、社員個々人の品位やメンツを潰すことになります。
それで、もう一つ気になったことは、サービス停止の旨がウェブサイト上に書かれていないことです。また、新規登録ボタンもあたかも押すことができるような状態になっているにも関わらず、押しても何の反応がないことです。
これはウェブサービスの対応として人をナメていると見られても仕方ありません。ふつう新規登録を停止したら、その旨を大きく告知するなんて当たり前です。
あと、押せないボタンはグレーにするなり×印を付けるなりするのはユーザビリティの基本ではないでしょうか。
トラブルを起こした場合は、それに対する対応が非常に大切なのは、社会に出ればわかると思います。
表示速度やスクロールやズームのパフォーマンスは Androidのブラウザと比べて最も優れた部類に入ると思う。
ユーザーの声がどの程度反映されているのか分かりにくいし、新機能の導入にはかなり消極的な印象がある。
不満をつらつら書いてみる。
ウェブページにアクセスすると、ロケーションバーのファビコンがクルクル回るアイコンになる。プログレスバーはない。
これではいつになったらロードが終わるのか検討もつかない。ロードに時間がかかる原因も分からない。
Javascriptの処理が終わらないのか、あるサイトからのレスポンスが極端に遅いのか。
原因がわかれば、利用者は前のページに引き返したり、違う方法でアクセスすることを試みることができる。
例えば「firefox addon」と調べた後、「firefox addon android」と単語を追加して調べたいとき、Firefox では全て入力しなおしすることになる。
ソフトキーボードが使いにくい スマホ/タブレット では、これがどれほど面倒でイライラする作業か。
Google Chrome では以前に検索した文字列を記憶していて、次回検索するときにそれをサジェストしてくれる。
Firefox は Androidネイティブのコピペ機能を使わず独自に実装しているため、現状はコピーとシェアくらいしかできない。
選択して新しいタブに検索結果を表示する機能は、当然のように他ブラウザには実装されている。Chromeなどは最短2タップでできる。
Firefox で同じ事をやろうとする場合、タップ長押し、コピー、ロケーションバー長押し「Paste & Go」するしかない。
せっかく複数の検索プラグイン用意してあるんだから、検索エンジンを選択して検索とかあればいいのに。。
Google は Webkit でしかレイアウトの確認をおこなっていないようだ。というか意図的に Webkit 依存のレイアウトにしているんじゃないかと感じる時がある。
スマホ版の Firefox のGoogle検索結果はフィルタリングもできない簡易レイアウトで、タブレットにいたってはレイアウトが崩れたままだ。これが数ヶ月放置されている。
どうせ先頭十数文字しか表示されないんだから、ドメイン名を表示したほうがフィッシング対策的にもよっぽどいい。
しかもタイトルが表示されているのに、タイトルの文字列をクリップボードにコピーできない。
ファビコン(サイトアイコン)はほとんどの端末でピンぼけしてるし、表示領域狭くなるし、表示しなくてもいいんじゃないかと思う。
なんにせよ有効活用できていない。
設定項目の一番上にでかでかと About Firefox って... それは一番下でいいだろう。
そんなことが気になるくらいに設定項目が少ない。Firefox 19 でテキストの再配置項目が増えたくらいか。
「パフォーマンス情報を送る」とか、「追跡拒否をサイトに通知」とか、インストール時にしか使わないであろう「Androidからインポートする」とか。
あんまり重要じゃない設定項目がほとんどだ。しかも字が大きくて一覧性が悪い。
利用者にとって必要なのは「ホームページを変更する」とか、「終了時の動作を変更」と「ユーザーエージェント」を変更するとかさ、そういうのなんだよね。。
Firefox の強みって何だったけ。
アドオン数では Dolphin ブラウザよりも圧倒的に少ない。アドオンサイトもインストールしづらいし、目的の物を見つけづらい(というかそもそも無い)。
現状ではアドオンの質もあまり良いとは言いがたい。それに、Firefox本体の設定項目が少ないせいで UA も変えられなければ「選択して検索する」機能さえもアドオンに頼らざるを得ない。
Android 版 Firefox は驚くほど機能が少ない。
これは主に Firefox OS のためのアプリストアだ。方針や理想は理解できるし、面白いと思う。
でも Firefox OS で利用するなら理解できるものの、より良いアプリが揃う Playstore の存在する Android 端末で一体誰が利用しようと考えるのだろうか。
Webアプリの理想を追うのはいいが、Android に向けた Firefox を作るのならば、身近なユーザビリティを向上させるのに優先的に力を注いでほしい。
これは Firefox に限ったことでは無いけれど、縦に長いページでは、一番下までスクロールするのに結構頑張ってスワイプし続けなければいけない。
こういう機能はサイト側がJSで用意すべきだとか思っているんだろうか。
リンクやフォームをタッチした時に背景がオレンジ色になる。Chromeのように灰色ならいいのだけれど、オレンジ色は目に刺激が強すぎて、チカチカする。about:config で探してみたけどそれらしい設定項目もなかった。
端末のバイブが鳴るのも必要ない。そういうのを有効無効にする設定項目が欲しいんだけどなぁ。。
Nexus 7 のことだ。スマホ UI を拡大しただけなので、タブの切り替えにあれほどまでに大げさなアニメーションは必要ないと感じてしまう。
画面に余裕がある分にはタブは常に表示されていて欲しい。
できない。これは開発版で検討されていて、初期設定無効になっているらしいので、安定したら使えるようになるんだろう。
Do Not Track (DNT) 機能。利用者がトラッキングの可否を選択できるのは素晴らしいことだと思う。
けれども世間のほとんどのサイトがこの機能を無視している現状で、この機能を大々的に宣伝に使うのはどうかと思う。
about:feedback でフィードバック送れるのだけれど、Chromeみたいに設定項目あたりに書いといてくれないと気づかない。
Playstoreのレビューが荒れるのもわかる気がする。
==
以上いろいろFirefoxへの不満を書いてみたけど、なんだかんだ多分 Firefox は使い続けると思う。デスクトップ版は大好きだから。
でもAndroid版の現状の使い勝手はひどいよ。イケてない。永遠のサブブラウザだ。Android 4.1以降が普及したらChromeにとって替わられるのは目に見えている。
〜 ネットショッピングに関する意識調査とE ストアーデータからみる傾向 〜
◇ソーシャルメディアを利⽤してのネットショッピング経験者は11.5%◇
ネット通販総合⽀援の株式会社Eストアー(本社:東京都港区、代表取締役 ⽯村 賢⼀)は、この度、⾸都圏在住の
20 代〜60 代で2011 年1 ⽉1 ⽇から11 ⽉24 ⽇までにネットショップの利⽤経験がある男⼥(各516 名、計1032 名)
を対象に、「ネットショッピングに関する意識調査」を実施いたしました。さらに、E ストアー登録店舗から割り出した
売上データ分析結果を交え、2011 年のネットショッピングの動向を以下のとおりにまとめました。
PRESS RELEASE
JASDAQ:4304
①E ストアー、ネットショッピングの注⽂数は前年⽐20%増。
要因は「スマートフォンの普及」「⼥⼦買いの増加」「震災後の需要拡⼤」
→2011 年E ストアーにおけるネットショップ注⽂件数は、⽉別前年対⽐では平均で22%増であり、特に6⽉以降は
平均25%増で推移している。
②増加傾向のスマホ所有者。しかしネットショッピングは未だPC で⾏う⼈が⼤多数。
→スマートフォン所有者の⼤多数はPC で商品購⼊。理由はスマートフォンでの商品やショップの検索・⽐較・決済
が⾯倒だから。
→スマートフォン所有者は「PC で閲覧選択し、PC で購⼊する」が66%、「スマートフォンで閲覧選択し、PC で購⼊する」
が19%、「PC で閲覧選択し、スマートフォンで購⼊する」が6%に。
③2011 年ネットショッピングの購⼊傾向は「⼥⼦買い」がより顕著に。
→ネットショッピングで購⼊したカテゴリーは男⼥で違いが顕著に。男性は、「パソコン・周辺機器」「家電・カメラ」、
⼥性は「ファッション」「ヘルス・ビューティー」が上位にランクイン。
→E ストアーの2011 年カテゴリー別注⽂⽐率では、1 位「グルメ」2 位「ファッション」3 位「美容」の順で多い傾向に。
④⽣活者は賢く楽しんでいる!週末はモール型サイト、平⽇は店舗web サイト(独⾃ドメイン型)
を利⽤する傾向に。
震災前後2 週間の⽐較では18 倍の受注、前年対⽐でも2 倍の売上を維持。
⑥ソーシャルメディアの情報を⾒てネットショッピングを楽しむ⼈は3 割。
→「ソーシャルメディアを⾒て購⼊」は11.5%。「参考にしている」は17.6%
株式会社Eストアー 代表取締役 ⽯村 賢⼀ 東京都港区⻄新橋1-10-2 http://Estore.jp/
企業⽂化室 広報担当 03-3595-2931 pr@Estore.co.jp
※調査結果を引⽤、転載する際には、「株式会社Eストアー調べ」とご明記ください。
1
<調査概要>
①⼀般の⽅を対象とした意識調査
■調査主体 :株式会社E ストアー
■調査期間 :2011 年11 ⽉24 ⽇(⼟)〜25 ⽇(⽇)
■調査対象 :⾸都圏(東京都・神奈川県・埼⽟県・千葉県)在住で2011 年1 ⽉1 ⽇から11 ⽉24 ⽇
までに、ネットショップの利⽤経験がある20 代〜60 代男⼥
■回答⼈数 :男性516 名、⼥性516 名(内訳は下表の通り)
※注: 回答結果はパーセント表⽰を⾏っており、⼩数点以下第2 位を四捨五⼊して算出しています。
②E ストアー調査データ
■調査主体 :株式会社E ストアー
■調査期間 :2011 年1 ⽉1 ⽇(⼟)〜10 ⽉31 ⽇(⽉)
■調査対象 :当社顧客店舗(14,560 店/2011 年10 ⽉現在)
<調査結果>
E ストアーの2010 年と2011 年のネットショップ注⽂件数の傾向から各⽉を⽐較したところ、平均で22%増の注⽂件
数を獲得し、特に2011 年6 ⽉以降は平均25%増という⾼い伸び率を記録しています(図1)。E ストアーでは、本年の注
⽂件数の伸びを「スマートフォンの普及」と「⼥⼦買いの増加」、「震災後の需要拡⼤」であると推測しています。
要因は「スマートフォンの普及」「 ⼥⼦買いの増加」「震災後の需要拡⼤」
(件)
図1:【E ストアー】2010 年と2011 年のネットショップ注⽂件数
2
意識調査ではまずネットショッピングをする際の利⽤端末を質問したところ、「PC のみで利⽤」が79.9%、「従来型携
帯電話とPC を利⽤」が9.2%、「スマートフォンとPC を利⽤」が8.1%、「スマートフォンのみ」が0.9%、「従来型携
帯電話のみ」が0.3%となり、多くがPC のみでネットショッピングを⾏う中、モバイルの活⽤では「従来型携帯電話と
PC を利⽤」と「スマートフォンとPC を利⽤」がほぼ同率であり、モバイルのみで利⽤する⼈は少数であることが分かり
ました(図2)。さらに、スマートフォンの所有率を調べたところ、25.7%の⼈がスマートフォンを所有していることが分
かりました(図3)。中でも20 代男性にいたっては40.3%に達しています(図4)。
②増加傾向のスマホ所有者。しかしネットショッピングは未だPC で⾏う⼈が⼤多数。
(SA、N=1032)
(SA、N=129)
(SA、N=1032)
持っていない
持っている
持っている
持っていない
3
スマートフォン所有者へネットショッピングをする際に使⽤する端末を聞いたところ、「PC で閲覧選択し、PC で購⼊す
る」が64.9%、「スマートフォンで閲覧選択し、PC で購⼊する」が19.2%、「PC で閲覧選択し、スマートフォンで購⼊
する」が5.7%でした(図5)。
スマートフォン所有者の割合が25%も存在するなか、ネットショッピングにおいてはPC で購⼊する⼈が多数であり、
次に多い「スマートフォンとPC を利⽤する⼈」に⾄っては、スマートフォンは商品やショップの閲覧に使⽤する⼈が多
いことが浮き彫りになりました。
また、スマートフォンを所有しながらもスマートフォンでネットショッピングをしない⼈にその理由を質問したところ、
「スマートフォンでは商品やショップを探すのが⾯倒である」が56.4%、「スマートフォンでは商品の詳細までわからな
いから」が38.8%、「スマートフォンでは価格や商品⽐較が⾯倒である」が38.2%という回答が得られました(図6)。
MM 総研によると、2011 年度上期(4 ⽉〜9 ⽉)の国内携帯電話端末の出荷台数は前年⽐6%増の2,028 万台で、そ
のうちスマートフォン出荷台数は前年⽐4.5 倍の1,004 万台となり、総出荷台数の約半数の49.5%を占める結果となっ
ています。また、E ストアーの2011 年端末別注⽂数でも、従来型携帯電話は毎⽉減少傾向にあるもののスマートフォン
は増加傾向にあります。しかしながら、全体的にはまだまだPC からの注⽂が圧倒的に多いのが現状です(図7)。
図6:【意識調査】スマートフォン所有者のうちスマートフォンでネットショッピングをしない理由
(MA、N=165)
ネットショッピングをする際に使⽤する端末
(SA、N=265)
PC で閲覧選択し、
PC で購⼊
スマートフォンで閲覧
選択し、PC で購⼊
PC で閲覧選択し、
購⼊
その他
4
これらにより、スマートフォンの普及が進んだと⾔われている2011 年において、スマートフォンの出荷台数は急激に
増加しているものの、ネットショッピング利⽤者全体で⾒るとまだまだPC での利⽤が主流であり、スマートフォンは商
品やサービスの選択ツールとなっていることが分かりました。したがって、スマートフォンはネットショッピングへの動
しかし、今回の調査からユーザビリティの⾯でスマートフォンでのネットショッピング利⽤は期待されたほど多くはな
いということも判明し、スマートフォンでの購⼊決済を促すための課題も浮き彫りになりました。2011 年に⼤幅に普及
したスマートフォンですが、2012 年はさらなるスマートフォン所有者の拡⼤が⾒込まれ、ネットショッピングにおいて
スマートフォンの使われ⽅にますます注⽬が⾼まる1 年になると予測されるでしょう。
意識調査において、今年ネットショッピングでどのカテゴリーの商品をよく購⼊したかという質問をしたところ、全体
では1 位「本・雑誌」が49.4%、2 位「⾷品・飲料」が49.3%、3 位「ファッション・バッグ・アクセサリーなど」が
40.1%となりました(図8)。男⼥別の売上ランキングを⾒ると、男性は「パソコン・周辺機器」「家電・カメラ」、⼥性は
「ファッション」「ヘルス・ビューティー」が上位に⼊ることから、購⼊する商品カテゴリーの傾向に男⼥で⼤きな違い
があることが浮き彫りになりました(図9)。
③2011 年ネットショッピングの購⼊傾向は「⼥⼦買い」がより顕著に。
図8: 【意識調査】今年ネットショッピングでよく購⼊した商品
図9: 【意識調査】今年ネットショッピングでよく購⼊した商品(男⼥別)
男 性 ⼥ 性
5
⼀⽅、E ストアー登録店舗を対象にした2011 年カテゴリー別注⽂⽐率によると、1 位「グルメ」、2 位「ファッション」、
これらにより、意識調査で主に⼥性の購⼊層が多い「ファッション」「美容」がE ストアーデータでも上位となってい
たことから、今年のネットショッピングの購⼊傾向は⼥性の消費が活発であった「⼥⼦買い」現象が強いことを裏付けま
した。
意識調査にて⼀⽇のうち最もネットショッピングを⾏う時間はいつかを調べたところ、22 時〜24 時と回答した⼈が
47.9%と最も多い結果となりました(図11)。また、E ストアーの売上データの傾向を時間別に⾒ると、全体では⼀般調
査と同じく20 時から右肩上がりで上昇し、22 時にピークを迎え、深夜にかけて減少するという傾向が⾒られました(図12)。
さらに端末別に調べたところPC、従来型携帯電話に関しては22 時がピークでその後下がっていましたが、スマートフォ
ンについては22 時のピークを23 時まで維持するという結果になりました(図13)。
④⽣活者は賢く楽しんでいる!週末はモール型サイト、平⽇は店舗web サイト
(独⾃ドメイン型)を利⽤する傾向に。
(時)
6
これらの結果から、ネットショッピングは⼀般的に夜〜深夜に利⽤されることが多い中、スマートフォン所有者に限っ
ては就寝時⼿元で操作しネットショッピングを楽しんでいることが予測されます。
また、⼀般調査にて、よく利⽤するショッピングサイトを聞いたところ1 位「楽天市場」、2 位「Amazon」、3 位「Yahoo!
ショッピング」となり、モール型ショッピングサイトが上位を占めました(図14)。1 位〜3 位を選択した⼈に、よく利⽤
する曜⽇を質問したところ、週末利⽤が多い傾向になりました(図15)。
図13:【E ストアー】端末別⼀⽇のうち最もネットショッピングを⾏う時間
(時) (時)
(時)
を選択した⼈の曜⽇における
利⽤傾向 (SA、N=975)
7
⼀⽅、E ストアーの売上データの傾向を曜⽇別に⾒ると、注⽂数が⼀番多い曜⽇は⽉曜⽇で、⽕曜⽇から⼟曜⽇にかけ
てなだらかに減少し、⽇曜⽇から上昇するという傾向が⾒られました(図16)。
このことにより、モール型ショッピングサイトは週末に、店舗web サイト(独⾃ドメイン型)は⽐較的平⽇に利⽤する
傾向であることが明らかになりました。消費者は、週末にセールやポイントサービスを実施するモール型サイトを利⽤し、
常にアフターフォローやきめ細かいサービスを実施する独⾃ドメイン型サイトは平⽇に利⽤していることが考えられ、賢
東⽇本⼤震災後のネットショッピング利⽤については、17.1%の⼈が震災前より増えており、その理由を聞いたところ
「ネットで買うほうがお得だから」と「配送してもらえるから」が多いことがわかりました(図17)。調査の結果、震災
を機にネットショッピングの良さを改めて⾒直されていることが浮き彫りになりました。
震災前後2 週間の⽐較では18 倍の受注、前年対⽐でも2 倍の売上を維持。
図16:【E ストアー】1 週間のうちネットショッピングを⾏う曜⽇
図17:【意識調査】震災後にネットショッピングをするようになった理由
8
また、E ストアーの売上データから売上動向を分析した結果、震災直後に最も売れた商品は「飲料⽔」となり、震災
前後2 週間を⽐較すると17.8 倍の売れ⾏きとなりました(図18)。現在でも「飲料⽔」の売上は好調で前年対⽐で
2 倍の売上を維持しています。
意識調査において、ソーシャルメディアの情報を⾒て商品を購⼊したことがあるかどうかを質問したところ、「ある」
が11.5%となり、「購⼊したことはないが、参考にしている」が17.6%であわせて約3 割がソーシャルメディアを⾒て
ネットショッピングを楽しんでいるということが分かりました(図19)。また、ソーシャルメディアを⾒てネットショッ
ピングをしたことのある⼈に理由を聞いたところ、「参考になるコメントがあったから」「通販サイトでは確認できない情
報を知ることが出来たから」が多い傾向となりました(図20)。
⑥ソーシャルメディアの情報を⾒てネットショッピングを楽しむ⼈は3 割。
震災前:2011 年2 ⽉26 ⽇(⼟)〜3 ⽉11 ⽇(⾦)
震災後:2011 年3 ⽉12 ⽇(⼟)〜3 ⽉25 ⽇(⾦)
図19:【意識調査】ソーシャルメディアの情報を⾒て商品を購⼊したことがあるか
(SA、N=1032)
9
今年は幅広い層にソーシャルメディアが浸透しはじめた年でしたが、ネットショッピングにおいては、特定の商品・サ
ービス等に関する⼝コミ情報を検索して参考にするという使われ⽅が主流でした。今後はさらなるソーシャルメディアの
拡⼤で魅⼒を感じる情報に触れる機会が増え、“共感や納得をして購⼊をする”という動きが広がると予測しています。
株式会社Eストアー 代表取締役 ⽯村 賢⼀ 東京都港区⻄新橋1-10-2 http://Estore.jp/
企業⽂化室 広報担当 03-3595-2931 pr@Estore.co.jp
図20:【意識調査】ソーシャルメディアの情報を参考にした理由
(SA、N=301)
Google エンジニアの Steve Yegge 氏、Google+ への懸念を漏らす
http://japan.internet.com/busnews/20111013/8.html
で記事になってたけど、原文とちょっと要旨が変わっちゃってサービスへの警鐘みたいになってしまってたので、全文訳してみた。くそ長い。お暇な方どうぞ。
(2011/10/19 08:14)ありがたい誤訳の指摘をいただいたので3カ所修正。
Stevey の Google プラットフォームぶっちゃけ話
僕は6年半ばかり Amazon にいて、今はそれと同じくらい Google にいる。この二つの会社について強く感じることは(しかもその印象は日々強まるのだけれど)、 Amazon は全てにおいて間違っていて、 Google は全てにおいて正しいということだ。そう、やりすぎな一般化だけど、驚くほど正確だと思う。いやもうとにかくね。百、いや二百のポイントで二つの会社を比較することが出来るだろうけど、僕が正しく覚えていれば、 Google はそのうち三つを除いて優れている。実にある一点に関してはスプレッドシートを書いたんだけど、法務が外に出すなって言うんだ。リクルーティングは惚れ込んだみたいだけどね。
つまり、まあ簡単に言えば、 Amazon の人事採用プロセスってのは基本的に欠陥品なんだ。だって、チームがチーム毎に、自分達のために人を採用するんだぜ。だから、色々平均化の努力はしてるみたいだけど、採用基準はチームによって信じられないくらいバラバラさ。そんでもって作業工程ってのも腐ってる。ソフトウェア信頼性工学なんてお呼びじゃないし、エンジニアに何でもやらせようとするんだ。コーディングする時間もないくらい。もちろんこれもチーム毎にバラバラで、要するに、運次第ってところ。施しやら困った人を助けるのやら、コミュニティに貢献するのやら、そんなのはもってのほか。バカにしに行くんでもなけりゃ、近寄るべきじゃないね。それにまた施設も染みだらけの壁に囲まれた箱みたいな家畜場で、装飾やらミーティングエリアなんてものには一銭も使ってない。給料やら福利厚生なんてのも最悪だ。まして最近じゃあ Google やら Facebook っていうライバルがいるのにね。社員特典なんてものも見たこと無かったな。採用通知の番号を照合して、ハイ終わり。コードベースも悲惨そのもの。エンジニアリング基準ってものがないんだから。チームによっては個別にがんばっていたくらいかな。
公平に言えば、彼らは良いバージョン管理ライブラリシステムを持っていた。これは僕らもまねるべきだし、僕らのところには同様のものが無い、良い pubsub システムもあった。でも多くの部分で彼らが使っていたのは、ステートマシンの情報を RDBMS に突っ込んだり読み出したりするだけのくそみたいなツールの塊だった。僕らならただでも欲しくないようなね。
僕が思うにその pubsub システムとライブラリ管理システムが、まさに Amazon が Google より優れている三つのうちの二つだ。
早期にリリースして、狂ったようにイテレートするってのも彼らのうまいところじゃないかって言うかもしれない。けど逆もまたしかり。彼らは早期にリリースすることを何にもまして優先する。品質保持やらエンジニアリング規則、その他長い目で見たら重要になってきそうなものはみんな後回し。そんなだからたとえ市場で競争相手よりアドバンテージがあったとしても、結局ちょっとしたことをやるのにも問題を起こしちゃうよね。
でも、一つ、そんな政治的な、思想的な、技術的なへまを補うだけの、彼らが本当に本当にうまくやってることがある。
Jeff Bezos は悪名高きマイクロマネージャーだ。彼は Amazon の小売りサイトの1ピクセルまで管理する。彼は以前 Larry Tesler を雇った。 Apple の主任科学者で、たぶん世界で最も有名で尊敬される HCI エキスパートさ。そんでもって、 Jeff は Larry が言ったことを、 Larry が辞めるまで3年間無視し続けた。 Larry は大規模なユーザビリティ研究もやっただろうし、少しの疑いの余地も無く誰もそのひどいサイトを理解できないってことをデモしたに違いない。けれど、 Jeff は1ピクセルたりとも動かさせはしなかった。トップページにぎっちりつまった内容の1ピクセルたりともね。それらはまるで何百万という彼の貴重な子供達なのさ。けれど Larry はそうじゃなかった。
マイクロマネジメントが Amazon が僕らよりうまくやっている三つ目ってわけじゃあない。つまり、まあ、彼らはうまくマイクロマネジメントをやっていたと思うけど、それを強みって言いたいわけじゃ無い。まずは何が起こっているかみんなに理解してもらうための文脈を準備しているだけさ。僕らはこれから、公衆の面前で、 Amazon で働きたけりゃ私に金を払えと言ってのける男について話すわけだからね。誰かが彼に反対したときは、彼は彼の名前入りの小さな黄色いポストイットを手渡して、誰が会社を動かしているかを常に忘れさせまいとする。思うに彼は全くの… Steve Jobs なのさ。ファッションとデザインセンス抜きのね。 Bezos はとんでもなく頭が切れる。誤解しないで欲しい。彼の前じゃ、普通のコントロールフリークなんてヤクが極まったヒッピーみたいなもんだよ。
それである日 Jeff Bezos が指令を出した。まあ彼がいつもやってることなんだけど。その度にみんなはピコピコハンマーで叩かれるありんこみたいに走り回るんだ。でもそのある一度、2002年かそのくらいのことだったと思うけれど、彼は指令を出した。とんでもなく巨大で、目の玉が飛び出るほど重たいやつを。普段の指令が頼んでも無いボーナスに思えるようなやつを。
彼の巨大な指令はこんな感じだった。
1)この時点より、全てのチームはサービスインターフェースを通じて全てのデータと機能を公開すること。
2)各チームは各々そのインターフェースを通じて通信しなければならない。
3)その他の全てのプロセス間通信は許可されない。ダイレクトリンク、他のチームのデータソースから直接データを読むこと、メモリ共有モデル、バックドア、全てを禁じる。ネットワーク越しのサービスインターフェースを経由した通信だけが許可される。
4)使用する技術は問わない。 HTTP 、 Corba 、 Pubsub 、 カスタムプロトコル、何でも良い。 Bezos は気にしない。
5)全てのサービスインターフェースは、例外なく、外部に公開可能なようにゼロから設計されなければならない。すなわち、チームは全世界のデベロッパに向けてインターフェースを公開することができるよう、設計し、計画しなければならない。例外は無い。
6)そうしない者は解雇される。
7)ありがとう!良い一日を!
ハハ!。ここにいる君たち150人ちょっとの元 Amazon 社員ならもちろんすぐにおわかりの通り、7番は僕が付け加えたジョーク。 Bezos は間違いなく君たちの一日なんかに興味ないからね。
それでも、6番は、本当だった。だからみんな一生懸命会社に行った。 Bezos は、さらに上級のチーフ熊ブルドッグであるところの Rick Dalzell に率いられた数人のチーフブルドッグを雇って、成果と進行を監視させた。 Rick は元レンジャーで、陸軍士官学校出身で、元ボクサーで、元 Wal(ごにょごにょ)Mart で拷問のような削減をやってのけた人物で、デカくて愛想の良い、「堅牢なインターフェース」という言葉を連呼する男だった。 Rick は歩き回り、「堅牢なインターフェース」について語り回り、そして言うまでも無く、みんなたくさんの進展をし、 Rick にそれを知らせた。
それからの数年間、 Amazon 内部はサービス指向アーキテクチャに姿を変えていった。その変化を形にしている間に、彼らは非常に多くのことを学んだ。 SOA に関する学問や論文は当時もいくつかあったけれど、 Amazon のとんでもない規模からすれば、そんなもの、インディ・ジョーンズに向かって「通りを渡るときは左右をよく見るんだよ」って言うくらいの意味しかない。 Amazon の開発スタッフはその途上でとにかくたくさんの発見をした。そのほんの一部をちょっぴり挙げると、こんな感じだった。
とまあこれらがほんの一例。他にもたくさんの、おそらく何百の、 Amazon が見つけた個別の発見や教訓があった。外部サービスにはおかしなところがいくつもあったけれど、君たちが考えるほどじゃあない。サービスに対して組織するってことは、外部のデベロッパを信用できないのと同じように、お互いを信用することなんてできないんだということを、チームに教えてくれたんだ。
GalaxyTabに続いてSⅡ買ってみた。
昔はマトモな動作も危ぶんだKIESだが、バージョンアップでドコまでよくなったか久々に弄ってみた。
UI は劇的に扱いやすく改善されている、、、、というかiTunesのパクりもいい所だ。ついこの前Appleにアイコンパクって訴えられたばかりだというのに、訴訟のネタは尽きない。
参考までに昔のUIは、一種のOSのような外観をしていた。カッコいいが、WindowsのUIガイドラインを無視した設計で、ユーザビリティは皆無。アプリの中でアプリを動かすようなIFをしていて頭を切り替える作業が必要だった。
できればドラッグ&ドロップで同期出来ればなおよしだが、、、、。
ファイルが転送できている様子か?当時は、重いし止まるし、ファイルの転送もマトモにできないシロモノだった。転送中に止まってたのがなくなったのは数少ない改善点のひとつ。
相変わらずファイル名は化ける。
気になるところいくつか。
などなど、、、、。
で、複数操作のマルチスレッドでどっか競合して落ちていそうな気がする。
オブジェクト指向設計でできてないんじゃなかろうか?
サイトをリニューアルするので、外注のデザイナーにWebデザインを依頼し、社内で何度も修正・検討し、今週ようやくサイトをリニューアルした。
今までよりも見栄えが良く、UIも簡単に出来ている(はずだ)。当然、ユーザから見たら「変わった」「良くなった」という声が聞こえてくるものだとばかり思っていた。
しかし、いざオープンしたらその期待はものの見事に裏切られた。デザインの変更についてほとんど触れられることはなく、中には「使い勝手が悪くなった」という奴もいる始末。
俺たちがあんなに悪戦苦闘して、外注とケンカしながらやっとの思いで完成させたのに、ユーザから見れば印象に残らなかったようだ。
ちなみに、ライバルサイトはどれも素人以下のデザインだ。まぁ、法人で運営しているサイトがほとんど無いから仕方ないだろうが、Web制作の経験が1,2年しかなく、ビルダーで作っているような奴らにすら、俺たちのサイトは負けている。これが事実だ。
外注費やら俺らの給料やらを考えると、会社は数十万の経費を使っているだろう。にもかかわらず、素人のデザインに負けている。これが悲しいけど現実なんだ。
それで思った。「Webデザインなんて制作者側のエゴなんじゃないか?綺麗だろうが、UIに凝っていようが、ユーザビリティを考えてようが、そんなのは一切関係ない。ただ、ユーザのニーズにマッチしたコンテンツやサービスが出来ているかどうかだけなんだ」っと。
NAVEARがいつのまにかオンライン英語辞書のサービスを始めていた。
プレスリリースによると、小学館の「e-プログレッシブ英和中辞典」「プログレッシブ和英中辞典」、及び英英辞典として
HarperCollins Publishers Ltdの「Collins English Dictionary」をベースとしているもよう。
Yahooやgooの辞書に英英辞書がプラスアルファされた程度のものだろうと想像していたが、実際に触ってみて、かなり個性の強いオンライン辞書であることが分かった。
海外の新聞記事やサイトより例文を引用しているらしく、例文がハンパなく多い。
2, 例文の絞り込み機能が秀逸!
自分は仕事の関係、アルク英辞郎のヘビーユーザーなのだが、英辞郎の例文表示に不満をもっている。
というのも、例文が多すぎて欲しい用例を見つけるのに3ページ目、4ページ目とクリックして探さなくてはならない……..。
今回NAVER英語辞書の例文表示ではこの点が解決されている。テーマ別、文体別、地域別、翻訳の有無、難易度別、年代別などに条件設定して例文を絞り込めるのだ。
例えばテーマ別で「名言」をクリックして単語検索すると、その単語を含んだオバマとかプルーストとかの名言が例文として表示されるしくみ。いい仕事してます。
3, クイック辞書機能
例文中の英単語にオーバーマウスさせると黄色くハイライトされる。さらにクリックするとページ右脇にススッーっとウィンドウが開き(なんだか気持ちいい….)、
その単語の意味が表示される。よくあるポインタ上のポップアップでの表示ではないので目障りにならない。
などが優れている点。問題点は
1, 見出し語数。専門用語などはアルクほどカバーできていない。
コンテンツ量では英辞郎に劣るものの、ユーザビリティではNAVER英語辞書に判定をあげたい。
今後中国語や韓国語のオンライン辞書もリリースするそうなので、中国語初級者の自分としては大変期待している(東方書店あたりの相原先生の辞典を採用してくれるといいなぁ….)。
最近のファッション雑誌は誰が使うんだっていう付録がついて800円とかだしうざい広告ばっかだし買う気がしないよね。
最近は普通のコーディネートのスナップサイトとかも結構あるから、タダだし脱オタから服オタまでそっちを参考にするといいと思う。
アンチ糞雑誌ということでメンズスナップサイトを特徴付きでまとめた。
順番はおすすめ順。
http://xn--zcka4asan6g1gsg.com/
・他のサイトに比べ、参考になる(奇抜でない)スナップばかりで脱オタにも優しいし、服オタにも良さそう
・身長別や年齢別、○○系別とかの絞込検索ができる←これは超使える。自分の身長やスタイルのみ見れるから。
http://www.style-arena.jp/street/
・全員オシャレレベルが高いのにそんなに奇抜ではないのがとても参考になる。
・脱オタ向きというよりは結構おしゃれなメンズノンノ読者層向きという感じ。
http://scrapture.org/streetsnap/
・奇抜なのが多いが参考になるのもちょいちょいある。
http://www.mycloz.com/closet/1339
・良く言えばリア充的、悪く言えばそれほどオシャレではないファッションしかない。ちょっと昔のchokichokiっぽい感じ
・なぜかイケメンばっかり。
・高校~大学生の若者ばかりで、大人はあんまり参考にならないかも
・一覧表示が画像小さすぎて超見づらい。
・http://www.mycloz.com/closet/907 ヘアスナップもある。
http://www.fashionsnap.com/streetsnap/
・奇抜なのが多いが参考になるのもちょいちょいある。でもオシャレ上級者向き。
・外人が多い。
・スナップとは関係ないがこのサイトは毎日更新のファッションニュースが素晴らしい。
http://www.naigai-p.co.jp/chokichoki/street/
・マイクロと一緒で「リア充っぽい」ファッション、当たり前だがchokichokiっぽい。
・平日一人更新
・着てる服のブランドと値段が書いてある。
http://life.oricon.co.jp/mens/
・↑のマイクロみたいにイケメンが多く、リア充的ファッション。
・一人につき写真点数が多い。
・しかしスナップ自体は、結構普通なのが多く、脱オタ向きというかんじで良い。
・更新頻度低すぎて止まってるようにすらみえる。
・奇抜なのばっかだが↓のdropよりは普通。オシャレ上級者は参考になるのもあると思う。
・男率少。
・姉妹サイトが右にリンクされてる。(メンズはmintとavalon)どっちも同じくらい奇抜。
・超奇抜率高。ほぼ参考にはならない。これはネタだろってのが多い。
・ユーザビリティ糞すぎでみづらい。
http://changefashion.net/snap/
・外人ばっか。奇抜ばっか。
・男率少
・ユーザビリティ無視って感じで見づらい。
今回取り上げなかったけどスナップブログとかも最近ちょっとあるからもっと見たかったら検索するといいかも。
私はwebデザイナーをやっている。制作会社に在籍していて、独身の女で、今年で4年目になる。
webデザイナーはちょっと頑張ればできる仕事だと思われている気がする。
ずっともやもやしていたので、そのことについてちょっと書いてまとめてみたい。
私の会社は人の募集をわりとずっとしていて、ちょくちょく選考をしている…みたい。私はたまに書類選考や面接を担当するぐらいなので、全部は分からないけど。
(しかも私は「お前の勉強にもなるから」という感じで担当させてもらってるような感じなので、特にスキルレスな人に当たってるのかもしれない。)
そうやっている中で、応募してくる人のレベルと、こちらの望んでいるレベルのギャップが大きいということにすごく戸惑っている。
未経験+職業訓練+ポートフォリオはありません、これが結構いる。
ポートフォリオったってあなた、職業訓練に行ったのならそこで課題とかあるでしょう。せめてそれ持ってきたら?ないなら作ったら?イチから作れないならレンタルブログのカスタマイズでもいいから、ないよりはましだよ、ていうか頼むよ。
(今ふと思ったけど、営業とか事務ってそういうの全くない中で選考すんだよなー…すごいな…)
作品です、と持ってくる人も、ポートフォリオの作り方にも一工夫しようとか思わないのだろうか。印刷してファイリングしてくるならフォントも意識しなよ。
こんなアイデア、スキルを持っているということをアピールしたい、どうやったら印象に残るだろうと思う人に、彼らが勝てるわけがない。
他のwebデザイナーの年収や忙しさ、勤務環境を知りたくて、質問サイトなんかを色々見ていた時期がある。それこそ知恵袋から、個人のブログ、2ちゃんまで色々見た。
知恵袋みたいなところでは、検索をかけてみたら「webデザイナーになりたいです」という質問がヒットするわするわ。うんざりした。
あんまり出てくるから「webデザイナーってそんな簡単じゃないんだけど…」という気持ちのやり場に困った。
1枚画像を作るのがwebデザイナー、と思う人もいると思うけど、今の職場での私の仕事では、一番長いスパンで関わるものの流れはこんな感じ。
お客さんとの打ち合わせに同行→営業と打ち合わせ→レイアウトを起こす(漫画でいうとネーム)→営業と打ち合わせ→トップページのデザインを起こす。→営業と打ち合わせ。私はflashができないので、flashが入る場合は別の担当に入ってもらってその人も交えて。→お客さんからOKが出たらトップページのコーディング。→トップページのSEO対策をしつつ各ページのコーディングをしつつ、ページごとに必要な写真加工とパーツ制作。メールフォームなんかの簡単なプログラムもここで入れることが多い。→ブラウザチェックと営業の確認。ブラウザはIE(6/7/8)、火狐(win/mac)、Safari(win/mac)、chrome(win/mac)。微調整を行う。→お客さんのOKが出たら納品。納品前に確認事項があったりCMSの使い方のレクチャーみたいなのが必要ならお客さんに教えてから。
大規模なサイトなら画像面のデザインが2人、コーディングが3人、flashが1人…みたいなこともあるので、リーダーになったら各人への指示なんかもある。SEO対策を担当する場合なら納品後も関係は続く。報告書まとめたり提案出したりといった。
どう、大変でしょ、みたいになってしまった気がする。ごめんなさい。
で、どの行程を担当しても、全行程を理解していなければかなり全体効率が落ちるし、他の担当や営業、お客さんにまで迷惑がかかることがある。コーディングのことを全く考えてないサイトデザインでコーディングが圧迫されたり、SEOのことを分かっていないコーディングのために後から修正したり。半端にカスタマイズしてプログラムが暴走したりしたこともある(さすがにこれはひやっとした)。
一つの職業であることは変わらないのに、デザインというセンス要素が過剰に注目されてしまっている。皆そこに憧れている気がする。webデザイナー、なんて名前がきらびやかすぎるのかもしれない。地道な地道なパーツデザインやコーディング、市場分析が仕事に占める割合は高いのだから、単調な部分も多いのに。
センスが生きる場所のサイトデザインだって1回では終わらない、ずっとアイデアを出し続けることが求められるから、ある種の単調さは生まれる。時には1案件に何案もデザインを出すことすらある。どうしょうもないセンスだと思うお客さんの希望に沿ったデザインを出すこともある。
話はちょっと変わって、私が関わった営業の中にはデザイナーをすごく見下している人がいたけど(ちょろく見ているというか)、なりたい、と思う人でさえそうなのだから、なりたいと思わない人には余計簡単そうに見えるのだろうか。
営業は本当に大変だと思う。
サイト制作経験のない営業もいて、そういう人は本当に苦労しているし、逆にデザイナー上がりの営業は「自分だったらこうする」という主張が出るからそこで苦労がある。「ホームページってそこまで興味ないんだよね」と言いながらわがままな注文や後出しの要望が多いお客さんもいるし、お客さんのホームに行って戦うのは彼らだ。
だからがっちり支えたいと基本的には思っているけど、楽な仕事なんだからいいよな、と言われると腹が立つし、それぐらいちょちょっとやってよー、適当でいいからと不必要なデザイン案の数を求められると踏みにじられているように感じる。
単発でそういうことがあっても、人間そういうことはあるから抑えるけど(営業てめえこんな手間かかるものをこんなに安く取ってくんじゃねえよ、分かってないやつは死ね!と思うことはあるし)、基本姿勢が「デザイナーは営業の言う通りやってたらいい」の無知な営業に対する怒りは地道にたまる。
かなり時間をかけてここまで書いた。考えながら書いたので、きれいに自分の中で結論が出た。
俗なことだけど「こっちのことも認めてくれ」に尽きるな。
webデザイナーじゃなくても同じだなあ。
営業は営業でこっちに対して言いたいことがあるだろうし、その言いたいことはデザイナーが想像もつかないことだったりするのだろう。
ただ、互いに互いのやっていることを逐一知らせあうような時間はとてもないし、実際にその職につかないと分からないことこそが軋轢の原因にもなる。
もっと寛容にならないといけないな、私。
さて…。
吐き出しになってしまったので、webデザイナーの面白いところも書くことにしよう。
いいデザインができて評価されるともちろんそりゃ嬉しいんだけど、それは分かりやすいので省略しよう。
私は表を作ったり説明文をコーディングしたり、Q&Aを作ったり、「サービスの流れ」みたいなページを作るのがとても好きだ。フッターにあるテキストリンクや、パンくずリストを作るのも好き。問い合わせフォームや、WPなんかのモジュールのカスタマイズも好き。あとキャンペーンバナーとかボタンも楽しい。
そういう部分は、分かりにくいとお客さん(サイトを訪問した人)を逃がしてしまうからやりがいがある。
逆によくできていれば、サイト全体のイメージをかちっと上げてくれるし、メンテもしやすい→サイトが継続しやすい。ってこれはこっちの都合だけど。
分かりにくいサービスや、説明しておくことが多い商品のことをお客さんにきっちり聞いて、まとめあげるのは快感に近い。
そういうものって「あって当たり前」みたいなとこがあるから、気を配って作っても気づかれないことが多いのだけれど、でもやっぱりサイトを見る人を左右するのはそういうちょっとした部分の累積だと思う(なので営業が「こういう表はお客さんに好印象でいい」「このお買い物の流れ、他のお客さんにもお勧めした」なんて言ってくれたりしたらすごく嬉しい)。
内容が本当にきちんと練られているサイト、ユーザビリティがきちんとできているサイトってまだまだない(あるようでない)。新しく次々に出てくる技術はいっぱいあるけど、そういうのも大事だけど、でも内容がちゃんと伝わってなかったら無意味だ。サイトに書いてあるこれってどういうことですか?どうやって買い物したらいいんですか?とかいう電話かかってきたりしたらサイト作る方がデメリットがある。
デザインのこととか、最新の何か(今ならhtml5とか)を使ったりすることばかりに集中していたらいけない。それこそ「webデザインのことしか分からない人間がうるさい」ということになる。営業的な考え方も必要だし、一般のお客さん的な考え方も必要。
全行程に対する理解の度合いでできる仕事が変わるっていうのは、本当にどこにいても同じなんだと思う。
支離滅裂になってきたので、終わる。
なぜか日本ではシェアが高いYahoo!の検索エンジンがGoogle化したことで注目が集まっているわけだけど、最近ウチが請ける大手さんの仕事も、中堅どころの仕事にもSEOは要件に入ってない。
アフィブログが重い。主にはてブから2ちゃんのまとめブログへのリンクをクリックしてみるわけだが、
飛んだ先のページの読み込みが最近とんでもなく遅い。
他のタブでページを開く迷惑になるので、読み込み停止ボタンをおすことが増えてきた。
そんなにとてつもなく重いPCを使っているわけではないと思うんだけども。
ブログ主が欲張ってリンクを増やせば増やすほど、ユーザビリティが低下する。
正確に言えば、別サーバーからコンテンツを読み込む必要のあるブロックを増やせば増やすほどページの読み込み速度は低下する。
ウェブサイトを仕事で少しでも作ったことのある人間にとっては当たり前のことなのだが、ブログしかいじらない人々にとってはわからないことなのだろうか。
ブラウザ可視領域の左側がもっともクリックされやすい領域であることはユーザビリティの研究から明らかになってはいるらしい。
かといって、最近のアフィブログみたいに、いくらスクロールしてもねんどろいどだのエロ系のフィギュアだののヲタ向けのおもちゃの画像が延々と見えてくると、馬鹿にされている気分になる。
「ニグロ」がゲーム内で単語として使われたのなら、ストーリーの進展で流せる。
コミュニケーション上に問題は全くでない。
「ニグロ」が差別語かどうかはネットゲームの運営会社が判断することじゃないし、
「ニグロ」が差別語になっている時点で大概の奴が日常会話でも使用をためらう状況にあるだろ。
なんで、ネットゲームで「ニグロ、ニグロ」言わなきゃコミュニケーション取れなくなるんだよ。
ついでに言うが、「味噌煮込みうどん」みたいに突然普段使ってる言葉が突如差別語として日本中にコンセンサスが取れるとかありえないから。
あぁ、そういう話「だけ」をしていましたと言うことなのね。
OK了解。
「文字が被れば差し替えればいいし、そういう運用の結果として被らないことを保証するなら、リストで対応可能」
そうですね、それはその通りww
「文字が被れば差し替えればいいし」の是非については(゚⊿゚)シラネと言う話か。
さて、後は余談。
この流れでは、知らないうちに余談にされてしまったが。
「天秤」の話が出るのは、「差し替えの是非」が絡むからなんだ。
それまで使っていた単語がNGになるってのは、コミュニケーション上問題が出る可能性がある。
(そのうち慣れるだろうけれどもね)
Webアナリストになりたいんです!っていう人が出てくるほど、Webアナリストという職が世の中に浸透しているとは思えませんが、なりたいって思ってる人がいるかもしれないので書いてみます。といっても、自分もまだまだWebアナリストとしてはヒヨッコなんですけどね。
めちゃくちゃ必要です。
Webアナリストは常にExcelを起動していると言っても過言でないくらい、Excelと向かい合って仕事しています。
関数は基本的なものはもちろん、マクロ・VBAに関しても使えた方が良いです。
ちなみに私はVBAは作れません。
勉強せねば・・・。
ここでは最低限押さえておいてほしい関数や機能をあげてみます。
当たり前ですが、これは必要です。
用語の意味とその数値がいいのか悪いのかを判断できるようにならないといけません。
まずは下記の用語と意味を覚えてください。意味は自分で調べてください。
Webアナリストの仕事は、解析をして、ここが悪いと指摘するだけじゃダメなんですね。具体的な改善提案を示すことが必要です。
ここで改善提案を示すのに必要になるのが、サイト制作の知識なわけです。
あえてサイト制作とばっくりとした書き方にしたのは、サイト制作がデザインとか、ユーザビリティとかそういった言葉を内包しているからです。
ここについては素養として制作の知識を持っていれば持っているほど、深みのある提案ができると思います。
私はここの知識が乏しいので、なかなか厳しいと日々感じています。
アナリストが行う分析は大きく2つに分けられます。
1つはサイト内部の分析、もう1つは集客(広告効果測定含む)の分析です。
じゃあ集客の知識って何があればいいのって話ですが、こんな知識をつけておくと役に立ちます。
数値が良くないと気づき、なんとなく打つべき施策はわかったとしても、この施策を打てば本当に現状より良くなるのか、確証が持てないことがあります。
そんなときに行うべきテストの方法を知っておくと便利です。
A/Bテストや多変量テスト、リスティングのT&Dローテーションなんかがテストの一例です。
あぁ、またこれかよ、と思われそうですが、これは主に2つの理由で結構必要だったりします。
1つは自分が3や4の知識が乏しくて改善提案を示せないときに、デザイナーやマーケ担当の人とコミュニケーションを図って糸口を見つけ出すことが必須だからです。
もう一つは自分が改善提案をしたものが裏目に出てしまった場合。
いかに角を立てずに説明できるかがポイントになったりします・・・。
当然ですが、自分が解析した知識は共有しないと全く意味がない訳で。
だって方針を決めるのはディレクターだし、手を動かすのはデザイナーやプログラマーな訳で。
で、上層部は「うちのサイトはどうなんだぁ?」というすごく抽象的な説明を投げかける訳で。
そういったキーマンたちにきっちり説明するために、プレゼンテーションの知識は必要になります。
これは6とも通じるところですね。
最後に。
アクセス解析はやろうと思えばどこまでも際限なくできてしまいます。
でも時間は有限なわけで。
どこかで線引きをしないといつまでたっても終わりません。
このときまでにここまでの数字を出そうと心に決めて、できれば手帳に書いて、仕事を進めることが
とーーーーーっても大事です。
ちなみに、本格的に勉強したいなーってひとがいたら、最近発売された
「ウェブ解析力 ROI(投資対効果)を最大化するアクセス解析の実践的ノウハウ90」
という本は一度目を通してみると良いと思います。
これだけじゃなく、アクセス解析に関する本は少ないので、一通り目を通してみても良いかもしれません。
いかがでしょうか?
総体的に言うと
デザイナーの悪い所 ⇒作業範囲を確認してない 必要な情報の要求をしてない 元増田の悪い所 ⇒作業範囲を確認してない デザインの仕事が解ってない
とりあえず元増田の発言見てると、WEBデザインが何か全くわかってないように見える
どこまでが1ページかってのはサイトの構成だから、これは発注側が指定する所
そこからやれって言うなら、そもそも価格設定がおかしい
こんだけ情報入れてくださいっつって、本当に文字だけのコンテンツが来たらどうすんの?
イメージとかサンプルというか、こういう感じのデザインで、とか指定は発注側がする方が良いだろ
その辺をすり合わせるのにラフが必要なんだよ
何もかもお任せなら、さっきと同じで価格設定がおかしい
と、ここまで書いて思ったんだが、納品物はデザインのペラ画像で良かったのか?
そのままアップできるファイルを発注したのか?
で大分変わるな。前者はラフ、カンプ。後者はコーディング含めた完成品だな
同じ発注でも、ソニーみたいなサイトイメージのもあれば任天堂みたいなの作ってくるデザイナーもいるし
その辺をコントロールするのがディレクションって奴なんだ
それが出来ないのに発注やらされてるのも不幸だが
ちなみに今の状態でディレクターとか名乗ると恥ずかしいから注意だ
これは、はてなのユーザビリティ不足ですね。一般人がはてな匿名ダイアリー(増田)
に来ても確かに意味が分らないと思う。
↓読むと少しは楽しみ方がわかるかと思います。
増田講座
http://anond.hatelabo.jp/20071105113746
※くれぐれもはてな匿名ダイアリーは「実験中のサービス」ですので、過度な期待は禁物です。
正直ネットがある程度快適に見れて、それなりにかっこよくて、月の通信料が定額で4000円以内ならそれで良いのに。
世間一般がこだわってるような、お財布ケータイとか使わないし、機能で携帯選ぶようなこともしないし
一時期au使ってたからJavaアプリとか使わなくなったし、ゲームもしない。
使う検索エンジンはGoogleモバイルで、キャリアの用意した公式サイトが充実してるとか気にしないし
月の通話時間20分ぐらいだから通話料が高いとかもあんま気にならないし
あーでもコピペ機能はあったほうが良いかなぁ
ついでにGPSがついてれば便利だ
こんなに謙虚な姿勢で携帯を探しているというのに、目的のものは一向に見つからない
日本の携帯はユーザビリティなんて気にしないで、本当に技術を進化させるためだけのものって感じだよね