テクノ・ハウス・トランス・エレクトロ・エレクトロニカ・アンビエント・ビッグビート・ポストロックと電子音楽も、今となってはジャズやロック並みに広範囲なジャンルになった。ただ、他のジャンルに比べると定義が結構曖昧で、結構誤用されていることが多い。ジャンル論争はあまり意味も意義もないけど、チラ裏的に定義してみる。
ちなみに書いている人は元テクノ少年のテクノ中年のシロウトなので、もっと詳しい人で「違う、そうじゃない」と思った人は、トラックバックなんかいただけるとありがたい。
電子音楽全てを包括する呼び方。ヘヴィ・メタルやパンクやオルタナティブを包括するのがロック、フリージャズやスウィングジャズやハードバップを包括するのがジャズなように、エレクトロニカもアンビエントもトランスも全部「テクノ」に含まれる、音楽の大ジャンルの一つである。
よくある批判(?)として「中田ヤスタカはテクノじゃない」「小室哲哉はテクノじゃない」と言われるが、あれも立派なテクノ(嫌いな人も多いだろうけど)。石野卓球は昔タモリの番組で、ユーロビートは日本独自のテクノだと解説していた。現代的な意味で「テクノ」として扱われるのは、ホアン・アトキンスやデリック・メイ、ケビン・サンダースの創設した「デトロイトテクノ」からの派生したもののみとする意見もあるが、そうなるとややこしくなるのと、世の中で「テクノ」と呼ばれているものが排除されてしまうので、あまりこの定義は意味が無いと思う。
デトロイトテクノと同じ時期にシカゴで生まれたダンスミュージック。リズムマシンとシンセを使い、フロアでかけるという意味ではデトロイトテクノと同じだが、キャッチーなメロディやピアノ音が特徴。ダフト・パンクやここ数年の中田ヤスタカ。テクノの下位ジャンルとして扱うか、一つの独立ジャンルとして扱うかは人によって異なる。
上記に上げたようにホアン・アトキンス、デリック・メイ、ケビン・サンダースがデトロイトで創設したジャンル。トランスに比べるとメロディラインが曖昧で、ストリングスやパッドを多用している。基本的にヴォーカルはない。テクノというと「白人・ヨーロッパ」のイメージを持つ人がいるが、元々デトロイトの黒人が始めた音楽である。
ハウスとテクノの混合…と言うとややこしいが、うねるようなシンセパッドの旋律と4つ打ちと叙情的なメロディアラインが特徴。100%踊るための音楽。時期や地域によって更に細分化された下位ジャンルがある。日本ではチャラいイメージがある。
音楽のいちジャンルと言うよりも音楽の一手法。同じ旋律をパターン化し繰り返す、音の動きを最小限に絞ったもの。久石譲のsummerとか坂本龍一の戦場のメリークリスマスなんかがそう。
これもテクノのいちジャンルと言うよりも、音楽の一手法と捉えたほうが良い。直訳すると「環境音楽」でカフェやサロン、美術館でかかっているような音楽。或いはクラブでチルアウト(落ち着かせる)させるための音楽。静かで緩やか。ブライアン・イーノ、細野晴臣、初期のエイフェックス・ツインなど。イージーリスニングと混同される場合もあるが、イージーリスニングと違い明確なメロディラインが無いのも特徴。
ハウスやデトロイトテクノよりもやや後に発生したジャンル。ハウス+テクノ+ファンクという形で成立。ポップでキャッチーなメロディで賑やかな感じ。
たった2文字加わるだけで全然違うジャンル。どちらかと言うとデトロイトテクノやアンビエントからの派生ジャンル。キャッチーなメロディラインがなく、音数が少なくシンプルな感じ。ヴォーカルがなくポップな部分が無いので初心者にはやや難解。アンビエントと違いビートはある。踊れない曲も多い。ただ、アメリカでは日本で言う「テクノ」的な扱いとなっている。
ロック+ヒップホップ+テクノ(ドラムンベースも加わる)。ドラムの代わりにリズムマシンを使い、ベースの代わりにシンセベースを使い、テクノっぽくてヴォーカルがある、踊れるようにしたロックと思えば良い。日本ではデジタルロックと呼ばれる(最近じゃ呼ばないか)。ケミカル・ブラザーズやアンダーワールドやプロディジーなんかがこれ。ロックの一ジャンルにするか、テクノの一ジャンルにするか人によって分かれる。
ブレイクビーツを170BPM前後の高速で繰り替えずリズムパターンに、低いベース音を合わせた音楽。トランス・ハウスなどがバスドラ4つ打ち(ドン・ドン・ドン・ドンと単純なリズム)にたいして、複雑なリズムパターンが特徴。
テクノ歌謡、シンセポップとも呼ぶ。電子楽器を使ったポップミュージック。キャッチーなメロディラインとヴォーカル。1980年代の小中学生や流行ったように、ポップで親しみやすいことが重要。そういう意味ではエレクトロに割と近い。YMO、クラフトワーク。Perfume。現在の「テクノ」とは違うとされるが、石野卓球やケン・イシイ、デリック・メイなんかは影響を公言している。
これこそ未だによく分からんジャンル。ポストロックのポストはポストモダンのポストと考えると分かりやすい。
こうして見ると、「踊れる」「踊れない」と、「分かりやすい」「難しい」の軸で分布図が作れる。
踊れる ↑ ドラムンベース | トランス ユーロビート デトロイトテクノ ハウス | エレクトロ ドリルンベース | |ビッグビート 難解←ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー→平易 | エレクトロニカ | テクノポップ アンビエント| | | | テクノ歌謡 ポストロック ↓ 踊れない
あとこのジャンルのミュージシャンは他ジャンルからの影響を受けやすかったり、時期によってまるっきり違うタイプの曲を作ったりするので、「○◯はビッグビートで、◯◯はハウスで…」といったものがない。
というわけで、電子音楽のサブジャンルの再定義をするつもりで、ジャンルで聴くのは無意味という結論に達してしまった。ジャンルと言うよりも手法といったほうが正しいのかもしれない。
余談だけど音楽ジャンル以上に、リスナーのイメージのほうが日本では大きいような気がする。
ハウス:オシャレ
トランス:チャラい
こんな感じ。
id:miruna じゃあお前が書けよ。この一言に尽きる。最初から『もっと詳しい人で「違う、そうじゃない」と思った人は、トラックバックなんかいただけるとありがたい。』って書いてるんだから、たった100字のブコメで評論家ごっこしてんじゃねえよ。ジャンルを問わずこういうクソヲタクがその分野を滅ぼす。
id:temtan ごめん、おれハードコアとか苦手とかなんだ。頼むから網羅したのを書いてくれないか?
id:yukibarashi 冨田勲以前とかまで遡るには俺の知識が足りなさすぎる。どちらかと言うと現代音楽史の領域に入ってしまう。
流すなよ!Twitterで「経産省官僚や東電幹部が出荷停止になってる福島の特産品を片っ端からタダ同然で大量に買い込んでる。どうやら自分達が買い占めるまで福島県産が危険であるかのように情報を隠蔽するつもりらしい」とか絶対流すなよ!
おまえloserだな。哀れ。
※散文、乱文、オチ無し、主張なし、まとめなし
って一行目に書いてあるのも読めないの?
流石に頭悪いってレベルじゃ済まないと思うんだけど。
……なんてね。大丈夫分かってるよ
キミは単にタイトル読んだだけで内容も読まずに脊髄反射でレスしただけなんだよね?
まさか読んだ後にこんな間抜けなコメントしたわけじゃないって、ちゃんと分かってるよ
http://anond.hatelabo.jp/20111018091335
それはね。「健康」なんだよ。身体の健康、精神の健康、そういうモノを売ってるんだ。その仕事をやり続ける限り、自分の健康が壊れて行くのは宿命。身も心もボロボロになる。そういう仕事なんだよ。だから「自分を大事にする人達」に、健康を売るなんて自分を大事にしてないけしからんと蔑まれたり、そんな大事なモノを他人に捧げるなんて女神だなんて持ち上げられたりするんだ。
政治家でも何でもいいので誰か一人適当な生け贄を見繕って、そいつが暴落した福島県産の高級食材を買いあさって贅沢に食ってると週刊誌とかにスクープさせ、とっくに安全になってる福島県産物の情報を隠蔽して不当に価格を暴落させてるとか何とか書き立てさせる。
API制限云々があるおかげでこういう話が出てくる
私も有料化自体に反対するわけではないが…断言しよう、絶対に"面倒臭い"ユーザが増える
こういう場合に挙げられるのは大抵"お金を払っていない層"だと考えがちだが、真に面倒臭いユーザはむしろ金を払っている側である
既に無料有料ユーザが住み分けられているコミュニティを見れば明白だ
・乞食が~とか言い出す
・上のような話題が一通り出て落ち着いたら、課金ユーザが思い出話としてネタ化する
・ネタ化したら課金ユーザ無敵、無課金ユーザは一切口を出せない状況に追いやられる
最終的には先細りして終了
つまり人気商売でわかりやすい商売だから持ち上げたり下げたりする人がいっぱいいるんだよ。
世の中には一言でくくれない商売がいっぱいあって、たとえば
工場でもどこでもないごく普通のところで、普通の人にはなんだかわからない書類を、
普通の人にとっては全くどうでもいいルールにしたがって加工するだけで、
退屈さに耐えることがきっと偉いのでしょう。
これは全く普通の生活に関係ないからたぶん、同業者にしかわかりませんし、
それでも、OBや組合やなんかは「もっと知名度をあげて地位向上を」とか騒いでるけどね。
なりたければそういう客相手でない内職でもすればいいじゃない、
あなたは「病んで」いないのなら。
たぶん水商売ってなあに、みたことないっていう子供もオトナもあなたがおもうよりいっぱいいるよ。
いちいち人の職業の詳しいことなど関心もてないもん。
仲間内でだけいろいろもてはやされてるんだよ。
それさえなくなったら人気商売は業界ごと潰れておわり。
地熱発電の利用拡大に伴い、各地の温泉地付近に地熱発電所が建設されるが、その結果として温泉の枯渇が取り沙汰されるようになる。
そんなある日、山岡夫妻行きつけの温泉付近に、大規模地熱発電所の建設計画が持ち上がる。現地の反対運動に参加している山岡夫妻たちの前に、経産省の官僚と電力会社の幹部が現れて、説得を始める。
電力不足の時代には地熱発電所が必要であること、温泉資源が枯渇する可能性はあくまで仮説であり、因果関係は実証されていないこと、たとえ仮に因果関係があるとしても経済価値を考えれば地熱発電所の生み出す経済効果の方が遥かに大きい事を説く。
山岡「ふざけるんじゃない、経済効果とやらの為に、日本の温泉文化が失われてもいいってのか」
で、山岡さんが経産省官僚と電力会社幹部を別府鉄輪温泉に連れてって(陶山陶人辺りに誘いを掛けさせて、二人を呼び込むとかなら、まあ自然な流れだろう)、地鶏の地獄蒸しやらプリンやら地獄釜フルコースを食わせる。で、昔からの長逗留文化があることを解説する。
山岡「経済成長を追い求めた結果が福島原発の事故だ。あの事故で福島の貴重な食文化や農業が大打撃を受けた」
おもしろかった。
「訳注:この辺訳怪しい」と言ってるところは確かに怪しいので直すとこんな感じかになるかと思う。
Facebook gets it. That's what really worries me. That's what got me off my lazy butt to write this thing. I hate blogging. I hate... plussing, or whatever it's called when you do a massive rant in Google+ even though it's a terrible venue for it but you do it anyway because in the end you really do want Google to be successful. And I do! I mean, Facebook wants me there, and it'd be pretty easy to just go. But Google is home, so I'm insisting that we have this little family intervention, uncomfortable as it might be.
(https://plus.google.com/112678702228711889851/posts/eVeouesvaVX)
↓
ぐうたらな僕をここまでして書かせた理由はそれだ。
僕は元来ブログするのも、プラスする(って言うのかどうか知らないけど)のも嫌いだ。
そもそもGoogle+はぶっちゃけ話をするのにはひどい場所だけど、とにかくやらなきゃならない。
で、僕は成功して欲しい!
まあ要は Facebook が僕を呼んでいるし、きっとそっちでやるほうがずっと楽なんだろうけど、
Start with a Platform, and Then Use it for Everything.
↓
これはわりとどうでもいいところけどせっかくなので。
It's not even super clear whose mom he was talking about, and doesn't really matter, because nobody's mom can use the goddamn website.
誰のママのことを言ったのかははっきりしないし、そんなことは問題じゃ無い。問題は、ママじゃ無きゃそのウンコサイトを使えるんだってことだ。
↓
じっさい誰のママのことを言ったのかははっきりしないけど、そんなことは問題じゃ無い。
素朴な疑問なんだけど。
彼女が社会人として働いているのは、ご両親が良くも悪くも厳しい方なので、
だったら、「家賃、食費、光熱費」は彼女、実家に入れてるんじゃないかなあ? ただ働かせているだけで、自分の食い扶持を払わせないんじゃ「厳しい」とは言えないとおもふ。
松林の中を歩いて
あかるい気分の珈琲店(かふえ)をみた
遠く市街を離れたところで
だれも訪づれてくるひとさへなく
をとめは恋恋の羞をふくんで
あけぼののやうに爽快な 別製の皿を運んでくる仕組
私はゆつたりとふほふくを取つて
おむれつ ふらいの類を喰べた
空には白い雲がうかんで
たいそう閑雅な食慾である。
http://anond.hatelabo.jp/20111017150724
とても勉強になった。
千冊処分するために、千冊それぞれ個別に起案を出さんといけないとか、ありえて嫌だ。
ホントにご苦労さまだよね。でも、日本はこれから超高齢化社会だ。つまり「知識はあるけど、稼ぐのに時間を使う必要の無くなった、目利きのご老人」がたくさん居る社会になる。「稀覯本探検隊」を結成して、各図書館に突撃。廃棄処分が決定している本の中から、1週間で稀覯本を探し出す。その本を譲り受けるのに必要な書類を探検隊が用意し、サインと判子で譲渡終了。受け取った本は私設の「稀覯本図書館」に持っていかれる。重複する図書は売り出されて、売り上げで図書館が運営される。
って、事業モデルじゃダメかなあ? 私自身は品物としての本の価値はわからないけど「貴重な文化遺産」ってのはわかる。保存できるのならしたいよね。