サイトをリニューアルするので、外注のデザイナーにWebデザインを依頼し、社内で何度も修正・検討し、今週ようやくサイトをリニューアルした。
今までよりも見栄えが良く、UIも簡単に出来ている(はずだ)。当然、ユーザから見たら「変わった」「良くなった」という声が聞こえてくるものだとばかり思っていた。
しかし、いざオープンしたらその期待はものの見事に裏切られた。デザインの変更についてほとんど触れられることはなく、中には「使い勝手が悪くなった」という奴もいる始末。
俺たちがあんなに悪戦苦闘して、外注とケンカしながらやっとの思いで完成させたのに、ユーザから見れば印象に残らなかったようだ。
ちなみに、ライバルサイトはどれも素人以下のデザインだ。まぁ、法人で運営しているサイトがほとんど無いから仕方ないだろうが、Web制作の経験が1,2年しかなく、ビルダーで作っているような奴らにすら、俺たちのサイトは負けている。これが事実だ。
外注費やら俺らの給料やらを考えると、会社は数十万の経費を使っているだろう。にもかかわらず、素人のデザインに負けている。これが悲しいけど現実なんだ。
それで思った。「Webデザインなんて制作者側のエゴなんじゃないか?綺麗だろうが、UIに凝っていようが、ユーザビリティを考えてようが、そんなのは一切関係ない。ただ、ユーザのニーズにマッチしたコンテンツやサービスが出来ているかどうかだけなんだ」っと。