はてなキーワード: スヌーピーとは
・通勤(行き)
・仕事(午前中)
所内の備品の確認作業。細かく言うと、各備品の担当者が備品の所在をチェックし、
私はそのチェック作業の確認書類の取りまとめを行った。備品の場所が変わったりした所は、台帳に変更を反映させたり。
・昼
・仕事(午後)
1時間くらい所の窓口対応。(窓口パートの人が昼休みを取っている間)
その後、契約書の作成作業。といっても一から作るのではなく、既存の契約書をコピペや手直しして作成した。
備品作業の続き。台帳を印刷して、紙の右シールを貼ったり、変更箇所が反映されているかチェックをしたり。
2時間程のサービス残業となった。まじ○ね。7時半くらいに帰途に着く。
・通勤(帰り)
スマホの電源が切れたので、寝てた。途中から乗ってきた大学生がうるさいが、大学生はそれでいい。
・夕飯など
無意味にディスるなと言われたので、実際に行って悪かったとこ書く。
・展示がショボい
原画がポツンポツンと置いてあるだけで、別に有名なシーンとかないし、淡々としてて熱心なファン以外は良さが分からない。
しかも逆流できない。
・実質お土産屋
異様に完成されたデザインのグッズがたっかい値段で売っている。入場料がショバ代でしかない。
なので、クールなスヌーピーグッズを集めたい人は行く価値がある。
ちょこっと記念に子供が喜ぶ物とかはない。
・カフェ…このやろう…
入場券買わないとカフェを利用できないと思われがちだが、実は入り口の真横からテラスの出店へ行けて、注文可能。
ちなみに入場券は事前に日時指定で買っておかないと、当日券は出るか確約されてない。
【基本スペック】
・年収550〜600万(休日はカレンダー通り、残業月40〜50時間)
・175cm65kg普通体型
・TOEIC850程度(海外経験ありだが、今後はおそらくずっと本社勤務になる)
【趣味】
・野良猫の写真を撮る(カメラはソニーα7R2、フジX100F)
・食べ歩き(インド料理、本格中華、スペイン料理など、1人5000円までが目安。男女問わず食べ歩き仲間募集中)
・写真投稿サイト(ガンレフ)での高画質女性ポートレートの等倍鑑賞
・Twitter(在日コリアン女性のフェミニストとして、ネトウヨから卑猥な中傷を受ける)
・窓際の席での人間観察
・27歳頃までの皆藤愛子
・2017年東京女子大ミスコンのentry02の子(素人さんなので名前は出しません)
・首都圏在住
・趣味の近い人
【悩み】
・婚活パーティーや婚活サイト以外で自然な出会いがしたい。仕事での出会いは今のところない
・Twitterやブログで趣味を介してつながりを求めるのは現実的か?
・女性が多いが、30代独身男性が入ってもおかしくない習い事はあるか?
最近ではサランラップ【R】のCMでも話題を呼んだ木村拓哉【ID】は、スヌーピー 【C】1950 United Feature Syndicate, Inc.とともに、日本マクドナルド【R】の展開するFIFAワールドカップ【TM】応援キャンペーンの公式キャラクターとして・・・・・・
※墨括弧は、はてな匿名ダイアリー筆者によるもの。原文では次の通りの記述されている。【R】は®マーク、【C】は©マーク、【TM】は™マークとなっている。マークは環境により文字化けする可能性あり。【ID】は小さくIDと右寄せで表示
商標等の各知的財産権保有者に「配慮」をした場合、名称は正式な実名を記述しなければならないらしいので上記のように長くなってしまう。
というのも、福井健策弁護士著 著作権の世紀によれば、報道機関に対して「うちの商標を記述する場合は、略さずに必ず正式名称で記述し、RマークやTMマークを付けて下さい」等のように要請をする団体がいる。
もちろんこのような要請には法的な根拠は殆ど無い。知的財産権であっても、文字に権利は殆ど関係ないからである。
他の会社も同じような要請を始めたらニュース記事はどうなるのかとの観点から、福井弁護士が作った例が先ほどの長い文章である。福井弁護士は、このような文章では読みにくくて困ると疑問を呈している。
※注意 先ほどの文章に出てくる人名や団体名は、あくまでも例として作文に使われているだけである。書かれている人や団体がそのような要請をしているという事を示しているわけでは無い。
具体的に見ていこう。
日本マクドナルドはマクドナルドやマクドと書くことは当然「出来ない」ので日本マクドナルド。芸能人の名前には氏名肖像権があるので知的財産といえば知的財産。だからTMマークに対抗してIDマークを付けることとした。※IDが何の略かは触れられていない。「Identity Document」の略か?
スヌーピーはキャラクター名なので権利者名を入れる事となった。
さて、皆さんは権利保有者に「配慮」をした書き方をしているだろうか?ただし、前述のように読みにくくなるだろうが。
【私見】
1.なぜ報道機関に限りこの様な要請がされるのかというと、報道機関は雑誌や新聞でニュース記事を社会に広く配信する立場であるので、責任から言って「報道機関の自由が認められず」このような要求がされてしまうのではないだろうか?
逆にマスコミ以外の会社や個人にはそのような要請がいくことは恐らく無く、不自由さを感じる場面は無いのではないかと想像する。その様な要請を行っている主体が内心どう思っているかは別にしてもである。
2.報道は不自由だが、それ以外の主体は自由に書けるというような事を上で書いたが、厳密にはTPOの観点から言えば言葉は必ずしも自由利用とは言えない。正しい表現をすべき場面はある。ただし、下記の理由で、要請はやはり無効だろう。
・報道で正式な表記をするとは言っても、見出しや本文の最初だけ正式名称(日本マイクロソフト等)にして、紙面スペースの都合上次からMS社等の表記にして良いのではないか。
・正式名称を書くことが正しくとも、名称でなく発音もされないRマークやTMマークを書く必要は無いと感じる。
・ここでの観点はあくまでも万人向けの、分かりやすい文章の書き方である。知的財産だからという理由ではない。記事で若者言葉を使用して良いかどうかと同じ種類の話である。
ちなみに、了解を「り」と略す人がいるらしい。マクドナルドを「マ」と略すと、ふざけているのかと言われるかもしれないが、その場合も知的財産だからという理由では無いだろう。
3.登録商標なら仮に譲歩して「登録されているので、登録されている名に倣って正式名称で書きましょう」となったとしても、登録されていないただの商品名や固有名詞まで正式名称の記述を要求されたとするなら、はやり行き過ぎではないだろうか?
4.正式名称を書くことが必要という論なら、「株式会社」も「公益財団法人」等も必ず書かないといけなくなるのだろうか。
5.PS3のゲームに「夏色ハイスクル★青春白書 ~転校初日のオレが幼馴染と再会したら報道部員にされていて激写少年の日々はスクープ大連発でイガイとモテモテなのに何故かマイメモリーはパンツ写真ばっかりという現実と向き合いながら考えるひと夏の島の学園生活と赤裸々な恋の行方。~」というゲームがある。
アマゾンでは「夏色ハイスクル★青春白書 (略)」として売られている。
正式名称を書くべきならばこのゲームも「夏色ハイスクル★青春白書 ~転校初日のオレが幼馴染と再会したら報道部員にされていて激写少年の日々はスクープ大連発でイガイとモテモテなのに何故かマイメモリーはパンツ写真ばっかりという現実と向き合いながら考えるひと夏の島の学園生活と赤裸々な恋の行方。~」として表記しないといけないのだろうか。
ギャグ漫画のこち亀(正式名称で書くなら、こちら葛飾区亀有公園前派出所)の両津なら早口言葉じゃねえぞと言い出しそうだ。
【追記】
報道機関でない会社は自由に使えるかと思っていたら、福井弁護士が書いた次の記事を発見した。
オリンピックを想起する言葉を使うのは便乗になるので止めましょう、つまり正式名称どころかそもそも言葉を使うなと主張するおかしな団体があるとのこと。
その理論だとミッキーマウスもスヌーピーもトムとジェリーもミッフィーもダメなはずだし、人間も使えないよね。
ググればわかるけど海外は可愛くない動物マスコットいっぱい作ってるよ
あと実在の動物じゃなくたってムーミンみたいに可愛くすることだってできるのに、なんでわざわざ気持ち悪くしてるのかって説明にはならない。
AppleのSwift Playgroundsを触ってるんだけど、そこのマスコットキャラクターが気持ち悪い。
一体は水滴のような形で真ん中に大きな目があるタイプ、
もう一体はいちじくのような物体の上に小さな目がついているタイプ。
つくづく思うのは、クマとかウサギとか使わずに、なぜわざわざこんなクリーチャーを生み出すのだろう。
世界中の子供達は、ディズニーを見てポケモンを見て育ってるはずだし、スヌーピーやミッフィーが広く受け入れられているのを見ていると、可愛いという感覚は世界共通のはずなんだ。
それなのに、どうしてこんなに感覚にズレが生じるんだろう。
純粋に疑問だ。
だれか調べたりしてないかな。
連れ子の増田です。(?)
昨晩怒りに任せてここに投稿したところ想像を超える数の意見をいただきました。
現時点で全てのトラバやブクマを読ましていただきました。ありがとうございます。
一日経って気持ちはだいぶ落ち着きました。母とは未だ冷戦状態、といった感じですが。
昼頃にはてブを開いたらホッテントリに上がっていて動揺、魚拓やキャッシュで読めるとわかっているのに投稿を削除してしまいました。
投稿を削除した直後にキャッシュのURLをレスした方達、お仕事が早いですね。流石です。
いままでは親や親戚たちからしかアドバイスというのは受けてこなかったので、顔も知らない様々な方からのご意見、ご指摘はとても新鮮で、物事を考え直すいいきっかけになりました。
自覚してます。特に金銭面においては、働いて得たお金を突然現れた自分に懐かない十代の子供に使うということをしてくれた義父には頭が上がりません。義務教育が終わった後も高校,大学の学費、そして生活費まで出して頂き、現状私はそれに甘えています。
言い訳になりますが今は治安の悪い国にいまして、高校生がバイトなどはできる状況にありません。帰国後は大学に通いながらお金を返していくつもりです。
国立も受けましたが落ちて私大に通うこととなった為、妹に出せる学費も限られてしまっているようです。本当に申し訳ないです。
私が以前一人暮らしをしたいと申し出たところ、親戚や母には反対されました。
(寮は秒で却下されました。)
それまでは親戚宅にてお世話になる予定で、これまた申し訳ないと感じます。
実父には幼稚園の頃に一度だけ会ったことがありますが、スヌーピーの分度器を買ってもらったということしか覚えてません。
スヌーピーは今でも大好きです。実父にはもう一度会って話がしたい気がします。
会ったら殴ってしまいそうで怖い気もするけど。
親戚から聞いている実父の性格や生き方は義父と180度違うので、母はもう二度と同じ過ちをしたくないと感じ義父と再婚したのかもしれないです。
母親は母親である以前に一人の人間なので、人生自由に生きて構わないと思います。
ただ自分の意思で生んだ子供がいるということは忘れないでほしい。
(余談ですが、高校生のうちに家事全般がこなせるようになったのはよかったと思います。
金曜夕方の17時。弊社にプレミアムフライデーは残念ながら存在しないが、今日は定時ちょうど、18時には帰れそう。
残業せずに帰れそうなめどが立ったところで、LINEで彼に連絡を入れる。
「今日は18時過ぎには会社を出れると思うので、いっしょに夕飯でもいかがでしょう」
あまり前から予定を決めていても忙しい彼には負担になるので、誘うのはいつも前日か当日くらいだ。
「ぼくもそんなに遅くならずに出られそうです。何を食べたい気分ですか?」
良かった。前回会えたのは2週間前くらい。
相手の仕事のピークや、私は私でこまごまとした用事が入っていて、なかなかちょうどいいタイミングがなかった。
「前回は中華だったので、イタリアンでどうでしょう? 渋谷に気になってるピッツェリアがあります」
と返信をし、店を決めながら残りの仕事を片付けつつ、今度は夫にLINEを送る。
「ごめん! 今週終わらせるタスクが全然終わってなくて、かなり遅くなりそう。ギリギリに言うので申し訳ないけど、外で食べてきてくれない?」
結婚してからも共働き体制を続けて3年が経つ。家事は分担しているものの、夕飯の担当は一応自分になっている。
彼のほうが残業することが多いのと、私のほうが一人暮らし経験があって料理のスキルもあるので、とくに不満はない。
それに、なんだかんだ、あっちもあっちで仕事の付き合いが多い職業なので、二人でいっしょに夕飯を食べるのは1週間のうち2〜3回だ。
私が友達と飲みに行くというときも、彼はこころよくOKしてくれる。今日も問題なく、「わかった、おつかれ」とスヌーピーのスタンプとともに返信がきた。
そうこうしているうちに残りタスクは終わり、定時とともに私はタイムカードを切る。
急ぎ足で駅に向かいながらLINEを確認すると「ピザ、たまにはいいですね。では後ほど」と返信が来ていた。
こういう関係になって1年は経つけれど、彼のLINEでの丁寧語はまったく崩れない。スタンプも送ってない。
すでに5年の付き合いになるという彼女相手にもそうなのかは、知らない。たぶん違うでしょう。
まあ、どっちでもいいんだけれど。私も夫とやりとりするためのスヌーピーしか持っていない。
目当てにしていたピッツェリアは、プレミアムフライデー効果もあってか満席。
念のため会社を出た時点で電話をしておけばよかったけれど、し忘れたものは仕方がない。
隣にあった小汚い中国粥の店に飛び込む。またも中華になってしまったのが痛手だが、普通に美味しい。
彼も気に入っていた。ここ、夫も気に入るんじゃないかな。店名をメモっておく。
青島ビール1本と紹興酒をグラスで飲んで、ほろ酔いになったところで、駒沢大学にある彼の家へ。
彼女は地方に出張中で急に来る心配もないということなので、泊まってもいいかな……と期待したけれど、
今日は夫に「仕事が終わらなくて」と言ったので、さすがにオールは微妙だろう。
最初から「失恋したばかりの友人を慰める飲み会だから、かなり遅くなるかも」くらい言っておけばよかった。
Netflixで「英国王のスピーチ」を流しながら、なんとなくくっついたりキスしたりいちゃいちゃして、映画が終わるあたりで今日は終了。
彼に見送られ、夫に「終電では帰れそう」と伝えて、家を出る。次に会う約束はしない。だって、別に付き合ってないから。
夫から「ごめん、俺のほうが遅いわ。朝帰りになるかも」と返信。
なんだ、だったらやっぱり泊まればよかった。でも今から引き返すのはウザいよね、と思い、しかたなく電車に乗る。
夫も本当は、誰かとどこかのホテルにでもいるのかもしれない。
そっちのほうが「良かった良かった、お互いセックスは外注しようね」とあらためて確認しあえるかもしれないし、
そうなったらなったで、ムカつくのかもしれない。もしかしたら逆に燃え上がってセックスレスの解消になるだろうか?
うーん、今日考えるのはやめよう。
毎日電車で隣り合わせた適当な男とヤるとか、風俗でこっそりバイトするとかのほうが、本当に刺激を求めるならよほどお手軽だ。
でも、性欲とコミュニケーション欲がほどよくまぎれたことで、私の心は適度に凪いでいる。
万が一、彼がLINEで愛の言葉でもささやいてきたら、プッシュ通知を見た時点で即ブロックするつもりだ。
そういう覚悟のない人たちが、「ゲス不倫」と騒がれているのだ。
そうだ。帰ったら、まだ見れてない「カルテット」の録画を消化しよう。一人きりで。
線維筋痛症で休職したあと、復職を前にして不安があったので、人生で初めてカウンセリングを受けることにした。
復職後2回目、通算4回目のカウンセリングで、とてもおもしろい話があったので、書き残してみる。
■自分
線維筋痛症にせよ、慢性疼痛にせよ、痛みから逃げようとすると逆効果だ、ということは本で読んだんですね。
ある本には「パーティに招いてもいない嫌な親戚のおばちゃん」、
別の本には「痛みのモンスター(ただし実体も力もない)」と書いてました。
また「ロバが杭につながれて、もがくほど縄が食い込む、という禅の言葉、繋驢橛(けろけつ)」を紹介している本もありました。
なので、最近は「痛みさん、こんにちは」と言うようにしてます。
まぁ、毎回は無理ですが(笑)
それはいいことですね。
うちにくる方の中には、不快な事象や症状に名前をつけている人もいますよ。
■自分
名前ですか!
ある方は「スナフキン」と呼んでました。
ふらっとやってきて、ふらっと去っていく。
いつ来るかは分からないし、彼のありようを変えることもできない、ということですかね。
■自分
■自分
そういえば、正月たまたま早く目が覚めて、NHKBSの慢性腰痛の特番と、NHK総合のスヌーピーの映画を見たんですよ……
前者は慢性腰痛のメカニズム、後者は安心毛布をどうしても手放せないライナスのお話でした。
NHKスペシャル腰痛・治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズム~ https://goo.gl/w4u4Y0
アニメ Happiness is:「スヌーピーと幸せのブランケット」 https://goo.gl/gvjAOs
■自分
ひらめいた!
私は痛みを「ルーシー」と呼ぶことにしようかと思うんですが、どうでしょう?
いいかもしれませんね。
■自分
いいでしょう?
でも、チャーリー・ブラウンもライナスも、それはそれとして生きている。
痛みを否定することはせず、痛みは痛みで受け止めて、できることをやる、いいことですね。
■自分
ルートビアという、アメリカではポピュラーな炭酸飲料がある。(見た目がビールっぽいからそう名付けられただけで、アルコールは一切ない。)
その歴史は古く、コーラよりも先に発明された。薬剤師が滋養強壮・栄養のために作ったドリンクが元だという。コーラもドクターペッパーも元はそうだが。
アメリカでは子供がとにかく好きな炭酸飲料というイメージらしく、あのスヌーピーの大好物である。
コーラは説明不要だが、ドクターペッパーも日本では広く認知されているだろう。
しかしそれらに並ぶルートビアは日本では普及しなかった。それはなぜか?
ルートビアは、リコリス(サルサパリラ)という植物の根のエキスが含まれており、この味がまず受け付けない。
海外の子供はリコリスが大好きで、リコリス味のグミは海外ではポピュラーな菓子である。
一時期スーパーやコンビニでも販売されるほど話題になった、熊のキャラクターで有名なグミ「HARIBO」にも勿論リコリス味がある。
真っ黒い渦巻き状の硬いグミで、パッケージイラストにはそのリコリスグミが自転車のタイヤとして描かれており、
日本ではドン・キホーテや輸入食品店で販売されているが、大体「世界一まずいお菓子」「罰ゲーム用にどうぞ」などという不名誉な手書きポップが添えられているほど、日本人には受け付けない味だ。
閑話休題。
ルートビアは、そのリコリスの味がするだけで日本人には受けないのに、更にサロンパス(湿布)、またはムヒ系のスースーするフレーバーも添加されている。
日本人にとって、食品からサロンパスやムヒの香りがしたら食欲は失せるだろう。
リコリスとサロンパスの香りがする炭酸飲料。日本人には一切受け付けない要素しかない。
ググっても「世界一まずいドリンク」などと扱き下ろされたページばかりヒットする。
俺が生まれて初めてルートビアを飲んだのは高校生のとき。こんなまずいもん、飲める訳ねえだろうと思った。
でも、俺はバニラコークが好きだった。2002年頃、日本でコカ・コーラにバニラ味がついたものが発売された。そのまんま、コーラに強烈なバニラフレーバーがついたものだが、俺はこの強烈なバニラの虜になった。
しかし、やっぱり日本では「クソまずいジュース」とされ、短命に終わってしまった。
アメリカでは今もバニラコークは販売されているが、日本には一切輸入されていない。輸入食品店にも無ければ、ネット通販でも取り扱いがない。
2010年代になって何度かコンビニ限定で復刻したが、日本人向けに味が変わっており、バニラの香りが完全に薄くなっていた。あの強烈なバニラを欲している俺には物足りない代物だった。
アメリカに行かなければ、あの強烈なバニラを味わうことが出来ない。シュークリーム分ならぬ、バニラ炭酸分が尽きて限界を迎えたころ、友人が嫌がらせでエンダー社のルートビアを買ってきやがった。
こんなマズイもの、と思いながら飲むと、俺が求めていた強烈なバニラがそこにはあった。
これ!これだよ、これ!
エンダー社のルートビアは、バニラコーク並の強烈なバニラが売りだったのだ。なぜ高校時代に気づかなかったのか。
近所のドン・キホーテでも安くエンダー社のルートビアが販売されているのもわかり、そこからルートビア三昧の幸せな日々が始まった。
ある日、試しに他社製のバニラフレーバーが無い普通のルートビアを飲んでみたところ、普通に飲むことができた。っていうか、ルートビアって美味いじゃん!
東南アジアや台湾では「サルサパリラ」の名でルートビアが親しまれている。暑い中、キンキンに冷えたスースーする炭酸を飲むのは格別なんだろう。
台湾のサルサパリラ「沙士」は、日本でも中華系輸入食材店で販売されており、これもルートビアとほぼ同じ味でドンピシャ。ルートビアも沙士もかかってこい!状態である。
しかし、エンダー社以外のルートビアも沙士も遠出しないと買えないので買いだめはキツいし、値段が一缶136円である。値段的にも買いだめはちとキツい。
やっぱりエンダーのルートビアが近所のドン・キホーテで安く買えるんで、それでいいやと思っていたら、そのドン・キホーテからルートビアが消えてしまった。
ルートビアが飲みたくてたまらない時だけ遠出して購入したが、ある夜、冷蔵庫にストックが無いのにルートビア欲がマックスに達してしまった。
今から電車で遠出はキツいぞ…何かルートビアを飲む方法は無いか…と模索したところ、近所の沖縄料理屋にならあるのではないか、と思いつき、無かったら無いでオリオンビール飲んで我慢しよう…と訪ねてみるとしっかりメニューにルートビアが!
大喜びで、沖縄料理もそこそこにルートビアを何杯もおかわりしてがぶ飲みしていると
米軍基地の関係で沖縄ではそこら辺でルートビアが売っているとはいえ、沖縄出身者でもここまでルートビアばっかり飲む人はいないだろう。俺は北海道出身だ。
日本人でも、おそらく生まれながらにルートビアがある生活なら普通に飲むんだろう。
北海道の炭酸飲料といえばガラナであり、北海道出身者は普通にガラナを飲むが
メッコールだって、日本人はマズイマズイというけど韓国ではポピュラーだ。
育った環境が味覚に大きく影響与えるんだなあ、としみじみ思う。
とりあえず俺の異常なルートビア欲を抑えるには、沖縄ではそこら辺でルートビアが安く売っているし、エンダー社がハンバーガーショップを出しておりそこではルートビア飲み放題だという。
1歳半の娘がしゃべりはじめ、外で犬を見かけると「ワンワン」猫を見かけると「ニャンニャン」と言うようになった。
NHKのキャラクターのワンワンを見ても「ワンワン」(なぜかうーたんのこともワンワンと言うが)、スヌーピーも「ワンワン」、キティちゃんは「ニャンニャン」。
スヌーピーとキティちゃんはこっちがそう教えたからなんだけど、よく犬と猫の違いが分かるな、と思ってしまう。自分も分かるけどさ。
猫は大体同じような形状してるけど犬って犬種によって全然違う見た目してるし、NHKのワンワンやスヌーピーは二足歩行してるのになんで全部ワンワンだと認識できてるんだろ。
犬を見てニャンニャンと言っても不思議は無いように思うが彼女が間違えたことはない。テレビでイノシシやクマを見てニャンニャンと言っていたことはある。
http://anond.hatelabo.jp/20160613091056
つってまあ、そんだけ見てりゃピクサーとディズニーの新作追ってりゃいいと思うけれど。
とはいっても2010年代のアメリカのアニメスタジオは群雄割拠。これにストップモーションアニメ勢や日本やフランスの伝統的な2Dアニメ勢が絡んできて大乱闘スマッシュブラザーズだし、中国や韓国の新興スタジオも力を伸ばしつつあるわ。
もしかしたら、今が世界的にみて一番アニメが豊潤な時期なのかももしれない。
そんな混沌としたアニメ勢力図を一スタジオ一作品で把握できる、ステキなリストを元増田にプ・レ・ゼ・ン・トよ♥
1. ドリームワークス:『ヒックとドラゴン』(クリス・サンダース&ディーン・デュボア監督、2010年)
『リロ・アンド・スティッチ』の監督(とスティッチの声)を務めながら、ドリームワークスに移籍したクリス・サンダース。名監督、会心の復活作よ。
人間不信のドラゴンとドラゴン使いの一族のおちこぼれ少年が育む純粋無垢な友情の物語に涙しないものはいないわ。
監督が変わった『2』もDVD/ブルーレイでリリース済み。評価は分かれてるけど、1を楽しめたら是非観てもらいたいわね。
ドリームワークスはディズニー/ピクサーの昔からのライバルよ。
創業者の一人であるカッツェンバーグ氏は元ディズニーの幹部。低迷していたディズニーに『トイ・ストーリー』以前のピクサーと手を結ばせた功労者だったけれど、ディズニーのお家騒動に巻き込まれて会社から追い出されちゃったの。
それだけにディズニーやピクサーに対する恨みは深くて、自分が退社する直前に挙がっていたピクサーの『バグズ・ライフ』の企画をパクって『アンツ』を作ってほぼ同時公開し、ラセターをブチ切れさせた逸話もあるわ。
ディズニーとの最大の違いはその量産ペース。たまにハズレもあるけれども、成功した作品はめざとくシリーズ化して貪欲に稼ぐわ。
『シュレック』、『カンフー・パンダ』、『マダガスカル』がそうね。元増田は『マダガスカル』がお肌に合わなかったみたいだけど、『シュレック』は『カンフー・パンダ』並に観といて損はないわ。『マダガスカル』は作品ごとに評価の波が激しいけれど、この二作のシリーズは一貫して高評価を受けていて安心して観られるわよ。
単発作品では、『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』たちなんか玄人好みの作品ね。
2. ワーナー・ブラザーズ:『LEGOムービー』(クリストファー・ミラー&フィル・ロード監督、2014年)
『シュガー・ラッシュ』以降の現代的なウェルメイド作劇に感動した元増田なら、『LEGOムービー』は外せないわ。
チャーミングなテクスチャの質感、とぼけたオフビートなキャラクター、意外に王道な感動ストーリー、アッと言わせる伏線やオマージュネタの数々……
クオリティだけでいえば近年の3Dアニメのなかでもトップクラスと言ってもいいわ。たかがLEGO、とあなどるなかれ。あなたの涙腺をしぼりとる大傑作よ。
WBは元々バックスバニーなどで知られるアニメ業界の最大手。テレビでは「カートゥーン・ネットワーク」を系列に抱えてるわね。けれども映画ではディズニーに遅れをとってきたわ。
散発的に『アイアン・ジャイアント』や『ルーニートゥーンズ:バック・イン・ザ・タイム』といった良作を自前で生み出してきたけれども、基本はポケモンや他社製作のアニメの配給が中心。ようやく自社制作で気合入れだしたのはそれこそ2014年の『LEGOムービー』からよ。
これからは豊富なキャラクターコンテンツを利用して『原始家族フリントストーン』や『宇宙家族ジェットソン』、『スクゥービードゥー』といった作品を映画化するみたい。
ちなみにワーナー傘下にはヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズっていうオーストラリアの映画製作会社があるんだけれど、
そこで『マッドマックス』のジョージ・ミラーにふわふわペンギンヒップホップダンスマッドマックスミュージカル映画『ハッピー・フィート』、
『ウォッチメン』や『300』のザック・スナイダーにふわふわフクロウガチ殺し合い300映画『ガフールの伝説』と、
ヤバい映画の監督に見た目かわいい内容ハーコーな動物3Dアニメをやらせててどれも最高よ!
3. ソニー・ピクチャーズ:『モンスター・ホテル』(ゲンディ・タルタコフスキー監督、2012年)
それまでディズニーの独占市場だったアニメ映画界に風穴を開けた90年代のピクサーと2000年代のドリワの活躍を見て大手映画会社はこう考えたわ。
「3Dアニメは儲かる!」。
ソニー・ピクチャーズ・アニメーションはそうやって便乗的に2006年ごろから作品を継続的に発表しつづけてきて、それなりに稼いではいるけれど、他と比べてあまり元気がないわね。特に日本だとほとんど知られてないんじゃないかしら? アニメ映画界で重要なプレイヤーとは言いがたいわね。
ここは『レゴムービー』の監督のデビュー作である『くもりときどきミートボール』を挙げときたいところだけれど、『レゴムービー』を観たなら薦めなくても観るでしょう?
監督のタルタコフスキーはタルコフスキーのパクリみたいな名前だけど、アニメ業界ではレジェンド級のアニメーターよ。『デクスターズ・ラボ』や『サムライ・ジャック』を作った男、いえばすごさが伝わるかしら。
『モンスター・ホテル』は雇われ仕事で、お世辞にも脚本は最高の出来とは言えないけれど、彼が担当したキャラデザや動きはとても艶やか。特に主人公のドラキュラ娘のキュートさといったら! 3Dアニメが実は2Dアニメと地続きだということがよくわかるわ。
4. イルミネーション・エンターテインメント(ユニバーサル):『怪盗グルーの月泥棒』(ピエール・コフィン&クリス・ルノー監督、2010年)
『怪盗グルー』シリーズの大ヒットで一躍アニメ業界を席巻したのがイルミネーション・スタジオね。
大手のユニバーサルが後ろ盾にいるだけあって、よく広告なんかでも観るんじゃないかしら。「バナナバナナ」と喋る、サスペンダーを来た黄色い丸っこい謎生物のキャラ、あれがイルミネーションが誇る人気マスコット「ミニオン」よ。そのミニオンたちのデビュー作がこの『怪盗グルーの月泥棒』。
偏狭な中年大泥棒がいきなり現れた三姉妹の世話に追われててんやわんやになる、といった筋は『モンスターズ・インク』を思わせるけれど、堅実なアニメーション表現とドギツいスラップスティックさでピクサーとの差別化が成功しているわ。
特にスピンオフである『ミニオンズ』はイルミネーションスタジオの「ヤバさ」が最もよく出ている作品なので、『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一髪』を観た上で是非ごらんになってほしいわね。
しかし、イルミネーションの本領が発揮されるのは今年からだと言ってもいいわ。
2016年に発表されるオリジナル新タイトル二作品――『ペット』と『Sing』(邦題未定)。このふたつを注視していきたいわね。
5. ブルースカイ・スタジオ(20世紀FOX):『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(スティーブ・マルティーノ監督、2015年)
20世紀FOXは自前のスタジオもあるんだけど、まあせいぜい作ってるのはシンプソンズ映画くらいだし、3D作品は基本ブルースカイ作品と言っていいわね。
2000年代の仁義なきアニメ戦争の最初期に反応したスタジオのひとつで『アイス・エイジ』は観た人も多いんじゃないかしら? あまり印象に残る作品はないし、批評家筋の評価は芳しいとは言いづらいけれど、ソニーなんかと比べると安定して高収益を叩き出してきたブランドね。
そういうわけであまり過大な期待を持たずに『スヌーピー』も観に行ったんだけれど、これが思わぬ収穫だったわ。
原作の感じそのまま活かそうとした2Dと3Dの中間めいた微妙な表現は賛否両論あるだろうけれど、88分でチャーリー・ブラウンの恋物語うまく落とし込んだ良作よ。
『スタンド・バイ・ミー ドラえもん』がやろうとして大失敗したことをうまくやるとこうなる、という感じで、見比べてみると作劇の勉強になるわよ。
6. ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ:『塔の上のラプンツェル』(バイロン・ハワード監督、2010年)
ディズニー映画は2008年の『ボルト』以前と以後で大分変わってくるわ。簡単にいえば、元増田が昔観たであろうオールドグッドな2Dディズニー映画が以前、元増田が大好きだっていうウェルメイドな作劇の3D作品が以降。このラインを意識すると効率良くディズニー映画を愉しめるわ。
もっとも元増田は08年以降のディズニー3Dアニメ映画をだいたいチェック済のようね。
でも『ラプンツェル』を見逃しているのはいただけないわね!
90年以降生まれの女子にとってはマイルストーンといってもいい、新しいディズニープリンセス物語の決定版よ!!
女子にモテたければ是非観るべきだし、女子になりたければ絶対観るべき、現代女子力のパワーソース(力の淵源)よ!
7. ピクサー・アニメーション・スタジオ:『インサイド・ヘッド』(ピート・ドクター監督、2015年)
シュガー・ラッシュ以降のピクサーを観た元増田なら当然鑑賞済みかしら?
現代アメリカアニメを支配するピクサーの作劇の極致ともいえるのがこの『インサイド・ヘッド』よ。
物語自体の面白さもさることながら、「私たちはいつ、どのように成長していくのか」についてここまで丁寧に描いたフィクションは稀有だと思うわ。
8. オン・アニメーション・スタディオズ(メソッド・アニメーション):『リトル・プリンス 星の王子さま』(マーク・オズボーン監督、2015年)
フランスは日本とおなじく2Dアニメーション映画が主流だけど、日本にも白組があるように、フランスのなかにも3Dに情熱をそそぐスタジオがあるわ。
まだまだ知られるとはいえないスタジオだけど、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーンが監督した『リトル・プリンス』で一躍名を上げたわね。
アメリカの大手がかかわっているスタジオでは見られないようなヨーロッパ的な叙情が特徴よ。
今後はこういう小スタジオの3D作品もバンバン出てくるんじゃないかしら?
9. ライカ:『コララインとボタンの魔女』(ヘンリー・セリック監督、2009年)
ここからはちょっと趣向を変えて同じ立体アニメでもストップモーションアニメを紹介するわ。
元増田は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』という映画をご存知かしら?
ああいう人形を使ったアニメはストップモーション(コマ撮り)アニメと呼ばれてファンも多いわ。一番有名なのは『ウォレスとグルミット』かしらね。
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』はティム・バートンの監督作だと勘違いしている人も多いけれど、実は監督を担当したのはこのヘンリー・セリック。
彼が自分のスタジオである「ライカ」を立ち上げての第一作目が、この『コララインとボタンの魔女』なのよ。
ストップモーション特有の質感を保ちつつも3DCGと見まごうばかりのなめらかなアニメーションは、気が遠くなるような数の人形パーツによって実現したもの。
セリック独特のゴシックな美意識が溢れる画面は観ているだけでため息が出るわ。
この『コララインとボタンの魔女』の成功によって、ライカはイギリスのアードマン・アニメーションズと並ぶストップモーションのスタジオとして一躍地位を確立したわけ。
ライカはこれまで三作しか発表しておらず、日本に入っているのは『コラライン』含めて二作だけだけれど、二作目の『パラノーマン』もすばらしい出来なので是非見てね。
10. アードマン・アニメーションズ:『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』(マーク・バードン&リチャード・スターザック監督、2015年)
で、ストップモーションアニメの老舗であり、ストップモーションといえばアードマンと言われるほど有名なアードマン・アニメーションズ。
配給会社はそのときどきによって変わるけれど、一貫して温かみのあるゆるさと精緻な細部へのこだわりをふせもった上質なストップモーションアニメを世界に供給しつづけているわ。
もちろん、去年発表された『ひつじのショーン』も最高だったわね。
『ウォレスとグルミット』とおなじく、テレビシリーズの劇場映画化だけれど、TV版をみてなくとも十全に楽しめるわ。むしろ、テレビシリーズの入り口としてちょうどいいくらい。
アードマンの作品はそのルックを一目見れば即座にわかるので、公開されたらとりあえずチェックしときたいわね。
11. スターバーンズ・インダストリーズ:『アノマリサ』(チャーリー・カウフマン&デューク・ジョンソン監督、2015年)
スターバーンズ・インダストリーズはテレビドラマで活躍するダン・ハーモンが立ち上げたストップモーションアニメ会社。
その第一作目に『マルコヴィッチの穴』などで知られる個性派脚本家チャーリー・カウフマンを監督に迎えて作ったのが、この『アノマリサ』。
アードマンにしろライカにしろ「子どもも大人も愉しめる」映画が信条のストップモーションだけれど、この『アノマリサ』は完全にオトナ向けよ。
カウフマン特有の奥行きある哲学的なストーリーもそうだけれども、一番子どもに見せちゃいけないのはセックスシーン。
なんと精巧に作られた人形同士(男女ともにくたびれた中年)がヤッてる姿をえんえん見せつけられるの! クンニから挿入、絶頂、事後まで全部よ!
「現代社会の就職システムは狂ってる」「こんな社会で就活とかするほうが馬鹿」「結局使われる側になるんじゃん?」
とか院生の田村先輩が言ってる時、愛想笑いしながらそれを聞いてた俺はリクスー着てて、本当にその就活をしたこともないお前が言うんじゃねぇよって白い眼してた
逃げてる癖に笑わせんじゃねぇよって思ってた
一緒にリクスーで愛想笑いしてた浅川さんはこの前本命の二次面接で落とされたらしい
でも俺も浅川さんも笑って「そんなもんだよね」って言う
何回面接したかなんて覚えてないし、何回祈られたかなんて覚えてないし、ていうかESで落とされるからそもそも面接まで行けないし
就職先を選ばなきゃどこだって入れる?選ぶために大学入ったんだけど
起業するようなバイタリティが若者には足りてない?ちょっと日本語話してくんねぇかな
資格でも取っておけば安泰だった?それはこっちの手落ちだわ 放っておいてくれ
ていうか海外の就活システムなんてしらねぇし 何やってんの?羨ましいならその国行けば?
それをうらやんで俺が就活してる間にこの国の就活システムとやらが変わる訳でもねぇし
残念かもしれないけど配られたカードで勝負するしかない訳じゃん スヌーピーが言ってた
俺もこんなとこでグチグチ言ってる場合じゃねぇんだよ本当は 明日説明会だし 明後日面接だし ついでに履歴書提出締め切り一週間前だし
でも日本死ねとかは思わないんだよなぁ
少し前、まだ毎日勤めに行って、夜勤などもしていた頃、俺は毎日のように死にたいと思っていた。
でもいくらか調子のいい時に自分の気持ちを分析してみたら、本当は死にたいのではなくて、置かれた状況から逃げたいのだと気づいた。
そして、逃げる方法は死ぬことだけではないのじゃないかと思った。
俺は親を亡くしていて、その遺産のおかげで住む場所といくらかの貯金はある。
コミュ障の気があるため独りでいるのが好きだ。ブサメン童貞で彼女も居ないし、もちろん子供もいない。その他の人付き合いも希薄だ。
仕事さえ辞めてしまえば、俺が死んでもすぐ気づく人は誰もいないだろう。
それはつまり、仕事を辞めれば死んで逃げたのと似たような効果が得られるのではないか?
そう考えて俺は仕事を辞め、貯金を増やすことは考えずに維持することを目安に、バイト暮らしを始めた。
出世とか、結婚とか、社会人としての立派さとか、そういうのは全部もういらないことにした。
気持ちとしては、いつ死んでも葬式代くらいはあって、死後処理をする役所の人などにちょっと迷惑をかける以外は、大きく誰かの人生を損なうことはない状態を目指した。
そうしたら、以前逃げたいと思っていたことの全てではないけれど、感覚的に7~8割くらいのことからは逃げられた気がして、とても楽になった。
明るく順調な人生を送ろうとすると、家族がいないとかコミュ障とか仕事が嫌いというような、俺の持っている属性はマイナス点になる。
でも、逃げることを目的にすると、この属性はむしろプラスに働き得るんだと思った。
もし俺に優しい家族やかわいい子供がいたら、おいそれと仕事を辞めてダラダラ生きるなんて出来ないだろう。
もし俺がリア充で、心配してくれる人が沢山いたり、誰かと居るのが当たり前のような人間だったら、独りの毎日が辛くて耐えられないかもしれない。
スヌーピーの「配られたカードで勝負するしかない」という名言があるけれど、カードでなく麻雀でたとえるなら、俺の配牌は字牌ばっかりみたいなものなんだろう。
平和を上がろうとすると厳しくても、九種九牌やチャンタなら狙える手なのだ。国士無双というのはさすがにおこがましいにしても。