はてなキーワード: 無資格とは
法学部卒で就活をなめていて全滅し、小さな編プロに入ったものの、ボスもアスペで誰とも仕事が続かない方だったので、私もミッション途中で解雇。
業務委託契約で雇用保険も未加入だったので、日雇いで食いつなぎ、京都リサーチパークの小さなコンサルにアルバイトで入社。
Web制作が商売になり始めた頃でしたので、織物産業系の会社にホームページを売り歩いて実績を積んで正社員になったものの、社長が会社を解散。
その後ポリテクセンターを利用して雇用保険で食いつなぎながら、就活してリクルートの制作会社に入り上京。
でも遠距離恋愛でメンタル悪化して、早々に退職して数年実家で引きこもり。
このままではヤバいと思い、農業実習生に行ってみたけど、休憩時間に水も飲めず挫折。
その後はボランティア活動に参加するようになったら、ITスキルを買われて、研究員として再生可能エネルギーの実証実験に参加。
GISを使った資源量調査の学会発表や共同特許取得の経験を積んだものの、上司と研究データの抽出方法でもめて離職。
しばらく考えて、あえて障がい者枠で福祉施設の支援員になるも、ずさんな経営に憤りを感じて、離職。
文科省のモデル事業でとある学校の支援員をしながら、通信制の専修学校で社会福祉士の勉強をして、合格。
福祉の道を歩もうと思い、福祉施設を立ち上げたいという営利企業に雇われ、作業所を設立。
でも作ってから、運営方針でまた役員ともめてパワハラを受けて、離職。
それならいっそ営利企業ではなく社会福祉法人で働いてみようと、家から近い法人に就職。
相談員の資格を取得したものの、保守的な法人の運営方針と、社会福祉士の倫理綱領との乖離に会社に行くのが辛くなってしまいました。
だって入社式でマスクの色まで指定して、少しでも違った人はその場で交換させるなんて、多様性が重んじられる福祉業界であり得なくない?
毎日仕事のことを考えると歯を食いしばりすぎて、歯神経が痛みを発するようになっています。
抗不安剤を勧められるけど、ベンゾ系の薬は卒業したので今さら飲めず。。。
転職しようにも、地元は田舎なんでほぼ最低賃金に近い仕事しかなくて、福祉でやっていこうと思っていたけど、まともな法人はもう通える範囲で求人がないのが現状です。
お付き合いのある自治体で雇ってくれる話もあるけど、会計年度任用職員なので、これまた最低賃金レベル。
ITに疎い業界だと重宝がられるけど、今さらIT業界に戻ろうとしても、ブランクもあり、厳しいかな。
IT系の資格は取得してないけど、以下のようなしょぼいスペック。
サーバーたてたりはLinuxとかでFTPサーバーやWebサーバーをたてて遊んでいたレベル。古い時代でごめんなさい。
Webはhtmlは読める。デザインもできる。WordPressは分かる。ディレクション経験は大昔ならあり。
経理:売上1億円レベルの小さな企業の給与計算、法人の決算は経験あり。
助成金申請・報告書作成:1,000万ぐらいの案件までなら経験あり。採択実績も複数あり。
法務:名義変更登記とか不動産登記はできる(無資格・図面はイラレで書ける)。
コンサル:福祉事業所の設立や運営のコンサルは単年度で受注実績あり。
でももう福祉系を諦めて、他の士業の資格を取得するのも検討中。
求人募集かけてるんだけど、ヤバいやつしか来ないの本当に魔界
・水曜日に1時間だけ働きたい50代主婦
・閑散期だけ働きたい80代農家
・座って茶を飲むだけで給与がほしい70代主婦
・1日3時間勤務で1時間休憩が欲しい20代女性(ただし給与は満額欲しい)
・自称この道のプロな60代男性(無資格
・山田— Cynosura(きのすら) (@Cyn0sura) February 16, 2022
これ↑ってまさにこれ↓やん
もっと注目されるべきだと主張してるのは、田舎の農村において「知的障害が診断されないまま普通に社会適応して老いた人々」がかなりたくさんいるっぽいんですよね。それで認知症検査で引っかかって精神科にやってくる。生まれつきなんですよこれ。相当見落とされていると思う。— すきえんてぃあ@書け (@cicada3301_kig) February 10, 2022
トラックの左後輪に限ってタイヤが脱落する事故の原因だが、これはこの10~15年くらいでタイヤに関する規格が色々変わったせいだ。
そもそも重量車のホイールが脱落する時、直接の原因はホイールボルトの折れに因る。だがこれはボルトに問題があるのではない。
ホイールナットはホイールをもの凄い力でハブ(車軸の端でホイールボルトが生えている部品)やブレーキドラムに押し付けている。これによってホイールの裏側とハブ/ドラムの間には巨大な摩擦力が発生する。この摩擦力が車の重量を支えているのである。
これが緩むとどうなるか?
ナットが緩むと先の摩擦力が低減する。そして摩擦力が車両重量を支えられなくなるとこの重さはボルトを切断する力になるのである。1.5cm程度の鉄の棒でトラックを持ち上げられる訳もない。
だからナットが緩みきってナットが取れちゃうのではなく、緩んだせいでボルトが折れてしまう。これが脱落のメカニズム。
日本のトラックの左側タイヤのホイールボルトというのはずっと逆ネジが使われてきた。これはJIS規格による。
逆ネジとは普通とは違い左に回すと締まり、右に回すと緩むネジの事だ。
なんでそんなのを使うかと言えば緩み止めの為だ。左ホイールは走行中左回転する。ここに普通のネジを使うとナット自体の慣性力によって緩んでしまうのだ。
例えば身近なところで言えば、扇風機の羽の中央のネジは逆ネジになっている。これはモーターが右回転し、その起動トルクによって中央ネジの慣性力(止まっていようとする力)が左向きにかかるので正ネジでは緩んでしまうからだ。
これは逆ネジがめんどくせえというのもあるのだが、それよりもトラックのナットはそれ自体が重くて慣性力が強くて緩みやすいって事もあると思われる。
実は増田も最近、トラック=左逆ネジじゃなくなったと知って驚いたのだが、長年日本ではトラック=左逆ネジは常識だった。
因みにトヨタとかの1tトラックは左逆ネジじゃないし、いすゞだとワンボックスバンとかも左逆ネジだった。流石トラックメーカーだ。
しかしマツダがいすゞからOEM供給受けるとマツダのワンボックスにも左逆ネジが出てきて実にややこしかった。
2010年にホイール規格がJISからISOに移行したのだが、このISOでは全部正ネジがされている。
だからこれ以後の新車はJIS規格の時の様な緩み止め効果が期待できない。なのでテキトーな整備や放置(乗りっぱなし)をした場合の安全マージンが減っているのだな。
以上のJIS逆ネジからISO正ネジへの変更については指摘している人も結構多いようだ。
だがまだ原因となり得る変更点はあるのだな。そして「左後輪ばかりが落ちる」の「後輪」に関係する変更点は以降の点なのだ。
以前は大型トラックのホイールは「分割式の鉄ホイール」一択だった。これは普通鉄チンと呼ばれる。
分割式と言ってもリムの真ん中で分かれるんじゃなくて手前側のツバだけが外れて、通常は鉄のリングを叩き込んで固定するという方法だ。
これはタイヤチャンジャーを使わずに手でタイヤが組めるという利点があって増田も手でパンク修理して組んでいた。
一方で大きな欠点もあって、まずチューブレスタイヤが使えない。合わせ面から空気が漏れちゃうからね。なので2000年頃まで大型トラックやバスは自転車みたいにチューブが入っていた。これに自転車と同じようなパッチを貼り付けてパンク修理していた。
でもチューブなのでパンクするとあっという間に空気が全量抜けてしまい特に高速道路などで危ない。
もう一つの欠点はこのリングが空気充填中に外れる事故が多いことだ。膨らんだタイヤによって押し付けられて固定される仕組みなので完全に充填されると安全だが、遷移状態の充填中が危ない。
トラックのタイヤは乗用車の4倍近い空気圧を入れるのでこれがはじけてリングが飛んで人間に当たると大抵は死亡事故になる。
その事故態様も凄惨で、頭にリングが当たる事が多いので、顔をショットガンで撃ったような、或いはキルビルのルーシーリューの最期みたいに頭部が切断されて脳がまき散らされるという状況になる。
だから充填時にはホイールの穴にタイヤレバーを突っ込んで(絡ませて速度を減衰させる)人は遠くに離れるというのが鉄則だった。
アルミホイールはタイヤチャンジャー必須になる代わりにこういう欠点が無くなるが、問題もある。
乗用車のホイールもそうだが、ホイールとハブ/ドラムの当たり面というのは平らになっていない。リブがあって凹んでる所を作ってある。
一見、摩擦力が減りそうだが、これは皿の裏側と同じで、真っ平らだと座りが安定しない。ちょっとでも歪みがあると、一番高いところ以外が接触出来なくなるからで、逆に摩擦力が大きく減ってしまう。
その為に、ハブ/ドラムの方に円状に溝が彫ってある。皿の裏側の円状の足が二重になったような出っ張りがホイールに接触する様になっている。
だからホイールナットで締め付けた時にはそのナットの向こうのホイールの裏側というのは宙に浮いてる。力はその周囲の円状出っ張りに分散して掛かってるわけだ。
ところでアルミというのは鉄よりも柔らかい金属だ。だから長年鉄のドラムに押し付けられて巨大な車重がかかった状態でグリグリされ続けているとアルミの方が凹んでしまう。
つまり定期的に増し締めをしてやらないとこの凹みの分だけ締め付けが甘くなるのだ。
更にこのホイールが入れ替えされるとどうなるか。
もとのドラムの当たり面ピッタリで凹んでいるから、他のドラムには「癖が合わない」可能性がある。
その場合は接触面が小さすぎて摩擦力が十分稼げないって事になる。
摩擦力が足りない=ボルトを切断する力になるって事だ。または接触面が小さすぎ=直ぐに凹んであっという間に緩むって事である。
乗用車のタイヤを外した事ある人は気が付いているだろうが、乗用車のホイールナットというのはホイールに当たる所がクサビ形になっている。当然ホイール側の穴も逆クサビ型に角度がついている。
クサビ形にすると以下の利点がある。
1.締め込むとセンターが出る
クサビが真ん中に滑りこむ為にホイールのズレが自然に解消される
2.緩みにくい
クサビを打ち込んだ形になるので緩むときには打ち込まれて巨大な摩擦力が掛かっているクサビ座面を横に滑らすという無体な力が必要になる。ホイールナットを緩める時には「ギュッ!」「ギッ!」というような軋み音が出るのはこの為だ。
因みに乗用車のホイール&ナットのクサビ形状には1.ホンダの球面形状と2.それ以外の単純クサビ型という二つがあるので注意だ。
ホンダにそれ以外のナット、その逆の組み合わせをやると緩んで事故になってしまうのだな。
だがISOでは普通のナットと同じ平面で押し付ける形式なのだ。つまりクサビ効果による緩み止めが期待できないのだ。
トラックの後ろタイヤはダブルになっているが、JIS時代には2本の特殊なボルトを組み合わせていた。
まず、ハブから短いボルトが生えている。これにインナーナットという特殊ナットをねじ込む。この特殊ナットの根元には先の球面座金ナットの先端部だけが付いている部分がある。「インナーナット」で画像検索してもらった方が判り易い。
この座金が内側のホイールを固定する。そして外ホイールの座ぐりに隠れるのだ。だから内ホイールは2つの部分で固定される。
1つがこのインナーボルトの座金。もう一つが外ホイールの当たり面全体だ。
このインナーボルトに外ホイールをひっかけてからホイールナットで締め上げる。
この構造だともし外ホイールナットが緩んでも内ホイールはインナーボルトの座金が押してるから安全だ。
更にナット緩み→摩擦力減衰→ボルトにせん断力→折れという機序を示したが、隣に同じ高さのタイヤがあったら最後のせん断力もかなり緩くなる。つまりナットが緩んでも折れるには至り難い訳。
一方欠点もあって、ハブから生えている親ボルトはインナーボルトが被さる厚みの分だけ細くせざる得ないからそこが弱くなるっていうのはる。
ISO方式ではこれをハブから生えている長いボルト一本にしてしまった。だからナットの緩みは致命的で、内ホイールも外ホイールも一緒に緩んでしまう。
その後は摩擦力減衰→ボルトにせん断力→折れという機序だ。最後のせん断力を最小化させていた「隣の同じ高さのタイヤ」というフェイルセーフが無い構造なのだ。
ここまで読んで来たら「役者多すぎじゃね?」と気付いた方も多いかと思う。即ち、
こんだけある。JIS時代、特に2000年まではJIS規格鉄チンのハブ、ホイール、ボルト、ナットだけだったのだ。
この中には組み合わせNGのものが多数ある。例えば鉄チン用ボルトにアルミホイールを合わせた場合、アルミは厚いのでボルトの長さが足りなくなる。ネジが掛かる部分が足りなくなる。
またISOホイールにJIS用ナットを組み合わせると球面座金+平面となって接触面積が減って緩んでしまう。
そして運送会社は同じ車両をまとめて購入するのでホイールやナットを使いまわすのだ。
要するちゃんと規格ごとに分けて管理してないとヤバいという事だ。
東北以北+冬に事故が集中というのはここに問題を感じるのである。寒い地域では冬にはスタドレスに換えて、減りやすいので春には戻すのだ。一台ずつやるとめんどくせえのでストックしたホイールに冬用タイヤを付けておき、ホイール毎タイヤ交換していくって方式なのだ。
混ぜて使ってないか?と。そのホイールって昔のトラックで使ってたやつじゃないの?と。
因みにJISのホイールとISOのホイールではボルト穴の並ぶ直径(PCDという)がちょっとだけ違って「付くが付かない(付けちゃダメ)」という状態であり、どこまでややこしいんだと言う外無い。
ホイールナットはトルクレンチという測定器具を使って適正トルクで締めることになっているがJIS時代には誰も守っていなかった。スピナーハンドルに鉄パイプ延長しておもいきり、とかインパクトレンチ(F1のピットインとかで使ってる空気式打撃レンチ)で締めてお仕舞だ。増田もトルクレンチで締めた事無かった。何しろ3/4のトルクレンチって10万以上するんでな。
でも以上のように安全マージンになってた部分が無くなっちゃったので昔の考えでやってると事故になるって事だろう。
国交省はこの事故群に対して「左側は路面が傾きのせいで力が掛かり」とか間抜けな事を言っていてマスコミはそれを鵜呑みにして報道しているのだが、上で書いたような事を全然考慮していない。
現業とスーツ組の間の障壁が大きいんじゃね?JIS時代の規格が決まっていった経緯とか忘れてる気配だ。
・JIS時代とISO方式車両の違いは逆ネジ以外に認識しているか調査した
マスコミは整備士の若手不足を指摘するのだが、その高齢化した整備士が昔の感覚のままでいる可能性にも目を向けないといけない。
更にタイヤの交換なんて運送会社じゃ自分らでやってしまうもので、そこで古い規格品の使いまわしされてないか、整備する無資格の人らの意識の更新がされているかにも目を向けないといかんだろう。
結論からいうと「昔は多少の効果があったが、今は政府系(公庫など)にのみ効果有り」「民間の金融機関に対しては効果が無いどころかむしろ逆効果」というのが私の経験上の答えだ。
一昔前は監督官庁としての大蔵省の権限があまりに絶大であったため、各銀行はMOF担を置き、検査等の情報収集に努めていた。
銀行検査は資産査定(正常先・要注意先・破綻懸念先・破綻先 ランクが下がる毎に引当金を積み増す必要有り)が主であり、大蔵省の匙加減ひとつで決算が大きく振れてしまう。
監督官庁が金融庁に変わったのちも暫くは従来のやり方を踏襲した検査が行われていたが、邦銀の不良債権処理が一段落したこともあり、金融庁検査も以前のような資産査定を主としたスタイルから、顧客本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)やシステム障害等のリスク管理体制をチェックするスタイルへと変化していった。
その結果として、(政府系を除いて)金融機関は昔ほどに監督官庁や政治家を警戒する必要がなくなったというわけである。
民間の金融機関に至っては、仮に政治家の介入があった場合、「口利きがあったから審査を緩めた」と疑われるのを回避するために通常よりも厳しく審査するケースすらある。
しかし残念なことに地方の中小企業を中心に、いまだに政治家の口利きの神通力を信じ続けている社長連中は大勢おり、彼らは毎年お布施のように献金を行い続けている。
長年に渡って献金を行い、必要なときだけ口利きを依頼するというやり方なので、これを立件するのはほぼ不可能だろう。
お互いが「これは一般的な政治献金だ」と言い張ってしまえば、検察側が立証するのは非常に難しい。
今回公明党の国会議員が政策金融公庫に対する口利きで立件されかかっているが、これに関しては特例中の特例だと思う。
現金を渡した側のテクノシステムを太陽光案件にかかる融資金詐欺(SBIのソーシャルレンディング事業を自主廃業に追い込んだアレ)の件で捜査していたら一部資金が議員側に流れていることが判明→贈収賄ではなく無資格の融資斡旋という貸金業法違反で立件という流れになったわけだ。
ちなみに今回この口利きが行われたのは政策金融公庫のコロナ特別融資(無利息無保証のいわゆるゼロゼロ融資)で、非常に審査が緩い。
しかも最大で5年間の返済据置が可能なので、無利息の資金を3~5年程度自由に使うことが出来る。目端が利く経営者ならこの融資の賢い使い方をすぐに思いついただろう。
日本政府が「軍資金はこっちで用意してやるからコロナバブルで一儲けしろ」と暗に言ってきているわけだから、それに乗っからない手はない。
私の知る限りでもかなりの数の企業が本来なら調達する必要のない資金をゼロゼロ融資で借入し、その資金を株式やら債券やらで運用している。
実例としてどこかの地方病院がWAM(福祉医療機構)から調達したコロナ融資を有価証券で運用しているのが発覚して問題になっているというニュース報道も先日あった。
ゼロゼロ融資の融資総額は政府系(公庫とか商工中金とか)だけでも約18兆円に上る。このうちのかなりの部分がマーケットで運用され、今の株価を支えているのだと私は思っている。
(私見だが、ゼロゼロ融資の返済がスタートする2023~2025年頃はマーケットから結構な額の資金が流出し株価が下落すると予想している)
話が大分遠回りしてしまったが、つい先日私の勤務先でも久しぶりに露骨な政治介入案件があったので、参考までに紹介しておく。
舞台となったのは某県議会議員のファミリー企業。中核企業は地方の大手総合建設会社であり、政治力を背景に公共・民間の工事を受注し、経営は安定していた。
そこが新会社を設立し、地元に観光客を呼ぼうと温泉・ホテル・土産物屋などが入る大型複合施設を新規開業したあたりから雲行きが怪しくなった。
開業以降客足は伸びず赤字続き、そこへ新型コロナの流行が重なり資金繰りは一気に逼迫し、主力行である当社へゼロゼロ融資を申込してきた。
黒字企業がたまたまコロナの影響で赤字になっているのならともかく、コロナ前からずっと赤字、というか創業以来ずっと赤字の先に追加融資など出せるはずがない。
「一応検討はするがかなりハードルが高い」という旨をオブラートに四重くらいに包んで伝えたところ、そこから露骨な政治介入が始まった。
市長からの陳情を皮切りに、地元選出の衆議院議員、参議院議員の秘書からの電話。少し間を空けて議員本人からも電話連絡があった。
最後には地元で一番の大物とされる大臣経験者から当社トップに連絡が入り、「金融庁からコロナに配慮した支援を行えという示達が行ってるだろ」というとても有難い言葉を頂戴した。
当社の中では本件は当初から「採り上げ不可」という方針であったが、度重なる政治介入を受けて「後からどんなクレームを受けても問題無い様、非の打ち所がない完璧な否決稟議を作成すること」という指示が上から出たため、私と部下たちは恐ろしく後ろ向きな業務に連日没頭した。
そして「この企業はコロナの影響に関係なく赤字、どこをどうやっても返済原資は捻出出来ない」という結論をまとめた資料を作成し、先方へ案件謝絶となったことを正式に通知した。
その後融資申込当初からの一連の経緯を報告書としてまとめ本部へ送付して本件は完結。連日の不毛な作業からようやく解放された私は部下たちを連れ夜の街へと繰り出した。
以前からの行きつけの店はコロナのせいで閉店してしまったため、駅近くの適当な居酒屋でとりあえず呑むこととした。
「しかし本当に1円にもならない最悪な案件でしたね」「こういうのって検察にリークして立件してもらえないんですか」と口々に愚痴を言い合う部下たち。
しかしこれと同じようなことは全国各地で起きているはず・・・国会議員を挙げられるなら検察も本腰を入れて捜査するだろうが・・・
私は飲み物を注文しながら部下たちに笑ってこう答えた。「相手が地方議員程度の小物じゃね、告発したところでどうせ県議不十分で不起訴だよ」
知り合った当時では高校生で、高卒就職していたから、今はもう社会人だ。私と彼女との出会いのキッカケはSNSで、とある共通の趣味クラスタにいたことだった。その当時では、なんとなくテンション低めな若めの女子っぽいなくらいの認識で、たまに絡んだりしつつ、そのうちなんとなく仲良くなった、まあよくある感じの話だと思う。気づけばDMで表では話せないような悩みとか、そんな個人情報をやり取りするような関係になっていた。高校生だって知ったのもそのころで、「こんなオッサンが女子高生とDMするようなことが現実にあるのか」「こんなオッサンとDMしてて大丈夫か」と、嬉し半分・申し訳なさ半分な思いを抱いたことを覚えている。
そんな関係性が数か月続いた頃、彼女が、私の住む地に、とあるイベント目的でやって来ると言う。ついでにお茶でもどうですかと、なんと彼女からのお誘いがあった。オッサンとお茶しても特に面白くないと思いますよとやんわり断ったのだが、オッサンなのは知ってるから別に良い、一度会ってみたいのだと言う。そこまで言われたら断る理由もなく、正直に言えば「アラフォーオッサンな自分が向こうから誘われて女子高生とお茶」というイベントに盛り上がらざるを得なかった。
※余談だが、ここまでの語りでお分かりのとおり、私は非モテ非イケメン、取柄といえば比較的安定した業界・会社に勤めているくらいの平均より下なオッサンである。
当日、緊張しつつ待ち合わせ場所に行った私の前に、目印として聞いていた服装どおりの美少女が立っていた。なんだこれ。大変失礼ながら「見た目がアレでもガッカリしない心の準備」を勝手にしていた私は完全に動揺した。身長高めで足長め、服の上からでもわかるスレンダー巨乳、小顔美人と、ぶっちゃけ本人がその気ならグラドルとか、最低でも地下アイドルくらいにはなれそうなルックスだった。しかしテンションは超低い。SNS上でも低めなテンションがリアルではそれ以下に低い。隠しようもないド直球陰キャラ感、会話も弾まない。向こうから誘ってきたという事実が無かったら速やかに帰る流れだったが、そろそろ切り上げましょうかと言うと、まだ時間あるからと言う。そして彼女は切り出した。
ファーーーーwwwwwwwwwwwwwww
いや、笑い事ではない。大前提として女子高生とセックスするのは犯罪である。そう断った私に対し、もう18歳になっているので大丈夫だ、誰にでもこんなお願いをしているわけではない、仲良くなれたから頼んでいる、気持ち的にはタダでもいいのだがお金ないのも事実なのでお金は欲しい、絶対にバレないようにするから、そんなことを言われた。今、冷静に考えたら、仲良くなる=セックスしてもいいとかどんな価値観なんだと思うわけだが、数年単位でセックスしていなかった当時の私は性欲に負けたのだった。
事後、速やかに解散し、またDMでやり取りする日々が続いた。その中でわかってきたことは、家庭環境が壊滅的なこと、実家のド貧乏さ、なかなかバイトもできないので自由に使える金は基本的に援助交際で稼いでいたこと、就職が決まっており引っ越す資金を稼ぐまでは援助交際を続けること、そんな事実だった。そして、彼女は、私がルックスの良さを褒めても一切肯定しなかった。最初は謙遜しているのかと思ったのだが、どうやら本気で自分の見た目は大したことないと自任しているとわかった。恐らく家庭環境のせいなのであろう、彼女は本当に自己肯定感・自己評価の低い女の子だったのだ。当然、メンタルも病み気味であり、それまで以上に愚痴っぽいというか後ろ向きなトークに付き合う時間が増えた。ものすごく可哀そうな環境で同情を禁じ得ないのだが、申し訳ないが同情しかできなかったし、そんな後ろ向きトークに延々付き合わされるのは苦痛であった。自然、段々とDMのやり取りは減った。
「卒業しました」と写真がDMされてきた。制服美少女っぷりに頭がクラクラした。「おめでとう。就職先でも頑張ってね」と返した。
きたわね。
「またそちらに行く用事があるので5万でセックスしてもらえないか」
値上がりしとるやんけ。
だが、それまで様々な境遇を聞いてきて、それでもなお金払ってセックスするという性的搾取そのものな行為をする気にはなれなかった(一回やったんやんけというツッコミはご容赦いただきたい)。だから5万円振り込んだ。
数か月後
「車を出してもらえないか」とDM。なんのこっちゃと思ったら、実は引っ越し&就職先が、私の住む市の隣の市だったのだという。車的には全然遠くないレベルだし、暇だったし、また会いたい思いもあったので、車を出すことにした。彼女は変わらず美少女だったが、明らかにくたびれていた。めっちゃ汗臭い作業服から、激務というか、3K仕事ぶりが伝わってきた。「お金が苦しいのでセックスしてほしいのだが、疲れすぎててセックスもできない」 そ、そうですか。ちなみに車を出してほしい理由はホームセンターで色々買い揃えたいからであった。その後、何回か車を出した。
更に数か月後、「彼氏ができたのでもう会わない」 了解わかりました。彼氏が良い人だといいね、どうぞお幸せに。DMは途切れた。
数年後
「覚えてますか」
そりゃ覚えてますよ。
「お金が無い」
きたわね。
久々のDMやり取りでわかったのは、(元)彼氏がDV系だったこと、2回妊娠・堕胎させられたこと、彼氏の命令で借金させられた分の借金を返していること、薄給なので援助交際で稼ぎたいのだが彼氏の暴力セックスのせいで精神的にセックス無理なこと、そんな話だった。現実なのかこれは、頭がおかしくなりそうだった。一昔前のケータイ小説の世界観だろこれ。どうしてそうポイントポイントで選択を誤るのか。どことは言わないが、高卒であんな会社に入ってしまったこともそうだったし(高卒無資格でももっと安全に稼げる仕事なんていくらでもある)、歴代彼氏はどいつもこいつもダメンズだったし、借金は作っちゃうし、人生の重要ポイント的なところで致命的にダメな選択をしてしまう才能でもあるのか。
断言するが、根本的には自己肯定感・自己評価の低さがその原因だったと思う。まともな自己評価ができていれば、少なくともそのルックスを活かしてもっと高給の職に就けたはずだ。まともじゃない家庭環境って、まとな価値観や認識を育まないんだなと痛感させられた。5万振り込んだ。
「子宮頸がんになった」
ファーーーーーーーwwwwwwwwwwwwww
いや笑い事ではない。実はもう末期だという。手術費を捻出できなくて放置したら、若くて進行早くてもうどうにもならんのだと。ちょっと待て、どうして過去一番重要な金のないタイミングで連絡してくれなかったんだ。国民皆保険様様、一時的な治療費くらい貸すか出すかしたのに。そんな話をして、ありがとうと言われて電話終わり。
「××さんがご自宅でお亡くなりになりました。状況的に自殺なのですが、彼女の携帯と最後の通話があなただったので電話させてもらいました。どういうお関係ですか?」
そう、彼女は自ら命を絶った。最後の話し相手に私を選んでくれたのは、光栄と言うべきだったのだろうか。
たぶん、どこにでもある、よくある不幸な女の子の話。特に高卒以後、私くらいしか彼女がどんな人生だったのか把握してないと思う。そんな女の子が生きていたんだとどこかに記録したいと思い、増田にカキコ。
※一部フェイク込みですが完全実話です。
オラガムラァース
先日の増田で俺はどこどこ出身だ〜などの書き込みがありました。
匿名サイトにおいての事実の確認はとうの昔に放り投げているものですが、あまり信じすぎるのも微妙、というのはコロナ感染者予測の時点で皆さんご存知のことと思われます。
ですので、一度自分が持ってる資格などを確認していただいて、今後のトラバ作業に差し支えのないことを再確認していただければと思います。
特殊な増田、有資格者や当事者でない限りは的確なトラバができないであろうという増田にはよく注意をした上でトラバしていただけると嫌な汗をかいたりするなどの事故は避けられると思います。
ちなみに、増田は無資格の無学歴で行えますので、何も持ってなくても楽しく日記を書きましょう。
額面が高いとか安いじゃなくて、責任のわりには激安だなって思った保育に全然関係ない人の色々調べた生産性の無い感想。
保育士に限らず福祉全般、世の中全体的に安すぎ問題らしいけど保育士が身近に多くてつい保育士の幸福を願ってしまうので。
数秒目離したら死にに行くような生き物。脆くて弱くてまだ生きる経験の浅い生き物。関係ない自分でも責任を持つのが怖いのが想像できる。そんなん無理ってなる。
国の定める基準によると保育士1人配置につき0歳なら3人。4歳、5歳を30人まで預かれるそう。普通のお母さんが1人育てるのにも病んだりするのにその3倍~30倍が最低ラインらしい。
この時点で保育士さん普通の人にはできないすごいことしてる、さすが国家資格、と思った。
のに。月収の平均は手取り16万円前後らしい。大卒の平均が。高卒・短大ならもうちょっと減るらしい。なんで国家資格なのに誰でもなれるわけじゃないのに高収入じゃないんだよって思った。
手取り16万って無資格でも全然稼げる金額じゃないだろうか。およそ100万近くかけて産み落とした小さくて弱い命たちを毎日五体満足で返すことに責任を背負う対価には安すぎないか。
完全週休二日で計算しても日給にして約7200円。地域によっては最低賃金割るのでは。園児1人あたまにして2400円~240円。持ち帰りの無償残業もざらだとか。
保育士不足を叫ぶニュースを思い出す。そりゃあ保育士資格持ってる人も保育士やりたがらないよなぁ。何も割に合わない。
保育士とか教職の給料が安くてなにが怖いかって、悪い人が就いたらやばそうって思ったから。安い賃金でも何かしら得をすることがある人が就くことがあるんじゃないのかって。
男尊女卑とか女尊男卑とか極端に右とか左の人が、子供に何でも教え込める立場になったら、「お給料が安くてもやりがいがあって頑張れるんです!」とか言われても、いくら教育方針がまともでも、いくらここが思想信仰の自由な国でも自分が親だったらその先生は、申し訳ないけどちょっと嫌だし怖いなと思ってしまいそう。
自分に子供をもうける予定が無いので、この地獄のような不景気と気候とご時世に未来の納税者を健やかに育んでくれる人たちにはお金がちゃんと回って、幸せになってほしいなと思う。
そろそろ30後半になる彼女いない歴=年齢、実家住まい、手取りも15万の底辺も底辺。
20代少し働いて、その後8年ほどニートやって、無資格でこの仕事に就いた。
なんだかんだで履歴書に自信持って書けるぐらいには続いてる。
資格もいくつか取ったし、無職になってもとりあえずなんとかなりそう。
仕事もめちゃくちゃ楽だし、人間関係の問題もあるっちゃあるけど、俺は関係ないし居心地もいい。
というか、これほどの天国を一度味わってしまうと、もう絶対に普通の仕事には就きたくない。
たしかに底辺だし、ぶっちゃけ会社の福祉も怪しいんだけど、それを差し引いてもこの環境は宝だと思う。
これほど心穏やかな人生を過ごせていること自体が奇跡にしか思えなくて、満足してしまっている。
病院とか商業施設とかは大変らしいけど、良い現場に当たると天国だぞ。
異動して、資格が必要な部署に来た。資格の取得に必要な費用は勤務先で出してくれるが、取得までに最低1年はかかる。
慣れないせいもあってなかなか仕事がさばけず、退勤が夜遅くになることも多い。頻度は少ないが、未明や休日の呼び出しもある。
未明や休日は別として、無資格の見習いが平日夜の残業代を請求するのは気が引ける。ほかの人は残業代を請求していないか、していてもごく少額。
同じ種類で同じ量の業務を複数人がやっているのに、一人だけ多額の残業代を請求していたらそれもおかしいし、新人で慣れないからというのを理由にするのもおかしい気がする。自分は無能です、って自分で宣言しているようなもんだし…
かといって残業代をまったく請求しなかったら、今度は上長が人事から怒られたらしい。サービス残業させるなと。
仕方ないから、今は毎日定時で帰っていることになっている。実際は知らない(PCのログなどを調べればバレるが、人事もそこまではしないだろう)。
そりゃあ、金がもらえるなら誰だってほしいさ。けど、もらった後にどうなるかまで考えないといけないのは面倒だな。
あーあ。めんどくさい。