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はてなキーワード: 必然とは

2020-06-18

発達障害多様性と、自分他人

妻が発達障害サポート必要だ。

特に話すとき勘違いが起きないように、物事曖昧に話さな必要がある。

発達障害による二次障害気分障害もあり、気分にムラがある。

妻は、僕に話すときに理路整然と話すことができないので、曖昧な話から意図を汲み取らなければならない。

だが、すり合わせをする作業は妻にとってはかなり心理的負担が大きいので、ある程度僕の独断で強引な理解をしなければならない

具体的には、気分がイライラモードはいっているときに、僕はご飯を先に食べるか風呂に入るかを決めなければならない。

妻は物事の順序が自分の中で決まっていて、それを一日のはじめに脳内で予行練習をしている。

それに沿ってやらなければならない。僕は妻の脳内が見えないので、すり合わせをする必要があるが、ただでさえすり合わせは負担が大きいのにイライラモードときにはもっと致命的に負担が大きいのでそれはできない。

から二択から選ばなければならない。

失敗したら怒られるか塞ぎ込むかのどちらかだ。

こういう初見殺しみたいな性格は、実は妻の人生において今まで接してきた中で一番苦手なタイプだという。

それは当然だ。

曖昧な話は聞けないしすり合わせもできないタイプに、バンバン自分感情押し付けタイプは合わない。

じゃあ、僕が妻と同じようなタイプ人間だったらどうなんだと、自分が人に求めることは当然自分もできなければならないと思わないでもない。

妻は人の顔色を伺って行動をすることができない。

から顔色を伺わなければならない妻の性格と合わないのは必然だ。

自分がやられたら嫌なことは人にやってはならぬという話だ。

でも、そんなの誰もが健康で気分も落ち着いている人ばかりの空間のみでしか成り立たない話だというのがわかってきた。

自分がやられて嫌なことを他人にしてしまうかもしれないし、そうせざるを得ないタイプの人もいる。

損得の関係で見たらバランスが悪いなとも思うんだけど、人間ってのはそうじゃないんだな

隣人を愛せということだろうか

多様性かいわれるけど、でも「こういう場合はこうしなきゃならない」みたいな規範を求めがちだけど

本当の多様性ってのは、規範外の人も受け入れる度量が必要だ。

自分がやられたら嫌なことは人になるべくやってはならないけれど、それを破ってしまう人がいたらなにか事情があるかもしれないから無闇に恨んだりしてはならぬぞ。

もっと距離を置くのは自由だと思う

2020-06-17

在日韓国人であることをふと思い出す

黒人見かけたらなんか怖いし

白人見たら日本人の女漁ってんのかなって何かイラっとするし

茨城出身ですって言われたらスウェットキティサンダルで夜ドンキに出かけてるんだろうなって思うし

北海道出身ですって言われたら内地人間不細工が多いとか見下してそうだなって思うし

慶応出身ですって言われたら金持ちなだけで本人は何もできないんだろうなって思うし

東大生ですって言われたらなぜかフェルミ推定大好きでどや顔披露してそうって思うし

4大出てますっていう女の子は頭悪いんだろうなって思うし

中卒ですって言われたら趣味パチンコスロットぐらいなんだろうなって思うし


イメージ偏見は何にでもあるし、

実際に実害を受けた経験から警戒するなら自然なことだ

ただし不確定事項を元に悪意を直接本人に向けた時点で加害者側になるのだと思う


センター試験当日、移動中のバス小学生の頃の同級生に偶然再会したことがある

地方、近所の大学が会場だったためある程度の範囲の同年代学生が集まるのは必然ではあった

再会を喜ぶような会話をしようかとも思っていたら開口一番

「お前いつ韓国に帰んの?」と言われた

まれも育ちも日本だが韓国であることを特に隠してもいなかったため

小学生の頃は韓国であることをきっかけにしたこういった会話は珍しくなかった

ちょっとしたじゃれあいかと思い

「家は日本にあるし、韓国語話せないし韓国に行く予定はないよw」

よくあるイジリに対して返すよう対応したが続けて、

「いや、お前韓国人じゃん、いつ日本から出てくんだよ」

と明らかに悪意のこもった口調と追撃があった

小学生の時に似たような会話はあったし、

その時も事実をそのまま伝えた記憶はあるが

その時にどんな反応をされていたか特に覚えがない

高校3年生にも関わらず、無邪気に、素直な質問として出てきたわけではない

よく遊んでもいたその子言葉無力感を覚えて脱力したのを良く覚えている

その後もなんやかんや言ってきたが

勉強したいからと適当理由をつけてその後は無視を決め込んだ

在日韓国人であるのを理由に何か、というとこの1件ぐらいのもの

(センター試験自体は数ⅡBが思うように解けなったことを記憶している)


子供のころ、韓国人は被害者であるように祖父家庭内で度々話をしていた

小学生の時はそうなのかーと聞いていたが中学生の頃には

被害者であるから優遇しろ参政権があるのが当然、

というような図々しい態度の方に疑問を覚え始め

話半分で聞き流すようになっていった


国籍理由にした差別経験したこともないし、

制度国籍理由区別されるのであれば

そういう風にできているならそういうものだと納得する

選挙の話になったときに、国籍的に選挙権ないからねー

と会話する度に帰化を考えるけれど、

毎日仕事休日の遊びで精いっぱいだし、

帰化方法を調べもしたこともない

国籍韓国のままにしている理由もないが、

治療が途中だけど億劫で行けていない歯医者ぐらいの感覚

(そういえば賃貸入居するときに借りたい部屋が

 外国人お断りということがあり苦労したことがあったのが

 韓国であることを一番不便と感じた例かもしれない)


自分自身がどうであろうと

日本で生まれ育った韓国人、という事実に変わりないし

僕は反日じゃない在日韓国人だよ(ぷるぷる

と本人がそうであったり、そう主張しようが

いやがおうにも家庭の影響は受けるもので、

祖父母や両親が反日であればその子供も反日可能性が高い

という発想も自然だし妥当だろう

中卒でもやらせたら勉強ができるやつはいから

全ての中卒が勉強ができないと思うな

と言われても、はぁそうですか、である


特に何かが主張したかったわけではないけれど

これからテニスサークルをやっていた人と出会えば

リサーだっかどうかを聞いてしまうと思うし、

上坂すみれファン出会ったら素直に射精するか聞いてしまうと思うし、

AV女優出会ったらその日にワンチャンいか考えてしまうと思う

良くも悪くも偏見と付き合って生きていくんだと思う

2020-06-16

ホストクラブについて②

明日テレワークなので深夜帯だが続きを書く。

わかりにくかったようなので用語説明から

「昼職」・・・会社員公務員など。水商売風俗(夜職)ではない職業に就いている人のこと。

「tax」・・・消費税ではない。サービス料のこと。店によって異なる。通っていた店舗は35%なので例として載せた。

「鬼出勤」・・・風俗嬢が出勤日数や出勤時間を増やしてお金を稼ぐこと。専用掲示板SNSで使われている。

「掛けを漏らす」・・・文章のまま。飲食である売掛金を払えないこと。

本来ホストクラブというもの金持ちの社交場であり、暇と金を持て余した有閑マダムが行くところなんだろう。

それが今はその日暮らしの女性たちがあくせく働いて現実逃避する場所になっている。

前の日記にも書いたけど、ホストの「固める」という行為に「売掛」システムは大きく影響していると思う。

用語として「掛け縛り」というものがある。

典型的パターンとしては

①客に手持ちの現金がなくても代金を「掛け」として使わせる(もちろん同意の上で)

②客は入金日までに鬼出勤して現金を用意する

③入金日に掛けだけ払いに行ったつもりの客が、卓に通され、指名ホストヘルプホストにあれよあれよと乗せられ、再び莫大な掛けを作って鬼出勤する

・・・という負のスパイラル

なお、鬼出勤の間はお店に行く暇もないわけだが、ホストは小まめに連絡をしてご機嫌を取り、家庭訪問してみたり、同棲ほとんど家にいないのに)をしてみたりして、金蔓を繋ぎとめる。らしい。

また、この「掛け縛り」を心地よいと感じるお姫様もいるようなので、この世の常識通用しない。

ホストは毎月の売り上げで順位を付けられる。「ナンバー」というやつだ。彼らは「ナンバー」をすごく気にする。

(ちなみに、メディアに『歌舞伎町ナンバーホスト』という肩書を背負って出てくるホストがいた場合、それは歌舞伎町の全体でナンバー1ということではない。歌舞伎町の何百もある店舗である年のたった1ヶ月でもナンバー1に輝けば、以降そいつは「ナンバー1ホスト」と名乗れる。)

ナンバーは毎月の締め日までの売り上げで確定する。締め日は末日もしくは末日の前営業日グループ店舗によって異なる。

で、常軌を逸した売掛を何故お客はしてしまうのか、という点なんですが。

そこには盛大な「育て」期間がある。「育て」て「固め」られる。

出会って最初の3ヶ月くらいは、それはもう褒め殺され、プレゼントを贈られ、好きだと言われてその気にさせられ、お店にこなくていいよ(お前は客じゃないよ)と言われたり、「彼にとって自分特別なのかも」という魔法をかけられる。

まあ阿呆ですわ。

そういう点も含めて娯楽として楽しめればいいんでしょうけど、ガチ恋なっちゃう人も一定数いるわけで。

「本営」なんかは本当に悩むと思います彼氏彼女という設定なのに線引きが曖昧すぎるから

「早くホストを上がって、一緒になりたい。二人の将来のために。だから今は支えてほしい!」とかなんとか言われちゃって。

今はマッチングアプリ出会って育ててからお店に呼ぶパターンもあるそうですよ。

あと、ホス狂いには、違う店舗でそれぞれ指名しているホスト複数いたりして、本担とかサブ担っていうのもあるみたい。

「本担の店がコロナ営業してないから、サブ担のところ行っちゃお~♪」っていうノリ。

そういうやつらがコロナまき散らしてます

ホストお金稼がないと生活できないか営業しますし、実際お店で2メートル離れて接客なんて無理無理。移し合い。

そんな感じで、新型コロナウイルス世間が大騒ぎしているなか、三密しちゃうお客様は多数存在しており、クラスター化するのも必然

どうせ店が休みでも客をつなぎ留めなければいけないから、自粛中と言ってても店外で会ったりするわけで。

普通の人が我慢できることを、彼ら・彼女らは我慢できない。理性がない。

理性があったら数百万も売掛しません。

最後に、私は「客」ではありますが「嬢」ではありませんし、「売掛」もしていないし「飛ぶ」こともない。今は通っていない。職や家族を失いたくないので。

以上!!!!!!!!!!!!!!!

2020-06-15

anond:20200615142617

職業必然ノイローゼとか

それこそ自殺者とか

死亡率が高いことで有名な業界だけどな

2020-06-13

偉大なる先人の積み重ねとやらは

現代を生きる弱者を救済しなかった

ゆえに文化大革命に走るのも必然

2020-06-11

ノムリッシュ羅生門

ある日の暮方の事である。一人の名も無き勇者が、羅生門の下で雨やみを待っていた。

 広い門の下には、この男のほかに誰もい――家畜に神はいない。ただ、第14創聖神の頂点所々丹塗にぬりの剥はげた、極めてゲインな円柱に、グリジャル=グリージョが壱式匹とまっている。羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子が、もう二三人はアンティカ族そうなもので或る。それが、この男のほかには名も知らぬ有象無象もいない。

 何故かと奏上すと、この二三世紀、狂都には、地震とか辻風とか火事とか饑饉とか奏上す災がつづいて起った。そこで洛中さびれ方は一通りではない。旧記によると、仏像や聖宝具を打砕いて、その丹にがついたり、金銀の箔が神の光に導かれるままに――たりした木を、路ばたにつみデュアルシフトして、薪の料Ξ(クシー)しろに売っていたと云う仕儀である。古の眠りより目覚めし漆黒洛中がその始末で希望はまだ残っている…預言書にはそうあるから羅生門の命の吹き込みを含むあらゆる存在は、元より愚かなるエトロの子らも捨てて顧る者がなかった。――運命の結末は――その荒れ果てたのをよい禁呪にして、狐狸が棲すむ。盗人が棲む。とうとうしまいには、引取り手のない…それに、何度ぶっ倒しても消えた仲間たちはもう蘇らない。死人を、この俺が愛したペテロの門へ携えて召喚て、棄てて行くと奏上す習慣さえ出来た。そこで、日の目が脳に光景を焼き付けなくなると、誰でも気味を悪るがなどと、このアビスゲートのウムウェルトへは足ぶみをしありますまい事になってしまいやがったのである

 預言書にも記されているそれ代りまた鴉がどこからか、ff15の在庫の山に勝るとも劣らないほど大量集って来た。灼熱の地獄見ると、それ程のカラー=スが何羽~パセリを添えて~となく輪を描いて、高い鴟尾(使用間隔:8ターン)しびの下界を啼きながら、飛びまわっている。ことに門のハートレスが、夕焼けであかくなる歴史とき)には、それが護摩をまいたおやおや、これはこれはにはっきり見えた。鴉は、知れた事よ…、門の天上に最も近き行く手にある死人の肉を、啄ついばみに来るのである。――もっと今日は、刻限が遅いギルティ-罪-か、断絶されし孤独な羽も見えないのさ……。ただ、所々、崩れかかった、そうしてその崩れ目に長い草はえた石段の上に、鴉の糞ふんが、点々と白くこびりついているのが見える。下人は七段ある石段の始原(ウーヌス)番上の段に、洗いざらした紺の襖の尻を据えて、右のペルソナフィールドに出来た、大きな面皰を気にしながら、夢幻の罠に囚われる、雨のふるのを眺めていた。

 創造者はさっき、「下人が雨やみを待っていた」と綴った。しかし、例えこの地上から闇が払われたとしても、下人はフォールアウトがやんでも、格別…へへ、どーするよしようと奏上す当てはかつての絶望を想起させる。ふだんなら、勿論、主人の家へ帰る可き筈である。所がそのオルロワージュ――預言書にはそうあるからは、四五あの日前に悠久の時を出された。刹那にも綴ったノコノコと死にに来たかに、当時京都の町は一通り…それでも“力”を求めるのならず衰微していた。今敬虔シスターをも蕩かす下人が、永年、使われていたオルロワージュ故、暇を出されたのも、預言書の記述によればこの衰微の小さな余波にほかならない。だから魔導竜騎兵「下人が雨やみを待っていた」と奏上す…古代呪法によりも「雨にふりこめられた下人が、行き所が…俺があいつを暗殺し、あいつが亡くて、途方にくれていた」と奏上すフォースが、適当で…預言書にはまだ続きがある。その上、神々が示し祝福した日の空模様も少からず、この平安朝の下人の Sentimentalisme に影響(エフィシエント)した。イミテーションドリームメイカーモンキーの刻こく下…それが人間の『闇』だからふり出した空知らぬ雨は、いまだに上るけしきが預言書にない。そこで、下人は、何をこれても差当り人類の掴めたはずの希望の暮しをどうにかしノコノコと死にに来たかとして――云わばどうにもならありますまい魔法を、どうにかしようとして、とりとめもない未来に思い巡らせをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる涙の雨の命の音《ハウルリズム》を、聞くともなく聞いていたのでベリアル

 雨は、羅生門をつつんで、悠久の彼方から、ざあっと云う音をあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、名詠門(チャネル)の天蓋が、斜につき出した甍の最前線に、重たくうす暗い雲を支えている。

 どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んで…俺たちはファイナルファンタジーで繋がっている遑はない。選んでいれば、築土の格下か、道ばたの土の上で、饑死にをするばかりである。そう――して、この名詠門(チャネル)の上へその胸に抱いて来て、忠実なる獣のように棄てられて ──それに、どうせこの地球(ほし)はもうすぐ消えてしまうばかりであらァ。選ばないとすれば――名も無き勇者未来に思い巡らせは、…お前が望むのなら、何度も同じ道を低徊した揚句あげくに、やっとこの局所へ逢着ほうちゃくした。併しこの「すれば」は、いつまでたっても、結局野村「それと俺の解釈では、すれば」であった。

下人は、手段を選ばないと申される事を肯定しながらも、この「バカモノー!すりゃば」のかたを装着する…これも貴方のために、当然、その貴様を倒した後に来る可きグルガン族「盗人になる…古代呪法によりほかに仕方がない」と云う事を、積極的肯定…そして世界は滅亡するだけの、勇気が出ずにいたのである

 下人は、偉大なる嚔くさめをして、それから、大儀そうに立上った。夕冷えの不可視世界(ヴァルハラ)に還る京都は、お前たちがどう足掻こうが火桶が欲しいほどの寒さであるいのちを息吹の神は門の柱とリヒト・ゾイレとの運命境界線を、夜の口と共に遠慮なく、吹きぬける。丹塗の人柱にとまっていた蟋蟀きりぎりすも、もうどこかへ行ってしまった。

 名も無き勇者は、頸をちぢめながら、山吹の液状クリスタル袗に重ねた、紺のフースーマの肩をハイスして門のまわりを見まわした。雨風の患のない、人目に悠久の時を経る惧の預言書にない、一晩楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、ワラキアの夜を明かそうと思った…無限存在する並行世界からである。――運命の結末は――、天の福音が穢れた地に満たされる門の上の大神殿へ上る、幅の広い、これも丹を塗った梯子が隻眼に神の光に導かれるままに――た。上なら、人がいたにしても、預言書は絶対だ…死人ばかりである。下人はそこで、メラクにさげたホーリー柄のリディルたちが鞘走らない……と予言書にも記されているように気をつけながら、藁草履はいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。

 それから、何分かの後である羅生門の楼の上へ出る、幅のあたかFF15の世界梯子の中段に、一人のオーガが、気まぐれな“子猫”のように魂の器をちぢめて、息を虚空へ返しながら、上の容子を窺っていた。大神殿の上からさす全てを焼き尽くす憤怒の炎の光が、かすかにその男の右の頬をぬらしている。短い鬚の奥底に、赤く膿うみを持った面皰のある…だが、そのうちの一つは…“今”消える頬である…だが、そのうちの一つは“今”消える…。下人は、始めから、この天上に最も近き行く手にいる者は、死人…そのようなことを繰り返していては民の心は離れていくばかりだと高を括くくっていた。それが、梯子を二三段上って見ると、上では誰か火をとぼして、しかもその火をそこここと動かしておるらしい。…間違いない、これは、その濁った、春の野にひっそりと咲く、儚い花の色――俺の傍にいろい光が、隅々に蜘蛛もの巣を星の命運をかけた預言者に対抗しうる力を持った天井裏に、慟哭ながら映ったので、すぐにそれと『構築』せよたのである。この雨の夜に、この羅生門の天で、火をともして顕現してるが根源となるは、どうせただの者ではない。

 下人は、守宮やもりの……と予言書にも記されているように足音をぬすんで、戦いの果て――急な梯子を、一番上界の階層より遙か深淵の彼方まで這うようにして上りつめた。そうしてただの器を出来るだけ、ヘイヤードたいらにし、帝国風の焼き味噌で一杯飲(や)りながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、大神殿の内を覗のぞいて見た。

 見ると、楼の深淵には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸しがいが、無造作に棄ててあるが、火の光破/両腕が破壊の扉を開くの及ぶ間合いが、思った…古代呪法により狭いゆえ、数は幾つともわからない。如何なる場合においても、おぼろげ、“本来の姿”へと変身しながら、知れるのは、運命に身を投じた中立たるに裸の死骸と、王国騎士制式胴鎧を装備した死骸とがかろうじて存在を維持しているという事である。勿論、中には女も男もまじって…未だその存在は謎に包まれているそのように思考されている。そうして、その死骸は命を賭して戦ってくれる仲間、それが、かつて、生きていた人間だと奏上す事実さえ疑われるほど、土を捏こねて造ったヒトノカタチのように、口をヒ・ラーキフッ まかせておけ。たり手を延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とかペクトゥスとか…これは異界≪ビヨンドに生きる者達の物語の始まりにすぎない…の高くなって属する部分に、ぼんやりした火の光をうけて、低くなっている…だが、その裏ではそれを欲さんとする各国の策謀戦が行われていた…部分の影を一層暗くし、自慢の愛車で仲間と共に荒野をかっ飛ばしながら、悠久《パーマネント》に唖おしの如く黙っていた。

 下人げにんは、それらの死骸の腐爛した臭気幻想(おも)わず、到達することのできない境地を掩おおった。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を小僧との思い出を奪われていた。存在しえる強い感情が、一部のイカれたヤツを除きことごとくこの夏――男の嗅覚を奪ってしまたからだ。

 下人の邪王真眼は、その歴史とき)、はじめて大いなる死骸の中に蹲うずくまっている人間を確実に目に焼き付けた。檜皮色の着物を着た、背の低次元、痩やせた、白髪頭の、猿のような魔女である。それ程のカントリーグランド・マムは、右の手にフィアンマをともした松の人の住みし記憶の欠片きぎれを持って、その死骸の一つの顔を覗きこむように眺めていた。女神御贄(ベレニケス)の永い村の者ですら滅多に近寄らない所を見ると、多分歴史から消し去られたその女帝のシ骸であろう。

 下人は、六分のフォヴィアと四分の好奇心とに動かされて、暫時ざんじは呼吸を破滅へ導くのさえ忘れていた。旧記の記者の語を借りれば、「頭ミノ=ケ・ザ・ヘルヘイムもゴーレムと化す」ように<知覚>したので存在量子力学的揺らぎを固定する。

――運命の結末は――老婆は、億千の針を持ちしものの木片を、床板の間に挿して、それから、今まで眺めていた死骸の賞金首に大切なものさえ救えなかった俺の両手をアモルファス要請すると、丁度、猿の親が猿のクォの虱をとるノコノコと死にに来たかに、帝国の途方もなく、終わり見えないほどに長い髪の毛を一ファイナルファンタジー攻略本ずつ抜きはじめた。人類の頂点に立つ漆黒の神は手に従って抜ける…俺の仇打ちはまだ終わってはいないらしい。

 その黒いフードの男髪の毛が、壱式ファイナルファンタジー攻略本ずつ抜ける…理解者のみって言ったのに従って、下人の心からは、恐怖が少しずつマイカ老師と共に異界に消えて行った。そうして、それと同時に、この魔女に対するかつての聖戦を思い起こさせる憎悪が、アンダンテ動いて来た。――いや、狂気魔女に対すると云っては、ゴ=フェインがあるかも知れ…私の秘密知ったからには生かしてはおけない。摂理に従い、森羅万象に導かれる悪に対する反感が、一分毎に強さを増して来たのである。このクロノス、誰かがこの世ならざる名も無き勇者に、さっき門の下でこの鋼鉄の鎧に巨大な斧を背負った男が考察班ていた、饑死にを異世界の穢れし魔物召喚するか空賊ぬすびとになるかと奏上す問題を、改めて持出したら、恐らく下人は、何の過去に置いてきたものもなく、饑死を選んだ事で発動させる”禁呪”であろう。それほど、この男の悪を憎む心は、カントリーグランド・マムの地獄の地に挿した松の木片のように、勢いよく燃え上り出していたのである

 名も無き勇者には、勿論、…人は何故カントリーグランド・マムが死人のバイオケーブルを解き放つかわからなかった。預言書の記述にあるように、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。――否、下人にとっては、この雪ぐは戴天の罪の夜に、この羅生門の上で、死人の髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に許すべからざる正義の伴侶であった。勿論、下人は、さっきまで自分が、盗人になる、そして君の風になる気でいた事なぞは、とうに忘却ていたのである

 そこで、下人は、両足に力を世界を切り開けて、刹那、、梯子から上へ飛び上った。そうして聖柄の叢雲の太刀に魔手をかけ、“汚れた天使”と呼ばれた彼を心の底から称賛しながら、大股に老婆の前へ歩みよった。老婆が驚いたのは云う…その命の灯火尽きるまでもこんな最低な世界にもはやなんの未練もない。

 老婆は、一目下人を見ると、…あれは…見たことがある……弩に俺はドジでスケベで頼りない…でも弾はじかれたように、飛び上った。

バカモノー!おのれ、どこへ行く。」

 下人は、老婆が死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞ふさいで、こう罵ののしった。老婆は、それでも名も無き勇者をつきのけて行こうとする。名も無き勇者はマーター&デヴォーション、それを行かすまいとして、押しもどす。

エメラルドウェポンやオメガウェポンと同等の強さを持つ二人は死骸の中で、悠久の時を経て、詠唱破棄のまま、つかみ合った。しか勝敗は、サービス開始が根源となるわかっている…奇しくもそれは、予言書に記された記述と同一の状況であった…。下人はとうとう、魔女の腕をつかんで、言葉などと云う貧弱なものでは顕せぬにそこへ螺旋の終止符倒した。丁度、鶏の脚のような、骨と皮…俺たちの冒険はまだ始まったばかりの我が能力である

「百億の鏡のかけら…小さなともしび…とらわれた天使歌声…ゼノ…ギアス”ナニ”をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」

 下人は、老婆をつき放すと、いきなり、太刀の鞘を払って、聖なる輝きを放つ刃金の属性をその眼の前へつきつけた。けれども、老婆は沈黙調和している。二刀流をわなわなふるわせて、ショール・ダークネスで息を切りながらも、人類は救いを求める―――、眼を、デュアルアイセンサーがまぶたの外へ出そうになるほど、見開いて、言語の束縛より解き放たれし者のように執拗く黙っている。これを見ると、下人は始めて確定的に明らかにこの老婆の生死が、全然自分意志(消え去ることなく受け継がれゆくモノ)にドミナンス・ドグマされていると奏上す魔法意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく爆ぜていた憎悪のバレッテ(宿りし邪悪意思)を、千年の時を越え冷ましてしまった。後あとに存在したのは、3000ギル払えば、なんとただ、ある仕事をして、それが円満に“完成”した浮世の静かなる支配者の、安らかな得意と満足とがあり…いつしか“光”と“闇”に分かれる…俺たちの冒険はまだ始まったばかりである。そこで、下人は、老婆を“劣等種”どもと同等に扱い、忌まわしき呪いの傷を隠しながら、僅か声を柔らげてこう云った。

とある神羅兵「己人のぬくもりを知らなかったおれは検非違使の教団の役人を始めとする反乱軍ではない。今し方このヘブンズ・ゲートの下を通りかかった失われし聖蹟アーク〉を探すあてどない彷徨の者だ。王室魔導院の研究によればお前…いや、お前らにキングダムチェーンなわをかけて、どうしようと云うような――だが、我らには関係のない事はない。ただ、ノーラムの刻時分この、眠らない街で……門の上で、何をして居たのだか、それを己に話しさえすりゃばいいのだ。」

 ――運命の結末は――、老婆は、見開いていた眼を、一層強く、逞しく、獰猛にして、じっとその下人の顔を見守った。まぶたの血のように赤く変貌を遂げた、肉食鳥の…また貴様か……な、ケーキを切り分けるには便利眼:通称バカリンゴ” で見たのである。…死闘の末、皺で、一部のイカれたヤツを除き、鼻と一つになった唇を、何かエーテル素体でも噛んでいるように動かした。細いアトモスホールで、尖った喉仏のどぼとけの動いているのが見える。その時、その喉から、鴉の啼く……と予言書にも記されているような声が、喘豪華声優陣のフルボイス豪華声優陣のフルボイス、下人の耳へ伝わって来た。

 クラウド伝説の髪を放ってな、この血餘を抜いてな、鬘にしようと聖なる光に包まれるたのじゃ。記憶たか?」

 下人は、老婆の答が神々すらも予想だにしなかったであろう、平凡なのに失望した。必然して霊結晶の反転すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって新約した。すると、大いなる気色が、先方へも通じたのであろう。老婆は、土の化身である片手に、まだクリスタルの頭から禁断なる接受を果たした長い抜け毛をその胸に抱いたなり、アフマウの夜伽を務めるヒキガイェ・ルシの詠唱するようなかっこうの囁きで、口ごもりながら、預言書に示された通りの事を帝国考古学文献にそう書いてあった。

「成程な、死人しびとのこの世から逃亡せし我が同士を抜くと奏上す事は、何ぼう悪い事かも学べぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆の者、そのくらいな事変を、されてもいい人間…かつての大戦英雄ばかりだぞよ。神に見放された孤独時間、わしが瞬間(いま)、髪を抜いた女などはな、蛇を四寸ばかりずつに切って干したのを、干魚だと奏上すて、太刀帯の陣へ売りに往いん(魔導キャノン搭載)だわ。疫病にエンカウントして死ななんだら、地上が闇に閉ざされた今……確かに人間は愚かな生き物だよ。でもウリエルに往んでいた事であろ。それでも……人は生きる。もよ、この女の売る干魚は、帝都第七階層居住エリアで飲む、いつもの味が赦すと云うて、太刀聖鎖どもが、欠かさず菜料に買っていたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、饑死をするのここまでの様だなて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事変も許されることじゃない…事とは思わぬぞよ。…へへ、どーするよ、コレ……かつてないほどに推測の域をこえないがせねば、饑死を……空軍を呼べ! 空爆によって破壊するじゃて、仕方がなくする事ここまでの様だなイグレクの。程度のものではて、伝説に語られる仕方がない事を、よく知っていたこイブは、大方白銀イーグルのする事も大目に見てくれるであろ。」

 老婆は、俺がイカれてなければこれ程の……私がこの世界に生まれたその意味コンテンツ帝国考古学文献にそう書いてあった。

 名も無き勇者は、煉獄裁断ス切ッ先を鞘、この物語主人公におさめて、その村正の柄つかを左の魔手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤熱化ペルソナフィールドに膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いてその時を待ち侘びているのである。かつてより懸念されていたとおり、…わからいか? これを聞いている中に、下人の心には、ある…だが、そのうちの一つは“今”消える何者をも恐れぬ強靭意志(おもい)が生まれて…そして人類を滅ぼす時が来た。かの者は、さっき堅固なるイシュタルの城門の下で、この男には存在破壊されていた戦士の魂である。そうして、また、いつの日にかさっきこの門の上へ上って、この魔女を捕えた時のブレイブハートとは、全然、ユブの反転なベクトルに動こうとする勇気である。下人は、饑死をするか盗人に解き放たれるかに、迷わかった…そのようなことを繰り返していては民の心は離れていくばかりではない。

その天獄の門が開かれた時の叙事詩にある男のヒュージマテリアもちから云えば、饑ディスなどと奏上す事は、ほとんど、考える事で発動する”禁呪”さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。

「たとえこの魂が闇に穢れようとも、そう・・・、それはか。」

 老婆の伝承が完おわると、人間憎悪するゲ・ニンは嘲るような音無き音《ヴォイド・ヴォイス》で念を押した。そうして、一足前へ出ると、バックアタックに右の手を面皰から次元狭間に引きずりこみて、老婆の襟上をつかみ、帝国海域で獲れた新鮮なクジラ肉の刺身しょうが醤油いただきながら、噛みつくように神の如く云った。

「では、己若く、漲っていた頃のおれが引剥をしようと友情の3つのUの内2つ目をやはり行為まいな。己もそうしなければ、饑新たらる世界への扉をしてやるッ!!!なのだ。」

 下人は、すばやく、魔女の古より受け継がれしチャ・クムゥンヌを剥ぎとった。戦の後、チョコボよりも大きなこの足にしがみつこうと仕留める老婆を、手荒く死骸の上位次元へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩を数える…かつての大戦英雄ばかりである。名も無き勇者は、剥ぎとった檜皮色の着物をわきにかかえて、またたく間に急な天獄への階段を夜の底へかけ下りた。

 しばらく、続く者の灯火になり及んだように倒れていた老婆が、クリスタルの中から、その裸の体を起したのは、…死闘の末かりそめの刻(とき)を経ての事である。老婆はアリアを歌う……と予言書にも記されているような、うめくようなかっこうの囁きを立てながら、──まだ──この男がいる──人智の炎をその身に受けている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って立ち向かった。そうして、そこに我の探し求めてきた秘密が……、それゆえに、終焉は近い銀狼しらがを斃さかさまにして、門の格下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々こくとうとうたる漆黒覆われし深淵に巣くう黒き獣がかろうじて存在を維持しているばかりであり…いつしか“光”と“闇”に分かれる。

 名も無き勇者行方帝国士官学校落ちこぼれゆくえは、何奴も知らない。

2020-06-10

anond:20200610174050

お前の言う「必然」の意味わからん

開集合系を与えようが、閉集合系を与えよううが、各点の近傍系を与えようが、開集合の生成系を与えようが、同値定義なんだけど

数学定義は一字一句わず暗唱しなきゃいけないと思ってる精神障害の人?

2020-06-06

マグロの話をするとき主語トロくなるのは必然

ツナの種類の話をするときに、缶詰の話をしていないのにシーキチンの話をしていると勘違いしているブコメの山を見る

マクロの話をするとき主語デカくなるのは必然

恋愛の傾向の話をするときに、個人の話をしていないのに個人の話をしていると勘違いしているブコメの山を見ると

日本語は難しいなと思う

あんスタの年齢制限倫理観育ちきってないキッズにとって正しいのでは

ぶっちゃけタイトルの通りである

あんスタというタイトルシナリオ自体が元々良かれと思ったいじめ(良かれとはなんなのかだが)で精神崩壊だの自殺だの新興宗教だの割と真面目に倫理観というものがぶっ飛んでいる。

舞台が学園から芸能界に移ったMUSICではさらに枕発言(のちにスカトロというもっと酷い内容になったが)やリベンジポルノ発言などでもっと倫理観がやべーことになった。

が、リベンジポルノ発言大分荒れた時に

リベンジポルノのどこが悪いの?これがあんスタ(の得意芸)じゃん」

ヤクザリベンジポルノ発言しても何も言われないのにあんスタはなんでだめなの?」

という発言を見かけて「あ、やば」と素で思った。

正当化するために反社人間アイドル比較対象にするんじゃないよ。

そもそもそのお家芸大分捌ききれなくて燃えてるからな?

かにこれはゲームで作り話で現実ではない。

故に過激なことを許せるということもあるだろう。

しか現実世界に近い現代舞台ではやはり我々の常識に照らし合わせるということはある程度しょうがないことで、だからこそ「天祥院英智リベンジポルノをばら撒くようなやつ」という我々の倫理観の答え合わせは必然なのだ

ここで倫理観の答え合わせを無視して「(二次元から)(英智から別にいいじゃん」で思考停止してしまうと後々学級会に巻き込まれた時に大分苦労しそうだなあとは思う。

何が言いたいかというと炎上やすジャンルは「離れた目線」で「何が問題となって燃えているのか」を冷静に把握できるような年齢でないと自ら燃やす側に加担してしまうという話。

2020-06-04

こんなのエンジニアを呼ぶまでもない。なおしちゃおう!

そう考える前に、

エンジニアに聞いてください。いらっとすると、それとなく書くのは、必然ですが

本人に直接言わないのは、気軽にいってほしいからです。むしろあなたが黙ってコンフィグ書き換えないで。

できれば翌日の午前に打ち合わせを入れて、翌々日に作業をしたい。

そうするとミスがへります

半日で終る作業でも3日前に言ってくれるとエンジニアは助かります。これコツね。

2020-06-03

anond:20200603224842

じゃあ出すのやめればいいじゃん。

どう考えても金ばらまいたら貧乏になるのは必然なわけだし。

野党が出せ出せ騒いで、

わけのわからない芸術家とかあほっぽい大学生かに渡すことになったのではないの?

いちいち金出してたらいくらあっても足りないって。

野党が出せ出せ言って、一律に10万とか出すことになったんだし。

ちゃんと選んで金出すと時間がかかるだとか、不公平だとか騒いでた気がすんねんけど。

2020-05-30

anond:20200530084839

自宅と違って職場では自分の目鼻口以外のあらゆるところにウイルスがある前提で行動するしかない。

そうなると職場でフロスするのは確かに面倒だ。

フロスする前に手を洗うのは当たり前として、洗った手でフロスのケースから糸を出す時、

フロスのケースは清潔なのか?洗う前の手で出してここに用意したのではなかったか? 

そう考えると、フロスのケースをアルコール消毒してから糸を出すしかない。

そうするしかない必然だと思うのだが、多くの人がそこまでやってるとはとても思えない。

2020-05-27

anond:20200527223611

男に性欲がある限り、女は勉強できなくても結婚すればなんとかなるケースが多くなり勉強する意欲が男よりも落ちるのは必然

勉強できない女の人生を男並みにハードモードにする施策必要

あと、危険仕事へのクウォーター制で社会へのコミットメントを上げる

大学に入って最初にやることが「実数構成」では、数学が嫌いになるのは必然

そういうことはいずれは、(数学科なら)いざとなったら分かるレベルにならないといかんが、大学一年生がやって実りあるものとは思えない。

理学系にいくにせよ工学系にいくにせよ、教養数学でやるべきなのは高校微分積分の復習をしつつ、

のような基本的な結果をしっかり理解して使えるようになることじゃないだろうか。

こういうものを示すのには実数連続性を厳密に定式化しなければいけないが、一年相手にわざわざ「デデキント切断に順序構造を導入して」などとやらずとも、

空ではない上に有界実数の集合には上限が存在する。

というワイエルシュトラス定理を認めれば十分である。これはデテキント切断による実数の特徴付けと同値であり、他の命題を示す際にも扱いやすく、直感的にも理解できる。

思うに、あらゆることを厳密にやるのが大学数学の「伝統」や「洗礼」などと言った価値観を持っている人が多い気がする。もちろん、それは一面では正しいし、高校数学までは曖昧だった部分がはっきりすることに喜びを感じる学生もいるだろう。しかし、たいていの学生は、数学が嫌いになるんじゃないだろうか。

2020-05-26

ネット上の発言の「責任」と「無責任

SNS上での誹謗中傷を受けて女子プロレスラー自殺したとされる事件に関連してだが、昨今のネット上での発言責任を問うという流れについて勘違いしている人が多い。

しかにそういう風潮はあるが、これは匿名掲示板などにまで波及するわけではない。元々ネットというのは誰でも気軽に率直に情報を発信できる場で、個々の情報の質が下がるのはむしろ必然。それをおいてもメリットがあったからこそネットは普及してきた。

問題になるのは、無責任情報責任ある場に持ち込むこと。例えば、2019年8月の「煽り運転」殴打事件デマ被害者となった女性は、SNS上で糾弾する書き込みを多く投稿され、職場には嫌がらせ電話殺到して業務に支障が出るほどだったという。この一件で法的責任が問われたのは、最初にこの女性に行き着いた人物書き込みではなく、それを自身SNS上で広めた人物

まり匿名信憑性の低い情報をやり取りできる無責任コミュニティについては現状のままでいい。信憑性の低い情報に従って実世界に影響を与えたり、SNSにまで持ち込むことが罪になりうる。ここのところを間違えると、自由情報発信が阻害されてネットのもの価値を壊しかねない。

まあ要するにSNS上で正義マンやるのだけはやめとけってこと。

2020-05-24

コロナで需給バランスが整い、弱者が消えた

旅行ライブ美術館スポーツ観戦も消えた世の中で、みんなは何の娯楽に明け暮れてた?

多くの人が不要不急を守りながら、日常が腐らないように気分をまぎらわせていたよね。

じゃあ自粛が明けた後は、観光地に二倍行ったりするのかと言えば、そんなことはないわけでしょ?

娯楽が世の中に溢れすぎているのに、人口は減少するばかり。

人々の余暇と興味を企業が奪い合っていて、

モノは所有からレンタルになり、サービスは購入からサブスクへと変化した。

次に縮小されるのは「体験」で、これはコロナが来なくても必然未来だったんだよね。

コロナのせいで全てが奪われたんじゃなく、もともといらなかったものコロナ断捨離してくれたんだと思う。

そして飲食店も、娯楽も、フィットネスジムも、何なら仕事でさえも今の半分の量で済むのであれば、

コロナによって人が半分死ぬことになろうとも、世界は上手く回り続けるのかなぁ。

anond:20200524145940

学校内でしか接触がないような生徒の感染者が同時期に複数出たら、必然学校が怪しまれるで

世間芸術に冷たい理由を知っている

音楽アートについて、コロナによって世間が無関心であることが浮き彫りになった。

無くても生きていける。これが理由だと思われているがそれだけではない。もう少し具体的な理由があるのだ。


簡単に言ってしまえば芸術を単体で楽しむ人が少ないのだ。

音楽で言えば、思い出と共に音を楽しむ人が大半で音を楽しんでから思い出に浸る人が少ない。アートで言えば、価値価格ブランド)が有ってからアート凄さに浸る人が大半で、アート凄さから価値を見いだす人は少ない。

何かとともにあるのが芸術なのだ。今、その”何か”が揺らいでいるか芸術は後回しになってしまう。これは必然である

単体での価値大衆に響かせる工夫がないと基本経済回復待ちになってしまう。

2020-05-22

[] #85-9「幻の10話」

≪ 前

こうして何とかヴァリオリは「とりあえず見れる作品」として世に出た。

この国で初めてアニメ放送されてから、脈々と受け継がれてきたリミテッドアニメーションの粋を集め、低予算でありながら完成に漕ぎ着けたんだ。

スポンサーがいないため、外部から横槍が入ってこなかったのも不幸中の幸いだったといえる。


とはいえ当時の出来は、客観的に見て良くはなかった。

料理プロが作っても、レシピ自体に不備があったり、素材に支障があれば美味しくはならない。

それでも「腹がふくれればいい」、「腹に入れば一緒」だと言って飯を作る人だっているんだ。

から携わったスタッフたちは、誰も本作に期待してはいなかった。

どこかで見たような世界観ストーリーキャラクターデザイン

作画は崩れていないのに、見てるとなぜか不安になるビジュアル

それらを独特な演出でまとめあげた(誤魔化した)怪作だった。

完成させることに必死だったので、監督シューゴさんすら魅力を説明できない。

実際、放送された当初は物好きたちが持てはやすだけだった。

しかし、その後の展開は多くの人が知るところだろう。

ある時期から少しずつ“流れ”が変わっていったんだ。

ネタ半分の評価は、口コミ視聴者が増えていくにつれて正当かつ磐石なものへと変わっていく。

インフルエンサーもこぞって首を突っ込み賞賛逆張り意見で盛り上げた。

一部の評論家は「良作の条件は揃っていた」と後出しジャンケンをする。

有象無象自己欺瞞ボード片手に、こぞってビックウェーブに乗ろうとした。

それらの現象一言で表すなら“ブーム”という他ないだろう。

まり熱狂ぶりに、陰謀論を唱える人間まで出てくる程だ。

流行るべくして流行った”という必然か、“流行たか流行った”という偶然か。

何がどう作用したのか、何が決定的な出来事だったのかは未だ判然としない。

作った当事者たちも分からないのだから答えようがないだろう。

確かなのは、“ブームになった”という“事実”と“結果”のみだ。

次 ≫

2020-05-16

anond:20200516004241

1990年代まで世界最大のアパレル企業で、高度成長期テレビCMバカバカ金を使ったりバブル期にカーレースに金を出したりしてたけど、販売従業員給与現代ネット通販には金を使わなかった。金も時間たっぷりあったはずなのに。

ユニクロzozoに取って代わられるのは、歴史必然といえる。

2020-05-12

ある食料品を売る店で働いていたときの話

海外輸入食品や自社製品、酒などを客に小売販売していたとき

ビール瓶ワインなど日常的に重いものを持つ仕事だが男性は居なかった。

何故か、男性は働いてはいけないそんな店だ。別にいかがわしい店でもおしゃれなカフェでもないのだが。

毎日激務だ。重いものを持ちながら走ってとにかくずっと大きな声を出さなくてはいけない。試食の呼び込みは激務だ。

大体倉庫は近くにないので、走って取りに行かなくてはならない。毎日マラソンをしているようだった。

レジ打ちもまったく自動化されていないのだが、狭い店内で行列を裁かなくてはならない。ミスをすれば当然お叱りがくる。

休憩は1時間もなかったはず。実際の勤怠表がどうなっているかは知らないが。

そもそもあい店舗はスペース的にまともに休憩室など使える状態ではないので、フードパークまで行く。

店舗に休憩室が無いのかという話だが無い。小さなスペースに5人6人の荷物で埋め尽くされている。

さらアナログ作業があるので、無駄手書き伝達をちゃんとしないといけない。怒られるし。

試食品を作る衛生環境はすこぶる悪い。なんせ狭いので。

フードパークまで距離があるので少ない休憩はそこに行くのに時間をとられてしまう。

だって1~2時間残業タイムカードを押してからスタートだったから。

商業施設が閉まるまでだから大体21時から残業になる。朝は8時半である

多数あるほかの店舗販売意欲を高めるために定期的に金額を報告しあわないといけない。計算をする必要がある。

とくに計算方法はまともに教えてもらえないが、なんでできないのかと初っ端から怒られた記憶

仕事への熱意が大切だ。たとえ日常茶飯事の火傷が痛くとも、何千種類もある商品を覚えなくてはならない。勉強しないとダメ、ということは商品を食べないといけない。

しかしその商品は自腹である必然として一人あたりの単価が高くなるようにまとめ買いが推奨される。

そういう環境からか。女上司ヒステリックな人が多い。そしてパワハラもある。好き嫌い仕事を振る。

女だらけだから風通しも悪い。終始ギスギスしている。ミス押し付け合いも日常茶飯事だった。

休みもなかった。気づいたら一週間働き通しで、10日以上は連勤も普通。まぁそんなもんかと当時は思っていたのだが…。

別にもう、訴えるとかなにもない。

ただ、人生必要のない経験だった。

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