SNS上での誹謗・中傷を受けて女子プロレスラーが自殺したとされる事件に関連してだが、昨今のネット上での発言に責任を問うという流れについて勘違いしている人が多い。
たしかにそういう風潮はあるが、これは匿名掲示板などにまで波及するわけではない。元々ネットというのは誰でも気軽に率直に情報を発信できる場で、個々の情報の質が下がるのはむしろ必然。それをおいてもメリットがあったからこそネットは普及してきた。
問題になるのは、無責任な情報を責任ある場に持ち込むこと。例えば、2019年8月の「煽り運転」殴打事件のデマで被害者となった女性は、SNS上で糾弾する書き込みを多く投稿され、職場には嫌がらせの電話が殺到して業務に支障が出るほどだったという。この一件で法的責任が問われたのは、最初にこの女性に行き着いた人物の書き込みではなく、それを自身のSNS上で広めた人物。
つまり匿名で信憑性の低い情報をやり取りできる無責任なコミュニティについては現状のままでいい。信憑性の低い情報に従って実世界に影響を与えたり、SNSにまで持ち込むことが罪になりうる。ここのところを間違えると、自由な情報発信が阻害されてネットそのものの価値を壊しかねない。
山梨のコロナばらまき女性についてはやむなしと思った 誰でもキレる
信憑性があるかどうかは受け取る側の判断だろ それをさも一次情報であるかのように拡散する馬鹿がいるんだから 現状では匿名性を無くして厳罰化を進めるしかないだろ 車の運転や喫...