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はてなキーワード: 養成とは

2013-09-19

艦これラノベ

『艦娘の交響曲

深海棲艦を倒せるのは、思春期の艦娘たちと、運命提督だけ!

人類を脅かす謎の不死生命体・深海棲艦。それを葬れるのは、思春期少女けが持つ『艤装』を武器と化して戦う艦娘だけだった!その養成機関である女子高になぜか転校することになった普通男子高校生五十六は、転校日に校内で深海棲艦に襲われ、銃砲を構えた少女・菊月に助けられる。無口で無愛想な菊月とパートナーを組まされ、共に深海棲艦と戦う運命を背負わされた五十六運命は!? 一人の提督と、戦う少女たちが繰り広げる学園倒魔アクション!!

2013-09-08

滑舌いか声優養成学校アニメ声の余興身につけたい

プロになる気さらさらないし、そんな講座用意されているかからないけど、

ウケ狙いで声色変えてモノマネができてバッチリ決まったらかっこいいじゃん、

ウけるじゃん。

ニコ生とか言うてる人おるけど、晒し者になることに耐えきれる程のメンタル

あったら、こんな悩み打ち明けないよ。

TBSアナウンススクールは見てみたら夜間はやってないみたいだしー。

2013-09-06

リーダーとはなんぞや~NLMに行かない理由~

1年生の時からなんやかんやと意識高いと言われいまだに周囲から意識が高いと言われる私ではあるが、今年のNexst Leaders Meetingにはいかない。

まあもとより2010年に行ったのみで、それ以降は行っていないのだが。

招待もされてないのに行かない宣言かよwwwwwwと思われるかもしれないがなぜかやけに関係者に知り合いが多く、やたら長文の招待メッセージをいただいたりしている。

それでも私は行くまいと、そう思っている。

なぜか。

まずは登壇者を見てみよう。

http://nlm2013.info/speaker.html

一見してわかることは「世間受けする人ばかり」ということである

学識経験者西原先生くらいなものだし、なにより自然科学担い手たる技術者科学者が一人もいない。

もっというと官僚もいない。

この人たちの話を聞いて何でリーダーにつながるのは私にはわからない。

そこで、そもそもリーダーとは何ぞや、という話になる。

リーダーとは人を導く存在のはずである

http://nlm2013.info/activity.html を読む限りNLMのいうリーダーにはオピニオンリーダーも含んでいるようだ。

そのこと自体はいい。

だが、オピニオンも何も呼んでいる登壇者は分野としてはごく一部だし、日本にとって喫緊の話題であるエネルギーTPP、税率など、そうした真に社会的に問題であると言える分野の専門家がいない。

あえていうなら林大臣くらいだろうか。

そして、彼らの話を聞いてリーダーになれるのか?と思う。

私見だが、リーダーの素質にひつようなものは「確固たる立場」だと思う。

集団の運営方法としてはワンマン・調整型などいろいろあるであろうが、リーダー集団の中で確固たる立場必要とすることはかわりあるまい。

だが、それは人の話を講演という一方的な形で聞いて得られるものなのか、というと私はNOだと答えよう。

しろ必要なのは自己との対話であり、その道具としての学識であろう。

しかに、NLMは「自己との対話」を掲げている。だが、対話に必要学問なしになにが出来るというのだろうか。

大学生求められていることは他でもなく、学問を積み自己研鑽することなのだから

既に述べたように、登壇者に自然科学を担う人はいない。

社会のあり方と、そこに属する個人というのは科学技術に大きく影響されている。

インターネットしかり、自動車しかり、発電所しかり。

そのことを無視して、社会を語ることは可能であろうか。

自然科学を学ぶ存在……いわゆる「理系」は「根暗」だとか「コミュ障」だとかいわれ、社会の多数派を占める文系諸兄からはいい扱いを受けていない。

だが、実際に自然科学を学ぶ人間として声を大に言わせてもらうとすれば、研究コミュニケーションなしにできるものではないのだ。

研究は独りでやるものではないのだから

社会から隔絶され、隔離されているといえど、社会に与える直接的なインパクトでいえば、自然科学は決して無視できるものではない。

しかし、NLMは意図してか意図しないでか、ほとんど自然科学というもの無視している。

自然科学なしに社会は回らず、どれだけリーダー養成しても意味のないものとなってしまうと、彼らは気がついていないのだろうか。

いってしまえば、学生団体(に限らず大学生サークルというものは)全て自己満足しかない。

その自己満足を自覚し、どう発展させていくのか考えなければ、彼らの活動は泡として消えかねないのだ。

書きたいことはたくさんあるが、腹が減ったのでこれまでとする。

2013-09-03

安倍内閣教育再生実行会議がやはり超面白い


八木秀次委員

義務教育高校段階で育んだ「我が国と郷土を愛する態度」をいっそう確かなものにし、

大学教育で育成される高い個人的な能力を、我が国と郷土のために使おうとする意志へと結びつける必要がある。」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai11/s5.pdf

「無批判な欧米基準への追随経済的利益の追求に警戒心を抱きつつ、日本文明幸福基準を明確に自覚し、その上で外国人と対等に交流競争できる能力をもった人材養成目標とする。」

日本語しかアクセスできない有用情報・知識を確保し、日本語の国際的な地位を高める。」(その発想はなかったわ)

大学にも「日本文明」について学ぶ講座を必置する。その内容について有識者ガイドライン検討する。」(日本文明ってなんでしょう。)

外国語能力理系経済能力は、日本文明を防衛するための重要な手段と位置づけ、すでに提案されている様々な手段を用いて強化する。」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai7/s10.pdf

理系経済に焦点が当てられているために、文明論的な視点、すなわち、S・ハンチントンのいう「文明の衝突」(あるいは「新帝国時代」)という世界認識が欠落している。」

グローバル化の捉え方を 180 度転換させ、日本が如何にして世界対応するかではなく、如何にして世界日本を理解させ、日本人生き方を受け入れさせるかという発想に切り替え、

単なる大学の生き残り策ではなく、国家的な文化戦略の一翼を担う政策として大学改革を位置付け直す必要がある。

その意味日本文化世界に売り出す「クール・ジャパン戦略との連携を考えるべきである。」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai6/s5.pdf

曽野綾子委員

体罰暴力はともに言語表現の貧しさの結果でございます。これは相手をやっつけたいなら舌戦罵倒したりするのが一番よろしいのでございます

これは今の学校教育が作文教育におそろしく力を入れていない、そして読書力がない、本も読まない、そういうことだろうと思います。」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai4/gijiroku.pdf

「一生に一度も幾何代数英語も使わなくていいという日本人が立派にたくさんおりますので、その人たちを解放してやっていただきたい。

他の人たちも、そのことでTOEFLなどが楽になります高校から英語必要ありません。」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai7/gijiroku.pdf

マラリアと同じように、現世にはほぼ解決できないと思われる負の状況が必ずある。病気、死別、歪んだ性欲、などがそれに当たるだろうか。」

マラリアに対してはめいめいが持つ免疫によって発症しないように用心するのと同様に、苛めに対しても、自ら対抗する精神の強さを持つ以外にほんとうの解決策はないだろうと思う。」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai2/sankou09_2.pdf

「全ての若者たちが大学安心して行けるような、安心して生きられるようになりましたら、どんどん人間堕落すると思います。」

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai9/gijiroku.pdf


曽野氏のニヒリズム八木氏の教育万能論は対称的で面白い。こうしたユニーク意見果たして政策に反映されるだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20130903093528

まり、就業上の選択肢として

現業職で稼ぐっていう選択肢と、上流(この言葉プログラマにおける上流工程、下流工程と同じ意味で取って欲しい)

設計士や建築士で稼ぐ選択肢があって、専門学校は下流工程や実務工程に特化した教育機関ってことでいいのかな?

基本的に、労働集約的になりがちな下流工程は儲からないってイメージが強いんだけど、

やり方や特殊技能のつけ方次第ではその限りではないってことなのかな。

特殊な現場技能を持った職人養成する、みたいな感じなのか。

2013-09-02

趣味実益教育

ラノベ作家養成専門学校が酷い。

http://anond.hatelabo.jp/20130830202223

ラノベ作家養成専門学校が酷い ~2nd Season~

http://anond.hatelabo.jp/20130901102804

あほか。本当に学びたいなら大学があるだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20130831041258

日本で唯一まともにド素人プロレベルまで責任持って引き上げてくれる美術教育施設は美大予備校だけ。

http://anond.hatelabo.jp/20130831090130

あたりのなにか。「自分が何者かになる」ということについて。つまり、何らかの完成した自分イメージがあり、自分がそこへたどり着くということについて。

それはいまの日本だと「ボクの将来」って言葉をつかって表現される行為なわけだけど、これはものすごい誤解を与えている。どの辺が誤解になるかというと、まったく同じ将来という言葉を「金をもらえる何らかの組織所属する」という意味でも使ってるから

「金をもらえる何らかの組織所属する」ってのと「自分がある任意の何者かになる」ってのは、もう、完全に別種のことなんだよね。

前者は「トヨタ就職する」とか「公務員になる」とかだし、後者は「サッカー選手になる」とか「作家になる」とかで、似ているように見えて本質はまったく違う。こう言うことを書くと「おんなじだろ、要するに将来の食い扶持だ」という人がいるかもしれない。その人にとってはそうなのかもしれない。でも、別の行為なんだよ。

「金をもらえる何らかの組織所属する」人材ってのは、教育で作れる。新卒採用なんて制度があるのがそのあらわれだ。このルートに進みたい人は、教育(あるいは教育機関)に期待していい。

自分がある任意の何者かになる」ってのは、教育では作れない。もちろん教育機関や周囲がその人を応援は出来る。環境も与えられる。でも、作れない。教育(あるいは教育機関)にはそもそも期待してはいけない。

後者を志すものにとっては、結論で言うと、専門学校でも大学でも同じなんだ(そういう意味で言うと、教育機関いかなくても大差が無い。高卒ラノベ作家存在する)。もちろん、個々人の環境には差がある。ある人は大学サークルでよい出会いと刺激があることは、あり得る。でもそれは「この場所」と「あの場所」の違いであって、個別の違いだ。大学にいくという行為では、再現性がない。そんな状況なのに、専門学校大学というタグは「数年以上を過ごす場所」に対してあんまりにも粗雑すぎる。

いずれにせよ、教育に過度な期待を持つのはやめるべきだと思う。ぶっちゃけ、それってかなり滑稽だ。

自分がある任意の何者かになる」ってのをどうにか出来るのは自分だけだ。

2013-09-01

ラノベ作家養成専門学校が酷い ~2nd Season

追記(2016/08/13) : 〜3rd Season〜 書いたよ。 http://anond.hatelabo.jp/20160813154757


先回のエントリー( http://anond.hatelabo.jp/20130830202223 )は好評だったみたい。

ブラウザ履歴消して、Googleからログアウトしてから専門学校 ラノベ」で検索したら、くだんのエントリートップに表示された(2013/09/01 午前現在)。

夏休み最終日、ラノベ専門学校への進学を検討している高3が見たら卒倒するね。虚淵玄脚本より残酷Google先生大学に行きたいです。

以下、前回書き漏らしたことについて補足。

1. 学生意識低すぎ

 3つの学校オープンキャンパス体験入学に足を運んだ。

 で、参加者は各校2, 3, 1人。私を入れてね。最後マンツーマン

 イベントは各校のHPに、巨大なバナーで告知されてるのに、たったこれだけしか来ない。

 とある学校パンフに「在校生の約半数が体験入学に参加しています。ぜひ皆様もご参加を」って書いてあって吹いた。たった半分かよ。っていうかそんなこと書くなよ。

 数だけじゃなくて、質も低い。

 プログラムに「体験授業~プロットを書いてみよう~」ってあったから、ノーパソ持って行ったんだけど、PC持参してきたの私だけ。

 他の学生は筆記用具さえ持ってきてない。あと、結局プロット書かなかった。

 高校5年生を名乗る子がいて、「高専の方ですか?」って私が尋ねたら、「人には色々事情があるんです!」って講師が間に割って入ってきた。社会マジ闇深いわ。

2. 雇用の創出

 体験授業の合間、メモ取るフリして講師の経歴調べてた。中身が無い授業だから所在なかったの。

 作家著述家・文筆家。普段何で飯を食ってるか分からない人たちばかり。確かなことは、その学校で教鞭を取って禄を食んでいることだけ。

「○○大学大学院人文科学博士課程修了」なんてプロフ見た時は、「博士100人いる村」を思い出した。村人の16人は無職、8人が死亡・行方不明から、専門で教員やれる奴は勝ち組。やったね たえちゃん!

 余剰博士幸せを祈った分、学費を納めずにはいられない。私たち専門学校生って、そういう仕組みだったんだね(CV: 喜多村英梨)。

3. 体系的な知識

 講師の中には曲がりなりにも高等教育を受けた人がいるわけ。先述の博士出身者みたいな人たちが。

 だから大学出の私は次のようなことを彼らに尋ねたの。

  学問って体系的に整理されてますよね?

  例えば自然科学で言えば、20世紀初頭くらいまでの知識は整理されている。

  仮説に留まっているものもあるけど、理論化がある程度進んでいる。

  だから、要点を押さえれば知識習得することはできる。

  指導法確立されていて、教育学教育学部だってある。

  もちろん、学習者と指導者が相応の能力を備えている必要はある。

  ただ別の言い方をすれば、両者にそこそこの力があれば、誰もが一定水準まで学問を修めることができる。

  でも、文章を書く営みって、そんな秩序立ったものではないですよね?

  もっと柔らかくて、鵺のように捉えどころがない。そんなものを『教える』ことなんてできるんですか?

 質問をぶつけられた講師たちは一様に顔を引きつらせた。

 それで「いや、文章作法というものは手順があってだね……」と講釈を垂れるのだけど、顔が半分笑ってる。

 彼らは文章作法学校教育のように教えられないことなんて百も承知なのだ

 こんなの絶対おかしいよ!!(CV: 悠木碧(W大))

2013-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20130830230700

ラノベ作家養成専門学校なんてもんがある事自体驚きだが、お笑い養成学校みたいなもんじゃないの?

から好きだから行くとかじゃないでしょ(中には単に大学行きたくない、働きたくない、で親のすねかじりで好きっぽいから、ってんで言ってる奴も居ると思うけど)

ラノベ作家養成専門学校が酷い

 文芸系(多くがラノベ)の専門学校体験入学オープンキャンパスに行ってきた。「専門学校 ラノベ」でググると上位に表示されるような有名な学校に3つほど。

 特に理由はない。まぁ、冷やかしだね。

 噂には聞いていたけど、酷い。正視に耐えない。

 体験入学に申し込むと、頼んでもいないのに大量のパンフが送られてくる。

 そのパンフに載っている在校生の作文が酷い。あと、HPに載っているのも同様に酷い。

 文法おかしい。文章の巧拙以前に、日本語おかしい。外国人留学生の方がよっぽどまともな文章書く。

 現場学校も酷い。

プロ講師がキミを指導する!」なんて宣伝してるけど、ほとんどが無名作家

 そういう自称プロ作家と話したのだけど、あの人たちまるで教養がない。

 柳田國男聖書構造主義も知らない。

 あまりにもモノを知らないから、「ラノベの角川一強は半端ないですよね」とレベル低めに話題ふると、「え!? 角川ってそんな凄いんですか?」

 もう、帰っていいですか?

 カリキュラムも酷い。

 2年間で文章の読み書きを習う。ガチ寺子屋レベルの低級な文章作法を学ぶ。

 卒業する時に長編小説を1つ書き上げるのが目標で、在学中はほとんど小説なんて書かないし、添削もされない。

 というか書けない。

 どの専門学校パンフにも判で押したように“ノーパソを開いてWord小説を書いている学生"の写真が載っている。

 小説執筆経験のない人間入学してくることがよく分かる。物書きはプレーンテキスト形式で、テキストエディタ使って書くよ。

 中島らも生前コピーライター養成所は筋者経営する芸能事務所並みに胡散臭い」って言ってたけど、ラノベ専門学校にも同じことが言える。

2013-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20130827232953

飲み会の出席率だろ。

新卒採用する目的視野の狭い社蓄を養成して東京電力のような一体感のある組織を作り上げることなんだから

2013-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20130821232255

いくらチラ裏増田はいえ、こういう最低限の読解力すらない人に絡まれるのはちょっと・・

反論してる風の論調なのに、主張していることが僕の主旨と対立していないので反論に困る

> 実際専門学校とかもあるけど、そういう所に行けば独学よりも効率良く勉強できることは確か。

えっと、そうなんじゃないんですか?そうなんだと思いますよ。

僕は工学部卒なので専門学校のことは知りませんけど。

> で、情報工学科でやってるようなことは、そういった道具を使って何かを作りましょうね、って簡単な話をしてるわけではない。

から情報工学科は情報工学研究してるんですよね。そう言ってますよね。。

もしかして元記事を追ってない人なのかな?

> あんたが言ってるのは、薄っぺらい誰でも独学でできるレベルの"プログラミング"な?

コンピュータサイエンスの知識が活きるレベルに達したら情報工学科で学んだ知識が活きるのは当たり前じゃん?

その点は僕も全然否定してないよねwww

聞きかじった知識を披露したくなっちゃったのかな(笑)もしかして中学生?チューボーなんですかーwww

情報工学科はプログラマー養成のための専門機関ではない。

から僕もそう言ってるよね。。

2013-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20130821225809

あんたが言ってるのは、薄っぺらい誰でも独学でできるレベルの"プログラミング"な?

その程度、今の時代、どこの分野に行ったって"道具"として自分勉強して出来るようにならなきゃ困るもんなんだよ。

それしか出来ない"プログラマー(笑)"が偉そうに言うなよ。

物理学にしたって場合によっては音楽にしたってプログラミング必要だろう。

その程度の話は自分勉強しとけ、ってだけの話。

実際専門学校とかもあるけど、そういう所に行けば独学よりも効率良く勉強できることは確か。


もしくは、そういった新しいことを"学ぶ姿勢"の事を言いたいんだろう?

どんどん新しい技術フレームワークが出てくる中、一度学校で習ったからといってその知識だけでは済まされない、どんどん自分で新しいものを身につけなければならない、と。

それも本来"学校"で習得すべきものの1つだ。そもそも、そういった物理数学建築音楽世界人達自分で学ばないでやってるのか?学校で学んだことだけで終わらせてるのか?それでは済まされないことくらい分かるだろう?



で、情報工学科でやってるようなことは、そういった道具を使って何かを作りましょうね、って簡単な話をしてるわけではない。

その道具自体をどう作るか、どの様に成り立ち、今後どう進化させることが出来るか、新しいものはどう作れるか、と言ったレベルの話だろ

(勿論、研究対象によって色々あるので、"プログラミング"に近い部分をやってることもあるだろうし、ざっくり過ぎて申し訳ないが、少なくとも何も知らんでいきなり"エンジニア"とかになったやつが

"学ぶ"こととは全く違うことをしているのは分かるだろう?)

情報工学科で勉強したことを生かしたいなら、そんなただの土方プログラマーになっても仕方ないしならんだろうが。

情報工学科はプログラマー養成のための専門機関ではない。

2013-08-12

低学歴世界」とは何か

「うちら」の世界http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/08/06/155425

私のいる世界http://luvlife.hatenablog.com/entry/2013/08/07/221155

低学歴」って言うな。— http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130810/1376143977

SNS炎上と"低学歴世界"の構造分析。 — http://togetter.com/li/545991

 ここ最近、「低学歴世界」というワードを目にする機会が増えました。発端となったブログの内容と、自分の周りで議論されている内容、そして自分が考えていることは方向性が違うのですが、その「低学歴世界」のあり方や「高学歴世界」との関係、溝、そしてネーミングそのものが議論の対象になっているので、自分も思うところを書いてみようと思います

 上の4つの記事を参考にすると「低学歴世界」の人々は、

インターネットをはじめとする技術に対する無理解

世間一般の常識とはかけ離れた独自の常識

教養の低さ

低学歴(中〜高卒まで)

ローカル

という特徴を持っているとされています。前提として、このような特徴を持ったコミュニティ世界現実にあるのだということは、このノートを読んでくださる人々に認識していただきたいと思っています。程度の差はありますが、上記5つの記事に書かれている内容でおおむね合っています

ネーミングについて

 僕自身もその「低学歴世界」に、身を置いていたとは言わないまでも、通りを挟んで向かい側くらいまで近付いたことがあります。そこで感じたのは、そういう世界に身を置くかどうかは、(親をはじめとする周囲の)学歴という要素はとても大きい、ということです。分かりやすレッテルを貼っているだけだ、とか、学歴で切り分けるな、とか、上から目線だ、という批判もありますが、現実にそういった世界のぞき込んでみると、決して外れてはいないな、というのが思うところです。(また、全く次元の違う話ですが、これが例えば「下層の世界」というネーミングだったら、ここまで話題にならなかっただろうと思います。この話題をここまでバズらせてくれたという意味でも、この名前には功績がある、と思うのです。)

低学歴世界」とは何か

 「低学歴」という呼び名では、単に「学歴が低い人々の集まり」くらいにしか聞こえないので、本質をとらえきれていない、という批判があります。上記の記事や自分なりの体験をもとに、この「低学歴世界」の特徴を考えてみたいと思います

究極のローカル

 この「低学歴世界」の最大の特徴は、小中学時代に形成された地縁社会がほぼ一生続く、という究極のローカル性です。

低学歴世界って何と無くわかるんだよ、高卒とか地元の専門、地元Fラン卒業して、中学の時の奴らとつるみ続けて、世界を知らない、それでも彼らは幸せなんですよ。

法律経済に無関心、それで生きていけるからITにも無関心それで生きていけるから、大切なもの地元友達だけ、地元最高みたいな人が。

本来ならば"低学歴世界"の人々は親や先生との対立によって自らを止揚させて行き、大人になるが親や先生能力が低いと止揚ではなく社会からの逃避によって解決を図る。

お互いに逃避した友人と遊び、逃避した同士自らをさらけ出し、自らの文化(culture)を養成していき、自らの常識を育んで行きます

テレビ世界は全く違う世界の出来事を映す、代官山のお洒落カフェ原宿のお洒落洋服屋さん、六本木の華やかなクラブ、それは"低学歴世界"から見たら全くの虚像なのです。

彼らが持っている世界小学校のころから使っていたコンビニ最近出来たバイク20分のトウキョウのシミュラークルとしてのイオンモール、それと国道沿いのチェーン店出身中学高校くらいなものです。

なぜなら決して地元から離れる事が出来ないから(考えすらしない)、"低学歴世界"の交遊関係は幼少のころから続いており新しい環境に行くことが出来ない、疎外されるからです。

SNS炎上と"低学歴世界"の構造分析。 」

 この記述は、その特徴を痛々しいほど正確に切り出していると思います。"彼ら"はとても世界が狭い。このような世界で、子供達は学区制に従って地元の小中に通い、テストの点数に従って近場の高校に通い、多くはそこで卒業して就職し、一部は地元専門学校大学に通い、一部が進学や就職コミュニティを離れ「外の世界」に出て行く。これらの区分けのうち3つ目と2つ目の一部だけが低学歴世界」を(一時的に)脱出し、多数派の1つ目、2つ目の一部が「低学歴世界」を構成する次世代となります

低学歴

 ネーミングにも表れている「低学歴(※字義通り)」という特徴は、確かに当たっている、と言えます。彼らは多くが高卒、または地元専門学校卒で、大卒者は少ない(大卒者は大学に依ったコミュニティを作ってしまうので、関わりが薄い)。それはローカル性と一体のものです。大学入学にはもちろん学力の問題もありますが、そもそも「低学歴世界」の人は大学に進学することを考慮していない人が多いのです(理由は後述)。地元を出て高い金を払って進学しようと思わない、かといって就職のために県外に出るのも、という人が、地元で職を見つけて大人になっても地元に留まります必然的に、構成メンバーが「低学歴」寄りになるのです。

 しかし注意しなければならないのは、その「低学歴(※)」というのはどちらかといえば「低学歴世界」が作り出した結果に近いものであって、その世界を成り立たせている要因ではない、ということです。「低学歴世界」が「高学歴世界」と断絶してしまっている最大の要因は、その世界の子供が、親世代から低学歴世界」を脱出できるような教育を受けられず、「低学歴世界」が再生産されていく力が強い、ということです。

低学歴世界」が持続する理由

 つまり僕が「低学歴世界」の大きな要素として挙げたいのは、先程のローカル性に起因することですが、「自分の慣れ親しんだ世界の外に出て行く、子供を送り出す」という意識が、「低学歴世界」に欠けていることです。だからこそ、自分が通ったことがない「大学」に子供を通わせようとも思わないし、海外旅行する必要も、就職のために大都会に送り出す必要も感じない。インターネットをはじめとするツールは「世界」の仲間と交流するためだけに使えばいいから、きちんと学ぶ必要はない。

 そこから生じる一つの帰結として、「子供教育教養をつけさせる」という意識子育てをする家庭や地域に欠落していることも、この世界が持続する要因となります自分がかつてそうだったのと同じように、また周囲と同じように、小中学校での教育に関心を払わない(払えない)、大学進学の必要を感じない。この意識の欠落によって、次世代低学歴(※)を受け継ぐばかりか、「低学歴世界」そのものが次世代にも再生産されていきます

 自分暮らしている世界で事足りるのだから子供もそれで十分だろうと思う、その意識が「低学歴世界」という閉じたコミュニティ再生産していきます

 ここまできてやっと、学歴のもの本質的な要因でないことが分かります。たとえば、中/高卒芸能人なんか山ほどいますが、彼らの多くが「高学歴世界」の住人である...とは言えないまでも、上記にあるような「低学歴世界」の住人ではなさそうだ、ということは、感じられるでしょう(彼らの中には「低学歴世界出身の人も多いはずですが、容姿や芸能のセンス武器にその世界を出たのだ、と言えます)。これを読んでいる「高学歴世界」の皆さんは、将来自分の子供ができたとき勉強が不得意で、東大医学部どころか大学進学もおぼつかないくらいだとしたら、どうしますか。それでも必死教育するでしょうし、学歴は身につけられなくても教養は教え込もうとするのではないでしょうか。「教育を受け(させ)教養をつけ(させ)る」「自分の慣れ親しんだローカル世界の外に出(させ)る」という態度の有無が本質なのです。

世代経験子供に「遺伝」する

 こうした「子供教育する」「子供を外の世界へ送り出す」意識は、もちろん親の学歴経済力で生まれる面もあるし、土地人間関係にも左右されるが、親世代の「『低学歴世界』の外を見た体験」の有無、これが決定的な差を生みます。たとえ親世代学歴教養がなく、「低学歴世界」に身を置いていても、外の世界を知って子供を送り出そうと思えば、経済大国であり、不十分ながらも支援システムがある日本でなら、可能だからです。「子供を外の世界に送り出す」というプロセス成功すれば、その家庭はそこで「低学歴世界から離脱することになります

 しかし、ここに最大の隔たりがあります。「『低学歴世界』の外を見た体験」というのは、基本的には学生時代を終えてからは体験することができず(もともと「低学歴世界」にいる人間は、そのままで大人になっても低学歴世界」に身を置いてしまます)、非常にチャンスが少ないものです。さらに、「低学歴世界」に身を置く人間が何らかの要因で「高学歴世界」との接触しても、次世代ではその世界から脱出してしまますから、そのコミュニティ全体に影響を与えることはありません。「低学歴世界」にはその世界しか見えない人だけが残っていきます。こうして、「低学歴世界」というものが強固な形で生き残っていくのだと考えています

再度、ネーミングについて

 そのような「低学歴世界」は、上記の「私のいる世界」にあるように、学歴以前の段階であるはずの中学高校ですでに生まれています。「低学歴(※)」が「低学歴世界」を作るのではなく、「低学歴世界」が「低学歴(※)」を作るのですから、本当の意味で適切な命名ではありません。「超ローカル世界」とでも言い表した方が本質を捉えていると思いますが、これでは意味が容易にわからないので、まだ「低学歴世界」の方が分かりやすい、ということでしょう。

何が問題なのか

 で、問題点ですが、そんなもの存在せず、彼らは自分たちの世界で満足してやっていきます自分たちの世界に閉じこもっていれば快適、というのは学歴社会関係なく、どこにでもあることです。そもそも、こういった「超ローカル世界」はそれこそ士農工商時代から存在したわけで、むしろ人間地縁に従って一生を終えるのがスタンダード時代もあったわけですから、問題などもとから存在しないのです。

 では、なぜ今このように話題になっているかというと、社会全体の形が変化したために、「低学歴世界」を脱して「中/高学歴世界」に移り、そこで「カルチャーショック」を受ける人がいる、ということが要因として挙げられるでしょう。もちろんこんな現象は100年前からあったはずですが、そういった「低学歴世界から脱出した人の体験談」みたいなものインターネットにどっと表出してきて、話題になっているという側面があるのでしょう。ネットでは「同窓会コピペ」なんてもの流行ったりしていますが、地方で育って高学歴を得た人の視点から見る「同窓会」というのは、まさに「低学歴世界の再発見」と呼んでいいだろう、と思うのです。

 もうひとつの原因は、やはりインターネット技術によって、そういった世界を外から垣間見ることのできる人が増えてきた、ということです。彼らが冷蔵庫に入ったり、商品の肉を咥えたりするなんて現象は、たぶん昔からあったはずです。彼ら「低学歴世界」の文化ではそういうことは普通であって、問題ないわけですが、それが「外の世界」の常識合致しないものですから、何て連中だ、と言われて「炎上」する。ただ、上の記事にもありますが、彼らは外の世界に対して無関心ですから、「ちょっとふざけたらバレて怒られた」としか思いません。実際、地元に帰れば「この前○○が商品の肉をかっぱらって食ってたらバレてクビになったらしい」くらいの話は地元同級生から聞くことができると思います。このように、本来は閉ざされた存在であった「低学歴世界」が、主に情報通信技術存在で外に姿を現すようになって驚かれている、というのが昨今の現状ではないか、と思うのです。

どうやって解決(?)するか

 先に書いたように、この「世界」はそれ自体問題なく機能しているのですから果たして何らかの手段をとる必要があるのか、ということから考えなければなりません。こちらから見ておかしいからといって、自分たちが正しいと思う世界観を押しつけるのはただの傲慢でしょう。しかし、そういった「低学歴世界」もとい「超ローカル世界」が巨大な世界として存在することが、社会全体にとって不利益であり、その世界を縮小していくことが当人達にとっても全体にとっても有益だと感じられるならば、ゆるやかに解決を目指す必要がありまますしかし、これは新しい問題ではなく昔から連綿と続いてきた社会形態ひとつに過ぎないので、「低学歴世界」がなくなる、なんてことはまずありえないでしょう。

 どうやって対処するか、ということを考え出すと、まだまだ長くなってしまいそうなので、この辺で終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。

まとめ

・「低学歴世界」は、小中高時代共同体で一生を過ごす人の集まり、「超ローカル世界である

・その世界の住人には、「外の世界に出て行こうという意識」と「教育に対する関心」が不足している

・いま問題になっているのは、それ自体ではなく外の世界との交流が原因

・彼ら自身は問題を抱えておらず、「低学歴世界」は健全に運営されている

2013-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20130805141458

教育制度の拡充だとか訴えてる暇があったらウィキペディア充実させたほうがまだ市民的だよな。

もっとも、俺はウィキペディアなんてクズサイトはバカ養成装置しかないという認識なので、むしろそういうサイトは利用しないように呼びかけるがね。

2013-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20130802211746

まともな人はほとんど高校くらいは卒業するし

「まとも」はなんか変だ、「多くの人が」だと思う

今のシステムが「特にやること決まってないけど、とりあえず高校は入っておくか」って空気なのがダメな気がする

しろ強い意志を持った人ほど高校なんぞ行かないで夢を追ってる気がする

スポーツプロだと高校大学進学するってイメージ強いけど、


例えば将棋囲碁みたいな頭脳プロだと中学生高校生プロの仲間入りをしてる

もちろんその前から鍛えておかないといけないので実質小学生の段階で目指さないといけない

年齢制限は囲碁プロ養成所だと入るのが14歳の中学2年生まで

17歳までにプロになれないと養成所は”卒業

上の人も含めて養成所入ってない人が受けるにしても23歳未満だそうだ


でも、その夢が叶わなかった時の救済みたいなのが無いと思う

あとそういう人たちだけでなくやむを得ない事情病気や怪我など)で

学校に入れなかったり就職が遅れる人も出てくると思う

そんな人達にも手厚いサポートがあっても良いんじゃないか


中卒とか高卒とか学歴だけ見て判断する風潮はおかし

決して「人としてダメ」だけでは無いはず

2013-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20130725165626

一応美大を出た人間から意見を述べさせて貰うと、絵に関して言えば、勿論というか圧倒的な割合で前者(専門教育を受けた者)が勝つ。

というのは、美大での実力の序列は、才能云々・個人の感性云々なんていう甘い話ではなく、「美大予備校」というスパルタ訓練施設で何年受験デッサンをしていたかで厳然と決定されるからだ。

現役で入ってきた人間より一浪人間の方が描け、一浪人間より二浪人間の方が描ける。

それは悲しいほどに誰の目にも明らかな実力差として、文字通り目に見えて現れる。

更に、現役の人間よりも下位の人間として、「推薦入試組」「AO入試組」がある。

推薦・AO入試組は、受験デッサン経験に乏しいか、あるいは皆無である点で特徴的だが、では受験デッサンを学ばずとも美大合格出来るんだから上手いんじゃないかというとまったくそんなことはない。

それは、エリート進学校スポーツ推薦で入ってきた哀れな低知能の人間に似ている。

通常授業(実技)にまったくついていけず、いつも講評では教授に何も言われない十把一絡げの存在として扱われ、評価も当然悪い。

「何故私は美大に入ってしまったのか」と悩み続け、何の生産性もないまま4年が経ち社会に放り出されるのが推薦・AO入試組だ。

それほどまでに、「受験デッサンで何年シゴかれてきたか」、言い換えれば、何年(本質的な)専門教育を受けたか重要なのだ

勘違いしている非美術系の人も多いが、日本美術教育の現状で、唯一まともに素人プロレベル画力に育て上げてくれる教育機関美大予備校だけと言ってもいい。

美大カリキュラムは基本的には放置であるニート養成大学揶揄される所以である。ただ、絵を描いているだけで大卒資格が貰える場所、くらいに思っておいた方がいい。

専門学校は論外だ。

予備校の前では美大専門学校教育力という点で決定的に劣る。

エントリであったが、それこそググれば出てくる程度の情報しか提供してくれないだろう。

そもそも、美大は始めからかなり描ける人間しか相手にしていない。間違っても、「絵を上手くしてもらう場所」ではない。

では、どこで「絵を上手くしてもらう」のか。

それは予備校しかない。

美大予備校だけは、才能があろうがあるまいが、絵が死ぬほど好きなのか趣味程度に好きなのか、に関係なく、万人を平等わずか数年でハイレベル絵描きに導く。

何か専門教育無料ウェブ情報で学ぶ話からえらい乖離してしまったがともかくそういうことだ。

ちなみにネットに転がってる「絵が上手くなる方法」は、前出の美大底辺層である推薦・AO入試組も鼻で嗤うような貧相な内容がほとんどだと思う。

10年くらい前はまだ玉と言える情報もあったが、今はノイズが増えすぎて、グーグル先生に頼ってる絵師ワナビー中高生心配

美大disりまくったけど、ネット情報だけで画力上げようとするよりは一応良い場所だと思います

年代の仲間達や教授との繋がりが出来るという点で。

2013-07-20

医者権益確保システム凄すぎワロタ

考えれば考えるほど、医者製薬会社官僚権益確保システムがよくできていて笑うしかない。

さすが日本最高の頭脳がよってたかって長年かけて作り上げたシステム、非の打ち所がない。

あらゆる方面に対してWIN-WIN関係(もしくはそう見えるような状況)を巧妙に作り上げて文句も言われにくくなってところも、もう芸術的といっていい素晴らしさだ。

収入源(健康保険)が凄い

日本国民国民皆保険制度により、3割の負担医療を受けることができる。

どんな医療行為がいくらになるかは診療報酬制度で全国一律となっており、地域差病院によって負担が不公平にならないようになっている。すばらしい。

現行の診療報酬

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1005-4e.pdf

このへんがオフィシャルなのかな。

このPDFに、具体的な例があるのでそのまま引用してみる。

背部痛があり診療所受診し、検査画像診断を受け、外用薬を処方された場合

うん。よくあるよね。なんだか痛いので整形外科にいくようなパターン

初診料 270点

検査 577点

画像診断 158点

処方せん料 70点

計 1,075点

---------------------------

医療費合計 10,750円

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

  _, ._

(;゚ Д゚)

高っ!

初診料270点て。座っただけで2700円。キャバクラか!

レントゲン1発撮って1580円(MRIなら8500円!)いつもどおりの処方せん書いて700円。なんという戦略価格

でも、3割負担から請求されるのは3225円。これぐらいなら。まあ…ちょっと高いけど、また痛くなったらお願いしようかと思うよね。これが老人なら2割負担から2150円。それなら毎日のように通って看護師さんに優しく湿布貼り替えてもらおうかって思うよね。

でも病院には10,750円ちゃんと支払われる。そりゃ儲かるよ!八百屋トマト1個300円で売って、でもお客は90円しか払わなくていいってなってたら、そりゃあ八百屋儲かるよ!

もちろん残りの7割はみんなの給料から結構な金額天引きされてる健康保険価格の7割を税金で補助してもらえる産業なんて医療おいて他にはない。医者開業するとき銀行は喜んで億単位の資金を貸し出してくれる。回収できる確率が非常に高いことが判ってるからだ。その辺の社長さんが起業するときあちこちから1000万借りるのにする苦労に比べたらえらい違いだ。

住宅地路地裏にひっそりあるお爺ちゃん先生のんびりやってる内科医院とか、あれでも潰れないどころか、ベンツ乗って大きい家に住んでるからね。しか100m歩く間にそんな病院が3軒あったりして。そんで息子はお金かけてええとこの医学部行ってこんどは資本金いらずで後を継ぐね。なに、新しいレントゲンが2000万?よっしゃ父ちゃん開業祝いにポーンと現金一括買いしちゃろ。

http://nensyu-labo.com/sikaku_isya.htm

開業後しばらくの間は借入金の返済に追われる日々となります。」とか書いてあるけど10年ぐらいで返し終わったらあとはジャンジャン儲かる日々だからね。

収入源の守り方が凄い

そんな現代貴族とも言うべきお医者さん。でもさすがにそれは他業種に比べてあまりにも保護されすぎだろう、皆保険制度なんてやめちまえ、という話には、ほとんどならない。

お金のない人でも、等しく医療を受けることができるようにしましょう」

という国民皆保険精神はどこからも文句のつけようがない正義からだ。素晴らしい。

また、全国一律の価格設定になっていて、それ以外の価格を提示してはいけないという縛りがあって、さら医療法病院広告宣伝にはものすごく厳しい制限がかかっている。具体的には、例えば病院の「売りや自慢できるところ」を不特定多数に向けて宣伝できない。看板に書いていいのは病院名と科目名ぐらい。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html

まり市場原理が著しく制限され、働かないようになっている。

するとどうなるか。

経営に力を入れて儲けようとする病院と、そうでない病院に差が生まれにくくなる(口コミ等で多少の差はできるが決定的にはならない)。つまり住宅地路地裏に(略)内科医院が潰れない。一般企業だと起業したら9割は数年で潰れるけど、病院はよっぽどのことがないと潰れない。潰れないどころかベンツ乗って(略)。

でもそんなのおかしいじゃないかもっと競争を働かせて過剰な町医者は淘汰されるべきだ、という話には、まずならない。

「全ての市民かかりつけ医ホームドクター)を持って日常的に健康を保ち、難しい症状の場合だけ、大きい基幹病院に行くようにしましょう」

という「サテライト構想」は、文句のつけようがなく国民全員の利益にかなっているように見えるからだ。

もう鮮やかすぎて感心するしかない。

人数が増え過ぎないようにする工夫が凄い

定期的に、医師不足が叫ばれている。そういうときテレビワイドショーに出てくるのは産婦人科と基幹病院救急救命。「当直明けで外来もこなさないといけない」「ちょっとしたことですぐ訴訟されちゃう」激務や責任ドロップアウトしてしま医師も多い。医師もっとやすべきなんじゃないか

医者になって開業すれば貴族になれるって判ってるんだから医者になりたがる高校生はいくらでもいるだろう。医学部を新設して定員をどーんと増やしてちょっとキャンペーンはればあっという間に(医学部6年+経験を積む数年ぐらいで)医師不足解消できるよ。

という議論が出た時、反対したのは日本医師会

http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100714_1.pdf

医師数増加に関する日本医師会見解医学部を新設すべきか-

また、G7 平均(G8 からロシアを除く)の人口 1,000 人当たり医師数は 2.9人である。仮に日本人口 1,000 人当たり医師数をG7平均なみに引き上げるとすると、現状の人口を前提に医師数を1.3倍に増加させる必要がある。

と、先進国との比較医師数が少ないというデータには触れながらも、

医学部新設に係る具体的な問題点は以下のとおりである

1.教員確保のため、医療現場から医師を引き揚げざるを得ず、地域医療崩壊を加速する。

2.教員分散し、医学教育の水準、ひいては、医療の質の低下をまねく。

3.人口減少など社会の変化に対応した医師養成数の柔軟な見直しを行いにくくなる。

1医育機関当たり医師数は289 人であるが、二次医療圏の約 4割では、医療施設従事医師数が289人以下である医学部が新設されることにより、地域さら医療崩壊が進むことを否定できない。

として、医学部新設には反対。既存医学部の定員増でゆるやかに変化していけばいいというのんびりした見解

実際のところ、なんであの激務のお医者さんたちが「全然人が足りない!」ってなってるのかって、つまり忙しくてそれほど儲からない勤務医よりも楽で儲かる開業医のほうがいいからみんなそっちに行っちゃってるからからなわけだけど、華麗にスルー。そこには触れられたくないんだろうね。貴族制度の崩壊につながるといけないからね。

印象操作が巧妙すぎて凄い

月18万もらってる生活保護の受給者を妬む人がすごく多い割には、月100万以上稼ぐ開業医を妬む人は少ない。「開業医ちょっと楽して儲け過ぎじゃね?」という話題があんまりどこからも出ないのと、定期的にテレビマンガで格好いい医師の話が印象づけられるのもそこそこ影響してるんじゃないかと思う。ああいうのに出てくるのは必ず勤務医離島とか過疎地の忙しそうなお医者さんで、間違っても町の暇そうなのにベンツ乗って(略)お医者さんは出てこない。

病院だけじゃなく、薬局に流れこむお金税金で7割ブーストされている。そこで儲かってる製薬会社にも広告宣伝の制限はあるけど、TVCMをしてもいいってことにはなっててつまり大スポンサーなわけで、その辺が関係してるんじゃないかと思うのはこれは僕の単なる想像だけど。

人数動員方法が凄い

医師が国に守られてるみたいなこと言ってるけど、制度を決めるのは官僚政治家であって医師でなく云々。もちろんその点についても抜かりはない。

官僚東大卒エスタブリッシュメントエリート同士はやっぱり理解し合いやすいし、お互い得になるスキームを賢い者同士で作りましょう、ということにはなる。厚生労働省には元医師が医系技官としてしっかり入り込んでたりもする。医療費の規模が大きくなる=厚生労働省予算が大きくなるのだからやはりWIN-WIN関係だ。出産一時金が30万円から50万円に上った途端、町の産婦人科出産料金が軒並み50万円に上がったのにそういうのを規制しようなんて話には一切ならなかったのは記憶に新しい。

政治家は票を沢山動員する団体の味方。日本医師会は超強力な圧力団体だ。なんせ会員数16万人

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A

に加えて、病院看護師や事務員、介護職員も動員できる(選挙の時期になると医師会から誰々を応援すべしというプリントが配られる)ことから、いったい何百万票規模になるのやら。

介護職員なんか、ワーキングプア代名詞みたいなのに、まんまと医師会の言うこと聞いて医師お金持ちになる手助けしてるという。でも自分たちの給料上げろとかって全国一斉ストライキなんて企てもしない。いい子たちやなあ。

追記

たくさんブクマもついてめでたいことです。自分意見を書いてなかったので書きますよ。

医者が儲け過ぎてて妬ましいので医者は貧しくなってワーキングプアになれ! ←そんなこと思いもしない。ただ飛行機パイロットよりちょっと安いぐらいでよくない?とは思う。

国民皆保険が糞だからやめちまえ! ←素晴らしいって本文でも言ってるじゃん。安い負担医療が受けられるのは本当にいいこと。

アメリカよりはまし ←ほんとそう思う。アメリカがひどすぎて、っていうか、アメリカ市民生活にかかわる社会システムは見習わないほうがいいものが多すぎる。若者の死因第2位が殺人なんておかしい。

現状をこうこう変えるべきとか思いつきもしない。だってどこかを変えたらどこかに不利益がでるもの。そんな風に、しっかり独占と税金ブーストによる利益を確保しながら、心理的にも構造的にも変化を受けづらいようなしくみになってるところが「凄すぎる」って話です。

2013-07-13

http://anond.hatelabo.jp/20130713213816

なんていうか、国公立大学ってそもそも官僚養成機関とか教師の養成機関で設置されたわけだから、知識を広めようとか思想を広めようという動きを、組織としてやらない気がする。

もちろん、教員一人一人はそういう考えを持つかもしれないけど、組織としての立ち位置としては、公平で、思想的に中立を維持するような。

現状を変えるっていうのは、なんであれロックなわけで。

それが、より開かれた教育を目指すっていう行動であっても。

やるとしたら、私学からかな。

大学ですらないかもしれない。

大学を、たとえば知識人集団に置き換えても問題がない。

大学名前を背負った、卒業証書が発行できないだけで。

松下政経塾のように、ブランディング出来れば、大学看板はいらないし、大学価値がそのブランド力ではない時代になれば、ブランディングすら不要なわけだし。

国が方針を決めて横並びにえいやって感じじゃなくて、バラバラに動いて、教育多様性が生まれるんだと思う。

あくまで少数精鋭で議論に拘る大学から、とにかく外部に知を発信する大学、すっげー偏った宗教教育を行う大学、そういうのがいろいろ出てくるんじゃないかな。

キモである教育の低コスト化さえ達成されれば。

幕末にいろんな塾が開塾したみたいに、春秋戦国諸子百家みたいに。

2013-07-07

ソーシャルで話題になること出るの待ち構えて

元ネタを素早く斜め読みして

一番乗りでアップしたら絶対伸びるだろうな

メンション欄RTで埋まっちゃうかな

インターネットの(一部で)人気者 僕達のまたの名は

インターネット ブロブロガー」若者たちの憧れ

将来なりたい職業の男女ともナンバーワン

どっかの専門学校ノマド養成コースもできたんだって

チヤホヤされたくてモテモテになりたくて

伝えたいことなんかはないんだけど

流行りに乗っかって注目が気持ちよくて

謡う僕はインターネット ブロブロガー

自己顕示欲と甘い妄想の下で

ブロゴスにのっかって踊り狂う

手っ取り早く肥大した認知欲求

僕はインターネット ブロブロガー

ホッテントリ入りしちゃったらフォロワーも増えるのかな

アクセスミリオン行っちゃったりしたら本とか出ちゃうのかな

オフ会に呼ばれたら名刺足りなくなっちゃうのかな

(元)隊長とかに言及されたらトークライブとか企画されちゃうかな

チヤホヤされている他のブロガー

横目でチラチラ見ては羨ましくて

何時かはあんなふうに人気者になりたくて

僕はインターネット ブロブロガー

自己顕示欲衝動に唆され

ゲスな話題に群がり食い漁る

自我さえ丸呑みする承認欲求

僕はインターネット ブロブロガー

自己顕示欲と甘い妄想の下で

薄べっらい主張をまとって踊り狂う

手っ取り早く肥大した認知欲求

僕はインターネット ブロブロガー

元ネタ: http://www.nicovideo.jp/watch/sm20388234

2013-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20130630170033

そりゃ理想ではすべて両立したいですよ。キムチパージ表現の自由国防を。

でも自民議席とれなかったらどれも成立できないでしょ?民主にしたって人権擁護法みたいなのやるし。

から自民にとってもらって、ダメなところはブーイングしまくるという戦法がいいんじゃないかと思うんだけど。どうだろうか。

それに、未来を担う子供教育が最も重要なわけで。今よりもニュートラルな思想に基づいて教育されれば自尊心も上がりそうだし。まあ奴隷養成教育っていう点も変わってほしいけど・・。

2013-06-29

開成と灘は日本屈指のダメ学校

入学の時点で日本最高レベルの生徒を集めておきながら

卒業後に100%東大に進学させることが出来ないとか。

落ちこぼれ養成学校

2013-06-27

ネット小説からデビューしたライトノベル作家が増えてきたという話について

新木伸ウェブでやってた作家志望者のための養成BBSでアレコレとダメ出ししてた教え子のひとりである西野かつみ(『かのこん』)にあっという間に追い抜かされたけど『GJ部!』で再び大逆転したっていう話をうまく仕立ててホットエントリ入りを狙おうとしたけどちょっと断念。西野かつみ先生は残念ながら2013年現在出版が途切れている。

2013-06-20

http://anond.hatelabo.jp/20130620141226

> ただ、ホリエモンツイッターで「スキルのあるプロ馬鹿にしてる訳じゃない」とも言っている。

>そもそも、冒頭の発言は「声優養成所」批判の中で飛び出したものだった。

悪いけどその辺はもう堀江一味の後出しの火消しにしか見えない。

だって声優ってそんなにスキルいるんかえ?」って発言と全く整合性が無いじゃんそれ。


更に、

大塚が言ってるのは

必死に訓練をやり遂げて志望者から抜きん出た水準の技術を身につけた新人の中でなお

 チャンスのチケットを掴むか否かが運や愛嬌に左右されてる(技術をつけてもなおキツいから気をつけて欲しい)」って話で、

ほりえもんが言ってるような「素人に1万円でオーディションを受けさせればいい」なんて提案に通じる部分は全く無い。


だいたい「声優養成所の寡占(?)に風穴を開けたい」って理念であれば

自分達のアニメで広く情報公開したオーディションをやればいいだけで

1万円取るだの「オーディション経験を積む」だのは一体何なのかと。

デブ2人のビジネスの話だろ単にそれは。


最初

声優をこき下ろしてアホに夢見させて炊きつけて金取ろう」って作戦だったけど

予想外にバッシングを受けて、ネット若者界隈での声優支持率の高さに気付いた。

で、今度は声優養成所にターゲット変えてきたってだけの話だろ。


「君達は搾取されているーっ!」

「うちなら一回の単価安いぞーッ!」

つってるだけ。

http://anond.hatelabo.jp/20130620133115

> ただ、ホリエモンツイッターで「スキルのあるプロ馬鹿にしてる訳じゃない」とも言っている。そもそも、冒頭の発言は「声優養成所」批判の中で飛び出したものだった。

まりホリエモンが言いたいのは、今の声優スキルよりコネで上がってきてるよね?(養成所とかじゃないとオーディションの通知がこない)

から、「最初スタートラインに立つには技術問われてない」っていう今の状況を壊すために1万円払えばだれでも参加できるオーディション実施しようとしてるわけで、

その点においては、大塚氏の言ってる「まず人好き、愛嬌」がないとスタートライン(大塚氏の表現だとチケット)にすらたてなく、技術はそこから必要とされるよね、という意味で書いたんだけど

うまく伝わってなかったら申し訳ない

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