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はてなキーワード: 通勤とは

2019-05-05

anond:20190505104809

おれは通勤時間半。貧乏臭い話なんだけど、定期だと途中下車できるじゃん?おれはそれが楽しくてまだ引っ越してない。

知らない駅で降りて一駅分歩いてまた電車に乗って帰宅、って感じで東京の街をお散歩してる。地方出身から、街歩くだけでも楽しい

たまに通勤経路を変えたりする。(差額は自分持ち)

あとは、家遠いと「終電なんでそろそろ帰ります」が使えるから楽かな。

anond:20190505122455

ワイは「この電車に乗ってる俺以外の人みんな休んでてていいかもっと快適に通勤してぇな」って思ってるで。

anond:20190505104809

始発駅に住んでると、座って通勤できるんじゃない?

おりる駅の数個まえに立って扉付近まで行ったほうがいい気もするけど。

満員電車は「自分だけじゃないみんな働いてるんだな」という実感だけは沸くよね。

anond:20190505104809

おめでとう!

おれもまさにそのルート通勤してた時期があるけど、職業上、プロジェクトごとに現場が変わるから、結局引っ越し決断ができなかった。

ちなみに今は田舎に戻って、車通勤片道30分だけど、徒歩10分はうらやましいよ。

通勤時間が1時間30分以上の人に問いたい

転職をして通勤時間が1時間40分になった。

東京から神奈川まで乗換を2回する電車での通勤苦痛しかない。

デメリットだと思ったこと:

通勤ラッシュ時は電車毎日遅れる。自分時間コントロールできない。

人身事故が多すぎて、社会の闇を感じる。

満員電車のぎすぎすした空気が無理。

満員電車他人との密着。夏とか死んでも乗りたくない。

職場に着く前に既に感じる疲労

仕事帰りに、お腹がすいて買い食いしてしまうからお金を使う。

飲み会日の出勤がまじきつい。絶対睡眠不足になる。

もう我慢できず、GW職場まで徒歩10分の物件引っ越した。

GW明けから通勤が楽しみで仕方ない。

何年も満員電車に乗り、遠方から通勤してる人のモチベーションを教えてほしい。

私は無理だ。満員電車に乗るくらいなら年収が下がっても家から近い会社転職する。

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 連休使っての旅行計画に精を出すうち、気づけば既にリアタイから周回遅れを食らっている今日において今更1話感想なんて…とは思いつつ感想を書くことにした。1~2話までしか観ていないので、3話以降を既に見ている諸兄においては「何言ってんだこいつ」程度の温情を頂ければ幸いだ。なおニコニコ動画コメントツイッターの実況などは敢えて見ずに書いてみた(このあと見るつもり)。ニコ動で観てると、感想だんだんネットミーム紹介文」みたくなっちゃうの難しいよね。

 それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

 

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

~独占…対象サービスしか配信してない

~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

キャロル&チューズデイ

Netflix独占

 クリスマスまれ(多分)と火曜日まれ(多分)の二人が火星大都会で一緒に音楽する青春ドラマ。「カウボーイビバップ」等でおなじみナベシン監督の新作。制作ボンズ。 本作で特に目を引くSF描写。都会の中心部はいかにSFっぽい高層ビル群な街並みなんだけど、周辺に90年代アメリカみたいな町並みが広がってたり、往来する人も含め朝昼晩と色んな表情がある。「大都会だけど金持ち貧乏人、ホワイトカラーブルーカラーが入り交じる都会感」に強いリアリティがあるところが好き。細かい所だと、飲食店の注文が全部スシロー方式店員呼ばなくておk)なのに、作中の客がみんな店員呼びつけてクレーム入れてたのリアルすぎて笑った。設定こそSFだけど、現代舞台にしても成立するような話をあえてSF世界で展開するっていうのもリアリティを強める要因っぽい。そんなSF描写の中でも好きなのが「家出ってどうやるの?そんなこと、聞ける人もいなくて。色々とググってみたけど、やってみたら意外と簡単だった」という冒頭のモノローグ。ゆうて火星の話ってことは実質ファンタジーみたいなもんかな、という先入観があっただけにこの一言だけで「実はこの世界リアル世界と地続きで、しかも遠い未来というわけでもなく、とりわけ若者像はほとんど変わっていないんだよ」というSF世界であることがわかる。似たようなシーンだと、セッション後「私達のはじめての曲が完成しました!イエーイ!」つってインスタにセルフィをアップするシーン。作中何度も語られる「何も特別ではない、リアル世界にもたくさんいる、何者でもない誰か」て感じをよく表してる。本作の脚本はみんな大好き赤尾でこなんだけど、私はやっぱり彼女の関わる作品に登場する女性が一番好きなのかもしれない。先のクールで言えば「同居人は猫~」「3D彼女」が赤尾でこ脚本ハルって女の子だよね?特に同居人脚本赤尾でこx絵コンテ佐山聖子タッグによる挿話がたくさんあってめっちゃエモかった。

 1話では「二人がなぜ音楽をやっているのか」という部分が中心で、音楽への初期衝動を丁寧に描いてるのが好き。「ふとラジオから流れてきた曲を聞いて涙が出てきた」とか、路上演奏してるけど歌はなく(ハミングだけ)「ただの音の連なり」を演奏してるだけ、とか。本作に限らず「初めて新入生に軽音部が自己紹介がてら演奏を見せるシーン」とか「生まれて初めてライブハウスライブを見たシーン」とかめっちゃエモいよね。

 セッションも、最初はお互いにそれぞれの初期衝動を持ち寄って始めるんだけど、お互い探り探りから徐々にノッてきて、歩み寄っていく過程がすごく丁寧。途中でやり直してみたりとか、お互いに相手を見つめながらテンポや歌を合わせる感じとか。

 それにしても演奏シーンがやばい最近演奏シーンに3DCGを駆使してダイナミックな動きを表現する作品が増えてるけど(ピアノの森とか)、本作は演奏シーンに限らず多くが作画アニメーション。ボンズすげえ。ギターの弦を押さえる運指見てるだけで一日が終わりそう、別のカットも、手元だけを映すんじゃなくてチューズデイの上半身全部作画してるし(大抵の楽器は全身使って演奏するものなので、彼女ギター演奏中は体をかなり動かしている。本作はそれを作画で丁寧に表現している)。

 加えてギター作画が凄まじい。まずギターケースを開けるときアニメーションから既にヤバイ。あえて楽器の持つ神秘的な雰囲気とか、艶やかな反射とかを作画表現してるのは京アニだけだと思ってた。

 SF大都会ストリートの子と一緒にストリートミュージックを、お嬢様ファッションに身を包んだ子がアコギ演奏するっていうギャップは、案外「全力でアコギ演奏シーンをリアルに描きたい」という発想からスタートしてたり?

 そしてギターの音ワロタ。開放弦でベヨェーンしたときのボディが響く感じとか、ギターに指が触れたときのギュインッまでちゃんと入ってるし、セッション中なんかギターの音に限らず、服の擦れる音「彼女たちが演奏してる部屋の空気の音」が(おそらく)全部入ってる。演奏シーンは文字通り空気が変わった。

 「え、歌くっそうまいやん」と思った人も多いと思うけど、本作はCV別に担当アーティストがいる。英語圏オーディションをしたらしく、この人たちがまたとんでもなく歌がうまい。もうハミングの時点でめっちゃうまいってどういうことな・・・

 音楽で言えば劇伴はMocky。R&BやJAZZの人で、軽快なベース音がたまらない。ついビバップ菅野さんを思い出しちゃう。それにしても、音楽テーマ作品とはいえ劇伴が多彩すぎる。1話を通して音楽アルバム聴いてるみたい。

 歌で言えばED作詞作曲編曲Benny Sings劇伴から一変してPOPS。カートゥーンっぽい絵と相まってかわいい

 

さらざんまい

すんでのところでFOD独占を無事回避

 浅草日常アニメ。「さらざんまい」の意味は、ざっくりいえばユニバース感覚のこと。それにしても「さらざんまい」というネーミングセンスよ。幾原邦彦監督による新作。制作は「ユリ熊嵐」に引き続きラパントラックで、本作は共同でMAPPAが参加している。ピングドラムユリ熊嵐で印象的なピクトグラム担当した越坂部ワタルや、その2作で劇伴担当した橋本由香利が本作にも参加していて、「チーム幾原邦彦」が確立されていく感じがある。

 俺が本物のかっぱをみせてやるよ!(by幾原邦彦公式ラジオ番組が毎週配信されていて、MC諏訪部順一まさか監督制作大丈夫ですか?)とのこと。曰く「かっぱと尻子玉は切っても切れない関係。なのに尻子玉を描かないかっぱ作品が多すぎる」というわけで、本作では尻子玉が重要なモノとして描かれている。これが本物のかっぱだそうです。噂に聞いてはいたけれど、かっぱに尻子玉を抜かれるというのはかくも恐ろしいことだったのか。ちなみにエンタ中の人は「尻子玉が抜かれるときの気分は、痛み8割気持ちよさ2割くらい。あと恥ずかしい」という気持ちで演技したとのこと。ノイタミナプロデューサーからの「勘弁してください。ノイタミナですよ?」という柔らかい拒否を押し切って作られた尻子玉搾取シーンは割と必見。

 1話は「かっぱとは?尻子玉って?」を中心にまとまったお話ピングドラムユリ熊嵐と比べてとっつきやすい感じがある。公式あらすじも

中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあいゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!」

といった感じでかなり分かりやすい。とはいえ本質ピングドラムユリ熊嵐に続く群像劇、というか愛憎劇なので結構しんどい系ではある。非常に愛が重い。ピングドラムストーカーっ子にドン引きした視聴者は多いと思うけど、要はあんな感じ。作画部分でもキャラの表情、特に主人公のアップがすごく綺麗(中性的な顔っていう感じがよく出ていて好き)で、より群像劇みが強い。冒頭の主人公が走るお芝居すごい。

 ユリ熊嵐と比べると、あっちが「隔世」なのに対してこっちは「現実世界浅草)」という舞台設定の違いがある。描かれる浅草描写もすごくリアルで、いわゆる「世界的な観光地」ではなく「昔ながらの下町っぽさ」に焦点を当てている感じがすき(背景:スタジオパブロ)。ぐちゃぐちゃした看板まで再現してて、三ツ星カラーズ並みに生活感がある。そして登場する場所が、地元民ならではのチョイス。監督自身若いから浅草で遊んでたらしく、その頃のイメージを元にアニメ舞台浅草に決めたらしい。浅草寺などの観光地より雑踏(街を歩く人、通勤の車とか)によって街の雰囲気を描いているところとか、生活圏にあるテーマパークこと「花やしき」が出てくるとことか、地元民らしい描き方だよね。

 そして例の尻子玉(尻子玉と書いて「よくぼう」と読む)搾取から始まる一連のシーン。みんな何回くらい観たんだろう。MAPPAが関わってるだけあって凄まじいアニメーションに仕上がっている。劇中歌とともに欲望搾取~浄化までシームレスに続くシーンの中毒やばい過去作と比べ、初めから終わりまでキレイにまとまってて完成度が非常に高い。「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のレヴューと似たような感動を覚えた。またアクションをするのが人間ではなくかっぱやモンスターなので、より一層爆発力というかファンタジー感が加速しているのも好き。

 挿入歌でいうと、ユリ熊嵐と一変して本作はほぼ登場人物男性なのが印象的で、挿入歌も今の所ボーカルが全員男性特に2話挿入歌カワウソイヤァ」がすごい好き。余談だけど、アフレコ時点であのシーンはアニメ化用の実写映像資料だったらしい。ちょっと観てみたい。

 EDは「青春ブタ野郎」OPでおなじみThe Peggies。青ブタもこれもしんどい群像劇なので、このバンドサウンドがすごく合っている。

 ところで、最後の「フィクションです」的なキャプションは一体どういう意味なんだろう。「まあ、かっぱなんて存在しないんですけどねwww」とか「実際のかっぱはこんなんじゃないんですけどね、へへへ」とか?かっぱが非実在みたいなメッセージに見えるから不適切じゃない?

 

鬼滅の刃

 ゴブリンスレイヤー英題は”DEMON SLAYER”。エミヤさん家に引き続き、ufotable肝いりの新作(ユーフォーテーブルって読むのね、初めて知った)。テーマは「動く浮世絵」とのこと。大正時代日本舞台に、鬼殺しをするお話制作体制的にはufotableアニメテイルズオブゼスティリアザクロス」の布陣。舞台こそ違えど、壮大なファンタジーっぽく仕上がっている感じは似てる。特に壮大なBGMの使い方とか、映画かな?これ絶対映像に合わせて作曲してるやつでしょ(やってるってラジオで言ってた気がする)。オケ雅楽までなんでもありな感じが聴いてて楽しい

 近代日本舞台にしたアニメの中でも特に地方(山の中)が舞台アニメといえば「ゴールデンカムイ」が似てるかも。背景美術でいうとあっちは「美しい自然を感じる」っていう印象なんだけど、本作は背景が全体的に黒っぽくて薄灰色支配された不吉な感じ。闇=鬼の領分、みたいな緊張感がある。そういう意味では「どろろ」に近いのかも。金カムは実質ゆるキャンなので、自然の描き方は趣向がかなり違う。金カムが「自然怖い」なのに対して本作は「鬼怖い」だし。野生の動物が登場しない感じからもそういう意図があるのかな。

 で、何その背景の書き込みユーフォーテーブルの背景(たぶん自前)って、エフェクト自然に盛り込んで多角的に映す演出をするけど絵っぽさを残してるというすごい技術を使ってるよね。2話の修行シーンとか特にやばかった。主人公が背景の中にちゃん存在して、立体的に生えてる木々の中を疾走しているようにしか見えない。でもキャラデザはテイルズオブゼスティリアザクロスと違い、輪郭線に特徴がある平面的なデザインになっている(浮世絵みたいな感じ)。そんなキャラ縦横無尽に画面を駆け巡るアクションシーンすごくない?最近だと「スパイダーバース」とか。あれは更にすごかったけど。

 1話ゴブリンスレイヤーで言うところの前日譚で、「鬼って何なん?」みたいな話が中心。いわゆる妖怪等と違い、鬼がゴブリンくらい生き物してる。金カムではヒグマ神様化身みたいな扱いで人間を襲ってたけど、あれくらい怖い。おまけに人並みに考える上に喋るしほぼ死なない。散発的に現れる感じはゴブスレで言うところの「落ち延びたはぐれゴブリン」なのかな。強烈なヌルヌル作画ゆえ、鬼がとても肉肉しくてキモい。「甲鉄城のカバネリ」のカバネくらいキモい

 そんな厳しい世界を生きる主人公CV.花江夏樹)の、鬼気迫るセリフ息遣いめっちゃ好き。ゴブスレさんは鎧に身を包んで常に平坦な口調だったのに対して本作の主人公はすごく感情表現豊か。「4月は君の嘘」を見てから彼の演技が大好きなので、またアレを見れるのが嬉しい。演技で言えば、鬼頭明里演じる禰豆子かわいい基本的山田たえ状態なんだけど、呼吸やうーうーだけで感情の起伏(非常にピーキー)や体型の変化を表現する感じとかめっちゃ好き。特に2話の見せ場では音楽アニメーションによる強烈な緩急も加わってすごいことになってた。ご飯我慢するシーンすごいよね。癒やされる。

2019-05-04

実家に戻ってうだうだしているのも明日でおわり

ちゃんとした寝具で眠れるのも今晩まで

あーーーーぼく電車通勤してたら衝動的に飛び込んでたかもしれんなーーーーー

親も退職したし実家に住んでいられるようこっちで再就職探したほうがいいのかなーーー

地方出身関東出稼ぎに出た30前後男性いたらアドバイスオナシャス

結婚前に住んでた実家自分の子供部屋で、

おもしろい人たちと楽しく会話していた。8〜10人くらい。

入れ替わり立ち替わり、入ったり出てったりしてた。

夜になって、女の子の一人が眠いって言って寝始めて、

気にせず会話したりしてたんだけど、夜中の2時くらいには静かになってて

起きてるのおれだけになって、構って欲しくてちょっかい出してたんだけど

その中で女の子が一人、「帰りたいんだけど」って言い出して、

じゃあ送ってくよって二人で静かに抜け出した。

から出てすぐ家どっちって聞いて、

あっちって言ったらあっちの道行って、

こっちって言ったらこっちの方行ってとかやって、

そしたら「(遠いちほー)の彼氏の家に行きたい」と言い出し、

じゃあググったら最短で行けるよみたいなこといってその子スマホで調べてこっちだーって行こうとした。

すると後ろからお袋の話し声が聞こえてきた。

隠れなきゃーと思って少し急いだら追いつかれそうだったから近くのでっかいマンションみたいな建物に二人で入った。

3階まで上がって部屋に入って聞き耳を立ててると、お袋と弟がおれを探してたっぽいくて、

いやーでも四国まで送んなきゃなーと思ったから行こうとした。

の子スマホ荷物返して下まで降りてく途中、人がいたから隠れた時にはぐれちゃって、

ちらっと外見てタイミング見計らって外にでて、しばらくその子を探してたら

待ち受けてた両親に捕獲された。

なんで居場所が分かったのか聞いたら、

あそこから「ちらっと外見てタイミング見計らって」たところを

見つけたんだと言われたんだけど、そこから見ても

木に隠れて建物が見えない。というかあの建物完全に廃墟なんだけど。病院?かな?

早朝の通勤っぽい人もいっぱいいたしマンションだと思ったっていうか駅かなんかみたいだったなって思ってたのに。

まあそんなタイミングよく見られてたら捕まるほかないよなって妙に納得して、どこ行こうとしてたんだって言われたから(遠いちほー)に行こうとしてたんだー、助けてあげようとしてたんだーみたいなこと言ってたら、

そういえばさっき駅でオバケが出たんだってーってお袋が言って、親父も「そうそう、男の人が30cmくらい浮いて落ちたら電車故障して止まったらしいぞ」みたいな変なこと言ってて、

そこで夢だって気付いたら怖くなって、夢の中で悲鳴をあげたら

自分の気の抜けた「ぅゎあぁぁ」みたいな寝言で目が覚めた。そしたらラインきて。見たら妻からで。

そういえば一緒にいた女の子名前と妻の名前が一緒だったなって。別人なんだけど。

 

こんなことがあって今実家に帰ってきてるからとても怖かったというか、夢って結局自分自身の妄想なんだなと思った。

2019-05-03

Pay to Winソシャゲ100%やるだけ無駄

払わなくて負ける側も、

払って勝つ側も、

100%時間と金無駄

やる価値があるのは胴元とそれに携わっている人だけ

パチンコと同じ、いやそれ以下の行為である

金よりも時間を使うのが絶対にやってはいけない行為

時間は戻らないもの

キャラクターを把握したい、という場合マルチタスクで何か大事な事をやる、

あるいは通勤などの隙間時間動画などを見ればいい

金と時間を使うのは1000%無駄


わかっているのにいまだにやっている俺の人生無駄

anond:20190503085943

池袋勤務と渋谷勤務でも毎日通勤となると埼玉県から通勤って相当差があるような気がするんだよなあ

山手線の内側に入っていくならなおさら・・・

2019-05-01

人手不足会社労働現場には暗い何かがある

人手不足と言っても労働者大事にされるとは限らない、人手不足業界会社労働現場には暗い何かがあると思った方がよい

過去経験した事として

新人新卒潰しで一部で有名なPLやPMがいる常駐先」・「二交代制ランダムシフト24時間365日」・「コストにうるさく労働者通勤選択肢を与えない会社」・「3年以上前業務PCを壊れるまで変えない業務現場

業務PCが壊れても共有させて買い替えや新調を許さな業務現場」・「人手不足ゆえに対応漏れを防ぐため電話から離れることを許さな現場」・「人手不足ゆえに休みは全てPMが決めて決めた日以外は欠勤扱いな会社

ワンオペ日常労働環境」「知らない人を異常者と捉える労働環境」「質問を許さな上司」「残業代を出さな派遣会社」「病休でも休むと減給派遣会社・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と腐るほど糞な人手不足会社労働現場は見てきた。


人手不足でみんな転職すればハッピーか?それは一部の国立大を出たR&D出身者か有能な技術者くらいで大多数は暗い何かがある人手不足会社労働環境に吸い込まれるだけであろう。

上記の例では例外なく賃金も低かった勤続10年でも30万いくかいかないかなのに過酷労働環境を労働者押し付けから中人手不足なのに管理職会社労働者努力不足にして年中求人を出してカモを探している


凡人もしくは無能は「人手不足」に故に転職やすそうに見えるが、暗い何かがない会社労働環境ほど人手不足でないため期待した結果は出にくいだろう。

極論として都内地方公務員目指せば誰でもハッピーなのさ!仕事に生きがいとか楽しさとかやりがい求める人には向いてないけどな!


仕事金策考える人にはお勧めだよ、ただ都内地方公務員だけな。

2019-04-29

anond:20190429050642

ひなちゃん明日仕事らしい

多分新しい職場に変わるんだろうか

日付が変わるまでに帰ってきて、一緒に令和を迎えられるといいのだが。

仕事

うちの係を取りまとめる上司のGとソリが合わない。

俺のやる事がなにもかも気にくわないらしく、少しミスをすると鬼の首とったマンになり嫌らしく責めてくる

俺も仕事での積極性や、判断適当なところが多いのは反省すべき点だが、周囲の人から見ても俺には当たりが強いようだ

むこうもこちらもコミュ症だから雑談私的な会話が一切なく、関係を構築できてないのも原因のひとつだろうか、、

最近通勤会社が近づいて来ると吐き気がしてくる

高校を辞めた頃も、学校が近づいてくるとこんな吐き気がしていた

いまの仕事のおかげで、やっと人並みの人生軌道修正できたので辞めるわけはないのだが、頭の中は常に退職意識してる、辞めないけど。

アボカド

昨日の寒さと、化成肥料の与えすぎのどちらかだと思うんだけども、枯れてしまった。

元々芽が出始めで、もっと伸びていいはずだったのに遅々として成長していなかったのでおかしいと思っていたので掘り返してみると、根が伸びていなかった。

他の2つも掘り返してみたら、根が腐っていた。

かなしみ。

生き残ってた1個と、水耕栽培で発根してた3個を、安い培養土に植えつけ、表層だけを赤玉土にした。

いつかマイホームを建てたら庭にアボカドの巨木をそびえたたせるのが俺のささやかな夢なのだが、なかなか上手く育たない。

手をかけ過ぎて、逆に失敗するパターンが多いな

子育てアボカド栽培は似ている。子供いないけど。

2019-04-26

働き方改革

の一環で、配偶者今日テレワークを家でしていた。

結果、通勤がない分の本人の睡眠時間が増えただけだった。

乾燥まで出来上がっていた洗濯物は冷たくなって、結局私が畳んだ。

夕飯も私が作った。簡単掃除もした。風呂掃除もする。

本人は、仕事が終わらないらしい。

遊びで家に居るわけではないのは知ってるけど。

普段通勤するときだって洗濯物は畳んでるでしょ。

同居人すら楽に出来ない働き方改革

2019-04-25

一目惚れが多い

しかし、同じビル通勤路だと相手に「またあの人に会ったらどうしよう。怖い」という思いを抱かせてしまうので、普段通るとこと遠いとこに行って声をかけるのがいいのだろう。

どうでもいい強迫観念

ダイエットを勢いづけるためにスマフォと同期できるアクティブラッカー(というとかっこがいいが、万歩計)を買った

心拍とか見れるの面白いし、無駄データ眺めるのも面白いからとても満足してる

1日の目標歩数というのを自分で決められて、1万歩にセットして過ごしているのだが、記録をクリアすると何日間連続で続いていますよと通知が来る

が、これが1日でクリア出来なくなりそうになった時のストレス半端ない

大抵通勤の行き帰りで8000本ぐらい行くので、普通に会社に行けば日常の歩数もカウントされるとクリア出来るのだが、ある日残業をして日にちが後15分で変わるという辺りで自宅最寄りの駅に着いた時はもう必死こいて早歩きして腕を振って歩きまくって、11時59分30秒ぐらいにギリギリ歩数を達成してドッと安堵感が来る。

それまでの電車の中の焦燥感イライラがもう凄かった。

とりあえず、買った次の日ぐらいからの1.5ヶ月目標歩数を毎日クリアしているのだが、これが一旦途切れてしまった時、またやり直しという気持ちに苛まれてサボってしまいそうで怖い

半分自分の中で勝手強迫観念みたいに進めていたが、本当に強迫観念になりつつあってそれも怖い

自分ルールから勝手しろと言われたらそうなんだが、割と順調に進んできたダイエットすらもやめてしまわないか心配

から今日も歩く

歩き以外の運動もやる

でも欲を言えば午前3時ぐらいにアプリの日にちが切り替わってくれるといいな

anond:20190425092333

最初一言結論を言うと「希望は叶わない」

収入を維持したいなら今のところを継続し、新幹線通勤を強くお勧めする。

子供の保育料が安い、土地代が安い、通勤電車のストレスが無い。等々田舎であることのメリットを勘案して差し引いた収入で考えないとUターンするメリットは無い。

Uターン必須なら諦めろ。

足の小指をヒールで踏みつけられるという拷問

通勤ラッシュしね

2019-04-24

人生どこで間違ってしまったのかな

私は田舎の町で4人兄弟末っ子として生まれた。

両親は自営業だったが貧しい生活を送ってた。

1番上の兄は大学に行ったが私含め他は全員高校出てから働いていた。

私が高校出て就職したのは公共交通機関

狭い人脈、女性が少ないゆえのトラブル体育会系

そして何より周りの友達大学とかで土日祝休みなのに業種が業種だから休めず遊べなかった。

人手が少ないから14連勤とかあったし基本給が手取り12万円だったから、残業で稼ぐしかなく…。

その残業も意地悪な御局様に時間少なくされていた。

石の上にも3年だが、3年頑張った結果辞めたい気持ちはかわらず辞めた。

次の就職先はIT企業契約社員として3年頑張った。

人間関係も概ね良く、仕事内容も簡単電話応対がメインだったので楽しかった。

ただ実家から片道100分かけての通勤だけは大変だった。

痴漢にもたくさんあったしつらかった。

そんな中会社の先輩に告白されて付き合うことに。

しかし社内では隠すことにしていたので塩対応されたり、ハブにされたりで辛くなり辞めた。

正社員になって見返してやると思った。

次の就職先は人材派遣会社

派遣のコーディネーターをする求人で念願の正社員として入社したが実態特定派遣

いきなりソフトバン〇の販売店に行くことになり、ノルマを追う毎日

久しぶりの対面接客にもストレスがすごかった。

販売店の先輩も騙されて送り込まれた人だった。すぐ辞めていった。

当時の手取りは15万円。なんなら販売店の運営会社から直接雇われた方が給料もっと貰えることもわかった。

半年と経たずに辞めた。

そこからはずっと派遣で働いてた。

人の悪口と噂が大好きで、秘密ごともみんなの前でバラしたりするし、社内で偉い人と不倫してる女からいじめられて会社休みがちになった。

違う派遣先では毎日11時間労働身体を壊した。

ここで私は初めて「うつ病」の診断をもらった。

さらに違う派遣先では上司からパワハラおよびセクハラをうけ、相談窓口に相談したところ、相談したことが速攻バレてクビになった。

今は主治医判断により治療に専念する無職だ。

今年30歳になる。

こんな人生を送るはずじゃなかった。

から自立して、ひとり暮らしして、結婚して、やがて子どもが欲しかった。

でも、今はそんな体力もお金仕事もない。

もし社会復帰できても、ひとり暮らしできるような満足いく給料のところには行けない気がする。

なんか、私の人生何だったんだろうと思う。

母親は、結婚子どもなんてどうでもいい、私が幸せであればそれでいいと言ってくれた。

でも、私が生まれた背景には母親が父方の家族から酷い言葉を受けていたことを知っている。

「お前は男しか産めないカタワだ」と。

そんな中でも私を産んでくれたのに私が女としての幸せを掴む姿を母親に見せないのは親不孝だって考えてる。

このままじゃいけないってわかってるのに。

本当、どこで間違ったんだろう。

そして、どうやって軌道修正すればいいの?

からなくて困ってる。

この世界は誰のためにあるのか

朝の通勤ラッシュで男も女も老いも若きも機械のように職場に急いでいる様を見ると、たまにこの世界は誰のためにあるんだろうなと思う時がある。缶コーヒージョージア宣伝で「この世界は誰かの仕事で成り立ってる」ってあったけど、みんな社会のために働いて消耗しているので、結局その最終的な成果の受益者って誰なんだろうと思ってしまう。

昔は国王とか大名とかがいたので、誰々様のために頑張って働くってすごくシンプルで分かりやすかったと思う。神様の像の前に「今年の実りです」っつって収穫物とかお供えもの奉納していた昔の人の気持ちすげー分かる。

ちょっと前までは「お国のために」ってことだったし、それがいかヤバイ思想だったか日本人バカほど思い知ったわけだけど、皆が納得する答えとしては悪くないんじゃないかとも思う。100点満点でいえば60点くらい。

話は戻るんだけど、今日電車の中でみんな何のために働くんだろうなって1分くらい考えたんだけど、結論現在この世界の最大の受益者は「子どもであるべきなんじゃないかと思った。

金持ち玉の輿に乗って家事すらやらなくていい女とか、資産家のガキで一生遊んで暮らせる奴らとかも社会受益者だろうけど、そういう連中に比べたら圧倒的に量が多いのは子どもだし、現世界子どもがおかれる状況は決して良いとはいえない。我々大人は、自分の子ものためだけじゃなくて、すべての子どもが日々を楽しく豊かに過ごせるように働く。そう考えると色々スッキリしたんだけどどうでしょう

ちなみに、星新一ショートショートで、人類の大半が消滅して、地球の滅亡のカウントダウンが始まった時に、わずかに生き残った人類がこれまで先人が築き上げてきた文明破壊して回り、この時の「破壊快楽」のために人類は気の遠くなるような世代に渡って文明を築き上げてきたのだ、という場面がある。子どものためにを年世代にも渡って続けていった最期はこういうのもありなのかもとも思った。

2019-04-23

anond:20190423235340

女性専用車両があるから通勤通学できてる女がいれば女性利用者を獲得するという効果は出ているわけだが

大学卒業したら借金返すまで実家出るなって言われたけども、実家から都内まで通勤1.5hは最低かかるからそれが無ければ2-3時間一日確保できる。その時間で金を稼ぐなり勉強するなりをすれば得なのではないかと思う

まぁ先の事なんか考えてないよな

夢見りあむを守護りたい

 これは,夢見りあむアドベントカレンダー7日目の記事です.

 私は夢見りあむが大好きです.

 私は,デレステリリースと同時に初めてシンデレラガールズというコンテンツに触れました.始めた当初は別の作品に夢中だったため,デレステ音ゲーしか認識していませんでしたし,もちろん総選挙投票券を集めたこともありませんでした.

 そんな私をデレマスに惹き込んだのは,姫川友紀を始めとするPaアイドルたちでした.卒業論文の追い込みや数か月に渡る長期のインターンシップ疲弊した私を,姫川ソロ曲気持ちいいよね 一等賞!」はじんわりと癒してくれました.通勤中の耳元で叫ばれる彼女たちの応援は,間違いなく私の足を前に進めていました.

 Paアイドルの何が良いのか.私のように彼女たちの底抜けな明るさが好きなPもいれば,その突拍子もない行動が好きなPもいるでしょう.一癖も二癖もある彼女たちは,様々な方法で私を楽しませてくれています.そして彼女たちの魅力を語る上で欠かせないのが,時折見せる不安定な部分です.もっと話題になったのは本田未央アイドル辞める宣言でしょうか.普段の明るい姿とのギャップがより彼女たちに厚みを持たせ,人間らしく,身近な存在にしてくれるのです.

 そんな中,新アイドル夢見りあむがPaとして発表されました.その衝撃たるや.他のPも分かってくれることでしょう.前に発表された辻野あかりや砂塚あきらキャラクターからも並の個性を持ったアイドルがくるとは思っていませんでしたが,彼女想像以上に歪なアイドルでした.

 調子はずれと感じるほどに明るいセリフ,透けて見える承認欲求,あからさまな構ってちゃん...強烈な個性です.もしPに見つけられなかったら,アイドルにならなかったら,彼女はどうなっていたのでしょう.私には,描写されている彼女の姿が軽度の躁状態に見えて仕方がないのです.

 人間は,よく虚勢を張る生き物です.描写されている彼女の姿が,家の中の彼女の姿と一致するとは限りません.無表情で無感情スマホを眺めている方がしっくりときます.家の外と内で行動が違うのは当然かもしれませんが,それが心となると話は変わります.社交性がある人は明るく見えるかもしれませんが,明るく見える人は社交性がある人ではありません.ドイツ詩人であるゲーテは「光が強ければ影もまた濃い」という言葉を遺していますが,彼女の影には何が隠れているのでしょうか.

 また,炎上してでも目立ちたいと豪語する彼女自己評価の低さは極限です.「コミュニケーションだよね?触りたいだけじゃないよね?」という,怒る前に相手の顔色を窺うセリフからも,自己評価の低さが分かりますアイドル不安になる状況を,我々Pが許していいのでしょうか.いや,良い理由がない.アイドルを輝かせるのがPの仕事です.

 そんな彼女アイドルデビューしなかった姿を想像した時,現代人のステレオタイプに一致します.生活に疲れ,惰性で生きる日々.生きる理由もなく,死ぬ理由もない.積極的自殺を選べる人は稀ですが,消極的自死を選んでいる人はこの世界に何人いるでしょう.好きなことがあれば生きていけるという人もいるかもしれません.彼女にはドルオタという趣味があり,それ故に生きていけると.私もつい先日までそう思っていました.

 日の目を見ることができた彼女の先には,そういう人々がその人のままに成功する可能性のある未来が映っています.もちろん彼女にはお調子者の気質があり,煽り失言を頻繁にするという欠点もありますしかし,多少の欠点がなんでしょう.彼女新人なのです.それくらいの欠点を愛でることができなくてどうします.どれだけ彼女アンチが湧こうとも,彼女が輝かしい可能性を秘めたアイドルの一員であることに違いはありません.

 だからこそ私は彼女推し彼女未来守護りたいと願うのです.

1日2.5時間通勤しているとすると

1ヶ月20日で50時間通勤

時給換算すると、1000円で5万円、5000円で25万円

 

交通費という文化が無くなると一気に社会が変わってしま

本が読めなくなった自分が再び本を読めるようになった話

 本が読めない。

 読書家が人生において遅かれ早かれ直面するところの事件である

 本が読めない。


 特に文学小説が読めなくなった。


 当方二十代後半の男であるが、今より遡ること十八年ほど前にラノベブギーポップは笑わない)と出会い、それ以降文芸における視野国内外純文学文芸作品へと広げ、様々なジャンルにおける読書体験を営みながら、これまでの人生を生きてきたのである

 そして、その読書体験の勢いと呼ぶべきものを二十代の前半辺りにまで持続させ、さてこれから人生においても長い付き合いになりそうだなあ、などと呑気に構えていた時分、不意にその能力消失したのであった。


 読書能力消失

 何故なのかは分からないけれど、突然本が読めなくなったのだ。

 書物との別れ。


 何故なのだろう?

 当方通勤に一時間以上を費やす難儀な民であるため、通勤時間中は心を半ば無にし、脳の活動を極低状態にまで抑え、死んだ目で通勤していたのが仇になったのだろうか。
(皆さん、覚えておいてほしいのだけれど、通勤時間20分を上回るようになると脳の鬱傾向が加速するというエヴィデンスがあるそうなので、通勤時間はできるだけ短縮するようにしましょう)

 でも、俺に関して言えば未だに通勤時間は二十代の前半から変わっていない。むしろ職場の変更から伸びたくらいであって、つまりその移動距離は未だに脳に対して厄介な負担を掛け続けているということになる。


 まあそら本も読めなくなるわな。

 考えてみれば当たり前の帰結である


 とにかく去年の夏に至るまでの数年間、俺は本を読むことができなかった。


 読みたい本はたくさんあった。それこそ山のようにあった。かつて、若き日の盛りに大阪へと日帰りの小旅行に行った思い出があるのだけれど、それは梅田存在する某超大型一般書店に立ち寄るためだけに計画された小旅行なのであった。そんなこんなで、俺はその超大型書店へと赴き、そこで購入できる限りの本をわんさと買った後で、地元へと帰還したわけである。無論、それらの本の内の殆ど積ん読ルートを辿り、今も尚本棚一角を占めその存在感を俺にアピールし続けている。

 まるでそれは十字架だった。

 俺の、購入した時点で尽き果ててしまった、知識に対する独占欲好奇心に対して釘を打ち付けるかのような、それは罪悪感を俺に植え付けるための十字架だった。

 何故なのだろう。

 何故我々は本が読めなくなってしまうのだろう?


 ここに至る理由には色々あると思うのだけれど、第一に思い浮かぶ理由といえば加齢である


 残酷な、そして受け入れがたい真実――加齢は脳を萎縮させる。

 人間の脳は部位によっては三十代を超えてもなお成長し続けると一般に言われているが、しかし厳然として人間の肉体は二十代の半ばを境に衰え続けるのも事実である。というか、どちらかと言えば成長よりも衰退の方を意識せざるを得ないのが殆どではなかろうか、と思う。我々は衰退している。というか、我々の脳は衰退しているのである。衰退しました。
 ――つまりは、我々は一度読書能力を失ってしまうと、よっぽどの克己心を持たない限り――あるいは、そのような驚異的克己心を持たない限り――そのような超人的克己心に基づく人格改造なり人体改造を経ない限り――再び読書能力を取り戻すことは、難しいということなである

 残酷な、そして、受け入れがたい真実

 俺もそうであった。

 読書能力との別れは辛いものである

 それは、まるで一人の気のおけない友人との別れにも似ている。


 結論から言うと、俺は再び読書ができるようになった。


 ぶっちゃけると何でなのかは分からない。でも、確かにできるようになった。

 復活した。アーメン



イースターの季節ですね)


 去年の夏頃からその能力は突如として再生した。昨年から現在に至るまでの読書量は、読書能力が失われていた時代を遥かに超えている。ここのところお硬い文学小説にばかり目を通しているのだけれども、ここ一年間くらいで読んだページ数は5000頁を優に超えた。これまでの読書量を遥かに凌駕するレベルである(待っててくれプルースト

 正直なところ、何かを意識して自己改革したという記憶殆どない。強いて言うならば、当時スマートフォン通信制限喫緊重要課題と成り果てていたため、そのデータ通信量を節約するという実情に迫られて、通勤手段である電車に乗り込んでから本を読むようになったのがその理由と言えるかもしれない。


 行きに十ページ、帰りに十ページ。

 それを毎日

 仮に、一ヶ月の間に通勤期間が二十三存在するとすれば、行きに十ページ帰りに十ページを繰り返すのであれば、一ヶ月で我々の読書量は460ページに到達するということになる。

 猿でも分かる(猿には分からない)計算である


 とは言え、まずはそういうレベルから始めるのが得策であろうと思われる。人間は恐らく一日の間に二十ページ以上の本を読むことはできないのだ――特に文学小説のような対象相手取るのであれば、僕らの克己心は我々の想像する以上に貧弱なのである

 さて。


 これは正確に言うとライフハックではない。

 電車の行き帰りで、それぞれ十頁ほどの時間読書に費やすようになった男が存在している、というだけの話である

 そう、キーワード電車だ。脳ミソと通信量のダブルダメージを避けようと、不意に読書人生途上で――つまりはレールの上で――再開しただけの、それだけの話なのである


 参考になったであろうか?

 恐らくは、なるまいと思う。

 とは言え、かつて存在しその後に失われてしまったところの能力が、突如として復活するということは有り得るのだと――俺はただただその事だけを――伝えたかったのだ。今日を生き始めたものけが、かつての息吹に再び胸をなでおろすことができるようになるのである

 皆さん、本を読みましょう。

 魂を取り戻すために。

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