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2024-11-09

タコさんのお庭」の意味がわかりません

タコさんのお庭」という言葉意味は、文脈によって異なる可能性があります一般的に、具体的な定義はありませんが、いくつかの解釈が考えられます

一般的解釈

子供向けの比喩:

子供向けの絵本や歌などで、タコカラフル海藻や貝殻で飾られた自分の隠れ家を「お庭」と表現している場合があります。この場合、「タコさんのお庭」は、タコ自由に過ごせる、カラフル楽しい空間を指します。

創造的な表現:

作家芸術家が、独特の世界観表現するために用いる比喩的な表現として使われることがあります。この場合、「お庭」は、タコが住む不思議空間、あるいは、作者の想像力によって作り出された世界を表している可能性があります

文脈から読み解く

タコさんのお庭」という言葉意味をより正確に理解するためには、どのような文脈で使われているのかが重要です。

絵本童話:

子供向けの物語であれば、上記のように、タコが住むカラフル空間を指している可能性が高いです。

詩や歌:

詩的な表現として使われている場合は、より抽象的な意味合いを持つことがあります

会話や文章:

日常会話や文章の中で使われている場合は、話者意図や、その時の状況によって意味が異なります

もう少し詳しい情報があると、より的確な答えが得られます

どのような文章や場面でこの言葉を見かけましたか

その文章の全体的な内容は何ですか?

この言葉の直前直後にはどのような言葉が使われていますか?

これらの情報があれば、より具体的に「タコさんのお庭」の意味説明することができます

可能性を広げて考える

もし、上記のような情報が得られない場合は、自由想像力を働かせてみてください。「タコさんのお庭」は、あなたにとってどのような場所でしょうか?

海底の美しい庭園
タコの心の奥底にある世界
何か特別な思い出が詰まった場所

あなた自身解釈によって、この言葉は全く違った意味を持つことができます

まとめ

タコさんのお庭」という言葉は、文脈によって様々な意味を持つことができます。具体的な定義はありませんが、子供向けの比喩創造的な表現、あるいは個人的解釈など、様々な角度から捉えることができます

2024-10-02

田舎観光地ありがちなこと

アニメ聖地をやたらとアピール

アニメショップではなく、地元観光協会が猛プッシュ


店の看板にでかでかと電話番号が書いてある

市外局番がわからないので電話できない


FUJI FILMの色褪せた看板もある

もちろん、インスタントカメラフィルムも売ってない


アイスクリームの入っているアイスケースに雪印ロゴ

近くのベンチにも雪印ロゴ


ライオンズクラブ寄贈

公園のベンチとか謎のモニュメントとか


ただの岩に名前が付いている

地図曰く付き名前の岩があるから気になって行ってみるけど、ただの岩


神社で手や口を清める場所である手水舎(てみずや)がカラッカラに乾いている

庭園の池もカラッカラに干上がっている


さざれ石の展示

へぇ~、君が代さざれ石ってこういう物だったんだ~


世界人類が平和でありますように

ありとあらゆる宗教団体を影で支配する謎の組織


空海伝説

井戸温泉を掘ったり、山奥で修行したり、日本各地で大活躍


バヤリースの空き缶がある

プルタブ引き抜き式の缶に時代を感じる


公共交通機関の使い方がわからない

電車のドアが手動

バス停時刻表がない

デマンドバスを呼んでいいのかわからない

料金の払い方がわからない

etc.


徒歩なら大丈夫だろうと思ったら、そうでもない

歩道が突然に消えて、走り屋が出てきそうな峠道を歩かされる

公道を歩いているつもりが、なぜか民家の庭に入り込む

山道階段ほとんど土に埋まっていて、使い物にならない

橋の欄干が低くてスリル満点

そもそも、今歩いているのが道かどうかよくわからない

etc.

2024-09-30

 浜松で二人とも申し合わせたように弁当を食った。食ってしまっても汽車は容易に出ない。窓から見ると、西洋人が四、五人列車の前を行ったり来たりしている。そのうちの一組は夫婦みえて、暑いのに手を組み合わせている。女は上下ともまっ白な着物で、たいへん美しい。三四郎は生まれから今日に至るまで西洋人というものを五、六人しかたことがない。そのうちの二人は熊本高等学校教師で、その二人のうちの一人は運悪くせむしであった。女では宣教師を一人知っている。ずいぶんとんがった顔で、鱚または※(「魚+師のつくり」、第4水準2-93-37)に類していた。だから、こういう派手なきれいな西洋人は珍しいばかりではない。すこぶる上等に見える。三四郎一生懸命にみとれていた。これではいばるのももっともだと思った。自分西洋へ行って、こんな人のなかにはいったらさだめし肩身の狭いことだろうとまで考えた。窓の前を通る時二人の話を熱心に聞いてみたがちっともわからない。熊本教師とはまるで発音が違うようだった。  ところへ例の男が首を後から出して、 「まだ出そうもないのですかね」と言いながら、今行き過ぎた西洋夫婦をちょいと見て、 「ああ美しい」と小声に言って、すぐに生欠伸をした。三四郎自分いかにもいなか者らしいのに気がついて、さっそく首を引き込めて、着座した。男もつづいて席に返った。そうして、 「どうも西洋人は美しいですね」と言った。  三四郎はべつだんの答も出ないのでただはあと受けて笑っていた。すると髭の男は、 「お互いは哀れだなあ」と言い出した。「こんな顔をして、こんなに弱っていては、いくら日露戦争に勝って、一等国になってもだめですね。もっと建物を見ても、庭園を見ても、いずれも顔相応のところだが、――あなた東京がはじめてなら、まだ富士山を見たことがないでしょう。今に見えるから御覧なさい。あれが日本一名物だ。あれよりほかに自慢するものは何もない。ところがその富士山は天然自然に昔からあったものなんだからしかたがない。我々がこしらえたものじゃない」と言ってまたにやにや笑っている。三四郎日露戦争以後こんな人間出会うとは思いもよらなかった。どうも日本人じゃないような気がする。 「しかしこれから日本だんだん発展するでしょう」と弁護した。すると、かの男は、すましたもので、 「滅びるね」と言った。――熊本でこんなことを口に出せば、すぐなぐられる。悪くすると国賊取り扱いにされる。三四郎は頭の中のどこのすみにもこういう思想を入れる余裕はないような空気のうちで生長した。だからことによると自分の年の若いのに乗じて、ひとを愚弄するのではなかろうかとも考えた。男は例のごとく、にやにや笑っている。そのくせ言葉つきはどこまでもおちついている。どうも見当がつかないから、相手になるのをやめて黙ってしまった。すると男が、こう言った。 「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より……」でちょっと切ったが、三四郎の顔を見ると耳を傾けている。 「日本より頭の中のほうが広いでしょう」と言った。「とらわれちゃだめだ。いくら日本のためを思ったって贔屓の引き倒しになるばかりだ」  この言葉を聞いた時、三四郎真実熊本を出たような心持ちがした。同時に熊本にいた時の自分は非常に卑怯であったと悟った。  その晩三四郎東京に着いた。髭の男は別れる時まで名前を明かさなかった。三四郎東京へ着きさえすれば、このくらいの男は到るところにいるものと信じて、べつに姓名を尋ねようともしなかった。

https://anond.hatelabo.jp/20240930170249

2024-08-25

anond:20240825054345

増田国会議事堂のまえの庭園で物思いにふける。ここの庭で家康と秀忠が清正の首実検をしたのであったな。家康有頂天であったろう。秀忠はドン引きしてたのであろう。戦国から令和はつながっているのだ。増田は感慨にふけった。全裸で。清正は天寿をまっとうしたんだっっけ。なぜ首実検されなければならなかったのだ。増田はいささか混乱した。全裸で。

2024-08-19

数年前の失敗風俗レポート友達絶対どこかで公開するべきと勧められ

〇〇駅。快速列車の止まらない、□□□から×××湖の方向に30分の駅だ。

×××湖をレンタルサイクルで観光しようと予定していた私は、雨の予報に出鼻をくじかれ、仕方なく歩いて散策しここへたどり着いた。

〇〇駅の待合室で心地よいけだるさを感じる。

目をつむり椅子に掛けていると背後の窓から風が髪をなで、脇を通り抜けてゆく。

ふと、ここでは過去現代が溶けて行っていると感じた。

交通IC対応していない古びた待合室はふとすれば過去の一時を切り抜いたような感覚が起きる。

待合室には多言語QRコードのついたポスター申し訳程度に張られ、ここは現代だとささやかな主張をしている。

窓枠には「ご自由にどうぞ」と駅ノートなるものが立てかけられている。

5月に設置されたばかりのようだ。

過去現代を吹き込む方法過去然としているのがまた趣があり、情をくすぐられる。

民家の向こうの山の上から雲とも霧ともわからぬ靄がゆっくりと降りてくる。

そのゆっくりとした様はまさに、ゆったりとした過去時間の流れのようだった。

わずかに流れ込んだ現代情報の細かで速い波が大きく雄大過去に溶けていくようである

忙しない現代対照的な街はずれで温泉にでも入ろうかとスマートフォンを手にする。

温泉地らしい△△△△の周辺をGoogle Mapで見ていると、その店を見つけた。

リトルグレイ仮名)というヘルスだ。

駅表にちらほら温泉郵便局薬局などがあり、駅の裏側へ行って少し歩くと川沿いにこのヘルスがある。

妙な立地が酔狂心を呼ぶ。

自然に囲まれた隠れ家のようなヘルスで一興、いいじゃないか

これはもう行くしかない。いささかのリスクを感じたが、この気持ちになればもはやリスクは特上寿司に添えられたわさびしかなかった。

△△△△駅を出て目的地へ向かう。

駅周辺は足湯や、和風庭園を模した石畳木造屋根が張られた道があり、観光地然としていた。

わずかにぽつぽつと人はおり、気分転換に丁度いい閑静さをもたらしてくれる。

根源的欲求に従い和風庭園風の道を進み、駅の裏へ出る。

道路が一本で脇に建物はちらほらあるが、人が歩くのは見えず、ますます風俗店に似つかわしくない。

もう少し歩き、ついに目的地に到着する。

築50年ほどの建物の狭い扉を期待を胸にくぐる。

古い銭湯にあるような靴のロッカーに靴を入れ中に入ると、店番をする男性現在空いている嬢は一人だと告げられる。

一応どんな嬢かプロフィールを見ると、37歳ぽっちゃり系とすべての躊躇わせる要素が揃っていたが、ここまできたのだ。

一言お願いしますと告げ、待合室に入る。

一度大外れはどのようなもの経験してみたいと思っていたがついにそのときが来たのだろう。

思いもよらないところで訪れたそれを受け入れることで、また一つ新しい世界が見えるだろう。

彼女に対面した第一感想は、「俺のおかんまあまあ美人だな」だった。

なぜ母が思い浮かんだかというと、彼女と同年代でまた、異性でありながら異性としてみることができない女性という点で彼女と一致しているからだろう。

脳内に母の顔を思い浮かべ、補正を加えながら若返らせていくと、まあまあな美人にすることが一応できる。

目の前の彼女は無理だった。よくて下の上だろう。

ソープではなくヘルスなのが幸いした。手で適当に刺激してもらい出して帰ればいいのだ。

さいころお母さんに便器ちんちん照射を合わせてもらったようなつもりで、代わりに出すものを出していくだけだ。

かつてソープヘルスとして再オープンしたらしい店内で風呂に入り、湯加減を聞かれる。

見た目の第一印象が強すぎて意識の外にあったが、ここで彼女が心地の良い明るい声をしていることに気づいた。

声だけなら20代美女を思い浮かべることもできるだろう。

そのとき彼女人生の重さの一端を垣間見気持ちになった。

おそらく若いころから美人ではなく水商売で苦労したであろう彼女

いろいろな努力をしてきたのだろう。

老いとともに多くの積み重ねてきたものが崩れていく中、まだ老いきることなく残された心地の良い発声に何とも言えぬ人生の重みのようなものを感じた。

マットに移動し、ことが始まる。

彼女に対する一種の敬意のようなものは感じはしたものの、相変わらず性的興奮の対象とはならず、機械的な刺激により果てた。

射精後も不思議とさわやかで悔いが残らない気持ちであった。

おそらく、中途半端な外れだと性欲に頭を麻痺させて突っ走るがゆえに、それがなくなったとき自分は何をしているのだろうという冷静な後悔が押し寄せるのだろう。

私は性的興奮などせず、じっと彼女人生の重みについて考えながら機械的刺激により射精した。

賢者タイムへ至るまでもなく、そのプロセスがすでに賢者悟りを開くそれだったのである

困難なことを遂げた達成感を胸に少し雑談をする。

どうやら彼女東京から来ているようだ。

嬢というのは大抵が出稼ぎで寮に泊まるようである

それにしても東京というのは遠い。

老いながら、少しづ都心から離れていきたどり着いたのがこのさびれた川沿いのヘルスというわけだ。

少し話がとぎれもういいかなと思ったところで、荷物を渡され丁度良く帰る形となる。

彼女自分が大外れとわかっているのだろう。何年も前から

せめて客の嫌な思いを増やさないようにという気の利き方がそれを感じさせる。

玄関まで見送られ外へ出る。

背中に例の心地よい声がかけられる。

大外れとしての距離感を保ちながらも、もしかしたらあるかもしれないわずかな再指名可能性のための痛々しい努力だ。

風雨にさらされボロボロになった羽を必死に動かし飛ぼうとする蝶のようだ。

駐車場を歩き道路沿いへ戻る。

地元の人であろう軽トラックに出てきたところを見られ、少し恥ずかしい気持ちになるが、すぐに恥ずかしく感じたことそのものをまた恥ずかしく感じる。

自分のおかれた状況で一生懸命生きている彼女申し訳ないような気分がした。

出ると入ってきたときには溢れる欲求で見えていなかった周りの建物が目に入る。

朽ちたかつてフィリピンパブだった建物に、もはや何の店だったのかもわからないガラス張りの建物

その横の看板は古臭い文句で何十年も前から性の街の魅力を男たちに語り掛けているのだろう。今はもう一軒のみとなった性の街の。

かつて温泉街の横で栄えた小さな夜の遊び場は、ほとんど消滅していた。リトルグレイを除いて。

年季の入った建物の横にある高く建つ看板けが新しい。

人が現在謳歌していた街はもはや過去となっていた。

古くなりきえゆくもの最後に残った店の看板が照らされ光っていた。

〇〇の宿に向かう前に温泉へ寄る。

★★湯の大きい古い建物に入ると、風呂への廊下に隣接して居間があるような奇妙なまどりで、ちゃぶ台をはさんでサザエさんを見ながらくつろぐ老婆に出迎えられた。

マスクをせずに300円を要求する様はまるでここでは違う時間が流れているんだといわんばかりであった。

同じ東京に住み、年齢とともに現代から過去場所へ流されてきた彼女過去へ憧れ迷い込んだ私は出会った。

しかいない錦星湯の狭い湯舟で、私にとっての現在から離れ過去となってゆくこの街に思いをはせ退廃的美を感じる。

時間情緒を趣深いものにしてくれたのは、彼女の感じさせてくれた人生の重みに他ならなかった。

2024-08-06

俺の人生にも「宇部新川駅」みたいな場所が欲しかったな

最後最後に「ここが俺のホームなんだよ」と紹介できるような場所

もうどこにもない場所というわけでもなく、最初からどこにもないんだよ。

物心ついた辺りからずっとマンガゲームばっかりでさ、リアルでの思い出が希薄なんだよ。

ふと思い出せる場所といえば、今はもう潰れたトイザらスのあったビルぐらいだ。

科学博物館みたいなのが併設されて、親がよく連れてってくれた。

屋上レストラン街ではいつも同じ店で飯を食った。

コース最後に食べるアイスが好きでさ、店の自家製だったのか外国から取り寄せてるのか、ちょっと変わった味がするんだ。

ある程度大きくなった後は一人でも行ったけど、下のゲームショップデモ筐体を遊んでばかりいた気がする。

ビルは残ってるけどもうあの頃の店は全部潰れてる。

3階ぐらいの所に庭みたいな空間があってさ、実際には2階建て駐車場屋上庭園なんだろうけど、そこにマックがあったんだけどさ、今そのビルに行くとポールけが残っていて廃墟感が凄いんだわ。

まあそこも少しずつ店が戻ってきてるし、空いたスペースは都市開発失敗のケツモチなのか役所事務所代わりに使ってるんだけどさ。

レストランがあった辺りに今はサバゲーショップが出来てたりして、なんかもう空気が違いすぎて行っても寂しくなるだけだからもうずっと行ってないし全然変わってるかも。

結構覚えてるじゃんって話なんだが、でも俺にとってここはホームって感じじゃないんだよ。

ホームにできそうだったけど寂れていくことを止められず、気づいたら思い出ごと追い出されてしまった場所なんだ。

新しい人生を再スタートするとき最後の戦いを終えたあと、ここに帰ってきた所で俺はもう何も出来ないんだよ。

骨を埋める気にもなれないし、希望未来に向かって階段を駆け上がろうとも思えない。

故郷の町のどこにもないんだな。

大きな物語が一段落したあとで、エンディングの向こう側に向かって走り出す舞台に選べそうな場所が。

2024-07-21

anond:20240719061904

こういうのって何ていうんだ。こういうの、前にもあった。

倉庫の扉を開けるにはロメロが持ってる鍵が必要で、そのロメロに鍵を渡す指令を出せるのはジョーンズ船長だけで、ジョーンズ船長に会うには彼の機嫌がいいかどうかを確かめておく必要があり、それを料理長に教えてもらうためには煙草必要で、サイモン博士から煙草をもらうためにはコカの実を渡さないといけないので、それを積荷からちょろまかすためにイズミルに…

のような。

ある問題解決しようとすると別の問題解決しなきゃいけなくなって、それを解くためにはまた別の課題が生まれて。

こんがらがった結び目を落ち着いてゆっくり解いていきたいけれど、果たして俺は今何個目の入口をくぐったのだったか

入口から入ったら、別の出口を探してそこから出ないといけない。そうしないと、死ぬ。そのルール理解した。ルールを破る者は羊ですらも捻り殺された、とロメロは言っていた。俺たちは声を揃えて「だから言ったのに」と進言を無視して入港したジョーンズをなじったが、いまさらだった。

最初に商館に入った(いや、上陸最初か、もしかしたら入港自体最初の「入口」だったかもしれない)俺は、2階に上がって館長の部屋を訪ねた。しかしそこはなぜかよく手入れされた庭園で、俺は混乱したが(今思えば運良く)元の場所に戻ろうとせず、庭園奥の聖堂(に見えた)の門を開けた。門の奥は俺が商館で用を済ませた後に行くはずの、何度か泊まったことのある宿泊所で、そこにはロメロが立ち尽くしていた。

ロメロによると俺は便所に通じるはずの扉から出てきたそうだ。そこで俺たちは情報を交換し、ジョーンズの阿呆をなじり、ため息をついてそれぞれに出口を探した。入ったところが違うのだから、俺とロメロの「出口」は別なのかもしれない。俺は中庭に通じる裏口から出たが、ロメロは「まだ探してみる」と言って俺を見送った。

それからはどの乗組員にも会っていない。

商館の1階で待っているはずの書記官中尉はどうしているだろうか。

娼館、農具置き場、生まれ故郷納屋、真っ暗な洞窟、だだっ広い牧場…などを通り過ぎて俺は今、原地人の家にいる。また「出る」のではなく「入って」しまった。もう何度、出ようとして別の場所に入ってしまたかからない。死んだ目をした原地人たちはしかし親切で、食事をくれたり寝床を用意してくれたりする。ここでずっといればいいかと考えもしたが、俺はまた別の扉を開けてしまう。

奥に鏡だけがある真っ白い部屋。また「入って」しまった。今閉めた扉の後ろから、原地人たちの拍手と歓声が聞こえた気がする。

俺は止まったら死ぬ魚になったような気持ちで、また「入って」いく。セントクリストファーネビスの、より奥へ。さらなる深みへ。そこに映る自分を粉々にしながら鏡を割って。

2024-07-09

anond:20240708145343

あーあれだわ、西日本東日本田舎じゃ意見変わるかもしれん

私は東日本田舎に生まれて都会=東京仙台だけって思って生きてきて

西日本に何年か住んだり観光して思ったのが

西日本中庸な都会が多い!!これは都会信仰が強くない理由かもなと思った

あと西日本はかなりの確率で近場に城とか庭園とかが残ってたり

地元の人が守ってたりするのよね

東日本って戦国時代にメイン貼れなかっただけあって

その手の文化と縁薄い土地が多いのよ(もちろんあるところにはあるけど)

そこも踏まえての文化がないって方向もあると思う

単純に店も遊び場も無いが、、、

2024-06-27

木を移植したってその下に生きてた生態系は元に戻らない

擁護派の最終的に木は増えるも数の問題かよって思っちゃう

代わりに新しい森作りますって開き直ればでいいじゃん。成長しきった木ってこれ以上CO2保持しないからいらないですよねって

手入れ入れ続ける必要な森なんて林業とか庭園とおんなじなんだから好き勝手させたれよ

2024-06-17

新聞記者撮影邪魔してイライラした

とある庭園の花が見どころだといういうことで行ったのだがちょうど撮影に良さそうな位置に行こうとしたら新聞記者がずっとそこにいて撮影してた

なんで新聞記者なのかわかるかというと新聞社名前書いてる腕章をしていたのとけっこう良さそうなカメラ持ってたか

すごいうざかった

新聞記者とかこういう奴らは金持ってるんだから撮影を有料で借りればいいだろ

なんで一般人と混じって撮影してんだ

邪魔なんだよ!!!

お前らが撮影したいなら貸切でやれよ!

貸切のために1億円くらい払ってやれ!

そうじゃないなら失せろ!!

2024-05-24

サッカー場には日本庭園のように岩や木々や池を配置するべき

普段公園として有料で開放し市民会議交流座禅スポットとなる

雨でも映える

日本庭園で行う球技としてはこういうのがたまらないだろう

枯山水のようなサーフェスで芝生の管理不要

スポーツ選手の身のこなし、敵選手位置が見えないなどは興奮を与えるだろう

サバゲー場としても使える

陸上トラックを残すことで徒競走にも使える

ホーム側のゴールを高くし攻め込まれにくくすることで勝ち点を奪われないことも可能

天然芝では画一的日本らしさ、地域らしさが全く感じられずまるで高校グラウンドのよう

2024-05-19

わびさびの基本

わびとさびは、日本重要美的概念

わび

わびとは、新鮮で素朴なもの

シンプルさと静けさを表し、素朴な美しさも取り入れている。

自然によって作られたもの人間によって作られたものの両方が含まれる。

また陶磁器流れる釉薬によって作られる模様のように、全体に優雅さと独自性を与える偶然の要素 (あるいは小さな傷さえも) を意味することもある。

さび

さびとは、年月を経て美しさを増すもの

経年変化のことを指し、使い込むことで変化していく概念が、物をより美しく、より価値あるものにしてくれるかもしれない。

これには、人生のサイクルを正しく理解することと、損傷を注意深く巧みに修復することも含まれる。

その他の見解

「わびとは、素朴でありながら洗練された孤独な美の性質です。さびとは、青銅緑色腐食であれ、木や石の苔や地衣類の模様であれ、風化と経年変化によって生じるその特質です。」- 精神の反映:アメリカ日本庭園マギー・オスター

「もともと、日本語のわびとさびはまったく異なる意味を持っていました。さびはもともと「寒い」「痩せた」「枯れた」という意味でした。さび本来社会から離れて自然の中で孤独に生きる悲惨さを意味していました...14世紀頃両方の言葉意味は、よりポジティブ美的価値観の方向に進化し始めました...その後何世紀にもわたって、わびとさび意味は大きく交差し今日ではそれらを分ける境界線は実際に非常に曖昧になっています。」- 「アーティストデザイナー詩人哲学者のためのわびさび」、レナード・コーレン

「わびという言葉は、翻訳には向きません。孤独寂寞、素朴な素朴さ、静かな風情、骨董品に対する優しい愛情、気取らない、そしてむしろ憂鬱な洗練など、さまざまな意味を持ちます。」- 「日本建築古典的伝統現代版」数寄屋の流儀伊藤貞二、二川幸雄

「...小堀遠州桂離宮設計者として広く知られている男。建築庭園適用された遠州様式は、宮廷伝統優雅さと優雅さと、千利休が好んだ厳格な素朴さを統合したものでした。この組み合わせは、思っているほど突飛なものではなかった。なぜなら、利休さび(人里離れ、静けさ、牧歌的簡素さ、自然への近さを暗示する美的理想)は、長い間伝統的な日本人の顕著な特徴であったある種の現実逃避的な要素に似ていたかである。」- 「桂 王子の隠れ家」内藤彰、西川丈志

「わびさびとは、不完全、無常、不完全なものの美しさです。控えめで謙虚ものの美しさです。型にはまらないものの美しさです。...わびさびに最も近い英語はおそらく「rustic」でしょう。 ……わびさびものは、研究されておらず、気取らないものである……彼らの職人技は、見分けるのが不可能かもしれない。- 「アーティストデザイナー詩人哲学者のためのわびさび」、レナード・コーレン

「侘び寂びは、謙虚さ、抑制、単純さ、自然主義、奥深さ、不完全さ、非対称性を特徴とし、シンプルで飾り気のない物体建築空間を[強調]し、時間と手入れが素材に与える穏やかな美しさを[称賛]します。」-「はじめに:茶の湯」、裏千家シアトルホームページ

「荒々しさに対するある種の愛が関係しており、その背後には隠された美しさが潜んでいて、私たちはそれを独特の形容詞で渋い、侘び、寂びと呼んでいます。...この内に秘められた美しさを渋いと呼んでいます創造者によって鑑賞者の前に提示される美。鑑賞者が自分自身で美を引き出すことができる作品世界には、それぞれの性質環境に応じて、美のさまざまな側面が溢れていますしかし、その味わいがさらに洗練されていくと、必然的に渋い美しさにたどり着くのです。」- 「知られざる職人:美への日本洞察」、柳宗悦バーナード・リーチ

日本滞在中、渋いという言葉を頻繁に聞いたことがあるはずです。この言葉英語に正確に翻訳することは不可能です。「厳格」、「抑制された」、「抑制された」、「陰気」、これらの言葉は許容される代替品に最も近いものです。語源的には「渋い」という意味で、奥深く、控えめで、静かな感覚を表すのに使われます...この単純な形容詞が最高の美しさの最終基準です。」- 「日本民芸柳宗悦

2024-05-13

サッカー場税金免除される私有地名前は「○○家庭園」、であるべき

ホームの人がおじゃましますと正装していくような場所でないと格が下がる

2024-05-01

anond:20240501162153

田舎から園芸の話はするかな…

やりすぎてすげえ庭園作って商売にした人もいる

土地がある田舎ならでは

とりあえず何かをする場所はある

2024-03-08

作家YouTube教えるから教えて

わりとみんなコッソリ始める人が多くて全然知られてないし知られたくないのかもしれないけど、知りたいから教えて。かわりに知ってるのまとめる。

CLAMP公式

CLAMP4人がラジオ形式でいろいろ喋ってる。Xのスペースとは別。普段生活垣間見える。

公益社団法人日本漫画家協会

数本の動画投稿で終わっているが超レジェンドインタビューが載っているので一度見るべき

■浦沢チャンネル

浦沢直樹公式チャンネル。漫勉好きにおすすめ

あらゐけいいち

日常などで知られる作者のとんでもないクオリティ自作アニメがアップされてる

浅野いにお

ライブ配信作業風景などが見れる

■VRYOG

少女漫画家福山リョウコVlog。おしゃれで猫が可愛い

十勝ぼっち農園横山園長

横山裕二の公式チャンネル十勝ひとりぼっち農園読んでる人は必見

島本和彦のZEKKYO大学

とりあえず勢いで始めてるけどしっかりとした番組。勢いが凄い。山田玲司ヤンサンサポートして始めた

■大童澄瞳

映像研には手を出すな!の作者がイケメンVTuberになってライブ配信などをしている。漫画家VTuberになる時代

柴田亜美のアーミンワールド

内容はわりとバラエティに富んでいてカオスだった

石田寿司🍣チャンネル

石田スイのチャンネルお絵かき配信動物ラップが見れる

石田衣良

石田衣良の番組。いろいろな内容があるが各著名作家へのインタビュー面白い。賞予想なども

■AkubiLR

一見しても誰のチャンネル?って感じの森博嗣チャンネル。なんと2009年からある。日々製作している庭園鉄道の記録が載っている。

小説家YouTubeはとくに探すのが難しい)

推し作家が載ってない?教えてくれよ!

2024-03-01

よっしゃ4時間散歩から帰ってラーメン(うまかっちゃん)食ったでえええええええ

河川敷を歩きコンクリートジャングルを歩いて17km

雲一つない晴れで河川敷が実に爽やか

ピーチク鳴いてる鳥の声に顔を上げると遠くに黒点が見える

毎度思うが良く飛べるもんだで鳥すげえ

寒さは全く感じず

家庭庭園の桜?が咲いてたわ

もう3月なんだよな・・・毎年の三月ってどんな感じだったか覚えてねえや

腰に痛みは全くなし、でも太もも前側上部にダルさがある

これが正しいフォームなのかしらね

明日は1時間ジョギングにしよう、

体力養成にかける時間圧縮したいし心拍数を少しばかり上げるのにも慣れておきたい

あっでもまとめた雑誌を捨てたいな

無料廃棄所があったな・・・背負ってそこにジョギングで持って行くか一石二鳥

あとはお部屋の整理整頓かな

ジュワッッッッ

2024-02-11

俺の知ってる日本茶紅茶専門店

ちょっと前に俺が感じたのと似たような記事ホッテントリに上がってた。

コーヒーってシングルオリジンとか盛り上がって専門店結構あるけど日本茶って見ないな」と思っていろいろ探した。

探したらコーヒー専門店程ではないが、結構ある事に気付いた。

というわけで、俺が知ってる日本茶紅茶を楽しめる店を挙げていこう。

殆どは俺が行ったことあるところだけど、行きたいけどまだ行ってないところも含めてる。

紅茶は1店舗しか行ったことないけど、探せば普通にいっぱいあると思うので全国どこでもいいからいいところあれば教えてくれ。


日本茶煎茶ほうじ茶玄米茶

福岡日本茶専門店 茶舗ふりゅう(https://www.chahofuryu.com/

日本茶専門店を探し始めたときにはじめて知った日本茶喫茶メニュー提供してくれる店。

俺が行ったときコースメニュー的な感じで、ちょっとしたお茶請けと一緒に煎茶急須で「茶葉が開ききってない状態」、

ちょっと茶葉が開いた状態」、「完全に茶葉が開いた状態」と三煎ぐらい提供してくれた。味の違いを直接感じられて楽しめた。

福岡の店だから当然八女のお茶もあるけど、結構いろんなところからシングルオリジンの茶葉仕入れてるっぽい。

福岡市と久留米市に店があるっぽいが福岡市の方にしか行ったことない。福岡市の店は入り口めっちゃ分かりにくいし

店もそんなに広くないけど、「コーヒー専門店みたいに日本茶を楽しみたい」って人にはお勧め

俺が味わった日本茶コースメニュー的なヤツの値段については、上は結構な値段のヤツあるけど、1000円前後からあると思う。

最近物価高騰の影響があるかどうかは知らない。これ書いてて思い出したのでそのうちまた行こうと思う。

福岡】 XINFUCHA Shop & Salonhttps://www.xinfucha.jp

ここは日本茶だけじゃなくて台湾茶も売ってる店。

俺が行ったことあるのは既に閉店しちゃったソラリアプラザにあったテイクアウトと茶葉売ってた店の方なんだけど、

ここで好きなのは結構高めの茶葉の1回分をラミネートパックで小分けにしてお手軽に売ってくれるところ。

何度のお湯で何分淹れてね、ってパッケージに書いてあるのもいい。

パックだと個人的には手が出ない高い台湾鉄観音とかその他いろんな烏龍茶日本茶なんかを茶葉で小分けで売ってくれてるのでお試ししやすい。

喫茶メニュー体験してみたいけど行ってないのでそのうち行こうと思ってる。

ティーバッグも売ってる。

福岡】 茶料 山科https://www.instagram.com/saryoyamashina/

ここは行きたいと思ってるけど、値が張るのと予約必須っぽい感じにビビっていけてないところ。行ってみたい。

日本茶とそれに合わせたデゼール?をセットで4000円とかで出してくれるガチの高級専門店っぽい。

行ったことないので味とか体験についての情報は無し。行ってみたい。

京都/東京】 一保堂茶舗https://www.ippodo-tea.co.jp/

俺が行ったことあるのは東京の方。

これも値段はちょっと高めだが、抹茶玉露煎茶ほうじ茶玄米茶といろいろ提供している。

俺が行ったときインバウンド客が多かった。

お茶急須で出してくれるので3杯ぐらいは楽しめたはず。京都本店の方にも行ってみたい。

日本茶専門店玄米茶メニューとして出してくれるところって意外と少ないのでじっくり楽しんだ。

ここは抹茶もあるが、抹茶はあまり好きではないので味は知らない。

金沢加賀棒茶 丸八製茶場 一笑(https://issho.kagaboucha.com/

金沢旅行したときに見つけたほうじ茶専門店

席に着くと、まず茶葉にお湯を少しかけて蓋で冷めないようにしたうえで香りを楽しみつつメニューが選べる。

俺の隣に座ったインバウンド客は「え?ナニコレ?まだ注文してないけどこれ飲むの....?」的な戸惑いを見せて店員が止めて説明してたのが面白かった。

頼んだお茶急須で入れてくれ、お茶請けのお菓子とセットで楽しめる。

日本茶の中でもほうじ茶専門店ってのが珍しくて行ってみたけど凄く楽しめた。

金沢旅行する際は行ってみるといいよ。値段的にはそんなに高いって訳でもなかったと思う。

金沢兼六園 時雨亭(https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/sigure.html

メインは抹茶なんだろうけど、煎茶も出してくれる。俺は煎茶頼んだ。

こはちょっと特殊な店で、俺が行ったときシネコンの入れ替え制みたいな感じだった。

最初メニュー選んで支払い終えると待合室で兼六園庭園を見ながら待って、準備が整ったら席に案内されて、お茶提供される。

お茶飲みながらゆっくり兼六園庭園を楽しめる。兼六園いから、ここでゆっくり出来るのはいいね

畳に上がるのもインバウンド客は喜びそう。座る椅子は用意されてるから正座で足がしびれるとか胡坐かくのはちょっと...って心配不要

カジュアル日本茶抹茶日本庭園が楽しめる。兼六園一休みするにはいいと思う。

紅茶

広島紅茶のお店linden(https://linden0128.thebase.in/

なんとなく入った店だったけど、メニューの茶葉の種類がガチで多くてびっくりした。

おじさんが一人で入ると場違い感ハンパなかったけど、紅茶はおいしかった。

店の入り口銀行ATMの脇にある階段を上がったところで「ホントにここ?」って思いながら店に入った記憶がある。

2024-01-01

anond:20240101004957

見たいもん見て食いたいもん食うだけやで

わいは日本三景日本庭園東北の田園風景北海道ラベンダー畑みたいなのと以外見たいもんないし

高知のとれたてカツオぐらいしか食いたいもんないな

2023-12-31

スキーム】青

青はしばしば罪人の利用を意味する。

 

文春砲を被った松本日生学園卒業だそうだが、高島屋下請工場一般企業歌舞伎猿之助伝統業界人物医者殺人を「委託され」てした、法律無視で無実の敵を勾留中死亡させた司法職員、逃げ果せているのが多い(裏金自民政治ぶり)。

一方、ケーキ崩れ事件障害者雇用施設スワンベーカリーにはとんだとばっちり

 

ところでリン酸塩はカルシウムの吸収を阻害するが、だからといってビタミンDサプリを取ると内臓蓄積のリスクがある。

このことからすれば、大資本からモノを買えばカッコは良いが負ける、という可能性は想定できよう

自分もついつい事件報道に釣られるという意味で負けているのだ(日本軍がそうであったように)

2023-12-30

逆に東京文化はなんだと思っているか

スーパーセンタートライアル増田がバズってるけど、東京に住みたくて住んでる人間としてどの辺に東京文化的な良さを感じているかを書いてみたい

美術館とか博物館とかそういうのじゃないやつだ 東京/都市部文化という話になると馬鹿の一つ覚えみたいに美術館博物館を挙げてきてそれはただの消費だろバーカバーカみたいに言ってくる奴が後を絶たないが、はっきり言って意味不明ですね

言うてまあ、ノアスミスがだいたいのところは説明しちゃってんだけどさあ ここでは彼が語っていない部分を俺の主観に従って書きたい

参考: 「東京は新しいパリだ」/ノアスミス https://note.com/econ101_/n/nc0b8535512ac

俺が思う東京文化はなんと言ってもまずは地形だ

東京っつうのは江戸の跡地だから江戸時代の街の構造現代まで影響を残している まあ当たり前のことだけど、当時は基本的高台武家だの大名だのの屋敷があって低地には庶民生活の場があったわけだ(上野とか入谷とか鶯谷とかがきったねえ街になってるのはそういうことだよね)

東京高台っつうのはいわゆる武蔵野台地のことで、これは江戸城つまり皇居を端として西側に広がっている 台地と低地の境目部分は坂の多い街になっていて、そのへんはたぶん武家庶民生活が混じり合う地域だったんじゃねえかなという気がする そういうところは面白い街が多いように感じる 上野もそうだし、神保町とか御茶ノ水とか飯田橋のあたりとか、汚ねえけど日暮里の方とかだ 街ごとに個性と特徴がある 歴史を調べると色々な人間エピソードが出てくる そういう街にある商店街構造とか神社とか古い建物とかがどうしてこうなったんだろうと考えながら歩いてる文化っぽい気がするわけだ

あと武蔵野台地でも神田川目黒川が入り込んでるあたりは川に向かって低地になっていて、その周辺にはやっぱり下町と同じ町民文化臭いが残っているように思う 中目黒とか江戸川橋とかだな

完全に高台の方で旧東京市に含まれるあたりは分かりやすハイソな街が多くて、土地持ちの家に生まれただけの勘違いセレブママみたいなのがベビーカーチワワで風を切って歩いてたりしててまあいけすかない でも旧華族庭園屋敷に由来する施設がたくさんあってそれはそれで文化だなとは思うわ

江戸城の下町や旧東京市を越えた地区における文化はおそらく近代というか戦後にできてきたところなんだろうと思う その中でも、どっかのデベロッパー計画して作った街じゃないところは文化を感じますね 中央線沿線とか蒲田とかの大田区の方ですね ちょっと左巻きがキツいところもあるけど独自文化歴史になってるのはいいですよね

逆に東急とかがデザインした系の街はいまいち気に入らないんだよなあ 最近湾岸エリア再開発系もそう あんなの地方ロードサイドジオラマ東京近郊に持ってきただけだろって思う 麻布台ヒルズとかも同じだ 高級ロードサイドしかないだろ 文脈がないロードサイドなんてマジで文化の欠片もないと思うわ

あと東京郊外ダメっすね 歴史を上書きしてニュータウンを作りまくったけど新しい歴史根付くことはなかったって感じがする

要するに、歴史裏付けられた発展が俺に響くんですよ

その中のカスみたいな一部として自分がいると実感できれば、その流れに貢献しようとか思えるわけです

そういう意味では東京である必要特になくて、西日本の方とか、やっぱ何かしらの城下町が多いけど、東京に比べると規模は小さくてもそういう街ってたくさんありますよね そういうところも興味深いんですよ そういうところに住んでたらそれはそれで俺は満足だし文化的だなって感じると思う

でも仕事がないとか関東実家事情とか考えると住めなくて、結局東京以外に現実的選択肢がねえなってなる そういう感じなわけです

東京に住んでても美術館だの博物館だのにはたまにしかいかねえけど、かといって文化摂取してないとか郊外暮らしと変わらないとかは全然思わないんです

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