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はてなキーワード: 灰色とは

2020-02-02

霧雨

月を隠す この厚い雲

こんな夜に あなたを思っても

 

この雨を降らす雲の様な 灰色が胸を包む

幸せになってほしいなんて 今はまだ言えないよ

 

あなたの肩を抱くことも その手を握ることも

何一つできもせずに 僕はただ

ただ 僕はただ

 

つの日の思い出も 一緒にいたあなた

僕は忘れはしない

 

いつまでもいつまでも 一緒にいてほしかった

僕が幸せにしたかった

 

軍手家族 2004

2020-01-29

工場勤務の奴ペドフィリアばっかで辛い

毎朝「ゼロ歳でイこう!よし!」とか言わされんだけど

初日ドン引きしたが全く慣れない

ニート心機一転して就職したがもう限界かもしれん

辛くて毎晩泣いてるし毎日憂鬱

世界灰色に見えて生きてて辛い

犬の思い出

大学生の時、鹿児島離島バイトをやっていた。

民宿の泊まり込みで夏休みうぇーいしてくる連中の相手仕事内容で、

時々、男同士で喧嘩や、レイプまがいの事件もあったりしたが、それ以外は平和だった。

ある時、民宿のまわりを野良犬がやってくるようになってきた。

ビーグルのような灰色茶色雑種

誰かが餌付けしちゃったようで、また餌でもくれるのかといった顔をしてやってくる。

痩せてかわいそうなので、時々飯をあげていた。

ある時、5人づれの女子大生が1週間泊まりに来た。

そのうちの赤いネガネのふちをしたオタクっぽい女の子が一人が犬嫌いだった。

僕は彼女が好きになった。

ごはんをたべてから、浜辺でふたりきりになって盛り上げっているところにその犬がやってきた。

女の子は犬が気になって仕方がなくないようで、ちらちら見て、

なんとか犬をやってほしいと懇願してきた。

犬をどうにかして。お願いどっかへ犬をやって。ああ、犬が怖くてしょうがないということだった。

僕はその辺にあった流木を片手に近寄った。

犬はまた餌でもくれるのかとおもい、

無邪気に、はーはーと舌をだして僕に近づいてきた。

若さとは性欲のことだと思う。

僕は流木をおもいっきり振りかざし、犬の頭をめがけて殴った。

犬を殺って欲しいから、犬を殺るのだ。

鈍く頭蓋骨が折れる音と、波の音がかさなって目の前の死んだ犬が現実のものじゃないような気がした。

生きていれば動物なのに、死んだら物体になるのが、

不思議哲学的ななにかを得た気分になっていた。

メガネ女の子は、目の前で犬が撲殺された事実が、

急に怖くなったのか、そそくさと逃げていった。

僕はおいかけることもなく、棒をもったまま呆然と立ちすくした。

その日は何故か勃起したまま収まらなかった。

2020-01-27

テン年代俺的最強ゲームベスト10

いちゲーオタ中年男性ハートのど真ん中の最奥部に抜けないほど深く突き刺さった「テン年代ゲーム10本をランキング形式で挙げていきます。お付き合いください。

特別賞『Doki Doki Literature Club!(ドキド文芸部!)』(2017/PC

のっけから特別賞」から始めることをお許しあれ。ランキング発表後だと、1位よりもスペッシャルな空気を醸し出してしまいそうで。それを避けたかった。

でも、本作がとくべつな1本であるには違いない。だから悩んだ挙句の……「特別賞」。まんまでごめん。

個人的には『ノベルゲー」って昔からあんまやらないんです。ノベルゲーやる時間あったら小説を読むほうが(たいてい)有益だろう、という長年の思いこみ集積のせい。でも、『Doki Doki Liteature Club』は例外ゲームらしいインタラクティブな要素があるわけじゃないのだけど、小説でもマンガでもアニメでもこの表現絶対不可能

本作の凄さについてはもはや語り尽くされている感があるし、強く深い思い入れを持っている方が世界中にいらっしゃることも存じておりますし、まだプレイしていない方のためにも、内容については何も言いたくない。

でも、これだけは言わせてほしい。

本作は「神は存在を愛している」ってことをギャルゲー/ノベルゲーのガワで見事に顕してみせた一大叙事詩である。ここには生があって、性があって、詩があって、死があって……愛がある。さらには現象学的「彼方」をも開示してみせる。

その(一見破天荒、かつ強烈な内容に憤怒するかもしれない。ショックのあまりマウスを壁に叩きつけるかもしれない。号泣するかもしれない。戦慄するかもしれない。でも最後にはきっと宇宙大の愛に包まれる……絶対

ああ、すっきり。

では、こっから心置きなく2010年代・心のベスト10を発表させて頂きます

10位  『ASTRO BOT Rescue Mission』(2018/PSVR)

「……なんか妙に懐かしいな。子供の頃、お前と行った鵠沼海岸をまざまざと思い出したわ」

ゲームと本の山でとっ散らかった僕の部屋にやってきて、このゲームをしばらく遊んだ君は、いかにも重たいPSVRヘッドギアをつけたまま、そう呟いた。

僕はかなり潔癖症から、君が顔じゅうに汗をたっぷりかいてることがひどく気になって、除菌ティッシュ片手にそれどころじゃなかった。

けどさ、あの頃君と一緒に見つめた空と海の青さに、まさかVR新規アクションゲームの中で出会えるとは夢にも思わなかったよ。

ハタチん時、『スーパーマリオ64』を初めてプレイした時の驚きと、海辺自分の子と君の子が一緒に遊んでいるのをぼんやり眺めてるような、そのうちに自分たちも同じくらい小さな子供に戻って、一緒に無邪気に冒険してるような……切なくて温くて微笑ましい気持ちじわじわこみあげてきた。そのことに、僕は本当に心底驚いたんだよ。またいつでもやりに来てくれ。

9位  『ショベルナイト』(2014/PCほか)

「あー、なんかシャベル持ったナイトのやつでしょ。古き良きアクションゲームへのオマージュに溢れる良質なインディーゲーって感じだよね、え、あれってまだアップデートとかやってんの? なんかsteamセールん時に買って積んでんだけど、ま、そんな面白いならそのうちやるわー」

あなたが『ショベルナイト』をその程度のゲームだと思っているのなら、それは大きな大きな間違いだ。

プレイ済みの方はとっくにご承知と思うが、本作はレトロゲーもオマージュゲーもとっくに越えた、誰も登れない山頂に到達した類い稀な作品であるアイロニーと切り張りだけで作られた、この10年で数えきれないほど溢れ返った凡百のレトロゲームとは、かけ離れた聖域に屹立してゐる。

そして3つの追加アプデ(大胆なアイデアに溢れた全く新規追加シナリオ。今月でようやく完結)によって、本作は10年代下半期にリリースされた『Celeste』や『ホロウナイト』の先駆けとなる、傑作2Dアクションとしてここに完成したのだった。さあ、ショベルを手に彼の地へ赴け。

8位  『Undertale』(2015/PCほか)

このゲームの印象を喩えて言うなら、

久し振りに会って酒でも飲もうものなら、いちいち熱くてしつっこい口論になってしまう、共感嫉妬軽蔑と相いれなさのような感情腑分けするのが難しいくらい綯い交ぜになっている面倒きわまりない幼なじみ、みたいな。

正直、ランキングにはあまり入れたくなかった。が、初プレイ時の衝撃をまざまざと思い出してみると、やっぱり入れないわけにはいかぬと悟った。

もし未プレイだったら、このゲームはできればPCsteam)でやってみてほしいとせつに願う。当方バリバリコンシューマー勢なので、ゲームPC版を薦めることは滅多にない。だが、コンシューマー機ではこのゲームの持つ「鋭利ナイフ」のような「最後の一撃」が半減してしまうだろう。

作者トビー・フォックス氏は、かつての堀井雄二糸井重里系譜に連なる倭人王道シナリオコピーライターと感じる。

確認のために本作の或るルートを進めていた時、初期ドラクエと『MOTHER』と『moon』が携えていた「あの空気」が30年ぶりに匂い立ってくるのを感じて眩暈がした。会えば会うほど凄みを増す狂人のような作品だ。

2020年内に出る(であろう)2作め『DELTARUNE』において、トビー氏は堀井/糸井が書け(書か)なかった領域確信犯的に踏み込んでくるにちがいない。それが半分楽しみで、半分怖くて仕方がない。

7位  『デラシネ』(2018/PSVR)

その山の森の奥には古い洋館があった。

庭は川と繋がっていて、澄んだ水が静かに流れていた。

君は川沿いにしゃがみこんで1輪の花を流していた。

俺は黙って君を見つめていた。

君は俺に気づかない。

俺は木に上ったり、柱の影から君を見守ったり、触れられない手で君の髪を撫でたりしているうちに……君の可愛がってたシェパード犬がこちらにひょこひょこやってきて、ワン、と小さく吠えた。

ああ、なんだかこのゲームやってると批評目線がどんどんぼやけていくのを感じる。まるで透明な死者になってしまったような、奇妙で懐かしい感覚に否応なしに包みこまれるような……。

本作は「VRで描かれた古典的AVGアドベンチャーゲーム)」であると言われている。個人的には、そんな持って回ったような言い回しはしたくない。

VRしか描けない世界情緒に対して、あまり意識的な本作。その手腕はあざといくらいなんだけど、実際に本作をやってみるとあざといどころじゃない。泣くわ。胸の内に熱いものがこみあげてくるわ。

『Deracine』はプレイヤーの原風景をまざまざと蘇らせる。かつて失ってしまった友人を、失ってしまった動物を、失ってしまった思い出を、「ほら」とばかりに目の前に差し出してくる。そのやり口はほとんど暴力的でさえある。

6位  『バウンド 王国の欠片』(2016/PS4/PSVR

もしVR対応しなかったら、知る人ぞ知る良作(怪作)止まりだったであろう本作。

かくいう俺もPS Storeで見つけて何となく買った時は、まさか2010年代ベストに入れることになるとは思わなかった。怪しい仮面被ったバレリナ少女サイケ空間を飛び回ってんなあ……製作者はドラッグでもやってんのか?くらいの。

しかPSVR対応した本作を再度プレイして驚愕した。怪作がまごうことなき傑作に生まれ変わっていたのだ。あるいはコンテンポラリーアート作品としての本質を露にしたとも言える。ああ、VRというハードではこんな事態が起こり得るのか……。

画を作っているサンタモニカスタジオゴッド・オブ・ウォー風ノ旅ビト他)の仕事はいだって凄まじいクオリティでため息が漏れるのだが、VRとの相性は抜群だ。とりわけ今作での仕事白眉と言える。

とにかく、思わず自分少女の頬をつねりたくなるほど美しい。少女が、景色が、色彩が、確実に「もうひとつ世界」(夢、とは言いたくない)を現出させている。

そして本作は本質的な意味で——究極の恋愛ゲーでもある。誰も認めなくても、俺はそう強く感じる。あの少女と過ごした時間を、あの少女が内に秘めていた闇の部屋を、あの少女が戦っていた怪物を、そしてこの狂気と色彩にみちみちた世界日常生活の中で思い出す時、この胸に去来するのは——それは「恋」しか言い様のない儚い感情だ。

5位  『INSIDE』(2016/PCほか)

書き始めるまで、本作がここまで自分内上位に食い込むとは思わなかった。

が、確認のために軽くプレイしてみたら、やっぱりとんでもなかった。

実験施設内部に、そして自分の内側(Inside)に展開するめくるめく不穏な景色ディストピアの先にある、吐き気をもよおさせると同時に、穏やかな安寧に包まれるような、唯一無二のビジョン——を完璧に描ききった本作。

終盤の怒濤の展開と比類なき生命描写インパクトに心奪われるが、本作の真骨頂木々や空や雲や雨、海などの自然情景(それが何者かによって造型されたものであれ)の美しさだと思う。荒んだ世界の中、思わず立ち止まって、天に祈りを捧げたくなるような敬虔心持ちを強く喚起させる。

俺にとって『INSIDE』とは、自己内面に深く潜るための潜水艦、あるいは哲学書のページを繰っても繰っても掴めない、自分世界との乖離自覚するための尖った注射針であり、神なき世界宗教である

灰色にけぶった空の下、雨降るトウモロコシ畑で無心で佇んでいた時のあの安寧と絶望感に、これから先もずっとつきまとわれるだろう。

4位 『スプラトゥーン』(2015/WiiU

人の生には「もっと幸福な時期」というものがたしか存在するようだ。そして、それは必ずしも幼少期だったり青年期だったりする必要はない。

俺にとっては、傍らに愛猫がいてくれて、WiiUと3DSが現役ハードで、仕事から帰ってくると毎日のように今作にあけくれていたこの頃が——生涯でもっと幸福な時期だったと言いきってしまいたい。なぜなら、幼少期や青年期と違って、その記憶ははっきりと想起できるから

そして後から振り返ってみて、その時期がどれほどありがたいものだったか確認し、やるせない気持ちに包まれるのだ。「ああ、やっぱり」と。

プレイ時間は生涯最長となったし、この作品を通じて(自分にしては珍しく)老若男女多くの「オンラインフレンズ」ができた。

が、続編『スプラトゥーン2』は発売日に購入したものの、ろくすっぽプレイしなかった(できなかった)。

その理由は(おおざっぱに書くと)3つ。

ひとつは『2』発売時、先に述べた、俺にとってもっと幸福だった時代が過ぎ去っていたこと(ごく個人的理由だ)。

ふたつめは、初代スプラトゥーンが持っていた、俺を夢中にさせるサムシングが『2』には欠けているように感じられたこと(批評記事ではないので、それについてここでは掘り下げない)。

3つめは、次に挙げる同じく任天堂開発の対戦ゲームの登場である

3位  『ARMS』(2017/Switch

それは35年前に夢見た未来の『パンチアウト!!』だった。そして20年前に夢みた『バーチャロン』と『カスタムロボ』の奇跡的融合であり、同時にそれらとは全く別次元昇華された「理想的格ゲー」であった。

スプラトゥーン』で「共闘」の愉しさを味わった俺に、本作は「見知らぬ相手とサシで戦う」ことの妙味と厳しさをばっちり思い出させてくれた。

そして画面内のキャラをこの手で操る——そんなあまりにも原初的「ゲーム」の喜びが本作には隅々までみちていた。こればかりは「Just do it」(やるっきゃない)。

やがて俺は日々のオンライン対戦では飽き足らず、リアル大会にまで足を運んだ(あっさり敗退してしまったが……)。そんなゲームは、おそらく生涯最初最後だろう。

余談だが、Joy-con特性を生かした「いいね!持ち」による操作こそが本作の革新であると信じているのだが、革新性よりも「合理性」と「勝率」を求める猛者たちには殆ど浸透しなかった。

いいね!持ち」メリットをうまく調整できてさえいれば、本作は『e-sportsゲーム初の従来型コントローラーから離れた(両腕全体を用いた)操作形態を実現していたはずで、それについては至極残念だが、現在開発中であろう『ARMS2』に期待したい。

2位 『Rez infinite』(2016/PSVR

2010年代下半期は、俺にとっては「VRに初めて触れた年代」としていつまでも記憶されることになるだろう。

2017年冬、とにかく『Rez infinite』をプレイしなければならない——そんな義務感でPSVRを勇んで購入した。配線がややこしい機器PS4に繋げ、想像していたよりもさらに重たいヘッドセットを被り、本作をプレイすると——すぐに「ここには未来がある」と思った。いや、正確じゃないな。「未来に至る——今の時間自分」をばっちり感じたと言うべきか。現在可視化され、360度方位に顕在し、俺をユニバーサルに包みこんだ。

AreaXを初めてプレイした時の、重たい身体感覚から自由になり、魂だけが宇宙に放りこまれたような未曾有の感覚は、ゲームなるものと関わってから過去30数年を振り返ってみても、5歳の時に生まれて初めて電子ゲームに触れた時の体験と並ぶ、あるいはそれを越えかねない、空前絶後体験だった。

それは精神開放であり、身体解放だった。言葉遊びに非ず。

これだけ長いこと「ゲーム」なるものを続けてきて、ゲームからそのような感覚を初めて得られたことに深く感動し、ラストではほとんど泣いていたことがつい昨日のように思い出せる。

そして『Rez infinite』の「次の体験」を今か今かと待っている。

1位 『とびだせ どうぶつの森』(2012/3DS

Rez infiniteからまさかの……自分に驚き、何度も自身に問うた。

あれだけ昔からどうぶつの森』嫌いだったお前が。とび森を。テン年代1位に。据えるつもりか? 

お前はそんなにぶつ森好きだったのか? ありがちな中年男性みたいに「しずえ萌え」になったのか? それとも親子くらい歳の離れたフレンドと時々会えるからか? おいおい、かあいこぶってんじゃねーぞ、と。

だが本作を1位にした決定的な理由——それは、テン年代初頭に放たれた今作から仮想世界」における、人間存在理想的な在り方の萌芽をひしと感じたからだ。

一発で脳内に凄まじいヴィジョンを注入した『Rez infinite』と比べると、まるでアリが餌塚に砂糖を運ぶようなゆったりとした足取りだが、本作は確実に世界中ゲームファンに「もうひとつ世界」をキュートな顔つきと口調(しずえ嬢のような……)でじわじわと浸透させ、人々の無意識をしれっと変容させ、もうひとつ生活を愉しませ、ネット接続により文字通り「飛び出させた」。

どうぶつの森』は今年3月に発売する次作『あつまれ どうぶつの森』においてさらなる大きな広がりと変化を見せてくれるだろう。

が、俺は本作をとくべつに、個人的に、偏執的に、限定的に愛しているのだ。

それは故岩田社長が生み出した『3DS』というハードへの偏愛と、ゲーム機では3DSだけが備えた「裸眼立体視」——ARVRを折り合いし、先取りした——唯一無二の機能によって『どうぶつの森』というクローズド世界をまるで飛び出す絵本のごとく彩り、「夢の中で他者の森を訪ねる」という奇妙かつ魅惑的な通信世界を生み出し——

要は、全シリーズを振り返っても今作『とびだせ どうぶつの森』だけが持ち得た、この奇妙で牧歌的神秘的なアトモスフィアに由るものだ。

カフカ『城』や村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』主人公のように、俺はある時、この森の中に、夢の中に、村の中に、これからも留まり続けることを選んでいた。

そういうわけで、本作を迷わずテン年代1位に据えたいと思う。

※※※※※※※※※※

長々とお付き合いくださって本当にありがとうございました

余談ですが、最初は「順不同」にしようと考えていたのです。これほど自分にとって大切なゲームたちに順位なんてつけるのは相当失礼な気がして。

でも、敢えてつけてみた。並べてみたら、なんとなく自分重要度みたいなものぼんやり浮かび上がってきたので。

異論提言はもちろん、よかったらあなたテン年代ベスト(5本でも20本でも1本でも)教えて頂けると、いちゲームファンとしてめっぽう嬉しいです。

ああ、10年はDECADE(でっかいど)。

2020-01-18

僕らの寮に住んでいた猫のはなし

その灰色の猫は夏ごろから僕らの寮に住んでいた。

エアコンもない居室のドアは、いつも開けっ放しだし、24時間誰かが起きていて誰かが起きていたか

気が向いた部屋に入っては、ベッドで寝たり、餌を貰ったり、酔っ払いに絡まれたりしていた。

ぼくの周囲の友達からはタロウちゃんと呼ばれていたが、いろんな部屋に出入りしていたので沢山の名前を持っていたようだ。

ロウちゃんは、弁当が入ったコンビニ袋を開ける音を聞きつけると

コンクリート廊下をカチャカチャと爪を鳴らしながら走ってきて、分け前をねだってきた。

授業をさぼって寝ていると、ベッドに入ってくるのだが多分ノミを背負っていたから、その後で体が痒くなったりした。

その秋にタロウちゃん友達の先輩のベッドで子供を3匹産み落とし、僕らは彼が実は彼女だったことを知った。

冬になる頃、子供はいつの間にか1匹になっていたが、僕らもタロウちゃん特に気にせず

いつもの様に暮らしていた。

冬休みが終わって2日目の朝、その街はいきなり何も無くなってしまった。

みんなで周りの家を掘りに行って、何人かを助けたり、助けられなかった人を中学校まで運んだりした。

くたびれて部屋に帰って寝た次の朝、廊下にタロウちゃんは1人でポツンといた。

いつも連れていた子供はいなかった。

僕はタロウちゃんに声をかけたけど、タロウちゃんは怒ったように向こうに走って行ってしまった。

僕はその次の日に実家避難し寮に戻ってきたのはしばらく経ったあとで

ロウちゃんを見たのはそれが最後だった。

あれから25年もたったとはあんまり思えない。

記憶が薄れるとかそんなのは嘘だ。



追記

たくさんのコメントありがとうございます

当時の記録などあわせて読んで頂けると幸いです。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jime/47/2/47_148/_pdf/-char/ja

2020-01-17

バイト日記

常連さんの中に、

「お願いします!」

一言で全ての注文を済ませる人がいる。私は、変な奴だなぁ、と思いながらも、いつものやつを用意してレジを打つ。

取扱のタバコの種類が増えすぎて、数種類がタバコからあぶれてしまい、別に売れない種類でもないのに辺鄙な所に、番号札も付けられずに並べられている。売れない種類でもないからこそ、辺鄙な所に置かれていると言ってもいい。

ただ、バイト私共お客様もそのタバコ正式名を中々覚えないので、

「あの棚の左の棚の、右側から三番目の、灰色の、6ミリの……」

という、純文学みのある(あるいは魔方陣グルグルっぽいと言ってもよい)曖昧な指示をされ、

「これですか?」

「そう、それっす」

みたいな受け答えをしてタバコを出す訳で、それを三回ほどやったら、タバコ銘柄を覚えないわりに、私共お客様の顔とタバコパッケージの色とミリ数と辺鄙定位置をセットで覚えるのであり、お客様の方も、私共の中で「話が通じる」者の顔を覚えるわけだ。

そしてまた、

「お願いします!」

で、全ての注文を完了するお客様が、爆誕してしまうのである

2020-01-14

緑色の氷の味が楽しい

夕焼けに染まる時間ってのは時間が早く進みがちなんだけど、緑色の氷があると楽しいので、比較的楽に玄関から入れる。

から入るには灰色の女がいることもあり普通の人はやりたがらないんだけど、この時期は寒い我慢して、玄関から入れないこともある。

それでも人としての尊厳は守ります

2020-01-12

男だからホコリみたいな灰色のモコモコしてるやつ着てる

ブレード・ランナー」みがある

擦り切れた黒灰色系の普段着を着た70代も後半にみえるオッチャンが、

電子タバコを吸うのを見たとき

2020-01-11

後悔と虚無と人生テーマ

突然ですが、ゲームは皆さん大好きですか?

僕は大好きでした。

様々な人とネットリアルを通してゲームについて語りながらゲームしているだけで幸せでした。

リアルいくら散々で灰色な日々を過ごしてもゲームに酔っていればそれで良かったのです。

数年前は。

数年前、ゲームコミュニティ中で、自分またはその他が原因で(誰が悪いかと言ったら自分含め全員悪い)

亀裂が生じて面倒になって4年間続けていたソーシャルゲームをやめてしまいました。

無駄にしたお金とかはどうでもいいのです。

その頃から心に穴が空いたように何をしても虚無感に苛まれ毎日

当時高校生だったのですが、そのことをきっかけになんとかリアルを頑張ってはみました。

ですが勉強もそれほどうまくいかず、

ゲームもやめると思いつつもなんだかんだ触れてはやめ、触れてはやめを繰り返し、

何事も中途半端で今に至ります

現在将来に向けて考え、動く時期ではあるのですが、

現実的に考えて今年受験しても、どうせ浪人して受験したほうが将来のリターンが大きいと思い、

それは差し置いて勉強をしようとしても、うまく行かないのでモチベーションが続かず、

最近は数ヶ月まともに勉強していません。

この増田投稿させていただく目的は、

1.コミュニケーション等で本来抱えるはずのない罪だが、抱えてしまった重大な罪

(先程の亀裂というのは、

特定キーワードでググればすぐ出るレベル2chでも晒されているレベルです)

に対してのすべき対処

2.現実主義人間お金以外で将来の展望・夢を持つなら

3.100から1で考えてから動く(最終目標から逆算しきってから動く)人間が、

人生の最終目標を考えるべきなのか、

それとも50くらいに無理矢理抑えて動き出さなきゃいけないのか、

それともそれ以外に方法があるのか

の3つです。

これらは周囲の人間でも話題について来てくれる人間が少数(小難しいだけ)なのと

リアル人間には向かい合って話しにくい話、ということで質問させていただきたいです。

自分語りでも構わないです。

どんなに矮小で卑屈でも構わないです。

利用してくれても構わないです。

どうかあなた人生経験から判断していただけないでしょうか。

(1. 2. 3.のように答えていただけると読みやすいです。

ちゃんと書いていただけた場合は必ず読み、場合によって返信させていただきます。)

2019-12-28

痴漢という文字男性差別だ!

"漢"は主に男を指す言葉である

>>古代北方少数民族漢族と称し、その男子を'漢子'と称していました。後世そこから転じて男子を漢と呼ぶようになる。

少し昔の話だが、田舎高校生1年生だった俺は、人気の少ないバスに乗って帰宅していた。

一番後ろの席で、部活帰りだったこともあり、汗まみれのジャージ姿でうとうとしながら眠っていた。

ふと気付いたら、20代前半くらいのスーツ女性が隣に座っていた。

いまでも覚えている!俺はうとうとしながら隣に座ってきた女性肩に寄りかかっていたのだ。

小声で、わ!ごめんなさい...!と俺が言ったのを覚えている。

一瞬びっくりしたけど、相手もびっくりしただろうなぁとか思いながら、また眠りかけていたその時だった。

男性諸君ならわかると思うが、俺に、眠勃起現象が起きていたのだ。

16歳の勃起、そらもうビンビンだ!しかジャージから丸わかりなのだ

ごめんなさい...!とまた小声で言って、鞄で隠した。足を組んだ。また足を組み直した。勃起を隠すための最適なチンポジに移動させようとしているのだ。

恥ずかしさと眠気で、顔をそらして必死に寝てるふりをしてやり過ごそうとしていた。

そうこうしていると、女の人がそっと俺の手を触ってきた。覚えている!嬉しかった!興奮した!

俺は必死眠いフリをしながら、”これは俺の意志じゃありませんよ?”と主張しつつも、触れてきた手を握って、女の人も握ってきて、握り返して、またそれを握り返して、くんずほぐれつ状態になった。

そんな状態から、女の人は俺の手を自分股間誘導していったのだ!触ってもいいんだよ?と言わんばかりの誘導だ!興奮した!俺は、はじめて大人の女性股間を触った!湿っていた!触れば触るだけ湿りが、濡れに変わるのを感じた!興奮した!灰色の俺のジャージにも我慢汁でシミがついていった!

”触っていいんだよ?”って小声で言われたのを覚えている!

一生懸命触った!興奮した!理性が保てない!うおおお!永遠を感じた!

そんなこんなしてたら、バス目的地についたのか、女の人は、”ありがとね”と小声で言って立ち去っていった。

***

さて、本題に戻ろう。

いまでも覚えているが、翌日学校友達に”逆痴漢にあった!”と鼻息荒く何回も説明したものだ。それから数ヶ月、馬鹿みたいにそのバスに乗った!(田舎から2時間に一本も走っていません)高校生の俺にとって、バスに乗るのは疲れた時だけの贅沢だったかお金にも困った!

そして、現代

”逆痴漢”、”痴漢”という文字列違和感を覚えた。

なぜ”漢”ベースなのか?!

痴漢という文字男性差別だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!11111111

2019-12-20

平日夜の冬の新宿が好き

20代の半ばの良い時期に新宿で働いてたことがあるからかもしれない。なんというかあの年の瀬も近づいてきた雑踏が落ち着くのだ。歌舞伎町や三丁目よりは、西口から東口のあたりがより良い。

あの街ではみんな他人で、無関心で、誰かと笑いあっている人も居れば、一人疲れて帰路に着く人もいる。色んな日常が混じり合って、でも黒く塗りつぶされてしまう程ではない灰色がとても落ち着く。

欲望に近いのも良い。すぐそこに歌舞伎町風俗ホテル街があり、新宿日常欲望と隣合わせだ。女友達と飲んでいたら流れでホテルに居た、みたいなことがあの街では毎日たくさん起きてるし、水商売女性仕事に向かう姿はなんとも言えぬ美がある。

人混みから少し離れてみるのもいい。すぐそこにある沢山の人の営みを感じながら静かに飲むのも乙なものだ。

最もあの街の優れている点は、雑踏の中の孤独が街に同化されないことだ。あの街では孤独は誰のものにもならず、ただ自分孤独のまま存在する。ただそこにある。それが認識できる。

2019-12-17

報告資料ってプログラミングで楽にならないものなの

技術資料を作って報告するのだけど、ポンチ絵だのグラフだのがプログラミングで楽にならない。

プログラマーの人ってそれほど報告しないものなのだろうか?


専門はVerilog系なのでそういった資料作りには役に立たないし、

Pythonで色々探したが見た目の調整に時間がかかりすぎるので辛い。

(例えばPythonエクセル自動化できるというが、グラフの調整が結局手作業になる…。強調したいところ以外を灰色に変更したり。)

2019-12-11

anond:20191210171417

君は昔の自分だ。と思った。

僕は現在25歳の素人童貞だが、二か月前初めての彼女ができた。

ただ、それまでが地獄だった。

他人恋人の話に激しく嫉妬して、やり場のない感情を抱く。周りと自分の違いに恥ずかしさを覚える。それ以上聞かないで。いやだ。

こんなにも人を愛したい、彼女が欲しいと思ってるだけなのにどうしてダメなんだ。

なんで、デートに断られるのか。死ぬほどモテ本読んだんだぜ。モテると聞いてオナ禁だって1年以上やったわ。ハゲてんのに美容室行ったんだぞ。

もともと乏しい自己肯定感だが、さらに自信を失っていく。人に目を合わせるのが怖い。声が小さくなっていく。

僕は大学卒業する年の3月をデッドラインと定め、それまでに彼女が作れなかったら風俗に行くと決めた。

結果全くモテ大学卒業とともに童貞卒業素人童貞誕生した。風俗から卒業おめでとう」と囁かれた時にはどっちの意味だ?と笑ってしまった。

僕は二村ヒトシ著「すべてはモテるためである」を君に読んでほしいと思う。

この本では、冒頭で「なぜモテないのかというと、それは、あなたキモチわるいからでしょう。」と述べられている。

しかし、それだけではなく、どう自分キモチわるさと向き合うかを真剣に書いた本だ。

そこでは、自分の居場所を作ることが大事だと書かれている。自分の好きなものへのキモチは、人の目を気にする必要のないものである

そうした居場所を持つことで自分に自信を持つことが大事だと。

恋人がいることがすべてに思えるかもしれない。セックスがしたくてたまらいかもしれない。

それでも、まあいいやと思える何かがあればいいと思う。それは僕の場合Jリーグのチームの応援だった。チームが勝った瞬間はすべてどうでもよくなって、そこに救われていた。

君にもそういう居場所があるかもしれない。なければそれを作ってからゆっくり彼女を探せばいいと思う。僕なんかより恋愛工学の人やナンパ師の方が彼女の探し方について詳しいと思うけど、出会ってラインしてご飯誘ってデートして、みたいな順序でね。そういえばアルテイシア著の「モタク」っていうモテ本もよかったなぁ、恋愛の順序がきちんとわかったし、今の彼女にそれ参考にしてLINEしたりデートしてた。

君が僕の話を聞いてくれるかはわからないが、僕は君のことを応援している。

この前、僕は気になってた後輩とデートに行って告白した。正直、彼女の外見はそんなにタイプではなかったけど、今彼女と話すのがすごく楽しいし、ときどき自分にこんな愛おしい存在ができたことに気づいてコッソリ泣いてしまうんだ。本当に好きだと。僕の青春はくすんだ灰色のままだけど、だからこそ今があると思える。まだ素人童貞のままだけどね。

君の地獄がいつか天国になりますように。

2019-12-10

anond:20191210163204

まさか消極的自民批判してるはてな民が、消極的野党支持だとは思わなかった。

はてな民というか、日本国民ほとんど そうだろう

政治家 ろくなの いない。

橋下、小池 あたりでもダメだったのだから、もう 積極的野党は無理。

からといって、不正天国にはNoを突き付けるべきでしょう。

今の60代以降は、灰色の部分を経ているので、自分の生きている間なんとかなるのなら、権力者のあの程度の利権は目をつぶろう、って感覚なんじゃないか

若人がそれに飲まれると死ぬ

自民から政権変われば色々悪くなるのは当然。それでも 不正よりはマシって思おうよ

2019-12-09

[]

お久鯖ですわ

昨日、中津川市鉱物博物館に言ってまいりましたわ

途中の山道で、灰色の大きな獣が反対車線側に立っており、

オオカミかと思ってしまいました

カモシカでしたわ

わたくしが急ブレーキで止まると、驚いて目の前を横切り

こっちの車線側の山の中へ飛び込んでいきました

両足を揃えてピョンピョン走るのですわね

鉱物博物館では南極の石の特別展を拝見しました

カナダアフリカの古い石も展示されていて「冥王代」や「太古代」の

キャプションを久しぶりにみましたわ

南極の石では新鉱物「マグネシオヘグボマイト-2N4S」に興味津々でしたの

小さいけれど拡大写真結晶は美しかったですわ

鰤なので常設展示も以前から少し変化していて、パネルが新しくなっていたり

名古屋大学柴田先生寄贈のノジュールがあることに気づきましたわ

2019-11-27

anond:20191127174927

そのミソジニストって字のしたに灰色の線あるやろ?

リンクやねん、おしてみな?

しかたかな?

2019-11-20

anond:20191120161346

そのエッセンスって、抜き出してみれば、たぶん「リトルグレイ」とかで広められた「頭の大きい、切れ上がった大きな眼の、灰色の肌の小人(というスタイル宇宙人)」イメージじゃないですかね。

2019-11-11

anond:20191111131502

赤井(あかい赤木あかぎ赤坂(あかさか)

赤沢(あかざわ) 赤塚あかつか) 赤羽(あかばね)

赤堀(あかぼり) 赤間(あかま) 赤松あかまつ

大桃(おおもも胡桃沢(くるみざわ) 桃井ももい)

桃木(ももき) 桃沢(ももさわ) 桃田(ももた)

桃谷ももたに) 桃野(ももの) 桃原(ももはら

青井(あおい) 青木(あおき) 青島(あおしま

青田(あおた) 青砥(あおと) 青沼(あおぬま)

青野(あおの) 青柳(あおやぎ) 青山(あおやま)

清水(しみず) 水上(みずかみ) 水口(みずぐち)

水越(みずこし) 水島(みずしま水田(みずた)

水谷(みずたに) 水野(みずの) 水本(みずもと)

川緑(かわみどり) 小緑(こみどり) 高緑(たかみどり

永緑(ながみどり緑川みどりかわ) 緑間(みどりま)

緑谷(みどりや) 緑山みどりやま) 山緑(やまみどり)

植草(うえくさ) 江草(えぐさ) 大草(おおくさ)

草刈(くさかり) 草薙くさなぎ草野(くさの)

草場(くさば) 草間(くさま) 高草木たかくさき)

橙田(とうた) 橙木(とうぼく) 橙山(とおやま)

浅黄(あさぎ) 黄木(おうき) 黄地(おうち)

黄海(きうみ) 黄川田(きかわだ) 黄瀬(きせ)

黄田(きだ) 黄金井(こがねい) 黄金崎(こがねざき)

石黒(いしぐろ) 黒岩(くろいわ) 黒川(くろかわ)

黒木(くろき) 黒崎(くろさき) 黒沢(くろさわ)

黒瀬(くろせ) 黒田(くろだ) 目黒(めぐろ)

白井(しらい) 白石(しらいし) 白岩(しらいわ)

白川(しらかわ) 白木(しらき) 白崎(しらさき)

白田(しらた) 白鳥(しらとり) 白浜(しらはま)

石灰(いしばい) 灰垣(はいがき) 灰田(はいだ)

灰谷(はいたに) 灰塚(はいづか) 灰野(はいの)

灰原(はいはら) 灰本(はいもと) 灰山(はいやま)

茶園(ちゃえん) 茶木(ちゃき) 茶谷(ちゃたに)

茶野(ちゃの) 茶畑(ちゃばた) 茶原(ちゃはら

茶本(ちゃもと) 茶屋(ちゃや) 茶山(ちゃやま)

桜井さくらい) 桜田さくらだ) 桜庭さくらば)

大空(おおぞら) 空閑(くが) 空田(そらた)

朱田(しゅだ) 朱宮(しゅみや) 朱雀すざく

藍沢(あいざわ) 藍田(あいだ) 藍原(あいはら

鼠田(そだ) 鼠谷ねずみたに) 鼠家(ねずみや)

茜部(あかなべ) 茜ケ久保あかねがくぼ) 茜谷(あかねや)

紅林(くればやし) 紅露(こうろ) 紅谷(べにや)

紫垣(しがき) 紫藤(しどう) 筑紫(ちくし)

緋田(あけた) 緋本(ひもと) 緋山(ひやま)

飴田(あめだ) 飴谷(あめたに) 飴本(あめもと)

銀山(かなやま) 白銀しろがね) 当銀(とうぎん)

金井(かない) 金田(かなだ) 金子(かねこ

蓬莱(ほうらい) 蓬沢(よもぎざわ) 蓬田よもぎだ)

鴬地(うぐいすち) 鴬生(おうしょう) 白鴬(はくおう)

紺谷(こんたに) 紺野(こんの) 紺屋(こんや)

土田(つちだ) 土屋(つちや) 土井(どい)

伊藤(いとう) 加藤(かとう) 佐藤(さとう)

このくらいでしょうか・・・赤色・桃色・青色・水色・緑色・草色(黄緑)・橙色黄色・黒色・白色・灰色茶色、桜色・空色・朱色・藍色・鼠色・茜色・紅色紫色緋色・飴色・銀色金色・蓬色・鴬色・紺色・土色・藤色で苗字を計153程挙げてみました。

お役に立てれば幸いです(^_^)♪

天気の子見てると

終わった後の虚無感が凄い。東京ビル群は一層色あせて灰色に見えるし、

自分人生には可愛い女も劇的な出来事もない

2019-10-30

結婚式服装について

男だけどどんなスーツがいいのかわからん

ポケット三角の布を入れたりだとかネクタイの色だとか初めてだから見当付かない。灰色か黒かしか持ってないんだけど、なんだったら今日帰りに買うまである。どうしよう。

2019-10-20

フェミダブスタについて説明する

ここで批判されがちながらも一応例え話にしよう。

フェミは鳩だ。灰色で鶏より一回り小さく、くるっぼーとなく。それだけだ。

ところがある日オタクはこの鳩をエアガンで撃ってしまった。

それくらい別にいいだろうと息巻いていたのだが、実は鳩は保護鳥であり狩猟には特別許可必要鳥獣に該当すると知り、それがじわじわ理解できてくるとオタクは焦りだした。

そうしてある妄想に耽りだす。

「あれはカラスに違いない。俺の持ってる光り物を狙って攻撃しに来たのだ。それなら保護鳥じゃないか問題ないはずだ」

この発想自体は無理もない。人間だれしも、自分自身の過ちを認めたくないために、都合のよい空想にふけることはある。

オタク集団から「あれはカラスだ」とお互いに言い合い「それならしっくりくる。納得できる。鳩だというよりもよほど分かる」と言い合う。

さて、しか法令違反なので、普通に咎められる。

その時、あれは黒いはずだ、カーと鳴くはずだ、一回り大きいはずだ、光り物を憎んで攻撃するんだ、いや光り物を欲しがっているのだ、とどんな言っても、目の前にいるのはくるっぽーと鳴く灰色の一回り小さい姿しかしてない。

まぁそれが現実である

普通の人は「やはりそう都合の良いことはなかったか」と諦めるのだが、オタクはここで独特の思考回路を放つ。

「あれはカラスのはずなのに、灰色でくるっぽーと鳴く。本当は黒くてカーと鳴くはずなんだ。つまり『ダ ブ ス タ だ』」

普通現実空想齟齬を起こした場合自分達の抱いていた空想妄想であったと認める思考をするものだが、オタク一定数以上『現実空想に合わせてくれないなんてダブスタだ』的な発想をする人が現れてしまう。

「鳩は何故ダブスタを認めない。お前はカラスのはずなんだ。鳩はこのことについて真剣に考えるべきなのにそうしないんだ」と嘆き続ける。

これがフェミダブスタの正体である

それにしても、こうも空想現実が反転するというのは、大昔のゲーム脳やらオタク現実虚構区別がつかなくなるやら、なんやらのエセ科学だったはずの話が、事実として目の前に現れたようで、いっそ薄気味悪くすらある。

あの手のニセ科学が、予言になってしまうのだろうか?

2019-10-15

環境パワハラって概念浸透させよう

ブラック企業推奨するような標語広告とか

全部潰して、世界中広告灰色に塗りつぶそう

2019-10-12

あるジャニーズJr.を好きになった。

わたしはそれまで、いわゆるデビュー組のオタクをしていたから、彼らの後ろで踊っていた自分と同い年かそれより少し若いくらいの男の子たちに興味なんて最初は一切無かった。

YouTubeジャニーズJr.チャンネルというもの公式存在していて、そこでコンスタント動画配信していると知った時の衝撃は大きかった。だってわたしが今まで応援してきたアイドルは、少しでもネットに載ろうものなら灰色に塗りつぶされていて、その顔が笑っているのかどうかさえ分からなかったのだ。それなのに彼らは液晶の向こう側で確かに動いていて、その笑い声は何よりもクリアに聞こえた。

気が付けばわたしは、あるひとりのジュニアに夢中になっていた。彼はジュニア内で結成されたグループ所属していた。この文章に出てくる情報わたしの言う"彼"がどこのグループの誰を指しているのか見当がつく人は多いと思う。それくらいには知名度があるし、パフォーマンスで言えばその他のデビュー組と比べても見劣りしないであろう圧倒的な華があった。

そんな彼らの単独ツアーが決定した。キャパ2000人程度の会場を押さえてのホールツアーだった。もちろんチケットは激戦。わたしは呆気なく落選した。全て。悲しかったけど、半年後にデビュー組のライブも決まっていたし、その時はまあ仕方がない、縁がなかったと割り切った。だけど正直、その頃わたしの熱はデビューからそのジュニアに大きく傾いていて、ツアーの開始が近付いてくるにつれて行きたい気持ちはどんどん増していく。チケット流通センターを覗けば、定価の何倍にも跳ね上がったチケットが大量に売られていた。別に払えない値段では無かったけれど、定価1万円もしないチケットをこの値段で買い取ったら、それはもう何か一線を超えてしまうような気がした。そうしているうちにもどんどん売り切れていくチケット毎日のように確認して、ついにツアー初日の幕は切って落とされた。

ここまで踏みとどまったのだ、もう後はオーラスまで辛抱強く耐えるだけだと思った。だけど、初日の公演が終わった晩にTwitterで公演のセトリが流れてきた。これ以上、見ないでおこうという考えはうっすら頭の端にあるのだけど、少し知ってしまったのだ、そしたら全部知りたくなる。自らサーチすればどんどん手に入る情報は見れば見るほど辛くなるだけだった。その中で彼とハイタッチしたという内容のレポがあった。それを見た瞬間、もう、居ても立っても居られなくなって、ぽろぽろと泣いた。

すぐに次の公演のチケットを購入するべく、Twitterから様々なチケット売買サイトまで探し回った。相変わらず可愛げのない金額提示されていたけれど、いい歳した大人たかが140字の文字列を見て泣いたのだ、もう理由はそれだけで十分だと思った。そうして、わたしチケットを譲り受けることとなった。

代金は会場での手渡しを指定された。当日、初対面の女の子家賃みたいな金額封筒に入れて差し出した時は、流石にちょっと冷静な部分が顔を出して、自分に呆れた。座席は会場入りするまで分からなかったけど、とにかくこの公演に入ることが出来ればそれで良かった。ところが、いざチケット発券して座席確認すると、最前列から数えて5本の指に入るほどの前列だった。目と鼻の先にステージがあった。デビュー組では、まず有り得ないであろう狭いそのステージで、これから彼が歌って踊るのだと思うとひどく手が震えた。半ば呆然としているうちに開演時刻が迫ってきて、周りに倣っていそいそとペンライトを点灯する。わたしペンライトは彼の色に煌々と輝いていた。

暗転、彼らが登場した瞬間、割れんばかりの歓声で会場が包まれた。センターに立って真っ直ぐ前を見つめて歌う彼は、誰よりもかっこよかった。彼だけをずっとずっと見つめていた。客席に降りる演出が多かったから、1メートル先に他メンが立つこともあったけど、それに目もくれず何メートルも離れた3階席で歌う彼の方を見上げていた。

衣装ビジュースポットライトを浴びて輝いて、それに身を包んだ彼があんまり綺麗だからまぼろしなんじゃないかと思ったけれど、彼の白い肌から透ける鼻の先の赤が確かにその体に血が通っていることを証明していた。やさしい歌声も振りの大きい踊りも窮屈そうにはしゃぐ姿も、何もかもわたしの好きな彼そのものだった。彼が笑うと私も笑ったけど、それと同じくらい泣きそうだった。

あっという間に時間は過ぎて、アンコールを迎えたとき、彼は下手側から客席へ降りた。わたしの席は上手側だっから一生懸命、彼を目で追っていたら、上手側の通路を通って彼がステージの方へ戻ってきた。あんなにハイタッチが羨ましくて、どうか指一本でいいから触れてみたいと思っていたのに、いざとなると尻込みしてしまって、恐る恐る手を伸ばした。

そして、彼に触れた。

正確には、触れた、と思う。

トンッとわたしの手のひらに当たったのが彼自身だったのか、彼に触れようと無数に伸ばされたうちの手のひとつだったのか、正直分からなかった。だけど、やっぱり触れたんだと思う。それでいい。腹の底から愛おしいと思った。

公演が終わったあとは、どうしても落ち着かなくてアテもなく街を一人で歩いた。駅の喫煙所タバコ吸いながら、彼がすぐ隣を通った瞬間のことを思い出そうとしたけど、ぼやけた記憶しか残っていなかった。でもなぜか彼に伝う汗だけは鮮明に覚えていた。死ぬまで忘れたくないと本気で思った。そのためなら、例えばわたし寿命が短くなったとしても全然いいや。タバコを吸い終わる直前、ちょっとだけ泣いた。

わたしは彼の背中を追って、いつの間にかもう後戻り出来ないくらい随分と遠くまで来てしまったんだと思う。ジャニーズに限らず何かに熱狂している人間なんて程度はあれど、みんなちょっとずつ狂ってる。その中でどんどん冷静さが摩耗していくんだろう。現に高いお金を払ってチケットを買ったこと、今はちっとも後悔していない。なんならこれ以上ないってくらいだ。馬鹿だよね。でもさあ、彼の肌の色がすごくすごく綺麗でね。わたしあんなに美しい色を生まれて初めて見たんだよ。

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