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はてなキーワード: 嫌悪感とは

2024-05-02

[] 少女革命ウテナ気持ち悪かったところ

『結局、ちんこまんこの話だよな?』とか『厨二病ヤベー』みたいなのは気にならないのよな。むしろ萌えや厨二設定は好きだし

整合性よりも、描きたいことだけ、やりたいことだけ、思う存分やったのが伝わってくるアニメだし、レイアウト演出キャラデザ音楽も非常に美しかった

 

ちんこまんこ萌えアニメかつシュールギャグアニメなので、近親相姦描写スタイリッシュ脱衣も別に気にならなかったけど、

主人公ウテナが友人の姫宮アンシーの兄、暁生と交際はじめて、何故かアンシーには秘密にするのだけは、無しだったわ

さらに、暁生には婚約者がいて、ウテナはこの事実を知っているにも関わらず、暁生と肉体関係を続ける

もちろん、アンシーには内緒

 

この流れの後で、ウテナが、アンシーと暁生の関係についてなんか言ったり、『10年後も一緒に笑い合えたら良いね』って、

お前、マジで何言ってるんだ???????????????????って強烈な嫌悪感子どもの頃に持ったの覚えている 

どこの世界友達兄弟姉妹(フィアンセ有)と無言ファックするヤツを親友にするヤツがいるんだよ?

萌え優先で倫理観トチ狂った世界なので(アンシーも兄貴とファックしてるしね)、フィアンセ有りの男、それも友達兄貴とファックするまでは別に良いとするよ?

けど、『ボクは何にも縛られない』(キメポーズ)とかやるならともかく、『一緒に笑い合えたら』とか『君を守る』とか、お前ほんとさぁ・・・

 

もう中年になったので、子どもの頃と感じ方変わったかなぁ・・・って思って、久しぶりにウテナを観てみたが、

子どもの頃と同じく、マジで何言ってるんだ????お前???????としかならんかったわ

まぁ、整合性ではなく、萌えと描きたいとこだけ描いた結果だとは思うけど、あの後、ウテナがアンシーのために頑張るシーンの感動もアレのせいで半減だよなぁ

 

幼い頃に出会った王子様(実はアンシーの兄、暁生)にウテナは誘惑され、籠絡されていく・・・!が、やりたかったんだとしても、

アンシーの革命物語主題であるならば、ウテナと暁生のファック描写はどう考えても必要なかったよな?

そして、ウテナがアンシーに対して暁生との関係秘密にする描写ウテナが暁生の婚約者存在を知っていることを示す描写

ウテナが『好きになってはいけない人』と脚本に言わされるシーンは、直接的なファック描写以上にマジで要らなかった

自分兄弟姉妹(フィアンセ有り)と無言ファック(関係秘密にする)、でも罪悪感はあるの🥺(チラッチラッ)ってやってるヤツが言う、

『一緒に笑い合えたらいいね』とか『君を守るよ』が心に響くバカが一体どこの世界にいるんだよ?

 

あれもひとつフェチ(萌え) 描写よと言われたら、『まぁそうかな?』感あるけど、ここはフェチ(萌え)ではなく、テーマ優先して欲しかったよ

あれ、王子ごっことか青臭いとか女の子(笑)で誤魔化せるレベルにない、主題破壊するレベルの異物だから

女性恋愛的な好みについて強い嫌悪感を表する男性

あれはもう理屈批判するべきことじゃないと思うんですよね

彼らの嫌悪感の根源は”自分遺伝子が淘汰されることへの本能的恐怖”ですから

女性の好みに自分が該当しない場合はもう淘汰されるだけなので、生物としては命懸けで抵抗するしかないんですよきっと、本能による反応なんです

当人努力していてもしていなくても、そもそも子を残す気があってもなくても、女性による遺伝子選択からぶれる可能性を考えることは恐怖なんですよ

2024-05-01

フェミニスト草津の件を謝罪する必要はない

率直な意見として書いた(再投稿)。

反論できるならしてみてほしい。anond:20240430231924

セカンドレ◯プ」を批判していたのがフェミニストだったよね。別に「レ◯プ」の有無そのものは争点ではないのだから、そのことでフェミニスト謝罪しろと求めるのはお門違いではないかと思うんだけど。

散々指摘されている通り、フェミニスト問題視していたのは「レ◯プ」被害告発した新井元町議の告発を軽視してリコールなどの対応を進めたことであって、最終的に虚偽だと分かったからといって、当時、草津町新井元町議に寄り添わなかったことについて批判したフェミニストは間違ってないよね。

最終的に虚偽だったから寄り添ったのが間違いということになるなら、アンフェが大好きな性被害冤罪でもアンフェを支えてくれる人なんていなくなるよ(だって、最終的にアンフェ男が性加害していた場合に支えていた人たちも連帯責任を負うことになるんだから)。

フェミニストは性被害告発を受け止めて、本人に寄り添っていくことを信条としているんだから、その態度自体は間違ったものではないでしょ。性被害告発エンパワメントするのはフェミニスト重要活動の一つなんだから。今回の件はたまたま嘘だったわけだけど。

しろ草津の件にかこつけてフェミニストが性被害告発を支えることを揶揄して、性被害自体矮小化しようとするようなアンフェの活動嫌悪感を覚える。

2024-04-29

韓国ロックバンド文化が気になる

最初に言うが韓国ロック文化はあまりにもお粗末である

なんというかロックを知らない。歴史的にその文化が入らなかったというか、残らなかったというか…。

アイドルオーディションのような形でロックバンドを輩出しようとする動きがあるのだが、それはアイドルロックバンドを真似ているだけなので熱狂は生まれない。

実際に売れてるバンドもみんな若くて顔が良くて背が高くて身奇麗でアイドルみたいだ。

でも嫌悪感はない。

オーディションライブ映像も、なんだか微笑ましいと感じると思う。

韓国人のバンドには反骨心とか反発とか反政府とか親不孝とか弱肉強食とか反抗期とかぜんっぜん感じないのだ。

でもそれは「知らないから」

いま韓国若者は熱心に日本バンドを聞いている。

平成JPOPバンドが聞きやすいのでロックには遠回りだろうが、おそらく辿り着く日は来ると思う。勉強熱心だから。そして日本経由でイギリスに行く。

そのときドキュメントサバイバルオーディションで出てくるイケメンバンドロックなんか無いだろ」と気づくんだろうけど、でも音楽をやみくもにしている感じはいだって青春を感じられるのだ。

ただ韓国という国で「ロック」をすることは結構大変だと思う。韓国人気づいてないだろうけど。

試行錯誤すればいい。また新たなジャンルが生まれるかもしれない。

そのとき音楽が楽しみで、いまのど下手くそバンド文化から目が離せないのだ。

anond:20240429092812

政治のものへの嫌悪感失望、関心の低下が起こっているだろうこと

政治失望したり関心の低下が起こるのはわかるんだけど、だから選挙へ行かないっていうのが理解できないんだよね。

選挙へ行っても行かなくても、強制的に取られる税金の使い道は政治世界で決められてしまうのだから

anond:20240429092029

主に自民党が推薦候補者を立てなかったことで、投票しようにも選択肢が無いと思った人がいただろうことと、自民党はじめ各党の政治家スキャンダルが多く起こったおり、政治のものへの嫌悪感失望、関心の低下が起こっているだろうこと、あとは自民党投票してきたけどスキャンダルを見て投票行動を改めた人など、複数の要因があるんだろうけどな

こういうインサイトちゃん分析しないと、次以降の選挙にも響くはず

2024-04-28

別にうちら排除されるとかとは関係ない話だからどうでもいいんだが、隣の座席に男が〜の話してる人が回ってくると打率8割オーバートランスヘイターなの、本当に何かの浮き彫りって感じがしてきたな。実際いくらなんでもちょっとどうかという認知の人も見かける

なまじそこらへんの機微がよくわかる身の上だけに、無神経なおっさんへの嫌悪感もわかるんだが、これは話の筋としてあんま良くない類のやつなのだろうと思った

ミサンドリーもですが、公共空間の利用において特定属性他者に対して過剰にナイーブすぎるという態度自体がヒリヒリと危うさを感じる。迷惑男性とは逆方向に「公共の場を自分の部屋と勘違いしてる」というか…

自分うつ病だった

千葉県出身東京都在住、既婚、27歳。

無職ニートプー太郎

自分は真面目に生きてきた。

他人に優しく、自分に厳しく。

父親からの教訓は「警察のお世話にだけはなるなよ」。

まあ、父親はよく車の速度違反警察のお世話になっていたが。

高校まで公立学校に通い、四年制大学に入った。

本当は専門学校へ通いたかったが、父親の猛反対を受けて四年制大学に仕方なく入った。

(今は大学で良かったと思っている。)

前述した通り、自分は人に優しい。

学生時代他人が嫌がるような作業も、進んで行なった。

大学生の時は、じゃんけん学祭委員長に選ばれた同級生が泣いているのを見て、可哀想だと思い、自分が代わりに委員長になった。

自分他人感謝されるのが好きなのだ

自分犠牲にしてでも、他人には楽しく過ごしていてほしいと、大げさではなく思う。

大学卒業後は中小アパレル企業へ入り、販売員として働いた。

お客様には毎日感謝言葉をいただける仕事で、とても充実感があったが、安月給に耐えられず3年で退職した。

4年付き合った恋人24歳で結婚し、結婚式を挙げた。

結婚式の準備は、忙しいパートナーに代わり主に自分が行なった。

結婚した後は、父親に紹介してもらった大手会社で働いた。

月給も悪くなかったが、大手会社特有空気感に馴染めず1年半で退職した。

パートナーに紹介してもらった社長のもとで働くことになった。

その社長オフィスは、元々住んでいた場所からかなり遠くにあったので引っ越した。

人生が変わる、好転するはずだとその時には信じていた。

オフィスには、自分母親の年齢と近い女性が既に働いており、社長とその女性の2名で事業を行なっていた。

自分はその女性サポートとして採用をされた、はずだった。

その女性は、自分入社してすぐにいなくなった。

1ヶ月でいなくなった。

まり社長自分2名で事業を行なうことになったのだ。

前提条件と違う、と何度も何度も何度も悩んだ。

直接社長にも伝えたこともあった。

(今思えば自己主張が苦手な自分がこんなこと言うなんて、相当だと思った。)

それでも真面目に働いた。

社長の考え方、理想のすがた、事業未来など全てを理解しようと努力した。

社長は50代。

自分20代

理解しようと思っていても、理解出来ないことが殆どだった。

自分意見を言えば、言い返される。

自分の考え方を言えば、否定される。

自分のやり方でやれば、やり直しを要求される。

それでも真面目に働いた。

今までやったことのなかったオフィス事務作業を1ヶ月で覚えた。

話を分かってくれない客先にも、めげずにメールを返した。

全く自分関係のないようなクレーム電話対応をした。

退勤時間が近づいても、「早急に書類作成してくれ」と言われれば、2時間残業した。

オフィス掃除毎日やった。

備品が足りなくなれば、スーパーに買いに行った。

備品のもの洗濯も行なった。

好き嫌いが多い社長のお昼ご飯毎日買った。

本当に全部やった。真面目に働いた。

自分だけでいくつの部署をかけもちしているのかと疑問に思うくらい、全部やった。

仕事の日の朝が起きれなくなった。

仕事中に突然、動悸がするようになった。

大好きだった音楽映画を楽しめなくなった。

常にイライラして、パートナー八つ当たりをした。

気持ち悪くなるまで過食した。

うつ病だった。

うつ病になったのだ。

自分は真面目に生きてきたのに、うつ病になった。

…真面目に生きていたから、うつ病になったと言われた。

信じたくなかったが、うつ病と診断される症状9項目のうち8項目に当てはまっていた。

最後の項目、「死にたいと思うか。死ぬ方法を探すか。」は傾向が見られるので△と言われた。

初めの1ヶ月はひたすら死んだように寝た。

食欲も湧かないので、服薬のために食事をするような感じだった。

そして現在、2ヶ月目。

意欲があり、何でも前向きになった。

好きな音楽映画も楽しんでいる。

お出掛けも楽しい

まりハイにならないように気を付ければならないと、担当医に言われた。

かに楽しんだ後は疲れがドッと来る。

(疲れやすいのは、うつ病の症状のひとつだそう。)

どんなに好きで楽しくても、程々にしている。

治療には2年かかると言われているが、自分自分らしく戻れるのが楽しみで仕方がないので、あまり嫌悪感はない。

早く自分に戻りたい。

自分が大好きだった自分に。

最後に。

自分ボロボロにした社長へ、早く不幸が降り注ぎますように。

終わり

2024-04-27

うーん

現実ゲイはまあそういうのあるよねと思うけど

創作BLにはまじで嫌悪感がある

なんでだろう

推し」に嫌悪感

 「推し」という言葉が広く使われるようになり、最近では日常会話やメディアでも耳にすることが多くなりました。しかし、この「推し」という言葉は、単なるファン意味する言葉として使われるだけでなく、商業主義的な意味合いも強く、個人的には非常に嫌悪感を覚えます

 「推し」という言葉一般に広まったきっかけは、言うまでもなくAKB48成功でしょう。AKB48は、特定メンバー熱狂的なファンがつき、そのメンバーを「推す」という文化を生み出しました。CD複数枚購入することで投票権を獲得し、好きなメンバー応援する、いわゆる「AKB商法」が話題となりました。この商法は、ファン熱量商業的な利益に結びつける非常に巧妙な戦略です。メンバーを「推す」という行為は、いわばファン感情を操り、商業的な利益を追求する手段として利用されているに過ぎません。

 「推し」という言葉が持つ商業主義的な側面は、アイドル業界だけでなく、アニメゲームなど、様々なエンターテインメント業界にも波及していますキャラクター声優を「推す」という行為は、熱狂的なファンを生み出し、グッズや関連商品販売促進に繋がります企業側は、ファン感情煽り商業的な利益を追求する手段として「推し」という言葉を利用しているのです。

 「推し」という言葉が持つ、ファンを操るような商業主義的な文脈は好ましくありません。本来ファン自分の好きな対象純粋に楽しみ、応援するべき存在です。熱狂的なファン文化は、時に行き過ぎた行動や、商業的な戦略に踊らされる危険性もはらんでいます

 エンターテインメント業界は、ファン感情尊重し、商業的な利益のみを追求しない健全方向性へと進むべきです。ファンは、自分の好きな対象純粋に楽しみ、応援する姿勢を忘れず、商業的な戦略に振り回されることなく、冷静な視点を持つことも大切でしょう。商業的な利益のためにファン感情が利用されることなく、健全エンターテインメント業界形成されることを願ってやみません。

2024-04-25

りりちゃん擁護公正世界仮説関係ない

https://togetter.com/li/2355123

公正世界仮説は、理不尽な不幸を見て、その不幸があってはならないひどいことだ、と心が痛むところから始まる。そのあってはならないことが起きたことが理不尽で認められないので、正義感が起動し、現実を捻じ曲げて合理化するという機序公正世界仮説を進めてしまう。

しかし、りりちゃん擁護中年男性被害者中傷している人たちの心の動きは、それとは全く違う。中年男性被害者が、本来あってはならないひどい目にあった、という認識をはなから持ってない。むしろ最初から軽侮ないし嫌悪している。その嫌悪感を慎まずに悪意として世に放ってるだけ。公正さを求める正義感存在しない。

りりちゃん擁護心理説明公正世界仮説をあてはめるのは失当である

りりちゃん擁護公正世界仮説関係ない

https://togetter.com/li/2355123

公正世界仮説は、理不尽な不幸を見て、その不幸があってはならないひどいことだ、と心が痛むところから始まる。そのあってはならないことが起きたことが理不尽で認められないので、正義感が起動し、現実を捻じ曲げて合理化するという機序公正世界仮説を進めてしまう。

しかし、りりちゃん擁護中年男性被害者中傷している人たちの心の動きは、それとは全く違う。中年男性被害者が、本来あってはならないひどい目にあった、という認識をはなから持ってない。むしろ最初から軽侮ないし嫌悪している。その嫌悪感を慎まずに悪意として世に放ってるだけ。公正さを求める正義感存在しない。

りりちゃん擁護心理説明公正世界仮説をあてはめるのは失当である

りりちゃん擁護公正世界仮説関係ない

https://togetter.com/li/2355123

公正世界仮説は、理不尽な不幸を見て、その不幸があってはならないひどいことだ、と心が痛むところから始まる。そのあってはならないことが起きたことが理不尽で認められないので、正義感が起動し、現実を捻じ曲げて合理化するという機序公正世界仮説を進めてしまう。

しかし、りりちゃん擁護中年男性被害者中傷している人たちの心の動きは、それとは全く違う。中年男性被害者が、本来あってはならないひどい目にあった、という認識をはなから持ってない。むしろ最初から軽侮ないし嫌悪している。その嫌悪感を慎まずに悪意として世に放ってるだけ。公正さを求める正義感存在しない。

りりちゃん擁護心理説明公正世界仮説をあてはめるのは失当である

2024-04-23

生理休暇を使う友人への嫌悪感

その友人は制度から、と辛いときは使っていたらしい。私も年に数回キッツイ日があるが、上司女性とはいえ生理であることを伝えるのには羞恥抵抗があり、薬を飲みやり過ごすか体調不良で休むとしか言えない。友人の職場男性ばかりらしく、その勇気は素直に尊敬に値したし、一種の憧れのようなものも覚えていた。

が、今はその友人に確かな嫌悪を覚える。このままだったら軽蔑に至るのもそう遠くなさそうな気がする。

先日その友人とお茶をし、仕事愚痴を言う流れになったのだが、その時彼女は「男は生理休暇がなぜ必要なのか分かっていない。どうして必要なのか事細かに説明してやろうか?下半身血濡れになってみろよ」と憤慨していた。話ぶりからして異動で生理激軽女性上司になったという訳でもなさそうで、ならば無理解な男が休暇を認めないとかイヤミを言うとか、気遣いの形をとったセクハラ親父が上司になったとか、そんなものかと予測した。

だが彼女は「はじめは『大丈夫??お大事にね』と言ってくれていたのに、最近は慣れてきたのか『あっはい』とか『そうですか』ってだけなんだよ。最低じゃない?どんだけ無理解なわけ?」だそうだ。

……。

…………。

………………ハアァ?!

理解したが故の反応じゃね??

個人差があって本人でもどうしようもなく、耐えることしかできないから休むわけじゃん?

生理の具合とか聞いたら、心配100%でもセクハラと捉えられるリスクがあるわけじゃん?

生理のことを男性にも知っていて欲しいか」と「生理であることを男性にも知っていて欲しいか」は別じゃん?前者は大多数の女性YESと答えるだろうが、後者は大多数の女性はNOだと思うぞ?

セクハラリスク生理期間開示忌避の両方の解決じゃないの?「あっはい」「そうですか」って。普通有給っぽく取れて、余計な説明はせずに休める。

最高じゃないか

下手に「お大事に」とか声かけてたら、「Aさん体調悪いのか? そういえば先月のちょうど今くらいの時期も休んで…あ……」ってならないか?そうなったら尋常じゃなくいたたまれないが?少なくとも私はそうだが??

めちゃくちゃいい男上司じゃないか、としか思えない私は異端なんだろうか。少なくとも無理解だと蔑まれ下半身を血濡れにしろと呪われるような男性ではないと私は思う。

なんだろうな、この嫌悪感。

生成AIに対する嫌悪感って

著作権云々は猫ミームが受け入れられてる時点で本質じゃないと思う。

多分、「野球部に突然ピッチングマシン作ってるだけの人がズカズカ入り込んできた」みたいなもんなんじゃないかなあ。

どこから「ズカズカ入り込んできた」と判定するのかがインターネットだと曖昧というのが最大の問題な気がする。

TLにちょっと現れたレベルでも「ズカズカ入り込んできた」と思う人がいるのだと思う。

2024-04-22

映画好き1年生必修作品みたいなのを粗方漁って、制作陣で話題作だったりビッグタイトルなのかどうかも判別出来るようになってきて、作品の芯を捉えてそういう視点に沿って鑑賞する姿勢みたいなのも覚えた。細かい機微を彩る演出に目を遣る余裕みたいなのも少し出てきた。

SNSに毒されて、「ここ好きポイント」的な点ばかりを見るようになって全体像を捉えられなくなったりもした。これはいかんと思って映画館に頻繁に通ったりもした。一々再生を止めてSNS検索ボックスにそれらしい単語を放り込む余裕もないので、嫌でも全体の流れを意識せざるを得ない。そうでなくともやっぱりデカスクリーン映画を観るのは気分がいい。ガキの頃は全くもって理解しがたかっけど。1500円も払わんとレンタルでええやん。スマホで見りゃええやんって。

理解出来なかった大人に近づいてしまったのがちょっと嫌な気もする。肝心なのは作品なんであって、視聴環境なんて些末な問題にこだわるつまらない奴になってしまったような。音質を聞くために音楽聴く倒錯したオーオタに対する嫌悪感に近いものがある。

端的に出来事を表せば数行でまとめられるような作品もあまり好きではなかったけど、素直に面白いねえと思ったりするようにもなった。自己実現への不安が膨らみ始める年頃になってから人間っておもろいやん?人生ってこうじゃん?という話が割と好きになってきた。

それでもやっぱりおれの心の源流には、ガキの頃DVDで何遍も観たスターウォーズインディジョーンズ、パイレーツスパイダーマンがあるなって思う。やっぱ嘘をつくなら現実じゃ逆立ちしたって見られないような、外連味があって心踊るものが見たい。

anond:20240422030529

趣味資産価値があると思い込んでいるか卒業したり趣味をやめるのが嫌だと思うんだろうな

趣味資産価値があると思ってしまうとやめることで今まで趣味に費やしてきた時間無駄に思えてしまうから

趣味資産的な価値はないが、暇な時間を埋めることができるという刹那的価値はあるから、ある暇なひとときを充実して過ごせたのであれば十分趣味にのめり込んだ価値はあるんだけどな

そこに気づかないと趣味をやめることに嫌悪感を抱くようになってしま

2024-04-21

生成AIを巡るイデオロギー

自己紹介

最初私自身について述べると、クリエイターとして飯を食っている人間である

口幅ったいがプロ自称しても差し支えないぐらいの稼ぎと仕事だと自認している。

話題の生成AIについて、今後私達の社会生活のあらゆる場面に普及していくと考えており

私自身いつかは仕事フローに生成AIにまつわる技術意識的に組み込む時が来るのだろうと考えている。

その流れは是認しつつ、かといって生成AIを取り巻く現状を良しとするわけでもない。

何らかの法的規制あるいは運用上のガイドライン必要だという立場にいる。

大別すればAI規制であるが、スタンス総論賛成各論反対、ぐらいの温度感事態を静観していると思って欲しい。

危機感

昨今の反AIと呼ばれる先鋭化したアンチ画像生成AIの人々について

一人のクリエイターとして、かなりの危機感をもって眺めている。

重ねて言っておくと、私は決して”反”反AIではないし、規制を望む立場にある。

私自身、作品AI学習に使われているし、その漠然とした忌避感や嫌悪感体験し、理解している。

おそらく反AI、と言った時点でその界隈の人々からは「反AIという蔑称を使うなんて話にならない!勉強不足だ!」と一蹴されてしまうのだが

皮相的な党派性にとらわれて本質的議論を進めようとしない時点で、その未熟さ・幼稚さを露呈してしまっている。

勿論、所謂推進派と呼ばれる人々、AI使用者の非倫理的冷笑的な振る舞いについても承知しているし、問題視している。

現在、互いに互いの粗を探して吊し上げていることは大変残念に思う。

しかし現状、私がより不安視しているのは反AIの人々の振る舞いの方だ。

AI言動過激化すればするほど、現実的な落とし所を決める意思決定の場で

規制を求める人々の声は届かなくなり、立場を危うしてしまうのでは…という懸念を抱かざるを得ない。

AIの人々が認識するべき事実

生成AIに関する問題意識を持っている人はどうか以下の項目について調べ、自分なりに咀嚼し十分に理解して欲しい。

現在主流である拡散モデル学習・生成機序理解すること。生成物は学習した画像切り貼りコラージュではない。何十億という画像データを数GB圧縮することはできない。

学習データ画像にほぼ近いもの再現することがある、という海外論文引用する人もいるが、プロンプトで狙い撃ちにしても再現されるのは天文学的確率の低さである

著作権法・隣接権の概念文化庁及び政府見解理解すること。人・AIを問わず学習行為規制されていない。「無断学習」という概念自体が現状では不当である

・開発企業使用者に対する非現実的要求をしても事態解決しない。

成果物類似性依拠性(LoRAなど)については肖像権著作権に関わる現行法で争う余地があり、対処可能である。これは手描きでもAIでも同様である

・これまでに観測された諸問題は、厳密には使用者自身モラル問題であり、より正確に言えばSNS問題である

誹謗中傷やLoRAによる嫌がらせラフをi2iで勝手に清書された、自分の絵柄で性的コンテンツを生成され誤認される…といった問題は、原理的にはAIがなくとも可能である

公的に開示されている資料を読めば、概ね同じようなことは書いてある。

現状における事実或いは公的見解であり、これらを推進派や技術者のレトリック断じて耳を塞いではいけない。

彼らと同じ前提を共有し、同じ言語で会話しなければ、交渉テーブルにつくことすらできない。

実際に手を動かすのは法を整備する政府であり、AIに携わる技術者だからだ。

戦う相手を間違えてはいけない。

規制を求めるのであれば、彼らの認識を正すのではなく、事実解釈で争うべきだ。

どうか建設的な議論の場に立って欲しい。

お気持ち”で戦える段階はとうに終わっている。

現実的な落とし所を探っていくしかないのだ。

おそらく、私のこうした声もポジショントークとされて届かないのかもしれないが。

追記あり性犯罪エンタメとして消化しているのは他ならぬ女性

女性向けエロ漫画は「男が嫉妬してレイプする」って展開ばかり。

フェミニスト性嫌悪症を拗らせているから知らないんだろうけど「自分は望んでいないのに男のテク翻弄されてこの人のモノになっちゃう〜」みたいなのって実は男よりも女の方が大好きなんだよね。

少女漫画だって気軽にレイプエンタメしまくってる。

ちょっとした不幸を演出するためにすぐレイプ展開。

レイプされそうになったらヒーローが助けてくれました、めでたしめでたし」「ついでに私のことを大切にしてくれる男の気持ちもわかってハッピー!」

マジでこればかりだからね。

創作物においてレイプを楽しんでいるのは間違いなく男よりも女。

男のレイプ愛好家もそりゃたくさんいるけれどそれは特殊性癖として扱われる。

ところが女の楽しむ創作物ってマジでレイプが付きものだし、そういう過激な展開に対する配慮も思いやりもない。

小学生も読むような少女漫画からしてレイプエンタメとして消化しまくってる。

女はレイプを愛好することに何らの後ろめたさも覚えないし、あるいは話の展開としてレイプを気軽に扱うことに嫌悪感も抱かない。

まぁ、それ自体別に普通にいいことだと思うよ。

どんな創作物を好きでいようが本人の勝手だし尊重されるべきだと思う。

ただ、性犯罪的なポルノに対して鼻息荒くしているフェミニストはこのあたりの事情ちゃんと把握しているのかなって毎回疑問に思うわ。

男向けの性犯罪ポルノ規制しようっていうなら、まず最初にやるべきなのは世の中に恥ずかしげもなく流通している女性向けのレイプポルノ規制運動だろ。

もちろん「女性向けレイプポルノ規制しよう!」なんて本気で言うようになったならそれはもう女性に対する抑圧であってフェミニズム思想の反対だと思うけどね。

追記

女性向け作品レイプばかりなんてことはない!」などと言う戯言を述べている人を見かけたのでdlsite女性向けエロ漫画上位10作品を見てみようと思う。

シリーズものひとつとしてカウント

また無料サンプル版やシリーズ番外編などの0円で提供されているものは除外。


第1位『203号の隣人は鍵束一つ残して消えた。』

イケメンストーカーが隣の部屋に住む女の子拉致監禁して無理やり犯す話。

レイプ

第2位『仕事ができない榊くんは夜だけ有能』

酒を飲んで泥酔した隙に仕事ができない部下に襲われ犯される。

男のほうが「貴方から誘ったんですよ」的なセリフを言うが一時的意識を失うほど飲んだ女性に手を出している時点で普通に不同意性交に該当。

レイプ

第3位『dog eat dog era~竜人族奴○の双子と催○交尾~』

竜人族の双子保護者をしている主人公がその双子から催眠を受けて意識がないうちに犯されまくる。

言うまでもなくレイプ

第4位『むっつり赤ずきんくんから逃げられない

異世界転移した主人公現実世界に帰ろうとしたところ主人公のことを溺愛執着しているガチムチ赤ずきんお兄さんにバレてしまい無理やり犯される話。

レイプ

第5位『このままじゃ私たち親友らしくいられない』

ルームシェアしている男と女が結局付き合ってセックスする話。

ここにきてようやく和姦。

第6位『崩壊モラリティ変態露出衣装異世界転生だけど執事への恋を貫きます〜』

局部乳首丸出しが当然となっている世界に転生した主人公乳首勃起を抑えることができず執事に無理やりお仕置きされる話。

タイトルに恋などと入っているがプレイ自体普通にエグいレベルの無理やり系である

レイプ

第7位『関西弁友達とぐちゃとろマッサージ

残業続きで疲れ切っていた主人公に男友達マッサージ提案しかし男友達マッサージに乗じて無理やり犯す。

紛うことな不同意性交である

レイプ

第8位『宇宙の始祖様の番になるしかない』

イケメン宇宙人に見初められた主人公がお試しのお付き合いをしているうちに宇宙人のことを好きになって触手に犯される話。

触手だが和姦。

第9位『忠犬ボディーガードが偽物令嬢の嘘と身体を暴くまで。』

乙女ゲーム世界に転生した主人公秘密を暴くため、ボディーガードの男が主人公を無理やり襲って性的拷問をする話。

レイプ

10位『(転生先で)メタ発言をしたら攻略対象王子豹変しました』

乙女ゲーム世界に転生した主人公自身秘密攻略対象王子に打ち明けたら王子豹変して無理やり襲ってくる話。

レイプ


というわけで大体レイプである

無論、こういった性犯罪的なコンテンツを楽しむことは恥ずべきことではない。

また、性犯罪的なコンテンツを楽しんでいる人が実際の性犯罪を軽んじているなんてことはないだろうし、あるいはリアルでのレイプ願望があるなんてこともないだろう。

レイプポルノを楽しむことは極めて健全ことなである

しかし一部の過激フェミニスト性犯罪的なコンテンツは誤った思考を作り上げてしま性犯罪を誘発すると主張する。

これをそのまま援用すれば、性犯罪的なコンテンツを楽しむ女性は「レイプされたら感じる」等の誤った価値観を作ってしま性犯罪に対する被害の発生を正しく認知できなくなる、ということになる。

よって、フェミニストの主張を鵜呑みにするなら女性向けレイプポルノ規制すべきである結論づけられることになる。

本来フェミニスト女性ポルノを楽しむ自由保障する立場に立つはずだ。

男向けのコンテンツだろうが女向けのコンテンツだろうが、性犯罪的なコンテンツ規制したいと思った時点でそれは女性解放的ではないただの家父長制的な思想であることを自覚して欲しいと思う。

2024-04-20

anond:20240420120844

弱者女性セフレにするって選択肢自体が無いわ。

弱女の容姿には普通に弱男と同程度の嫌悪感を覚えるから、誰でもいいかワンチャン素人セックスしたいと望んでる弱男相手以外とセックスすんにも一苦労と思うよ。

2024-04-19

誕生日を祝われるのが嫌いなのだ

誕生日が苦手だ。

祝われたくない。祝うのも得意ではない。

ただ、誕生日を祝う文化自体は悪いものだとは思わないので、他人がお祝いしているのは楽しく見ている。

キャラ誕生日にたくさん投稿される創作物などはとても素晴らしい。とてもしあわせになる。

だが、自分自身誕生日を祝われたくない。どれだけそう伝えても、分かってもらえないことが多い。

なぜ苦手かというと、数々の苦い記憶のせいである。

誕生日にあまり良い思い出はない。

もともと産まれたのが誕生日ちゃんと祝う家ではなかった。時々祝ってもらっても、それは親によるご近所への「ちゃん円満な家庭ですよ」のポーズで、各ご家庭に感謝手紙を書かされたりした。

小学校に入るかどうかくらいのころ、祖母が「あんたの母はケーキも買ってくれないでしょうからね」とニヤニヤ笑いながら渡してきた千円札を、母に素直に渡してしまヒステリーを起こさせたりした。

学校で「誕生日にはプレゼントを渡すのだ」と学んだので、ウキウキでお手伝いをして小遣いをせびり、貯めたお金で買ったプレゼントを母に渡したところ「現金が欲しかった」と言われたりした。

学校プレゼント交換会で「無理なく渡せるもの」という先生言葉に従って鉛筆を一本持っていって、イジメにつながったりした。周りはみな豪華景品だった。

これは世間にとって、誕生日がどれだけ重要イベントかを把握できていなかった自分が悪いが。

あとは、誕生日理由会社コラ画像を作られて貼り出されたとか、欲しいと思っていたアクセサリー自分誕生日浮気相手に贈られた、など。言い出したらキリがない。

そういった細かな積み重ねの賜物で、誕生日を祝われる行為に、さしたる意味を見出せない大人が完成した。

なんなら誕生日という存在嫌悪感すらある。

普通に老けるの嫌だ。

大人なので、とうぜん我慢して世間に合わせた動きはする。おめでとうありがとうくらいは言うし、必要ならパーティだって行く。

ただ、気心の知れた人たちには「できれば理解してくれないかな」と淡い期待をこめて「誕生日は嫌いなので祝わないで欲しい」と伝えてきた。

伝わったためしがない。

遠慮しないでとか言われる。

こっちが祝われたくないって話なんだ!

嫌いなら、これから好きになるような誕生日にしようとか言われる。

昔楽しくなかった時点で今楽しく過ごすのは難易度が高いんだよな。昔の記憶邪魔をするので。

「思い出の上書き」とか無理なんだと気がついてほしい。思い出は全て唯一無二なので、あなたとの思い出も何の代わりにもならない唯一無二である

人間は産まれながら誕生日が好きな生き物、というわけではないと思う。

結局、誕生日特別だって思えるのは今まで生きてきた中で培った能力の一つなんじゃないか

ということで、誕生日が嫌いな人間もいる。

そのへんも多様性ってことで「あーそうなんだね」程度に軽く認めてもらえないだろうか、と思う。

なぜ絵師は生成AIを憎むのか ~機械翻訳との類似性に着目して~

絵を描かない連中が永遠に理解してくれないから、屋上屋を架すことになった。いい加減理解してくれ。

審美眼がないねんお前ら

暴論だけど、言ってしまえばこの一言に尽きる。

少しでもデジ絵を触ればわかるんだが、生成AIで出力しただけの画像は、見ればもうAI産だとわかる。なんもしてないんだなって。こいつ何も考えてないってわかるんだよ。手が3本生えてるとか、髪がめちゃくちゃとかじゃなくて。もうコンテキストがない。わかるかなぁ。

絵を描くときには基本的目的があって筆をとってるわけ。そうすると、何処を描き込んで、どこを描き込まないかっていう、気圧の差っていうか、そういうのが産まれるわけ。

これは絵を描くことが楽しいバーサーカーでも同じ。そういうやつはだいたい、普通はそんなことまでやらんってことをしてくる。こいつやりおったって。そういう、画面の向かいのニンゲン意思が伝わってくる。何を伝えたいのか、なんとなく伝わってくるわけ。これはなにも高尚なメッセージじゃなくても、「金髪のチャンネー最高!」とかでもいい。本当に何でもいいが、おれたちはそのメッセージと、メッセージの伝達方法の工夫を楽しみにネットの絵を見てるわけ。

でも、生成AIから「出しただけ」の絵はそうじゃない。そういうのはもう気圧がめちゃくちゃ。おまえこの絵のどこを見てほしいの?何を伝えたくて書いたの?何もわからない。その結果、おれたちはどうでもいい天井のシワを見つめて、お前たちが伝えたいのはこれなのか……?っておそるおそるプロフを見に行って、やっぱAIじゃねーか!ってなる。全く無駄行為だったわけだ。そこに意図なんてなかった。誤解したおれが悪かった。そんなことを繰り返した結果、絵を見た瞬間に「それが生成AI産なのか」がわかるようになった。

最近はもう「その雰囲気」を感じ取っただけで見るのをやめてる。昔から知ってる神絵師だけをフォローして、新しいメッセージを、たまにしか降ってこない甘露を、延々と待つようになった。pixivをディグるのはもうやめた。イラスト凝視しても得られるリターンが担保されないので、虚しいからだ。

リターンがなければ、無視すればよろしい。それが黄金則だ。絵師と生成AI絵師別世界棲み分ければ良い。実際、生成AIにもメリットと独特の良さがある。それは認めるところである

だがしかし絵師には絵師なりの理由があって、今日まで生成AI許すまじと論争を続けている。ある問題があるからだ。

それは、生成AI丸出し、なんのコンテクストもない画像が、何故か一部民衆に受容されつつあるということだ。

他の、著作権がどうのという問題は、絵師共通で抱えている嫌悪感すり替えに過ぎない。無視したいが、なぜが周りの民衆無視しないから、何かの理由を付けて批判せざるを得ないのだ。

冒頭で、審美眼がないと言った。それは一部の生成AI絵師もそうだが、何よりあれを「手書き並のクオリティ」と持て囃す消費者層を形容した言葉だ。

少しでも絵を触ったことがあれば、生成AIファーストインパクトは「へーすごいね。でも仕事にはならないな。すげーおもちゃだ」だっただろう。それなのに一部の消費者層は、これを大変有り難いと言わんばかりに使い始めたわけだ。

おい待てと。これのどこがいいんだと。じゃあお前らはいままで俺たちが描いたもののどこを見てきたんだと。

当然、嫌悪感を抱く。だが、「だってそれ生成AIで出しただけじゃん!」と伝えても、彼奴等は首を傾げるばかり。

最近は、どうみても実写丸出しの自称アニメ」がニュースに載った。何より驚いたのは、あれにゴーサインを出した報道である。絵に対する恐ろしいまでのリテラシーのなさだ。あれのどこが良いと思ったのか、まるで理解できない。仮にもアニメ制作会社関係のある会社の振る舞いがこれかと、閉口したものだ。

どうせ伝えても伝わらない。そのうち、この嫌悪感を「そういう層」に伝わるような問題点にすり替え問題を論ずるようになった。やれ著作権が、権利が、そういったものに。

だが、それらは理論上は手描きでも可能で、AI独自問題じゃないということは、誰にだってわかる。だから平行線なのだ

このままだと何様だよで終わるので釈明させてくれ

この感覚は、なかなか伝わらないらしい。だから比較的広い層に伝わりそうな類例を持ってきた。

それが機械翻訳翻訳者関係性だ。

機械翻訳もまた著しい発展を迎えた界隈である。が、機械翻訳だけで全てが事足りるとは思っていないはずだ。

これはアカデミックに属したことがあればわかるが、英語論文機械翻訳して読む、という行為にはまったくの意味がない。著者が伝えたい事実を、機械翻訳考慮しないからだ。そのうえ、業界の慣習を無視した翻訳がなされるので、その翻訳された文章意味はない。なんとなく読んだ気になるだけだ。

小説もそうだ。ハリーポッターでもなんでもいい。あれらの「機械翻訳版」と「訳者監修の日訳版」どっちを手に取るか。当然後者だろう。

そうした現状にあるのに、海外製品公式ドキュメントは多言語翻訳版を機械翻訳によって作成する。「機械学習により作成されたため、不正確な場合があります」と但し書きを付けながら。

これはビックテックであっても例外ではない。訳者を雇う金はありながら、正確な訳を提供しない。

なぜか?日本語話者なんてよく知らないし、どうでもいいからだ。

その結果、ネットには不正確な日本語が溢れている。

日本話者にとって、日本語の質なんてどうでもいいからだ。

それでも有り難がる連中がいる。英語を読めない層だ。そんな不正確な日本語読んでる暇があったら英語勉強した方が早いよと伝えても耳を貸さない。それで満足している層に恐怖する。機械翻訳版を読んで何かした気になっているニンゲンの、その感性に恐怖している。それは天井のシミなんだって。そこに別の人間が伝えたかったメッセージ存在しないんだと、伝えても伝わらないことに恐怖している。

この関係性が、生成AIとその消費者層に類似している

というわけだ。

現在抱えている嫌悪感のその本質は、「メッセージ性も何もない破綻した絵を持て囃す連中の審美眼が信じられない」ということになる。

さらに恐ろしいのは、彼らが生成AIの発達とともに、その審美眼と理性を失ったわけではないということだ。

彼らとて、三歳児の落書きと、絵の修練を積んだ人間の描いた絵の区別はついていた。だから絵師たちは自分たちが絵に込めていたメッセージ市井に伝えられているのだと信じることができた。それを感じ取ってくれているからこそ、自分市場に支持されているのだと信じることができた。

が、今は違う。

生成AIから出しただけの画像手書きとの区別もつかない連中がいるのだと知ってしまたからだ。

から自分の支持者の中にそんな「肯定派」がいないか魔女狩りもしたくなる。それを肯定する気にはなれないが、その絶望理解できる。

そうせざるを得ないのは、少しでも正気に戻ったら「生成AI丸出しの画像クオリティでいいなら、おれたちこんなに心身削って絵を描く意味ないじゃん」と気付いてしまうのを避けているからだ。

高精細なイラストなんていらなかった。市場がそれを求めていなかった。顧客は、一分で生成された「なんかよさげ画像」に吸い寄せられていく。なんだよ。それでいいなら、おれたちこんなに描かなくて良かったじゃん。

そして、この価値観が行き着く先は、「誰も作品に込めたメッセージ理解してくれない」「誰も自らの磨いた技術評価してくれない」という絶望世界だ。

それが繰り返されれば、当然続ける意味もなくなる。そして現在伝統製法によるイラスト制作技術は失われ、生成AIによる模造品が市場に氾濫することになる。廃業なんて話じゃない。業界自体喪失だ。絵にメッセージを込めるという行為時代が廃れるのだ。

その絶望を「肯定派」は理解せず、やれ既得権益がどうのと批判を繰り返す。そうした後にやってくるであろう世界も知らずに。

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