はてなキーワード: キャラ付けとは
それは入れるだろうなっていうのと、えー選外にすら入ってないのもあるじゃんっていうのもいくつか。
リメイク含めると、かなりの数あるシリーズ作品だから仕方ないんだが、まあ俺も別案を出しておく。
基本的に、先人増田に則る。話のテーマ上、やはり初期作に偏る。
初の戦えるマイユニットであり、そして露骨なまでに優遇されている。
トラキアでも敵ユニットとして存在感を放ってはいたが、晴れて味方ユニットとして使えるようになった。
そしてトラキアの時よりも存在感を放ち続け、本作のバランス調整に禍根を残すことになる。
ロードというユニットの象徴的存在。説明は元増田とほぼ被るので省略。
元増田はジェイガン枠としてゼトを挙げていたが、だったらジェイガン本人を入れなきゃ。
序盤から加入しており、最初の内は雑魚もボスも一人で蹴散らせるほどの強さがある。
しかし、レベルアップしてもほぼ成長しないため「序盤は頼れても、頼りっきりでは未来がないよ」ってのを身を持ってプレイヤーに分からせる。
個人的には「それでも頼らなきゃいけないユニット」をやりくりしているときが一番FEを感じる。
ファイアーエムブレムのテーマに歌詞がついたとき「強い男に入れ込みすぎて周りの戦士はへなちょこばかり」って部分がある。
その象徴がオグマで、以降の作品でもこれに相当するユニットは必ずといっていいほど出てくる。
実はオグマって圧倒的な強さはもってなくて、成長がヘタれたりすると最後まで頼りになるユニットとはいえなかったりする。
そういう意味でも「いくら最初から最後まで使うつもりでも、色んなユニットを使ったほうがいい」というのを分からせてくれる。
仲間になる敵ユニットの象徴的存在。基本的な説明は元増田とほぼ被るので省略。
仲間になる敵ユニットという点ではナバールと同じなんだが、こいつ独自のアイデンティティとして「バカ兄貴」という属性がある。
「「レナ…おまえは今どこにいるんだ」というセリフとともに妹のレナに攻撃してくるのだ。
そして以降の作品でも身内に攻撃してくるユニットはちょくちょく登場し、FEに一般常識なんて通用しないことをプレイヤーに教えてくれる。
アーマーナイトというクラスの、ひいては重騎士クラスの象徴的存在。
元祖としてはドーガがいるが、アーダンを挙げるのは作中で「固い、強い、おそい!」と称されたのが理由として大きい。
いかつい見た目と、ユニットとしての使い勝手の悪さも含めて、最もプレイヤーの記憶に残った重騎士だろう。
作中で「大陸一の弓騎士」と称されながら、実際はそこまで強くない看板倒れユニット。
上級職で加入するユニットは基本的に下級職から育てたユニットより弱いことが多く、それは大層な看板を持っていても覆らない。
「若者だろうが大層な設定があろうが、中盤加入の上級職ユニットをアテにしてはいけない」という点においても重要なユニット。
ジョルジュの説明で「中盤加入の上級職ユニットをアテにしてはいけない」と書いたが、そのセオリーを破壊した存在。
以前のシリーズでも強い上級職加入ユニットはそれなりにいたが、友軍時でのあばれっぷりからくるインパクト、実際に仲間になったときの使い勝手の良さからピックアップ。
マムクートというクラスの象徴的存在であり、以降マムクートというキャラの方向性を決定づけた。
あと、なにより「使える武器の強さだけでほとんどカバーしてるユニット」という点でも印象的。
ロードでありながら、これまでとは異なるキャラ付けをし、それがちゃんとウケ、以降の作品でも主人公の方向性に影響を与えたという功績は大きい。
踊り子枠は抜きんでてコイツが印象的ってのはいないんだが、自分が強いて挙げるならレイリア。
聖戦は親世代でカップルを作らなかったり死んだりした場合、子世代では代替ユニットが出てくる。
代替ユニットはステータスが低いしスキルも微妙なことが多いんだが、レイリアだけは妙に優遇されてるのが印象的。
レイリア以外だと、トラキアのラーラはシーフとしても立ち回れるのが独特。
封印はソードマスターが特に強かった作品で、その象徴的ユニット。
最後だけ加入してくれる終盤お助けユニット元祖で、以降の作品でも相当するユニットがでてくる。
既に完成された能力で加入し、頑張って育てたユニットをあざ笑うような強さであることも多く、それが癪で使いたがらないプレイヤーも一定数いる。
終盤なのに下級職で加入し、その代わり成長率が高いという、いわゆる遅れてきたエース枠。
この枠の元祖はエストだと思うが元増田が挙げていたので、それ以外で記憶に残っているのはニノかな。
ストーリー上でも攻略上でも環境に恵まれてなくて、育ち切ったころには活躍できる場がほぼ残っていなかったりと、どうにもポテンシャルを活かしきれないことが多い。
しかも烈火は有能な魔導士が多いのでニノを育てるのは趣味の領域になりやすく「強いユニットが、使えるユニットであるとは限らない」というのを実感させられる。
仲間にするのが大変なユニットとして名前が挙がるであろうユニット。
こいつ以上に難しいユニットは今後でてこないだろうし、でてきてはいけない。
FEには二者択一の、片方しか仲間にできないユニットがいるんだが、その中でも優遇されているのがオルエン。
ストーリー上の見せ場があるって意味でも、強さ的にもほぼオルエン一択。
ドラゴンナイトで一人挙げるなら、やはり元祖のキャラになるか。
「縁のある人物が敵ユニットとして出てくる」っていう共通設定も、このころからある。
看板倒れキャラといえば、こちらを挙げる人も多そうだが、ジュルジュを挙げたのでこちらは選外。
「友軍時の行動が困ったやつ」として挙げるなら、難易度ハード時のこいつが印象的。
蒼炎でも登場するが、味方ユニットとして使えるのは暁の時。
あくまでゲスト参戦ではあるものの「まさか味方ユニットとして使えるのか!?」ってインパクトが最もあったのは、この人だと思う。
他だと紋章のシリウスとか、封印のトライアルマップでのみ使えるユニットとかもいるけど、一人だけ挙げるなら漆黒の騎士かなあ。
ブロックしたいけど相手が騒ぐタイプだからやや躊躇われて悩んでる
界隈に声のでかい考察厨がいて人の感想引用RTして「これはひどい」「勉強不足のニワカ。こんな人ばかりが界隈に残ってる。嘆かわしい事態。」とか呟いて吊し上げる人がいる
あるキャラについてはひどくこだわりがあるらしく、
少しでも自分とは違う解釈やキャラ付けを見ると空リプで怒鳴ってこんな解釈する奴タヒね、原作読め、何で皆原作読まないの?妄想で創作するな!って暴れた挙げ句、
タヒにたい、私しかちゃんと読めてない?こんな世界から離脱したいとメンヘラ全開
ある時自分がフォローされてて嫌だなと思ってたけどやっぱり相手とは合わなかったらしくそっこう外されてたし、その時間違って(アイコンと名前変えてオススメ欄にいた)TL見たら、
「(私のを)見た記憶消したい」「最悪」「合わない人のはやっぱり合わないんだ。」「正しく原作読める奴おらんのか」ってぐちぐち言ってた
同じキャラ好きな人には一定の支持があるらしいのと、その人の主張自体は分からんでもない内容なんだけど、例えば作中で桃太郎って名前のキャラを検索避けとしてモモタロウって呟くだけでも深読みして切れる
関わりたくない
種トリオ
時間停止おじさん、催眠おじさん、透明化おじさんの三人で構成。
各々の能力は、一人が使っている間他の二人は使うことができない。
三人の内一人でも意識を失った状態になると、能力は使用不可となる。
一日に一度3分間のみ、三人が同時に射精すると黄金おじさんに合体し、全ての能力を同時かつ無制限に使う事が可能となる。
みたいな設定をバイト中に考えてた。
これだとまだ全体的に強すぎるかもしれない。敵も相応じゃないと張り合いが無いな。
合体条件がちょっと緩い気もする。
同時射精より、三人連続で同一人物に中出しすると最強ベイビー誕生とかの方が映えそうだし冒涜的で良いんだよな。
三人が溶け合って身体の中で融合して産まれ直す、という演出にするのも良いか。
でもやっぱりそれだと満を持しての最強フォームになのにもう中出ししちゃってるし、じゃあそっから誰とバトルするんだよって感じになっちゃうな。
どう考えても連携がミソだけど、あんまり一画面におじさんも多いのもちょっとな……まあ三人くらいならいいか。
三人がバラバラの時に能力仕様がバッティングしてイタズラがバレそうになって、お前ッ……ってスマホ越しに揉める場面は浮かんだ。
あと時間停止と催眠は強いけど、透明化だけなんかステルスでコソコソやるのが弱い感じするかもな。
だからこそスネてる部分があって、合体の時にゴネて一悶着、なんて展開も出来るな。
でも合体したら、透明ってあんまり要らなくないか?って気もする。やっぱり透明化は見直しの余地ありかもしれない。
なんとなくトリオにしたけど、デュオというのも良いかも。バディものか。でもそうなると、誰かが能力使用中だと他の誰かは使えないって設定が微妙になってくるかも。
合体時の縛りとして勃起中は能力使用不可というのを入れたけど、それって普段からも結構難儀にならないか?
そもそも合体が必要なくらいの強敵相手なら、やっぱ透明化も無駄じゃないかも。
普段からそれくらいは縛りがあった方がスリルあるんかな。でも流石に途中から能力なしで最後まで行くのは無理があるか。
いや、やってる本人は能力使えなくても別のメンバーが協力してればいいのか。
掘り下げ応えがあるぜ。
SB69でいうとデルミン。
原神でいうとリネット。
見た目の割に達観してて世界の諸事情に精通してそうな飄々とした雰囲気を纏いつつテンション低い落ち着いた声でボソボソ喋る淡色髪の線が細い少女なんだけど社交的でも内向的でもないよくわからないコミュニケーション力というか独自の意思疎通術をもっていて妙な口癖があったり特定のニッチな趣味にこだわりがあったりする電波あるいは不思議ちゃんの要素を一部もっているがそれで他人と考えが通じ合わなかったりすることに物怖じすることなく己のペースで表現する豪胆さを備えつつも付き合いにくいコミュ障にはならない程度にわきまえててラインを調整できる賢さや察しのよさもあってお茶目なユーモアセンスもあり時として次元の壁を超えてこちら側が見えてるかのようなことを言いかねない危うさもある奇才タイプの子で一見感情の起伏も乏しく世間離れしていそうに見えてポーズ的な側面でそう見せてる面もあって実際は妹や兄や同性の友人みたいな大事な存在に対し重量級の愛情をなんでもないような顔しつつ抱えてそうな感じもちょっとある自然体で澄ましたキャラ。
よりギャグに寄せるとぱにぽにの一条さん、明朗さを足すと絶望先生の風浦可符香、活発にすると苺ましまろの松岡美羽あたりの漫画キャラが性格的には一部重なるけど古い作品なせいか髪色がみんな濃いし人形みたいな線の細い繊細さはあんまりない。ニジガクの天王寺璃奈は髪は派手ピンクで真面目寄りだけどそれ系かな。より暗くすると長門有希だけど、もっと「ふざける」ことを知ってる感じがいい。逆におちゃらけすぎるとただの開けっぴろげなおっさんみたいになってしまい、そういう脱力・堕落系キャラは多いが、人間として枯れた干物感を自虐していくタイプとは真逆。ちゃんと少女と感じさせるしなやかな感性が残っており、女性になっていくことを感じさせる、荒い部分を決して見せず上手に繕い優雅に見せる品性の輪郭が垣間見えてることが重要。それが華奢な少女をして堂々たる振る舞いたらしめているはずだから。ただそれがちょっとズレていて、自覚がありながらも自他ともにそれを受け止めてる優しい世界あってこそイイ感じに成り立つ。
この手のキャラは現実には一番いなさそうなタイプの個性だと思う。超然としすぎてる。普通の感性では浮いてしまう恐怖に抗えない。きっとリアルにいたら世間に揉まれるうちに普通のノリで普通の受け答えをするようにノーマライズされてしまう。どれだけネットスラングを知っていても面接の場では誰もが同じような喋り方をする平均的性格のロボットに成り果てるように。でもキャラクターは人間として持ちうる絶妙なリアリティラインを守りつつカブいてみせる。たとえそれがコンテンツを作るおっさんの脳内にしか存在しえない個性だとしても、輝いて見える。
よく考えてみればこういうキャラは自分がネトゲでネカマ女キャラRPをしていた頃に目指したかったキャラでもある。馴れ馴れしすぎず、よそよそしすぎず、侮れないユーモラスな変な子と思われたかった。今ならVtuberとしてそういうキャラ作りする子が現実にいてもおかしくないが、往々にしてそういう場で活躍する人はキャラ付けが派手すぎて絶妙さからは程遠い。リアクション勝負の場だし現実的なぶっちゃけ感あるリアクションをする方が好感を持たれるのもあるだろう。
結婚のために苗字も変えて新居もあれもこれも大変なプレ花嫁!みたいなキャラ付けとか、
うちの旦那ってばこんなんで!みたいな「旦那の文句を言いつつも上手に手のひらで転がして頑張る賢い肝っ玉母ちゃん!」みたいなキャラ付けとか、
面白くて個性的だった友人たちがそういうテンプレを踏んで無個性化し、
明らかに尊重されてないことでさえ「ママ(嫁)は大変!笑」みたいな苦労自慢、不幸自慢して既婚者間で予定調和の会話をしてるのとか
そういうの見てモヤモヤしていたので、わ、わかるわ〜〜!ってなった。
置いていかれる、会いにくくなる寂しさよりも、大事な友だちが大切にされていないことと、それを受け入れるのを良しとしているのが嫌なんだよね。
推しは、お育ちがいい。
自分の推しは今をときめくアイドルグループのメンバーである。メンバーの1人だけが好きなのではなく、全員のことが大好きのいわゆる箱推しだ。アイドルとしての魅力はもちろん多分にあり、簡単には語り尽くせないほど彼らのことが大好きなのだが、その辺のオタク語りは割愛する。
このグループの大きな売りの一つに「メンバー全員家族仲が良く、お育ちがいい」という要素がある。
それ自体はとてもよいことだ。当たり前に。自分自身、彼らの両親に健全に愛されて培ってきた人間としてのあたたかなふるまいを好ましく思うし、両親とのほっこりエピソードを微笑ましく思っている。愛されて育った人間というのは、とかく愛される要素が多く愛おしい。
ただ、「お育ちがいい」という言葉が持つ攻撃性に気付かないでいられる彼らにとって、自分のような人間はファンとして適さないか、そもそも見えてもないのだろうな…と感じる瞬間が多いのだ。繊細や〇ざかよって?分かる。だからそんな繊細お気持ち仕草を公にしてしまわないよう、今回は殴り書きをして供養しようと思う。
まず、このグループはメンバーの半数がいわゆるお金持ちの生まれだ。小金持ちや成金等ではない。本当に純粋培養のお金持ちの家で育った、心清らかで豊かなおぼっちゃまである。それもネットによく落ちてる適当な身辺調査記事が出典ではなく、しっかりと本人出典のお墨付きだ。具体的には書けないが、あっけらかんと出てくるエピソードも一般人にはなんだそのエピソードは!?(笑)本物の金持ちってすげえや……となるようなものが多く、それは非常に面白いので書けないのがもったいないくらいである。
特に親との仲が非常に良く、成人後も実家暮らしで家事の一切ができないままなメンバーもいる。それ自体は、まあ結婚相手や交際相手なら是非を問えるかもしれないが、別に両親との仲が良好で双方同意の上なら完全に本人の自由だし、むしろアイドルとしてはおいしいキャラ付けと安心要素があって個人的には良いと思う。
なんなら自分もそこを可愛いとさえ感じているし、自分の好きな人が恵まれた環境にいて幸せに生きられるのは素晴らしいことだと思う。それはちょっと気持ち悪いか。まあオタクの推しへの感情なんてそんなもんだろう。
しかし、だ。良くも悪くも純粋培養のおぼっちゃまな彼らは、悪意無く次の言葉を発する。
「おまえその行動はお育ちが悪いぞw」
「(グループ名)は本当にみんないい子で、人柄からお育ちのよさがわかる!」
「みんな親と仲が良くてお育ちがいい子たちだから、このグループは素敵!」
…悪意の無い言葉の攻撃性、すごい。悪意が無い・誰かを傷つけてやろうという意思が無い分、それがアイドルや大多数のファン側…つまりマジョリティ側の本音なんだなと、ドストレートに心臓に突き刺さる。人柄からお育ちが分かる、お育ちがいいから素敵、か。
いや、何も間違ってない。環境は悪いよりいいに越したことはない。実際「お育ちのいい」人はいい人が多い。余裕があるから、人にやさしい。豊かだから、人へ分け与える慈しみを持っている。けど、お育ちの良さを褒めるとき、反対に「お育ちが悪い」という言葉で人を貶すとき、そしてそれを笑うとき。自分が何を踏んで何と比較して下げることになっているかには、メンバーも大多数のファンも無自覚でいられるんだな…という虚しさが、ただあるだけで。
自分語りを挟んでしまうが、ここまでのお育ち関連の発言に対する拒絶反応からお察しの通り、自分は「お育ちが悪い」に分類される人間だ。
詳しく語ると身バレしそうなのでだいぶざっくりとワードを連ねるが「面前DV」「経済虐待」「ヤングケアラー」「アル中」「離婚」…あんまり書いても不幸の詰め合わせマウントにとられそうでやめるが、まあだいぶ不健全な環境で育ったとだけ伝わってほしい。だから彼らに対して妬み嫉み、羨ましさが一切無いとは言えない。でもそれが至極勝手な感情であることもちゃんと分かってる。
だからそんなことは、表立って口にしない。別に彼らの家庭環境の良さは彼ら自身の努力の成果じゃないじゃん、なのになんで「お育ちが悪い」ことを「お育ちのいい」側がそうやってバカにして嗤うんだ。…とかいう繊細仕草なお気持ちは、胸に閉まっている。だのに、「お育ちのいい」彼らは自覚も悪意も無く、そんな胸の内のやわらかいところをこじ開けてくるのだ。それが、つらい。
メンバーの1人は、インタビューなどで自分の発言が取り沙汰されるとき、決まってこのようなことを言う。
「環境のせいでやりたいことに挑戦できないなんてことはない、環境は関係ない。自分は恵まれた環境じゃなかったが、努力して夢に近付いた」
あまりにも綺麗でまばゆい言葉だと思う。そのメンバーの努力はもちろん凄まじく、口先だけの人間じゃないことは1オタクとしてよく分かっているから。
ただ、環境は関係ない、なんてひどく残酷なことを言い切って発信してしまえるんだな…、と自分のような繊細ヤローは悲しくなるのだ。
ここで彼の言う「恵まれた環境じゃなかった」はなにも家庭環境の話ではない。とある事情のある地方に生まれた、という話なのだ(そうは言っても都会へのアクセスはぶっちゃけ悪くない)
また、彼は留学へ行ったことがあり、大学にも通い、しかしアルバイト経験は無いと本人の口から語られている。…それは恵まれた環境ではないのか!?と、自分は正直思ってしまう。
人には人の~…などと言うが、さすがにそれを自分は恵まれなかったが努力した!だから環境は関係ない!と言い切る材料に使うのは、あまりにも軽率なんじゃないか…?いや、大いに関係あるよ、環境。なんなら上京して上手くいった、あのまま地元にいたら無理だったかもと同じ口で言っていて、いやじゃあやっぱ環境関係あるじゃんかよ(笑)と少し意地悪なことも思った。
別に今や家を出られない事情があるとか、虐待やヤングケアラーだとか、そういうのはレア中のレアケースでもなんでもないよくニュースでも聞く話じゃないか。もちろん彼だってファンに発信していない部分で苦労したことはあるだろう。だとしても、環境は関係ないというのは、やはり成功者バイアスのかかった暴論だろう。少なくとも、アイドルが不特定多数を励ますときに使う言葉じゃないんじゃないか。
そんな家庭環境のことなんて想定していないのだからしょうがないだろう、揚げ足を取るな。ってかいつまでも環境を言い訳するな。もしかしたらそう思うかもしれないが、環境なんて関係ないと言い切るならそこは想定してくれよと思う。
第一、言い訳ってなんだ。何を言い訳したって周囲は自分の状況を変えてくれないっていうのは「お育ちが悪い」人はよく分かってる。自分もごくごく普通の社会人として社会に溶け込めるよう、努力した。「お育ちのいい」人が夢を叶える努力と、そう変わらないであろう努力を社会で普通に生きるためにするのが「お育ちが悪い」人でも大半だろう。
スタートラインがあまりにも後ろに後ろに設置されていて、夢なんて見ていられなかった。でもそれは環境が悪かったから仕方ないよね、となんとか飲み込もうとしているところを、何周もリードしている側が環境なんて関係ないという言葉で背中を殴るようなマネするなよ。そう思ってしまう。それも、推しからすれば言い訳の内なのだろうか。
私は彼らと同年代で、もう親元からは逃れているからまだグッと堪えられる。しかし、まだ幼く、親元から逃げられずに毎日虐待を受けていた環境でこの言葉を推しから投げられたら…と想像すると、背筋に冷たいものが走るのだ。実際、現在進行形でそういう状態にいるファンが0なわけはない。表立っては言わないが、鍵垢で実は…と語る人を何人も目にした。
実は家庭環境がすごく悪かったから、彼らが悪意無く「お育ちがいい・悪い」をギャグにするのがキツいとか、「環境は関係ない」と言ってるとき自分のようなファンは輪の内に入れていないんだと感じる、とか。推しから努力不足の烙印を押されているようだ、と。
でも、自分を含めその誰もが表ではそんなことを言わない。言っても遠回しに、かつ推しの名前は出さない。なぜなら彼らはエゴサをよくするし、おすすめにファンの投稿がよく流れてくると言うから、配慮している。わきまえているのだ。あとこういう意見は言論統制したがるファン、特にお母さん世代から空リプで遠回しにdisられるしね。いや陰湿~。まあ人間がたくさんいれば陰湿な人もその分いる。ここに殴り書きしてる自分もたいがい陰湿なヤツだと思うし。
話は逸れたが、表立って言わないのは別に彼らにお育ちがいいことを隠してほしいわけでも、罪のように思ってほしいわけでもないからだ。ただ、私たちはそのとき、推しにいないものとして扱われることを受け入れるしかない。
しかし、私は一度だけ、彼らの発言に対してお問い合わせをしたことがある。発言に対してお問い合わせなんて厄介オタクのすること…と思って耐えてきた私も、さすがに我慢ならなかった。それは、彼らが肌の色に対してネガティブな発言をして笑いにしたときだった。
肌が黒いメンバー(と言っても、スポーツをしている人の日焼け程度の褐色肌)が自虐を頻繁にしたり、自分や他メンバーの肌の黒さをいじる流れを作ろうとするのだ。
「おまえ肌黒すぎw」とか「(黒い服で暗いとこだと)髪の毛だけ浮いてたよw」とか「(黒い服が似合うという発言に)あー色黒をごまかせるから?w」とか。
一部のファンも一緒になって肌黒いwwwといじり倒して、メンバーが「肌黒いって言うな!w」という流れができている。
いやこのご時世に?ハイハイ嘘乙。と思ってくれる人もいるだろうが、本当である。私も嘘や誇張だと思いたい。このご時世にこんな大胆かつ雑な肌の色いじり、いくらなんでも嘘すぎる。
あんまそういうこと言うなってw触れづらいわwというメンバーの半笑いツッコミも、なにわろてんねんと率直に思う。このノリを1回や2回じゃなくしつこいくらいにやっているんだから、さすがにヒヤヒヤしてお問い合わせの1つや2つもするだろう。
当然、なにも彼らが差別心から言ってるわけではないのは分かってる。むしろ、親や周囲から肌の色をいじられたコンプレックスで言っているのだろうな…というのは彼らのコンテンツをよく見ていれば察せられることだ。
しかしこんな発言が令和に、仮にも名の知れた事務所所属のアイドルから出てきて、その上周りの大人が誰も諫めることなく世の中へと放出されるのか…と驚いた。
ライブや配信なら止められなくて笑いに昇華するのは百歩譲って仕方ないにしても、FCで載せる動画は編集でいくらでもカットできただろ。本人もスタッフもコンプラ研修とかしてないのかよ、しろよ。しててこのザマならそれは事務所、濡れ衣着せてごめん。
でもたぶん、してないね。してたらこんな、拡散されようによってはあっという間に【差別主義者】とバッシングを受け炎上する可能性のある発言を見逃すはずがない。そう思うのは希望的観測なのだろうか。
実際、私も彼らがそのような捉えられ方をして道が閉ざされてしまうのは怖かったから、お問い合わせという形を取った。ヒヨったのだ。炎上しても自分は責任が取れない、と。
ウケるwwwとか今日いちだんと肌黒すぎwwwなんて笑ってる一部のファンを尻目に、さすがにこれはよくないからお問い合わせした…という表明もちらほらと見かけたが、結果は特に何も変わらなかった。なんでや。
口うるせーなと思ったのか、それともお問い合わせにはまったく目を通してなくてたまたまなのか。どちらにせよ、彼らにそういう声は届かないんだなと感じた。
しかし、だ。「お育ちがいい」と周囲も本人もおっしゃるなら、肌の色を揶揄する文脈を使うのはいかがなものかと気付いてくれよ。それとも、そんなマイノリティの問題には無自覚でいることこそが世間の言う「お育ちがいい」なのだろうか。
冗談も通じない口やかましいマイノリティなんか相手にする必要ない、もしくはそもそもそんなことに問題意識など持ったことがない、というのが大多数の人間なんだろうか。
そして私も正直、お育ちが悪かった分人の痛みの分かる優しい人間…なんてなんの益にもならない称号を貰うよりも、無自覚でいられる大多数の側へ行きたかったのだろうと思う。
率直に、うらやましいのだ。「お育ちがいい」のも「お育ちが悪い」ことやマイノリティを踏みつけることを笑える側でいられるのも。でも現実的にそうはなれないから、つらいのだ。
別に肌の色を揶揄うくらいいいじゃないか、現実の差別とは関係ないじゃないか、いちいち過敏なんだよ。そう思われるのだろうが、そんなことはない。現に、ファンはコメントやXで書き込んでいるじゃないか。肌が黒いこと=面白いことという価値観を発信してしまっているじゃないか。
平成のテレビではまだまだコンプラ意識なんてものは無く、このような価値観を大っぴらに放送していたが、それによる価値観の刷り込みはすごい。肌が黒い人…なかでも特に、海外ルーツを持つ肌の黒い人がそういう世論の中、学校で、社会で、どのような扱われ方をしたか。
ルーツを持たなくてもいじられた経験があるなら、少しは想像力を働かせてほしかった。「お育ちがいい」なら。
自分たちのファンにも海外ルーツの人がいることを、知らないわけではないのに。ていうか君ら、海外進出意識してたじゃん。なら一層分かってなきゃだめだろ。
それはいけなかったのだと是正されているのが今なのに、よりによって周回遅れを行かないでくれよ。自分の好きな人が誰かを踏みつける価値観を発信する側にならないでほしい。最悪自己保身のためでもいいから「お育ちがいい」ふるまいをしてほしいのだ。
…こうやって「お育ちのいい」人に期待してしまう自分が、つらい。「お育ちがいい」ならこれくらい考えてくれよ、これくらい想像力を働かせてくれよとキリキリして、誰よりもお育ちの良し悪しにこだわって押し付けてしまうのが、つらい。
彼らも人間だから間違えることはある。でも、その間違いが致命的に誰かを踏んでる場合、それをなあなあにすること以外オタクには求められていないのが、つらい。ごちゃごちゃ言うならとっとと降りろよと思われるのが、つらい。
世間が「お育ちがいい」と彼らを褒めるとき、マイノリティを踏む発言もまるっと込みで受容されているようで、つらい。「お育ちが悪い」を笑える推しが、つらい。それでも彼らのことをだいすきな自分に酔ってるだけのようで、つらい。
こんなことをつらつらと書きながら、結局彼らには成功してほしいから表立って問題にしようとはしない、姿勢の一貫していない自分が、つらい。
序盤からわりとそんなだったと思う
ごく一部のキャラクターらしいのがいるだけで、ほかは流行りに乗っただけでアニメキャラを端に置いてるだけのおもしろくもない配信者
その後、コロナ禍の後半くらいにYouTubeにおすすめとして出てくることが多かったからいくつか見てみた
見るのをやめた頃と比べるとクオリティ高いのが多くなってた
Live2Dのクオリティが上がってるのもそうだし、3Dモデルも有名な人が作ってたり
企業勢では音楽のライブみたいなことをやってるのもいたりして映像のクオリティが高い
今はVがかなり多くその中を競争して数字を稼がないと収入がないわけで配信者もいろいろ模索しても面白いことをやってたりする
あんスタという女性向けゲームがある。男子高校生たちがアイドル育成科のある高校でアイドル目指して頑張るってゲームなんだけど、どうもプレイしてて登場キャラたちが幸せになる未来が想像できない
ストーリーはアイドル物の定番で、一人のアイドルとして、またはアイドルグループの一員としてどうあるべきかに悩んだり、家庭環境や個別の課題について悩みぶつかりながら成長していく様子を描いてるんだけど、登場キャラが男性ばかりなのに妙に女々しい。ていうか女キャラをベースにシナリオを書いて男キャラにすげ替えてるだけじゃないかってさんざん指摘されてる
あとなんか個々のキャラ付けが痛々しい。全員不思議ちゃんの中学生女子みたい。俺の一家は吸血鬼とか言って校内に棺桶を勝手に設置して昼寝してる奴とか、宗教の生き神様として実家で祀り上げられてる奴とか。そもそもなんでお前達アイドル科に入ったんだよっていうような妙な来歴の奴らが多い
で、そんな奴らが家庭環境とか人間関係とか謎にスケールの大きい情勢とかと立ち向かいながらアイドルやってる。いやいやアイドルとして研鑽する前に解決すべき課題があるだろ、デカい事情持ちのくせにやれイベントだー衣装だーダンスだーって言ってる場合じゃないよってついツッコんでしまう
で、冒頭の話になる。そいつらがアイドルとして大成したとして、幸せになる未来が見えない
作中ではじわじわと時間が進んで、高校を卒業するキャラや学年が上がるキャラが出て、こいつらも歳を取るんだなぁと思わされる。だんだん老けて、やがてアイドルとしての活動がキツくなってきた時のキャラ達のことを想像すると気が重くなる。若い時の一瞬を、たとえゲームと言えど消費していいものかと悩んじゃうんだよな
しかもキャラは何十人といる。当然プレイヤーからの人気、不人気も分かれている。不人気キャラとかそもそも30代頃にアイドル続けてられてんのか?とか考え始めるともうヤバい。悲壮感すら出てくる。
女の子アイドルのゲームにそこまでの悲哀は感じない。やっぱり結婚して家庭に入るルートが見えるから将来に分岐があるというか、男性アイドルみたいにバイト掛け持ちしながらアイドル活動みたいな生々しさは想像しなくて済むというか。マジでアイドル以外の職にも就いててほしい。そういう意味ではMマスが良かったんだけどサ終してるし。男性アイドルものは闇を深くしないといけないルールでもあるのか?ファン層がそれを求めているのか?つらい
インターネットで男と女がラップバトルしてる時に「男は男同士でケアしてろよ」という主張をよく見かけるが、それがしっくり来なかったんだわ
これは、どうして女は俺をケアしないんだオギャーっていう弱者男性仕草というより、自分の場合はとにかく男のコミュニケーションとしてのケアみたいなのが想像がつかなかった
これは感覚的というよりは、コミュニケーションに共感と共有、癒しみたいなものがあるかどうか的な男女の人間関係の違いなような気もするんだが。
そんな中で最近、男同士でケアするってこれのことか?ってなった出来事があった
話題が急に飛ぶが、VRChat界の話を少ししたい。平たく言うとVRで3Dのキャラクターになりきって専用ワールドで交流する遊びで、男女比は8:2と言われているが、毎日ログインしてるようなベビーユーザーの9割は男だろう
そしてコミケのネタ系コスプレみたいなアバターを除くと、そのほとんどが美少女の姿をしている。いわゆるバ美肉おじさんだ
VRCは年齢層が幅広いのでバ美肉青年もいるだろうが、今回は仮想空間で美少女のガワを被った人をバ美肉おじさんと呼ぶ
自分はユーザーが遊ぶためのワールド制作が好きで数年前はよくVRCの世界にいて、1度大作を作ったら燃え尽きてしまったんだが、最近なんとなく久しぶりに戻ってみて変わり様に驚いた。
バ美肉おじさんたちのアバターが軒並み縮んでいるのだ。アバターごとロリ化したものもあれば、単に縮尺を変えて小人化したような人も多い
元々自分がやっていた時代も「小さくなれば可愛がってもらえる」的なノリや視線の低さが人気でロリ化は進んでいたけれど、その傾向がここ最近でさらに進んでいるようで衝撃だった
じゃあ小さくなって可愛がられる、というのがどういうことかというと、所詮素人の作ったアバターを素人操作しているだけなので、ハグだとかエロいこととか、肉体的な接触は座標が合わずに難易度が高かったりする。
そんな中で生み出された可愛がられ方、バ美肉おじさんたちの憧れであり癒しが“なでなで”だ。
女子高生風や巨乳のお姉さんアバターに頭や顔を撫でてもらいたいバ美肉おじさんが沢山いる
さらに通称“撫でマッチング”というものまであって、これは文字通り撫でたい人と撫でられたい人がマッチングするというものだが、もちろん撫でられたいおじさんの方が圧倒的に多く、需要と供給は崩壊しているように見える。
まあ撫でる側はモテるのと、えっちなレズお姉さんみたいなキャラ付けを自分にしている人もいるので、承認欲求が満たされるというメリットがあるのではないかなとは思うが、どちらにしても相手は9割9分男だ
中身の性別について触れるのは野暮な世界だが、この女子高生風や巨乳のお姉さん、レズお姉さん系アバターももちろんバ美肉おじさんなので、ボイスチェンジャーや裏声、無言などで女になりきった男が男に頭を撫で、撫でられて“堕ちる”みたいな言葉を使って喜んでいる世界がここにある。
そこで、これって究極の男同士のケアになりませんか?という冒頭の話に戻る。さすがに相手が女だと思って裏声で「なでなでしよ!」みたいなことを言うバ美肉おじさんはいないだろうし、あそこには性別を超越した確かな優しさがある。
だがバ美肉おじさんたちはネタ系アバターに撫でられたいわけでなく、あくまで撫でる側にも撫でられる側にも女というガワが必要になるわけだ
男同士のケア、というものが実現不可能はないことがわかった一方で、おじさんがおじさんのまま美少女に愛される世界は仮想空間の中にも存在していないという事実は胸に刻んでおきたい。
人生で「これはやって良かったな」と思ったことを挙げてみようと思いましたけれど,ありきたりで非常に面白くない物になってしまいました。
勉強で特定の分野を理解した後に教科書を見返すと「最初からそう書いてあるじゃん……」となる現象と似ていますね。
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しかしこの男が家事は女の仕事という前時代的モラハラ男だった!ひどい!
みたいな話
交際中はいいとこみせようと相手の40男に弁当を甲斐甲斐しく作ったり
が、結婚したのち、共働きで自分も忙しいのだからと相手の男に不満
風呂は夫が一番に入るものだろ、俺の方が圧倒的に稼いでいるのだし家計に金を入れてる、分担だというのなら金を分担しろ、ほれみろできないだろ、と
男ヒドイ!と読者に読ませたい意図は分かるのだが、妻の行動が読んでて腹落ちしない
なんで20も上のオッサンと付き合って、交際中に飯作って、デートは金出させておいて
結婚したら家事は女(自分)の仕事とアピールしているかのような振る舞いで
いざ結婚したらまるで家事やらない亭主関白な20も上の夫に不満って、筋が通らなくないか?と
バーでの出会いのエピソードでは、それぞれ30代くらいだと思っていたと会話を交わすシーンがある
決して金持ってるオッサンに養われたいと好きになったわけではなく、年こそ離れていたが純粋な恋愛だったと主張するためのエピソードなんだろうが
腑には落ちない