はてなキーワード: しっちゃかめっちゃかとは
某所で「デモに参加しているようなやつは就職できない」とかいう言説があって、そんなケツの穴の小さいやつなんぞ、こっちからお断りだ、と実際思う。そういう上から目線のやつとか、気持ち悪くて仕方ない。
ただ、それに対抗する言説として、「デモに参加しているひと、自分の意見をしっかり持っている人」というのもあって、これもこれでどうかと思う。
実は、一度だけ10年くらい前にノリでとあるデモに参加したことがある。実際に参加してみると、言っていることはしっちゃかめっちゃかで、実際にデモをしてどんな効果があるかを確認しているようには思えなかった。自己満足といえば、その通り。なので、二度とこういう活動には参加しないと決めた。
また、年上の、老人の知人が最近デモに参加して、その人のFBにはいわゆる「デモ友達」がコメントをするのだけど、いつも馬鹿の一つ覚えみたいなコメントばかりで、ちょっと呆れている。
中心できちんと企画を立てている人たちはともかく、その周辺にいるような人たちは、どっちかといえば付和雷同で参加している印象が拭えず、自分の意見を持っていて扱いにくいどころか、ポイントさえ押さえれば、却って御し易いとも言える(ぶっちゃけイスラム教徒だったらISの兵隊になっちゃうような人たち)。
なので、「デモに参加しているから有能」と即断するのには抵抗を覚えるし、個人の質がすごくバラついているのだと思っている。その中で有能なのはごく一握り。その一握りを「デモに参加している」というだけで就業させないのは、相当問題があると思うけど、その他はおそらくソルジャー仕事に向いているとしか言えないでしょう。
特技というか、べつに本当に歩けるわけじゃなくて感覚をだますという感じ。
自分が歩いているのは今天井で世の中全てが上下逆さまなんだって思うと、本当にそういう風に感じることができる。
きっかけは、あるテレビ番組で左右が逆さまに見えるメガネを掛けて生活するっていう実験をやっているのを見た時。
最初は当然右も左も反対に動こうとしてしっちゃかめっちゃかなのだが、1日もするとずいぶん慣れてきて、そのうち自然に生活できるようになるというものだった。
メガネを外した後に正常に戻るまでが大変また大変だって話なんだけど、人間の感覚って曖昧なんだなぁと思ったんだ。
その実験をみて感じたのはとくに視覚情報が曖昧だってことで、視覚のもつ方向感覚と身体の持つ方向感覚っていうのが一致してなくてもいいんだっていうのはなかなかに衝撃的な内容だった。
元増田です。
いっぱい反応もらってて、書きたくなったのでちょっと補足とかを。
・仲間がいっぱい
思ったより同じようなことで困っている人がたくさんいるんだなーと思ってちょっと気が楽になりました。
・聴力とか感音性難聴とか
発達障害の病院通いラッシュが落ち着いてまだ困ってたら耳鼻科行ってみようかと思います……。
・耳の形
顔の輪郭線から耳の一番外側と福耳な耳たぶがちょびっとだけ見えてる感じ。割と耳が寝てる的なやつですかね?
あと古いタイプのイヤホンがまったく引っかからない程度に耳の軟骨の形状が開いてて、ねじ込むタイプのイヤホンのイヤーピースはSサイズでもすぐ痛くなるぐらいの耳の穴のサイズです。
そのせいか、音が聞こえたときに、どこから聞こえているのか判別するのも苦手です。
携帯失くして鳴らしてもらった時なんかに、見当違いの場所探したりとか……。
耳に手を当てたり、耳の後ろを押さえて前に向けると聞こえ方が別世界になるけど、ふざけてるように見えるのであまりできません。
遠くから緊急車両や暴走族が近づいてくる気配を感じた時とか、前述の携帯を探してる時に方向を探るためにやる程度です。
・滑舌
そこまで悪くないつもりですが、ちょっとヒートアップすると割と噛みます。
噛むときは「そんなことウヴォルボチュノボルボルティヴァ---ッ!?」みたいな盛大な噛み方をするので、妻からは人間と暮らしたいと言われます。
・ラップ
最初は何言ってるかわかんないけど、歌詞カード見て感心しながら聞くのが楽しいので好きです。
・正誤表が多い
先日は特にひどかったので途中からスマホでメモってました、普段は家に帰るころには忘れてます。
見返すと自分でも割と笑えたので、恥ずかしいので公開するかどうかは別にして、書き留めてみると意外と明るく暮らせるかもしれないですね。
・発達障害
WAIS-Ⅲは聴覚系ワーキングメモリのスコアが飛びぬけて悪くて、数唱3/18、語音整列4/18でした。
あと問題の聞き返しが多いとか、部屋の外の音が聞こえると聞き取り辛そうにしていると言われました。
・全部聞こえたまま返してみれば?
「えっ!?」って感じで反射的に聞き返すことも多いですが、内容が突拍子もなさ過ぎて相手が受け止めきれなくて、
結局「え、なんて?」「ごめんなんて?」の応酬をしてるうちにお互いに最初になんて言ったか忘れたりします。
逆に完成度の高い空耳だと、相手は自分の発した言葉を正確にそのまま返されたと思って、
「うん、そう」とか言われてしまって空耳連鎖による誤解が生まれるのでそれも割と危険です。
(例)
妻「うん」
私「えっ!?」
私「うーん、まあ、いると思えばいるんじゃないかなあ……?」
妻「じゃあ買っとこうか」スッ
妻「えっ!?」カニカマ片手にフリーズ
妻「えっ、いや、うん、カニカマ……」
個人的には、たまに口頭でもハマる空耳もありますが、基本的に空耳は文字に起こした方が伝わりやすいし面白いのかなーと思います。
一言目が特にダメなので、文脈や状況についてはむしろ割と頑張って織り込んでいる部類なんじゃないかという気がします。
気を抜くと文脈も空気も読めなくなるので、むしろ頑張りすぎてるのかも。自己評価ですが……。
聞こえた内容を強引に状況に当てはめて、ハテ…?って感じのことも多いですね。
(例)
調味料コーナーにて
妻「晩御飯なににしよう」
私「(サンドパン並に塩……?)ンァウ……」
突拍子もない空耳については、反射的にオウム返ししてしまった場合を除けば、
いやいやこれはないだろう、と黙って単に聞き返したり曖昧な返事でごまかすことの方が多いです。
・飲み会
会話自体は1対1で相手の口の動きを見ながら必死に読み取ろうとしていても、
「おつかれさまです」「おせわになりました」ぐらいの定型挨拶ならまだしも自由会話は全然できない。
あとビクついてるせいか頻繁に名前が呼ばれたような気がして滅茶苦茶キョロキョロしてしまいます。
・電話
苦手です、外出中とかで言葉として聞き取れない場合はメモすら取れないし、声で誰か判別するとか無理ゲーだし。
ようやく聞き取れた内容が本当に合ってるかどうかも、復唱して確認しても空耳連鎖してそうでやっぱり不安があったりするので、
デスクに電話がかかってくるだけで割とビクついてしまいます。実際失敗も色々してきました。
あとどこで鳴ってる電話なのか全くわからなくてキョロキョロしたりすることも多いです。
・字幕
テレビの字幕は不格好なのであまり使っていませんでしたが、最近妻にお願いして字幕機能をONにしてもらいました。
アニメやドラマのキーワードや人名を、ずっと勘違いしたまま見てたことが発覚したりしてびっくり。
邦画やアニメ映画も、字幕をつけてみると演出や物語の内容に集中できるので非常に快適でした。
・対策
経験上、スーパーやカフェの喧騒ぐらいであれば、対面(相手の口の動きが見える状態)で、
対象物を指差したり手に持ったりしながらしゃべってもらえると認識率は劇的に改善されますが、
結局、常に相手の顔を見ているわけでもないので、話し始める時にワンクッション入れて知らせてもらう必要があるので、割と面倒を強いてしまいます。
思ったことを妻がポロッと口に出して、それをそっと拾う、みたいな一般的で自然なコミュニケーションにあこがれています。
・訓練
日常が訓練状態っていうのは置いといて、以前にも悩んだ時期があって、
その時は歌詞を覚えてない曲を何度も聞いて歌詞を書き起こして、完成したら歌詞サイトに行って見比べたりしてた時期がありました。なんかもうひどかったです。
歌だと英語と日本語が混じってたりするので、「日本語のはずだ」というフィルタすら使えないので余計しっちゃかめっちゃかでした。
・環境音
・上方落語
とか色々教えてもらったのでちょっとずつ試してみようと思います、ありがとうございます。
関西人なので上方落語というよりは、なんか違う土地の方言を聞いてみればいいんでしょうかね。
・君の胸で稚内
君の胸で naught count and it.
君に胸 cuz gatta some minds.
歯茎 for a perfect style.
ハァン…ハァン…ハァン……
今の職場へ来て数年経った。
その後、二次会としてカラオケを歌うことができるようなスナック(?)へ行くのが恒例になっている。
で、そこで、50過ぎのおじさま方が、よくまあ歌う。
古い曲から新しい曲まで、なんでそんなに知ってるんだというくらい、よく知っていて、ほんと驚く。
荒井由実とか山口百恵とか松山千春とかオフコースとか、(このあたりは名前くらいしかわからない)
チェッカーズとかサザンとかミスチルとかスマップとかキンキキッズとか、(この辺は知ってる)
エグザイルとかえーけーびーとか、(この辺は逆にこちらはよく知らない)
なんというか、いわゆる「売れ線」をおさえてる感じがすごい。
別の場で、同世代くらいの集まりでカラオケへ行ったことがある。
その時は各々が好き勝手に曲を入れて、しっちゃかめっちゃかというか、
自分は好きだけど他の人は知らないみたいな選曲の偏りが激しくて、
(お笑い番組由来らしい歌だとか、ロキノン系のディープめな歌だとか、アニソンだとか、)
あと数回繰り返していればお互いの嗜好も把握できてそれなりに歩み寄れたのではないかと思うのだけど、
その場での結論としては、カラオケは気が合うもの同士で集まった方がいいよね、みたいな感じになってしまい、
結局、飲みニケーション的な集まりにおいてはその場を共有することが重要であり、みんなにわかるものが要求されるらしい。
だのでミリオンセラーのような売れ筋の曲は「みんなが共有できるもの」として重宝されてきたのではないか。
売れたからみんながカラオケで歌うようになったのか、カラオケで歌われることによって売れたのか、因果関係はわからないけれども、
飲みニケーション的な悪習を築き上げてきた世代というのが確かに存在して、
そういう人たちがミリオンセラーのような売れ筋の曲を買い支えてきたという側面があったりするのではないのかなあ、と、
酔っぱらった頭で思いつくままに何の根拠もないことを書き綴ってみたのでした。
50代~60代くらいの世代が退職していくにつれて需要が減退していったのだよっ、みたいな論拠となるデータを誰か探してください。
これはもう万人に知れ渡った事実だろう。
運と論理をしっちゃかめっちゃかにかき混ぜた結果、ゲーム性というものは万人の見解の中で細切れに吹き飛んでしまっている。
そして文句のたれあいと足の引っ張り合いがおき、最後には『リア狂』という単語が飛び交うようになるクソゲーである。
役職の狂人や人狼を疑っているうちはどんなにいがみ合っていてもいい。
「誰々はプレイヤーとして間違っている」「誰それはルールを理解していない」
この程度ならまだましだ。
「ほにゃららはゲームを壊して楽しんでいる」「むにゃむにゃは負け続けた腹いせにわざと自分たちのチームを負けさせようとしている」
ここまで来るのだ。
本当にここまで来る。
そりゃこうならずに平和に推理ごっこをして論理的に答えにたどり着くことはある。
前置きここまで
その原因はある1つに集約される
嘘つきゲームだと思われすぎて意味なくウソを付くやつがいるから? NO!NO!NO!
勝利と敗北の真っ二つだから? そうだそれもある
『チ ー ム 戦 だ か ら だ』
「無能な味方は射殺しろ」とは古事記にも書かれているブッダの教えだがまさにそれが起きるのだ。
味方が無能でなければ勝っていたという戦いは非常に辛い。
相手をしている側も敵チームにまぎれていた無能がゲームを破壊したから勝ったというのは釈然としない。
勝利という結果は目的ではない。
たまに「ゲームの勝ち負けに熱くなってる~~」と言う人間がいるが、違うのだ。
多くのガチ勢は「ゲームを真剣にプレイすること」に熱くなっているのだ。
勝利ではなく求めているのは過程だ。
いいゲームがしたい。
楽しめるゲームがしたいのだ。
ただ楽しみたいのだ。
勝利は目的ではない。
だが悲劇は起きる。
ちょっとしたミスで危ういバランスの上に成り立っていたゲームは崩壊する。
そして何が厄介って一見するとミスをせずにプレイするのは凄い簡単に思えてしむことだ。
それは1人プレイのゲームなら、目を光らせた上級者と本人だけが気付いて胸の中で「ドンマイ」と言うだけで済むようなものだったろう。
しかしチーム同士がお互いの言葉の尻尾をつかみ合うゲームでのちょっとしたミスは大きな混乱を引き起こす。
ただハトと言い間違えて「カラスは白い」と言ってしまった程度の事がてんやわんやの大騒動を引き起こすのだ。
ドミニオンでアクションカードを切る前に貨幣を出してしまったらどうなるだろうか?メンゴメンゴでやり直せるかも知れないし単に1人のプレイヤーが一手損するだけかも知れない。
だが人狼は違う。
全てのプレイヤーが混沌の渦の中に叩きこまれ「おっと間違えた」で時間を戻すことは出来ないのだ。
そうして全体のゲームを壊した責任を1人のプレイヤーが取る羽目になる。
何故こうなってしまうのか。
これは他のチームプレイの遊びでも同じことは言える。
確かに言える。
だが人狼は「お互いが危ういバランスの上で協力する」という徹底した前提が有る。
そしてプレイヤー達の順位が「チームの勝利」と「チームの敗北」しかない。
他のパーティーゲーム、例えばニムトとかなら「あちゃーあと3点だったのになー」「まあビリは回避できたわ」と頑張ったプレイヤーはそれぞれに強がりが言える。
だが人狼は違う。
最後の二択までいって始めてそれが許される。
その前の段階で誰かの致命的なミスでチームやゲームが崩壊したらもう全てがおしまいだ。
下手したら勝利チームは存在するが意味不明だから全員敗北ともなりかねない。
そうなのだ。
個人戦でないがゆえに、二位や三位になるものはおらず、時には勝利者すらいなくなってしまうのだ。
ゲーム終了時に吐く言葉として「惜しかった」すら許されず「クソゲー。◯◯最低だわ」とはっきり口にだすかオブラートに包むかそれとも無言を貫くかしかないのだ。
実にクソである。
クソである
の元増田です。
『思い当たるフシ』というやつをリストアップして持っていこうと思います。
既に検査が明日に迫っているものの、「増田に上げる」という目的意識でも持たないといつまでも先延ばしにしそうなので……。
【現在の状況】
■普段の生活で困っていること
■あまり困っているわけではないがADHDの特性に当てはまりそうだと思うこと
こんなところでしょうか。書き連ねてみるとひっどいものですね……。
名付けて、フォールスメーガスアタック。術者は混乱もしくは戦闘不能になる。
まあ、当然知っていることなので今更言うまでもないと思うんだけど念のため振り返っておくと、
メーガス三姉妹というのは、ファイナルファンタジー4に出てくる、中ボスで
「デルタアターック!!」
なぜか、次女、長女、三女の順で覚えられている、FFではわりと珍しい完全な敵女性パーティーで、
その特徴的なデルタアタックで、ある世代のプレイヤー達に強烈な印象を残した伝説の中ボスでもある。
敢えて言うまでもないんだが、リフレクは魔法を反射させ、FF4は2回以上魔法反射しないので必ず攻撃魔法がヒットするという攻撃方法。
で、<名前を言ってはいけない人>は、フォールスメーガスアタックをしてると思うんだよね。
つまりだ、まあ具体的に言えば、ラグを攻撃しようと、全体魔法をかけてんだよね。
「ラグ」が気に入らない!と叫びながら、メーガス三姉妹に全体魔法をかけるから、
ドグとマグが攻撃を食らった上に、マグは魔法を反射して、<名前を言ってはいけない人>が大ダメージ的な。
しかもドグとラグは性質上、マグが先に倒れないと延々と復活してくるし。とばっちりだから当然反撃してくるし。
ターゲットが明確なのに、ターゲット範囲指定を間違えて大火傷ってよく見るけど、なんかこう残念な感じ。
チビなラグが<なにかの一部>に過剰に反応するのを嫌いだって言うのは良いんだけど、
それで<名前を言ってはいけない人>がメーガス三姉妹に対して過剰反応してしまって、
その結果、ノッポのドグから「あたしゃチビじゃない」って言われて、
「えーと、チビとノッポのメーガス三姉妹」とか言って、外野から「ノッポなのはドグだけじゃね」って言われたり。
チビなラグを「このクソチビ野郎が」って言ったら、マグから「おう、ワシに言うとんのか」って言われたり。
効果範囲指定をミスしすぎ。ピクミンだと全滅待ったなしの残念操作。
最終的に、「メーガス三姉妹に質問です。<なにか>をどう思いますか?」とか、はてなで質問するという大失態。
そりゃメーガス三姉妹に届かないばかりか、なんとなくFF4好きとか集まってしっちゃかめっちゃかになるだろ。
その結果はどう考えても信用できないばかりか、何に使うつもりだおまえそれという。
随分時間が経った出来事だけど未だ自分の中で解決できてないので書くことにした。
しっちゃかめっちゃかで書き殴りの文章になりますがご容赦ください。
その3か月後である7月に結果が届いたが、結果を知るにあたってカウンセラーに呼び出された。
正直言うと昨年もこのテストを受けて見事呼ばれた経験があるので、今回も駄目だったんだろうと思いながら行った。
カウンセラーから聞いた結果は去年よりひどかった。それからの流れは去年と同じで「何かあったのか」と訊かれる普通のカウンセリングとなる。
去年の自分の心境がどうであったかはさておき、今回呼ばれることはある程度予想がついていた。
生活、家庭事情、人間関係など複数の問題が自分の中から沸き上がり、それらが合わさって正体の掴めない悩みと化した。
僕は悩むたびに、というか自分の中でネガティブな意見が出たら、それに対して自分の中でもう一人の自分を生み出し、「正しい言葉」とでも呼ぶべき意見をぶつけてもらって自分の中で納得させて済ませていた。
でも変化が起こってからそれが効かなくなった。そこには自分の中の「正しい言葉」を僕に投げる存在がどんどん増えていったけど、どの言葉でも自分は納得しなくなってしまった。
そのうち自分が一体何を望んでいるのかすら分からなくなった。それを考えても自分の中身に「望む前にまだできることがある、考えるのはおかしい」と言葉を返された。
それすらも自分の中で茶番を繰り広げているような感覚がある。本当は分かっているのに考えたくないだけ。
1週間に最低1度は寝る前に声を殺して泣いていた。
周りの人間に当ることもあったし、今は夏休みだけど自分は周囲の人間にとって本当に迷惑な存在になっていたと思う。
カウンセラーと話していた時、次第に斜め上の天井を見つめながら話すようになっていったのを覚えている。
上に書いたような自分の現状を上手く話せるわけもなく、そもそも見ず知らずの人間に話したくなんかなかった。でも話せと言われて渋々口に出しても整合性の取れない内容だった。
返された言葉も当然だがどこかすれ違った内容だった。
帰り際にまた来てくださいと何度も言われたが、正直行く気にはなれない。
解決とまではいかなくても少しは良くなると心の奥底で思っていた自分が馬鹿だった。
案の定、僕の心の内が治るわけでもなく、今の今まで引きずる形となった。
SNS覗いてるだけなのにふとした瞬間、わいわい楽しそうにやってる友人たちを見るのが辛い。
だけど他人に干渉されるのがすごく嫌で、夏休みで家に帰って家族と同じ家にいる今の環境が苦痛である。
今回分かったことは
僕が望んでいたのは、カウンセラーじゃなくて黙っていても僕の心を読んでくれるエスパーでしかもその解決策を教えてくれる僕にとって都合のいい人間ってことです。
正直知り合いに話したい人間はいるけど、自分が思ってる事をを上手く伝えられるか分からないし、僕が勝手に親しいと思っている相手にそんな事を言っても迷惑だろうし。
そういう人多いよなー。
そういう人って大抵自分の中で色々妄想して脚色してこっちを判断してくる。
だから、斜め上の、しっちゃかめっちゃかでまとまっていない言葉をぶつけてくる。
問題文入手して読んでみたんだけど、
俺には小林秀雄の『鍔』より
そのあらきけいすけの文http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20130119/p1の方が読みにくいぞ。
主題が途中でふら付いてるっていうのもまさにこのあらきさんの文のことだよ。
要らんこと書きすぎ。
具体的に言うと
入学試験とは学力を測る行為ではなく、学力をネタに足切りの線引きを行う行為である。
東大、京大に入った人は、学力があったから入ったというよりは、そのときの受験生集団、そのときに出題された問題に関して、点数がたまたまボーダーラインの上にいたというだけである。出題された問題によってボーダーライン付近の人間はごっそりと入れ替わる可能性がある。もし本当に学力を測っているのならば、入学定員に関係なく「学力水準」を達成した人に入学許可を与えるのがスジであろう。教員と教室をどう割り当てるかという経済的な理由があるから、学力によらず毎年、一定数の学生を入学させているのである。
入学試験とは学力を測る行為ではなく、学力をネタに足切りの線引きを行う行為である。
だから良い入試問題とは、その大学のその年の受験生集団に対して、点数の分散が大きく、線引きが容易になるような試験問題である。東大にとっての良問を岡山理科大に出しても誰も解けないし、岡山理科大にとっての良問を東大に出しても点差が付かない。自分の大学の「身の程を知る」ことが良い出題の前提条件である。
ここ全部要らない。
後段に繋がってないんだもん。
ここのせいで文章の目的とか、この人の入試に対するスタンスが一瞬わからなくなる、
その上で
小林秀雄にしても、小説の牧野信一にしても、そのような文脈で60万人の人間に序列をつけ、線引きを行うために、
わざと分かりにくい、奇妙な文章を出題して、文章の構成要素を「文脈を斟酌して読み込む」技術の達成度を見ているのである*1。
これが解けて何が嬉しいというのであろうか?
前段落と全く繋がってなくて流れ出読んでくるとマジで混乱するんだけど
まあ言ってることはいいとする。
しっちゃかめっちゃかな文章を批判的にではなく「とりあえず丸のみ」にして要素の解析を強要するのである。
いや、センター試験の国語問題の目的は「合理的に論理をくみ上げる作文力のトレーニング」じゃないだろ。
(前段では自分でも試験の目的を「学力をネタにした足切りのための線引きだ」って言ってんだぜこの人。)
このような問題に対してハイスコアを目指すための勉強を18歳年齢人口の約1/2弱の子供たちが強要されている(といっても、真剣に取り組んでいるのは上位層だけだろうが*2)。
同じテーマについていくつかの例で話をしていて少しもふら付きが無い。
問題はどれもいくつかの例について簡単に内容聞いてるだけ。
実にちょうどいい難易度だよ。
試験問題の悪い点としては本文よりむしろ本文後ろの注が全体的に馬鹿みたいなことばっかり書いてあってどうかと思う。
注のほとんどが
・説明がおかしいこと(打刀の説明とか、これは「間違い」と言ってもいい酷い説明だし、少なくとも全く無意味な説明だ)
のどれかだぞこれ。
の続き
355 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 07:57:23 ID:bZzLe3Mk0
被害者多いんかな
356 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 09:03:43 ID:23B8ipfc0
こんな人格じゃ悪意の有無にかかわらず被害被ってる人他にもいるだろ
399 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 15:53:06 ID:fq8vY7Hw0
ある生放送主がいてそこの放送は主が生活保護受給者ということでもともと荒れていたんですけど、
それをぬこー様が見つけ、それに便乗して
リスナー達を荒らしのコマに使って放送を荒らしまくってました。
それがエスカレートしてエロ画像URLを放送主に送りつけ、リスナーたちに宣伝をさせて運営にコミュニティBAN・退会まで追い込みました。
そのあともリスナーに彼を粘着させて行動などを報告させていたように思います。
ある程度経ってぬこー様の放送で「その配信者はどうなったのですか?」と聞いてみたところ非常にそっけない態度をとりました。
その時、今までの熱狂っぷりからの温度差に他のリスナーも困惑気味だったように思います。
後々、調べてみたところ追い詰められた生活保護を受けていた配信者は首切り配信までしたそうです。
これを知ってすごく怖くなり、公にはしてなかったんですけど、
今回の>>345からの流れで書かせて頂きました。
400 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 17:14:25 ID:dq62Ngqo0
>>399
417 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 22:59:56 ID:NHmjCnDk0
そんなことやってる奴とつるんでた全裸も非常に怪しい
416 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 22:59:26 ID:gjmIb4a60
話題が重なりすぎて混乱してるんだが今進行中の件って
ぶーわ(同人ゴロ)
でいいのか
418 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:02:15 ID:pf5rcJT20
>>416
だな
419 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:03:16 ID:6sGmX/tY0
今後は自らその話題には触れたりせず、風化させようとしそうだな
421 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:09:00 ID:NHmjCnDk0
>>419
周囲に適当な言い訳して自分は触らないでおいて、いじめの時点からぬこーに全部汚いところ被せようとしてる
少なくともちゃんとした話題なら話題逸らしとは言われないだろう
422 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:17:24 ID:6sGmX/tY0
>>421
あれもじっくり時間をかけてボロを出すの待って、ネタためまくって一気に潰したんだろ?
3人とも同類だわな、本当によくやる
423 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:20:00 ID:V8QD/fr.0
シオリとはいえ勝ち目ない気がするけどな
425 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:28:44 ID:NHmjCnDk0
全裸とぬこーもブルジャワの時潰そうといろいろ動いてたっていうぞ
427 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:34:08 ID:NHmjCnDk0
それじゃコミュ消えるだけだろ
428 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:35:36 ID:KdHZNYaw0
追い詰められつつあって、
429 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:49:20 ID:g3ISx6gA0
シオリ同人やめるんだろ
ぬこー達と違って捨て身でいけるな
430 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:52:38 ID:ZKdSr8PU0
ぬこー様とシオリさんの話です。
今回の話とは関係ないですが痛いかな?と思ったので
ぬこー様はシオリさんから放送中に連絡が来ても放送を切らずにそのまま対応していました。(この時点で結構痛いと思います)
惚気ているときもあったのですが、酷いのが喧嘩をし始めたときでした。
ぬこー様のリスナーは当然ぬこー様に味方しますからシオリさんに「女特有の****」などと口汚い言葉を浴びせますし、
シオリさんも煽りを入れないと会話ができない少し痛い人なので放送はしっちゃかめっちゃかです。
シオリさんがぬこー様の放送に喧嘩中にコメントで凸してきた時(これはシオリさんも痛いですね)
「これ放送で晒してリスナーさん達にどっちが悪いか判断してもらおうか?」
などと言い出しますし…。
431 :名前が無い程度の能力:2012/09/02(日) 23:54:23 ID:TSqQF0Dw0
GJ
そういうのどんどん持ってきてくれ
435 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 00:27:00 ID:hSVIDwgU0
447 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 01:52:07 ID:389/vBcY0
ぶーわは今のところ棘民の食いつきが悪い、今後有耶無耶になる可能性有り
あゆ屋は安定の痛さ。客の信頼は裏切るが棘民の期待は裏切らない
450 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 02:05:31 ID:389/vBcY0
>東方エロ同人作家が取り巻きを使って二次ゲ作者をイジメている問題7
>これで全裸・ぬこー様がのいじめが日常的なものだとほぼ確定?
>ttp://anond.hatelabo.jp/20120902044344
まとめの人おつ
おつありです。
451 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 02:20:34 ID:e0YfMdPc0
それでいてココのログが残ってくれたらなお良いのだけどな
454 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 02:31:26 ID:4ELQBqDk0
シオリはまだ動かんの
455 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 02:40:25 ID:6lxRWRic0
木っ端が木っ端いじめてたってだけで火種が小さすぎるんよ
456 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 02:48:52 ID:5/ZIxuTA0
煙を辿って火種を見つけたけどまだ燃え上がらないというところか
タイムシフトは残らないようにしてるか消してるっぽい
457 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 03:00:21 ID:4ELQBqDk0
最近のを消すほど警戒してるなら
これからやらかすとも思えん
458 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 03:00:57 ID:j4cOS8.o0
ぬこー様が他配信者に嫌がらせをするのはいつもの事でありある種それが売りの様にもなっています。
検索して出てくる嫌がらせされた人を何人か挙げると、カモンエギさん、柏木さんなどが居ます。
こういう人は他にも沢山居ます。
459 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 03:05:18 ID:4ELQBqDk0
日常的ならわざわざ録画してる人も居なさそうだ
461 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 03:25:44 ID:0mNWmm2s0
シオリもまだ弾残してるみたいだし
460 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 03:17:11 ID:j4cOS8.o0
柏木さんの方は「柏木 ニコ生」で検索すると出るかと思います。
彼は痛い言動、行動をぬこー様とリスナー達に突つかれ続けた結果、
ニコニコ静画によく解らない絵(狂った?)を残してコミュニティを放置し続けるようになりました。
カモンエギさんは49歳ニートです。
462 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 03:27:22 ID:4ELQBqDk0
どゆこと?
463 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 03:44:28 ID:389/vBcY0
構わん、貼れ
464 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 04:07:14 ID:j4cOS8.o0
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27467359
これですかね
柏木さんは他人の絵の方法論を一切聞かず自分の考えた方法でひたすら量を描いてプロのイラストレーターを目指していた方でした。
それと自分のニコ生コミュニティでやっている「リスナーとどっちが早くプロのイラストレーターになれるか競争する企画」をしていて、
企画脱落者を自分のコミュニティの掲示板に晒したりしていた方です。
ぬこー様に目を付けられてからは上記リンクの漫画を描かれたりする嫌がらせを受けていました。
尚、「許可を取った」と言っていましたがそれはぬこー様の主張でありソースは無いです。
しかもぬこー様本人が放送内で、取った「許可」というのも「柏木さんの漫画を描いても良いか」といった許可を取っただけだと言っており
アップする前に先に内容を見せたりはしていないようでした。
465 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 04:11:08 ID:0mNWmm2s0
ぬこーはやること為すこといちいち痛いなぁ
468 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 06:35:51 ID:NaleIfss0
ぬこーとかまったく知らなかったが、前の2万冊漫画といい、柏木漫画といい、
痛いどころか病的なやばさを感じる。
469 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 07:10:13 ID:DZXeRtK.0
ぬこーっていうかやってる事は猫の糞以下だな
一般だったらとっくにファンに見捨てられてる
474 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 07:56:50 ID:mj092yGY0
恐ろしい
475 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 08:28:06 ID:9QMimYM60
まあ自分のホームページに「双葉の荒らしです」なんて堂々と書く奴が普通の脳みそしてないわな
…あれ?それって全裸だっけ?
476 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 08:30:57 ID:PKhqLj3M0
ぬこーで合ってるよ
479 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 09:05:13 ID:m38qVzNM0
>>476
480 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 09:28:36 ID:PKhqLj3M0
何言ってるのかわかんないんだが
483 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 10:46:05 ID:PllHU/GI0
陰湿な奴じゃなかったらぬこーと組んでいじめなんてやってねーよ
また変なのが湧いてきてるのか?
486 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 11:44:21 ID:K.MnvHKY0
誰の話?
489 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 14:59:07 ID:t1gNK61s0
491 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 15:14:47 ID:dAER/GU.0
柏木の絵 ttp:///ニコ/seiga/im2019055
確かにこれじゃピコ底辺でも仕方ないし、人の話を聞かないなら
ぬこーのやつは許可取ったにしてもこれは酷いだろ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=27467359
488 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 14:48:43 ID:x96UvRCY0
ぬこーのクソっぷりは腐るほど出てくるんだな
全裸は何かないのかよ
503 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 19:01:57 ID:UELSOMzE0
スティッカムで絵を晒されたりっていうのが何度か続いて
最初のうちは付き合いだと思って我慢してたけど
そのうちメッセのやり取りでくだけた話しても
・・といった感じで改善されるどころか酷くなって
ほんと表裏使い分けるの上手い人だなーとは思う
燃料になるようなネタじゃなくて申し訳ないです
507 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 20:31:37 ID:YQw4OUDU0
ログとか出すなら風化する前に見せてほしいわ
512 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 22:19:54 ID:Jp7KwkNc0
>>503
あーー誰かと思ったらDEARSの奴だったのか。なんか納得したわ。
ぶーわは、はじめ興味があってツイッターでフォローしてたけど
あまりにもキモくて痛いツイートばっかりしてたからすぐリムーブしてた。
まさかそんな事になってるとはなー
518 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 23:08:14 ID:K.MnvHKY0
ログ保存宣言は稲塚もされていたな
520 :名前が無い程度の能力:2012/09/04(火) 01:23:53 ID:MXsuCZwk0
音声合成DTM製品「VOCALOID2 CVシリーズ」の第二弾である「鏡音リン・鏡音レン」を用いて作られた一連の楽曲作品。詳しくは検索。
小説とか漫画とか劇化もされてるようだけどそっちはノータッチなので除外。なんか詳細設定とか山のようにあるらしいけどあくまで元動画とその歌詞に情報源を絞る。
前者はある国で暴政を敷いた愛らしい王女が革命によって倒されるまでのことを歌った歌、後者はその王女に仕えた召使いの視点から同じ一連の出来事を歌ったもの。
YouTubeとかに死ぬほど転がっているのでこの文章を読む人にはできれば聞いといてほしい。ネタバレを含むので。『悪ノ娘』から先に。
英語版ならEnnという人? が歌ってるやつの歌詞が好きだな。情報量が多くて。
身も蓋もない言い方だけど「売れてる」から。
ニコ文化が中高生とかOTAKU中心に大人気とは知ってましたが劇って。コミカライズくらいまではわからんくもないが劇。
ファンとはいえそこまでのめり込むほどか。何がそんなに優れてるっつーかウケてるのだろう、という話です。
「優れてるからウケてるんじゃねーよ」というお話はあるでしょうがまあそこはおく。ぶっちゃけ「優れてない」点はいっぱい挙げられるし。
たとえば物語終盤の交代劇とかバレねーわけねーからね常識的に考えて、とか。
・仮にも国のトップなんだから、立てるならもっとマシな影武者を立てるのが普通というもので、脱がした瞬間バレるようなのに気がつかないとか革命が総崩れしかねない。
いや史上の狂乱というのは往々にしてそういう熱狂が高じてもはや狂気〜みたいな面があんだろうことは否定しないけど、そんなの後世には物好きな歴史家とかにケツの毛までひんむかれるレベルまで分析されるのが当然なんだからさ。恥ずかしい性癖が伝わっちゃってる為政者が今どんだけいると思ってんの。読んでないけど正直小説版にはクビ落としてから替え玉と判った革命軍の偉いさんとか偽史として押し通してきた『召使』側の話を証明しちゃったアマチュア研究家とかが裏で始末されるドロドロとかがきっとあった! と信じている。三次創作。
・本物も見物に戻ってくんなよ。そこでバレたらすべてがガチで水の泡よ。危険すぎるだろ。
…とか、突っ込みどころはとってもたくさんあるわけなんですね。文化ルーツもしっちゃかめっちゃかだとかそもそも歌詞がちょっと拙いとかね。
にも関わらず、絶賛者とかいっぱいいる作品でもあるわけで。合唱とか英語版とかあって再生回数すごいし。
何がそんなに人を酔わせるのかしら。それがロマンスというものなのか。
いやねーだろ。これロマンスじゃないじゃん。中世の騎士物語とかほんのちょっぴり読んだことあるけどコレジャナイ感すごいじゃん。
三大悲劇って言われてるけど悲劇ですらねーだろと言いたい。少なくともwikipedia曰くの古典主義的・新古典主義的「悲劇」では絶対ない。
それでは「これ」は何なのか?
まあアレじゃん。ジェンダー界隈でいう性役割意識がどうこうとかあと男の娘ブームとかなんかそんな。
あとこれ国家の皮をかぶった家庭悲劇なんですよね。一種のセカイ系というか。
このお話は王家に生まれた男女の双子のうち女が王家に残されて(おそらくは凄い抑圧とか受けて)暴君になって、男はどっか養子とか?出されて召使いとして戻ってきたつーことになっていますが、男をイエに残して女はよそに嫁がせるつーのがどっちかというと鉄板ですよねこういうの。
「なんでそんなことになっちゃったの」というのはきっと小説版とかが政治の派閥抗争がどうのとかに絡めて辻褄つけてると思うのでおいといて、「よくこれでウケたな」ってーのをですね。
この作品は基本的にすごいストレスを(受けたくないに決まってるけど)受けなくてはならない人間が見るとツボに来るようにできてるんスね。
よく何かこう、最近の若者は〜的な文脈で、男が女っぽくなっただの女が強いだのと言われますよね。いや印象だけど。自分の観測範囲内の話だけど。観測範囲内でもいい加減下火っていうか言い古されて説得力がアレな言説だけど。
少なくともこの作中ではまさに男がやるようなことを女がやっているわけで、そこんとこのギャップがウケてるっていうのはあると思うの。
鏡音リンってキャラクタ的には妹系ってんですか? 笑顔がかわいくてドジで〜みたいな感じだと思うんだけど、それが女故子ども故の残酷さみたいなのを全力発揮してるあたりのギャップもあると思う。
そう、彼女は良い為政者ではない。聖母聖女は齢14で「お金が足りなくなったなら〜、愚民共から搾り取れ〜♪」なんて言わない。普通の女でも言わない。
彼女はむしろ聖女みたいな女に恋人取られたら相手の国ごと潰して復讐する程度にはやりたい放題の女のコ☆です。
しかもそのレベルの人格破綻者まで「最初は無垢だった、ホントは彼女は悪くない」的な補足が入るわけです。これもウケたツボだろう。
イエのあれこれとか人間関係でむっちゃ我慢とか強いられてるけど正直破裂したい、けど破裂したらあとが面倒だけど破裂したいけどあああああとか思ってる人間にはとてもツボ。
破裂したい人間がなぜ破裂しないかって、破裂すると崩壊するナニカがあるわけで、この王女の話は破裂してナニカを崩壊させてしまったってことなので「ああ、あんな風にならないためにも我慢がんばらなきゃなー」とか、「私がしてきた我慢は正しかった!我慢しなきゃああなってた!ざまあwww」とかいろいろと解釈できて美味しい。
それだけなら単なる破滅劇なんだけれども、これを悲劇にするのが王女と対になる召使いの存在ですね。『悪ノ召使い』は『娘』よりもあとに発表された作品ですが、何千回単位だった再生回数を100万くらいまで押し上げたらしいっす。
「顔の良く似た」召使いは(内緒になってんのか知らんが)召使いってことになってるが王女と双子です。これをまず物凄く突っ込みたい。王家の血縁が人に使われる側に回ることのあり得なさとか。でもまあそれはいい。
召使いは破裂しそうな王女のそばであれこれ世話を焼くわけです。王女の命令なら惚れた相手も暗殺してくる。それくらい自分を殺している。
ある意味王家という枷つけられてる王女と完全に同類なわけですが、召使いはそれほど人格破綻してないというか暴君的な方向に爆発しそうではない。
彼には「王女のため」という大義があるからです。彼が背負っても良かったモノを彼女に背負わしたら歪んでしまった、王女がこんななってるのは彼にも責任がある。
だからその責任を果たすためなら、ほんのちょっぴりの「自分」も捨てられる。盲目的に尽くせる。
完全に「家庭なるもの」の中で板挟みになるガキそのものですね。あとほんのりとした近親愛。これがツボをつく。
オチはもうその最たるものですね。自分を殺して殺して殺して…の召使いは本当に自分を殺してしまう。王女はその代わりに助かる。
要は例えば機能不全気味家庭のお子様らには神話のように美しい物語だということですおわり。
鏡音リン・レンなるソフトは作中やファン間でも双子ってことになってますが公式的には「鏡に映るもうひとりの自分」的な感じではっきり双子ではないらしい。
というのもなんかこう、意味深ですね。
怖ェなーと思うのがこの作品が世界規模ですごい再生回数稼いでるという事実。
機能不全家庭の子どもにばかりウケてるわけじゃねーとは思うが、でも例えば上で述べたような「この身代わりはあり得ねーだろ常考」みたいな意見はたぶん野暮としてブーイング浴びるだろうし、きっと小説版あたりで「そうするしかなかったんだよ…」みたいなことが切々と説かれていたりして要するに反論として封殺されることが明らかなわけです。
実際には例えば召使いの行動として「二人で一緒に逃げる、最後まで王女のそばにいて守り通す」みたいなのがあっても良かったはずだし一昔前なんてそれで逃げ切れなくて死んじゃってーみたいなのが悲劇のテンプレ化してたような時代があった気がするんですが、そうならない。
何というか、すごい絶望的で、しかもその絶望が絶望のまま肯定されて同類間で共有されてる感がする。
そういう方法で絶望が連鎖して伝播しているような感じがするのです。
漫画家のとり・みき氏の言葉(の引用の引用)だけど、こういうのがある。
人が涙を流すのは必ずしも作品の出来とは関係がないのだ、と。
かつて自分が何かに感動した時にできた涙腺回路のようなものが頭の中にはあって、そこにピタリとはまるような場面だの言葉だのを見聞きしてしまうと、涙というのはどうやら自然に流れる仕組みになっているらしいのである。歳をとると涙もろくなるというのは、つまりそういう回路のパターンが増えているからではないか。
個人的にこれは結構ガチだと思っているんだけど、一点だけズレてる部分がある。
ここで書かれてる涙腺回路の起動スイッチである「感動」っていうのが、自分個人に限っていえば何か崇高なものに触れて心を動かされたとかではなくて単純に傷つけられたときのことを指すようになってんのね。
つまりこの文章に則って言うと、自分はある一定の場面とか言葉だのを見聞きしてしまうと自動的に繰り返し繰り返し傷つくようになってしまっている。
恐ろしいことなんだけれどこの「回路」が結構強固で、俺はこいつを潰しておかないと日常生活が送れないっていうレベルでいろいろと不便。具体的にいうとAED講習で実際の救命現場の録音(子どもが突然心停止して倒れたそばで手当てする人とか救急車呼ぶ人とかその子の名前を狂ったみたいな大声で必死で呼び続ける母親の声)聞いたときとか、アレ本当は命が助かる感動的な場面のはず(「とりあえずはもう大丈夫です」まで録音されてたはず)なんだからすごくイイ話だと理屈では思うしわかってるんだけど生々しいやりとりそのものがあまりにもショッキングでしばらく「親子」みたいなキーワードで突然ぼろぼろ泣くようになって本当に困った。もうすぐ一年になる例の津波関連も未だにいろいろな場面でダメージ。直に被災したわけでもないのに。
閑話休題。
だから例えば映画とか小説なんかで「泣ける」みたいのを売りにしてるのは基本見ない。
そういう作品は大体が回路起動ツボを外していて(かつ、他の例えば大爆笑回路の起動とかには結びつかないので)白けるが故に、そしてごく少数の作品は客観化が十分でツボ自体から適切に距離を取れるが故に、涙腺回路起動までに結びつくことは滅多にないんだが、それでも見ない。
何が楽しくてそんな自傷行為をせねばならんねん。
でも例えばナイフは指を切るだろうとかわかるけど、この作品で泣くようになるだろうとか普通は読んだり聞いたりするまではわかんないわけじゃん。
で、『悪ノ』シリーズも回路の起動スイッチになってしまったので、困ったなー。と思っている。前述の録音ほどの威力はないしもうだいぶ整理して削いだんだけども未だに人前ではこの曲聞けねえ。
あの召使いの台詞で泣かねー奴は人じゃねーみたいなコメントが動画についていたりして、それを「気持ちはわかる」と思ってしまう。
気持ちはわかるけど、実際問題召使い馬鹿だし王女も馬鹿でみんな馬鹿すぎて救いようがないと思う。「崇高なものが犠牲になる」みたいな楽しみ方は視点が狭すぎて阿呆だと思う。
いろんな人が感動してファンになって翻訳とかされてるのはわかるけど、作品としては全然優れてないと思うのです。
他の作品と比較してどうとかではなく、あの物語自体にもっと洗練の余地があるということ。
そして洗練されるとたぶんあれは悲劇オチ(と取ってつけたようなハッピーエンド後日談)じゃなくてちゃんと喜劇にもなれたはずだなー、悲劇にしてももっとレベルの高い悲劇になれたはずだなーと思うということです。
「物語の洗練」を。
機能不全家庭の傷なめ的なものでなくて、もっとちゃんと救いとか絶望とかが欲しい。
具体的にいうとこのネタで小説でも書いてそれで旅行のためのおこずかいとか稼いでみたいんだけども、まあおこずかいにならなくてもいいから二度と回路起動スイッチにこのネタで手を触れられる奴がいなくなるように自分でパテを塗っておきたい、そのために小説を練ってみたい、ということでした。
すでにやってる人いるけどねそれ。舞城とかね。でも最近なんか舞城も振るわないっていうか、「その先が欲しいんだけど!」みたいなあたりで止まっちゃってる感するからね。ジョジョノベライズ期待してます。