はてなキーワード: 求人とは
※ひたすら胸糞話です。
知人が漫画家志望だった。諦めたとの言質取ったから過去形にする。
知人は10代のころからすでに漫画家になるんだ!って宣言してたと思う。
当時はまあまあ絵が上手かったと記憶している。知人はファンタジーバトルものが好きでサ●デーやジャ●プが大好きだった。よく当時連載していた漫画のキャラのイラストを描いていたとも思う。高校では漫研に入っていたし、親が社長で金持ちだったので、大学は地元の芸大の漫画コースに進学していた。
私はグラフィックデザイナーになりたくて、地元から離れた都会の大学に進学。デザイン系のコースに入った。
大学3年生くらいまでは半年に一回程度(長期休みの時)は会っていたような気がする。その時も編集やDTPの授業を一切受けずに漫画家デビュー向けのカリキュラムをとりまくっていると聞いた。憧れていた集●社でデビューしたいと話してくれた。その時にはもう絵を見てないけど、記憶では絵が上手かったはず、と私は勝手に信じこんで無邪気に応援していた。
就活に必死になってしまいそこから疎遠気味になり、大学卒業後、しばらく知人と会うことはなかった。
というのも、私は焦りから新卒でN●Kの取り立て代行の会社に入社してしまい、5年を無駄にした。精神的にズタボロになって会社を辞め、今は1年半のニート生活を経て、地元で求人チラシのデザイナーとして再就職している。
30歳目前になって、知人と久々に会うことになった。大学卒業後、連絡もしていなかったので卒業後のことをお互い話した。私はここには書けないくらいエグいことをわりと赤裸々に話したと思う。
驚いたのは知人が卒業してから7年近く「漫画家志望」だったことだ。
就職せず週3地元のスーパーでアルバイトをしながら漫画家の夢を追っていた。しかし、そのアルバイトも半年前に辞めたという。
「今どこかに応募してるの?」
「どこにも。でも新作のキャラは考えてるよ」
「これまでに描いた漫画見せてくれない?pi●ivとかやってるよね?」
「pi●ivとかSNSはやってない。だって下手くそな二次創作とか見ても仕方ないじゃん」
ん?
「というか、ちゃんと描いたの卒業課題が最後かも。面白いキャラクター設定とかストリーとかは次々浮かぶんだけどね。辞める直前、バイトでリーダー任されてたんだ。だから描く時間がなくて」
「そうなんだ。どんな話なの?」
聞いてないのに答えてくれた内容に、最低だが内心爆笑していた。
たぶんこのあたりから、なんだこいつクズかよおもしれーじゃん、みたいな感情が沸き上がっていたんだと思う。
すごいね、と適当に誉めて続きを促すと、知人はどんどん設定を語ってくれた。科学と魔法が発達した和風スチームパンクな世界観で少年少女がレジスタンス的に社会に立ち向かっていくバトル漫画なんだそうだ。(記憶の限り聞いたまま書き起こしたが、当時の私はこの時点で理解を放棄したので正しくないかもしれない)
要素だけを分解すると、一つ一つはよくある設定だが、なんか盛り込みすぎてよくわからない。
知人はこの話を漫画にすると300pをゆうに越える超大作になるんだと息巻いていて、これをジャ●プで連載するつもりなのだと言った。
私はマスクの下でニヤニヤが押さえられなかった。
知人はスマホを操作し、数枚の写真を見せてくれた。普通に罫線のあるノートに、キャラクターが鉛筆で描かれている。
骨格を無視した関節等各部の位置。裸の状態のアタリが想像できないポージング。どの角度も大きさが左右対象な目。体に対してやたらとデカい手指、男女共に不自然なまでのお腹の括れ。
あと、ラフなのにかなり線が濃い。写真なのに顔のアタリがはっきり見える。というか消しゴムで消した後もはっきり見える。いや、筆圧強すぎない?!
「すごいね…。そういえばジャ●プ、Web版のほうでストーリー設定から応募okの賞あったし、設定だけでも応募してみたら?」
「webはちょっとね…。私、デビューするなら絶対雑誌がいいんだよね」
「それか、今は同人とかでバズってデビューとかもあるし、同人誌として出してみたら?」
「うーん。面倒だし同人誌ってなんかかっこわるいじゃん」
「仕事辞めたし、時間あるんでしょ?今、こういう設定の絵って週にどのくらい描いてるの?」
「月に2~3枚かなあ」
嘘でしょ。
週換算で小数点以下?
「いやいや…雑誌で連載してるプロだって、毎日描いてるんじゃない?」
「やっぱ足りないと思う?」
地雷を踏んだ気配がするが、その時はもうブレーキがぶっ壊れてた。
「それ、とりあえず完成原稿にしてみたら?」
「できるかな…終わりが見えない…」
なぜか急にしおらしくなったので、よくよく話を聞くと定職につかず漫画にも向き合っていない知人を両親は心配していたようで。
バイトも辞めたし、この機会に漫画家を諦めて就職したら?とつつかれるのが嫌なんだと。
どこまで楽しませてくれるんだこいつは。
しかもこのラフとやらをポートフォリオとして持ち込むらしい。正気の沙汰ではない。
その後、2つのスクールで不採用となり、それがトリガーとなったのか、先日「漫画家、諦める」というラインが来た。
最近共通の友人経由で聞いたところによると、就活に向けた準備をしているんだそうだ。なんの準備が必要なんだろう…。
これは4月1日の明るさに耐えられなくなったため書き散らす戯言であり社会への当たり散らしのようなものだ。
だから今からここに書かれることは社会に出られ日夜経済活動に貢献している方々にとっては非常に目に余る文ばかりだと思う。
推敲、校正いっさいなし、増田にベタ打ちの文章を読みたい変人の方は以下に目を滑らしてほしい。
さて、さきほど無職と自己紹介させていただいた自分だがもちろんこんな将来を2.3年前は想像をしていなかった。
様々な映像・文学作品のなかの描写や大学に入ってから先輩たちに聞かされた話から常々恐ろしさを感じていたため、正直まわりの友人達よりも早めに活動を始めていたと思う。
大学2年生の終わりごろには企業研究や適職診断などを行い、3年生の夏にはインターンへ参加した。高い講習費用まで払って就活塾にまで通った。
ここまで読むと意識高いと思われるかもしれないが、その逆意識が低いから予防線をたくさんはっておこうと必死だったのだ。
正直インターンと授業だったら後者を取るほど大学の授業が好きだった、学生インターンましてや自分が参加したような短期のものは業界や企業理解のための講習がほとんどで実務に触れる機会はなかなかない。(そもそも学生インターンに実務内情を明かせる企業などないと父親から聞いた)
そのため中小企業やベンチャーに絞ってインターンへ行って面接慣れをしようと目論んだ。おそらくここで面接慣れは出来たと思う、多少トリッキーな質問でなければ笑顔で回答できるほどには慣れた。
怪しげな個人就職エージェントではないが100社は落ちた。どれも2次面接、もしくは最終面接まで行ってから不採用通知を受け取った。
こういうことを言ってしまっては非常に品が無いかもしれないが周囲の友人と比べて喋れるほうだと思っており、面接では逆に喋りすぎないことを意識したほどだ。
「2次、最終まで行けるのに落ちる、何故」
ググるとたいていキャリアプランが出来ていない云々、企業への理解が出来ていない云々、そもそも相性が悪かった、などなど様々なifが出てくる。
キャリアプランとか働いたこともないのにわかるかよクソが、と思いつつインターネットやインターンで会った社会人を参考にして作ったんだけどな、日経新聞読んでいろいろ勉強したけどな、と絶望する。
就活後半戦の7月ごろ、そんなのばかり見てたら「くだらねぇ」の一言しか出てこなくなり人材派遣会社ばかりを受けた。しかし面接の志望動機もなにも出てこないので面接辞退を繰り返す無意味な時間を過ごした。
そして卒論のための調査などに追われ就活どころではなくなり、あっという間に新年を迎えた。
日に日に就活への焦り、身内からのプレッシャーで精神的にまいっていった。
夜中は泣きながらぬいぐるみを抱えて眠れない夜を過ごし、正直料理の匂いで吐き気を催すこともあった。(そもそも食事が好きではなかったため過去にもちょくちょくこういう症状は出ていた)
昼間に起き、リモートワークで仕事をしている家族に引け目を感じながら寝間着で求人を漁り応募する日々。たまにスーツに着替え、就活メイクなるものを施した自分の顔面に辟易しながらリモート面接。
地獄要素は書ききれないほどあるが大まかに分けると3つだ。配慮の無い人事との面接、家族への引け目、友人との比較。
配慮とは何か、一言で言うと就活生を尊重しながら会話をしようとする姿勢だ。
就活生と人事は対等であるだなんて詭弁、1ミリも信じてない。しかし、あまりにも就活生をおもちゃにしすぎている人事がいることは今回の就活で痛いほど知った。
「一発芸をやって笑わせてください」、「珍しい名字だから早く結婚して分かりやすい名字になるといいね」、「あなたが上司に従えることをここでアピールしてください」
Adoさん呼ぶぞ。
上記は一例だが人事からの質問はパワハラまがいなものからセクハラ、人権侵害なんでもござれの見本市。
もちろんコンプライアンスがしっかりしている企業もあったし、コロナに翻弄された就活生をいたわってくれる人事もいた。
しかし100社以上受けてみると割合としては少ない。あと企業規模が大きいほど質問はしっかりしている。なるほど皆大企業を目指すわけだ。
一発芸云々言ってきたところは大手芸能事務所だから業界的な色もあるのだろうが、パワハラすぎて固まってしまった。
腹立ったから逆質問で「先ほどの一発芸についてですが、実際に人事さんはどのような芸を披露されるのか見せて頂いてもよろしいですか」って聞いたら無礼すぎるってキレられて落とされました、草。
次に家族への引け目。家族が家で仕事をしている中、同じく家で就職活動するのは非常にしんどいものだった。
リモート面接、これがとにかく鬼門。いままでは対面の中で行うので多少キャラづくり、外部の人に見せる自分をいつも通りやっていればよかった。
しかしコロナの野郎のせいで対面面接が難しくなり、世はリモート面接時代に突入。
自室は防音機能0、部屋での音は共用部に筒抜けになる仕様のため、いままで友人との電話すら習慣になかった。
ましてや面接となるとさらにハードルが高い。自己PRを家族に聞かれながら面接するの非常に苦痛、一瞬でいいから露出狂の魂を取り込んでこの苦痛を快感にしたいと何度も願った。
また、就活後半になると家族が目の前で働いている中自分には職がないってことがすごい精神的に苦痛だった。
父親に就活が上手くいかなさすぎて慰められたとき、「惨めだよな、みんなは働いているのに」って共感(?)してくれたとき本当に死のうかと思った。
今まで自分は自分、己の道を行くタイプで生きていたので授業を一人で受けるとか、マラソンが周回遅れだとか本気で気にしたことがなかった。
そもそも気にしたところで精神的に負担になり、追い詰められていくと思っていたのであえて見ないようにしたりしていた。
しかし就活はそうもいかなかった。6月ごろに来た誰だかも思い出せない輩から「就職先どこ?俺は○○!」みたいなマウントLINE、やっと落ち着いたからみんな遊んで!みたいな匂わせインスタストーリー。さらにはメディアから随時発表される内定率。
周囲を気にしなくてはいけない、他人ではなく自分を選んでもらわなければいけない。そうだった、この世は競争社会だった。
幼稚園の頃大好きだったしまじろうの「自分だけを優先するのではなく誰かに譲ってあげようね」というストーリーで出てきていた「おさきにどうじょ」(ドジョウのキャラクターがとても可愛かった記憶がある)。彼はいま元気だろうか。
競争社会に絶望し、粘液が干からびていないだろうか。自分は体液が干からびるほど泣いて今まで他人を優先してきた自分を誇っていた気持ちが全部溶け出てしまったよ。
とまあ脱線したが他者と比較して自身を魅力的に見せ採用してもらうという就職活動に、マイペースな自分はどうにも適合出来なかった。
最終で落ちた企業にも、落ちた理由をフィードバックしてくださいって連絡したら他の就活生との兼ね合いでって返されたのでやはり競争に向いていないんだな。最終まで行けたのはたまたまなのかもしれない。
だらだたと書いていたら1時間を溶かしてしまった。これがクソヒキニートの第1日目であった。旧約聖書もびっくりな不毛さ。
これから自分は既卒就活生としてまだ就活を続けるつもりではある。しかしこんな就活クソだという気持ちを捨てられずに活動継続するため、きっと毎晩泣くだろうし苦痛を覚える日々を過ごすだろう。
ここまで読んでくれた人に自分は何を伝えたかったのかまとめることも出来ないが、とにかく就活は辛くて厳しい。働きたくないけど金は必要で働かなくてはいけない。とりあえず年金の徴収に怯えている。
働いている人がみんなこんな苦行に耐えて職を得ているという事態に非常に頭が下がる思いである。
皆さんこれからの新学期、ご自身の体に気を付けて過ごしてください。就活に耐え抜いた新社会人、また社会人の先輩方は本当に立派です。
自分はとりあえず職と金を手に入れるべく頑張りますので、お互いに頑張りましょう。
働きたくねえーーーーーーーー!!!!!!!!!!社会はクソ!!!!!!!!!!
以上、書き散らし終わり!
追記:まじ皆優しくて泣いてる、地元の友達かって並みに優しい言葉をありがとう。アドバイスとかもまじで心救われました、感謝。
新卒で入った会社がブラックだと、普通に労働するだけで時間も体力も全部なくなるまで使い果たさせられるパターンも結構ある
仕事が終わる頃には疲れ果てて転職活動しようにもどうしようもない
受験生にたとえるなら、受験生とかお構いなしで毎日祖父母の介護とか家計を助けるアルバイトだとかをさせられて勉強できる時間も体力もどこにもないとか
あるいは学校の意向でスポーツの全国大会で活躍しなさいと強制されるみたいな(名目上は本人の自由意思ってことになってるけど親に強制されるとなすすべがない)
本人が勉強したくとも時間が全然得られない人もいるのに、勉強しないなんて人生設計甘いじゃん、と言うのは成り立たない
で新卒の話に戻ると、初めからブラック企業に入らなければ?と思うかもしれないじゃん? でもブラック企業が横行しててホワイト企業の求人数がもとから全然足りてないわけ
たとえ受験でどんなにいい大学に行ったとしても就職活動の時に「本年度の採用活動は行っておりません」という企業に入る手段はない
100人いたら100人がどれだけ努力してもまともな働き口が40しかないところにに全員がつけることはない
どんなに人生設計しても叶わない人は多い
一応IT企業のサポセンしてたから、IT方面行けるかと思ったら運転免許がないと〜経験不足〜でお祈り連発。
正社員に絞ってるわけでもなく、派遣でも顔合わせで落ちる落ちる。
事務系も応募してるけど全滅だし、販売接客は言うまでもなく求人すらない!!
免許取得できたら仕事の範囲は広がるだろうが、雇い止めだしお金がない!!
え?なにこれ、死?
誰だよ若いから仕事すぐ見つかるとか言ったやつ。全然見つからねーよ!!!!ふざけんな!!!
別にコミュ症なわけでもねえし、すっげーブサイクなわけでもない。くっそ〜〜〜〜!!!
……どっちかというと面接は強い方なのになあ、この惨敗ぷりに泣きそうになるわ!!!!
どうしよう、生きていけないんだが…。
一人暮らしじゃなくてシェアハウスだから生活保護も厳しいだろうし、だからといって引っ越す費用もないし。
失業保険もたった3か月…3月の求人が多い時期にこの有様で見つかる気がしない。
困った時に働いてた夜職も今は難しいしな…カクテル作れるから誰か雇って!!!!無理か!!!!
はあ…これから生きていける自信ないよ…死ぬしかないのかな…仕事ないと生きていけないもんね…。
愛想だけでやってきたけど、もっと資格とかの勉強しておけば良かったなあ…。
こんな時に関節リウマチの診断下りたし、面接余計に不利なんだよな…。面接じゃわざわざ言わないけど、病院通わないといけないからいつも「家庭の都合」って嘘ついてる。それも不利なのはわかってるけどさ…。
リウマチの薬が安定するまでは町医者に移れないらしいから、仕方ない。しばらく総合病院通い。
精神の病気と違って手帳も寝たきりとかじゃないと取れないしね。どう生きていけばいいの?わかんないな。
あと、この薬飲んでると妊娠もできないんだよね。そんな女は男に求められてないだろうから、恋人作ったり結婚も絶望的だろうし。
よくある「男に頼って生きる」なんかも私には無理。
このまま失業保険給付が終わるまで仕事見つからなかったら首括ろう。生きてる意味もないし。うんこ製造機じゃん、こんなの。
まっ、くよくよしたってしゃーない!!!
これ見る限りは限られたパイを取り合ってるけっこうヤバ目の業界という感じがするがどうなんだろう
いろいろ未知の世界があるなあ
主だった士業の間で、行政書士以外に「ヒヨコ食い」があるという話を、管理人は聞きません。行政書士にのみヒヨコ食いが横行する原因は、ひとつには行政書士試験が実務と全く関係ないこと、もうひとつには経験ある先輩のもとで実務に接する機会があまりにも少ないことによると思います。
行政書士試験に合格して、期待を胸にハローワークへ向かいます。行政書士の求人を探しますが、それ自体が大変少ないことに気づくまでそう時間はかかりません。履歴書と職務経歴書を、書いては郵送しを繰り返し、疲れ果てて、何とかならないかとインターネットで検索をかけまくっているうちに、引っかかってしまうのが「実務研修」であったり「アカデミー」であったりするわけです。仮にこれで引っかからなかったとしても、実務経験も営業ノウハウもないのにいきなり開業するしかないのか、と決めて開業し、案の定仕事は取れず、営業の仕方もわからず、手持ち金は先細り、焦るところにSEOだの広告コンサルティングだのという話が舞い込むことになります。
ヒヨコ食いが横行するもうひとつの理由があるとすれば、行政書士の業務がはっきりしていない上にマンガやドラマの影響で行政書士試験受験生が大量発生してしまった事があると思います。よく調べないまま「法知識を用いてほとんど弁護士のような活躍ができるが、その割にハードルはあまり高くない資格」というイメージが出来上がってしまいました。行政書士試験は合格率制ではなく、合格点制です。300点満点中180点取れれば合格なのです。結果、毎年合格者を排出し、市場は完全に飽和状態です。
許認可申請の代理と入国管理書類の作成は行政書士の独占業務で、行なってもどこからも待ったがかかりません。ですがその市場規模を考えれば、明らかに現状は行政書士が飽和状態だというべきでしょう。そうなると有利なのは以前からの顧客を抱えている古参の行政書士です。新人行政書士は、なにか自分にできることはないかと試行錯誤した挙句、非司行為や非弁行為に手を出すのです。そして非司行為や非弁行為で急成長した「成功した新人」が純然たる新人をターゲットにしたヒヨコ食いをするケースが目立ちます。
非司行為や非弁行為でもいいから、業務を行なって成功したいと考える人がいるかもしれません。しかし、そう考える方は今が「士業戦国時代」であるということを心のどこかに留めておいてください。サムライ業が増えすぎ、これまでは業際問題的に考えると行政書士に行わせておいてはいけない行為であっても「まあ、周辺業務だし」で許されていたところ、本来の資格を持つ人から「それは我々の仕事だ」といつ主張されてもおかしくない時代なのです。例を挙げますと、グレーゾーン金利の撤廃によって、借金をしていた人は一定の条件のもと払い過ぎた金利を取り返す事ができるようになりました。いわゆる「過払い金返還請求」です。この業務を最初に見つけ出したのは司法書士です。従ってはじめは司法書士の間でこの業務は人気業務となりました。しかし、弁護士としてあまり儲けていなかった人が、この業務は弁護士の仕事だと言って手をつけ始めると、あっと言う間に司法書士は弁護士に駆逐されることとなりました。
行政書士は、弁護士、司法書士、税理士、公認会計士、弁理士、社会保険労務士など、主だったほとんどの士業との間に業際問題を抱えています。そして、法律を素直に読む限り、ほとんどのケースで行政書士は不利です。仮に利益が上がるようになってもいつどこから「それは我々の仕事だ。出て行け」を言われても文句は言えないと覚悟をする必要があります。
少なくともサテライトオフィスとして契約する法人はちゃんとした会議室とみなしている
費用を抑えるためにレンタルオフィスを選んでるのに一等地である必要性がない
仮に一等地であってもフリーランスやなんだかよくわからないのを対象にした簡易で小規模なレンタルオフィス・シェアオフィス使うだろ
なんだったら最初からワークスペースゼロのバーチャルオフィスプランを使う場合もある
飽きてきたからまとめるな
貧乏だから高校を卒業したら地元で働けと小学生の頃から言われていた。
中3の時に高専(5年制)の存在を知り、少しでも長く学生生活を送りたかったので高専に進学した。
高専5年で進路を考えた時にやっぱりまだ学生生活を送りたいと思ったので専攻科に進学した。親は働いて欲しそうだったが、学費はほとんど奨学金とアルバイト代で払っていたので親の気持ちに気づかない振りをした。
専攻科2年になって大学院に行こうと思ったが、専攻科の求人が魅力的だったので就職した。というのは嘘で、自分の学力じゃ旧帝大に行けそうにないので諦めて就職した。というのが正しい。ちなみに地元ではなく県外に就職した。親ごめん。
現在、ほどほどに暮らせる給料・福利厚生で社会人生活を送っている。なんとなく高専に行くことを決めた中3の自分にとても感謝している。そして、なんだかんだ進学・県外就職を許してくれた親にも本当に感謝している。まだちゃんと親孝行が出来ていないのでコロナが収まったら旅行にでも行きたい。
と、ここまで書いて思ったが我が家は本当に貧乏なのだろうか。もしかしたら私は騙されていたのではないか。貧乏だと幼少の頃から刷り込ませておくことで、お金のかかる大学に行く選択肢を無意識に潰されていたのではないだろうか。
私は某Y県のとある大企業(仮にT社とする)の企業城下町に生まれた。街にはT社の巨大な工場が複数あり、飲食店もT社従業員が夜な夜な徘徊することで潤っているので、街のほぼ全てがT社でなりたっているといってもよい。私の父親は若い時にこの街にやってきて、その大企業ではないが取引先として働いていた。小さいときは気にしたこともなかったが、物心がつくようになると両親はことあるごとにT社を口にするようになった。あの子はT社のなんとか部の部長の子だとか、あそこの家の子の父親はT社をやめさせられて今では……、など小さい子供にとってはどうでもいいことを吹き込まれた。ただそういう雰囲気は私の家庭だけでなく地域の家庭全てがそうであった。そのような雰囲気は当然子供社会にも侵食されていて、学校の年度が上がるごとにT社の影響力を強く感じるようになり、学校内の子供の間で親のT社に立場に基づいたヒエラルキーが形成されていくようになった。私の父はただの出入り業者なので下位グループに位置付けられ、かといってT社と関係のない仕事でもなく、卑屈に過ごさなくてはならないという立場になっていた。学校で子供の間で些細なトラブルがあって、それを親に言ったとしても、親の行動は相手の子の親によって言うことや態度を変えるのも心底嫌であった。早くこのヒエラルキーと無縁の場所に行きたかった。
高校生になって志望大学を考えるようになると、私も自分の学力と相談しながらも、大してなりたいものもあるわけではなかった。だたこの息苦しさだけからは抜けたかった。そんなある日、同級生のA君が大手T社の主業に直結する地元県立大学の学科を受けるということを友達から聞いた。自分にとっては地元の大学だけならまだしも、地元T社の本業の学科を受けるという私には全く理解できないあり得ない選択であったから、A君は何か洗脳されているのではないかと。私はA君と2人になれたときに、なんでそんな学科に行くのか理由を聞くと、それがさも常識で当たり前であるような回答をしてきた。そしてそのまま地元大企業のT社に入れたらいいなともいってきた。彼との会話中、私は特に言葉で否定してはいなかったが顔には出ていたのだろう、A君はそんな質問をする自分を変な目で見ていたように感じた。
大学に入学したら家から離れて一人暮らししたかったが、そんな一人暮らしをさせられるだけのお金が家にないのは十分知っていたので、実家から列車で2時間はかかる隣県の大都市にある大学に入った。もちろんT社の業種とは関係ない別の業界の学科。ただ物凄くやりたいことがあったわけでなくただ他の学科より少し面白そうと思っただけ。理系の学科なので授業も課題も一杯でしんどかったが、今から思えばそこそこの大学生活を送ったような気がする。そして大した意識もなく同じ大学の大学院の修士に入り、卒業後の就職のことを考える時期になった。
同じ研究室で一緒に実験をしていた仲の良かった一人暮らしのB君。今後の就職の話をしたら、B君はS社に行きたいといい始めた。S社は大学からはかなり遠いが私たちの学科と同じ業種の大手企業である。それ自体は普通の話だし、当然S社からも学科から大学推薦枠もある。それで毎年1-2名は先輩が入社していたが、私の選択肢としてなんとなく無かった会社だった。私はB君になんでS社をピンポイントで行きたいのかを問うと、実家から近い会社だからと一言。高校のときのA君が頭に浮かんだ。ただそれよりB君がX県から来て一人暮らしをしていてるのは知ってたのに、X県はS社発祥の地であり今でも主力工場がX県にあることをよくわかっておらず、それらを結び付けられていない自分が間抜けだったという思いが強かった。
B君はさらに付け加えて、自分は一人っ子なのでS社に入れば自分の両親や祖父母が安心すると。それに実家も継がなくてはいけないから地元には帰らないといけないとも。そういえば私は生まれ育った町に愛着がなくはないが、父親も外からきて今の町に住みついただけであり先祖からそこに住んでいたわけでは全然ない。小さいときに父の実家に何度かいったこともあるが、居心地の悪い印象しかない。私には一生わからない世界だ。
就職は至難だった。学校に就職氷河期が突然きてしまったからだ。それまでは推薦可能な求人は学生数の数倍はあり学科推薦を受けたら100%就職できていたし、1年上の先輩も何も困らず全員推薦で就職していった。それなのに、その年の推薦可能な求人は学生数よりすくなく、求人がきた企業に学科推薦しても学生の3割程度しか受からない酷い有様だった。私も学科推薦を受けたR社からお断りされてしまった。それまで私も含めてかなりの同級生が余裕こいていたのに。最初は業種を絞っていたが、そのうち業種もなにも関係なく手当たりしだいで応募したところ、当時、新卒求人が比較的多かった東京のIT系企業にたまたま引っかかった。別にコンピュータサイエンスを勉強したわけでもないが背に腹は代えられない。その後は何度かなんとなく転職して、一応外資系ITの会社になんとなくいる。給料は悪くないが別に巷で言われる有名外資とは程遠く、それでいていつ首切られるかわからない仕事をしつつ年齢だけ重ねて、転職エージェントからもお声もかからなくなってしまった。
数年ほど前、ある雑誌を眺めていたら故郷のT社の記事が目に留まった。なんとなく読むとそこに高校の同級生のA君の名前を見つけた。だいぶ老けたおっさんだったがT社でそれなりの地位について世界中を飛び回っているようだ。彼は高校生のときに聞いた人生計画を順調にすすめ、順調に出世しているようだ。しかし自分は地元にも残らず、大学で勉強したことも役にたたず、海外本社からはゴミみたいに罵倒され、それでいて世間の役にもたたないクソみたいなブルシットジョブをしている。どこで差がついたんだろうな。
webエンジニア系の求人に登録してるんだが、最近めちゃめちゃスカウトメールが届く。
少し前まで、もっとずっと少なかった。
特に情報更新したわけではないので、求人が増えてるってことなんだろうけど。
「webエンジニアが正社員やるのはお互いメリット無いね問題」、
またの名を、
「エンジニアとしては、コードだけ書いてるほうが楽だし業務委託(フリーランス)のが払いがいいから正社員やる気ないよ問題」、
かつ
「会社としては、コード書かせるなら外注・業務委託で構わないから、書くだけ正社員は抱えたくないよ問題」
で、双方満足になったかと思いきや。
「エンジニアのマネジメントができる業務知識と社会人コミュ力と愛社精神を持ったPMがいなくて困ってます問題」が深刻なんだろうな。
単にマネジメントができる「社会人らしい社会人」や「現場から離れてしまったおっさん」では務まらないんだよな、業務知識が速攻で陳腐化するから。
さらにその上層には、「よくわからんが何とかしろ!」としか言えない、より残念でよりおっさんなおっさんが居るんだよな。
中くらいのおっさんはより最新の業務知識を、より残念おっさんは中くらいおっさん程度のIT常識を学ばないといけないんだけどな。
IT側の人員、戦闘力が足りてないんだから、全員がITによってかないといけないんだけどな。
自分らはそのままの在り方変わろうとせず、青田刈りでなんとかしようとして、全く意味・本質を理解しないまま「DX!DX!」とか言ってる残念おっさんって、残念だよな。
そういう残念な会社の、エグい球拾いだけをさせられる管理職ことサンドバッグポストに、なんで応募すると思うんだろうな。
32歳 女 飲食店のバイト落ちてこの世の終わりみたいな気持ちになってる。
飲食のバイト落ちるとか他に受かる仕事ないんじゃないか。って気になってくる。
採用側にはピンポイントな条件があるだろうから、面接に無駄な時間をさかないように求人にちゃんと載せればいいのにと思う。
若い方がいいなら20代活躍中!とか、シフト多めに入って欲しいならガッツリ稼ぎたい人積極採用!とか、その店の求人は誰でもいいぜ。みたいな雰囲気がしたんだけど読み違えたみたいだ。
半導体業界人の増田です。3月になって就職戦線が始まりましたね。というわけで、日本の主要な半導体メーカーが将来を支える人材採用戦略についてどう考えているのか、新卒採用の状況を基に見ていきたいと思います。
得に記載しない限り、情報のソースはリクナビとマイナビで、本体及びそれに準ずる会社についての調査とします。(製造子会社等は今回の集計対象外。地元に直接求人を出していたりして、採用ルートが新卒一括採用とは異なるケースが多いからだ。)
企業名 | 採用人数 | 社員数 | 大卒初任給 | 院卒初任給 | 備考 |
キオクシア | 201~300 | 10,000 | \215,500 | \239,500 | 旧東芝メモリ |
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング | 201~300 | 9,900 | \222,000 | \248,000 | ソニーの半導体製造部門 |
ソニーLSIデザイン | 101~200 | 2,200 | \225,000 | \252,000 | ソニーの半導体設計部門 |
ルネサスエレクトロニクス | 101~200 | 18,958 | \215,500 | \239,500 | 従業員数は連結で記載。(単体の記載なし。)IR資料を見ると日本国内の研究開発人員は4200人程度と思われる。 |
ローム | 101~200 | 3,480 | \227,000 | \249,000 | 従業員数は単体で記載。連結だと22,161人 |
新日本無線 | 11~15 | 1,352 | \215,500 | \239,500 | 従業員数は単体で記載。連結だと3,110人 |
エイブリック | 11~15 | 984 | \214,000 | \238,000 | 従業員数は連結で記載。単体の情報なし |
企業名 | 採用人数 | 社員数 | 大卒初任給 | 院卒初任給 | 備考 |
ソシオネクスト | 26~30 | 2,700 | \220,000 | \240,000 | 富士通とPanasonicのSoC部門が統合 |
メガチップス | 6~10 | 588 | \217,000 | \240,000 |
日本最大の半導体メーカーだけあって、キオクシアの採用人数は予想通り多い。がそれよりも目立つのがソニー。設計と製造部門を合わせればキオクシアを上回り、給与水準も高い。(さらに言えばソニー本体採用からも半導体部門配属がある。)最近では関西にも設計センターを開設(台湾企業に半導体部門を売却したPanasonicのイメージセンサー技術者引き抜きを意図していると思われる。)、事業の拡大指向が見て取れる。ロームも規模を考えると採用人数が多いが、離職率の高さを見越してのことか?ルネサス、ソシオネクスト等のロジック系、アナログ系のメーカーは定年退職等の自然減の補充分程度しかとっていないと思われる。
企業名 | 採用人数 | 社員数 | 大卒初任給 | 院卒初任給 | 備考 |
マイクロンメモリジャパン | 201~300 | 4,000 | \312,000 | \340,000 | 米Micronの日本法人。倒産したエルピーダメモリを買収したのが母体 |
ウエスタンデジタル | 101~200 | 1,000 | 年俸470万 | 年俸500万 | 米Western Digital日本法人。旧SANDISKについて記載 |
オン・セミコンダクタ | 1~5 | 1,800 | \215,500 | \239,500 | 米モトローラのアナログ・ディスクリート部門が分離。三洋半導体を買収 |
外資系のメモリメーカーは人数・給与水準ともに景気がよさそうである。キオクシアとウエスタンデジタル、同じ工場で製品を共同開発しているのにどうしてここまで差がつくのか…
一方、アナログ・ディスクリートメインのオン・セミコンダクターは人数が非常に少ない。同じ外資といっても、製造品目で勢いが全然違う。
企業名 | 採用人数 | 社員数 | 大卒初任給 | 院卒初任給 | 備考 |
ユナイテッドセミコンダクタージャパン | 6~10 | 1,032 | \215,500 | \239,500 | 元富士通三重工場。台湾UMCが買収。 |
タワーパートナーズセミコンダクター | 11~15 | 1,920 | \215,500 | \239,500 | 元Panasonicの工場3か所をイスラエルのTower Jazzが買収。 |
フェニテックセミコンダクター | 6-10 | 678 | \200,600 | \207,700 | アナログ・ディクリートメインの小規模な日系ファウンドリ |
どの会社も、企業規模を考えると採用人数が少ない。工場だから現場の作業要員は採用ルートが違うというのはあるかもしれないけれど。外資系に売却されているメーカーは、新規投資を絞って既存の設備と人員で利益を出そう的な方針に見えるのは気のせいだろうか?
採用の積極度合いは各社の主力製品によって大きく変わっている。採用人数から見る方針としては、メモリとイメージセンサーが規模拡大、ロジック・アナログが現状維持、ファウンドリが縮小均衡といったところだろうか。過去記事でも書いてきたが、競争力を保っているメモリ系、衰退傾向のロジック系という方向性は新卒採用状況から見ても間違いないようである。ロジック半導体も、せめて設計の方がもっと盛り上がってくればよいのだけども...
余談だが、筆者が就活をしていたころは半導体は総合電機の一部門であることが多かったので、半導体事業部に狙って配属されるには半導体の研究室の教授推薦を取ったりしないといけなかった。今の時代は専業メーカーが増えたので、『半導体業界に就職する』だけなら昔よりもやりやすくなっているかもしれない。
IDM: Integrated Device Manufacturerの略。設計、製造、販売までのすべてを一貫して行える半導体企業のこと。といってもここ10年位でルネサスのように自社の工場を持ちながら先端品はTSMC等に外部委託するファブライトと呼ばれる企業もかなり増えた。
https://anond.hatelabo.jp/20201219004424