はてなキーワード: 原稿料とは
10年近く女性向けで同人活動をしていて同じジャンルのアンソロ企画から声がかかる事も少なくはない。これまで、何冊ものアンソロの執筆依頼を光栄に思い、その度に全身全霊をもって応えてきた。しかし最近はそういった気持ちよりも疑念を抱く事の方が多くなった。
私自身もアンソロジーを何度か主催してきたため、雑な執筆依頼のメールには肩を落とさずに居られない。微々たる経験値だとは思うがこれから執筆依頼のメールを出す方は以下の事を最低限の事と考えて参考にして欲しい。
・pixivメッセージで依頼する。(連絡先がわからないためSNSから打診することについて一言お詫びをいれる)
・twitterで依頼したい案件があるとメールアドレスを尋ねる。(タメ口は勿論駄目!)
執筆者は何故自分を誘ってきたのか、意図が不明瞭であればある程、ただの数合わせなのではないかと不安になり、やる気が削がれていく。
公募型のアンソロジーについては詳しくないので省くが、私の場合はこの人の〇〇がどうしても見たい!アンソロジーに掲載したい!と、いう強い想いから執筆をお願いする。
なぜそう思うに至ったか?相手がこれまで発表してきた作品に感銘を受けているからだ。その想いを素直に丁寧な言葉で書き連ねる。
タイトル(仮題でよい)、本のサイズ、装丁が決まっていれれば装丁なども
(イラスト、漫画の場合は解像度や塗りたしを含めたサイズ、カラーモード、推奨ファイル形式など)
(小説の場合は青空文庫を流したwordのテンプレートを配布する)
(あくまで私生活の合間を縫った執筆である人が大半である。万一の事を考え早めに設定しておく必要がある。)
(完成本の他に原稿料が出せない事へのお詫びと代わりに粗品を渡したいという旨だけ書いておく)
(※1完成本と一緒に1000〜3000円相当の菓子箱等やAmazonギフト券、図書カードなどを渡すことが多い/粗品の内容については勿論メールで触れなくて良い)
(頂戴する原稿の一部を告知の際にこちらでトリミングし使用するお願いと作品の各々の再録時期に着いて明記する。
また、原稿の全体を公開しない形であれば、各々で作品の一部を公開し企画を宣伝することも可能だと書く。サンプルを告知するまで個別な宣伝を避けたい場合はその旨も)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(漫画と小説の場合は後日また期限を設定し頁数、左右の始まりを自己申告して頂く形にする)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主催はその後も様々な用件で執筆者の皆さんと連絡を取り合っていく必要がある。
しかも企画が進めば進むほど、締め切りが近くなりイベントも近くなり、入稿データの準備や個人誌の原稿、イベント参加の準備で、主催は尋常でないほど忙しくなる。
しかしそれを理由に、執筆者達に適当な連絡を取っていいというわけではない。
企画が無事に終えるまで、主催は執筆者からの信頼を失わないようにを日頃から心がけておくべきである。
例えば…
などである。
アンソロジーならば個人誌よりもハードルが低いと勘違いされることが多いのか、twitterなどのSNSで流れに任せてアンソロ企画を強行してしまう若者をよく見かける。特にこれは同人初心者であることが多く、目も当てられない事態だと感じた。
ある程度同人活動を経験している者であればある程、原稿を執筆する事の精神的肉体的負担を理解しているし、人の原稿を頂戴する事が決して軽い事では無いと想像する事は容易いはずだ。
同人活動は「好き」の気持ちで本を作ることが殆どであるが、アンソロジーの場合はそういった熱意の他に様々なスキルが必要になってくる。
原稿にかける時間は人それぞれであるが、どんなに好きな作品やカップリングの企画であろうとも自分の原稿や私生活に宛てがうはずの時間を割いて執筆する事に変わりはない。そんな中だからこそ、同人経験が豊かで原稿の扱いに慣れており、自分の原稿を期待して待っていてくれて、その作品やカップリングが好きな方達が喜んでくれるような一冊を作りたい、そういった熱意がしっかり伝わってくる主催に原稿を提出したいと考えるのは当然ではないだろうか?
アンソロ主催とはボーッとしていれば執筆者の原稿が勝手に集まってくる役得仕事ではなく、執筆者達に最大限の敬意と気配りをしながら、企画をまとめあげなければならないパワフルな仕事である事を念頭に置いて欲しい。
※ここに書いたことは私がこれまで経験してきた連絡手順であるので、一意見として参考にしてください。気配りの仕方は人それぞれなので、主催さんは自分で考えて執筆者さんへの配慮をお願い致します。
※2何故か去年の記事が今年になって拡散されていたので書き忘れていた部分を少し足しました。依頼文が不安な方は信頼出来るお友達などにメール文を一度チェックしてもらうのもアリです。素敵な企画を成功する足がかりとなれば幸いです。(追記2015.09.08)
村長が片岡Kおよびアスペクト幻冬舎あたりの脱法出版について言及しておられたけども
出版業界って、一部の超大手や学術書しかやりませんねんみたいなお堅いところ以外の、中小零細後発隊はほとんどのとこが
「ひと山あてたらんかーい!」的、山師スピリットあふれる胡散臭い業界だよなぁと改めて思う
原稿料ばっくれて雑誌作ってる社長もこないだ話題になりましたけど
とはいえ出版は、多少は資金も集めなきゃならないし人手も必要だから、こりゃひどいというのは「得られる果実もそれなり」だったりもする
・スタートだけなら少人数、なんなら一人でも始められちゃう。社会的信用も不要
違法行為への認識って、ある程度いろいろ経験すると法知識がなくても「あ、ここはまずい」という嗅覚が働くけど、彼らにはそれがない
そもそも、社会生活上で毀損されるようなものが何もなかった輩だったりする
だから、違法行為が炎上して信用がなくなってもなんとも思わないんだろう。全能の人ってやつだ
メンタルとしてはアイスケースに入って記念写真撮る子と根っこは変わらないんだろうなというか
もともと友達がいなかったし、面倒なこと言う友達はいない方がむしろ楽、また別の友達探すから、という感覚だろうか。よー分からんけど
ばれなきゃいんだよ、ばれたら消しゃいいよ。という感じはあると思う。
そんなのでも、労力比ではそこそこは稼げたりするんだろうから、馬鹿のフォロアーが絶えなかったり
・そういうのをちやほやする「お仲間webメディア()」で信用ロンダリング
先に大いに燃えて名を上げた先輩が持ち上げるパターンもよく見る。
名前をよく見るようになれば、悪名だろうが成功というのが「炎上商法」のベースだろうと思うんだけど
同じような屑同士で「あいつ悪くねーよ」「話題の○○に会ってみた」とか、ねぇ…
「リアルの信用力は多少あるけど、基本がうっかりしてる佐々木先輩」みたいなのもいるし油断できない
webメディアで飯食ってる人は業界全体である程度質とか遵法製とか考えていかないと、そろそろメディア自体が頭打ちになると思うよ
35になった今、ホント割にあわねーなって思う。
好きで選んだ道だけど
こんなに割に合わないとは思わなかったよ。
短期打ち切りだと3巻で9万。
1/10000とも言われる連載権勝ち取って。
それで360万。
景気の良かった20年前なら
1200万持って帰れた。
最悪でもそれならまぁ、頑張る価値はあったと思う。
でも今や360万。
馬鹿じゃねーの。
それ全部アシ代に消えるからね。
過去と違って
手塚の頃と一緒にすんなよ。
ヘタクソでもそれなりに金かかる。
大量に残るわけだ。
でも原稿料は変わらない。
全然ペイできないっつーの。
悪魔か。
一冊辺りの発行部数は減り、ヒット率も減り(単純計算で一番景気良かった1995年より3倍も売れづらくなってる)
本当にありがとうございます。
で
でもこれでもジャンプは一番マシな方。
やっすい原稿料で
1年かけて3巻出して印税70万円。
何のために書いてんのかって
「後に引けない」だけ。
マンガ書いてる奴なんて
年を食えば食うほどその乖離幅は膨らんでいって
マンガ以外に何もできなくなる。
他に出来る事は何もない。
でもホントさ
絶対恨み買ってると思うよ。
どうなん?
前の出版社とか大阪市だっけ?無料とかすっげー低賃金で働く労働者を募集して、すんごく叩かれたけど、
この香山リカの意見を「いいんじゃね?」っつー人は、出版社や大阪市もおkだった?
いっそのこと「創」はしばらくは、資本主義システムの埒外の雑誌と宣言し、執筆希望者が審査受けて掲載料払ってスペースをもらう雑誌、とかにしてもいいんじゃないかな。で、売り上げが出たら配当もらえるようにして。それでも書きたい、という良質の書き手はいると思う。
もちろん「原稿料未払いは困る」と執筆者が訴えるのは正当なことだけど、そこから「創」そのものや編集長を批判するのが「正義」となってる今の流れは違うなーと思ったので、ひとこと言いました。あ、だからといって私の未払いチャラにするわけじゃないですよ~!(笑)おしまい。
フリーライター兼広告制作。それが自分の仕事だ。勤め人時代から起業した今でもやっている事は変わらない。
上司の罵倒で生きる事が苦しかった勤め人を辞め、家賃45000円の自宅兼オフィスを構えてから三年が経った。
前職のキャリアは3年。少ない人脈に片っ端から頭を下げ、相場の半額以下で仕事を請ける日々。それでも仕事に満足してもらえず契約を切られる事の方が多かった。
起業から1年は設備投資や営業回りで百万近い損だった。貯金を切り崩し、時に日払いの仕事をして糊口を凌いだ。
風向きが変わったのは2年目も半分を過ぎた頃。専門誌で書いた単発記事が好評で、連載を持ってみないかと打診された。
そこの原稿料は400字で5000円。週1回の連載で1200字なので月に60000~75000円の安定収入が入るようになった。
雑誌連載を持つというのは意外なほどステータスになるもので、驚くほど営業の成功率が高くなった。
話を聞いてもらえる会社が20社に1社から5社に1社となり、その2割程度の割合で仕事をいただけるようになった。
3年目を終えた今、年収は勤め人時代とほぼ同額になった。最初にいただいた雑誌連載の仕事は雑誌自体の廃刊で無くなり、今は別の雑誌で連載を持っている。
それとも些細な原稿料をもらえれば何にでも変身できるのでしょうか
http://anond.hatelabo.jp/20140730143427
ホテルのパブリックスペースで、中国人3人と韓国人3人が先に来たの後に来たのと
下手な英語で激しく大声で罵り合ってて、非常に胸糞が悪い。
「静かにしろ」と言ったけどプライドの問題だとかどうとか言ってて良く分からん。
どうせならちゃんと殺しあえ。
データ見てたら、ラブプラスと韓流ちょんころドラマの市場規模と
成長メカニズムがだいたい一緒なんだな。
http://anond.hatelabo.jp/20140730143427
ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」 (宝島社新書) [新書]やまもと いちろう、中川 淳一郎、 安田 浩一
http://www.amazon.co.jp/dp/4800204704
山本一郎氏と中川淳一郎氏の対談 ~リテラシーの低いネトウヨが作り出す「バカの論壇」に大した力はない~
http://culblo.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-15595.html
山本一郎氏…「ネトウヨは、卒業することを知らない」「日本人であることしか誇る物がない人は多い」「中心世代は42歳~46歳」
くだらない仕事であろうとやらなくちゃいけないなと。
それで、おまけにですね、来る人がみんな言うのはね、
タダなんだよ。
「やなせさん、原稿料なしで‥‥」って。
原稿料なしなの。
つまりですね、すごく軽く見られてるんだよ。
もう50を超えてるんですよ。
全国のものを入れると
200ぐらいあるんだよね。
これが、全部、タダ。あっはっは。
ただね、2つぐらいはお金をくれたんだよね。
役人が4人来たんですよ。
キャラクターを、やなせさん、作って下さいと。
「えっ、タダですか。私もね、これは仕事でやってるんで、
いくらかはもらわないと」
って言ったらですね、4人で相談してるの。
それじゃしょうがねえと思ったんだけど、
やったんです。
そういうのはパッと払うのに、
俺はタダって言われるのは何でなんだ、
よくわからない。
そういうことだろうと思った。
変な話だけれども、小説の業界と化粧品の業界って非常によく似ている部分がある。
化粧品会社というのは方向性の違うブランドを複数持っていて、女が少女から年頃の女性になり、マダム層になり、更に中高年齢層になるまでをフルフォローする仕組みになっている。
少女たちが憧れる派手でリーズナブルなブランド(マジョリカマジョルカや、アナスイなど)からキャリア層の少し高級感のあるブランド(マキアージュ等)に移動させ、更に中高年齢層でスキンケア中心に高級感ある素材でブランドを売る。
で、少年少女を読者対象に据えるライトノベルってのは、例えるならばマジョリカマジョルカやアナスイのような素材でないと困る、というものなんだろうな、と。
今の若者は本を読まない、ってのは百年も前から言われてることであると思う。百年前ってのの「本」ってのは、恐らく哲学書だとか宗教書の類だったんだろうけれども。メディアの発達でその昔卑しまれていた新聞は「それぐらい読んでおけ的教養」にまで持ち上げられ、女子供向けの幼稚な読物とされていた小説はまさに教養書扱いを受けてしまう時代になった。
「赤と黒」の訳者(多分現在ジーサン的年齢)がリア高時代にこれに触れていたく感動したスタンダール、今ガチの高校生でどんだけ読む子おるん?私が読んだのは20代の半ばで、それでも惜しいことしたなあと残念に思ったくらいなんだけど。
正統ファンタジーとか王道SFとかをラノベ化するには、ただ情報量を減らせとか、語彙を削ればいい、とか、そんな簡単な問題じゃなくて、読者である少年少女にハートが届かなければならないわけでして。だから、その力が失せかけている30代からのラノベ作家への挑戦はお諦めなさい、ととても丁寧にお断りの足きりを行っているのが実情だったりもするんじゃないのかな、と思います。私はそういう理由でラノベ作家目指すのを諦めました。
自分が書きたいものを別の表現でもって読者が吸収できるように努力する作業のしんどさは恐らく並大抵のものじゃないと思うわけです。そういう作業はもっと若い世代に任せてしまっていいんじゃないの、と思うようになったんですよ。
だからといって今30代超えの人全員にラノベ作家目指すのやめちゃえばいいのに、っていう足ひっぱりは、私は行うのはイヤですのでやりません。だってそういう人たちは結局ラノベ大好きなわけでしょう。一般小説よりラノベじゃなきゃイヤなわけでしょう。その情熱を吹き消すなんて残酷で底意地の悪いこと、私にはとてもできませんよ。
じゃ、自分はそれ以外のどこに向かえばいいんだろう、と迷ったりもする。ラノベは小説界の最大市場だけれども、それ以外のエンタメ市場はだいぶレベルが高く、狭い。純文学など、原稿料だけでは生活できない作家がどれだけいるんだろうって大昔からの定則。
そんなの分かっていて自分で足場を作るのが、他に道を決めた作家志望のやることじゃないのかな、と思うわけです。
私みたいなのは欲がないから、読んでくれる人がいさえすればいい、って考えで、でもそういう考えの書き手ってなぜかどんどんまわりから人がいなくなるんですよ。読んでもらえなくなっちゃう。それで泣く泣くプロ目指すことになる。そいでナニモノか正体の分からんものから追い立てられて書き続ける羽目になる。それでもプロになかなかなれず、プロの足がかりになりそうなものもやっぱり次々と突き崩される。誰にも読んでもらえない、でも書かなくてはならない。
こういう地獄が待ってるから、今の若い人に軽々しく作家目指してます、なんて言って欲しくないんです、私は。こんなシステムじゃそりゃ死人出ますよ。「ヤメロ」とも「お前この程度だ」とも誰も言ってくれない、ただ「もっともっと頑張れ」って見えない場所から鞭打たれるだけなんですから。
読んでもらえない辛さ、感想ひとつ貰えない悔しさってのが分からないうちは私の言ってることは何にも響かないでしょう。自分には友達百人いるから平気だって思うでしょう。でもそれがある日半分になり、四分の一になり、いつしか顔色だけ窺っているスパイみたいな独りきりになったとしたら?あなたそんな状態で何年も書き続けられますか?それだけの精神力は自信ありますか?
それでも私は書いてるんだけど。自分の書いてる小説は適当に頑張ってれば、いつか誰か読者が認めてくれるんだろうな、くらいには思ってね。無理しない程度に。この、無理しないってのがまあ、難しいんだけどね(笑
まあいいのさ。自分のブランドが再春館製薬のドモホルンリンクルみたいなのか、先の資生堂のエリクシールみたいなのかは分からんけれども、まあマジョリカマジョルカやアナスイみたいな若年齢向けメイクアップ化粧品ブランドでないのは分かったからさ。
魚の方じゃないよ。
1題材を決める
・まずは大きな題材から(笑える、感動、恋愛、SF、イミフ、怒り、恐怖)
簡単な物は感動系の物、恋愛と>>1がアスペっぽくてイミフなスレです
SFと怒りは下調べがめんどくさい
怖いやつと笑えるやつはやんないほうがいいです
2おおまかに話を考える
・起承転結は考えなくてもいい
・起承転結を考えるんだったら、一つのレス毎に転の要素を入れる
3登場人物を考える
ラノベじゃないんだし。
その人の武勇伝を考えておく
嫌いな人は無理に公言しなくてもいいです
4深めていく作業(設定
・場所
もし場所を聞かれたら困るのでグーグルマップで適当に場所を探して下調べする
場所が決まったら、その場所の日没日の入り、月の形位置、過去の天気(温度、降水確率)を調べておくとリアルになります
未来から来たんだったらジョンタイターは必須。他の有名じゃないスレも確実に目を通してメモ
SFは小説を読みまくったり百科事典を読んだりしないといけない
これは大事です。絶対に浅はかな知識でスレを立ててはいけません。
・証拠をつくる
写真は効果絶大です。しかしネットで拾った画像を使わないでください
5文章に起こしていく
・独り言を入れながら
共感してもらうためだけです
・おおまかな話だけでいい。
下に書きます
6質問を想定する
・質問されながら話は進んでいくので、反応を見ながら慎重に話を変えたりする。
4の内容がここで役に立ちます
7一緒にスレを伸ばしてくれる3人を探す
・とりあえず質問してもらう
・3人と話し合いながら進めていく。バクマンの七峰透みたいなやり方って言えばわかりやすい
まとめブログもスレを伸ばすために色々頑張ってるので、盛り上がりやすいです。
9スレを立てる
・「書き置きしてないから待って」的なことを言う
本当は書き置きしている
俺はしないでニヤニヤしてます
http://anond.hatelabo.jp/20120706010047
の続き。
-----
岡田斗司夫は「面白い人」かもしれないが、「いい人」では断じてない。
過去の著作やイベントに参加してきてそれは知っていたが、それでも敢えて私はオタキングexに入った。本人が言うとおり、exというシステムを立ち上げたが最後、後戻りは極めて難しい。なので、自分はそれなりにファンをやってきたこともあって、そうした酔狂に付き合ってみようと考えた。
ところが2010年3月にオタキングexに入ったとき、驚いたと同時に「これはまずい」と思ったことがある。岡田斗司夫の旧知の編集者がexにほとんど入っていなかったのだ。厳密には一人だけいたが、彼は12万円も払わず個人的な事情もあって、除籍扱い、つまり「いなかったこと」にされてしまっている。
それ以外の編集者もいたが、付き合いが短い人ばかりだ。ダイヤモンド社の編集者2人はex設立前の取材で意気投合して入社したことになっているが、バベルの塔にもほとんど書き込みをせず、2年目は当然ながら契約を更新しなかった。今のところプロの編集者でexに在籍しているのは1人だ。
最大のヒット作である、「いつまでもデブと思うなよ」を担当した新潮社や出版プロデューサーは?あるいは過去に本を色々出した太田出版は?マンガ夜話とアニメ夜話をあれだけやったNHKは?12万円は負担かもしれないが、1万円で済むクラウドシティなら自主的に入ってもいいはずだ。今ならメディア関係者はタダだ。
これについてはバベルの塔内で本人に問い詰めたことがある。「クラウドシティに編集者とか入ってないじゃないか」と。本人は「これから新しく仕事をするマガジンハウスや幻冬舎の人などは入る(入っている)」と言ったが、私が言いたかったのは「なぜ、過去に仕事をしてきた人が入っていないの?」だ。実際、クラウドシティには未だに新潮社の人、あるいは「遺言」の筑摩書房の人も入っていないはずだ。
さらに付け加えると、現在、対外的な露出で一番重要な仕事であるはずの、週刊アスキーと朝日新聞の担当者もクラウドシティに入っていない(ニコニコ動画の担当者は入っているが、やりとりはexの担当者と先方とでやりとりしており、クラウドシティには「いるだけ」だ)。
仕事をクラウドシティ市民が見える形にガラス張りにするという原則があるはずなのだが、それが徹底されていない。ただ、これは本筋ではないのでいいとする。今までと仕事のやり方や接し方が変わることを考えたら、誘わない方が面倒は少ないので。
問題は先方を誘わないことではない。「何で向こうから自主的に入ってこないのか?」だ。
今後の付き合いということを考えたら、編集者にとっても岡田斗司夫と何らかのつながりを持っておいたほうがメリットはあるはずなのに、新規で本を出す出版社以外に、手を挙げてクラウドシティに入ってくる人は一人もいない。
なぜか。その理由は簡単だ、岡田斗司夫が「面倒なヤツ」で、積極的には付き合いたくない「イヤなヤツ」だから。
器が狭くこらえ性がないのに、他人が自分に対して寛容であることは当然だと考え、人には耐えることを強要する。自分には甘く、他人に厳しい。過去の言動を見る限り、言っていることは面白くても人生の目標たりうる人物には到底なりえないし、仕事以外では積極的には付き合いたくない。
昨年から、(表向きは)クラウドシティ経由でしか仕事を受けつけないようにしたことで、さらに面倒な人になってしまった。ギャラがタダでも「仕事はタダで引き受けます、でも、やりたいことしかやらないし、そのためにはこのやり方でないとイヤだ」、と言われたら、掲載についてポリシーを持っているところほど交渉の余地は少ないし、一緒に仕事をしたいと思う人はいなくなる。
大体、小額であっても、原稿料なり出演料を払うのは、最終的な責任、編集権・編成権は掲載・出演させる媒体にあることを明確にするためでもあったりする。ギャラを一切もらいません、というのは相手がそうした責任を負えない存在になりますと宣言されることで、相手からすれば困ることだ。
こうして岡田斗司夫は自らメディアにおいて出演が望まれざる人物になっている。自分の考え方をより広めるために始めた団体なのに、その対象を狭めているのはどうなのか。
◆
個人的に失望したのが、2011年8月の関西定例会で本人が「この組織は誰も仕事しなくても、あるいは残らなくても、私さえ残ればいい。だから、私の目的を達成するための近道はみんなが文字起こしをやることだ」と言ったことだ。
ある目的があって、志半ばで倒れるのは仕方がないかもしれないが、堂々と「お前ら捨て駒になれよ」と言われるのはたまったものではない。
また、イベントなどレジュメがある話を文字データ化するのは意味があるだろう。でも当時、本人は本人が話した他愛のない話を含めた全ての音声を記録した上で、文字データ化しろ、と言った。そこにかかるムダな労力についても、「お前らに仕事をする権利を与えよう」とでも言わんばかりだった。
出版社の編集者はこうしてできあがった膨大な文字データを社員と一緒に拾集めれば書籍になる、とも本気で信じていた。音声データを文字化すると同時に何がそこに書かれているかを整理する方針も決めていないにも関わらず。
こうした言動が示しているように、岡田斗司夫は人を使い捨てすることに全く躊躇がない上、自分はそうする権利があるとも考えているし、実際オタキングexもそういう仕組みになってしまった。
岡田斗司夫は自分に友達はいなくて、仲間はいるというのが口癖だが、私は「仲間」すらいないと認識している。いるのは自分にとって「都合がいい人」と「そうでない人」。あるいは「仲間」=「自分にとって都合がいい人」。そう考えると、岡田斗司夫の行動原理は分かりやすい。
これらは全てDAICONフィルムやガイナックス時代から繰り返してきたことなのだろうが、齢50を過ぎてなお、過去とやってきたことから変わっていない。
本人からすれば「ずっと同じ人と何かを継続していくのが苦手なんだ」と言うのかもしれないが、そうやってその都度仕事相手やファンを切り捨ててきたことで自らの評価を下げ続けてきたことは理解していないのだろうか。あるいは、もうすでに新しいファン・読者層を開拓する余地は少なく、新規開拓=レッド・オーシャンだということも。
信じられないことに、こんな人がこれから「いい人戦略」の本の著者になろうとしている。本人が「イヤなヤツ」だからいい人戦略を採ろうとしているにしても、exやクラウドシティでとっている行動はその戦略からはほど遠い。しかもその本は本人の講演を社員が文字起こしして、社員が執筆するものだったりする。そうした本に説得力はあるのだろうか。
そして何より、本を出す出版社の方々はこうした事情をご存じなのだろうか。
続く。
「ビジネスジャーナル」「サイゾー」運営者に求められる、明確なライター選考基準とは?
混迷の時代を生き抜く社会的弱者から文章を提供してもらって安い原稿料を払って利ざやで稼ぐ情報問屋である今一生が、昨今話題の「クラウドファンディング」をめぐる、ある人物に一方的に難癖つけて一儲けできないかと目をつけている。これは、ネットが生み出した新しい時代の妖怪なのか、飲み屋の酔っぱらいオヤジの個性的演説なのかーー。
最近、「クラウドファンディング」というwebサービスが人気を博している。個人・団体がプロジェクト内容を公開し、それに共感したネット市民がプロジェクトを実現する必要経費として、資金を提供する仕組みだ。
クラウドファンディングは、不特定多数の人から資金を集める行為である。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、製品開発やイベントの開催、チャリティなどの用途で利用されることが多い。
日本では、東日本大震災の被災者支援のためにこのサービスが重宝され、多くの善意が集められてきた経緯がある。しかしそもそもクラウドファンディングは「少額のお金を多くの人から集める」というだけの仕組みで、社会公益のためにしか使えないものではない。
資金を提供したい人は何らかの商品(リターン)を購入する形になるのが原則で、このサービスの草分けである米国のKickstarterでも、チャリティーなどのプロジェクトに充てる利用は禁じられている。
そんな中、日本のクラウドファンディングのひとつ「CAMPFIRE」(運営:株式会社ハイパーインターネッツ)で、「ニートについての本を書いてるんですが制作費が欲しいです。」というプロジェクトがアップされた。起案者は「pha(ファ)」と名乗る33歳の男性。本人の書いたプロフィールには、こうある。
「日本一のニートを目指す。無職でネットで遊びまくり。インターネットが好きな人が集まって住むという『ギークハウスプロジェクト』提唱者。独学でプログラミングを学び『EasyBotter』『圧縮新聞』『ホッテントリメーカー』などのウェブサービスを多数開発。京都大学総合人間学部卒。できるだけ働かずに生きていきたいです」
本制作費用として、約63万8000円の資金を集めたphaさんのプロジェクト。
そんなphaさんが求めていた目標額面は10万円。すでにこの額面をクリアしており、最終的に249人のパトロンを集め、支援金63万8614円を調達した(このうち20%はCAMPFIREの運営者が手数料として受け取る)。
多くの人に支持されたphaさんのプロジェクト。だた、今一生という人物が上記の募集について重箱の角をつつくような質問メールをpha氏に送った。
ふつうなら無視してもおかしくない、一方的に悪者扱いするようなアホっぽいメールにもブログで多数の読者に公開しつつ真摯に答えたphaさんに対する今一生の反応は、『phaさんはブログで僕の質問に対してネタ的に回答してるのだけど、そのはぐらかしに乗せられて彼に共感してる人は、自分が罪深いことに加担してることに気づいてない。phaさん自身、僕の質問の意図を十分に理解してるとはいえないけど、やがてアップされるサイゾー記事の前パブとしてはアリ。』というものだった。
その質問メールとTwitterでの反応を見て唖然とするネット市民を尻目に、日本のサブカル系Webメディア「サイゾー」(運営:株式会社サイゾー)で、「自称ニートがネットで"生活費集め"はOKか!? (前編)」という記事がアップされた。
ライターは「今一生(いまいちなま)」と名乗る47歳の男性。本人の書いたプロフィールには、こうある。
「フリーライター、編集者。著書に『社会起業家に学べ!』他多数。編著に『日本一醜い親への手紙』等。『オルタナ』『環境ビジネス』等で連載中。講演、マンガ原作、連載、作詞の依頼は大歓迎。取材されるための技術を教える広報コンサルも。福岡の一般社団法人ストリート・プロジェクト理事。」
そんな今一生が慰めとしたのはFacebookだ。すでに自分の周りを同調してくれる人物で固めており、最終的にやっぱり実名じゃないと適当な事を書くからダメだなと、なんとか自尊心を維持した(しかし今一生自身は実名ではなくペンネームでFacebookを使っている)。
ここで、今一生の質問メールや記事の、内容の信憑性や妥当性について、主に2つの大きな疑問が生じる。
ひとつは、phaさんが「ニート」と自称しているのはおかしいのではないかと問題視している点。
約2年前の「日刊サイゾー」の取材で、phaさんは月収を聞かれ、こう答えている。
「だいたい10万円ちょっとくらいです。ブログのアフィリエイトやちょっとしたネットサービスを公開していたり、ネットで本を売ったり。それから時々原稿を書いたりしているのでパラパラと細かい収入があります」
phaさんは可能な限り人に雇われたくない自営業者であり、親のスネや生活保護に頼らず日々の生活費を得るためにアフィリエイトなどで多少の労働をしているという、限りなくニートに近い存在であることは明らかだ。
働けない理由、働きたくない理由は人それぞれであるにもかかわらず、ニートの原理的定義に単純にあてはめて弱者を排除しようとする思考は、労働にまつわる諸問題を矮小化することにも繋がる。
2つ目の疑問は、phaさんが求めたのは「制作費」なのかということを問題視している点だ。今一生は、集めた資金の使い道をこう記事にしている。
『書籍を書き下ろす場合、資料代は税申告の際に経費として計上できるし、phaさんのような低所得者の場合は赤字申告で還付金が入り、資料代程度の額面は相殺される可能性が高い。』
書籍を書き下ろす場合、ふつう印税が受け取れるのは発売から何ヶ月も経った後。さらに所得税の還付は翌年度以降となるため、phaさんのような低所得者の場合はまとまったお金が得られる前に危険な状態になる可能性が高い。
さらに今一生は、『通常、書籍の制作費といえば、遠方の取材に必要不可欠な交通費や宿泊費などを意味する。在宅でニートの本を執筆する際には、まず関係がない。他のほとんどの経費は生活費だ。「家賃や光熱費や通信費」「ファミレスやカフェ」「酒を飲んだり焼き鳥を食べたり」を「本の制作費」と言いきるには、語弊があるだろう。』と書いている。
しかし、CAMPFIRE上のphaさんのプロジェクトは、1500円以上の支援に対しては完成した書籍を一冊送ることになっているため、「他のほとんどの経費は生活費だ」というような記述は、悪意の篭ったミスリードである。
phaさんのプロジェクトを正確に表現するなら、「ギリギリの収入で生活している自営業者ですが、本を書きたいので仕事のかわりの収入源が必要になりました。とりあえず1カ月分の生活費が欲しいです。支援してくれたら本が完成次第お送りします」になる。
今一生はクラウドファンディングの正当性に上から目線で疑惑を投げかけられるような立場なのか?
今一生は『「制作費」を無制限に拡大解釈するプロジェクトが承認された今、食えないクリエイターが制作費として生活費を求める案件を拒む理屈が立たない。』などと勝手な思い込みを書いている。
このような記事の掲載が承認された今、食えないライターが生活費のために適当に書いた飛ばし記事を拒む理屈が成り立たない。
すると、ライターがTwitter上で取材対象に対して暴言ともとれる発言をしていたり、マトモに検証もしないで記事を掲載することを承認した審査基準の正当性を説明する社会的責任が、サイゾーには生じるのではないか?
その責任を放置すれば、「記事を書いてお金はほしいけど、結論ありきで適当に質問メールを送って返答は悪意のある解釈をする」という反・良識的な記事のライターを矢面に立たせて面白がるだけだ。Webメディア業界が築き上げてきたサービスの社会的価値を貶めているのは今一生その人なのだ。
では、株式会社サイゾーは、どんな基準でライターの記事を審査・承認しているのか?
このような、個人を事実無根の思い込みで貶める記事を複数の媒体で掲載しているサイゾーのライター選考基準には大いに問題がある。
そこで、サイゾーの運営元である株式会社サイゾー(東京都渋谷区道玄坂)に、「どのような形で新規に投稿されてくる記事の裏付けを把握・確認していますか?」「今後、取材の見返りもないのに最初から結論ありきの一方的な質問メールを送りつけて、一般市民を追い詰めるような記事が投稿されてきても受け入れていく方針ですか?」など、複数の質問をメールで送ってみるのもいいのではないだろうか......。
(文=今一増田)
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20120627/p1
http://d.hatena.ne.jp/kyoumoe/20120627/1340792476
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/conisshow/status/215341845142704131
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/conisshow/status/217818952804483072
「親がいかに我が子のことを思っているか、手紙を書いてください、道徳の授業で使うので」
という「要請」が来た。
で、妻が、「どのような文体にすればいいのか?」と必死に悩んでいた。
ネットを見ると、「親からの子供への手紙」というのは、ここ数年で急速に各学校の道徳現場で
広まっているイベントらしく、特に「2分の1成人式」の目玉行事になっているらしい。
(2分の1成人式とは、子供が10歳になる4年~5年生の時に行うイベント。これもここ数年で急増)
妻は
「変にあっさりした短い手紙だったりすると、子供同士で手紙のボリュームを比較し始め、
『A君の手紙は短いんだね、親が手を抜いたんだね』とイジメられたりしないか?」と
妙な心配をしていた。
そのため、「親から子供への手紙@道徳授業」の「例文」がないかどうか、
Google検索やウィメンズパーク投稿などを参考に探し始めた。
気分は「宿題を知恵袋に聞いて回答する小中学生」の気分(いけないことしている気分)である。
ネット上では、「親からの手紙を書くのが大変だった」とかいう投稿は結構あったが、
中には「文書をここにアップロードすることも出来ますが、あえてアップロードしません。
親が自分の言葉で書くのが重要だと思いますので」と「意地悪」している親もいた。
よっぽど「人力検索」「知恵袋」にヘルプを依頼しようか、と思ったが、
何とか数個の「テンプレートになりえる文書」を見つけ、やっとのことで書き上げた。
時間にすると数時間、時給換算すれば1万円以上の原稿料が欲しい。
穿った見方すると、この「手紙」、文書が短い家=愛情が薄い家を
1歳児半検診のウラの目的は幼児虐待発見、と聞いたことがあるが、この手紙も
児童虐待発見のためのウラツールじゃないか、とも考えてしまう。
虐待発見云々は考えすぎかもしれないが、手紙が短い家、親が表現力が下手な家の子供は
イジメられてしまうんじゃないか、と思うし、こういう形での「家庭対抗愛情発露競争」は
いかがなものか?と思う。
学校現場は「対抗戦ではない」と抗弁するかもしれないが、受け取る方(児童、保護者)は
ましてや、授業参観日にそれをやっているのだから、親同士の「見えない対抗意識」に火をつける。
で、不思議なのは、「2ちゃんねる」の教育板とかで、この「親から子への手紙」への
批判投稿なりが見受けられないことだ。
「親からの手紙ウザイ」とか「アホラシ」のような投稿が2ちゃんねるにちょっとはあるか、とも
これ書いた本人です。
いろいろツッコミをいただいて、俺も書きながら自覚してるものもあるけど、何しろJコミ自体が始まったばっかりでどう動くのかわからない状態なので反論とかはしない。
ただ8はかなり重要な問題で、Jコミはマンガ家の利益の最大化を目的としているわけだけど、出版社が潰れて原稿料と新刊の印税が入らなくなったらやっぱりマンガ家の収入は大幅に減ってしまう。
これをJコミのシステムだけでカバーするのは相当困難。500円の本が大ヒットして100万部売れたら5000万円の印税になるけど、Jコミで5000万円稼げって言われたら何千万DLされないといけないのか想像もつかない。単純に日本国内だけ考えたら、最大でも人口の一億2000万DL以上はいかないんだし。
中学生くらいの頃、同い年ぐらいの子どもがいる親戚の家に泊まりに行った。その家で暇つぶしに漫画を読ませてもらったのだが、どっさりと山のようにある漫画本のほとんどに、本屋でお会計する時に回収されるはずのスリップが挟まっていた。なのでその子に「万引きしてるの?」と訊いたら、あっさり「うん」という答えが帰ってきた。まるで武勇伝のように万引きの話を聞かされ、その本屋は万引きのされ過ぎで潰れてしまったという。その子が「馬鹿だよね、その本屋」と言っていたのが今でも忘れられない。
親に知らせるかどうか迷ったが、まずは思いついた話をしてみることにした。「本って1冊盗まれたら5冊分の売上がパーになるの知ってる?」と。
その子はずいぶんと驚いた顔をしていた。その顔に、半分出任せに後を続けた。本を売った売値がそのまま全て本屋のものになるわけではないこと。原稿料、印刷代、出版社の取り分があってその残りがようやく本屋のものになること。詳しい取り分は知らないが、400円の漫画を売って100円が本屋の取り分になったとして、1冊盗まれてしまったら4冊分の売上400円と、その本自体を含めて5冊もの売上がみんななくなってしまい、その損は全て本屋にのしかかってくるのだ、と説明した。
ひと通り話をし終わった後、その子は「全然知らなかった」とつぶやいた。
http://anond.hatelabo.jp/20100919165646
トラバの撃ちかたというか,ぶら下げ方がよくわからん・・・あ,できた。
ということで本人が沸いてみた。クソコテなので増田でも名乗るぞ。それもいいかげんに。
で,ぶっちゃけちゃうね。
正直,杉森の前に崎がいて,その前に秘密ちゃんがいて,遡れば生島がいて,さんざんループさせられてきた履歴があるのね。
正直もうおなか一杯なのよ。また説明すんのかよって。まとめ読んで来いってのはそれ。そのために作ったようなもんだし。
うんざり。
で,まずまとめと過去ログ読んで,終わった議論を確認しておいて(無駄なループ防止),今話されている話題を掴んで(話題ズレ防止),そのうえで,これ問題じゃね?とか,こうしたほうがよくね?って出してくれるならウェルカム。
でも大抵の場合,その問題点とかは過去に議論されてて,こうしたほうがよくね?ってのは解決済みだったりする。
だから,四人とも片っ端から突っ込み喰らいまくってたか,生暖かくスルーされてたかのどっちかだろ。
まあ,初期とは違っていろんな話題について触れてきたから,今から参加しようとするなら,けっこう大変な状況になっちゃってるってことは認める。たくさんの問題点が浮き上がってきたし,いろんなアクションが起きてるし,それぞれの動きに関連して次を考えなきゃいけなくなってるし,そう簡単に参入できないのは認める。
まとめも大きくなってるし,ログなんかうんざりするほどある。リンク先見てみろ。泣きそうになるぞ。
でも,それ全部読んだんだよ,俺。一字一句覚えてるわけじゃないけど,「その話,確かログになかったか?」って探せる程度には。ここ半月ほどログの収集サボってるけど,毎日目を通してる。
だから,蒸し返されるとおいおい,ってなる。
警察を叩きたいだけとか話にならないの。MDIS叩きたいだけとか話にならないの。図書館叩きたいだけとか意味無いの。
警察はうまくやっちゃったのよ。手続きにミスはない。勘違いしてる人いるかもしれないけど,逮捕したことに問題点は全く無いんだよ。
問題は,逮捕前に何故 MELIL/CS の問題に気付けなかったか。何故そこを捜査しなかったか。
でも,警察の捜査自体はレベル低かったけど,それでも法的には問題ないの。
だから警察を叩きたいだけってのは話にならない。
次からどうやればまともに捜査してもらえるかって話をしなきゃいけない。
MDISを叩くにしたって,まず証拠を固めなきゃいけない。今あるのは状況証拠ばかり。だから必死で調べてる。
バッドケースとして周知するには,確たる証拠を揃えて,それをわかりやすく説明しなきゃならない。
図書館を叩くにしたって,図書館はICTの素人だ。相談先もろくに知らなかったし,警察も教えてくれなかった。
じゃあどうすればいいんだ,次に似たようなことをさせないためにはどうすりゃいいんだ。
だから複数の人が指摘したように,「叩くだけでなく改善策も提示しなければいけない」ってことになる。
でも一切理解できなかったでしょ。引用の人は。
そういうことなのよ。最初から叩き出そうとしているわけじゃあない。
しばらく様子を見て,あ,こいつだめだ,邪魔にしかならない,ってなったら,問い詰める。
そこで理解できりゃいい。できなかったら,問い詰める。
何故かって? 足を引っ張られたくないから。
オンラインで無理矢理黙らせることはできない。だから,諦めさせる。お前らじゃ届かないと知らしめる。
邪魔だから振り払う。
生島は間違った前提にしか立てなかった。
崎は例外的に最初から話にならなかったが,
杉森は問題を正確に把握できなかった。
議論する能力が無いって言ったのはそのあたりに繋がる。そこにあるものを正確に把握して,問題点を共有して,改善点を話し合う場で,生島は事実誤認のままMDISを叩けと叫ぶだけで,秘密ちゃんは俺様解釈で粘着していちいち否定と説明に手間をかけさせるだけで,崎は何一つ理解しないまま参加者をひとまとめに能天気呼ばわりして叩き出されて,杉森は問題点をいい加減なラベリングで誤魔化しているだけで。
警察にクレームを入れたいなら入れればいい。電話くらいできるだろう。メールの一つも送れるだろう。
MDISだって電話に答えた。図書館だってそうだ。検察と裁判所は守秘義務があるから何一つ教えてくれないけど,電話には出てくれる。
あいつらは何をした?何を調べた?何を持ってきた?何を作った?何を検証した?何の役に立った?
それでも受け入れなきゃならないかな?
あいつらは口先だけで何もしなかった。議論の場を邪魔して足を引っ張るだけだった。それでも受け入れなきゃならないかな?
blog で整理するだけでもいい。Togetter で軽くまとめるだけでもいい。誰でもできることだ。でもしなかった。
できなかったんじゃない,しなかったんだ。
俺の沸点は低い。けど,それなりに様子は見ている。ある程度我慢して,だ。
それは違うよと説明することもある。最初は理解できることに賭けている。
うんざりなんだよ。
これまでの経緯を踏まえないってことは,まとめ読んでないってことだ。
これまで議論されてきたこと,たくさんの人の苦労に敬意を払ってないってことだ。
「知識が無いのでここがわからないんだけど」
それは仕方が無い。説明しようじゃないか。俺にもわからないときは他の人に聞いてくれ。
「まとめ読んだけどここわかんない」
それは書き方が悪かったかもしれない,修正しようじゃないか。どこがわかりづらかったか教えてくれ。
その点について説明しようじゃないか,確認しようじゃないか。必要なら調べようじゃないか。
でもあいつらはそうじゃなかった。ログ読んだか?
何度も言ったさ。やりたきゃ勝手にやれと。
電話の仕方もわからないのか?
ログを並べることもできないのか?
じゃあ,黙って見ていろ。せめて邪魔をするな。
タグから離れてシジミの味噌汁みてえに隅っこでブツブツブツブツ言うのは勝手だけど,
邪魔だけはしないでくれ。
まあ,俺はハッカージャパンの原稿書いたんで,2ページぶん原稿料もらうけど。
それは仕事として請けたから。
基本的には,みんな手弁当で,無報酬で,なのに成果物持ち寄って,検証して,議論して,次の手を考えて。
終わった話を蒸し返されたり,無駄に何度も説明したりするのが苦痛なのはわかってくれ。
そうしないために,まとめ作ったんだ。だからせめて読んで,それから来てくれ。そうすれば,終わった話をしなくて済むから。
ハッシュタグも遡って読んでくれ。そうすれば話の流れがつかめるから。
だいたいのことはもう終わってるんだよ。苦しんで次を考えてるんだ。だから邪魔だけはしないでくれ。
人を集めるのが目的じゃない。ハッキリ言うけど,烏合の衆になってしまったら身動きできなくなる。
頼む。本当にうんざりしているんだ。理解して,議論のしかたを覚えてから来てくれ。
それができないなら,とりあえず待っていてくれ。きっとなんとかするから。だから邪魔だけはやめて。