はてなキーワード: 修論とは
小学生のころ、高学歴の芸能人に憧れて「自分もよい大学入って楽しい人生を送りたい」と思うようになった。
親に頼んで近辺で最も偏差値の高い中高一貫を目指すこととなり、無事に合格した。
中学では、遊びまくってしまい、下から数えた方が早いくらいの成績だったが、高校3年間でメンタルの不調に苦しみながらも「これを乗り切れば楽しい大学生活が待ってる」と信じて何とか頑張って無事第一志望の大学に入学した。
大学では、アニメ系のサークルに入り、みんなで楽しくアニメを見たり、声優さんやアニソン歌手のライブに行ったり、サークル活動をしたり、バーチャルYouTuberの配信で爆笑したり自分の思い描いていたとても楽しい大学生活を送った。
大学は無事に卒業し、 大学院は修論で苦しむも「出せば卒業できる」の精神で何とか修了した。
就活も学歴パンチである程度の企業には入り、そこでそこそこの生活ができればいいと思っていた。
仕事も自分が大学で勉強してきたことを生かせることができる職場で、上司や先輩も優しい人ばかりだった。
だけど、お盆明けに不眠に陥ったことをきっかけに、体調が急激に悪化してしまった。神経内科等々でも異常はなく、
最終的には精神科で薬を処方してもらい、会社も療養して日常生活を送れるくらいに体調は回復した。
自分がうつ病なのかそれとも少し体調を崩しただけなのかは分からないが、療養期間に考えてしまうのは「いい人生だったな…」ということだった。
これまでの人生を振り返ると、行きたい中学校に入り、行きたい大学に入り、ストレートで卒業、就職し、人間関係にも恵まれ、とても楽しいオタク生活を送ることができた。
一方で、これからの人生を考えると会社に行っては帰るの繰り返し、それもフルタイムで働けるまで回復するかどうかも分らず、人生の中でこれ以上したいこともやらないといけないことも、目標もない。
「幸せだったなぁ」とここで人生を終えるのが一番いい人生なんじゃないかとそう思いながら今日も布団で何もできずに時間だけが過ぎていく…
博士号取得者。向いているかどうか大学院の修士2年間なんかでわかるか。ってかわかってたまるか。研究テーマは運だ運。たまたま同じ研究を海外の他のグループに先を越されることだってある。
修士号は別に強い業績をあげてなくても取れるようになっている。取らせなければ指導教員が怒られる。さっさと駄文(修論)を書いて修士号を取って大学院修了しろ。
大学院は特別なところでも何でもない。向いているやつだけが行っていいところでもない。そもそも、大学院の運営費には国立も私立も国費が入っているから入試があるんだ。入試に通ったのに本当にお前が「向いていない」のだとしたら、入試で適切にそうとは見抜けなかった大学院も悪いんだよ。
正解のルートがそもそもないかも。私は誰かのトゥルーのエキストラでしかなく、私にはバッドルートしか用意されてないかも。
とか思いつつ。私はどうやったら現状を回避できたんでしょうか。
■学生時代
[〜小学校]
人見知りで小太りでうだつの上がらない子供でした。軽くいじめられていた記憶。
親は物心ついたときには離婚しており母と弟とで3人家族です。私が中学に上がるタイミングで再婚しますが、こうした経験が影響してなのか(大多数の人が持っていそうな)家庭を持って当然、みたいな人生観は持っておらず、結婚したいと思ったことがありません。幸せのイメージや将来像が特にないというか。特に再婚前も後も家族に不満はないですが。
ポケモンが好きでアニメを見たりゲームしたり、また、弟と遊戯王で遊んだりしていました。同学年の女の子達とあまり共通する趣味ではないので(私は女です)、女の子達と友達ではあったのですが、親密な関係を築けてなかったような気がします。元が人見知りなもので男の子と仲良くできるコミュ力もなく…この傾向は中学高校も継続するのでコミュ力を培う経験が割合少ない学生時代を過ごしている気がします。
[中学生]
運動苦手なくせに、友達に誘われて運動部に入り死ぬほど苦労しました。辞める度胸がなく、辞めたいと思いつつ補欠のまま続けました。社畜の経験が積めたのかと思いきや、頑張っても苦しいだけでだるいことを学習してしまい、根気がない人間に進化しました。
一方で、自分が平均より勉強が得意な人間であると発覚しました。それなりの高校、大学に進学できる脳を持っていて実際にそうなったのですが…。
[高校生]
一年生、クラスに中学の知り合いがいません。初対面の人と話す方法を知らず友達が作れませんでした。卒業するまでこの状態。
話しかけてくれる優しい人もいたのですが、当時の私はこの人と仲良くするくらいなら一人でいいわ、と距離を取り孤立。プライドばかり高いクソでした。この時期に人と話すことが少なすぎて会話が下手になったり、自意識が肥大して性根が歪みました。
[大学生]
高校生時代の自分を反省し、初対面の人と会話するための予習などをしてキャンパスライフをスタートです。腐った人間性は今でも完全には治っていませんが、優しく趣味などの価値観も近しい友人達に恵まれ、友人関係の面ではそれなりにちゃんとした大学生として過ごせたと思います。高校までの対人関係の経験がどうしても不足していて、コミュ力の他に心が一般社会人より育っていないと感じていますが。
問題なのは勉強です。理系学科のため3年次に所属する研究室もとい専攻を選んだのですが、その後社会人になった今も尾を引く問題が出てきます。
専攻した分野のテスト勉強するのは楽しかったのですが、研究はそんな好きでもないし、、、論文、特に英語読むのきつい、となってあまり研究者向きの気質ではなかったです。卒論修論は受理されましたが、社会で私はどうしたらいいんでしょうか。みんな研究職についていたので、研究者気質ではないことから目をそらし、私も研究職志望で就活し、幸運にも内定を取ることができました。
とりあえず研究職についたものの周りの研究員のような熱意もなく能力も高くもなく、中学で部活がある日々ような感覚です。何となく予測できてはいたものの、目をそらしそらし社会人になり、社会人としての苦しさと合わさって中々精神的に堪えます。
異動するとして営業職がありえましたが、人見知り、コミュ力に不安のある自分がやって行ける気がしません。何やかんやあって退職し、転職先として営業を伴う企画職のようなものに就くことができました。しかし、転職直後は多少あった熱意も日に日に削がれ、そもそも営業活動はやっぱり苦手だったし、と、案の定苦しくなっている今があります。
下手に自意識が肥大しているので自分の能力や意欲より背伸びした職に就いてしまって、余計首を絞めているとは思いつつやめられず…。専攻選びというか、大学の学科の選択はもっと慎重に検討すべきでした。
これがゲームだったらニューゲームするくらいに打開策のないルート。というか、客観的に見たら私がどうしようもない使えない駒。頑張れなさすぎ。主観として私が私を諦めてしまえないから苦しい。
[追記]
こんな長くて暗くて推敲も足りない文章に反応いただけるとは。ありがとうございます。
自分でも前々から、背伸びをやめた職につくのが良いのかなと思っていました。なのですが、転職エージェントやキャリアカウンセラーってポジティブな転職支援が多い気がして相談するにも気が引けてしまい、つい背伸び気味の希望を言っていました。私と似た志向の人が居たとして、役職持ちだったりスキル持ちな方がスローペースにシフトする支援は有り得そうですが私のような若輩者は取り合ってくれるのだろうか…。
その一方で、消極的選択で良い結果は出ないというのは、そのとおりだと思います。やりたい事を見つけたり、積極的な選択を人生の重要な場面でした事がなくて、私に欠けているものなので、本来立ち向かうべきなんだろうと強く思います。これが私にはとてつもなく難しい…時間がかかりそうです。
コロナ1期生(昨年がとも言えるが)21年入社組技術系研修by研究所に付き合ったんだけど、色々知らないことを教えてくれた。
昨年は3月就職協定解禁が緩和されたらしい、でも緊急事態宣言で各社足並みが揃わなくて、弊社は入社面接を延期していたらしい。知らんかった。
弊社(一般消費財メーカー)は昨年5月にリモートで面接を行ったとのこと。
緊急事態宣言後には入社が決まったらしく、その後は修論に邁進していたとのこと。
でも大学によって、大学に入る総人数の規制があったらしく、規制が緩ければ実験上等、規制がきついと研究するのも面倒があったとのこと。
昨年もだが、通常新入社員全員が半日研究所見学に来るんだけど、そのイベントは無かった。
先輩を見てると研究所の見学が有用かどうかは疑問符があるので妥当かしら。
通常なら若手先輩が飲みに連れてったりして交流を促すのだが、当然なし。
以下、独り言
逆に言えば、新入社員育成プログラムが必要かどうかが、問われるかも。
上述のように1か月研究所での教育を行うんだけど、無くてもいい気がする。
ちなみに僕は別企業だけど新入社員研修で研究所での研修を受けていない、いきなり工場実習だった。
あまり変わらないような気がする。
コロナ1期生(昨年がとも言えるが)21年入社組技術系研修by研究所に付き合ったんだけど、色々知らないことを教えてくれた。
昨年は3月就職協定解禁が緩和されたらしい、でも緊急事態宣言で各社足並みが揃わなくて、弊社は入社面接を延期していたらしい。知らんかった。
弊社(一般消費財メーカー)は昨年5月にリモートで面接を行ったとのこと。
緊急事態宣言後には入社が決まったらしく、その後は修論に邁進していたとのこと。
でも大学によって、大学に入る総人数の規制があったらしく、規制が緩ければ実験上等、規制がきついと研究するのも面倒があったとのこと。
昨年もだが、通常新入社員全員が半日研究所見学に来るんだけど、そのイベントは無かった。
先輩を見てると研究所の見学が有用かどうかは疑問符があるので妥当かしら。
通常なら若手先輩が飲みに連れてったりして交流を促すのだが、当然なし。
以下、独り言
逆に言えば、新入社員育成プログラムが必要かどうかが、問われるかも。
上述のように1か月研究所での教育を行うんだけど、無くてもいい気がする。
ちなみに僕は別企業だけど新入社員研修で研究所での研修を受けていない、いきなり工場実習だった。
あまり変わらないような気がする。
また「学歴ロンダだと見下される、院から東大の人」の話題がYahoo newsかなんかに上がったらしい。
毎度のことなので気にしてもしょうがないが、たまたま私大の子がドン引きしているのを見て、ちょっとまずいなと思った。過剰に深刻にとって、東大に来るのを止めたりしないで欲しい。
大学院は研究をする場所なので、研究をする奴と、周りの研究を助ける奴がえらい。フリーライダー的な修士は、学部がどこだろうが邪魔。これにつきる。
東大の学部から上がった子でなく、地方国立や私大から来た子がラボのエースになるのはよくあることで、彼らを「ロンダ」などと呼べば、むしろそう呼んだ奴が周りから馬鹿にされる。
企業の人事もその辺の感覚は同じはずで、研究開発職に同ラボの二人が応募したとき、「学部が東大でない方」が採用されるのは極々普通。
あなたが「研究をやらない人」なら話は違う。修士を積極採用するような会社は、「自分の手で実験・解析をしている人なら絶対にしないような受け答え」を見抜いてあなたを落とすだろう。
こういう状況では、学部の大学名が効いてくる。東大なら取りあえず雇う会社というのは存在するが、彼らは学部入試の勝者を取りたいので、他大から来た人は不利になる。
「ロンダ」なる蔑称が存在するのは、「就職のために東大院に入り、就活に専念して研究せず、修論提出や学会発表で周囲に頼りまくって迷惑をかける奴」という類型が存在するからであって、これに当てはまらないなら一向に気にする必要はない。
偏差値レースのノリが抜けない子や会社の先輩が「ロンダ」と呼んでくることもあるだろうが、彼らは東大院卒のマスでないことをわかってほしい。
「大学どこにしよう」とか「院はどうしよう」とかいう人間よ、(もう時期的に手遅れだが)研究分野が合致してるかは二の次で“いい人”を選べ。
“いい人”についたら「大体近いね~」くらいの分野なら修論は何とかなる。
私も友人も、同じ大学の学部→院と進学した所謂生え抜きだが、そうなった経過は全然違う。
私は高校生の時から興味のある学部や分野をリサーチして、学びたい先生を見つけて…みたいなことは一切していない。
地元の国立大学進学が名誉な地域において地元の国立大学を受験し、合格し、一番興味に近く、自由度が高そうでいい人そうな先生のゼミに入った。
進学は「働くくらいなら勉強したほうがマシ」だから選んだし、院で他大学を受験するような七面倒なことは嫌だから内部進学しただけだ。
学部時代から愚痴をこぼしながらも私の関心どころを勉強してくれ、今では私を追い越してしまった。
一方で有能な友人は高校生の時から興味のある学部や分野をリサーチして、学びたい有能な学者を見つけ、その学者めがけて進学した。
学部時代から「あの先生なんかやっぱちょっと変だよ」と感づかれるようなイカニモな先生だったんだが、友人はあこがれのままに院でもその学者に付いた。
そして現在、人格的には優れていなかった学者あらため指導教官にこき使われて潰れそうになっている。
友人をこき使うのは指導教官だけではなく、無能な同期(私含む)や事務方までも友人の有能さを搾取している。
私と同じくらい指導してもらえてたり、苦労を分かち合える同じ研究室の友人に出会っていたりということはない。
有能な学者は有能な指導教官ではないかもしれず、友人の指導教官はドンピシャだった。
この友人にも問題がないわけではないんだ。
無能だと思われることを過度に恐れて仕事を断れないし、全部10割以上の出来にしないと満足できないので倒れるまで仕事をする。
しかもなぜか絶対に同期に助けを求めないし、仕事を割り振らない。
友人を研究に専念させたら主要雑誌に年に三本通るだろうと素人目ながら思う。
でも友人には三本も論文を書く暇がない。
新入生のお世話、自分には関係ない実験準備、会議出席の依頼メール、はては色恋沙汰や喧嘩の仲介まですべて友人に降りかかっているからだ。
私は友人がこれらに追われていた一年で一本の論文投稿と二回の発表を終えた。
「やっぱりどの先生に学びたいかだよ」っていう人は、多分研究にも人格的にも優れた教員に当ったんだろう。いいことだ。
菅首相の息子、東北新社社員の菅正剛氏が総務省幹部官僚を高額接待したとして国会で集中論議されている。追及する野党議員はかつての大蔵省官僚接待汚職事(いわゆるノーパンしゃぶしゃぶ)件以来だと糾弾する。週間文春記事には秋本芳徳・情報流通行政局長が菅正剛とみられる男性から賄賂を受け取り頭を下げられ見送られている姿の写真が掲載され、あろうことか録音された会話内容が公開された。これにより、秋本局長は虚偽答弁の疑いが強まりNHKにおいても全国ニュースで再三これが取り上げられている。また内閣広報官の山田真貴子氏も高額接待がなされた。山田真貴子氏といえば、NHKのニュース番組にて菅首相に日本学術会議の任命拒否問題について明確な説明を求めた件について、電話にて圧力をかけた疑いが報道されている。
私はある基礎科学分野に従事するいわゆる任期付き研究者である。基礎的な学問は社会にとって役に立たないとされ、安倍・菅政権下では徹底的に蔑ろにされてきた。大学では裁量にゆとりのある国交金を急速に減額させられており、競争力のない大学は弱体化の一途をたどり、就職支援学校となり下がった。大学の経営に竹中平蔵のような政権与党のお友達も浸み入ってきた。菅首相は国会にて大学研究者による"国会"ともよべる日本学術会議を既得権益と糾弾した。このように書くと、アンチ自民のように思われるが、私は世代的にはちょうど民主党政権下で行われた事業仕分けによって、危うく大幅予算削減にあいかけた日本学術振興会にて特別研究員として従事していたこともあり、その流れをくむ立憲民主や国民民主は支持できない。維新・ファーストは論外。いわゆる任期付き研究者の救済指針を明確にし、また露頭に迷う高学歴ワーキングプアを大量輩出した大学院重点化を失策として反省する旨を述べている日本共産党を支持する。党員ではない。国会中継はいつも見ている。支持政党を宣言できるのは現実・インターネット含めておそらくはてなアノニマスダイアリーだけであり、感謝申し上げたい。
以下は個人的な分析に基づくものである。ほぼ無根拠に等しく随筆に過ぎない点を詫びたい。また全くまとめるつもりもなくとりとめもなく書いている。
安倍・菅を支持せざるを得ない人とはどのような人たちか。(1) 政府系予算にてほぼ直接首をつながれ自民党を支持せざるを得ない人々、(2) アベノミクスによって益を得た大企業・あるいは傘下企業に就職した人々・あるいはその親族・配偶者、(3) カルト的に安倍・菅なるものを狂信する信者、である。
(1) には学校や役所など税金によって経営されている機関に勤める非正規雇用職員が多数含まれる。たとえば学校であれば常勤・非常勤講師、役所であれば派遣委託金も税金から。そして私のような大学に勤める任期付き教員、ここでは他にも触れられない多数の人たちもいる。
(2) 大学はもはや多数学生にとっては就職予備校に過ぎず、3年生になればインターンに参加するのはもはや常識と化している。学生が卒論や修論にかける時間など研究室に配属された全体の時間からすればほんの一部に過ぎない。実験やフィールドワークが重要な分野にとっては学生の研究活動・成果は重要な資源であり、全く無視することなどできない。リーマンショックにて極端に就職率が下がった時代に大学院に一時避難しその後企業の状況が良好となり一般就職した優秀な学生も多くいた。彼らが研究室・分野に残したレガシーは未だ活用されているし、彼らの中には今戻ってきても通用するであろう人もいまだ多数いると思っている。あれ以降、そのような時代は訪れていない。もしかしたら、新型コロナで不況になってしまった今、再び大学院は一時避難先となるかもしれないが。
アカデミックに身を置く私から見れば、安倍・菅はどうやら学問というか大学に対してコンプレックスというか憎しみに近いような感情を抱いている点はもはや間違いないだろうということが推察される(安倍氏はかつての家庭教師や大学時代の恩師からもダメ出しされている。)。非常に優秀な人たちが何だかよくわからないこと(基礎的な学問)にエネルギーを費やすことが無駄にしか見えないのかもしれない。こうした感情は多くの国民がシンパシーを感じているという点は見逃せない。日本学術会議の任命拒否問題はこれまで国会が定めてきた法の解釈に反するという一点が本質であるにも関わらず、問題は菅によってすり替えられた。つまり、学術会議の在り方に問題があると指摘し(既得権益だそうだ)、これになんと国民の半数以上がそうだと思っているとの世論調査が出た。(問題のすり替えという点が実にアンチアカデミックらしい思考だという皮肉も込めたい。)(ところで、全く非論理的あるいは違法ともいえる手段は安倍・菅政権で何度も取られてきた。安倍氏が自身の公職選挙法・政治資金規正法違反による逮捕を恐れ、当時の鑑定の守護神でもあった東京地検検事長黒川氏を違法に定年延長させようとしたのもそうだ。)
国民には学問が何か役に立つものだとは信じている人はそれほど多くないのが実情である。そんな20年も30年も時間をかけなければ芽が出るかもわからないことに税金を費やすくらいなら苦しい自分たちを救ってほしいのである。これが実情。だからアベノミクスのおかげで就職できたお子さんを持つ親御さんや祖父母さんは安倍を支持せざるを得ないだろう。個人的には東日本大震災のような日本に深刻なダメージを与えた地震や津波といったことを研究しているような地質学・地震学・あるいは地球流体といった分野や、ここ毎年のように繰り返される豪雨や台風による被害を予見するための気象学といった分野に、ごく少数の研究者しかかかわっておらず、むしろ次から次へと研究室が畳まれている深刻な事態に誰も何も言わない(言えない)ということに、絶望以外の感情が持てないというのが率直なところである。あるNHK特番で東北を襲った過去の津波から教訓を得ようとする名誉教授の先生が自らフィールドワークで沿岸を歩いて地層を見ていると聞いたときは膝から崩れるような思いになった。(当然だが津波や地震の研究者がいないわけではないと思っている。)これらの分野は地学の1分野とされ、役に立たない理学の一分野とされている。国民の大多数がこんな見方だろう。これ程に基礎学問を蔑ろにする政権がイノベーションだの科学技術立国などのたまうのだから滑稽極まりない(ちなみに私はもっと無駄であろう分野の研究者である)。いずれにせよ、大学院博士課程で教育を受け学位をディフェンド(審査だから自分の主張を守るのだそうだ)することが一流企業に就職する最低ラインと正しく認識されているアメリカ合衆国・ヨーロッパ・中国や台湾には追いつくことは二度とないだろう。一生彼らが最先端で開発するスマートフォンなどの端末やウェブ技術を使い続ければよいと思う。自動車だけが最後の砦になるのだろう。それもいつ世界の最先端から取りこぼされるのか。
トランプ政権の4年で良心を失ったことを顧み、バイデンを選んだアメリカが心底羨ましい。強いネガティブを避けるためにバイデンが選ばれた、という向きも否定できないが。やはり自分たちでリベラル(自由と平等)を勝ち取るという気概は失われていないと感じた。そしてアメリカのリベラルには非常に豊富な経験がある。この点が日本とは大きく異なる。日本が自民党を拒むときは、いつも不況だった。バブル崩壊後・リーマンショック。そして新型コロナでも非常に怪しいわけだが。このような積極的でない背景による政権交代しかなく、自分でドライブする準備が出来ていない野党が突然与党になってもなかなかしんどいのである。民主党政権はうまくいったとは言えない。国民も自分たちでリベラル的なものを獲得してやろう、という気概は持てないのである。何より、経済的・精神的にゆとりが持てず、いつ派遣先から切られるかもしれない恐怖と不安、巨大な大企業に庇護されているという虚栄ともいえる安心感が強く、社会全体を根幹から支えようとか社会的弱者や虐げられてきた人たちに目を向けようとか、つまり社会福祉や学問・教育に社会として注力して、たとえ遠回りであっても国全体の再生を目指そう、という気にはなれないのである。自分には介護対象の親や祖父母がいるから、とか女性であるとか、小さな子どもがいるとか、それらと家庭の経済状況を計りにかけている人もいなくはないだろうが。なにせ、かくゆう私も任期付きでいつ首を切られるかわからない立場である。そんな者が来年度予算の財源を握る政権与党を支持しないで大丈夫なのか、と思われそうだが、全くの事実。実は私も政権与党に首根っこをつかまれている人間の一人に過ぎない。だが、ここは増田。私がどこの誰かなど特定することもできない。だから、これから数十年先の日本が絶望的状況でしかないと言っているのだ。目を覚ませ、国民よ。
いろいろと思い出すととにかくなにか声を出さないと死にそうになる瞬間というのがあって、今でも時々自室の布団であーとかうーとか叫んだりしている。
ただなんとか立ち直ってちょっとづつ他人と交流できるまでメンタルが回復して、今年修論を書けた。
今では上記の悪癖も月1程度におさまってくれた。
やったことは簡単で、自分にとって不都合な人間関係を全部捨てて逃げた。これだけである。
入っていたサークルで後輩と同期のごたごたやそもそもちょっと態度の悪い後輩への応対をなんとかやっていたが、
結局それで得られたものは同期からの「面倒ごとの引き受け役」というレッテルとめちゃくちゃどうでもいい後輩からの「頼れる先輩」が大半だったのだ。ただただそいつらの顔色をうかがう日々だった。
それらへの応対であたふたしているうちに助けられたはずの別の後輩一人がその人間関係に悩んだ末に大学を休学してしまったのだ。具体的な経緯やらは誰も興味がないだろうし本質ではないので割愛する。
要は、自分がおかれた状況がその中で頑張れど頑張れど自分への利益が全くない環境で、気づいたころには自分とその後輩の二人、鬱病患者が出来上がっていた把握していただければいい。
そもそも人間関係で利益を考える時点で頭がおかしいのだ。誰しも人のためになんぞ動くものではない。
そもそも自分が率先して動かなければ、なんぞ考えた時点で馬鹿なのだ。誰もあなたのことなんぞどうでもいい。
それがいわゆる「友達」というもので、自分と退学した後輩の二人は休学してからも時々一緒に遊んだ。一緒にうまいものを食いに行った。
その人のために動きたいから動く、そこには利益の計算はないではないだろうが、その人のためにしたいことをしている時点で自分にも一定の利益が保証されているのだ。
では、このような感情は上述のサークルにいたときはあっただろうか?
当然なかった。だから捨てた。
一年とたたずにどうでもいい輩はこちらに連絡をよこさなかった。やはり「そこになんか適当に都合のいいのがいるから使ってやろう」であって、「この人でないと」ではなかったのだろう。
友達に含めそうなサークル内部の人間以外との連絡方法は今では一つも残っていない。
それからは、気心知れた友達とだけ会い、院ではあまり人に会わない実験系の研究室に入った。なんなら最後の年にコロナが流行って他人と無理に対面しなくなってよくなったのもこちらには追い風だった。
じゃあ最初からそうすりゃいいじゃんという話である。おっしゃる通りで。
ただなかなか内側からは自分がアリジゴクの真ん中にいることはなかなか気づきにくいらしかった。
なので、簡易的に自分がいる集団に本当にいたがっているのかをチェックするための基準を考えてみた。
・まず自分がその集団に入れる前に戻れたとして、もう一度この集団に入りたいと思うか
・その集団の人間は本当に自分を必要としているか(なにも自意識過剰などではなく、例えば上述の自分の例だとトラブルの緩衝材はあった方がいいだろうが、それは必ずしも自分でないといけないわけではないはずだ。苦しいが誰かがやらないと、というのであれば「誰か」でいい。自分である必要は微塵もないはずだ)
とりあえずぱっと思いつくのはこの2点である。ただそうでなくても正直自分がなにかしらの集団にいることで精神的につらいと感じるならやめちまえと思ってしまう。
でも……とかではない。あなたの心の健康の前に何を優先せよというのか。友達とかいうなら優先するに値するかもしれないがそれは本当に友達なのだろうか。
あなたの心より自分を優先せよなんぞ言ってくる人間が友達だというのであれば友達の定義を見直したほうがいい。
あなたと一緒の悩みがある人ならばともすればよっしゃ一緒にやめようとなるかもしれない。
とにかく自分を優先して生きろ。波長の合う人間とうまくやっていけばいい。
あなたを人間関係で苦しめる人間がいたとしてそういうやつはたいてい他に友達がいるのだ。そいつから見て都合のいい人間を一人減らしてやれ。
人間関係が減ることなんぞ恐れなくていい。そもそも人間最初は父母以外に誰とも知り合いではないのだから。
そもそもそんな最低なやつらと人間関係続けたくないだろ。損切りというやつだ。
案外世の中は広く、自分のことを本当に必要としてくれる集団は存外こちらが礼を払い尊重の意志を見せればいくつかいるらしい。少なくとも幸運にも自分は見つけられた。
これが必要としてくれる人に届いたら僥倖である。誰にも届かなくても自分の気は収まる。
人は他人のために自分から苦しむ必要なんてない。自分が好きな人間のためだけに……ただし嫌いな人間にも自分からは害を与えずになりふり構わず生きよう。言いたかったことは主にこれだけだ。
一番自由に時間を使えるであろう学生生活で、自分は何も成す事が出来なかった。友達は出来なかった。誰かと話して、自分を知られるのが怖かった。彼女も勿論出来なかった。良い歳して惨めな童貞だ。かといって、勉学やサークルやアルバイトに熱中していたわけでも無い。趣味も無い。ただ、学校から出されるレポートや最低限の研究活動以外は、SNSを眺めるか寝ていただけ。
若く貴重な時期を無駄に食い潰しただけ。得たものいえば、近視乱視と虫歯と皺と白髪と鬱と怠惰くらい。唯一の救いは、何とか大手企業に滑り込めた事だろうか。コロナのお陰で、会社を乱れ打ちで受ける事が出来、かつリモート面接ばかりだった事が功を奏した。100社近く落ちたけど。「たくさん金が貰えるなら・・・」と適当に選んで、志望動機もネットから適当に拾い、これまで学んできた事とは何も関係が無い会社だ。自分が活躍できる未来は、当然ながら見えない。
本当に何のための学生生活だったのか。学費を無駄に食い潰しただけ。親に申し訳ない。
分かっていはいたが、改めて文章にまとめると自業自得だ。しかし、だからこそ、そう思う度に青春コンプレックスが加速していく。何者かになりたいと憧れ、しかし研鑽を怠り、結局何者にもなれなかった自分。これから一生付き合っていかなければならない。苦しい。
何度もコメントして悪いけど、本当に気になってさ…
「その研究の新規性はなんですか?」って助け舟だから。教授、詰めてるんじゃないから。修論の形にするために最低限の項目としてまずは、新規性書こうよ!ってことだから。何でもいいから指導教員に返事しよ。マジでやばいって言おう。まだ間に合うよ。
昔付き合ってた人がまさにそんな感じだったけど、とりあえずなんとか形式だけでも修論の形にして、発表会でボッコボコにされるのを我慢して、発表会後にも修正しろとか言われるかもしれないけどそれも対応したら、単位は貰えるんではなかろうか。
修士で就職決まってるなら、先生もよっぽどのことがなければ落とさない。なんとしても卒業させる方向で対応するのが基本(←親族に大学関係者が多くて、皆そう言っている)。
友達とかOBとか、とにかく誰か物理的に手伝ってくれる人いない?形だけでも修論の形にするのだ。
ちなみに、その昔付き合ってた人は某私大から京都にある某国立大学にロンダして、全然ついていけなくて2年間ほぼ何もやってなかったようなレベル。がんばって。
どうせ学生だろ、甘えだよ、と思われても仕方がない話だ。
だが実際心の片隅では学生で居続けるよりも速く社会人になりたい気持ちが勝っている。
大学3年の頃から睡眠障害があったがその頃はたまに通院しては半年後にふらりとまた病院に行く、程度だった。
大学院進学で別の大学に進学したいと兼ねてから思ってたので院試に向けて勉強、無事合格、そして進学した。
研究実績もほとんどないような大学からハングリー精神あふれる大学院へと進学した。
身の程知らずだった。知識もやる気も不十分だったのだ。
気がつけば目標到達点の1合目程度で止まっていた。進め方、発展のさせ方がわからなかった。
教授陣はあなたの好きなように決めて、あとはあなたが考えるべきだ、とミーティングの毎回最後に行った。
当然だ、このテーマは周りにやっている人がいない。新規開拓で皆がわからないんだ。
それも間違いだった。先輩のテーマを引き継ぐべきだった、と今になって思う。
やがて布団から出られず、眠れず、起き上がれない状態で朝日を迎える状態が多くなった。
薬に頼るべきだ、という話になった。
それだけではなく、臨床心理士の方からは学習障害があるのでは、という流れになった。
鬱と不安症、気がついたら膨大な心理テストを受けることになり、ADHDであることが分かった。
心理テストに分かったのはそれだけではない。
非言語処理能力(行列推理など)のIQが極端に低かった。平均未満。
理系で非言語処理能力のIQが一般人未満の中、修士まで進学してしまったという大事故。
通っていたカウンセリングも日程を2回連続で忘れてすっぽかして気まずくなってから行っていない。
修士論文の締め切りまでもう両手分も残されていない。
進捗はどうか?
先生、コロナを言い訳に在宅をさせてもらっていますが年明けから布団から出られません。
ここ2年間、好きだった自炊も家事も全くできなくなりました。たまるゴミ袋。50m先までゴミ出しに行くのも面倒なりました。
進捗はどうか?
先生、昨日は布団の中でアニメ版エヴァの最終話だけを見ましたよ。今になってようやく意味がわかりました。
自分の殻に閉じこもって自分が嫌いで周りに嫌われていると思っている現状がシンジとまったく一緒です。
10歳も若いシンジがこんな気持ちになってるなんて周りの大人は何やってんだ。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 201 | 15522 | 77.2 | 38 |
01 | 130 | 16246 | 125.0 | 34 |
02 | 52 | 18638 | 358.4 | 53.5 |
03 | 77 | 8345 | 108.4 | 53 |
04 | 55 | 5794 | 105.3 | 47 |
05 | 45 | 4245 | 94.3 | 43 |
06 | 30 | 2342 | 78.1 | 48 |
07 | 89 | 4838 | 54.4 | 37 |
08 | 79 | 15631 | 197.9 | 57 |
09 | 123 | 11307 | 91.9 | 40 |
10 | 88 | 7915 | 89.9 | 53 |
11 | 98 | 10557 | 107.7 | 60 |
12 | 88 | 12053 | 137.0 | 47.5 |
13 | 106 | 12365 | 116.7 | 43 |
14 | 147 | 17442 | 118.7 | 50 |
15 | 151 | 17571 | 116.4 | 54 |
16 | 128 | 16457 | 128.6 | 46.5 |
17 | 126 | 15303 | 121.5 | 46.5 |
18 | 139 | 11054 | 79.5 | 40 |
19 | 181 | 34193 | 188.9 | 45 |
20 | 167 | 20529 | 122.9 | 46 |
21 | 211 | 17925 | 85.0 | 37 |
22 | 141 | 14096 | 100.0 | 43 |
23 | 147 | 16626 | 113.1 | 52 |
1日 | 2799 | 326994 | 116.8 | 44 |
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