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はてなキーワード: 真摯とは

2023-01-24

青春」と言って真っ先に思い浮かぶのは、幼さ故の無根拠な全能感と大人に近づく中で未だ何者でもない焦燥感が入り混じった感情が、時の流れで脚色されたそれはそれはエモーショナル情念

から青春作品」でパッと思いつくのは『桐島〜』とか『ピンポン』とか。ナイーブだけど人生の中核を成す大切な悩みと真摯に向き合えるモラトリアムを描いた作品が好きすぎる。『スタンド・バイ・ミー』みたいな逃避のロードムービーも最高だね。

でも映画なり音楽なり、ポップカルチャーを見渡すと、(勝手イメージが多分に含まれる気はするけど)「青春」と来れば爽やかな恋愛をしただとか、逆にできずに暗黒だったけどそれなりに楽しかったとか、それなりの楽しさすらなかったとか、とにかく恋愛を軸に二元的に語られるような気がする。恋愛こそが自分の思う「青春」を感じられる最たるなものなのかもしれないけど。

後ろ暗い青春バイブルとして銀杏なんかはよく挙げられると思う。これも非モテ恋愛テーマ。まあ彼らも童貞ソングだけではないけど。暗くもエモーショナル青春を愛するオタクくんならゴイステ/銀杏は通っておかないといけないような気がしたけど、なんだかあまりさらなかった。

同じくオタクくんなら愛すべき感のあるナンバガOMOIDE IN MY HEAD今日初めて聴いてみた。歌詞が全く聴き取れんから調べてじっくり読んだら、何故だがどうしようもなく自分の思う「青春」を感じた。夜中にこっそり家を出て目的もなくフラフラ歩き回ってた個人的経験歌詞の断片的な要素と結びついたのかもしれない。それが当時抱いてたそのままの感情を掘り起こして、無性に心が掻き立てられたんじゃないかと思う。

2023-01-23

anond:20230122111418

なんか増田が繊細というか小心者というか盛りすぎというか、その辺意識してないと近くにいる人はしんどいだろうなと思った

タイトルの「離婚しそう」とか、たかだか暮らし方の違いでぶつかったことを大げさに問題にしてることとか

逆に世間的には夫があまりに何にも真剣に取り合わないで揉めるってのもよくある話なんで、色々思考を巡らせること自体が一概に悪いとは言わないけれど、真摯に向き合うことと「やべー」って逐一騒ぐのは別物だしね

違うかもしれないけど、一人っ子とか兄弟家族友達との距離が遠いとかでこれまであまり人と深く関わってなくて、ズレをすり合わせてきたことがないんじゃないかなあ?

心配しなくてもそのうち人と暮らすことに慣れて自然と収まっていくと思うけど、それまで少し気にはしたほうがいいように思った

2023-01-18

礼儀正しい不倫の仕方

便乗。

そもそも不倫礼儀もクソもあるかという話ではあるが。

最優先は家族

家族に何か発生しかねないような相手絶対にやめておかなければならない。

自宅住所を相手に知られるなんて以ての外。

そういうのを知りたがる奴はNG

こちらの調整した以上に家族時間を奪ってこようとする奴もNG

そういう意味で同一の生活圏内にいるような相手絶対NG

子供同級生の親とか保育士教師とか配偶者友達とかそういうのは最低最悪の選択肢

次に優先すべきは仕事

何かあった場合仕事に支障をきたす(最悪クビになる)ような相手NG

その時点で同僚上司部下や得意先の人というのはNG確定。

最初からそういう用途込みの条件で雇ってるような人はギリOKとしてもよい。

お堅い会社だと不倫バレ=社内の風紀を乱したとしてマジで懲戒処分くらったりするし、うっかり社内セックスなんてしていたら普通にクビになったりする。

必然的相手プロの方が良い

高級クラブでもホストでもキャバでも風俗でも何でも良いが、結局は金を対価として差し出す関係性が最も安全である

きっちり金を出す限り限りにおいて相手基本的には真摯に尽くしてくれるし、こちから開示しない限り私生活に首を突っ込まないからだ。

そもそも不倫配偶者以外とセックスしてえ程度の認識なら、男の場合ならお気に入りソープ嬢を見つけるのが最も良い。

※なんだかんだ、風俗だけなら許してくれる人が多いのである

素人なら上記NG以外

生活圏を共にしていなく、仕事関係でもない、お互いの本名すら知らないような相手が一番良い。

理想的にはネット経由で知り合って仲良くなるのが良い。別にハプバーで知り合うとかでもいいが。

当たり前だが見つけるのも仲良くなるのも(金を対価とせず)セックスするのも超大変だが、実際いるところにはそういう男女がいたりする。

そして別れるときスッパリ別れる。

anond:20230118113439

2023-01-07

創作界隈の人に納得してほしいこと

同人で好きなことやるぶんには何も文句ないんだけど

商業でやるってことは売れないと意味ないんだよ

売る為に作るってことを納得してほしい

そこには当然ストーリー変更も含まれ

で、そのストーリー変更は受け入れてほしいんだよね

一度でもチャレンジしたことある人ならわかるんじゃないか

申し訳ないけど、序盤で家族に死んでもらったり、主人公理不尽いじめに遭ってもらったりしてほしいんだよ

商業での初手ってもう定番として決まってて数えられるほどしかパターンない

このジャンル、このキャラならこれだなってもう決まってるの

こう言い出すと、編集がしゃしゃり出てくるなとか、ビッグヒットした漫画家逃したとか言われるんだけどさ

残念だけど商業でもほとんどの漫画家は名も無い漫画家なんだよ

ひたすら消費されるだけのコンテンツを作るのが基本なの

自分手塚鳥山、諫山だって思うのは自由だけど、残念ながら現実はそうじゃない

そうやって真摯現実を受け入れることから創作は始まる

あんまり幼稚なこだわり商業に持ち込まないでね

2023-01-06

結局、炎上無視するに限る。

放火犯は「かまってちゃんなのだ

彼らは真実を突き止めたいわけじゃない。

騒ぎたいだけなのだ

問題を大きくすること事態目的なのだ

から相手が反応してくれることが何より嬉しい。

炎上側は

私たちは悪くないんだから堂々と反論すればいい」

真摯説明すれば炎上は収まるだろう」

と思いがちだが、

ネット炎上に「火のないところに煙は立たぬ」は通用しない。

相手の家をキャンプファイヤーで取り囲むのが現代炎上なのだ

タバコの煙だろうがコンロの煙だろうがキャンプファイヤーの煙に取り込まれ

「家が燃えている」ことにされてしまうのだ。

楽しい楽しいお祭りなのだ

これまでの事例を見ても炎上無視したコンテンツノーダメージで、

謝罪したり反論したりしたコンテンツは致命的なダメージを負っている。

いつになったらそれに気がつくのか。

2023-01-05

anond:20230105001533

30食のうち2食くらいを他の人に配っちゃう、というのは「まともな活動をしている信用」から多少お目溢しされているだけであって、信用が揺らいでる今は「何の証拠も出せませんが、我々のことは信用して引き続きお目溢しください!!」と言うのは悪手だと思う。

しかしたら30食中28食を職員に配ってたりするかも知れないし。桁1個違って300食中20個でやってるかも知れないし。

やってませんと言うならやってませんという証拠は出した方がいい、再び信用を勝ち得るまでは「信用を積む行為」をするしかない。

一時的予算28個分になろうとも、信用ゼロになって全剥奪よりはマシなのではないか

まぁ自分たちのせいでなく他の大きなところのやらかしの余波というのが納得いかないところだとは思うけども……。でもこの件に限らず、他所大手やらかし業界全体が信用を疑われるのはあることなので(不動産とか)、自分他所業界を疑うことがあるのならお互い様だと思う。

という訳で泣き言はこぼしつつも真摯に信用を積んでくれるように願う。

Colabo監査請求結果に対するマスコミ報道比較する

こうなっている。

共同通信:「東京都に経費再調査を求める 女性支援事業監査結果」

https://nordot.app/983337597256859648

タイトルは暇空側寄りの書き方だが、前段で「主張の大半は「妥当ではない」と退ける監査結果を公表した」と書いており、Colabo側寄りに読める内容。Colabo側の言い分は書いていない。バランス取りに苦悩したのではないか

時事通信:「委託事業不適切経費 若年女性支援巡り 東京都監査委員」

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023010400910

不適切な経費計上があったとする監査結果を公表』という書き方であり、請求に対して却下と認容が混在していることについては触れていない。Colabo側の言い分についても『同法人は「改善必要となる可能性のある事項については真摯(しんし)に対処する」などとするコメント公表』としか空いておらず、Colabo側の勝利宣言については触れていない。必要最小限にまとまった記事

産経新聞:「経費再調査求める勧告 「Colabo」巡る請求一部認める 都監査委」

https://www.sankei.com/article/20230104-MOT5ROAEPROEVDINHABPTAMTLA/

「一部」という単語を使っている。スタンスは共同の記事を若干深堀した程度。

朝日新聞:「都監査委員、再調査勧告 都事業受託した女性支援団体の会計

https://www.asahi.com/articles/ASR1472HHR14OXIE02R.html

記事ボリュームが最も多い。請求が認容されたのは6年ぶりであることも触れている唯一のマスコミ監査請求の内容、結果、Colabo側の言い分も含めて他社より一段階掘り下げている。監査請求には入っていなかったホテル代の件についても触れている。最後舛添要一が流れ弾を食らっている。

読売新聞:「性暴力被害女性支援で都が2600万円委託…「コラボ」の不適切会計監査委員が指摘」

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230104-OYT1T50191/

ボリューム共同通信よりも少ない、淡々とした内容。

毎日新聞:「Colabo委託事業支出の一部「不適切」 都監査委が再調査勧告

https://mainichi.jp/articles/20230105/k00/00m/040/019000c

各社の中で唯一の記名記事。前段では監査指摘について触れているが、後段で『◇“不正請求”の主張「妥当ではない」』とわざわざ見出しをつけており、請求ほとんど却下されたことをアピールしている。

東京新聞:「「Colabo」めぐる住民監査請求 経費精算が一部不当 東京都再調査指示 監査委員 請求の大半は退ける」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/223484

記事本文は共同通信転載であるが、タイトルに『請求の大半は退ける』と付け加えたり、後半で『◆コラボ見直し改善必要であれば適切に対処する」』と見出しを追加しており、Colabo側に寄り添った味付けをしている。

記事転載+αの可能性があるため修正追記部分参照)

まとめ:東京新聞毎日新聞はColabo寄り、他社は概ね事実淡々と書き連ねていた

朝日スタンスがやや意外だったが、朝日ネット注目度の高い案件については割と突っ込んできたりする。一方産経は期待外れと言っていい。東京新聞・・・まあ、そうしないと望月衣塑子氏が激怒ちゃうからね、仕方ない。

追記東京新聞の「共同」の文字は怪しい

URLがあった方が良いというコメントがあったので追記した。

URL追記のために確認してみたら、東京新聞記事の元を書いたとされる共同通信記事が見当たらないのだが・・・47NEWSキーワード検索してみても見つからなかった。

正確に言えば「妥当性が疑われる食事代や宿泊代が一部計上されていると指摘した。」までは共同通信と同じだが、その後のColabo側の言い分や、誹謗中傷訴訟云々がある段落共同通信記事にはなかったもの

東京新聞オリジナル文章共同通信の名を騙って追記したと言うことか?著作権とか問題ないのかこれ?

2023-01-04

ネットにおいて謝罪イコール「悪であることの証明

からバッシングはむしろ謝ることで加速する。

謝ることで上手くダメージコントロールできることなんて本当にごく稀。

基本全部無視しているのが一番いい。

そうすればそれ以上拡がらないし「謝罪しないってことは大したことじゃないんだな」って周囲は受け取る。

真摯謝罪で許してもらえるとかは非ネット世界での話。

たとえ謝罪を受け入れて当事者が許しても、叩く第三者無限ポップアップするのがSNS

2023-01-03

anond:20230103181631

日本経済新聞講談社

一応、講談社は「この度の広告は新たな読者開拓のため新刊発売に合わせて出稿いたしました。いただいたご意見については真摯に受け止め、今後の宣伝展開に関して十全の配慮をしていきたいと思います」とコメントしている。それと、日経は「社内で色々な人の目を通して検討したが、広告問題だと認識しなかった」とUN Womenにオンライン会議を通じて説明している。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_624f8d37e4b066ecde03f5b7

2023-01-02

人間が嫌い

仕事も女も吸い取られるだけ吸い取られてポイッと捨てられた

どっちにも真摯に接したけど、相手はこっちのことを人としては見てなかった。たくさんある部品の一つ。噛み終わったガム程度のもん。

疲れた

anond:20221231214410

嘘はもう仕方ないから黙っていなさい。

ただ家族には今後ずっと真摯に信頼を得られるよう優しく接しなさい。

そうすればもしこの嘘が露呈したとしてもあなたを許してくれる、かもしれない。

でもどうであれ、常に真摯家族に向き合いなさい。

2022-12-30

不当ではあるが不正は無いって現時点で言って良いの?

Colaboの当初のスタンスでは会計は適切に処理している」だったもの不正な公金利用は行っていない」へ主張が後退していることは認識できているよね?
では、これからColabo関連公文書の開示および会計検査院の調べがある中で現在不正な公金利用は行っていない」から更に後退する可能性はあるんじゃないの?

いや確かに擁護へアクロバティックな思考を導入すれば不正な公金利用を行っていないとは即ち会計を適切に処理しているということだ」という解を導き出すことが可能ものの、それは現時点で可能なだけであって、アクロバティックなその擁護は現時点から主張が更に後退すると崩壊しかねない危ういものだよ?

しか現時点で既に東京都はColaboへ対して監査をまともにやれていないことが東京都監査委員から指摘を受けているのでColabo自身が言うように是正された東京都指導に従わなければならないことが確定しているのは理解しているよね?

まりColaboはこれから起こる会計検査院の調べへ対し是正された東京都指導の元で第三者に拠る検証可能性を明らかにした会計を示さなければならない状態にあるので、現在不正な公金利用は行っていない」という主張から更に後退する可能性は十分にあり得るんだよ?

そのような状況の最中にアクロバティックな不正な公金利用を行っていないとは即ち会計を適切に処理しているということだ」のような擁護を現時点で主張するとColaboが主張を後退させた時点でColabo自身の手によってその擁護梯子は外されることは理解できるよね?

本当にColaboを想うのならば、現時点で不当さが指摘されている状況を真摯に受け止め、是正された東京都指導へ真っ当に対応をし、会計検査院の調べに備えて欲しいと主張するべきなのではないだろうか?
それが出来ないのならば今後一切ヒューマニズムフェミニズムも若年支援も主張しないで欲しい。我々のやる不当は良い不当とも受け取れる主張をする人たちがやるヒューマニズムフェミニズムほど信用できないものはないので。

2022-12-29

Colaboがこのまま会計是正や返金があれば税務署も出てくる

何故かって会計杜撰自主事業委託事業が一緒くたになってることへダメ出しされた現状を是正すると、今まで委託事業へ組み込んでた精算が自主事業の精算になるので当然ながら非課税だった一部の精算へも課税され納税額は変動するので税務署から不足分を納めろという通知が間違いなく来るから

現在は300万円程度の法人税を支払っているらしいけれど、それが膨らむのは明白で、不足分を納めるのが遅れれば追徴課税コースへ入ってしまう(Colaboはキャッシュリッチなので納税が遅れることは考えにくいけど)

もちろん是正の中で役員従業員報酬額も変わってくるのでColaboの役員従業員納税にも不足分が発生すると思われ、ここも税務署は勇んで不足分を納税しろと言ってくる

素直に不足分の納税へ応じれば脱税で立件されることはないはずなのでColaboは東京都と共に様々な面で是正をし、税務署からの通知に真摯に応じて欲しいと願うばかりだ

anond:20221229080453

心の状態によっては、人を励まそうと思ったり、自分の本当の気持ちに向き合おうと思ったり、真摯に人の声を聴こうと思ったりするから匿名であることが即ちネガティヴかというと違うとは思う。

anond:20221223013510

他の人も言ってるけど当人に直接マシュマロ投げてみればいいのでは。

あくまでも真摯に、自分個人的感情として、相手強要するような書き方をせずに。

もし聞き入れるメリットがあると思えば何かしら変化があるだろうし、変わらないようなら次の推しなり趣味なり見つけたほうが幸せになれると思う。

2022-12-27

anond:20221227165012

若林に関しては上手く行かなくて収録中に泣いちゃう可愛げ、というか真摯さがあるので捨てられないけど元増田の友人は…

2022-12-26

中野正彦の昭和九十二年』を読まなくていい理由と回収理由(追記有)

前置き

前もって断っておくと、この文章自分が読んだ本をあしざまに貶すために書かれている。信じてもらえないかもしれないが、自分普段ならフィクション特に小説に対するネガティブ感想は書かないようにしている。新刊だとネガティブ感想が売上=作家収入ダイレクトに響きかねないかである他人収入に影響を与える覚悟はない。ただ、本作はもう書店に並ぶことがないのが確定しているので、その点は心配しなくていいだろうと判断したので、放流させてもらうことにした。

樋口毅宏が書いた『中野正彦の昭和九十二年』という小説がある。この本、本来なら12月19日発売だったのだけれど、イースト・プレスが発売日前に回収を決定したこと話題になった。以下、その際の回収理由である

https://www.eastpress.co.jp/information/detail/2034

その内容の表現手法個性から出版にあたりしっかりとした社内議論必要であると考えますしかし、今回刊行に至るプロセスにおいて社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断を得ることを行っておりませんでした。同時に刊行時においても契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧だということが発覚しましたので、社内協議の上、回収対応といたしました。

この回収理由、一読して意味がよくわからないと思う。法的見解の精査とはなんぞや? 契約書の締結とは? そういう疑問がわいたので、この記事を書いている増田書籍回収の報が出てすぐ書店に駆け込み、回収前に購入することができた。で、いざ読んでみて、「あーそういう意味ね……」と朧気ながら理由らしきものも推測することができたのだが……。

本題

先に言っておくと、回収騒ぎの責任100%版元にあり、その点において樋口毅宏氏に責任はない認識であるフィクションはなんでも書いていいかフィクションなのであって、版元はフィクション書き手である作家を守らなければならない立場だろう。誰が悪いにしろ、配本が始まってる段階で回収することに対して版元は作家に対して極めて不誠実である。というか回収の原因と思しききっかけがTwitterイースト・プレス社員が騒いだことっぽいのも最悪だ。最低限コンプライアンスは整えろ。大体フィクション記述ヘイトって騒ぐんじゃねえ。

編集者が抗議した件は→https://togetter.com/li/2008033

……が、そもそもこの本は絶対買わなくていい。作品記述ヘイトからではなく、単に小説として苦痛からである小説読んで「小説のていをなしていない」って感想が出てしまったの10年振りくらいだぞ。それくらいきつい。

正直、自分と同じ被害を誰にも受けてほしくないので、以下にきつい理由苦痛度・ドン引き度を添えて列挙しておく。

理由1. 純粋に、読んでいて苦痛である面白くない。(苦痛100、ドン引き度0)

中野正彦の昭和九十二年』は、安倍晋三を「お父様」と仰ぐネトウヨ青年主人公が、昭和92年=2017年2月11月にかけての日々を語るという構成になっている。

いきなりネタバレになるが、本文の殆どブログに書かれた内容を引用しているという体裁である(終盤で判明する)。なので、「実際にあったニュースに対して主人公意見開陳する」という構成になっているのだが、そのパートが長すぎて苦痛なのである。たとえば、連載時の本文を引用すると、以下のようなものである

https://twitter.com/byezoushigaya/status/1275385842286997505

6月8日 「驕るな! 安倍首相」現職文科幹部が本誌に激白 「不満を持っている人は大勢いる」

【緊急特集政権批判で“更迭釜山総領事私的会 話をご注進したのは誰だ? 読者調査では「前川喚問」 賛成 86% 内閣支持率2 2% (週刊文春)

青天の霹靂とはこのことか。

文春はいから反日に寝返ったのか。

これまで無条件で寄せてきた信頼がすべて音を立てて崩れ落ちた。記事を読むまでもない。まさか中韓による見えざる言論弾圧がここにも......?

わかった、編集長ハニートラップに嵌められてゲス不倫をしたネタで脅されているに違いない。

一刻も早く会社ごと共謀罪逮捕→お取り潰し。芥川賞直木賞安倍お父様と昵懇の見城徹譲渡すべき。幻冬舎で二大文学賞運営していけばいい。直木賞選考委員長はもちろん百田尚樹大先生選考委員長就任と同時にこれまでの全作品対象直木賞を獲得。芥川賞も同時受賞されるといい。

夢が広がる。希望が出てきた。

それよりきょうの菅官房長官定例会見で気になるところがあった。

東京新聞望月衣塑子とかい記者が、「前川さんだけでなく、複数告発が出ています。もう一度真摯にお考えになって、文書の公開、第三者による調査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」などと執拗質問を重ねていったのだ。事務方が何度も「同じ趣旨質問はやめて下さい」と頼んでいるにもかかわらず、「きちんとした回答をいただけていると思わないので繰り返し聞いています」と返した。

おかげで通常十分程度の会見は四〇分に及んだ。菅官房長官はおまえのようにヒマではないのだ。

もしこの間に北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうするのだ?おまえひとりのアピールタイムのせいで日本崩壊したらどう責任を取るつもりなのか。

もっと空気を読め。他の新聞社テレビ局政治記者を見習え。一流大学卒業して、難関と呼ばれる大手マスコミに入り、自分意見は一切絡めず、官邸発言を一語一句正確に国民に届けることを至上としているではないか

ひとりだけジャーナリズムを発揮したつもりになって目立とう精神はやめろ。共謀罪が成立したら東京新聞は取り潰し。女だてらに記者をやる生意気な奴

これ自体ネトウヨ文章のよくできたパロディで、個人的にはそんなに違和感がない。

ただ、作中では毎日~2日置きにブログ更新している体裁になっているので、上記のような文章が約8ヶ月分、延々と続くのである。2-3ページとか4-50ページならまだいい。300ページある分のうち200ページだぞ。正直、きつい。きつすぎる。

あと、前述のとおり本文がブログ記載であることを終盤で明かしてるのは小説技法として失敗してると思う。事前に知っていた方が読者も読むときスタンスの置き所が安定する筈。自分は少なくとも知っていた方がすんなり読めたと思う。

理由2.主人公物語がない(苦痛度60、ドン引き度0)

引用したような文章が続くのはまだいい。ただ、個人的にきついと思った理由がもう一つある。主人公の人となりがほとんど開陳されないのである

主人公中野正彦は、ピザ屋のバイトをして糊口をしのぐ男である。近所の既婚者女性不倫関係にある一方で限られた金で風俗通いをする日々を送っていたが、作品の冒頭で彼は沖縄基地運動をする男を暗殺する。ネットで知り合った「会長」に心酔し、彼から命じられたのだ。中野正彦は国を救うための次の指令を待って日々を過ごしている……。

こう書き出してみると、それなりに設定は盛られている。ただ、前半200ページのうち、その辺りの記述に費やされるのはおそらく30ページに満たない。そして、その描写があまりにも「薄い」。不倫風俗パートは実質タダのサービスシーン以上の意味が見いだせない。

何より、一番気になる「どうして彼がそのようなネトウヨにハマったのか」という部分が殆ど説明されないのである。たとえば、どんな生い立ちで、どういう家庭環境で、どういう趣味嗜好でどういう性格人物か、それが200ページかけてほとんど開陳されない。されたとしてもあまりにも薄っぺらい。

個人的趣味の話になるが、この手の「嫌悪されるような人物主人公にした小説」は、その人物共感させてこそそのグロテスクネトウヨ描写効果が生まれると思うんだよ。その「共感」がない。結果、「ただきつい文章を読まされる」だけになっている。せめてそこは「きつい文章を書いているような人物共感してしまう」くらいのことはしてほしかった。

理由3. 最低限の設定考証ができてない(苦痛度80、ドン引き度80)

正直、この本は200ページくらいから話が動くので読むなら終盤100ページでいいよ……と言いたいのだが、こっちはこっちできついのである。終盤の展開は以下のようなものである

せめて設定考証をしろ!!マグニチュード11.3は荒唐無稽だがまだいい、高さ50メートル津波千葉神奈川沿岸全滅もまだ許す。東京沿岸から20キロメートル地点まで津波が来たら中野も壊滅しとるわ!!!Googleマップをみろ!!!!! 

そこから先の被災生活描写はそれなりに読ませるものがあるのだが、この時点で小説としては〇〇の判定を下した。ググれば、あるいは校閲に出せばツッコミの入る内容を残すな。

理由4. 実名人物処刑される(苦痛10ドン引き20

ここまでが「小説として」きびしい理由である。ただ、それ以外にも、ここから個人的感覚で「ちょっとどうかなー」って思った部分を書いておく。この辺は多分回収理由にも関わってくるのでそこそこ大事話題でもある。

東京震災が起きたことで東京大パニックになって、大久保とかでは外国人、というか朝鮮人虐殺などの暴動が起きたりする。で、左派的な人達暴動によって処刑されたりするのね。その際に殺される人の名前実在人物なんですよ。「江川紹子」「タマガワトオル」「青木理」の3人は確実、それ以外にもいたかもしれないが読み飛ばしてるかもしれん。

これ自体別にやっちゃ駄目とか言うつもりはない。朝鮮人虐殺するような人は左派も吊す。それはそう。ただ、実在人物名出して作中で処刑させちゃうのには結構ビビった。政治思想がどうとかそういう話じゃなく、実在人物やぞ。それができるのがフィクションのいいところだけど、マジで殺したぞおいってなる。

理由5. なぜか一人だけ仮名になってる(苦痛度50、ドン引き100)

上記でわかるとおり、本作の特徴は実在人物名をガンガン出してくるところにある。安倍晋三をはじめとして、先に引用したところでも見城徹とか望月衣塑子とか出してるしね。

でも、本作の中で1人だけ仮名にされている人物がいる。田永クリニックを運営する田永克哉という人物である高須克弥やんけ! 実在人物名出して殺すまでやっといてそこは仮名にするのなんなんだよ!!!!!

実在人物を出して酷い展開を描く」が徹底されているなら好き嫌い作品の是非は置いといてその心意気は買ってやろうという気持ちにもなれたよ。でも高須克弥日和るのは流石になしだろ。いい加減にしろよ。

まとめと、推測される回収理由

これ以上続けると血管がキレそうなのでそろそろまとめるが、つまり中野正彦の昭和九十二年』には「①全体の2/3近くが薄っぺらく、読んでいて苦痛」「②ググればわかるレベルの設定考証ができてない」「③実名を出す態度が一貫してない」という3つの欠点があるわけである

正直、本件を問題にしたイースト・プレス編集者は失敗だったと思うよ。こんな小説として苦痛作品、つまらなさから世間から黙殺されて仕方ないレベルで、話題にするような対応にさせたのが良くない。単につまらないよ。というか話題になったから買って読んだの失敗だった。金の無駄。金返せ。あと作品自体ヘイトではない。作品の中にヘイト描写がたくさんあるのはたしかだけど、「フィクション描写としてのヘイト」と「作品の主張としてのヘイト」はわけて考えなきゃ駄目でしょ。

……で、ここまで整理したところで、あらためて回収理由の件に戻る。

「社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断」「契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧」ってあるけど、これ多分実在ニュースをめちゃくちゃ引用してること、実在人物が作中で殺されたり、ネトウヨ男の語りであしざまに貶されたり(例えば、山口敬之事件被害者の方とか)することへの法的リスクを精査できてなかったんじゃないかなと思う。

1箇所2箇所とかならまだいいけど、前述のとおり「ネトウヨ男の語り」って体裁実在人物をあしざまに書くパート200ページくらいあるんよ。これは推測だけど、

みたいな展開があったんじゃないかな……と勝手妄想してしまった。

なんというか、この本は回収されたことで本文にアクセスできずキャンセルカルチャー云々の話に回収されそうになっているのが結構つらいなと思うところで、プレスリリースのとおり実名人物出してフィクション書く時の炎上リスク全然精査してなかったって話だと思ったのである。信じるかしんじいかあなたしだいですが……。

あと、それはそれとして作品は本当につまらいから変に神格化されないでほしい。この増田は「2200円が本当に無駄だった、金返せ」「メルカリで数千円単位転売されているのが本当に勿体ない、100円でいい」という二つの気持ちから執筆されました。

ただ、本作は続編として「橋下徹首相になった二〇三九年の日本舞台に、弁護士主人公小林大助が、死刑囚中野正彦の再審弁護人として奮闘する」という展開の『小林大助の昭和一一四年』という構想が存在するらしい。本作の出来からするとあまり期待はできないのだが、気になるは気になるので出たら買って読んでみようかなとは思う。この増田は「読まずに批判をするな」のモットーの元運営されています

追記したら文字数オーバーたから分離https://anond.hatelabo.jp/20221226211607

2022-12-25

ケーキパネル詐欺に遭った話※追記

追記

愚痴ネットの海に流してスッキリしようくらいの気持ちで書いたので思ったより反応が多くて驚きました。

コメントを見ていて、来年以降も同じ思いをする人が出るかもしれないと思い、こちらと同じ内容をShinQsの問い合わせフォームに投書しました。

そして、イベント担当者から丁寧なお詫びと返金したいとの申し出と共に「今後はこのようなことのないような企画製造元の選定・協議を綿密にし、より一層努める所存でございます」とのお言葉を頂きました。

返信があっても、仕様ですと言われるか、雑に返金案内のテンプレが来るくらいだろうと思っていた為、真摯対応してもらえたことで個人的には大分気持ちが晴れました。

ユニークコメントおすすめの店を書いてくれた人にも救われたので感謝してます

最後に、ShinQsケーキが全てこのレベルなわけではないと知って欲しいので、過去のハズれなかった可愛いケーキを見て行ってください。

https://ul.h3z.jp/bAoETvjO.jpeg

https://ul.h3z.jp/927nAtda.jpeg

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今年のクリスマスケーキは何を買おうかカタログを見て回っていた際に、渋谷ヒカリエshinQsでとても可愛いケーキを見つけました。

https://ul.h3z.jp/UMyYq72u.jpeg

今見ても可愛い…これが食べたかった……。

既に24日分は予約終了していた為、無くなる前に!と即決で25日分の予約をし、とても楽しみにしていました。

クリスマスが近づくにつれ楽しみで何度も公式サイトのページを見ていると、ふと、ここのお店だけ生産台数が極端に多いことに気がつきました。

他の店舗限定50〜80台、多くても100台なのですが、こちらのケーキは300台となっていました。

そんなに大きな製造ラインを持っているところなのかな?と、ここで初めてお店について調べたのですが、HPSNS雰囲気を見る限り従業員が多そうな感じではありません。また、今年初出店の様でした。

この時点で少し不安があったのですが、当たり前に予約キャンセルは不可の為信じて待つしかありませんでした。

今までにも何度かshinQsケーキを買ってきて、ハズレることがなかったのでここが選んだメーカーなら大丈夫でしょう、と…。

結果、当日取りに行って自宅へ戻り開けてみると

https://ul.h3z.jp/xI3yQ8qP.jpeg

(そのままを伝えられるよう写真加工をしていません)

……えぇ……………

素人が見様見真似で…作ったのかな…!!?!?

なんか色味が全然違う…いや、宣材写真と色味が違うのはライティング修正してるだろうから百歩譲れるとしても……

https://ul.h3z.jp/g3yjxhyf.jpeg

形が、別物過ぎませんか…;;

リボンボリューム感も足りないし、飾りも見本と違うものが乗っているし、足元のクリームカラフルじゃないし、いちごの数も少ない上にカットされているし、しなびてるし……。

横のいちごがめり込んでいるのも、箱から出す際にこうなっていたので、出荷時点でこうなってたのかと…外箱が揺れてできる崩れ方じゃないと思うんですよね…。

何よりサイドのマーブルカラー柄のはずの部分が、あまりにも…子供に描かせたのかなってレベルじゃないでしょうか。

この時点でだいぶ凹んでいたのですが、まあ味が美味しければまだ!最悪は許せるな!と。

6500円もするんだし見た目の分、味で補ってくれるのでしょう!と食べてみたところ…

なんか、生クリームがしょりしょりしている…。

ジュレの部分は、完全に凍ってる。

いちごのしなび方も、冷凍いちご自然解凍した時みたい。

絶っっ対冷凍してるよね!?

ケーキから店頭受け取りなんじゃないの!?冷凍するなら配送でいいじゃん…!!!

素材の味は良いのかもしれないんだけど、凍ってて全然からない。なのに、外側のムース部分だけは逆に生地がゆるくて、溶けかけたアイスケーキを食べているような感じ…。

とても、味は良い!と言える物ではありませんでした。

そんな感じで今年のクリスマスケーキは大失敗に終わってしまい、今とても悲しさと悔しさに苛まれている為、文字にして発散しようと思いました。

これは推測ですが、あまり従業員が多くない様に見える会社で300台を作るにあたって、素人同然のバイトさん等を入れたことで、こんな出来になってしまったのかなあと…。

それでも、果物コストが明らかに削られている理由にはなりませんが。最初から見本と同じものを作るつもりが無かったのかなあ…。

「よく調べずに予約してしまったのも悪いから、これは勉強代だよ」と家族に諭されてしまったので直接問い合わせたりはしませんが、叶うならshinQsさんには出店店舗キャパティを見て受付台数を考慮して欲しいです。

私も、来年こそは失敗しないようちゃんと調べて買いたいと思います

2022-12-23

anond:20221223035805

有権者真摯に向き合ってあえて叱る

過ちを犯した我が子を諭す親のように

自党の思想の正しさと有権者認知いかに歪んでいるのかを説明理解してもらい

次の選挙では心を入れ替えた有権者に大量の票を投じてもらって勝利する戦略

どうだろうか?

2022-12-22

望月新一のABC予想に関する話は多分に逸話的なんだよな。

まず査読に7年かかったというのが純粋に難しさゆえか、支離滅裂からかなのか分からない。支離滅裂文章意味を見出そうとすればそりゃ何年でもかかるだろう。

レビューも何人かしてるわけだけど、レビューを行った彼らも七年要したのだろうか。つまり彼らは全員査読される前から(つまり公然掲載される前から)彼の論文を知っている人達だったのだろうか。

論文完成と同時に論文を読み始めてレビューを書いたのなら分かるが、そうでないなら時間的物理的に辻褄が合わない気がする。

支離滅裂からという考えを一旦置いておくことにすれば、査読ギネス登録できるスケール時間がかかったのはその難しさとは別の学閥等の政治的外因の影響の方がよほど強い気がする。

真偽について数学なのに紛糾しているということで話題になっていたが、これもまたセンセーショナルに切り取っているだけで眉唾臭さが強い。

真偽について語るならそもそもABC予想というもの連続体仮説同様証明可能なのかから語られるべきではないのか。

そういう証明可能性をおいておくなら、とにかく彼の論文批判するならたった数十分数時間の公開討論で知れることから賛同したり目の敵にしたりするのではなく、真摯論文に向き合ってからであるべきだとは思う。

たとえばチャンドラセカールはエディントンとかいうやつに嵌められて、30分の時間を用意されブラックホール存在に関する自説を発表したのだが、そのコメントとしてエディントンはセカールの言うことは戯言だみたいに言ったわけだ。その学会に集まっていたのは当時その天文物理学で最高峰頭脳を持った重鎮たちだったが、みんな戯言だという主張の方を鵜呑みにしてセカールは笑い物にされたそうだ。

まり30分程度の説明では相当賢い人でも主張の真偽は理解できない、あるいは学者であっても権威バイアスには多分に流されるものだということだろう。

今回の例における権威とは「望月の用いた手法数学的に正しいはずがない」という常識という名の権威だと思われる。常識に流されて、あるいは単に常識に反発して学者までもがああだこうだ言ってるわけである。目の前の論文に向き合えよ。

2022-12-19

anond:20221219102052

はあ。HSP(繊細さん)とかまったく医学定義の無いものをそれっぽく騙ってる奴に真摯に向き合う必要なんか無いんだが。

美人ではない女の子に惚れる理由

漫画アイデアが欲しいです。主人公男子高生が、クラスメイト美人ではない女の子に惚れる理由を考えてください。

それでは、いくつかのアイデア提案します。

主人公は、女の子の人柄や優しさに惹かれる。彼女が周りから見たときには、特に美人ではないように見えるかもしれませんが、主人公は、彼女純粋真摯性格や優しい心を見つけて、それに惚れてしまう。

主人公は、女の子の多才で魅力的だと感じる。彼女美人ではないかもしれませんが、彼女が手腕を振るうと、主人公彼女をとても魅力的だと感じる。例えば、彼女芸術料理などに長けている、または、スポーツ学業で成績が優秀だといった具合です。

主人公は、女の子の外見を気にせず、内面を重視する。彼は、彼女美人ではなくても、彼女の心が素晴らしいと感じる。彼女が非常に優しくて、他人を思いやるといった性格を持っている、または、彼女が非常に頑張って、目標を達成する努力を惜しみなくするといった具合です。

主人公は、女の子にとって特別存在であることを知り、それに惹かれる。彼女美人ではなくても、主人公彼女が彼にとって特別存在であることを知り、それに惹かれてしまう。例えば、彼女主人公が抱える問題理解してくれる、または、彼女主人公を助けるといった具合です。

以上が、いくつかのアイデアです。ご参考になれば幸いです。

ふーむなるほどな

AIすごいな

2022-12-18

anond:20221218164429

この謝罪右翼がどうなのかはしらないけど、リベラルにとっては非常に真っ当で、問題真摯に向き合っている謝罪のありかたなんだよ。

リベラルは自らが批判対象としている安倍や岸田や暇空にも同じレベル謝罪をして欲しいと願ってる。

anond:20221218001632

ガイドライン読んだけど

医学者や心理学者などの専門家を加えて真摯に原因を分析研究しながら、再発防止のための具体的なルールづくりに向けて検討を重ねてきた。」

かなり学術根拠をしっかり話し合ったうえで決めていることがわかるな。

お気持ちゴリ押そうとしてる人たちの異常性がさらに浮き立った。

2022-12-17

ロボットアニメロボットってなんなん?

ちょっと前に多分女性がそういう疑問を書き込んでた。

二日前くらいに同じ内容のエントリ適当に書き散らしたけど、結論めいたものが出てこなかったんだけど、ちょっとだけ反応があったのでもう一回書いてみる。

いちおう結論ぽいのは出てくると思う。

まずロボットアニメにおけるロボットってなんなん?っていうと、これは例えばスポーツ漫画でいえば競技になる。

スラムダンクならバスケットボールだし弱虫ペダルならロードレースだ。スポーツじゃないけどゆるキャンならキャンプでもいい。

それで、このスポーツ漫画における競技物語でどういう役割を果たすか?というとキャラキャラを繋げる仕掛け、媒介になる。

スラムダンクなら流川桜木花道で、ゆるキャンならしまりんとなでしこというキャラを繋げる役割がある。

普通現実では人間は、嫌いな人間、合わない人間とは積極的コミュニケーションをしない。気の合った仲間と遊ぶものなんだけど、漫画小説ではそれは面白くない。

性格の合わない人間水と油のようなキャラたちが交流したりぶつかり合ったり、そして理解しあえたりあるいは決別してしまうこともある そういうものが見たい。

スラムダンクバスケットボールがなかったら桜木花道はただのヤンキーのままで冴えないままで終わっていただろう。

バスケがあったか流川桜木というライバル出会えて、刺激されてバスケットボールに対する姿勢もっと真摯ものした。

キャンプという共通趣味があったかなでしこしまりんは友達になって、しまりんは、なでしこを通じて世界を広げていった。

ここで「スポーツ漫画競技理由は分かったけど、じゃあロボットなんて出さずに既存スポーツとかでよくない?」という疑問が出てくるんだと思う。

ここでは作家の描きたいものが「スポーツで勝ちたい!」とか「アウトドアを楽しみを伝えたい」とかならそれでいいんだけど、もっと複雑で表現の難しいものになることがある。

たとえば世界に対する考え方とか政治とか生き方とか。ようはガンダムで扱われるような要素。

最初に「スポーツ漫画競技キャラキャラを繋げる媒介」と書いたけど、じゃあ、ロボットアニメロボットキャラと何を結びつけるのか?というのは、まずは考え方、生き方政治、つまり世界」になる。

そして考え方や生き方の違うキャラ同士のぶつかり合いを表現するのに「ロボットで戦う」という絵的なインパクト必要になる。

この絵のチカラというのは重要で、たとえばベルセルクっていうファンタジー戦記があるけど、あれは色々壮大なストーリーはあるけど本筋を雑に言うと「ガッツグリフィスキャスカをめぐる恋愛ストーリー」だ。

でも三浦健太郎画力で片手と片目を失ってまだモンスターと戦うガッツの姿がないと「ガッツキャスカに対する思い」や「グリフィスに対する愛憎」という情念を描き切れないんだと思う。

さらにもう一つ、ロボット主人公を結びつけるものがあって、それが「女の子」になる。ようはヒロイン

ロボットアニメストーリーって主人公がいて、それを繋げるロボットが居て、半分は世界に関する物語があって、残りのもう半分は主人公ヒロインに関する物語のふたつでできてる。

どのロボットアニメでも物語のなかの「世界」と「女の子」の価値は同じで、それくらい女の子というのは重要な要素になる。

なんでロボットがつなげるのがヒロインなのか?というと、まず「ロボット」というのは「人の形をしているけど人ではない」ものだ。

年頃の男のにとって、同世代女の子というのは謎な存在だ。ついこないだまで同じ「子供」だったはずがいつのまにか体つきが変わって、考え方もなんだか大人びた感じがする不思議存在だ。

自分たちと同じ「子供」ではない。大人のように完成されている「人間」でもない。女の子は一日ごとにどんどん変わっていく。

男の子にとって女の子は「人間のようで人間でない」存在で、そういう意味ロボットのようなものなのだ

ロボットアニメ主人公男の子ロボットにはじめて乗るところから始まる。同時に、ヒロイン女の子との出会いが始まりでもある。

ボーイミーツガールというお話の型があるように、男の子女の子出会うことは、それだけで一つの物語が生まれるほど衝撃的な体験になる。

男の子にとって、女の子はそれくらい未知の存在で、知らない世界のものロボットのような理解できないもので、同時に魅力の存在なんである

ここで、女性からすると、なんでそんなロボットを通じて男の子女の子を繋げる必要がある?と思われると思う。「男の子女の子の話を書きたいなら単純に恋愛を描けばいいじゃないか」と。

そこは悲しい話でエロの話だ。年頃の男の子エロ抜きに女の子を見ることができないのだ。

少年向けの漫画小説純粋恋愛作品がないのはそれである。あっても"恋愛要素のある探偵もの"みたいなおまけになる。

あるいはラブコメみたいに「主人公には意中のヒロインがいる。主人公モテるけど、ほかのヒロイン候補エッチな誘惑を跳ねのけてヒロインと結ばれる」というものになる。

男の子恋愛するのにエロをどうするか?というのは避けられない問題なのだ

そこでロボットを通じて女の子と分かり合うという仕掛けが出てくる。男の子ヒロインの間にロボットが立ってくれることで、ようやく男の子は繊細な感情機微言葉のやりとりができるようになる。

たとえばエヴァではシンジが「なぜエヴァに乗るのか?」という問いをアスカレイから出されて、同時にシンジも二人に向けてなぜ乗るのか?という対話が発生する。

これはスポーツ漫画スポーツと同じ造りでもある。

バスケがあるから性格的に合わない桜木流川が一緒に試合に出たり練習したりするように、「ロボットが居る世界」があるから男の子エロ抜きに女の子と向き合えるのだ。

とりあえずここまでのことをまとめると「ロボットアニメロボット作家の描きたいことを描くための必要舞台装置」「男の子ヒロイン恋愛を描くための媒介」とかそういうのになる。

と、書いてきたけど、この内容を全部のロボットアニメに当てはめることはできない。あたりまえだけど。

水星魔女ガンダムが作中でどう扱われるのかよくわからないし。

そもそも日本ロボットアニメ」のようなものって海外では無いのだ。

アメリカパワーレンジャーとかパシフィックリムとか、あるいはベイマックスとかアイアンジャイアントとかあるけど、アメリカロボットって日本とは違うし、そもそもウケがあまりよくない。

海外ならティーン恋愛普通ドラマでササッと描いちゃうアニメスパイダーマンバースマイルスとグウェンがしっとりとした大人ぽい恋の駆け引きみたいなやりとりをしてて「やっぱ恋愛先進国アメリカは違うなあ」って思った。

日本みたいに奥ゆかしくて恥ずかしがり屋の国民性恋愛は難しいのだと思う。

あとはとにかく男だから男の視点しか書けなかった。「女の子だって男の子不思議な生き物に見える」とか「女の子だってロボットが好き」とかあると思うけどさすがに回収は無理だった。

女の子から見たロボットアニメロボットという話も見て見たい。

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