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2017-01-16

君の名は。」を選外にしたキネマ旬報カス

君の名は。」がキネマ旬報ベスト選外となったけど、これは、日本映画批評における下記の(伝統的な)問題点象徴する出来事なので、みんなもっと大騒ぎすればよいと思います

最初問題点日本映画批評は、アニメーション映画を適切に評価することができません。

キネマ旬報ベストテンランクインしたピクサー映画は、何本でしょうか?少し考えてみてください。答えは、ゼロゼロですよゼロ世界アニメーション革命を起こした「トイストーリー」も、障碍児童冒険譚をウェルメイドに仕上げた「ファインディングニモ」も、冒頭からほとんどセリフを用いることな世界の荒廃を描いた意欲作「ウォーリー」も、トリロジーの最終作として圧倒的な完成度を誇る「トイストーリー3」も、ベストテン選外になっていますピクサー以外でも、「アナ雪」も選外なら、2016年は「ズートピア」も選外。正気かよ。日本アニメーションに目を向けても、例えば故 今敏作品は1本もランクインしていません。「千年女優」を超える絢爛な日本映画2001年10本あったか?「東京ゴッドファーザー」を超える抑揚の効いた感動作があったか?「パプリカ」のイマジネーションを超える作品があったか?「パーフェクトブルー」ほど低予算映画で、今なお国境を越えて評価され続ける映画が何本ある?

次の問題点日本映画批評は、映画自体の良さではなく「他国における賞レースの結果」や「興行成績」や「過去監督作の評価」などの外部要素に引き摺られすぎる。

2000年以降、ピクサーを筆頭にCGアニメーション映画映像面、シナリオ面での革新を重ねる中、たった1本だけキネマ旬報ベストテンに名を連ねた映画があります2009年戦場でワルツを」。レバノン内戦における監督自身記憶を辿る、という半ばドキュメンタリーのような内容の映画で、ここ数年の作品でいえば「アクトオブキリング」ような手触りの、とてもいい映画です。とてもいい映画なんですが、たぶんこの映画キネマ旬報ベストテンランクインしたの「アカデミー賞ゴールデングローブ賞外国語映画賞部門ノミネートされた最初アニメーション映画」だからなんですよね。あと反戦映画から反戦映画と、海外映画賞をとった映画日本映画批評において高く高く評価されます

興行成績の良い映画評価も引き下げられます興行成績がよい映画は「おれが評価しなくてもいいだろう」という寝言をいいながら、実のところ「自分は年に100本も200本も観ているのだからパンピーと同じランキングには出来ない」という薄っぺらながら自意識を守るために、本当はすごく面白かったのに、8位とか9位に入れたり選外にします。2016年も「シンゴジラ」より「クリーピー」を評価して、ズートピアを選外にしたハゲがいましたね。「こいつらは友達が多いから、ほかの人が評価してくれる」って言い訳しながら。一言。邪念が多いよ!!面白い映画普通に評価しろよ!!いや、確かに「クリーピー」は面白い。その通り!映画順位をつけるもんじゃない。その通り!けど、正直「シンゴジラ」と「ズートピア」より「クリーピー」のほうが順位が上、とい上のはさすがに無理があります

過去監督作に評価が引き摺られすぎる、というのはイーストウッド映画過大評価が最も有名でしょう。確かに、イーストウッド映画面白い。本当に良い映画ばかりです。でも「グラディエーターアメリカンビューティーとダンサーインザダークを抑えてスペースカウボーイが1位」とか「父親達の星条旗硫黄島からの手紙のワンツーフィニッシュ」は、やりすぎをこえて「ヤラカシ」だと思うんですよね。

ヤラカシ」といえば「オールタイムベスト日本映画こと七人の侍が、キネマ旬報年間ランキングでは3位な件」がもっとも有名ですが、このときは「木下恵介作品のワンツーフィニッシュ」というわけわからんことになっているんですね。1位は「二十四の瞳」。これは、わかります。「二十四の瞳」はすごい映画です。今観てもびっくりさせられます(比類する作品は「6歳のボクが、大人になるまで。」ぐらいしかし無いのでは?)。ところで、2位は?…2位は、「女の園」という映画です。…いや、本当なら観てから言うべきなのはわかります。でもあえて言わせていただきたい…知らないよ!!オールタイムベストどころか、木下恵介監督作としても無名作品なのではないでしょうかコレ。(誰か観た人いますか?もし「おれは観たけど、七人の侍よりずっと良い映画だよ」という人が多ければ、この段落は訂正の上謝罪いたします)

最後問題点日本映画批評者は、孤独すぎる。

映画は観る環境によって、評価が大きくことなます。これは前項と矛盾するようで矛盾しません。映画館で観る映画と、家で観る映画は違います。「IMAXで観るゼログラビティと、金曜ロードショーゼログラビティは別の映画だ」と言われて、否定する人は少ないでしょう。映画体験です。ウェイン町山が「試写室で隣にピエール瀧がいたので死ぬほどビビった」と言って「凶悪」を年間ベストに挙げるように。ガース柳下金沢映画祭で観た映画を年間ベストに挙げるように。「お家に帰るまでが遠足」と言われるように。「フェスで盛り上がる曲」があるように。では、「夫婦カップルで観に行き、食事をしながら感想を言い合い、その日の記念にプリクラを撮り、インスタに半券の写真を上げたくなる映画」は、その体験込みで評価しなければいけないのでは?

ひとり、ルーチンワークとして試写室のパイプ椅子に座り、原稿の締め切りを頭の片隅に置きながら観る人間は、金曜ロードショーで観た「ゼログラビティ」をつまらなかったと言い切る人間と変わりません。真面目な話、かつてこれほどまでに評価され、クチコミ観客動員の伸びたデートコースムービーってあるんでしょうか?そう言えば「動員で映画評価を語るなら踊る大走査線2は名作」って言ってる人がいましたね。…寝言かな?(たぶん口を滑らせたのだろうと思うけど)

以上3点。おれは「息もできない」を年間ベスト映画に選ぶキネマ旬報のことが(ピラニア3Dを年間ベスト映画に選ぶ映画秘宝より)本当に大好きなんだけど、やっぱりよくないところはよくないところなので、なおしていただきたく候。

なおちゃぶ台をひっくり返すようだけど「君の名は。」は観てません。だって子どもが生まれたばかりで、奥さんが育児で手一杯だったからね。子どもがもう少し大きくなったら、ポテトチップスコーラを片手に、あーだこーだ言いながら2人で観るよ。ほなさいなら

2016-12-17

深夜アニメが憎い…僕も町山智浩さんみたいに映画三昧すれば良かった

思春期当時流行ってた深夜アニメのせいで価値観好奇心範囲がかなり狭いものになった気がしま

映画ドキュメンタリーを観て育った人達とは文化資本の差が圧倒的についていると思います

もう日本深夜アニメなんか観たくありません

日本深夜アニメなんてディズニーピクサーのようなまともな心理描写もないし シンプソンズのような社会派要素もない

誰が過大評価して流行らせたんだか

2016-12-15

Amazonブラックさが嫌でヨドバシに変えるはてな民なんだしアニメとかもホワイトなところのしか見なかったりするんだろうな……

  

そもそも政治的正しさがなってない日本アニメなんて見捨ててディズニーとかピクサーしか見ないのだろうか

2016-12-06

アカデミー賞受賞なるか?!

なりません。

受賞はおそらくズートピアだろう。

あるいはファインディング・ドリー


千と千尋の神隠しが受賞した2002年は、どんな年だったか


ディズニーピクサーを買収するのは2006年90年代から2000年代初期、ディズニー作品はパッとしなかった。良作はあるが、大作かと言われると…という感じ。作品テーマが明らかにマンネリズムに陥ってみえたのもこの頃。過去作のオリジナル続編のOVAを乱発したりしてな…。ジョン・ラセターの介入によって今のディズニー作品存在すると言える。ちなみに2002年ディズニー作品からノミネート作はリロ・アンド・スティッチトレジャープラネット

モンスターズ・インク2001年(ノミネート)。その次のファインディング・ニモ2003年(受賞)。2002年ピクサーの新作が公開されなかったのだ。アカデミー賞はその年にアメリカで公開された作品審査対象になるので、この年にピクサー作品はなかった。なおピクサーは06年以降1年に1作は必ず新作を公開している。


アカデミー賞受賞作一覧をウィキペディアでみてみよう。

長編アニメーション部門が作られたのが2001年

それから15回のうち

03、04、07、08、09、1012、13、14、15年の10作品

ピクサーまたはディズニー作品なのである


千と千尋の神隠しが洗練された表現形式と優れたエンターテインメント性を兼ね備えた映画だったことは疑わない。

しかし、アカデミー賞の受賞までいったのはタイミング問題が小さくなかったのだろう。

長編アニメーション部門ができて二回目という時期もあっただろうか?

いや、なによりも、運良くディズニーピクサーの脅威がなかった年にノミネートできたのである

アカデミー賞は、アメリカ国民映画祭です。

選考ハリウッド業界関係者によるものです。

基本的アメリカ映画が受賞します。

そんな中で、様式の異なる海外アニメーションを出品して、ノミネートされるってだけでだいぶすげえことしたってレベルですよ。


いま、ディズニーピクサーの勢いが衰えないうちに日本アニメ映画が受賞までいくことはおそらくない。

ディズニーピクサー表現技術が日夜進歩を遂げており、エンターテインメント性も損なっていないのであれば、会員たちにとってあえて海外の異なった様式アニメーションに受賞させる必要がない。

なにか根底から価値観を覆されそうな、とてつもないもの提示されない限りは。


からね、千と千尋の神隠しが受賞したからって、簡単に、受賞するか?! って言わない方がいいよ。

しないから。


だいたいね映画批評家協会賞とかいうの、あれってアカデミー賞前哨戦なんて報道されるけれど、それならLA映画批評家協会賞をとったかぐや姫の物語アカデミー賞受賞にならないのはおかし空気だったと思うんですよね。

ほかにもボストンとかサンフランシスコとか、各地の映画批評家協会賞とやらをとってたんですよ、かぐや姫は。

さらに、各地の映画批評家協会賞でかぐや姫と競い合っていたのは、ベイマックスじゃなかったし。

ヒックとドラゴン2とレゴムービー3Dだったんですよ。

でもレゴムービーに至ってはアカデミー賞ではノミネート漏れまでしてるし…。

2014年に受賞したのはベイマックス

かぐや姫の物語ではなく、ベイマックス

ヒックとドラゴン2でも、ソング・オブ・ザ・シーでもなく、ベイマックスなのだ

まだまだディズニーピクサーの天下です。



というわけで、まずはノミネートするか?! を期待するのが妥当だと思います

細田守作品ですらまだノミネートはされたことはないのだ。

ジブリ作品以外はまだ日本長編アニメノミネートまでいったことないんだぞ。


しか個人的にはレッド・タートルのほうが会員には好まれそうだなって思う。

2016-11-24

ロボットに任せきりで人類ヤバイ!!ってディストピアアニメ作品

藤子F不二雄「ドラえもんのび太ブリキ迷宮

ピクサー「WALL-E」

他にあるかな

一見ユートピアだけど、人間が老若男女問わず

全員障害者みたいになってて怖かった思い出

あん世界でもそこそこハッピーだろうけどね・・・

2016-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20161116152814

本当に本人が書いてたら面白いと思うが、もし本人が書いてたとしたらなんと自己満足的なことしか書いてないんだろう?経営者としても技術者としても非常に劣っているし適性のない人だなと思った。

本人じゃないならこれで沢山釣れて良かったねくらいだ。

俺はあの放送自体は見てない。ネットに落ちてる勝手キャプられた画像動画しか見てない。あのプレゼン宮崎氏に対して行っているなら、宮崎氏はIT技術者ではない芸術家であることを理解して作成しているとはとても思えない。体の不自由な人の様を想像して作っていないとしてもあまりにもセンスがなさ過ぎる。

宮崎氏が求めるもの作品をどう昇華できるかであって、IT技術凄さはどうでもいい。むしろ手書きでできる動画マン原画マンがいるならITなど要らないと考えている人だ。人手もない、金もない、製作期間もないとなればITを使わざるを得ないので妥協しているだけ。

彼の考え方を理解せずに、NHKに映るからドワンゴ技術を見せたいと思ってあの画像をだしているのならアホとしか思えない。

何度も言うが宮崎氏は作品として芸術性を上げるためにはどうすればいいのかを考えて60年やり続けている人だということ。スライムみたいにクネクネ動く蝋人形を見せられても俺をバカにしてるのか?と思ってしまわれても仕方ないよね。

カワンゴを擁護したり宮崎氏を批判したりいろんな人がいろんな意見を言うのは勝手だし、勝手から俺もこうやって意見書き込みしている。だけど宮崎氏を意識してやっているなら彼が受け容れるものはなにか?をまず考えるべきだったよね。ってこと。

巨神兵やでいたらぼっち等を描いてはいるが、だからドロドロした奇妙な生き物を描きたいわけではないんだよ。だったら今最新のCGならでいたらぼっちはこう描ける、巨神兵ならこう描けるというプレゼンの方がまだまだ良かったと思う。

というか、そもそもピクサー以上の技術を見せられるのかな?ピクサーからヘッドハントした人をドワンゴに連れてきたので見て欲しいと自慢したいのかな?

俺ならためらわずこれを書いた奴と指示したやつは本日付けて解雇してくれと言うだろうね。

川上氏は経営者だよ。技術者でも芸術家でもない。それは今回のことでよくわかった。なのでジブリ社長就任なんて話は笑い話にしかならない。

2016-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20161115162140

3Dゲーム黎明期でもあったけどそりゃ3DCGアニメの方がまだまだ日が浅いからできないこといっぱいあるよ

でも最終的には3Dアニメの方ができること沢山あるって分かってるからディズニーピクサーアニメーションポリゴン・ピクチュアズ3Dアニメをメインにした事業展開をしてるんでしょ。

大手スタジオ先見の明があるスタジオが既に走ってるレールであってこれは疑いようのない事実でしょ。

実際仕事してるしそれで収益もあげて企業として利益を出せてる。

成功モデルケースがあるわけ。

それに行けないのは単に必要リスクを支払う覚悟が無いだけの話。

もしくは10年以上前から言われてきたことを何も準備してなかっただけの話。

リスクっていうのは

人材

設備

技術

3Dアニメの得意不得意は完全に技術の話。

リスクを解消できてないだけの話。

それは3Dアニメの欠陥じゃなくて単にスタジオレベルが追い付いていないだけ。

でも失敗は反省の元だからまだ3Dアニメで作ってるだけマシなレベル

2Dを捨てれないスタジオは今後淘汰されていく。

もちろん2Dアニメも今の2Dゲームのように生き残るものもあるだろうけど、

どうみても主戦場メジャーPCゲームコンシューマアーケードから離れた携帯端末シフトしてる。

ソーシャルゲームでさえ最近3D物が多い。

京都アニメーションくらいのレベルでなければ到底生き残ることはできないだろう。

俺にとってはドワンゴ川上量生氏に宮崎駿ブチ切れとかどうでもいいんだよ

一番びっくりしたのは

2013年長編アニメから引退を表明した宮崎さんは、その後、自身初となるCGを使った短編アニメ「毛虫のボロ」の制作に取り組んでいる。」

これだよ。

おい、宮崎駿が、あの宮崎駿CGアニメだよ。

よりにもよって、あの宮崎駿が、CGアニメだよ。

もう歳いくつだろうかって爺が、ずーっとセルアニメデジタルアニメ2Dやってきた爺が、

75歳の爺だったよ、それがCGアニメだと?

 

75歳の2Dでやってきた爺が、CGアニメだと?

魔女の宅急便とかナウシカとかラピュタという名作を描いてきたあの駿が、CG

なんだこの違和感は。

そして何だこの置いてけぼり感は。

 

おい、日本アニメスタジオ、遅れてませんか?

もはや75歳の爺にも負けてないですか?

あなたのところCGアニメ作れますか?

時代の先を爺に取られちゃってますよ?

大丈夫なんですかね、本当に。

日本2Dアニメのままでいい」

って本気で思ってませんか?

既に3Dでも従来のアニメ的な表現可能手法が生み出されつつある段階なのにいつまで2Dだけで食って行こうとしてるんですか?

1人の爺に置いていかれる業界っていい加減やばいですよ。

ず~~~~~っと業界の先を歩いてきた75歳のアニメーターが次は3Dだなって思ってるんですよ。

爺×3Dですよ。

もうちょっと危機感持った方がいいんじゃないですかね。

 

追記:

「今どきまったくCG使ってないアニメのほうが珍しい」

そうじゃねーから

アニメの次はフルCG宮崎駿はフルCGアニメを造ろうとしてる。

よくあるラノベ原作アニメの中でちゃっちいCGクルマが走ってるのとはわけが違う。

同じ扱いをするんじゃないよ。

フルCG定義を言い出したら争いになるが前提としてはキャラクター最初から最後までフルCG(フル3D)ってことにしておこう。

gdgd妖精はフルCGアニメ

 

追記2:

「これだから3Dアニメは駄目なんだよ」

案の定わいてきたけど3DCGを使って二次元表現をするのにも技術がいるんだよ。

その失敗例を持ち出して「これだから3Dアニメは駄目なんだよ」ってちょっと違うくない?

どっかの学園祭で作られた2Dアニメを持ってきてこれだから2Dアニメは駄目なんだよって言ってるのと同じなんだけど。

完成度の低い3Dアニメを持ってきて3D全体に問題アリっておかしいでしょ。

シドニアの騎士レベルなら批評に耐えられる出来栄えだけどベルセルクとかを持ってきてこれだから!これだから3DCGアニメは!!っておかしいだろ。

たった一人の人間の悪行をみて人間は滅ぼすべきだ!って今どきのラスボスでもそんなこと言わんぞ。

毎回2D信者ってその手法で3Dの批判し始めるけど違うよね、それ3Dへの批判にすらなってないんだけど。

あなたが言ってるのは3Dアニメ批判じゃなくてアニメベルセルク(もしくはアニメキングダム批判です。

 

追記3:

あと「ここまでしたら手間は2Dと変らんな」くん。君だよ君。

3D製作の一番いいところは大人数での分担作業と分かりやすスケジューリングだよ。

製作状態オンラインで把握しやすいか納期も決めやすいし人員の増加が短縮化に繋がりやすい。

これはセルアニメデジタルアニメの抱えてきたブラック労働環境是正するのに持って来いの変化ですよ。

ポリゴン・ピクチュアズの素晴らしいことは人件費ケチらずにスタジオの規模を計画的に大きくすることで

安定した作品供給と納品が可能になっているところですよ。

作る前段階でどれだけの品質製作費用と期間が客観的に導き出せるってことは利益率を設定するのが容易になるってこと。

最初に決めた段階の仕事から変更なければブラック環境になんてならないのは当たり前の話。

おまけにちゃんと収益も出してる。完全にブラック体制に対する管理能力勝利ですよ。

そういう夢が3DCGにはあるってこと。

造る手間は一緒でも分担できたり流用できたり何かと糧になるのがCG

2Dアニメなんてよくてバンクシーンくらいしか活用方法ないでしょ。

総集編で喜ぶ視聴者かいるわけ?いないでしょ。

というかこれを発展させると実写映画にも使うことができるわけで。

商売的にも夢膨らむでしょ。

商業的に夢があるってことは才能が集まりやすいってことだから

 

追記4:

視聴者が求めていないのでは」

パブロフの犬は涎ではなく眉間にしわを寄せている、あるいは未体験要求することはできない。

 

追記5:

ここまで書いて無駄2D信者2017年公開予定の劇場版映画BLAME!」を観ろ。

ただし必ず原作漫画BLAME!を読んでから行け。

優しいことにBLAME!原作を読むだけでいいから。

その後BLAME学園をポチってしまおうがアバラ買ってしまおうがバイオメガ買おうがその後はシランノイズ最高。

とにかく漫画BLAME!を読まないで観に行くなら、

的外れ感想以下の駄文増田で吐くのは確定している。

悪いことは言わんからその金で飯食って家で寝ろ。

お前の視野が狭すぎるだけで、

ちゃんと3Dアニメの先は金が待ってるから

ピクサーディズニーもそこで飯食ってるから

ずっと前から

パヤオが怒っているのを見て、小学生の時に先生に怒られたことを思い

パヤオが怒っているのを見て、小学生の時に先生に怒られたことを思い出したよ!!

あれは学校の生徒と先生の構図だ!

クリエイターとかエンジニアとかレベルの高い話じゃねぇ。

怒った先生と、それで変な空気になって、しどろもどろになっている生徒だ!

でも怒ってる先生は、くそ偏屈だ!

怒られてる生徒は、見た目おっさんの子供だ!

から両方にムカつくんだ!

鈴木パヤオが怒っているのを見て、フォローいれたんだ!

「おう、お前ら、パヤオ先生気持ち悪がってるけど、本当はもっといいもん作りたかったんやろ?」

あれだ!怒られてる時に横にいる副担任存在鈴木だ!

そこでミスったのは、川上たちだ!

「いや、俺ら、人工知能で絵を描きたいっす。。。」

ちがうだろ!

人工知能アニメ書いてジブリ潰すっす!ピクサー食いに行きます!」

だろ!!!


なら、俺ならどうすんだ!?

もし俺がパヤオなら、

「うふふ、そういう発想もあるんですね(帰れや!朝っぱらから気持ち悪いもん見せやがって!帰れや!!)」

もし俺が川上たちなら

「さーせんした!ほんま、さーせんした!もっといいもん作って出直してきます!(さっさと引退しろや!クソジジイ!)」

まぁ、パヤオが見たくてつけたテレビで、パヤオが怒って変な空気になってたら「極めて不愉快なのは視聴者じゃボケ!!NHKボケ!!!

あと、なに公共放送使ってジブリの長期アニメ宣伝をしとんじゃ!!!鈴木癒着しとんのかコラ!!!


でもパヤオ復活でワクワクしたからね!!!はやくこれの全編ディレクターズカット版のDVDを出してね!!!!!!!!

2016-11-14

やっぱ宮崎駿は偉かった

昨日のNスぺでドワンゴプレゼン宮崎駿がカチ切れた件。やっぱ偉いね

間をはしょっていきなり切れちゃってたか川上氏もぽかーんって感じだったけど、まぁあの切れ方してたら後進が育たなかったのも頷ける。間がないから分からないんだよ。

鈴木氏はそこらへん分かってて「どこへたどり着きたいんですか?」という問いは本質を突いていてとても良かった。それに対する「人間が描くのと同じように絵を描く機械」という返答がズレを表していた。

人間が描くのと同じように絵を描く機械」を目指すなら「人間は何を描いているのか」「それをどうプログラミングするか」の二つの問題クリアしないといけないんだけどドワンゴは全く出来ていないんだよね。

AIで「人間が描くのと同じように絵を描く機械」を作るのはいいんだよ。けど宮崎駿はただ絵を描いているわけじゃないんだよ。ようつべ古今東西宮崎走りって動画があるからそれ見りゃ分かるんだけど、トトロサツキが走るシーンが二つあって、その二つのシーンは走り方が違うんだよ。なぜ違うかというとサツキ感情が違うからなんだ。つまりただ絵を描いているわけじゃなくて絵に感情を込めていて、それが物語の質を上げているから観る側が心揺さぶられるんだよ。ドワンゴAIはただ動いているだけで人間性がない。そりゃ宮崎駿は怒るってw

AIとしてはレベル低くてさ、感情プログラムできてないんだよ。生きているものプログラミングできてない。だからゾンビなの。

まあとりあえずドワンゴはさ人間は何を描いているのかから始めた方がいいよ。ピクサーが優れているのはそこができてるからなんだからさ。

http://anond.hatelabo.jp/20161114092833

かつてスタジオジブリは、いまのピクサーのように、毎年夏休み家族で見られる良質なアニメーション映画提供するスタジオだった。

そして、ジブリにおいて宮崎駿という個人存在が内外どちらにとってもとてつもなく大きかった。

この二つが理由で、大衆業界にとって「ジブリ=宮崎駿」ということになってしまっている。

本当は「毎年夏休みに良質なアニメーション映画提供する」役割として「ポストジブリ」となりうる才能集団を求めるべきところを、「ポスト宮崎駿」なる才能ある個人を探すことに躍起になっている。

2016-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20161107120134

CGだと日本に優位な点がないですね

ディズニーピクサードリームワークスイルミネーションエンターテイメントに比べたら赤ちゃんみたいなもんです

表情、芝居、アクション、生々しさ、そしてエフェクトビームや爆発や波の表現)や絵としての魅力などでは全然質が高くないのが現状です

コストも高いので本数をこなすのはむずかしいという問題もあります

一方、手描きでは日本アニメーションは、ディズニーとは違ったオルタナティブ進化を遂げており

その作画個性日本アニメ視覚的に印象的なものにしているわけです

日本CGは残念ながら、質の面でも個性の面でもまだまだです

宇宙ロボットが出て来るSFモノだとかなり効果的に使えるようになってはきています

ただ人間自然になると・・・現場は今そこのブラッシュアップに力を入れているはずです

もう一つの問題として日本においてはCGアニメは人気がないという現実があります

日本でもトゥーンレンダリングアニメがたくさん作られるようになってきましたが、大ヒットとは言い難いのが現状です

芝居が作り込めないのもあってかキャラクター人気も持続しておらず、ビジネス展開の期待は(現状)あまり出来ません

GANTZ:Oものすごく意欲的なCG映画でした。

さとうけいいち監督アニメでも活躍されている方で、才能豊かな監督が加わるだけでここまで面白くなるのかと感心しました。

ただし日常シーンとなるとやはり・・・

しかコストスケジュール・・・

そういうわけでCGはまだ厳しい状況です

これからどんどん改善していくのだとは思いますが、それでも手描きは残るのではないかと思います

2016-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20161020160957

○○の場合、その演出嫌悪感を抱く人がいるということは知っておいていいと思う

なんでもいけるし「そうですか」以外の感想がない

ディズニーピクサーアニメキャラの口の端をゆがませて笑う表情が嫌いだけど

からどうなのって話だ

2016-10-05

アニオタが「君の名は。」を観に行った非オタ彼女教化するための10

勧めて良いのは薦められる覚悟のあるヤツだけだ。

はい。最初にエクスキューズします。

彼女がオマエに対して、次のような「紹介」をした際に、受けとめる必要がある。

こういう「非狂言好きの彼氏に勧める」「歌舞伎興味ない彼氏を」「出不精の」「オルタナ未体験の」「行きたい映画を」みたいな、

彼女がオマエに対して「自分の趣味を紹介して、できれば一緒に行ってほしいな」という願望に対して

オレは狂言にも歌舞伎にも旅行にもロックにもスイーツ邦画にも興味はねェヨって言わないヤツだけが

次のオススメ一覧を参考にできるし、その上で勧めても良いし、勧めなくても良い。

大前提

オレは元祖オタ軽10を書いた増田とは別人だ。

アレは目標が複数あってとっ散らかってる上に、全体的に「相手を試す」要素が強い。

「甘え」とまでは言わないが、「相互の入口」と言う割に、相手にだけ負荷をかけていると思う。

想像して欲しい。

ラーメン好きが、理解を求めてラーメン二郎に彼女を連れて行く姿を。

ラーメン二郎は現在のラーメンを語る上ではどうしても外せない。どう思ったか聞くのが狙い」

現実世界ときメモじゃねえから、店の前で黙って帰られたら二度と連絡は取れねぇぞ。

前提

彼女と一緒に「君の名は。」を観に行って、相手が「面白かったね!」となっていること。

目標は「自分が勧めたら、TVアニメでも一緒に見てくれる」ところに持っていくこと。

(外国行って出来た友達日本語辞書渡してから簡単な日本語で話しかけるみたいな

 「なんでこんな簡単な日本語を理解してくれないの?合わないね」とかやるなよ。

 本来は、彼女の趣味を入口にするのがコミュニケーションとしては王道)

1本目「魔法にかけられて(2008, 原題 Enchanted)」107分

いきなりディズニーかよ!とか言わない。

必要なのは相手の観たいもの」と「自分の趣味」とがクロスしている部分を探す努力だ。

新海誠作品特有清潔感のある繊細な描写を、一旦ここで落ち着かせる意味合いもある。

アニメプリンセスが、現実のニューヨーク離婚専門のシングルファーザー出会って

という、アニメーションパートベタディズニーを、実写パート進出させる異色作。

出逢えば歌でわかり合う……みたいなベタ設定を茶化しつつ、ベタベタディズニー

オタクとして観るなら「ディズニー文法をどこで回収してるか」に着目してみよう。

昨今観ることのなくなった手書きセルアニメを堪能するのも一興。大資本すげえぞ。

たまにディズニーが嫌いな女性もいるが、普通ロマコメなのでそこまでマイナスになることもない。

(ただし、相手に負荷をかける意味は全く無いので、乗り気じゃなかったら強行しないこと)

2本目「ウォーリー(2008, 原題 WALL-E)」97分

アニメから遠ざかってんじゃねえか!とか言わない。

薄いロマコメでありつつ、そこに至るまでに(彼女にとって)余計な要素を多く含む。

ウォーリーイブという、ロボットでありながらチャーミングな存在で物語を引っ張り、

ガチャガチャとした舞台設定や、いくつかの目的が絡み合った話を、スッキリ見せる。

オタクとして観るなら「『2001年宇宙の旅』のオマージュ」を一つでも多く探そう。

「実写では無く、女性向きにも見えない映画」も楽しめると伝えられれば目的達成。

吹替版でも良いと思う。草刈正雄は流石の演技力アニメ初挑戦とは思えないヨ)

3本目「インサイド・ヘッド(2015, 原題 Inside Out)」94分

オマエまたピクサーかよ!とか言わない。

ロマコメ要素を排除しつつ、一旦凹むような描写を挟んでくる映画。

親父の都合で引っ越しを余儀なくされ、アクシデントにも前向きに取り組むものの、

転校初日の自己紹介情緒不安定になってしまう少女ライリーの頭の中の物語

非コミュをエグるエピソード満載の割に、ちゃんと着地していて安心できる。

アニメロマコメですらないが、観て面白い」と相手が思えば目的達成。

なお、特撮方面に分岐するなら、インサイド・ヘッドに行かずに

ベイマックス(2014)」→「時をかける少女(2006)」→「青空エール(2015)」

 →「仮面ライダードライブ(2014~2015)」と展開すること。

ドライブを完走できれば、ほぼ教化は完了している。エグゼイドも一緒に行けるだろう)

4本目「思い出のマーニー(2014)」103分

戻ってきたのにジブリかよ!とか言わない。

実は方向性インサイド・ヘッド寄りのジブリ作品

絵が好きで内気な少女が、喘息療養のため滞在する街で、

古い屋敷に住むという華やかな少女マーニーと友だちになり、

お互いの悩みを打ち明け合い、徐々に心を通わせていく物語

チャンピオン連載のマーニーじゃないけど、若干の謎解きもある。

「綺麗ではあるが新海誠とは方向性が違う絵」を違和感なく観てもらえればOK。

この辺で多少、見終わったあとに感想が言い合えればベストだけど、どうかな。

5本目「サマーウォーズ(2009)」115分

いまさらサマーウォーズかよ!とか言わない。

うっすいロマコメ要素はあるが、基本的アニメ

偽装彼氏になるバイトを憧れの先輩から持ちかけられた少年が、

彼女の実家で親戚一同にモミクチャにされながら

ネット暴走する人工知能を食い止めようと奔走する物語

非オタに勧めるには結構なチャレンジ。この辺が分水嶺

「面白かったけど、アニメは苦手かな」と言われたらここで一旦諦めよう。

6本目「パプリカ (2006)」90分

東京ゴッドファーザーズじゃねぇのかよ!とか言わない。

千年女優東京ゴッドファーザーズも、日本映画に対する憧憬が強いと思うんだよね。

アニメ好きに黒澤映画や往年の日本映画を勧める窓口とするなら良いと思うけれども、

君の名は。」観てアニメに触れようとしてくれてる相手に紹介するには隔たりが大きい。

とは言うものの、アニメシリーズの紹介までも遠いため、ちょっと頑張ってジャンプアップ。

キツめのツンデレ千葉敦子が、他人に悪夢を見せて精神崩壊させる事件へと迫る胎教に悪そうなアニメ

オタクナーバスな所をギュッと凝縮した濃厚な一本。

コレを喜ぶ彼女なら、次は「PERFECT BLUE(1998)」を観ても良いかも。81分だし。

7本目「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(1989)」全6話

また古いところからもってきたな!とか言わない。

アニメ絵に対する違和感を無くして物語のものを観ることが出来るなら、

次は「連続してアニメを観る」という体験だ。OVA 全6話ならそれが出来る。

戦争のさなか、小学生がひょんなことから知り合った敵軍の兵士と交流するが、

友人たちや家族、そして大きな侵攻作戦を通じて少年の心を大きく揺らすストーリー

高山文彦監督しているので、山賀博之の脚本にも関わらず、映画のような印象を受ける一本。

ガンダムガンダムしていないガンダムなので、慣れない人に優しい。

また、絵柄が極端に古いけど、コレに慣れると大概のアニメがイケるようになる。

8本目「ばらかもん(2014)」全12話

ガンダムのあとに?とか言わない。

きちんと1クールで終わって、ちゃんと男性目線での可愛い女の子も出てきて、

それでいてエロに行かずに安心してストーリーになってる作品って思ったより少ないぞ。

サイズ的には「夏目友人帳(2008)」も「にゃんこい!(2009)」も良いんだけど、両方共難しい。

夏目友人帳少女漫画寄りだし、にゃんこい!男子中学生寄りだし、痛し痒し。

あっさりアニメ嫌悪感無く付き合ってくれるようになれば、もうひと押し。

9本目「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-(2007)」全25話

オマエさっき女性向け狙ったって言わなかったか?とか言わない。

DTBは1期に関して言えば、全体的なトーンは暗いものの基本が2話完結式で、観るのが楽。

シナリオ的にもそれぞれきちんと独立しており、かつ、ストーリーに絡んでくるので、

あっという間にとは行かないまでも、一貫して観続けることが出来る。

ワリと抑えた演出ではあるものの、普通アニメでもある。

これについてきてもらえるのであれば、その先にいける。

10本目「ガン×ソード(2005)」全26話

最後まで来ても全体的に古いな!とか言わない。

皆様おなじみ痛快娯楽復讐劇だけど、ちゃんと完結してるのがエライ

前提知識が要らない、極端にエロいかないけどエロも入れてくる、

オタクが観てもちゃんと面白くて、ストーリーも追いかやすい。

紛れもなくアニオタ向けであり、内輪ネタもちゃんと入ってる。

これを観て糾弾されなければ、当初目標は達成できている。

あとは好きにしろ。

雑なまとめ

ロマコメから入って、心理描写、SF、変、人間ドラマ日常系ストーリー、2クールアニメ

おおよそ、半年~1年半ほどかけて、いわゆる男性アニオタの好むアニメに寄せて行こう。

線の綺麗なアニメや女性向きのアニメばっかりの構成では意図するところが達成できず

楽園追放 -Expelled from Paradise-(2014)」の描写で絶縁されかねない。

ヤマノススメとかユーフォニウムあたりですら「アニメ絵女の子ばっかり」ってだけで

いきなり見せたら、キモマジで!死ねば良いのに!って思われても仕方がない面もある。

おさるのジョージとかザ・ペンギンズとか、その手のアニメからの距離を考えよう)

みんな麻痺してると思うが、結構一発アウトになるアニメってあるんじゃないかな。

ストパンとかガルパンとか、非オタから見たら未成年着エロと同レベルだと思う。

(正直、ガン×ソードも一発目はムリ)

段階さえ踏めば作品は好きなので良いと思うんだけど、

いわゆる男性向けアニメに慣れてもらうのって大変だと思う。

東京マグニチュード8.0(2009)」とか描写も丁寧で名作だけどまだキツイし、

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇(2008)」113分みたいなアクの強いのもアレだし、

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987)」119分みたいな超絶技巧だけどどーにもオタク向けだし、

書いてて思ったんだけど、「勧めたら一緒に見てもらえる」信頼を得つつ、

ガルパン観てても「ああ、なんか女の子ばっかりのアニメだけど、面白いのかな」って思ってもらえるって

すんごいハードル高いな。オレの友人はついにガルパンの映画に一緒にいくことに成功したらしいが。すげえな。

追記

やべー

元になったのリンク貼るの忘れてた

はてなブックマーク - 『君の名は。』や『聲の形』を観た一般人に勧めるアニメは? - Togetterまとめ

そもそもはココで東のエデンとかあの花が上がってることに違和感があったからなんだよね。

君の名は。」と「聲の形」を観に行った層が一致していると思えないのもあって限定にしてんだけど、

「綺麗な絵のアニメから観た」ワケじゃないと思ったのが最初。

「面白そうな恋愛映画がたまたまアニメだった」だけで、逆じゃ無いだろと。

同じ新海誠で同じ絵のテイストの「秒速5センチメートル」を薦めてはイカンと肌感覚で判るのに、

なにゆえに絵柄の綺麗なアニメならなんでも良いだろ、みたいな雑な方向になるのだと。

絵柄が綺麗で良いアニメなら観てくれるワケじゃないだろ、と。

まず彼女はどこに惹かれて観たのだろうか考え、

その部分を取っ掛かりにすべきだろうと。

あとね、元になったまとめのブコメにもあるんだけど、

「これだけ観てくれるなら薦めなくてもアニメ好き or 勝手に見る」ってのは傲慢だと思うのよ。

最初に書いといたけど、こんなに日本全国で庶民が気軽に狂言歌舞伎を見られる時代は無い。

お芝居でもそうだし、まあ海外旅行とか音楽を聞くのでもそうだよね。邦画もそう。

でも、フリクリを観たアニオタのうち、はたしてどれだけがオルタナティブロックを聞いたかな、と。

カウボーイビバップ観てジャズを聞こうとした知り合いは、ジャズ好きに正しく教化されて、今も少しづつ聞いてる)

野村萬斎さんの狂言、何のフォローもなしに観に行く?

彼女に誘われりゃ何度かは一緒に観に行くだろうし、

そこで面白さを知ってハマるかもしれないけど、

先導なしで同じ所まで行くかな?

オレは行かないと思う。

アニオタって、方向性の問題であって、我慢とか矯正とかと縁遠いわけだよ。

から、彼女ができようが親に内緒にしようが、やっぱ新作は観るわけだよ。

そうすると、観てるのを知られても「ヒかれない」のが第一歩。

そこに行くまで一苦労で、その為には遠回りに思えても理解を求めるしか無い。

から、彼女をアニメ好きにする必要は無い。

(だから半年以上かける長期戦なわけだし)

アニメは怖くないよ、(見た目はもちろん重要だけど)

絵柄だけで観てるわけじゃないよ、普通小説や音楽と同じ趣味なんだよってのを

人生時間を同じくすることを選んだ人には、伝えてみたいじゃない。

美味しい料理を食べた時に、コレ美味しいよと言う。

きれいな景色を観て、きれいな景色だったねって伝え合う。

その過程で「自分の好きなもの」を伝えながら「相手の好きなもの」を聞いて、

相手の好きそうなものを薦めてみる、相手の好きなものを試してみる。

そういうのが、コミュニケーションなワケだろうと。

から、さんざん書いといてなんだけど、原則的には以下の一文がすべてだと思うわけよ。

>>(ただし、相手に負荷をかける意味は全く無いので、乗り気じゃなかったら強行しないこと)

アニメはもはや特殊な趣味じゃないと思うが、伝わりづらいからなあ。

彼女が真田丸観てるなら一緒に観て、次はうどんの国の金色毛鞠一緒に見ようって言えるようになれると良いな。

(本エントリ趣旨上、「あにトレ!!XX」を誘うのは想定していない。それはコッソリ観ろ)

健闘を祈る。

2016-09-02

君の名は。見てきた

君の名は。見た。

ネタバレはないとおもうですよ。

結論から言うと、見ても見なくてもいい映画だった。毒にも薬にもならないかんじ。

あと個人的には「恋愛映画としては共感できる(感情移入する)フェーズが足りなくて、エンタメ映画としては盛り上がりがいまひとつ足りない」という印象。おびにみじかしたすきになんちゃら。

時かけとかの他の青春エンタメに比べて力強さがないというか、薄い気がする。スパートかけるところで妙にサラーッとしてる。もっと焦らせたりドキドキさせたりして欲しいところで綺麗な映像です〜美しいやろ〜って感じになるから拍子抜け。

Yahoo!映画評価4.6と高いし、友人におすすめされたので見てみたけど、正直真新しさはなかった。

相変わらず美しい背景(パワーアップしてる)と心象映像?はものすごくて結構楽しめるけど、夢中になったりワクワクドキドキする感じはほぼない。若い子ががんばってんなーって感想になる。

あんまり映画見てない人や中高生なら十分楽しめるだろうなーというのもわかる。でも残念ながらこのパターンなんべんも見てるから、うまく乗せてくれないと乗れないんだよアラサーは…。予告編見たときから大体の展開は読めているんだよ…。

ピクサーの、展開がある程度わかっていてもうまく乗せてくれる上、テーマ性も毎度バッチリ脚本演出は凄まじいものがあるなと再確認。あとシンゴジラはそうきたか!って切り口の新しさやパワーがあってワクワクした。

なんで君の名は。あん評価高いんだろ?3/5点くらいでは…。おもしろいけどそれなりの恋愛映画、それなりのエンタメ映画といった雰囲気でした。迷ってる人はBD待ちでいいんじゃないかな…大画面で素晴らしい美術動画が見たい人は行ったほうがよいと思うけど。

生々しく心を動かされたい!って人にとっては微妙なんじゃないかなー。

2016-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20160812150427

スティーブ・ジョブズが作ったピクサーのチーム力みたいな記事があって

お互いを尊重しながら製品第一に考える…とか書いてあった

違和感しかなかった

2016-08-06

日常シーンで3DCGが導入されない訳(一視聴者の私見)

日本の深夜に流れる萌えアニメ日常パートに使えるほど3DCG技術は高くない。

実行すればスクールガールストライカーズCMのようなものを見て萌え続けることを強いられるだろう。


日常シーンで3DCGが導入されない訳

カートゥーンレンダリング違和感が未だ拭い去れないからでは?

カートゥーンレンダリングというのは、モデルレンダリングする際に陰影を潰してフラットに仕上げることである

これにより3DCG特有の光沢感をなくし、旧来の2Dアニメの風合いにぐっと近づけることができる。

しかフィギュアを作る感覚モデリングをしてアニメ調にレンダリングしてしまえば、

普段アニメを見ている僕たちが違和感を持たないものができるわけではない。

ベルセルクgdgd妖精's、シドニアといった作品は素晴らしいが、

談笑している南ことり渋谷凛を眺めるような感覚を持って鑑賞することは難しい。

ダンス戦闘といった動きの激しいシーンならそこまで気にならなくても

些細なシーンが続くアニメではどこか違和感が残ってしまう。

なぜならカートゥーン日本アニメは立体物を写実的描写しているわけではなく、

平面的な動きの面白さの追求や漫画表現の導入の末に確立された表現スタイルに則っているからだ。

なので3D2Dに近いアニメを作ろうとするならば、

カートゥーンレンダリングを経て普通アニメに見えるような逆算が必要なのだが、

1話25分のアニメをフルで毎週1本量産できるほどノウハウ確立されていないのではないだろうか。

些細な人間仕草再現することはかなり困難だからでは?

いて座って話す。それだけでもかなり複雑なのだ

不気味の谷」という言葉があるが、それは3DCGアニメーションにも言えて、

機械的に肘を30度に曲げて・・・というようにモーションをつけたり、

シミュレーションを導入したりしても、なかなか手描きのアニメのようにはならない。

なんというかキビキビ&ヌルヌルしすぎた動きになってしまうのだ。

ピクサー白組が手がけるような、多大な予算を組んで年単位で作る劇映画ならば、

充分研究時間を割くこともできるだろうが、

千万単位で発案から放送開始まで1年もないようなテレビアニメではそんなことできない。

モーションキャプチャ採用するにしても設備はなかなかないし、アクターへのギャラやスタジオ代も馬鹿にならない上、

モーションキャプチャになれたアニメーターは少ない。

そうしたところで細やかな修正はやはり必要で手間がかかることには変わりない。

そこのところダンスシーンなら動きがある程度決まっているため、アニメーションもそこまで難しくないし

モーションキャプチャにもなんとか予算を割くことができる。






要は僕らが無邪気に「〇〇かわいい」っていっていられるようなアニメを量産できるレベルに今の3DCGアニメーションレベルは達していないということだ。

これは技術的なことではなくて経験値の問題だと思うので、時間をかけてフロンティア精神ある人々が失敗を恐れず挑戦していくしかないのかも。

そしてそこまで業界人がこぞって3DCGにかまけていられるほどの余裕はないし、

萌えアニメを本格的に作っていきたいという情熱ある3DCGスタジオの数は

数多あるアニメスタジオの数に比べたらとても少ない。

よほどの理由がなければフルで3DCGにしようなんて企画は通らないのだろう。


元増田の疑問から大きく外れた持論の垂れ流しで申し訳ない。

じゃあなんで最近アニメダンスシーンに3DCGを使うようになったのかといえば、

それは3DCGダンスを見せることは3DCG用いた他の描写より楽で、

逆に手描きでダンスシーンを手がけることは他よりもしんどいという合致があったからということと、

プリキュア諸々の女児アニメでの活用例やMMDの普及などにより

日本3DCG業界内でダンス描写が妙に洗練されていった結果だと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20160805221326

http://anond.hatelabo.jp/20160805222046

2016-07-24

幼稚園児の姪っ子を車に乗せて映画を観に行ったのだ。

目指すはピクサー最新作『ファインディング・ドリー』。

車中で

「静かだと淋しいから何か歌って」とお願いすると

「何が良い?」とおしゃまなことを言うので

「じゃカーティス・メイフィールドの『MOVE ON UP』をお願いします」とリクエストしたところ

分かりました、みたいな顔をして

ぞーさんぞーさんおーはながながいのよー、と歌ってくれた。

甘く切ない響きだった。

https://www.youtube.com/watch?v=8USz7gb2RGQ

2016-07-20

日本アニメばかり観ていたことに後悔してる

ロードオブザリングスターウォーズは知ってたけど

DCコミックマーベルコミックが2大コミックと呼ばれてることすら知らなかった

シンプソンズとか社会派アニメも観たことがなかった

ディズニーピクサー映画ズートピアなど社会派だったりする

ブレイキングバッドなど海外ドラマ面白くて一気に観てしまった

もっと偉大な国アメリカ映像文化に早く触れていれば良かった

アメリカはやっぱりすごい

ディズニーピクサーアメコミ原作映画より日本アニメの方が面白い


日本作品の方がルーザーや悪に染まった人間強者孤独などの心理描写がしっかりしてる

苦悩から克服の過程もしっかり描写されてる

日本アニメよりディズニーピクサーアメコミ原作映画の方が面白い

アメリカ作品の方がルーザーや悪に染まった人間強者孤独などの心理描写がしっかりしてる

苦悩から克服の過程もしっかり描写されてる

アナ雪とかインサイドヘッドとかマレフィセントとかX-MENとか

2016-07-19

沢城みゆきっていう声優が過剰演技だと叩かれるけど

ジブリディズニーピクサーファンから見たら一般的声優も過剰演技な気がする

2016-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20160716010339

今まさにVR界隈でやろうとしてることだから、数年以内には実現するよ。

日本はさほどでもないけど、海の向こうだと大金ガンガン動いてるから(ピクサーも専門の会社作ってる)、実用化がいつになるかはわからんけど、技術としては確立すると思う。

ここまで来るとどっちかというと映像よりもゲーム側の技術なんだけどね。

UnityとかUnRealググると良いかもしれない。

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