はてなキーワード: テクニシャンとは
正直、普段は一緒にいてもどっかでかけてもほーーん、って感じで好きなのかどうかよくわからないんだけど彼氏とエロいことするのはとてもとても気持ちいいし好き。
もちろん、Hの時にだっこされたり体をなでられたりそういうのも嫌いじゃないんだけど、最終的には彼のチンコが好きという結論に圧倒的に落ち着く。
といっても、彼は別にテクニシャンというわけでもなんでもなく、経験人数も(多分)わたしひとり。私もだけど。
お互い童貞処女のころからの付き合いだから、なんか体が生まれたての鴨みたいな感じでなにか刷り込まれてるのかもしれない。
順当にいけばたぶんこのまま彼と結婚するんだろうし、それが嫌というわけじゃ全然ないんだけど、もし万一別れた時のためにチンコの型をとらせてくれないか?とお願いしようかどうか真剣に悩んでいる。いや別に別れる予定とか不満があるわけじゃないんだけど。なんというか。保険、というか安心感みたいなもののため。
ブス処女「あーあーー!!どっかに私を好きになってくれる男いねえかなーー!!」
キモ金無男「いるよ~」
ブス処女「…………(チラッ」
ブス処女「あ~あ~~!!どっかに私を好きになってくれる男いねえかなーー!!私を好きになってくれる男なんてひとりもいない!みんな非ブス専だ!私を好きになってくれる男なんて存在しないんだあ!みんなメンヘラ女に食われちまった!!うわああーー!!」
キモ金無男「あの……」
ブス処女「私を好きになってくれる男が一人もいねぇ~~~~~!!!!」
教室の隅にいる奴とは一度も会話したことがないのに「クラスのみんな」って言葉を使いたがるけど
実際は「同じクラスの自分の友達数人」を指している。あれと同じ
言外の意味ってやつ
ブス処女の言う私を好きになってくれる男はイケメンで優しくてて自分の言うことを何でも聞いてくれて性的なことに疎くてオナニーのオの字も知らないけど初夜ではテクニシャンとかそういうことだから
一度もセックスしたことなくても増田に日記書くようなキモくて金のないおっさんはブス処女の言う「私を好きになってくれる男」には含まれない
タイトル:『モンスターハンターダブルクロス』ハンター生態調査
調査日 :2017年5月14日(ソフト発売から58日目)10~15時
有効集計:235名
集計者 :https://twitter.com/mwiwai
ソフトの発売からそろそろ2カ月が経過しようとしている現在。上野で開催されているリアル集会所も、残すところ8営業日となった日に集った狩人たちのデータを集計してみました。『モンハン』が好きで、かつ、誰かと顔を付き合わせて狩りたい…と願っている人々なので、『MHXX』のプレイに対するモチベーションはそれなりに高いはず…というバイアスが掛かっているデータです。どうぞ!
08% 下位
05% 上位
15% G級
下位のうち1名は引き継いだだけで何もしていなかったので、『MHX』時代にセカンドキャラを作って、『MHXX』へ引き継いだけど…みたいな状態になっているだけかもしれません。そうなると、下位のパーセンテージはもう気持ち下がりますね。
今回の集計から、武器などの使用率に関するデータはHRを解放している人のデータのみを集計することにしました。
1・大剣
3・双剣
4・太刀
5・片手剣
6・弓
7・狩猟笛
8・ガンランス
9・チャージアックス
13・ランス
14・ライトボウガン
15・ヘビィボウガン
ちなみに、ハンターランクを解放していても、(ほぼ)1種類の武器をメインとして使い続けるタイプも4人に1人、約25%いらっしゃいました。
1・双剣
2・片手剣
3・大剣
4・ニャンター
6・太刀
7・チャージアックス
8・ライトボウガン
9・操虫棍
12・弓
13・ハンマー
14・ヘビィボウガン
15・ランス
「一番多く使っている」武器は大剣ですが、複数の武器を使い分けるとなると大剣を抜く双剣や片手剣は、大剣と使い分けられている武器の筆頭ですね。どちらも攻撃~硬直が短い、フットワークの軽い武器なので、大剣では狙いづらいモンスターと闘う時に便利だったのかもしれません。
05% 151~200時間
16% 201~250時間
05% 251~300時間
03% 301~350時間
03% 351~400時間
02% 401時間~
もっとも多かったのは51~250時間の辺り。仮に250時間プレイしていたとすると、1日4時間以上プレイしていたことになります。うん、結構やってるね!
最長は550時間オーバー。1日9.5時間…って、仕事してますか? 大丈夫ですか? ※しかもこの人、ほぼニャンター専門の方です。
余談ですが、調査を行った私は301時間だったので、1日平均5.2時間弱…。
すべての闘技大会をSランクでクリアしていたのは、235名中12名、わずか5%でした。
Sランク取得者でもっともプレイ時間が短かったのは216時間(1日平均3.7時間)で、一番低いハンターランクも同じ方(HR193)でした。
300時間以上プレイしている人の中では、40%がSランクでクリア。ハンターランク別だと、HR300以上の中では3割強がSランクでクリアしています。
村の最終クエストをクリアしたのは、235名中13名。約6%です。闘技大会のSランクよりは1名多いです。そして、こちらをクリアしている最速のハンターも、一番低いハンターランクも、前述したHR193の方です。凄い!!
HR300超えの中では50%。半数の方がクリアされています。村クエストをプレイしたからハンターランクが上がったのか、それとも…?
おそらく『MHXX』で新規にキャラを作って始めたプレイヤー。HR2だけど、プレイ時間は50時間オーバーで、太刀の使用回数も50回。時間の割に使用回数が少ないということは、キークエに固執せずに村クエに挑んで(そこそこ苦戦もして)楽しんでいる、ある意味で模範的なハンターさんなのかもしれません。…寝落ちで時間が経っていただけ、という可能性も捨てきれませんが…笑
メインは狩猟笛というHR12のハンターさん。すでに笛の使用回数は206回。でも、セカンド武器として使っているのはハンマー。どんだけ鈍器が好きなんだよ、と・笑
旦那さんが女性キャラ(奥様の本名?)を使い、奥様が男性キャラ(旦那さんの本名?)を使っていた、初めてのケース。旦那さんがあまり喋る感じの方ではなかったんですが、奥様がいろいろと質問をしてこれらて。「名前の横の王冠マークは、どうすると付くんですか?」とか、「二つ名ディノバルドと闘うには、高級耳栓がないと厳しいですか?」などなど。あまりに素直にたくさん質問をしてくるものだから、てっきり中級者レベルで、旦那さんは付き合わされているだけと思い込んでいましたが、ギルドカードを見てびっくり。
旦那さんはHR193にして、闘技場は全Sクリアだし、村の最終クエストもクリア済み。ハンマーや双剣、操虫棍などの武器を使い分けるテクニシャンでした。
一方、奥さんはHR194と旦那さんより(わずかですが)HRが高く、武器の使用回数を見てみると、狩猟笛やガンランスなど一部少ないものがありながら、それ以外の13種はまんべんなくお使いになられていて。
凄いご夫婦だ…と、感心しながらギルドカードを眺めていました。
すれ違いによるギルドカードの入手では、各二つ名のG5をクリアしたかどうかは記載されていても、超特殊のクリアを見極めるには、集会所の中で名前横の王冠を視認するしかありません。なので、見落としている方も結構いらっしゃるとは思いましたが、僕が視認できた2人のことだけ書きます。
一人は、HR302で、超特殊を10~17種クリアしている、中サイズの王冠を付けた方。もう一人は、HR168で超特殊は1~9個クリアしている、小サイズの王冠を付けた方です。後者の方は自分でG5までクリアしている二つ名クエストが黒炎王しかなかったので、1匹だけ倒して小王冠を手に入れたところ、という感じでしょうか。
オンラインではそこそこ見る「超特殊クリア者」ですが、リアル集会所の客層ではあまり見掛けませんでした。リアル集会所の主な客層はエンジョイ勢であり、大金冠を得るためにはオンラインに籠もっているからこそできる、みたいな事情があるような気がしました。
リアル集会所もあと一週間で営業が終わるので、今後はなかなか『MHXX』ハンターが集まるイベントがなさそうです。ですが、フェスタ等なにかしら見つけたら調査しますので、ご期待くださいませ。
http://anond.hatelabo.jp/20170505073101
確かにどこかで誰かに教わったのかなんて記憶にないなぁ。
ただ多くの夫婦にとっては重要なことの一つという認識であるのは間違いないよね。
それに旦那さんと性的に合わないってのは個人的にはもったいないなぁと思う。
お互いに最高に気持ちいいセックス、みたいなができると愛情とか幸せとかすごく強く感じたりするからね。
おれは単純に相手を喜ばせたいから例え自分がイかなくても相手を満足させることに努力してきた。(もちろんお互いイったほうがなお良い)
小手先のテクニックから精神的に安心させたりするようなことまで、相手としっかり対話しながらのセックスを心掛けてきた。
そのおかげか今の嫁さんを含む今まで付き合った女性(もちろん全てではない)達からは、相性が凄く良いとか初めてセックスでイケたとか何度も言われたし
1回した後に向こうから誘ってきてくれることも多かったので、皆が皆演技してたってこともないと思う。(それに顔はそこそこかもしれないが金持ちとかでもないし)
セックスを好きじゃない人を否定するつもりもないし、超絶テクニシャンとセックスしてみろなんて言う気でもなく、
まだまだ貴女の旦那さんと一緒に新しい幸せ兼楽しさをセックスに見つけることができる可能性は十分あるんじゃないかなと。
いくつになっても新しいチャレンジは楽しいものだと思う、というものあるかな。
普段の会話とかが重要なので人によってとかレスの期間によってとかで、特に女性側からは言い出しにくい部分が最初はあるかもしれない。
例えば、実はいつものHなんだけどあんまり気持ちよくないことがたまにあってね、お互いもっと気持ちよくなっていっぱいシたいから
いつもと違う風にしてみて欲しいの、とか。
例えば、最中にいつもと同じようにされていて別に気持ちよくもなんともない時に、痛くなくてもつい出ちゃった感じで痛いって言えば
普通は手を止めて焦ったりするから、ごめんねいつもは気持ちいいんだけど今日はなんか変で、、こういう風にしてみてくれる?とか言って
気持ちいい場所ややり方を誘導して本当に気持ちよかったらオーバーなくらい気持ちいい声を出してみる、とか。
後者はもちろん自分で練習する必要はあるからしたことない人にはハードルが高いかもしれないけど、
学生時代からの付き合いで、最近は結婚という話も度々持ち上がるが、住まいが微妙に離れている。この距離というのが絶妙で、車で一時間半くらい。田舎なので、中間の距離に住居を構えるというのも現実的ではない。二人で話し合い、週末婚というかたちも検討したが、案の定親には強く反対された。
昨日した電話で母曰く「おぬしは結婚するには時期尚早だ」とのことらしい。キャリアをすべて捨てて家庭に入る覚悟および経済的自立がなければ具体的な結婚準備はすべきではなく、また周囲は決して納得しないだろうということだった。
一人暮らしが寂しいとか三十代が近いとか付き合ってもう八年なんだからとかはすべてわたしの身勝手な我儘に過ぎないらしい。まあ、薄々自分でもただの現実逃避だとは自覚していたから、ぐうの音も出ない。
わたしの中ではきっと「死にたい」と「ハワイに行きたい」と「結婚したい」はだいたい同じようなニュアンス(どこか遠くに行きたい)なんだろうな。でもそうした空想に彼氏氏や他関係者諸氏を付き合わせるわけにはいかんのよな。現実を見ないといけん。でも現実って何なんだろうな。トピシュさんあたりにでも叱咤されたい気分だ。
(追記16/06/07)
>id:topisyu "母曰く「おぬしは結婚するには時期尚早だ」とのことらしい。キャリアをすべて捨てて家庭に入る覚悟および経済的自立がなければ具体的な結婚準備はすべきではなく"←二律背反じゃないですか……!
補足しますと、わたしは今非正規雇用(研究職で、テクニシャンとかプロジェクト研究員とかいうやつです)でして、せめて正規職員になるまで結婚をやめろというのが母親の弁です。更に言うならば、母は看護師で、「手に職をつける→正規職員として就職する→貯金する→ばっさり仕事を辞める→子育て→再就職」というキャリアをこれまで踏んできました。恐らくですが、そのキャリア形成を私にも求めて進言しているのではないかと推測します。母の言い分もわかるのですが、現実として難しい(不可能ではないが、何年先になるかわからない)というのが私の考えです。
>レッツ・できちゃった婚!
それな……。
おれがまだ20代の頃。
そこに30代前半のギターのテクニシャンがいた。長妻さん。(仮名)
だけどギターで食べていける程のスキルはないから、その人はバイトしてた。
これが彼の口癖だった。
これが最高にかっこいい生活だなあ なんて思ってた。
ところがね、みんな30になると「変わる」
ホントに。びびるよ。
漏れもそろそろ30になっちゃいそうな年齢なもんで、30になっていったフリーターを結構見てきた。
そして見てて一番つらいのが、無理に大物ぶるんだよね。
脇から見てれば人気も無いのに歳くって居座ってるから扱いづらい。
やってる人ならわかると思うけど、
あの落ち着いた、独特のスカしたような感じ・・・あれが痛々しくみえてくる。
漏れはバンドやりたいひとはガンガンいくらでもやればいいと思う。
ただし、計り知れないリスクが控えている事も心得て欲しい。
社会批判して生きがってるのが様になるのは若いうちだけだとリアルに実感するよ・・・
そして長妻さんの現在は...
もちろん独身。
あと3年もすればアラフィフ。
やばすぎるだろ。
http://blog.goo.ne.jp/toyodang/e/66fda06802e29f013e26f5d41f769b01
実験物理学を専攻している修士課程の学生の目から見て、考えたことを書いてみる。
日本国内における物質科学や物理学系の論文数が、先進諸国の傾向に反し減少傾向にある要因として、
冒頭に引用したブログの著者は、「大学の研究従事者数および研究時間が海外諸国に比べて少なく、かつ減少していること」と、
「財務的には大学への基盤的な公的研究資金の減少の影響が大きいこと」の二点を挙げている。
これは確かにその通りだが、特に物質科学・工学分野が苦境に立たされている理由は他にもある。
端的に言うとそれは、物理学系の研究室において、実験技術に特化し、もっぱら実験作業とその指導をおこなうテクニシャンが、
多くの場合不在だからである。修士課程の学生は、試料作製・測定系の立ち上げ・および測定と解析・
ディスカッション・学会や会議での発表・論文執筆を一通り経験するのが望ましいとされている。
研究において、そうしたすべてはどれひとつとして欠かすことができない大切なものであるし、なにより修士課程の目的は、
(少なくとも日本においては)研究成果を一つでも多く挙げることよりも、広汎な技術を身につけることにあるのだから、
それ自体に目くじらを立てる必要はない。問題は、しばしば博士課程の学生や教員でさえ、オールラウンダーとして、
ひとつの研究におけるすべてのフェーズを担当することが求められるために、研究活動における分業体制がいっさい確立していないことにある。
旧帝大などの研究型大学でさえ例外ではない。ひょっとしたら、これを美徳だと考えている研究室もあるかもしれない。
これは、学部生と修士課程の学生に対する教育指導に歩調を合わせて研究を遂行していく、国内大学の慣習とも深く関わっていると考えられる。
このことは決して悪いことではないのだが、研究成果を挙げる上では恐ろしく効率が悪い。
どれくらいかというと、平常時に亀頭が完全に皮の中に隠れているのはもちろんのこと、勃起しても自然には剥けない。
手で引きずり下ろす必要がある感じ。
付き合っている彼女はいないけど、セックスのチャンスはちょいちょいある。
友達にモテるやつがいるので、そいつにくっついて飲み会に行って、適当に場を盛り上げていると、たまにおこぼれにあずかれる。
風俗にも三ヶ月に一回くらい行く。ローションプレイが好きだから。
恋愛はめんどくさいけど、女の体は好きだ。
亀頭を刺激しまくらないと、勃起しなくなってしまったのだ(本題)。
そもそも三十代に突入してから、ペニスを直接触らないと勃起しなくなっていた。それまでは、視覚への刺激や、キスとかで勃起してたのに。
それでも、一〜二年くらいは、軽くしごけば勃起してたわけだが、三三になった今年、急にダメになった。
で、このあいだ、「これでだめだったら、病院に行こう」と思って、お気に入りのマットヘルスに行った。
付いた嬢が、吉原のソープにいたことがあるというテクニシャンで、軽く前立腺を刺激してみたり、いろいろと試してくれた。
そこで最終的に、勃起前から亀頭を露出して、そこだけを一点集中で攻めまくるというのが有効だと判明した。
海綿体に血が十分に流れ込むまで、手や舌を一瞬でも止めちゃだめ。
勃起状態になってからも、なるべく間をおかず、素早くゴムをつけて挿入する。
その後、自慰や、別のお店でも試してみたが、とにかく亀頭を刺激しないことには、勃起が始まらない。
しかし、風俗嬢ならともかく、普通にいい感じになった女とベッドインしたときに、亀頭を攻めまくるようなタイミングは作れないだろう。
治せるものなら治したい。しかし、何科に行けばいいのか。そしてどう説明したらいいのか。いわゆるEDでいいんだろうか?
激しく悩んでいる。
博士後期課程1年目。
修士の段階で、研究してる分野で1.5流くらいの雑誌に論文を出した。研究室の学生史上、最高のインパクトファクターを記録した。今は2本目、3本目の論文も投稿に向けて準備中だ。
一応、国内でトップと言われる大学にいるけれど、博士号の取得に必要な要件は、「国際誌に投稿論文を最低1本」だ。だから、僕はもう学位の要件を満たしている。一方で、周りをみると、D3,D4にもなって、論文がなくて卒業できない学生がたくさんいる。でも彼ら・彼女らは、「いつまでも研究室に居られても面倒見きれない」という理由で、結局は、国内の学会が出す「一応国際誌」にお情けで何とか1本ねじ込んでもらい、博士号を取得するのだろう。
そうして彼ら自身が、また世間が彼らのことを指して、「ポスドク問題」だのなんだのと騒ぐ。プロの世界はどこだって有期雇用の実力主義なんだから当然だ。ビジネスの世界だってそうだろう。問題の本質は、全員を研究者にしようとして、有期雇用のくせに中途半端な給料しか払えないことだ。ビジネスの世界のプロと違うのは、ここだ。本当に世界のトップを目指す、少数精鋭の研究者だけを残し、有期雇用でいいから、高給で雇うべきだ。研究者は互いに高給のポジションを奪い合い、研究所は優秀な研究者を高給で引き抜き合う構造をつくるのだ。
だから、お情けの博士には、これ以上情けをかける必要はない。彼らに世界のトップを目指す自覚なんてない。絶対に研究者になれないんだから、彼らはテクニシャンや事務方として安定的身分で雇ってやればいいのだ。それは決して「敗北」ではない。プロの研究者が世界のトップで戦うのを、裏でサポートする、立派な仕事だ。そういうキャリアを、もっと一般化させてほしい。頼むから、世界のトップを目指す研究者の邪魔をしないで欲しい。
博士号は「とらないと気持ち悪いけどとっても食えない」、だから足の裏の飯粒と一緒だ、とよく言う。僕にとっては、「とっても何も変わらないのに、とらないと許してもらえない」から社畜の有給と一緒だとでも言おうか。ああ、はやく独立した研究者として活躍したい。自分のアイデアで研究費をどんどんとって、周りの研究者とどんどんコラボして、「あいつらマジやべぇ」ってなって、世界を驚かせ、人類を前進させる発見をしたい。なんであと3年も授業料払って、学生をやらなければならないんだ。いや、2年でとってやる。
でも、昨日の会見の最後までグダグダで、事件を通じてCDBのうっかりさんの見苦しさが際立ったと思う。
この業界に限らないけど、病的なほど男のハンドリングが上手くて、
実力を伴わないまま出世するのがいる。オボちゃんも典型的なその一人だな。
こういうのに引っかかったCDBのハイクラスの研究者の方々をリストアップしてちゃんと記憶しておくことは大切だと思う。
女子医大の戦艦?ハーバードのバカ茶?あいつらはただの香具師だ。業績も論外なレベル。
そういったことは嘘つきを見抜くためには役立たないという当たり前の事実を以下のリストと併せて憶えておきたい。
(ちなみにCDBは解体された、と言われているけど、未だに英語名称はCDBのままな)
(1)T市 元センター長
その後も断固たる処置をせず、責任も全くとれず、マネジメント能力が皆無であることが露見。
研究バカをマネジメント職に就けるのはやっぱまずいね(山中さんも今相当ヤバいよな)。
(2)故S井 副センター長
ノーベル賞はさすがに無理だったと思うな。リアルに撫でられて陥落。
自死を選んだから二人の交際の一番ヤバいところの詳細は外に流出しなくてよかったね。
でもオボちゃんを信じると決めて、その捏造を最後まで擁護して、CDBを崩壊させたという事実は忘れてはいけない。
素晴らしく優秀な弟子達がいるのは不幸中の幸い。バイバイ、ケビン。
(3)N羽 チームリーダー
業績十分。基礎生物学者としての実績の積み重ねは山中さんよりも分厚い。そんな彼でも猫撫で声でこれまた陥落。
「脇で見てた限りでは本当にSTAPできてた」みたいなコメントを周囲にしてたから本当に信じてたんだろうね。
でも撤回されたSTAPプロトコルの責任著者になってしまったのはお人好しの結果だろうけど軽率すぎるね。
再現実験もけりがついたから、CDBから脱走するために出していた某大学の教授選もこれで進むね。
(4)W山 元チームリーダー
彼は特殊だよね。研究者というよりはテクニシャン。ただしものすごくレベルの高いテクニシャン。
この手のサイコパス女をはじけなかったのは人を見る目がなかったと言うことと、
優秀な人を集めるのにいつも苦労してた焦りのコンボだろうね。
侵入させてしまい、のさばらせてしまい、全てのきっかけを作ってしまった責任は非常に大きい。
Spermeggの掲示板でSTAPについて嬉しそうなコメントをしていたのが今となっては懐かしい。
(5)N川 元副センター長
本件で近い分野の研究者の間では最も評判の悪かった一人。
彼だけは猫撫で声に関係なく、能力の足りない研究者のサポートに生き甲斐を感じていた、自ら進んでなったサポーター。
CDBらしさを作った一人だけど、らしさとは研究倫理の欠如がコインの裏側にあった。
ご自身にもオボちゃんの採用責任があるのに自分のウェブサイト(AASJ)で擁護コメントを連発し、見当外れなマスコミ批判にいそしんでいた。
現在執筆中という本件に関わるマスコミ批判本を出す前に。STAP論文で謝辞を述べられるほどサポートしてしまった我が身を振り返って頂きたい。
N川さんと同じくオボちゃん採用時の副センター長。こちらは再現実験チームに着任してから猫撫で声にやられてた。
おまけに元々変な正義感が強いので批判されているオボちゃんを擁護するという反骨精神を発揮して周囲を引かせてた。
失言大魔王として有名だけど昨日のあの会見のラスト発言のひどさは特筆に値するよな。
関係ないけど記者会見ではちゃんとズボンのチャックをしめてて感心した。人間まだ成長できるんだな、って。
どうか反省して余生を過ごして下さい。
以上です。どうか皆さんよいお年を。
http://anond.hatelabo.jp/20140912200957の返信
増田の優しさに感激。既出ネタにもいろいろレスしてくれてありがとう。以下ムラのある返信。
masudamasurao
はてなにもそれなりにいるのでは、あとは大学とかでやってる文化系の講演会とかは?まあリアルでは散在してて群れてなさそう 2014/09/12Add Star
明大のリバティセンターでやってた○○学フォーラム行ったが、ネタがネタだけに若い人皆無だった。
ただ内容は非常に楽しめたというか糧になった。
散在してるのはほんとそう。団体様のほうが見つけるの楽だけどもう相手いる/群れてない人の方が好きだけど探すの難しいというジレンマ。
pachikorz
大学研究室のテクニシャンとかパートタイマー研究員(ポスドクとは違う)とか大学附属の研究施設の事務員とかで、比較的年齢が若い人なんかをあたってみるといいのではないか
whkr
司書なんかは高学歴ワープアの典型だから図書館巡りなんてどうだろう。聴講生になって大学図書館にも足を伸ばそう。 2014/09/13Add Star
研究助手とか司書とかいいよね。あとスクールカウンセラーなんかも。
出会い方とすると、やっぱ図書館とか大学か。理想的なんだけどなあ。
kds1256
文系のが付き合ってそうなイメージだけどDTには分からんとです。
Outfielder
地方から都会に出てきて独り暮らしで周囲に相談する相手が少なくて、行動力あるが貧乏でいろいろ考え込むような高学歴独身ワープア女性なんか新興宗教とかマルチとかからすれば特A級のターゲットだから気をつけろよ 2014/09/13Add Starcider_kondowhkr
ほんとこれ。失礼な言い方だが地雷も多そうなんだよな。
相手からすると自分も地雷である可能性は高いんだから、お互いさまと言ってしまえばそれまでだけど。
gimonfu_usr lusts がまぐち
( いやいや。君の周辺におるのとちがうか。http://toyokeizai.net/articles/-/11273 こういうのは、データ上だけの話かな。)
確かにいるんですが、高学歴ワープア(別に東大卒とかではなくて、なんというか『ある体系の話が好きな人』)と出会うのはどうかなと。
そういう話をちらっとしても???なことが何回かあったり、そもそも、日常会話でそういう話できないから分からんのですけどね。
民間に比べてどうかはわかりませんが、官製ワープアは確かにひどいです。正規採用の××を引き合いに出すと吐きます。
tatage21
何で高学歴でなきゃいかんのだろ?
大学は卒業しててほしいですが(あの自由な時間の経験を共有したい。高卒は頭の良し悪しではなくあの感覚が共有できない。)
別に大学名とかじゃないです。上で書いたようになんというか『ある体系の話が好きな人』、この言い方は好きではないですけど、簡単に言えばオタクですかね。
何で高学歴とつけたかといえば、そういう話が好きな割合が比較的大きい気がしたからです。
だよなあと思いましたけどその線以外でお願いします。付き合いないんです。
他学部の学部卒や高校の友達とは今でも付き合いあるんですが全員女っ気ないです。
death6coin
お前が探し方を書くんじゃないのかよ! 2014/09/13Add
書けるんだったらそもそも書かんわ!
poipoichang poipoichang
女医さんや薬剤師さんと結婚したいと思ってた時期が私にも3日くらいありました。
tomakomai01951
正しい増田の使い方。自分のスペック(容姿、学歴、性格、趣味)、相手への要望(高学歴ワーキングプアなら誰でもいいのか?)も書いた方が相手見つかりやすいんじゃないか? 増田本人はオレへのスター忘れんなよww
うーん、容姿とか性格とか趣味は案外難しいな。客観的なことなら179cm72㎏、田舎国立理系卒とか書けるけどな。
要望はタバコと大酒やらなければ。「高学歴」の理由は上記。付け加えるならNHKの教養番組を一緒に見て感動したり話したりできるとかかなあ。
ホテヘルに行ったんよ。初めての店でナンバーワンをおすすめされてそれに乗ったんよ。
かわいい子が来てね。うわー今日は大ヒットやなーって喜んでたんよ。
ファッションといい立ち振る舞いといい全然風俗嬢っぽくなくてそのへんのOLって感じ。
話しやすくて、でもけっこう積極的でスルスルと服を脱いでシャワー入ったんよ。
おまけに揉むと固いんよ。あれ?ブラ外してるのにパッド入ってる?
熱い絡み合いが始まってしばらくしたら今度は乳首が気になったんよ。
色はきれいけどちょっと大きいなって。だからお腹を確認したのよ。
そしたらね、妊娠線がけっこうたくさんあってね。うん。
生きていくって簡単じゃないよねえってしみじみして。
そのあともいろいろ楽しくおしゃべりして帰ってきたんやけどね。
なんやろね。
まだうまいこと整理できてないけどなんか腹に重たい一発食らったみたいで
今も「なんやろなこれ」って考えてる。
なんやろね。
俺は35歳のおっさん。
男の性欲は女には理解不能な程切迫したものだ、ということは改めて言うまでもないと思う。
若い童貞ともなると生身の女とやりたくてやりたくて気が狂いそうになるのは、たぶん普通。
8割ぐらいの男はこの「気が狂いそう」という感覚が理解できると思う。
普通の性欲でこれなんだから1割ぐらいの男は実際に気が狂って事件にならない程度に犯罪は犯してると思う。
(犯罪率高過ぎだろうと思うかもしれないが、認知されてない数を入れたら、そこまで外してないと思う)
やりたくてやりたくて仕方がないのにやれない状態が続くと「なんで女は俺にやらせてくれないんだよっ!!」という怒りさえ抱くことがある。
女児をさらってきて調教してあまつさえその性玩具と結婚したいって妄想を抱く男が居ても不思議ではない。
童貞は「可愛い彼女ができたら、この地獄から抜けられる」と思ってる。
でも実際に可愛い彼女ができても、この地獄からは抜けられません。
童貞のつらさは2種類あって、それは世間体的なつらさと肉体的なつらさだ。
「もう20歳なのに彼女がいた経験もなければセックスした経験もない」というのは恥ずかしいもの。
このつらさは確かに彼女が出来たら消える。
この感覚は童貞や理想的な女と付き合ったことがない男や女性には理解するのが難しいと思う。
そこそこの彼女ができた時も「彼女が可愛かったらなぁー」と思ってた。
そんな俺にも奇跡的におっぱいが大きくて顔も可愛い、俺にとっては理想的な彼女ができたことがある。
どれぐらい可愛いかというとこのぐらい。
http://livedoor.blogimg.jp/kinisoku/imgs/3/2/32c89d6b.jpg
この写真を見て昔のことを思い出したのがこの増田を書くきっかけになった。
嬉しくて嬉しくてしょうがなかったし、最初はサルのようにやりまくってた。
童貞をこじらせてる時期にエロテクニックの記事を読みまくってたので、彼女も満足してたと思う。
(毎回何度も何度もイカせてたし、窓を開けてるから声出すなって言ってるのに抑えきれなくて喘ぎまくってたから演技ではないだろう)
しかし次第に「思ってたのと違う」ということが多くなっていった。
最初に違和感を感じたのは町で女子高生の短いスカートから伸びた白い太ももを見てムラムラした時。
「ああ〜、あんな子にこんなことやあんなことをしてみてぇー」って思った。
「あれ?」ってなった。
彼女が横で寝てる時に「ああ、こいつが居なければ、このエロ動画で抜けるのに」と思うまでに、そう時間はかからなかった。
可愛い女やエロい女を見るたびに「こいつとやりてぇー」ってムラムラすることに疑問を抱かなくなってた。
ふと「あれ、これって童貞の頃と何も変わってなくね?」と思った。
結局おとこって妄想の中でするセックスが一番で、現実ではどうしても満足できない。
いや、一時的には少しは満足するのだが、すぐに飽きるし、何かが違う。
いろいろと趣向を変えてもダメ。
どんな女でもたぶんダメ。
ぜったいどこかで妥協したり我慢してる。
美女を見かけたらすぐに犯せて、しかも女がその時の俺の気分に合わせた理想的な反応をするっていうあり得ない状態にならない限りたぶん満足できない。
大奥を使える江戸時代の将軍やハーレムを持つ王様ですらこの状態には程遠いだろう。
しかしこの理想的な状態になっても妄想オナニーが一番良い可能性すらある。
よってタイトル。
追記:
重要なことを書き忘れていた。
前述の理想的な彼女を落とす前は、その子で妄想して抜きまくってたけど、
実際にその子とセックスしたら「あれ?こんなもん?」と感じた。
正直その子で妄想オナニーしてた時の方がかなり気持ち良かった。
それでもサルのようにやりまくってたのは、その違和感を消したいということもあったのかもしれない。
俺の例を一般化するのは問題があるのかもしれないが、友人知人ネットの情報を見聞する限りにおいて、これは多くの男の正直な感想ではないだろうか?
性的な快感による満足度よりも「こんな子と付き合えている俺」という感覚の方が遥かに上だった。
その子とは別れるまでに百回以上セックスやエロいことをしているが、妄想オナニーを超えるような快感はほとんど感じた事がないし、
(一度だけデリヘルで来た女がめちゃくちゃテクニシャンで、かなり気持ちよかったことはあった。あれは確かに良かった)
ブコメで共感できないと言ってる人が居るが、性的快感だけについて言えば同意できないだろうか?
童貞の頃はイケメンや芸能人が許せなかった。「すげー美人と毎日セックス三昧なんだろクソッタレ!!」という感じで。
しかし、実際にその夢が叶ってみると、彼女がセックスしたがっているのに俺はゲームの方がしたい、みたいな事が普通にあって拍子抜けした。
性的快感については相手が美人かどうかより、自分の体調と相手のテクニックの方が重要だし、それでも妄想オナニーを超えるものはほとんど無い。
よってタイトル。
一
或春の日暮れです。
W大学の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人のリケジョがありました。
リケジョは名をオボ子といって、元は成績優秀な娘でしたが、今は才能を費い尽くして、学位取得にも困る位、憐れな身分になっていたのです。
「研究は進まないし、学位論文はイントロさえ書けないし、その上もうどの研究室へ行っても、相手にしてくれる先生はいなさそうだし――こんな思いをして生きている位なら、いっそ川へでも身を投げて、死んでしまった方がましかも知れない」
するとどこからやって来たか、突然彼女の前へ足を止めた、白衣の老人があります。それが夕日の光を浴びて、大きな影を門へ落とすと、じっとオボ子の顔を見ながら、
「お前は何を考えているのだ」と、横柄に言葉をかけました。
「私ですか。私は学位論文が書けそうにないので、どうしたものかと考えているのです」
老人の尋ね方が急でしたから、オボ子はさすがに眼を伏せて、思わず正直な答をしました。
「そうか。それは可哀そうだな」
老人は暫く何事か考えているようでしたが、やがて、大学構内にさしている夕日の光を指さしながら、
「ではおれが好いことを一つ教えてやろう。今この夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、その頭に当るところを夜中に掘って見るが好い。きっと学位取得のヒントが埋まっている筈だから」
「ほんとうですか」
オボ子は驚いて、伏せた眼を挙げました。所が更に不思議なことには、あの老人はどこへ行ったか、もうあたりにはそれらしい、影も形も見当りません。
二
オボ子はその年の内に、博士になりました。あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当る所を、夜中にそっと掘って見たら、URLの書かれたメモが出て来たのです。そのWebサイトの文章をコピペしただけで、学位論文が通ってしまったのです。
博士になったオボ子は、すぐに理研のS氏に見出されてユニットリーダーに抜擢され、かつての指導教授に負けない位、贅沢な研究生活をし始めました。最新の実験機器を買わせるやら、高価な実験キットをとりよせるやら、ポスドクやテクニシャンを何人も雇うやら、ムーミンのキャラクターのシールを実験機器に貼るやら、白衣の代わりに割烹着を着るやら、壁一面ピンクや黄色の実験室を造らせるやら、花柄のソファを誂えるやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。
しかしいくらお金持ちラボのチームリーダーでも、才能には際限がありますから、さすがに贅沢家のオボ子も、一年二年と経つ内には、研究成果が出なくなりました。
そこで彼女は或日の夕方、理研の西の門の下へ行って、ぼんやり空を眺めながら、途方に暮れて立っていました。するとやはり昔のように、白衣の老人が、どこからか姿を現して、
「お前は何を考えているのだ。」と、声をかけるではありませんか。
オボ子は老人の顔を見ると、恥ずかしそうに下を向いたまま、暫くは返事もしませんでした。が、老人はその日も親切そうに、同じ言葉を繰り返しますから、こちらも前と同じように、
「私はユニットリーダーになったのですが、なかなか論文が出せそうにないので、どうしたものかと考えているのです。」と、恐る恐る返事をしました。
「そうか。それは可哀そうだな。ではおれが好いことを一つ教えてやろう今この夕日の中へ立って、お前の影が地に映ったら、その胸に当たる所を、夜中に掘って見るが好い。きっと論文のヒントが埋まっている筈だから。」
老人はこう言ったと思うと、今度もまた人ごみの中へ、掻き消すように隠れてしまいました。
オボ子はその年の内に論文がNatureにアクセプトされ、忽ち天下第一の話題の研究者となりました。マスコミも、リケジョやら美しすぎる研究者やらノーベル賞候補やらと、ちやほやし始めたのです。
ところが或日、JuichiJigenと名乗る匿名アカウントが「論文の画像は捏造ではないのか」と言い出したのです。それからは、再現性が取れないだの、ゲルを切り貼りしているだの、博士論文から画像を使いまわしているだの、エア実験だの―――ですから、マスコミも、三ヶ月ばかり経つ内には、すっかり手のひらを返して非難轟々になってしまいました。
STAP細胞の騒動を見ていて、自分の大学時代を色々と思い出して死にたくなったからここに吐き出す。
個人的なろくでもない思い出話なので、騒動の新たな情報を得たいとか、アホな人間の話にイライラする人はそっ閉じしてください。
私は小保方さんとほぼ同世代で、あの頃はバイオ系学科が雨後のタケノコのようにポコポコ新設されていて、私もそのひとつに入学した。私の入った大学では1・2年が基礎課程で、それが終わると研究室に配属される。大学院に進学しなければ、3・4年の2年間、研究に取り組むことになる。
配属された研究室の指導教官は合理的な人だった。入室後の面談でまず、進学と就職のどちらを希望するのかを聞かれた。公務員志望だと答えると曰く、2年じゃ大した研究はできない、まして就活が忙しい時期はほとんど学校に来られないだろう、だから、あなたにはまぁ厳しくしないよ、とおっしゃる。事実、2年間で叱られた記憶はほとんどない(何度か呆れた顔はされた)。一方で、進学する同級生は、かなり厳しくしごかれていたように思う。
「どうせ2年でいなくなる学生」の扱いに困ったのは教官だけではなかった。研究室に教員は1人しかおらず(もちろん研究員もテクニシャンもいない)、学生の指導は上級生が行った。私を指導してくれた先輩は、とりあえず実験をさせておこうと思ったようだ。私は、毎日言われるがままにPCRしまくり、ゲルを作りまくり、電気泳動しまくっていた。特技はチップ詰めだった。
研究とはなんぞや、実験の意義とはなんぞや、データとは、統計とはなんぞや。アホで怠惰で意欲のない私は、そういったことに自ら興味を持つことはなかった。したがって、「質問には答えるけど、聞かれなければ教えない」というスタンスだった指導教官や先輩との相性はすこぶる悪かった。疑問も持たずにひたすらPCRをしまくり、気がつけば4年生になった。
4年生になると、教官にはっきりと「公務員試験が終わるまで、週1回の論文ゼミ以外は来なくていい」と言われた。どこまでもアホな私は、その言葉を額面どおりに受け取って、本当に週1回しか研究室に行かなくなった(就職希望の同級生でも、もう少しは行っていたように思う)。夏も終わり頃、公務員試験に全て落ちた私は研究室に戻った。その頃には、私は立派なお荷物学生となっていた。
復帰後は進学希望の同級生の下に付くことになった。相も変わらず実験の意義を理解していない私は、リクルートスーツに白衣を羽織り、ひたすら培地を作り、細胞の世話をし、あとPCRをした。
指導教官は就職希望の学生に対し、最終的に学科の卒業研究発表会だけ出ればよく、卒論を書かなくてよいと言っていた(カリキュラム上、提出は必須でなかったらしい)。が、4年生の初冬、全員提出するよう方針転換された。まあ当然だろう。私は大慌てで論文を書いた、というよりも、でっちあげた。先輩の修論をコピペし、よく撮れた泳動画像を使い、細胞の蛍光画像からは都合のいい部分を切り抜いた。私は、論文の書き方どころか、データの取扱いすら学んでいなかった。
こんな私でも卒業が認められ、なんとか就職も決まった。もちろん研究職ではない。その後いろいろあって、今は大学で学んだこととは一切関係のない職場に勤めている。
今でも、科学の話は好きだ。科学に関する本やテレビ番組は好んで見るし、科学館のようなところも行く。自分で言うのもなんだけど、これでも学業の成績は良い方だったのだ。要は、教科書的な「おべんきょう」は好きでも、自分で何かに疑問を持ち、それを追求することの適性はまったくなかったのだろう。
小保方さんの華々しい(今となっては物悲しい)会見の後、にわかに「リケジョ」という言葉がクローズアップされた。文系出身の同僚に「増田さんもリケジョだよね!」と笑顔で言われると、違うんだ、やめてくれ、と居たたまれない気持ちになった。私はただ理系学部を卒業しただけで、科学の作法も何も身に付けていない、ただのアホな女だ。
今回の騒動は残念だけど、これで「リケジョ」という言葉が巷で取り沙汰されなくなると思うと、少しだけホッとしている。
(念のため、この話は私というアホな女の一例であり、立派な女子学生・女性研究者は大勢おられます。どうか「これだから女は」と一般化しないでくださいね。)
(追記)
筆記は通ったんです(言い訳)
(追記2)
rosaline やりたい事もないのに何故その学部を選んだのか、なんてツッコんじゃいけないのかな(後略)
高校の生物IIで教わった内容をもっと知りたい、勉強したいと思ったのでバイオ系を選びました。
今から思うと、専門の教科書に基づく授業を受けて、どんどん新しい知識を吸収できた基礎課程が一番楽しかったです。
「やりたい事」が「研究」ではなかったということなんでしょうね。
今でも生物系の話は興味あります、ニュースになれば色々調べながら見てますよー。
(追記3)
話題になっている↓この記事に共感できる箇所があったので追記します。
研究室は基本的に1人しか教授がおらず、そこに多いときは1学年12人配属になる。つまり、学部4年・修士課程1年、修士課程2年だけだとしても学生は30人強いる。そんなにたくさんの学生がいて、教授の目が行き届くはずがない。
早大ではない某私大でしたが、この人数比はおおよそ似たようなものでした。全体にもうちょい少なめ。旧帝大出身の人から、研究室あたりの学生数が2~3人/年だったと聞いて驚いたのを覚えています(向こうも驚いていた)。
今となっては、そりゃ圧倒的にリソースが足りないんだから、先生だって進学/就職でスクリーニングするわな…としか思えません(ちなみに、進学はさらに内部進学/外部進学でスクリーニングされます。これも仕方ない)。
ブクマたくさんありがとうございます。同意くださる方がいらして少しホッとしました。
同時に、じゃあ私たち(と言ってしまいます)のような「理系のテーマの『お勉強』がしたい」高校生は、どんな大学の、どんな学部を目指せばいいんでしょうね? 放送大学ぐらいしか思いつきません。
4歳から楽器を始めて30年以上、今まで辞める理由が無かった程度の感覚で、なんとなく続けてきた。
高校までは先生に師事してレッスンを受けてきたが、今思うとかなりいい加減で、その楽器を4歳からやっていれば必ず習うレベルの名曲をやったこともなければ、おっさんになった今はテクニックも荒れ放題と、本当に適当なアマチュアだ。
多分保育園・幼稚園の頃から続けてきた人の中では、自分は最も下手っぴな部類だと思う。
とはいえ、この歳になって弾けないままでは死ねないと思うほど弾きたい曲(どれも名曲で定番曲)が出てきたので、ウン十年ぶりにレッスンを再開した。
長年ヘタっていたテクニックが整理され、再構築されるのは本当に嬉しいし楽しい。
この調子で、願わくば還暦までに、プロでも専門家しか手を出さない、キチガイじみた難曲かつ、最高にエキサイティングな神曲を弾けるようになれば・・・などと夢が膨らむ。
さて、仕事にしろ趣味にしろ、何をやるかと同時に、誰とやるかも極めて重要なのは御存知の通り。
まあ、自分みたく中途半端でいい加減で、しかも諦め悪い奴がいないのは道理だろうけど、分かっていても結構寂しいもので。
でも似たような人間がいない程度ならまだいい。
正直な所、自分は同じ楽器の経験者とは全くノリが合わないので非常に苦手だ。というかその楽器を弾くのが好きな人とはいつもしっくり来ない。
特に近寄りたくないのが、小学校高学年くらいの頃に、確固たる自分の意志で楽器を始めた、いわゆるレイト組。
物心つく頃から楽器をやっていた人は、その楽器向けに書かれた曲だったら、音符を見れば「なんとなく」「適当」でも、その通りの音は出せる。
これは自分のようなヘタクソでさえそうなのだから、漏れ無く当てはまる話だろう。
しかしレイト組は、この「なんとなく弾き」を非常に嫌うのだ。特に上手い人ほどその傾向は顕著だ。
大学のサークルの先輩にそういうテクニシャンが何人かいたけど全員そうだったし、おまけに演奏の上手さを誇示し、ひけらかし、更には自分のヘタレっぷりをバカにしてきた。
ついでに女子にもモテてたけど、楽器であからさまな実力のひけらかしなんて必要ないじゃんと思っていた自分は好きになれなかった(自分のファンを増やしたいのは分かるけど)。
それから今習っている先生もレイト組だけど、やはり適当な音は一切許さない。そんな音を少しでも出すと目の色を変えて怒る。
まあ自分が弾きたい曲は遊び感覚では絶対マスターできないので、そこはもうレッスンを真剣勝負だと思って取り組むことにしたけど。
結局、小学校高学年くらいから始めて上手な人は、そこまで弾けるようになるのに相当頑張ったのだろう。
ましてやプロになるなんて、自分みたいな怠け者には想像出来ないような努力と修練なしには無理なのは間違いない。
だからこそ、なんとなく弾くのが、それで弾けたつもりになっているのが人一倍許せないと。はい、全くもって正しいです。
とても真摯な人達なんだろうけど、音楽ってそれだけなのも勘弁・・・と思うのだ。ちょっと息が詰まるというか。