はてなキーワード: 受容体とは
一般名はタンドスピロンクエン酸塩で、1996年に発売された大日本住友製薬の抗不安薬である。
このセディールはggったらわかるのだけれども、びっくりするほど評判が悪い。
私はセディールに丸2年ちかく、1日3回世話になり続けた。
途中何度か油断して断薬したりもしたが、
その度に「やっぱりセディールがないとだめなんだ」と反省して飲み直した。
どれくらい飲んだんだろう。700日間飲んだとしたら2100錠だから、21箱?
私はセディールが好きだ。人生を救ってくれたと思っている。とても感謝している。
できれば1日3回の用法が煩雑なので徐放とか開発してくれないかと思っているのだが、
というわけで、ネットにセディール万歳記事が見当たらないと悔しいので、
どうせこの記事も埋もれるんだろうけど、それでも書きたい。自己満足です。
長くなるけど自己満足っていうことで許してほしい。
セディールの話をしているからには、私は抗不安薬を飲まなくちゃいけないような人間だ。
幼い頃はADHDのクラスメイトとセットで爪弾きにされて、彼女の失禁の面倒ばかりみていた。
その後不登校になって自殺未遂して、……まあ波乱万丈に鬱々と生きてきた。
受験生のときに、駿台模試の数学で偏差値103とったことがあるくらい。
他人にはほぼ無関心を貫いていた私も、さすがに驚いた。
「こんなに簡単な問題を解けない人がいるらしい」という方向に。
別に数学自慢をしたい訳ではなく、抗不安薬の薬効を褒めるに当たって
どういったバックグラウンドの患者であるかを説明したいのだが、
数学ができそうなことを書いてみたが、私は基本的にテストが苦手だ。
知らない場所へ行くのも大嫌いで、場所が変わったらただ硬直するだけの人になる。
たまたま前述の模試は知っている予備校の知っている部屋で開催されただけで、
別の部屋で開催していたら多分偏差値なんて40とかその程度に落ちていたと思う。
たとえば「月末に試験がある」とか、いつもと違う予定になってしまったら
食事も食べられないし、部屋の片隅でずっと猫のように丸まっている。
両親はいつも「私に物事を意識させない」ように気遣ってくれていた。
幸か不幸か、観察眼もないし日付や時間もよくわからない人間だったので
騙し騙し手を引けば、何にも気付かずいつも通りに過ごしていた。
「今日は一緒に出掛けよう」←よくあること
「この席に座って問題を解いてね」←よくあること
で、誤魔化すことが可能だった。
子供だましのようだが、子供だましが看破できないからASDなので仕方がない。
しかし、そんな風に一から十まで他人に面倒を見させる訳にもいかないだろう。
大学受験の段階で、かなりムリがあったと思う。
一般企業で働くのは無理だと気づいて、手に職をつけさせようとしたのだと思う。
という訳で、向不安薬の存在をはじめて意識したのは、大学の教科書の上だった。
そのとき、私はまだ精神科や心療内科の世話になったことはなかったのだが
セディールが、セロトニン5-HT1A自己受容体に部分アゴニストとして作用するとか、
受容体が脱感作してダウンレギュレーションを起こすことは何となく印象に残った。
他の多くの抗不安薬はGABAa受容体のCl-透過性をどうの、という作用点なので
「あー全然違うのが混ざってる、へー」程度だったと思うが。
まあいろいろあって、職場を追い出され、実家でもちょっとトラブルが起き
元々神経過敏であった私は、あっという間に鬱っぽくなった。
あくまで「鬱っぽく」だ。
適応障害と言われたが、私の問題は適応障害云々とは別のところにあった。
そりゃ何もなくても泣き出したりしたりしたけど。
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思うが、
物音も人間の気配も何もかもが耐えられなくて、
外出してみたものの、机の下に隠れて出られなくなるような有様だった。
ちなみに、この時点でカウンセリングやテストを受けて、ASDが正式に発覚した。
また、これもよく知られていることだが、
私もその系統で、鬱や適応障害に投与される抗不安薬がほぼ使い物にならなかった。
たとえば、メイラックス(ロフラゼプ酸エチル)という薬がある。
成人なら1回2mgで1日1回服用の、長時間作用型の穏やかな抗不安薬だ。
高齢者などで1mgで投与されることもある。
1mg飲んだところ、2日間に渡って朦朧状態、ほぼ40時間ぶっ通しで爆睡した。
メイラックスは比較的コントロールできるので今も世話になることがあるが
初日に0.5mg(1mg錠を半分に割る)、以降1日おきに0.25mg(1/4に割る)。
この使い方は、自分の体感を頼りに半減期などを考慮して自分で計算して決めたものなので、
他の薬の感受性が高い人が同じ容量で効果を得られることなどを保証するものではない。
飲んだら千鳥足、からの爆睡。半日以上目が覚めない、そればっかりで、
とてもじゃないけれども、外に出ることを前提に使えたものではなかった。
なお、三環系や四環系、SSRI、SNRIなどは未経験である。
かろうじて大学だけは卒業したものの、卒業したところで私は立ち止まった。
そのまま部屋の外に出られなくて引きこもって終わる可能性も覚悟した。
そんな時に処方されたのがセディールだった。
効果は薄いかもしれないけれど、と抑肝散と共に処方されたそれを見て、
そして、こいつに即効性はないはずだ、と引きこもりの頭で考えた。
知らない。知らないけど、俗に作用発現に2週間と言われているということは、
とりあえず長く見積もって1ヶ月、高コンプライアンスを維持しよう。
とかなんとか。
目標は抗不安効果ではなく、セロトニン受容体を殴ることだと割り切り、
効果の体感がほぼない分、服薬忘れに細心の注意を払ったと思う。
で、2ヶ月くらい飲んだ頃、正直、「あんまり効果ないな」と思った。
依然として不調な時は不調だったし、
そこで面倒になった私は、薬のなくなるタイミングで勝手に断薬した。
2週間くらい放ったらかして、何だかイライラする頻度が増した。
落ち着かない感じというのだろうか。
その時にはすっかり忘れていた強迫行動がぶり返した気がした。
ベンゾジアゼピン薬の消費が増えかけたので、
その時即効性を感じた訳ではないが、数日後にぴたりと強迫行動は止まった。
日付感覚がないので、カレンダーにメモする癖がついていたせいだ。
そして、しばらくして十分に安定した頃合いに、
その直後はなんともないのだが、
数日するとまた覚えのある強迫行動がぶり返す。
退薬症状でいきなり強迫行動のような特徴的なものが発現したら、
何度か間をあけて飲んでは止め、を繰り返し、
たまに本気で飲み忘れる日も挟んで
カレンダーに出来上がった記録を見て、思った。
なんていう内容をやっていたので、熱心に信じることにした。
頻度は減り続け、今では月に1度も必要ない。
そのうち周囲の環境が変化してよくなったこともあってか、
こだわりも飛躍的に軽減した。
もちろん、今日も私は時計が読めないし、日付はよくわからない。
試験とか言われると倒れそうにはなる。
数字が大好きで、統計データを眺めてひとりでテンションを上げている。
でも、もしかして……?と思うことがある。
数年前より格段に増えた気がする。
「今は『じゅうしちすなわちごじじゅうにふんという時間』なんだなあ〜」と素直に受け入れて、
気にせずスルーすることができるようになった。
思えば、私はずっと怖かったのかもしれない。
歩く時は地面しか見ていなかった。
気づいたら増えていて、気づいたら減っている変なものによって
だから見なかったし、感心を払わなかった。
何歳になってもずっとポケモンを見ていた。
私はたいへん臆病だったのだ。
ところが、その恐怖心が、なんだかこの数年でスーッと、静かに
砂の山がいつの間にか溶けてなくなっているような感じで、小さくなっていた。
全てセディールのおかげかもしれないとまでは言わない。
私が単純に成長しただけかもしれない。図太くなったのかもしれない。
世の中に怖いものが増える、という感覚はやっぱり戻ってくると思う。
最近の私が服薬を忘れる時というのは、何かに熱中している時だ。
慣れ親しんだ恐怖心が平行するように顔を覗かせるのだ。
楽しい気分の時に忘れた時なんて、完全に意識の外へゆくはずだ。
でもそうじゃない。
ということは薬効は100%気のせいではないのではないか、と思う。
私はASDで、薬物過敏だし、普通の抗不安薬で昏倒する体質なので、
ベンゾジアゼピン薬を飲んでも普通に起きていられる人には、セディールは弱すぎるのかもしれない。
セディールは、私のような誰かにとって救世主になり得る良い薬だ。
読んでくれた人がいる気がしないが、もしここまでスクロールしてくださった方が
いたのだとしたら、ありがとうございます。
大日本住友製薬さん大好きだよ。
統合失調症は陰性期が非常に辛い。陽性状態の時はいろんな幻覚や妄想が襲ってきて非常な恐怖と何かが亢進しているような状態を味わっている、時に多幸感が多発していた時もあったが、自分で把握できない事象が多く訪れる。それらは脳内物質が過剰である状態ではあるがあまり楽しくないことが多い。しかも、過剰すぎる脳内物質が自分の脳を壊していく。そうして受容体はぼろんぼろんいなった時に産生物質が枯渇しだす。産生もしないし受容体もブッ潰れている。そうして、訪れない回復を待つ。ガイドを見ても、うつ病の場合は正常値まで戻るのだが統合失調症はぼかされている。ああ残念。ぼくたちは正常には戻れないのであった。このような判断ができるころには、劣ってしまった自分だけが残るのだ。ああ。つらい。しかし、我らには守るべきものは少ししか残っていない。めちゃくちゃな生活を送ってきたから。どうせ早死にする。なら、太く生きよう。力強く。そんな感じでまた、お薬をせっせせっせと飲む暮らしが始まる。そうはいっても、これがないととうに死ぬタイミングはいっぱいあった。薬で生かされているわけではない。ここには自由意思がある。
世界初、「夢のがん診断」技術 血液1滴、たった3分で結果がわかる! 医学知識ゼロのベンチャー企業が起こした奇跡 | 原元美紀の「女子アナ健康塾」 | 現代ビジネス [講談社]
15歳の少年、すい臓がん発見の画期的方法を開発 たった5分、3セントで検査
「天才高校生が開発」「尿1滴で」がん早期発見法の可能性|男の健康|ダイヤモンド・オンライン
Amazon.co.jp: がんは「におい」でわかる! “がん探知犬”の力で、乳がんセンサーが誕生: 本: 外崎 肇一
はてなブックマーク - パーキンソン病患者に特有の「におい」、遺族が指摘 研究対象に (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://anond.hatelabo.jp/20141029000828
を書いてから相変わらずモヤモヤしていて、ちょっとだけ言語化の手がかりをつかんだ気がするので吐き出しておきたい。
でも、そもそも認知できない/情報を得ていないのはどうにもならない。この部分の能力を大人になってから向上させるのはほとんど無理なのではないかと思う。
なんで大人になるとできないのか。意識下の情報がある閾値を超えて認知に上がってくるのは、刺激の強さや時間。と同時に刺激のパタンが重要なのではないかと。ある刺激のパタンをとらえて意識の上に押し上げるためには、そのパタンの受容体が無いとダメなんじゃないかと。
なので、多くのパタンに対する受容体がある人は大量の情報を認知の上に押し上げることができる。受容体が少ない人は押し上げられずに認知されないまま捨て情報になってしまう。
受容体が多く形成されるのは臨界期であろうと予想されるので、大人は新しい受容体を形成しずらいのではないかと。
じゃあ受容体が多く形成されるであろう臨界期の過ごし方ってなんだ?
と考えると、それは多彩なパタンを大量に経験することであり、それができるのは楽器だったりスポーツだったりするんじゃないかと。
受容体は単純な刺激から形成されていくわけではなく、身体と環境と脳のフィードバックループから形成されていくのではないかと思う。子供は音楽を聞いているだけでは特に知能指数には影響ないが、楽器を練習させると知能指数が高くなるというデータを何かで読んだ記憶がある(何だったか覚えていない。ちょっとあいまい)。
楽器やスポーツは身体と環境と脳がループ状にフィードバックしており、そうした継続的な自発アクションから生じる変化に富んだ刺激の中ではじめて受容体が形成されるのではないかと予想してみる。
もうすぐ、出産を控えている。
そんな今、『母という病』 (岡田尊司)を手にとった。
子を生む前、このタイミングで読めてよかった、と思う。
本書は、様々なケースを紹介しながら、母とうまく関係を結べなかった子どもの不幸を説明している。
個人的には、多かれ少なかれ〝母という病〟は誰でも持っているのではないかと思うのだが。もちろん、私も。
私はずっと、それこそ30になるまではずっと、子どもは欲しくないと思っていて、それは、子どもにとって親は神のような存在になることの恐怖からだった。私の一挙手一投足、一言、だけではなく、存在そのものが1人の人間に影響を与える、そんな恐ろしいことはとてもできないと思っていた。
私は、母とも父とも、関係が悪いということはなく、ただ関係が希薄であり、それは大学から私自ら距離をとったからだ。中学時代から、ずっと早く家を出たいと思い続け、大学でやっと遠方に出てからは、ほとんど帰省しなかった。
母にまつわる幼い頃の記憶は、自分が否定されたことしかない。褒められた記憶はない。
叔父の家で少し癇癪をおこしたら殴られたこと、
友達の否定ばかりされ挙げ句の果てにその友達の前で『お母さん、◯◯ちゃんは嫌いよ』と言われたこと、
弟と一緒にスーパーでふざけていたら、『うるさいしずかにしろ』といわれ『弟のことは無視しなさい』といわれたこと、
父と喧嘩ばかりしており離婚するするといっては結局しないで、さっさと別れればいいのにといつも思っていたこと、
父の転勤話がでているのに自分は行く気は無いと言って小学校に何の連絡もしてくれず、父との板挟みになった私が自分から担任に申告して驚かれたこと、
いつの間にか家族の誰にも言わずに内職を始めており物件情報も集めていて、それを見つけた私に『お母さんは出て行くから』と言ったこと(結局出て行かなかった)、
進路希望を軽い気持ちで相談したら、泣いて否定されその後全力で怒られたこと。
何のきっかけか忘れたが、まだ幼い頃、脅しでハサミを母の腕に押し当てたところ無視され続け、そのまま母の腕をハサミでざっくりと切ったこともあった。
いつも髪をひっぱりあって喧嘩していた。
本書を読んで思ったのは、そっか、私は母に認められたくて、否定され続け、愛着が適正に育たなかったのかもな、ということ。
十代のころから、ずっと生きづらさを抱えていた。中学高校とだいたいの友達はグループをつくっていたが、私は一つに属すのではなくフラフラといろんなグループと付かず離れずでいた。
中学受験で入った学校はイジメなどはなく自由でおおらかな校風だったため、そんな私でも通えていたのかもしれない。
途中から、親もただの人間だと気付き、親に期待するのはやめ、いや、そもそも人に期待すると裏切られるだけだから最初から期待すべきではないという考えに至った。
大学時代は、水商売の世界に足をいれ、似たような生きづらさを抱える人の中に埋もれて安心感を得た。
ずっとずっと、自己肯定感を抱けずにいた。
なにも、私が特別などとは思っていない。こんな家庭はごまんとあるだろうし、こんな生きづらさは誰しも抱えているだろうと思っている。
ただ、親に健全に愛されて育ってきたんだろうな、と思わせるようなクラスメイト達の、会社の同僚達の無邪気さをみては、私はあんな風にはなれないしなりたくもない、と思っていた。
ーーー
でも今、もうすぐ子を生むにあたって、我が子には適正な愛着を育んで欲しいと思っている。
不必要な生きづらさは抱えて欲しくないし、自己肯定感を、基本的安心感をもった子に育って欲しいと強く思う。
基本的安心感とは、世界や自分といったものを無条件に信じることができることだ。基本的安心感がしっかり備わっている人は、何が起ころうとどうにかなると、未来を信じることができる。
本書では、ADHDも母との関係によるものだと述べている。もともと持っている子どもの傾向はあれど、それに対して適切なコミュニケーションが取られなかった場合にADHDなどの行動障害がひどくなりやすい、とのこと。(これが正しいのかどうかは私には分からないが)
もともとの子どもの性質は、人それぞれあると思うし、それに対してどう対応していくのか、がこれから親となる私に課されていること。
幼い頃、どれほど愛されたかでオキシトシン受容体の数がきまってしまい、オキシトシン受容体が少ないと子育てに歓びを感じにくく苦痛になりやすい、(つまりこれが負の連鎖なのだということか。)とも本書は述べている。
そうすると、私はオキシトシン受容体が少ないかもしれない、恐れている産後うつになりやすいのかもしれない、などとも思ってしまうが、その理屈を知っているのと知らないのとでは対応の仕方がまた異なる。
辛くなったら、周りに助けを求めながら、子を否定するとなく、暴力に訴えることなく、ダメなものはきちんと理由を説明しながら、自己肯定感を持った子に育てていきたい。
それが、出産を目前にした、今のわたしの気持ちだ。
「改ざん」は、良好な結果を示すデータが存在しないにも関わらず、良好な結果を示すデータが存在するように見せかけるために、データについて変更や省略を行うものである。
〜中略
そのため、「改ざん」が行われた場合、良好な結果を示すデータは実在しておらず、現に存在するデータは架空のものである。言い換えれば、良好な結果を示す架空のデータを作出することに「改ざん」の本質がある。
ところが、本件では、良好な結果を示すデータが現に存在するのである。
〜後略
問題の図は、"TCR再構成を示す電気泳動パターンが同一アガロースゲル上で得られた"という架空の結果を示している(同一アガロースゲル上で、というのがポイント)。
従って、良好な結果を示すデータが存在するか否かに関わらず、架空のデータが作出されたと認定されうる。
参考までに、多くの専門誌では、同じアガロースゲル上での結果であれば、切り貼りして良いことになっている。(ただし元の写真を提出すること、切り貼り箇所は明確にわかるように線引きされることが条件)
問題の図は、異なるゲル上での結果を切り貼りしている上、線引きもされていない。
論文1に掲載するにあたり、画像を見やすいように、このゲル1写真、ゲル2写真に操作を加えたからといって(ポジティブコントロールを見やすいものにする操作を加えたからといって)、この「DNAが短くなった、すなわち、T細胞受容体再構成がおこった細胞が含まれているという結果」自体は、何らの影響も受けない。
ポジティブコントロールを見やすいように操作を加えるという行為は、「改ざん」にほかならない。
なぜなら、「ポジティブコントロールが見にくい」という結果もまた、事実として提示されねばならないからである。
すなわち、掲載すべきであった画像B(脾臓の造血系細胞から作製したSTAP細胞を用いた画像)と異なる画像A2(骨髄の造血系細胞から作製したSTAP細胞を用いた画像)が、論文1に掲載された。
掲載すべき画像Bは、現に存在しており、調査委員会に提出されている。
〜中略
本件では、掲載すべき画像Bが存在している以上、「事実でない事を事実のようにこしらえ」る行為はなく、「存在しないデータや研究結果を作り上げ」た行為も存在しないことは明らかである。それゆえ、申立人が、論文掲載にあたり、画像の取り違えがあったことは、本来的に「捏造」にあたるものではない。
掲載すべきであった画像が存在する、と主張するからには、その画像の正当性(正しい実験で得られたデータか)を証明する必要がある。しかし、実験ノートが不十分であるため、この主張は採用できない。
正当なデータが認められないのであれば、「存在しないデータや研究結果を作り上げ」る行為「捏造」と判断する以外ない。
主に〈1〉実験条件の違いを認識していたはずであること、〈2〉学位論文と似た配置の図から切り取った跡が見えること、を根拠に「小保方氏によってなされた行為はデータの信頼性を根本から壊すものであり、その危険性を認識しながらなされたものであると言わざるを得ない。よって、捏造に当たる研究不正と判断した(7頁の下から7行目)」としている。
しかし、〈1〉については、申立人は、実験条件の違いを勘違いしたのではなく、画像そのものについて勘違いしたのであって、勘違いの対象がずれている。
また、〈2〉については、先に述べたように、申立人は、ラボミーティング用のパワーポイント資料の画像を、誤って、使用したのであり、論文1の掲載にあたり、学位論文の画像を切り貼りしたことはない。
小保方氏側の説明が真であるとするならば、小保方氏はそのパワーポイント資料を作成する段階で、博士論文の画像を切り取ってきたことになる。(画像が博士論文から切り取られたことは、委員会の解析により明らかである)
Nature論文作成時には「勘違い」であった可能性は否めないが、結局、パワーポイント作成時に実験条件の違いを認識しながら切り貼り行為を行っていたことになる。
http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140314_1/
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/topics/2014/20130314_1/document-4.pdf
PDFの中の文字が引っこ抜けなかったので、Microsoft Office Document Imaging使って文字にした。
精度はイマイチだけど、タイプするよりはマシだろうと思うので、情報共有。
誰かが引き継いでくれなかったら、明日清書する。
----
平成26 年3 月13 日
経緯
平成26 年2 月13 日、独立行政法人理化学研究所く以下、「研究所」という0 ) の職員らの研究論文に疑義があるとの連絡を受けた研究所の職員から、役員を通じて監査・コンプライアンス室に相談があった。監査・コンプライアンス室長は、「科学研究上の不正行為の防止等に関する規程く平成24 年9 月13 日規程第61 号)J (以下、「規程]という0 )く参考資料)第10 条第3 項に基づき、当該相談を通報に準じて取扱うこととし、規程第11 条に基づき、同日より同年2 月17 日の間、予備調査を実施した。予備調査に当たったものは、石井俊輔、他4 名である。研究所は、予備調査の結果の報告を受け、平成26 年2 月17 日、規程第12 条に基づき本調査を実施することを決定し、石井俊輔を委員長とする本調査委員会が本調査を行うこととなった。
本中間報告書は、調査対象のうち、これまでの調査で結論を得た一部のもの、及び調査継続中のものについて報告するものである。調査継続中のものについては、事実関係をしっかL )と把握した上で結論を導<必要があL )、結論を得た時点で速やかに報告する。
2 調査の方法・内容
以下の点に関して、規程第2 条第2 項に規定する「研究不正」が認められるかどうか調査した。
( 1 ) obokata et al , Nature 505 : 641 - 647 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文1 ]という。)く1 - 1 ) Figurelf のdZ 及びd3 の矢印で示された色付きの細胞部分が不自然に見える点。
く1 - 2 ) Figureli の電気泳動像においてレーン3 が挿入されているよ引こ見える点。
( 1 - 3 ) Method の核型解析に関する記載部分が他の論文からの盗用であるとの疑い。
( 1 - 4 ) Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった点。
く1 - 5 ) Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像と酷似する点。
小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く共著者)、若山照彦く共著者)、丹羽仁史く共著者)
( 2 ) obokata et al , Nature 505 : 676 - 650 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文2 ]という。)( 2 - 1 ) Figure lb (右端パネル)の胎盤の蛍光画像とFig 29 ( T パネ
小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く責任著者)、若山照彦く責任著者)、丹羽仁史く共著者)
く発生・再生科学総合研究センターく以下、「CDBJ という0 )細胞リプ口グラミング研究ユニット:研究ユニットリーダー)
笹井芳樹
若山照彦
く前CDB ゲノム・リプ口グラミング研究チーム:チームリーダー、現国立大学法人山梨大学生命環境学部生命エ学科発生エ学グループ若山研究室:教授)
丹羽仁史
( CDB 多能性幹細胞研究プ口ジ工クト:プ口ジ工クトリーダー)
2 一3 調査方法
平成26 年2 月20 日から同年3 月12 日までの間、関係資料の収集及び関係者のヒアリングを行った。
資料は、論文に掲載された実験のオリジナルデータ・ラボノート、論文作成過程を示すファイル、調査対象者らから提出された書面、調査対象者らの間の電子メール、実験に使用された機器類等に関するものである。
加えて、イメージ画像の復元に関して、専門家である中野明彦氏(国立大学法人東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻発生生物学研究室教授、研究所光量子エ学研究領域エクストリームフオトニクス研究グループライブセル分子イメージング研究チームチームリーダー)から意見を聴取した。委員会は、これらの資料・ヒアリング結果を基に審議をした。
2 一4 調査結果及び評価く見解)く結論を得た調査項目)
調査結果
小保方氏より、ライブイメージング画像を作成し、この画像から静止画像を作成し、これを圧縮したものを投稿した、投稿論文の元の画像には歪みがなかった、論文に掲載された画像に歪みがあることは気付かなかった、歪みが何故生じたかは分からないとの説明があった。
この画像元となるオリジナルのライブイメージング画像ファイルの提出を受け、調査したところ、複数の仕様の異なるコンピュターで再生しても画面上で、投稿された論文の画像に歪みはな<、他方、論文に掲載された画像には歪みが見えることを確認できた。
中野明彦氏から、歪みが生じる原因等について、以下のコメントを得た。提出されたライブイメージング画像から、論文に掲載された静止画像と全く一致するものは作成できなかったが、類似したものは作成できた。解像度を下げ、さらにJPEG などで圧縮すると歪みが出る。歪みはどれだけ圧縮するかによるた
め、同じ歪みを再現するのは難しい。従って、Nature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じたとしても、画像の歪みを正確に再現することは困難である。画像の圧縮に伴いブ口ックノイズが生じて元画像にはない色が出ることがある。以上のことから、論文に掲載された画像は、提出されたライブイメージング画像の1 コマと考えてよい。
評価く見解)
元のライブイメージング画像から、論文に掲載された静止画像が作製されたと解するのが相当であるc 投稿の際に用いられた画像に歪みはな<、一方、論文に掲載された画像では歪みが見えることから、Nature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じた可能性がある。画像を圧縮した時に生じる画像の歪み(ブ口ックノイズ)についても広く知られているところである。従って、動画からこの図を作製する過程には改ざんの範畷にある不正行為はなかったと判断される。
調査結果
若山氏より、この2 つの画像はいずれもSTAP 細胞から作製したキメラマウス胎児のひとつを、異なる角度から同氏が撮影したものである、それぞれの画像の帰属を整理した上で、他のキメラ胎児画像とともに電子ファイルで小保方氏に手渡したとの説明があった。
小保方氏から、同氏が上記2 つの画像を若山氏から受取L )、笹井氏と共に論文用の図を作製した、論文の構想の初期過程では、FigZg 下の画像はsTAP 細胞とFI - SC との比較のためのコント口ールとして使用することとして挿入することとなり、小保方氏が挿入した、その後、笹井氏の執筆の過程で、構想が変わり、図の1 ― 頃番を変えたため、この画像は不要になL )、この図についての記載も一切行わないことになった、しかし、そのことに気づかず、削除することを失念したままであったという説明を受けた。笹井氏か引ま、同旨の説明に加え、削除することを失念した状態のままで投稿し、論文の修正や校正の過程でも看過したまま論文発表に至った、図の作製の具体的な作業に当たっていた小保方氏に対して、削除の指示をすることも失念していたとの説明を受けた。
FigZg 下の画像は、胎盤でのGFP の発現を示したものであるが、FigZg の本文及び図の説明では、胎仔でのGFP の発現を説明しており、FigZg 上の画像だけが記述されている点を確認した。また、当初の論文の構想過程で考えられていた図の配置を示すとする作成日情報付きのファイルや該当する実験ノート部分コピー等が提出された。
評価く見解)
Figure lb (右端パネル)の胎盤の蛍光画像とFig 29 ( T パネル)の胎盤の蛍光画像は、同一のキメラに由来する画像である。他にも本文や図の説明の中で言及されていない図が存在することから、GFP 陽性細胞の存在を示すためにFig 29 (下パネル)の図が配置されたと解する余地もある。論文構想の変遷のすべてを記録したデータが保存されていなかったため、その変遷を説明通りに復元するには至らなかった。しかし、上述の作成日情報付きのファイルデータの内容を検討したところ、当初の論文の構想過程に異なる図の配置を検討したとの説明と矛盾するものではなく、異なる図の配置を議論していたデータであると解する余地が
ある。
論文では、本文及び図の説明の中で言及されていない図が他にもあるので、他の図に関する説明がないことについても検討したところ、失念とは別の理由によって言及されていないと解することもできる。悪意があったことを直接示す資料等も存在していない。とすれば、規程に定める「改ざん]の範畷にはあるが、その行為について「悪意」があったと認定することはできず、研究不正であるとは認められない。
2 一5 調査経過(調査継続中の項目フ
本項目における下記4 点については、研究不正が行われたか否か、について事実関係をしっかりと把握した上で判断するためにさらに期間を要する。現時点で把握された事実について調査経過として報告する。なお、今後、所定の調査結果及び評価く見解)が得られた時点で報告を行う。
調査経過
小保方氏と笹井氏の連名により提出されたFigure 11 の元になったゲルの写真の電子ファイルと実験ノート類および同図の作成経緯と方法の書面による説明、ならびに同二氏からの個別の聴取内容を精査した結果、Figure 11 の図は2 つのパルススフィールド電気泳動ゲルを撮影した2 枚の写真に由来する加エ画像であることを確認した。同電気泳動においては合計29 のサンプルを、サンプル1 から14 をゲル1 に、サンプル15 から29 をゲル2 に電気泳動し、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 がゲル1 の左から1 , 2 , 4 , 5 番目のレーンく標準DNA サイズマー力一をレーン0 として左から番記)に相当し、レーン3 がゲル2 のレーン1 (同)に相当することを、各ゲルに写った写真情報から確認した。
画像の加工については、ゲル1 のレーン1 , 2 , 3 , 4 , 5 の写真において本来レーン3 が存在していた場所にゲル2 のレーン1 の写真が単純に挿入されたものではなく、前者のゲルにおける標準DNA サイズマー力ーレーンの泳動距離が後者のそれに比して約063 倍であり、Figure 11 の作成時に前者を縦方向に約16 倍に引き伸1 ます加エをした上で後者が挿入されたことを、前者に写った挨類の位置関係の縦方向への歪みから確認した。また後者については写真に淡く写ったスメアが消失して挿入されていることからコントラストの調整も行われていたと判断した。そこで小保方氏に説明を求めたところ、T 細胞受容体遺伝子の再構成のポジティブコント口ールを明瞭に示すためにはゲル2 のレーン1 が適しておL )、ゲル1 とゲル2 のそれぞれの標準DNA サイズマー力一の泳動について双方のゲルにおいて、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離が良好な直線性を保っている関係にあることを確認した上で、ゲル1 の写真を縦方向に引き伸ばし、標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 の写真の挿入位置を決定したとの説明があった。検証の結果、ゲル1 とゲル2 の間には、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離について直線性の保持は見られず、説明通L )に標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 を配置することが無理であること、仮にFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に近い標準DNA サイズマー力一群に絞ってそれらの位置情報に基づいてレーン3 の画像を配置するとFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンドとは異なる位置にT 細胞受容体遺伝子再構成バンドが来ることから、説明を
裏付けることはできなかった。説明とは逆に、Figure 11 のレーン31 こ見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に合わせる形でレーン3 の画像を配置すると、ゲル1 とゲル2 の標準DNA サイズマー力一j くンドの位置にずれが生じることから、Figure 11 の画像加エ時には、標準DNA サイズマー力一を基準にしていたのではなく、T 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置を隣接するレーン4 のそれらに合わせる形で図の挿入が行われたことが示唆された。
電気泳動されたサンプルについては、実験ノート類などの記載やサンプルチューブのラべルなど小保方氏から提供された各種の情報は、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 は論文の通りであること、論文で「LymPhocytes 」とラべルされたレーン3 はCD45 + / CD3 + T ' J ンパ球であることを示していた。
( 2 )論文1 のMethod の核型解析に関する記載部分が下記の論文からの盗用であるとの疑いが判明し、この点についても調査した。
Guo J etal ; Multicolor Karyotype Analyses of Mouse embryonic stem cell In Vitro Cell Dev Biol Anim 41 ( 8 - 9 ) , 278 - 283 ( 2005 )
調査経過
小保方氏は、若山氏がチームリーダーをしていたCDB ゲノム・リプ口グラミング研究チームく以下「若山研」という0 )では、核型解析を日常的に行っていたが、若山研で使用されていたプ口トコールの記載が簡単であったので詳しく記載した方がよいと考えて詳しく記載のある文献を参考にしたが、引用を忘れたと説明した。論文のMethod 部分は小保方氏により作成された文章であることを同氏に確認した。小保方氏は何らかの記載をコピーしたという暖昧な記憶を持つ様子であったものの、この文献そのものを保有しておらず、この文章の典拠については覚えていないと説明した。文章の類似性、小保方氏がその手法を熟知していなかったこと、実際に行われていた実験と記載が完全に合致しないことから、この記載はGuoJ らによる論文の記載を何らかの方法でコピーしたものであると認められた。
( 3 )笹井、若山両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった。
調査経過
この核型解析の実験は、小保方氏と若山研のスタッフによL )行われ、データは小保方氏に渡されたとの説明を若山氏から受けた。細胞サンプルの調製は小保方氏によりMethod に記載された通L ) l こ行われたが、ハイブリダイゼーションとイメージングは、若山研のスタッフにより、記述とは異なり、APP - ied sped 「al lmaging のSKY FISH システムを用いて行われたとの説明を若山氏から受けた。作成日情報を含むこれらの画像のファイルが提出された。若山氏は、このMethod 部分は小保方氏により書かれた、小保方氏がハイブリダイゼーションとイメージング部分の実験の詳細を知らなかったため、この間違いが生じたと推測していると説明した。
( 4 )笹井、小保方両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像と酷似する点。5
調査経過
2 月20 日に笹井氏と小保方氏より、修正すべき点についての申し出とこれに関する資料の提出を受けた。申し出の内容は、論文1 の牌臓の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いたという記載が、実際には骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像であることと、正しい画像に訂正することを考えているという2 点であり、提出された資料は、実験過程を示す資料と作成日情報を含むこれらの画像のファイルであった。小保方氏から、それぞれの実験の過程で、牌臓及び骨髄に由来する血液細胞のサンプルに対し、いずれもhemato ( hemat 叩oietic :血液系の意味)というラべルを用いていたため混乱が生じ、同氏において画像の取り違えをしてしまったとの説明を受けた。提出された資料等により、この2 つの実験は全く違う時期に行われていたことが確認された。一方、上記の骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像は、小保方氏の早稲田大学における学位論文に記載された画像と酷似することが判明した。データの比較から、これらは同一の実験材料から取得されたデータであると判断せざるを得ない。学位論文では3 - 4 週のマウスB6 骨髄細胞を細いピペットを通過させて得られた多能性幹細胞(スフ工ア)を用いて実験が行われたと記載されていることを確認した。すなわち、修正前の論文1 のデータは学位論文作成時に取得されたと推定されるが、実験条件の記載が学位論文と論文1 とでは異なっていることが確認された。
また、この申し出の際、これらの図が小保方氏の学位論文に記載されたデータであるとの言及はなかった。
3 その他の事項
論文1 のMethod のBisulphite sequencing の記述の一部に、他の論文と似た記載があることが認められた。記述は8 行であるが、似た記載のうち大半は、プライマーの配列と頻繁に行われるPCR 実験の記述であり、必然的に良く似た記述となる。そのため、このような似た記載は、多<の論文に見られる。盗用の範畷にないものであった。
以上
○ 手1 学酬究上の不正行為の防止等に関する規程
(平成24 年9 月13 日規程第61 号)
し目的)
第1 条この規程は、独玉目う攻法人理化学研究所(以下研究所」という0 )の研究者等による科学酬究上の不正行為(以ド1 研究不正」という。)を防止し、及び研究不正が行われ、又f まその恐れがあるときに、迅速かつ適正に油志するために必要な事項を定める。
k 定義)
第2 条この規程において… 研究者等」とf ま、研究所の研究活動に従事する者をいう。2 この規程において「研究不正」とは、研究者等が研究活動を行う場合における次の各号に掲げる行為をいうD ただし、悪意のない間違い及び意見の相違は含まないものとする。( 1 )掲告データ発研究結果を作如上げ、これ
http://anond.hatelabo.jp/20140202201656
ブコメ等読みながら、ここは一つ書いておくかという気になった。
フケ症の原因の大半は、脂漏性皮膚炎と言われている。
診断は難しい部類に入る。
脂漏とは皮脂分泌が多い事を指しており、皮脂分泌の旺盛な部位(脂漏部位)に発生する皮膚炎なので、このように呼ばれている。
原因は究明されていないが、第一に好脂性真菌マラセチアが皮脂を分解する際に発生する、遊離脂肪酸(オレイン酸)の刺激によると言われている。
Mincleという受容体がマラセチアの菌体に反応する事もわかっている(結核菌にも反応する防御機構である)。
カビの生育は温暖湿潤な環境が適するが、脂漏性皮膚炎は寒い時期に好発することから、乾燥や皮膚の血流量も関係すると考えられる。
また、ストレスや免疫も影響し、顔面神経麻痺でも起こることから皮脂の淀みも関係があるという説もある。
免疫力アップ、体質改善、運動、食事制限(脂質を避ける)など様々な意見や方法がある中で、最も外部からコントロールしやすい方法が抗真菌薬による治療である。
医薬品では一般名ケトコナゾール(製品名ニゾラール)が用いられる。
抗真菌活性のより高いと考えられる薬剤は他にもあるが、ニゾラールには抗真菌作用の他、抗炎症、抗アンドロゲン(皮脂抑制)効果が認められており、脂漏性皮膚炎の第一選択薬である。
頭皮は毛髪のために薬剤の塗布が難しいため抗真菌シャンプーを使うのが良いが、日本ではケトコナゾールシャンプーが市販されていないため、コラージュ・フルフル(ミコナゾールと相乗効果のあるピロクトンオラミン(オクトピロックス)を配合)を選ぶと良い。
7~8割の人はフケが収まるだろう。
ただ、体質的な病気のために完治は難しいので、維持をする工夫は必要である。
治らない人の中には、コールタールシャンプーを試す人も多いようだ。
前述の通り、ミコナゾールとピロクトンオラミンを配合したシャンプーで、抗真菌シャンプーとして市販している唯一のものである。
「フルフル」は原因菌のMalassezia.furfur(という古い呼び名)からとっている。
(現在では遺伝子レベルで細分され、真の原因菌はマラセチア・レストリクタであろうと言われている。ちなみにアトピーではマラセチア・グロボーサが優位である)
要するに、5~15分程度の「浸け置き洗い」を強く推奨する。
最初は毎日使う。フケが収まったら、再発しない程度の間隔を開けて使う。
隔日 → 週2回 → 週1回…とするのが良い。
抗真菌薬による治療後は再発まで1ヶ月以上持つ事が多いので、月一メンテナンス程度まで持ち込めたら上々だろう。
人によっては一時的な体調不良により惹起された場合もあり、再発しない場合もある。
季節性の人もまた、冬のみ、或いは夏のみのアプローチで済むかもしれない。
商品名ではニゾラール、ジェネリックとしてニナゾン、ケタゾン、ニトラゼンなどがある。
抗真菌、抗炎症、皮脂抑制の三重の効果があるため、第一選択薬とされている。
ネットショップでの輸入頼りだが、コラフルより効果は高い。使用方法は同様である。
臭くて鼻が曲がる事でよく知られているが、ケトコナゾール無効例でも著効を示す事がある。
抗真菌効果もあるが、上記と最も異なる点は角質の再生作用を持つことではないかと思われる。
コールタールが俗にダイオキシン受容体と呼ばれる器官(AhR、芳香族炭化水素受容体)に反応し、角質を作り出すフィラグリン遺伝子を発現させる。
(アトピーではこのフィラグリン遺伝子の発現が低下していると言われている)
よってコールタールシャンプーが効くのは、抗真菌作用と角質再生作用(+フケとなった角質を溶解させる作用)によると考えられる。
世界で初めて人為的に皮膚がんを起こす事に成功した物質として忌避される場合もあるが、
アメリカのメイヨー・クリニックにおいて25年間に渡るゲッケルマン療法(コールタールを一晩塗布後、紫外線照射)の追跡調査の結果、
皮膚がんのリスク向上が認められなかったと結論されている。FDAもまた「治療における」コールタールの発がんリスクは小さいとしている。
亜鉛のピリジン誘導体による抗菌効果のあるシャンプーで、かつてこれを沈殿させずに使える技術は、世界でP&Gと花王のみが持っていた。
しかし、花王は風評被害に負けてこの成分の使用を止めてしまった。過去のシャンプー「メリット」である。
現在は甘草由来の抗炎症成分(ステロイドに似た分子骨格を持つグリチルリチン酸二カリウム)を配合している。
尚、ジンクピリチオンの抗真菌効果の機序は、「細胞内の銅濃度を増加させ、真菌の代謝に必要な鉄と硫酸基の結合を阻害することによる」らしい。
h&sは比較的安価であるため、コラフル離脱期から離脱後のメンテナンスに使うと良い。
無論、これ単体でも効果がある人は多い。
いずれのシャンプーにも共通する事だが、すすぎが不十分だと界面活性剤の残留成分が皮膚を荒らすので気をつけること。
オクトはオクトピロックスを配合したシャンプーで細菌への効果を謳っているが、抗真菌活性もあることは確認されている。
ただし、配合濃度ではマラセチア全菌株に対しては効果が不十分であり、コラフルのように相補的効果を持つ成分を配合しているシャンプーには劣ると思われる。
バルガスリンスはジンクピリチオン、イオウ(殺菌、角質溶解)、オクトピロックスを配合している。
(2014/11/29追記)
オクトで改善したがコラフルで悪化する人、上述のシャンプーがどれも効果がなかったが脱脂力の弱いシャンプーに変えると改善した人など、
シャンプーに対する反応は個人差がある。この文章を以って単純に優劣を決めないよう注意されたい。
これも著効例こそ多いのだが、一ヶ月以内の再発率が7割程度(だったと思う)あり、電撃戦向けである。
必要以上にステロイドを恐れる人が多いので少し書いておきたい。
Strong(強力)というのは、並の強さである。そのすぐ下の強さは、子ども用である。
ステロイドは皮膚も産生している。
ステロイドによる反動は、皮膚が依存症的にステロイドを産生しなくなるためではないか、という医師もいる。
連続使用は2週間程度として、抗真菌薬へ切り替えるなどが望ましい。
炎症が酷い場合には、クリームやローションの基剤自体が刺激になるため、ステロイドしか処方されない場合は多い。
特に炎症が酷い患者の中には、ステロイド+亜鉛華のみで治療が行われた人もいた(2ヶ月ほどで完治、再発はない模様)。
馬油はマラセチアのエサとなり増悪する場合もあるので、人を選ぶ。「栄養のある脂質」には注意を。
オリーブオイルはオレイン酸(遊離脂肪酸)を多く含み、マラセチアを培養するための必須成分として使われる。
セラミドは角質間脂質で保湿に大きく影響する。安いもので十分らしい。セラミドはグリセリンと相乗効果がある。
化粧品カテゴリは宣伝が凄まじく、インターネットの情報の中で最も汚染された分類ではないかと思うので、あまり書きたくないな...。
ミコナゾール、ケトコナゾールは同じイミダゾール系抗真菌薬である。
耐性はできにくいと言われているが交さ耐性があるので、効き目がない場合はブテナフィン、アモロルフィンなど属性の違う薬剤を試してはどうだろうか(医者嫌い向け)。
日経メディカルの「マラセチアには伸ばしやすいクリーム剤をという記事に「適応があっても効果が低い薬」という表があったので追加。
http://i.gyazo.com/e0d911d60bc91cc5355242efcc7994ba.png (←記事はログインが必要なため、別途画像のみ)
シャンプー話をしたついでなので書いておくが、某美容師のシャンプーサイトはあまり信じないように。
「AGAにおけるジンクピリチオンとケトコナゾールの比較」という医学論文中に毛髪の太さと抜け毛数を記録したものがあったので、
科学的に誤りのある記事に対してそのURLをつけて批判的なコメントを投稿したところ、記事ごと削除された上にコメントが承認制になった。
前述の汚染された情報源の一つで、ブコメでも批判派は少数でゲンナリしている。
最後に、私は医学的な素養は皆無なので、文中に誤りがあれば指摘して頂きたい。
以上。
食に興味無い人っているからねえ。
ワタミの料理や酒がまずい、ということもあまり理解できない人達。
文化的なもの全般に興味がないタイプと、特に食に関して興味がないというタイプがいる。
後者は味覚障害とか色々あるので付き合える人も多いが、前者は無理だね。
うちは父親が前者タイプで辛い。
親のためと思って高い酒を持って行っても「味はよくわかんねえ」って感じだし、
酒は大好きなんだけど、味はともかく沢山飲めればいい、って感じ。
子育てにリソース突っ込んでそういう経験をしてこなかったという部分はあろうが、
人体に悪影響のない微量で有害な菌を殺せる
これが微量だと薬になる理由
体重数キロの赤ちゃんは悪影響が強く出るので苦味を強く感じて嫌う味覚を持っており、
体重数十キロの大人だと悪影響が出にくいので苦味を子供ほど感じない味覚に変わる
さて、毒を苦いと感じて忌避する人体の機能はさらに神秘的な働きをする
炎症や内臓疾患、それらの原因となるストレスを抱えた時には苦味の受容体があまり機能しなくなる
すなわち苦味をそれほど感じなくなり、嫌わなくなる
苦さが苦手というのは疾患やストレスが少ない生活を送れているということ
喜んで良い
逆に苦味を好きになりたいなら、熱が出た時や胃が痛い時にでも苦い野菜をかじってみればいい
「あれ?美味しいな」ってなる
極端に寝付きが悪く、しかも一度寝るとなかなか起きられない、という困った体質にずっと悩まされてきた。
一度寝てしまうと眠りは深い上にロングスリーパー気味なので、寝始めの時間が遅いとその分だけ起きる時間も後ろにズレてしまう。
薬もいろいろ試したけれど、睡眠導入剤も効かず、睡眠薬は逆に効きすぎて起きられなくなり、十数年ずっと毎晩酒の力で無理やり寝る生活を続けてきた。
結婚してからは妻が起こしてくれるようになって何とか社会生活に適応してたのが、3年前に別居したのを契機に遅刻癖が再発した。
それでもなんとかギリギリ起きて出勤してたんだけど、2〜3ヶ月に一度はちょっとした遅刻をやらかしてた。
それが昨年後半すごく調子が悪くて、2日連続で遅刻とか、夕方まで起きられなくてそのまま欠勤とか、とにかく酷い状態が続いてた。
そしたら勤務先でかなりマズいことになり上長に詰められ「とにかくいちど病院で診てもらいなさい」という流れに。
それまで自分が病気だとか考えたこともなくて「こんなのハゲ・デブ・ワキガと同じ体質なんじゃ!しゃあないやんけ!」くらいに思ってた。
気は進まなかったけど、今年2月の初めにネットで調べて見つけた専門外来(※そんなのあったんだ!)に行ってみた。
そこでいろいろ聞かれたあとにズバリ言われたひとこと。
「これほぼ間違いなく睡眠相後退症候群(DSPS)という病気だと思います。大丈夫。今は治療の方法も色々ありますし、当院でも半分くらいのひとは1〜2ヶ月、ほとんどは半年以内に治療効果が出てますよ。」
とりあえず1ヶ月間のあいだ日常の生活リズムを記録して、それを見てからカウンセリングと診察を受けてから治療法を決定することになった。
あと、このあとで「こういう厚労省との共同研究プロジェクトがあるんですが、簡単なアンケートに答えていただけますか?あくまでも任意なんですが。」と言われて、まあ拒否る理由もないし、やってみたアンケートというのがこちらにありました。 (http://www.sleepmed.jp/q/meq/)
※あとでFacebookでネット上にあるってのが流れてきて、このときに提出したのとまったく同じ設問で、挑戦してみたらサンプル数1,170人中で上には2人しかいなかったww
2月末、2度めの通院。
1ヶ月分の「 google:睡眠表 」を見せながら、ふだんの生活の様子とかいろいろ聞かれた。
続けて医師の診察。
だいたいカウンセラーさんと同じ事を聞かれた上で(※カウンセリングの内容は電子カルテでシェアされてる)、正式な病名はやはり「睡眠相後退症候群」。
とりあえず投薬治療を開始することになった。
処方された薬は「 google:ロゼレム錠 」。
眠りに関わる脳内ホルモン「メラトニン」の受容体に作用される薬だそうで、これを毎晩同じ時間(20時)に4mgを30日分まとめて処方された。
そして次回の診察を4週間後に予約した。
※このあと薬局に行ったら1錠8mgを半分に割って分包する作業で30分ほど待たされた…
この1週間後(今から3週間前)、夜中に酒を呑みながら(※オイオイ)ネット巡回していて、ふと見かけた敷布団を酒と株価の勢いにつられて買ってしまった。
結論から言うとこれが大正解で、明らかに睡眠の質が上がったのが自分でもわかった。
寝起きの爽快感がぜんぜん違う。
そして本日3度めの通院。
まずカウンセリングで睡眠表を見せながら1ヶ月間の様子をいろいろ話した。
「まあまあ改善の兆しは見えつつありますけどもうしばらく続けましょうねー」だそうで。
※このとき次のカウンセリングでこの話をしたらこう言われました。
続けて医師の診察。
こちらはざっくり治療開始後の様子を聞かれ、同じ投薬治療を継続することになり、処方箋を出してもらっただけですが。
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/subs-transm.html 痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief ー伝達物質]
http://www.tmghig.jp/J_TMIG/kouenkai/koza/67koza_2.html 脳内物質ドーパミンのはたらき]
http://trauma.or.tv/1nou/3.html 神経伝達物質・脳内ホルモン]
http://okwave.jp/qa/q943550.html セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンの特徴や違い | OKWave]
http://www.niigata-nh.go.jp/nanbyo/pd/pdthp1.htm パーキンソン病の薬物療法]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%9F%E3%83%B3 ドーパミン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3 ノルアドレナリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3 セロトニン - Wikipedia]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93 アドレナリン受容体 - Wikipedia]
http://medich.net/2ch/utu/1097862171/ セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン (1001) | メンタルヘルス@2ch | Medichannel]
http://logsoku.com/thread/life7.2ch.net/utu/1152812631/ セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン 2]
kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ) http://ameblo.jp/kyupin/
SSRI離脱症候群 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/SSRI%E9%9B%A2%E8%84%B1%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
ベンゾジアゼピン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%BC%E3%83%94%E3%83%B3
ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その14 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/utu/1339771034/
ベンゾジアゼピン系 離脱症状 薬物依存 http://www.sam.hi-ho.ne.jp/tootake/s6361.htm
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%86%8D%E5%8F%96%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E9%98%BB%E5%AE%B3%E8%96%AC
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E4%BD%9C%E5%8B%95%E8%96%AC アドレナリン作動薬
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E9%9B%A2%E8%84%B1%E7%97%87%E7%8A%B6 離脱症状
ジェイゾロフト・トレドミン減薬に伴なう離脱症状の記録 - おもてなしの空間 http://d.hatena.ne.jp/amt/20090712/Tredomin
LDC1E31FF8/ref=cm_pdp_rev_all?ie=UTF8&sort_by=MostRecentReview 精神科臨床医さんが書き込んだレビュー
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87 キーワード統合失調症
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E7%97%87 キーワード症
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E9%9A%9C%E5%AE%B3 キーワード障害
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3 キーワードセロトニン
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3 キーワードノルアドレナリン
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%9F%E3%83%B3 キーワードドーパミン
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB キーワードメンタル
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91 キーワード精神科
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E5%BF%83%E7%99%82%E5%86%85%E7%A7%91 キーワード心療内科
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3 キーワードビタミン
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E4%BE%BF%E7%A7%98 キーワード便秘
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E5%91%BC%E5%90%B8 キーワード呼吸
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E6%A0%84%E9%A4%8A キーワード栄養
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%AA キーワードサプリ
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E4%BD%93%E6%93%8D キーワード体操
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E6%95%B4%E4%BD%93 キーワード整体
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E8%AA%8D%E7%9F%A5 キーワード認知
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E6%BD%9C%E5%9C%A8%E6%84%8F%E8%AD%98 キーワード潜在意識 顕在意識は無し
更にあとで追加とかすると思う。
「努力すればなんとかなると思っているキミへ」
http://anond.hatelabo.jp/20101123002445
「いじめられっこだった私がリア充になるまで高校でやった3つのこと」
http://anond.hatelabo.jp/20101121015948
http://anond.hatelabo.jp/20101122004732
「こういう人は脳の受容体がそういう刺激によって反応しなくなってるんだよね。」
この2日くらいの増田見るだけで日本がいかに生き辛いかわかる。
「努力しても無駄」「人生を楽しめない人間はキチガイ」「努力しろ」
twitterでよくファボられてるやつを思い出した。
ぼく「じゃあ働く」
ぼく「じゃあ死ぬ」
ぼく「じゃあ死なない」
ぼく「もう死ぬ」
両親「お願い死なないでちゃんと働いて」
ぼく「じゃあ働く」
ぼく「なるほど」
この行き場の無い過剰適応のサイクルが労働環境だけの話じゃなくなってる。恋愛市場もこんな感じで八方ふさがり。
そして、追い詰められたままどんどん快感の受容体が麻痺してきて、何に対しても無感動な人間がぼろぼろと自殺年間3万人。
このお先真っ暗な世の中の生き辛さを解決するわけでもなく、空気読めのお決まりのフレーズでなんとか空回りさせている感じ。
地獄だろ。
先天的にそういう受容体を作れないもしくはない人はいるでしょうけど、多分全体からするとごく少数なのでは?と思います。
例えば生まれて一度も人を好きになった事がない人っていない事もないけど、
また同調者が多いのは確かに多いのは押さえつけらたのかもしくは経験が少ないのかは知りませんが、
そういう刺激に遭遇する機会が少ない人が集まりやすい傾向があるって事だと思います。
またはそういう刺激に反応する受容体自体が少ない、または全くなくて快楽を得られないから興味がないんだよ。
なんでそうなるかというと生まれた時から元々欠損してる。
もしくは受容体があった、もしくは生まれた(思春期とか)けど、子供のころからずっと押さえつけ(られ)てたら、
押さえつけ(られ)てるうちに刺激を得るタイミングが今まで生きてるうちに全くなくて受容体が反応がしなくなってしまった。とかね。
受容体って刺激を受けて反応して快楽物質が出ると脳は快楽をもっと求めるから。
だから全く興味がない人の脳にそういう刺激を受け入れる仕組みが欠損してるって事だよ。
快楽を得られない行動に対し人は行動や興味を示す事は出来ない。
10月1日からのタバコの値上げで禁煙にチャレンジする人も増えているだろうが、
実は禁煙に関しては誤った知識で望んでいる人が多い。
全て 活発化するためゼロからやりなおしになる。』
一見もっともらしく語られている通説であるが、実はこれ間違いである。
1. 依存度には個人差があり、ニコチン受容体の数や感度にも大きな開きがある。
2. 誰もが1本吸った程度で受容体がマックスに反応するのであれば、
1日に何十本も吸ったり、チェーンスモークする喫煙者は存在しない。
3. 微量なニコチン摂取で受容体が生成されたり活発化するというのであれば、
吸うより多くのニコチンが含まれる副流煙を吸ったり、ニコチンパッドやガムでも禁断症状が発生する事になる。
しかし、タバコの充満する居酒屋などに数時間いた程度で、非喫煙者や禁煙者が禁断症状を起こすことはないし、
一本オバケの正体とは根性禁煙派が作り出した一種のファシズムであり、
一本くらい吸ったくらいで、振り出しに戻ることは絶対にない。
一本オバケ派によって禁煙は非常に困難なものというイメージになっているが、
本来は本数を減らしたり禁断症状の経過をみながらゆるやかに行うべきである。
もし、禁断症状がずっと抜けずに苦しんでいる人は、立ち止まって自分のペースを見極めて欲しい。
節減は医者も認める禁煙法の一種で、禁断症状を最小限に抑えながら
禁煙に向かう安全な方法である。
実は、一本オバケとは敵ではなく味方なのである。
正しい知識で安全に行って欲しい。
これを読んだ全ての方の禁煙成功を祈って。
じゃあお前の「欲望受容体」とでも呼ぶべきものの感度が低いだけだわ。
みんなお前が思うほど巨大な欲望を持ってるわけじゃなくて、お前が今持ってる程度の欲望でもバリバリ動けてるだけ。