はてなキーワード: グリチルリチンとは
成分について語る場合、まず、皮膚の仕組みと、化粧品が何をするものなのかというとこから入らないとわけわからないと思う。
だいたいは「◯◯が入ってるからいい」みたいな話ではない。
「◯◯が入ってるからいい」ってのは、「野菜は体にいい」ぐらいのもので、全く理論的と言えない。腎臓病の人間がせっせと野菜スムージーを飲み続けて悪化させるとかそういうことだってあり得る。
皮膚というのは、表皮、真皮、皮下組織で構成されてて、表皮はさらに五層 角層 透明層 顆粒層 有棘層 基底層 で構成されている。
基本的には化粧品は角層のコンディションをよろしくするものであるというのが大前提。「化粧品」というくくりでは、それ以上の効能を謳ってはいけないということになっている。
「肌に浸透させる」というのは「角層に浸透させる」という意味である。
角層は角質がうろこ状に層になって並んでて、古くなった角質は垢として自然に剥がれ落ちる。(これをターンオーバーという)
健康な肌は柔らかい角質がみっしりきれいに並んで適切な厚みがある。で、細胞の隙間を保湿因子が埋めているから適度な湿り気が保たれている。なのでバリアとして機能してて余計な刺激には反応しにくい。
しかし、角質が乾燥するとどんどん硬くなり、角質層に隙間ができ、めくれあがってくる。これが肌荒れ。
そうならないために体は自然に皮脂を分泌して水分の蒸発を防いでいる。
皮脂は天然の保湿クリームではあるけれど、放置しておくと雑菌やダニが繁殖したり酸化して肌への刺激物になる。なので定期的に洗顔して清潔を保つ必要がある
しかし、皮脂を洗い流すと保護膜もなくなってしまう。なので、人工的に保湿する。(最近はマイルドな洗顔料で「潤いは守り汚れは落とす」と謳っている物も多いけれど、実際のところは洗浄力と保湿力はトレードオフだと自分は思う)
これをマッチポンプとして嫌う人も結構いる。一昔前の「何もしないほうが肌にいい」論はだいたいこれが根拠。
でも、大気汚染による刺激物の悪影響とか、酸化した皮脂による真皮ダメージとか、紫外線の影響とかで、何もしない場合は順当に肌は衰えていく。
衰えるのが自然であるとして受け入れるのであれば別に良いけど、衰えを避けるにはある程度の対策が必要、というのが今の常識になってる。
一昔前の50代のおばさんはシワシワのおばあさんだったが、今は、かろうじて「お姉さん」で通用しそうな人だっている。
それだけ肌老化の研究は進んでて、対策となる化粧品も進化してるということでもある。
で、増田が言ってるセラミドは古くから生化学的に重要視はされていたしセラミド様脂質を配合した化粧品も多かったものの、21世紀に入ってから解析が進んで劇的に進化した成分といえる。
皮膚セラミドに関する基盤研究は花王がリードしてて、論文も自社サイト内で公開されてる
https://www.kao.co.jp/curel/curelacademic/information/paper/
しかし、本来は病的なドライスキン、それに起因する敏感肌を研究して、それら症例で不足してる成分として開発されたものなので、逆に、細胞間脂質自体が不足していない肌には合わなかったりする。
単純に水分を抱え込んで潤いを保護してくれるヒアルロン酸とか、もっと昔からあるグリセリンとかで保湿し、表面は単純に油分(油脂とワックスでできたクリーム=ニベアとか)でフタするほうが合う人もいる
結局自分の肌がどれくらい健康なのか、何が足りなくてなにが過剰なのかを知ることが慣用で、問題がある場合にはそれが緩和されるような成分を選ぶ、というのが成分との付き合い方かと思う。
成分を気にしないといけない、気にしたほうがいいのは、その製品の効能の主となる成分、製品のメインコンセプトに係る部分であり、おまけ程度に「XX配合!」とか謳ってるのは正直賑やかしにすぎないことが多い。
保湿の製品なら、どういう仕組みで何を補うコンセプトかってのは成分表の最初のほうに書いてある成分でだいたいわかる
たとえば、ハトムギ化粧水が大人気だけれど、あれもハトムギエキスよりは、ジプロピレングリコールやブチレングリコール、グリセリンといった多価アルコール類で保湿、グリチルリチン酸2Kで鎮静、クエン酸で中和、そっちのほうが製品としての根幹部分になる
ニベアクリームは、水と多価アルコール、ミネラルオイル・ワセリンをパラフィン、マイクロクリスタリンワックスといったロウで固めて塗りやすくした「油分でフタをする」というコンセプトであることがわかる
医薬部外品になってない化粧品なら配合順に成分が書かれているので、最初のほうに何が書いてあるかをチェックするといい。
基本的な成分はここで検索できる。 https://cosmetic-ingredients.org/
あと良くわからない成分についてはJ-GLOBALで文献確認できる。
増田が言ってるグリシルグリシンと毛穴の目立ちについては資生堂が論文出してるけど、メーカーの論文だけだとちょい弱いかなという気もする。もうちょっと中立な座組で出してるのがあるとへえって思う。
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201002214621499834
エビデンスについてメーカーが出せって話もあるけど、薬機法の制約で広告には使えないというだけで調べれば公表されてる。
調べずにバカにするのは、調べる能力がないアホです、または20世紀で常識が止まってます、というのを露呈してるだけの話。
メーカーはいろいろ謳ってるけど、正直エビデンスに乏しいものも多く気休めに過ぎないことが多い。
比較的理にかなっていてエビデンスもあるのは鎮静、消炎効果がある植物エキス。さっき挙げた「グリチルリチン酸2K」は甘草エキスの主成分だし、最近流行りのシカ(ツボクサエキス)も鎮静系。
古くはアロエエキス、カミツレエキスなんかもよく使われてる。肌のほてりとか赤みみたいな微細な炎症を鎮めると見た目も良いし、肌の健康も保てる。
ビタミンCとかビタミンA(レチノール)に関しては外用でのデータも多いけど、安定した形で化粧品に配合するのが難しかったりで、成分として配合されているといって効果が期待できないこともある。
剤形、パッケージの工夫とかで各社頑張ってる(メラノCCのピュアビタミンC美容液のチューブとかすごい)けれど、それはもうちょっとマニア向けというか上級者向けの話になる。
ナイアシンアミドは最近流行りだけど、効能としてはかなり穏やかだと思う。ローコストで低刺激だから良く使われてるが、魔法の成分というわけではない。
日焼け止めは日焼け止め成分と基材でできてて、日焼け止め効果の強さは成分、使い心地は基材部分でだいたい決まる
SPFとかPAは日焼け止め効果の指標の数字で、数字が高ければいいようなものだけど、その分使用感が悪かったり肌に刺激があったりという弊害も出てきたりする
日焼け止めの成分は「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」に分かれる 。多くは組み合わされて使われてる。
紫外線散乱剤は皮膚の上に紫外線を反射する粉体を伸ばして散乱させる仕組みだから、光を反射する=白っぽくなりがち たくさん配合されてるとキシキシしたり乾燥したり顔がこわばったりする
気にしない人は気にしない。でも、地味に不快に感じることが多い。使用感を考えるとわりとオイリーなクリームに配合したほうが乾燥しづらくていいけど、夏場は汗で流れたりもするし難しい。
最近カラーコントロール効果を謳った日焼け止めが多いのは、散乱剤が白浮きするのを逆手に取ったもので、色なしの透明な製品より色付き製品のほうが高SPF高PAに設計しやすいということ。
紫外線吸収剤は皮膚に上に伸ばした吸収剤が紫外線のエネルギーを吸収し、熱エネルギーとかに変えて放出するという仕組み。
これは粉体ではない透明な化学成分なので、ジェルとか水みたいな基材にも配合できて使用感がいい。
ただ、肌に刺激になりやすいものが多く、合わない人もいる他、汗流れとかに気づかないままノーガードになってる、みたいな弊害もある。
あと、吸収剤で「オキシベンゾン」というのが昔はよく使われていたのだけど、環境ホルモンの疑いがあるとかで最近は使用禁止される傾向がある。そういう意味でも吸収剤を忌避する人はわりと多い。
紫外線散乱剤は 酸化チタン、酸化亜鉛など白色顔料に使われるようなものが主体。
紫外線吸収剤は メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 、メトキシケイヒ酸オクチル、ジエチル安息香酸オクチル 他にもいろいろある
正直、日焼け止めって、成分より「塗りやすさ、塗りなおしやすさ、ストレスにならなさ」って使用感のほうが大事な分野だと思うし、当然個人差もある。ほんとバランスの問題なので万人にとって一番いい製品がないジャンルだと思ってる。
めっっちゃ分かる。私もどうにかしたくて、とりあえず一番気になっていた肌から手を付けた。
・生理前に肌荒れすることが多いなら、手っ取り早いのはピル。だいたい月2000円(最初は診断とかでもっとかかる)。
実際私は血栓症になってしまって数カ月で飲めなくなった。それでもその間肌がかなり改善されたので、基礎化粧品・化粧品の前にまずおすすめする。
そのへんのサプリ会社が出しているものより、医薬品メーカーの第3類医薬品となっているものが安さ・成分的に良い。
使っているのはナチュリエのスキコンだろうか? ネットで評判の高い商品だが、エタノールとDPGという肌に合わない人が多い成分が入っているので見直したほうがいいかもしれない。
特にエタノール。脂性肌向きのさっぱり化粧水にはたいていエタノール(アルコール)が入っているが、刺激になりやすいので避けた方が無難。
おすすめは①アルコールフリー、②抗炎症成分入り(グリチルリチン酸2K、アラントイン等)、③できればヒト型セラミド入りの商品。
ロート製薬(ただし①、②のみ)とか、値段は高いがフーミーやエトヴォスというブランドの製品だとこの辺に気が使われている。
あとはスキンケアの一環として日焼け止めを塗ろう。朝の化粧水のあとのクリーム代わりに塗ってしまおう。下地兼日焼け止めみたいな商品もズボラには最高である。
が、とりあえず注意しておいてほしいことがある。
日焼け止めは紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のどちらを使っているかで大別されるが、肌に優しいのは紫外線散乱剤の方。
有名メーカーとかプチプラのはたいてい吸収剤だから気をつけろ。
無印良品の日焼け止め「ミルク」(590円/日焼け止めの種類がたくさんあるから気をつけてくれ)が入手しやすくてお勧めだ。
他の増田も書いていたが、洗顔はかなり大事。成分、楽さの点でキュレルの泡洗顔(1300円ぐらい)を勧める。
コスパわっるいなあ〜と思ったら、半プッシュぐらいにして洗顔ネットで泡立ててくれ。普通に3プッシュした分よりもモコモコの泡ができる。
「泡で出てくる意味ないじゃん」と突っ込みたくなるだろうが、楽さと金のどちらを選ぶかは自由だ。
クレンジングはキュレルのクレンジングジェルがお勧め。(キュレルの回し者みたいだが、キュレルの化粧水やクリームはそんなにコスパが良くないので勧めない。)
「ダブル洗顔不要!」を謳うクレンジングオイルやミルクは脂性肌の民には無理だ、諦めろ。
あと、日焼け止めで「クレンジング不要」と書かれていても落ちないことがままある。
きちんと落とせていないと日焼け止め使ったら肌がむしろ悪化したなんてこともありうるので、できるだけクレンジングしたほうが良い気がしている。
・まとめ
http://anond.hatelabo.jp/20140202201656
ブコメ等読みながら、ここは一つ書いておくかという気になった。
フケ症の原因の大半は、脂漏性皮膚炎と言われている。
診断は難しい部類に入る。
脂漏とは皮脂分泌が多い事を指しており、皮脂分泌の旺盛な部位(脂漏部位)に発生する皮膚炎なので、このように呼ばれている。
原因は究明されていないが、第一に好脂性真菌マラセチアが皮脂を分解する際に発生する、遊離脂肪酸(オレイン酸)の刺激によると言われている。
Mincleという受容体がマラセチアの菌体に反応する事もわかっている(結核菌にも反応する防御機構である)。
カビの生育は温暖湿潤な環境が適するが、脂漏性皮膚炎は寒い時期に好発することから、乾燥や皮膚の血流量も関係すると考えられる。
また、ストレスや免疫も影響し、顔面神経麻痺でも起こることから皮脂の淀みも関係があるという説もある。
免疫力アップ、体質改善、運動、食事制限(脂質を避ける)など様々な意見や方法がある中で、最も外部からコントロールしやすい方法が抗真菌薬による治療である。
医薬品では一般名ケトコナゾール(製品名ニゾラール)が用いられる。
抗真菌活性のより高いと考えられる薬剤は他にもあるが、ニゾラールには抗真菌作用の他、抗炎症、抗アンドロゲン(皮脂抑制)効果が認められており、脂漏性皮膚炎の第一選択薬である。
頭皮は毛髪のために薬剤の塗布が難しいため抗真菌シャンプーを使うのが良いが、日本ではケトコナゾールシャンプーが市販されていないため、コラージュ・フルフル(ミコナゾールと相乗効果のあるピロクトンオラミン(オクトピロックス)を配合)を選ぶと良い。
7~8割の人はフケが収まるだろう。
ただ、体質的な病気のために完治は難しいので、維持をする工夫は必要である。
治らない人の中には、コールタールシャンプーを試す人も多いようだ。
前述の通り、ミコナゾールとピロクトンオラミンを配合したシャンプーで、抗真菌シャンプーとして市販している唯一のものである。
「フルフル」は原因菌のMalassezia.furfur(という古い呼び名)からとっている。
(現在では遺伝子レベルで細分され、真の原因菌はマラセチア・レストリクタであろうと言われている。ちなみにアトピーではマラセチア・グロボーサが優位である)
要するに、5~15分程度の「浸け置き洗い」を強く推奨する。
最初は毎日使う。フケが収まったら、再発しない程度の間隔を開けて使う。
隔日 → 週2回 → 週1回…とするのが良い。
抗真菌薬による治療後は再発まで1ヶ月以上持つ事が多いので、月一メンテナンス程度まで持ち込めたら上々だろう。
人によっては一時的な体調不良により惹起された場合もあり、再発しない場合もある。
季節性の人もまた、冬のみ、或いは夏のみのアプローチで済むかもしれない。
商品名ではニゾラール、ジェネリックとしてニナゾン、ケタゾン、ニトラゼンなどがある。
抗真菌、抗炎症、皮脂抑制の三重の効果があるため、第一選択薬とされている。
ネットショップでの輸入頼りだが、コラフルより効果は高い。使用方法は同様である。
臭くて鼻が曲がる事でよく知られているが、ケトコナゾール無効例でも著効を示す事がある。
抗真菌効果もあるが、上記と最も異なる点は角質の再生作用を持つことではないかと思われる。
コールタールが俗にダイオキシン受容体と呼ばれる器官(AhR、芳香族炭化水素受容体)に反応し、角質を作り出すフィラグリン遺伝子を発現させる。
(アトピーではこのフィラグリン遺伝子の発現が低下していると言われている)
よってコールタールシャンプーが効くのは、抗真菌作用と角質再生作用(+フケとなった角質を溶解させる作用)によると考えられる。
世界で初めて人為的に皮膚がんを起こす事に成功した物質として忌避される場合もあるが、
アメリカのメイヨー・クリニックにおいて25年間に渡るゲッケルマン療法(コールタールを一晩塗布後、紫外線照射)の追跡調査の結果、
皮膚がんのリスク向上が認められなかったと結論されている。FDAもまた「治療における」コールタールの発がんリスクは小さいとしている。
亜鉛のピリジン誘導体による抗菌効果のあるシャンプーで、かつてこれを沈殿させずに使える技術は、世界でP&Gと花王のみが持っていた。
しかし、花王は風評被害に負けてこの成分の使用を止めてしまった。過去のシャンプー「メリット」である。
現在は甘草由来の抗炎症成分(ステロイドに似た分子骨格を持つグリチルリチン酸二カリウム)を配合している。
尚、ジンクピリチオンの抗真菌効果の機序は、「細胞内の銅濃度を増加させ、真菌の代謝に必要な鉄と硫酸基の結合を阻害することによる」らしい。
h&sは比較的安価であるため、コラフル離脱期から離脱後のメンテナンスに使うと良い。
無論、これ単体でも効果がある人は多い。
いずれのシャンプーにも共通する事だが、すすぎが不十分だと界面活性剤の残留成分が皮膚を荒らすので気をつけること。
オクトはオクトピロックスを配合したシャンプーで細菌への効果を謳っているが、抗真菌活性もあることは確認されている。
ただし、配合濃度ではマラセチア全菌株に対しては効果が不十分であり、コラフルのように相補的効果を持つ成分を配合しているシャンプーには劣ると思われる。
バルガスリンスはジンクピリチオン、イオウ(殺菌、角質溶解)、オクトピロックスを配合している。
(2014/11/29追記)
オクトで改善したがコラフルで悪化する人、上述のシャンプーがどれも効果がなかったが脱脂力の弱いシャンプーに変えると改善した人など、
シャンプーに対する反応は個人差がある。この文章を以って単純に優劣を決めないよう注意されたい。
これも著効例こそ多いのだが、一ヶ月以内の再発率が7割程度(だったと思う)あり、電撃戦向けである。
必要以上にステロイドを恐れる人が多いので少し書いておきたい。
Strong(強力)というのは、並の強さである。そのすぐ下の強さは、子ども用である。
ステロイドは皮膚も産生している。
ステロイドによる反動は、皮膚が依存症的にステロイドを産生しなくなるためではないか、という医師もいる。
連続使用は2週間程度として、抗真菌薬へ切り替えるなどが望ましい。
炎症が酷い場合には、クリームやローションの基剤自体が刺激になるため、ステロイドしか処方されない場合は多い。
特に炎症が酷い患者の中には、ステロイド+亜鉛華のみで治療が行われた人もいた(2ヶ月ほどで完治、再発はない模様)。
馬油はマラセチアのエサとなり増悪する場合もあるので、人を選ぶ。「栄養のある脂質」には注意を。
オリーブオイルはオレイン酸(遊離脂肪酸)を多く含み、マラセチアを培養するための必須成分として使われる。
セラミドは角質間脂質で保湿に大きく影響する。安いもので十分らしい。セラミドはグリセリンと相乗効果がある。
化粧品カテゴリは宣伝が凄まじく、インターネットの情報の中で最も汚染された分類ではないかと思うので、あまり書きたくないな...。
ミコナゾール、ケトコナゾールは同じイミダゾール系抗真菌薬である。
耐性はできにくいと言われているが交さ耐性があるので、効き目がない場合はブテナフィン、アモロルフィンなど属性の違う薬剤を試してはどうだろうか(医者嫌い向け)。
日経メディカルの「マラセチアには伸ばしやすいクリーム剤をという記事に「適応があっても効果が低い薬」という表があったので追加。
http://i.gyazo.com/e0d911d60bc91cc5355242efcc7994ba.png (←記事はログインが必要なため、別途画像のみ)
シャンプー話をしたついでなので書いておくが、某美容師のシャンプーサイトはあまり信じないように。
「AGAにおけるジンクピリチオンとケトコナゾールの比較」という医学論文中に毛髪の太さと抜け毛数を記録したものがあったので、
科学的に誤りのある記事に対してそのURLをつけて批判的なコメントを投稿したところ、記事ごと削除された上にコメントが承認制になった。
前述の汚染された情報源の一つで、ブコメでも批判派は少数でゲンナリしている。
最後に、私は医学的な素養は皆無なので、文中に誤りがあれば指摘して頂きたい。
以上。