はてなキーワード: 馬油とは
鼻の黒ずみ、洗顔直後は結構きれいになったりするが、その後のスキンケアが終わる頃にはまた黒くなっていたりする。
これの解決法が知りたいので、いろいろ試していることを書く。
診断系(アルビオン・イプサ・西武でしてもらったことがある)ではかならず「乾燥肌」と言われる。めちゃくちゃ脂出るのに……と毎回思っている。
黒ずみ以外のトラブルはあまりない。白ニキビがたまにできるかなくらい。
頬などの毛穴はみっちり引き締まっているわけではないが開いているという感じでもないと思う。
あとは眉間と顎の角栓が気になるかも。
朝に洗顔をする習慣がなかった。叩かないでほしい。
あまり外に出ないし、メイクの予定がある日でもビオデルマで拭き取るだけだったりした。
昨日ふと気づいて、起きたときに脂が出ているのだからと思ってクレンジングすることにした。
説明受けたときは「3回くらい水つけて乳化すると落としたときヌルヌルしません」ぐらいだったと思うのだけど、乳化の段階で汚れを落としているような気がするので、オイル付けて擦る時間と乳化させて擦る時間を同じくらいにしてみてる。
外出予定がなければ入らなくても平気な人間だったが、3ヶ月前から毎日入っている。叩かないでほしい。
ちなみに朝洗顔する習慣がなかったため、洗顔=風呂であり、風呂に入らなければ顔も洗っていない。
温スチーム→風呂→スチーマーのなんかのモード を3ヶ月前からほぼ毎日やっている。それまで3日に1回くらいしか風呂入れなかったのに。
やる気のある日を細分化すると 温スチーム→洗顔→毛穴パック→風呂→化粧水・シートマスク→スチーマー これくらいやってる。
正直入浴前の温スチームは効いてると思うけど入浴後の謎モード(温冷交互に出たりするやつ)はモードいろいろ試してもよくわからない。でもパナを信じている。
かなり昔にサロンで何年かやっていたが、最近医療脱毛を2回やった。
多分これに行くのが一番早いんだろうけど最終手段みたいになっている。
1回やってみようかな。ピーリング系でいいのかな。
目と耳と口に馬油ぬってだまってろ
7.ジャイナ教
(1)ジャイナ教とは
・ 仏教と同時代(B.C.5 世紀頃)に開かれた、インドの宗教の一つである。
・ ジャイナ教徒は、インド以外の国にはほとんど存在しない。インド国内に
は数百万人いるとされ、ほとんどが商業、特に宝石や貴金属を扱う仕事に
(2)ジャイナ教
①食に対する意識
・ 宗教が生活の土台となっており、食生活を含め、個人の宗教や信条を遵守
する。食事の規制事項があり、口に入れる食材に対して非常に気を遣う。
・ 不殺生を教義で重要視しているため、日常生活の中で、あらゆる生物(動
物、植物)を殺したり、誤って傷つけたりしないように、細心の注意を払
う。
・ 厳格なジャイナ教徒は、誤って虫を殺さないように、火を使って調理する
ことを避け、また調理と食事は日中(手元の明るい時間帯)に済ませる。
・ 生物全般が食材に使えないため、豆類、葉野菜と茎野菜(根菜以外)を中
心とした食事になることが多い。
-肉全般、魚介類全般、卵、根菜・球根類などの地中の野菜類、ハチミ
ツ
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※厳格なジャイナ教徒には、肉類を料理した調理器具が使われること
を忌避する人もいる。
※「鰹節の出汁」も対象であり、注意が必要となる。この場合には、「昆
※「ブイヨン」「ゼラチン」「肉エキス」には鶏・牛・豚・魚の肉や骨
※「バター」(牛乳の脂肪)、「ラード」(豚の脂肪)、「ヘット」(牛の脂
肪)、「魚油」、「馬油」などの動物性脂は、調理時に注意する必要があ
※厳格なジャイナ教徒は、土を掘り起こして小生物を殺すことを避け
るため、根菜(大根、にんじん、ゴボウ、カブなど)も食べない。
<食事内容>
・ 人によって宗教上の食の禁止事項が存在することがあるため、相手の食べ
られないものを事前に把握しておくことが望ましい。豆類、葉野菜と茎
<サービス>
・ ジャイナ教徒の特性を理解したうえで、食べられない食材について必ず確
<情報提供>
・ 料理の食材が明確でないと安心して食べることができないため、オーダー
を受ける際には、料理に含まれる食材・含まれない食材(肉、魚、卵、
・ 厳格なジャイナ教徒は、誤って空中の虫を口の中に入れてしまわないよう
に、マスクをして歩く。
・ 厳格なジャイナ教徒は、誤って足下の虫を踏みつぶしてしまわないように、
座る前に足下をほうきで掃く。
自分もほぼ同じ状況だ
勧められて買ったが、買った数日は使いにくかった
知人からは3日で慣れるよと言われたが、実際慣れるまで1週間、使いこなすくらいまでは1ヵ月くらいかかった
使ってからもう1年以上たつが、普通のマウスに乗り換えができないくらい使い心地が良くなってしまった
LogicoolのMX3買って元のマウスに戻そうとしたが、MX3が使いにくく感じ自宅用に回してしまったくらいである
Logicoolオプションは下記の設定にしている(その他はデフォルト)
ちなみに角度は立てた状態(30度だっけ?)
これが割とたまりやすく、トラックボールを外して掃除は必須(2日に1回は掃除しているくらいの感覚)
また、トラックボールの滑りが悪いと感じたら、人の油(鼻とか)を塗るといい。汚いと思うなら馬油を塗ると気持ちよく動く
自分はハンドクリーム変わりに馬油を塗り、そのついでにトラックボールを外して一緒に塗っている
リボ払いの残金をパチスロで返そうとする女とか、馬油を信仰する女や個性的な面々で、やりとりを見ているだけでも面白い。
ある日、「休みの日に何をしてるの?」と職場で聞かれたとき、「アル中カラカラの動画を見ている」と答えたら、変な反応をされたというマシュマロが来ていた。
まず、アル中カラカラが、よくわからない。でも、休日にアル中の動画を見ているという時点で、おかしな目で見られるんじゃないの?
とマシュマロを受け取った方は、答えていた。
私はゾッとした。
このマシュマロを送った人は、アル中カラカラをエンタメとして楽しむことが一般的だと思い込んで、それに違和感がなかったのだ。
SNSは、自分が見たい情報だけをフォローすることで、偏った情報ばかりが流れ込んでくる。
その世界を、平等にサンプリングした結果としてではなく、偏ったところのみをサンプリングした結果だと認識してなければ、自分の常識がどんどん非常識になってしまう。
今年31歳になる男だけど、去年下半期から肌荒れが収まってきたので記録的な意味もふくめて方法を書く。
とはいえ、これだけが正しいわけじゃないし今荒れてない人はそれでいいと思う。
おでこらへんは脂性で、ほかは乾燥肌。常にインナードライぎみ。あと化学物質、特に界面活性剤に弱くて、顔とか胸部とか背中が荒れたりかゆくなったりしやすい。
基本的に刺激が弱いものだったり、界面活性剤が弱いものを使っている。
食べるものは改善前後で変化してない。サラダなんかほとんど食べないし、ほとんど外食。甘いものも揚げ物も好き。後者はカロリー的な問題で若いときほど食べていないけどね。
化粧水。セラミド補給。120mlを1月半ぐらいで使いきっている。amazonで3千円以下になったら買いどき。
ネットの評判がいいから使っているけど、こだわりはない。ちなみにamazonは高いからドラッグストアで買ったほうがいい。
富士 awahourあわわ ってやつ。こだわりはない。
たっかいスチーマー美顔器。機能が少ない型落ちの中古を使っている。amazonで7千円だった。
鼻の角栓とるやつ。スチーマーつきもあるけど意味ないから、スチーマーなしの安い型でいい。
塗り薬。キュアレアは顔のかぶれ、かゆみに。ペアアクネクリームは吹き出物、ニキビに。肌が落ち着いてから使わなくなったけど、効果があったのはこの二つ。
界面活性剤がマイルド。今はエイジングケア? を使っているけど、敏感肌用のほうがいい。
髪にいい成分で選んだやつ。使ってもほとんどすすいでしまうので、製品によって違いがでるかはわからない。
オーガニックオイルのみのスタイリング剤、ヘアケアオイル。amazonとかは偽物や粗悪品ってレビューが多い。ビューティーパークなんかの正規通販か美容室で買おう。
https://www.forcise.jp/i/4540688145366
衣服用洗剤。洗剤が残りにくいらしい。何年も部屋干しだけど臭くなったことはないし安いし、肌弱くない人にもおすすめ。
お湯、シャンプーに関わらずめっちゃすすぐ。トリートメントもかなりすすぐ。シャンプー、トリートメント、それをそそいだ水ができる限り顔にかからないようにする。
汗かくの大事。シャンプー&トリートメントしたときは、髪からの雫がなるべく湯船に入らないようにする。
頻度多くすると毛穴が炎症おこすので注意。これやっても角栓とれない人は、そもそも詰まってないから大丈夫。
顔はあてる感じで優しく。シャンプー&トリートメントしたときは、髪をふいたところであんまり体をふかないようにする。
スチーマー美顔器以降はなくてもいいけど、やると明らかに調子がよくなる。ヒフミドとかの量は朝と一緒。ちなみにスチーマー美顔器のあとは、キッチンペーパーをあてるようにしてふいてる。処理が簡単なのと、肌に優しいと聞いたので。
中学だか高校のとき、大学のときの二回しか行ってないけど効果はなかった。両方違う病院だったのに両方とも対応が雑だったのもあって、いい印象がない。あと、今は市販薬でも処方箋と同じ成分のものがある。
お湯洗髪、水洗顔などを推進するプロジェクト、ブランド。ここが化学物質に弱いということを知ったきっかけで、お湯洗髪と水洗顔もここから。お世話になったけど過信は禁物。肌荒れで悩んだ期間≒ここの理論を実践した期間で、万人に適用できる内容じゃないことは俺の16年が証明している。オリジナル美容品も売っていて、ビタミンパックは確実にシミとか色素沈着が薄くなるはず。
1万5千円ぐらいするマイクロナノバブルシャワーヘッド。今も使ってるけど、効果よくわからない。
界面活性剤のかたまりなので、かゆくなったり荒れたりしやすくなる。
とはいえ、髪はお湯だけじゃ限界があるので、様子をみながら使っている。
髪にあたってるところがかゆい人は界面活性剤に弱いので注意。
体臭強い人は、ボディソープもてきどに使ったほうがいいのかも。
頭皮も顔もかゆくなるし、肌荒れにつながる。ポリッシュオイルとかのピュアオイル系じゃないと無理。オーガニックヘアワックスは試していない。
化膿した吹き出物の塗りお薬。水洗顔のみの時期、洗顔をする時期に使用。塗るとすぐ肌荒れに。
上記と似た薬。違うのは、市販薬で唯一カビが原因の吹き出物にも効くこと。水洗顔のみの時期、洗顔をする時期に使用。効果がよくわかんなかった。
一年以上飲んでいるけど、個人的には肌荒れに効いている感じはしない。
普通のヨーグルトから、ビフィーナS、新ビオフィルミンS錠まで。一年以上飲んでいるけど、個人的には肌荒れに効いている感じはしない。
半年以上飲んでたサプリ。水洗顔のみの時期に使用。個人的には肌荒れに効いている感じはしない。
肌荒れに効くっていうアプリ。水洗顔のみの時期、洗顔をする時期に使用。個人的には肌荒れに効いている感じはしない。
馬油。水洗顔のみの時期、洗顔をする時期に使用。ホホバオイルはノンコメドオイルだけど、こっちは吹き出物の原因になりえる。ちょっとセラミドが入ってるから、つけると肌の水分量はあがる。俺には効果わからず。
化粧水。水洗顔のみの時期に使用。皮膚科でも処方されるヘパリン類似物質を配合している。ただ、このヘパリン類似物質は血行促進効果もあって、肌が薄い人とかは顔が赤くなってかゆみがでる。一本使い切ったけど自分には効果がなくて、ちょっとかゆみもあった。
水洗顔のみの時期に使用。肌に塗るものとしては最後の砦。ただワセリンは油で膜を作って蓋をするだけなので保湿しかできない。セラミドみたいに肌の水分量を増やす効果もなければ、塗り薬みたいな成分もない。おまけに蓋をするので、毛穴は詰まりやすくなる。ベタベタするのも含めて合わなかった。
化粧水+乳液のオールインワン。水洗顔のみの時期に使用。肌がもちもちになったけど、肌に蓋をする機能が強くて使用2日目で吹き出物ができてしまった。ただ、洗顔ちゃんとすると違うかも。
妊娠してから旦那と「赤ちゃんにおっぱいあげてて感じちゃったらどうしよう」とか話してたんだけど、実際生まれておっぱいをあげてみると、めちゃくちゃ痛い。
そもそも旦那は乳首を舐めるわけだが、赤ちゃんは舐めるわけではない。上顎と舌でしごき出すらしい。
牛の乳搾り体験を思い起こしてほしい。乳首を舐めたって乳は出ない。
生まれてすぐは、赤ちゃんは生きてるだけで精一杯な感じでおっぱいも上手に吸えない。だんだん力強く吸い付いてくるようになるが、お口が小さいので乳首の先っぽをチュクチュクしてくる。
1日8回とか、人によっては20回とか、一回につき片乳5〜10分間乳首の先を摩擦され続けると、擦りむける。人によってはパックリ割れる。これが痛い。乳首に傷が出来ても、治す暇なくまた乳首をチュクチュクさせなきゃいけない。
大した傷じゃねーだろと思うかもしれないが、指先にできた傷をかさぶたができる前に10分間擦り続けると想像してほしい。かなり痛い。
私だけが特殊なのだと思われるかもしれないが、私が出産した病院の授乳室にはラップを5センチ四方にカットしたものが常備してあり、授乳後の乳首に馬油を塗ってラップでパックすることが推奨されていた。馬油は赤ちゃんの口に入っても問題ないらしい。保湿することで傷を防ぐのだ。私はこれで予防に努めたが、それでも傷はできた。
ネット上にも授乳で乳首を痛めた悩みが沢山出てくる。まじで痛い。
生まれて1〜2ヶ月もすると、赤ちゃんも先っぽをチュクチュクせずに乳首の根元からゴクゴク飲めるようになるし、母親の乳首も柔軟性がついてきて、痛くなくなる。そうなれば、イメージ通りの微笑みながらの授乳ができるようになる。
http://anond.hatelabo.jp/20140202201656
ブコメ等読みながら、ここは一つ書いておくかという気になった。
フケ症の原因の大半は、脂漏性皮膚炎と言われている。
診断は難しい部類に入る。
脂漏とは皮脂分泌が多い事を指しており、皮脂分泌の旺盛な部位(脂漏部位)に発生する皮膚炎なので、このように呼ばれている。
原因は究明されていないが、第一に好脂性真菌マラセチアが皮脂を分解する際に発生する、遊離脂肪酸(オレイン酸)の刺激によると言われている。
Mincleという受容体がマラセチアの菌体に反応する事もわかっている(結核菌にも反応する防御機構である)。
カビの生育は温暖湿潤な環境が適するが、脂漏性皮膚炎は寒い時期に好発することから、乾燥や皮膚の血流量も関係すると考えられる。
また、ストレスや免疫も影響し、顔面神経麻痺でも起こることから皮脂の淀みも関係があるという説もある。
免疫力アップ、体質改善、運動、食事制限(脂質を避ける)など様々な意見や方法がある中で、最も外部からコントロールしやすい方法が抗真菌薬による治療である。
医薬品では一般名ケトコナゾール(製品名ニゾラール)が用いられる。
抗真菌活性のより高いと考えられる薬剤は他にもあるが、ニゾラールには抗真菌作用の他、抗炎症、抗アンドロゲン(皮脂抑制)効果が認められており、脂漏性皮膚炎の第一選択薬である。
頭皮は毛髪のために薬剤の塗布が難しいため抗真菌シャンプーを使うのが良いが、日本ではケトコナゾールシャンプーが市販されていないため、コラージュ・フルフル(ミコナゾールと相乗効果のあるピロクトンオラミン(オクトピロックス)を配合)を選ぶと良い。
7~8割の人はフケが収まるだろう。
ただ、体質的な病気のために完治は難しいので、維持をする工夫は必要である。
治らない人の中には、コールタールシャンプーを試す人も多いようだ。
前述の通り、ミコナゾールとピロクトンオラミンを配合したシャンプーで、抗真菌シャンプーとして市販している唯一のものである。
「フルフル」は原因菌のMalassezia.furfur(という古い呼び名)からとっている。
(現在では遺伝子レベルで細分され、真の原因菌はマラセチア・レストリクタであろうと言われている。ちなみにアトピーではマラセチア・グロボーサが優位である)
要するに、5~15分程度の「浸け置き洗い」を強く推奨する。
最初は毎日使う。フケが収まったら、再発しない程度の間隔を開けて使う。
隔日 → 週2回 → 週1回…とするのが良い。
抗真菌薬による治療後は再発まで1ヶ月以上持つ事が多いので、月一メンテナンス程度まで持ち込めたら上々だろう。
人によっては一時的な体調不良により惹起された場合もあり、再発しない場合もある。
季節性の人もまた、冬のみ、或いは夏のみのアプローチで済むかもしれない。
商品名ではニゾラール、ジェネリックとしてニナゾン、ケタゾン、ニトラゼンなどがある。
抗真菌、抗炎症、皮脂抑制の三重の効果があるため、第一選択薬とされている。
ネットショップでの輸入頼りだが、コラフルより効果は高い。使用方法は同様である。
臭くて鼻が曲がる事でよく知られているが、ケトコナゾール無効例でも著効を示す事がある。
抗真菌効果もあるが、上記と最も異なる点は角質の再生作用を持つことではないかと思われる。
コールタールが俗にダイオキシン受容体と呼ばれる器官(AhR、芳香族炭化水素受容体)に反応し、角質を作り出すフィラグリン遺伝子を発現させる。
(アトピーではこのフィラグリン遺伝子の発現が低下していると言われている)
よってコールタールシャンプーが効くのは、抗真菌作用と角質再生作用(+フケとなった角質を溶解させる作用)によると考えられる。
世界で初めて人為的に皮膚がんを起こす事に成功した物質として忌避される場合もあるが、
アメリカのメイヨー・クリニックにおいて25年間に渡るゲッケルマン療法(コールタールを一晩塗布後、紫外線照射)の追跡調査の結果、
皮膚がんのリスク向上が認められなかったと結論されている。FDAもまた「治療における」コールタールの発がんリスクは小さいとしている。
亜鉛のピリジン誘導体による抗菌効果のあるシャンプーで、かつてこれを沈殿させずに使える技術は、世界でP&Gと花王のみが持っていた。
しかし、花王は風評被害に負けてこの成分の使用を止めてしまった。過去のシャンプー「メリット」である。
現在は甘草由来の抗炎症成分(ステロイドに似た分子骨格を持つグリチルリチン酸二カリウム)を配合している。
尚、ジンクピリチオンの抗真菌効果の機序は、「細胞内の銅濃度を増加させ、真菌の代謝に必要な鉄と硫酸基の結合を阻害することによる」らしい。
h&sは比較的安価であるため、コラフル離脱期から離脱後のメンテナンスに使うと良い。
無論、これ単体でも効果がある人は多い。
いずれのシャンプーにも共通する事だが、すすぎが不十分だと界面活性剤の残留成分が皮膚を荒らすので気をつけること。
オクトはオクトピロックスを配合したシャンプーで細菌への効果を謳っているが、抗真菌活性もあることは確認されている。
ただし、配合濃度ではマラセチア全菌株に対しては効果が不十分であり、コラフルのように相補的効果を持つ成分を配合しているシャンプーには劣ると思われる。
バルガスリンスはジンクピリチオン、イオウ(殺菌、角質溶解)、オクトピロックスを配合している。
(2014/11/29追記)
オクトで改善したがコラフルで悪化する人、上述のシャンプーがどれも効果がなかったが脱脂力の弱いシャンプーに変えると改善した人など、
シャンプーに対する反応は個人差がある。この文章を以って単純に優劣を決めないよう注意されたい。
これも著効例こそ多いのだが、一ヶ月以内の再発率が7割程度(だったと思う)あり、電撃戦向けである。
必要以上にステロイドを恐れる人が多いので少し書いておきたい。
Strong(強力)というのは、並の強さである。そのすぐ下の強さは、子ども用である。
ステロイドは皮膚も産生している。
ステロイドによる反動は、皮膚が依存症的にステロイドを産生しなくなるためではないか、という医師もいる。
連続使用は2週間程度として、抗真菌薬へ切り替えるなどが望ましい。
炎症が酷い場合には、クリームやローションの基剤自体が刺激になるため、ステロイドしか処方されない場合は多い。
特に炎症が酷い患者の中には、ステロイド+亜鉛華のみで治療が行われた人もいた(2ヶ月ほどで完治、再発はない模様)。
馬油はマラセチアのエサとなり増悪する場合もあるので、人を選ぶ。「栄養のある脂質」には注意を。
オリーブオイルはオレイン酸(遊離脂肪酸)を多く含み、マラセチアを培養するための必須成分として使われる。
セラミドは角質間脂質で保湿に大きく影響する。安いもので十分らしい。セラミドはグリセリンと相乗効果がある。
化粧品カテゴリは宣伝が凄まじく、インターネットの情報の中で最も汚染された分類ではないかと思うので、あまり書きたくないな...。
ミコナゾール、ケトコナゾールは同じイミダゾール系抗真菌薬である。
耐性はできにくいと言われているが交さ耐性があるので、効き目がない場合はブテナフィン、アモロルフィンなど属性の違う薬剤を試してはどうだろうか(医者嫌い向け)。
日経メディカルの「マラセチアには伸ばしやすいクリーム剤をという記事に「適応があっても効果が低い薬」という表があったので追加。
http://i.gyazo.com/e0d911d60bc91cc5355242efcc7994ba.png (←記事はログインが必要なため、別途画像のみ)
シャンプー話をしたついでなので書いておくが、某美容師のシャンプーサイトはあまり信じないように。
「AGAにおけるジンクピリチオンとケトコナゾールの比較」という医学論文中に毛髪の太さと抜け毛数を記録したものがあったので、
科学的に誤りのある記事に対してそのURLをつけて批判的なコメントを投稿したところ、記事ごと削除された上にコメントが承認制になった。
前述の汚染された情報源の一つで、ブコメでも批判派は少数でゲンナリしている。
最後に、私は医学的な素養は皆無なので、文中に誤りがあれば指摘して頂きたい。
以上。