はてなキーワード: 初恋とは
彼は、ちょっと考えさせてくれと答えた。
でも君は好きだ、一生一緒にいたい。暫く考えたい。
そう言われて半年待ったけど音沙汰がなかった。
(既婚者だったというオチでもない。)
これがね、せめて私が結婚してから3年以内ならね、まだ切ない初恋の残骸として笑って流せたけど
私、結婚してから15年経ってんだけど。上の子供は中学生なんですけど。
何この人。タイムスリップしてきたの?
今までずっと私の事を考えに考えて、ついに結婚相手として合格が出たんだってさ。
やっぱり君だ、って言われたよ。
有り難いけど私もう家庭があるから。お互いもうすぐ50だよ?時間は有限だよね。
考えなきゃならない事はもう別にあるんじゃない?と言って店を出た。
「時間を自分の為にしか使えない人とは無理です」って返しておいた。
「女性は出産限界があるって考えてなかったよ、ごめん」って返信がきたので、
あー本当この人駄目だな分かってないなって思ったので
「15年後にお返事します。考えさせて下さい」と返信しておいた。
30歳、独身女性です。
これまで30年間生きていて、一度も結婚したいと思ったことがありません。
かといってひどい抵抗もありません。
小さいころから男の子と遊ぶのが好きで、女の子扱いが非常に苦痛でした。
23歳の時に告白されて男性とお付き合いしましたが、結局後輩に寝取られました。
男性でも結構いけると思ってた矢先でしたので、荒れに荒れました。
今思うと、自分のような女なんだか男なんだかわからない女と結婚させられなくて、彼にとっては良かったのだと思っています。
今のところ完治する方法のわからない精神病にもかかり、仕事もうまくいかなくなりました。
生きる気力を失っていた時に、私はささやかな正義感から一人の男性の命を救いました。
彼は見た目はいかついですが、非常に女性的でこまやかで、私に足りないものをどんどん補ってくれました。
いつしか、私は人並みに家事や社会的な仕事をこなし、大きな夢も持つことができました。
その仕事で詰まってしまうところがあっても、彼が必ず解決案を提示してくれるので助かっています。
向こうの気持ちはあまり私にはないようですし、(感謝はしていると言ってますが)私も自分の気持ちを押し付けたくはありません。
それに結婚するとしたら、私の籍に入ってもらって、一家の大黒柱になりたという気持ちがあります。
彼はあまりその辺にこだわりはなさそうなので、そういう意味でも結婚したいな…とは思っていますが、気持ちがむいていない以上どうしようもないです。
そういうわけで結婚はしなくてもいいか、と思っているのですが…
ただ、周りの人やネットを見ていると、「30過ぎて独身は負け組」というレッテルが貼られているので
「もしかして焦らなくてはいけないんだろうか?」という焦りがあります。
「恋に恋する」みたいな状態なのかもしれません。
大学から五年間付き合っている相手がいる。頼れる相手だし、一緒にいて安心感を得られる。むこうから告白されて付き合っているが、今ではわたしも劣らず好きだ。
お互いに就職して、いまでは会えるのは週二日だが、平日でもLINEで頻繁に連絡を取り合っている。
わたしたちは決して周りに引けをとらないくらい、上手くいっていると思う。喧嘩も少ない。相手のことを愛しているし、愛してもらっている。
ふたりの年収が合わせて500万を越えたのを確認した時には、朝まで酒を酌み交わした。
このさき何も起きなければ、わたしたちは結婚する事になるだろう。そしてそこそこ幸せな家庭を作るために汗を流す。
でも死ぬときに最後に思い浮かべるのは、初恋の人だ。今の相手ではなく。そんな確信がある。
わたしと初恋の人は、特別仲が良かったわけではない。ひょっとしたらあの人は、わたしのことなんて忘れているかもしれない。
それでもあの人との思い出は、今でも心の深い部分に澱のように溜まっていて、ふとした時にそれが舞い上がって、わたしの感情になっている。そんな気がする。
今の相手に、本当に誰かを好きになったことってある?と聞いてみたことがある。
屈託のない笑みで、君の事が好きだ。と即答された。
わたしは微笑むしかなかった。
「あれ?母さん?おかしいな、さっきまで一緒にいたのは俺の彼女だったような・・・ ・・・あ、そうか、これ夢だ。」
『明晰夢』とは、夢の中で、これは夢だと気づくことです。
夢の中で、空を飛び、どこまでも走り続け、もう会えなくなってしまった大切な人に会うことができます。
多くの『明晰夢』は朝に見るので、朝、誰にも邪魔されないで、自分のペースで起きられる方は、参考になるかもしれません。
なお、あらかじめ断っておきますが、セックスはできません。理由は後述します。
さらに、このスキルも再現確率が低いです。私の場合10夜に1回くらいです。
それでも良いという方は、続きをお読みください。
毎朝起きた時に、かならずその日見た夢をメモするようにします。
このために、ノートとペンを用意し、枕元においておきましょう。
ペンは引っかかりが少なく、乾きにくく、滑らかに書けるものがいいでしょう。私はジェットストリームを愛用しています。
『明晰夢』は多くの場合、明け方、目が覚める直前、眠りと覚醒の間にいるときに見れることが多いです。
もちろんそうもいかない方々も多いでしょうが、定刻就寝を厳密に習慣づければ、覚醒時刻をコントロールすることは不可能ではありません。
頑張ってみてださい。
これは実は、なぜ効くのか明らかになっていないのですが、
ある種のブルーチーズを寝る前に少量食べることで、『明晰夢』への突入確率を飛躍的に高めることが可能です。
インターネットの情報によると、スティルトンと呼ばれるチーズが効果が高いそうですが、
私の経験では”臭いチーズ”なら、だいたい同じように効果があるようです。
自分の手をじっと見つめて、開いたり閉じたりしてみてください。その感覚を忘れないようにしてください。
これは夢の中で”これは夢だ”と気づくために、有効な手段です。
夢の中で自然に、この動作を行えるように、あらかじめ訓練しておきましょう。
ふと気づいた時に、何気なくできるように習慣づけてください。
準備は出来ましたか?
と言っても、おそらく一度では『明晰夢』は見られません。あなたは繰り返し何度も試してみることになります。
夢の中での「意識」の状態は
「主人公」>「映画を見ている観客」>「泡のように浮いてきたり消えたりする色々な雑念」> (ブラックアウト)
の順になっていて、それぞれの段階を行ったり来たりします。
雑念がイメージとしてまとまって、ストーリーのある映画のようになるタイミングに注意してください。
そこで訓練していた「手を見て、開いたり閉じたりする」ができると、あなたは自分の「意識」を夢の中で取り戻すことができます。
「やった!『明晰夢』入れた!」
舞い上がって、初恋の女の子を探しまわってしまいたくなります。
でもちょっと待って。落ち着いてください。
夢の中で”現実的でないこと”を行うと、リアリティは消失してしまいます。
主人公の資格は剥奪され、映画は意味のない映像の束に戻ってしまいます。
もし気づいた時にあなたが、ビルの中にいたなら、窓から飛び降りてはいけません。
窓から周りを見渡すくらいにしておきましょう。
夢の中の体験はすべて、現実世界であなたが体験したことを元に、構成されています。
空をとぶ体験は、ブランコを高く漕いだ時のイメージを元にしています。
水に潜り、息苦しさと冷たさを感じることができます。それをしたことがあるからです。
雪の中にダイブして、氷の粒が砕ける音を間近に聞くことができるのは、それをしたことがあるからです。
誰かを抱きしめた時に感じる温もりは、幼い時にお母さんに大切に抱きしめられたからです。
あなたの体験は頭の深くにプールされていて、「無意識」下で鮮やかにリアルに、呼び起こすことができます。
『明晰夢』をリアルにするために、現実世界で経験を積んでください。
そして、あなたが”現実にできたかもしれないこと”を夢の中でやってみましょう。
初恋のあの人ととりとめのない話をしたり、嫌な上司に面と向かって文句を言ったり、ビルからビルに飛び移ったり、走ったり、笑ったり、、、
ノーリスクでやりたい放題、楽しみましょう。
(ただし、夢の中でセックスしようとしてはいけません。夢の中で興奮すると、すぐに目が醒めてしまうからです)
夢の中で、同じことを繰り返したり、じっと同じ場所に居続けると、夢は意味のない映像の束に戻り、あなたは『明晰夢』からはじき出されてしまいます。
これはおそらく、脳が、新しくない・面白くない情報を”不要”とみなして注意対象から除外するためです。
脳に見えているものだけが、「無意識」下でリアルさを生みだしていきます。
夢の中では常に動きまわり、色んな物を観るようにしましょう。
(脱線しますが、夢の中で鏡を見ると死ぬ、という都市伝説があります。
しかしそれはデマです。私は過去に一度だけ、夢の中で鏡を見たことがありますが、今もこうして生きています。ただし鏡には自分の姿は映っていませんでした)
ふたたび、「自分の手を見て、開いたり閉じたりする」動作を試みてください。
それでもダメなら、地面を拳でガンガン叩いてみましょう。うまく戻れる場合があります。
『明晰夢』の成否にかかわらず、すぐにノートに夢の内容を書き留めてください。
文章として意味を成す必要はありません、誤字など気にせず、思い出したままに書きなぐってください。
一度に取れるノートの量は日に日に増えていくでしょう。
一度に取るノートの量が多くなるほど、夢は鮮明になり、『明晰夢』に近づいていきます。
はじめは”彼女と一緒に道を歩いていたら、母になった。”
くらいしか思い出せませんが、
慣れるとA4いちページを簡単に埋め尽くせるようになります。
夜を重ね、ノートが集まってきたら、それらを読み直して、共通のモチーフが出てきていないかをチェックしましょう。
共通のモチーフを気に留めておくことで、夢の中で自覚しやすくなる効果があります。
十分に『明晰夢』に慣れると、夢の中で文字を読むことができるようになります。(慣れないうちは文字はグチャグチャになって見えます。看板に”巨頭オ”って書かれてたり)
ただし、夢の中での時間は現実世界の時間と変わりませんので、夢の中で勉強する、というのは無理です。
以上です。
きみはオデコが広いことを理由に、友だちに散々、「ハゲ!」「ハゲ!」っていわれてきた。さぞかし辛かったね。
ハゲる人もいるけど!僕は違う!なんて、虚勢を張ってた君だけど、
おやじの頭を見ないように、見ないようにしていたこと。僕は知っているよ。
だが現実から目をそらすな。どうにもならないことがこの世界にはある。おまえはハゲるのだ。
きみの時代には想像もつかなかったことだろうけど、君が親に隠れてコソコソ、夜な夜なエッチな画像を探すための手段に過ぎなかったインターネットというものは、それからとても発展するんだ。
Facebookというサービスが生まれる。きみもそれに触れることになる。
そして見つける。
きみが結局告白できなくて、離れ離れになってしまったクラスのアイドル。清楚で素敵、可憐なあの子。
彼女がデブっている。それどころかガングロにさえなっている。きみはそれを見つける。
きみの瞳から色が抜ける。
でもどうしようもない。Facebookのような実名インターネットの普及を止めることができないように、僕がなにを言おうとも、好きな子の名前を検索したい青年男子のリビドーを、妨げることはできないだろう。
かくして悲劇は起こる。誰にも止められない。
これをきみに言ったなら、おそらくきみは口をへの字に曲げ、何言ってんだこいつ、という表情を浮かべるだろう。
きみは将来、クルマを運転するようになる。車道を走る危険や、それを回避する方法など、クルマの世界の危険な現実を知る。
そしてそれを知ったあとでは、もう、あの時間のつつみこまれるような安心感は帰ってこない。それと比べられるほどの体験を、二度とすることはない。
それだけじゃない。今のきみには想像もできないだろうが、親は死ぬ。
親は、死ぬ。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/voiceactor/1389757644/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389713864/
そして、あいも変わらず、ファンの対応は祝賀ムードと心を大きくかき乱される人々とで二分されております
なぜ、声優の結婚で心がかき乱される人がいるのか、勝手に考察してみます
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/15(水) 02:55:26.99 ID:GGdYUXXe0
309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/15(水) 02:16:30.25 ID:xbKDiinG0
そのまま院へ進んで就職する
そして多くの職場にもないんだよ
嗜むのはかなり一般的なこと
するとね、一番身近な女性って
声優になるんだよ
週に一回はトークが聴ける
ラジオってその人の素の部分が
出ることが多いから
その人の声、仕草、会話の間が合えば
どんどんハマってく
ある意味週に一回30分その人と
話したみたいな体験ができるんだ
そしてそこそこの声優だったら月に一回くらい
生で見れちゃう一番身近なんだよ
恋しちゃうに決まってるじゃん
とあります
心をかき乱されている人たちがすべてそういう人とは限らないと思うが、こういう人が多いんじゃないかと思います
一見すると女性経験に乏しく、そういう人が疑似恋愛的に声優に入れ込んでしまった結果、声優オタクと呼ばれる層のうちでもコアな層が勝手に心をかき乱されているように見えるが、そうじゃないと思います
一つ一つはとても些細な事で、当たり前のこととして受け止めている事例でも日常生活で声優の結婚に心かき乱される人ほどではないけれど心がざわめく瞬間というのは多いと思います
例えば、昔付き合っていた彼女なり彼氏が別の誰かと付き合っているということを知った時なんかがそれに当たると思います
初恋でそのまま結婚しない限りそういうことはままあるわけで、そういった瞬間に少なくとも自分は心がざわめくのを感じます
あるいは本気で付き合っていた人と別れて、その人が別の人と付き合っていることは知っていたけど、やはり結婚したなどということを聞くと心がざわめき、口先では祝福を述べられても、心の奥底が淀むことがあります
そこまでいかなくても、気になっている人が自分以外の人に気があったり付き合っていたりするとやはりざわめくまでは行かないけれど少し落胆します
日常生活において、こういった心のエネルギーをじわじわと消費するイベントは乱発しているわけではないと思うけど、こういった時に多くの人がどうしているかというと情動中心型のストレスコーピング反応を無意識に行っているのだと思います
具体的に言えば「まぁ、仕方がない」と考えてみたり、「もう自分とは恋愛的な意味で縁がなかったことなのだからしょうがない」など……
件の心をかき乱されている声優ファンはココでつまずいているのだと思います
一般にコーピング反応は学習できることされていて、前回のコーピング反応でうまくストレスに対処できた方法があれば同様の方法でストレスを処理しようとします
そして学習することで学習したことを活用しながら前の段階より強い類似したストレスにも対応することが可能になることが示唆されています
つまり、ドラゴンボールの亀仙人が悟空たちにやった重たい亀の甲羅のウェイトを徐々に重くしながらやっていけばいつの間にか重たいウェイトを背負っても大丈夫になってた的なあれです
つまり、声優の結婚で心をかき乱されている層の一部にはこのコーピング反応の学習が乏しい人がいるのではないかと思います
言わずもがな異性経験が少ないことが挙げられますが、これは端的に経験の数が少ないことが問題なのではないと思います
ストレスとして「あの子が気になるけどうまく告白できないなどというかわいい悩みを持つ段階」から「昔好きだった子が自分の知らない誰かと結婚してたことを知る段階」というのは突然にやって来るわけではなく、その間に交友関係の中でコーピング反応を学びその次の段階次の段階へと活かしながら何とかやっていって、やっと「昔好きだった子が自分の知らない誰かと結婚したことを知る段階」のストレスにうまく対処できる様になっているのだと思う
逆に言えば、過剰に心をかき乱されている=ストレスコーピング反応がうまくできていない人というのはこれらの途中の学習段階をすっ飛ばして「ちょっと気になるあの子(声優)」から「ちょっと気になるあの子が自分の知らない誰かと結婚したことを突然知る」という段階を急に体験して、未経験の巨大なストレスに混乱している状態と取れると思います
また、「あの子が気になる」段階を何回繰り返しても学習の深まりはその回数に対数関数的な曲線でしか伸びず、ある程度繰り返すとあまり学習は進まなくなると思います(ゲームだったら最初の町を出たところでザコ敵をボコ殴りにしてレベルカンストなんてこともできますが、それも非効率的ですし、リアルで自分より弱い敵をボコ殴りにして練習したからといって自分の経験値が上がるかというと疑問です)
つまり、調子こいてサボっているといくら高校の頃の貯金があるからといってイプシロンデルタあたりで早々に洗礼に会うのと似て段階的な学習が重要ということです(イプシロンデルタあたりで躓く奴なんてたかが知れてますが←)
万事に対して学習不足な子供はうまくいかないことがあるとものにあったたり泣きじゃくったりすることがありますが、同様に恋愛についてストレスに対して学習不足な大人も同様に心を大きくかき乱され場合によっては暴れることになるのだと思います
ここまでで、声優の結婚で心をかき乱されている人はコーピングの学習不足であるとしましたが、通常子供から大人になる課程で多くの人は様々な人生経験を通し、コーピングの方法を様々なストレスに対して問題中心型であれ情動中心型であれ学んでいきます
それに乏しい人がおかしいと笑ったり、蔑んではいけないと思います
ストレス対処法を知る機会というのは死ぬまで一生続くわけですから今回がその機会だったと取ることもできます(突然強度のストレスにさらされるのは辛いですが)
また、上手くストレスに対処できている人でも今までそういったストレスにさらされてきて逆に情動中心型のストレスコーピング反応ばかりが優先し学習性無気力に近くなっているかもしれません
あるいは、その声優に対しての思い入れが少ないだけで、もっと思い入れ強く片思いをしている同僚の子が結婚したことを知ったときに思いがけず心を大きくかき乱されることとなるかもしれませんがそれは実のところ大した差はないのだと思います(ネット上で暴れまわって滑稽さを露呈するか、飲み屋で気のおけない仲間に滑稽さを露呈するかの差しかありません)
逆に、声優の結婚で心をかき乱されている人は他の種類のストレスコーピングには学習経験が多い可能性があり、一概に人生経験が多いとか少ないとかいう問題にはつながらないと思います
置かれた環境や、自分が身をおいた環境に大きくよる問題だと思います
声優の結婚で心をかき乱されている人が滑稽に見えるなら、実はそれは自分も滑稽だということです
声優の結婚で心をかき乱されている人が幼く見えるのなら、実はそれは自分が老獪だということです
声優の結婚で心をかき乱されている人を嘲笑うなら、それはいつか自分が何かで狼狽した時に嘲笑われることを甘受しなければならないことを理解しなければなりません
この場を借りて、少し話をしようと思う
どこの誰ともわからない男が語るどこの誰ともわからない女の子の話
いや、女の子だった子の話
つまりは思い出語り、昔話だ
初恋を抜きにしても好きだった、というわけでもない
ただ、気になるのだ
それが恋じゃないかと言われても、残念ながらそうじゃあないんだ
思い出深いというか、印象深い、今どんなになってるのかなって一番気になる女の子
その子が女の子で、私が男の子だったのは今から20年ほど前の話
正確な年数や、当時の学年は残念なことにうろ覚えだ
本当に残念だ頭が
その子は黒髪で、長髪で、その髪を頭の後ろでゴムで括っていて、眼鏡で、あとは紺色のちびまる子ちゃんのような服にランドセルと、テンプレ的女子小学生の風貌だった
残念な頭はさて置いて、そんな彼女の何が印象に残ってるかというと、彼女の雰囲気がどこか人並外れていて、後々知った言葉を当て嵌めるとアウトローと言う言葉がピッタリだったのだ
どのくらいピッタリだったかと言うと同窓会でそう話すと知ってる人は皆納得するくらい
なぜそうなったのかわからないが、何度かその子と下校を共にしたことがある
家にまで行って遊んだことはお互いになかったと思う
ただその時の接点だけで、彼女のイメージは後々アウトローというものにすっかり昇華してしまった
彼女はハスキーというよりダミ声で、目は少し疲れてるような、悟っているような大人の目をしていて、女子小学生にしてピアノではなくギターを習ってると言い、怒ると爪を立てて襲ってくる、そして他の女子と一緒にいることはあまりなく、ただ一人佇んでいる
当時の印象は猫だった
今ある猫のかわいいイメージではなく、もっと野生的で、今でいうとハイエナのような危うさ、雰囲気を纏っていた
そんな彼女が、ふと気づいた時には居なくなっていた
小学生の終わりに転校でもしたのか、中学生になる時に別の学校へ進学したのか
残念ながら私の伝ではもうさっぱりわからない
ただそんな子が、20年ほど経った今
恐らく31歳となった今
生きてるかどうかもわからない
会ってみて話が通じるかどうかもわからないけれど
どうなったのだろうと気になってしまうのだ
会えてまた懐かしいだけで他愛もない話をして盛り上がれるといいな
毒にも薬にもならない話で、実に申し訳ない
いや本当にその通りなんだよね。
昭和40年代くらいまでは人口爆発で日本は困ってた。兄弟が5人6人いる家なんて当たり前だったからね。よっぽど勉強が得意でない限りは中卒高卒でほっぽり出すのも普通だったし。
子供はコントロールして作るものではなく、「できてしまうもの」だった。
で、政策としてコンドームを普及させた。「明るい家族計画」の名のもとに。ようやくコンドームが実用に耐えるものになってきたというのもある。ゴムの薄さ、穴の開く率の低さなど。
コンドームがフリーセックス化、性意識の変化に革命的な影響を与えた。そりゃコンドーム以前はそんな簡単にそこらの男にやらせませんよ。子供できちゃうんだから。そしてそういう社会の中では女の中でなかなか「恋」の意識は生まれなかった。初恋の年齢などは今よりずっと遅く、初恋という感情のないまま生きていくものも多かった。「恋」というのは社会の状況によって作り出された欲望の一種にきれいな名前をつけたもの過ぎない。
と、いうことは、これ逆もまた真なりなんだよね。コンドームなんて人口の調節弁として使えばいいんだよ。増えすぎたら解禁、減りすぎたら禁止。これこそ「政策」としての人口コントロール法となる。
遊んでみてと書くのが正しいのか、使ってみてが正しいのか、多分後者なんだろうけど、感想を書いてみる。
まず、手元でニコ動やYOUTUBEをブラウズして、テレビに写すのはなかなか楽しい。
HDMIでノートPCをつなげば同じことを出来るんだけど、やっぱり無線でタッチパネルは非情に便利なもので。
AppleTVとiPadを組み合わせれば同じことが出来るんだけど、あちらも売れてないことを考えると、この利便性を伝えるのは難しいんだろうなぁって思う。
おかしな話だけど、今回のWiiU、いままでの任天堂のハードとは違うなにか、私を本能的に怯えさせるようなものを感じる。
商業的にはプレイステーションが勝者だったけど、マリオ64とゼルダの伝説時のオカリナがなかったら、モンハンはあっただろうかと思う。
アナログスティックがなかったら、LRボタンがなかったら、いつだって創造の役割は任天堂だった。
そして、全部かなぐり捨ててるのも任天堂だった。
いつだって新しい試みを馬鹿にして、そんなの売れるわけがない、良さがさっぱりわからないと、批判的だったのが私。
ところが今回、(といっても一年経つが)、今ひとつ創造も破壊も感じさせない。
もちろん、Wiiの段階でそれはあったと思う。
今回のWiiUは、積極的に家族をつなげようとしてるように感じるのです。
個室が欲しくて、自分のテレビが欲しくて、ゲームには没入感を求めていた私を、リビングに帰れと言っている気がする。
あれも、いままで個人情報をどう隠そうか、プライベートをどう隠そうかとしていた私に、学歴や経歴を大っぴらにして、プライベートを公開して、繋がりを求めろと言ってきた。
とても気持ち悪かった。
ところが、Facebookは静かに侵攻してきて、私もいつの間にかアカウントを作り、怖くて公開できないくせに、初恋の人が結婚してることをしって凹んだり、友達が撮ったという故郷の初日の出をみたり、ネットストーカーのようなことをして、ちょっとづつそちらに足を踏み入れてしまってる。
もしかしたら、WiiUも、なにかの拍子ではまっていくような気がしないでもない。
Miiverseは、とても気持ちがいい。
もちろん、中の人がせっせと働いているせいだけど、Facebookより、Twitterより、ずっと悪意がないのだもの。
それに、任天堂嫌いを気取ってみても、なんだかんだ言っても私はザッカーバーグよりも宮本茂と岩田聡を信頼してるのだ。
さてさて、そうは言っても、やっぱりゲームとしての面白さは重要です。
それがなくちゃ、売れないですし。
私は凡人なので、なにやら凄いことが出来そうな気がするという予感はしても、具体的なことは頭に浮かばないのです。
25000円のゲーム専用機、25000円のニコ動とyoutubeを見るためのテレビリモコン、25000円払わないと入会出来ない会員制のtwitter、それぞれの機能だけに25000円は高いのだけど、組み合わせれば、なにかすごそうな気がするのです。
見える形で、具現化してください宮本さん。
彼は私の初恋の人で、初めての恋人で、私に初めての失恋を経験させた人。私が16歳のときに彼の大学の学祭で知り合い、2ヵ月後にお付き合いを始め、私が社会人になって1年少し経つまでの7年を一緒に過ごしました。1年だけでもいいから同じ学校に通いたくて猛勉強したのに、理工学部と文学部ではキャンパスが違ったのにがっかりしたなぁ。
大学卒業後、彼は就職ではなく、遠くの学校に進学することになりました。地元に帰ってくるのは本当にたまにのことになりました。遠かったけれど、アルバイト代をためて、私も何度か会いに出かけました。
私は出版社に就職が決まり、彼は子供の頃からの夢だった職業につきました。なれない社会人生活に奮闘しながらも、夏休みには「落ち着いたら結婚します」と、お互いの親に報告をしました。
駆け出しの編集なんて奴隷だから、ボロボロになるほど忙しかったけれど、一緒に過ごす時間をなんとか捻出していました。仕事が終わってから彼の家に行き、ただ一緒に眠るだけなんてこともありました。
お互いの新しい仕事を興奮しながら報告しあったり、忙しいけれど楽しかった。
それまで、理工系で男子ばかりに囲まれていた彼にとっては、綺麗な女性の多い職場は楽しかったのでしょう。今日は職場に芸能人が来てた!なんて喜んだりしてました。
ある日、彼に「同僚に紹介したいから」と飲み会に呼ばれました。一歩入っただけで、綺麗なお姉さんと可愛い子ばかりでクラクラしました。薄化粧にGAPのジーンズ、ノーブランドのバッグの私が、とてもみすぼらしく感じられました。時計なんてGショックだし。女の子たち、みんなカルティエとかエルメスの時計してるのに。「これがA君の彼女~?可愛い~!若い~」と言う彼女たちの言葉が痛かったです。
その中でも、彼と同い年で向かいに座っていた女性、なんだか嫌な感じがしました。恋愛経験がなくても、女の勘って働くものなんですね。
両親に結婚の話をした半年後の冬、彼とお付き合いを始めて7年の記念日の二ヵ月後、彼は私の前で泣いていました。
「酔っ払った勢いで浮気して、その相手との間に子供ができてしまった」とのことでした。
相手は「やだな」と私が思った、同僚の女性でした。彼女、きっとずっとずっと、彼のことを狙っていたんでしょう。酔っ払った勢いで色仕掛けして既成事実を作って…。高校生のころから、彼以外知らなくて、合コンにすら行かなかった私では、太刀打ちできない手だれです。
彼が何を言っても、何が起こったのか、何を言われているのか、全然頭に入ってこなくて、真っ白でした。涙を流していたみたいですが、その記憶もありません。
翌日、初めて会社を休みました。現実を受け止められなくて、ただ部屋で呆然としてました。
いろんなことが頭をめぐっていた気もするし、そうじゃなかった気もします。電話もメールも取らないで、ただ、部屋でじっとしていました。
とりあえず実家に帰って、2週間ほど実家から会社に通ったこと。お母さんの切り干し大根や厚揚げの煮物を食べてポロポロ泣いたこと、彼が実家に謝りに来たのをお母さんが「そっとしておいてください」と帰したこと、彼の親からの電話を切ったあとにお父さんが黙って寝室に行ってしまったこと。友達からの「大丈夫?元気出してね」という電話やメールに、「だいじょうぶ」とかろうじて返事をしていたこと。細切れの記憶がぽつぽつと浮かぶばかりです。とにかく、人生最初の失恋は、思った以上に辛かったです。仕事に行くことで、なんとか日常生活にとどまっていられた気がします。仕事をしている間は、プライベートの辛さを忘れていられました。
彼は、責任を取って、その同僚の女性と結婚したと、共通の友達から聞きました。モデルみたいに綺麗な花嫁さんだったそうです。
彼とはそれっきりでした。共通のお友達とも、私のほうから離れていくことにしました。気を使わせてしまうのが心苦しくて。
以来、綺麗で可愛らしいけれどしたたかなハートを持った女性が苦手になり、そういう女性にころっとだまされてしまう男の人が大嫌いになりました。
出版不況が厳しい中で部数が減るばかりの編集部をやめ、アメリカのITバブルの波に乗りました。シリコンバレー発のスタートアップに「雑用でもなんでもいいから」と紛れこませてもらい、毎日が文化祭の前日のような熱気の中で働き続けました。右肩上がりの成長に興奮し、歴史的瞬間に立ち会ってることに感動しました。
プライベートでは、ずっと一人でいるのを心配され、出会いの場に連れ出されることも何度かありました。でも、合コンでは苦手なタイプの女子たちに気圧され、男の人に誘われても一線を越えることはできずにいました。それは、「また裏切られるんじゃないか」という恐怖だったり、私が”浮気相手”で他の女性を傷つけることになったら…という恐怖だったり、いろいろでした。
忙しい日々の隙間にぽっかりと時間が空くと、ものすごく孤独な気持ちになりました。年に数回、帰宅後に、彼は奥さんと子供と幸せな家族をしているんだろうな…と、レンジで温めたご飯をつつきながら泣いたりしてました。
仕事とプライベートのバランスも取れるようになってきた30歳からは、結婚や恋愛の話題を振られることもぐっと減ってきて、心穏やかに過ごせるようになりました。思い出せば胸を締め付けられるけれど、部屋で泣くこともなくなりました。
それからしばらくして、彼からの最初のメッセージがFacebookに届きました。ご飯食べに行こう、とお誘いに少し迷ったものの、「ぜひ」と返信しました。
銀座の焼き鳥屋さんで久しぶりに会った彼は、記憶の中の彼よりも随分くたびれていました。私がオバサンなんだから、彼はオジサンなので、当たり前といえば当たり前です。
楽しかった頃の話をしていたら、16の頃に戻ったみたいな気持ちになりました。手にしていたのは焼酎だけど。
お酒も進んだころ、「本当にごめんな。俺、バカでさ」と彼がぽつりと言いました。
「本当だよ。あの後、ほんっっっとうに大変だったんだからねっ!おかげでキャリアはついたから一人で生きていけるようになったけど、気づいたら三十路だよ~」と笑う私に、彼がした話は、思った以上に重かったです。
2年前から別居中であること、奥さんが妊娠したのは自分の子供ではなかったこと、成長してきても全然自分に似てこないこと、不況でリストラされること…。FBで何かあったようだとは感じていましたが、実際に聞くと重みを感じました。
「バチがあたったのかなぁ」とぼやく声が、彼のくたびれ具合を加速してました。
「そうかもしれないけど、起きてしまったことは仕方ないよ。今できる中で、ベストなことをするしかないよ。頑張れば、思い描いていたのとは違うかもしれないけれど、それなりに幸せはみつかるって」
「そうかなぁ」
「棚ぼた待ってるより、絶対いいよ」
「そっかぁ、そうだなぁ。大丈夫かなぁ」
「だいじょぶだから!」
こんな会話、彼の就職活動のときにも、社会人1年目のときにも、交わした気がします。ふと思い出して、切なくなりました。
あのとき、あのまま順調に付き合って、結婚していたら、私たちは幸せな家族になれていたのかな。
帰りの電車の中で、「S子(私のこと)と話したら元気になったよ。ありがとう」と言って帰っていった彼のことを思いました。
やっとやっと、長い間背負っていた荷物を降ろせた気持ちになりました。彼への気持ちをやっと手放せた。
あの失恋から10年が経ち、「最後にもう一度だけ」の気持ちで、結婚相手を探しはじめました。ほどなく、優しい年下の男性に出会うことができました。
アラサーというより、ミドサーといったほうがいい年齢の私にはもったいないくらい、優しくて素敵な人。順調に話が進み、今年、入籍しました。
結婚が決まったことは、彼にも報告しました。「私が人のものになっちゃうの、さみしい?」と聞いたら、「S子は幸せにならなきゃいけない人だから」と返事がきました。
私は今、夫と一緒に暮らしていて、毎日幸せな気持ちでいます。彼からのメッセージは、奥さんとの調停がやっと片がついた、でした。再び自由になったら、また、幸せを見つけて欲しいな。
追記:
今朝、はてぶを開いたら、自分の投稿が人気のブックマークに載っていたのにびっくりしました。初めての投稿が、大勢の方に面白く読んでいただけて幸せです。ブックマークしてくださった皆様、はてぶやTwitterでコメントくださった皆様、ありがとうございます。感謝です!
HMJM ハマジム 10th Anniversary Nights - イベント | UPLINK
イベントの内容はタイトルにある通り、HMJMの10年を振り返るという事で各監督の代表作を紹介していくというモノだったのですが、これがあまりAVを見ない人やHMJMを知らない人に魅力を伝えるにはとても良い内容だったので書き残しておきます。
この日の司会はエッセイ集「女子をこじらせて」などで有名なライターの雨宮まみさんとHMJMの社員監督兼広報のKENSAKU監督。雨宮さんは胸元が開いたちょっとセクシー目なドレスで登場。やっぱ美人だなー。そしてKENSAKU監督はシルバーに光り輝く、一体どういった場面で着る事を想定してデザインされたのだろうかと思うようなド派手なスーツで登場。思わず笑ってしまう。ちなみにこのスーツはホスト向けのお店で購入されたそうです。ホストってこんなスーツ着てんのか。ってかKENSAKU監督は何故この場で着る衣装をホスト向けのお店に買いに行ったのだろう…普段絶対ホスト向けの服なんて着てないハズなのに。
司会のお二人の挨拶が終わり、まず上映されたのはHMJMの歴史を紹介する映像。こちらは最初CSで放送されただけでDVD化はされなかった(けど現在ソクミルで配信されているので見れます)カンパニー松尾スペシャル ハ●撮りの夜明け ~AV会社設立への道 1 【アダルト動画 ソクミル】という作品を元に、KENSAKU監督がこの日の為に編集した映像との事。
HMJMの成り立ち(浜田社長や松尾監督がお金を出し合って会社設立)から紙ジャケDVDを7枚発売(この作品群はオリジナル7と呼ばれていました)→全く売れずにDVDリリースが出来なくなる→アダルトサイト・ポルノグラフを始めたらそれが当たり、お金が貯まったので再びDVDを発売出来る様に→今田監督、KENSAKU監督、梁井監督がHMJMに参加する所までが解りやすく紹介されていました。
あと、アキヒト監督についてもこちらの映像の中で紹介されていました。会社設立してしばらくして参加→コスプレ番長としてポルノグラフで活躍(本格的な神主の衣装でハメ撮りしている作品が紹介され、この衣装が女優さんの衣装より高かった事がバレて「どっちが主役だ」と会社の人に怒られて泣いたエピソードが印象深いw)→メインで取引をしていた問屋さんが倒産し、監督業を休業して営業職に…という事で、現在はHMJMで営業のお仕事をされてらっしゃいます。AV屋さんでたまにやってるHMJM主催のAV女優さんのイベントなどでお仕事されている姿を見る事が出来たりしますよー。
VTRが終わった後に梁井監督、松尾監督、今田監督が登場。先ほどのHMJMの歴史のVTRを振り返ってのトークコーナー。
初っ端から「こいつは根っからのオタクで…」というようなKENSAKU監督イジリwKENSAKU監督はアイドルオタで千葉県柏市のアイドルを応援していたそうです。誰やろう。千葉でアイドルいうたらC-ZONEくらいしか思いつかない。
一通りKENSAKU監督イジリが終わった所でHMJMという会社について。小さい会社なので色々大変みたいです。景気が悪くなると会議が開かれ、「みんなで会社を潰さないように頑張ろう!」みたいな事をやっている様子はSODクリエイトという大きな会社から移籍して来られた梁井監督には奇異に映るようです。
そのまま各監督の作品紹介コーナーに突入。このコーナーはHMJMのサイトでも公開されている予告編の映像を流しながら喋っていくという形式でしたのでリンクも貼っていきます。
今田監督のAV初監督作品。予告編を見終わって感想を聞かれて「…胸がいっぱいになりました」と答えておられ、また、初めて会う人などにお勧めの作品を聞かれたら今でもこの作品を挙げる位にお気に入りの作品だそうです。今田監督とのハメ撮り以外にも松尾監督がハメ撮りしているパートやKENSAKU監督が飲尿しているパート(嬉しそうにゴックゴクおしっこを飲んでる姿がスクリーンで大写しになっている横でド派手なスーツを着て司会者然としているKENSAKU監督を見るのはナンダカ不思議な気分でした)もあり、当時のHMJMオールスター総出演的な作品でもあります。
この作品の続編的な位置づけで恋愛という作品を撮ったがお蔵入りになったという例の謹慎期間に触れるような話もちょっとしてはりました。
松尾監督と同じ会社で同じカメラを使って同じようなハメ撮り作品を撮っているとビデオザワールドなどで(ここで思いっきり雑誌名を挙げておられたのがちょっと面白かった)カンパニー松尾のニセモノだ、みたいな事を書かれたりの意地悪をされたので松尾監督と違う事をしたいという事でロリ作品を撮ったりしてスタイルを模索していたという話から2つめの作品へ。
元々年上の女性が好きだという所から人妻、熟女を撮り出して、その中の代表作。雨宮さんも「この作品は傑作と言われている作品ですよね」とおっしゃってました。
このゆうあさんとは最初、光夜蝶で今日、あなたの妻が浮気します。日帰り温泉旅行 25歳〜あさみの場合 - アダルトDVD通販 - DMM.R18という作品を撮って知り合い、その作品が大ヒット。今度はHMJMで撮ろうという事で出来た作品。
光夜蝶からは今田監督だけじゃなくて松尾監督も結構作品をリリースしてはるんですが、HMJMで何本か撮ったお気に入りらしい女優さんを撮ってらっしゃったりするのでちょくちょく買ってます。余裕のある方はチェックしておきましょう。
「今田さんは女優さんと恋に落ちるギリギリの所まで行きますよね」というKENSAKU監督のフリから、「浜田社長から女の子を一番綺麗に撮る方法を知ってるか?それは女の子を好きになる事だという事を最初に教えられた」という話。そこから少し浜田社長について。浜田社長はHMJMのお父さんで松尾監督はお母さんみたいな位置づけだそうです。
設定や役柄を与えられてそれを演じる事が多い熟女女優さんの素顔を撮ろうというシリーズ・美熟女ドキュメントの1作目。風間さんもこちらの作品がお気に入りで、一時期毎晩この予告編を見ながら寝ていたそうです。
ちなみに、この作品、確か例の謹慎明けの1作品目ですよね。やっぱ謹慎前と後で何となく作品の作り方というか雰囲気が変わったので今の今田監督の代表作という位置づけでしょうか。
初監督作、他社から出した大ヒット作に関連する中期の名作、そして現在の今田監督の作品の流れの元になる復帰1作目、というタートル今田というAV監督はこういう人ですよ、というのがよく解るラインナップでした。
梁井監督がニューハーフが好きだという話をしていたらじゃあ撮ってみろと松尾監督に言われて撮った作品。いきなりこの作品から?!とちょっとびっくり。ニューハーフと女装子とノンケと…と出演者が全員男性という異色作。梁井監督がソッチ方面もイケるクチなので女装娘順子とお散歩に行ったらエスカレートして、というエピソードなどを披露されてました。
イベントでは触れられてませんでしたが、この作品中にKENSAKU監督のインタビュー(というか撮影中の雑談を勝手に撮ってたような映像)があって、そこで語られている「男性にお金を払ってフェラしてもらった話」がナカナカ酷いのでKENSAKU監督が気になっている人は是非この作品もチェックしてみて下さい。
先ほどのリオンでも順子として活躍していた男優の保坂順さんが活躍している作品という事で紹介。砧公園で撮影していたら趣味でノゾキをしていた人達と遭遇。その人達は数百メートル先から軍隊で使うような物凄い装備でノゾいていたらしいのですが、その事に何も装備をしていない素の状態で気付いた保坂さんが一番凄いというお話。
梁井監督のHMJM一作目。今までSODに居た頃はこういう作品を撮る環境に無かったそうです。先ほどの今田監督のコーナーでも語られていたように梁井監督も松尾監督という存在がいる会社でハメ撮りを撮るということは…という話をしていた所で松尾監督から「もうこの時点(HMJMに入ったばっかり)で、梁井の場合は女優さんとの立ち位置が横に立っている。ヤイヤイ言う人が居るけれども最初からみんな全然違う」というお話。今田監督も「俺が一番見たいと思ってるのは若いヤツが若いヤツを撮ってる青春ビデオ。そういう意味ではこの作品は梁井の作品の中では1番好き」とコメントされてました。
ジュンはHMJMに入って最初の作品、リオンもMIKIもそれから1年以内位の期間にリリースされてたはずなので、2~3年前の作品から全部選んではるのが少し気になりました。この頃の作品と最近の梁井監督の作品とは傾向というか撮り方というか、何というか根底に流れているモノが微妙に違うなぁと個人的には感じていたんですが、監督ご本人が気に入ってる、もしくは代表作として紹介するとなるとやっぱ初期の作品になっちゃうんですかね。
続いて松尾監督の作品。松尾監督は「今まで沢山の作品を撮ったので今回紹介する3本はシリーズで纏めてみました」という事で、海外までロケに行った作品を紹介されてました。
こちらの作品は最初配信で発表されていてDVD化する予定はなく、その時のタイトルは「ヨーロッパ不倫特急」だったそうです。主演の女優さんが以前フィンランドに留学していて、そこに忘れ物をしていると言う話を聞いて「じゃあ撮影でフィンランドまで行って、その忘れ物を取りに行こう」という話から出来た作品。
今田監督の「松尾さんはちょっとイタイ女性が好き」というコメントが印象的。
松尾監督の代表作として挙げられてるのをたまに見かける作品ですね。この作品で初めてインドに行き、女優さんにヨガを教えてもらってから痩せて今の体型になったそうです。
この女優さんは本格的なヨガの人で、行く前から色々不安な事があったそうですが、その不安は的中、初日にケンカをしてしまい、そのままずーっとブルーな気持ちのままで撮影したとの事。「そのせいでハメ撮りが異様にあっさりしていて見やすい」という今田監督の意見に笑いが起こる。
松尾監督は今でも毎朝会社でヨガマットを敷いてヨガをやってらっしゃるそうです。
会社のお金を使ってお気に入りの女優さんを地球の裏側まで連れて行き、大好きなウォン・カーウァイの映画っぽい音楽もわざわざ作って、挙句の果てには監督がタンゴを踊るシーンまであるという松尾監督が好き放題やらかしている作品。今まで自分の作品のタイトルに「愛」という言葉を使った事はなかったそうですが、今回初めて使ったとの事。
「今まで自分が撮ってきたビデオで女優さんを好きになるという形のモノも色々あったが、だんだん歳も取ってきてそういう事が毎回毎回出来なくなってきた。でもその中で、真奈美さんだけは、愛してるって程の大げさな事ではないけど、それ位まで真奈美さん個人に対する感情があって…」というような話を語る松尾監督。
この作品を見たKENSAKU監督の感想は「正直、ちょっと気持ちが悪いな、って…」というコメント。KENSAKU監督酷いwでも松尾監督は「気持ち悪がられてもいいやって思いながら編集してました」と返してらっしゃいました。
世界弾丸ハメドラーはウォン・カーウァイの映画に出てきた世界中の色々な国を回っているというお話から、「会社のお金を使ってやるから楽しいし、思い切った事が出来る。失敗して売り上げが悪くても給料が減る訳ではない。これがサラリーマンの特権だ」という話。
KENSAKU監督は1作品だけの紹介。しかも、この作品はKENSAKU監督の作品ではなく梁井監督の作品なんですよ。広報兼監督って言っても毎月のように作品をリリースしてらっしゃるので数はあるし、成宮ルリの3部作のような最近のヒット作もあるのに何故自分の作品ではなく梁井監督の作品を?確かにこの作品はHMJMの4監督が揃って出演している唯一の作品だし、KENSAKU監督のハメ撮りというとても珍しいシーンが入っているので紹介したいという気持ちも解るのですが。
ってかもしかしてKENSAKU監督もキャノンボールに出場したかったというメッセージなのかな(キャノンボール2013ではスタッフとしてメインカメラを担当されてます)。こんな感じで一緒にやれてたんで僕も出来ますよ、という地味なアピール?謎は深まります。
KENSAKU監督のコーナーはさらっと流す感じですぐ終わり、休憩に。休憩が終わり、出演者が舞台に揃った所でこの日の司会の雨宮さんのお勧め作品紹介コーナーへ。最初のVTRなどで一通りの作品が紹介されたけどまだ出てきていない作品中心に紹介されてました。
雨宮さんも「松尾さんの歴史から外せない作品。」という風に紹介されてましたが、これホント凄いんですよ。AVなのに松尾監督のお父様が病に倒れ、自宅で介護して、最期を看取るまでが描かれているというとんでもない作品です。
その上、そんなシリアスな事が描かれているのにエロい部分はむちゃくちゃエロいってのがすさまじい。雨宮さんも最初に出てくるやせぎす子さんが公園で露出プレイをしているパートが良いとおっしゃってました。
予告編が終わるか終わらないかの所で今田監督が「親が死のうが3.11が起ころうが、松尾さんはAVを撮っている、という所が良かったのかな?」とおっしゃってましたが、この作品は仙台に縁のある愛咲れいらさんが震災から数ヶ月しか経っていない仙台を訪れるという内容。思い出の土地が大変な事になっているのを見てパニック状態になっているれいらさんをホテルに連れ込んでバンバンやっちゃったりしてます。
松尾監督は「地震のシーンを入れてしまったので解りづらくなってしまったが、本当は彼女の今までの人生で起こった個人の心の災い的なモノを撮りたかった」と仰られてましたが、作品の中に出てくる被災地の風景が結構ショッキングだったのでそういう部分はあんまり印象に残ってないです…すいません。
「最後は最近の軽めの作品を」という事で今年発売になったこちらの作品。雨宮さん曰く「HMJMと愉快な仲間達的なメンバーのアットホームな作品。出ている女優さんも凄く良いので見ごたえがある」との事でしたが、松尾監督は「個人的にはちょっとどうかなぁと思っているのですが、25周年の企画と言う事でやってみました」なんて事を仰ってました。
「この作品では春原(未来)さんに会えたのが一番デカい」とも仰ってたのですが、ホント春原さん凄かった。相手がワルツを踊れば私もワルツを踊りジルバを踊れば私もジルバを踊る、的な感じで各監督さんに合わせて色々な表情を見せておられました。あと、このイベントでは触れられてなかったんですけど、原千草さんも凄かったんですよ。part.2の一番最初のちびっこ男優・中山さんとの対戦はいいレスラーはホウキを相手にしてもプロレスができる、という言葉を実践されてるような状態でした。
雨宮さんのコーナーが終わった所で梁井監督と今田監督は一旦舞台を降り、ゲストのバクシーシ山下監督と平野勝之監督が登場。
子供の時にいとこが自殺して、その遺体の第一発見者になったというショッキングな話を語っている場面から始まり、どう見てもホラーにしか見えない予告編。平野監督曰く「ホラーを作ろうと思ってホントにホラーになった」。
この作品が発売された後、HMJMに脳外科医の方からこの作品に描かれている事は本当なのかという問い合わせがあったそうです。多重人格の人の症状が収められた映像というのが大変珍しく、この作品が本当の事なら貴重な資料であるとの事。山下監督は「詐病ですよ」みたいな反応でした。
他のメーカーの撮影で出会った吉岡さんという女優さんが近親相姦をした事があるという話をしていて、これは面白いから記録しておきたい、という事でHMJMに企画を持ち込んだ作品。
女優さんとの打ち合わせの時にも「面白いから記録したい」と言ってしまって怒らせてしまい、打ち合わせの後、所属事務所からHMJM宛に「企画はOKだがあの平野って男を外して欲しい」という連絡があり、ナント平野監督が監督を外されて代わりに山下監督が撮影したそうです。
実はこの作品の前に最初に会った撮影の際、平野監督のボロボロのアパートで撮影し、その時に家にあったお餅をストーブで焼いて食べさせたりしていたのでその時点から嫌われていたとの事でした。
山下監督が一人暮らしの女性の部屋を訪れ、ハメ撮りをしていくという作品。「AVで話聞いても嘘ばっか言うじゃん、でも実際部屋は嘘つかないから」という事で撮られたそうです。
その流れで山下監督は『お泊りルポ「ひとり暮らし」の女たち』という本も出版されている、という話から、山下監督が書かれた『私も女優にしてください』という本が素晴らしいという話を平野監督が熱く語っておられました。
ゲストのお二人が舞台を降りられた後、テレクラキャノンボール2013コーナー。今回の作品のボールガールの新山かえでさんが登場。今回ボールガールになるまで色々な話がある、という話から、実は2012年にキャノンボールを撮影する予定だったのが松尾監督がバイクで事故ってお流れになった話が描かれている恥ずかしいカラダ 奇跡のボイン かえで | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムを紹介。から生着替えコーナー。着ていた服を脱ぎ、テレクラキャノンボールのボールガール衣装に。
そしてここでテレクラキャノンボール2013の予告編が初めて公開!うぉー超カッコいい!面白そう!けど出てくるの男ばっかりw
予告編の上映が終わった後、新山さんがキャノンボールに賭ける意気込みを語っておられて嬉しくなりました。
続いて松尾監督のコメント。今回のキャノンボールが最後だという思いで作った、そのせいで色々詰め込み過ぎて、人間模様などが壮大になってしまい大変だというお話など。
最後に今日の出演者が壇上に上がり、客席から浜田社長が呼び出され、挨拶。「今は少し苦しい時期ではありますが、10年後、20年後にこういう場を設けられる会社に必ずします。どうか皆さんその時までHMJMのファンでいて下さい、裏切らないような作品を作ってみせます」という心強いコメント。一番最後にお客さんを含めた全員で一本締めで終わりました。
この前の日のイベントにも行ってました→
HMJM 10th Anniversary Nights Vol.1 カンパニー松尾非AV上映会 『男達の挽歌~豊田道倫と大橋仁と安達かおる』というイベントに行って来ました。
10代の頃からそう言い続け、大人になったら変わると周りに言われ続けてきたけど今のところ変更なし。
中学生の時分より、周囲からえ?!と言われるような男性としか交際してこなかった。
そんな私だが、一昨年出会った素晴らしい男の人(仮にAさんと呼ぶ)とお付き合いをはじめ、とんとん拍子に同棲。
短気で喧嘩っ早い私にとっては奇跡的なことに、一緒に暮らしてからも一度もこじれたことがない。
家族仲があまり良好でなかったこともあり、日常という意識が乏しかった私にとって、初めて帰りたいと思える家が出来た。
(大人になってからは家族とはうまくやっているけれど、帰る場所という感覚はあまりない)
ところが、一点だけ影を落とすのが表題の件。
一緒に暮らし始める前にも話し合いをしたが、その時点ではお互いに歩み寄れる可能性に賭ける、ということになっていた。
お互いに若いし、生活スタイルが変わる節目にいたこともあって、価値観が変わる可能性も多いにあったからだ。
でも、どんなにうまくいっていても、幸せな日々を送っていても、
結婚したいと思えない。
子どもが欲しいと思えない。
何の不満もないのに、仲良く暮らしているのに、どうしてかわからない。
3ヶ月ほど前、同棲解消について話し合い、ひとまず目安の時期が決定した。
Aさんは、私にとって99%の人で、この人と共に過ごせば幸せでいられることはわかっている。
でも彼は家庭を子どもをもうけるべき人なのだという確信がある。
彼の友人に聞いてもみなそう答えるだろう。
家族ができることがものすごくプラスに働くタイプの人っているじゃない。
仕方がないけれど、切なすぎる。
結婚願望がない自分の子どもも欲しくないと思う私は、女として何かが欠けているのだろうか。
そう思った矢先の、
番号を登録していなかったため、うっかり出てしまったのだ。
子どもながらに、この人が私の運命のひと、と心に決めていた人。
不器用ながらに、愛していた人。
まともに付き合っていた期間は、よく覚えていないけど一年にも満たなかったと思う。
あとは主にkに恋人がいるとき、いるかすらわからないときもあったが、いつでもお互いのための特別枠があった。
どんなに酷いことをされても、憎めなかった人。
しかし8、9年ほど前に、いわゆるリベンジポルノに匹敵するような出来事が発覚した。
後からわかったのだが、ほぼ実名で、私がkを信頼してかつて託した出来事を、たくさんの知り合いに晒された形。
(未だに、それにコメントを残していた本来人畜無害であろう同級生たちとは関わることができない。
そんなこと誰も覚えていないと頭ではわかるが、心がついてこない)
それまではなんでも許してきたけれど、さすがにこれを許してはいけない、と、断腸の思いで連絡を絶った。
それまでなかなか捨てられなかった思い出の品もすべて捨てた。
共通の知り合いとも、ごく少数を除いて全員と縁を切った。
忘れよう忘れようと自己暗示をかけ、数年前からは思い出すこともほとんどなくなっていた。
旧友として再会して、まあ順当に世間話でもして、例の件はとりあえず謝罪させて、お互いの幻想を打ち破り今度こそさよならをするつもりだった。
だったのだけど、信じられないことに、また恋に落ちてしまった。
それで、不思議なことなのだが、急に結婚願望とでも呼ぶべきものがふつふつと湧き上がっているのだ。
過去の執念を清算しているだけかと思いきや、新しい未来への妄想がつい膨らんでしまう。
kを目の前にすると、やっぱり昔のように、この人と会うために生きてきたと感じる。
いい歳して、まったく成長していないことにがっかりだ。
ただ、kは無事に添い遂げられるタイプの男ではないのかもしれない。
99%ダメでも、私が絶対に妥協できない1%をkは握っている。
少し、違う気もしている。
10年前、中学生だった僕はひとりの女の子に恋をした。それほど高くない僕の背丈よりもさらに低く、大きな瞳と笑うと大きくなる口角が魅力的な、あどけない女の子。それほど勉強熱心ではないようだったけれど、授業中、寝起きざまのぼんやりとした顔にカーテンで遮られていた日の光が当たるたび、白い肌が内側から光るように透き通っていて、とても綺麗だったことを思い出す。
高校に進学し、僕は進学校へ、彼女は公立の高校へ。交流は皆無となり、僕自身「高校からは新しい恋愛を始めよう」と思った。実際、3年の間、素敵だと思える女性に好意を抱いたりもした。けれど、あの頃の彼女の面影をふと思い出しては、彼女に勝るほどのひとではない、と半ば諦めのような気持ちが残っていた。そうして、気がつくと僕は卒業していた。
高校2年生のとき、一度だけ彼女に出会った。部活の帰り道、仲間と偶然寄った公園に彼女はいた。当時とほとんど変わらない面影のまま、彼女と同じ制服を着た女の子と楽しそうに話す姿を見つけた。彼女について時折話していた高校からの友人に促され、話しかける。今となってはその言葉のひとつひとつはまるで思い出せないけれど。恐らくはまるでスマートさのかけらもない、不器用な言葉だったろうと思う。けれど、相手に不快感を与えないよう、最低限配慮するような。
金属製の冷たいベンチの端に僕は腰掛けたけれど、彼女は斜め前に立ったまま僕と話した。ひとひとりぶんのスペースを隣に空けたまま、僕はやんわりと「今から起こることは僕の望むものとはならないだろう」と予想していた。予防線を張り巡らせ、必死に自分が傷つかないよう注意を払っていたにも関わらず、交際中の彼氏の話に話題が及ぶと、耐えきれなくなった僕は、まあ、そうだよねという言葉と苦笑いを残してその場を逃げるように立ち去った。帰り道、MDプレイヤーから流れる失恋ソングは今までとまるで別物のように聞こえた。僕のことを歌っていたわけではないのに、気づけば歌詞の中の「僕」は僕で、「君」は彼女になっていた。
それからというもの、地元を離れ地方の大学に進学し、就職した今なお、特定の女性と深く付き合うことは無い。ラブソングを口ずさむたび、「君」は存在しない。まるで空っぽのまま音程をずらさないようにして歌う僕を、上手だと褒める誰かに曖昧な笑顔を返すだけ。「いつか大切な誰かに巡り会う」ことをかつての友人が僕に説く。彼の結婚式の様子をふと思い出し、そうかもしれないね、と短く返答する。幸せに満ち足りた友人のいくつかの顔をぼんやりと思い出し、「彼女でない誰か」と微笑みながら式に臨む僕を想像してみる。そのとき、僕の初恋は完結してくれているだろうか、と。「彼女でない誰か」を大切にしているだろうか、と。
今、黒子のバスケにハマっている。
魅力的なキャラが多いので、好きなキャラが出ないシーンでも読んでいて楽しいのだ。
最新刊をゲットできて嬉しい。
ジョジョと封神演義も、好きなキャラがいたので何度も読み返した。
ボーイズラブが好きなのではなく、単純にそのキャラについて妄想するのが好きなのだ。
二次元だとこちらが傷つくことはないので、非常に助かる。
高校生の時に初めての彼氏もできたし、社会人になってから付き合った彼氏とは同棲もした。
しかし、彼らといるよりもずっと漫画キャラのことを考える方が幸せでいられるのだ。
もちろん私は美人ではない。
胸のサイズも平均で、大した体をしていない。
また、人格者とは程遠い。
性格にも問題があるのだろう。
このままずっと独身でも、好きなキャラがいれば不安を感じない。
こうゆう生き方もあると思うが、なかなか社会的には受け入れられない。
今28歳
中学生のころは、ガキっぽい?男子っぽいキャラでクラスの中心メンバーに入ってた。
その親しみやすさからか(私の勘違い?)男子に何度か告白されたが、違うんだ!
私が好きなのはユキちゃん!そう!ユキちゃん!
色白で、当時158cmで大人ブラ(ワイヤー入りのブラを女子はそう呼んでいた!)をつけた色白のつるつるな肌の、
硬めの真っ直ぐな(でも左側の前髪に癖がある)髪の、
少しお尻のおおきな、二重になりかかった一重の(そのことについて相談してくれてうれしかった)あなたの!ことが!、
好きだったんだよ!大好きだった!
一番好きなのは、あなたの控えめでいてそれでいて強烈な輝きを放つ知性!、
父も母もいなくて祖父母にそだてられたせいなのかしらないがとにかく冷めていて、それでいて中二病にとどまらない大人っぽいかんがえかた!!
今でも、あなたが大好きだ!
あなたの全部が好きだ!
なによりも笑った時の顔!好きだった!
だいすき!ユキちゃん!!!!
これか!これが恋か!!好きってこういうことか!!
28になって初めて恋を自覚したっぽい。もしかしたら今までも好きだって思ってた人いたのかもしれない。でも明確に自覚したのは初めてだから、これが初恋ってことにします。
で、気づいたのはいいんだけど、どーするのって言う。びっくりするほど何していいかわからない…。彼女いるのかもわからないし、それをどう聞いていいかもわからない。経験値の無さを感じる…。
これで多少なりとも自分が可愛かったら、って思うんだけど今まで努力もして来なかったし、28歳の喪女じゃ成功イメージ沸かない。こういうのってどうしたらいいんだろうなぁ。みんなどうやって折り合いをつけてるんだろう。
ともかく、折角の機会なので、これを機にちょっと女性としての努力というものをしてみようとは思っている!
はー…いや〜なんかドキドキするなぁ。好きってこういうことだったのかー。