はてなキーワード: ダミアとは
ナッツが好きだ。コンビニのカシューナッツをポリポリやりながらビール飲んで漫才見るのが至福の時間だ。リモートワークでひと仕事終えてテキトーにネット見ながらつまむカシューもまた良い。しかし、カシューナッツは80gで300円くらいするコスパの悪さも気にはなっていた。
セブンイレブンのつまみコーナーにて、マカダミアとカシューだけがぎっしり詰まった袋がまさかの192円(税込)で売っていたのだ。隣に並ぶミックスナッツ(アーモンド、ピーナッツ入り)が300円オーバーなのに、高級ナッツのツートップたるマカダミアとカシューオンリー100g以上入ってこの安さ。一体なんなんだ。
初めて店頭で見かけた時は、安さに驚いてひと袋を手にして一瞬考えたのち、置いてあるすべて計4袋をつかんでレジへ運んだ。
ジェイコム株の誤発注を見て瞬時に買い占めを決断した天才投資家BNF氏の気持ちが少しわかった気がした。
一日ひと袋ペースですぐに食べ尽くし、補充のため再度セブンに向かったら、棚のそこだけ空っぽになってた。ちくしょう俺の他にも気づいた者がいたようだ。点線で明滅するパッケージ。
しかしまあ、市場調査とマーケティングと商品開発において最前線を走るセブンイレブンにして、明らかに値付けがおかしいこの商品。他のナッツ類と値段のバランスが取れてない。ていうか、どこのスーパーやドンキでもこの価格では売ってない。こんな状態が長く続くはずがない。他のつまみの売り上げに悪い影響があるはずだ。これは現実ではない。
その後近所の店2軒を回っていずれも品切れだったが、今日の夕方普段行かない店に行ったら置いてたよ!また4袋買っておつまみボックスにしまっておいたわ。
※あまりに不人気すぎてWikipediaよりこっちのほうが詳しいです。
帝政のヴァールハイトに新都が建設されようとしてた。この時期において帝国領内ではヘッドキーパーと呼ばれる武器密輸組織が暗躍しており、帝国兵は彼らの摘発に精力を注いでいた。帝国兵の新人、レオカディオ・ヴェーラーは着任して早々郊外でヘッドキーパーとの銃撃戦を経験し、その中で友人を失ってしまう。この友人を射ったのはヘッドキーパーではない一般人の配送業者、イヌマエル・グラウナーだった。イヌマエルはおかしな成り行きからヘッドキーパーの荷物を誤送してしまい、彼らに拉致された状態にあったのだ。指名手配犯となったイヌマエルは行きがかり上ヘッドキーパーメンバーに加入し、行動をともにする。
一方反政府組織の調査の一環としてヘッドキーパーになりすまして潜入した聖騎士の一人エルフリーデは、調査中にある研究施設の存在を嗅ぎつける。それは、帝都の議会派の一人、マリー・バルトが関わったとされる生体研究施設の存在だった。やがてヘッドキーパーの面々の中にいる支部長ジェイドが裏切り者であることが判明し、新都にてフリーレンの炎を制御する『ルミナスの種子』を利用しようとする反皇帝派の存在が判明する。上司ヘルマンの不正を見逃せず斬り殺してしまったレオカディオとヘッドキーパーは一時手を結ぶが、彼らの調査によってマリーバルトが反皇帝派であること、息子のヘンリー・ラドバウト・ヴァルコイネンが『ルミナスの種子』を使って人体実験を繰り返し、超人を作り上げようとしていたことが発覚した。全ての陰謀が解き明かされようとしていたその時、ラドバウトの凶行によって新都で制御されていたフリーレンの炎が全開放される。
帝都は炎の器『ゆりかご』の暴走により光に覆い尽くされ、街には超人未然の変異体が大量に跋扈することになった。やがて戦いの末に生き残り、人間の意識を取り戻した人造変異体イヌマエル。彼はレオカディオの身を案じる中、反皇帝派のクーデーターにより落ち延びた皇帝の息子、アーメントの身柄を身分を知らぬまま引き受けてしまう。
レオカディオはラドバウト曰くの覚醒者と呼ばれたが、ラドバウトは姿を消していた。そしてレオカディオたちはクーデーターに成功したマリー・バルトが待つ新都へと向かう決意をする。
●皇帝:ほとんど立憲王政状態で、現在は議会に政権が移行しつつある。ガーネットタブレットという先祖代々伝わる伝説が記された石版を重視しており、かねてより不審な匂いがしていたフリーレンの炎や『ゆりかご』について家臣に心象を吐露していた。
●シャルリーヌ:皇帝の后。マリー・バルトを首謀とするクーデターに遭遇し、母子ともども帝都から落ち延びるが、息を引き取った。
●アーメント:皇帝の子息。序盤では后の腹のなかにいるが、終盤の数分で生まれてのち母子ともども落ち延びている様子が映される。一期終盤でイヌマエルに引き取られる。
●ジェイド:ヘッドキーパーの支部長で、ゲイのような喋り方をする。好みの酒を土産にしないと機嫌を悪くするらしい。実はヘッドキーパー内に潜伏した帝国の間者であり、ヘッドキーパーメンバーに射殺された。
●シャアケ・グートハイル:ヘッドキーパーの実質的な隊長。赤髪のショートカット女。貴族の出身であり、現役の学生でもある。
●ミネルバ・グートハイル:牢の中にいた貴族の女。実はシャアケの母であり、反帝国派のヘッドキーパー、ジェイドに捕らえられて帝国側に売られていた。
●ロータス・グートハイル:シャアケの父。『ルミナスの種子』に関わり、実験に加担して村一つを吹き飛ばしたが、シャアケには内密にしていた。この秘密をシャアケが知ったのはゲオルグより伝えられてからである。
●レオカディオ・ヴェーラー:通称レオ。ダブルヒーローの一人。生真面目すぎる性格故に上司のヘルマンを討ち、心ならずもヘッドキーパーと同行することになる。
●コンラッド:レオ直属の上司であり、ガチガチの帝国兵というより明るく公平で善良な考え方をしている。レオとは大将的に、深刻な出来事を軽く受け流すような柔軟さを持ち合わせる。
●アルノルト・シュバルツ:黒人で髭の男。いつもハンチング帽をかぶっている。
●ベンジャミン・パヴァルド:密輸組織ヘッドキーパーの一員で、概ねアルノルトと一緒に行動している。ラテン系の浅黒い肌でまんまるの目が特徴。
●エルフリーデ:薄い金髪女。ヘッドキーパー所属で聖騎士団所属であり、ゲオルグの命でヘッドキーパーの草として潜り込むという二重スパイ活動をしていた。しかし探りを入れる中で帝国の変異体政策の場面に遭遇していしまい、ラドバウトに変異体化させられてしまう。彼女を仲間として認識できないヘッドキーパーらは彼女に攻撃を加えてしまい、彼女は瀕死の重傷をおいながらも帝国の秘密の断片を語って絶命した。
●イヌマエル・グラウナー:武器を配送させられた運転手。自らのみを守るために帝国兵を射殺してしまい、ヘッドキーパーと行動をともにすることになったばかりか、レオカディオの親友を撃ち殺したことでいらぬ恨みを買うことになった。レオカディオと合流した後はレオの認識も改まり、イヌマエルへの印象は和らいでいる。
●シセル:イヌマエルの妹だが、兄の不祥事によりヘルマンら帝国兵に連行される。
●イルマ:金髪ポニテのお調子者。運送と逃走ルート確保要因として控えていることが多い。
●ダミアン・サントス:ヘルマンに拷問を受けていたヘッドキーパーメンバーで、獄中にてレオと再開する。再三のレオへの協力を申し出るが見せかけであり、実際には裏切り行為を働いた。変異体となったヘルマンに追い詰められた際に自爆行動に出て死亡。
●ザイツ:ヴァールハイト帝国軍第零捌小隊に所属。一話のテロ戦闘に巻き込まれて死亡。この人物の死によってレオはイヌマエルを恨むようになる。
●ライカ病:重症化する流行り病。地理的条件によると一般には説明されている。フリーレンの炎によって病状は食い止められるが、変異体化が進行する。
●ギーゼラ:ヘッドキーパーメンバー。ライカ病を患っている娘がいる。
●ヘルマン:幼少期の頃、使用人の一家として奴隷のような生活を送っていたが、主人に母をレイプされた挙げ句殺されたことをきっかけに歪み、戦場で主人の息子を戦死にみせかけて殺した。更には憲兵となって主人までも逮捕するという復讐劇を遂げる。しかしこの件で彼は自己正当化を行うようになり、正義のためなら強引な手法もいとわない、という行動原理を不気味な心境とともに腹蔵するようになってしまった。このために無辜であるイヌマエルの妹シセルを手に掛けようとしたが、配下のレオカディオの手によって斬り殺されて絶命する。
●変異体ヘルマン:変異体化したヘルマンの成れの果て。その容姿は『バイオハザード1』のタイラントをオマージュしているものと思われる。
●聖騎士ゲオルグ・エステルハージ:エルフリーデに二重スパイの命令を下したが、ヘッドキーパーの中に造反者を見つけることはできなかった。やがて他のヘッドキーパーメンバーによって造反者を見つけ出すことに成功する。
●マリー・バルト上院議員:新都フィクシオンに着任した議員だが、造反の意思を持つ。
●ヘンリー・ラドバウト・ヴァルコイネン:マリー・バルトの息子で、『ルミナスの種子』実験施設に資金投入後に着任した。
■ガジェットなど
●ガーネットタブレット:伝説が記されたタブレットで、おとぎ話に過ぎないと思われていたが、記述にある滅びの炎、フリーレンの炎は実在した。
●フリーレンの炎:ライカ病のもととなるが、突然変異体の材料でもある。→覚醒遺伝子
●ゆりかご:フリーレンの炎を閉じ込める12本の塔だが、これだけでは機能しない。
●ルミナスの種子:フリーレンの炎を避雷針のように分散することで弱める性質を持つが、一方でこのルミナス種子の制御があまりに正確であるため、反皇帝派の一派がつけ狙うことになった。
●覚醒遺伝子:フリーレンの炎に適正を持つ遺伝子であり、ライカ病が発症するどころか各種能力が増強される体質を持つ。
●人工覚醒:フリーレンの炎に耐性のない人間にフリーレンの炎を浴びせると、特に女性の場合覚醒変異体とも人間ともつかぬ存在へと変貌する。
●人工覚醒による副産物:上記人工的な覚醒により発生した液体をライカ病患者に摂取させるとライカ病が一時的に停止する。つまりフリーレンワクチン=人造的に覚醒者を作り出すことに成功する。
https://anond.hatelabo.jp/20200701183816
同じく北から
前監督の渡辺監督が好きだったんですよね。例えるなら今のセレッソのように、いいところに選手がいて、選手間の距離が良く
どんな相手に対してもある程度はボールを握って戦える、そんないいサッカーをしていたと思うし、仙台の予算規模で良く頑張ってたなと思います。
ツネ様なみにイケメンでしたし、永戸選手をCBに持ってくるような挑戦をして窮地になっても、挽回して残留は決める手腕は見事で華がある監督でしたね。
今は浪人中ですけど、来年にはJ1のどこかで復活をお待ちしてます。一方、新監督の木山監督がどんなサッカーをするのか見えてなくて、良く分からんです。
昨年までの仙台で即思い出すのは、永戸選手、シマオマテ選手、ジャーメイン選手、松下選手、石原直樹選手って言ったところでした。
永戸選手は鹿島へ移籍、シマオマテ選手は長期離脱、石原選手は湘南へ移籍となり、武器が大きく削がれたなというのが再開前に感じる事ですね。
勝負をかけて獲得したクエンカ選手も負傷中ですし、新しい監督を迎えて新しいサッカーを始めるにあたって選手層に不安もあるし、
どんなサッカーをするのか、まだ見えてきてないですが、名古屋戦のようにボールが持てないのが基本になると苦しい1年になりそうな。
あんまり話題に上る事ないですけど、松下選手は攻守に手堅くて、いい選手だなっていつも思いながら試合見てます。
ザーゴ監督のサッカーをやるには、まだ全体のスピードが遅いという印象です。
オーソドックスに良いポジショニングから、少ないタッチ数のパス交換で敵陣を食い破るというサッカーをやろうとしてる様に見えていますが
TMを見る限り、コンディションが低いだけでなくて、プレイスピードが遅く、カテゴリーが下のクラブのプレスも剥がせないという状態でした。
まだ戦術が浸透しきってないという印象を持ってしまう、そんな試合内容だったかと思います。
ポジショニングがいいというのは、翻せばマークをする相手も守りやすいってことでもありまから、
開幕の広島戦では、どこにいるのか分かっていて攻撃の起点となる三竿選手を狙われプレスで攫われて失点を喫していますが、似たような場面が今シーズンは増えると思います。
サッカーとは最後に鹿島が勝つスポーツである、という言葉が生まれるくらい、憎い程球際から強かった鹿島の復権までは少し時間がかかりそうです。
しかし、いい選手は沢山いるんですよね。選手層の厚さでは横浜と1,2を争うくらいではないでしょうか。
新加入も永戸選手、広瀬選手といった実績のある選手だけでなく、新人の荒木選手もとてもいい。広島戦で一番目立ったのは荒木選手ってくらいでした。
上田選手の能力の高さは代表でも見せてもらってますし、外国人も新加入のアラーノ選手もいいプレイをしてると思います。
既存の選手はアジアの頂点を見た選手たちで素晴らしいのは言うまでもないし。なんで、これだけ戦力がいてこうなる?って現状はそういう感想を持ってます。
強いて難をつけるとしたらDFがちょっと弱いかなというくらいですか。怪我がどうなのか分からないですが、昌子選手は欲しかったですね。
TMでは、とにかくマルティノス選手の低調さが目を引いてしまうし、全体としてのコンディションも悪くて、「組長、これで本当に戦えるんですか?」って印象を持ってます。
フォーメーションをオーソドックスな442に替えて、これまでは活躍の機会がなかった、山中選手やマルティノス選手にチャンスが訪れた事もそうですが、
橋岡選手なんかも442のほうがやりやすそうなので、チームとしては戦術はあってると思うんですが、サイドの選手がブレーキになるようだと崩す手段がないですね。
開幕戦で見せた山中選手のクロスは、うっわエッロって声が漏れるほどのものですけど、一方で失点時の守備のミスも目を引くところがあります。
サイドでは橋岡選手も好きですけど、今年の浦和は得点も失点も山中選手が絡むことが多そうだと予想してます。
守備では新加入のデン選手が、TMでは良い印象を与えるプレイをしてましたね。何度、ピンチの場面で顔をだしたでしょうか。圧巻でしたね。
多分、スタメン起用される事が多くなるでしょうし、TMではなく公式戦で存在感をだせるか楽しみです。
清水は守備が良くないというのは失点が物語ってるんですが、個人的に清水の守り方で好きになれないところがあって、
例えばクロス対応で、詰めるということをしないで距離を1mは開けて中にはいられないように守るんですよね。スペースが1mもあるもんだから、相手は高精度のクロスをあげられます。
中にいるDFの高さと強さに自信があればいいんですが、これが弾き返せずあっさりと競り負けるので失点します。
後はボランチですね。ヘナト選手がいるときはまだいいけど、前後のプレスのタイミングがずれるせいか中盤が間延びして、カバーしきれずあっという間にピンチになります。
で、クロス対応が良くないので、あっさりと失点する。それを何年かずっと繰り返してたんですが、今年もそんなに変わらないという印象です。
監督が横浜からきたクラモフスキー監督に代わったので、同じ戦術を採用するのでしょう。新加入のDFはチアゴマルティンス選手をほうふつとさせる特徴を持ってますし
GKはパントの上手い攻撃の起点となれそうな選手です。タイの英雄ティーラシン選手の上手さは広島時代をみて知ってましたが、見事に得点で期待に答えましたね。
カルリーニョス選手がどうなるかわからないですが、ドウグラス選手とそん色のない活躍が出来る様だと攻撃面では楽しみが多いクラブです。
河井選手、金子選手、松原選手と攻撃時には魅せてくれる選手と新加入の選手たちで、横浜のサッカーを体現できるのか?楽しみにしています。
課題は守備のみですよ。これはもう組織の問題だと思うんで、やり玉にあがりがちな立田選手や二見選手が可愛そうになります。
開幕戦でも失点の場面で、最後は立田選手がファウルしたんですけど、その前の奥井選手のミスの方が大きいですからね。あれ。
もっとミスを恐れずチャレンジして成長してほしいです。立田選手には五輪がまってます。
開幕戦、TM岐阜戦を見た感じでは、ボールを握りながら攻めきれない印象です。
相馬、前田、両選手の仕掛けは個々の能力が高くて、個人で1枚を剥がしてしかける動きはワクワクします。
しかし、バイタルエリア前まではボールを握って運べても、そこからは最後は個人技で1枚剥がしてシュートって選択肢しかない様に見えるので相手からすると守りやすい。
ジョーが居なくなり前線に収まりどころが消えた中で、山崎がジョーのポジションでためを作れるのか?とか、川崎のように最後まで連携で崩し切るパスワークを展開できるのか?
という辺りが得点力回復のカギを握りそうにおもいます。守備面では、広島から移籍してきた稲垣選手がやはり圧巻で、ボールハンターとしても中盤からの繋ぎでも存在感を放っています。
シミッチ選手と上手く組み合わせてパス一発で最終ラインを破壊できれば面白いんですが、米本選手も守備的ボランチとして欠かせない選手だけに難しいですね。
4321のクリスマスツリーでトリプルボランチ、なんてこの過密日程では出来ないでしょうし、宮原選手も長期離脱中のようでボランチと最終ラインの選手層の薄さと力の差が不安材料ですね。
攻撃陣のテクニックの見事さとパスワークは凄いので、それを得点に結びつけるチームでの仕掛けが欲しい所です。
相馬選手が剥がして切り込んでクロス、でも中は全く崩れてないよってシーンを減らしたいですね。
昨年は快進撃でした。残留はするんじゃないかって予想してたけど、ここまでやると思ってませんでしたよ。
ミハイロペトロヴィッチ、森保一(優勝三回)、長谷川健太(三冠)と、タイトルを獲ったり実績のある監督の下でヘッドコーチとしてやってきた実績は伊達じゃないですね。
片野坂監督は、広島時代に経験した戦術を昇華させることで戦っていますが、選手の特徴もかつての広島がそうだったように、攻撃の起点となるGK
高速ドリブルが特徴のサイドアタッカー、クロスを叩き込めるFWといった特徴をもっています。
GK高木選手はミスが出ますけど、攻撃時にはそこまで出てきます?ってくらいビルドアップに関与していて、田中達也選手、松本選手の高速ドリブルは厄介極まりない。
藤本選手の決定力は見事でしたし、後を継いだオナイウ選手の強さも魅力的でした。今年は知念選手がワントップにはいりますが、いい選手なので期待できそうです。
予算規模はJ1最下位のクラブですから、選手間の差はそれほどなくて過密日程に強そうな印象もありますが、そんな中でも替えが効かない印象の選手はいて
今年は快進撃よりは低位安定といった成績を残しそうだなと思います。疑似カウンターも昨年前半程は通用しないと思うので、アップグレードも必要です。
しかし、田中達也の補強は素晴らしかったですね。ガンバでは燻ぶってましたけど、あれだけ果敢にしかけられて速さのある選手は貴重です。
知念選手や、広島では余ってた渡選手もそうだけれど、いい所に目をつけていて、強化部の補強が上手さが大分の基盤なのではないでしょうか。
北から。
昨年は知らないもので、広島戦、神戸戦を見た印象ですが、二枚看板と言われる松尾選手、中山選手がどこまで通用するかだと思います。
広島戦では完封されていたので攻め手がなく、J1では無理って印象をもちましたけど、一転して神戸戦では相手次第で十分に通用するのかな?って印象に変わりました。
看板となるサイドアタッカーが機能すれば神戸戦のように手堅く守って一発で仕留めるサッカーをやることもできます。
GKの六反選手が当たりまくってる時は堅いですし、神戸の攻撃陣相手に相手にヨンアピン選手も十分に通用していたので、守備はやれそうな気がします。
攻撃では守備に難があるクラブ以外に通用しない様だと苦しいので、今年は降格がないし、何位になっても気にせずベースを作って来年の残留を勝ち取ってもらいたいですね。
ベテランが多くて過密日程は大変そうですね。
昨年は大問題に揺れました。その影響で大幅な選手の流出と加入があり、昨年とは陣容が大きく変わっています。
いわゆる湘南スタイルと言えば、運動量と積極的な守備でしたが、今年の湘南がどう変わっていくのかは、まだよく分かりません、
というのも、開幕戦の浦和は酷かったので得点できたところはあまり参考にならないですが、失点の場面に関してはマークのズレとか戦術的にまずさが見えたので、
チームはまだ出来てないという印象がありました。湘南のDF陣は、個人的には好きな選手の坂選手が居たりと、決して弱いメンバーではないです。
秋元選手という当たってる時は鬼神のようなGKが去った影響は小さくないはずですが、そこまで守れないクラブではないはずなので、戦術の浸透がまだまだなのかなと。
鈴木冬一選手のクロスは代表でも武器ですが、今年の湘南を支える武器の一つになりそうです。
そこに帰ってきた石原直樹選手の打点の高いヘッドが合わさるわけですから、確かな得点パターンも想像できます。
昨年のごたごたから回復する1年とみていますが、今年は降格がないので、じっくりやっていってほしいです。
20億円の赤字ですか。金額が大きすぎて、選手を何人か売っても到底埋まる金額ではないですよね。選手は普段通りの力を出せるんでしょうか?
カレーラス監督の時は、全く得点が取れず断トツの降格候補とみなされていましたが、キムミョンヒ監督に代わってからは、後半に小野選手が投入されると
数段ギアがあがって点を取るってサッカーをしていましたね。戦える型を作った監督の手腕は評価されるべきで、キムミョンヒ監督が最初から指揮するので
戦えるチームは作ってくると思います。原川選手、松岡選手と、いいプレイが目に付く若い選手もいれば、頼りになるベテランもいて
チームの構成もいいですよね。開幕の川崎戦では一方的に押し込まれレアンドロダミアン選手に押し込まれるもVARでノーゴールの判定でした。
新加入の宮選手が高パフォーマンスで辛うじて0点にしのぎ切った試合でしたが、川崎相手とは言ってもシュート数本ってのは寂しい。
得点パターンがみえない。そこら辺に不安を感じますね。アンヨンウ選手や、チョドンゴン選手は、いかにも点を取りそうなプレイをするんですけどね。
何が足りないのかって考えると攻撃の厚みなんでしょうね。各選手のパフォーマンスはいいけど、それがグループとして機能しないもどかしさを感じます。
昨年、後半から小野選手とアンヨンウ選手って流れで、後半ラスト20分の圧力はなかなかのものがありました。あれを再現できれば。
待ちに待った再開で、リーグの関係者、医療関係者、行政府関係者、選手、クラブ職員、全てに感謝したい思いでいっぱいです。
そんなJ1リーグの再開にあたって、ファン目線でJ1の順位予想と寸評をしてみたいと思います。
何日かに分けて、チマチマ更新したのでクラブによって書き方変わったりしてるかもですが、そこには他意はないです。
今年は超過密日程で、選手全員の力が必要な厳しい1年になります。普段より更に難しい1年ですが、1ファンの予想って事で。
癌で病床にあるワッキーという芸人さんが年間300試合見ることで有名ですけれど、私も年間で200試合くらい仕事の後に酒飲みつつDAZNで見ています。
贔屓クラブはもちろんあるのですが、全チームほぼ均等にみてるし、今年もACLに始まり開幕から中断中のTM配信まで見れるものはだいたい見ています。
フラットにリーグそのものを楽しみたいという種類のサポーターで、スタジアムでは監督の声が聞こえるベンチ裏の一番いい席でみてます。
10年以上足を運んでますが、ゴール裏には2回しか行った事ありません。
1~4位をA
5~9位をB
10~15位をC
16~18位をD
の4階層で評価したいと思います。なお、予想はACLがセントラル開催されることになるという前提で考えています。
今のところAFCはやる気でいるみたいなので、出来るとも思えないけど、やるという前提での予想です。ACL組は過密日程を極めますから、そこを考慮してます。
北から。
ACLがなく、能力・戦術的に安定したクラブってことで、真っ先に優勝候補にあがってくることに違和感を持つ人は少ないのではないでしょうか。
ボランチの大島選手はリーグでも屈指のボランチだと思いますが、怪我がちなため、他の選手でも戦ってきたことで過密日程に十分対応できるだろうと思います。
田中選手、守田選手と気付いてみればボランチの宝庫です。ボランチがいいクラブはなかなか崩れません。
昨年は今一つだったレアンドロダミアン選手もフィットして期待が高まってますし、攻守にコンパクトな距離感を保つ戦術は成熟期にあるのも強みですね。
素早い連動したプレスでボールを奪っていく守備も安定していて硬いですし、局面でのボール回しも上手くて素直に強いです。
主に大学生で、いい選手を獲ってくるので層の厚みも過密日程に対応できるだけのものはあります。
欠点をあげるならば攻め切れなさでしょうね。
ハイプレスからのポゼッションしつつのショートカウンターって理想の戦い方が出来るクラブですが、中央突破に拘るきらいがあり、小林選手の決定力いかんでは泥沼に陥ることもあります。
ACLなんかはそんな展開ばかりでしたし、開幕の鳥栖戦でも攻めきれませんでしたね。攻撃パターンの多様さでは、家長選手が今年はどうかって点で変わってきそうですが。
TMでは水戸などを相手に、ベンチ組が数字を出してるので、過密日程で巡ってくるチャンスに気合十分で充実を感じます。
攻めきれない事も多い川崎にあって、めっちゃシュートが上手い阿部選手が名古屋に移籍したので、勝ち点にして4くらいは損しそうで、後々響きそうです。
優勝はないだろう、でも4位には入るだろうという評価です。
ACLがあり過密日程ですが、エグマリノスと言われる位、補強が上手く、エグすぎて引くレベルなので、戦力的には十分に過密日程に対応できるだけの駒はいると思います。
FWの陣容は、そもそも圧巻で過密日程に全然対応できると思える所に、更にオナイウ選手がハマってくると手が付けられないと今年の公式戦からも感じているので、
ただ、絶対に替えが効かない駒がいて、その選手が過密日程でどうだろうってのが不安材料で優勝はないのかなと思っていますね。
横浜が安定するためのカギを握るのは、チアゴマルティンス選手でしょう。
ベストイレブンにも選ばれた選手ですが、カバー範囲の広さ=足の速さ+読みの的確さがリーグ随一だと思います。
エグマリノスの攻撃的な戦術を守備面で支えて、ともすれば狙われる裏のスペースに滑り込んでくるチアゴマルティンス選手の頼もしさと来たら、ですよ。
攻撃陣は昨年から引き続き素晴らしいですが、やはり守備面でパクイルギュ選手の負傷と、年間通じてのチアゴマルティンス選手の過労が心配なところです。
開幕戦では、ガンバ大阪のショートプレスにまんまとやられましたが、チアゴマルティンス選手次第ではそういう試合が増えるでしょう。
マルコスジュニオール選手のどこにでも顔を出してくるスタイルは脅威で、彼を誰が見るのかってところで守備を破壊されるクラブもありました。
攻撃陣を牽引するのは、今年も彼でしょう。またドラゴンボールパフォーマンスを見せてください。
開幕戦を見て、今年のガンバは違うぞ、と感じて高評価しています。ガンバは有望な若手が海外挑戦して、高齢化が激しく選手層の厚みと運動量に不安を感じるという認識がありました。
ですが、開幕戦で宮本監督が横浜専用のスペシャル戦術で他でやる気はない、と言った戦い方を実行した運動量は大したもんでした。
前線から追いまくり、前で奪ったボールをそのままカウンターでシュートまで持ち込むショートカウンターは、ポゼッション隆盛のJにあってトレンドとなる戦術だと思いますが
よっぽど体力的にも戦術的にも練り込んできてないと出来るもんではないですし、運動量がやべぇな・・・今年のガンバはちげぇぞと思った次第です。
相変わらず井手口選手は強く速いボランチで守備のかなめとして躍動していますし、倉田選手の上下動も凄かったし、連動して前から守れれば、いいサッカーをしそうです。
疲れたところで交代で福田選手が出てくると、タフでやらしいですよね。
とは言え、交代カードに不安を感じはしますし、ベテランが多く選手層がどうかなともやっぱり思います。
注目株としては、ユースから注目してる唐山選手には超期待してます。
チャンスがあればJ1でも普通に得点できる選手だと思いますし、早い所早く海外へ行って頂きたい。そして日本代表へ。
CS浦和戦で、丹羽選手だったかな?のバックパスミスで失点しかけた時にアクロバティックにかきだした運動能力、
ゴールポストにぶつかったり、相手選手とぶつかって骨折することを全く恐れないハートの強さ。敵に回したら最悪のGKです。
広島も開幕戦で見事なショートカウンターを見せたクラブです。今年はポゼッションを志向するクラブが多くなってきてるので、
それらのクラブに対する対策としても、361で5バックでまもり5トップで攻めかかるショートカウンターを駆使できる広島は、天敵になるだろうとなと見ています。
驚くのはボランチの川辺選手の成長ですね。鹿島戦やTM鳥取戦での3列目から飛び出して60m走ってゴールに絡む動きは、ちょっと捕まえようがないというか
川辺選手をケアすればするほど、術中にハマりそうな、そういうやらしい動きをしています。横浜のマルコスジュニオール選手がどこにでもいるかのように、3列目から出てくるので嫌な感じですね。
ボランチとしては大島選手には及ばないでしょうけども、彼とはまた違った魅力で、今年のリーグで話題になる選手なのは間違いないと見ています。
森島選手も注目している選手です。ドリブルが速く果敢に切り込んでいく動きと、冷静に周りを使う動きが際立ってて、ワッキーさんお気に入りらしいですけど、納得という感じです。
広島もベンチ組が絶好調でスタメンを脅かしたい、チャンスが欲しいという気迫と充実を感じますし、選手の力の差は小さそうなことが評価ポイントです。
スタメンだけでも、一気に若返ったスタメン陣なので一部の替えがきかない主力は、過密日程でも若さで押し切れるでしょう。
膝の負傷が完治しないらしい青山選手をいかに休ませてあげられるか、その辺りがカギを握りそうで監督のマネジメントが問われますね。
北から。
ミシャに監督が代わってからの攻撃的なサッカーは魅力的で、チャナティップ選手の小さくてもボールを奪わせない強さ、上手さなど見ていて飽きないサッカーをしてます。
ただ、点の出入りが凄く激しいのも問題で、福森選手のFKやキックの精度は日本代表クラスだと思うのですが、いかんせん守備時には足が遅くて
攻撃的な戦い方で前に出てくる福森選手の裏を狙われてズタズタにされるって試合が多いのも事実です。
札幌にもキムミンテ選手という、カバー能力が高いCBがいますし、ボランチもケアしてくれますが、
菅選手、福森選手が双方ともに上がってしまう場面になると、一瞬でやられる事は避けられないですね。
なんで、両方上がっちゃうんだ、どっちか最終ラインに入れよ・・・って何度思ったか。駒井選手が今年は調子よさそうなので、その辺り賢くケアしていけば
上位を脅かす存在になるかもしれないですが、J屈指のセーブ率を誇るGKだったクソンユン選手が韓国へ戻った影響も小さくはないのも不安材料でしょうか。
あとは、ミシャの怒りの5枚交替が・・・って、ミシャは名将ですが交替の上手い監督ではないんですよね。浦和時代も3枚替えて退場が出て・・・って試合がありました。
勝負に行くあまりバランスを欠くことが良くある。その辺りも、安定して勝ち続けることは難しく感じる理由です。強いときは驚くほど強いですが、その強さは安定感を欠く印象です。
個人的にとても注目してるのは白井選手。サイドアタッカーとしてはJリーグではベスト3には入ると思っています。
開幕戦を見た印象では出入りが激しい試合をしそうという印象です。特に最終ラインにミスがでるので、失点はそこそこしそうで上を狙うのはどうかと思います。
加えて中断期間中に感染の恐れからTMをやってないそうで、異なる理由から対外試合無しの方針でシーズンインした浦和がどうだったかを考えると
再開後に歯車がかみ合うかどうか不安があるとも思います。オルンガ選手は前評判高いし、開幕戦でも得点していますし、どこまでやれるのか楽しみですね。
昨年まではファストブレイクを合言葉に、カウンター攻撃で、永井選手、ディエゴ選手の二本の矢のどっちかが刺されば堅守で勝てるって試合をしていましたが
今年からは433に挑んでいます。その完成度はどうかなと思ってたんですが、レアンドロ選手、ディエゴ選手、アダイウトン選手の3人の絡みが以外とこなれてて
これは結構怖いぞと感じました。レアンドロ選手が下がり気味に受けて組み立ててるんですが、やっぱり上手いですね。なんで鹿島は手放しちゃうんでしょうか。
でも得点力って面ではちょっと不安もあります。アダイウトン選手は磐田時代から見てますが、例えるなら重戦車って持ち運びの迫力でチャンスメイクは抜群ですが、
シュートが枠に飛んでいかない事には定評がありますし、どうなるかなと。
開幕戦は清水のミスから得点した感じですし、清水は清水で守備に難があるので、433が機能するかどうかはこれからって感じでしょう。
東選手、森重選手など守備で安定をもたらしてくれる選手や、ボランチとして海外を経験して奪う力が格段に上がって帰ってきた高萩選手がいるので
攻撃がどうなっても昨年のベースとなった堅守はなくならないと思います。GKの林選手はリーグでも屈指の名手ですし、東京はベースが安定してます。
ACLがなければ上位におしてましたけど、日程がね。ACLと言えば、安部柊斗選手はいいですね。
今年は過密日程なので、東京のようなビッグクラブでも出番を貰えるでしょうし成長に期待しています。5輪も十分ありますよ。
ロティーナ監督になってからのセレッソを見ていて思うのは、ポジショニングがいいなぁって事ですね。いるべきところに選手がいる、だから守る際に絶対的移動量は少ないのに
囲んでボールを奪うということが出来てしまう。その堅守が際立った安定感を生んでいるなと感じます。昨年の失点数は圧巻でした。
一方で選手間の距離が良く、相手選手の動きをカバーできる位置にいるって事は、相手から見ても最短距離でプレスがかかるって事でもあります。
そのため攻撃の際には詰まる事が多くて、展開が遅く、得点力が上がってこなかったのが昨年のセレッソでした。
開幕戦でも硬い試合を展開して、CK時の相手のマークミスを突いた1点で逃げ切った試合をやりましたけど、奪ったところからの展開が遅いという印象は残りました。
ブルーノメンデス選手の単騎突破だけでは、相手はなかなか崩れないですからね。
監督の手腕が高くて誰が移籍したとかあまり関係なく、安定した組織を見せてくるクラブですが、ネックは攻撃展開力の厚みのなさでしょう。
攻撃で、雪崩を打つかのように2の矢、3の矢が飛んでくる、クリリンがどこにでもいるマリノスのような分厚さが出れば優勝もある。
そういうクラブだと思うので、シーズン中の成長に期待したいところです。
個人的なことを言えば、使った金の分だけ結果をだしてもらって三木谷さんの機嫌をMAXに高めてほしいですw
今シーズンに関して言うと、厳しい、の一言ですよね。水土が基本の超過密日程の中で、イニエスタ選手は40%も試合に出られないかもしれないですね。
加えてACLがあるので、更に厳しい日程になるんですが、
イニエスタ選手、山口蛍選手、三田選手、サンペール選手に続く選手は、安井選手、郷家選手辺りになるだと思いますが、差が大きいなぁというのが印象ですね。
(三田選手は移籍とのコメントいただきました。ごめんなさい。)
最終ラインは、フェルマーレン選手、大崎選手、ダンクレー選手に続く選手の印象がないですね。宮選手は結構安定していたかな?くらいでしょうか。
しかし、神戸は主力でも守備に不安があるクラブです。イニエスタ選手やサンペール選手はサボる訳ではないけど、守備面での負担はかなりを山口選手が負担してますから、
それとダンクレー選手と大崎選手のギャップも良く狙われていて、再開一発目の相手の広島には良い様に両選手の間を狙われて2試合で10失点しています。
6点奪われた試合で、ビジャ選手、イニエスタ選手が絶望の表情で力なくピッチを見ていたのが印象的でした。
攻撃面では開幕戦のイニエスタ選手からドウグラス選手がみせた、ほれぼれする様な攻撃を今シーズンも見せてくれると思うので守備次第かなと。
(2)
「4強」の中でも近年では毎年「最も優勝に近い」と言われ続けているチームで、実際、優勝も多い。
ここもプレースタイルがはっきりしており、それは「アンストラクチャーから一気にトライを取る」
W杯でオールブラックスがやってたようなスタイルだが、「型がない」のがスタイルというのは難しく、国内リーグでこのクオリティで確立しているのが奇跡と思えるほど。
ボールを持つと何が起こるかわからないので一瞬も目が離せない。
戦力的にも充実しており、稲垣啓太、ヴァル アサエリ愛、堀江翔太という、まんま日本代表のFW第一列、今季を最後に医療の道に進む和製フェラーリ・福岡堅樹、おそらく次の日本代表は確実であろう強力タックラーのベン・ガンター、田村の次と呼び声も高い天才SO山沢拓也、オールラウンダーの松田力也などいちいち細かく紹介しきれないほどの現有戦力で、さらに南アからダミアン・デアリエンティ、そして大物中の大物、オールブラックスのLOサム・ホワイトロックが加入した。
戦力の充実ぶりでは神戸製鋼に比肩するチームで、STOPスティーラーズの最右翼のチームだろう。
縦の鋭い突破を持ち味にするチームだが、攻めのオプションが少なく、中位以下をさまよう事が多いチーム。
リーチに代わるキャプテンとしてW杯でも存在感を示したピーター“ラピース”ラブスカフニや、惜しくもW杯で落選となったが待望論も多かった立川理道、南アのNo,8・ドウェイン・フェルミューレン、走力もキックもある万能FB、ゲラード・ファンデンヒーファーなどがいる。
今季は新戦力としてオーストラリアから司令塔・バーナード・フォーリーと、オールブラックスからバリバリのトップCTBライアン・クロッティがやってくる。
頼りっきりになることが多かった立川理道の負担がだいぶ軽減されるのは間違いなく、戦績が安定してくるかもしれない。
硬いディフェンスと、センターなどのバックスの力強い縦の突破で押してくるチーム。
やや地味な存在だったが、手堅いプレーで近年上位に食い込むようになってきた。
今季は2019年大会の出場メンバーもおらず、各国代表からの補強もなかったが、注目はSOで、このポジションから常勝パナソニックの司令塔、ベリック・バーンズが移籍してきた。
また、オールブラックス選出経験もあるエリオット・ディクソンも2年目でチームフィットすれば、強力フィジカルでより粘り強いチームとなるかもしれない。
上位に一波乱を起こす可能性は十分あるだろう。
FWに具智元、BKにレメキ・ロマノ・ラヴァという日本代表や、南アの巨人RGスナイマンなどを擁するが、それ以外の層が薄めで勝ちきれかなったチーム。
各国代表クラスの補強はなく、やや地味な印象があるが、W杯を経験したメンバーがどこまでチームを引き上げるかが注目。
全体的に手堅く、特に早くも複雑でもないラグビーをするのだが、奮闘して中位をキープ。
各国代表クラスの補強もなく少し地味な印象を受けるが、昨シーズンも田村優・茂野海人という代表クラスのハーフ団がまとめて抜けるという危機を選手の根性で乗り切った。
今季も魂を見せることができるか。
古豪としてパナソニックと一時代を築いたが、親会社の不祥事の影響もあったのか精彩を欠き、上位から滑り落ちてしまった。
とはいえ、日本代表キャプテンのリーチ・マイケル擁するFWのフィジカリティは強烈で、スクラム脇を急襲してくるランナーを止められないと力で押し切られる危険なチーム。
ニュージーランドのリチャード・カフイや南アの長距離砲台コンラッド・バンワイクなど経験豊富なベテラン勢が渋く活躍するが、やや高齢化も気になるところ。
チームを安定させ、古豪復活なるか。
余談だがW杯でウォーターボーイとして注目を集めた德永祥尭はフィジカリティもランニングスキルも高いとても良い選手なのだが、数シーズン前にスクラム中に相手の手に噛み付いて数試合出場停止になった苦い経験がある。
前のレビューをみんな読んでくれて、ラグビーの見所が伝わったというのが嬉しいので、注目の対戦カードが立て続けに3試合行われた21日の試合も続けてレビューすることにする。
義務感は感じてないけど、さすがにいい試合すぎて、これはちょっと書きたくなったので。
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21日は面白い試合が目白押しで、全く違う個性がぶつかったオーストラリア×フィジー、似た者どおしのシーソーゲームとなったフランス×アルゼンチンも良かったのだけど、この日最注目のカードということと、増田本人が普段から南半球のラグビーを追っており、選手の個性もとりたい戦術も理解してるということで、ニュージランド・オールブラックスと南アフリカ・スプリングボクスの試合としたい。
南アフリカというと4年前、日本がアップセットを演出したので、ライバルとみなす向きもあるけど、実力でいったら日本は話にならないくらい負けている。
で絶対王者のオールブラックスはいうと、圧倒的に強い彼らが肝心なところで負ける時、相手はフランスか、このスプリングボクスであり、因縁でいうとこちらの方が深い。
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ゲームが始まる前に、オールブラックスは伝統のウォークライ、ハカのパフォーマンスをしたのだが、その演目は「カパオ・パンガ」であったのにちょっと驚いた。
通常、予選では、もう一つのバージョンである「カマテ」が演じられることが多いのだが、大勝負の時しか出ない「カパオ・パンガ」であったのはオールブラックスも相当な気合いが入っていたのだろう。
ちなみに、ハカは通常、リードとよばれる独唱からはじまり、これだけはマオリの血を引くメンバーでないといけない。
今回のリードはTJペレナラ。第二スクラムハーフ。最近は彼が多い。
世界最高とも言われる第一スクラムハーフのアーロン・スミスも資格があり、彼がリードだったこともあるが、国際試合の旅先で女性をトイレに連れ込み、セクシーな行為に及んだのがオールブラックスっぽくないと懲罰を受け、代表から外れていた時期があり、その時からペレナラがリードになった。
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さて試合の方だが、伝統的にこのカードはロースコアになることが多く、その理由はスプリングボクスのとる戦術にある。
彼らはボールを持つと、非常に単調な攻めを繰り返し、パワーをテコに相手の苦し紛れのペナルティを狙ったり、キックを蹴って落下地点でど迫力のタックルをかまして、ポロリから→リスタートのスクラムでパワーで押しつぶして前進を狙う。
大事なのはディフェンスで、キックでボールを渡すので、絶対突破されてはならず、それさえ可能ならロースコアにコントロールできる。
オールブラックスの華麗なパス回しと走力は世界一だが、それを止めうるのが「単純なガタイのデカさ」「常識はずれのパワー」「きれない集中力」「決してサボらない真面目さ」そして「異常なくらいの単純さ」というのが面白い。
実際この試合でもスタートはスプリングボクスが狙い通りコントロールしていた。
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ただ、計算違いが生じたのは前半20分ほど。
予想外を演出したのはオールブラックス10番、リッチー・モウンガ。
彼は前W杯から3年ほど、本日15番に入ったボーデン・バレット、怪我で今大会出場できなかったダミアン・マッケンジーの陰に隠れて、司令塔としては「第三の男」扱いされていたが、今年になって地元NZのチームでの活躍で頭角を現し、オールブラックスの10番を射止めていた。
オールブラックスは、このどちらかと言うと手堅さと抜け目なさを信条とする地味なモウンガと天才的な閃きのある派手なバレットの2人を併用し、実質W司令塔を形成していた。
モウンガについては、栄光のオールブラックスの司令塔という、ラグビー界において文句ない立場にいるのだが、「天才」だの「イケメン」だの「最注目選手」だのともてはやされるバレットと比べて、彼自身のプレースタイルのせいかルックスのせいか、立場に見合った注目をされてると言い難く、なんかちょっと悲哀を感じさせるものがある。
彼が自陣で平行に蹴ったキックパスをきっかけに、オールブラックスは一気にトライを陥れる。
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その後も、モウンガかバレット、どちらかが密集に巻き込まれて機能停止しても、もう一方がゲームを組み立てるので止まらない、という攻めにスプリングボクスは対応できない。
前半で計2トライを献上。
この時間帯はあまり長くなく、2トライを与えてしまった一瞬以外はディフェンスもよく機能し、前半のほとんどの時間がむしろスプリングボクスのロースコア狙い戦術の通りに進んでいた、でも結果として一瞬の破綻で点差は開いてしまった。
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後半はトライがないとプランが遂行できないスプリングボクスだが、驚くべきことに彼らはあまり戦術を変えず、なんとオールブラックスの一瞬の油断から逆にトライをもぎ取ってしまった。
ここら辺は、自分たちのやることを信じて崩れなければ、幸運が一定確率でやってくると言うことかもしれない。
さらに後半20分、SOポラードが虚をついてドロップゴールを狙うと、これが入り、当初の予定通り、「トライはいらない、キックで刻むぜ」戦術を現実的に見える線まで引き戻した。
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しかし、その後、お互いがあまり大きなミスをしないまま時間は経過し、いくつかの幸運の中でオールブラックスが獲得したペナルティーキックを、地味な男モウンガが確実にきめ、スプリングボクスの勝機はじわじわと離れていった。
スプリングボクスとしては長時間ゲームをコントロールし、自分たち好みのゲームを演出したにも関わらず、前半に一瞬の隙で奪われた2トライで試合を失うという結果になってしまった。
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ゲームの概観としては、オールブラックスもスプリングボクスも非常に出来が良く、プールに彼らを脅かす敵がいないことから、双方決勝トーナメントに進む可能性は高いと見る。
そうなると、1ヶ月後に彼らは再び相まみえるかもしれない。
なかなか楽しみではある。
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ブコメで質問があり、増田的にも非常に印象的だったので、フランス×アルゼンチンにおけるドロップゴールについて解説を試みたいと思う。
多分だけど、チームとしての戦術ではなく、個人のとっさの判断だと思う。
ドロップゴールは陣形やゲームスピードから、出そうなタイミングがわかるものだが、あの時「これは蹴るぞ」というタイミングでは全くなかった。
ゲーム全体の流れを思い出してほしいんだけど、あのゲームは前半、フランスが圧倒的に優位に進めていたものを、後半、アルゼンチンがゲームを辛抱強く戻して、ペナルティーキックで刻んで追い上げていた。
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特徴的なのはキックとモールで、前半、双方まったくキックを蹴らず、ムキになって走り合っていた結果、フランスがゲームを支配していたのが、後半アルゼンチンはキックを蹴ったり、モールで押すようになり、長時間の走りあいにこだわらなくなった。
その結果、ゲームが落ちついてアルゼンチンは刻みながら追い上げ、ついには逆転した。
この時点で、計画的にアルゼンチンがゲームのコントロールを自分たちのものにしていた。
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フランスにとっての後半は、前半とうって変わってコントロールできない上にじわじわ追い上げられてしまいに逆転されるという非常に嫌なムードに飲まれそうになっていた時間だった。
そこにリザーブで入ってきた奴がまったく空気に合わせずにシレッとドロップゴールを決めて流れをブった切ってしまった。
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俯瞰で見てる奴がゲームをまるっきり変えてしまうのは、どことなく会社などで中途採用のよそ者がガラッと慣習をやぶって風穴をあけるのを連想させる。
あれはラグビーのフィジカルな面でなく、「我慢のスポーツ」「コントロールのスポーツ」としてのメンタルな面をよく表していたと思う。
ラグビーでは、戦術やフィジカルといった見えるものと、もっと上位にあって見えづらい「客観性」「空気」「メンタル」みたいなものが勝負を大きく左右するケースがあるので、そこにも注目してみると、味わい深くなると思う。
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あ、あとついでに、オールブラックスの選手、リーコ・イオアネのNZから日本に向かう様子を本人が投稿した動画のリンクを貼っとくわ。
彼は「恩人が日本人なので日本語の名前を息子につけたい」と希望した両親に危うく「リエコ」と名づけられそうになったが、「それ女の子の名前やで」と訂正され、「リーコ」になった経緯がある。でも綴りはRiekoやんけ。
そんな人たちもやってくるW杯、みなさん楽しんでほしい。