はてなキーワード: システム化とは
b:entry:twitter.com:sahoobb:status:1047061214176661504
データの紛失と配付資料コピーの件は(マンガの主張の通りなら)相手(M山氏)がクソだね、で終わりだけど、肝心の会場キャンセル料のギャラからの天引き埋め合わせについてどうしても公務員として引っかかる部分があるので。
役所の支払いとして絶対にありえないんですよ。公務員やってたら冗談でも思いつかない発想なんです。
①すべてM山氏の冗談で最初からギャラは全額払うつもりだった。
②M山氏は区の職員だが、マンガ教室は区の事業ではなく、区職員M山氏個人の資金による個人事業だった。
③M山氏は区の職員ではく、ギャラの支払いも区役所からではなかった。((M山氏は役所から教室開催を委託された業者・団体の従業員で、「役所の事業でマンガ教室をやります」と言うのをさほ氏が「役所職員なのでそう言っている」と勘違いした。))
のいずれかしかあり得ない。個人的には③の可能性が高いと思います。
①はそんな冗談を言っても相手を不快にさせるだけで実行不能で意味がないし、②は役所職員がそんな資金豊富だとは思えないので。
役所(に限らず県庁や省庁でも基本は同じ)の何の創造みもない予算執行・契約業務の説明なので面白くもなんともありません。①~⑤は飛ばして⑥だけで結構です。いや全部読まなくてもいいんだけど。
役所の中ではこんな事やってんだな、こんな世界があるんだなってことで。
そのために確保しておくお金の枠を「予算」と言います。(マンガでもこの言葉が出てきますね)
役所がやりたい事業の計画を立てて、必要経費の見積もりをとって足し上げたものが「予算」額になります。
ちなみに「予算」は使途ごとに「費目」が決まっていて、費目ごとに金額を決めて予算を作らなければならず、今回の場合は「マンガを子どもに教える」事を役場から個人・団体に委託するので、「委託料」になります。
委託料として確保した予算は、委託する事以外には使えません。(たとえば会場借用料とかキャンセル料とかには使えません。「使用料」とか「補填・賠償金」になります。)
縛りガチガチですね。公金ですから好き勝手に使えたら困りますからね。
(費目間流用という例外処理もありますが、非常に面倒な手続きが必要だし、事前手続きが必須で「当日現場でいきなり」できることではないので省略します。)
事業を執行する部署(今回でいうと文化振興課かこども育成課か)が好き勝手に予算額を決めることはできず、まずは役所内で「(予算を決定する部署である)財政課による査定」を受けます。
財政課は常に「財政赤字を減らさねば。予算を削減せねば、部署に節約させねば。」と考えてますので、事業や経費の必要性を説明しても根拠資料不足だと差し戻しされたり、事業全部が不要だと却下されたりして、何度も査定室に足を運び、ようやく認められたものが「予算案」になります。
「案」です。
(財政課内でも査定担当VS上司のバトルがあるんですが省略します)
議会の予算決算委員会で委員から細かく審議されたあと、問題なければ本会議にかけられて可決されたら正式な「来年度予算」として成立します。(これは首長と議会が激しく対立してない限り、否決されることはまずありません。委員会で審査されるのも事業そのものの必要性で、積算まで見られることはありません。良くありませんね。でも議員さんが役所の全部署全事業の予算案を積算レベルまで細かく分析するのは現実的ではないでしょう。)
(事業に関わる予算要求~支払までの文書は公文書であり公開請求すれば見られるので、オンブズマンがチェックしてる部分もあります。)
さあ、新年度になりました。さっそく予算を使って事業を始めましょう。
これも事業担当職員で好き勝手にはできません。なんせ使うのは公金ですからね。
まずは「予算執行伺」の決済を取らなければなりません。「こんな感じの事業でこのくらいの金額を、この予算のこの費目から使いたいんですが、いいですか」という伺いを文書化して、契約書の案(印鑑が押して無いだけで実際の契約書と同じ)を添付して、担当→係長→課長と審査をうけて決済をもらいます。だいたい文書を回すだけですが、目新しい事業や大きな事業だとデスクの前に呼ばれて口頭説明も必要になります。(金額によっては部長とか首長レベルまで決済をもらわないといけないが、だいたいは課長決裁。)
まあ前年度に予算案を作る段階で課内でも財政課でも厳しくチェックされてるので、今更なんですが。
次は、事業のためお金を出す人・団体と契約します。今回でいうと、さほ氏や会場店ガリレオですね。
契約相手はどうやって選ぶ?なるべく費用を抑えるために原則は入札。
だけど細かい契約まで入札・開札作業してたら大変なので、限定された使途と一定以下の金額に限り、担当職員が契約相手を選ぶ随意契約をして良いことになっています。
その場合は相見積もりと言って、複数の相手から複数の見積書をもらって最も安い相手を選ばないといけません。
「この付近にはこの会場しかない」とか「この技能を持つのはこの人しかいない」と合理的な理由がある場合には一業者・一人だけ選んで見積もりを取っても良いことになっていますが、これは例外処理なので本当にその相手しかいないのか起案文書できちんと説明しておかないといけないし、上司からも細かくチェックされます。
次はまた決済です。今度は「支出負担行為」の文書を回さないといけません。
使う予算の費目(今回なら使用料と委託料)、使途、実行月日、円単位の金額、支払い相手先名、振込口座情報(役所の支払いは原則口座振込です。研修参加費を現地受付で払うとかでない限り、職員から現金払いする事はありません。)を記載した上で、イベント関係書類と見積書を添付して、また職員→係長→課長と決済を回します。今回は課長で終わりません。
課長から決裁印をもらったら、今度は役所の対外支払機能を一手に担う会計課からも決済をもらわないといけません。
首長から独立した「会計管理者」が役所の資金口座を握っていて、会計管理者の部下である会計課職員が役所のお金の出入りの全てを行っているんです。
会計管理者は「部長」並みの偉い人なので大きい金額の契約を見ていて、今回会計課に持ち込んだ「支出負担行為書」は、会計課担当→係長→会計課長で決済されたのでしょう。(会計課にいたことがないので細かい内部処理は不明)
そうやって初めて、相手と契約できます。「依頼」ではありません。「契約」です。
役所の契約行為は極一部に限定された例外(職員が出張で使うJRきっぷとか航空券とかの購入)を除いて、必ず文書契約です。口頭での契約は絶対にできません。(お金を出す証拠が残らないので不正支出になる。)
契約書はだいたいテンプレートが決まっていて、支払い相手、金額がきっちり明記されています。
これを2部用意して、2部ともさほ氏に渡して押印してもらい受け取って、役所では総務課に行って総務課員のチェックを受けたうえで公印(首長印)を押印し、1部をさほ氏に渡して1部は役所で保管して契約成立です。
そうして無事契約が成立して、ようやく「役所から依頼された」ことになります。
契約を結んではじめて役所はさほ氏に「教室で子どもにマンガを教える債務」を負わせることができます。
そして教室開催当日を迎えました。
ん?担当者が会場を2カ所抑えていて、キャンセル料が必要になった?一カ所は有料のところ(ガリレオ)で、もう一カ所は無料のところ(公民館とか)だったのかな。
キャンセル料は「費目・使用料」では払えないので、帰庁して急ぎキャンセル料の支払いのため「費目・補填賠償金」の支出手続きをしないといけません。
でも、一店だけ予約していたのが講師の都合で急に開催できなくなってキャンセル、なら支払う理由も成り立つんですが、担当者個人のミスで2会場予約していて、しかも当日までキャンセルしてなかったからキャンセル料が必要になった、なんて理由は上司や会計課に説明しづらいし、公金の支出としても市民からツッこまれそうです。(自分だったら、ダブルブッキングは無かったことにして自分の財布から出します。それが一番簡単なので)
ここでM山氏が言った「さほ氏へのギャラからキャンセル料を差し引いて払いますね」は可能でしょうか。
まず「決まった報酬(委託料)から急に発生した別費用を差し引く」というのは不適切な支出です。相手に委託する業務内容に対してこの金額で委託すると一度決めたのですから、業務内容が変わらないのに減額するなんて役所内の決済で絶対に認められません。
これまで支出するために役所内で行った支出負担行為書には支払相手・支払口座・支払金額が明記されています。契約書にも相手・金額が記載されています。
後から支出負担行為書を二重線で消して訂正印を押して見え消し修正する・・・無理です。訂正が効くのは誤字脱字くらいで、支払金額とか支払相手先とかの重要項目の修正はどの役所でも認められてません。契約書の訂正も必要です。
役所保管の契約書を担当者が首長印をコッソリ使って勝手に訂正したとしても(今はどこも公印の管理は厳重になってるので難しいけど)、会計課はそれによる支払を認めないし、さほ氏の持っている契約書には修正前の金額が記載されている(双方の合意に基づいてない)ので、奇跡的に会計課チェックをスルーして(ありえない)減額した金額でのギャラ払いが成功したとしても、後からさほ氏保管の契約書を提示されて不足分の支払請求をされたら、口座振込による支払金額記録が残ってますから、役所は追加払いしなければなりません。
追加払いするためにはまた一連の予算執行手続きがイチから必要になりますし、M山氏はいずれにせよこの段階で不正支出・公文書偽造により懲戒処分です。金額という重要項目の訂正・契約書の片方印だけによる訂正を見逃して支払ってしまった会計課の担当や上司も処分を受けるでしょう。(まあ会計課はどこも細かいのであり得ないけど)
教室が無事に終わりました。
相手が債務を履行したのを会計担当が確認してからでないと支払えません。(例外もあるけど省略)
帰庁後、担当者は会計課にお金を支出してもらうための書類「支出調書」を作ります。文書仕事ばかりでウンザリですか?公金だから仕方ないんです。
ここでもまた、予算の種類、費目、支払相手名、支払金額、支払口座、支払予定日、債務発生日(教室実行日)、支払内容、等を記載して、(システム化されてて支出負担行為と紐付けられてるので、ほぼ自動入力)
先に決済済みの予算執行伺・支出負担行為書・役所保管分の契約書原本・相手が委託内容を実行した証拠(マンガ教室の写真等)と検査調書を添付して、
課内で担当→係長→課長と決済をもらって、会計課に持ち込んで会計課内でもまた会計課担当→係長→会計課長と決済を経て、
はれて会計課が銀行に口座振替依頼データを送信して、さほ氏の口座にギャラが振り込まれることになります。
もちろん課内でも会計課でも、事前に決済を受けた支出負担行為書や契約書に記載された金額・相手名と、支出調書に記載された金額・相手名は照合されますので、「こっそり減額した金額で支払い」しようとしても「書類間不一致」でハネられます。
まあ、減額したとしてもガリレオさんへのキャンセル料の支払い手続きはされて無いので、予算が余るだけで意味ないんですけどね。
これで「事業」としては終わり、なんですが、担当の仕事はまだあります。
年度末の決算作業。決算書ができたら決算特別委員会の想定問答の作成。
翌年度に行われる部内監査((事業執行課の総括課が行う))、定期監査((外部から任命された弁護士や有識者の監査委員会の下部機関である監査事務局による、昨年度に誤った処理がなかったかの検査。支払関係は特に細かくチェックされる。こっそり書類書き換えとかしてもここでまずバレる。))、監査委員自らによる委員監査の監査資料作成や当日の対応。
もし予算に国庫補助金が入っていたら、補助金の実績報告書提出や受け入れ手続き、国の会計検査院による検査の受検((非常に細かく厳しい。ここで不適切な支出とされたら国庫補助金返還となり、返還金の予算確保のために予算流用手続や補正予算編成作業や議会対応が出てきて死ぬ))。来年度の補助金の事業計画や交付申請、等々・・・
と長々と説明してきましたが、帰宅してからずっと書いてて誰が読むんだこんなの。
役所の担当が持ってる事業は1つではありません。複数分野を担当していて分野ごとに複数の事業があります。
教室も1回で終わりではなく年間に何回かやるんでしょう。
教室開催ごとに講師をやってくれそうなマンガ家を探して、コンタクトを取って、ギャラ交渉して、日程調整して、契約して・・・
広さと場所が適した会場を探して、見積もりとって、後払い振込払いの了解もらって、予約(契約)して・・・
講師から教材データをもらって内容チェックして、コピー製本して必要部数を用意して、当日会場に教材持ち込んで様子を写真撮影して・・・
そして毎回ごとに講師と会場に②~④の予算執行・契約・支払手続きもせにゃいかんわけです。
ということで、役所がこの手のイベントをやる場合、教室・講師の手配などイベント開催をまるごと民間業者やNPO団体などに「業務委託」 Permalink | 記事への反応(0) | 21:42
松本城が安すぎる。
九州や沖縄の観光地と比較すると明らかに値段が安い。そして混雑している。
この違いは、中国人観光客の数だと思う。九州や沖縄は大量の中国人観光客がツアー押し寄せてくるため、雰囲気もバブリーになり、施設の値段も総じて高くなる。
一方で松本は観光地としてそれなりに整備されているものの、お金持ちの中国人が少ないため、値段が安く混雑している。
そして、信州の人たちに感じた事だが、全体的に窓口が煩雑でシステム化が進んでおらず、なにかと対人力式のサービスで、個別の客に対応しようとしまくる傾向がある。人手余ってんのか?客もごねる傾向がある。というか何事もスムーズになっていないのでゴネざるを得ないのだろう。
すくなくとも俺は松本城はすぐにでも値段を上げるべきだと思う。
始めに自己紹介を少しだけさせて下さい。私は医学部を卒業して(そして医師免許を取って)、すぐに博士課程に進学し、現在在学中の者です。
大学のMD-Ph.Dコースに入っており、世間で言われる所の「研究医」というのを目指しています。
最近、色々と考えてしまった事があるのと、MD-Ph.Dコース(後ほど細かく書きます)について本音ベースの情報があまりweb上に見当たらないので、進路を考える高校生や医学生の参考になればと思い書かせて頂きます。
とはいえ、それ以外の方が読んでも研究医の事を知って貰うのに興味深いと思う内容もあるので、読んで頂けたら幸いです。
深夜に書いているので所々まとまっていない所もありますが、ご愛嬌でお願いします。
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1.「あれ? 入学時は基礎研究に興味ある人もう少しいなかったっけ?」〜医学部の6年間〜
医学部というのは大学というには特殊な環境(否定的な意味はない)だと思います。学年は100人程度で6年間、ほとんど同じメンバーで過ごします。
それまで神童とも呼ばれて、そして実際ある程度のインテリジェンスをもった集団ではあるので、どこの大学でも入学時は将来に夢と希望を持った人が多いでしょう。
するとやはり「将来はどんな風になりたい?」みたいな話にもなり、「外科医になってバリバリ手術しまくりたい」「家の病院を継いで地域を支えたい」「なんとなく内科とか良いかな」「コウノトリを読んで感動した!」など様々な事を言う人がいる訳です。
その中に100人中5人くらいでしょうか、「iPS細胞凄い!再生医学やりたい!」「基礎的な医学研究をしたい」などと言う変わり者が混じっています。これらの人が医学の基礎研究に興味がある人達です。
さて、夢と希望ばかり語っていても何も始まりません。医学部という所は医学を学ぶ所です。入学すると教養科目→基礎医学→臨床医学→臨床実習という順で学んでいきます。
そして5年生くらいで「将来はどんな風になりたい?」ともう一度話すと、当初基礎研究に興味があった人も「市中病院に行って多くの症例をみたい」「マイナー科の医者の生活に憧れる」等の意見に変わっている訳です。
もちろん、意見や進路を変えることは誰でも持っている権利だと思いますし、それについては何も思いません。ただ「あれ? 入学時は基礎研究に興味ある人もう少しいなかったっけ?」という感想を持つ訳です。
つまり、気づいたら基礎研究を進路として考えてたのは自分だけになっていました。
ただ、やはり医学部の生活を経験した身としてはそれも分かるなと感じてしまう訳です。
そんな事を次に書きます。
医学部はやはり忙しいです。しかし、大量の試験や実習でも効率よく通すことのできる必勝法があります。それは「人と違う事をやらない」です。
実際、僕も試験勉強に関しては他の人と同じ事をしていました。正直、それって考えるコストを全て外注できてしまうので凄い楽なんですよね。
そこで「そうか、人と違う事をやらなければ、上手く行くんだ!」という考えを持つと、まず基礎研究という進路は無いと思います。
何故かというと臨床に進んだ場合の初期研修制度、専門医制度というのが(皮肉抜きに)非常に良く設計されているからです。
言い換えると「○年の内にするべき事」がリスト化されていて、それをクリアすると有効な資格が取れるので、非常に良くシステム化されている訳です。
極め付けは臨床実習で様々な科を回ると「学生さん、何科志望?」とほぼ確実に聞かれます。
聞いている方は特に意識していないと思いますが、つまりは「この研修システムの中に入って、最終的には専門医を取って、そして臨床医として働くんでしょう?」という空気感を臨床実習で浴びる訳です。「そうか、人と違う事をやらなければ、上手く行くんだ!」という考えがあれば、その空気感に飲まれて基礎研究は選択肢として無くなります。
そこで「基礎研究に進むつもりです」というと何と言われるでしょう?
答えは「(いきなり興味がなさそうに)ふうん、変わっているね」です。
もちろん全員ではないですが、感覚的に質問してきた人でこういう対応をするのは75%という所でしょうか。
まあ、しょうがないですね。でも、この空気感というのは結構辛いです。
僕は比較的気にしない方ですが、日本人なので空気とか読んじゃいます。
補足としていうと、卒後数年の待遇は研究or臨床で全く違います。
これに関してはもはや言うのも野暮ですが、月収30万円の研修医vs学費を払う大学院生という事です。
3.「ボクと契約して研究医になってよ!」〜MD-Ph.Dコース〜
遠回りしましたが、本題です。
とにかく医学部出身の研究者が少ない!と言われているらしく、偉い人たち(http://www.chnmsj.jp/kenkyuui_jouhou_corner.html)が様々な大学でMD-Ph.Dプログラムというのを始めました。これは医学部6年間と大学院3~4年間がセットになったものと考えれば良いです。
(書くついでに調べてみたら、文部科学省の強いpushがあったみたいですねhttp://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/10/02/1352252_3.pdf)
幸いにも僕の大学でも始まり、参加しましたが...なんとも言えません。
学校によっては飛び級を認めたりしているらしいですが、少なくとも僕の大学では「授業料相当の奨学金を支給します」みたいな感じだけであり、HPを色々みても他の大学でもそんな感じらしいです。
正直、これだけ大々的に研究医不足の危機感を煽っておいて、実際の支援内容が乏しすぎると思います。
幸い、自分はこの2点に関して個人的な事情でどうにかなりましたが、初期研修並みに上記二点が保証されるシステムとして確立しない限り、基礎研究にいく医学部出身者なんかいなくなると思います。
少し、愚痴っぽくなってしましました。しかし、現在自分の置かれている状況は総合的に見ると満足しています。
医学部を卒業してフルタイムで没頭できるようになると、研究も本格的にできます。
更に幸せな事に、良い指導者を見つける事もでき、研究者として生きて行く事を応援してくれるような環境も手に入れる事も出来ました。
もちろん条件検討に次ぐ条件検討で上手く行かなかったりもしますが、新しいデータ(もちろん裏には大量のNegative result)が出たりすると最高にワクワクしますし、それをもとにディスカッションするのは面白いです。
一度振り切れてしまえば楽しいです。なので、もし読んでいる人で研究医になりたいという人がいたら、是非そのまま突き進んで欲しいと思っています。
指導者からは研究できるポストが無限にある訳ではないし、将来も不安定だよと言われたりもしますが、それでもチャレンジする価値はあるのかなと考えています。
以上の僕の経験から研究医になりたいという高校生・医学部生にアドバイスを送るとしたら
です。
また、もしこの文章を読んでる「偉い人」がいたら
もちろん、僕も今目指している過程なので、偉そうに言える立場ではないですが、少しだけその世界に足を踏み入れている分、思った事を書かせて頂きました。
ここまで読んでいただいた奇特な方へ、ありがとうございます。
ある一定以上の人材になると看護師みたいに力量をあげれなくなるんだよ。
料理人で考えてみて。一人だけがいくら千切りが上手にできても、宴会とるならスライサーがあったほうが楽だ。
料理にしろ医療にしろ、システム化が一番強いし、普通の企業はそれができているのに、なんで医療だけ個人技能のスポーツに話を戻そうとしてんだってことだ。
もちろん、もう衰退することしかみこめない地方の珍味料理なら新人も社員教育も要らないから迫力ある(失敗があったって客のほうが顔みて遠慮してくれるような)おじいさんだけ採用すりゃいいけど、医療はこれからもずっと必要だろ。
AI補助診断だってなんだっていれりゃいいんだよ。医療保険会社からなんかいわれたりしてないの?
あと優秀さについてだが若い医者は55点しかとれない男より80点とれる女のほうがいいにきまってるんじゃないか。
https://twitter.com/kayuicomai/status/1026066817851088896
論文読めて覚えられるのは期待できるだろ。なにをもって「優秀」っていってんのかわからん。
https://toyokeizai.net/articles/-/200786
5年生存率? 患者側ストレスだって女医のほうが少ないでしょうが。
なんで男性医師男性医師って一部だけたとえ話でっちあげてひまそうにもりあがってんのかお察しってもんだ。
あとこないだ手術されたけど(主治医が院長1人の入院を女性はしょっちゅう経験している)、ホント昼間だけでも朝夕でもできるだけ女医こみの複数制でおねがいしますって思ったし、いつまでも身の回りの例だけで小乗仏教みたいなこといってんじゃねえよ。
副次的にみえる症状に長いこと悩んだあと自分でググりたおして医者にお願いしてようやく正しい結論が出るとかしょっちゅうというかあたりまえなんで(別に救急とか休日ではなく、みんなそんなもん)女性医師にしろ素直に話を聞いてくれる先生のほうがいいですし、私の眼の前で話聞いてググってくれていいから。グーグル(ででてくる患者会とか患者側体験談)より賢い先生なんかいないから。と思ってます。
個人技能のある先生がたまたまいたからなんだっていうんだ。日本全国の患者が運良くその先生に見てもらえるわけねえよ。
甲子園レベルが1人まじっててなんてたとえ話なんか聞きたくねえよ。田舎に甲子園選手がくるわけねえ。
そもそも甲子園選手だって投手にバッティングに一塁も守らせて万能なやつなんかいない。
そんな中でクソみたいな劣化男性医師ばっかりなのがそもそもおかしいんだ。
なんで母数の少ない優秀な医師をわざわざ受験で減らしたのか?って聞いてるんだ。
おまえらがたとえ話でいうならこっちもたとえ話するけど、優秀な女性医師は昼間の診療も看護婦への伝達も細やかだから夜中に急変させる割合が少ないんだよ。
https://president.jp/articles/-/25874
調理師免許なくて食中毒の知識がなくたって、千切りできて夜勤連続できる料理人のほうがいいよねーというアルバイトの愚痴を延々きかされる身になってみろ。
元号にこだわってるのは官公庁と銀行と大企業みたいな古いところ。
1ヶ月以内での対処となると相当頭の固くて、システムトラブル+経営責任をとっての辞任を恐れないヒャッハーな銀行、大企業以外は西暦化すると思っている。
平成が来年5月から使えなくなるってのはもうわかってることだからね。今からの準備なら西暦化に間に合うだろうし。
問題は官公庁なんだよなぁ。日本会議系以外の総理になればと思うが、、、。、
ただ、大臣の所属見てると、もう完全に日本会議系に自民党の政治家は毒されてるんだな。
で、珍しい日本会議系以外の大臣の林大臣は、セクシー個室ヨガ問題か、、、、
女性問題+秘密調査機関って本当にFBIのフーバーみたいに、政敵を追い落とすための手段として使われてね?
まあ、これだけ裏では実は監視社会になってる以上、敵ができやすい人間は本当に女性関連は清廉じゃないとダメなんだろうなぁと思ったりする。
https://nyawaraban2014.amebaownd.com/posts/4135126
自分も数年前に大学内の類似施設で似たような問題に直面して数年解決を試みたけど
自分の実力だけでは解決は難しいなと思ったので、諦めて業種替えした。
最初の転職活動で年収が100万円近く上がったのには唖然としたけど。
自分が好きになったことにつけ込まれる業界で働くより、自分を評価してくれる業界で働いた方が金銭的には
業務を発注するには業務内容の把握と評価を適切にできる必要があるが、大学側に書店運営を
誰もが(財務課が)納得する「委託費用」に評価の重きが置かれることになりがち。
大学全体として正規職員以外の職位者には歪んだ指定制度の名残か最低賃金(以下)で雇いたい傾向が強い。
非常勤教職員、ポスドク、委託先スタッフ、下手すれば実質労働時間で割ると最低賃金下回るのでは?
私は文中のクレーム入れてくる教授を「書店に関心があり心身になってくれる良いお客」というよりは
ベテランが積み上げてきた取り組みにフリーライドする組織の無意識なブラックカスタマーに思えてくる。
取り組みを評価はしても金は出してくれないもの。教授は大学運営に強く関わる一員ですから。
毎年の委託費を「管理コストは毎年下がっているはず」で委託費用値下げを強行してくるとこも当然ある。
あと、大学事務職の傍流には残念の最先鋭な人たちが集まりがちよね。介護手数料を委託費に上乗せしてほしいわ、大学上司氏。
大学内の図書販売や図書館サービスを受託する大手書店系や何とか流通センターは
契約の獲得にあたり、独自性や高レベルなサービスではなく、低価格で何でもやります路線で
契約を勝ち取り続けてきた。大学側に価格以外の評価が持ててないことが一因ではある。
契約価格が上昇したのは最低賃金の上昇分と委託価格にかかる消費税が増税したときくらい。
それでも利益確保をしようとすると、しわ寄せを現場におしつけがち。
書籍の販売は再販制度があるとは言え、万引きで吹けば飛ぶような利益。
コンシュルジュやセレクトショップ形態で独自性を出したところで本の価格に上乗せはできない。
必然的に一番高価な維持費である人件費を削減していく傾向は避けられない。
ましてや大学の書店は生協加入者に1割引きで販売しているので尚更。
維持運営させていくには人を最小人員、最低賃金昇給なしでは事足りず、場合によっては
フルタイムを減らして週20時間以下スタッフの割合を増やし、かつ売り場面積縮小で賃貸料削減も検討する。
教科書・参考図書発注もこれまでの発注履歴からある程度システム化して、業務効率化で乗り切ればよい。
買切りは高リスクなのでできる限り避ける。
あいつら突っ立って、いらっしゃいませ言って品出しすれば良いんだから、たまには苦労して成長しろ。
ちっ、せっかく成長の機会与えてやったら粘りがないから辞めるとか言い出した。
好みで発注しやがって。
せめてリニューアル初期の立ち上げ時にベテランが面倒見てやるのは最低限の義理だろ。とかね。
残念ながらよく聞くはなし。なんか悪い宗教にでもはいっているのかしら。
これまでの日本社会は結婚や出産で正規雇用を退職せざるをえなかった女性が非常に多く、一度退職すると
再度の正規雇用はおろか、30代を超えてからはフルタイムのパートですら見つけるのに苦労する状況があった。
そのため、最低賃金であろうが文化的な匂いのする図書販売や図書館スタッフは大変人気があり、早稲田大学文学部卒や
数十人規模のチームマネジメントをそつなくこなす女性を掃いて捨てるように扱っても応募が絶えない状況が続いてきた。
本を扱う会社は文化的であるというより、文化的であることを取り繕える場所って言ったほうが適切な気はする。
ベテラン書店員が高待遇を得るためには店の売上に常に貢献し続けていく必要があるかと思います。
長年の経験による発注スキルと取材されるレベルの高クオリティなフリーペーパーは一体どれだけ
売上に貢献できたか、広報活動たりえたか。そして本社、大学でその経済価値を共有されていたか。
ベテラン店員の「こだわり」が店舗運営上の障害になりうる場合もあります。
買切商品を100冊独断で発注して1割引きの条件下で販売し「ほとんど売り切れた」として利益でましたか?
海外文学の棚は売り場面積あたりの売上を従来からどれだけ上げる見込みですか?
フリーペーパーについても頒布コスト書店・大学持ちの同人創作活動になってませんか?
文化的評価が高くとも経済的な実績を明示化できないと従業員としての評価には繋がりにくいと思います。
今回のような話は「なんとかぜんゆうなんとかどう」で働いていたスタッフから類似した話をよく聞いてきました。
他の大手書店系でもちらほら聞きます。それでも自分が関わっていた頃よりもクソっぷりの純度が上がっていて
なぜ?人にとって便利なものになるはずの「システム」という分野でこんなことが起こっているのか?
責任の一端をほんの少しだけ感じている。。。
スーパーのレジが会計のみ自動会計機になっているのを最近よく見かける。
完全に顧客目線のシステムではないよね?店員はバーコードを通して、
何番でーす。というだけ。非常にスピーディにはなっている。確かに。
でも楽になったのはスーパーの店員でその分のしわ寄せが「エンドユーザー」にいってる。
支払いという行為をエンドユーザーだけで行うため、面倒くささをエンドユーザーは感じるのだ。
お年寄りなんかはこんなのとても負担に感じるし、逆に売り上げ落ちるんじゃないか?
と思っている。
システムは常に「エンドユーザー」のことを考えて作られるべきだ。
このエンドユーザーは「システムを使う人」ではない、そのシステムを使う先にいる顧客だ。
BtoBのシステムでも常にBtoBtoCのCを忘れてしまうとこんな微妙な感じのシステムが出来上がる。
これで店員さんは注文を受けなくてよくなったわけだが、これも本当にひどいシステムだ。
結局注文を「入力する」という行為を顧客側へ押し付けているだけだ。
さらに、UIがひどいため顧客は一度紙のメニューで選んでから、タブレットで注文を入力しないといけない。
顧客目線でシステムが作られていないから、メニューがタブレットでは見にくくて仕方がないのだ。
確かに店員の生産性は上がるが、それは顧客の「無償の協力やある種労働」に頼っている。
本当にひどいと思うし、これで利益が上がると思っているなら、ちょっと経営としてどうかと思う。
商売と同じで、使う人、使うことで恩恵を得る人の両方がハッピーにならないのといけない。
従業員が便利にシステムが必ずしも顧客が便利になるとは限らないのだ。
一ヶ月前、回転寿司に行った。
ちょうど恵方巻きのシーズンだったので、普段はすぐに空くカウンター席でも、座るまでに結構な時間待った。
食後にレジに向かうと、異常なまでの大行列が出来ていた。全て、支払い待ちの列のようだ。恵方巻きを注文した客の会計と、寿司を普通に食べた人の会計が一緒の列で行われているらしい。
レジの支払い待ちが、食事中の人たちのテーブル席まで伸びている。テーブル席に座っている人たちも行列に並んでいる人たちに食事をチラチラ見られて居心地が悪そうだった。
15分ぐらい待って、俺は先頭から2つ後ろまで進んでいた。なぜこんなに時間がかかっているのか気になり、俺は大パニックになっているレジカウンターの裏側を覗き込んだ。
どうやら、恵方巻きがどれくらい売れたのか、業務用アプリに入力する必要があるらしい。
大学1年生ぐらいに見える女性店員は、慣れない手つきでタブレット端末に映る豆粒みたいに小さな入力欄を、親指で懸命に押していた。
結局、思ったように入力できなかったようで、先輩と思われる50代ぐらいのおばさん店員に代わりに入力してもらっていた。
しかし、そのおばさん店員も苦戦しているようで、タブレット端末を覗き込むと「(恵方巻きを買った人の)性別、年齢層、注文個数、受取金額」などを事細かに入力する必要があるようだった。
それが、小指の爪より小さいぐらいの文字の大きさで書いてある。
俺はそれを見て、胸を痛めた。
自分自身、プログラマという仕事をしており、毎日のように業務系のシステム開発をしているんだが、自分が作っているシステムは要らないんじゃないかと思うことがよくある。実は、システムを使う側からすれば、新しいシステムを導入しないで今のままのオペレーションを続けるほうがやりやすいんじゃないかって。
上の出来事がある前からそう思うことが良くあったが、行列に並んで現場を目撃した結果、その考えが確信となった。
システムを理解していない人ほど、システム化=(今の仕組みよりも)便利なものになる、だと思っている。
これは全くの誤り。
システムというものは、作る側と使う側、お互いが理解し合うことで初めて便利なものになる。
使う側があれこれ無理を言ってきても、いいものはできないし、逆に作る側が良かれと思ってあれこれやってあげても、使ってもらえなきゃ意味が無い。
さしずめ、件の回転寿司のシステムは、レジ打ちなどの現場経験が一切ない本社の人間と、その人の言うことに何の疑問も抱かず、提案のひとつもしない言いなりの開発会社が作ったんだろう。
今回のは、作る側が使う側のことを一切考えないで作ったパターンだと思う。
結果、現場では大混乱が起こり、不満が爆発。それをみた本社の人間は開発会社に文句を言い、開発会社は改善要望を載せて次の新システム開発に動くと。
だったら、最初からシステム化しなきゃいいだろって思う。最近話題のアマゾンの完全無人コンビニも、あれ人間の良心を信用しすぎだと思っている。
それがもう合わなくて、合わなくて、
もう4年ぐらい前の話だから、今はサービスも変わってるかもだけど、
とにかく書く量も多いしそれで時間取られるし、
「この半期でよかった点」「悪かった点」を、10個ぐらいの項目に書かなくちゃなのさ。
「小学校の成績表じゃないんだから」みたいな項目もあったな。うろ覚えだけど。
営業会社の制作部門だったから、そもそもなんか評価の方向性も違っているし。
(営業が仕事をしやすいようにサポートすると、それは自分の実績にならない感じ)
その頃にちょうど辞めて転職したんだけど、
私が辞める頃にはそういうの皆無になってた。
日本の企業は無個性になるし、そのシステムつくっている会社にとって
でも私は、
あのシステム滅んでほしい。と思ってる。
Q1について経験談から補足するけど、仮に全ての自治体の業務が同じだったとしても、京都市レベルの巨大な自治体なんてそうそうないから、汎用的なシステムを作る意味があんまりない。人口100万人以上の自治体なんて数えるくらいしかないから、汎用的なシステムを作ったとしても市場が小さすぎる。
人口が増えると当然データの量も桁違いに増えて、処理にかかる時間も変わってくるから、数万人程度の自治体と同じシステムってわけにもいかない。数万人程度だと、処理の対象が少なすぎる場合は、そもそもシステム化されてなくて、手作業で税金なんかの計算をする場合もあるけど、それが何十倍にもなると手作業がおっつかなくてシステム化せざるをえない。
でもなんでかんでもシステム化すると、当然金がかかるし、保守をする手間もかかるから、小さい自治体には、大きい自治体向けのシステムなんていらない。小さい自治体向けだと、数人で扱うことを想定して作られてるけど、大きい自治体向けだと、それこそ何倍もの人員で使うことを想定して作られているからね。
ちなみに数万人程度の小さい自治体だと、市場は大きいから、汎用的なシステムが結構導入されてるよ。もちろん自治体によって事情は違うから、多少のカスタマイズをする必要はあるけどね。
憶測は憶測だが治験の内服なんて、「ごっくん」「飲みました」でクリアでしょ。
飲んだあとに本当に飲んだか口をあけさせて隅々まで確認をする、ということまではしないんじゃない?
飲んだふりをして舌の下とかに隠しておけば参加者は治験薬によってもたらされる悪い影響を回避しつつ治験参加報酬を得ることができる。
だから血中濃度を測定してちゃんと内服・吸収されたかを確認する必要がある。
その血中濃度が測定感度以下ならまず治験施行者は参加者が不正をした可能性を第一に考える。その他の可能性としては薬が参加者のところに行くまでに取り違えられたか、血液が検査までに取り違えられたか。
個人的にはシステム化された治験の過程でこれらその他が起こる可能性は、参加者が不正をする可能性よりはるかに少ないと思う。もちろんゼロではない。もしかしたら増田はその僅かな可能性にあたってしまったのかもしれない。