はてなキーワード: 訂正印とは
私が悪いんかもしれんけども……ある程度のフェイクもあり。チラ裏だと思って書いてるから読みにくいです。
教育実習では実習日誌っていうのを書かなきゃいけなくて。
その日あったことを書いて自分であとで読み返す用のヤツ。一応公式な文書として扱われるから間違えたら訂正印、修正テープは厳禁。ついでに大学にも提出はして実習をした証明になるんだよね。
それを毎日見てもらって、実習校の指導教諭にコメントを付けてもらうことになってた。
ある時その指導教諭にちょっと呼び出されて、何かな?と思ったら
【今日は生徒が授業中に教室を立ち歩いてしまう事案が発生してしまった。その際の○○先生の指導が参考になった。】
「これじゃ〇〇先生の指導が悪かったみたいだから書かないでほしいんだよね、上から紙を貼り付けて書き直してくれない?大学側にも見せるやつなんでしょ?」
????悪かったみたいじゃなくて悪かったんじゃない?????実際立ち歩いてたわけだし………と思ったが、そういうこともあるか、と頷いた。
「じゃあ紙から透けて見えないように修正テープ貼ってもらって良い?見ててあげるから」
こんなこと言われるんだ、社会って……
教師ってもっと誠実で真面目な人がやるものだと思っていたけど、実際はこんなものなんだなあ……
こっそり泣いている私にその指導教諭は「添削をするためにこの間違った文章をコピーしてきてあげるね」と言った。
一生懸命書いた日誌が間違い扱いされて、私はもっと泣けてきた。けど大人しく待っていた。
5分経っても印刷室から戻って来ない。何かトラブルでもあったのか?私は覗きにいった。
指導教諭には日誌を他の先生に見せて、「こんなん書いてきたんだよ?やめてほしいよね〜〜ホント」とニヤニヤ陰口を叩いていた。
無理すぎて職員室に戻った。べそベそ泣きながら(マスクで隠した)添削を受けて、全然違う文章にされた日誌の文章を書かされた。
最悪だった。
「コレじゃ研究授業のことと生徒のことだけじゃん?もっと見学した先生のこととか受けた指導のこととか書いてほしかったな」と言われた。
貴方に初めて添削された時のことがトラウマになってて他の先生の話書けなかったんですけど……
そもそも表現を直すならまだしも内容を全部貴方が変えちゃったら私の日誌じゃなくて貴方の理想の日誌になっちゃうんですけど……
というのを飲み込んで
「他にもまとめは出すので日誌のまとめはこのまま行きたいです…」
とか細い声でもそもそ言ってやった。
その教諭は不満そうに「じゃあ他の先生にも読んでもらってそれでOKもらったらいいよ」と言った。
そして他の先生のところに行って、何やら内緒話を始めた。なんかクソみたいなまとめ文書いてきたんだけどガツンと言ってくれない?みたいな話をしているのか?私はまた泣きそうになった。
その先生にも添削を受け、微妙そうな顔の先生に「まあ……いいんじゃない?他のところでも書くんでしょ」と言われ、不満そうな指導教諭の視線を受けながらそのまま提出した。
最後に職員室を出る時、みんな「お疲れ様でした」と言ってくれた。その指導教諭は私のことを無視して、背中を向けていた。
もともと教育実習は資格とるためだけに行ったけど、(もしかしたら先生になりたいって思うようになるかもな)と思ってた。
実際、生徒は控えめで大人しかったけど優しくしてくれたし、先生たちも差し入れのお菓子をくれたりして、頑張って実習できた。でもああいう教員と一緒に働かなきゃいけないのかな、と思ったら、教職はやりたくないな〜〜になってしまった。民間で大人しく働くことにします。
・実はこの教師恩師の奥さんらしくて「この人恩師の奥さんなのにこんなひどい人なんだ」っていうショックもありました!!!
・今はそこまでショックじゃないっていうかクソ〜〜!!とは思ってるけど平気です!そういう嫌な大人もいるよね
・試験受けます!頑張ります!っていう噓ついて実習受けてたしクソ実習生VSクソ教師だと思います
・民間でも嫌なことあるかもしれないけどお疲れ様ってここで言ってもらえたから頑張ろう!って思いました。有り難うございました。
訂正印使ったら落とすの当たり前って思ってる人多いみたいだが、正直今時そんな会社がある事自体が非現実的に思うわ。
そこまでやべえ考え方してる会社とか、流石にもう無いだろ。
(新入社員に社長の本配ったりするような会社はまだそこそこあるけど)
つーか、そもそもこのご時世に紙でしか受け付けてない時点で将来性微妙じゃね。
1つや2つ程度のミスでいちいち最初から書き直す暇なんてありゃしねえんだわ。
なら内容見ずに訂正印や誤字だけで落とすのはちゃんとした仕事してねえ証拠だから今すぐ辞めろカス。
枚数多いから仕方ない?
なら書かなきゃいけない枚数が膨大な俺らも同じ言葉返せますね。
手書きじゃないと熱意が計れない?
ならオンラインESでも計れる企業オリジナル設問考えてくださいで終了。
あと、採用担当の負担減らしたいなら尚更マイキャリアボックスやOpenES導入しろや。
それが聞き入られてない時点でもうお察しだわ。
怒りが頂点に達している。
ここまで殺意を覚えたのは久しぶりだ。ざまあみろや、あのチビ女。
俺、土木の施工管理の仕事してるんだ。それで昨日、県庁の支所に進捗報告の関係の書類を出しに行ったんだ。
それで窓口に背が低い、ガリガリの女が出てきた。半年くらい前、「〇〇ちゃん、もう19になったの~?」って周りからちやほやされてた。
で、その女がさ、めっちゃ接客が悪い。終始ぶすってしてるし、ボソボソとしゃべるし、何言ってんのかわかりにくいし、それで俺が作った書類に赤鉛筆でシャシャッとやって、「県道の名前が間違ってるので会社印で訂正して持ってきてください」とかほざきやがる。
県道以外にも修正はあったが、正直どうでもいいレベルで細かいことだ。
土木建設の分野だと、こういう時は訂正印なしで二重線を引いての修正が認められてる官公庁がほとんどだ。金に関係する項目以外の、本質的じゃない項目だと認められてる。国だってそうだし、地方だってそうだ。
で、「前の職員は訂正印なしでOKでしたよ」って言ったらさ、「本来はダメなんです。修正してから出直して下さい。少なくとも税務課などではそうです」
とかほざきやがる。
俺はキレた。「どうなっとんなら、おい!!」みたいな声を上げた。方言でごめん。
俺の会社、ここから30キロ離れたところにあるんだぞ??空気読めや。
で、その女がいきなり縮こまってまたボソボソと説明を始めたから、
「じゃあお前が申請書書け!」みたいなこと言ってたら、先輩連中がぞろぞろとやってきた、ちょっと上の立場の人が笑いながら謝ってきた。「この仕事の担当になって日が浅いので許してやってほしい」ってさ。
バカバカしくなって帰ったよ。
窓口を離れて振り返ると、さっきの女が若い連中から慰められてた。
そいつ、見た目はかわいいんだ。アイドルみたい。アイドル見たことないけどな。
実はその時こそが怒りのマックスだった。手の震えが止まらなくて、歯ぎしりが止まらなくて、足は壁を蹴りそうで、殺意を隠すために壁際に立った。
携帯を取り出して、測量士の試験のポスターを撮るフリをして、慰められてる女の顔写真を撮ってやった。
帰ってから俺が登録してるマッチングアプリの副アカウントを操作して、そいつの名前と顔写真で再登録してやった。もちろん役所名はオープンな。県内の公務員ほぼ全員のあしあとを踏んでやったわ。ざまあみろや。
公務員ってさ、どんだけ失敗しても、致命的じゃなければクビにならないんだろ?あの女にしても、今は年収でいったら俺の会社の若い女と同じくらいだけど、10年くらい経ったら年収500万とかになってるんだろ?
おかしくね?俺の会社に今年入った若い女子、もう半分くらい辞めてるぞ?5人くらいか。男の方もそんな感じだ。工事ってのは、1回失敗すると取り返しがつかないことが多いから、とにかくシビアにやってる。そんな状況なんで、若い子がどんどんやめていくんだ。
でも、バカバカしいよな。俺たち民間企業が心と体に汗水たらして働いてんのに、あんな舐めた態度のガキが偉そうに俺に指示するんだからな。
市民の税金でメシ食ってるんだろ? だったら官公庁が顔採用とかすんなよ。前にお前らさ、私たちは公平で中立で平等で~とか言ってたじゃん。涼しい顔で嘘つくなよ。
特に地方公務員ってさ、窓口に可愛い子がけっこういるけどさ、絶対面接官にエロいこと考えてる奴がいるよな。死ねよ。
土木建設の行政届出経験7年の俺だけど、体感的にこの人には税金払ってもいいなって思える公務員は1割くらいいる。
中には俺がクビになりかけの状況の時、公文書を改ざんしてまで助けてくれた人もいる。その人、今は俺の会社に天下りしてるよ。あれからずっと恩返しがしたくって、あることないこと盛りまくって役員連中に報告しまくってたんだ。
俺のおかげだけじゃなくて、その人に徳や仁があったからこその当然の結果だ。その人と俺は年齢全然違うけど、今でも年に3回は飲みに行くよ。
公務員ってぶっちゃけクビになったりするの? 例えば、成績が悪いままだと退職勧告されて、それでも従わないとし尿処理場に一生閉じ込められるとかさ。そういうのがあったら教えてほしい。増田って意外と公務員が多い印象がある。根拠も何もない、俺の勘だけど。
訂正印を英訳したソースコードのクラス名、オブジェクト名が correct stamp なので、なんか絶妙にもにょる。
correct って正しいとかそんな意味だよねーとググると、 correct in japanese がサジェストに引っかかるんだがどういうことだろう。
正義執行官とか、漫画でよくある訳名をファンサブが訳すときに使うんだろうか。
それとも駅とか公共機関で英訳で連呼されている?それとも、ヤマトのコレクト便の影響?
https://japanese.stackexchange.com/ があることを初めて知ったが、redditでやれって感じのQuoraにはない質問が並んでてゆるーい感じに癒される。
女型と雌型の違い?進撃の巨人の作者に聞いてくれよ。。。的な。
巡査部長、調書改ざん…消せるペンで表現直す : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120822-OYO1T00758.htm
「令状出てますんで」突然の家宅捜索 できあがっていた調書:朝日新聞デジタル
ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASQ2K5QP5Q10UTIL02K.html
報告書によると、同年9月に宇和島市内のスナックに酒を飲みに行き、当時容疑者として浮上していた男性と会った。自営業者の男性が「やったんやないん」と聞いたところ、「うん。おれがやったんよ」と話し、「死体の他の部分はどこへ隠したん」との質問に、「山よ」と答えたことになっている。
しかし、自営業者の男性は取材に対し、「警察は来ていないし、報告書にあるような内容は話していない」と証言。
ttps://web.archive.org/web/20060404232408/http://www.asahi.com/national/update/0404/OSK200604030107.html
1999年桶川ストーカー殺人事件 冤罪を訴え続ける“首謀者”「再審請求がダメなら一生獄中です」
実行犯の店長が逮捕後、「武史に頼まれてやった」と供述したことだった。
無実を探せ! イノセンス・プロジェクト — DNA鑑定で冤罪を晴らした人々
ttps://www.amazon.co.jp/dp/4877984240
ttps://www.nikkei.com/article/DGKKZO53083870X01C19A2MM0000/
指紋認証は500円あれば作れる「偽指紋」で簡単に突破できることを示すムービー
ttps://gigazine.net/news/20211124-fingerprint-hacked-for-5-dollar/
ttps://b.hatena.ne.jp/entry?url=http%3A%2F%2Fmembers.jcom.home.ne.jp%2Fmiurat%2Fad040722.htm
「指紋鑑定におけるダブルブラインドが採用されたのはごく最近」
ttps://twitter.com/otakazu/status/376536776015220736
教授は「(DNAは)偽造することができます。ほんのちょっと混ぜただけであなたを犯人にすることも簡単にできます」と恐ろしいことをいう。
法医学者の「DNAは別のものに簡単にくっつけることができる」という言葉に愕然とする。
ttps://news.goo.ne.jp/article/galac/entertainment/galac-20150811111259169.html?page=1
How flies could potentially put an innocent person's DNA in the wrong place
ttps://twitter.com/NatGeo/status/701877902187614208
できあがった調書を、書記官が読み上げる。速すぎて、Yには何を言っているのか分からなかったがYにはどうでもいいことだった。調書にサインをして拇印を押すと、やおら腹が立ってきたYは、調書を手に取り、ライターで火を付けようとする。慌てるI検事に、「土下座しろ」とYが言うと、I検事は床に額を押しつけた。
巡査部長、調書改ざん…消せるペンで表現直す : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120822-OYO1T00758.htm
【独自】検察事務官が特捜部の書類変造、印影をコピーして貼り付け…火災後に一部見つかる(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/b620c7ea088a91e5d8e17685bd37c86e6920dc00
被疑者が署名押印したページだけを生かして、その他のページを別のものと差し替えて、捜査官が契印をしてしまうと、容易に贋の調書が出来上がってしまうのです。
「私がサインした調書は6ページか7ページくらいで、こんな10ページをこえるものではありません。そして結論が違います。これでは私がこのメールを前町長の当選依頼だといっているのと同じではありませんか。私は当選依頼ではないと言っているのですから真逆です。私のサインした供述調書は別のものです」
本人の調書を読んでいただいたところ「内容が違う・・・」と言われたのです!
紙の調書にしても、袋綴じし、両者割印が社会常識であるのに、それを絶対にしない。最後の頁に被疑者の拇印だけである。取調官の拇印も押さない。調書のコピーも渡さない。これでは、いくらでも差し替え自由である。
ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/SukiyakiSong/status/25104726020
問題点は次のとおりだ。
②文中の供述内容の訂正印やページ間の割印は、作成者である警察や検察しか押印せず、被疑者には捺印(指印)させないこと
中略
しかし、訂正箇所もページ間の割印も被疑者には捺印(指印)させないのであるから、被疑者が署名指印した最後のページだけ残して、後はバソコンでどのようにでも作り変えれるのである。
調書の改竄(かいざん)を防ぐ方法がある。それは、契約書では当たり前の方法でありお金も掛からない。その方法とは、全頁に割り印を押させることである。
調書は契約書のように2部作成し、割り印をして双方が持たないといけないという実例
ttps://b.hatena.ne.jp/entry?url=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2Fworks45%2Fstatus%2F28886387378
可視化というのは、取り調べの模様だけを録音録画して
おけばよい、ということにならない。調書作成過程も全部
含めて、必要だろう。
大学時代は研究室で朝から晩まで研究をしていた。そりゃ、大変だったさ毎日。アルバイトする時間もなくてお金もない、遊ぶ時間もない。それでも一つの目標に向かって自分で考えて実行する実験(仕事)は楽しかった。それに比べて今の仕事、銀行。くっそつまらん。
マニュアル通りの作業を求められる。営業成績にプラスになることでも自社マニュアル通りの手順を踏まなかったら夕礼で皆の前で公開処刑。住所一文字でも間違えたら訂正してもらって訂正印をもらう。高額の引き出しだと本人確認。くそみたいな投信の販売。なんだこれ、ペッパー君でもできるんじゃないかこの仕事。お局のばばあはうるさいし。学生時代の方がもっと難しい事をして楽しかったわ。
銀行員の中にはPC使えないアホがたくさんいて新卒の俺がexcelを教えたり、未だに通帳で財産管理してる奴もいて絶望した。日本でキャッシュレス化が進まないは銀行員のせいだと思う。通帳とかいらないだろ、ネットで管理しとけ。
b:entry:twitter.com:sahoobb:status:1047061214176661504
データの紛失と配付資料コピーの件は(マンガの主張の通りなら)相手(M山氏)がクソだね、で終わりだけど、肝心の会場キャンセル料のギャラからの天引き埋め合わせについてどうしても公務員として引っかかる部分があるので。
役所の支払いとして絶対にありえないんですよ。公務員やってたら冗談でも思いつかない発想なんです。
①すべてM山氏の冗談で最初からギャラは全額払うつもりだった。
②M山氏は区の職員だが、マンガ教室は区の事業ではなく、区職員M山氏個人の資金による個人事業だった。
③M山氏は区の職員ではく、ギャラの支払いも区役所からではなかった。((M山氏は役所から教室開催を委託された業者・団体の従業員で、「役所の事業でマンガ教室をやります」と言うのをさほ氏が「役所職員なのでそう言っている」と勘違いした。))
のいずれかしかあり得ない。個人的には③の可能性が高いと思います。
①はそんな冗談を言っても相手を不快にさせるだけで実行不能で意味がないし、②は役所職員がそんな資金豊富だとは思えないので。
役所(に限らず県庁や省庁でも基本は同じ)の何の創造みもない予算執行・契約業務の説明なので面白くもなんともありません。①~⑤は飛ばして⑥だけで結構です。いや全部読まなくてもいいんだけど。
役所の中ではこんな事やってんだな、こんな世界があるんだなってことで。
そのために確保しておくお金の枠を「予算」と言います。(マンガでもこの言葉が出てきますね)
役所がやりたい事業の計画を立てて、必要経費の見積もりをとって足し上げたものが「予算」額になります。
ちなみに「予算」は使途ごとに「費目」が決まっていて、費目ごとに金額を決めて予算を作らなければならず、今回の場合は「マンガを子どもに教える」事を役場から個人・団体に委託するので、「委託料」になります。
委託料として確保した予算は、委託する事以外には使えません。(たとえば会場借用料とかキャンセル料とかには使えません。「使用料」とか「補填・賠償金」になります。)
縛りガチガチですね。公金ですから好き勝手に使えたら困りますからね。
(費目間流用という例外処理もありますが、非常に面倒な手続きが必要だし、事前手続きが必須で「当日現場でいきなり」できることではないので省略します。)
事業を執行する部署(今回でいうと文化振興課かこども育成課か)が好き勝手に予算額を決めることはできず、まずは役所内で「(予算を決定する部署である)財政課による査定」を受けます。
財政課は常に「財政赤字を減らさねば。予算を削減せねば、部署に節約させねば。」と考えてますので、事業や経費の必要性を説明しても根拠資料不足だと差し戻しされたり、事業全部が不要だと却下されたりして、何度も査定室に足を運び、ようやく認められたものが「予算案」になります。
「案」です。
(財政課内でも査定担当VS上司のバトルがあるんですが省略します)
議会の予算決算委員会で委員から細かく審議されたあと、問題なければ本会議にかけられて可決されたら正式な「来年度予算」として成立します。(これは首長と議会が激しく対立してない限り、否決されることはまずありません。委員会で審査されるのも事業そのものの必要性で、積算まで見られることはありません。良くありませんね。でも議員さんが役所の全部署全事業の予算案を積算レベルまで細かく分析するのは現実的ではないでしょう。)
(事業に関わる予算要求~支払までの文書は公文書であり公開請求すれば見られるので、オンブズマンがチェックしてる部分もあります。)
さあ、新年度になりました。さっそく予算を使って事業を始めましょう。
これも事業担当職員で好き勝手にはできません。なんせ使うのは公金ですからね。
まずは「予算執行伺」の決済を取らなければなりません。「こんな感じの事業でこのくらいの金額を、この予算のこの費目から使いたいんですが、いいですか」という伺いを文書化して、契約書の案(印鑑が押して無いだけで実際の契約書と同じ)を添付して、担当→係長→課長と審査をうけて決済をもらいます。だいたい文書を回すだけですが、目新しい事業や大きな事業だとデスクの前に呼ばれて口頭説明も必要になります。(金額によっては部長とか首長レベルまで決済をもらわないといけないが、だいたいは課長決裁。)
まあ前年度に予算案を作る段階で課内でも財政課でも厳しくチェックされてるので、今更なんですが。
次は、事業のためお金を出す人・団体と契約します。今回でいうと、さほ氏や会場店ガリレオですね。
契約相手はどうやって選ぶ?なるべく費用を抑えるために原則は入札。
だけど細かい契約まで入札・開札作業してたら大変なので、限定された使途と一定以下の金額に限り、担当職員が契約相手を選ぶ随意契約をして良いことになっています。
その場合は相見積もりと言って、複数の相手から複数の見積書をもらって最も安い相手を選ばないといけません。
「この付近にはこの会場しかない」とか「この技能を持つのはこの人しかいない」と合理的な理由がある場合には一業者・一人だけ選んで見積もりを取っても良いことになっていますが、これは例外処理なので本当にその相手しかいないのか起案文書できちんと説明しておかないといけないし、上司からも細かくチェックされます。
次はまた決済です。今度は「支出負担行為」の文書を回さないといけません。
使う予算の費目(今回なら使用料と委託料)、使途、実行月日、円単位の金額、支払い相手先名、振込口座情報(役所の支払いは原則口座振込です。研修参加費を現地受付で払うとかでない限り、職員から現金払いする事はありません。)を記載した上で、イベント関係書類と見積書を添付して、また職員→係長→課長と決済を回します。今回は課長で終わりません。
課長から決裁印をもらったら、今度は役所の対外支払機能を一手に担う会計課からも決済をもらわないといけません。
首長から独立した「会計管理者」が役所の資金口座を握っていて、会計管理者の部下である会計課職員が役所のお金の出入りの全てを行っているんです。
会計管理者は「部長」並みの偉い人なので大きい金額の契約を見ていて、今回会計課に持ち込んだ「支出負担行為書」は、会計課担当→係長→会計課長で決済されたのでしょう。(会計課にいたことがないので細かい内部処理は不明)
そうやって初めて、相手と契約できます。「依頼」ではありません。「契約」です。
役所の契約行為は極一部に限定された例外(職員が出張で使うJRきっぷとか航空券とかの購入)を除いて、必ず文書契約です。口頭での契約は絶対にできません。(お金を出す証拠が残らないので不正支出になる。)
契約書はだいたいテンプレートが決まっていて、支払い相手、金額がきっちり明記されています。
これを2部用意して、2部ともさほ氏に渡して押印してもらい受け取って、役所では総務課に行って総務課員のチェックを受けたうえで公印(首長印)を押印し、1部をさほ氏に渡して1部は役所で保管して契約成立です。
そうして無事契約が成立して、ようやく「役所から依頼された」ことになります。
契約を結んではじめて役所はさほ氏に「教室で子どもにマンガを教える債務」を負わせることができます。
そして教室開催当日を迎えました。
ん?担当者が会場を2カ所抑えていて、キャンセル料が必要になった?一カ所は有料のところ(ガリレオ)で、もう一カ所は無料のところ(公民館とか)だったのかな。
キャンセル料は「費目・使用料」では払えないので、帰庁して急ぎキャンセル料の支払いのため「費目・補填賠償金」の支出手続きをしないといけません。
でも、一店だけ予約していたのが講師の都合で急に開催できなくなってキャンセル、なら支払う理由も成り立つんですが、担当者個人のミスで2会場予約していて、しかも当日までキャンセルしてなかったからキャンセル料が必要になった、なんて理由は上司や会計課に説明しづらいし、公金の支出としても市民からツッこまれそうです。(自分だったら、ダブルブッキングは無かったことにして自分の財布から出します。それが一番簡単なので)
ここでM山氏が言った「さほ氏へのギャラからキャンセル料を差し引いて払いますね」は可能でしょうか。
まず「決まった報酬(委託料)から急に発生した別費用を差し引く」というのは不適切な支出です。相手に委託する業務内容に対してこの金額で委託すると一度決めたのですから、業務内容が変わらないのに減額するなんて役所内の決済で絶対に認められません。
これまで支出するために役所内で行った支出負担行為書には支払相手・支払口座・支払金額が明記されています。契約書にも相手・金額が記載されています。
後から支出負担行為書を二重線で消して訂正印を押して見え消し修正する・・・無理です。訂正が効くのは誤字脱字くらいで、支払金額とか支払相手先とかの重要項目の修正はどの役所でも認められてません。契約書の訂正も必要です。
役所保管の契約書を担当者が首長印をコッソリ使って勝手に訂正したとしても(今はどこも公印の管理は厳重になってるので難しいけど)、会計課はそれによる支払を認めないし、さほ氏の持っている契約書には修正前の金額が記載されている(双方の合意に基づいてない)ので、奇跡的に会計課チェックをスルーして(ありえない)減額した金額でのギャラ払いが成功したとしても、後からさほ氏保管の契約書を提示されて不足分の支払請求をされたら、口座振込による支払金額記録が残ってますから、役所は追加払いしなければなりません。
追加払いするためにはまた一連の予算執行手続きがイチから必要になりますし、M山氏はいずれにせよこの段階で不正支出・公文書偽造により懲戒処分です。金額という重要項目の訂正・契約書の片方印だけによる訂正を見逃して支払ってしまった会計課の担当や上司も処分を受けるでしょう。(まあ会計課はどこも細かいのであり得ないけど)
教室が無事に終わりました。
相手が債務を履行したのを会計担当が確認してからでないと支払えません。(例外もあるけど省略)
帰庁後、担当者は会計課にお金を支出してもらうための書類「支出調書」を作ります。文書仕事ばかりでウンザリですか?公金だから仕方ないんです。
ここでもまた、予算の種類、費目、支払相手名、支払金額、支払口座、支払予定日、債務発生日(教室実行日)、支払内容、等を記載して、(システム化されてて支出負担行為と紐付けられてるので、ほぼ自動入力)
先に決済済みの予算執行伺・支出負担行為書・役所保管分の契約書原本・相手が委託内容を実行した証拠(マンガ教室の写真等)と検査調書を添付して、
課内で担当→係長→課長と決済をもらって、会計課に持ち込んで会計課内でもまた会計課担当→係長→会計課長と決済を経て、
はれて会計課が銀行に口座振替依頼データを送信して、さほ氏の口座にギャラが振り込まれることになります。
もちろん課内でも会計課でも、事前に決済を受けた支出負担行為書や契約書に記載された金額・相手名と、支出調書に記載された金額・相手名は照合されますので、「こっそり減額した金額で支払い」しようとしても「書類間不一致」でハネられます。
まあ、減額したとしてもガリレオさんへのキャンセル料の支払い手続きはされて無いので、予算が余るだけで意味ないんですけどね。
これで「事業」としては終わり、なんですが、担当の仕事はまだあります。
年度末の決算作業。決算書ができたら決算特別委員会の想定問答の作成。
翌年度に行われる部内監査((事業執行課の総括課が行う))、定期監査((外部から任命された弁護士や有識者の監査委員会の下部機関である監査事務局による、昨年度に誤った処理がなかったかの検査。支払関係は特に細かくチェックされる。こっそり書類書き換えとかしてもここでまずバレる。))、監査委員自らによる委員監査の監査資料作成や当日の対応。
もし予算に国庫補助金が入っていたら、補助金の実績報告書提出や受け入れ手続き、国の会計検査院による検査の受検((非常に細かく厳しい。ここで不適切な支出とされたら国庫補助金返還となり、返還金の予算確保のために予算流用手続や補正予算編成作業や議会対応が出てきて死ぬ))。来年度の補助金の事業計画や交付申請、等々・・・
と長々と説明してきましたが、帰宅してからずっと書いてて誰が読むんだこんなの。
役所の担当が持ってる事業は1つではありません。複数分野を担当していて分野ごとに複数の事業があります。
教室も1回で終わりではなく年間に何回かやるんでしょう。
教室開催ごとに講師をやってくれそうなマンガ家を探して、コンタクトを取って、ギャラ交渉して、日程調整して、契約して・・・
広さと場所が適した会場を探して、見積もりとって、後払い振込払いの了解もらって、予約(契約)して・・・
講師から教材データをもらって内容チェックして、コピー製本して必要部数を用意して、当日会場に教材持ち込んで様子を写真撮影して・・・
そして毎回ごとに講師と会場に②~④の予算執行・契約・支払手続きもせにゃいかんわけです。
ということで、役所がこの手のイベントをやる場合、教室・講師の手配などイベント開催をまるごと民間業者やNPO団体などに「業務委託」 Permalink | 記事への反応(0) | 21:42
諸事情あって、銀行に新しい口座を開設しようと最寄りの支店に電話して詳細を聞こうとしたんだけど、
ものすごいやる気なさげな応対で、「どうしてうちの支店に電話してきたんですか?」って聞かれた。
どうしてもこうしても、自宅最寄りだと思ったからで、それ以外に何があるのか。ちょっとわからない。
昨今、振り込み詐欺に使われたりという理由で慎重になっているのはわかるけど、まだ何も聞く前から
わりと突き放したような対応でびっくりしつつも、最寄りであることを伝え、振込手数料無料やネット
バンキングのこと聞こうとしたら、「電話だけだと詳細話せないし、場合によっては口座開設をお断り
する場合もあるので、必要書類を持って窓口まで説明を聞きに来て下さい」って言われた。
窓口の開いてる時間の平日の9時から15時の間に必要書類など持ってわざわざ時間作って出向いて、お
断りされる場合もあるって、それなんなの? 悲しくなった。
ごめん、5時と15時、書き間違えた。直した。
三千万ほど預けるつもりだったが、最初に自分で「三千万あります」というのもなんかゲスい気がして、
金額は特に言わなかった。でも、たぶん言っても変わらないんじゃないかな。
他の銀行にも1億くらい預けてるけど、特に何か優遇してくれるわけでもない。
窓口に直接行くのもいいけど混雑してて待たされるのが嫌だ。
まあ、電話で聞くのもアナログかもしれないけど、銀行の窓口って今時なんで?ってくらいアナログだ。
今回の件とは関係ないけど、窓口での振り込み、税金の支払いなどで利用するけど、手書きで必要書類
にいろいろ書かされて、間違えたら書き直すか、訂正印押すか。なんなん?って思う。
振り込みとかだと、詐欺その他で慎重になるのもわかるけど、税金なんて自分以外の誰が払ってくれる
んだよ。疑う余地はないだろうに。納付書に金額とか全部書いてあるのに、所定の用紙に同じことを
書かされる。なんなん?って思う。
最近、戸籍の届けを役所に提出する機会があったので夜間に出してきた。
今回は婚姻届で行ったんだけど、警備員さん曰く「受付するなら時間を作って昼間に受付をしたほうが確実ですよ」との事。
他にも「役所に来る前に一度電話で必要なものを聞いたほうが良い」とも言っていた。
あれ忘れたこれ忘れたって感じで何度も来る人が結構多いんだって。
何度も来る人に限って、急いで手続きしてほしいって言う人も多いらしい。
警備員が「市民の人から怒鳴られてしまったりして困ったこともあります」って苦笑してた。
まあ、理不尽な怒りをぶつけられるのは…たまったもんじゃないよね。
こういうのは余裕をもって提出するようにしたほうが良いかも。