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2022-08-08

いや、それが「賃上げ」ってものなんだが・・・を読んで

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2022/08/post-ebadd2.html

これは

https://toyokeizai.net/articles/-/607835

異常な日本はいつまで経っても賃上げできない

―「恐怖の5段活用」で浮き彫りになる日米の違い―

を受けて書かれた

https://toyokeizai.net/articles/-/609671

日本人の「賃上げ」という考え方自体大間違いだ

給料を決めるのは、政府でも企業でもない―

という反応記事を受けて書かれた反応記事である



大雑把に書くと

アメリカコロナ失業者に大盤振る舞いした

②結果、スパッと人が辞めて人々が消費に走った

③人が辞めるから人手が足りない

④人を雇うには賃金を上げるしかない

 (これが日本に出来ない成功理由、ドヤァ)

みたいな記事に対して、180度間違っていると書いたうえで、日本人は「辞める力が弱い」と

ほぼほぼ反応元と同じ結論に達している

労働組合を使って交渉だというのは、「給料を決めるのは企業だ」と言ってるようなもの

論理的に全く理解できない」と反応したくなるのも分かる



そもそも昭和の日本式の「賃上げ」は、年功序列もあり勝手に周りが上げるものだった

労使交渉労働組合などがやる集団交渉で、デモもストもそれ絡みで行われ、メーデーお祭りの様になり

マスコミが「ベアベア」と奇妙な鳴き声を上げる

それが5月の風物詩


しかし、バブルが弾けてこっち

いまの40未満の人間は、こういうの馴染まんだろ?

労働組合とか嫌いだろ?

50でだって馴染まないのに

そもそもバブル崩壊を機に労働組合が強い企業は、軒並み死んだというのもある



令和の今、賃上げってのは、個々人のもので、春闘とかしてベースアップおこぼれを貰う物じゃなくなったんだよ


から、上がらん奴はずっと上がらんし

上げたい奴は転職を悩まない

中途採用面接では、はっきりと「キャリアプラン」と口にする

いずれ転職するけど、今の私に価値を見出すなら雇ってくれという物だ

70くらいの奴が社長だと、フザケルナとなる

ベンチャーでもない中小募集に応募しておいて、ドヤ顔で「きゃりあぷらん」とかアホか?という気持ちわからんでもない

分からんでもないんだが、そういう時代になったのだ



日本人」の意識大分変ってるが、その認識がずれるとしたら、それは観測範囲の違いだ

日本人」と主語かにして、的外れなこと言ってるなぁと感じたら、それは交流層の違いが出ているのである


大蔵省から大学教授の経歴では、多分、普通の「日本人」なんか見えてねぇよ

2022-08-06

anond:20220806205126

生活を豊かにするのは物やサービスで、それが主に作り出されるのは田舎特に食料。

生産された豊かさを吸い上げるかわりに知的労働力提供する上流階級都市に住むという構造を持つ。

(都市に住む貧乏人は上流からおこぼれを貰う立場になりやすい。)

社会に十分な生産能力がないとカネを持ってても豊かには生きられんのだ。

消費を抑えようとして生産能力を落とすようでは負のスパイラルに陥るだけだぞ。

2022-08-03

みんな密かに台湾有事期待してるんじゃないのか?

新聞テレビなどのメディアネタがなければ食っていけないし、歴史的出来事が起こる方が利益になる。

ネットの多くにしても、起こった方が利益になる。ネタがなくなったら食えなくなるからだ。

株などをやっている人についても起こった方がチャンスが多くなると考えるだろう。だからニュースに張り付く。

批判や、それっぽいことを分析しているように言っても期待しているんじゃないのか。

これで何かが変わるんじゃないか。あわよくばおこぼれに預かりたいと。

かに期待しているんじゃないのか。

絶対的安全から観察し批判罵倒できるバカな行動を起こすヤツが現れるのを。

祭りに参加することを望んでいるんじゃないのか

2022-08-01

anond:20220801093935

技術職は有能も無能もまとめて大量雇用してるから

有能が何も生産してない無能の分も給料いであげてる感じ

文系は有能だけ採用していてかなり絞ってる

アメリカは両方とも必要な分だけしか雇用してないか無能へのおこぼれ分も自分のものになる

2022-07-27

役所ものすごく若い公務員文句付けてるジジババ

役所に行ったら若い公務員が爺さんに文句付けられてた。

なんでも税金が上がったのが気に入らないらしい。

爺さんは「お前らが好き勝手やったのをなんで市民押し付けるんだ!」

みたいなことを若い公務員に大声で怒鳴りつけていた。まあ爺さんの気持ち分からんでもない。

でもその光景には違和感を覚えた。

好き勝手やったのはその若い公務員ではない。

しろその若い公務員はまだ20代前半といった感じ。むしろ国政に好き勝手やられた側だ。

逆にその爺さんはもう60か70歳。

国政と自分を切り離しているが、

おいおい、好き勝手やったのはお前の世代選挙学校競争して選んだエリート層じゃないか

しろお前もバブルだの何だののおこぼれに預かって、好き勝手やったんじゃないのかい

今の日本で決定的に足りないのは愛国心とかそういうのじゃなくて、

当事者意識の足りなさだと思った。

自分は常に被害者自分は常に悪くないみたいな思想、もうやめようぜマジで

2022-07-19

みんな彼氏彼女がいそう

どんな男女も皆彼氏彼女がいそうに見える。

そして実際にいる。

私はおこぼれにあずかることすらできない。

皆が皆こうやって彼氏彼女がいる状況の中、どうやっていない人、それもそれなりに自分好みの人を見つけているのだろうか。

2022-07-15

フリーランスを目指す諸君、人脈を大事にするのぢゃぞ。

文脈ITだけども、他の分野でも似たような感じかも。

フリーランス仕事の獲得方法

ITにおけるフリーランスというのは、基本的には企業から仕事を請ける、受託開発の仕事だ。稀に、発注主が個人事業主ということはあるかもしれないが。だから仕事を獲得するためには、企業契約に至らなければならない。言い換えれば、企業から信頼を獲得しなければならない、それ以前に「知ってもらわないといけない」のだ。

案件紹介サイトみたいなのはあるけれども、そういうところを経由すると費用がかかったり、契約内容に制限がかかったりすることがあるので、できるなら案件紹介サイトのお世話にはならずに仕事を獲得したいものだ。

どんな人脈でどんな仕事が入ってくるのか?

多くの場合は、フリーランスになる前の会社員勤めなどを通して、同じ職種人間と仲良くなるだろう。同じ職種の人を経由して入ってくる仕事というのは、以下のケースが考えられる。

仕事してお金が入って生活できればそれで良いんだって話もあるけど、同業者から回ってくるお仕事って、多少の例外はあるけれども基本的に「おこぼれ」なんだ。

一方で、「企業の偉い人たち」という人脈があると、以下のような話が舞い込んでくる。

こういうお仕事を良い案件にするのもクソ案件にするのも自分の実力次第なのではあるが、私にとっては絶対にこっちの方が楽しい仕事だ。

私の場合の人脈

私は、いわゆる旧帝大に入ったものの家庭の事情(主に経済的事情)で中退してしまい、派遣会社(今は亡き「特定派遣」の会社)に就職した。それでも3年間は大学にいたので、サークルなどを通して多くの人と知り合うことができた。体育会系ではないもの活動量の多いところだったので、それぞれの人となりは十分にわかるところだ。

30代前半のとき独立してフリーランスになり、仕事に困る時期も時々あったが、今は40手前。同世代の仲間たちの多くは大企業で偉くなっていたり、士業として開業していたりする。人によっては自ら起業している者もいる。彼らから仕事相談が沢山あるので、最近では仕事に困ることは無くなった。仕事をくれる皆さんに本当に感謝だ。

人脈形成大事ポイント

以下の点が重要だと思っている。

最後

これらの人脈があったら、フリーランスでなくて会社員をやっていたとしても、いろいろ有利に働くだろうし、フリーランスを目指していなかったとしても人脈は大事にするのぢゃ。

2022-07-11

増田♂51歳の日常

(o´・ω・`o)「おいおい… なんでそんなにいしんになんか投票するんだよ?自営業互助会集団チンピラいじめっこにみんな付いてっておこぼれ貰いたいの?オマエらしがないサラリーマンじゃないの?関係ないじゃんね?」ワカンネーナー

2022-07-06

経産省の「未来人材ビジョン」がはてブちょっと注目されてるけどさ

これね

https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001.html

https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf

毎度のことながら「このままじゃあダメだ!」「このままだと大変な事になるぞ!」のオンパレードなんだけどさ、いやまあ嘘っぱちだとは思わないよ?でもさ、このPDF最後のページ見てみ?

一部引用するよ?

未来人材会議に御参画いただいた方々

南場 智子 株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長

東原 敏昭 株式会社日立製作所 執行役会長CEO

時田 隆仁 富士通株式会社 代表取締役社長

中務 陽介 DMG森精機株式会社 執行役

崇徳 トヨタ自動車株式会社 総務・人事本部本部

伊藤鹿島建設株式会社 専務執行役員建築管理本部本部

佐々木 照之 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役常務 グループCHRO

瀧澤 昌宏 株式会社JERA 常務執行役員・ビジネスサポートソリューション本部

渡邉 廣之 イオン株式会社 執行役副社長(人事・管理担当リスクマネジメント管掌)

河合 秀治 セイノーホールディングス株式会社 執行役員(ラストワンマイル推進チーム担当

川本 裕子 人事院 総裁

増子 宏 文部科学省 高等教育局長

小林 洋司 厚生労働省 人材開発統括官

危機感をあおるのは結構な事だけどさ、そんなに言うんならまずは御社実践してくんねーかな?って思うわけよ。

こうやって日本代表する大企業サマのそうそうたる顔ぶれがそろってるんだから、一斉にやればこの提言のうちいくらかは実現するんじゃないの?

俺らみたいな零細企業2030年どころか一年後に会社が存続してるかどうかも全く分からん状態なんで、嫁さんと来年小学校に上がる娘を路頭に迷わせるような大博打はできんのよ。

まずは、1億2億の損失が屁でもないような大企業サマが提言実践して大成功してくれ。そして俺たちにそのおこぼれを分けてくれ。そしたら俺らは尻尾振って真似するから

2022-06-30

与党支持者は腐敗をどう考えているのかしら

必要悪

世の中そんなもん?

株価が上がるならばあまり気ならない?

おこぼれに預かりたい?

別に野党が勝ったからってたいして世の中変わらんと思うが、このままいくと数十年かけて緩やかに賄賂不正が横行する後進国に近づいていくと思うのだがなぁ。

2022-06-24

anond:20220624230302

嫁が短気すぎ

おこぼしするようになってからが本番だというのに

庶民感覚のない偉い人はクズっていうけど逆じゃね?

庶民って結局は「目の前の奴を蹴り飛ばしてでも今目の前にあるメシを腹いっぱい詰め込むんだ!次いつ食えるか分からいから!」みたいな生き方をしているわけじゃん。

たとえば就活の時なんて仕組まれたイス取りゲームだと分かっていても、周りを蹴落として必死になって自分椅子を確保するわけで。

そんで偉くなってからもそれを続けている人、つまりは「目の前にある金を絶対手放さない!他の奴には分けてやらない!全部俺達のだ!俺の友達に分けるならまだしも他人には分けない!」ってしてる人がクズとして批判されがちなわけじゃん。

庶民が求めている理想の偉い人ってのは「可愛そうな負け犬共にもおこぼれをやるよ。俺はもう一生分溜め込み終わったからよ。遠慮すんなよ。単に俺の身内だけじゃ食いきれねえから腐らせるのが勿体ねえだけさ」ってしてくれるような人じゃないの?

まりノブレス・オブリージュに目覚めてる人。

庶民感覚ってのは逆に言えばノブレス・オブリージュに目覚められないような立場価値観を持ち続けるってことでしょ。

なぜ真逆のものを求める?

アホなの?

2022-06-23

anond:20220623085510

女性男性強者が掻っ攫っていってるだけで、弱者に関しては男女問わずハードでしょう。

デート経験なしの未婚女性は2割ってあったけど、強者男性がヤリモクで美女から一般女性まで手広く手を広げてるだけじゃないの。

結婚なんて結局一対の男女ペアなんだからデート経験できたところで弱者女性のどこがイージーになるの?

デート経験できるかできないか観点だけで言えば女性の方が強者男性からおこぼれがもらえると言う意味でイージーかもね。

女性イージーモードって、どこが?

美女とか高スペックとかがイージーってのはわからんでもない。でも高スペイケメンもイージーだしそこに関しては男女問わずでしょ。

じゃあ弱者女性がイージーか?って言ったら、どこが?って思う。

よく『簡単結婚して養ってもらえてるじゃん』みたいに書いてる人いるけど、本当にそうか?

周りにブスで底スペックなのに結婚して専業やってる女性がどれくらいいる?滅多にいなくない?

自分の周りは底スペブスで結婚してる人は大抵共働きだし玉の輿みたいなのなんていないよ。

じゃあ結婚もできない女性弱者が生きやすくてイージーか?って言ったらそれもそんな事ない。

男性と同じくらい薄給アルバイトくらいしか働く先ない。ある程度もらえる正社員事務なんて高スペ美人でも狙ってるからおこぼれすらもらえない。

こう言う話するとじゃあ性産業で働けば?まんさんの特権やろ、みたいに言う人いるけど、じゃあ男さんは皺々でいつ風呂入ったの?みたいなお婆さんのクサクサおまた舐める仕事できる?もちろん自分気持ち良くなるなんてなし。

女は気持ち良くなる仕事で最高みたいに思われてるけど、性風俗なんて女性からしたら汚物処理の仕事しかない。クサクサ不潔高齢婆おまたを喜んで舐められる人レベルの人じゃないと女性性風俗をイージーみたいに言わないで欲しい。

結局男女関わらずイージーな人はイージーだし、底スペ不細工性別関係なくハードモードじゃん。

女性だけにこだわってイージー言ってる人は女性にすら相手にされないって憎悪をメラメラ燃やしてる他責思考マンでしょ。

2022-06-14

anond:20220614151438

上場たからワイらもV豚という肥料で肥えた企業からおこぼれもらえるやで

皆婚時代おこぼれに預かっただけのブクマカが「4割がデート経験なしだなんて最近の若者けしからん」とか言ってんのキモすぎる(笑)

まれるのが20年遅けりゃお前らなんて模範的チー牛として生涯独身童貞確定だったんだが(笑)

2022-06-12

anond:20220611203422

三十代半ばまでプログラマーだったけど、やりたいことがあって別の業界転職した。

自分新卒のころ、その業界知名度は今よりもずっと低かったから、どうすればその道に進めるのかずっとわからないでいた。だからおっさんになってから転職した。

 

最初は小さな会社だった。

大企業から案件おこぼれをもらって、それで基礎を学んだ。仕事量は多いけど、手取り 20 万なかった。

 

仕事に慣れたころ、会社経営が傾き始めた。他部署の業績悪化が足を引っぱり、テコ入れ精神論を売りにする外部のコンサルを雇うようになった。

自分のいた部署は堅実に売上を伸ばしていたのだけど、そのことが逆に経営からまれ最後部門ごと他社へ移籍することとなった。

図らずもまた一から出直しとなった。

 

次も小さな会社だった。

営業部の力が強く、どの営業担当から案件を回してもらうかで社内での立ち位置が変わった。

営業担当も互いに自分の影響力を伸ばそうと躍起になっていたから、社内はコップの中の嵐というより序列を争うホストクラブのようだった。

 

自分のいた部署は古いマンションの一室をあてがわれた。

ここでも基本的仕事内容は変わらなかったけど、プログラミングでの開発やブログ記事執筆もやった。資産管理や部屋の掃除(引き出しはGの排泄物でいっぱいだった)なんかもやった。

書いた記事はまずまずの PV だったと思う。業務上必要から ISMS も取得したし、案件入札に必要になるからと自前で資格も取った。給料は 5,000 円アップした。

半年くらいいると、世事に疎い自分にも徐々に社内の様子がわかってきた。要は自社経営IT スクールの受講生を、自社運営の就職サイトで他社に斡旋する、あるいは IT スクール講師をさせる、そういうカラクリエコシステムと呼んでいた。

 

ある日、上司に昼飯に行こうと誘われ、料理を待つ間に派遣先を告げられた。社内にいる人間人件費がアレだから外に出て稼いで来い、そう営業からお達しがあったと言う。

こうして入社から一年派遣社員となり、送別の昼飯はワリカンだった。

 

派遣先大企業系列会社だった。

仕事内容は変わらず、むしろそれだけに専念できてよかった。

プロパーどうしは人間関係がちょっとスギスしており、派遣社員プロパーに取り入りつつ、ちょっとした手抜きや仮病は見逃してもらっているようだった。

自分は自社の喧騒から距離をおけるようになった分、業務に集中するよう努めた。ただ、毎月サブロク協定の上限まで残業させられるので、月によっては時給換算で 1,000 円ちょっとになってしまうのが痛手だった。

生活のため食費を削っていたし、職場は密閉状態だったから、風邪インフルで倒れないよう健康にだけは気をつけた。

自分以外の派遣社員はみな二十代で、業務中もゲームに興じる廃課金ユーザーが多かった。意外だったのは、自分たちを派遣先に送り込んだ上司は何のケアもしない高給取りの無能呼ばわりされていたことだった(自分は非常に高スペックな人だと認識していた)

 

年を越して、4/1 から自社に引き揚げて開発プロジェクトに投入されるという話が進んでいることを知った。どうも次年度の契約派遣先と折り合いがつかず、交渉が決裂したようだ。派遣先課長が「あなた会社営業さんはなんであんな(強気)なんスかね?どうにかなんないんスか?」とこぼしていたが、何の権限もない自分にはどうしようもなかった。

ただ、自社に戻って開発をしたり、上司営業と顔を合わせてやりとりをする自分はどうしても想像できなかったので、自社の場当たり的な方針依存するわけにもいかないだろうと強く自分に言い聞かせていた。

 

タイムリミットが迫るにつれ、次年度の希望を聞かれる機会が何度かあった。自分業務優先で返事を先延ばしにしながら、周囲に悟られないよう履歴書を用意したり、面接を申し込んだりして少しずつ転職活動を進めていた。

 

年度末を迎え、担当営業からメールで次の配属先の発表があった。自分最後まで希望を伝えなかったこともあり、おつかれさまでしたの一言だけだった(これは自分が悪いのでしかたがない)上司とは結局、送別の昼飯以降は会うことがなかったように思う。

 

数日後、本社に出向いて退職手続を済ませ、4 月中旬までに希望の 1 社に絞って面接をくりかえしたり、SPI を受検したり、必要書類を揃えたり、そこそこ忙しかった。

 

翌月、大企業入社した。

給料は今の業界に来る前の水準に戻った。

ここまでくるのに 4 年ほどかかったけど、正直言うと本当に大変だったのはここからだったと思う。

まわりの若い同僚はこれまで見てきた人たちと違って教えられたことをすぐに再現できたり、適切に応用することができる人たちばかりなので、そこからさらに 4 年間は取り残されないよう無理をしたと思う(実際、ちょっと体を壊してしまった)

 

今はその業務から離れ、別のところに出向している。

今の職場仕事量が多くて辛抱の毎日だけど、もう少しがんばってみようと思っている。

 

……

 

ちょうど 10 年くらいになるので、これまでの整理の意味で振り返っておこうと思った。

就職氷河期世代から貯金だけはするようにしていて、老後の備えは何とかなるかもしれない。

おっさんになって人生をやり直す形になってしまったけど、いつも懸命だったし、自分との約束は守れたんじゃないかな(と思いたい)

 

あと、今週で IEサポートが終了するので、お気をつけください。

2022-06-11

anond:20220611003936

にじさんじUUUMのようなyoutuberの集まりアミューズのような芸能プロダクション比較されがちだが、ビジネスモデルはこれらとは少し毛色が異なる。企業としての収入源はyoutube一本やりというよりはIPを用いたボイス、キャラグッズ販売専属タレントを用いたプロモーション配信が成長トリガーであり、一方で積極的企画はせず個人方向性は任せる。どちらかといえば、個人vtuberをやりたい人達を集めてそのおこぼれでキャラクタービジネスを推進するというかたちだ。

概ね同意する。774.incやホロライブは、方向性としては上にかかれているのと同じ方向性だよね。

まり運営側から「こういう形で売る」という方向ではなく、「その人が考える面白いことをしてもらう」っていう形。

とはいえ、今のVの方々がすべてそういう流れかというとそうではなく、芸能プロダクション的な方針を取っているところもあって、

まりなす、GEMS COMPANY、えのぐ、Palette Project、神椿あたりは、芸能プロダクション的なビジネスモデルで展開しているグループだと思う。

まあ、それらが元々の話であった「バーチャル」を体現してるかというとそうではないけどね。歌なんて、「中の人の魅力」の最たるものだし。

はてなーvtuber知識が止まりすぎてるのでアップデートをはかるぜ!

追記

文章流れ的に少しずれますが、holoの記載がないやんけと言われた気がするので。

hololiveは旧v的大手プロダクション型とにじさんじマネジメント型の中間位置するかなと思います配信やその管理としてはにじさんじ同じく個人マネジメントを行っていますが、大枠の活動方針交流関係管理している、という感じですね。また、所属するのが女性アイドル系のv中心で、ターゲット層もオタクのマス層を狙っており、以上から芸能事務所ライクな面が強いです。

話の分かりやすさ的に、おおよそ対極となるにじさんじのみを本文では取り扱わせてもらってます

本文

vはガワだから中身の交換可能だの実体バーチャルだと炎上が無いだのあまりに古臭いので何とかしたい。とりま初期vからにじさんじまでどんな変遷があったか理解深めようぜ。

読むの面倒な人は→昔と今のvはもともと違う。以上。

v黎明時代(2016-2017)

元祖は~~だ!とかの主張は置いといて、一般的にvはキズナアイから始まった。彼女AIという設定はあるものの、その中の声優が公開されていたり運営プロジェクト情報が前面に出ていたりと、vをいわゆるアニメキャラの「ガワ」としての活用を想定したキャラといってよいだろう。背景には初音ミク成功例をもとに、共感できるキャラクター性を利用したオタクユーザ層へのマス型プロモーションを想定していたのだろう。

この時代配信方法も限られており、ライブ配信よりは動画投稿であり、まともに3Dモデルを使っての提供スタジオモーションキャプチャ活用必須だったため、技術的背景から見ても大型プロダクションからスタートにならざるを得なかっただろう。

v四天王時代(2017-2018)

5人いると噂の四天王時代でも基本はプロダクションモデルであり、のじゃおじのみが個人路線とはいえもともと3D技術職を志望するような技術保持者であり、まだまだ個人の参加障壁は高かった。

また、この頃は商業的にも軸足としてはマス指向であり、youtubeブレイクした後のTV出演がひとつ成功方向で、superchatで稼ぐ!というよりはyoutube名前を挙げてそこから商業プロモーションを増やしていくというのが基本だったように思える。

にじさんじ黎明(2018-)

配信アプリ開発として組織されたにじさんじプロジェクトは、vtuber団体名称として活動方針を大きく変えることでvtuber大手にじさんじ」が誕生した。にじさんじとそれ以前とで一番の違いはプロダクションキャラ作りからの脱却だろう。会社がガワをどう動かすかを「企画」することから個人配信を任せて会社は最低限の「マネージメント」に徹する、という変革をにじさんじが起こす。

ビジネス面でにじさんじが躍進の足掛かりを作る一方、技術面ではlive2Dを利用したモデル作成再生カメラによるモーションキャプチャーの実現、ツイキャスを利用した個人ライブ配信等、Vtuber実施個人でもできる程度へ障壁が下がっていった時期でもある。そんな時期にたまたまかもしれないが、大量に個人配信を行える配信募集積極的に行ったことで今の多様なキャラクター展開につながっている。

ただ、当初のにじさんじも目指すべきビジネスモデルが明確だったわけでもなく、SEEDsゲーマーズといった箱で出して、ほかの箱とは関係性を持たせないことで価値醸成を検討したり、バーチャルさんは見ていたりと何らかの芸能マネジメントをしていたりする。これはやはりvtuberで稼ぎが成り立つ前の時代で、何らかの出口をマス方向に狙っていたのではないかと思われる。ちなみに箱間交流限定はのちに解消され、今はENを除く世界のライバーにじさんじという箱で交流を行う体制となっている。

v量産期(2019-)

個人配信できるようになった効果で爆発的にvtuberが増加する。これは顔をさらすことが基本のyoutuberは出来ないが、顔を出さずに活動できるという可能性に魅せられた一般人が多くなったあらわれだろう。時を同じく、コロナウイルス流行しはじめ、結果、ウェブコンテンツ相対的価値の向上とともにyoutube収入源とするプレイヤーも多くなったことも後押しとなっている。にじさんじでもこの頃からゲーム配信で人を集める男性vが活躍しはじめ、ロールプレイとしてのキャラ性よりは、中身の技術面白さがフォーカスされるようになってきている。中身の人らしさが際立つことで、見る人だけ見ればよい、というとがったキャラクターも登場しはじめ、ロングテイル化も進んだ。

今のvの源流はここにある。何らかの理由で顔を出せないが、自己表現をしたい、何かをしたい。それはゲーム配信かもしれないし、歌ってみたかもしれない。そういう承認欲求がvという選択肢になっている。

そしていま(2022)

vtuberは着々と増えている。個人法人わず、いろいろな挑戦者が参加する、最早レッドオーシャンである。今ずぶの新人が参加しても人を集めるのはまず不可能だ。

そんな中、先見の明か「箱」という強力な相互集客体制を作ってvtuberマネジメントとそれに伴うIP商売するという新しいビジネスモデル確立したにじさんじ上場した。にじさんじUUUMのようなyoutuberの集まりアミューズのような芸能プロダクション比較されがちだが、ビジネスモデルはこれらとは少し毛色が異なる。企業としての収入源はyoutube一本やりというよりはIPを用いたボイス、キャラグッズ販売専属タレントを用いたプロモーション配信が成長トリガーであり、一方で積極的企画はせず個人方向性は任せる。どちらかといえば、個人vtuberをやりたい人達を集めてそのおこぼれでキャラクタービジネスを推進するというかたちだ。

以上を踏まえて

vはガワである。ガワではあるが、個人vからの潮流からいえば、中身を交換できるガワというよりは、顔を出さずに自己表現するためのもう一つの顔、という側面が強い。そして、中身が問題を起こせば当然炎上する。あくまでガワはガワでしかいからだ。中身を交換可能公表された声優、ととらえていた時代とはもはや違う。

ただしそれはにじさんじという一団体vtuber可能性を壊したというものではなく、v量産期の潮流そのものvtuberというもの定義を大幅に変更していったととらえるほうが適切だ。にじさんじはその個人vを束ねる箱でしかない。

プロダクションから個人へ、マス指向からロングテイル指向へ、そして、キャラクターロールプレイから現実人間性表現へと変遷をしたvtuberだが、形を変えたというよりはもともとの潮流が別物だからこそ、昔とは概念が異なるのである

2022-06-09

次買うべき投信商品は?

既に積立NISAでS&Pと全世界株のヤツは買ってるんだが、最近クレカ積立を始めてその枠が月5万円ある

NISAは毎月33333円だから17000円分何か買いたい

で、せっかくだから今買ってるヤツ以外の何かを買いたいと思ってる

最近グロース?とか言うのを良く耳にするからそれが良いのかな?と思ってるがどうなん?

あとまぁおこぼれでジャップにも7000円くらい投資してやるか、って気分なんだがジャップ系の投信は何かええのあるの?

anond:20220609150705

ナマポうけながら東京隣県に住んでる友達めっちゃ安く魚などを入手しててやっぱ首都圏は強いわ

大量に運んでくるから貧乏人もおこぼれにあずかれる

ドンキクーポンつかって卵かうと10個98円っていってたもんな

20年前のお値段

2022-06-04

pixiv運営悪口を言いたい

書き殴ってるしめちゃくちゃ長いです。

2010年前後の話なので今はどうかわからないけど、

まだランキング総合オリジナルに分けられていない時代ジャンル二次創作デイリーランキングが埋め尽くされ実力のある一次絵描きが埋もれてしま現象に不満の声が上がっていた。

それで運営オリジナルタグプラス補正、人気版権タグマイナス補正、また軽度な性的表現同性愛要素のチェック項目も作り男女で人気に偏りがある場合マイナス補正、とランキングアルゴリズム唐突に変えた。

ランキング上位から腐向け漫画や全年齢ギリギリを攻めた発情顔の萌え絵駆逐されエロ記号抑え目の美少女+背景までしっかり描き込まれた美麗系のイラストばかりランクインするようになった。

この傾向はオリジナルランキングと男女別ランキングが導入されてからもなぜか続き、映画蜜のあわれプレゼンで「この世界観pixivではなく実写で見られる贅沢よ」的なことが書いてあって「あぁもう今の人にとってpixivサイト色はアンニュイ美少女が夢と現実の間を揺蕩うようなエモいもので、真面目な絵師朝目新聞から移住したパロディ屋が混在するカオス空間じゃないんだな…」となんとも寂しい気持ちになった。

pixiv営利企業な以上推奨作品優遇も仕方ないのかもしれないけど、少なくともコミケ運営のような「すべての表現を受け入れる」という理念はないと思う。

ただムカつくのがpixivクリーンイメージにしたそうな割に二次創作禁止にもしないしYouTubetumblrのようにエロ禁止にもしないところ。

それどころか「同人誌なんてめんどくさいもの作るより美少女イラストで客を釣れるだけ釣ったらR-18差分pixivFANBOXに載せた方が稼げるよwマージンは払ってもらうけどねww」なんてことやってる。

よく同人作家について「人気版権という他人の褌で相撲を取ってるくせに一端のクリエイター気取り」と揶揄されるけど二次同人が卑しい商売ならそのおこぼれにあずかっているpixivはなんなんだよと思う。

pixivそもそも無償作品投稿してくれる絵師とそれ目当てにアクセス課金してくれるROM専がいないと成立しないサービスで、確かに便利だし商業デビューした人もたくさんいるけど出版社みたいに作家原稿料払って担当付けて育成してるわけじゃない。

あなたの作りたいを応援しますー美術手帳特集されましたー現代アート集団コネありますサブカルチャーの受け皿で日本最大のクリエイターポートフォリオサイトですーほら見てください著作権侵害してない美麗絵ですよー」といくらアピールしたところで他人の才能に便乗してるだけだし…。(以前はてブの人気エントリに上がっていた意識の高い退職エントリ見て「でも結局自己顕示欲と性欲に負けて二次創作という禁断の果実に手を出したオタクのおかげで大きくなった会社でしょ?」と思った)

pixiv自体は何もクリエイティブなことをしない代わりにユーザーをあたたかく見守ってくれているかというとそうでもなく、カオスラウンジ騒動運営批判作品は即BANもしくは一方的センシティブ設定・改悪され続けるUI特に絵描きの顔であるアイコンの大幅な縮小とサムネトリミング)など実際はクリエイターの嫌がることも何度もやってきた。

二度目の悪質なセクハラ報道に「仕事の告知など替えの利かないサービスとして利用している人が多いのに責任感のない企業」という批判も見かけたけどそもそもpixivクリエイター支援するなんて理念はないと思いますよ。

pixiv運営が愛しているのはお金取引企業アピールできる文化貢献的なイメージで、キモオタ腐女子運営批判するヤツは表に出てくんな(でも退会はしないで引き続き養分になってね)ぐらい思っててもおかしくない。

でもセクハラでやっと燃えるあたりpixivセルフブランディングってけっこう成功してるんだなと思う。

他のwebサービスに関するブコメ見てると「メルカリ転売ヤー巣窟youtubeは謎のBAN基準クリエイターを守らない、ニコ動ゲイフォビア、仕事をしないTwitterJapan」とかけっこう批判されてるのに。

舌鋒鋭いはてな民なら「本来けがえのないはずの個人製作作品に単純な評価基準を設け競争心を煽りオタクリビドーで飯を食っている癖にオタク冷遇自分の懐は痛めないのに若手クリエイターパトロン面する悪徳企業」ぐらい言ってもおかしくないのになあと思いました。

2022-05-25

釣り場をうろついてる猫

釣り人は基本、ちっちゃいアジとか、釣れても持って帰る気まではしないような魚を海に戻すか、地べたにほったらかしにするのだが、近くをうろついてる猫たちは後者おこぼれにあずかろうと注意深く辺りを見張ってる。

それを見つけて飛びつくときの猫たちの可愛さと言ったらなんというかもう、今日坊主でも構わないってなっちゃう。

2022-05-19

志摩スペイン村さびれているのは半島の端だから

かなり昔に聞いた話できっかけの話題あいまい記憶になるが

鴨川アニメタイアップ町おこし文脈だったような気がする

半島の端にはそこから先への動線がないか

明確な目的を持ってそこに来る人しかおらず

動線上となっている地域と違って通過人口おこぼれにあずかれない

半島という地形は誘客上不利である

という理屈

でもなあ、休日ぶらぶら当てもなく散歩ドライブするならともかく

計画立てて遊ぶならば目的地を決めて行くわけだし

半島という地形が不利になるとすれば交通網の脆弱からくる

人口密集地から時間的距離の方が大きいかもしれない

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