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2011-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20110416125739

なんちゃってITエンジニア」の id:koseki ですITけが技術だと思いこんではいませんけども。

誰にとってのリスクか。

「安全を金で売り渡す」というのは多かれ少なかれ誰でもやっていることです

問題は、「安全を金で売り渡す」というその安全が、他人のものだということです。人の命を賭け金にして自分の儲けのために博打を打つ、という行為を、正当化できるとは思えません。ギャンブル依存症のような経済学者評論家が言う「リスク」という言葉から抜け落ちているのは、この不正義の感覚だと思います。

エンジニア」がリスク数字見積もることももちろん必要でしょうけれども、それは議論の全体ではない、という点を、まず指摘したいです。

死者ゼロ

死者ゼロ福島原発事故よりも

「死者ゼロ」という表現は正確ではないと思います。震災1週間後には、次のようなニュースが出ていました

東日本大震災福島原発避難所死亡、21人に 病院入院患者ら - MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110318/dst11031807500008-n1.htm

 福島第1原発福島県大熊町双葉町)の事故をめぐる避難指示を受け、大熊町の「双葉病院から避難した入院患者高齢者の死者数が、同県いわき市など3カ所の避難所で計21人に上っていたことが17日、分かった。

入院患者衰弱死の現場想像以上」 原発事故で避難も…医師語る  社会 福井ニュース福井新聞

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/27092.html

白い防護服に身を包んでバスに乗り込むと、思わず息をのんだ。マットレスと掛け布団にくるまれた高齢の男女が座席にあふれ、衰弱しきっているのかほとんど動かない。排せつ物で汚れた布団。通路にも何人かが横たわり、女性が「足が、足が」と、か細い声でうめいていた。

福島双葉病院患者置き去り」報道の悪意。医師看護師患者を見捨てたりしていなかった(追記あり) - 絵文録ことのは - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/5424517/

以上の流れをもう少し簡単にまとめると、「自衛隊が来るが、寝たきりや車いす患者が搬送できず、一旦戻る」→「2度目の救援が来ない」→「一緒に残って いた警察の指示で職員が川内村に避難」→「自衛隊と一緒に病院に戻ろうとする」→「避難地域なので一緒に行けない」→「自衛隊けが救援に」→「2・3回 目の搬送の際、病院関係者は誰も現場に居なかった」→「職員が患者置き去りで逃げたと報道」という流れになる。

この方々は、原発事故のせいで避難しなければ、助かった可能性が高いと思います。原発事故による二次的な被害を含めれば、「死者ゼロ」とは言えません。

客観的なリスク比較について。

個人的にはBP原油流出事故の方が死者も出ているし汚染もひどい事故のような印象がありますが、まさに「比較」や検証を客観的に行うことが大事というのは大いに同意します。

BP事故とは、以下のような比較が考えられると思いました

大気汚染についてはわかりませんが。自分の「印象」では、福島の方が重大な事故だと感じます

事故被害の一次的な死者数は、リスク見積もる上で確かに重要パラメータだと思いますが、それが全てであるかのように言うのは、ある種の誤魔化しだと思います。

たとえば、一歩間違うと大変な数の人命が失われた可能性があるが、幸い誰も死ななかった、というタイプ事故があると思います。そういったリスクを、数少ない事故例をサンプルとして、死者数から見積もれるかどうかが、疑問です。年に何十回、何百回と原発事故が起きていれば、だいたいこのくらい死ぬのだな、とわかるかもしれませんが、、。

それから津波のがれきの下に生きている人がいるかもしれないにも関わらず、ハイパーレスキュー隊原発へと向かったということがあります

asahi.com朝日新聞社):東京消防庁ハイパーレスキュー隊など139人が福島入り - 社会

http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180121.html

原発リスクが本当にそれほど大きくないなら、一旦原発放置して、救える命を救う方が良いと思います。福島原発事故処理が、これほどリソースを消費しているのはなぜなんでしょうか。原発の潜在的なリスクが巨大だからだと、自分は理解しているのですが。

リスクを分割する。

現代ではどんどんシステムが大規模化しているわけで、そうなればなるほど原子力に限らず事故が起こった場合の被害は増大するわけですから

システムが大規模化した場合モジュール化してリスクを分割・分散することが必要です。小さなシステムの集合体として大きなシステムを構築すべきだと考えます原発リスクは大きく、全体を制御しきれていません。代替エネルギーによって、大きなリスク解体し、正確に制御できるようになることを期待します。

今後は。

東京電力国有化後役員を全員クビにして、

東京電力には大変に優秀な、非なんちゃってエンジニア」の方が大勢いらっしゃると思います。彼らの知見を、当面運用し続けなければならない原発の安全性向上と、脱原発プラン作成代替エネルギー技術開発に最大限生かしていただきたい。墓守のような原発維持の仕事よりも、新しいエネルギーを生み出す仕事の方が、技術者としては面白いのでは、と想像しています。現実問題として、どちらも大切な仕事だと思いますが。

自分は今回の事故後、代替エネルギー技術進歩を推し進めるために、政府脱原発の方針を明確に打ち出すべきだと考えるようになりました。あまり数字には具体的な根拠がありませんが、

今後30年で全54基稼働停止

くらいの目標で、計画を立ててほしいなと思っています。

2011-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20110409113742を書いた者です

自分が言いたかったことは1つなのですが、そこから自分が気が付いて欲しかったのは3つのことなです

1つのことっていうのは

  • 100%の安全なんてありえない

なのですけど、そこから気が付いて欲しかったのは

なのです

原子力は安全」と思っている人にも、こういった事故は絶対起こらない・・・と思っていた人はいたかと思います。

が、3つ目のことから、「原子力危険だけどある程度ちゃんと制御すれば事故は起こるかもしれないけど安全」と思っていた人の方が多かったのではないでしょうか。

自分はむしろ「原子力は安全じゃないじゃん」と言っている人「事故なんて起こしてけしからん」と言っている人、事故を見て原発を即時停止しろと叫んでいる人こそ事故は100%起こらないと思っていたのではないかと思いますし、そういう人は別の発電方法では100%事故は起こらないと思ってそういうリスクから目をそむけているのではないでしょうか。

実際、火力発電所事故は、燃料・・・たとえば石炭であれば炭鉱爆発や落盤による事故石油であれば油田ヤード火災タンカーの座礁による原油流出事故天然ガスならパイプラインガス田での爆発事故があり得ます

そういった事故から目をそむけていませんか?という意味でこの記事を書きましたし、原子力は絶対安全なんてありえないか原子力に頼るのはもう限界なんじゃないか・・・と言う意味でもこの記事を書きました


自分は、「原子力は人が扱えるような代物ではない」と常々思っていました。所謂「パンドラの箱です

原子力危険だけどある程度ちゃんと制御すれば安全」って言うけど、結局は人が制御できるような代物ではなかったんだ・・・と言う感じでしょうか。

ですが、柏崎原発が1機止まっただけで夏場に電力不足騒ぎが起こったのですから原発即時停止は現実的でないように感じます

他の発電のメリットリスク等々を考慮に入れた上で、理想的な原発段階的削減が行われていくことに期待しています。

http://anond.hatelabo.jp/20110415193332

http://anond.hatelabo.jp/20110410024618

http://anond.hatelabo.jp/20110416121851

あの頃は、嫌韓流中国人が書いた中国非難本みたいなのが流行ってたね。

ただ、まだリアルでは中韓を嫌っているような人ってあまりいなかった気がするんだよね、あの頃は。

それで、やっとここ数年になり、ようやく一般の人達までそれが浸透した感じがする。

つまり、今が全体的なレベルでいうと一番盛り上がってる最中ということ

なので、この流れは今後もまだ保つのはないかと思う。

これ、あくまで印象論ね。

ここからは、印象ではな経済の話。

中韓は、これからも仮想敵として日本(の一部の人達)にとって必要な国だと思う。

だって軍事力の源っていうのは経済力なわけで

富国強兵には、経済を発展させ続けることが絶対条件

その条件を満たすには、

しいかな、日本には今のところ「自由主義経済で勝ち残る」くらいしか目ぼしい方法はない。

でもこれとは相まって、格差貧困の問題も出てきていて、

この自由競争って言葉に対してアレルギーというか汚臭を感じる人も相当数いる。

一括りにするなら左翼ってやつ(互いの政策を理解しない中間層が多数派と思うが)

それが、形となって現れたのは2年前の政権交代

その与党も結局はたったの一年弱で骨抜きにされ、

小泉さん以上に緊縮自由主義体制にシフトした

ちなみに、蓮舫さん批判する人多いけど、彼女リベラルの味方です

ただ、一度鎮圧した思想も、またいつ吹き出すかはわからない。

というかすぐ吹き出すだろう。

そんな時に最強な弁論カードが、「確固たる仮想敵」なわけ。

雇用海外流出国内賃金が下がり、格差拡大

セーフティーネット、福祉充実、非正規労働反対!などの気運高まる

経団連とか「やばい、なんとかしろ」

識者とか「中韓はいミサイルを打ってくるか来るか分かないトンデモな国です、なので備え(軍事力)は絶対必要です

その前提である経済発展を止めては対抗できません。だから格差は仕方ないです。

あなた負け組なのは あなた能力がないのが悪いんです自己責任ですたかじんさんも辛坊さんもざこばさんも皆そう言っています」

そんなこんなで、結局 日本にとって中韓北はあと数十年はトンデモな国々なわけですよ。

もちろん、自由主義経済に身を置くことも悪くない。

日本は その仕組みを匠に活用し、経済のし上がってきたわけですし。

ただ、今の日本は充分 生活水準も高い国になってしまったので、

このまま無理すれば支障をきたします。

それは、グローバルな競争環境に身を置くことで

インド中国ベトナムなどの発展途上国との熾烈な競争労働者が巻き込まれるからです

そして、今後の日本人給与はどんどん下がっていくのです

なぜなら、彼らの生活水準は我々よりも低く、

給与が低くたって 日本の底辺のサラリーマンよりかは少しはゆとりを持って暮らしていけます

そして何よりもハングリーです

スキルをアップさせる時間的余裕や精神面で有利な途上国労働者

今後高いスキルを備えていくだろうし、

生産性の低い仕事に就き、朝から深夜まで働き通しの底辺のサラリーマン達は

家に帰っても スキルを習得する時間や金銭的余裕もなく、やる気も沸き起こらない。

そして、それが決定的要因となり、日本競争に負け、

いずれは、彼ら発展途上国人達より低い給与で雇われる日本人達がたくさん出てくるかもしれません。

これはまだ少し先の話だけど、このまま無策の状態が続けば

いずれそれが真実味を帯びてくるでしょう。

まあこういうこと言うと極端なアレな方々が

必ず思考停止ワードを持ち出すわけだけど、

陰謀論とかって 地震兵器とかユダヤとかそっちの話で、これ経済原理から

少なくとも中国は、国民レベルでは日本ことなんて嫌ってないし

国家レベルでも、彼らの真に目指している敵は、アジアの国々でもイスラム圏の石油国でもなく、

もっと大きな別のところにある。

いずれにせよ、嫌韓流とか言って、金持ち後方支援している暇があるなら

サラリーマンこそ自由競争に勝てるタフなスキルを身につけることが吉だなー、なんて思った

2011-04-14

パスワード個人情報を扱うサービスを作る際に気をつけたこと

HTMLはわかるけど、サーバーサイドはお遊びでphpを触ったぐらいだったので、会員制でデータをためこむサイト作りに初めて挑戦した

今回重視したのは、「いか個人情報をお漏らししないようにして、万が一漏らしても被害を少なくするか」ということ。

世の中、有償サービスでもパスワードを平文で保存してるサービスが意外と多いらしいので、流出した時のリスクを少しでも減らせる対策として書きます

今回のシステム構成

サーバーロケットネットキャンペーンにでレンタルサーバ年1000円ポッキリプラン

クライアント側の処理HTML+CSS+jQuery(とプラグインもろもろ)
サーバ側の処理PHP
WebサーバーApache
データベースMySQL

個人情報こわい!

個人情報ビビる漏洩とかまじ困るし怒られるしこわい。

俺も巻き込まれたところでは、サミータウンがメールアドレスパスワードセットでお漏らししてお詫びに1ヶ月無料なにそれこわい

サミータウンだけならまだいいけど、メアドパスワードを他のサービスで共通化して使ってる情弱なので、

共通化してメアドパスワードをどこかのサービスが一箇所でも漏らすと、ヤフオクID乗っ取り事件みたいなことになる。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/26/20967.html

だってできれば人様のメールアドレスパスワードとか預かりたくない。

万が一、肉親のメールドレス発見してパスワードにrapemeとか入ってたら明日からどういう顔すればいいかからない。

ググってみてもどこにも情報のってない。うーん困った。ダメもとで「個人情報ってどうやって保存したらいいんだろう。。。」

って、twitterでつぶやいたら、「住所とかは可逆暗号化でいいけど、パスワードハッシュで不可逆化しないとだめだよ!」

と、呪文のようなありがたい言葉を教えてもらった。

暗号化の種類

「住所とかは可逆暗号化でいいけど、パスワードハッシュで不可逆化しないとだめだよ!」

何のことかわからなったので、調べてみると、

・可逆暗号=元のデータに戻せる暗号化方式。

ハッシュハッシュ値を使った、元のデータに戻せない暗号化方式

うーん。。。よくわからん。。。

電話番号とか住所は、第三者が使用する情報なので、可逆が必要。パスワードは、認証しか使わないので、

ハッシュ値結果が一致すれば元のデータがわからなくてもOK、という方式なのでこういった暗号の使い分けをする。

●可逆暗号イメージ(もとにもどせる) 暗号キー開発者が指定する。
090-xxxx-xxxx →(暗号化)→ !'&%($% →(復号化)→ 090-xxxx-xxxxハッシュイメージ(もとにもどせない) 
登録passwordDBに保存)→(ハッシュ値抽出)→!"$#'$#="
ログインpassword →(ハッシュ値抽出)→!"$#'$#="
※二つのハッシュ値が合っていれば、パスワード一致として認証する。

暗号化の実現方法

可逆暗号電話番号とか住所とかに適用

今回はMySQL関数で実現した。encode関数暗号化して、decode関数でもとに戻す。

例えばtel_noという項目だけあるテーブルがあるとすると、

//データベースに保存する時
insert into テーブル名 (tel_no)  values (encode(tel_no,'暗号キー'));
//データベースから取得する時
select decode(tel_no,'暗号キー') from テーブル名;

これで、データベース格納時は暗号化(バイナリ化)されて、データベースから取り出してHTML表示する時に復号化はされる。

ハッシュパスワードかに適用

今回はphpのhash関数で実現した

ユーザ登録時>

$password=(フォームから取得)
$hash=hash('sha512',$password)
//ユーザ登録時は、ここで生成した$hashをデータベースにぶっこむ。

ユーザ認証時は、入力されたパスワードと、データベースパスワードが一致するかチェック。

ログイン認証時>

//フォームから入力されたパスワード
$input_password=(フォームから取得)
$input_hash=hash('sha512',$input_password);

//MySQLに保存されたパスワードを取得(略)
$db_hash==(データベースから取得)

//判定
if($input_hash==$db_hash)
	echo 'ログインしますよ!';
	//ここにログイン処理を書く
else
	die('メアドパスワードがあってないよ!');

これでもしSQLインジェクションとかでデータ流出しても、ハッシュ暗号パスワードに関してはまず解析されないはず。。。

可逆暗号データphp側の暗号キーが盗まれない限りバレない。。。はず。。。

暗号化する対象のデータをえらぶ

何でもかんでも暗号化するとコードが煩雑になるし、パフォーマンスにも影響でそうなので、

住所データ都道府県とか、漏れても良いような情報暗号しませんでした!!

本人が特定できなければ個人情報はないらしいので。。。

個人情報保護法
2条による定義個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。

http://ja.wikisource.org/wiki/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B#2

これで、もし漏れても、俺、ウンコ漏らして臭いけど、パンツから出てないからいいよね?というレベルはなった。はず。

お漏らさないようにキツくする

万が一漏れても大丈夫!と書いたけど、そもそも漏らすなというお話になる。色々調べた結果、以下の対策をほどこした

SQLインジェクション対策

・当初jQuery側でSQL組み立ててPHPに渡してたので、これだと任意のSQLが実行できて漏らし放題なのでやめる。

GETとかPOSTでDBに渡すパラメータを扱ってる場合、ちゃんとエスケープする。

例えばログイン認証するPHPで、GETメソッドでフォームからデータを取得するような場合

$id=$_GET['id']
$pwd=$_GET['pwd']
$sql="select * from ユーザーテーブル where uid='$id' and pwd='$pwd'

とかやってると、login.php?id=admin'&pwd=' OR '1'='1とかパラメータを渡されるとあら不思議

select *from ユーザテーブル where uid='root' and pwd='' or 1=1

で、誰でもログイン出来ちゃう!ので、mysql_real_escape_stringでエスケープしたり、渡されたパラメータが想定した値かどうか(例えば数値かどうか、とか)のチェックをいれたりする。

クロスサイトスクリプティング

・保存するデータタグJavascriptを埋め込まれないように、保存されたデータを出力する場合PHP側でhtmlspecialchars関数使ってエスケープするようにする。

こんな感じでお漏らし対策をした。間違いがあったら教えて欲しい

ちなみに出来上がったサイトはこれ。

http://oreni-makasero.com/

2011-04-13

要するに、放射能が怖い

いっぺんに500人以上の人が死んでも、飛行機とばすのをやめたいとは思わない。

毎年何千人もの人が死んでも、自動車をなくしたいとは思わない。

大量の重油が海に流出しても、タンカーなんていらないとは思わない。

いくつもの集落ダムの底に沈んでも、水力発電をやめたいとは思わない。

でも、

誰ひとり死んでなくても、放射能がもれたら、原発なんて絶対にいらないと思う。

要するに、放射能が怖いんだよ。

原発のことが怖いんだ。

だったら、そう言えばいいじゃない。

放射能が怖いか原発はいらないんだって

危険からじゃなくて、怖いからいやなんだって

事故が起きると取り返しがつかないとか、損害が大きすぎるとか。

そんなのが理由なんじゃない。

いからいやなんだ。

でも、それって、ハンセン病エイズが怖いのといっしょだよね。

2011-04-12

http://anond.hatelabo.jp/20110412174302

外国には事故の発生を伝えず隠蔽。

死人が出るのは覚悟の上で数万の作業員を投入。

日本もこういう果断な対応を取っていれば、2週間で放射性物質流出を止められただろうにな。

ほんと政府は糞だよ。

中国人韓国人嫌いとか言ってる場合じゃない

http://anond.hatelabo.jp/20110410024618

あの頃は、嫌韓流中国人が書いた中国非難本みたいなのが流行ってたね。

ただ、まだリアルでは中韓を嫌っているような人ってあまりいなかった気がするんだよね、あの頃は。

それで、やっとここ数年になり、ようやく一般の人達までそれが浸透した感じがする。

つまり、今が全体的なレベルでいうと一番盛り上がってる最中ということ

なので、この流れは今後もまだ保つのはないかと思う。

これ、あくまで印象論ね。

ここからは、印象ではな経済の話。

中韓は、これからも仮想敵として日本(の一部の人達)にとって必要な国だと思う。

だって軍事力の源っていうのは経済力なわけで

富国強兵には、経済を発展させ続けることが絶対条件

その条件を満たすには、

しいかな、日本には今のところ「自由主義経済で勝ち残る」くらいしか目ぼしい方法はない。

でもこれとは相まって、格差貧困の問題も出てきていて、

この自由競争って言葉に対してアレルギーというか汚臭を感じる人も相当数いる。

一括りにするなら左翼ってやつ(互いの政策を理解しない中間層が多数派と思うが)

それが、形となって現れたのは2年前の政権交代

その与党も結局はたったの一年弱で骨抜きにされ、

小泉さん以上に緊縮自由主義体制にシフトした

ちなみに、蓮舫さん批判する人多いけど、彼女リベラルの味方です

ただ、一度鎮圧した思想も、またいつ吹き出すかはわからない。

というかすぐ吹き出すだろう。

そんな時に最強な弁論カードが、「確固たる仮想敵」なわけ。

雇用海外流出国内賃金が下がり、格差拡大

セーフティーネット、福祉充実、非正規労働反対!などの気運高まる

経団連とか「やばい、なんとかしろ」

識者とか「中韓はいミサイルを打ってくるか来るか分かないトンデモな国です、なので備え(軍事力)は絶対必要です

その前提である経済発展を止めては対抗できません。だから格差は仕方ないです。

あなた負け組なのは あなた能力がないのが悪いんです自己責任ですたかじんさんも辛坊さんもざこばさんも皆そう言っています」

そんなこんなで、結局 日本にとって中韓北はあと数十年はトンデモな国々なわけですよ。

もちろん、自由主義経済に身を置くことも悪くない。

日本は その仕組みを匠に活用し、経済のし上がってきたわけですし。

ただ、今の日本は充分 生活水準も高い国になってしまったので、

このまま無理すれば支障をきたします。

それは、グローバルな競争環境に身を置くことで

インド中国ベトナムなどの発展途上国との熾烈な競争労働者が巻き込まれるからです

そして、今後の日本人給与はどんどん下がっていくのです

なぜなら、彼らの生活水準は我々よりも低く、

給与が低くたって 日本の底辺のサラリーマンよりかは少しはゆとりを持って暮らしていけます

そして何よりもハングリーです

スキルをアップさせる時間的余裕や精神面で有利な途上国労働者

今後高いスキルを備えていくだろうし、

生産性の低い仕事に就き、朝から深夜まで働き通しの底辺のサラリーマン達は

家に帰っても スキルを習得する時間や金銭的余裕もなく、やる気も沸き起こらない。

そして、それが決定的要因となり、日本競争に負け、

いずれは、彼ら発展途上国人達より低い給与で雇われる日本人達がたくさん出てくるかもしれません。

これはまだ少し先の話だけど、このまま無策の状態が続けば

いずれそれが真実味を帯びてくるでしょう。

まあこういうこと言うと極端なアレな方々が

必ず思考停止ワードを持ち出すわけだけど、

陰謀論とかって 地震兵器とかユダヤとかそっちの話で、これ経済原理から

少なくとも中国は、国民レベルでは日本ことなんて嫌ってないし

国家レベルでも、彼らの真に目指している敵は、アジアの国々でもイスラム圏の石油国でもなく、

もっと大きな別のところにある。

いずれにせよ、嫌韓流とか言って、金持ち後方支援している暇があるなら

サラリーマンこそ自由競争に勝てるタフなスキルを身につけることが吉だなー、なんて思った

2011-04-06

anond:20110405190256

核燃料廃棄コスト補助金投入まで含めた維持、管理コスト

以下のように明記してあるため、加筆修正の必要なし。

  税金補助金関係は、詳しくは「資源エネルギー関連予算案の概要」「電気事業と税金 2010」を参照。
  5.9円/kWh程度と、低コスト。これは廃棄費用原子力発電施設解体引当金見積額と原子燃料サイクル・コスト)も計算に入れている。
  現在原発補助金に頼っていない。原子力関連の補助金は1,816億円で、電力会社が払っている電源開発促進税は3,292億円。

だが、以下のように、増田の「論理的」主張を完全に否定する見解研究者から示されている。

ゆとり脳は、どっちなんだろう。

東日本大震災福島第1原発事故 原発問題点を聞く/上 /京都

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110403ddlk26040355000c.html

 

 東日本大震災で発生した東京電力福島第1原発事故放射性物質流出拡散は多方面に巨額の経済的被害をもたらし、他の電力会社も含めて安全対策の大幅な見直しを迫られている。事故からエネルギー費用計算原発政策の問題点を指摘し、昨秋に原子力委員会で識者として提言した大島堅一・立命館大国際関係学教授経済学)に原発に関する問題点などを聞いた。 【聞き手・太田裕之】

 

 ◇事故から最も割高--大島堅一・立命館大教授

 --まず、原発費用の分析結果は?

 

 ◆原発では、(1)発電に直接要する費用燃料費減価償却費保守費など)の他に、(2)原発に特有の「バックエンド費用」(使用済み燃料再処理費、放射性廃棄物処分費、廃炉費)(3)国からの資金投入(開発・立地のための財政支出)(4)事故に伴う被害と被害補償費--を考える必要がある。

 

 (1)(2)は料金原価に算入されており、この合計を発電単価とする。電力9社が公表している有価証券報告書総覧のデータ(1970~2007年度の合計)を経済産業省の料金算定規則に基づき電源別に推計すると、1キロワット時当たり、火力9・80円▽原子力8・64円▽水力7・08円だった。

 

 ここで注意が必要なのは原発は出力調整が出来ないため、需要の少ない深夜電力で水をポンプで上げて貯水し、昼間に発電する「揚水発電」をしている点だ。原発コストは「原子力+揚水」で見なければいけない。水力のうち、揚水は51・87円、一般水力は3・88円。「原子力+揚水」は10・13円となり、火力を上回り最高額となる。

 

 --(3)の財政支出はどうなってるのか?

 

 国家財政からの資金投入は、一般会計と電源特会から行われている。電源別に計上された財政資料は存在しないため、「国の予算」を基に可能な限り再集計した。1970~2007年度の合計で見ると、95%が原子力に費やされていた。火力の106倍、水力の27倍だ。

 

 そして、(1)(2)に(3)を加えた「総単価」を電源別にみると、原子力10・68円▽火力9・90円▽水力7・26円。一般水力3・98円、揚水53・14円で、「原子力+揚水」は12・23円に跳ね上がる。原発安価はないどころか、国民にとっては最も割高であることが明らかになった。

 

 --バックエンド費用に問題があると指摘されているが。

 

 原発の最大の課題は放射性廃棄物処理・処分を含む発電後の放射性物質の扱いだ。使用済み燃料の再処理を含む核燃料サイクル事業、放射性廃棄物処理輸送・処分、原子炉の廃止措置など(2)の「バックエンド費用」は04年の政府審議会報告書で総額18・8兆円とされた。前述の単価計算でも含んでいる。

 

 ここで問題なのは劣化ウラン、減損ウラン高速増殖炉で利用できるとして廃棄物に分類されていないことだ。だが高速増殖炉の見通しが立たない現状では廃棄物として加わる恐れがある。また、使用済みMOX燃料(ウランプルトニウムを混ぜた混合酸化物燃料)の再処理または処分の費用も含まれていない。さらに再処理費(11兆円)に算入されたのは使用済み燃料の半分しか対応しない六ケ所再処理工場だけで、単純に考えて全量では倍額になる。高速増殖炉サイクルに関する事業も含まれていない。

 

 そして、これらの事業は世界でも大規模な実施例がない。高レベル放射性廃棄物とTRU(長半減期低発熱放射性)廃棄物は処分地が未定だ。不確実な再処理工場稼働率考慮すると、現在バックエンド費用見積もりは過小評価はないか海外の再処理工場の実績稼働率は07年で仏56%、英4%。政府が想定する100%は不可能で、実際には数倍に膨れ上がる恐れがある。

 

 --こうした指摘に対し、反応はどうか。

 

 これらの調査・分析の結果講演会などで報告し、昨年3月に東洋経済新報社から出版した。昨年9月には原子力委員会原子力政策大綱を見直すかどうかの検討で識者として意見を述べた。その場でも疑問や反論があれば議論して正確にしたいと要望したが、特に大きな反論はない。公表データに基づいているので、反論しようがないのではないか

2011-04-04

原発の正統なる後継者は、似たもの同士の自然エネルギーしかない

完全な妄想レベルで全く根拠はない与太話なのだがハイクに書こうと思ったらえらく長くなったので増田に書いてみる。

突っ込みどころは山ほどあると思うがまぁ与太話として聞いてくれ。

原発の現状と認識

今回大災害があった。さらに原子力災害が起きた。

様々議論はあるだろうが、今後国内では原発は向こう数十年は推進される事はなくなるのではないかと思う。少なくとも国政選挙が2回ぐらいは原発支持・不支持が論点になり、原発推進候補は勝てないだろう。当然ながらこの福島原発処理が終了するまでは先に進めないだろうし、毎年毎年、3月11日が来るたびに思い出され、忘れられずに残っていくだろう。あるいは残らなければならないと思う。

また、一緒にするなと言う話になるかもしれないが、スリーマイル島事故のあと米国は反原発に舵を切って長年原発を作ってこなかった。それが解除されたのはつい最近で、きっかけは確かカリフォルニアでの大規模停電だったように記憶しているが、そういった再び世論を動かす事故が起きなければ敢えて寝た子を起こすような政治家は出てこないと思う。(ただ…チェルノブイリ発電所2002年まで動いていたとか、そういうことを考えると残る可能性も十分あるし、今回の経験から日本原子力技術はさらに成熟されるだろうし、国際的にはどうだろとか、いろいろな議論はあるとおもうけど発散しちゃうのでここではこういう前提にする)

ただ、原子力によって叶えようとした

という夢は日本が今後成長していく上では捨ててはならない。捨てた瞬間日本経済は終わる、と言うレベルで捨ててはまずいと思う。エネルギーはすべての生産活動の基本なのでここが下がらないことにはコスト競争に勝てないからだ。

まずエネルギーコストがあがると、エネルギーコスト原材料費に占める割合が大きな産業からやられてくる。たとえば製鉄業などがこれに当たるが、実はすでに鉱石からアルミニウムの生成など一部の産業では国内企業エネルギーコストの上昇によって競争力を失っているものがある。(日本では独自に水力発電所を持っていてエネルギーを極端に安く入手できる企業しか残っていない。国内アルミニウム工業インゴットを輸入している。このためアルミニウム合金そのものについては国内より外国の方が進んでいる)これらの産業外国流出しても別にかまわないという考え方も十分あるが、これは全体的にコストの上昇を意味することとなる。

さらに、エネルギーを輸入に頼らなければならない日本では、エネルギーは即座に外国に金が流失する事を意味する。(国内エネルギー生産できる国はエネルギーコストが上がっても国内需要として残る)故にエネルギーコスト原材料費に占める割合が増えると産業競争力が落ちるばかりでなく、国内の金の巡りが悪くなり、経済はかなり厳しくなる事すら予想される。

全ての産業がこう言った事に追い込まれないためにも、永遠にエネルギーコストを削減していく技術は追い求めなければならない。

ただ、原発はもう少なくとも政治的・社会的にもう限界だし、コスト的にも議論はある。個人的にも消極的容認派から積極的収束派に意見が変わった。原子力推進でこの夢を追うのは無理だ。

では、どうするか。

原発で見た夢を継ぐ後継者自然エネルギー発電

原子力によって叶えようとした夢は、自然エネルギーが引き継ぎ、夢へと動くべきだと思う。自然エネルギー原子力と非常によく似ており、正統な後継者からだ。

「おい貴様何を言ってる水と油じゃないか」「かわいそうに、酸素欠乏症にかかって…」「ばーかばーか」等と言う声が聞こえてきそうだが、かなりマジである。原子力自然エネルギーは、少なくともチェルノブイリ以前の認識ではかなり共通点があったと思うんだ。

後ろの利権産業としての裾野の広がり、影響力)の話なんかも下手すりゃ同じである原子炉の仕組みが考え出された当時は火を燃やすよりずっと安全だと考えられており、今でも単純な死亡者の数では火力より安全だという議論すらあるくらいである。故に、今の自然エネルギーの一種のような認識だったのではないか。さらに言えば発明された当初は「こんなもの制限が多すぎて使い物にならない」と考えられていた…かもしれない。

原発というのはあくまでも手段であって目的はない。大規模な原子力災害が発生し、その他様々限界が見えてきた中で手段を変えるのはそんなに悪いことじゃない。目的が達成できればいのだから

故に、自然エネルギー原子力の正当なる後継者じゃないかと思う。だから原発は今後尻すぼみになるなら、同じ夢を追う自然エネルギー原発に振り向けていた投資のうち、維持費以外を振り向けて推進するべきだと思うんだ。原発反対の反動としての自然エネルギーはなく、原発の正当なる後継者としての自然エネルギーに。

自然エネルギー問題点

ただ、よく知られているように自然エネルギー

などなど、山ほど問題を抱えていて実際の所うまくいく保証はない。というか、代替エネルギーとして今すぐ原発の後を継げるような存在はないのは間違いない。今原子力の直近の代替エネルギーになり得るのは火力しかないと思っている。(夢は継げるかもしれないが。さらには原子力が火力を駆逐できなかったように、火力も依然として必要とされるだろう)ただ個人的にはそれぞれ、以下のようなブレイクスルーがあって、研究されさえすれば解決に進むのではないかと思っている。

最後送電網の組み替えだけは、物理的な問題があるのでブレイクスルーのような物はちょっと考えつかない。ただ、これはたとえ原発事故がなくても設備更新などは必要だったわけだし、おそらく原発がこのまま推進される事になってもこの流れは必要になってくると思われるので、と言う事にしておく。

また…。これは完全に不謹慎であるし、お怒りをいただいてもしょうがない思考ではあるのだが、怒られそうな事を敢えて言うと、今回の被災地は壊滅的な打撃を受けほとんど丸ごと町を作り直さなければならなくなってしまったところがかなりあり、政府はここに莫大な公金をつぎ込み新たな町を作り上げるつもりのようだが(そして世論もそれに賛成している)、これは新エネルギーのための町をある程度採算度外視で作る事ができる条件がそろっていることを意味している。

ご存じの方も多いと思うが都市計画は、再開発よりも一から作った方がよほど簡単なのである。たとえば中国では大規模造成によって作られているのはものすごいスピードで発展しているが、何もないところ(あるいは何もないに等しいところ)を造成しているから早いのである。(日本高度経済成長期のニュータウン造成も似たような話)一つずつ立ち退かせるところから始めなければならない再開発より早いのは当然である

から災害に遭ってまっさらになってしまったところがある、というのは、未来エネルギー産業を育てるためのモデル都市を作る事ができると言う事も意味する。きっかけは不幸な災害であったが、この災害を次へと繋げる事も可能になると言えるのだ。(ただ、外野からこういうことをいるのだ、とも言えるのであるが…うまくいけば世界に名だたるモデル都市になり、産業たり得るだろう)

技術はあっても実用化までに時間はかかるが、猶予はある。

前掲した以外にも様々な技術的な問題はある。これらの実現・解決にはかなりの時間がかかる。ではどうするか。個人的にはそれでもとりあえず問題はないのではないかと思っている。何故かと言えば、原発は今すぐ停止できる物ではなく、どちらかというと安楽死というか引退させると言った緩やかな停止になり、自然エネルギーの成長を待つだけの余裕は十分にあるのではないかと思うからだ。

今後、原子力は引退させようという動きになっていくと思うが、一部の過激派の言うように「今すぐ撤去せよ!」というのは暴論も暴論で、とても無理だと思う。確かにエネルギー問題を無視あるいは過激派の言うとおり節電などでやりくりすることが可能であれば、異常な状態である福島第一原発を除けば原発を今すぐ止めることは物理的には可能だろう。しかし停止状態になっているのに問題になっている、あるいは使用済み燃料であるにもかかわらずきちんと管理が必要なことを考えれば、いきなり停止させても自己満足以外の意味は、それほどないのではないか。むしろゆっくり運転させ経済的に重要である状況に置いておいた方が、追い込みすぎて安全対策にまで金が回らなくなることに比べればずいぶん安全かもしれない。

さらに、原発解体は年単位時間がかかるし、日本国内できちんとした技術確立されていないから、そこら辺の技術をきっちり固めてからはないと危険であるし不可能だ。

また解体した原発の放射性のゴミをどこに捨てるかという問題も当然発生するだろうが、場所はすぐに見つかる物でもないので(今でも地層処分の場所が見つからず難儀している)、そこも確保してから停止しなければならない。もちろん一度にたくさんの数の解体を進めることも、現実的ではない。すると、古い順番から廃炉へと動いていく事になって、原発の廃止にはどうやっても時間がかかる。自分は少なくともどんなに急いでも二十年はかかるとおもう。

からまさに原発から自然エネルギーへ夢を引き継いでいく素地は十分にあると思うのだがどうだろう。

最後に…

根拠らしい根拠はない。また「未来可能性は無限から何でもできます」みたい不毛な話なのも自覚している。今の短期的な電力不足技術課題が残るであろう中期的な問題を解決するような話ではない。

さらには原子力クリーンな夢のエネルギーとみられていた時代と同じで自然エネルギーも今後おそらく確実に様々な今知られていない問題も出てきて、場合によっては今回のような致命的な問題は出て来て頓挫するかもしれない。

また、設備以外にも、ライフスタイルは大幅に変えなければならないだろう。少なくとも

等は考えつくところだ。さらには原子力産業で食っていた人たちをどうするかと言う事もある。電力会社は徐々に電気を作って売る会社はなく、電力送電網を所有する企業へと変貌を迫られるだろう。末端の電力網を維持管理する作業者は技術的に大きな変更はなくあまり関係ないだろうが、そうでは無い電力会社本体の、発電に携わる今まで日本を支えてきた技術者の方々には削減の並が及んでしまうだろう。

しかし、原子力が数十年原子力産業日本を食わして来たように、数十年は日本を食わせてくれる原動力になるポテンシャルは十分にあると思うがどうだろうか?

また、困難であるため他者が参入してこないと言う状態であるならばより高い見返りを得る事ができるのではないか?うまくすれば、日本がはじめてエネルギー世界で優位に立つ事ができるようになるやもしれない。

今こんな事を言うと怒られるかもしれないが、原子力は敵、自然エネルギーは味方、あるいはその逆でも良いが、そういった思考では未来は開けない。

現実原子力の力によってできあがってきた社会直視し、原子力に携わる人々に「なんて物を作ってくれたんだ!」と言い放つのはなく「今までありがとう」と言い(これは無論原子力災害に見舞われている現地の方々ではなく、そのエネルギーを享受してきた我々の立場である原子力災害のただ中にいる人は怒っても良いし保証の話は別だ)原子力で見た夢は自然エネルギーが引き継ぎます、と告げ、方向転換を図る時だと思う。

2011-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20110403220225

脳が狂ってても五体不満足にすればキチガイ成分は流出しない。

もはや基地外の発言はただちに社会に影響が出るレベルなので、僕は検閲すら視野に入れてもいいと考えている。

http://anond.hatelabo.jp/20110403123256#tb

会社のために価値を生み出しているあなたが、会社に残るのは「気分が悪い」ような気になる(=会社にとってマイナス)ということは、「あなたあなた価値会社に知らしめることは、あなた会社にとってみればトータルプラスになること」であり、従って「それもまた会社仕事の一部である」という風には考えられないか

何もしていない人間自分価値を誇大に宣伝することは、会社にとってマイナスだ。従ってそれを憎む気持ちは当然である

しかし、「黙々と会社のために『見えないところでも』働いたから、その分オレを評価してくれ」というのは、「評価するためのコスト」を考えていない点で、これまた会社マイナスであるという考え方も考慮すべきかもしれない。あなたのためにあなたを陰でじっと見守る専門の評価員を一名余計に雇うべきだろうか? それよりも「あなた自身があなた仕事の評価員となって上に報告する」方が安上がりなのではないだろうか。


『誰も見てない・気づかないかもしれないオレの仕事』の評価を最も公正にできるのは、あなたをおいて他には無い。あなたあなた仕事の成果を、ペーパーなり数字なりという形で、きちんと会社に伝わるようにすべきなのではないだろうか。それをしなかったことが、あなたの問題であるという見方はできないだろうか。まして、それが人事考課に影響して、結果としてあなたという有能な社員流出につながるのだとすれば、あなたの犯したマイナスの影響はあまりに大きいと言わざるを得ない。

今回の人事への不満は理解するし、そのことであなた転職をすることも止められないかもしれない。だが上司とて決して万能ではないのだからあなた価値あなた自身で証明するという姿勢をもつことは、あなたの今後にきっと役に立つはずだと思う。過剰に宣伝するのではなく、公正に評価することは、会社にとって当然プラスなことのはずなのだから

2011-04-02

うっひょおおおおおおおおおおおおおおwwwwww

汚染水直接流出きたああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwww

2011-03-31

東京電力 不祥事歴史

1978年11月2日

 福島第一原発3号機で、制御棒の脱落により日本初の臨界事故が発生。

 2007年3月まで隠し続ける。

1989年1月1日

 福島第二原発3号機で、原子炉再循環ポンプ内が破損し炉心内に多量の金属粉が流入。

1990年9月9日

 福島第一原発3号機で、主蒸気隔離弁を留めるピンが壊れ、原子炉内圧力が上昇して自動停止。

1992年2月28日

 柏崎刈羽原発1号機で、タービンバイパス弁の異常により原子炉自動停止。

 しかし、この事故を隠蔽して行政当局に報告せず。

1992年9月29日

 福島第1原発2号機で、原子炉への給水が止まりECCS(非常用炉心冷却装置)が作動する事故が発生。

1997年12月5日

 福島第二原発1号機で、制御棒1本の動作不良が見つかり原子炉が手動停止された。(国際評価尺度レベル1)

2002年8月29日

 原子力安全保安院が、 福島第一・第二原発柏崎刈羽原発80年代後半から90年代前半にかけ計29件の事故東電改ざんしていた可能性があると発表。

2004年1月14日

 地元原発3団体が、柏崎刈羽原発管理区域内の放射性廃棄物が外に持ち出されたため近くの土壌から人工放射性物質コバルト60を検出したと発表。

2005年6月1日

 福島第一原発6号機で、可燃性ガス濃度制御系流量計の入力基準改ざんがあった事実を認める。

2007年1月31日

 柏崎刈羽原発1号機で、ECCSの故障偽装など定期検査時の不正が常態化していた事実を認める。

2007年4月6日

 福島第二原発4号機で、制御棒駆動装置不正交換を偽装した事実を認める。

2007年7月16日

 新潟県中越地震により、柏崎刈羽原発3号機の変圧器火災。6号機からは、使用済み核燃料プールから放射性物質を含む水が海水流出

 同機原子炉建屋天井の大型クレーン移動用車軸2本が破断。10月21日には、7号機の原子炉建屋のコンクリートから放射能を帯びた水が流出していた事実判明した

2008年1月14日

 福島第二原発3・4号機廃棄物処理建屋の、海水ポンプの配管や電動機などが破損。

(「週刊金曜日 840号 2011年3月25日発売」 より)

2011-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20110321001727

お返事遅くなりました.気が付いたらいろいろ話が展開しているみたいですが,素直に返信.

ちなみに私はアンチ原発派ではな原発容認派です.なので原発ダメ=即刻停止という考え方はしておらず,代替できるものがあればそちらに移りたいと考えているだけです

原子力発電所リスクなんてあんなもんでしょ。今まで運良く一人残らず目を背けていられたってだけで。

もっとも、仮にあそこに火力発電所が建っていたとしても、重油流出やら火災やらでやっぱり相応に被害を周囲にお呼びしていただろうし。

リスクなんてあんなもんでしょ」とのことですが,私が質問したリスクコスト」についてはどうでしょう.今回の危機は想定の範囲内であり,原発コストパフォーマンスを活かして得たお金で万全の補償ができるので誰にも文句は言わせません,壊れた原発は直すだけ,原発はこれまでどおりです.と,考えているなら,「リスクなんてあんなもんでしょ」とのとおりですが,原発推進派?の方々だって

という具合にリスクのためにかかるコストを高く再計算しているわけですよね?この原発の最大の利点であるコストパフォーマンスについて,推進派さえも再計算が必要と考える状況において(しかもその原因が最大の欠点である原子力危険性),原発との付き合い方に再考の余地はないのか?と考えるのは決しておかしい話ではないと思いますが.

俺が言いたいのは、

じゃあ仮にずーっと火力発電オンリーだったら、日本は今と同じような繁栄を享受できていたのか?

から火力発電に切り替えたらそれで全部解決なのか?

だよ。

今回の議論の中で「原発は不要だった.あれがなければ日本はもっと良くなっていた」なんて話をしましたっけ.私はそんな考えは全く持っていませんが,もしそのように受け取れる発言をしていたらすみません

私が呈した疑義は「今回の状況を見ると,原発の合理性について再考する余地があるのではないか?」そして「太陽光発電省エネ考慮するに値するものではないか?」です

電子発電所が建ち始めた1960年代専門家評論とか色々漁ってみるといい。あちこちで散々に議論され尽くされた上で「まあ原子力発電しかねえわな」と関係者達は渋々(一部は喜色満面に)承諾してる。最後まで反対し続けたのは社会党共産党たいコミュニストの狗みたいなのばかり。

えーと,以下の話は1960年代評論を読まずに書いています.すみません

具体的な資料を示していただけるとありがたいです

1960年代当時の判断を否定したいわけではないです.現実としてこれだけの繁栄を支えたわけですから戦後15年で原子力を選択したという話ですが,これを聞いた時「そうなのか!」と驚きましたが,良く考えたら戦争突入の理由の一つが油の枯渇なんだからからの脱却を狙うのは妥当な選択ですね.

そして当時,油以外のエネルギー選択肢がどれだけあったかというと,太陽光発電世界初の実用化が1958年国内初の地熱発電所が1966年風力発電にいたっては1980年代,ましてや省エネなんて戦後復興時に考える話ではないでしょう.原子力発電を選択するのは合理的な判断だったと思います.

太陽光発電歴史太陽光発電教科書

http://solarsystem-history.com/history/his_1958.html

1954年に初めて太陽電池発明されたものの、当時太陽電池は大変高価なものでした。そのため現在のように一般家庭で利用できるようなものではなく、特殊な用途に限定して利用されていました。その“特殊な用途”として代表的なものに、人工衛星への電力供給が挙げられます。実は世界で初めて太陽電池が実用化されたのは、人工衛星だったのです

地熱発電@Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1%E7%99%BA%E9%9B%BB

日本では1919年海軍中将山内万寿治が大分県別府地熱用噴気孔の掘削に成功、これを引き継いだ東京電灯研究所長・太刀川平治が1925年に出力1.12kWの実験発電に成功したのが最初地熱発電とされる[17]。実用地熱発電所は岩手県八幡平市松川地熱発電所(日本重化学工業株式会社)が1966年10月8日に運転を開始したのが最初である

風力発電について@NEDO

http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/foreigninfo/html9908/08229.html

風力発電は、1980年代アメリカにはじまり、1990年代にはヨーロッパでの開発が大いに進展し、今や、インド中国でも化石燃料に代わる、環境に無害な有望エネルギーとして大きくとりあげられている。日本では、1980年試験用の40kWの風車が設置されたのが最初であるが、1980年代から電力会社等での試験研究がはじまった。



繰り返しになりますが,別にいますぐ原発全部止めろ!なんて言うつもりもないです.上記に挙げた新エネルギー原発とそっくりそのまま代替可能とも思っていません.しかし,このように1960年代当時には選択肢として存在し得なかったものが増え,そして今回のような事故が起こったた今でも,当時の合理的判断は再考の余地がないのでしょうか?

で,私の意見太陽光と省エネと言うのは,まぁ一見すると鼻で笑ってしまいそうな話ですが,一考の余地があるのではないかと.以下,それを説明します.

今回の問題は「一カ所集中発電のリスク」と「原子力リスク」が原因ですよね.で,元増田は前者についてはたくさん原発を造ること,後者についてはより性能のよい原発を造ること,で解決するという案を提案しています.今回のようなトラブルはより良い原発(ひいてはより良いエネルギー供給体制)のために避けては通れない通過点だ,と捉えるのは原発推進戦略としておそらくまっとうだと思います.

これに対する私の反論ですが,私は今回の事故を見て,どう頑張ったところで人の想定の斜め上を行く出来事は起きてしまう,と感じました.よって「原子力リスクはどう頑張ったって抑えきれない」と考えます.そうであるならば,最悪の事故が起きた時にそれを最小化する戦略しかないので,あちこちに原発を作るという戦略はありえないと考えます

もちろんこれは「原子力リスクはどう頑張ったって抑えきれない」という前提のもとに成立しているので,それが解決されれば主張は変わる可能性が大です.あとは「最悪の事故が起きた時にそれを最小化」すればいいので,原子力漏れても平気などこぞの奥地だとか月に原発を作るならokです

人里からキロしか離れていない,しか津波地震台風も来るのが毎度,の土地原発を作り,しかも旧式とわかってもなお動かし続ける,という現在のやり方はいくらなんでもリスク対策をケチりすぎじゃないかと.

で,一番最初の話に戻ると,太陽光発電省エネに期待したのは,両者のリスクを持っていないかです.いろいろ言われていますが,やはり太陽光発電停電時にはそれなりに役立ったようです

あとビジネス的にも,原発太陽光も(あと省エネも)日本に強みのある分野で,CO2絡みで注目されている分野ですが,今回の事故は前者には向かい風で後者には追い風です

計画停電で使用できない」 太陽光発電操作周知にメーカー躍起@産経

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110321/biz11032101270000-n1.htm

家庭用の太陽光発電装置は、パワーコンディショナー(パワコン)という装置を使い、太陽電池で発電した直流電流を、家庭で使用できる交流電流に変換している。ただ、パワコンを動かすための電気は、通常、電力会社から送られる系統電力に依存しており、そのままでは日中発電していても、電気が使えない。

使用するためには、家のブレーカーオフにし、パワコンに付属したコンセントに直接、電化製品の電源コード差し込む必要があるが、意外に知られていないのが実情だ。



原発はま夢物語に過ぎないとしても,少なくも現在エネルギー資源ポートフォリオを組む上で,今回の事故を「大丈夫だ,問題ない」とスルーするのはおかしいのではないか原発(火力も似たようなもんだけど)が持つリスクとちょうど補完関係に太陽光発電(と省エネ)を現実的手段として考える良いタイミングなのではないか,というのが意見です

まぁ本音は原発やめろじゃなくて太陽光やろうぜ!だった気もしますね.こうやって整理すると.太陽光について反対派は「割高でしょ」といい賛成派は「回りだしたら安くなる」という.今回の騒動で太陽光発電コスト以外のメリットが見えたので,これを機にいっちょ太陽光電池にもチャンスを与えてあげていいんじゃないかと.

手間もお金もかかるけど、利益も大きい@産総研 太陽光発電研究センター

http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/economics/benefit.html

太陽光発電は現時点では一般的な発電方式よりもまだコストが高いのですが、大量生産を進め、計画的に普及を図ることで十分に安くできると見られています。補助金や電力会社による買取などの助成策は、コスト低減と普及を進める効果があります。開発・普及には大きな費用と相応の年数が必要ですが、化石燃料の輸入と異なり、その費用国内に大きな経済効果雇用をもたらします(図2)。先行するドイツなどでは既に普及費用を遙かに上回る経済効果と数万人の雇用を創出し(*2)、これにならって欧州、さらには中東アジア諸国米国も積極的な普及に乗り出しています。



あと,当分電力不足が続きそうなわけですが,原発なんてそうそう作れないですよね.一方で太陽光発電は市販のソーラーパネルを買えばすぐに発電所のできあがり.太陽光発電では昼間だけという問題はあるが,ピークはむしろ昼間にあるんだからそれを避けるのには十分貢献するのでは.

どうやって普及させるかという問題も,高速無料化とETCエコポイント家電,この辺の事例を思えば補助金うまく使えば可能では.あと気になるのは生産が追いつくかどうかだけど,それこそ元気な西日本で(がんがん電力使って)作って東日本に送ればいい.サンヨーシャープパナソニックも西の企業だしちょうどいいのでは.

特に根拠のない希望を言っているだけなのでつっこみよろしくお願いします

2011-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20110320233201

あと,現状のドタバタを見ても原発リスクコスト見積もり通りと思われますか?

原子力発電所リスクなんてあんなもんでしょ。今まで運良く一人残らず目を背けていられたってだけで。

もっとも、仮にあそこに火力発電所が建っていたとしても、重油流出やら火災やらでやっぱり相応に被害を周囲にお呼びしていただろうし。

俺が言いたいのは、

  • じゃあ仮にずーっと火力発電オンリーだったら、日本は今と同じような繁栄を享受できていたのか?
  • から火力発電に切り替えたらそれで全部解決なのか?

だよ。

あなたがまずやるべきは原子力発電への疑義を提示する事ではなく、現実として日本原子力発電を推進した合理的な理由を調べる事だよ。

きちんとそれを経ない限り、似たもの同士でそーだそーだ原発やめちまえと言い合って満足しちゃっておしまいになってしまう。

電子発電所が建ち始めた1960年代専門家評論とか色々漁ってみるといい。あちこちで散々に議論され尽くされた上で「まあ原子力発電しかねえわな」と関係者達は渋々(一部は喜色満面に)承諾してる。最後まで反対し続けたのは社会党共産党たいコミュニストの狗みたいなのばかり。

長崎広島原爆が落ちて15年しか経ってない状況で当時日本はそういう結論出したわけだ。15年前となると俺らの感覚で言えば阪神大震災の頃だ。

2011-03-17

復興計画は高齢者が生きる街のモデルを示せ

-復興は移住を伴わざるをえない

今回の震災で、東北の海側の多くの町(宮古大船渡釜石陸前高田気仙沼志津川(南三陸)、女川、牡鹿町など。)が自治体レベルで壊滅している。これらの街では、町民の多くが亡くなっている模様だ。本当に心が痛い。私の祖母も石巻に住んでおり、幸い無事だったものの、安否が確認できるまでは、生きた心地がしなかった。

住んでいる方々は街の壊滅を目にし、今後復興が出来るのだろうか、と思っているに違いない。

しかし、幸いにも、今は国を挙げて(世界からも)支援を行う、という機運が出てきており、金銭的・物理的な支援が今後予想される。ただし、生き残った方だけが元の場所あらためて住居を建てて居住し、街を作るということはおそらくできないだろうし、するべきでないだろう。

それは、これらの街に(東北全部に言えることだが)共通しているのは、どの街も高齢化が進んでいると言う事だ。限界集落となる人口を超えてしまった場所が多数あると考えられる事と、人口が減ってしまう以上、人口に対して街が間延びし、電気・ガス・水道交通などの復旧コストも増加要因となってしまからだ。加えて行政医療教育介護などはスケールメリットがきくので、ある程度街のサイズがあった方がきめ細やかなサービス提供できる可能性も高い。

つまり、復興する街は住民の移住を伴った新しい街になる、ということだ。

そして、もちろん、何よりも地震津波に強い必要がある。特に、今回想定を大きく超えた津波で壊滅した街が相次いだ事から、海沿いの街のあり方を根本的に考える必要がある。

今回、自治体は一から復興を目指さなくてはいけないが、逆に言えばまったく何も無い状態から、自由な発想で一から街を作る事が出来るチャンスでもある。

から街づくり、というのはおそらく戦後以来であろう。まさに、戦後蓄えた都市計画の知識を総動員する時だ。

特に、高齢化が進んだ街の問題を解決する街を作る事が出来れば、将来的に東北だけでなく日本中到来する高齢化社会モデルともなろう。

-高齢者にも優しい中層住宅を中心としたコンパクトシティ

私は、ある程度(千人~)の規模を持った、中層(10F-20F)建ての共同住宅を中心としたコンパクトシティを目指すべきだと思う。

主な理由としては、

  1. 津波に強い。10F以上であればまず問題ない。今回も、残った建物は全て中層の建物だった。
  2. 集中して住む事により、行政サービス(役所・警察消防)・交通サービス(短・中距離バスなど)、コミュニティ学校など・町内会など)、インフラ電気・ガス・水道)が維持しやすい
  3. スーパー銀行医療施設・介護施設などの施設を維持しやすい
  4. 徒歩で完結する圏内に街を集約すれば、高齢者にとって危険な車の運転を日常的にする必要がなくなる
  5. 戸建よりもフラット共同住宅の方が、戸内の段差が無くなり高齢者にやさしく、介護もしやすい

である

-問題は産業復興地域への投資インセンティブをつけ、企業の呼び込みを

問題は産業復興である

今回、漁業工業などは壊滅的な打撃を受けてしまった。それにより、漁業工業に従事している方向けにサービス提供していたサービス業すらもなくなってしま危険がある。産業が無ければ、労働年齢人口は生きていく事ができない。この地震により産業がなくなったことで、労働人口がさらに都市部流出してしまうだろう。

これをどのように食い止められるか。ある程度は復興事業により雇用できるだろうが、大事な事は復興事業以外の留めない事だ。一時的に復興事業により雇用も生まれるだろうが、復興事業は持続的なものではないのでいずれなくなってしまう。この地域復興事業依存にしてしまうと、永遠に復興費用支出しなければいけなくなってしまう。

大事な事は、企業投資を呼び込んで、持続的な産業を作る事だ。投資企業に対する法人税の免除などのインセンティブを用意し、企業を呼び込むことを本気でやる必要がある。産業の壊滅具合を考えると、各県にこのためだけの部署があっていいくらいだ。

ここで、上記の街づくりと絡めて、「介護都市」を作り、その「介護企業」を作るのもいいかもしれない

企業寄付も良いが、そのお金地域再生ファンドなどを作って、会社を作ってはいかがだろうか。企業の一番の社会的責任は、産業を創出し、雇用を作り、納税する事である

転載 http://d.hatena.ne.jp/yesucandoit2010/20110317/1300339904

今、政府福島第一原発に対してやるべきもう一つの

現在、文字通り命を削って冷却作業に当たっている自衛隊警察消防東電米軍その他の皆さんの必死な努力には胸を打たれる思いです。

しかし、現場に数十分もいられないような状態になって、放射能物質のさらなる流出を止めることができなくなったのであれば、現行の冷却作業は時間稼ぎにしかなりません。なぜなら冷却作業に投入できる人員が許容できる滞在時間の総量は、燃料が完全に冷却されるために必要な時間(数ヶ月の規模)より圧倒的に少ないかです

このような状況になった現在政府には冷却作業で時間稼ぎをしているのと並行にもう一つの事を行ってもらいたい

それは、現発近隣に住む人達の避難のための援助です

原発からどれくらいの範囲を対象にするべきかは分かりませんが、現行の30kmではあまりに近すぎます。)

具体的な内容としては、

1) 避難先の確保

2) 避難するために必要な燃料や輸送手段の供給

3) 安全に避難を実行するための順序や経路を含む計画の策定

4) 上記の準備がある程度整った段階で情報公開と避難の指示

です

現在、人員・資材・避難先などが圧倒的に不足しているので、上記の実行は困難であることは承知の上ですが、もう事実上生存の可能性のほとんど無い他の地方行方不明者の探索・救助作業を一旦停止して、現在生きている人へのさらなる被害を防ぐべく一部移動させるなどの政治的判断・努力可能であると思います。

今まで情報や対策を小出しにしていた政府東電対応からはあまり期待できませんが、なんとか今日中にできる限り早く方針を改める奇跡を願っています。

また、避難する手段のある方には、原発からできるだけ遠くに(最低50km、できれば100km以上)できるだけ早く離れていただけるように願っています。

2011-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20110315172109

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

1976年4月2日

構内で火災が発生した外部には公表されなかった。しか田原総一朗に宛てた内部告発により事故の発生が明らかになり、告発の一ヶ月後東京電力事故の発生を認めた。

1978年11月2日 3号機事故

日本初の臨界事故とされる。この事故が公表されたのは事故発生から29年後の2007年3月22日になってからであった。

1990年9月9日 3号機事故

主蒸気隔離弁を止めるピンが壊れた結果原子炉圧力が上昇して「中性子束高」の信号により自動停止した。INESレベル2。

1998年2月22日 4号機

定期検査中、137本の制御棒のうちの34本が50分間、全体の25分の1(1ノッチ約15cm)抜けた。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E3.83.88.E3.83.A9.E3.83.96.E3.83.AB

1989年1月、3号機の原子炉再循環ポンプ内部のインペラー(回転翼)の溶接部が壊れ、炉心に多量の金属片等が流出、長期にわたって発電所を停止に追い込んだ事故が発生した

2008年1月、3・4号廃棄物処理建屋(RW/B)の海水ポンプA(以後RWSWポンプ)の吸い込み側配管及び電動機と羽根車をつなぐシャフトが折損するトラブルが発生。これを受け3号RWSWポンプBを緊急点検、東京電力東電環境東電工業等が注目する事となった。

2008年2月、サイドバンカーにて2号の使用済み核燃料を積載したキャスクをクレーンで吊り上げ作業中にクレーントリップするという事象が起きた。

2011-03-14

福島第一1号機のイベント履歴

月日時刻状況・確認作業・行動
03111542電源がなくなる電源が全くなくなってしまったため、原子力災害対策特別措置法第10条の規定に定められた事象が発生したと(東京電力が)報告
 1545オイルタンク津波により流出ディーゼル発電機の燃料が流失?) 
 1636非常用炉心冷却装置によって注水ができない(あるいは注水状況が分からない)非常用炉心冷却装置によって注水ができない(あるいは注水状況が分からない)ため、原子力災害対策特別措置法第15条の規定に定められた事象が起こったと(東京電力が)判断
 20301、2、3号機(を集中管理する)中央操作室の照明確保準備中に、M/C(電気系統の分電盤かなにか?)が水没 
 2100 D/D(?)消火ポンプを起動し、炉内の圧力が低下し次第、注入できる体制を整える
 2300タービン建屋内で放射線量の上昇を確認 
 2330 電源車の到着状況「電源車の状況について」を参照(どこ?)
03120000 非常用復水器(普段発電に使っているのとは別の、水蒸気を冷やして液体の水にして再び原子炉に戻す装置)で原子炉蒸気を冷やす
 0030ドライウェル内の圧力(沸騰水型炉の原子炉格納容器の一部。一次冷却水配管の破断時などに放出された冷却水を閉じ込める場所原子炉格納容器は、このドライウェルと圧力抑制室の2つで構成されている)が600kPa(キロパスカル。圧力の単位。1気圧が約100kPaなので、6気圧に相当)(設計上の最高使用圧力は427kPa)を超えている可能性がある圧力について調査を行う
 01571号機のタービン建屋内で引きつづき放射線量が上昇中 
 0300 原子炉格納容器内の圧力をベント(弁を開くことによって、圧力の原因となっている水蒸気を逃がすこと)によって、下げる措置を行う予定とする
 0400ドライウェル内の圧力が840kPa(約8気圧)程度まで上昇している可能性がある圧力について調査を行う
 0751 海水ポンプ(原子炉補機冷却海水ポンプ)へのバッテリー接続作業、冷水タンクからの注水作業、ベントの電磁弁(電子的制御によるベント弁)電源復旧作業を実施
 0830 09:00頃より、原子炉格納容器内の圧力を下げるためにベント弁を開放予定。消火用ポンプで原子炉への注水を実施
 0907 ベント弁を開放
 1004水位が低下し、燃料棒の上部50cmが水面上に露出する 
 1049 2つあるベント弁のうち、片方の弁を開放する作業が難航。この時点ではベント開放に失敗している
 1113ベント弁の開放は確認できていないが、圧力が0.8から0.74(それぞれ単位MPaメガパスカル。0.8MPaが800kPaにあたり、上記の圧力と整合])に下がり、ベントができている模様 
 1120水位がさらに低下し、燃料棒の上部90cmが水面上に露出する 
 1205水位がさらに低下し、燃料棒の上部150cmが水面上に露出する 
 1300 原子炉水位が低くなっているため、注水を順次開始する
 1400 バルブを開放
 1430ドライウェル内圧力が0.75MPaから0.67MPaに下がる 
 1449周辺で放射性物質セシウム(137Cs[セシウム]。セシウムの一種で、ウラン核分裂に よって発生する放射性物質)が検出されたとの報道(1号機に関して、炉心溶融可能性) 
 1528水位がさらに低下し、燃料棒の上部170cmが水面上に露出する。ドライウェル内圧力が0.54MPaに下がった 
 15361号機と2号機の間で大きな爆発があり、白煙が発生(1号機の原子炉で発生した水蒸気が燃料棒を覆う金属と高温高圧かで反応し水素となり、それが何らかの原因で原子炉格納容器の外、タービン建屋の内側にたまり、引火し爆発) 
 1617(どこで計測した?)放射線量が500μSv/hを超えた原子力災害対策特別措置法第15条に定められた事象が発生したと(東京電力が)判断
 1830水位がさらに低下し、ダウンスケール(水位計の下限を振り切る)状態(ただし水位計の故障可能性もあり) 
 2020 消火系ラインを使用して、海水による原子炉への注水を開始。バルブピットにホウ酸を注入し、海水と混ぜて原子炉内へ注入
 2041原子炉格納容器は上記の爆発によって破損していないことを確認官房長官発言)
03130500水位が確認できない引きつづき注水を継続(ポンプ能力と容器内体積などによる予測では、2時間前の03:00には満水となっている)

(2)事数発生施設の概要

(2)事数発生施設の概要

事業所の名称:東京電力福島第一原子力発電所(1、2、3号機)

所在地:福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22

原子力施設;沸騰水型原子炉(BWR)

出カ: 1号機(46万kW)

    2号機(78万4千kW)

    3号機(78万4千kW)

    4号機(78万4千kW)

    5号機(78万4千kW)

    6号機(110万kW)

 (i)事散の発生・進展経緯

11

15:42 全交流電源喪失のため(原災法10条報告事象)

    1、2、3号機に関し、原子力災害対策特別措置法第10条の規

    定に基づく特定事象発生の通報

15:45 オイルタンク津波により流出

16:36 1、2号機に関し、非常用炉心冷却装置注水不能(原炎法15条報告事象)

    ※注水状況が分からないため、念のために同法15条に該当すると判断

16:45 2号機に関し、原子力災害対策特別措置法第15条の規定に基づく特定事象発生の通報

20:30 1、2、3号機、中操照明確保準備中、M/C水没、2号機については、優先的に電源車つなぎこみ作業待ち

21:00 D/D消火ポンプを起動し・炉圧が低下したら注入できる体制を執っている。

21:54 2号機に関し、水位計が復帰し、水位L2を確認

23:00 1号機に関し、タービン建屋内で放射線量が上昇

23:36 電源車の到着状況「電源車の状況にっいて」参照

12日`

OO:00 1号機に関し、`非常用復水器で原子炉蒸気を冷やしている。

    2号機に関し、仮設躍源により原子炉水位は確認でき水位は安定

    3号機に関し、原子炉隔離時冷却系で原子炉に注水

    4、5、6号機に関し、安全上の問題がない原子炉水位を確保

00:30 1号機に関し、ドライウェル圧力が600Kpa(設計上の最

    高使用圧力:427Kpa)を超えている可能性があるため、調査中

01:57 1号機のタービン建屋内で放射能レベルが上がっている。

03:00 原子炉格納容器内の圧力をベントを開放して降下させる措置を行う予定

 

03:33 2号機に関し、RCIC(原子炉隔離時冷却系)ポンプが運転していたことを確認

04:00 1号機に関し、ドライウェル圧力が840Kpa(設計上の最高

    使用圧力:427Kpa)程度まで上昇している可能性がある

    ため、調査中

07:51 ・1号機に関し、海水ポンプへのバツテリ接続作業、冷水タン

    クから注水作業、ベントの電磁弁電源復旧作業を実施

    ・2号機に関し・電源車による継源確保作業実施

    ・5号機に関し、ベント降圧中

    ・5、6号機に関し、注水機能確保、冷却系統復旧

08:30 1号機に関し、O9:00頃より、原子炉格納容器内の圧力降下

    のためベントを開放予定

08:30 消火用ポンプで原子炉への注水を実施

09:07 1号機に関し、ベントを開放

10:49 2つあるベントのうち、片方の弁を開く作業が難航中。放出はされていない

11:13 未確認だがベントは開始されている模様(圧力が0.8から0.74に下がっている〉

10:04~18:30 1号機の核燃料の一部が一時水面上に露出

 

 10:04 マイナス50cm

 11:20 マイナス90cm

 12:05 マイナス150cm

 15:28 マイナス170cm

 18:30 ダウンスケール

 

13:00 1号機の原子炉水位が低くなっているため、注永を順次実施

14:00 トライウェル助力が高かった一号機のバルブを開放

14:30 1号機の圧力が0.75mpaから067mpaに下がった

14:49 1号機の周辺で放射性物質セシウムが検出との報道

15:28 1号機の圧力が0.5dmpaに下がった

15;36頃 直下型の大きな揺れが発生し、1号機と2号機の閻で大きな爆発があり、白煙が発生

16:17 放射線量が500μSV/hを超えたことから、原災法15条事象が発生したと判断

20:20 1号機に関し、消火系ラインを使用して海水による原子炉への注水を開始。

    今後は、バルブピットにほう酸を注入し、海水と混ぜて原子炉内へ注入

20:41 格納容器は破損していないことを確認(官房長官発言)

 

13日

02:44 3号機に関し、高圧注入系が停止

04:15 3号機に関し、有効燃料棒頂部まで水が減少

05:00 1号機に関し、水位確認ができないため、引き続き注水継続

    ※13日03:00には満水となったと予測

05:10 3号機に関し、非常用炉心冷却装置注水不能(原災法15条報告事象)

    ※高圧注入系!J停止したため.原子炉隔離時冷却系による注

    水を実施するも、同系が起動せず

    ベントを開放し圧力を降下させる措置の準備中

05:58 3号機に関し、原子力災害対策特別措置法第15条の規定に基づ

    く特定事象発生の通報

07:30 3号機に関し、燃料溶融(炉心損傷)予想

07:39 3号機に関し、原子炉格納容器にスプレーを開始

Q8:55 1号機に関し、海水+ほう酸1㎡/min注入中

    炉水位 (A)ダウンスケール

        (B)-1700㎜(計器指示の正確性は不明〉

08:56 放射線量が500μSV/hを超えたことから、原災法15条事象が発生したと判断

09:08 3号機はSR弁による原子炉圧力の急速減圧

    原子炉水位:+1800mm

    原子炉圧力:0.46mpa

    今後、消火系ラインによる原子炉内への注水を開始

09:20 3号機に関し、ベントを開放

09:38 消火系ラインによる注水を開始

10:00 電源車のっなぎ込みを行ったが、ケーブルに傷が確認されたため

    再度敷設作業を実施中(13:00見込み)

10:15 福島県沖を震源とする震度5弱地震が発生。発電所への影響は

    現在のところ確認されていない。

11:55 3号機の原子炉圧力、0.12mpaまで減少

12:18 2号機に関し、ペント開放の準備を進めている。開放時の被爆評価を実施

12:18 3号機に関し、ベントが使えない状態。何ちかの原因で閉まった模様(14:06現在、続報なし)

13:00 3号機圧力と水位は以下のとおり

    原子炉圧力:0.19mpa

    原子炉水位: (A)-1400mm

          (B)-2000mm

13:12 3口機に関し、海水注入開始

14:15 MP4で500μSV/hを超える線量を測定したことから、「敷地

    境界放射線量以上上昇」に該当すると判断

15:00 1号機に関し、使用済燃料プールめ水の冷方法について調整中

15:00 3号機に関し、長時間にわたり圧力容器の水位が上昇していない

    状況や、建屋内の線量が上昇している状況を踏まえると、3月

    12日に1号機で発生した事象と同じ事が起こる可能性が否定

    できないため、未然防止施策検討中

16:00 3号機圧力と水位は以下のとおり

    原子炉圧力:0.18mpa

    原子炉水位:(A)-1500mm

          (B)-2000mm

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ソース 首相官邸広報

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html

以上、 平成23年2011年東北地方太平洋沖地震について (平成23年3月13日18:30現在) 

から抜粋

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2011-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20110307152119

機密かどうか疑わしいんじゃなくて、それが機密だと言われれば機密として動かさないといけないの。

機密っぽくないか流出させました、妥当性はみなさんで判断してくださいなどという奴が組織にいたという恐ろしさをわかってるのか?

2011-03-03

京大カンニング事件の真相

京大だろうが東大だろうが、どんな大学であろうが、入試問題印刷された"紙"である。一応、受験生は、試験開始の時刻にならなければ、問題を見る事は出来ない。

しかし、印刷された紙であるがゆえ、試験開始時刻前に、落丁や破れ、印刷不明瞭な部分が無いか、数量に問題は無いかの確認が必要であり、又、各受験生が控える部屋に適切に配布される必要があるので、かなりの時間が必要とされる。よって、試験開始時間よりも相当前に準備が終わっていないとならない。

そして当たり前の事ながら、試験問題は、人間が作っている。一応、受験生とは直接関わりが無い人間が、問題を作成し、問題を印刷し、さまざまな確認を行っている事になっているが、それがどこまで信頼できようか。今の時代、そこらかしこで流失があってもなんら不思議はないし故意に金銭目当てで流失している可能性は十分にある。京大は以前に入試問題流出があった。

あくまでも可能性の話だが試験開始時刻前に、入試問題を知る事は可能である。紙があるのだから。紙が人間管理されているのだから。そしてその紙には驚くほどの価値がある。それが売られていない訳が無い。もちろん、薄利多売などがある訳も無く、かなり高価であり、かつ問題が発覚しないように少数に販売されるのであろう。

その事実を知ったものがいる。その事実を知り、内部告発を行ったが、事が事だけに黙殺された。警察新聞週刊誌も黙殺した告発する組織すべてに、試験問題リークの恩恵に与った人間がいる為だ。そして内部告発者は殺された。

ある男は内部告発者の親友だった。証拠は全てそろっている。今年の問題を入手しているので間違いなく証拠にはなるが、親友と同じ行動を取れば、同様に殺されるだけだ。

男は考えた。飛ばし携帯を使い、試験が行われている最中に、外部に向けて試験問題を流失させれば、身元を割られることもなく、誰かが気が付いてくれる。親友の敵を討てる。そう考え、実行した。ところが、携帯を使ったカンニング事件として扱われる事になってしまった。おまけにカンニング実行犯として、数人が実行犯として事情を聞かれているという事になっている。ネタ風に書いた知恵袋カンニング扱い報道されるとは。おまけに実行犯は受験生未成年だ。これでは名前も出ない。つまりいくらでも偽装が可能ということだ。なんということだ。

男は飛ばし携帯を川に投げ捨て、全てを終わりにしようと思った。橋の上から携帯を投げ捨て、家に向かおうとすると、正面から警察官が5名歩いてきた。後ろを振り向くと、すぐ後ろに警察官が立っていた。

その後、男の姿を見たものはいない。

・・・・・って壮大な話なんじゃないかな。なんて妄想しているんだけど、ただのアホが犯人だったらツマラン

2011-03-01

京大入試問題流出を考える

京大入試において、試験時間内に問題と解答がネット上び流出した事件があった。ここでネット場合、簡単ものから突破される事が多い。例えば大問1(1)の、三角形の角の二等分線の長さを求める問題あたりは仕方が無いと思う。さて、自分は塾とかで生徒をみてきたが、こういう事態が起こる度に「どうした受験生が困ってくれるのだろうか?」と言う事を考えてしまう。そもそも人を振り分けるのが入試なのだから、多くの人間が困ってくれないと意味が無い。そこでカンニング野郎、受験生にとって「難しい」「間違えやすい」ような問題を考えてみた。下の問題は今年の京大問4(絶対値記号付きの関数と直線で囲まれた部分の面積)のテーマを変えずに、アトラクションを加えてみた問題だ。

aをa>0を満たす実数とする。このとき関数 y=|x^2-4|(x≧-2) と定点(-2,0)を通る直線y=a(x+2)とで囲まれた面積をS(a)とするとき

(1):S(a)を求めよ。

(2):S(a)の最大値、最小値を求めよ。

大問1にはい問題作ったんだと思うのは、自画自賛が過ぎますかね?

2011-02-15

材料費を原価という奴は、ブラック企業を否定できない

http://rocketnews24.com/?p=73487

マクドナルドの原価表が流出 / マックフライポテト14円など

このニュースいまさらとりあげられ、地味に盛り上がっているけど

こういう時にあげられる「原価=材料費」という言葉の使い方だけはどうしても見過ごせない。

おそらくこれは「仕入れ原価」から「仕入れ」の意味合いがとれて言葉だけ一人歩きしたのでしょう。

(確かに簿記用語は福沢諭吉翻訳した時代からほとんど変化せずに流通しているため、言葉イメージ意味が巧くつながらないのが多々ある。借方貸方とか、賃借対照表とかね。IFRS導入とともにP/LB/Sになっていくのでしょうが)

本来の意味は仕入れ原価に加えて、人件費管理費やもろもろの経費を商品毎に分配したものが原価

つまりここでは、重要な経費であるサービス」に当たる部分が完全に無視されている

材料費=原価と言う奴は(「原価厨」という言葉をつかってもいいが)

サービスはタダだと思ってる」奴らなのだ。

そんな奴らが、ブラック企業外食チェーンなんかを利用する

店員に対して「お客様なんだから当然だろ」という態度で奴らは傍若無人な態度で振る舞う

たとえコーヒー一杯でだべり続けても「俺は金を払った」というだろう

そして余計に人件費および管理費コストのかかるような行動をとる。(個室の障子を破いたりね)そのしわ寄せは、当然店員に降りかかる。

つまり彼らの「サービス価値」の度外視は、ブラック企業を延命させる構造的なものになっているのではないか

とまあ、簿記勉強息抜きにだらだらかいてみました

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