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はてなキーワード: 小説家とは

2017-01-20

ものすごくおもしろ小説を書けるAIの開発とか

anond:20170120123524

しかボタンひとつ二次創作小説自分主人公にしても自分祖先主人公にしてもわりと元の人格再現して読める感じになる

小説家亡者全員志望 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1290327232エンタメ系やライトノベル系を志望する方たちは、

単位に上る」

 

アルファGOよりさらに強くて早いAIの開発とか

→碁の棋士が全員志望

 https://www.nihonkiin.or.jp/player/saiyou/result/ 人数不明

 

脳内景色からすぐ作れるアニメAIとか

アニメーター志望者全員死亡

 

完璧情緒教育もできる教育AIとか

教職死亡

 

キングコング西野AI

絵本製作者死亡

2017-01-16

君の名は

普通の方は除いて、オタクだったり映画監督だったり美術に触れる機会のある人間

あの映画感想をまずつまらないと表現しているのを見ると二度見してしま

あくま美術に触れる機会の多い方のみの話

ストーリー展開が合わないとかキャラが苦手とかそのあたりは十人十色だと思うので好き嫌いはあって当然だと思う

でもあの背景美術の圧倒的美しさに何も感じるところがなく、まず最初につまらないと言える感性

この人審美眼ないんだなという証になるのでよかったとも・・・

芸術方面仕事をされているならその人の作るものはもう選ばないでしょう

もしくはあれ以上か同等の背景を描ける人がいうなら、そりゃあ自分であれだけ描けたら思わないよね

まらなくても仕方ないかもと思う

小説家なら美術、絵とは無関係からストーリーにまず目が向くのはしょうがないのかなと言う気もするけど

文字だけでどんな風景の中にいて、どんなルックスをして、どんな表情をしているのか読者の頭の中に映像

表現しなければいけないわけだからやっぱり感性が死んでるなと思ってしま

2017-01-12

素人でも書ける本

amazonで売っている小説レビューの中に、「こんな本、素人でも書ける」というフレーズを時々見掛ける。

実際そういう出来なのかもしれないが、そんなふうに書かなくてもいいのに、書かれた著者はかわいそうだなと思う。

しかし、そのレビューを書いた人は実は、本が大好きで小説家になりたくて仕方がなくていろんな本を読み漁ったり

小説新人賞に応募し続けたりしているけど一度も選考に通らない実直な書店員だったりするのかもしれないと思うと、

そっちのほうがずっとかわいそうだなと思う。

その書店員は、素人でも書ける本も書けていないのだ。

2017-01-08

懸賞半年間応募し続けた結果

引き出しから、過去10年分の年賀ハガキ200枚とウン十年前の古い未使用切手が大量に出てきた。このまま眠らせておくのも勿体無いので懸賞に応募しまくって消費しようと考えた。

古い切手プレミアがついてると思い一応調べたが、今の世の中は切手趣味としている人が少ないため、50年前の未使用切手程度では全く価値が無いんだそうだ。売るより郵便で使っちまったほうがよっぽど良いと。

なので、なんの躊躇いもなく使っちまいます

で、この半年間、目に付いた懸賞に片っ端から応募してみて、個人的に思うことを並べていくよ。

まず、懸賞マニアブログなどでよく目にする「年賀ハガキでの応募は失礼に当たり、年賀ハガキで応募した時点で無効になる」との意見は完全なデマだ。

あとよく目にするのは「懸賞郵便ハガキ(いわゆる官製ハガキ切手を貼る必要のないハガキ)でしか受け付けていない。私製ハガキ切手を貼る必要のあるハガキ)での応募は無効になる」もデマ

だって、俺は年賀ハガキと古い切手と、昔ダイソーで買った50枚入りの私製ハガキしか手元にない。

ハガキ懸賞に応募するにしても、年賀ハガキ切手を貼ったハガキしか応募する手段がないのだ。

それでも、2004年50円年賀ハガキに2円切手を貼ったもの、【1991年お年玉41円切手1965年お年玉5円切手、第18回オリンピック競技大会記念5円切手、通常1円切手】という普通に使ったら失礼でしかい組み合わせで無理矢理52円に帳尻を合わせた切手を4枚、ダイソーの安っぽい私製ハガキに貼り付けたもの、どちらのパターンでも懸賞当選した。

というか、各懸賞事務局数件に電話で「年賀ハガキと私製ハガキの応募は無効になるか」と質問してみた結果、どこも「大丈夫です」と答えた。必要事項をしっかり書いて、郵送代も足りていて、応募条件さえクリアしていれば、どんなハガキで送ろうと届けばちゃんと抽選対象になるのだ。

よく聞く、「ハガキ蛍光ペンマスキングテープで縁取りして、可愛いイラストシールの一つでも添えたほうが当たりやすい」というのは、「午前中に打ったほうが勝つ」みたいな、ギャンブルにおけるオカルトと大差のない、根拠の無い思い込みしか言い様がない。たまたまそのハガキ当選しただけの話。

だって、綺麗にデコったハガキが優先的に当選するんだったら「厳正なる抽選」じゃないじゃない。

俺は普通にドンキホーテで1本30円で売っていた激安ボールペン必要事項を書いただけのシンプルハガキしか送っていない。読めないほどではないが、字も汚い。それでも当選するので、ハガキデコるだけ無駄努力だ。

最近は、ハガキネットの両方で受け付ける懸賞も増えてきた。懸賞マニアブログには「ハガキで送ったほうが当たる確立が高い」とあるが、個人的体感ではハガキで送ろうがネットで送ろうが確立は変わらない。ハガキ代を節約するためにも、そういう場合無料で応募できるネットだけにしたほうがいい。

あと、ハガキ懸賞を送る上で覚えておいてほしいこと。

裏面に印刷してある年賀状ってけっこう余るでしょ?これも懸賞に使える。「謹賀新年」とか「今年もよろしくお願いします」とかイラストデカデカ印刷されてしまっていても、商品を購入してバーコードレシートを貼って送るタイプ懸賞なら、イラストが書いてあろうがレシートバーコードで埋まってしまうので、関係ないのだ。

じゃあ希望する商品自分の住所氏名年齢などの必要事項はどこに書けばいいのかといえば、ハガキ表の宛先の下のスペースに書けばいい。

横書きで宛先を書けば、下に十分必要事項が書けるスペースが余る。そこに書いてしまえばいい。

それでも、裏面に印刷されたハガキが嫌だったり、宛先を書き損じた未使用ハガキなどがあった場合は、郵便局で交換してもらおう。

1枚につき手数料5円で、新しいハガキ切手に交換してもらえる。50円ハガキだった場合は、手数料5円プラス差額2円、合計7円払えば52円郵便ハガキに交換できる。

一度、上記のように41円切手やら5円切手やらをベタベタ貼り付けた私製ハガキを書き損じてしまい、郵便局へ交換に行ったが、1枚のハガキとしてカウントしてくれて、手数料5円だけで新しい52円郵便ハガキに交換できた。

ハガキ無駄なく使える、結構有難いシステムがある。覚えておいたほうがいい。

前書きが長くなったが、ここから半年送り続けて見えてきた、各懸賞の傾向を書いていこう。

クイズに答えて当たる

よくある、「日曜日国民アニメといえば『サザ○さん』、○を埋めて送ってね!」みたいな懸賞があるが、こんな誰でもわかるクイズ簡単に応募できる懸賞は応募数が半端じゃなく、まず当選しない。半年間、このようなクイズ懸賞に片っ端から応募してみた結果、一度も当選したことなし。送るだけハガキ代の無駄だった。

テレビ番組視聴者プレゼント

テレビを見ていればたまに視聴者プレゼントをしているが、まだまだテレビなんかはかなりの人数が目にしているメディアだ。

「こんな時間に誰が見てんだよ」的な、変な時間にやってるクソつまんねー北海道ローカル番組視聴者プレゼントも、この半年間毎週欠かさず応募し続けたが、一度も当選したことがない。テレビ視聴者プレゼントも、ライバルが多すぎて倍率が高すぎると思われる。

新聞の読者プレゼント

読売新聞夕刊は、毎日読者プレゼントをやっている。しかし、北海道から沖縄まで日本全国で読まれている全国紙の読者プレゼントで、しかも5名にしか当たらない懸賞なんて、そもそも当たらないだろう。半年ハガキを送り続けたが、一度も当選なし。

懸賞サイトで紹介された懸賞

現在募集中懸賞情報が大量に掲載された懸賞サイトがあるが、これもかなりの人数が見ているだろう。

よって、こういった懸賞サイトで紹介されている懸賞も、かなりの応募数があるだろう。

半年間、懸賞サイトで紹介された懸賞に送り続けて当選したのは一度だけ。

それも、アルミ協会みたいなところのキャンペーンで「アルミ缶のイメージハガキに書いて送った人の中から抽選1000人に缶ジュースを1ケースプレゼント」というものだった。

アルミ缶のイメージって何?そんな文章書けって言ったって、かなりハードルが高い。無理矢理捻り出して書いた。

このように、応募するハードルが高くて、尚且つ1000名という太っ腹な大量当選だった。しかハガキしか受け付けていない。

こんな特殊懸賞だったので、応募数も少なかったのだろう。懸賞サイト情報は、特殊で当たりやすそうなものだけに送るしかない。

SNS懸賞

最近増えてきた、「イイネ」したり、リツイートした人の中から抽選でっていう懸賞

そのタイムラインを見ればわかるが、アカウントさえ持っていれば一瞬で気軽に応募できてしまうために応募者数が途方もない数だ。

こんなもん当たる訳がねえ。それでも実験として様々な懸賞半年イイネリツイートをしたが一件も当選せず。当たり前だ。

さっきから否定ばっかしてるけど、お前は何の懸賞当選したんだよって書いてる俺でも思ってきたので、ここからは俺が実際に当選した懸賞を紹介する。

●モニプラ

モニプラというサイトがある。各種メーカーが、新商品モニター募集したり、商品サンプルをバラ撒くためのサイトだ。要は、実際に商品を使ってもらう形の宣伝をするためのサイトなので、けっこう当選やすいのだ。

会員登録したり、SNS企業アカウントフォローしたり、フェイスブックページにイイネしたり、キャンペーン情報リツイートしたり、無料メルマガの購読を契約したり、LINEで企業アカウント友達になったり、長ったらしいアンケートグダグダ回答し続けたりしなければならなかったりして、ここまでしたのに抽選なので応募するのが割りと面倒だったりするが、

俺はここで発売前の文房具や、既存商品の洗剤や発泡酒などの商品サンプルを丸々1個もらえた。

懸賞当選したことが一度も無い」なんて人は、ここで一度当選して賞品が自宅に届く喜びを味わってみると良いかも。

クローズド懸賞

商品を購入して、そのバーコードレシートハガキに貼って応募する懸賞クローズド懸賞という。

これ、実際に商品を購入しなきゃいけない分ハードルが高いので、けっこう狙い目だったりする。

個人的感覚だと、ひとつ懸賞ハガキ10枚程度送れば当選することが多い。

第一締め切り、第二締め切りと締め切りが複数ある場合は、第一締め切りを狙ったほうがいい。まだバーコードを用意しきれてなくて、応募数も少ないためだ。

これも個人的感覚だが、第一締め切りに複数ハガキを応募したもの当選したが、第二締め切りにしか応募しなかった懸賞当選したことが無い。

冒頭でも述べたとおり、裏面に印刷されたハガキでも有効に使えるので、バーコードさえ貯めれば応募するのはけっこう簡単だ。

不安場合スーパーにある専用応募ハガキを使うのも手だ。専用応募ハガキだと、切手を貼るスペースが1枚分しか用意されていないが、手元には50円切手と2円切手しかなかった。2枚切手を貼ってしまうと、最初から印刷されていた宛先が埋まってしまう。

そこで、50円切手を貼った下に2円切手を貼り、中途半端に残った宛先を修正液で消し、その上からボールペンで改めて宛先を書き直したものを送ったことがあるが、それで見事当選したこともある。

ラジオリスナープレゼント

ラジオになった途端、テレビよりも当選する確立がグンと上がる。毎週プレゼントしている番組に毎週欠かさず応募していれば、一度は必ず当選するレベルだ。

また、「メッセージ採用された方には番組オリジナルグッズプレゼント」なんて番組は狙い目だ。

早朝や昼にやっている帯番組なんかは、正直あまり面白くない緩いエピソードでも採用されやすい。時間帯に合った爽やかなメッセージを心掛けさえすれば良い。

深夜の芸人ラジオは、ラジオ花形でありラジオの中でもリスナー数が最も多い激戦区だ。芸人ラジオだけあって、こちらに求めているギャグレベルがかなり高いし、実力がモノを言う世界だ。

しか増田ブコメ皮肉ギャグセンスを鍛えたはてなーなら十分通用するはずだ。

好きな芸人さんに、自分ギャグを生で読んでもらえて、それに笑ってもらえるなんてかなり興奮するし、こんな嬉しいことはない。採用されれば番組オリジナルグッズももらえるし。

テーマに沿ったギャグを送った中から面白い奴3名にサインプレゼントという臨時特別企画があり、見事にそこに採用され、昔からずっとファンだった大好きな芸人さんのサインが自宅に届いた際は興奮が冷め止まなかった。

地元フリーペーパー雑誌微妙な読者プレゼント

あなたがもし田舎に住んでいたとすれば、かなり狙い目の懸賞がある。それは地元フリーペーパーの読者プレゼントだ。

街中で配っていたり、自宅のポスト勝手投函されているアレだ。あまり真面目に読むことは無いと思うが、けっこう読者プレゼントをやっているものだ。

都会ならまだしも、田舎フリーペーパーの読者プレゼントなど、応募数もタカが知れているだろう。

もちろん毎回当選という訳でもないが、他のどの懸賞よりも圧倒的に当選する確立が高い。

実際、俺は北海道田舎町に住んでいるのだが、地元フリーペーパー懸賞は頻繁に当選している。

実は、昨日も地元フリーペーパーによる「北海道に所縁のある本をプレゼント」に当選し、好きな小説家新刊が届いた。

これから読むのが楽しみだ。

以前にもフリーペーパー地元産の米や、地元牛乳を使ったケーキカゴメ野菜ジュースの新商品が自宅に届いた。

あとは、雑誌を読んでいれば「こんなの誰が欲しいんだよ」と思うような、微妙プレゼントをしていることがある。

「いらねー」とは思いつつも、試しに応募すれば、これがまた予想通り当たったりする。

例えば、オヤジ向け週刊誌を見るとAVやオナホールなど、大抵の人が「こんなもん家に送られても困るんですけど」と言いそうな読者プレゼントをしていることがよくある。これは応募者数も少ないだろう。

とりあえず、思いつく限りは書いたと思う。

半年実験的に懸賞に送りまくった結果、月に1、2個ペースで当選した賞品が届くようになった。

懸賞はまさに「数打ちゃ当たる」に他ならないということを実感している。

日常生活を送っているだけで、懸賞情報は割りと簡単にいくつも見つけることができる。

日常の隙間時間を少し使うだけで、簡単にいくつか応募ができてしまう。

ちょっとしたヒマつぶし程度の趣味としては、なかなか楽しいものだと思う。

最初のうちは中々結果が出ずに挫折しそうになるが、続けていれば必ず何かは当選する。

どこの家庭も引き出しや押入れに未使用年賀ハガキかもめーるが眠っていると思う。

眠らせたままにせず、郵便局で交換するなり懸賞に応募するなりに使ってちょっとした楽しみにするのはいかがでしょう。

2017-01-02

青二才って息してんの?

最近はてブでもとんと見かけなくなったな。

わざわざ探してまで見ないけどブログTwitterでは相変わらずぶつくさ言ってんのか?

青二才がやたら文句たれてた本物川は小説家デビューしてえらい盛り上がってんのになあw

炎上すら出来ないとか本格的にオワコンになったか…(合掌)

2016-12-20

このマンガがすごい!2017に選ばれなかった、すごいマンガ2017

ヘブンズランナー アキラ 1~7巻・完結

体長約2メートル、常に白目で、不気味な笑い声を発し、周囲から恐れられている男、アキラとある少女との出会いによって陸上部に入る。

・のぼる小寺さん 1~3巻

ミステリアスで、ボルダリングに夢中な小寺さん。

・ゆうべはお楽しみでしたね 1~3巻

オタクアルバイト店員たくみリア充女子・ゴローさんとオンラインゲームきっかけでシェアハウスする。

ラララ 1~5巻

自宅ではいつもおっぱい丸出し素っ裸状態美人外科医石村亜衣と紙切れ一枚で始まった元リーマン・桐島士朗の結婚生活

・恋は光 1~5巻

「恋の光」が視えてしま大学生西条

・服を着るならこんなふうに 1~3巻

メンズカジュアルファッションコミック

月曜日は2限から 1~7巻・完結

居村草輔が登校中に出会った、クラスメートの全身校則違反少女・咲野瑞季との学校生活

スピリットサークル 1~6巻・完結

1番のお薦め

・響~小説家になる方法~ 1~5巻

響、小説家になる。

・転生したらスライムだった件 1~3巻

転生したらスライムだった件。

蜘蛛ですが、なにか? 1~2巻

メンタル最強女子が生き抜く迷宮生存戦略

君の名は。見ると日本映画ガラパゴス化しすぎ

海外だとテレグラフだのカイエ誌だの超有名なところから

シネフィルが大好きなところまで絶賛の嵐なんだがなぜこんなにも日本批評家はなまけてるんだろうか。


一般大衆レベルだとどうも賛否含めて海外と反応がすごいにてる。

でも、製作者(特に実写)と日本批評家は正直的はずれなこと言ったり売れたから興味ね~やみたいな低次元な感じが透けて見える。

海外だと良質なレビューとかもあったりするんだけどガラパゴス化まりすぎじゃね?

町山さんと小説家高橋源一郎さんとかは褒めてたけど。

2016-12-08

数年前エンジニアライフリーベルGさんの連載始まった1本目から連載最後まで見届けたのが3つくらいあってそれからふと見なくなったけど、いまだに連載しててすげーと思う

もう小説家だな

2016-11-28

海外ミステリ入門者だけど、次の一冊を教えてほしい

最近海外ミステリーを読み始めたのだけれど、面白いね。なので、お詳しい方々、おすすめ教えてください。

国内だと宮部みゆきとか伊坂幸太郎とか好き。東野圭吾米沢穂信はダメでした。

最近読んだやつの個人的評価を一応下に載せておきます

◆めちゃくちゃ面白かった

R・D・ウィングフィールドクリスマスのフロスト』

ロバート・マキャモン少年時代

ロアルド・ダールあなたに似た人』

ドン・ウィンズロウ『犬の力』

ダシール・ハメット『赤い収穫』

ジェームズエルロイLAコンフィデンシャル

面白かった

トム・ロブ・スミスチャイルド44

スコット・トゥロー推定無罪

ドン・ウィンズロウストリートキッズ

ドナルド・D・ウェストレイクホットロック

ジェフリー・ディーヴァーボーンコレクター

タンリィ・エリン特別料理

ケン・グリムウッド『リプレイ

◆まあまあ

ウイリアム・デアンドリア『ホッグ連続殺人

アガサ・クリスティそして誰もいなくなった

デニス・ルヘインミスティック・リバー

ビットゴードン『二流小説家

ピエールルメートル『その女アレックス

キャロル・オコンネルクリスマス少女は還る』

ジャックカーリー『百番目の男』

コーネル・ウールリッチ『喪服のランデブー

自分には合わなかった

トマス・ハリス羊たちの沈黙

パトリシアコーンウエル『検死官』

スチュワートウッズ警察署長

ロバート・パーカー『初秋』

ウンベルト・エーコ薔薇の名前

サラ・ウォーターズ『半身』

ミネット・ウォルターズ『女彫刻家

P・D・ジェイムズ『女に向かない職業

2016-11-15

恣意的誤用

追記

誤用ではありませんでした

恣意的誤用」という記事は誤りです

http://anond.hatelabo.jp/20161119102702

謹んでお詫び申し上げます

本文

最近恣意的」の本当の意味を知りました

恣意的 誤用」で検索すると非常に沢山の記事が出て来ます、もう何年も前から有名な話なんですね

こんな有名な誤用も知らずに自分は今の今まで、ドヤ顔で「恣意的に~」とか使っていたわけです

正しい意味を知っている人たちは誤用を見るたびに内心笑っていたことでしょう

本当に恥ずかしい……

以下正しい使用例です

はてなキーワード - 恣意

恣意的であるとは一貫した思想に基づかずその場限りの考えに基づいている点で、明確な目的をもった「意図的」とは区別されるべきである

ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%D7%F3%B0%D5

ニコニコ大百科 - 恣意的

恣意的』という言葉は、文中での登場の仕方が似ているせいか意図的作為的故意とという意味で使われることがあるが、恣意的には、無作為や定まった意図がないというニュアンスがあり、正しくない

http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%81%A3%E6%84%8F%E7%9A%84

▼「恣意的」を「意図的」と同じ意味で使ってる人は低学歴 「恣意的」は「偶然に」という意味ですよ

http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1343400752/

▼「意図的」と「恣意的(しいてき)」の正しい使い分け方

自分や誰かの行動の理由説明できない(と思われる)ときに使います

https://nanapi.com/ja/105751

恣意的の読み方は?皆が誤用しているその意味とは?反対語は?

ランダム」と言い換えることもできます

http://rubeusu-trend.com/1709/

▼どうして意図的って書かないの?

勝手気ままに」「任意に」「ランダムに」「自分勝手に」「無作為に」「その場その場の思いつきで」

http://blogs.yahoo.co.jp/delightful_mikan/60763792.html

▼【誤字等の雑記帳 3】

深く考えず、でたらめに行動している様子

http://www.tt.rim.or.jp/~rudyard/misc003.html

解釈記事によって少し揺れています

分かりやすく2点書き出すとすると

ということらしいです

まり意図的」という言葉に置き換えてもニュアンスこそ違えど意味が十分に伝わる文章や、"偶然に"といった意味が含意されていない文章誤用ということですね

ではここから誤用だということも知らずにドヤ顔で「恣意的に~」とか言ってる日本語の下手くそ馬鹿達を見ていきましょう

▼****さんのツイート

NHK恣意的編集にはうんざり

まずは個人です、まあ可哀想なので晒さないであますが、NHK批判の前に自分言葉を直してほしいですね、思いっき誤用しています

政府年金運用情報を開示へ…懸念払拭の狙い : 政治 : 読売新聞

運用信託銀行などに委託しているが、情報公開には恣意(しい)的な運用への懸念などを払拭する狙いがある。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160307-OYT1T50167.html

次は世界最多の発行部数を誇る読売新聞、なんと振り仮名まで振って誤用しています、これは恥ずかしいですね、情報公開で偶然性を廃するなんて意味不明ですからこれは言い逃れできません

フェイスブックニュース表示 恣意的と指摘で調査 | NHKニュース

フェイスブック利用者の画面に表示するニュースについて共和党政治家話題を避けるなど恣意的(しいてき)に選ばれているとアメリカの一部のメディアが伝え、内部で調査が進められることになりました

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160514/k10010520761000.html

言葉遣いには厳しいはずのNHK、なんと表題誤用してます、相当恥ずかしいですね、しかもこれは"偶然に"という意味だったとは絶対言い逃れできない誤用です、NHKしっかりw

▼「哲學研究入門」小石川書房 - 1949(昭和24)年9月30日発行

併しこういう歴史的現實の把握は全く恣意的な直觀に訴えるわけにはいかないから、そこに類型了解ということが必要になって來る

京大名誉教授矢田部達郎先生1949年上梓した本の一節です、旧字体でカッコつけてる割には普通に誤用してます

場当たり的な直感っておかしいですし、明らかに「作為的な」という意味で使っています先生どんまい

▼「文芸」1940(昭和15)年1月

今度の問題は、素子がそれほど恣意的に振舞う筈のものだろうか。

宮本百合子という文壇の元天才少女小説家先生です

全文読めばわかりますが、明らかに偶然性など含んでいませんし、自分の思うままに~という典型的誤用例と同じ形で使っています

▼「文藝春秋 第二八巻第一号」 1950(昭和25)年1月1日発行

まことに二つながら恣意的で、こうワガママでは、どこまで行っても、同じくりかえしにすぎない。

皆さんご存知、坂口安吾文章です、文意にはまったくもって「ランダム性」など含まれていません、典型的誤用ですね

油脂の浪費は法度監視制を創設 : 帝国油糧重点統制要綱決る : 化学 日本産業経済新聞 1943.4.14

地方割当民需(雑工業油、食料油等)の割当を、地方官吏の低度観点、古めかしい実績主義業者請託による虞あるが如き恣意的割当等に委せない制度確立

戦中の新聞記事です、こんな古くから誤用してます

▼日支政府呼応す : 社説 - 大阪朝日新聞 1940.3.31

思うに、今般反共和平建国親日政府樹立の挙たるや、他国家のロボット政権として恣意的に駆使するていの意図によるものでもなくてさりとて戦争相手政府として講和談判の衝に当っているわけでもない

少し遡って戦前朝日新聞の社説です、誤用してます

政党ファッショ大阪時事新報 1933.1.1-1933.1.7

かれらは所謂議院内閣主義否認し、国王恣意的に任命した官僚内閣組織し、議会対立したのである

更に遡って昭和一桁の頃の新聞記事です、誤用してます

▼減債基金存廃問題 大阪朝日新聞 1916.11.22(大正5)

経常費とす可しというにあり、乍併這は既にシェフレーの言えるが如く国債償還費は恣意的に定む可き最可動的の臨時費として各年の予算状態に応じ国家余裕を考察し大小有無伸縮的に定めらる可く

大正新聞記事です、「ほしいままに~」という意味で使っています、偶然やランダム性などという意味は含まれていません誤用ですね

ちなみにこの大正5年の使用例が調べる限りでは最も古い「恣意的」の使用例となっています

まり恣意的」という言葉は一番最初に使われた時、生まれた瞬間から誤用されていたんですね

そしてこの大正5年から2000年頃まで、1世紀近くの間、ほぼ全ての使用例が誤用となっています

酷いですね

正しい使い方、本来意味で使われるのは2000年以降、ネットが普及してからになります

特に最近は親切な人達ネット上で

とか

とか言って正しい使い方を普及してくれています

ありがたいですね

皆さんも誤用には気を付けましょう

2016-11-10

今回でハリウッドスターミュージシャン馬鹿でも出来る、逆に

映画監督はやはり頭良いなと判明したな。

なぜか小説家馬鹿と頭いいのがいるけどな。

2016-11-08

なろう小説家職業作家として育てる必要とか、あるか?

元々が趣味だろ?

一発で終わったって、誰も困ってないじゃん。

2016-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20161106231911

面白いとは思うが、脚本家とか小説家とかってもっと組合活動とかけ離れた存在からなかなかうまくかけない人が多いかも…まずは元増田とか組合活動に詳しくマンガラノベにも詳しい層が【なろう】あたりで「ろうどう!」とか「れんごう!」とか「そうれん!」とか「マルケスの憂鬱」「おとなの放課後ティータイム組合」「執行部の一存」あたりをヒットさせる→アニメ化 という流れが必要かなと思う。

2016-11-04

これだからゆとりは・・・

国は、派遣切りされた30歳無職を本気で殺しにかかってきている件。

http://blog.gyakushu.net/entry/30death

はてブコメントでこの国は、若者には厳しい国であることが露呈してしまった。

http://blog.gyakushu.net/entry/haken_1

二つを読んで思ったこと。


そりゃ、批判が集まるよね。

どうなりたかたか、ひとっつも書かずに、「企業勤めに展望が見えない」とかい薄っぺら理由自由業になっておいて、「国は~」とかちゃんチャラおかしいわ。

先に展望がない奴は、死ぬほど努力して公務員になれ。

悪くても、サラリーマンになれ。

おまえ、「漫画家」とか「小説家」とか「芸人」に国がやさしいとか思ってんのか?


昨今の「派遣」と呼ばれれば弱者で、国に文句言えるって風潮、なくならねぇかなぁ。

勘違いばっかり生んでる気がするよ。

自助努力すればするほど、国の補助が薄くなっていくことに違和感を覚えない奴は、はっきりと言え「共産主義です」と。

2016-10-31

女は結婚すれば養ってもらえるからだっていうけどさあ

女でも「ただし美人に限る」なのは当然として

男でも売れない時代に奥さんの稼ぎで養われてたなんて話は珍しくないじゃん

なんで男には出来ないって前提なの?

確か小説家鈴木光司結婚当初は専業主夫だったと聞くし

先日ノーベル賞を受賞した大隅教授も金にならない研究ばっかやって奥さんに苦労かけたとかじゃなかったっけ

2016-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20161017161706

いや、わざわざファンタジーにする必要はないよ。

ファンタジーループミステリーの強みは

ループをそのまま使うと、「なぜループが起こるのか?」という謎を中心に据えないと不自然になる。

からこそ、ファンタジー設定によってその謎を放置させる。

って事なんでしょ?だけど、例えば20年前のループものミステリで「七回死んだ男」って作品では、主人公ループする理由なんて「昔からそういう体質だった」で済ませちゃってる。それで充分成立するんだよ。

それにループ物本家であるSFが既にその椅子に座ってる感もある。

 

ミステリだって長い歴史の中で色んな作品がいっぱい発表されてる。ループもの、瞬間移動もの世界が見えない壁で隔離されてしまもの人格入れ替え等々、突飛な設定を放り込んでしかもパズラーとしても面白い作品だってたくさんある。

自分ミステリ博士でも小説家でもないけど、

てか、俺が何に感心したかっていうと。「死に戻って事件を再体験する」という方法をとる限り、ネタなんかほぼ考えなくても、話がミステリ的になるってことなんだよな。

こんな簡単ミステリ創作方法が残されていたことに感心したわけ。

こういう言い分はミステリ小説家バカにしてるよ。ファンタジー本格ミステリをやろうっていう作家がこれからいたとして、そういう人達に対してもこの一言侮辱的だよ。

 

ゼロ第二章がミステリっぽい雰囲気面白かったっていうのはわかる。だからって「新機軸ミステリ!」なんて鼻息荒くするのは恥ずかしいからやめた方がいい。それは世の中にそういうミステリがなかったからじゃなくて、お前が単にそれを読んだ事がなかったってだけなんだよ。

2016-10-17

有川浩には悪いけど

https://twitter.com/arikawahiro0609/status/787131888397725696

読書感想文読書嫌いにはなんの関係もないと思う

多くの人が読書が嫌いなのは、明らかにただ読書がつまらない、面倒くさいものから

同じ話でも映画になれば見るし、映画が好きになれば原作もがんばって読むし、そこに読書感想文がどうこうという考えはほとんど入って来ない

有川浩作家になるくらいだから、心底から読書純粋に誰もが楽しめる娯楽だとでも思っているのだろうけど

はっきり言って小説文章なんて読みにくくて面倒くさいだけで、物語はみんな漫画にしてくれりゃ良いのに、と思ってるのがまったくもって正常な感覚ですよ

日本の歴史」が「漫画日本の歴史」になった途端読まれるのはただ純粋にそれが文字でなく漫画になったからで

漫画日本の歴史」で感想文を書けと言われても、普通読書感想文と同様にやっぱり面倒くさいけど、それでも「漫画日本の歴史」を読みたくなくは、ならないよ

小説家として読書離れに危機感を持つ気持ちはわかるけど、ありもしない「読書感想文の弊害」論でいくら戦っても勝利永遠に見えてこない

日本の没落が信じられなくて「中韓陰謀」と戦い続けるネトウヨ並の狂気だと断言する

文字が大きくて、言葉の一語一語に強い吸引力がある、初心者向けの文学でもがんばって普及させるのが一番というか唯一の方法でしょう、文学が生き残るための

2016-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20161008231241

それ、20年程前に月姫でやってるんですよ(白目

竹井10日あたりがメガバイトクラスの文量書いても全然売れないって状況になってエロゲ作家から小説家に転進したころからエロゲ業界崩壊は始まっていたので、今更感というか、ついに滅びのときが来たって感じがするわ。

オンライン小説は、「なろう」単純に文のみか、「ソシャゲ」の音楽付の豪華版になったのがエロゲ文化進化系と思っているので、まぁこのまま行けばいいんじゃないの?とは思う。

2016-10-04

高学歴小説家になるにも有利

文系学部廃止論検証小説家・文筆家の出身学部ランキング文学部学科も)!!小説家になるには何学部が有利?」

http://teapipin.blog10.fc2.com/blog-entry-714.html

↑ここ見てると小説家になるとしても高学歴が有利そうだ。

高学歴ならば、難しい入試国語小説を読みまくっているから、書けるようにもなるということであろう。

高学歴ならば、教養も高いので様々な分野に知見を持ち、質の高い小説を書けるのであろう。

高学歴ならば、肩書があるので購入した読者に舐められることもない。

高学歴ならば、小説家になれなくとも一般企業への就職はまだ可能性はある。

高学歴はお得だ。

2016-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20160930084835

それは単にアウトプット練習をしていないからです。

小説とかは、たぶん千冊あたりは読んだ」ことで、

脳へのインプット練習は十分にできたでしょうけど、それだけではアウトプットは上達しません。

アウトプット練習は、書き写しが一番効果があります

お手本にしたい作家さんの文章をひたすら読んで書き写すのです。

小説家を志すような人は皆やってます一心不乱にやってます

読んでいるだけでは、単に読み取り能力が向上するだけで書けるようにはなりません。

2016-09-28

悪魔ドライブ小説感想

Kindle Unlimited対象小説だったので何気なく読んでみた。

作者も知らない。

だが読了後に感じたのは、ベストセラー小説でもなかなか味わえない得も言われぬ充実感だった。

それは、感動でも絶望でもない。

この物語には、現実にいたら懇意にするのが難しい人ばかり出て来る。

だが非現実的でもありながら、キャラクターに妙なリアリティがあるのだ。

やがて登場人物の中に、普段自分の、そして周りの人の影を見る。

僕は自分自身記憶経験投影せずにはいられなくなった。

〜〜〜〜(本文一部抜粋)〜〜〜〜〜

『確かにこの男が生徒に腹を立てるのを見たことはない。

だがそれは優しさではなく、物事の感じ方が異質であるからのように思えた。この男にとってすべてはどうでもいいのだ。関心のない番組のように消すのが面倒だから眺めているだけ。

教える義務果たしているのだからあとは好きにしろという態度だ。そういう教師のほうが何をするかわからない。』

『内職を注意したら襲われたと新垣説明した。端的に事実を報告するような話しぶりから新垣が本気でそう認識していると久太郎にはわかった。

理解できないものはすべて悪、そんな単純な世界新垣は生きているのだ。そこでは無知と悪意は純粋で正しいものとして塗り替えられる。 』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

進むに連れて物語は少しずつ事件性を帯びてくる。

しかしそれはあくまで、人間性を様々な角度から抉り出すための舞台装置しかないのだ。

そしてそれだけで面白い小説が書ける小説家は決して多くはない。

ヘリベマルヲはその中でも異質に思えた。

いつか内容を忘れたとしても、自分の中の何かがゆっくりと引っ張られるようなあの感覚を、僕は忘れることはないだろう。

悪魔ドライブ

https://www.amazon.co.jp/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%A8%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4-%E3%83%98%E3%83%AA%E3%83%99-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%B2-ebook/dp/B01B9AK12G/ref=cm_aya_orig_subj]

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51uDn1Pv64L.jpg

2016-09-25

伏字が嫌い、問題であるという指摘についての資料

伏字が嫌い、問題であるという指摘について。引用部分は【伏字文化史】という本から引いたものです。

現在マンガなどで行われている伏字は、人名商標などに対してお遊び的に行われている1文字伏字だと思いますが、日本の歴史上、伏字検閲逃れとして、元の語が分からなくなるように行われていました。

新聞紙上に伏字が登場した頃、読者からの次のような投書が掲載されました。

此頃諸新聞文字の代りに何だか○○○点がよく書て有ツて分りませんから或る学校教師に尋ねましたらあれハ算術で○(本では「れい」のルビあり:匿名ダイアリー執筆者注)の処へ遣ふ符微だから大かた算法律から代用したので有らうと申されましたが如何でございます新聞屋さん 麻布市兵衛町 長屋太郎

読売新聞 明治八年十二月十四日第二面

検閲発禁処分(言論弾圧)を受けないために使用された伏字ですが、投稿者教師伏字意味が分かっていなかったようです。

明治十年には伏字に対しては下記のように違和感を表明し、使用を止めるように新聞社へ促す投書が見られます

どうも了簡が少し卑屈で「うづく○(本では「まる」のルビあり:匿名ダイアリー執筆者注)」様に見えるから此丸々の新聞は止て貰ひたいと貴社へせ○(本では「まる」のルビあり:匿名ダイアリー執筆者注)もの

このように、卑屈で蹲るような文体は止めて下さいと、新聞社に対して駄洒落つきで求めています

文章に対して伏字をどのように行うかは編集者判断によるが、

自主検閲はしばしば企業家の予防的措置助長させて、権力の直接介入による検閲よりも表現の自由制限することがあると」

と指摘されました。

内閲制度改正運動の発端を作った藤森成吉は、後に「亀のチヤーリイ」という作品の文末において、次のように書いています

附記、「争う二つのもの」について。あまり伏字は多くなるので、その掲載をやめる事になりました。どうも住みにくい国です。同作者

当時は、発禁措置を避けるために伏字にすることが必要でした。

小説家である上林暁は、戦前改造社にて編集部員をしていた人物でした。著書「伏字」では、伏字対応記述されています

次のように記述されています

結局、どんなに手を尽してみても、伏字といふものきれいなものではなかつた。紙面を汚くしたといふより、紙面を滅茶苦茶にする場合もあつた

当時は、「革命」「平和」「反戦」などの言葉や、それらを匂わす章句も全て駄目でした。

小林多喜二は、伏字が多いために作品が読みにくくなることは避けるべきであり、そのために作家としては伏字が少なくて済む作品を書き、編集側は一文字でも伏字を少なくした出版をするよう説得を試みています

読書論・読者論と言った研究においては、大前提として、読者が入手したテキストは完全なものであることが必要です。

しかし、日本では戦前戦時中検閲制度によって、伏字という傷を持つテキスト流通していました。

以上です。引用誤りなどあればすみません

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