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はてなキーワード: パワハラとは

2022-10-10

anond:20221008213517

返しが、ほんとパワハラしか無くて笑うしか無い。

そこまで、言わないと気が済まないのかよ。

何を守ろうとしてるの?プライド

2022-10-08

親と同じ職種の人は地雷が多い

親が〇〇(警察官教師エンジニアがやけに多い)だから俺も〇〇になりました、って人。地雷が多い気がする。

あこがれるくらいだから聞いてみると、実際は家父長制的な家で父親支配されて生きてきたんだって人がとても多かった。

最近そういうタイプの人が立て続けに離婚(嫁いびりの末嫁に逃げられた)・パワハラ告訴された・アル中入院といったイベントが起きていてなぜかと思ったんだけど、

自分人生自分で決められなかった人間故の闇があるのだろうか

anond:20221008195056

中小企業パワハラやってるような奴の集まりから、いつもの仕草ネットでも出ちゃうんだろ。

本当に育ちというか教養が無いんだなーと思うし、学歴を誇る割には大学時代同級生と差がありすぎてコンプレックス抱えてそう。

そういう鬱憤活動ネットにぶつけるんだろう。

理解ある彼くんの性欲のはけ口にすらなれない

もともと生きづらかったわけではないんだけど、

2018年職場パワハラを受けて適応障害発症、ひたすら耐え続け治療しないでいたら2021年うつ病になって身体が動かなくなり退職した。

現在うつ病は治っておらず、体調を崩さない程度の短時間アルバイトをしながら実家暮らしている。

適応障害になった時点で薄々気づいてはいたけど、明らかに性欲が減退している。

(精神科の薬で性欲減退の副作用が出るやつもあるけど、それは飲んでない。)



彼氏との性行為しんどい

パワハラ適応障害になる前からの付き合いだからさすがにラブラブ期みたいなのは過ぎてるけど、それにしたってしんどい

彼氏に対して生理的嫌悪感があるわけではない。

でも触られたくない。痛い。気持ちよくない。でも気持ち良さそうにしなきゃいけない。

もちろん自慰行為もしない。したくならない。学生の頃はしてた。

行為中に、パワハラしてきた上司のことを思い出したり、「病気フルタイムで働けないのにセックスはできるんだ?本当に病気なの?」と思ったりして集中できない。

フルタイムで働くこととセックス1回を比べるのがおかしいのは分かってる。



理解ある彼くんって、正直まんこがあるから成り立ってるよね(要約)」みたいな漫画ツイッターで見たことがある。(炎上たから削除されてた)

私の彼氏セックスしたいかうつ病になっても別れずにいてくれるのかなと思う。

もう2か月くらいできてないけど、大丈夫かな。

anond:20221008081858

こないだも「自衛隊パワハラが横行しているのは知っているけど、軍隊パワハラ必要不可欠だと思うので諦めてパワハラされて貰おう」みたいな話ずっとしてたもんね。

まあそういう奴らなんだよ日本人って。

2022-10-07

anond:20221007171050

絶対主婦になりたいって人ら、職場でのパワハラセクハラマタハラ回避したいってので

ユートピアみたいな職場なら働きたいという意思があるなら

卵が先か鶏が先かなんだよな。

2022-10-05

anond:20221005213708

メーカーの開発部署なんて花形だし、そこが何か創らなきゃ商売できないわけだしで、どこもそんな感じだ。

どこぞの財閥系電機みたいにパワハラゴリゴリで死人が出てるわけでもない限りは辞めないかもっとラク仕事したいなら違う業種探さないとな。

パワハラガイジの両眼球に熱湯を注ぎ込みたいなあ

anond:20221005113403

自殺報道ガイドラインってのがWHOから2000年に出されてて

公益のないとみなされる自殺報道に関しては自粛する方向になってる

 

犯罪(パワハラとか)に巻き込まれての自殺とか

(俺は公益ないと思うけど)有名人自殺とかはやるけど

個人自殺基本的にはあんまやんない

 

でもそのうち「ADHDの生き辛さ特集」みたいなのの一例として

報道されることもあるかもしれない

2022-10-04

anond:20221003165842

まぁIT業界特別パワハラセクハラが多いというデータがあるわけでもないのに、パワハラセクハラが...

と言うコメントが多いのを見るとおおよそ当たっているだろう。


見た目が悪いかセクハラをしているだろうというイメージのせいで女性が近寄らないので見た目がいい男性が多くなれば自然セクハラが少なそうというイメージに塗り替わる。

でもそうはならんだろうから一生このままやね。

2022-10-03

パワハラ職場を辞めるんだが、私の後任が見つかっていないらしい

嬉しい。そのまま滅びろ

anond:20221003150915

そうなんだ。

あなたが正しいのか間違っているのかはわからないけど、

「言い返した」→「気持ちよかった」で終わってしまうと、いつかあなたパワハラする側になってしまいそうなので、

論理的倫理的な正しさを大事にしてほしいな。

優しく注意するのが好き

優しく注意すると大体聞いてくれない。その後、注意された人は痛い目見るからスカッとする。

厳しく注意してくれる人ってかなりレアから、大切にしたほうがいい。もちろんパワハラは除くが。

エンジニア有害な振る舞い」へのエンジニアっぽい対処方法

一見正しそうだが正しくないラベリングをすると、結果として意図しない結果を引き起こすことがある。

"難しい人"、"有害な振る舞い"というのは、大変よろしくないラベリングになる。

こういったときに「言ってることはわからなくないけど、なんか違うな」と違和感を持ち、解決策を探るのがエンジニアである

機械的判断できない基準を用いない

アクションに落とし込めないもの、計測できないもの機械的判断できないものは、いわゆる人間力に頼ることになる。

具体的に以下を例に挙げる。(元の記事の一番最初に例示されているもの

チームの創造的な議論を阻害したり他者時間を奪う

この短い(1行80文字以下を短いと言う)文章の中に、人間力に頼る判断は何か所あるだろうか?

私は、「創造的」「議論」「阻害」「時間を奪う」の4つは、機械的判断が難しいと思う。

他者の話に割り込んで自分意見差し込む

例えば、以下のパターン想像してほしい。

これは客観的基準で「他者の話に割り込んで、自分意見差し込」んでいる。

機械的判断できているが、どこの何が問題だろうか?

創造的」「議論」「阻害」とは、誰が判定するのか

先ほどの例だが、こんな前提があったとする。

そうすると、「営業管理職から見て、大変有意義創造的な議論に、毎度口をはさむ難しい組み込みエンジニア」というレッテルは正しいだろうか?

各人の判断は、正しいだろうか?

チームの大多数がそう思っていれば、そうなのでは?

人間力に頼る判断基準多数決を用いるのは、エンジニアリングで無く、政治的解決だと思う。

先ほどの会議の例でいえば、5人中3人が心理的負担を感じており、不愉快な気分になっている。

チームの60%が「創造的な議論を阻害する有害な振る舞い」だと認定している。

その判断は、正しいだろうか?

この場合組み込みエンジニアが、難しい人 or 有害な振る舞いをする人として、指導もしく排除されたとする。

それは、心理的安全性をあげ、チームの生産性をあげる行為だろうか?

例えば、今後デザイナーは、営業管理職が「どのような雑談をどの長さでしていても」発言しなくなるかもしれない。

デザイナーからみて、その会話が創造的な議論判断ができないからだ。

有害な振る舞いをする機械に対して、アラートを出したいとき

さて、Web系のバックエンドエンジニアや、クラウドインフラエンジニアだと、アラートを設定したり、対応したいことがある。

「何かまずいことが起こっていることを、何らかの方法監視して、対応したい」という場合だ。

例えば、待機系サーバーの起動時に妙に時間がかかっている場合自動対応ができないので、アラートメール飛ばして手動対応したいと思ったとする。

必要なのは「妙に時間がかかっている」を定義することである

絶対値10分)か、相対値(過去5回の起動時間平均値)かは場合によるし、それが適切かはまた別の話だ。

アラート基準を設定する

チームの創造的な議論を阻害したり他者時間を奪う

他者の話に割り込んで自分意見差し込む

この基準が正しいとして、アクションに起こしたいとする。

他者の話に割り込まない」というルールは、誤検知引き起こしやすアラートだ。

そんなのは常識で考えたらわかるだろう?曖昧基準は「俺のは有意義議論発言だ」の判断を誰かが決めることになる。

大多数がそう思っていれば、という複合的な基準もありうる。その場合、先ほどの例の組み込みエンジニアは、アラート対象になる。

会議アジェンダ記載されている内容を3分以内で喋っている場合に、割り込まない」というのは、一つの基準になる。

この場合営業が「営業概況を冒頭のアジェンダに加えて欲しい」と交渉する余地がある。

また「報告時間10分は欲しいが、3回以上は一度会話を止めるので、営業概況に対する質問はその時に」という合意もできる。

そして、顔合わせのキックオフミーティングで、営業概況をやるかは、会社やチームによる。

とはいえ、そんなルールばかりにできない

明示的なルールで縛るのが正しいかと言えば、そうした方が良い職場もあるだろうが、窮屈な職場も多いだろう。

チームの創造的な議論を阻害したり他者時間を奪う

他者の話に割り込んで自分意見差し込む

という簡単な話に見えることですら、ルールを作って守らせることに違和感を感じる感性も正しいと思う。

チーム(もしくはマネージャー)に求められるのは、こうした「何かチームに嫌な感じがある」とき軌道修正できることだ。

一例でしかないが、例えば以下の流れでルールを作らずに、解決できることもある。

まとめ

コミュニケーションコストを、チームを維持するのに必要コストとして、きちんと時間を割けるかが重要だと思う。

さらに言えば、「それは有害な振る舞いだと自分は思うが、あなたがそう思わない理由は何か」とコミュニケーションを取れないのであれば、そこに課題があるだろう。

チームやマネージャーがある人を「難しい人だなあ」と思ったとして、2つの解決策が出てこないのなら、その思考には課題があるのではないか

  • 該当する人を指導して振る舞いを変えさせる
  • チーム側を指導ルール作成して、振る舞いを変えさせる

他者配慮できる」という曖昧基準で異物を弾くようなチーム作りは、蛸壷化して致命的な結果を引き起こすことがある。

パワハラセクハラ試験結果改ざんが、「なんでそんなんなるまで誰も言わなかったんだよ」となるのは、

「その構成員他者配慮できる人たちで構成されていて、異物を弾き続けた結果」であることが多い。

少なくとも、「エンジニアの”有害な振る舞い”への対処法」には、機会、動機正当化のいわゆる不正トライアングルのうち、動機正当化を満たしている。

いやいや極端だろと思うだろう?

不快が、正しい正しくないに繋がっていることは社会生活を送っていると極めて多い。

マネージャーならば」法律や外部の意見も含めてかなり慎重に判断する必要がある。

エンジニアならば」相手に快適に聞こえるようにコミュニケーションするスキルは磨いておいて損はない。

(あと、機械的判断可能ルールを守ることが自分を守ることに繋がる。ルール順守か業績なら、常にルールを守れ。記録を軽視するな)

2022-10-02

職場発達障害者に潰される

とある日、辞令が下された。

ある人(勤め始めて5年以上は経つ)が私の所属している部署に異動してくるという、一見なんでもない辞令だった。

しかし、部署内の空気は重かった。

なぜなら、彼はもう3部署も飛ばされている、言わば問題児だったからだ。

Aさんの始まり

彼の武勇伝は、彼が入社した当時にまで遡る。

研修も終わり、配属先が決定した当日、伝説となる発言を放ったのだ。

「私は発達障害持ちです。フォローをお願いします」

配属先である部署人達は、唖然としたという。

なぜなら、彼は正社員雇用だったからだ。

弊社では障害者雇用も行っているため、そういった方々も多少は採用されている。

しかし、クローズ正社員雇用をすり抜けた挙句雇用が本決定した途端に告白し、開口一番こちからフォローを求める発達障害者は初めてのケースだった。

障害者雇用であれば先例があるためこちらも動きやすいし、せめて面接時に「発達障害だ」と告白してくれれば、部署内で多少の受け皿を用意しておくぐらいは出来たのに。

これでは発達障害言い訳にしているとしか思えないし、発達障害に適した環境を用意することも出来ない。

部署の方からこの話を聞いた時、まぁとにかく驚いたものだ。

しかし、法律ではクローズは罰せられない。

面接時に必ず申告しなければならないとも定められていない。

という訳で、同じ部署の方々は何も抵抗できず、この発達障害の方(以降Aさんとする)のフォローに奔走することになる。

Aさんのその後

話はとんで1年後。

Aさんの異動が発表された。

そのまた2年後。

またAさんの異動が発表された。

その間にも、あらゆる部署からAさんの噂は絶えず流れ込んできた。

ここまで特定人物多種多様な噂話を聞くのは初めてで、何も知らないながらも大変そうだ、といった印象は受けていた。

そう、この時の私は印象を受けていただけ。

Aさんの問題っぷりをあまりにも舐めていた。

何も分かっていなかった。

そして遂に、私の所属する部署にAさんが異動してくることになったのだ。

ちなみに勤務年数で言うと、Aさんは私の先輩にあたる。

が、この部署での勤務年数で言えば、勿論私の方が長くなる。

そのため、私を含め部署内全員でAさんと指導をすることとなった。

Aさんの問題行動

もう一度言う。私はAさんをナメていた。

実際に共に仕事をすると、今までの人達はこんな人と付き合いながら仕事をしていたのかとあまりの大変さに敬服した。

例えば仕事を教える時。メモ1つとっても、以下のような症状が見られるのだ。

メモを取らない

・とったメモを無くす

メモをとったことをそもそも忘れる

メモが見つかっても内容がぐちゃぐちゃすぎて参考にもならない

・酷い時は教えてもらったこ自体を忘れる

これでは迂闊に仕事も任せられない。

1つの仕事を任せる度、1人がAさんについて、1つ1つ懇切丁寧に教えていく。

回教えれば何とかなるものでもない。

健常者の新人とは違って、そのままの意味で任せる度に教えなければならないのだ。

まり、Aさんが仕事をする度もう1人の労働力が無くなることになる。

これでは人件費はむしろ赤字だし、効率も下げている。

だがAさんの厄介さはそれだけに留まらない。

そう、発達障害故の特性だ。

優先順位をつけられない

不文律理解できない

・凹みはするが反省ができない

PDCAサイクルを回せない

自分立場役職に適した言動が取れない

他者を思いやった言葉遣いができない

・全て思い込みで行動してしま

・人の助言・アドバイスを受け入れられない

これらはいずれも、我々が指摘・注意した際に「発達障害なので…」と言い訳された言動の一部だ。

特に厄介なのが、「人の助言・アドバイスを受け入れられない」だ。

こちらがどれだけ優しく

「誰でもミスはするからね、気にしないで」

「どこまで分かってるかな?すり合わせしてみよう」

「初めからできる人はいいから。一緒にやってみよう」

と寄り添っても、指摘されたという事実だけにフォーカスして、

「褒めて伸ばして欲しい」

「なんで皆いじめるんだ」

「私がミスしないよう環境を整えて欲しい」

と暴れ馬になってしまうのだ。

こりゃ大変だと、様々な対策も打ってみた。

Aさん専用のマニュアルを作ったり、不文律を手順書に明言したり、仕事を同時に複数個与えないよう配慮したり、進捗を定期的に確認したり…それはもういろいろだ。

しかし、結果はダメ

マニュアルより思い込み優先で動いたり、手順書の存在を忘れたり、やるべき事ではなくやりたいことを優先させてしまったり、進捗を確認しても「出来てます」と虚偽の報告をされる。

そしてトドメは「発達障害なので…」という言い訳だ。

勿論そんな人には本当に簡単仕事(もはや仕事とも呼べないレベルだが)しか任せられない。

いや実際にはコピー掃除などの仕事すら満足に回せていない状態なのだが…

そんな状況でも、我々は諦めなかった。

閑散期には彼にもう一度仕事を教え直したり、誰かとグループを組んで共に仕事をしたり、打てる手は打っているつもりだった。

しかし、我々が耐えているのと同時に彼も我慢していたのだろう。遂にこう騒ぎ出した。

「なぜ仲間はずれにするんだ」

自分だけ仕事を教えてもらえない。パワハラだ」

「なぜ皆自分を育てようとしてくれないんだ」

恐ろしいことに、彼は自分仕事ができる、もっと仕事を任せてもらえて当然だと思い込んでいたのだ。

ここまで来て、全員が彼を諦めた。もうお手上げなのだ

Aさんの今

こう言ってはなんだが、私が所属している部署ホワイトだ。

今まで働いてきて人にネガティブ感情も抱いたことも無かったし、むしろいい人ばかりだ。

しかし、全員が限界を迎えた今。

表には出さないが、もう、誰もAさんの話をまともに聞かない。

実は今年、新入社員がこの部署に配属された。

しかし既に何かを察したのか、もうAさんに確認をもらったり、助言を求めたり、仕事説明をしてもらったりすることが無くなった。

どうやら、彼女所謂仕事ができる人らしい。

まり、上から下までAさんのことは眼中にないのだ。

悲しい話だ。しかしそれはそうだろう。

こちらがどれだけ寄り添ってももっともっと強請り自分は何も与えないどころか足を引っ張るのみ。

何かミスすれば発達障害なので…を言い訳反省もしない。

その癖自己愛自己評価は高く、傷つきやすく、現実とのギャップを埋められるだけの能力もなければ、改善策も実行しない、考えることもしない。

そんなAさんの傍若無人っぷりは今も健在だ。

皆耐えている。社会人でいたいから、加害者になりたくないから、解雇する権利がないから。

必死我慢している。

なぜ我慢するのか?

自分仕事をする為に会社に行っているからだ。

発達障害者の面倒を見るために、重い体を引き摺って通勤している訳では無い。

我々はママでも介護士でも先生でもなければ、会社学校でも就職支援センターでもない。

発達障害者の面倒を請け負って仕事を倍こなしても、給料も上がらなければ手当も出ない。

寧ろ、自分たちの1/5も仕事をしていない人間と同じ給料で働かされていると思うと、怒りすら湧いてくる。

もはや、Aさんを起点に部署全体がどんどん悪い方へ向かっているのだ。

分かっている。この状況はAさんにも我々のためにもならない。

もうAさんには直接言うべきだろう。

やりたいことと出来ることは違うと。

だってそんな簡単なことすら、発達障害者は分からないらしいのだ。

綺麗事配慮で、ミスマッチは埋められない。

指導方法だけで、ミスマッチは埋められない。

仕事が出来ない人と仕事をするのは、こっちだって辛いのだ。

彼さえやめれば元の職場に戻るのに…と、心がどす黒いもので埋まっていく感覚は、何とも言い表せない不快感がある。

そして痛々しい位に、苛つく自分自身への自責の念と、怒りの感情葛藤で追い込まれる。

そして遂に、私たち部署から1人退職者が出た。

もう耐えられないと。

会社が動かないなら自分が動くしかないと。

私は同士であり、友人でもあった彼女を止めることなどできなかった。

発達障害者と合わなくても自分を責めないで

Aさんが異動してきてから、私は嫌という程思い知った。

発達障害は甘くないと。

発達障害者と共にやっていけないという声が上がる度、その内容や考え方に怒る「発達障害擁護派」はちまたに溢れかえる

お恥ずかしい話、私も当初は「発達障害者も平等仕事が与えられるべき」と軽く考えていた。

だが今なら断言出来る。彼らは発達障害者のサポートフォローに苦労した経験がないのだ。

こういった人達は、総じて私と立場が変わった瞬間に掌を返すだろう。

きっと誰だってこうなる。なぜなら人間聖人じゃないのだから

そもそも、同じ給料を貰う以上、極端に効率が悪い人がいると不満が出るのは自然な事だ。

特に私のケースでは、正社員として雇用された上で発達障害者のフォローを求めるところがそもそもおかしかったのだ。

健常者と働きたいなら、健常者と同じように雇われたなら、健常者と同じ効率や働きぶりを求められるのは当たり前だ。

こちらがそこに関して配慮する必要性は感じられない。

勿論、ここで述べたような人間とは違う、もっとまともに働いていらっしゃる発達障害者の方もいらっしゃるのだろう。

そういった必死努力している方の事は応援したいし、能力を適切な場所で発揮してもらいたいとも思う。

しかし「周りが支援して当然」の声にはもう我慢ならない。

こういった、発達障害者における愚痴を発すると

障害理解のないおまえが悪い」

「健常者なんだから我慢しろ文句を言うな」

勉強不足だ」

もっと手をさしのべろ」

発達障害の人には〇〇のように接しないとダメ

「悪気はないんだから許してあげて」

と叩かれることが往々にしてある。

どうやっても、健常者の負担無視されるのだ。

そもそも、片方のみに負担を強いるその精神に異議を唱えたい。もはや異常だ。

なぜ他人のために不利益を被る必要があるのか。

なぜ一方的相手負担を強いるのか。

これらの何がおかしいのかも分からないお花畑っぷりに、グロテスクさを感じる。

健常者だからという理由だけで、我々の人生イージーモードだと思っているのだろうか?

そんな訳がない。みんな自分人生必死だ。

なぜ健常者が理解を深めなければならないのか?

なぜこちらがそこまでのコストを払わなければならないのか?

支援は当然だという声には、こういった反抗心すら覚える。

かに足を引っ張られた時に、無限に、穏便に手を差し伸べられるほどの余裕は無いのだ。

こう言ってはなんだが、生産性マイナス人間は働かずに生きれるよう、福祉もっと充実させるべきだと思う。

障害年金などでは足りない。

普通仕事をしなくても生活できるように社会的な補助が必要だ。

後は作業所で働けば生活できる程度の給料は貰えるとか。

もしくは、フォローする人には別途手当を与えたり、給料を増額したりといった、メリットがあると思わせる程度の手当が必要になるだろう。

そちらの方が、発達障害者に取っても、我々にとっても、お互い適度な距離をとって友好的に接することができるのではないだろうか。

労働という効率生産性を求められる場から離れれば、我々はもっと上手い付き合い方ができるのではないだろうか。

どうか、どうか。

我々を助けていただけないだろうか。

加害者になどなりたくはない、そして被害者にもなりたくないのだ。

最近福祉への祈り、人事の辞令だけを希望に床についている。


転載元: 職場発達障害者に潰される|あんきも

https://archive.ph/2022.08.26-152931/https://note.com/tender_tulip463/n/n6bfa6436ae65

この告発文はタブー視されることなく広く議論喚起されるべきという観点から転載しました。

anond:20221002131558

パワハライメージ的に否定しにくいけど、レイパーの立件数に関して自衛隊内外で有意な差があるという統計をください

話はそれから

木を見て森を見た気になってないか

各自的地狱

凌晨4点被恶梦惊醒

我有几个人际关系上的创伤,经常做恶梦。

每一个人生阶段的变化都会带来一批新的朋友,这可能是我和大学里的朋友喝酒的副作用,这对我来说是很罕见的。

回想起来,我一直没能和别人谈起这个问题。

胆小的自尊心和浮夸的羞耻心

我在高中的语文课上读到的《山月记》让我很震惊,我以为它是关于我的。

在我的同学们在课桌下玩Pazudora的时候,我发现自己身体的一部分已经变成了老虎。

现在我穿着人皮胡闹,但当时我不知道该怎么做。

是什么让我感到压力,我怎样才能减少它?

这不仅仅是为了减少我的压力。

这也是关于与对方的关系。

在你和对方之间找到合适的距离,这样你就不会伤害自己,对方也不会伤害你。

在我超过25岁时,我终于能够做到这一点。

我甚至没有想过,如果我说或做这样的事,对方会怎么看我,或者我希望他们怎么看我。

我认为我比其他人有更强的使命感。

我经常被委以领导重任。

但我只是一个有强烈使命感的领导者。

不是一个了解人们痛苦的领导人。

他只是一个有错误的正义感的领导人,他跑了又跑。

这在高中时已经不起作用了。

我发现刚才还和我聊天说笑的队友们,在最后一次比赛前打算把我开除出俱乐部。

我付出了我的一切,学习时间、放学后的时间、假期,一切。

我和同学们的关系不是很好,我不能再去上学了。

即使在我设法进入的大学,我也失败了。

我重复了我在高中时的做法。

此外,我还成了一个婊子。

这是最糟糕的。

就在那时,我发现我母亲是你们所说的边缘人。

从我还是个小女孩的时候起,我就被她的力度所征服

她是一只小老虎。

我阅读书籍,了解到什么是我的压力,以及如何减少我的压力。

我不理解工作地点的潜规则

指导最终变成了权力骚扰。

但我在工作努力工作

我没有意识到我的声音有多大,但更多的人鼓励和支持我。

从那时起,我交了几个朋友,但只是几个。

当我学会使用我的真实感受和我的正面态度后,我辞去了工作,改头换面,搬到了城里一家更大的公司

有一个术语叫做 "社交网络疲劳",当我看到我的同学朋友们经常与他们的固定成员组织的晚餐聚会的照片时,我很痛苦。

现在我有一个老板,一个女朋友朋友

但是我对我的学生时代没有闪光的记忆。

我所拥有的只是一个来自我不想回忆的过去的溃烂疤痕。

我不想和我的学校朋友聚在一起。

如果可以的话,我想重新开始我的学生时代,学会如何穿戴整齐和与他人友好相处。

当我再次和朋友们见面时,我渴望有一群人,我可以和他们谈论琐碎的事情和我喜欢的东西,并在我怀念的美好回忆的基础上敞开心扉,而不是以报告最近事件的名义进行探索性的讨论。

他们说人有自己的地狱,但由于每个人都在不知不觉中生活在其中,我想知道增田的每个人的情况如何。

https://anond.hatelabo.jp/20221002085559

■それぞれの地獄

悪夢で起きた午前4時

対人関係トラウマがいくつもあり、よく嫌な夢を見る

ライフステージが変わるごとに、友達一新される私が、珍しく大学時代の友人と酒を飲んだ副作用だろう

思えば、これまで誰にも話せたことがなかった

臆病な自尊心尊大羞恥心

高校生とき国語の授業で読んだ山月記で衝撃を受けた、私のことだと思った

クラスメイトが机の下でパズドラをやっている横で、体の一部が虎になっている自分に気づいた

今は人の皮を被って誤魔化しているけれど、そのときはどうしていいかからなかった

自分は何をストレスに感じて、どうすればストレスを減らせるのか

ただ自分ストレスが減ればいいってもんでもない

相手との関係もある

自分も傷つかず、相手も傷つけない、それぞれの距離感を探す

それがようやくできるようになったのが25歳を過ぎた頃だった

こんな言動を取ったら、相手にどう思われるのか、どう思われたいのか、そんな思考回路さえなかった

使命感は人一倍強かったように思う

リーダーを任されることも多かった

ただ、使命感が強いだけのリーダー

人の痛みが分かるリーダーではない

誤った正義感を振り翳して、突っ走って、

高校ではもう通用しなかった

さっきまで談笑していたチームメイトが、最後大会を目前に、私を部活から追放させる計画を練っていることを知った

勉強時間も、放課後も、休日も、全てを捧げていた

クラスメイトとも大した関係を築けていなかった私は学校に行けなくなった

なんとか入れた大学でも私は失敗した

高校時代と同じことを繰り返した

おまけにビッチになった

最悪だ

そしてその頃、母が所謂ボーダーだということを知った

幼い頃から、母の激しさに振り回されていた

虎の子は虎だった

本を読んで、自分は何をストレスに感じて、どうすればストレスを減らせるのかは学んだ

就職した先では、暗黙の了解が分からなかった

指導はやがてパワハラになった

ただ、仕事には一生懸命取り組んでいた

声の大きさで気づかなかったが、それ以上に励まして応援してくれる人の方が多かった

その頃からかばかりだが、友達もできるようになった

本音と建前も上手く使い分けられるようになった頃、仕事を辞めて、顔を変え、都会の大きな会社転職をした

SNS疲れという言葉があるが、私は学生時代友達が、お決まりメンバーで定期的に開催している食事会の写真を見ると心が痛む

今は上司にも、恋人にも恵まれ友達もいる

ただ私には学生時代キラキラとした思い出はない

あるのは思い出したくもない過去自分を閉じ込めたまま、膿んでしまった傷跡

学生時代友達と集まりたい訳ではない

できることなら、身だしなみの整え方も覚え、人との距離も上手く取れるようになった状態学生時代をやり直したい

再会したとき、近況報告という名の探り合いではなく、懐かしめる愛おしい思い出を下地に、くだらないことや好きなものの話で盛り上がったり、悩みを打ち解けられる仲間に憧れる

人には人の地獄があると言うけれど、みんな素知らぬ顔して生きてるから増田のみんなはどうなのかなと思って

2022-10-01

子供に親のエゴスポーツやらせるくらいなら勉強させた方がいいだろ

礼儀指導的な意味合いパワハラだなんだで無くなってきてしまったし

anond:20221001194930

パワハラ加害者の子供や妻レベルで間接ですら関係ない奴狙っても同情されず犯人憎悪向くでしょという話との比較なんで別に反論になってないすね。宣伝塔なら間接的に関係ありますし。

話をわかってない横なら黙っててほしい。本当に横かも知らんけど

anond:20221001185407

例えばお前が会社パワハラしたら、被害者はお前じゃなくてお前の子供や妻を攻撃するのが良いってことだよ

実際お前も自分復讐されるより嫌だろ

はてなも結局「軍人警察官になった奴が苦しむのは自己責任」の立場

俺、昔自衛隊にいたけど空間そのものがパワハラだったよ

この増田トラバブクマを全て読んで私の中で出た結論はコレだ。

ハコヅメという漫画で元警察官の敵キャラが「警察なんて結局は嫌われるだけの汚れた仕事だってから扱われてるんだよ」と吐露するシーンがあったが、それは事実なのだと今回の件で改めて感じた。

そしてそんな仕事に就くのは事前の情報収集が不足していたりそもそも価値観おかしいのだからソイツが悪いのだと主張するわけだ。

なんだったら頭が悪くてまともに給料身分保証してもらうには自衛隊に入るしかないような連中の最終処分場であり、無能のまま生まれ無能として育った奴の自己責任であると言わんばかりだ。

まりは、経済的徴兵立場徴兵肯定するという立場なのだな。

なにより最悪なのは強制的徴兵がこの国にはなくてよかった」と他人事のように語っていることだ。

まり彼らにとって自衛隊消防隊員が非日常的な苦しみの中で日常を生きることは、自分人生とは無関係のどうでもいいことであると切り捨ててしまっているのである

徴兵制が存在すれば望んでなったわけでもない隊員を「銃は扱えるがこの国に恨みを持っているわけではない国民」として社会に戻していく必要が常に生じるので、それによって何らかの自浄作用も生まれたのでは?』なんて事を思いつくはてなーは誰も居なかったのだ。

これはなかなかにショッキングだ。

日本武器を持たなければロシア意気揚々と攻めてくるのは当然目に見えている現在地球において、日本が存続しそこに生まれ国民が暮らすには自衛隊員は必須だというのに、その存在を卑職として蔑んで多くの問題を終わらせようとしているのである

この世界は誰かの仕事によってできている。

道路に穴が空いて危ないなと思っていても半年後には塞がっているのは役場の誰かが工事発注して近所の建設業者が補修したかである

駅のトイレで盛大にウンチが逆流していても次の日にはキレイになっているのは誰かが掃除たからだ。

そうした仕事をした人間に対して蔑みや罵倒を持って存在否定し、あまつさえ居なくなればいいだけだと言えば世界は壊れていく。

「頭の悪い工事オッサンがよお、赤字になるような仕事役所押し付けられたって嘆くならもう辞めちまえよ」と語りそれが叶えば道路はずっと穴が開いたままで事故が多発するだろう。

「誰がしたのかも分からねえきったねえウンチの世話なんてよく出来るな。そんな低俗肉体労働金もらっている奴が同じ街に住んでるなんて恥ずかしいから死んで欲しい」と願いそれが実現したときには日本中の駅がこぼれたウンチを混ぜた汚水で溢れかえるだろう。

はてなーはよく「非エンジニアエンジニアのことを理解しようともせずなんでもカチャカチャターンで秒殺できるオタクとして安く買い叩くから困る」と語りがちだが、自分たちは軍人に対して平気で同じことをしている。

何故自分たちが他人要求することを、まず自分たちでやって見せないのだろうか。

anond:20220930213101

(最下部にブコメ返しあり)

この増田はいつ頃、どういう入り方で、陸海空どの自衛隊のどの隊にいたのだろうか?

なんでみんなそれすら確認せずにこの情報を信じることができるのか?現場経験してないからなのか?

まずそれくらいの情報はないと真偽の判断ができない。

俺も自衛官だった時期がある。身バレしない程度に、俺が経験したことを具体的に書く。ちなみにめちゃくちゃ長いです。

俺は2007年8月2010年3月まで、任期制隊員として陸自関東方面隊にいた。任期制隊員についてはググって。まだこの制度あるのかな。

今はどうか知らないけど、当時は入隊してから半年教育は前期3ヶ月と後期3ヶ月に分かれていた。

前期は武山駐屯地自衛隊法とか小銃の組立解体とかの座学と、徒手空拳とか5段階ある匍匐前進の仕方とか寝撃ち膝撃ちみたいな小銃の撃ち方とかの実技演習と、定期的に実施される体力テストのための体力づくりが中心だった。

俺はちょっとした事情で、教育中はなかなか野外訓練についていけなくて悔しい思いをした。

前期の教育中、同じ班の人が「24時間拘束されてこの給料じゃ国の最低賃金下回るじゃん」みたいなことを若い奴らに喧伝して支持を集めてたけど、少なくとも教育中は長時間拘束されるなんて入隊前から分かりきってるんだからそもそも入隊しなきゃ良かっただろ、士気下げるだけだからさっさと辞めちまえばいいのに、と言う人たちもいた。

印象的だったのは、教育隊の隊長2尉だったかな?20代後半のなよなよした人で、それに対して10の班を纏める40代くらいの2曹ミッシェルガンエレファントドラマーシュワちゃんばりにおもくそ屈強にしたみたいな、子供時代想像できないタイプいかにも鬼軍曹な人で、まあその人も話してみると意外と優しかったんだけど、最初から幹部で入ってるっぽい人と現場叩き上げでこうも違うのかと思ったな。

あとは、軍事オタクよりアニオタの方が多かったとか、選ばれし者だけが習志野の空挺に行くことを許されるとか、同期に柔道全国6位とか特殊な人がまれにいたりとか、入隊前の書類実家信仰する宗教を記入する欄があったとか、ある日全隊員が会議室に集められて特定生命保険への加入を(隊友会のめちゃくちゃ安いやつじゃなかったと思う)半強制的に勧められたとか、東富士での三日三晩の訓練の後に叩き起こされてみんな絶望的な顔をしながらとある部屋に集められて「次の任務を言い渡す。これを飲め」と配られたのがキンキンに冷えたコーラ任期制未成年いるからね)でめっちゃ安心して涙が出るほど美味かったとか、普段全く笑わなくて班員のやらかしが発覚すると班の部屋に潜入しバームクーヘン毛布を全員分グチャグチャにすることで「台風」のあだ名がついた班長休日に部屋へやって来てすわ何かと身構えたらPSP取り出してはにかみ笑いでモンハンやろうぜって言われて一緒に遊んだりとか、まあ色々印象的なことはあった。

後期は普通科施設科需品科とか、隊員たちがそれぞれの職種対応した駐屯地に分かれて、ある程度専門的な教育を受けた。あんまり言うと特定されそうだから詳しくは書けないけど。

後期は大抵5年〜10年ほど自衛隊にいてだらけきった(後述する)人たちが上官になるので、前期に比べると圧倒的にヌルかった。

武山駐屯地教育隊はというと、彼らは教育専門の部隊で、年中そればっかりやってる人たちなんだよね。そのことは後期に入って初めて知った。

ただ、後期は冬だったから野外訓練が死ぬほど寒かった。キツかったのはそれくらい。

教育期間を振り返って思うのは、確かにパワハラ的なことは全くなかったとは言えないんだけど、当時のご時世とか考えると、高校部活の延長みたいなもんだった。むしろ強豪校にいた人にとっては前期もヌルかったんじゃないかな。訓練はどうしても体力のない人に合わせる形になるからね。

それに、少なくとも教育中は、この増田が言ってるようなことは全く無かったな。自衛隊法は学んだけど、「神と虫」なんて言ってるのは聞いたことがない。上は「教官」じゃなくて別の肩書だったし。前期の休日で外出する場合制服着用って言われたけど、彼女待たせてる人は当然外で着替えるし、横須賀中央とかのあたりはその辺を軍服の人が歩いてるのが日常からそんなに忌避感もなかった。

一定の耐性がついてる人は多少制限を与えられても抜け道とか自由をその中に見出してなんとかするし、何か洗脳っぽいことを言われても自分ちゃんと考える。そういう意味では増田教育の時点で抜けたのは正しい判断だったのかもね。まあそもそも、この増田がやってることこそ洗脳な気もするんだけど。

とにかく。話変わって、パワハラみが増したというか、俺にとって地獄だったのはむしろ教育が終わってからの方だった。

教育が終わって、俺は地元にまあまあ近い駐屯地に配属になった。

そこでまず知らされたのは、春以外の入隊員は季節隊員という半ば蔑称に近い形で呼ばれて、「使えない・すぐ辞める」隊員が多いというレッテルを貼られていること。「部隊エース」という言葉文脈によって、本人の与り知らぬところで蔑称になること。新入隊員は慣習的に、部隊長の半長靴磨きという業務時間外の仕事を割り当てられること。訓練での活躍なんかよりも、休憩時のお茶汲み、上長煙草を吸っていたら煙缶を持って来る、ビール瓶のラベルを見えるようにして上手く酌ができる、飲み会で要領よく挨拶回りができる、そういう「空気の読める」隊員が良しとされる風潮があったこと。

んでもって極みつけは、所属大隊隊長が、金正恩もびっくりの「お前屈んで半長靴の紐結べねえだろ」ってくらい不健康そうな出っ腹だったこと。

別にルッキズムなんて持ち合わせちゃいないし、市井の人はいくら太ってても気にしないけど、有事に人を守る自衛官としてそれはあんまりだろ。

いかにも、「俺は権力です」を体現したような身体だった。

俺はこれからこんなやつらの下で働かなきゃいけねえのかと思った。この半年学んだのは何だったんだと思った。

んで、それでも我慢してやってみようとしばらく過ごしてみると、よりその地獄みは鮮明になった。

一年のうち3分の1ほどが、草刈り車両整備・消防点検やらお偉いさんの来訪前などに頻繁に行う寮の清掃・持ち回りの風呂掃除警衛などに費やされる。

さらに、これは駐屯地によると思うけど、俺のいたところは糧食班もあって、食堂で飯作りと配膳を3ヶ月ほどの持ち回りで担当する(対象陸士)。

よって、訓練や体力づくりに精を出すのは一年の半分を満たない。当然毎日定時。通勤1分。

長靴磨きとか迷彩服アイロン掛けとか定時外にやることはあるけど、隊長の半長靴陸士の間で持ち回り、それも一番下の立場の時だけなので、自分の下が来ればそいつらに引き継いでやらなくなる。自分の半長靴イベントがあったとき磨けばいいくらいだし、迷彩服私物って言ってアイロン掛けの要らないタイプを買ったり貰ったりしてたから、やっぱりイベントで官給のやつを使うときしか掛けなかった。

ついでに、たまの訓練で遠征するとなると、7tの荷室で人員輸送されてる最中は密閉された幌の中で何人もがバカスカ煙草を吸いまくる。煙草を吸わない俺にはそれが無茶苦茶辛く、かと言って指摘すればたちまちエース(笑)扱いになる未来が見えていたので、繊維が肌に刺さるほど質の悪いカーキ色の官給毛布で顔を覆って耐えるしかなかった。さすがに今はそんなことはないと思いたいけど。

自衛隊車両運転免許を取りに行くとか、観閲式の準備対応とか、あとはさっきの糧食班とかは、普段部隊から離れてかつ自由時間が大幅に増えるので「おいしい仕事」と呼ばれていた。駐屯地の中にクラブという名の安っぽい飲み屋があって、酒を飲まない俺でも週に2日くらい連れて行かれた。

そんなわけで、大体の人は教育期間とのギャップから怠惰になる。怠惰にさせられてしまう。だから大隊長に限らず太ってる奴らは多い。

こっからは完全に自慢になる。

俺はそんな怠惰環境が嫌でしょうがなくて、体育学校に行きたいと思った。ほぼ帰宅部人生教育期間もほぼビリケツの筋力だったんだけど、幸い持久力だけは人並み以上にあったので、かなり頑張れば3000m(5000mだったかな?)走の資格に手が届きそうだった。

ちなみに、カナヅチだった俺は駐屯地内のプールでシンスプリント治療がてら練習しまくった結果遅い遠泳ならできるようになったけど、立ち泳ぎができなかったのでレンジャーはハナから諦めてた。

とにかく、2年弱走りまくっていたら、3000mの歴代中隊記録を更新して、さら大隊内で一番体力テストの成績が良くなった。2年弱の間に糧食班にいた期間の自由時間とか自衛隊内の教育とかを使っていくつか資格を取った。そんなこんなしてたら件の大隊から表彰状を貰った。この場で破り捨てたらどうなるかなと思った。

もう少しで体育学校に行けるというタイムまでこぎつけたところで、別にやりたいことができた。体育学校に行くのは良いけど、現役を引退した後も自衛隊にいるとまた空気を読むだけの怠惰生活が始まって面倒そうだとも感じたので、2任期目の途中で退官することに決めた。

半年ほど前に申告したにも関わらず、結構直前まで揉めた。まあ任期制隊員なのだからある程度は仕方ないんだけど、なんか中隊長を納得させるためか会社事業計画個人版みたいなものを作らされた記憶がある。1年後にこういうことをして、3年後には海賊王に俺はなりますみたいなやつ。

今はこんなご時世だし多少は改善されてると思いたいな。

えっと、ほんとにめちゃくちゃ長くなった。何が言いたかったんだっけ。

とにかくだ。洗脳って言葉を使うのであれば、教育期間は俺にとって洗脳でもなんでもなかった。当然咄嗟には受け入れられない出来事もたくさんあったけど、それは、「人を守る仕事」という前提と、当時の時世ということで鑑みれば納得できた。

しろ教育が終わってからの方が、耐性のない、考える力のない人は洗脳されやすいと思う。それくらいにあの場所怠惰だ。その「人生楽勝な感じ」に大半の人が流される。騙される。

そんなんじゃ人は守れないからと、一部の「強い」人たちがその人たちなりに必死こいて、あの組織を「人を守れる組織」としてなんとか保っているのが実情なんだと思う。当然この場合の強さってのは権力でも、武力でもない。精神的なタフさと、ひたすらな良心だ。

断っておくけど、「だから俺は強いんだぜ、すげえだろ?」がやりたいんじゃない。俺はむしろ弱い。あの組織怠惰に抗い続けることができなかった。さっきは自慢話にしたけど、その場その場の怠惰に流されたことも何度もあった。

居続けることで結果的に「弱い」人間になる。そんな場所になってしまっているということが、あの組織の悪いところだと俺は思うよ。

大切なのはいつでも、考え続けることだ。

別に自衛隊に限った話じゃない、普遍的な話だ。

2022-10-01 15:20 小変更

2022-10-01 15:34 小変更

2022-10-01 23:17 ブコメ返信追記

学校もそうですが世間の目が届きにくく指導者管理者裁量が大きい場所下の人間への扱いの振れ幅が大きくなり信じられないようなことも起こりますどちらの話も嘘だと断定はできないと思います

信じられないようなことが起こりうるというのはほんとそのとおり。

まあもう身バレしてもいいかなと思ってるから言うけど、当時俺が在籍してた駐屯地で、教育隊の幹部が新入隊員たちに爆薬を食わせる事件があった↓

https://ja.m.wikinews.org/wiki/%E9%99%B8%E4%B8%8A%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%AE%E4%BA%8C%E7%AD%89%E9%99%B8%E5%B0%89%E3%81%8C%E6%96%B0%E4%BA%BA%E9%9A%8A%E5%93%A1%E3%81%AB%E7%88%86%E8%96%AC%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%95%E3%81%9B%E3%80%81%E9%9A%8A%E5%93%A1%E3%81%8C%E8%96%AC%E7%89%A9%E4%B8%AD%E6%AF%92%E3%81%AB

俺の言うことを信じろと主張するつもりは毛頭ないんだけど、「神と虫」の件に関しても時期によっては事件扱いになっていておかしくないので、調査のためにもう少し具体的な情報元増田には尋ねたい。

2022-10-02 08:02 ブコメ返信追記

人は自分が都合の良い用に考える。日々、警察不祥事批判しているニッポンリベラルは、なぜか「AED女性に使って良いか問題では、警察100%理性的に行動し、AED使用者逮捕するはずないと信じる人が多い。

人は自分が都合の良い様に考える。そうだね。

考えるとき自分のそういう偏りを常に意識する。

ついでに。

別に情報拡散だとか発言の際に絶対に失敗すんなって言ってるわけじゃなくて、そりゃみんなもっと慎重になるべきじゃねとは思うけど、うっわ失敗したーと感じたら無理に軌道修正しようとせずに素直に認めてアップデートすりゃいいんだよ。

それが考え続けるってことだと俺は思ってる。

ニッポンリベラルという言葉が具体的にどういう思想の人たちのことを指すのかちょっと調べた限りではよく分からんのでここでは触れない。

2022-10-02 08:19 ブコメ返信追記

真偽は判らんけど、増田元増田とでは、一回りくらい世代が違うかな~て印象は持った。

元増田の言ってる経験がたとえば2020のものか、1980年のものかで、その情報を受け取る側の印象はだいぶ違う。

俺の書いた経験だって今の自衛隊には当てはまらいかもしれない。

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