「子供の授業参観への参加者が母親ばかりだった。おかしい。男性ももっと育児参加すべき。」という主旨の記事を見て、こういう主張がメディアやSNSで目に着く機会増えたよなと改めて感じた。
男女平等の流れは私自身かなり恩恵を受けていると思うし有難いなと思う一方で、
いつも批判の対象として男性の意識や会社の制度ばかり槍玉に挙げられることに違和感がある。
私の通った女子校では「女の子が浪人覚悟で良い大学目指すなんてあり得ないし必要ない」と考える同級生と保護者が多く、受験生の頃は何かにつけて肩身の狭い思いをした。
20代の今では「絶対主婦になりたいから、とにかく年収の良い男性を探す」という目標を持って婚活に励む友達が結構な数いる。実際、年収の高い旦那さんを捕まえて自分は主婦としてアフタヌーンティーママ会をしたり育児に励んだりする様は、一部の女性にとっては「勝ち組」と思われる姿なんじゃないだろうか。
どんなに一部の女性が平等を世間に働きかけていても、その理解が社会に得られてきたとしても、当事者側に現状を有り難く感じ目標にまでしている層が多くいる限り、都合がいい話にしか聞こえず逆に男性が男女不平等を感じることにはならないのだろうか。
私たちが女性として男女平等を訴えるのであれば、社会や男性の理解を得るだけでなく、当事者である女性たちの意識も一緒に変えていく必要があると思う。
そりゃ男性も環境が許すなら喜んで授業参観も行きたいでしょ。文句があるなら「私も家計支えれるし、給料多少下がってでももっと休み取りやすい会社に転職しちゃいな!」って言えるようにならないといけない気がする。
絶対主婦になりたいって人ら、職場でのパワハラやセクハラやマタハラを回避したいってので ユートピアみたいな職場なら働きたいという意思があるなら 卵が先か鶏が先かなんだよな。