はてなキーワード: らくbとは
女性向け界隈で謎といえばこれだったりする。今だと呪術廻戦。ちょっと前だと鬼滅の刃。コナンは息が長いと思う。
女性向けというといろんなマナーとかルールとか多くて厳しいというイメージなんだけど、なぜか少年誌の作品をエロBLにしたりする。
刀剣乱舞とかヒプノシスマイクとか「女性のための作品」があるからそっちを描けばいいと思うんだけど、根強く少年誌はエロBLにするのに強力な求心力がある。
男はどうなんだよと言われると男性向けエロも女性向けエロBLと変わらない。昔はセーラームーンからカードキャプターさくらから少女漫画がエロ同人になってたりした。
ただ男性向けは10年20年ほど、ラノベ原作とかきらら系原作がアニメ化してた時期があって、その場合、原作者がエロ同人に詳しくて「ご存じですよね?」という状況でなんとなく緩い感じだった。
プリキュアは「大きいお友達」の存在を認識して、彼らにウケるかどうか?も作品のなかでコントロールしようとしている。
一方で少年誌の作者はおそらくBLエロになってるとかあまり想定してないと思う。これがBL界隈の危ないところだと思う。
BLの作法なんて知らない原作者の作品をBL化するというのは想像だけど結構な暴力的なことのようにおもう。
男性向けが原作者が趣味で二次創作エロを描いてて、その原作者の作品がアニメになってエロ同人になって・・・とぐるぐるサイクルが完成していたように思う。
「BE:FIRSTが大嫌いになりました!」V6ファン、Twitterの“タグ”に「バカにしないで」と不快感あらわのワケ
https://www.cyzowoman.com/2021/11/post_365644_1.html
「音楽チャート・Billboard JAPANのサイトで発表されるランキングでは、Twitterのツイート回数などのデータも順位に反映されるといいます。BE:FIRSTファンはTwitterを通してグループを宣伝しつつ、Billboardにもランクインしようと意気込んでいたのでしょう。そんな中、『Gifted.』のMVが解禁となる11月1日は、V6が解散する日でもあるため、一部ファンは『Twitterのトレンドに乗せるよりも、ここは配慮してMVの再生に注力したい』『V6さんにトレンドを埋めていただきたい』と発信。V6のためにBE:FIRSTに関する投稿は控えようと呼びかけたんです」(ジャニーズに詳しい記者)
その後、11月7日頃になって、あるTwitterユーザーがBE:FIRSTファン(BESTY)へ“お礼”をしようと投稿。V6の解散日にツイートを控えてくれたことへの感謝とともに「#V姉さんより感謝を込めて」とのタグをつけたところ、リツイート数は3,000件を超えた。
これをきっかけに、一部V6ファンが「V6最後の日へのお心遣いに泣いた。お礼に『Gifted.』もダウンロードしました! #V姉さんより感謝を込めて」「BESTYさん配慮いただきありがとうございます。デビューおめでとうございます。#V姉さんより感謝を込めて」「V6とV6ファンのためにご配慮いただきありがとうございました。BE:FIRSTデビューおめでとうございます #V姉さんより感謝を込めて」と投稿する動きが見られたが、ほとんどのV6ファンは困惑していたようだ。
「そもそも、V6ファンの間で『V姉さん』なる呼び名は浸透してないので、反発の声が上がったんです。『V姉さん、って何? 勝手にタグ芸するのはいいけど、巻き込まないで』『#V姉さんより感謝を込めて、ってタグ、気持ち悪い。V6ファンがいいように使われてる。バカにしないで』『タグ芸によって、「V姉さん」とかいうワケのわからない架空のファンネームが広まったのがしんどい』など、ネット上では不快感をあらわにするコメントが続出しています。なお、『#V姉さんより感謝を込めて』タグの発起人はV6ファンかと思われていましたが、アカウントを削除したようで、10日時点で『このアカウントは存在しません』と表示されてしまいます。おそらくBE:FIRSTファンが、“ツイート数稼ぎ”のためにV6ファンになりすましたのでしょう」(同)
「BE:FIRSTが大嫌いになりました!」と怒りあらわ
Twitterのツイート回数はBillboardのランキングに反映されることから、「V6ファンに恩を売って、BE:FIRSTのことをツイートさせようとしたってことね。Billboard対策か! BE:FIRSTが大嫌いになりました!」「“お礼”と称してビルボ対策でタグ芸してきたのか。そのためにV姉さんなんて名前まで作らないで」と、“からくり”を推測し、怒りをあらわにするファンも見られる。
およそ1ヶ月前、B男と他愛無い話をLINEでしていた時に、誕生日が祝日だったが、オリンピックで移動になった、と教えられた。
「そうなんだ。それじゃ19日が誕生日なの?」
「ふーん、そしたらお祝いしないとね」
少なからず好意を持ってる相手からお祝いして欲しい、と感じられる言葉にA子も満更でもなかった。
日にちが近づくにつれ、何をあげるか、何が喜んでもらえるか、考える時間も増えた。ただ、あげ方に少し問題があった。
A子とB男は住んでいるところがかなり離れている。このご時世、直接会って渡すことも難しい。知り合ったきっかけはゲームのコミュニティの関係であったこともあり、住所を聞き出すのも気が引ける。
A子は考えた結果、B男にショッピングサイトのほしい物リストを作ることを提案することにした。
「B男が欲しいなって思うものリストに入れて、その中から特に欲しそうなの選んで送るのはどうかな?それなら個人情報とか漏れないし。何が届くかは当日のお楽しみ」
「わかった。それじゃ作ってみるよ」
どんなものを欲しがるのか、全部はあげられなくても今後の参考にもなる。A子はしばらくB男からリスト共有されるのを待ってた。
そして今日の0時にいたる。
「誕生日おめでとう!」
「うん」
本当なら当日届くようにしたかった。何度か、リストどう?と聞こうとも思ったが、押しつけてしまう気がして結果当日までうやむやになってしまったのを、A子は少し後悔していた。
「忘れてた」
B男からの返信にA子は驚くとともに、心臓の奥がずんと重くなる感覚を覚えた。
「今、色々余裕がなくて」続いた言葉に、しょうがないと言い聞かせながらA子も文字を重ねていく。
「そっか。負担になっちゃったら元も子もないもんね。無理しなくていいよ」
「うん」
「せっかくのお祝いだから、なんか少しでもワクワクした感じであげられたらよかったけど」
一度、やるきのなくなったB男は対象のことに着手することはほぼないことを知っている。リストは諦めてギフトコードをあげることにした。
現金な渡し方になってしまうが、それでも何かお祝いを形にしたかった、なによりB男に少しでも喜んでもらいたかった。
「これで好きなものとか欲しいものとか買ってもらえたら。B男にとって良い一年になりますように」
しばらくして、ぽんと、メッセージの通知音が鳴る。
どんな反応かな、と期待しながら画面を開く。
続く言葉は何もなかった。
A子の顔は見えない。
-
推しを攻めにすると、書く同人誌が全て”ぼくの考えたかっこいい推し”になり、最高です。
そして、ふと気づきました。
-
-
推しはアイドルゲームのアイドルなんですが、低身長で童顔で、公式で女装した経験もあり、ぶっちゃけカワイイです。好き!
推しがカワイイと何が起こるかというと、ツイッターでみんな「⚫⚫は受け!」と言うのです。
わたしも(逆カプが読めるタイプの腐女子なので)、まあそうだよなー可愛いもんなーくらいにしか思っていなかったのですが、
2年間毎日推しのことばかり考えすぎたせいで、推しをもはや自分のように考えてしまう瞬間があり、
「自分が推しだったら受けって呼ばれるのモヤつくな…」と思いました。
(わたしの推しはファンからのどんな目線にも100パーの笑顔で答えてくれる最高のアイドルであることは書き添えておきますが…!)
-
-
-
1つ目。
「⚫⚫は受け!って言い方、
ま⚫こ!と呼んでるのと変わらなくないか。」
-
仮に自分が他人から不特定多数とのセックスの関係性を勝手に空想されたら結構嫌な思いするよな…。
-
ただ、わたしも推しを攻めにして初めてこの「受け」呼ばわりの気持ち悪さを感じたので、
おそらくBL愛好者たちはキャラクターをそう断ずることに痛みを伴わないんですよね、、。
BL愛好者が口にする「受け!」は、
(自分の経験からそうだと思っているだけで、BL愛好者の全員がそうとは限らないです)
-
-
2つ目。
「推しが受けと呼ばれるのは嫌だけど、推しが攻めと呼ばれるのは嬉しいわたしは、
わたしのこうした態度も、ホモソーシャルを擁立する態度のひとつなのではないか」。
-
そんな自分が、男性社会に憧れる弱者でしかなく、男性の優位性を賛美しているように思えて、
すごく気持ち悪く感じました。
-
単純に気づけてよかったとこなんですが……。
-
-
-
私も例えば「運動部のこと攻めの代名詞だと思ってる」とか言うときはあり、
そういう強い言葉で言い切る会話は大概楽しい、ので、切り離しがたくもあります。
「くすぐられて泣いちゃう⚫⚫くんは受け」
「⚫⚫くん攻め大手なのわからん、線の細いお姉さんお兄さんは受けだろ」…
-
”受け/攻めという役割にふさわしいものとして大別される要素の分類”のつもりでしたが、
仮に何人もの自分を見ている人に自分=セックスのとき女役/男役と言われるとしたら…と考えると、
いやでした。
-
個人名に性行為時の役割に由来するカテゴリをつけるのを避けたい……
-
と、思ったのですが。
-
でもわたしにとって彼らの左右がこっちであることは重大なので書かざるを得ず、、ウウン、、。、
みたいな葛藤も抱えました。
-
低身長年下童顔(女顔)お料理上手×高身長筋肉質塩顔いざってとき頼れる男
みたいなカップリングなので、
いわゆる逆カプがとても多いです。
BL二次創作を好む者の多くにとっては、受け攻めが異なる時点で別のカップルになります。
-
どうしても、A×Bって書きたいんです。
もしもB×Aしか好きじゃない人がA×B表記のないA×Bを読んだら不愉快になるだろうし、それを理由に攻撃される。
だって、A×Bであることは、わたしの愛するふたりが恋し合って見つけた大切な関係性だから。
-
わたしが冒頭に
「推しを攻めにすると、書く同人誌が全て”ぼくの考えたかっこいい推し”になり、最高」と書いたように、
「攻めの⚫⚫くんだけが好き」「受けの⚫⚫くんしか見たくない」
は確実に存在するのです。
-
受けとか攻めとかの呼称を左とか右とかに言い換えても本質は変わらんし……。
どうしたって、確立してしまったBL的な自分の好みがある以上、
「⚫⚫は攻め」「⚫⚫は受け」
の洗礼を逃れることは出来ないし……。
-
もう腐ってしまったことを無垢だった己の魂に謝罪しながら生きるしかない……。
-
なんかこういう感じ、
みなさんには伝わりますか……?
めんどくさい捉え方すんなって話でもあるのでそろそろ終わります。
-
そういうモヤモヤでした。以上です。
-------
補足
言葉足らずだったのでいちおう補足に来ました。
この記事の受け取り方は人それぞれだと思うので、
-
「他の人が」「そのキャラがそう認識されている状況を気持ち悪がるから」「他の人を不快にさせないためにやめたい」んじゃなく、
「わたし自身が」「他人にそういう言葉を使うことに無配慮な自分が気持ち悪いから」「自分の使う言葉に痛みを持つためにやめたい」
という話でした。
-
https://anond.hatelabo.jp/20200720035318
感想件数の多い富豪さんもあんまり(とびあがるほどは)うれしくなさそうだとしたら、こう↓いうことだろうとおもっている。
この記事のもともとの元増田はご自分で消し逃げされちゃったんで私もおぼえておりませんが
いかに感想のコントロール性を認識しておくべきか、みたいなことを書いていたんではなかったかな。
========
結論から先にいうと感想文ってのは結局読んだヒトのためにあるのよ
プロ意識があって御飯(=同人商品)作ってるヒトの喜ぶことを喜ぶ順にあげる。
A.めちゃくちゃ売れるのが嬉しい。または無料なら閲覧が万、10万となるとうれしい。
B.ありきたりな感想がうれしい。
つくり手の大部分は「こう読まれる。こう噛み砕かれてこう消化される」ってのが99%予想がついてる。
そしてそれを追認する形で「おいしかったのでまた買います」程度のありきたりな感想が「多数」くることを喜ぶ
ところが同人の一部は全く同じプラットフォームにいながらプロ意識なくてつくってる。そうなるともらってうれしい感想が逆になったりする
C.「こんな変わったものを作ってるヒトがいるとはおもいませんでした。わたしはあなたと全くおなじ味覚です。よくマズいといわれますが最高においしいですよね。友達になってください」
B.ありきたりな感想
なので相手の意識が読めない段階で最強に万能な感想はB「おいしかった。次のが出たらまた買いますが強制はしません、お体に気をつけてお過ごしください」というありきたりなアレなのである。
なおオパ島がやってるのはおそらくBにすこしCくらいのことなんだけどそれがたまたま今の王道カプで人数多いジャンルだから目立つだけだと思う
・だが女子高だからなのか、本人にその自覚はない。「そんなわけがあるか」と思って悟られないようにBさんと仲のいい女子たちに聞いてみたが、どうもBさんは本気で自分が美少女であることに自覚がない。
これがあり得ないので、そんな非実在人物を例えに出されても意味が分からん
男子がうんこちんちんしか考えていない歳でも、女子はずっと自分の美醜を気にしてるからな
それに「顔しか取り柄のない女は顔を武器にして金持ち男捕まえて結婚が安泰」ってのも
非実在だろうが何だろうが例えなんだからそういう設定で考えろ、というなら
高校生にもなってそういう事を本気で分からないなら、恐らくBさんは何らかの(知的・発達等の)障害があるので結婚は困難だと思うし
BBCのThe Future of Sex? | Sex Robots And Usって番組の感想をまとめたtogetter (https://togetter.com/li/1280736)で、欧米社会が日本を批判しているという風にまとめられてたんでyoutubeの反応を見たが、欧米が批判と言うよりも日本と同じように批判してる人も批判していない人も同じようにいた。
https://www.youtube.com/watch?v=kGTI2_O9v_Y
なんで海外(youtube)の反応の、日本に関係するコメントの一部をまとめてみた。
結論:
職場の先輩がうぜえええええええええ
同じ職場をメンヘラになって辞めた相談女と年の差婚(20才差)したのが自慢で自慢でしょうがないらしく、何かと相談の体で寄ってきてまとわりついてくる
ヒマなら一人でヒマつぶししてろよ人を巻き込むなよ俺みたいにネットサーフでもしてろよ黙ってろよ席についてろよおとなしくしてろよ
社長夫人に嫌がらせされて辞めた相談女は実家が怪しい商売をしていて、周囲の風評やら実家のある地域から考えてもおそらくB
先輩はその義実家の怪しい商売を継ぐ形になって弟子入りして相談女との結婚に至ったらしいが
先輩が前に付き合ってた職場の女も15歳くらい年下だったので、正直普通にその趣味が気持ち悪くて仕方ない
相談女は上にたてついて辞めたような形になったので、それとつるむ先輩も厄介払いされかけている
相談女の家の怪しい商売も蛇蝎の如く嫌われていたので、もう“感染済み”“奴らと同類”とでもみなされているらしい
条件の悪い転任の話を急に振られて、悲劇の主人公ぶって悲愴ぶって悩むフリを見せているのが視界の端ですら鬱陶しい
「詳しい話を聞いたら転任が確定してしまう」と言ってまともに社長に話も聞きに行かない
いやお前ヤバイ家のメンヘラの膜ぶち抜いた時点で未来確定してんだよ、今さらお前の決断で何も変わりゃしないんだからグダグダ演技を続けるなよ
もういい歳なんだからヤバイ家のメンヘラの膜ぶち抜いてタダで済まない事くらいわかんだろ、てめえのの責任くらいてめえで考えててめえで取れ、ああ鬱陶しい
おそらく増田にいるほとんどの人には理解しがたいことだと思うけれども書く
ご存知の通りBLというのには攻めと受けというのがあって、それらは簡単に言えば少女漫画のヒーローとヒロインの役割を果たしている。
でも少女漫画にも様々なヒーローとヒロインがいるようにBLにも様々な攻めと受けがいる。
少女漫画ならばくっつく二人の性別でヒーローかヒロインかを見定めることができるけれども、BLではそうはいかない。ではどうやって攻めと受けを決めているのかというと、セックスだ。セックスでつっこむほうが攻めでつっこまれるほうが受け、そう決めているわけだ。これほどわかりやすいこともないと思う。明確な基準があるのはいいことだ。トラブルを産まないし、pixivでのタグ付けに困ることもない。
この世には単純なヒーローヒロイン以上の性癖が存在してるのに女性向けには全然その性癖タグ付けがされていない!!!!最後まで読まないとどんな性癖が飛び出してくるのかわからない!!!!!R-18 攻め×受けとしかタグ付けされてない作品なのに最後の最後で受けが「次はオレが攻めにつっこむ番だぞ」とか攻めが「受けの童貞はオレの尻で卒業させてやるからな」とか言いだしたりする!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!
こういった作品に当たったときの私の悲しみはS女×M男物を読んでいたはずなのに最後に女がちんぽに負けてしまう男性向けを読んだとき以上だ。
でもこれらはまだいい。なぜかというと、明確に説明不足だからだ。これらの描写は攻め×受けの法則に反している(いやまあ口に出しただけで実際つっこんでないからセーフと言えなくもないけれども、ほとんどの場合ではアウトとみなされるし、注意書きがなければ不満が出ることが多い)。
もっとややこしいのは、いわゆる百合ホモだ。百合ホモって言うと百合好きにぶっ殺されてしまうので、ここでは受けBLと言う。受け同士のBLだ。
BLでの攻めと受けっていうのはおそらくBLに触れていない人からすると想像以上に男女の役割に当てはめられている。攻めは男らしく、受けは女らしく。攻めは外に働きに出て、受けはお家で家事洗濯。ともすれば今の普通の少女漫画よりもはるかに旧時代的だ。…という説明が当てはまったのは少し前のBLだ。今のBLの攻めと受けは、上で書いたように、多種多様だ。受けが働きに出て、攻めが家事をする。そんなBLもあるんだろうきっと(私の趣味ではないから見てないけど)。「受けすぎて逆に攻め」「攻めすぎて逆に受け」なんて言葉もよく見る。ようするにかわいい男の子攻め×男らしい受けというわけだ。
別にその趣味が悪いってわけじゃない。ガチムチ受け上等だ。問題はそこではなくて、書いている人がその攻めと受けを、受け同士的(百合的)視点で見ていることがあるのにも関わらず、その注意書きがないことだ。上で書いた通り、攻めと受けは男女の役割が当てはめられている。特にセックスの場面ではそれは顕著だ。ヒロインがヒーローのケツにつっこみたいと思うことがないように、受けは攻めのケツには興味を持たない。ヒーローの乳首に興味を持たないように、受けも攻めの乳首に興味を持たない。モブ男は受けを狙うことはあっても攻めのケツを狙うことはない。攻めと受けっていうのは、要するにそういうことだからだ。
でも攻めや受けの趣味や個人の性癖が様々になっていくにつれ、そこの境界線が曖昧になってきた。攻めが受けよりも激しく喘ぎだしたり、受けが攻め乳首に興味を持ち出したり、攻めが突っ込んではいるものの受けのほうが優位そうだったり。一応突っ込む方突っ込まれる方という攻め×受けの基準は満たしているものの、受け同士っぽかったり、むしろ逆っぽい作品が増えてきた。種類が増えるのはいいことだ。多くの人の性癖を満たしてくれる。一種類しかないエロ本よりも百種類のエロ本がある世界のほうが素晴らしい。
でも注意書きやタグ付けをしてくれよ!!!!!!!!!!!!!たとえ攻めが受けのケツに突っ込むだけだとしてもモブ男が攻めのケツを狙う描写があったりとかするならせめて注意書きをしてくれ!!!!!!!!!!!!!攻めが過去に男に掘られてる描写を入れたいのはわかった、でも注意書きだけは忘れないで!!!!!!!!!あと受けBLも!!!!自分が攻めと受けを受け同士っぽい視点で見てるっていう自覚があるならお願いだからそういう注意書きをしてください!!!!!!!!!!!自覚してない人は今すぐ自覚して!!!!!!!!!!!!!!
あとよければタグ付け!!!!!!!!!頼む!!!!!!!!!!!タグ付けさえしてくれればタグミュートできるし興味ある人はすぐに検索できるから!!!!!!!!!!!!!!!
友人Aから、先日友人Bに会ったときに「誰が好み?」と、Bの中学の卒業アルバムを見せられたという話を聞いた。
「芸能人の中で誰が好み?」なら分かる。
かつての同級生とはいえ、今の自分達とは一回り以上も年が違う人達の写真を見せて「誰が好み?」はありえない、と思った。
以前からBにたいして、学生時代の感覚のままなのかなと思うことはあった。
おそらく、というのは、本人が直接そう言ったわけではないからだ。
Bが仕事の話をしたことはないし、以前「今、仕事しているの?」と聞いたときは曖昧に笑って何も答えなかった。
だから、私とAは、Bが働いたことがないのではないかと思っている。
Bが携帯電話を持っていないため連絡するのが億劫になり、会ったときも自分からするのは学生時代かテレビの話ばかりのBと合わないなと感じたためだった。
Aはそのことを知っていたけど、それからも私とBに連絡をしてくれていた。
そんなAと先日会ったが、Bには声を掛けなかったらしい。
「もういいかなと思って」とAは言った。
車を出してもらって当然、というBの態度がきっかけとなって「仕事もしてないし、免許を取りに行こうともしない。自分では何もしようと思わないんだな」と感じてしまったということだった。
・AとBは揉めて10年以上経つ。
・Bの奥さんの方は精神的に参る直前だった。今でもAとの経緯を話そうとすると、泣き出し、やや取り乱す。
A曰く
・近所で空き巣が入ったが、あれはおそらくBだ。車を見ればわかるが、貧乏だから。
・帰宅後、B家族がみな帰宅するまで警戒しなければ、何をされるかわからない。
→その結果が防犯カメラ数台。
→なぜそんな属性を知っているのか。
・世界有数の企業に長年勤務する自分と頻繁に転職するBではどちらが信頼するに足りるか明白ではないか。
・夜勤や妊娠中の人間には配慮しなければならないのに、この近辺の母親はそれができない。
ネット民戦慄! 表現の自由を脅かす”ゾーニング破り”とは? - トゥギャッチ
非実在腐女子エリコちゃんに(物陰から)説教をかまそうとしたり、その勢いで著者である小野ほりでいさんに(物陰から)因縁をつけたり、ちょっと前に大炎上した痴漢関連の話を思い出したりするエントリである。
追記:くっそ長いです。制限オーバーして最後にトラバにはみ出すくらい。
冒頭にリンクした記事では「エリコちゃんがTwitterに投稿したBL風の二次創作マンガが炎上する」という事件から
ここで、腐向け二次創作画像のツイートが炎上したエリコちゃんはこう言っている。
(エリコ) でも、プロフィールでちゃんと注意書きしたのになんで炎上したんだろう?
(ミカ先輩)こういうネタのゾーニングは、リツイートにリツイートが重なってぐだぐだになっちゃうからね。
(エリコ) ゾーニング?
(ミカ先輩)ゾーニングというのは、情報の発信者や仲介者が表現物を「見たくない人・見せるべきでない人」にまで行き届かないよう配慮したり工夫したりすることよ。
ここでは、「エリコちゃんはプロフィールに『腐向け二次創作注意』『18歳未満の方の閲覧はお断りします』って書いて【ゾーニングをしているはず】」で、それが「RTによってぐだぐだになった」という見解で書かれている。
そもそもTwitterというのは、「発言ひとつひとつがTLに流れていく」前提のツールではなかっただろうか。
とくにRTされた発言は、いちいち「この人はどんな人か」を確認するすべなどない。
「この人はどんな人か」から切り離され、発言だけが一人歩きする。Twitterはもともとそういう特性を持ったツールだ。
ようするに、「鍵なしでやってる以上、プロフィールの注意書きが読まれる前に発言だけ見られるのは当たり前のこと」である。
なんぼプロフィールに「腐向けだから注意してね」って書いてましたよ、と主張しようが、Twitterというツールの特性上無意味に終わる可能性は高いのだ。
そういう、かなりの勢いでほかの事を犠牲にする作業を受け手にさせるのって、
「ゾーニングしてた」って言えるんだろうか…?
それは「目をつぶってれば見えないでしょう」と同じではないんだろうか。
この記事後半では、悪意の第三者である「ゾーニング破り」という人の存在が提示される。
まあ、古くからある言葉で言えば晒しだ。晒しするような人そりゃあ厄介ですよ。
悪意からRTするような人最悪ですよ。そうだそうだ!怪人ゾーニング破りがみんな悪い!!
そうだろうか。
昔エイズ検査促進CMのキャッチコピーで、「カレシの元カノの元カレを、知っていますか」というのがあったが、それと似ていると思う。
私たちは、「フォロワーのフォロワーのフォロワー」のことまでは知らない。
エリコちゃんのTLにいるのは、彼女のプロフィールを読んで了解したフォロワーがほとんどだろう。
そのフォロワーがエリコちゃんのイラストを好ましいと思い、RTしたらそのフォロワーにつながるだろう。
だがその先は?
BLなんて反吐が出るほど嫌いなファンとつながっている可能性は。
二次創作イラストが「嫌いな人、望まない人、見てほしくない人の目にはいる」可能性は、怪人ゾーニング破りのような「悪意ある第三者」よりも、そういった「好きだと思った善意の人」からの可能性のほうが高いのではないか。
その意味で、Twitter上でのゾーニングと言うテーマを扱うとき、「ゾーニング破り」という悪意の存在だけに焦点を絞るのは片手落ちだと思うのだ。
これは腐向けだけに限らない。多くの「不適切な」ものに共通である。
少し横道ではあるが、二次創作BLのゾーニングについてはもうひとつ厄介な問題が付きまとう。
「男女恋愛の二次創作と、BLの二次創作は同等のゾーニングでいいのか?」である。
これについては本当に腐女子間でも各々の思想があるから一概には語れない。
数年前までは「キャラを勝手にホモにした妄想するなんて異常だよ。異常性癖は隠すべき」なんて言い回しが腐女子間の「マナー」として語られていた。
上記の言葉がすんなり受け入れられる人も今もいるかもしれないし、
「いや、ホモが異常って言ってるわけじゃないから、女の私がホモを妄想することが異常って言ってるだけだから」と言う向きもあるだろう。
ゾーニングについても、
「男女恋愛より嫌がる人が多いんだから、BLのゾーニングは男女より慎重になるべき」という向きも、
「同性愛描写のタブー視に加担するのは嫌だ。男女恋愛と同等のゾーニングで十分」という向きもあると思うし
「いや、っていうか男女二次がゾーニングに無関心すぎるでしょ。BL見習って、エロや人を選ぶ絵は見えないようにしろよ」って人もいる。
個々の考えについてここでは意見しないけれど、問題のややこしさについてはお分かりいただけると思う。
腐女子の一部は、しばしば他者の作品、嗜好に対し激烈な拒否反応を示すことがある(「地雷」と呼ばれる)。
それを「見たほうが悪い」で済ませるかどうかについても、腐女子間では議論百出である。
対外的にも、対腐女子的にも色々な問題に悩みながら、ためらいながら、己の安寧と衝動と、自分の絵を広く見てほしい気持ちと、見知らぬ他者の平和の狭間で揺れ続けるのがゾーニング問題なのだ。
エリコちゃんはこういう。
なにがいいたいかっつうと、いろいろ我々もフクザツなのだ。
長々語ったが、ぶっちゃけ多くの腐の感覚はミカ先輩とエリコちゃんが以下に言うとおりだとは思う。
(ミカ先輩) でも怒られて嫌な思いをするのは結局こっちだから、どういうふうに工夫できるか自分で考えないとね。
…(中略)…
(ミカ先輩)まあ、そのへんの基準は人によって違うけどね。
ただ、気をつけないと怒る人は内外にいるってこと。
(エリコ)私は怒られたくない。
その通りである。怒られたくない。
ゾーニングに対する意識は前述のように多岐にわたる。単純に考えの足りない人もいるかもしれない。
だがしかし、きほんてきに、静かに暮らしたいのだ多くの腐女子は。
実際のところ、腐女子界隈で多くとられている措置は、さらに以下のようなものがある。
①「不適切な画像を含むものとして設定する」にチェックを入れる
②「表垢」と「裏垢」を使い分ける
③privatterなどの外部サービスを利用する
①はTwitterのデフォルト機能である。受け手が「不適切な画像を表示しない」設定にすることにより、サムネイルの表示にワンクッションはさませるもの。
ただ、おそらくBLは見たくないけど男女(or百合)のエロは見たいぜ!って人は不適切な画像も表示させている可能性が高く、「設定してないおめーが悪いんだろ」という理論は成り立っても自衛としては不十分とみなされることがある。
②は、鍵をかけておらずイラストも過激なものを投稿しない「表垢」を作り、主な交流や雑談をそこで行う。
そこで知り合い、年齢が確認できる人だけ鍵つきの「裏垢」フォローを許可する、という方法である。
BLっぽさがあきらかな作品やエロなどは「裏垢」に投稿することで、幅広い交流とゾーニングとを同時に行うのである。
③は、要するに「作品を見てもらうのにワンクッションはさむ」と言う方式である。
- Privatter - share your long tweets to your followers only
中でもプライベッターは、画像・テキストどちらも投稿でき、公開範囲を全体・ログイン限定・フォロワー限定・フォロー限定…などと細かく設定できるため、最近非常に好まれている印象がある。
「ログイン限定」は、Twitterにログインしている人なら誰でも見られるのだが、作品を見るためにprivatterをTwitterに関連付けするというワンアクションが必要になるため、ある程度「見たくない人の目に入ってしまう」事態を防げると目されている。
さて、長々と腐女子とゾーニングにまつわるエトセトラについて語った。
もしかしたら「いや、そういうディティールはいいんだよね。あの記事は『ゾーニング破り』っていうならず者を告発するのがメインでしょ?」とお思いの方がいらっしゃるかもしれない。
いや、そうなのだ。そう思う。
でも、正直、私は小野ほりでいさんの、「そういうディティール」を捨て去った記事が苦手なのだ。
ぶっちゃけこれが言いたい。すみません増田の癖に。しかも腐った増田の癖に。
小野ほりでいさんの「エリコちゃんとミカ先輩」記事は、よくネット上で話題のいろんな「微妙な問題」をばっさりと切る。
私も彼の記事を読んで「だよね!超納得、すっきり!よく言ってくれた!」と思ったことがある。
だがしかし。前述の「腐女子とゾーニング」問題のように、自分が当事者としてかかわっている問題になると、どうも読後のモヤモヤが残るのである。
記事の言ってることは、決して間違ってない。
けど、私が実際に見ている世界には、もっと細かくいろんな問題があって、その中でなんとかバランスをとろうとしているのだけどな…といいたくなってしまう。
privatterがどうこうとかそら興味ないだろうし、知らなくても彼の記事は正論として成り立つ。
でもさあ。でもさあ…
なぜ、細かいことはよく知らないのに、ミカ先輩は正論を言えてしまうのだろう。
それは、悪役を作り上げ、「名前をつけた」からだ。
前述の通り、ゾーニング問題は「善意の第三者」によって破られることもあるが、
このリツイートした森山ゴリ夫という人の「こういうのって気持ち悪くない?」というコメント…。
これは明らかに「見て不快に思う人に見せる前提」で共感を集めるためにやっている面があるよね。
ややこしいところを全部ぶっとばして、誰もが「わあこいつはどうよ」と思える悪役を持ち出す。
そして、その悪役に「ゾーニング破り」と言う名前をつける。
こうなれば、読んだ人間の気持ちは一致するのだ。そうだ、ぼくたちの敵は「ゾーニング破り」って名前なのだ。
どうして痴漢された話は「自慢話」になるの? - トゥギャッチ
痴漢問題について「自己責任論によるストレス隔離」という「名前」を掲げて切り込んだ記事も、
最後はこうなる。
そうだ。そうなんだけど、その通りなんだけど。
ネット上では、自分で好きで記事を読んでおきながらブログを読んで殴りかかってくる人もたくさんいる(私みたいに)。でも読んだ人がどう反応するかは自由だ。その倫理観は人による。
また、痴漢問題における社会的周知や認識の共有も進んでいるとは言いがたく、「無理やり聞かせる」と「なんとか一緒に考えてくれとお願いする」の境目はどこだって話もある。どこに不快を感じるかは人による。
けれどもそういうメンドクサイことは語られない。名前がつかないから。
そして、「自己責任論によるストレス隔離」という「名前」周りの事象だけが語られ、きれいにまとめられる。
でも、そっからが。
ミカ先輩よ、あなたが今丸めたそこからが、懲りずに炎上しくすぶり続ける本質なのではないか。
あなたは、そこを見ない振りして「キャッチーな名前」をつけ、そこから一点突破で論を構築する。
そして「これは正論」「すっきりしました!」と多くの人から賞賛を受ける。
あなたのつける名前はわかりやすく、理論にはそつがない。その問題に詳しくない人にもすっとしみこむ。
すっきりしたか?そうか?ボロッボロ大事なことが落ちてないか?
そして、これがいちばん引っかかる。
その、「すっきりしたキャッチーな名前」を得た人たちは、もうその問題を「解決済み」のフォルダに入れてしまうのではないか。
そして、問題の渦中で苦しみ続ける人を見て、「ミカ先輩があんなにきれいにまとめたのに、まだ苦しんでるのか。ばかだなあ」と思いはしないだろうか?
私が、小野ほりでいさんの記事をあまり好きになれない理由はこれである。
名前をつけてやる。
名前をつけて、それでその問題がすべて解決したかのような印象を(小野ほりでいさんの意思はともかくとして)受ける人がいる。
名前のつかなかった細かい細かい、しかし容易には解決しない問題は積み残したままに。
そして記事を読んだ人たちは、本質を理解した気分ですっきりして立ち去り、問題の渦中にいる人は苦しみ続ける。
今上で思いっきり批判したことを、自分でひとつやってみたいと思う。
性暴力、冤罪、男性の立場、女性の立場、男性差別、女性差別、都市の過密、労働形態、子供の保護…
痴漢問題を語る切り口は無数にあり、ひとたび話題に上るとそれぞれの人間がそれぞれの立場からそれぞれが気になる切り口について語るので、基本的に収拾がつかない。
11月はじめ、「痴漢されない女子の特徴」というエントリが大炎上した。
http://cild.hatenablog.com/entry/2015/11/05/072629 - 2015年11月5日 07:55 - ウェブ魚拓
例に漏れず私も大変なアンチになったので、上記リンクは魚拓である。
ところでこの記事に対する反応はすさまじかった。
老若男女を問わず、みながブログ主の性犯罪に対する無理解と、性差別意識を叩きに叩いた。
前述の通り痴漢問題は無数の立ち居地と切り口から語られ、全会一致など到底ありえないはずだが、ことあのブログに対するコメントやブコメに関しては、殆どの人が意見を一にしていたのではないかと思う。
ブコメは増え続け、言及記事が連日ホッテントリに上る、祭りの様相だった。
あの、「無理解と差別意識に満ちた邪悪なブログ主」という悪役を得て、我々は性別を超え立場を超え「団結」したのだ。
彼を叩いている間、我々は仲間でいられたのだ。
そして、正直に告白する。
「団結」できたことが私はうれしかった。
己の考えとはまったく異なる意見を、私の目には無理解と保身としか思えないブコメを、痴漢関連のエントリではたくさん見る。
けれどあの記事に関してだけは、どのコメントを読んでも納得がいき同意できた。
ミカ先輩は非常にたくみに、ややこしい問題をスマートに言い表す。
そして、炎上しゴタゴタするはずの話題について、「同意」「正論」というコメントが並ぶ。
喧々諤々しているところより、すっきりした結論と、それに対する同意の中にいられたほうがいい。
同じ考えの人の中で、自分もまた同じ考えを書き込む。
自分の感覚の「正しさ」を、「団結」が――わかりやすい理論と、同意コメントの多さが――保証してくれる。
しかし、前述の通り、ミカ先輩の言うことは、「スマートで誰でも同意できる」代わり、「ややこしくてなかなか解決しないこと」をしばしば捨て去っている。
本当は、そこに取り組み続けることがもっとも大変なのに。
だから、思うのだ。
彼女は、「問題に真摯に取り組む姿勢」を捨て、その代わりに我々に「団結」という快楽を提供してくれているのではないか。
それは、いわばポルノだ。
「団結」と言う名のポルノだと思う。
「団結」は一瞬の快楽をもたらしてくれるし、あまり興味のない問題ならば「読んですっきり」できる。
それが悪いことだろうか、と言われたら私は答えに窮する。
世の中の問題のいちいちに、「真摯に」かかずらわってるほど我々は暇ではない。
腐女子がゾーニングにどんだけ頭を悩ませてようが、二次創作に興味のない人は「私に迷惑かかんなきゃいいよ」ってなもんだろう。
でも、どうか、時々でいいから、振り返ってほしいのだ。
あなたが「団結ポルノ」ですっきりしたあとに、点々とこぼされている、ややこしくて、一概には言えなくて、どうにもならない問題があることについて。
それに取り組み続けている人がいることについて。
[序]
http://anond.hatelabo.jp/20140422030951
マルチに会ったという話題があったので、それについて私が見た経験を少し書く。
[本]
先日のことだ、某都内で嫁とショッピングを楽しみ、少し休憩にとカフェに入った。
嫁と私がついた席の隣には20代前半と見られる女性2名が座っていた。
これを仮にB子・C子とする。
B子は通路側に、C子は壁側に座っていた。
B子・C子は久しぶりに会ったらしく懐かしそうにともに過ごした思い出体験などを
語り合っていた。
それから5分ほどして、A子が現れ、C子の対面に座った。
そして、A子が1~2分語りはじめ私は即座に、
A子(マルチ勧誘ボス)、B子(紹介者)、C子(カモ)ということを認識し、
そしてそのフレームを検証しながら会話を聞き、検証の正しさを確認できた。
私は、対面に座る嫁にLINEで「隣マルチだよ」と伝えると、最初嫁は
訳が分からず戸惑っていたが、隣の会話を聞くにつれてマルチ勧誘だと認識していた。
だいたい、A子の語っていた内容は次のとおり
C子(カモ)が聞きもしないのにすべて一方的に、
「うん、私は、OLをやっていて、いい仕事もしていたけど?でも物足りなかった」
「うん、だから私自分が社長になって会社を立ち上げて?事業もやったしぃ?」
「うん、でも、OLや社長をやった私からしても今やっているビジネスの方が優れているのね」
「うん、このビジネスって凄いのね」
「うん、私社長もやってたほどだけど、うん、やっぱりこっちの方が全然いいと思えたし?」
(このあといかにこのビジネスが凄いか、具体論なし、抽象的な話を連発するというフェーズにイン)
などと、自分に酔いしれながら自己を確認するかのように一方的に会話の文頭に「うん」を挿入していた。
つまりこういうことだ。
A子は、OLでいい仕事をしていて、会社の社長にもなって事業をやったけど、劇的に出会った今やっているビジネスの方が優れていて、
それをやっている。あなたもやりたかったら教えてあげるけど、具体的な話はまだ言わないわ。。
これは私が内容を置換するとこうだ。
A子は、OLやっても仕事がうまく行かず、社長をやってもうまく行かず、どれもだめで、結局マルチをやっていると。
この程度の内容なのだが、これをいかに自分が凄いかというフレーズと言い回しで相手のパラダイムも一切考えず、一方的にしゃべっていた。
C子は相槌もなく、なにもしゃべらなかった。
彼女がトイレに行きに立ち上がったら、そっと「マルチ勧誘だと」と教えたかったがその機会はなかった。
そのあと、嫁と私は次の時間があるので、カフェを出たが、恐らくB子(紹介者)とC子の友情にヒビが入ったのはいうまでもないだろう。
[結]
以上、思い付きで書いたが、愛する若い衆よ、こんなことがあったら注意・警戒してくれ。
・「凄い人いるけど一度あわない?(事前にその人のバックボーン情報なしで)」
・「凄いビジネスがあるけど一度会わない?(事前に抽象的な説明だけで)」
マルチの場合、だいたい最後までビジネスプランを言わない。しょっぱなからいうと人が去ってしまうからだ。
最初から「私はマルチで飯食っています。私から化粧品を買うとあなたも私もポイントがついて安くなります。だから私の子ネズミになって」
というのだったらまだよい。だが、ほとんどのマルチは素性を言わない。
ひどい例だと、職業カメラマンといっているが、カメラの質問をしても一切答えられない輩もいた。
愛する若い衆よ、私も注意するが、みんなも注意してくれよな。
(仮に、その女性を「Aさん」と呼ぶ)
流産といっても、妊娠初期のタイミングでの流産だったので、外見で見たら、殆どわからないくらい。
妊娠2ヶ月の時点で、Aさんから「職場に迷惑掛けるかもしれないから、妊娠の事実を公表します」と言われたのだが、
Aさんはその後、職場で明るく振舞っているが、精神的ダメージは大きかっただろう。
「やりたいことがあるので、会社を退職します」と自分のところに挨拶に来た。
挨拶を受けながらも、自分は「???」だったが、その後数ヶ月経ってから、
別の女性に聞いたら「実はBさんは妊娠して退職した」ということらしい。
当時は「なぜBさんは、退職理由は妊娠だ、と正直に明かさなかったのか?」と疑問に思った。
しかし、Aさんの一件を聞いて、疑問が氷解した。
恐らくBさんは、妊娠初期の不安定な段階で「妊娠の事実を公表」したら、
「その後万一流産したときに、格好がつかなくなる」と懸念したのだろう。
だから「やりたいことがあります」という、煙に巻いたような説明しか、しなかった。
・・・と考えると、
「働いている女性が、妊娠初期の段階で妊娠を同僚にカミングアウトする」のは、なかなか難しい、ということになる。
いつものように、だらだらとネットウォッチしてたら、すごいマニアックな情報が掲載されているハッカーのサイトを見つけた。
すぐさまそのサイトからコードをコピペして、そのサイトへのURLもあわせてはてダにエントリとして掲載した。
でも、そのサイトのオーナーの文には所々おかしなところがあった。
そして、実名(と思われる)を出してその人をdisるような内容も書かれていた。(仮にその人を「Aさん」とする)
オーナーが書いたと思われるAさんの似顔絵も気持ち悪かった。
まるで幼稚園児が書いた「おかあさんのえ」みたいな感じだったが、それと違うのは、目が異様に大きく、赤く充血していた。
ちょっと気持ち悪いと思ったのでブラウザを閉じた。
いちおう、はてダのエントリにも「リンク先はある意味アブナいサイトなので見ない方がいいかも」という感じのコメントを添えておいた。
しばらくすると、そのエントリに知り合いからのコメントが付いた。(仮に「Bさん」としておく)
Bさんは会社で同じプロジェクトに関わっている人で、とても正義感の強い人だった。
そのため、サイトオーナーのAさんに対する嫌がらせとも取れるような内容に我慢ができなかったらしい。
サイトのオーナーは異常だという感じでdisるような内容だった。
自分もおおむね同じ意見だったが、特にコメントを返すようなことはしなかった。
万が一、そのサイトのオーナーがアクセスログから自分のはてダにたどり付いてこのエントリを読んでいたら怖いという気がしたからだ。
身に覚えの無い人からのメール。
それはBさん(と思われる)の似顔絵だった。
目が異様に大きく、赤く充血したBさんの似顔絵。
あのサイトのオーナーからだ。
そのメールには呪いの言葉のようなものも書かれていた(内容は覚えてないがそんな気がした)
それでも数日ほうっておいた。
おそらく迷惑メールフィルタとかで、そのサイトオーナーからのメールをはじくような設定をしたんだと思う。
しばらくたったある日、
自分とBさんが関わっているプロジェクトの社内のサーバーが、異常にスローダウンするという現象が起きた。
そのサーバーのアクセスログを見ると、見た事の無いIPアドレスからサーバーに頻繁にアクセスが発生しているようだった。
そしてそのアクセスの内容を見ると、あのメールにあった呪いの言葉が。
すごく怖かった。
その日緊急のプロジェクトミーティングがあり主要メンバが招集された。
どうも今回のサーバーの異常の件に関連してのことらしい。
なんかみんなの様子もヘンだった。
みんな何かに怯えているような感じだった。
その話を聞いて驚いた。
自分とBさんが関わるそのプロジェクトのメンバー全てにあのサイトのオーナーと思われる人物からのメールが届いているということだった。
Bさんと同じように似顔絵も添えられているということだった。
それも怖いことに、日に日にその人の特徴をとらえていって、微妙に本人に似てきているということだった。
おそらくBさんに届いたメールにウィルスが仕込まれていたんだと思う。
※...と、ここまで書いて疲れたので中断。
続き書く気になったら書くかも。