「らくb」を含む日記 RSS

はてなキーワード: らくbとは

2008-05-27

結局blogなんて、クソの役にも立たなかったわけだ。

川田亜子アナ自殺した。クルマ練炭を持ち込み、ウィンドウに厳重に目張りをした上での自殺だったらしい。

まずは、ご冥福を心からお祈りする。

彼女blogを読んだ。ここ数日は、身体の不調を訴える悲痛なエントリが続いていた。しかし、それでもなお自らを奮い立たせようとしていたことも読み取れた。

彼女は、おそらくblogを通じ何かを伝えたかったのだと思う。いや、もっと平たく言えば、彼女blogを通じSOSを発していたのだ。

しかしながら、それが届くべき人に届くことはなかった。

「届くべき人」とは誰か。それは家族かもしれない。あるいは古くからの友人かもしれない。もしくは恋人かもしれない。そして、そういう人たちなら彼女を救えたかもしれない。

とはいえ、今回わかったのは、そうした「届くべき人」たちが、blogなんざこれっぽっちも読んじゃいないということだった。

あの痛々しいエントリの数々にもし目を通していたなら、「届くべき人」たちは何らかの助けの手を差し伸べずにおれなかっただろう。

だが、結局は週刊誌2ちゃんねらーの格好のネタになるだけだった。

Blogなんて、所詮はチラ裏から脱却することなど叶わなかったんだろう。ときどき都内のおしゃれなバーなどに集まって「blogは素晴らしい」論を交わしているアルファブロガーの気持ち悪い連中を見ていると、何を寝ぼけたことを言っているのかと思う。

「届くべき人」に届かないようなメディア、いや、メディアと言うのさえ白々しい、そういうものの存在意義は皆無と言ってよい。

くだらないチラ裏なんかに才能を費やすのは社会的なムダである。Blogなんてやめた方がよい。

2008-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20080514201248

木原音瀬読んでる増田です。

「檻の外」けっきょく買って読みました。これ2冊併せて読んだほうがいいわ、間違いなく。

檻の外

最初はまたホラー来た!と思ったけど、そんな単純じゃないですねコレ。

こんな痛くて昼メロみたいな展開なのに、煽りなしで淡々と、それでいてメリハリつけて語れるのはすごいと思います。

「十六になったら俺にくれ」のところとか、花冠のところとか、ひとつひとつのシーンも、ぐっとくるとこありました。

これは人に勧めたくなるのもわかる気がします。

雨の日

わりと自分のBLに対する先入観に近いタイプの作品ですねー。

正直、よくわからん! けどブリッジとしてはあるべきものなのかな、と思いました。

なつやすみ

このままピュアフル文庫アンソロジーに入っててもいいくらいの清々しさ。

前作とあわせてのチルアウトというかクールダウンというか、そういう感じ?

この作者さん、「痛い」タイプの作品が多いんですよね。

BL以外も書いてくれとは思わないけど、こういう読後感いいやつは書いてほしいなあ。

すごいちゃんと書いてるなーと思ったのは、メインの二人がきちんと年を重ねているのが伝わってくるところ。

イニシエーション的にひとつの事件を超えて成長したり変貌したりっていうのはよくあるけど、

何年もかけていくつもの小さな出来事を超えてきてるっていうのを感じるのはそうそうないので、

やっぱり力のある人なんだな、と思う。

「箱の中」だけで止めてたらしばらくBLに手を出す気にはなれなかったと思うので、

「檻の外」まで読むのを勧めてくれた増田感謝。もちろん最初に木原音瀬を教えてくれた元増田にも。

次はほかの人がすすめてた「LOOP」「恋愛時間」読んでみようかと思ったけど、入手難しそうですね。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん