いつものように、だらだらとネットウォッチしてたら、すごいマニアックな情報が掲載されているハッカーのサイトを見つけた。
すぐさまそのサイトからコードをコピペして、そのサイトへのURLもあわせてはてダにエントリとして掲載した。
でも、そのサイトのオーナーの文には所々おかしなところがあった。
そして、実名(と思われる)を出してその人をdisるような内容も書かれていた。(仮にその人を「Aさん」とする)
オーナーが書いたと思われるAさんの似顔絵も気持ち悪かった。
まるで幼稚園児が書いた「おかあさんのえ」みたいな感じだったが、それと違うのは、目が異様に大きく、赤く充血していた。
ちょっと気持ち悪いと思ったのでブラウザを閉じた。
いちおう、はてダのエントリにも「リンク先はある意味アブナいサイトなので見ない方がいいかも」という感じのコメントを添えておいた。
しばらくすると、そのエントリに知り合いからのコメントが付いた。(仮に「Bさん」としておく)
Bさんは会社で同じプロジェクトに関わっている人で、とても正義感の強い人だった。
そのため、サイトオーナーのAさんに対する嫌がらせとも取れるような内容に我慢ができなかったらしい。
サイトのオーナーは異常だという感じでdisるような内容だった。
自分もおおむね同じ意見だったが、特にコメントを返すようなことはしなかった。
万が一、そのサイトのオーナーがアクセスログから自分のはてダにたどり付いてこのエントリを読んでいたら怖いという気がしたからだ。
身に覚えの無い人からのメール。
それはBさん(と思われる)の似顔絵だった。
目が異様に大きく、赤く充血したBさんの似顔絵。
あのサイトのオーナーからだ。
そのメールには呪いの言葉のようなものも書かれていた(内容は覚えてないがそんな気がした)
それでも数日ほうっておいた。
おそらく迷惑メールフィルタとかで、そのサイトオーナーからのメールをはじくような設定をしたんだと思う。
しばらくたったある日、
自分とBさんが関わっているプロジェクトの社内のサーバーが、異常にスローダウンするという現象が起きた。
そのサーバーのアクセスログを見ると、見た事の無いIPアドレスからサーバーに頻繁にアクセスが発生しているようだった。
そしてそのアクセスの内容を見ると、あのメールにあった呪いの言葉が。
すごく怖かった。
その日緊急のプロジェクトミーティングがあり主要メンバが招集された。
どうも今回のサーバーの異常の件に関連してのことらしい。
なんかみんなの様子もヘンだった。
みんな何かに怯えているような感じだった。
その話を聞いて驚いた。
自分とBさんが関わるそのプロジェクトのメンバー全てにあのサイトのオーナーと思われる人物からのメールが届いているということだった。
Bさんと同じように似顔絵も添えられているということだった。
それも怖いことに、日に日にその人の特徴をとらえていって、微妙に本人に似てきているということだった。
おそらくBさんに届いたメールにウィルスが仕込まれていたんだと思う。
※...と、ここまで書いて疲れたので中断。
続き書く気になったら書くかも。