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2018-08-08

医学部不正合格しても国家試験合格できてればいいじゃん

なんでフェミの中ではヤブ医者になってるの?

anond:20180808095632

医大でてないと国家試験も受けられないんじゃないの。

医者なんて偏差値50あれば十分

昔の帝京大学医学部なんてFランレベルだったか学費さえ払えば馬鹿でも通えた

国家試験合格率はさすがに低かったようだが、それでも半分ぐらいは受かっていて医者が務まるんだから別に偏差値70も必要ねえんだよ

必要なのは性別が男であること

これだけ

2018-08-07

anond:20180807204156

高卒レベル医学部入試(医師の選別)にコストに見合ったやり方が見つかればいいんだけどね。

まぁ医師としての知識技量を身につけるには相当な学力がいることは確か。

ということで、医学部の定員を増やして、試験やら実習(Ojt的なもの)でふるい落としていく(国家試験前に合格させない)のが一つの手かねぇ。

2018-08-06

医師免許制度が諸悪の根源かもしれない

今回の東京医大問題を見ていて、別の視点から意見を書いておきたい。

結論から言えば、「医師免許制度は廃止、または縮小することで、医療問題の多くを解決できる」ということになる。

極論を言っているように聞こえるかもしれないが、当初は私自身も「免許制廃止」は論外だと考えていた。しかし、この議論に関して調査を進めるほど、廃止論の方が正しいと思うようになった(もちろん、他の職業免許制全般に当てはまることではあるが、ここでは医師限定する)。

根拠を列挙しよう。

免許制度によって医師人口人為的抑制されている結果、1人あたりの業務量の増加・ブラック化が進展した。反対に、免許制度がない状況では医療業務従事者の供給が増加・柔軟化し、これが解消される。東京医科大の「女子受験生減点問題」は、これで解消できる。

医師国家試験不要となるため、国家試験に関する問題が解消される。東京医科大学の「浪人生減点問題」は、これで解消できる。

現代では主にAIなどのテクノロジー進歩によって、医師でなくとも可能医療業務は増加してきている。「法的に医師のみに認められているが、実際には医師以外にも可能」という業務を、他の労働者負担させることでも医師不足問題を解消できる。

医学部卒業者以外にも医療業務への参入を認めることで、雇用を拡大することができる。特に医療業務海外流出することは考えにくいため、非常に効果である

医療サービスもっと安く受けることができるようになる。特別に参入を制限された医師だけではなく、一般労働者医療業務に参入するにつれて医療サービスの原価は低下し、価格にも反映されるだろう。

医療サービス低価格化する結果、社会保障費が抑制され、政府財政にも少なからプラス効果が及ぶだろう。

⑦「本物の医療サービス」が低価格化することで、インターネット上のあやしい医療情報非科学なうたい文句販売される製品による被害も減少させることが可能となるだろう。

医療に関連したサービス機器製造の発展に寄与できる。医療に関する知識が少ない人でも、機器操作を覚えるだけで医療業務提供できるようにするために、診断機器インターネットを利用した医療サービスが発展するだろう。

 

想定される批判に対しても、あらかじめ反論しておこう。

①「免許制度がない状況では医師の質が低下するのではないか?」と反論する人がいる。

しかし、現に業務上のミスが大きな影響を与えるにも関わらず、免許制度のない職業は多数存在し、一般論として彼・彼女仕事の質が低いとは言えない。例えば、ある種のエンジニア機械保守作業者企業経営者などが当てはまるだろう。

こういった職業政府が決めた基準を超えるためではなく、他の企業労働者に負けないために日々努力している。「免許制度がない職業に就いている人間仕事の質は低い」という主張は、大変失礼なだけでなく事実に反している。

②「免許制度には犯罪を防止、または犯罪捜査に役立つ」という意見散見される。

しかし、これは免許制度ではなく「登録制」でも可能なことである。つまり医師として業務を開始するにあたり、役所に届け出を出すだけで達成できる。事実金融業飲食業などはこうした制度になっており、十分に犯罪を抑止・摘発している。

もちろん、「試験合格した人間の方が、そうでない人間よりも倫理的に優れている」などということは決してない。

以上の論点から、現行の医師免許制度は、患者の命よりも医師収入を優先する結果になっている可能性がある。医師免許制度を完全に廃止するか、より手軽に取れるものにすることを検討することは大いに意味があると考えられる。

私はこの結論に必ずしも自信を持っているわけではないが、これを機に免許制度の是非について議論することは必要ではないだろうか。

しろ女性差別容認するが年齢差別は抗議」って方が多いような…

中高年ならともかく、2,3浪くらいならさほど変わらないしな…

そういうのは入学させても国家試験合格出来ない、って現実があるのかもしれないけど

あと浪人差別なんて女子学生は遥か昔からされているものだし

フェミがそれを知らないとは思えないが…

から女子受験生男子より現役志向が強いわけだし

2018-08-05

医者になる事に絶望した。東京医大について。

医療崩壊ポリコレか」

という論法を目にしましたけれども、医療崩壊男女差別は全くの別の問題でしょう。というか、今回の東京医大の件で問題なのは大きく2つ。

1.医師の劣悪な労働環境

2.教育機関露骨男女差別をしてたこ

その2つを混同してる人が多いなと思いました。だから今回の件の解決策は労働環境改善男女差別是正両方が必要だと思います

労働環境について。

ツイッターでは現場の声として

現場では男女差別は当たり前」

現実女医が男医の仕事量を増やしているから仕方ない」

「そういった差別を乗り越えてから女医として一人前」

といったような意見が紹介されていた。というかよく見た。そういった発言者女医さんが含まれてるのがびっくりなんだけどね。それに対して「現場がそう言ってるから仕方ない」もっとひどいのが「医者なら頭いいはずだから正しい」とでも言いたいようなツイートが目立つ。

医療現場最前線で働く人達労働環境が劣悪だということは認めなくちゃいけないしどうにかしなくちゃいけない。自明です。

でもどうにかしなくちゃいけない、労働環境改善するために取られた策が「女医予備軍を減らせ」というわけだったんでしょうね。

でもそれって結局下の世代を辛い目に合わせて、そういう意見を通した人達は今までのように上手く回っていた男性中心の現場を変えたくないだけなのでは。

将来的に見て、女医さんの数が増え年齢層が厚くなれば子育て離脱する戦力のカバーはできるんじゃないでしょうか。そういう体制が出来上がるまでには少しきついのかもしれません。アリとキリギリスのような話じゃないですかね。

医療界全体に第一線を離脱する女医は悪で医師不足の原因という認識蔓延していて、もっと根本的な原因や解決策に目を背けてきたのが今回表沙汰になったのかもしれません。

結局医師が足りないなら増やせば?とは思います医学部の認可もっと下ろしてたくさん医学部生入れて、質を確保しなければいけないなら国家試験合格率を厳しくしたりすればいいのに。(そもそも国家試験合格率が毎年9割に決まってるのもおかしくない?)厚労省だったり医師会だったりもっと権力のある大きい組織が動かなきゃ何も起きないのだろうから現場医師にこそ「仕方ない」で思考停止するのでなくて声を上げていただきたい。(ほんとは今まで声を上げても何も変わって来なかったのかもしれない。うーん、とても綺麗事を言ってる気はする)

男女差別について。

事実ならこれはきっぱりと断罪するべし。

弁明の余地なし。完全悪。でないとこの類の男女差別がこれから容認され続けてしまう。大学は誠意ある対応を。

そもそも大学もやましいからが点数開示の方法公開してないんですよ。なに、弁護士さなきゃいけないわけ?返還する受験料に加えて弁護士雇った金払ってくれんの?

1番ショックだったのが

現場女医さんでさえも

女性差別はよくあること」

差別なんて医者になった後いくらでもある」と言ってしまってること。

男性社会で摩耗しすぎて感覚麻痺してるんですかね。これから女医さんになっていく人達女性差別された時に、同性の上司にも「仕方ない」と味方をしてくれないと思うと虚しくないですか?

それから、これはやっかみかもしれないけど、そういう発言をされた女医さんは「逆境に逆らって医者になって活躍してる私」に悦に入ってるのでしょうか。悲しいな。

結局医者は皆天才な訳ではないし人格者でもないんですよね。もちろんすごく優秀な医師も徳の高い方もいらっしゃるでしょうけど。

それから東医出身女医は優秀論法あるけど、東医出の女医さんの中でコネ入学した方もいらっしゃるでしょうね。(暴論でごめんなさい)

という医学部志望の戯言でした。生意気言ってごめんなさい。でも、この先医者になって同性の上司にも味方してもらえないかもしれないと思うと絶望なので、進路変更しようかな。闇が深すぎて一生を無駄にする気がする。

2018-08-04

お前ら、自由医師になれる境遇にいたら、医師になる?

例えば、近親者に実力者がいて、医学部裏口入学させてもらえて、国家試験不正に通してもらえる。そして、一応医師仕事をする程度の最低限の能力はある。

俺はならない。良心の呵責がどうこうとかではなく、あんなの、やりたくてやる仕事じゃないだろ。

医師になるような人間は、よっぽど使命感が強いか、物好きを除けば、近親者の期待に応えようとしているだけで、自分意志医師になりたいわけじゃないよな。

2018-08-02

anond:20180802190049

私大合格てきない奴らは多浪だからだぞ(笑)

点数カットどころか多浪は最初から年齢で切られるこれ常識

ちなみに国家試験落ちるのなんて金持ちボンボン寄付金の額で入学してるから

国立にはほぼほぼいない

2018-07-26

anond:20180726222646

国家試験を受ける必要がある医歯薬系は合格率が大学の評判に繋がるから学生勉強させる仕組みができている。

私立だけね。

公立は評判落ちても学生確保出来る&大学研究の場であって国家試験予備校じゃないという精神なのでそんなもん気にしない。

大学に通ってみてわかったけど

大学が終わっている理由は、

教授側が学生に興味がなくても問題ない仕組みになっている、

に尽きる。


学生が成績悪くても良くても、教授評価には関係なし。授業は何もしなくても[大学自分勉強するところだ]と言って学生責任転嫁してしまえば問題なし。むしろ真面目に教えるだけ自分研究邪魔になるから手を抜く方が良い。建前上、試験と出席だけを管理しておけば良い。90%の大学教授給料安くて当然。社会的意味ないもん。







理系はそんなことないよ、とか言い出すクソバカがいるけど、理系も同じ。学生のお前が大学でやったことなんて学問においてはゴミみたいなもんだし、社会においても役に立たないゴミ文系がそれ以上にゴミなだけ。


ただし、国家試験を受ける必要がある医歯薬系は合格率が大学の評判に繋がるから学生勉強させる仕組みができている。

2018-07-10

20代転職歴のある看護師は要注意

大口病院サイコパス看護師は、元々別の病院に居たが、なぜか大口病院にやってきた。

本来大口病院のような姥捨山型の病院には、若い看護師は来ない。前の病院問題を起こしたか転職してきたのだ

折角大変な思いをして国家試験を受け、頑張って入った病院20代のうちに捨ててしまうのは、寿退職や家庭の事情以外はたいがい本人に問題があるケースだ。

なんでこんな若い看護師がここに?と思ったら、怪しむべきだろう。

2018-07-08

anond:20180708144152

話題のあの人に関しては医療系だし最後国家試験で弾かれるからあいいんじゃね

2018-07-05

低学年でmedu4やる意味ある?(医学生向け)

ここ2,3年で医師国家試験予備校業界は色々な動きがある。

数年前まではMEC、TECOMがほとんどのシェアを占めていたのが、medu4やQ-assistといった新規勢力が急速に台頭し始め、医学生にとって選択肢がかなり増えた。

その中でもmedu4というのは、元MECの講師が中心となって始めたもので、他の予備校との差別化点を簡潔にまとめるとすれば

比較的安く科目別に利用可能

過去国家試験網羅にわかやすくまとめている

テキストpdf管理可能

といったところであろうか。筆者も全ての予備校を見ているわけではないため、他人感想も参考にしている。

また、予備校というものを介さず、オンラインで誰でも申し込めるため、最近は4回生以下でmedu4を始めるという状況がちらほら見受けられる(主にtwitterで見かけるのだが)。

特に印象的であったのは、

医学知識の非効率的な復習がダルいからと、一通り終わらせてる高学年で改めて使う便利なコンテンツビデオ講座なのに、低学年で使っちゃうと「高1で赤本解く」並みに無意味やぞ。そんな時間があるなら、もっと大切なことがあるやろ。遊んだりとか、低学年でしかできない基礎の勉強したりとか』

というツイートに対して、medu4代表講師が直々に

『私が学生時代に教鞭をとっていた鉄緑会では中学2年で中学の内容が終わります。そして中3から高校の内容をはじめ、高1で東大過去問を解きます。 そして今や理III合格者の3人に2人が鉄緑出身者です。 つまり、本当に効率良い人は高1で赤本解いて、余った時間遊んだりしています。話の次元が違う。』

と返信していることだった。

しかし、本当にそうであろうか?私は低学年(1、2回生もいるらしいが)でこのような国試向けの教材に手を付けるのはよくないと思う。以下に理由を述べる。

①低学年で国試対策をすることが無駄である

医師国家試験には傾向という概念がある。厚生労働省医師に何を求めているかが色濃く反映される試験であり、それは近年の知識重視から臨床重視へのシフトという形で表れている。そしてこれから高齢化社会など、日本医療形態が変わりうる状況は続いているがゆえにこの国家試験の内容も今のまま変わらないとは考えられない。そんな状況で、低学年からその直近の国試をターゲットにした教材を解いたところで、自分が6回生になった頃には何の役にも立たない知識である(もちろん不変の知識もあるが)。考えてみてほしい。5年前のQBを解いている受験生など、どこを探してもいないのである。そのため、国家試験を見据えてmedu4を早いうちから始めることに意味はない。

医学勉強をしたいなら成書がいくらでもある。

そもそも、medu4に限らず予備校教材というのはいかに効率よく国試に必要知識を身に着けるか、あるいはどのようなことが次に問われうるか、というメタ的な勉強を重視している。国試合格だけを目的としているので当然である。よって、その内容は偏りがちになる。同じ病気についての知識でも、過去に問われたことがあるかないか、それがこれらの教材の中での重みづけとなっている。しかし、実際医学はそれだけじゃない。もっとかい知識や新しい知識、調べれば面白いことが山ほど出てくる。ならばあえて最大公約数のような教材よりも、論文や各大学研究室、あるいは最低限ハリソンをはじめとした成書を基に勉強するのが後々のためにもいいのではないだろうか。そもそも低学年でmedu4に目を向けるような人は意識が高いはず、その高い意識もっとレベルの上の領域に向ければ周囲から尊敬されるような存在になれるのでは。

③国試ベース効率化された知識体系を早期から身につけるのはよくない。

大抵の大学は、基礎や臨床の科目の試験で国試で問われているかなんて考える教授はいない。各自が専門にしている高度な内容まで趣味踏み込み学生を苦しめる、そんな試験を作ることが意外に多いのではないだろうか。あるいは国試ではほとんど触れられないような分野、例えばリハビリ遺伝医学などが設置されている大学もあるかもしれない。そういった内容に、国試用にチューニングされた知識体系をもった人が触れたらどう思うだろうか。これは国試に出ないか重要じゃない。そんな風に思う人も出るのではないだろうか。教授趣味で出す高度な内容や、一生使わなさそうなマイナー知識、そういった多種多様知識必死に詰め込み蓄えた後に国試の勉強をすると、意外な発見があるものだ。だから、せっかく大学が凄まじい数の講義提供してくれるのだから、まずはそれに力を入れてもいいのではないだろうか。

④国試の心配なんかせずに遊ぶべき。

回生から国試の勉強してたら心が持たない。せっかく大学受験が終わったのでちょっとは外の空気に触れるべき。勘違いしてほしくはないが、医学勉強はどんどんしてもいい。研究室に通って実験したり、勉強会に参加してみるのはよいことだ。もちろんバイト部活に精を入れるのもよい。でも、5年以上後の国試のことを考えていたらどんどん目の前の楽しいことを逃してしまう。どうせ直前に死ぬほど勉強するのだから、今しかできないことをやれ。国試なんて6回生からギアを入れたら90%受かる。気にするな。

これくらいだろうか。以上①~④が、国試を目前に控えた私が思う、医師国家試験予備校教材との付き合い方だ。本当は医師国家試験なんて気にせずに医学勉強するのが一番良い。詰まるところ低学年でmedu4をやるのは勝手だが、あたかもそれがbetter choiceであるかのように周りに布教するのは最早悪といっても過言ではないと思うがどうだろうか。

2018-06-30

私が医療崩壊トリガーになる未来

研修医2年目の女です。当直明けのぼんやりした頭で書いています

このエントリーは決して女性社会進出批判するわけでもなく、ミソジニーでもなく、ただ生殖機能構造をもとに考えた場合この問題はどうにもならないと思って、私が吐き出したかった内容です。不快に思う女性がいたらごめんなさい。

私は今研修2年目で2週間から1ヶ月ペースで診療科をローテーションしています研修中「うちに入局しない?」と声をかけていただくことがあります

「うちの科は女性が多いし、女医さんに優しい環境だよ。○○先生も××先生もお子さんがいても働いているし医局としても女医さんを応援しているからね。」

研修中に大体そうした内容でお誘いをかけてくれるのはマイナー科です。言わずと知れた皮膚科眼科耳鼻科に加えて直接患者を持たない「病麻放」、内科系ならアレルギーリウマチ糖尿病。大体そんな感じ。

医者仕事量が半端ではありません。わんさと来る外来患者検査治療で入ってきた入院患者を診なくちゃいけない。問診取って診察してCT撮って内視鏡入れて薬をオーダーして生検してオペしてetc…どの科もやらなくちゃいけないことがひっきりなしにやってくる。特に大学病院地域基幹病院毎日毎日忙しくて、現場は随分疲弊しています

急変がある科なら尚更です。オンコールで呼び出されることもあれば月10日以上病院に寝泊まりする先生もいらっしゃいます小児科産科のような昼夜区別なく患者が来院する科や循環器や脳外など命に直結するような、しかも手術にあたって精緻な手技が要求される科はそうした傾向が強いです。

しかしそんな内情を医師が公に嘆くことは許されません。「命を扱う仕事から当然だ」「高給取なんだから当たり前だ」と社会の風当たりは強く、まるで私たちスーパーマンであるかのように、あるいは給料泥棒のように糾弾されるのです。働き方改革法案が可決されましたが、医師専門職(高度プロフェッショナル職業)だから適応されることはなさそうだよと言った同僚の声の冷たさは忘れられません。多くの乗客を乗せて飛ばすパイロット私たちと同じように「命を扱う仕事」ですが、福利厚生パイロットの方がずっとしっかりしています

私は誰かを治したいとか苦しんでいる誰かの痛みを和らげたいとかそうした優しい気持ち医学の門を叩きました。

しかし年齢を重ねていくにつれて、私は気づいてしまったのです。この医療という現場私たち手を差し伸べる側をいつか圧殺するであろうことに。

アドヒアランスが悪い患者さんがいる、患者から叱責される、運悪く死亡してしまった時訴訟問題になるケースがある、昼夜区別なく呼び出される、患者のことだけを考えなければ。

いつから医者ライフステージ真剣に考えるようになりました。

高校卒業後現役入学してストレート卒業できて24才です。研修医が2年ありますから、その段階で26才。研修医終えたら希望診療科に入局です。ここでやっと自分の専門を決められるわけです。そこで何年か修行して専門医取って一人前というのが医者の大まかな流れです。あとは大学に残るも自由、基幹病院行くのも自由開業するのも自由です。最近は皆さん医学卒業後に研修医を2年やることは割とご存知かなと思います専門医って何?って人が多いかと思います。まぁ箔付けみたいなものでみんな持ってるから持たなきゃねみたいなものです。しかしこの専門医を取るのが厄介なんです。加えて専門医制度は今年大きく刷新され、中でも内科専門医の変更については議論を呼びました。

この専門医取得については各診療科ごとに決められた常勤年数があります

今までは1年の研修内科認定医を取得、その後4年で各サブスペシャリティ(循環器・呼吸器・消化器etc)の専門医資格を得られました。しかし、新制度では初期研修終了後3年の研修内科専門医を取得し、さら研修を積んでサブスペシャリティ専門医取得となります。今までは1年でよかった内科認定医を取るためのローテーション研修が2年伸びました。

これがどういうことか分かりますか?今までは26で研修医終わって27で内科認定医、これでいよいよ循環器内科で頑張るぞ!だったのが、29で循環器内科だ頑張るぞ!になったんですよ。このサブスぺシャリティという真のスタートラインが29才になったのが新専門医制度。18才で医学部に入って真のスタートが29才って。

妊孕性が年々低下していくことなんて世間でも認知されていて、国家試験でDown症は高齢出産ほど起きやすいなんて選択肢まで出すのに私たちはい妊娠すればいいの?29で真のスタートラインに立った、けれど子供産んでから復帰するのであと3年は待ってくださいになるのでしょうか、それとも研修医終わりました、26で子供産んで落ちついてからから内科認定医取ります、みたいな流れなんですか。

「命を扱う仕事から当然だ」「子供産みたいなら医者になんかなるな」

世間様はそう言う声が多数派なのかな。しかし私だって結婚したいし子供が欲しいし人間的な生活を送りたい。

あぁ、私みたいなのが医者になったのが間違いだった。知らない誰かを最優先できる人、自分の、女の、幸せ全て投げうてるような人が「女医」として許される人間なんだと自責する日もあります。でももう私も26だから。辞めて今更人生やり直せないの。ごめんなさい。

小児科の○○先生さ、終業と同時に走って帰っていくの。そうしないと保育園にいる子供のお迎えに間に合わないから。旦那さんも産婦人科からさお迎えは○○先生なんだって。…ああはなりたくないよね」

同期はこんなことを言っていた。小児科の○○先生みたいになりたいって女性学生はいるのかな、私の周りにはほどほど働いて後は子育てしたいって人が多かったです。

じゃあ何科に進もう。

そうです、マイナー科です。言わずと知れた皮膚科眼科耳鼻科に加えて直接患者を持たない「病麻放」。

「うちの科は女性が多いし、女医さんに優しい環境だよ。○○先生も××先生もお子さんがいても働いているし医局としても女医さんを応援しているからね。」

こうした声をかけてくれるマイナー科に行こうと思いました。マイナー科は大体5年で専門医取れるし、急変も少ない。患者も少ない。もしくはない。

最高の仕事場だと思いました。ここに骨をうずめようと。

しか女医の復帰を支えるマイナー科同期男性医師気持ちになって考えるとこれまた嫌な話なのです。女医産休に入った分、自分業務は増え所詮の子のために尻ぬぐいをしなくてはなりませんから子供を産もうとする女医は結局どこまで行っても腫物なのです。最近女医復職支援も行っていますといった講演や広告も見ますが、「命を扱う仕事なのに途中で離職したり産後フルタイムで働けないならそもそも中途の女医じゃなくて最初から男医採っとけばいいじゃん」という反論にはぐうの音も出ません。

昨年度の私の卒業した大学入試面接では「最近女医が増えてきていますがそのことについてあなたはどう思いますか?」という質問があったそうです。

…なんて答えればいいのか私には分かりません。

ここまでつらつら書いてきて結局何が言いたいのかというと「医者という仕事が壊滅的に女性ライフステージに合っていない。」これに尽きます

H24年度の調査医師全体に占める女医比率が19.7%、医学入学者に占める女性割合33%を超えていて今後も増加が見込まれています相対的医学部の男子学生減り、将来的に男性医師も減っていくでしょう。しか女性医師の多くは妊娠出産で途中で離職します。加えて女性医師出産育児を考えた場合、以上のようなマイナー科を積極的に専門に選んでいくでしょう。内科外科・産婦小児・救急に長く従事する医師は結果として少なくなり、マイナー科はマイナー科でブランクがある女医を少ないベテラン男性医師が支えていく構図が目に浮かびます

同じ女性の私が、もう医師になってしまった私が、こうしたことを言ってもブーメランしかならないことくらい分かっています

しかしただでさえ肉体的にも精神的にもキツイこの仕事を、肉体的に男性に勝っているとは言えない女性が、子供を産める性である女性が、この職業に就くことは誰にとっても不幸なのではないか。そんなやりきれない思いを吐き出したく利用しました。

医療崩壊」、それは一体何を指すのか。

医療崩壊(いりょううかい)とは、「医療安全に対する過度な社会要求医療抑制政策などを背景とした、医師士気の低下、病院経営悪化などにより、安定的継続的医療提供体制が成り立たなくなる」という論法で展開される俗語wikipedia)…だそうです。

高齢化が進みますます高齢者病院にやってくる、医学部は増員したのに「何故か」増えない医師疲弊する数少ない医者

医療崩壊はすぐそこまで来ているのだと思います。この危機を救えるのは、働き方改革より何より「医学部の男子学生増員」だと思っています

私も男に生まれたら、人を治したいという気持ちで突っ走れたのかな。

研修医が終わったら、私は今お付き合いしている人と結婚してマイナー科に入局します。きっと私は後ろ指を指される要領のいい女医になるのでしょう。

ごめんなさい。どうか、男性医師の皆さん許して下さい。

2018-06-13

ありがとうございました。

チームのコーチが亡くなったらしい。

俺が小学生の頃からお世話になってて、今ようやくサポート立場になって色々教えてもらうはずだったのに。

大学生になっても競馬場で券買ってくれたし、レースで倒れた時に医務室まで運んでもらってポカリまで買ってもらった。助けてしかもらっていなかった。何もお礼返せてないんですけど。地酒持っていけてないんですけど。

しか卒業後の俺と同業者なんでしょ?国家試験通れば一緒に仕事できたんでしょ?なんで死んでしまったんだよ。競技以外にも後輩として教えて貰うことが色々あったはずなんですけど。

実習直前で実家に帰るから通夜にはなんとか出れるみたい。でも死んだなんて信じてないし金ないか香典なんて出せないからね?

本当に死んだなんて信じてないし、香典巻き上げて居酒屋行ってるとしか俺は思ってない。むしろそうであってくれ。

飲み屋いつまでも俺待ってますからね。浴びるほどの酒待ってますからね。

2018-03-07

うちの夫は45歳新卒

中年新卒出直しって色んな人に希望与えるんだなーと分かったので、夫の話もしたい。

うちの夫は、若いから正社員の職歴無し。

芸術活動をずっとしてきて、フリーター

いよいよ中年で食い詰めたので一か八かの大勝負に出た。

コメディカル資格を取るために夜間の専門学校に通い始めた。

言っとくが看護師ではない。

看護学校も受けたのだが、コミュ力が無さすぎて、圏内専門学校全落ちした。

笑うしか無かったけど、なんとか別のコメディカル学校に滑り込めた。

この時、夫40歳子供保育園児。

私はブラック企業正社員副業ゴリゴリやって、でも世帯年収は300万切ってた。

地方都市で家も車もない。

休日の外出は動物園図書館博物館

とにかくランニングコストが低ーい一家だったので、なんとかやっていけた。

学費は夫の親に頼み込んで、最後のチャンスって事で出してもらった。

これがほんとに助かった。

奨学金を借りるか借りないかギリギリ選択だったけど、いま多少身軽に生きて行けるのは、この時の借金が無かったから。

夫は昼はバイト、夜は若者に混じって学校

帰宅は夜の10時。

ブラック企業勤めの私と一緒に、常にヘロヘロだった4年間。

夫、四十路でのこの生活

寿命を縮めたかもしれないけど、本当によく頑張ったなあと思う。

今思い出しても尊敬ちゃう

夫婦仲もずっと良かったので、ネズミが出るような借家暮らしだったけど、あんまり悲壮な思い出も無い。

私も生まれからずっと貧乏暮らしだったので慣れてるんだな、こういう生活

ただ、うちの夫の圧倒的アドバンテージとしては、勉強がめちゃできる。

大学中退すること20年でも尚、ステータス学力に全振りしてる。

コメディカルの中でもかなりお勉強寄りの資格なので、定期試験卒業試験国家試験トントンと進めた。

同級生中年学生は多かったみたいだけど、そもそも国試前の卒業試験が通らない人もチラホラいた模様。

それまでの4年間を考えるとこれは本当にキツい。

なので、安易オススメできない道でもある。

就職学校斡旋してくれるので、2社くらい?の面接で決まった。

人手不足で、職業人生のこり20年切ってる中年でもいけるんだな。と感心した。

就職して数年経って既にアラフィフ

やっぱりコミュ力が無い中年ってのはそれなりに大変で、2年目くらいまでは上司の当たりがキツい的な事は言ってた。

でも夫は本当に徳が高い人で、愚痴とか文句とか言わない。

何も言わずに黙々と邁進するこういうところ、本当に尊敬してる。

ストレス溜めてるかなーと思いつつ、いたわる日々。

ただまあ、夢も希望も無い事言うと、夜学にかよって国家資格取って数年勤めても、まだ基本給は月20万切ってる。

泣けちゃう

でも中古マンションのローンは組めた。

我々の最初最後財産になりそう。

実家か嫁か。

3年か4年食わせてくれる人がいれば、こういう道もある。


なぜ結婚した…って言われたが、リアル友人にも言われた事ある。

だが、優しくて頭良くて顔も好みの男と結婚しない理由が無い。

金はこっちが稼げるじゃん。(ちょっとだけど。)

母も定年まで勤め上げたし、一生二馬力で働くのが前提だから、夫に期待するのは優しさだけで済んでるんだろと思う。

でもこれ維持するには二人とも健康でいなきゃねー。

かにセーフティネットもっと厚いと安心できるのだけど。

https://anond.hatelabo.jp/20180306131400

2018-02-26

anond:20180226163258

現在日本でこの資格を得るには6年制の薬学部卒業後、薬剤師国家試験合格しなければならない。

日本薬剤師になるには、学校教育法に基づく大学において薬学正規の課程を修めて卒業し、薬剤師国家試験合格しなければならない。その後薬剤師名簿に登録申請厚生労働大臣より薬剤師免許が与えられる(12条)。薬学正規の課程は、2005年以前に入学した者は4年制、2006年以降に入学した者は6年制である

現時点では4年じゃ無理じゃね?

2018-02-24

ハラールどうよ?

豚肉を食わないのはい

ムスリムじゃない人が触れた肉は汚れてるから食べないというのは差別だろ

お前の作ったチキンカレーは汚いから食べたくない、って堂々と主張するの、どうかと思うよ?

こういう、自由平等否定する人たちに対して、自由平等担保するのは難しいよ

国家試験ヒジャブしたらダメだろ、流石に

心を病んで宗教にハマった先輩は医師国家試験袈裟を剥がされたけど問題にもならなかったぞ

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASL2R66XRL2RUTFK01M.html

2018-02-22

anond:20180221222014

b:id:hobbling 情報処理国家資格だな。

b:id:whoge IPAのやつは情報処理安全確保支援士以外は国家資格ではないからね

b:id:hobbling いや、全部国家資格だって、経産大臣名前入り証書持ってるよ。

b:id:whoge いやいや、国家試験であることは間違いないが資格ではない。IPAサイト見てみな。資格と明示しているのは安全確保支援士のみ

b:id:hobbling 経産省サイトを見ましょう。itパスポート国家資格となってるよ http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/24freport4.pdf

どっち?国家資格なの?国家資格じゃないの?

2018-02-14

第112回医師国家試験を受けてみた【教材レビュー勉強法まとめ】

こんにちは。しめさば(@nukaduke_saba)と申します。

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それかid: @nukaduke_saba を打ちこむと出てきます。

Word 18枚分の長い記事なのでブックマークして頂いて読みたいとこだけちょこちょこ読んでいただいてもけっこうです。

ブラウザブックマークでも構いませんが、

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私のTwitterの固定ツイートをしばらくこれにしておくので、ブックマークしなくても私のTwitterフォローしてくださればすべて解決します。

しめさば112回医師国試(@nukaduke_saba) です。

表題の通り先日、第112回医師国家試験を受けてきたので以下の内容について書いていきます。

・第112回医師国家試験総評

予備校各社レビュー(教材、予想的中など)

勉強会のススメ

・部活厨でも合格できる!おすすめ勉強スケジュール

勉強法Tips

長いので内容をざっくりまとめるとこんな感じになります

・Dr.孝志郎は今年も神だった

・medu4『あたらしい公衆衛生』も神

・QBは一周目問題だけ解こう!

・なによりバランス大事

記事の信頼性を担保するために書きますが、自己採点(みんコレ)の結果はパンリン86% 必修94%でした。

目標である上位10%内に入る、には届かなさそうですがそこそこ上位の方だと自負しております。

再試常連の部活の先輩に「国試ってどう勉強すればいいんですか!」って聞くよりかはこの記事読んだ方が参考になるかと思います。

あとTwitterの国試界隈で自分の点数をつぶやくと点数マウント警察がシュバってくるので注意しましょう。


「いまはまだ勉強なんてやってらんねーよ!部活だ部活!」という方もブックマークをしていただいて、

一年後くらいにでも読み返していただければと思います。

また、適当に読み飛ばして興味あるところだけ読んでいただいても結構です。

下級生へのおすすめは『勉強スケジュール』と『勉強法Tips』です。


もちろん一字も読まずにブラウザアプリごとタスクキルしてもらってもいいんですけど、その場合もTwitterだけはフォローしてもらえるとうれしいです。

『@nukaduke_saba』です。


それではやっていきましょう。



・第112回医師国家試験総評



まずは112回の国試について受験生の目線から総括してみたいと思います。

ガチなのが読みたかったらmedu4が公開しているガチの総評も合わせて読むといいです。(https://medu4.com/general/112)


今年の国試は『いい点数を取るだけなら簡単な試験』だったと思います。

確かに問題ひとつひとつの作りやシナリオはよく練られていて

解きながら思わず「なるほど!」とうなってしまうような問題も見受けられたのですが、

それらの背景がよくわかってなくても「なんとなく」で解けてしまうような出題の仕方や選択肢の並べ方をされていたと思います。


今年から形式がガラッと変わったので厚労省の忖度でしょうか。

実際に私も消去法やなんとなく選んだ解答が正答であることが多かったです。

2/13時点での『みんコレ』の下位10%ボーダーが73.3%と非常に高めなのは一般・臨床合算になったからだけではなく

前述の傾向が影響しているものと考えられます。

(これから下がってくるんですかね。もう4000人くらい登録してるんで固まってきたかなって思うんですけど)


問題の難易度を模試と比較すると個人的には冬メックと同じくらいでした。

テコ4よりは難しいですがテコ3よりは簡単でした。

これ結構気になる人多いと思うので参考までに。


厄介なのは、点数が取りやすい=合格しやすい という等式が成り立たないことです。

なぜなら一般・臨床問題の合格基準は相対評価により厚労省が勝手に決めるからです。

試験が簡単だろうが難しかろうが落ちる人数はだいたい同じ、ということですね。


もちろん必修(こちらは80%以上の得点が合格要件、すなわち絶対評価)が易化したのは

個々人の合格・不合格の観点から言えば非常にありがたいです

が、必修で落ちる人が少ないとその分、一般・臨床のボーダーが高くなる(不合格者の人数調整のため)と言われています。

そのため今回のような『得点しやすい』テスト

『良い・悪い』や『簡単・難しい』という視点からは語れないことがお分かりいただけると思います。


あと輸液の問題とかオペ室でのお約束的なのとかいろいろ多くて新傾向でした。

ポリクリがんばってねってことなんでしょうけど、

輸液はたぶん来年以降の予備校各社が教えてくれるようになるでしょうし

外科領域の問題に関してはポリクリですべて学ぼうとすると

変なローカルルール学んじゃったりしてまあ微妙かなって感じなので

そこも予備校頼りでいい気がします。

だって剃毛とか病院によっては普通にするし、未だに手洗いでブラシ使ってる先生とか普通にいるでしょ?


予備校各社レビュー

予備校各社について上から目線でいろいろ言う前に、まずは医師国試予備校界隈のテクニカル・タームについて整理しておきます。


○ 前期講座

5年生くらいから取り始める臓器別の講座。MECでは『MEC臓器別講座』、TECOMでは『SELECT』、medu4では『あたらしい~』シリーズがそれに該当する。


○ 後期講座

6年生の秋くらいから配信を開始する演習用(+予想問題)の講座。MECでは『サマライズ』、TECOMでは『TARGET』、medu4では『テストゼミ』が該当。


○ 直前講座

直前も直前である2月に入ってから開講される。今年のトピックやこれまでの傾向を踏まえて予想問題を中心に構成されている。

MECは『ラストメッセージ』、TECOMは『ラストV』、medu 4は予想ではなく既出事項中心にまとめた『国試究極MAP』(1月配信)



公衆衛生

国試で一番出題されるのがこの公衆衛生。暗記事項が多く苦手とする人も多い。6年生秋くらいから配信が始まる。講師が臓器別とはちがうことが多いので別の枠組みで説明。


講座や講師の特性をあらかじめ理解しておくと教材選びがぐっと捗ります。

無駄な講座を取らなくなるとお金も浮きますし、何より時間を無駄にせずに済みます。

国試の勉強量というのは膨大ですので、時間が非常に重要なリソースとなります。


学習効果の低い講座をガマンして40コマ見る、みたいなのはもったいないので避けたいところです。

それではやっていきます。


○TECOM

講師:三苫先生、井出先生(模試おじさん) 他


前期講座『SELECT』 おすすめ度 ★★★☆☆

三苫先生が担当する臓器別講座。書きなぐりノートが廃止になってよかったですね。

臓器別講座についてはどこもそんなに変わらないので書くことないです。


後期講座『SHIKETAI』『TARGET』おすすめ度 ★★★☆☆

三苫先生が担当する演習講座。

SHIKETAIは問題を臓器別ではなくジャンルごとにわけて解説していくというなかなか面白いスタイル

臨床問題の解説が非常にレベルが高く、長文問題から読み取れる病態をまさに「クリアカット」に整理。

個人的に今年度におけるTECOMのハイライト。この講座を受けてから臨床問題の学習効果が凄く高まりました。

ただ網羅性には欠けるのでTARGETやサマライズとの併用が望ましいです。


TARGETは問題演習を中心にもう一度、全科目(除:公衆衛生)の総復習を行います。

三苫先生がよく言う「まだら痴呆」を防ぐための講座。

80回台(30年前!)の問題も普通に掲載されておりちょっとアレな感じも否めないですが、

解いてみると意外と良問があり驚きます。

ただ、時代に合わせて選択肢の改訂を行うくらいの気遣いは見せてほしかったですね。

『当時は正解だったが現在では行われていない』みたいな解説はさすがにちょっと

ただ良質な講座・教材であることに変わりはなくテキストを合計3周くらいはしました。

予想にはあまり比重がおかれてないので、ターゲットをとるにしてもサマライズ(後述)の内容は学ばなくきゃいけない気がします。

三苫先生の予想が聞きたくば、『SELECT 111』という回数別の解説講座を取るのが吉か?


公衆衛生 ★★☆☆☆

数コマで切ってmedu4に移行しました。

指導者の立場からすると暗記事項が多い公衆衛生の講義をするのは非常に難しいと思うのですが、

まあなんというかよくなかったです。

すいませんすぐ切ったので内容あんまり覚えてないです。

ただ、テコムの公衆衛生を真面目に取り組んだ人と話してると「なんか覚えるポイントずれてるなー」と思うことが多々あったので

(もちろん講座によって教える内容は微妙に違うのでしょうが)。

みんなこの講座を見たあとにQB公衆衛生をやっていました。

後述のmedu4『あたらしい公衆衛生』ではQBの併用がいらないので、金銭的な面からも公衆衛生に関してはmedu4推しです。


直前講座『ラストV』おすすめ度 ★☆☆☆☆

国試前日の12時から5時間くらいかけて配信される講座。

問題は掲載されておらず講師が予想事項をひたすら読み上げる。

受験生試験前日の既にパンクしそうな脳内に5時間かけて『新しい・細かい知識』パルスをかけるわけです。

おまけに三苫先生は一切出てこない。日程設定といい講義内容といい正気の沙汰とは思えない。

Aブロックの最初の2問でリピドーシスが的中しましたが、

「リピドーシス出るかもよ!」くらいのノリで10秒くらい話しただけの内容を『大当たり!』と称して来年以降の宣伝に使うとしたら

ちょっとどうなんって感じです。


模試

テコ1からテコ4の全4回。テコ1は受けてなくテコ2は記憶がなくテコ3はむずくテコ4は過去問ゲーだった。

模試そのものの内容に関しては特に言うことなし。

解説書がひどいのでストレスマッハになること必至。


模試解説講座 おすすめ度 ★★☆☆☆

模試を受けた人が視聴できる解説講座は模試おじさんこと井出先生が担当。

非常にクセが強い講師で

「この問題はおわ(終わりの意)ですね」
「ここでダメ押し、おわのダメ押しでダメおわですね」
「どんどん進んでいきましょう。どんすすおじさんといわれる所以です」など強烈ワードが多いです。


セリフコンテンツ力が内包されていると感じた私は勉強会Twitterで流行らせようとしたがまったく流行らず。

肝心の講義内容については基礎事項が中心なので「そもそもこの病気よくわからん!」って時におすすめ

逆に選択肢吟味や細かい所見については話してくれないので

「そんな簡単なことはわかってるからその奥が詳しく聞きたいんだ!!」みたいな状況に陥るが「おわ」で先に進まれてしまう。

頭出しは出来るが倍速視聴が出来ないので時間の無駄感が強く、私のような模試おじさんのコアなファン以外には積極的にはおすすめできないかもです。



○MEC

講師:Dr.孝志郎、Dr.渡 他


前期講座『MEC臓器別講座』 おすすめ度 ★★★☆☆

MECの臓器別はDr.渡が担当。

Dr.孝志郎に合いたくば5年の間は我慢するしかないです。

テキストに書き込む形式である、という点がTECOMとの違いでしたがTECOMも同様の形式になったため、

現時点でこれといって大きな差異はないです。

サンプルなどをみて合うと思ったほうを取りましょう。

あるいは後述するmedu4の「あたらしい~」シリーズを取ろう。


後期講座『サマライズ』『必修直前講座』おすすめ度 ★★★★★

毎年秋冬にかけて全国を行脚しM6 JDを両腕に抱き寄せ写真を撮ることが趣味の偉大なる預言者、圧倒的カリスマのDr.孝志郎が

ここで満を持して登場。

前期がTECOMでもmedu4でも後期は断然こっち。

もしTARGET間違って取っちゃっててお金がなかったら、勉強会メンバーにサマライザーをなんとしても組み込もう。

111回に引き続き今回の112回でもランブル鞭毛虫をはじめとしてホームランを連発しました。

私はSELECT買った時点でTARGETも取るプランにしてしまってたので、サマライザーを勉強会に召喚。

要点だけ教えてもらいました。

当時の私は予想問題などはっきりいって眉唾で

トリッキーな予想で印象を強くしているだけで、実際そんなに当たらないのでは?出ても一問くらいでしょ!」

と愚かにも思ってましたが、本番でブロックを解き進めるにつれて自らの過ちに気づく運びとなりました。

とにかくDr.孝志郎の予想は不自然なくらい当たるので最後は彼に頼るべし。


公衆衛生 おすすめ度 ???

見てないのでわからないです。

ただし、取った人の話を聞く限り(n=5くらい)ではそこそこよかったようで。

「TECOMと両方取ったけどTECOMよりいいよ!」の声もありました(n=2)。「そうなんだ。medu4の方がよかったよ」と言っておきました。


直前講座『ラストメッセージおすすめ度 ★★★★★

Dr.孝志郎が担当。

国試本番4日前くらいに配信。

必修問題を中心としたDr.孝志郎の予想問題が80問ほど並ぶ。

TECOMの『ラストV』と違ってこちらは視聴後、1~2周くらいは復習する時間がある親切設計。

今年はPrada-Williなどが的中。経口セフェムを背景とする出題も見事的中。


模試

春メク、夏メク、冬メクの全三回。

春メクは時期的に受ける必要なし。夏メクは記憶になし。

冬メクは過去問類題&サマライズの内容がずらりと並ぶのでMEC勢とTECOM勢で点数が結構変わったりもします。

推しの予想問題(今年はCBD。出ませんでしたが)を夏メク一般問題 → 冬メク臨床問題 の流れで出してくれる上に

きちんと解説講座で取り上げるあたりは一貫性を感じて好印象。

解説書も詳しい上に答えあわせがしやす構成になっている。


模試解説講座 おすすめ度 ★★★★☆

講師はDr.渡。小児科のみ違う人(失念)が担当。

Dr.渡の講義は初めて受けたのですがすっきりまとまっていて板書も綺麗でとても良かったです。

YouTubeで配信してるので速度もいろんな感じに変えられるしタブレットとの親和性が良いので良いです。

頭出しできないのだけがちょっと不便。

特に夏メック解説講座の『神経根の損傷と対応するリハビリ器具』と『Compromised Hostの肺炎の鑑別』がとてもわかりやすかったです。

もちろん模試の内容は毎年違いますが『かゆいところに手が届く』『わかりやすい板書』の講義は来年も期待できることでしょう。


Dr.孝志郎の直前予想メール おすすめ度 ★★★★★(必須)

国試前日と1日目終了後に送られてくるメール

50個くらいの出題ポイントが簡潔に説明されているのですが、

マスクの酸素流量とFiO2の関係』が大大ホームラン

その他もちょいちょい出たりしてました。

Dr.孝志郎はサマライズ、必修予想講座、ラストメッセージ、直前予想メールと彼の担当するほぼすべての講座で予想を的中させてくるので

これらは全部受講し、神あるいは未来人のお告げだと思ってしっかり勉強しておきましょう。


○medu4

講師:穂澄先生 他


前期講座 『あたらしい~』シリーズ おすすめ度 ★★★★☆

穂澄先生が担当。

実際に講座は取っておらず、人のテキストをチラ見したくらいなんですけど良いと思います。

medu4は『新世代型』の医療教育を提供すると銘打っているだけあって、講義の内容はさることながら学習・復習効率を非常に重視しています。

印刷して手書き』or『PDFのままタブレット勉』を選べるテキスト、重要事項はみんな大好き赤シート勉が出来る仕様、

講座に出てくる問題をランダムで解きなおすことができる『過去問DB セット演習機能』・・・・・・

あげればキリがないですが、穂澄先生のわかりやすさに定評のあるまとめ方にこれらの特徴が組み合わさって、まさに鬼に金棒。


講座とってないくせにべた褒めするのも信用ゼロであれなんですけど

数年後にはmedu4がTECOMを食ってもおかしくはない、くらいの勢いとポテンシャルは秘めています。

Twitter上ではリアル比率(しめさば大学調べ)に比べてmedu4比率が高かった気がします。

ついでに言っておくとTwitterの人たちは模試で上位の人が多かったです。



後期講座『テストゼミ』おすすめ度 ???

講師 穂澄先生

テストゼミ①~③からなる。③が予想問題編。

これも取ってないのだが、過去問DBのフォーラムにあがっているテストゼミ関連の質問をみて勝手に内容を類推する限りでは

なかなか面白そうな講座であった。時間があったら買ったのだが直前期にやることが多すぎたためあえなく断念。

受講を検討している人はYouTubeにあがってるサンプル動画を見るといいだろう。


公衆衛生『あたらしい公衆衛生』 おすすめ度 ★★★★★(最推し)

講師 穂澄先生

前述したとおりTECOMの公衆衛生から私が乗り換えたのがmedu4のこの講座である

公衆衛生という科目はとにかく数値が多く煩雑な暗記事項が多く

大切な場所とどうでもいい場所の判断がつきづらくかといって出題数Topであるため捨てるわけにもいかず

とんでもなく迷惑なやつ、なのだが、この講座を取って全12コマを2週間くらいで見終えて、

あとは毎日1チャプター 20~30分くらいで復習すれば自分の勉強会の誰よりも公衆衛生が得意になれる。

私はなれた。


穂澄先生の講座を受けたのはMEC時代のCBT講座以来なのだが、

『国試において大切な部分とそうでない部分の明確な線引き』『学習しやすいまとめ方』というのが彼の持ち味である

実はこれは公衆衛生の講座において最も求められる講師特性であるため、medu4の公衆衛生講座というのはまさに穂澄先生の真骨頂である

知識ゼロの自分がみるみるうちに公衆衛生が得意になっていくのは本当に気持ちがよく楽しかったので、

113回以降の受験生にはぜひ本講座をおすすめしたい。


直前講座『究極MAP』

講師 穂澄先生

どんな講座かはYouTubeで公開されているサンプル動画を見るのが早い。

1科目につき一枚のでっかい紙(A3くらい?)にぶわーっと書いてくらしい。

基礎事項に不安がある人、まだら痴呆が怖くて網羅的にやりたい人におすすめなのだが、

配信が遅くスケジュールを上手く立てられないのが難点であるとの声もある。

私自身は取ってないのでよくわからない。


メディックメディア

講師:清澤先生、盛永先生


友達と話していて『メディックメディア』という単語を出すと「なにそれ?」といわれることが往々にしてあるのには結構驚いた。

メディックメディアとは『病気がみえる』『イヤーノート』『クエスチョンバンク(QB)』などを刊行している会社である

予備校とは少し毛色が違うのだがいろんな教材について書きたいので同様にやっていきます。


クエスチョンバンク Vol.1~Vol.5 おすすめ度 ★★★★★(必須)

臓器別のQB。メジャー科目、小児産婦、マイナーがある。(公衆衛生と必修はVol.6、Vol.7として秋以降に発売)

これは私の国試勉強初期~中期における『最大のミス』を踏まえたアドバイスなのだ

『『『Q B は 一 周 目 問 題 だ け 解 く こ と!!!』』』


というのを肝に銘じていただきたい。

私はすべての問題を律儀に解き、キャパの少ない脳みそメモリに無駄な知識を詰め込み、周回スピードも遅くなり、ひとえに苦難でした。


国家試験における過去問の重要度は直近になればなるほど高くなります。

しかしそれは比例的に高くなるのではないです。ここが私の勘違いでした。

国試というのは想像以上に出題内容が過去数年の傾向に左右されるため、

過去問は直近になればなるほど『指数関数的に』重要度が高くなっていきます。

すなわち同等に細かい事項でも昨年出題されたものと20年前に出題された事項では重要度が雲泥の差なのであり、

昔に問われて今は問われてない知識は本当にやるだけ無駄なので覚える時間とメモリの無駄です。

QBは疾患知識の網羅性を重視するという方針のため、

どうしても古い知識を取り入れた古い問題も掲載せざるを得なくなります。

ただ我々受験生は必要な知識(それだけでも膨大だ)をスマートに学んでいかなければいけません。

80回台、70回台の問題に用はないのです。

その前にまずはここ10年で問われている事項を抑えておく必要があります。

そのための一周目問題です。

必要な知識だけを得る & 周回スピードをあげるためにもQBは一周目問題だけ解きましょう。


クエスチョンバンク Vol.6 おすすめ度 ★★★☆☆

公衆衛生のクエバン。Vol.1~5に遅れて秋口に発売。

ガイドラインにのっとった30問ほどの予想問題つき。

TECOMあるいはMECの映像講座を見た後にこっちを周回するのが私の周りでの王道パターン

しかし、この記事を読んでくれてるみなさんにはそんなコスパの悪いことはしないでいただきたいです。

medu4の公衆衛生(学習効果の高い良問を400問掲載)をやっていれば買う必要なし。

心配な人は新ガイドラインの予想問題だけ図書館で解くか友達に頼んで見せてもらいましょう。


クエスチョンバンク Vol.7 おすすめ度★★★☆☆

こちらは必修のクエバン。秋に発売。

三冊あり全部で1300ページくらい。

こちらもはっきり言ってコスパは悪いのですが必修は心配なのでやるしかなかったです。

一周して△・×問題だけもう一回直前に解きました。

主要症候のところはしっかり勉強するとまだら痴呆を防げる上、鑑別疾患を挙げる際に症候からスムーズに考えることができるので

ちょっとレベルアップできました。

しかしこれをやったからと言って必修の得点が上がるかといわれたら

別にそんなことはないし、1300ページするのは疲れるし、なんだかなーといった感じです。

レビューブック必修で身体診察や手技、検体の扱いなどを適宜確認して

あとは模試や過去5年分の必修をしっかりやるほうがいい気がします。

それでも必修落ち怖いからやっちゃうんですけど。


Q-Assist おすすめ度 ★★★☆☆

講師:清澤先生、盛永先生

メディックメディアの映像講座。

QB OnlineのシリアルコードをVol.1~Vol.5まで入力すると見れるようになります。

2020年までは無料配信らしい。

ところどころ抜けている講座もあるが全体的にわかやすくまとまっていて良かったです。

メインにするにはまだ流石に勇気がいりますが、

苦手な疾患をさくっと15分くらいで勉強したいときには非常に頼りになります。

なお直前講座で盛永先生がなんか的中させたらしいです。

見たはずなのにわからない。


以上、予備校各社の評価でした。教材選びの際に参考にしてください。

次、勉強会についてやっていきます。






勉強会のススメ

映像講義の発達により、一昔前よりは勉強会の重要性は薄れてきています。

しかし、友達に教えてもらった知識、みんなで議論して正解を導き出した知識というのは忘れにくいもの。

また勉強会は重要な情報交換の場でもあります。週1くらいのペースで行えるといいでしょう。


メンバー編成に際して、仲の良い悪いなどなど人間関係が絡んでくるので難しいかもしれませんが

できるだけ色んな人をいれるといいでしょう。

具体的には『MEC勢とTECOM勢を両方いれる』『成績が良い人と悪い人の両方をいれる』といった感じです。

前者についてはサマライズの項で説明したとおり。

後者については『教える人』『教えられる人』の構図がはっきりしてた方が場や議論の向かう方向が明確になり

脱線しにくいように感じました。

みんな同じくらいの知識レベルだと細かい知識合戦による張り合いが始まりがちでちょっとアレな時もありました。

『成績良い人』があんまメリット感じないかもなのでそこはラーメン奢るなり飲み奢るなりで買収しましょう。

ラーニングピラミッドを持ち出して、「教えることはすごく学習効果があるんだよ!」と説得するのもありです。

それと、男女混合のほうが緊張感?みたいなのが生まれていいと思います。

同性だけってなんかだらけません?「ちょっと男子ー。ちゃんと掃除しなよー」みたいなノリが必要です。

面倒なことになるのでラブは生まれないようにしましょう。


ちなみに私の勉強会ではこんなことをしました。

公衆衛生クイズ大会

過去問3年分 復習マラソン


です。公衆衛生日本史とか世界史みたいなものなのでクイズ大会との相性◎です。おすすめ

過去問3年分も対策しました。

『みんなが一周は解いた後』かつ『予備校各社の解説講座視聴済み』だと議論に深みがでるのでとても学習効率が高かったです。

全員が去年の国試をまだ解いてない状態で『みんなで一問目から順番にやっていこう!』みたいなのはやめたほうがいいです。


以上、勉強会のススメでした。

次は理想勉強スケジュールについてやっていきます。


・部活厨でも合格できる!おすすめ勉強スケジュール

上から目線で長々と書き連ねてきたことをまとめた私なりの理想勉強スケジュールを書きます。

ちなみに私はこの通りにはぜんぜん出来ませんでした。

QB Vol.1~5の項で書いたように『一周目問題以外の問題』も律儀に解いてたからです。

臓器別一周が終わったのが6年夏くらいなのでこの理想スケジュールに乗れたのは10月くらいからです。

そのころからここに書いてあることを意識しながら勉強したら成績が飛躍的に伸びた(偏差値10くらい)のでそのへんは信用してください。

国試を受け終わった今、思うのは、『国試はとにかくやることが膨大!』ということ。

やり切れずに悔しい思いをした講座や教材もいくつかあります。

この記事を読んでくださってるみなさんにお願いしたいのは『学習効率を常に意識すること』です。

一番最後にも書きますが、『忘却曲線』や『ラーニングピラミッド』など有名な勉強法を取り入れながら

常に軌道修正を試みてやっていってほしいです。


○4年生

CBTを適度にがんばる。

4年からポリクリが始まる場合はそれに合わせて映像講座なども見始めよう。

MECかTECOMかmedu4の選択は本記事などを参考にして前期講座を選ぼう。

MEC勢以外は間違っても後期講座まで一括のプランを取らないこと。

6年生になって、そのときの時流に合わせて決める必要がある。

MEC勢はサマライズまで一括でとっていいよ。

ちなみに私がもう一回、国試を受けるなら前期講座はmedu4の『あたらしい』シリーズを取ります。




○5年生 (ポリクリ期)

ポリクリをしながら、前期講座とQBをベースに臓器別の知識(いわゆる『縦割り』)の勉強を進めていきましょう。

おすすめしたいのはポリクリで実習が始まる前にその科の映像講義とQB一周目問題は終わらせておくこと。

「実習しながら映像もみてQBも解いて超学ぶぜ☆」みたいなことをやってる人がよくいますが、

先にベースとなる知識を叩き込んでから実習した方がいいに決まってます。

ベースがある上でわからないこと・忘れてしまったことを先生に聞いたり適宜復習するのが賢いやり方。

どうしても覚えられ

2018-02-10

anond:20180209153434

責任をとらせる」ことを主眼において「詰める」って言っちゃってるから

原因と対策を考えさせないとね

つっても対策なんて「残業する」「再配分する」ぐらいしか考えられなさそうだけど

俺が受けた国家試験(PM)の時は「遅れないようにこまめに進捗を客観的指標でチェックする」で合格した

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