という論法を目にしましたけれども、医療崩壊と男女差別は全くの別の問題でしょう。というか、今回の東京医大の件で問題なのは大きく2つ。
その2つを混同してる人が多いなと思いました。だから今回の件の解決策は労働環境の改善と男女差別の是正両方が必要だと思います。
労働環境について。
といったような意見が紹介されていた。というかよく見た。そういった発言者に女医さんが含まれてるのがびっくりなんだけどね。それに対して「現場がそう言ってるから仕方ない」もっとひどいのが「医者なら頭いいはずだから正しい」とでも言いたいようなツイートが目立つ。
医療現場の最前線で働く人達の労働環境が劣悪だということは認めなくちゃいけないしどうにかしなくちゃいけない。自明です。
でもどうにかしなくちゃいけない、労働環境を改善するために取られた策が「女医予備軍を減らせ」というわけだったんでしょうね。
でもそれって結局下の世代を辛い目に合わせて、そういう意見を通した人達は今までのように上手く回っていた男性中心の現場を変えたくないだけなのでは。
将来的に見て、女医さんの数が増え年齢層が厚くなれば子育てで離脱する戦力のカバーはできるんじゃないでしょうか。そういう体制が出来上がるまでには少しきついのかもしれません。アリとキリギリスのような話じゃないですかね。
医療界全体に第一線を離脱する女医は悪で医師不足の原因という認識が蔓延していて、もっと根本的な原因や解決策に目を背けてきたのが今回表沙汰になったのかもしれません。
結局医師が足りないなら増やせば?とは思います。医学部の認可もっと下ろしてたくさん医学部生入れて、質を確保しなければいけないなら国家試験の合格率を厳しくしたりすればいいのに。(そもそも国家試験の合格率が毎年9割に決まってるのもおかしくない?)厚労省だったり医師会だったりもっと権力のある大きい組織が動かなきゃ何も起きないのだろうから、現場の医師にこそ「仕方ない」で思考停止するのでなくて声を上げていただきたい。(ほんとは今まで声を上げても何も変わって来なかったのかもしれない。うーん、とても綺麗事を言ってる気はする)
男女差別について。
弁明の余地なし。完全悪。でないとこの類の男女差別がこれからも容認され続けてしまう。大学は誠意ある対応を。
そもそも大学もやましいからが点数開示の方法公開してないんですよ。なに、弁護士通さなきゃいけないわけ?返還する受験料に加えて弁護士雇った金払ってくれんの?
1番ショックだったのが
「女性差別はよくあること」
「差別なんて医者になった後いくらでもある」と言ってしまってること。
男性社会で摩耗しすぎて感覚が麻痺してるんですかね。これから女医さんになっていく人達が女性差別された時に、同性の上司にも「仕方ない」と味方をしてくれないと思うと虚しくないですか?
それから、これはやっかみかもしれないけど、そういう発言をされた女医さんは「逆境に逆らって医者になって活躍してる私」に悦に入ってるのでしょうか。悲しいな。
結局医者は皆天才な訳ではないし人格者でもないんですよね。もちろんすごく優秀な医師も徳の高い方もいらっしゃるでしょうけど。
それから東医出身女医は優秀論法あるけど、東医出の女医さんの中でコネ入学した方もいらっしゃるでしょうね。(暴論でごめんなさい)
という医学部志望の戯言でした。生意気言ってごめんなさい。でも、この先医者になって同性の上司にも味方してもらえないかもしれないと思うと絶望なので、進路変更しようかな。闇が深すぎて一生を無駄にする気がする。
背中を押してほしいの?いいよ 医者なんてやめとけ
医者でもないお前は何者でもないのでお前の意見に1億2千万分の1以上の価値はない。 医学部もしくは相応の大学に受かってからキーボードをたたけ。 お前の受験がうまく行かないのは医...