はてなキーワード: クスクスとは
年末年始に北米のとある都市に2週間滞在してて、一度も米を食べなかったら症状が出なかった。
米断ちしたら症状出なくなった。
マジか。
かれこれ20年弱不機嫌なお腹と付き合ってきて、人前であわやということもあったし(ギリセーフ)いろいろ薬も飲んだけど、これ米アレルギーなのか。そうなのか。
いま米断ちしてちょうど2ヶ月経ったところで、主食としてはパンやパスタ、クスクスなんかを食べてる。(クスクスはカレー食べたいとき便利)
お腹痛くないのは嬉しいけど微妙だよ。米食べたいじゃん。もち、寿司、牛丼、たまごかけご飯!!
(日本酒はもともとすごく悪酔いするから飲めないし、糠漬けは食べるとなぜか気分が悪くなって、苦手)
ネットを一生懸命検索して、米アレルギーでもササニシキは大丈夫という人がいるという情報を見つけたので藁をも掴む思いで買ってきた。まだ試してないけど。
あとこれが遅延型食物アレルギーというやつなのかはわからない。血液検査には科学的根拠がないって噂だし(おぎやはぎがラジオで言ってた)、高いし。ただ、英語で検索してみたらIBSとIgGアレルギーの関連を疑って行われた研究がいくつか目に付いた。英語を読むのに抵抗のない方は「igg allergy irritable bowel」などで検索してみてほしい。
米断ちによってIBS以外に変化があったのは、以前は背中に細かい吹き出物が出やすかったのにできなくなったことくらいだけど、IBS持ってると生活の質がすごく落ちるので、解決できそうでホッとしてます。
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(創作だろ、と思うくらいで読んでくれれば幸いです)
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私のことを愛していると言った。
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母親と会うのは、月に一度。
住んでいる場所は遠くはなかったが、なぜ一緒に暮らしていないのか、幼いながらにタブーだと知っていたのか、きちんと確認したことはなかった。
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小学四年生の頃の運動会では、全身を私のチームの色のジャージで手作りのポンポンや旗を振り揃え、クラスメイトや保護者たちの失笑を買っていた。
半年に一回の授業参観でも、私が発表するたびに「私の子です!」と周りに伝え、悪目立ちしていた。
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私を愛していると言っていたお母さんは、私が高学年になったあたりから回数が極端に減った。
月に一度が、長期休みの間に一度と、年3.4回へと減っていた。
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「お母さんね、整形したの。」
突然の告白に動揺を隠せず、「なんで?」と聞いた声は震えていたと思う。
その日の電話は、とても長かった。
あまり内容をハッキリ覚えていないけど、「お母さんがそうしたくて、そうしたのならいいと思う。お母さんが幸せになるならいいよ。」と返したと思う。
本心かどうか分からなかったが、唯一の肉親だった母親に嫌われたくないための、建前の方が強かったと思う。
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ところが、私の人生は一転する。
瞬時に「やばい。」と感じた。
少女漫画で見たことのある、いじめの始まりのシーンが自分の身に起きていた。
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それまでの私は生徒会の一員で、友達も決して少なくない方だった。
そもそも、一学年1クラスしかないような小さな学校だったが、男女ともに仲が良く、学校生活は充実していた。
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原因がわからず、一番の親友だった女の子に話しかけると「わからないの?!」と言われた。
怪訝に思っていると、担任に呼ばれた。
担任から聞かされたのは、自分の身に起きたとは思えない、現実味のない言葉だった。
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「あなたのお母さんがテレビに出て、クラス中で騒ぎになっている。」
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その日は早退した。
担任から電話があったらしく、私よりも詳しく事を把握していた。
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番組では、母親がどれだけ容姿にコンプレックスを持っていて、その容姿によってどんなに不幸な人生を歩んできたか。
そして、番組内で整形手術をし、ダイエットをし、美しくなった。
後日、別の学校だった親友に録画してあった番組を見せてもらった時、母親が誰か分からなかった。
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番組内では、母親がメインとして扱われ、美しくなり、大物タレントに「幸せになってね!」と励まされ、スタジオ号泣の美ストーリーだった。
自分の身内でなければ、第三者だったら、感動で泣いていたと思う。
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番組内のVTRで流れた母親が受けた不幸エピソードを準えるようなものが主流で、傍観している生徒もクスクスと笑う。
小学校はその後すぐ卒業したが、中学校でもすぐに噂は広まり、上級生がわざわざ私を尋ねて顔を見に来ては囃し立てるくらいだった。
話しかけてくる子はみんな、二言目には母親のことを聞いてきた。
中には、母親のことを聞くことを罰ゲームとして、好奇の対象になった。
初対面で会う人が、みんな大嫌いになった。
初対面で会う人と、うまく話せなくなった。
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友達を作ることもできず、何か別のことに打ち込むこともできず、転校もできなかった。
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私のためだ、私を愛してるからだと言っていた母親も、住みにくくなり、すぐに遠くに逃げた。
東京で夜の仕事を始めたところまでは把握していたが、その後連絡を取ることを禁じられた。
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怒る対象を失い、頼る友達を失い、安らぐ場所を見つけられず、中学時代は孤独だった。
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高校に入り、流石にいじめはほぼ無くなり友達もできたが、一緒に笑っている友達が、心の中では私のことをバカにしているのではないか、陰で笑い者にしているのではないか、好奇で一緒にいるだけではないかとずっと怖かった。
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結局高校時代の友達には、私の母親のことを知っているかなどハッキリ聞けないままだったが、心の中で抱いていた疑心を気にしなくなるくらい仲良くなれた友達もいた。
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保護者だった人が、念のためと母親に私の連絡先を伝えたと言った。
「もう幸せに暮らして、私のことを子どもだとも思っていないんじゃない」などと冗談めいて言ったが、心の中ではそうに違いないと思っていた。
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美しくなったはずの顔は、数年で元に戻ったらしく、段々と失われる美貌や居場所が原因で、重い心の病気になって入院していた。
母親から掛かってくる電話で「幸せ?」と聞いた時に「全然幸せになれなかった」と言われた時に、初めて明確な憎悪を自覚した。
せめて幸せになっていてくれれば、母親を怒鳴り罵り、私がどれだけ嫌な思いをしたか伝えられた。
でも「幸せになれなかった」とハッキリ言う母親を、責めることなんてできなかった。
「そっか、私もだよ。」と伝え、その後母親からの電話に出なくなった。
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未だに、目の前にいるこの人は母親のことを知っていて、心の中では嗤っているんじゃないかと思う。
未だに、初対面の人とうまく話せない。
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この先、結婚するような相手が出来たら、必ず母親のことは負荷になる。
母親が生きている限り、隠すこともできないだろうと思う。
事の顛末を聞いて、手のひらを返すような人はこちらとしてもお断りだが、結婚相手は受け入れても相手の家族がどう思うかわからない。
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「どれだけ親と仲が悪くても、産んでくれたんだから感謝しやきゃいけない」
という言葉を聞くたびに、虫酸が走る。
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今では母親が近くに住んでいなくてよかったと思う。
近くに住んでいたら、危うく殺しかねない。
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私が一番楽しい青春時代を奪われた分、幸せになってくれなければ割に合わない。
美しくて、幸せに楽しく生きる母親に、自分をぶつけ転落させたい。
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なぜ今これを書こうと思ったのかはわからない。
ちょうど10年が経ち、自分の中で一つのケリをつけたかったのかもしれない。
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当時の知り合い以外に、自分からこの話をしたことがなかったから、他人の見解を聞きたいのかもしれない。
私の考え方は間違っている、私の不幸の原因は母親ではなく私自身にあるのだと叱って欲しいのかもしれない。
つらかったね、頑張ったねと慰めて欲しいのかもしれない。
こうすればよかったのに、こうすればいいのにとアドバイスが欲しいのかもしれない。
お前より不幸な人間は他に五万といる、と鼻で笑って欲しいのかもしれない。
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私の人生は、私が身動きを取れない間に、唯一の肉親に壊されてしまった。
こう言って私は、この先もずっと母親を恨んで、母親に全ての責任を転嫁し続けると思う。
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お母さんへ、私のために幸せになってください。
君も飛びついちゃったねwぷークスクス
増田「関西人ってたこ焼き器を一家に一台持ってるんだって?」ぷークスクス
増田「それ、どんなたこ焼き器なん?家庭でも、まともにたこ焼き焼けるの?」
増田「へー。普通に焼けるんだぁ。レシピはどうすんの?ほんとに美味しいの?」
関西人「たこ焼粉と卵と水混ぜて、タコ入れて味付けるだけだよ。美味しいよ。」(バカにすんな)
みたいな会話になってるんとちゃうかw
最初に「たこ焼き器を買いたいと思ってるんだけど」と言っておけば、
変に誤解されることもなく会話できるかも。
たこ焼き器も、電気式、カセットガス式、こんろ利用式の3種類のどれがおすすめなのか?とか
レシピも標準的なレシピは知った上で、家庭ごとにどんな工夫があるのか知りたい
こんな風に基礎的な部分は最低限の調査は事前に済ませて
反射的感情的には、おっぱい募金と子供のマネキンを破壊することに対しては1の無問題、ISISを模したマネキンとキモオタについては4の許すべきでないという感覚を持つけど、そこに違いが発生するのは正しくないと思うので、意見としては仕方なく全てに1の無問題という答えを出す。
おっぱいはとりあえず置いておくとして、子供のマネキンとそれ以外に対して感情面で違いが発生するのはなぜかというのは、まず俺が子供があまり好きでないというのが考えられるが、実際に殴りたいほどかというとそうではない。むしろ子供にキツく当たる大人、厳しい指導をする教師、いじめっ子、などには、俺を子供側に投影して、大人やいじめっ子に憎悪が湧く方だったりする。
また、ISISやイスラム教徒に対しては舌打ちしたくなる苛立ちは湧かないが、ISISは困った存在だし、イスラム教徒も戒律や拘りが強くて気を使わなきゃならなそうであんま関わりたくないという差別かもしれん感情はある。キモオタについては俺自身キモオタなのでキモオタが馬鹿にされるのは嫌だが、キモオタが見苦しいとも思うのでテレビにオタクが出てるとチャンネルをかえるし、喫茶店などでオタ友達が大声で話してたりするとさっさと帰りたくなったりもするわけだ。
色々すっ飛ばして暫定結論を言うと、マイノリティであり弱者であるとする意見に実感(これも感覚に過ぎない)が持ててるかどうかで、それに対する加害可能性に敏感になるか鈍感になるかが別れるっつう普通でつまらなくて自称被差別者が普段から怒ってる話なのかもしれない。「子供は弱い存在っていうけど俺も子供を経験してきてまあ多少精神病んだけど生き抜いたから弱者って言われても実感持てないし世の中に子供一杯いるからマイノリティでもないよね」「イスラム教徒はなんか大変そうだから弱者っぽいし日本だと見ないからマイノリティだよね」「キモオタは俺自身の経験としてキモがられる弱者だしネットにしか友達いないからマイノリティだよね」そして「女は言うまでもなく人類の半分だからマイノリティではないし、肉体的社会的に弱者っていう話には話としては頷けるけど俺童貞だし物理的性暴力そんな見たことない&職歴ないからピンと来ないしむしろ俺の人生の中で女と接する機会のあった学生時代を振り返ればなんか女子ってキラキラしてて眩しいし貴いしクスクス笑ってくるしウェブでは理屈で殴ってきて怖いし母親には逆らえないし強者なんだよな」っていうわけ。
「こっちの方が弱者なんだよ合戦はやめろ」って言うけど、それで弱者という印象を勝ち取れば保護も勝ち取ることに繋がるから有効なんだよなあ。
ただ厄介であり面白いこととして、ウェブ上で自分が弱者だと主張する時はしばしば強い言葉や、筋道だった迫り方になるから、「こっちが弱者なんだよ合戦で勝つ」=「理屈ではそうだけど、主張する能力が高いからあいつらやっぱ強者じゃん」っていう矛盾が発生するって現象。真に弱者であるというポジションを得たいなら、「こんなに辛く生き辛いんだよ、なぜならこうでこうで……」という風に論や証拠を展開して納得させる方向ではなく、かわいそうぶることで憐みを買う方が有効なんだと思うわ。つってもインターネッツは憐みを買おうとする人間にやたら厳しくなる風潮ができてるからそれも難しいんだけど。
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隠せてるつもりで全然隠せてなくて、自ら望んで影でクスクス笑われてる形になっているだけだよ。
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はてなブックマーク - fusanosuke_n のブックマーク - 2015年7月20日
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好きでメガネかけてるわけじゃねえんだよ。
0.1ないのどんだけ大変かわかりもしねえでメガネばかにすんなって思ったことがある。
増田はみんな目がいい人ばっかなのかな。
視力悪くてしゃーなしにメガネかけてて苦しんだことってないのかな?
メガネかけ始めの頃、昔のことだから、周りにはおしゃれなメガネはなかった。
いわゆるアメリカ映画に出てくる日本人リーマンデフォみたいな黒フチフレームメガネ。
初めてかけた頃は鼻にフィットしなくて、すぐずれた。
手垢もほこりもレンズによくつくし、扱い方自体がなれなくて大変だった。
壊れやすいし、起きてる時はずっとしてないと見えないし、鼻に乗ってる不快感になれなかった。
メガネ屋の店主もいい加減な調整して初購入したものを俺に渡してたので、不具合がメガネ初心者の自分には理解できなかったんだ。
メガネって・・・・・・・田舎住まいの自分にとっては高価で、ずれても調整するのにすごい手間がかかるんで、フィットしないのを我慢するしかないって思ってたんだよね。
それで、片手で無意識に鼻のズレや傾きを直して視界を調整してた。
何カッコつけてんだよ!とかメガネ片手で触ってインテリきどり?とかすごい馬鹿にするんだよ。
カッコつけやろうw
酔ってるw
バカのくせにw
めがねくいくい君。
視力が中学校から極端に落ちて、うちの家系はたまに目の悪い人がでたりするから、すごく泣いた。
なんでメガネであんなばかにされんのか理解できずに心にたくさん傷をもった。
フレームおれるから横になってクッションに頭をのせてテレビもみれないし。
コンタクトもやってみたけど、目が痛くて、結膜炎なったり、ドライアイで難しかったり・・・けっきょくメガネしか頼れない。
あの昔の馬鹿にされた心の傷が、ときどき脳裏に浮かんできて、未だにストレスになっている。
たまにメガネないほうがいいよとか人に言われると、ぐさっとくるんだよね。
メガネないほうが=コンタクトにしたほうがいいよとかいう人これまでの人生で何人も周りに居た。
メガネでブッサーとか言われた自分の劣等感をつついてくるような発言にきこえてしゃーない。
ああいう人たちって心の中ではけっきょくメガネ=ブサなんだよね、
http://oimoimomomo.sakura.ne.jp
ねねは、清正の主たる秀吉の、糟糠の妻だ。
清正がまだ虎之介と呼ばれた幼い頃から、正則と共に実の子のように可愛がってくれた、所謂母のような存在だった。
ねねの存在があったからこそ、今この肥後25万石を納める加藤清正があると断言して良い。清正や正則と言った子飼いの将が、他の古参の将兵を差し置いて高禄を食める身分になれたのは、一重にねねによる推挙があったからだ。
だからこそ清正は、大坂城に登城する機会があればねね――いや、北政所となった彼女のご機嫌伺いを欠かさなかった。
この度の出仕もそうだったはずだ。
簡単な挨拶を済ませた(と言っても、ねね自身が堅苦しい挨拶を好まないので、形式だけのものでさえなかったが)すぐ後に、ねねが言った。
一体なんだと訝る清正だが、それを面には出さずにただ頷くいた。
ねねが名を呼ぶ。
はい、と返事があって、軽い衣擦れの音が耳に入った。「……清正」
何事だ、と眉をしかめて声の方向を無遠慮に見た清正は、ますます仏頂面になった。
現れたのは、年若い娘だった。全くもって見覚えもなければ、呼び捨てにされる筋合いもない。
とっさにねねの方に視線をやったが、彼女はただにこにこと笑っているだけで何の説明もなされない。
そうこうしているうちに、娘が清正に駆け寄ってきた。
「清正!?え、本物…」
「おねね様」
娘の手が清正の身体に触れようとした瞬間、耐えかねて清正は声を上げた。
清正の拒絶する態度がわかったのか、そう言った瞬間娘は手を引っ込めてぴたりと止まる。
「…あの、説明していただけますか」
少し不機嫌そうに清正が言うと、ねねはやや困ったような顔をした。ついで苦笑を浮かべて、おいで、と娘に向かって手を差し伸べる。
すると娘は何の疑問もなくねねの隣に座った。ねねの隣…つまり上座だ。
いよいよもって清正は訳が分からなくなる。
恐らくこの天下で二番目に権力を持っているのは彼女、関白秀吉の正室、北政所だ。
余談ながら、秀吉が小身だった頃から夫をよく助けていた彼女に、秀吉は頭が上がらない。また、ねねは豊臣政権の内政や人事も把握し、秀吉によく助言している。秀吉の目に見えないところをねねがカバーしているような格好で、彼女によって取りたてられた者も少なくない。
雌鳥歌えば家滅ぶという故事もあるが、ねねはそんなものは知らぬとばかりに、秀吉を、国政を支えたのだ。
ともあれ。
そんな女性の隣に、図々しくも座れるようなこの小娘とは一体何だ。清正の疑念はますます膨れ、とどまることを知らない。
さまざまな想像をする清正に、ねねが弾けるように笑い声を上げた。
「やだよ、清正。そんなに怖い顔をしちゃ」
「いえ、…そのようなことは」
「ごめんね、何も説明しないで。紹介したかったっていうのは、この娘のこと。夢子っていうのよ」
その夢子が一体何なのだと、清正は喉元まででかかった言葉を飲み込んだ。
無意識に視線を動かすと、娘が清正を凝視しているのが目に入る。
居心地の悪さを覚えて目を逸らすと、清正はねねの次の言葉を待った。
若干いらいらとする清正に、ねねはどこまでもマイペースかつ笑みすら浮かべて楽しげだ。
*** ** ***
というのが清正の正直な本音だった。納得出来ない。出来るわけがない。
何故こうなった、と清正は頭を抱え込みながら――隣を歩く娘をちらりと盗み見た。何も考えてなさそうに、少し楽しげに、弾むようにして歩くこの娘。
着物が変だ。丈が短すぎる。しかし、貧しいから丈を詰めていると言う風でもない。汚れてもいないし擦り切れてもいないし、何より露出した肌には貧困を表すものが何一つとしてなかった。思えば、南蛮人の着物の形に近いものがある。
ねねによると、突如として光の中から現れたという。そこからしてまず、信じることが出来ない。しかし、ねねは清正の大恩人。ここは素直に信じることにした。
しかし、百歩譲ってこの娘が光の中から現れたとしよう。問題はその次だ。
この娘が、今から4、500年先の世界からやってきたということ。
ねねは信じたらしいが、清正には無理だ。第一、4、500年の未来がどうなっているか想像もつかない。
秀吉やねねは、その人柄と広すぎる懐ゆえか、この怪しすぎる娘を稀なる客人としてもてなしているらしいが、清正には無理だ。
なのに現状、清正はねねからこの娘を押し付けられてしまった。いや、“押し付けられた”というのは表現が悪い。ねねは無理にとは言わなかった。『出来れば』という表現をした。そして、他ならぬねねの頼みだから断れなかったのは、清正だ。今更この決定を覆していては男が廃るどころか、大恩をあだで返すことにもなりかねない。
とは言っても、薄気味悪いとは思った。
なんの変哲もない娘であるが、口を開けばおかしなことしか言わない。
娘は初めから、清正のことを知っていた。
ねねや秀吉との会話から発展していったらしい。どのような詳細があったかは知らないが、ともかく、娘が“会ってみたい”と言ったそうだ。
そして今日に至った。
ねねの言い分としては、『故郷をとても懐かしんでいるから、かりそめとは言え、知った人間の元で過ごすのが一番だろう』とのこと。暗に、その恋人とやらの役をしろと命ぜられているかのようだ。
何より、本人の希望が強かったらしい。
今はおとなしいが、先ほどまではうるさいくらいだった。
清正、清正、と全く見知らぬ人間(それも小娘)から呼び捨てにされるのは、少々我慢がならない。
しかし、ねねの頼みを断ることは出来ないし、粗略に扱うことも出来ない。お願いよ、なんて手を合わせて頼まれたら断るなんてとんでもない。
(まったく、人がいい)
と思わないでもないが、そんなねねが好きだからと思えばそれ以上は何も言えない清正だった。
ともあれ、“客人の接待”と思えば良い。
屋敷に戻れば、部屋を確保し、家臣侍女に説明をしなければならないのだが、なんと言ったものか。
色々と考えをめぐらして、改めて面倒なことになったと思いながら清正は屋敷を目指したのだった。
ともあれ清正の行動は早く、“北政所様から客人をお預かりした。丁重に扱うように”とし、あとは黙殺していようと考えた。
ねねは、可能ならそばに置いてあげて欲しいと言ったが、機嫌を取れとは言っていない。
清正には他にも仕事があるし、この娘にばかり構ってはいられないのだ。
自室にて政務を執る清正は、こっそりと忍び寄ってくる気配を察知した。
普通なら何者だと人を呼ばうところだが、こんな白昼堂々、しかも気配だだ漏れでやってくる諜者がいるものか。何より、戦時でもないというのに。
何だ、と思っていると障子戸の向こうから声がかけられた。
一応返事をすると、控えめに開けられる。暫くぶりに顔を見た、あの娘だった。
文机に向かう清正を一瞥すると、どこか忍ぶようにして部屋に入ってくる。
「政務中だ」
一言断ると、分かっていると娘はしゃあしゃあと言った。だったら早く出て行けと心の中で思った清正だ。
娘はそんな清正など構いもせず、部屋の隅にちょこんと腰掛けると、どこから取り出したのか本を膝の上に置いて読む体勢を作った。
出て行く気配がないところを見ると、清正は嘆息をついてそう答えた。
初めは娘の視線が清正に寄せられていたが、暫くするとそれもなくなる。
しかし時折思い出したように娘の瞳が清正を見つめ、逸らされる。
当然のように会話はなく、わずかな物音さえ許さないそこは沈黙に包まれた。
それは、次の日も、その次の日も、その次の日もずっと続いた。
こっそりとやって来ては声をかけ、部屋の隅で本を読む。
読み終わっても出て行かず、ぼうっとしているか清正の後姿を眺めている。
そんな日が、続いた。
(何だ?)
と清正は訝ったが、その疑問をぶつけるわけでもない。
一度など、あまりにも静かで動く気配さえないので振り返ってみると、娘は打掛を布団代わりに部屋の隅で丸まって眠っていた。
清正は呆れる思いだったが、これを機にと思って気配を忍ばせて近寄ってみた。観察ばかりされているので、観察し返してやろうと。
よほど寝入っているのか気配に疎いのか、清正が近づいただけでは起きる様子も見せない。
畳の上に、短い(当代比)髪が散らばっている。
肌は白く、身体には傷ひとつなく、教養はないくせに読み書きは出来る。行儀作法は全くできていない(どころか常識にも乏しい)が、やはり下層民ということはないらしい。
小さい顔だと、清正は己の掌と比べて思った。清正のそれで顔面が覆えるのではないかと、興味本位でそろそろと手を伸ばした時。
折悪しくも娘が目を覚ました。
慌てて清正が手を引っ込めると、娘はゆっくりと身体を起こして何をしているのかと尋ねる。
狼狽した清正が正直に答えると、一瞬娘は目を丸くし、ついで笑った。
「同じことしてる」
誰と、と問えば清正、と娘は答えた。清正が変な顔をして困惑を示すと、娘は手を振って違うと言った。
それを境に、清正と娘は少しずつ会話をするようになった。
といっても、大体にして娘がしゃべり清正が相槌を打つという格好。内容も大したことはない世間話から、二人の共通の人物である秀吉やねねのこと。この話題になると、清正も少しばかり言葉を話した。
だが、一番多いのは“清正”のことだ。――娘の恋人であるという、清正のこと。これは、半ば娘の独り言のようにして語られることが多い。
回想するように、懐かしむように。
そして、いとおしそうに。
「……清正、今何してるのかなぁ」
初めは興味なさそうに聞いていた清正であったが、次第にどんな人間なのか気になりだしてきた。娘の言うことには、清正と同姓同名で背格好人相もそっくり、声まで似ていて性格も類似しているとか。
そして何より、娘が“清正”を愛していると言う。
単純に、どんな男なのか気になった。
最初は放っておいたが、こない日が三日、四日と続くと何かあったのだろうか思うようになった。
それとなく家臣の者に聞いてみると、屋敷の外に出ているとのこと。供もつけずに。
放っておこうかとも思ったが、よくよく考えてみると、あの娘は北政所から預かった客人だ。白昼、秀吉のお膝元である大坂の武家屋敷で、妙な物がいるわけはないが、万が一ということがある。何より
あんな調子で他の者に話しかけていては、それが事情を知らぬ人間だったら命がいくつあっても足りない。清正は慣れたが。
考えあぐねた末、清正は娘の部屋を訪れることにした。事情を聞いて、必要があれば供をつけさせるよう、釘をさすつもりだった。
「供もつけずに、屋敷を抜けているらしいな」
突然の清正の来訪に、娘は驚いたようだったが、開口一番の清正の言葉にもっと驚いたようだ。
しかし驚いたのも一瞬で、はて、と言うように首をかしげてみせた。
「お供ってつけなきゃダメなの?」
この調子だ。
清正がため息を吐くと娘は、何よ、と戸惑ったような顔をする。
「だめも何も、普通身分の高い女性は供回りをつけずに出歩いたりしないもんだ」
「それでも、北政所様から預かった客人だろうが。お前に何かあっちゃ困るんだ」
どこまでも暢気そのものといった娘に呆れながら清正が言うが、彼女はまるで聞いてはいない。
嬉しそうな顔で、
「清正、私のこと心配してくれたの?」
などと言い出す始末だ。呆れ果てたヤツだ。
「とにかく、今度から外へ出るときは供をつけろ。世話役の侍女がいるだろ」
「あやのさんとお絹さん?」
「お前が勝手にふらふら出歩いて、怠慢だと叱責されるのはその二人だからな」
「え?!そんな、怒らないでね!私が勝手に…」
「これからはそうするな言ってるんだ。大体、何しに行ってんだ」
清正の問いに、娘は、どこかもじもじしてはっきりと答えない。
答えたくないのなら、と踵を返そうとした清正の裾を捕まえて、娘が、犬!と答えた。
「…散歩してたら、子犬が捨てられてたの。かわいそうだから、餌やりに行ってただけ」
別に怪しいことしてないよ、と娘は付け加えたが最初から疑ってはいない。
そうすると、確かに家臣の言葉と一致する。屋敷を出る前に厨によって、弁当を作ってもらっているというから尚更だ。
俺も焼きが回ったかな、なんて清正は歩きながら考えた。
供回りはなし、私的な用事で家臣を連れまわすことは出来ない。ごく軽装に身を包んだ清正は(といって、普段から質素であるが)、娘と二人で通りを歩いている。
どんどんと入り組んだ道に入って行き、しまいには神社のようなところについた。
こんなところもあったのか、としげしげと周囲を見渡す清正の視界の中で、娘が境内に走っていく。
清正が娘の後を追うと、太い木の根元に、布に包まれた子犬がいた。生後三月といったくらいか、すでに顔つきは成犬のそれに近づいている。
娘はそれを撫で、声をかけた。すると子犬の方も懐いているのか、かがんだ娘に飛びつきじゃれ付いた。
子犬と戯れる姿は、無邪気そのものだ。そしてその笑顔は、今まで見たこともないほど輝いている。本来はこのように笑うのだろうかと清正は思った。
むっつりと考え込む清正の名を、娘が呼ぶ。
「ねえ、清正も触ってよ。もう、可愛いんだよ、人懐っこくて」
懐いているのは餌をもらったからだろうと思ったが、清正がアクションを起こすより先に、子犬の方から清正の足元にじゃれ付いてきた。
今まで特別に犬猫に何か思ったことはなかったが、懐かれて悪い気はしない。
「…まんまだな」
「いいでしょ、別に」
つっこみを入れた清正に、娘は少しばかり頬を膨らませて抗議した。
暫く無言で犬を眺めていた清正だが、立ち上がって帰るかと娘を促す。
一瞬、娘がなんとも言えないような瞳で清正を見たが、何も言わなかった。最後にクロをひとつ撫でて、また来るねと呟く。
清正は腰に手を当てて、そんな様子を見ている。
「飼うんじゃねえのか?」
と一言尋ねた。
すると、弾かれたように娘が顔を上げ、清正を凝視する。
清正がそれ以上何も言わないところを見ると、娘はありがとうと叫んだ。
「クロ、今日は一緒に帰れるんだよ!」
*** ** ***
ふと、通りがかった清正の目に、縁側に座り込んだ娘の姿が入ってきた。
わざと足音を立てて近付くが、娘がそれに気づいた様子はない。相変わらず気配に疎いヤツだと清正は思う。
娘は、縁の下に座っているクロを撫でながらぼんやりと空を見上げている。
しかしその横顔には、そこはかとない哀愁があって、望郷の念に駆られているのは明白だ。
清正はそんなことを思って、羽織を娘の頭からかぶせるように掛けた。
それでようやく、娘は清正に気づき、こちらを向いた。
清正が声を掛けると、娘は羽織を肩から掛けなおしてありがとうと呟いた。
そして清正を見上げて、微笑む。
「優しいね」
「…別に。おねね様から託された客人に何かあったら事だからな」
嘘は言っていない。清正がむっつりとして言うと、娘は肩をゆらしてクスクスと笑った。
そんな笑顔にほっとした己に気づいた清正は、誰から指摘されたわけでも、ましてやその安堵を悟られたわけでもないのに、
(別に)
そんな狼狽を誤魔化すようにして、清正はどうしたんだ、と言葉を紡ぐ。
「月なんか眺めて。ゲンダイ、とやらが恋しくなったのか」
「分かる?さすがは清正、一心同体ね」
なんでそうなるんだ、と清正は呆れたように口を閉じた。
「あのね、考えたことがあるのよ。聞いて。…今、目の前に居る清正と、…あなたのことね。あなたと、私の恋人の清正は、やっぱり違うなって」
「当たり前だ。俺は俺以外の何者にもなった覚えはない」
「それは、そうだけどさあ」
そして彼女の住まうニジュウイッセイキとやらには、清正とそっくりの“清正”が居て。…なんて途方もない話。
「でも、やっぱり似てる」
「…前にも聞いた」
「しゃべり方もね、むっつりした顔もね、全部全部。ご先祖様かな?それとも前世の姿かしら。不思議だわぁ…」
「俺は、俺だ」
伸ばされた手が、清正の手に触れた。
控え目な手つきは、清正の手の重さを測るように軽く持ち上げたあとさっと撤退していった。
「やっぱり、ここは戦国時代なのかぁ…。そうよね、あなたは戦国武将で、私のことをお世話してくれたおねね様っていうのも、…北政所様ってやつみたいだし」
「そうね。あなたは、清正!っていうよりもはや清正様って感じだもの。呼び捨てなんて恐れ多いわ」
と言うものの、娘は清正を呼びつけにする。
当初それに抵抗があったものの、慣れとは恐ろしいものだ。今の調子で娘が“清正様”なんて言おうものなら、かゆくて仕方がないだろう。
娘の話は続く。
「私の“清正”は、なんかちょっと尻に敷かれてる感じはあるし、似ててもやっぱり別人ね」
どこか苦笑気味に娘が言う。
清正はどこか違和感を覚えた。清正を呼ぶときのそれと、彼女の。。。清正を呼ぶ声音はまるで違うのだ。
「…お前の清正とやらは、よほど腑抜けらしいな」
違和感をかき消すようにそう呟くと、娘がくわっと睨みつけてきた。
「女の尻に敷かれる男なんて、腑抜けだろ」
「そんなことない!っていうか、秀吉さまだっておねね様の尻に敷かれてるでしょ」
「愚弄する気か?!」
「愚弄じゃないもん、本人が言ってたの!“わしゃあねねには頭が上がらんでの~”って」
「……」
想像するだにかたくない。それゆえ、清正は反論の言葉を失った。
黙りこんだ清正に、娘はすこしばかり申し訳なさそうにした。
「まあ、気分を害したのなら謝るけど。…でも、“清正”を他の人からそんな風に言われるのは、いやだなって」
「悪かったな」
「いいよ。そりゃあ、大名のあなたから見たら取るに足らないかも知れないけど、それでも“清正”はいい旦那様なんだからね。恋愛面ではちょっとヘタレだけど、それ以外だったら男らしいし、指圧うまいし、ノート超きれいに取るんだから!」
「そーかよ」
「そうよ」
少しばかり意味の分からない言葉もあったが、清正は適当に流した。
しかしそんな清正に構わず、娘は大いに胸を張る。自分のことのように誇らしげだ。
「まあ、オカルトはちょっと苦手でちょっと照れ屋だけど、料理は出来るし、朝も起こしてくれるし、本当に結婚したいくらい最高なのよ。清正の作るモヤシ炒め、食べたいなぁ…」
「清正は、俺だ」
「ジェンダー!“清正”はそんなこと言わないもん。むしろ『お前料理、味薄すぎるんだよ。俺が作る』とか言ってくれるんだから。最高よねえ、ホント」
「だから、俺が清正だ!」
鼓膜をびびりと揺るがすような清正の声に、娘はびくりと肩を揺する。娘どころか、縁の下のクロまでもピンと耳や尻尾を立てて驚いている。
覚えず大声を出してしまった清正は、彼女の反応でわれに返った。口をつぐみ、たまらず目を逸らした。
「…悪い」
「いや、大丈夫」
(何を馬鹿なことを)
清正の心中、後悔の大嵐だ。こんな詮無いことで怒鳴っても仕様がないというのに。
大体何を苛立っているのだと自問しかけて、清正ははっとした。
一方で娘は、清正の胸中など少しも知らず悩ましげなため息を吐き、帰りたい、とこぼしながらクロを撫でている。
「お前とのお別れはさびしいけどね。きっと清正が責任持って育ててくれるから、安心しな。…清正は、何してるんだろうか」
無意識に繰り出した手が、娘の手を掴んでいる。驚いて清正を振り返る彼女の肩を、もう一方の手ががっちりと掴んで離さない。
目を丸くした娘が何事か言葉を紡ぐより先に、清正が言った。
「俺は、ここに居る」
清正の正面の丸い瞳の中に、清正の姿が映りこんでいる。そして、恐らく清正のそれにも彼女の姿が。
言葉も出せずに固まっていた娘であるが、子犬が膝にもっとと言うようにじゃれ付いてきた拍子に、金縛りが解けたようだ。
少し恥ずかしそうに目を逸らしてから、苦笑し、娘はかぶりを振った。
「…参ったな。少しドキッとしちゃった」
「清正は、俺だ。俺が清正だ。。。。。」
「でも、…私は、“清正”じゃないとダメだ。だってね、私の好きな清正は、あなたみたいにびしっと決められない。でも、そういう清正が、私は好きだから」
「夢子、」
恐らく初めて、名前を呼んだ清正に娘が目を見開いた。
「…名前、知ってたんだ」
当然だと、清正が答えようとしたまさにその瞬間。
すっと娘の身体の輪郭がぼやけた。ぎょっとする清正の前で、娘の身体は色を失い、後ろの風景が透けて見えるまでになった。
「どういうことだ…?」
「帰れるみたい。清正“様”、これまでお世話になりました。豊臣ご夫妻にもよろしくお伝えくださいませ。…クロ、元気でね」
もう随分と薄くなった身体で娘はクロの身体に触れる。感触がないのか、クロは不思議そうな顔をするだけで。
清正は思わず捕まえようとして手を伸ばしたが、透き通るだけで掴むことは出来ない。
「ありがとう。清正の所に、帰るね」
その言葉を最後に、清正の前から人一人が消えた。「…っオイ!」
蛍がいっせいに飛び立ったような光の残像だけを残して。
どこか呆然として、清正は廊下に落ちた己の羽織を拾った。確かに暖かい。――体温はほのかに残っていると言うのに。
何もなくなった虚空を見つめていると、縁の下からクロが顔を覗かせて鼻を鳴らす。主の不在を嘆いているようにも見えた。
無意識に手を伸ばしてそんな子犬の頭をなでると、清正はぽつねんと言葉をこぼした。
「…清正って誰だよ…」
~fin~
とある理由から、私は地方の田舎の私立大学に編入してぼっちになって浮きました。
その大学は車で通学できるのでいつも車で私は通っていました。
ぼっちになってから、友達ができない理由より過去問入手不可のため、精一杯自力で勉強しある年に賞をもらいました。
すると急にある男子学生が私によく声をかけてくるようになったのです。
「なにか情報が入ったら教えてあげる」
と親切にも言ってくれるので、わたしも過去問があるならやりやすいかなと思いつつ見せてもらうことが2回ほどありました。
特に親しいわけではありませんが、試験時期になるとよく声をかけてくるので恐縮しつつコピーさせてもらうことをしていました。
それが1年ほど続き、たまにメールで学内の試験情報連絡を交わしている状態が続きました。
ところが、ある夏の日に思案していたことが明確に起こりました。
編入2年後に、私はある難病にかかって通院しながら大学にかよう日々をすごしていたのですが、出席日数はぎりぎりになった状態になりました。
そして、ある実習中に継続して立っていられず倒れてしまったり、早退したりという日々が続いたのです。
服薬すればなんとかたてるので我慢しながら、出席していたのですが、前年度に学内で成績優秀賞のある賞を受賞していたこともあり、周りの人たちがとても中傷したりいやがらせをはじめてきました。
気にすることなく、気丈にふるまいがんばっていたのですが、いじめ(班実習で私にだけ材料を渡さない。物品を潰してくる。ノートを捨てられる)なども耐えて単位のために頑張っていきました。
もともとぼっちではありましたが、いじめや噂話、病気をもっていることの差別、中傷が顕著になり、私はかなり学内で浮いてしまいました。
ですから、私と一緒にいる人はみんな私と同類になると周りから判断されてしまうことになるのです。
私は、みんなの前を通行しただけで鼻で笑われたりクスクス笑われるような存在でした。
そんな折、ある夏期試験の試験問題についてコピーをさせてくれるとかいうあの男子学生はとても私の予想どうりの行動をしました。
彼は、私に話しかけるときは人のいる学内では堂々と話しかけてはきません。
こそっと誰にもわからないように話しかけてきて味方のような小声をこぼしてきます。
過去問を手渡しするときも、学内でぜったい人のいないとこを指定してきます。(病気のこともあり、あまりに冷房のない暑い物置小屋や隣町のコンビニまではタクシーで取りに行ったり等会うのが
だんだん苦痛になったので、このあたりでもう連絡を取り合うのをやめたほうが良かったのかもしれません。何度もそう思いましたが、過去問資料めあてに応じてしまった私も精神的にかなり弱っていたと思います。実際、貰う資料はあまり有用なものでなかったので、独学で良かったのは後から感じた印象でしたが・・・交友関係のないぼっちにはそれがわからなかったのです)
彼は資料を渡すとき、彼自身の友人にすら気取られてはいけない細心の注意を払います。
私はぼんやりと、精神的にも当時はボロボロだったのでやさしい言葉や気配りに「配慮してくれてるんだな」と勘違いしていました。
しかし結局はそれは彼自身がいじめのターゲットにならないようにするための手段だったのでした。
ある夏の日、炎天下の駐車場の車内でコピーさせてもらう資料の情報を教えてもらっていました。
おそらく、学内で私も見知った顔の人たちで、彼の知り合いだと思います。
エンジンをかけてフロントガラスにサンシェード(銀色のやつ)をかけたままクーラー全開にしてるけど、私は運転席に座ったまま見つかることはないだろうと思い、資料を目にしていました。
(当時、たまに具合が悪くてよく駐車場でクーラーをかけて休憩していたことの多い私だったので)
しかしその時、彼は私のうしろの席で縮こまっていったのです。慌ててひっくりかえった声でやばいやばいと愚痴っていきました。
「見つかるから。あいつすごく言いふらす奴なんだ!言いふらされる!」
焦った様子で、後ろに置いていた予備のサンシェードや雨よけのレインコート(私が後部座席においていたもの)を頭からかぶって20分くらい彼は身を隠していったのです。
私は、見つかるから、言いふらされるっていう被害めいた言葉にドキンっとしました。
胸が痛くなったのです。
私と一緒にいることで自分は被害を受けるんだっていう彼の本心がうしろの席から聞こえてきて目に涙が滲んで行きました。
20分後、駐車場の男子学生らが車にのっていなくなったあと、うしろの席の彼は汗まみれになりながらため息をついて安心した様子で起き上がってきました。
私はその間、すごく悲しくて不愉快でした。
たしかに過去問、情報や資料を教えてくれるのは助かるけど、逆にわたしもまとめた学内試験ノートやまとめ表を作成し、彼に提供していたのです。
そのまとめ表を複写して周りの人にもこっそり配ってるんだって彼は言ってたことも耳にしていたので、私のノートがみんなに役立ってくれてるんだなって密かに嬉しく思っていたのはたしかです。
(でも、周りはあいかわらず私を中傷したりクスクス笑っていたのでこの辺で私自身の精神はある意味、それ以上考えないよう麻痺していたようです)
だからこっそりと、人目をはばかるほうがよいかなと思い、こうして会っていたのですが、これほどまで身近で私と一緒にいるのを人に知られることに恐怖する彼の行動に気分が悪くなりました。
特に好きでもない相手なので思わせぶりな対応をどこかでしてしまったのかもしれないけど、私と一緒にいることをこんなに嫌がられるのを目の当たりにして、涙がとまりませんでした。
運転席からホッとした顔で、冷や汗を垂らしながら「またね」っていうかれに、私は涙を拭って笑顔で「ありがとう」って言って帰宅しました。
以後、私は彼とは連絡を立ちました。
病気の治療の方に専念し、きちんと出席して単位をとることのほうを選択したからです。
風の便りで彼はまだ卒業していないそうです。
けれど・・・たまに、当時のあの彼の態度からショックを受けた日々をこうして思い起こしてしまいます。
いじめ、中傷されてたり、ぼっちになっている人と一緒にいることを、周りに知られることをとても恐怖する人は確かにいました。
狭い団体とはこんなものだと今はわりきっていますが、当時の記憶は今でも苦しいです。
いまの友人たちや恋人にも私と一緒にいることをすごく嫌なんじゃないのかって不安になる時もありますが、やはり当時の行動が奇特すぎる環境なんだったんだなって思えるようにしたいです。
高校までいじめは経験したことなかったので、大学で本当に戸惑い辛い思い出ばかりの日々となりましたが、みなさんはいじめられたことはありますか?
すみません同性愛的な意味ではないです。期待した方ごめんなさい。
人として、友達として、付き合っていく方法がわからなくなった。
学生までは困った事無かったし、男性からはすぐ嫌われるから友達は女性ばっかりだったんだけど、
どこでどう間違えたのか、女性ともうまく話せなくなってしまった。
もしかしたら学生時代の人付き合いが恵まれ過ぎていたのかもしれない。
女性は、表面は仲良しで裏で悪口を言う、とよく言われてるけれど、高校まではそんな事無かった。
大学の時、毎日一緒にいるけどこの子は私のこと嫌いなんだな。と感じる人と出会って、それが最初だったと思う。
嫌われてると気がつくまで、一生懸命仲良くしようとしてたからかなりショックだった。
会社に入ってからも「裏で悪口」という感じの人には出会わなかった。
悪口を言ってくる人はもちろんいたけど、相手を傷つけるためにちゃんと見えるところでヒソヒソ→クスクスと「お前をバカにしているぞ」アピールをしていたので、わかりやすかった。
が、人生も30を過ぎた今、初めて「表面は仲良しで裏で悪口」という付き合いが基本な集団に入ってしまった。
リアルで会ったときは楽しそうにしてたのに、家に帰ってFacebookを見たらdisられてたとか、
Aが好きじゃないと言ったらその場では「わかるー」と返事されたのに、後で「Aをバカにされてムカつく」とか書かれてるし、
その事について謝ったら「ううん、増田さんの事じゃないよ」と言われたけどそれ言ったの私じゃないですか。
Bに行こうと誘ったらその場では「行こう行こう」と返事されたのに、後で「一緒に出かけるつもり無かったのに」と書かれてるし、Aの件とは別の人ね。
あと、前に言った事を「自戒を込めて」付きでdisられてたりとか、
いつまで経っても面と向かってはいい事しか言ってくれないし、「増田さん大好き、増田さん可愛い、増田さんに賛成」
でも全部SNSで否定してるじゃないですか。数倍傷つくし信用できなくなる。
何を言われても「この人の本音は何だろう?」とか、「今のも嘘なんだろうか?」とか思ってしまって、疑心暗鬼になって何も信じられなくなり、結局離れてしまった。
SNSの登場で、本音と建前を分けやすくなったのかもしれない。
そしてそれを見つけやすくなったのかもしれない。
「表面は仲良し」すらなってもらえず、むしろ会話もしてもらえない勢いでスルーされてきた。
陰湿になっただけで学生とやってる事同じなんだなって思いましたよ。
もちろん、常に本音トークというわけにはいかないし、私自身心にも無い事を言ったりするけど、
南堂ちゃん。
「あの人自分でスターつけてるね。面白いね」って言ってるだけなんだ。
君もちょっと必死だった自覚があるから、それが恥ずかしくなっちゃったんだろうね。
でも必死だったことなんて否定しようにももうログが残っちゃってるから、
「別に悪くないじゃん!」って善悪論にしようとしているんだよね。
うん、いいんだ。
セルフスターいいじゃないか、そういう人もいていい。みんなちがってみんないい(みつを)
でも、それを「この人必死だね(クスクス)」って言うのも自由だと思わないかい?
確かに気分がいいものではないとおもう。
でもね、自分とは違う考え方の人を否定せずに分析することは人がわかりあう第一歩なんだ。
自分の記事に切込隊長から突っ込みを食らったのを、第三者を装ったアカウントで擁護するのも、
https://twitter.com/kirik/status/491137762238922752
https://twitter.com/kirik/status/491430375940300801
職場で上司とハイタッチをしてしまった。相手は一回り上のPM。
フィジビリティ調査とは、システムの実現可能性を調べることを指すけれど、
PMは、多分プロトタイプ開発によるCIを狙ってるのだと思う。
典型的なウォータフォール開発がメインの業務プロセスにあって、
80%→120%への細かい微調整とレベルアップを可能にする。
設計書の山に、エクセルスクショの貼付けも健在ではあるけれど、
現物があるので、机上でデバッグを繰り返すよりよほど楽だし、そんなに辛くはない。
最も、表立って工数は積めないから"調査"の範囲内である程度動くものを求められるわけで、
異常系の処理に全てTODOを書き込んで、ワンパスを通すことに腐心する。
本来のプログラム行程はリファクタリング機能の呼び出しとコメントの追加が
主な作業だけど、致命的な欠点が見つかってロジックをごっそり変えたことはないから
火事場の馬鹿知恵は、便器の上でうなり続ける時間に匹敵するのだろう。
先日、朝の進捗の打ち合わせでお客様から出た業務アプリの改修案件について、
いつものように、とりあえず調べてみようよということになった。
システムテストまで含めて2.5人月かかるよと試算は出ていたが
俺とお前なら1週間かからないんじゃねえのとPMはこっそりうそぶく。
席に戻ったら、割り込みで申し訳ないけど、と他のメンバーに謝って
今日のお題は、QRコードを取得している箇所でバーコードも使えないかという相談だ。
QRコードを開発したのは日本人だよと、トリビアから始まった会話の中で、
そういえば、と過去に行ったシステムテストで見つかったインシデントを話す。
バーコードを読んでいる箇所でふざけてQRコードを読み込んだら
通ってしまったので慌ててバリデーションチェックに追加したんですよと。
もしかしてバーコード関係のAPI(GoogleのZxingをラップしたもの。他社開発)って
あまりその辺を意識しなくていい?あ、やっぱりそうだ。今日中に終わるかもねみたいな流れから
Bluetooth機能のIF追加などやらなければ行けないことが決まって大雑把に機能分担して
コーディングに入った。
Dドライブ下に同じドメイン配下の共有フォルダを置いてやり取りをする。
ここどうすればいい?みたいな質問をお互いのモニタを見ながら2,3回やって
ほぼ同時に作業が終わったので、二人で個別に組んだコードをマージする。
初ビルドはエラーもなく、すぐに終わった。アプリを立ち上げた後、
テスト用のバーコードやQRコードはお互いに用意してくれているだろうと無言の目線を交わす一幕も。
上司が両手を上げる。普段空気が読めない自分が、何故かこの時は自然に手が出た。
普段表情が硬いメンバーの女性がクスクス笑っていたのでよほどテンションが上がっていたのだろう。
結果として、3週間PGに時間を取るはずが、半日かからずに終わってしまった。
別の作業に戻った後も、やり遂げたという高揚感にその日はずっと酔っていた。
上司はいつも笑っていて、仕事を楽しくさせることに努力を惜しまない人だ。
同じ会社だし、お会いする機会、仕事をする機会もまだまだあるのだろうが、
その時は今の距離感は許されないだろう。
短期で人が入れ替わり立ち替わりが当たり前の職場で
自分はどこか人間関係も段々ドライに捉えるようになっていたから、
今はただこの寂しさに慣れない。
今まで迷ったことはあったけど、それは複数の選択肢でどれにするのかという悩みであって、今とは違う。
今はどう生きればいいのかわからない
あまりに突然で、朝見送ったときはつわりはあったけれども、元気だったのに、死んだ。
薄目を開いてこっちを見ている。
泣き叫ぶことしかできなかった。
本当に、何もかも信じられなかった。
妻が死んだことも、自分がなんでここで泣いているのかもわからなかった。
嘘であって欲しかった。
本当に嘘であって欲しかった。
妻は子供が生まれるのを心底楽しみにしていた。
ありがちなのかもしれないけれども、生まれる前から男の子でも女の子でもいいように二つ名前を考えた。
あと、男の子だったら春馬は?
と妻。
でも春馬はちょっとなー。
なんかいまどきっぽいし。
伊織は?
と俺。
伊織なんて変な名前なんて言ってたくせに、翌日には男の子だったら伊織ねなんて言ってくるから、こっちはたまったもんじゃない。
ベビーカーもいるよね、アプリコットってメーカーがいいらしいよ、あと他にもベビーベッドとかいろいろ買わなきゃね。
あんたに似たらキツネみたいになりそうだから嫌やわーとクスクス笑いながら言った。
そのあとのお通夜と告別式の準備も、非日常すぎて全く現実感がわかなった。
多くの人たちが来てくれた。
妻の友人や会社の同僚、上司、俺の友達が泣いているのを見て、やっぱり現実なんだと自分も泣いた。
なによりもそんなみんなを前にして、何も反応しない妻は、生きているみたいなのに、やっぱり死んでいた。
いつもみたいに、半目を開けた間抜けな顔だった。
一週間、仕事を休み、事故の時に居合わせた医師の方にお礼を言いにいき、少しでも事故の内容を詳しく知るために警察に行った。
でも、ただただ、つらい現実を知るだけだった。
妻が死んでから、仕事が忙しくて、こんな時に何やってんだろうと思いながら、働いて、とりあえず、今日一段落したからこれを書いている。
ただ、そこにいてくれることが、どれだけ自分のことを支えてくれいてだろうと、今さらながら思う。
とびきり美人でもない。
帰ってきても横になりながらテレビ見てる。
口を開いたら憎まれ口ばっかりだし、自分勝手なところもあった。
でも、普段は当たり前すぎてわからないその存在が、いてくれるだけなのに、その存在は間違いなく俺に生きる意味を与えてくれていた。
俺が世の中にいていいということを、家族以外で唯一肯定してくれていた人だと、今はそう思う。
当たり前の存在だった妻は、そこにいない。
もう、どうやって生きていけばいいのかわからない。
>>でも、それだけじゃだめな模様。
誰がだめって言ってるの?彼?
やりたくなったらやんなよ。
てかまだ17だろ?知識も性欲もないのにやるなよ。
このご時世、80歳まで生きんだよ??
やりたい時にやりたい人とセックスしなよ。
そしたら80で死ぬ時に、ああいい人生だったな、って思うから。
もしあんたの周囲では
それはどっかの部族か
したら将来いい男に巡りあって、もっと知りたいと思ってセックスしてみて
相性が良ければ子孫を残したいと思うから。
プライドを持たなければ、女を性の道具としか見ない変な男ばかりが寄ってくるから気をつけな。
トラバにも来てるけど、あーゆー男って実際にいるんだよ?
へんな価値観に惑わされるな。
あなたはその心を大切にして。
あなたの一緒にいたいという気持ちは、もう立派な大人だよ。誰よりも。
そしたら体でのコミュニケーションが本能として欲求として湧き上がってくるよ。
あせるな。あせらない模様でな。