「経済的」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 経済的とは

2021-12-16

anond:20210811221615

このエントリについて何を言っているのか理解ができなくて悩んでたんだけど、やっと解決した

俺は誰かに経済的依存する必要はないから、その前提が成り立たない

それで理解できなかった

 

俺の妻に莫大な給料を払ってくれるならそれはそれでええやん

だって料理できるし、妻がもっと金払いのいい人を見つけたならそれはそれでいいんでないか

それで別れたいならさようならで良いと思うが

 

という話だと思ったので、近況報告をすることにします。

妻はちゃんと働きに出ました。

妻にお金が入ることで妻自身未来が見え、仕事で褒められることで追加の承認欲求も満たされるのか家でも機嫌は悪くならず綺麗になりました。

日常が変化することで話も上手くなりましたので、やっぱ人類は働かないとダメという結論に至りました。

ちなみに妻が家に入れる金額は0円です。それでいいんです。喧嘩してるときより良いと思います

anond:20211216153057

ま、人類経済的に豊かになっているかと言われるとそうじゃないかもね。

ただ、例えば今まで外で遊んでいたものが家で手元でできるようになると、移動時間という可処分時間は増えるよね。

その時にその他の職種人達可処分時間生産効率化(これは一概に仕事のための勉強とかじゃなくて、遊びから得られるものもあるって話)できるようになるわけだから、そういう意味では人類経済的発展には繋がっているのではないかなとなんとなくは思うよ。

anond:20211216110927

不妊治療をやっている人間だけど

現場では卵子の老化についてほぼ最初の段階で説明されます夫婦両方とも)

・年齢とともに妊娠率が下がること

40歳境界線でそれ以降はかなり厳しいこと

若いうちに卵子を採卵して受精卵にして冷凍保管すると年取ってから不妊治療でも成功率比較的上がること

子宮問題がなければ若い時に取って冷凍保管した受精卵を使うと良いこと

卵子の老化を防ぐ手段がないこと

こういったことを説明されて

年齢的なボーダーがある、その要因に卵子の老化があるようだ、それはどうにもならない

タイムリミットがある治療なので、よく考えて理解して経済的事情も加味して納得して受けていってくださいと言われます

中にはちょっとダウン症などの発生率などの説明をするところもあります

それで不妊治療現場では卵子の老化については常識として根付いています

anond:20211216105001

女が親権を取ることが多い

男が親権を取るケースは母親側が経済的に困窮していることが理由であることが多い(男が主夫でもない限り)

男女の賃金

女性結婚キャリアを断絶させられることが多い

男側は経済的に困窮していなくても養育費を払わないケースが散見されている

養育費を払わない女の66%を同じ基準では語れないのでは?

養育費を払わない男の25%が、養育費を払わない女の66%より多いかもしれない

anond:20211214200231

リベラル自由主義)には複数派生がある

日本語一般的リベラル経済的左派)と言うときはsocial liberalismを指す、逆に自由至上主義はlibertarianismだ

市場原理主義に近い自由主義がneoliberalism

リバタリアン経済的保守経済的右派)は減少傾向にあるが、一方でオルタライトトランプ支持者など)に変わりつつあるという説もある

一見自由主義保守関係ないように見えるが実は親密な関係にある

anond:20211214200231

リベラル自由主義)には複数派生がある

日本語一般的リベラル経済的左派)と言うときはsocial liberalismを指す、逆に自由至上主義はlibertarianismだ

市場原理主義に近い自由主義がneoliberalism

リバタリアン経済的保守経済的右派)は減少傾向にあるが、一方でオルタライトトランプ支持者など)に変わりつつあるという説もある

一見自由主義保守関係ないように見えるが実は親密な関係にある

2021-12-15

訪問介護を試してみた話(後編)

前編

訪問介護を試してみた話(前編)

anond:20211215101921

本文

8月ワクチン接種から3ヶ月。身体に異常をきたし始めた。数分以上立つ事が出来ない。

そして、M事業者訪問介護を依頼。

お願いするのは生活援助。どんな事かというと掃除洗濯料理等。

訪問美容の件でいろいろと学んでいた私は、まず準備が大切であると考えた。

まずは食事

食事はたくさん作ってもらって、冷凍保存してもらえばいい。

材料はどうか。なにがダメで、なにが良いのか指定した方がよいだろう。

そこで、食材表計算ソフトでまとめることにした。良いとされる栄養素を調べ、それが含まれている食材抜粋する。そして、禁忌とされる食材も調べて並べる。

しかし、これだけ食材があると「何を作ればいいのか」と戸惑ってしまうに違いない。

さっそう、作りおき料理レシピが載っているサイトを探した。見つけた。素晴らしいぞインターネット、WWW、TCP/IP

もしも介護士さんの方でレシピを考えるのが難しいようであれば、このサイトから抜粋する事にしよう。食材の細かなカスタマイズは表を見て対応してもらう。

次に症状説明

主な症状を書いたペラ一枚の紙を用意した。数分しか立てない事、息切れで上手く話せない事、動悸がある時は寝込む事などなど。

ワクチン接種直後からこうなっている旨は伏せた。世間はいろんなことが言われている。どうしてか攻撃的になる人もいるだろうし、たくさん見てきた。というか、それが怖かった。

部屋はゴミが散乱しているが、そのままにした。重要書類も散らばってたりしているが、背に腹は代えられない。

準備だけでかなり疲労した。

ケースワーカーが介入してほしいと強く思う。

そして当日、M事業所職員複数人で来た。

まず手を洗う。そして用意した席に着いてもらう。

挨拶もそこそこに用意した資料を渡す。

準備がいいですねと誉められる。悪くないだろう。

そして職員一言漏らす「大変ですね」。社交辞令だとは思うが、胸が熱くなる。そして、気を取り直す。

そこから質問が始まる。

質問はすごい。質問を聞けば、どんな人なのかが大体わかるからだ。どんな医者なのか、どんな役人なのか、そしてどんなシステムエンジニアなのか。

M事業所職員質問は的確だった。

家族の状況、通院のこと、現在生活のこと。よどみなく聞き出す。うまい、これがプロか。

調理話題になって提案もくる。「増田さんの方でレシピを用意してもらうという手もありますが」。

いいぞ、ちゃんと予想通りに動いてくれる。馴染みの相手将棋をしているような感覚

ええ、難しいようなら私の方でサイトを参考にして用意しますが、と返事をする。

そうですか、そちらの方が作業時間も短くなっていいかもしれません。

その通りだと思う。

では、それでと返答した。

大体決まった。食事援助をメインに、隙間時間掃除洗濯をしてくれるという話にまとまる。なんと帰りには、ついでにゴミ捨てもしてくれる。

ありがたい。

話は少し横道に逸れて、私の外出の話になった。

タクシーが高額で困っていると話すと、介護タクシーの話になった。市役所社協から特に話はなかったが、私が使える低額の介護タクシーがあるようだ。

また、車いすを借りれる所を一か所しか知らず予約に困っていたのだが、他の場所も教えてもらった。

介護タクシーについては、後日メールURLを教えてもらった。

こうして、面談は終わる。ちなみに面談日は料金が発生してない。

そのあと何回か利用させてもらっているが、生活がめちゃくちゃ楽になった

福祉資源などで困りごとがあれば、メール相談もしている。

シルバー人材センター家事代行でも同じだったかもしれないが、福祉資源についての話には及ばなかっただろう。

結論を言うと、訪問介護はめちゃくちゃ役に立つ。それは生活援助のみならず、社会資源を見つけるための手がかりにもなるからだ。

なので、なるべく経験豊富事業所を選んだ方が良い。

だが、問題点もある。

コロナ後遺症ワクチン後遺症生活援助を必要とする人ほど、最初の動き出しが難しいという点だ。

ブレインフォグで会話をままならなかったり、倦怠感でベッドから動く事も難しいという人も少なくないはずだ。

行政からケースワーカー等の手が借りられない以上、手続きをするとしたら家族になるのだろうか。

だが、そもそも家族がいない人は? また、当事者がドアベルにすら出られないほどの日だったら?

そして、お金問題がある。

月2回程度だとしても、事業所によっては一万円前後はかかりそうだ。これは経済的に余裕のない若者にとってはとても難しい。

難点は多い。

しかし、療養生活の助けにはなる。

もし、緊急訪問介護事業などを展開している自治体があれば、それを重度のコロナ後遺症者、ワクチン後遺症者にも適用するというのはどうだろうか。

ほとんどの人が治るはずであり、財政の圧迫はし続けないはずだ。

そして、年齢制限はなぜあるのだろうか? 何か制度上の理由がありそうな気はしているのだが、それは何なのだろう。

などととりとめのない事を考えつつも、介護士さんが来た日のために作り置き料理レシピを考える。

この白く垂れ下がった長い糸をのぼり続けるために。

参考

つくおき(冷凍可能おかず)

https://cookien.com/tag/youcanfreeze/

anond:20211215115315

平塚らいてう女性解放活動をした全体主義者。国家による母性保護を主張した。

一方、与謝野晶子女性経済的自立を主張し、奴隷良妻賢母道徳否定した(1918年母性保護論争)

現代フェミニストが追うべきは男女賃金格差問題だろうが、経団連の手先だったら痴漢問題のほうを煽るだろう

「救済詐欺」(Racketeering)の日本語記事も、ウィキペディアから削除されてるし

岸本斉史投資専門家を驚かせ、大手銀行を怖がらせる

毎日新聞

岸本斉史投資専門家を驚かせ、大手銀行を怖がらせる

岸本斉史は、日本だけでなく世界中で彼の漫画ナルト」で有名な日本の有名な漫画家であり、全世界の封鎖にショックを受けて演奏することができませんでした。 彼はまた、経済的に非常に大きな打撃を受けたため、お金を稼ぐための別の方法を探していました。

岸本斉史との会話

すべてのニュースを読む

プライバシーポリシー | 退会

さっき迷惑メールフォルダに入ってたメール

ちょっと面白いので内容を保存

2021-12-14

anond:20211214205217

こういうのいくらでもいるやん

53. 匿名 2021/12/14(火) 21:45:39 [通報]

メンタル弱くて働くの嫌すぎて相手年収重視で結婚した

恋愛結婚できるのは経済的に自立して自分も選べる立場にある女性だけだと思う

私みたいな弱者依存して生きていかなきゃ無理

https://girlschannel.net/comment/3737463/53/

一部のフェミニスト人達が「セックスで得するのは男だけ、女にはリスクしかない!」って主張しているけれど違和感ある

好き好んで妊娠出産する女がこれだけいるのに、なんで妊娠出産が女にとって損で不幸な現象かのように決めつけてるの?

セックスはしたい!でも妊娠出産絶対にしたくない!っていう女「しか」いないならその理屈もまだ分かるけれど

いや、仮にそうだとしても現在日本では子供を産んだら国からの様々な経済的恩恵があるのは事実なんだし

セックスは女にとってリスクしかない」という一部フェミニストの主張って単にカマトトぶってるだけにしか見えない

2021-12-13

はてなー台湾ニュージーランドコロナ対策大成功した」

わい「どれどれ、イギリスアメリカ中国、の大国勝利してるやんけ。EUや他弱小国家感染対策リソース割きすぎて、経済的にも少子化的にも致命傷追ってて草。」

フェミニストからこそヴィーガニズムが嫌いだ

周りのフェミニストは言う。

ヴィーガン叩きするオタクは許せない」と。

しかオタクヴィーガン叩きは肉画像貼り付けなど痛々しく、ワンパターンで、陰湿で、俗悪である。だが、ヴィーガンの肩を持つのは早い。

私はフェミニストだが、だからこそヴィーガニズムが嫌いだ

(嫌いなのはヴィーガニズムとその押し付けであって、個人ヴィーガンしてる人やヴィーガン料理は全く構わない)

その理由を述べたい

1.ヴィーガン人権を軽視する

元々人権団体にいたヴィーガン女性ヴィーガン弁護士が「もう人権なんてどうでもいい」と言ってるのを見た。

ヴィーガン動物人間と同じように考え、肉を「権利を持つ動物の無惨に殺された死体」だとみなして嘆き悲しみ声を上げる。毛皮や革製品動物園や水族館にも。

すると当然の流れとして、人間優先順位は低くなり、人権を軽視する。果ては「人権自体人間けが権利を認められた種差別だと言って否定してくる。

肉食者なんて虐待されても構わない、子供が殺されたくらいでうるさい、と言っていたヴィーガンもいた。

人権を重視する者として絶対に許せない。

部落差別なんて今時ないだろ。差別だなんだと被害者ぶるな転職しろ甘えるな」と言ったヴィーガンもいた。

女性の性被害なんて肉食に比べれば大したことない、肉や乳製品を食べてるんだから仕方ない」と抜かす男ヴィーガンがいた。「性犯罪より肉食の方が悪だ」と言う女ヴィーガンも。

差別や苦しみを軽視し、セカンドレイプするヴィーガンはらわたが煮え繰り返る。

私は今まで性被害者を助けるために活動してきた。性的虐待に苦しむ少女達に相談機関をたくさん紹介し、相談に乗った。痴漢対策を広めてきた。性犯罪者を通報してきた。捕まえたこともある。日々性被害者の苦しみを目の当たりにしていると、動物ことなんて考える余裕のない弱者が沢山いると痛感する

からこそ「人間いくら優しくても、いくら善行をしても、ヴィーガンでなければマイナスだ」と言ったヴィーガンを許せない。

ヴィーガンなんて、経済的精神的に余裕ある者の贅沢であるべきだ。

そのくせ、野菜を育てるのに殺される虫や動物について聞いたり、虫を踏み潰した時にそれこそ哺乳類を殺した時のように嘆くのかと聞いたら「0か100かでしか測れないのか、肉食者の言い訳」としか言わない。都合の良い奴ら。

2.ヴィーガンリベラルフェミニズムにすり寄ってくる

ヴィーガンは「反差別なのに肉を食べるなんて種差別だー」「フェミニストなのに乳製品を食べるなんて性的搾取だー」と騒ぐ

ただでさえリベラル反差別フェミニストが嫌われている世の中だ。その上「リベラル反差別フェミニストになるとヴィーガンにならなければいけませんよ」とされなければいけないのか。

そんなことになったら誰もその道に進まなくなる。

大体だ、「乳製品は牛をレイプして作られた性的搾取商品から女性フェミニスト乳製品をとるなヴィーガンになれ!」というくせに、

「卵や乳製品が作られる影ではオスのひよこやオスの牛が殺されるのだから男性やマスキュリストヴィーガンになれ!」とは言われない。

乳製品は牛の親子を断絶して作られているのだから、親子断絶に反対する共同親権賛成派は乳製品をやめてヴィーガンになれ!」とも言われない。

リベラルフェミニズムにだけ、弱者にだけ強制する。これが反差別弱者の敵でなくてなんなのか?

すり寄ってくるなヴィーガン押し付けるなって願いが聞けないならせめて平等押し付けヴィーガン!自立しろ!こっちくんな!しっしっ!

でも、いいところもある。

ヴィーガンフェミニストリベラルを兼ねていることが多い。

さすがにミソジニストネトウヨよりはヴィーガンの方がマシであるヴィーガンからフェミニズムに入ってくれる人がいるなら悪くないかもしれない

だが、ミソジニストヴィーガンもいる。先程述べた、「女性の性被害なんて肉食に比べれば大したことない、肉や乳製品を食べてるんだから仕方ない」と抜かす男ヴィーガンや、「肉食者の女」「肉食女子」に対する罵詈雑言を並べて「肉食女は肉食男にも嫌われてる。肉食者の男は肉食女に無理矢理肉を食わされている」などとほざく女ヴィーガン

ミソジニストネトウヨヴィーガンには、いよいよ良いところがない。

ヴィーガニズムを妻子に押し付けて逃げられたヴィーガンが、「親子断絶、連れ去り反対」の共同親権界隈に入って「牛の親子を断絶する乳製品を食べるな!ヴィーガンになれ!」と界隈の連中に押し付けて回らないかな。

3.ヴィーガン弱者、とりわけ性被害者を追い詰める

1で述べたように、ヴィーガンは性被害を軽視する。また、2で述べたように、ヴィーガンフェミニズムにすり寄って、牛の授精をレイプだと言う。

私はそれはレイプの軽視だと思う。発情期の牛が食べてる間にサッと終わるアレを、被害者の心身に深い傷を残すレイプと同じにするな。人間動物を何もかも一緒にするな。人間基準で考えるな。お前らは動物にも服を着せるのか?動物にも失礼だ。

だが残念ながらヴィーガンはそうは考えない。

もしもヴィーガンもの望み通りフェミニスト=ヴィーガンになったりしたら、性被害者相談に乗り、寄り添う仕事をする人の中でこんなことをいう人が出るに違いない。

乳製品レイプでそれを食べるあなた加害者と同じだ、と。

そんな最悪な言葉が出たらどうする、とヴィーガンに言ったら、「肉食やめたらいいだけ。性被害者から何もかも許されると思ってんのか?」と言われた

肉は抗う作用がある。

日々苦しい私の数少ない楽しみも肉である

肉を糧にして生きていくしかない虐げられた弱者がいる。

それを「たかが一瞬の味覚の楽しみ」などと矮小化するヴィーガン傲慢さが許せない

たかが一瞬?永遠に奪おうとしてるくせに、欺瞞しかない

刑務所食事ヴィーガン料理にしたら再犯率が下がるだの、肉食やめたら性犯罪なくなるだの眉唾物のデータを持ってくる人もいるが、刑務所食事を作ろうとするヴィーガンはいない。

本当に再犯率が下がるなら大歓迎なのだが、何故犯罪者には押し付けない?

4.ヴィーガンは人を不幸にする


ヴィーガンは哀れだ。

仲のいい友達肉料理を平気で広げ、街を歩けば焼肉のにおい、テレビをつければ肉のCM肉料理アニメを見たり漫画を読んでも動物食品を食べる主人公達、ネットをしても肉の広告…。

肉は動物の苦しみで動物死体なのに!許せない!とヴィーガンは嘆き、叫び、主張し、困ったときに助けてくれる友達を失い、益々不幸になる。おまけに食事選択肢は狭まる。

そんな不幸で面倒な生き方を人に、ただでさえ苦しい弱者押し付けるな。

5.ヴィーガンミソジニーに繋がる


これまで、ヴィーガンは性被害者を追い詰めることや、フェミニズムにすり寄って女ならヴィーガンであるべき!と言う事、女性蔑視するヴィーガンがいることについて話してきた。

いつも投稿に #肉食女子 とつけて肉食者を罵る女性蔑視ヴィーガンは「白熊アイス食べる女は可愛こぶってても腹黒。男性陣騙されないで」と言っていた。

それ以外にもある。ヴィーガンは毛皮を敵視する。革製品より毛皮を敵視する。毛皮をやめろと直接凸したりする。それを顔出し動画で公開したりする

海外では毛皮の女性が刺されたりしている。

毛皮反対漫画などを見ると「おしゃれのことしか頭にない毛皮好き女性」が呪われたり怒られたりしている。

「毛皮なんて動物死体を身につけるなんて女は残酷だ」と言う男子高校生ヴィーガンに絶賛されてるのを見た。

「たしかヴィーガンはやりすぎだけどインスタで#肉食女子 とか言ってる女は嫌い」と言ってヴィーガン同調した非ヴィーガンもいた。

タピオカ叩きと同じミソジニーを感じる。

もしもヴィーガン動物愛護が世の中にもっと浸透したら「毛皮をつけるま〜ん」「肉を食べるま〜ん」などと女叩きのネタになるであろう

なお、これまで「ヴィーガンは…」と主語を大きくしてしまったが、繰り返すが個人ヴィーガンしてる人、罪悪感を煽るように押し付けずせいぜい緩く勧める程度の人は当てはまらない。そんなヴィーガンの方々、すみませんでした。

2021-12-12

anond:20211212192138

経済的に勝つにはそのくらい働かないとダメなんだろうね。実際に仕事休みまくるヨーロッパ系はまともな企業全然無くて経済は全くパッとしないからなあ。

anond:20211212184345

日本日本で全員内向き安定志向になって新しいチャレンジが行われず経済的に落ちぶれていく一方だけどな。

2021-12-11

anond:20211211184543

先日、ラグジュアリートラベルテーマにしたシンポジウム基調講演を行ってきました。

「量か単価か」でも整理しましたが、ラグジュアリー富裕層に向けた対応を行うことは労働生産性の向上に寄与し、絶対的な人数を抑えることで、いわゆるオーバーツーリズム問題にも対応できるようになることが期待されます

でも、現実的には、なかなか、このラグジュアリー対応現場では進みません。

日本バブル期まで製造業社会であり、一億総中流とも呼ばれていたことに加え、日本社会主義と指摘されるように、全体主義的発想、社会階層化に対する否定的な発想が高く、富裕層に切り込んだ対応をすることは一般的ではなありませんでした。

基本的マーケティング用語である差別化」という言葉自体、かつては使うことが憚られたと聞いたこともあります

今でも、行政地域レベルでは、ターゲッティングによって、客層を絞り込むことに難色を示されることは少なくありません。端的に言えば、ラグジュアリー市場「にも」なら問題ありませんが、ラグジュアリー市場「に」となると、一気にハードルが上がるわけです。

一方、事業者サイドから見れば、前述のコラムで示したように、ミドル層の市場が膨張しており、ここにミートしていけば売り上げは増えていく訳で、対象市場アッパー層に向けアップグレードする動機は弱い。

ラグの単価は高いが儲からない

さらに、事業者立場からみてラグジュアリー市場が「美味しくない」のは、その利益率が低いからです。

単価が高いのに、利益率が低い? とは、理解しがたいことかもしれませんが、論より証拠世界最大級ホテルチェーン、マリオットのIR情報からセグメント別の単価と利益率を見て見ましょう。

マリオトグループのセグメント別単価及び利益率(IR情報より)

まず、単価を見てみるとラグジュアリー・セグメントではADR(平均1日単価)は$300前後、RevPAR(販売可能部屋数あたりの売り上げ単価)は$200強となっています。その下のフルサービス・セグメントでは、ADRが$170前後、RevPARは$120といったところ。これが、バリュー・クラスとなるアンリミテッドサービス・セグメントではADRが$130、RevPARは$100を割り込むことになります

一方、利益率について見てみると、アンリミテッドサービス20%を超えるのに対して、ラグジュアリー・セグメントと、フルサービス・セグメントを合算した「フルサービス・セグメント」では10%にも届きません。

マリオトグループでは、収益についてはホテルブランド単位では公表しておらず、ラグジュアリーとフルサービスを合算したものしか出していません。

フルサービス・セグメントの利益率は2016年に上昇していますが、このタイミングで、マリオトグループは、スターウッドグループを買収していますスターウッドグループホテル(W、シェラトンウェスティンなど)が加わったことが原因と考えられます

Wは数が限られることを考えれば、利益率の上昇に貢献したのは、ミドルクラスとなるシェラトンウェスティンであったと考えるのが自然でしょう。

絶対的な売り上げと利益額を見ても、スターウッドグループ買収前の2015年では、売り上げ(Revenues)はフルサービスの方が高いものの、収益(Profits)ではリミテッドサービスの方が高い状態でした。

買収後は、フルサービスの方が収益も高くなりましたが、これは(ミドルクラスであるシェラトンウェスティンの貢献でしょう。とは言え、売り上げではフルサービス$14,300ミリオンリミテッドサービス$4,002ミリオンと3倍近い差があるのに、収益では$1,182ミリオン対$816ミリオンとかなり接近します。

マリオトグループのセグメント別売り上げと収益IR情報より)

これらの結果は、ラグジュアリー・セグメントは「単価は高いが、儲からない」ということを示しています。単純な儲けだけを考えれば、バリュクラスアンリミテッドサービス・セグメントに特化した方が良いとも言えます

グループ全体で採算を合わせる

にも関わらず、なぜ、マリオトグループがJWリッツ・カールトンといったラグジュアリーブランドを展開するのかと言えば、トップを作ることによって、バリュクラスホテルにまで、そのブランド力を浸透させ、その競争力を高めるためだと言われています

例えば、稼ぎ頭であるリミテッドサービスコートヤードは、ADRを見ればわかるように、日本で言えば、一般的ビジネスホテル北米は、全般的日本より宿泊料は高い)であり、付加価値での勝負は難しい(=価格競争に陥りやすい)領域です。でも、ここに「バイ マリオット」をつけることで、マリオトグループという価値を持つようになります本家マリオットに比べれば、サービス限定されるものの、マリオットに対してロイヤルティもつ顧客は選好しやすくなります。また、CRMロイヤルティプログラム共通化されているので、いわゆる「ポイント狙い」の人からも選好されることになります

これは、マリオットのブランド力を高く評価してくれる市場では、特に有効です。例えば、銀座にできたコートヤードは、一泊3万円位で出ています。これは、北米ADRの倍近い金額であり、北米であればJWクラスです。

どういう交渉の結果、こうなったのかわかりませんが、マリオットというブランド力が作用しているのは否定できません。

また、若者であるミレニアムズ(多くは、まだ、富裕層では無い)にブランド入り口として、バリュクラスホテルを使ってもらうことで、生涯を通じた顧客になっていってもらうということも狙っていくことができます星野リゾートが、近年、ビジネスホテル市場に乗り出しているのは、おそらく、これが狙いです。

まりラグジュアリーホテルは、それ単体で儲けていくことは難しく、稼ぎ頭となるバリュクラスグループ内にもち、全体で収益を確保していくということが必要になるわけです。

国内では、こういう取り組みをしているホテルチェーンは限定されているため、外資が入らなければラグジュアリー対応が進まないのは、ある意味当然の帰結です。

地域」の立場から見れば事情が違う

ただ、これはホテル事業者立場から見た時の話であり、地域としては、やはり、ラグジュアリー市場はとても「美味しい」市場です。

なぜなら、ホテルの売り上げが高いのに、収益が低いということは、その売り上げを立てるために各種の調達をしているということだからです。

端的な例は人件費です。

ラグジュアリー・セグメントでは、対応力の高さが求められますから、より質の高い人材を多く雇用することになります。これは働く側からすれば、自身レベルを高めれば、キャリアパスが開けるということになります

また、ラグジュアリー・セグメントでは、食材が「地のものである」「安全ものである」ということは売り上げと顧客満足を高めることに寄与します。これは、ラグジュアリー・セグメントを利用する顧客が「そうした価値観」と「経済力」を持っているからです。そのため、地元農業者漁業者は、こだわりを持った良いものをしっかり作った際の販路が広がることになります

工芸品などについても同様です。部屋の調度品にしても、売店での取扱商品にしても、単価と顧客満足を高めるに、ホテルは、どこにでもあるものを並べるのではなく、できるだけオリジナルであり、ストーリー性を持ったもの(なぜ、ここにそれがあるのかを訴えられるもの)を揃えることが求められます。そうしたホテル需要に応えていけば、多くの商工業者は、自身のこだわりを経済価値に変えていくことが出来るようになります

地域として取り込むことの重要

ただし、こうした波及効果は、ラグジュアリー・セグメントのホテルを中心に、富裕層の利用が持続的に行われていくことが必要です。

持続的な取引関係がなければ、人材自身キャリアを掴んでいくことも、農業者商工業者などが、こだわりを持った商品サービスづくりに取り組んでいくことも出来ないからです。

その意味で、単発のラグジュアリー旅行を誘致しても、地域にはほとんど恩恵はありません。瞬間的な売り上げには繋がっても、人材面についても経済的についても効果は極めて限定的だからです。

しかしながら、前述のように、ホテル側としては収益面だけを見れば、サービス限定し、大量の顧客をさばく方が儲かるわけで、そちらに動こうとする動機が常に存在します。例えば、ラグジュアリー・セグメントであるにも関わらず修学旅行を受け入れる…というのは、そういう選択の結果でもあります

そういう動きを抑え、ラグジュアリートラベル恩恵地域が受け取っていくためには、恩恵を受ける地域としても、核となるホテル収益を確保出来、ブランド力を高められることが必要条件です。

例えば、富裕層環境問題健康問題に対する意識も高い傾向にあります。そうした価値観に合わせ、地域全体で環境負荷の高い製品(例:プラスチック製のストロー)を使わないようにしたり、ジョギングが出来るトレイルを整備したりといったことが考えられます

地域ホテルが、適切なパートナーシップを組んで一緒に取り組むことで、富裕層滞在したいと思うデスティネーションになることが出来るということを認識しておきたいところです。

ワクチンの分配ってトロッコ問題だよね

積極的に獲得競争に参加できる国は経済的にもそれ以外でも安定してるほうが世界中への利益が多そう。

ワクチン獲得しにくい国は、なんとなく生産性も低そうだし、世界に与える影響が少なそう。

普段から搾取されてて、搾取してる側に実は多大な影響があったりするのかもしれないけど、それなら、搾取してる側が積極的に助け船出すのかな。


日本では(なんとなくの情報では世界中多数派が)老人優先でワクチン打ったけど、これもどうなんだろうなと思う。

現役世代に優先的に打って、老人は色々諦めて貰ったほうが結果的には良かったのではないか、とか。

かに火葬が間に合わなくなって、老人の死体が山積みされたり、病院ではもう老人は見れませんとかって今の感覚からしたら地獄なんだろうけど。

相続発生させまくって、相続税取りつつ、次の世代財産引き継がせて、経済活性化させるという方向でどうなってたか、ってのも見てみたい。

まあ、大っぴらには言えない、言ってはいけないことなのはわかる

社会的地位の高さと、民度って比例しないよな

身分の高い政治家でも、ロリ専門の売春マンションとか行ってるらしいし、

医者弁護士汚職とか脱税なんて例がいくつもある。

いっぽう、経済的にはぎりぎりだけど親の介護をしたり、地域寄付をしたり近所を清掃したり、

といった民度の高い人はたくさんいる。

当たり前のことなんだけど、意外と気づいていなかった。

社会的地位民度は比例しない。これ大事

https://b.hatena.ne.jp/entry/4712311992692776930/comment/pibg

アホだなー、健常者は駅員不在でも下車できるが車椅子ユーザーは駅員不在だと下車できず、公共交通機関としては経済的合理性に目をつむり駅員を準備する努力必要ということは小学生でもわかるがなー

https://b.hatena.ne.jp/entry/4712358467481517410/comment/pibg

どうでも良すぎる。普通人生には一切影響ない

興味関心が向かないことに対する人間の知能の低下みたいなものが凝縮されていてとてもいい

2021-12-10

授乳楽しすぎる

赤ちゃん授乳するのが楽しい

ロードバイクを漕いでいる時、自分自身が燃料となってる感覚にわくわくした。(最近は乗れてない)

私の身体から出る燃料で、赤ちゃんが大きくなっていく。たっぷり飲んで満足そうに眠る、または幸せそうに微笑む。

夜は1時間半ごとに授乳で起こされる。

眠い。喉が渇く。寝不足からくる肌荒れ。

けれど授乳はすごく楽しい

子育て楽しい

日中元気爆発で走り回って叱られまくってるのに毎晩お母さん好きだここが可愛いよと抱っこして寝る可愛い3歳息子と、

好奇心旺盛な可愛い0歳娘。

MTGが大好きで面白くて可愛い同級生の夫。

毎日今日人生で1番幸せなんじゃないかと思う。

経済的に3人目は厳しい。

無職父親借金残して自死母親役所に頼ることを知らず仕事を増やし倒れる、貧乏から奨学金バイト授業料半額免除国立大卒業した私のような思いはさせたくない。

でもほんとはあと2人くらい育てたい。

0歳も数ヶ月で終わってしまう。いつまでも授乳させてほしい。

「なんで同性婚推進派って嘘ばっかつくの?」の増田の嘘

「なんで同性婚推進派って嘘ばっかつくの?」という増田エントリ https://anond.hatelabo.jp/20211208080728 に、そこそこブックマークがついている。この元増田は、同性婚推進派が配偶者控除や第3号被保険による社会的コスト増の可能性を想定していないことを「嘘吐き」「都合の悪いファクトを隠す」と激しく非難している。ハンロンの剃刀(愚かさで十分説明されることに悪意を見出すな)という格言真逆という感じがするが、この増田の言ってること自体、よく読むと全くファクトに基づいていないのだ。いささか鼻についたんで長々書いてやる。

「兆円単位の財源が必要」って、一体どこから試算?

まず、元増田が何度も強調して論の中心に据えている「MAXで兆円単位の「新規財源が毎年」必要」「兆円単位新規財源は当然納税者税金から賄われる」について。増田仮定として、日本国内LGBTQ+が1000万人を超えるほどいるとし、さらに「この人数に同性婚を認めて将来的に2~3割が同性と結婚すると100万人以上の配偶者控除と3号保険が発生しうる」と言う。

おそらく、1000万人 × 2.5割 = 250万人=125万カップル で、その同性婚カップルの全てでパートナーの片方が専業主婦/主夫を選び、103万円(配偶者控除)〜150万円(配偶者特別控除)の壁に収まるようにパートなどで働く(or働かない)という計算での「MAXなのだろう。そもそも同性婚」の制度が何らかの形で立法化されたとして、そこで配偶者控除や第3号被保険者制度適用されるような建て付けになるかどうかは現時点では全くわからないのだが、まあそこはよしとしよう。

配偶者控除の「MAX」は820億円

というわけで、まず同性婚カップル125万人分の配偶者控除配偶者特別控除を概算する。2020年配偶者控除対象となったのは970万人、配偶者特別控除対象となったのは122万人で、この2つは重複できないので、合計1092万人いたことになる。この配偶者控除配偶者特別控除によって控除される税の総額は、以下の2016年試算によれば約7200億円。もう少し前のざっくりしたデータでは「約1兆円」としているものもあるが、概ねそんなところである

配偶者控除配偶者特別控除を含む。以下、同様)を廃止すると、所得税は年間で 7200 億円の増収となる。

WEB Journal『年金研究』No. 05 配偶者控除見直しに関するマイクロシミュレーション(Ⅰ)

現に1100万人いる配偶者控除配偶者特別控除対象者が控除されている税の総額が7200億円。ということは、LGBTQ+同性婚カップル配偶者控除配偶者特別控除が125万人増えたとしたら、それによる税控除の増分は820億円になる。あれ、「兆円単位」とは桁が2つ違うぞ? これは一体?

第3号被保険者扶養者側負担の「MAX」は1250億円

次に第3号被保険者だ。厚労省統計によると、2019年国民年金第3号被保険者数は820万人。国民年金保険料は現在は月額16610円、年額199320円。第3号被保険者場合、この金額相方である第2号被保険者が加入している厚生年金負担することで、第3号被保険者自身国民保険料を支払わなくてよいことになっている。

パートナーである第2号被保険者が加入する厚生年金負担した分の原資である厚生年金保険料は、厚生年金に加入する企業とその企業で働く従業員折半で払っている。言い換えると、マクロ観点では、その厚生年金に加入している働き手のパートナーの分を、加入者全員と企業負担している。まり、「新規財源は当然納税者税金から賄われる」という元増田発言は、第3号被保険者については完全にウソなのだ

ここは大負けに負けて、広い意味での国民負担とみなして以下計算を続けてやろう。LGBTQ+同性婚カップルの第3号被保険者が125万人増えたとしたら、それによって負担義務免除される国民年金保険料(厚生年金負担負担増)は約2500億円。うち半分は企業持ちで、残り半分を第2号被保険者負担するので、直接の負担増は約1250億円。これまた「兆円単位」とは随分開きがある。あれあれ?

元増田仮定通りに「MAX」を計算しても、配偶者控除で820億円、第3号被保険者で1250億円、合計2000億円の増分にしかならない。国民1人あたり2000円の負担だ。「推進派は都合の悪いファクトを隠す」と息巻いていた増田、これは一体どうしたことなんだい?

MAXで兆円単位の「新規財源が毎年」必要ですね。これを「どーでもいい規模」とは世界一金持ちイーロン・マスクでも言えない。誤解とかそういうレベルじゃない。意図的なら詐術無自覚なら恥ずべき無知しか言えない。


全くだ。誤解とかそういうレベルじゃない。意図的なら詐術無自覚なら恥ずべき無知しか言えない。猛省してほしい。

そもそも同性カップルには分業戦略フィットしない

…とまあ、ここまでは元増田の主張に乗っかりつつ、その主張通りに「MAXで」計算しても、彼の主張する財政コスト増のせいぜい1/10程度にしかならないことを示した。「金額問題じゃない、負担が増えることを認識していない(あるいは隠している)のが問題だ」という言い分もあるんだろうが、「兆円単位新規財源は当然納税者税金から賄われる。無自覚なのか、嘘吐きなのか」と「兆円単位」を振りかざして他人を罵ってた元増田が今更それを言い出すとしたら、随分みっともないね

さて、実はここからが本題だ。そもそも元増田は、男性でも女性でもいいけど、「同性同士が同性婚して、片方が専業主夫/主婦をやる(片方が103万円〜150万円の壁以内で働き、配偶者控除を受け取る)カップル」が現実にどれぐらいいると思っているのだろうか。そもそも元増田は、異性愛カップルでは片方が専業主夫/主婦(たいていは主婦)をやる家庭が多い理由ちゃん理解できているのだろうか

その理由ひとつは、図らずも増田自身エントリ冒頭で書いている。異性愛カップルが家庭を築き、片方が仕事をせずに専業主婦になるとき、その理由の大半は〈子育て〉だ。女性退職理由に関する調査では、出生あり既婚女性では「出産育児のため」という理由86.7%を占めている。そして増田は、同性婚が認められれば同性カップル子供を生まないと言う(確かに、将来的には日本でも同性カップル精子提供代理母で子を持つケースが増えるかもしれないが、今はほぼゼロに等しい)。つまり同性カップルにとっては、異性婚カップルの片方が仕事を辞めて家庭に入る最大の動機が、ほぼ存在していない

もうひとつは、異性婚カップルでは「片方がフルタイムワークで働き、片方が家庭に入って配偶者控除や第3号被保険者対象になる」という分業戦略有効からだ。男女の間に「働ける職場範囲待遇」に構造格差があるから異性愛カップルでは「夫が正規雇用、妻が非正規雇用103万円の壁・151万円の壁の範囲内で働く(あるいは働かない)」というオプションが取れる。しかし、同性カップルではこの戦略はあまり機能しない。なぜなら:

男性同性カップルは、両方とも正規雇用の安定・高収入職種就業している可能性が高い

女性同性カップルは、両方とも非正規雇用不安定・低収入職に就業している可能性が高い

からだ。つまりゲイ男性カップルの多くはそもそも上のような分業戦略を使う必要がない一方で、ビアン女性カップルの多くは分業戦略を取ったら生活が詰んでしま可能性があるのだ。現実にも、ゲイ男性同士のカップルにはダブルインカムパワーカップルが珍しくない一方で、レズビアン女性同士のカップル収入面が不安定になりやすいという傾向がはっきりある

性的マイノリティという視点では「LGBT界隈」などとひとくくりにされてしまうが、GとLの住む世界は、所得面で見れば全くかけ離れている新宿二丁目にはゲイバーは無数にあるが、ビアンバーは数えるほどしかない。これは両者の人口差ではなく、所得の差によるところが大きいと昔から言われている。ビアンは総じてゲイより可処分所得が少なく、ゲイほど頻繁に飲みに行けず、お金を落とせないので、地代の高い場所で店の経営が成り立たない。「貧乏レズ」なんて言葉もある。「性的マイノリティ」の問題生活軸で考えていくと、最後には結局「ジェンダー格差」の問題帰着するのだ。

改めての試算

異性婚世帯では、全体(1722万世帯)のうち女性フルタイム労働しているのが483万世帯、パートタイム労働(週35時間未満)しているのが668万世帯、完全無業なのが571万世帯という構成だ(2020年統計 https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/Marriage-Family/2nd/pdf/1.pdf)。「パートタイム」と「無業」を足すと先の配偶者特別控除対象者1100万人より多いが、これは配偶者控除を受けるには週20時間程度に労働抑制する必要があり、そこからはみ出した人達パートタイムに分類されているからだ。ともあれ、異性婚世帯配偶者控除特別控除を受けているのは1100万/1722万=全体の65%程度ということになる。

仮に125万組のLGBTQ+が同性婚したとして、そのうち片側が配偶者控除や第3号被保険者などの対象になるカップル比率は、上記理由から異性婚世帯より多くなることはまずないだろう。「MAX」でも65%=80万組程度、自分推定では恐らく30万組以下だ。この推定が正しければ、税収減+年金負担増は500億円/年。国民1人あたり500円以下。元増田が言い切ってた「新規財源が当然納税者税金から賄われる」配偶者控除特別控除増による税収減は、200億円/年。国民1人あたり200円以下。

もちろん、それが0円でないのなら「『どーでもいい規模』ではない! 負担が一切ないなんてウソだ!」と言い張ることもできなくはないが、ではその前に、「推進派がウソを1つ吐く度に同性婚が嫌いになるわ」と言った元増田自身が、同性婚による経済的インパクトを膨らませるために、ここまでいくつのウソや不誠実な論述をしたのか、胸に手を当てて考えてみてほしい。

そもそも記事同性婚の話ではなく、元増田同性婚言及してないブコメを「嘘吐き」呼ばわりしている

そもそも彼が「嘘吐きだらけ」と批判するブコメがついてた記事は、同性婚配偶者控除保険制度には関係のない、東京都独自の同性パートナー制度に関する記事 https://nordot.app/840911614727651328 である。みなさん、この記事を改めて読んでほしい。ここに同性婚のことが書いてあるだろうか。東京都配偶者控除保険制度について何か独自施策をすると言っているだろうか。どこにもない。そしてそこに、(当然ながら)同性婚について何ら言及がないブコメ…たとえば:

shinobue679fbea 誤解を恐れずに言えばどーでもいい規模の話なんだから認めてやりゃいいんだよね。拒否理由は何もない。嫌いな人はこれまでもこれからも避けて通ればいい

u_eichi LGBTへの理解の深さがどうあれ、だーれも損というか不利益を被ることはないんだから、さっさとやっちまうべき。

がついている。

元増田はこれらの、同性婚については何も言及していないブコメを取り上げて、さも同性婚について言及しているかのように引用し、我田引水に控除や保険料の話(しか金額も財源もウソまみれ)を開陳し、あげくに彼らを「嘘吐き」と批判しているのである

これって、他人に対して異様に高い倫理的基準要求してる人間の態度としてどうなんだ? 事実かどうかはどうでもよくて、ただ増田の中でオーディエンスを騙せればそれでいいと思ってるのか? 元増田言葉を借りれば、「これって非常に不誠実な態度ですよ。正義や公正とは程遠い態度だと思いますね」。

元増田は「推進派がウソを1つ吐く度に同性婚が嫌いになるわ」とうそぶくけど、ここまで同性婚という問題認識するレンズが歪みまくり、語りにごく自然に大量のウソが混入してるのを見る限り、実は元増田こそが同性婚が嫌いだから推進派の言うことが何でもウソに見えるし、そうだと自ら思い込む(あるいは他人に思い込ませる)ために、今度は自らウソをつきはじめている」んじゃないか。わかるか? お前、冷笑を気取って闇堕ちしてるんだよ。

冷笑ファクトフルネス派」は党派性思考ファクト無視しがち

この元増田みたいな言論賛同する人達は、個人的には冷笑ファクトフルネス派と呼んでいる。彼らは「ファクト」を振りかざして色々なこと(特に福祉とか、公正とか、反差別とか、人の善意社会変革への希望とか)に冷や水を浴びせるのが大好きで、それをサポートしてくれそうな言説には「そうだそうだ」と相乗りする。しかしその「ファクト」をよく調べてみると、内容はまるっきりデタラメというケースも結構ある。この元増田もそうだろう。字面の勢いで「ファクトっぽさ」「冷笑っぽさ」を出すのがうまいだけで、中身はスカスカなのである

結局彼らが反応し賛同しているのは(たとえばリベラル嘲笑できる)「冷笑っぽい雰囲気」であって、自分自身の頭でそれがファクトかどうかを考えて腹落ちしてるわけではない。自分先入観裏付けてくれる、何だかもっともらしい意見から、無批判に受け入れているだけなのだ他人党派性冷笑したがる人間自身が、いつのまにか党派思考の虜になっている。何とも皮肉だ。

このエントリは昨日の夜中にアップしたものだが、時間時間だったか全然コメントがつかないので、補筆して新たに上げ直させてもらう。なんとかして元増田には読ませて反論させたいのだ。

https://anond.hatelabo.jp/20211208080728


追記

期待通りに元増田反論追記されていたが、ずいぶん主張のトーンが弱気になってるのは笑えるとして、内容自体が「そのレベル認識で、あんなイキった文章書いてたの?」という内容で、逆に驚いてしまった。

新たな反論は、実質的には「「配偶者控除」は相続税にも存在する事をご存知でしょうか?」のくだりだけなのだけど…(省略されました。続きを読むにはワッフルワッフルと言いながらここをクリックしてください

2021-12-09

anond:20211209185524

既にそうなってるじゃん

物理的に統治下におかれてるし経済的にも支配下

めんどくせ~~~~

仕事生活も何も考えたくない。めんどくさい。

何が一番面倒かって私の両親と夫の間に入って揉め事を私がどうにかしないといけないのが面倒くさい。

私が勝手にそう考えてるだけで実際は問題は取るに足らない些細なことだよ~っていうんだったらよかったのにな~~~~

私の立場がどうとか意見がどうとかどっち側だとか正直マジで面倒くさい。

両親が言っている事は一見間違ってなさそうだけど実のところ私と夫を良いようにコントロールしたいだけだし本人たちにその自覚がないのも気持ち悪い。両親から「頼れるのはお前だけ!他の子供は頼りにならない!」「いなくなったら寂しくて毎日泣いてしまう」「ほかの子供は家を捨てたんだ」という言葉も本当に面倒くさい。お互いが自立した大人として生活する分にはいいけれど、両親の都合に合わせて生きたくなんてないし…

じゃあ夫に味方できるのかというと微妙なところで、普段生活において全く問題はない。むしろ近年まれにみるいい夫だ。

が、ちょっとしたところで価値観の違いを感じるし、ストレス耐性が何となく人より弱いのか「そんなことでイラつくなよ…」と思うようなことで不機嫌になったりする。不機嫌になることや価値観の違い自体は誰にでもあることだから仕方ないと思ってるけど、私が勝手に思ってるのか彼がそうさせているのかわからないが「毎回私が彼に寄せないと収まりが付かない」のに若干違和感を感じている。今は二人とも働いてるからいいけど、夫の希望通りに子供が生まれた後専業主婦になったら仮に数十年後やっぱり嫌になって離婚したくても経済的に難しいか離婚しないなんて状況にはなりたくないしな~~~~

もう親からも夫からも何もかも離れてどこか遠くに行きたい。温泉に入りたい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん