「不妊治療の保険適用 女性は43歳未満に 厚労省が案提示」ってやつ、
たしか2014年頃だったと思うんだけど、マスコミやSNSや社会全体で「卵子の老化」が物凄い大ブームになって、
女性の年齢が大体35歳を基準にダウン症の確率が跳ね上がるから、35歳以上の女性は絶対に産むべきではないって社会を上げて騒がれていたやつ。
婚活では中年の男が自分よりも遥かに若い二十代に限定して選ぶ事を正当化し、当時三十代半ば以上の女性はお断りされてた。
まあ今でも高齢出産にリスクが伴うというのは知識として共有されてはいるだろうけれど、でも35歳が絶対に上限だと決めつける、あの異常なまでの煽り方って正直今では覚えている人も少ないように感じる。
本当に35歳からダウン症の発生率が跳ね上がるならば、不妊治療は43歳未満といわず35歳未満にすべきだと思うんだけど。
だって少子化対策ってあくまで健康な子供を産んで欲しいのであって、ダウン症のような障害者はお断りなんでしょ?
で、あの時に三十代半ばの女性が今現在は大体43歳前後になると思うんだけど
当時男達が三十代半ばの女性と卵子の老化とかを気にせず結婚し、妊娠出産させていたら
その女性達にとって今現在は不妊治療なんて必要なくなっていたんじゃないかね
将来はさして問題にしなくなる程度の事で大々的に煽って結婚妊娠出産を阻んでいたのって誰も反省しないのかな?
何かこの調子だと5,6年後になったら今度は「閉経までにはまだ間に合うので不妊治療の保険適用は50歳未満に」とか言ってそう。学ばない社会と人々だから。
不妊治療をやっている人間だけど 現場では卵子の老化についてほぼ最初の段階で説明されます(夫婦両方とも) ・年齢とともに妊娠率が下がること ・40歳が境界線でそれ以降はかなり厳...