はてなキーワード: 生気とは
朝にテレビ見てて50代の人が余り好意的に取り上げられていない内容が放送されていた。
生気がないとか、デジタル対応してないとか、そういう気力が無いとか。
そういう50代自身はデジタル対応を自分ではしていると思い込んでいるらしい。
そうじゃねえ、ウザいから振らないだけでスペック足りてねえよ。
かなり昔に話になるがなってしまうが、webページ制作でプレゼンした事があった。
俺は制作会社に居て、代理店経由で仕事を受け説明のために要望されて同席した。
当時はCSSも無い時代で、色んな表示環境に合わせる為blank画像を使ってどの環境にも
上手く表示されるようにレイアウトする事が主流だった時代があったのだけれど、
打ち合わせ1回目はいいデザインですねと普通に終わって、データをお渡しして相手が検討するという所で終了したのだけど、
2回目の打ち合わせ時に、開口一番そのおっさんがそのHTMLを覗いたらしく何でこんな作り方してるんだといきなり怒鳴り立てて来た。
その分はきちんと差し引いて見積もりも出しているのに、自分の見つけた不可解な内容を
、あなた方が騙しているみたいな事を言い出してざわざわし始め、もうその打ち合わせは終わってしまった。
相手方も代理店の他の人間も作り方とかそういうのを全く知らないので、もうそのおっさんと自分の会話になってしまった。
その後結局代理店にも説明したが、代理店も内容がよく分からず、客が怒ったという事実でこちらをよく思わない発言をされてしまった。
その話も当然流れた。まあ自分もそこでと上手くなだめるとか
何らかあったのかと言う点は次回に活かそうと考えた。
当時は、画像をいくら圧縮しても軽減には限界があるのでソースとblank画像でやった方が軽く早く表示されていい場合もあった。
(もう今はそんな方法よりも効率的な方法は多いし、何より回線スピードも速い。)
テレビ見てたらそんな事をふと思い出した。
昔の50代と今の50代をそのまま比較するのはナンセンスとも思えるが、
今必要とされている能力に対して、明らかに劣っており、年功序列で高い地位に居るだけなのは
時代が変わってもそう大差無いなというのは思った。
そう考えると自分も対象になりつつあるも、50代で退職勧告というのは
給与に見合ったリターンが無い人へは切り捨てるというには至極当然とも言えるのかも知れない。
ストーリークリア、準伝を捕まえたところでひと段落して、所謂「ダイパキッズ」による素直な感想を書きたいと思う。ネタバレ注意なので買うことを悩んでいる方には読むことを控えていただきたい。
ではまず簡潔に箇条書きで。
・二頭身グラは慣れてしまえばなつかしさを感じられた
・ちかつうろのアップグレード
・バグの多さ(特にデバッグで取り除ける程度の簡単なバグの量)
私たちダイパキッズは、リメイクが「最新ナンバリング作品の技術で作られるもの」であると思い込んでいたようだが、そうではなかった。
剣盾のグラフィックを期待していたダイパキッズの夢は、初期トレーラーのパワプロ女主人公によって見事に打ち砕かれたのだった。
「剣盾グラのダイパをやりたい。」その気持ちが無くなった訳ではないが…プレイしているうちに二頭身への違和感はうすれ、当時を思い出しながらプレイできたのでパワプロも必ずしも悪いことばかりではなかった。
地下大洞窟には原作では序盤で捕まえられなかったポケモンが生息しており、そのポケモンと共に旅をするのが楽しかった。
自分はそこでつかまえたポケモンを進化させ、ベロベルト、トゲキッスと共に旅をした。
なつかしさの中に新鮮さを感じるとてもいいアップグレードだった。
まずリョウのドラピオンにすばやさで負けた時には本当に驚いた。上からクロスポイズン急所を叩き込まれトゲキッスがやられたときはマジで焦った。
その後も「ちいさくなるかるわざバトンを決めてくるフワライド」、「トリルをめちゃくちゃ有効活用してくるゴヨウ」と本当に強い戦術を駆使してくる上に
極めつけは「さめはだ 剣舞 ドラクロ じしん ヤチェのみ ガブリアス」「かえんだまミロカロス」を使ってくるシロナさん。
「シンオウの猛者たちとたたかってるんだ」という感じがとてもよかった。(ちょっと強すぎる気もしなくもないけど…)
広告展開を見るに大人がターゲットである、というのは勘違いなのかと思わせてくるゲームの中身。
「一度ゲームから離れた」大人がターゲットならば、大人であっても自分はそこからは外れていると言えるが…。
大人になってもゲームが趣味で、ダイパリメイクを期待して待っていた層も間違いなくいたはずで。
その「ダイパリメイクを待っていた大人視点」からするとこの出来は期待外れだったと言えるだろう。
なぜ期待外れかというと、先ほども話した剣盾グラの話であったり、リメイクで深堀りされると思っていたシンオウの魅力である神話についてだったり、そういうものが決定的に足りなかったリメイクだからだ。
10年以上前のゲームの中身をそのままに、3Dモデルを刷新しただけのゲームでは、このリメイクが出るまでの間のゲームの"進化"を経験してきたダイパキッズを満足させるものになる訳がないのだ。
それにだ。もしターゲットが子供だとしても、あのダイパリメイクが今の子供を満足させるに足るものなのか?という疑問もある。
今の子供たちがSwitchでやっているゲームといえば、剣盾、マイクラ、BotW、Splatoon2あたりだろうか。
最新ゲームの素晴らしいゲーム体験をすでに得ている子供たちが、中身が10年以上前のゲームであるダイパリメイクをプレイして本当に面白いと思えるのだろうか?
当時HGSSをダイパと同じくらい楽しいと思っていたように、ダイパリメイクを遊んで剣盾と同じくらい楽しいと思える、いや最低限楽しめる作品なのだろうか?
私たちダイパキッズには「懐かしい」という補正があるが、子供たちにはそれがない。今の子供たちがどう思っているか聞く由もないが…HGSSと同じ感覚でダイパリメイクを遊んでいたとしたら、私はキッサキシティへ向かう道中、テンガン山の山腹で凍死しただろう。
ならば結局のところメインターゲットはどこなんだ?
当時を忠実に再現したものが「一度ゲームから離れた層」に刺さったとしても、ほかには刺さらない。それでいいのか?
もし剣盾グラで出ていたら「一度ゲームから離れた層」に刺さらないのか?HGSSのように全員が楽しめるゲームになったのではないか?
このダイパリメイクの方向性は全く納得できない。剣盾グラもシンオウの深堀りもアルセウスではなく「ダイパリメイク」でやってほしかった。それだけ。
「ダイパの懐かしい部分」で言うと、ひみつきちの家具は自分の中では筆頭クラスに懐かしいと感じるもの。
良くも悪くも原作完全再現のリメイクじゃないんですか?旗の取り合いはともかく、それ消しちゃいかんでしょ。
ここはリメイクの方針やグラフィック以前に完全に酷いと思う部分。もはや銅像飾るのひみつきちじゃなくてもいいよね?ひみつきちである意味が全くないよね?
ついでに言うと大した使い道にもならないのにかせきほりから銅像出すぎ。1枠銅像でつぶれてるの損してる感じしかない。
これもなぜ消費にしたのか分からない。
剣盾との行き来ができるようになるまで待つだけだよこんなの。なんで?消費に?したの?なんで?ピカブイ消費じゃないよね?なんで?
そもそもレート対戦もないダイパでそこまでガチる必要もないのに。本当になにを考えて消費にしたのかが理解できない。
これが一番ひどいというか、ノウハウがないイルカに依頼したせいで起こるべくして起こった事態。
色んなゲームやってきたけど、これだけの細かなバグが目立つゲームってCyberpunkに続くレベルだと思う。(大袈裟)
小さく頻発しやすいバグが目立というのは、ポケモンというAAAタイトルで到底やっていいことではない。
特に一本道のRPGにおいて、バグで没入感を一々損なわせてくるなんてのは言語道断。
ゲームを面白くすることが難しくても、こういうデバッグすればどうにでもなる部分を放置するってのはただの手抜きに他ならない。
イルカとゲーフリの本気度のなさがうかがい知れるし、個人的に一番ありえないポイント。
じてんしゃがひどいという意見がネットで散見されるが、この原因はじてんしゃではなくマップの当たり判定のつくりにあると思っている。
214ばんどうろの柵を見て貰えれば分かると思うが、めちゃくちゃ引っかかる。マジで引っかかる。なぜそうなるかというと、当たり判定を柵の見た目どおりに設定しているのではなく、タイルごとに当たり判定を設定しているからだ。
これが問題で、リメイクで斜め移動が追加されマップチップに縛られない自由な移動ができるようになったのにも関わらず、当たり判定がマップチップを塗りつぶすように設定してあるからこうなってしまう。
これもデバッグやブラッシュアップの段階で改善されておくべきレベルの内容なのだ。じてんしゃが使い物にならないことくらい簡単に分かることなのだ。
というか作る段階でXYやORASやサンムーンのノウハウがあれば簡単に改善できることなのだ。
さきほどのバグもそうだが、これらのノウハウがないことがイルカに外注することによる決定的なデメリットであり、それを改善せずに発売してしまったゲーフリの本気度のなさもうかがい知れる完成度。
彼は町行く人に尋ねつづけました。「ダイパリメイクはいつきますか…?」「ダイパリメイクの伏線ですよね…?」
しかし、待てど暮らせどダイパリメイクが来ることはなく、なんと初代の再リメイクであるピカブイまで来てしまいました。
当時、FRLGを持っている友達にマウントを取られみじめな思いをしていた彼の記憶がよみがえります。
思わせぶり(こじつけ)な伏線を見つけては期待しはずれ、過ぎてゆく時間。
もうダイパリメイクなんて来ないんじゃないか、そう思っていた時でした。
連れ歩きではない、外にポケモンたちがいる。
「すごい!ついにポケモンもここまで来たんだ!」「このクオリティでダイパリメイクが出たらすごいことになるぞ!」
圧倒的スケールのでんせつポケモンたちや没イベントのまぼろしのポケモンが剣盾のグラフィックで。
ずっと潜っていられた ちかつうろ がリメイクで。
「これ伏線じゃん!」「ポケダイやるぞ!ダイパリメイク発表されんぞ!え、ユナイト?」
2019ー
2016ー
2013ー
2010ー
「2006」
「きたあああああああああああああああああああ」
あの禍々しいオープニング音楽、何度聞いたか。間違いありません。
待ちに待った、ついにその時がやってきたのです。
「あの輝きを、再びー」
パワプロ頭身ヒカリコンチャ
😃
👚
「は?」
「なんだよ、増田ァ!なにやってんだよ!くそ、止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ、
ダイパキッズの悲鳴などお構いなしに、二頭身のその映像は流れ続けます。
「なんの空白だ…?やめろ!」
「ポケットモンスター ブ リ リ ア ン ト ダイヤモンド」
「やめろおおおおおおおおおおおお!!!!!」
おまけに、謎の開発会社である🐬がゲームを開発するとも発表されていましたが、もはやダイパキッズの耳には何も届いていません。
私は肩甲骨。
背中にある骨で、羽のような形をしている。割と大切な骨だと思っている。
最近その私を剥がそうとする輩がいる。肩甲骨剥がしと称して、私を剥がそうとするのだ。
今も整体師だか何だかしらない男が、私を思いっきり剥がそうとする。
「これが効くんですよ~」
などと言いながら引っ張ってくる。私は必死で剥がされまいと頑張る。
そうだ。全国の肩甲骨はこうやっていつも剥がされまいと必死の努力をしているのだ。
ただ時々気を抜いた瞬間にもっていかれる時がある。
「あっ!」
やってしまった。少し気が緩んだ瞬間、私はその整体師にもっていかれてしまった。
私の母体である男性は痛い痛いと叫ぶ。右手がブランブランと揺れている。そりゃそうだ、肩甲骨を剥がしたんだから。
だが私の方は問題ない。私は骨なので、折れない限り痛みなどは感じない。
大丈夫ですか、ではない。お前がやったんだろう?お前が私を剥がしたんだろう?犯人が被害者を心配してどうする。
まあしかし、このままでは私も危ないかもしれない。だから私はギュッと母体の体へ戻ることにした。
「あ、手が動く!」
「そ、そうでしょう?これが効くんですよ~」
なんだこいつは。私がもとに戻らなければ一大事だったぞ。これだから整骨院とやらは信用ならない。
肩甲骨は無線ネットワークで繋がれており、別な母体の肩甲骨と通信ができるのだ。
「さっき、剥がされてしまった。うかつだった」
「まじで?俺もだよ。最近新しい肩甲骨剥がしがあるらしくてさ。You Tubeでも拡散されてるし、困ったもんだよ。
俺も危険だってYou Tubeに通報はしてるんだけど、なかなか削除されなくてさ」
「あいつらは、『肩甲骨を剥がすというのは比喩だ。本当に剥がすわけではない』と主張しているが、比喩であるなら剥がすという言葉は使うべきではない。
それに実際私は剥がされたのだ。これは肩甲骨に対する虐待、いじめ、犯罪ではないのか。私は徹底抗戦するつもりだ」
「いやいや、やめとけ。整体師は筋力あるからな。肩甲骨だけじゃ戦えないよ」
「ではどうしろと?」
「尾骨と組む」
「できるのか?」
「あいつら、尻尾じゃないのに『尾』なんて名前を付けられて不満を持ってるからな」
「なるほど」
「あと、恥骨。恥ずかしいなんて名前を付けられて、かなり怒っている」
「同情を禁じ得ないな」
「あとは脊髄あたりが味方になってくれたら勝てる見込みはあるんだがな」
「だよな、あいつは脳とも手を組んでるから。仕方ない、肩甲骨、尾骨、恥骨で整体師と戦うぞ」
「勝てるのかな。不安だ」
決戦の日。
さあ、尾骨、頼んだ。
尾骨のやつ、やりやがった。尾骨尾骨を呼ばれているから、そんなに言うなら自ら尻尾になってやるよ、ということか。
そうだ、これは全国で同時展開している。一斉にやってこそ効果がある。
さあ次は恥骨だ。
「あれ、なんだか、腰回りが……尖ってきてる!」
いつも恥ずかしいと言われていた恥骨は、鋭利な骨となり外界へ飛び出した。
なんてスタイリッシュな恥骨。もう恥ずかしいなんて呼ばせない。
よし、最後は私だ。
肥大化して、外へ飛び出してやる。
「せ、背中からなんか出てきた!?は、羽!?羽が生えてきてる!」
「そうだ、羽だよ」
「えっ羽から声が聞こえる!」
「おい、聞こえるか、私は肩甲骨だ。いつも私を剥がそうとしてきただろう。その報いだ。
私は肥大化し、羽に変化した。もうお前らの剥がす肩甲骨はない。私を剥がしてはならない」
「な、なんということだ…」
「尻尾が生え、恥骨が尖り、羽が生えた。見ろ、世界中の人間が変化しているのだ。
報いだ。勝手に尾骨という名前を付け、恥ずかしい呼ばわりし、剥がそうとした罰だ!
もう取り返しはつかない!一生、尻尾と羽を持った生物として生きるんだな!!」
骨肉を争う地獄が今始まろうとしている。
靴下を洗ってタンスにしまう時に、収納スペースの都合上、左右揃えて片方の内側からクルクルと丸めたりして圧縮したたたみかたをしていた。
ただ、そうしていると履こうとして取り出す時に、お気に入りの靴下も丸まった状態で、なんというか生気を失ったような、萎びたような印象を受ける。靴下を買ったときに感じていたウキウキする気持ちや、靴下そのものが持っていたはずのファンタジーのようなものが失われている。
この失われた差分が、コンマリの言う「Tokimeki」なのかもしれない。モノがもつ魅力の力と、使い手の間に発生する磁力、ファンタジー、何らかの物語。
結局、収納棚の中の靴下のスペースを増やして、丸めずにそのまま置いておけるようにした。丸まらずに背筋を伸ばした靴下の束の、1番下に洗ったばかりのものを置いておく。そうすると、上の靴下の重みで、下の靴下の背筋も伸びる。ファンタジーも長続きする…気がする。
anond:20211101232942を読んで。
兵庫1区(神戸市中央区、灘区、東灘区)住みでふんわり反維新の立場から考えてみる。
我が選挙区でも維新にそれなりに表が集まったのはわりとショックだった。
そんなに賢くないのでちゃんと論理立ててとかはできないけど、自分の感覚を書きます。
維新が嫌だなあと思う理由は言葉にすると「文化軽視」とか「分断を煽る」とか、もちろんコロナ対応の酷さもあったけど、素直に表現すると「気色悪い」。
政策うんぬんもともかく、吉村さんのあのドヤ顔ってブラック企業意識高い系にいがちな嫌なやつ思い出さん?松井さんのニヤニヤ顔って中小企業にいがちなハラスメント親父の顔イメージしない?
「イケメン吉村はん、よう頑張っとる」というイメージでメディアに踊らされてみんな維新に投票したっていわれてるけど、同じテレビを見ていても「いやこいつら見た感じ(雰囲気)きしょいし、言うとうこと中身ないし何なんこれ」っていつも思ってる。
そんなふんわりイメージで維新を嫌うパターンもあるにはあるよ、と言いたい。
でも多くの人はあれ、好感を持つのかな。
さて、どっかのブコメでこの動画を見た。
曰く、「維新の支持層は努力至上主義のいわゆる勝ち組だ、そして維新のやってることは旧自民党のノウハウがっつり踏襲した組織戦だ」ということらしい。
大躍進予想の維新の会の本質〜冨田先生とライブ〜
https://www.youtube.com/watch?v=cbFFi7cF0mM
これは、たしかにそうなのかもなーという気もする。
維新系の人から選挙のお願いされたことないし。
自分は客観的にはプチブルだし、改革はしたほうがいいと思うけど、それでも維新はないわー、とも思う。
あの維新の気色悪さを、よく言われるマスコミ戦略だけで払拭できるのかなあという疑問はちょっとある。
とはいえこの動画をまるっと信じる気持ちもそんなにない。
同じ映像を見ているはずなのになんでこんなにイメージ分かれるかなあと思いつつ、それならやっぱり維新の強さは「イメージ戦略」だけではないのでは、とも思えてならない。
ふんわりイメージということなら、「維新=大阪=いっしょにせんといて」という自分の中の悪しき神戸っ子プライドがまた気色悪いイメージをより強固にしているのかもしれないけど。
ちなみに、自分は小選挙区は当選した井坂さんに入れた。
彼は当選するために所属をちょくちょく変える人という認識なので、立憲であるという点はあんまりマイナスにならなかった。
(浪人していた事情もあるけど)わりと地元をうろついていて、話を聞いてくれそうというイメージはある人です。で、それって維新の戦い方と同じだよね?
自分は「維新気色悪い」を抜きにしても、やっぱりイメージで投票してしまうただの無党派層です。
じゃあ「吉村さんがんばっとうやん」と「維新気色悪い」の境目って何だろう。
兵庫県と維新と言えば今年選ばれた斎藤知事の話になるけれども、彼はもともと自民がスカウトしてきて維新が乗っかったという経緯らしい。
本当のところは知らんけど、確かに時系列的にはそうだったように思う。
大阪以外で初めて誕生した「維新系知事」の実情
https://toyokeizai.net/articles/-/444613
だから100%維新っ子でもなさそうだけど、イメージで言うとやっぱり維新っ子系の見た目してると思った(吉村さんとかより目に生気はなく、イメージ的にはイケてない)。
県政をちゃんとやってくれたら、いつでも変節して維新なんか切ってくれていいよ、その時は応援すると思ってる。
政令市に住んでると県政なんかあんまり意識しないけど、コロナを経て災害時ってやっぱり都道府県単位なんだな、と今まで無関心だったの反省した。
ただ、選挙の時はやっぱり維新が気色悪すぎて「改革は必要だけど…維新出しゃばってきたらきしょいし…とりあえず金澤さんかな…」と、井戸さんの後継に入れた。
井戸さん個人は完全に老害でダメだったと思うけど、基本的方針はちょっとひどい(まだマシ)、くらいだと思っていたので。
すみません、こちらも完全にイメージで投票しています。
通学時、食パンを咥えたまま「遅刻、遅刻~」とか言いながら走ってきて交差点で運命の人とばったりんこ。
食パンより厚みがあって喋りにくいし呼吸もしにくく全力疾走するのに向いてない。
主食のご飯は咥えるものではないから絵としてわかりづらい。茶碗と箸も持たせよう。
縦笛のケースにはサンマを忍ばせて後ろ手にすっと取り出しサンマを咥える。
魚を咥えて走っていると、裸足で追いかけてくる陽気な何かに遭遇する。
陽気な何かは料理中だったのか包丁を持ったままそれを高くかざして鬼の形相で迫ってくる。
もはや陽気ではない。妖気さえ帯びている。
陽気だった何かは見る見るうちに巨大化して街を呑み込んでいく。
通学時は人通りも多い。
なぎ倒された家に巻き込まれて圧殺される生徒。
陽気だったかもしれない何かによって朝焼けが血に染まっていく。
「どうなってんの!?」
犬が、咥えたものを一瞬放して咥え直すように手を使わず器用にサンマを回しながらモグモグモグモグ。
このままでは追い付かれる!
足の回転速度を上げるとともにサンマを食べる速度も上がる。モグモグモグモグモグモグモグモグ。
逃げ切れるか!?
気付けばサンマは全部食べ終わって頭と骨だけになっていた。
それを見た妖鬼は忽然と足を止めその場に固まった。
数十人惨殺した返り血で顔は正に鬼そのものだったが生気がなかった。
サンマを取り戻せないとわかって諦めたのだった。
背を向け、しおしおと来た道を戻っていく。
あれ?俺は何を書いてるんだ?
自分が勤める会社はサーバーの運用を業務の一つの柱としている小さな会社である。
今から1年半程前になるが、サーバーの運用の売り上げも増え会社に占める利益の割合も増えてきたということでサーバーの監視体制の見直しがあり
常時2人態勢で、主対応を行う人及びサーバーエラーの初動連絡を受けエスカレーションを行う人という役割分担で、
実際にインシデントが発生したら休祝日時間帯問わず携帯で呼び出され状況確認をするというような内容の業務が始まることとなった。
週単位の持ち回りで大体3週間単位で担当が変わっていくという体制に決まった。
基本全員が対象であった為、当時は手当などは一切なしでの開始となったのだが、
会社の中に子持ちの方(以後M氏とする)が1人いて、この体制が決まった際に、
「子供と一緒に寝たりしているので深夜の呼び出しは厳しく免除して欲しい」
という申し出があった。
事情が事情でもあったし、そういうことならということでこの方については免除して他の皆で穴埋めする形で開始することとなった。
時は過ぎ、最近になってこのそれなりに負担のある監視業務に対してついに手当てが出ることとなった。
平日は3,000円、休祝日は5,000円というこれまで何もなかったことを考えると破格の手当だ。
人にもよるが概ね3週間に1回なので月あたり10日程、よって月当たり大体4万円程の手当となるだろうか。
手当が出るとなってすぐのタイミングで、監視業務に参加したいと言ってきたのだ。
これまで皆が個人的事情をカバーする為に無償で善意でM氏の分を負担してきたのに、それを差し置いて盗人猛々しいこの言動の厚顔さと浅ましさに
呆れを通り越す感情と合わせて完全に皆の善意を裏切ってきたな、と感じた。
今まで子供が理由でできないといっていたのに手当が出るとなった途端に大丈夫になるなんてタイミングすごいね。
これだけであればただの酷い奴が社内にいたというだけの話なのだが
どういうことかと後で聞いてみたが、負担のある監視業務に対していかなる理由があったとしても参加してくれることはありがたいこと
と一蹴であった。
実際のところ、M氏は主対応が出来るわけではないのでインシデントを受けてエスカレーションするだけ
よって彼が入ってもそれほど負担が軽くなるわけではない、ように感じる。
(むしろ主対応メインとなってしまい負担が増えてしまう人もいる。)
M氏が入ったことで手当の分配が減る人もいる。
実はこのM氏、入社初日に自分に対して、技術身に着けてさっさと良いところに行こうと思ってたけど、できる人いなくて転職ミスった、等とほざいたり
やりたくない仕事に対して、面と向かってこんな仕事やりたくないです、なんて言えてしまう人だ。
社長に対しても、こんな会社やめるわーと言っていたと社長本人から聞いている。
(辞めると言っていたのに、今も居ついているのは上記からも推察できるように非常に緩く適当な会社だから仕事しない人間には居心地が良くなってしまったからか?そんな雰囲気ではある)
完全に愛想も意欲も何もかもが消え去ったのを感じた。
次どうしようかな。。。。
誕生日に気づいた誰かに祝わせるのも申し訳がないし、下手に期待してしまうのも嫌になった
誕生日気づかなくてごめんねとか言われるくらいなら一生気づかないでほしいと思うようになった
自意識過剰だわ
感染者が増えたら「減らす努力を」っていうけどそれじゃ一生普通の生活ができないよ。まさか「感染者0人」「コロナ根絶」なんて夢みてるお花畑な人はいないよね?
インフルエンザは毎年50%程度の国民がワクチン打ってるのに毎年感染者1,000万人だよ。
1日単位に直すと27,000人以上。
東京が2~3,000人のコロナ患者でパニックしてるのと次元が違う。
ワクチン打って重症数・死亡数がかなり減ったけどそれでもゼロコロナを目指して躍起になる人たちばかり。
でもワクチンの効きなんて長くない。インフルエンザだって毎年新株とのいたちごっこを続けるのが当たり前。
こんな状態で感染者減ったところでどうなるの? 感染者が1日10人程度になって「じゃーみんなちょっとずつ前の生活に戻ろう」と言ったらまた数字は上がる。なら今後人類は一生気を引き締めて3密を避けマスクをする生活にするつもり?
この話をすると「医療崩壊しないためだ」という反論が来るんだけど、インフルエンザが毎年1,000万人の患者で医療崩壊してないのはなぜだと思う?それを前提としたキャパ調整を毎年してるからだよ。毎年「インフルエンザ感染者が50万人超えたら医療崩壊するから」とか言って自粛だの緊急事態宣言だのやってたら社会が成り立たないでしょ。だからもうそれは当たり前になってるの。気になる人は勝手に調べて。
じゃー今何をすべきかというと、国が財源振り分けるなり円刷って財源増やすなり(今は十分デフレだから円を刷る余裕はある)して次の二つにヒト・モノ・金を突っ込むこと。
1. コロナ毎年数百万人ぐらいの感染者数になってもいいような医療体制の構築 ※入院数ではない。読み違えないように
2. ワクチンが毎年どこでも当たり前に打てるための供給・配布体制の構築
この二つさえ出来ればもう感染者数は増えてもそんなに問題ないんよ。
この二つに向かって進めてないのに自粛してても感染者は減っては増えての繰り返しなだけで、社会は一生元には戻らないんだよ。みんなが必死に頑張ってる自粛とかマスクとかは何かしらのゴール達成までの時間稼ぎでしかないから、ゴールに向かって全力で動いてないならみんなのやってることは単純にムダなの。
ハムスターの回し車とおなじ。同じところをぐるぐる回ってるだけ。その間に経済と文化と人間らしい営みはどんどん死んでいく。
みんなそれわかってる?
コメント読んでると、一部の人はそもそも「一生(=自分が死ぬまで、自分が死んだあとも)このマスク当たり前&3密回避&飲食自粛の世界でいい」と思ってる人がいるという事に驚いた。今このコロナ禍において我々の生活水準は著しく下がってるわけなんだが、それはもうずっと下がりっぱなしで良いというわけだ。根本的に「元の生活水準に戻そう」という向上心を持って社会について考えられてないのは悲しい事だし、そういう人たちも先人が諦めずに築いてきた快適な社会インフラの恩恵を受けているという事は自覚した方がいい。
もしあなたがいま無職やニートだったとしても、この人をモデルにやり直せば5年、遅くとも10年で完全に別人になれる
重度の薬物中毒を克服 48歳女性「衝撃ビフォーアフター写真」
バートンさんが公開した写真。左が薬物使用で逮捕された05年、右がワシントン大学を卒業した現在(バートンさんのFacebookより)
一方の女性は、目に生気がなく頬がゲッソリこけている。もう一方の女性は、健康的な笑みを浮かべ幸せそう。とても信じられないが、2枚とも同じ人物の写真だ――。
ある女性が、自身のFacebookにあげた画像が米国で波紋を呼んでいる。被写体は、ワシントン州に住むジニー・バートンさん(48)。幼いころから強度の薬物中毒に悩み、自殺未遂をおかしたことも。更生したバートンさんが、薬物の恐ろしさを知ってもらうと公開したのが「ビフォーアフター写真」だ。
「バートンさんは今年6月、米国の放送局『KMTR』の取材に応じ、自身の悲惨な半生を振り返っています。インタビューによると、両親はともに強度の薬物依存症だったとか。母親は麻薬の密売人。父親は、強盗を繰り返しバートンさんが4歳の時に逮捕され刑務所に入ったそうです。
バートンさんが初めて麻薬に手を染めたのは、6歳のころ。母親から勧められ、マリファナを吸ったと語っています。以来12歳で覚醒剤、14歳でクラック(高濃度の薬物)、21歳でヘロインを知り、クスリを打ち続けていないとヒドい禁断症状が起きる身体になってしまいました」(米国在住ライター)
バートンさんは、16歳の時に母親からクスリを買っていた男性にレイプされ自殺を図る。17歳で別の男性の子どもを身ごもるも、彼はトラブルから銃で撃たれ死亡。直後に結婚したが、夫からは毎日殴る蹴るの暴行を受けていた。
生活はどんどんすさんでいき、仲間とつるみ不法滞在中のメキシコ人の麻薬仲介者を脅しクスリを入手する日々。違法入国したメキシコ人たちは、身元がバレることを恐れ警察に被害届を出さないことを知っていたのだ。『KMTR』のインタビューには、次のように語っている。
〈すれ違う人がいれば、カバンをふんだくっていました。車を盗み、銃で人を撃ったこともあります。すべてはクスリを手に入れるため。無気力感からシャワーを浴びる気にもならず、ヒドい体臭を放ちながら街をさまよっていたんです〉
バートンさんは17回逮捕され、刑務所に3回収容された。毎朝「今日こそクスリを止めよう」と思っても、昼には注射をうっている。「もう死んだほうがまし。誰か私の命を奪ってくれないかしら」と、本気で思っていたという。インタビューは、こう続く。
〈最後に逮捕されたのは12年12月です。これが人生のターニングポイントとなりました。麻薬中毒になった多くの人々の悲惨な最後を目の当たりにし、「絶対に人生をやりなおす」と決意。裁判所の特別更生プログラムへ参加したんです。裁判官の監視のもと、薬物依存の治療や教育を受けました。禁断症状が出て、言葉にできない苦しみや想像を絶するツラさも経験しましたよ。しかし、おかげで私は薬物から完全に解放されたんです〉
バートンさんは自身の体験をいかし、ボランティア活動を始める。教会で貧しい人々や薬物中毒者を支援したのだ。健康な身体を手に入れると「学びたい」という意欲がわき、40歳を過ぎてから短期大学に入学。成績優秀だったため奨学金をもらい、名門ワシントン大学に編入し政治学を学んだ。インタビューで、彼女はこう話している。
〈クラスで一番年上だったから、若い人たちについていくのは大変でした。私が大学を卒業したのは、48歳の時ですからね。最後まで頑張れて自信になりました。こんな私でも「やればできるんだ」という実感がわき、とても嬉しいです〉
バートンさんがFacebookにあげたのが、大学卒業式と05年に逮捕された時の写真だ。彼女の言葉を引用する。
〈昔の写真を見ると「あの頃の自分は道を誤っていた」と思います。地獄です……。私はこの数年間で20人以上の薬物依存者のお葬式に参列してきました。中毒は死と隣り合わせ。薬物依存者には、罰を与えるだけはで意味がありません。私は彼らに、「必ず復活できるわよ」と伝え希望を与えたい〉
現在バートンさんは、大学院に進み修士号取得に向け勉強中だ。プライベートでは、同じく薬物依存を克服した男性と結婚。今後も薬物依存者へ自身の壮絶な半生を伝え、支援活動を続けていくという。
学校みたいに「普通」でいることが求められる場に馴染めたことがない。まあ、ありふれた話ではあるんだが。そりゃもちろん適応する努力はするんだけど、距離感と感覚が異常すぎてすぐにキモさが露呈するし、かといって異常な部分を隠すためにコミュニケーションを拒絶して何も話さないというのもそれはそれでキモいのでもうどうしようもなくなる。
個性的に見られようとして常識外れの振る舞いをするのが最近の流行りらしいが、本当に異常で「普通」の場において周囲の誰とも馴染めない人って惨めさに苦しみながら必死で泥臭く足掻いている人がほとんどだと思う。共感性や常識、趣味趣向などは歪みに歪んでいる一方で、自分を客観視する能力はある人間が、「普通」の場で自らの存在意義を証明するためにできることは基本的に二択になる。自分はキモくないと必死で叫び続けるか、自分を否定してひた隠しにしながら周囲に合わせようとするか。そのどちらかしかない。
でも、どちらにせよそんなことを続けていたらすぐに限界が来る。適応障害こじらせて頭が回らなくなり、仕事や勉強についていけなくなったり、コミュニケーションに失敗していじめに遭ったり。で、インターネットに逃げ込んで黒歴史を大量生産したり。
そして社会が助けようとするのは社会における多数派が共感できる弱者だけなので、俺を含めたこのような人たちは社会からまともに扱われることなく惨めに死んでいく。精神科で与えられた「社会不安障害」「鬱病」といった烙印を抱えながら。そのような現実を生気のない目で見据えながら。「普通」の人間に怒りと憧れを感じながら。
男の乗用車の前を横切ろうとした黒い影は、一瞬だけヘッドライトの明かりに照らし出された後、車体の下で厭な音を立てて消えた。
轢いてしまった。避ける余裕は無かった。
夜の闇の中、男の運転する車が走っていたのは、道路照明灯も無い山中に在る、曲がりくねった峠道だった。車道の両側に設置されたガードレールの向こうには、ただ鬱蒼とした森が繁茂していた。
こんな人家も見当たらない山中にも、ノラ猫はいるのだろうかと男は思った。その猫の姿は、ヘッドライトに照らし出された時間がほんの一瞬であったにも関わらず、男の網膜と脳に明瞭に焼き付けられた。
仔猫を咥えて車道を渡ろうとした母猫。明るい光によって一時的に白く変化したアスファルト舗装の路面の上で、猫の母仔の姿は不思議なほど黒々としていた。
そして、男の車の方を向いた母猫の眼に反射したヘッドライトの光は、フロントガラスと眼を通過して彼の心を突き刺し、獣とは云えど生命を奪ってしまったという、逃れ難い罪悪感を刻み付けた。
しかし、車を停められるような路肩の空間が無かったことに加えて、夜の暗い山道を一刻も早く抜け出したかったがために、男は一時的に車を停めることも無く走り去った。出来ることならば速やかに、猫を轢いた場所から遠ざかりたかった。もしも街中で起きた出来事ならば、男は可能な限りアクセルを踏み込んだことだろう。しかし、初めて通る曲がりくねった夜の峠道が、それを赦さなかった。男は不本意ながら、控えめな速度で乗用車を走らせるしかなかった。
忘れるんだ。いちいち些細な出来事に心を奪われていたら、運転ミスをして事故を起こしてしまう。たかが獣の一匹や二匹を轢いたぐらいで、それが何だと言うのか。そう自分に言い聞かせながら。
きっと、あの母猫は、予期していなかった明るい光に照らされたことで、恐慌を来たして道の真ん中に立ち止まってしまったのだろう。馬鹿な獣め。そのまま走り抜ければ、お前は轢かれずに済んだのだ。馬鹿な獣め。お前が悪いんだ。俺は悪くない。馬鹿な獣め。お前の仔猫が死んだのは、お前のせいだ。お前が悪いんだ。俺は悪くない。俺は悪くない。馬鹿な獣め。
しかし、一旦芽生えた罪悪感は、それを拭い去ろうとすればするほど、猫を轢いた場所から遠ざかるほど大きくなり、男の心の中で、どす黒い滲みとなって広がっていった。
「ぬわあああん」
何だ。今、聞こえたのは何だ。いや、本当に何かを聞いたのか。気の所為ではないのか。
「ぬわあああああん」
聞こえた。
聞こえただけではなく、男には見えた。
男を追跡してくる二つの眼が、明々と車のバックミラーに映し出されたのを。
その双眼は、今や光を反射してではなく、それらが自ら、禍々しいほどに眩しい光を放っていた。
「ぬわわわああああああんん」
恨みを込めた鳴き声のようなものが、男には聞こえた。それがくぐもって聞こえたのは、我が仔を口に咥えているからであろうか。男の車を背後から追うものの前面には、生気が抜けた何かが、力無く垂れ下がっているように男には見えた。
「ぬわわわああああああんん」
「あああああああああああああああ!」
恐ろしい鳴き声を、男は聞きたくなかった。しかし、両手で車のハンドルを握っていては耳を塞ぐこともできず、已む無く男は、あらん限りの大声で叫ぶことで、その鳴き声を掻き消そうと試みた。
道路照明灯も無い、曲がりくねった夜の峠道を、男は車を走らせ続けた。しかし、曲がりくねった道だから速度を抑えているとはいえ、それでも少なくとも数十キロの速度が出ていた。そのはずなのに、男の運転する車は一向に、背後から追い迫る何かを振り切ることが出来そうになかった。
いつになったら、この峠道を走り抜けられるのだろうか。この峠道には、果たして終わりはあるのだろうか。この夜は、終わるのだろうか。あの猫から、逃げることは出来るのだろうか。自分は、正気を失わずにいられるのだろうか。
答えを持たないまま、男は夜の峠道を走り続けた。
* * *
トラックの運転手は、前方を走る乗用車に向かって大きなダミ声で毒づいたが、その声は相手に届いていない様子だった。沢山の積載物を載せたトラックで山道を走行するのは、只でさえ気を遣う。それが夜で、曲がりくねった峠道となれば尚更である。それに加えて、ノロノロ運転をする前方車両と遭遇したのだから、いっそうトラックの運転手の苛立ちも募った。
トラックの運転手は、何度もヘッドライトをハイビームに切り替えてパッシングし、何度もクラクションを鳴らした。それなのに、前方を走る乗用車の運転手は、後方を確認することも無ければ、脇に退けて道を譲ることもしなかった。リアウィンドウから見える乗用車の運転手は、何やら頭を振りながら声を出しているようにトラックの運転手には見えた。カーオーディオで音楽でも流して、歌でも歌っているのか、後方車両の存在に気づいていない様子だった。
迷惑な話だ。早く道が分かれて、この乗用車と行き先が別になるといいのに。しかし、あいにく一本道が続き、このままトラックは暫く乗用車の後を着いて行くしかなかった。
苛立ちを募らせた運転手を乗せて、乗用車の後を走るトラックには、仔猫を咥えた母猫の姿を記号化した運送会社のトレードマークが、黒々と印されていた。フロントバンパーには、走行中に何処からか飛んで来た、黒く汚れた小さな布切れが引っ掛かって、力無く揺れていた。
* * *
男の乗用車の前を横切ろうとした黒い影は、一瞬だけヘッドライトの明かりに照らし出された後、車体の下で厭な音を立てて消えた。
轢いてしまった。避ける余裕は無かった。
夜の闇の中、男の運転する車が走っていたのは、道路照明灯も無い山中に在る、曲がりくねった峠道だった。車道の両側に設置されたガードレールの向こうには、ただ鬱蒼とした森が繁茂していた。