学校みたいに「普通」でいることが求められる場に馴染めたことがない。まあ、ありふれた話ではあるんだが。そりゃもちろん適応する努力はするんだけど、距離感と感覚が異常すぎてすぐにキモさが露呈するし、かといって異常な部分を隠すためにコミュニケーションを拒絶して何も話さないというのもそれはそれでキモいのでもうどうしようもなくなる。
個性的に見られようとして常識外れの振る舞いをするのが最近の流行りらしいが、本当に異常で「普通」の場において周囲の誰とも馴染めない人って惨めさに苦しみながら必死で泥臭く足掻いている人がほとんどだと思う。共感性や常識、趣味趣向などは歪みに歪んでいる一方で、自分を客観視する能力はある人間が、「普通」の場で自らの存在意義を証明するためにできることは基本的に二択になる。自分はキモくないと必死で叫び続けるか、自分を否定してひた隠しにしながら周囲に合わせようとするか。そのどちらかしかない。
でも、どちらにせよそんなことを続けていたらすぐに限界が来る。適応障害こじらせて頭が回らなくなり、仕事や勉強についていけなくなったり、コミュニケーションに失敗していじめに遭ったり。で、インターネットに逃げ込んで黒歴史を大量生産したり。
そして社会が助けようとするのは社会における多数派が共感できる弱者だけなので、俺を含めたこのような人たちは社会からまともに扱われることなく惨めに死んでいく。精神科で与えられた「社会不安障害」「鬱病」といった烙印を抱えながら。そのような現実を生気のない目で見据えながら。「普通」の人間に怒りと憧れを感じながら。
農業かなんか、言葉のいらない職業についたらいいのに。 というか昔の日本がだいたいそんな感じの雑な生き方が許されてたんだし 逃げ場がないのはたいへんそうだとはおもうよ 植物...
社会が高度化して雑な生き方では最低限の生産性を確保できなくなってしまったよな。逆に生活レベルを昭和くらいまで下げて歳食って風邪ひいたときにはサクッと死ぬを受け入れれば...
それが許される場所がみつかるといいな、年寄もそうしてきた人おおいし