2021-11-05

靴下ファンタジー

靴下を洗ってタンスにしまう時に、収納スペースの都合上、左右揃えて片方の内側からクルクル丸めたりして圧縮したたたみかたをしていた。

ただ、そうしていると履こうとして取り出す時に、お気に入り靴下も丸まった状態で、なんというか生気を失ったような、萎びたような印象を受ける。靴下を買ったときに感じていたウキウキする気持ちや、靴下のものが持っていたはずのファンタジーのようなものが失われている。

この失われた差分が、コンマリの言う「Tokimeki」なのかもしれない。モノがもつ魅力の力と、使い手の間に発生する磁力、ファンタジー、何らかの物語

結局、収納棚の中の靴下のスペースを増やして、丸めずにそのまま置いておけるようにした。丸まらずに背筋を伸ばした靴下の束の、1番下に洗ったばかりのものを置いておく。そうすると、上の靴下の重みで、下の靴下の背筋も伸びる。ファンタジーも長続きする…気がする。

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