はてなキーワード: イノベーターとは
元増田です。なぜか消えてしまってオダミツオさんとかに心配していただいているみたいなんで再掲します。
まあ、私が元増田かどうかも、どうでもいいじゃないですか。「CC BY 4.0」宣言しているんだし。
5/20の再掲が字数オーバーだったのかもしれませんし、捨てアドでアカウントとられたのを、はてなさんが怒っているのかも。
結論:
アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善に名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社が個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。
また、直接取引をしたところで流通が改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。
在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。
長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。
取引正味の現状
出版社から取次への引渡 69%(-2~+10数%)
取次から書店への引渡 77%(-5~+数%)
一般に、老舗ほどよい条件を持っている。(大手がすごくいいというわけでもなく、特に正味が高いのは法学・医学などの高額専門書出版社である)
正味以外にも新興出版社は上記条件のほかに歩戻し(新刊委託手数料)を支払い、新刊の代金支払いは納入の7か月後、さらに3か月から1年の支払い保留を課されるケースもある。
一方で、老舗出版社は新刊でも搬入翌月に代金の半額の内払いを受けるなど有利な取引条件を有している。
かつては出版社ごとの正味の違いは書店への卸正味に反映されていたが、取次間の書店獲得競争の結果「一本正味」が増えている。その結果、老舗出版社の高額商品を卸すと取次が赤字になるという「逆ザヤ」も生じている。
大手出版社が取次の株式を保有しているという背景もあり、こうした取引条件が改定されることはめったにない。
アマゾンの直接取引(e託)は、これを年会費9000円、正味60%の直接取引に一本化しようという提案である。
https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463220
ある意味で平等に見えるが、背面では個別に違った取引条件が出版社に持ちかけられている。漏れ聞いたところでは66%の提示までは確認したし、中堅以上からはそれ以上の条件で取引しているという示唆も受けた。
しかし公式以外の取引条件はあくまで特約であり、アマゾンの提示する「条件」が守られなかったと判断された場合は一方的に破棄される。また、契約書をよく読んだ人は、その条件が数年間の時限であることに気づいたはずだ。
アマゾンはこれまで(おそらく)73%くらいで仕入れていた本を、60%で仕入れるようにしたい。まずのところ、「取次に在庫を置いてもらえていない本」から。いきなり60%と言っても受け入れてもらえないから、短期的には優遇条件や集荷などのエサを出す。
なぜこのタイミングで言ってきたのか
アマゾンはアフィリエイトにしてもマーケットプレイスにしても、市場占有率が上がるにつれ、取引条件を何度も改定してきた。取次からの卸を「73%」と推察したのも、天秤をかけられている取次がギリギリ呑めるラインを推察しての話だ。日本上陸時の大阪屋との取引正味が75%で、そこからコンマ5%刻みで4回、計2%下げただろうというのが筆者の読みである。取次のアマゾンに対する態度が「あんな条件では積極的には欲しくない」に年々変わってきたというのが傍証となっている。
それにしても今回の「バックオーダー発注廃止」は急で乱暴な施策に見える。通告メールの文面にも焦りが垣間見え、「3月期の利益が取次対応の遅れによる売り逃しで毀損された」からだと主張している。
3月は新刊が多く、セット搬入等も含めラインは輻輳する。アマゾンと日販の蜜月が終わり、日販が「こんな粗利のところに便宜を図っていられない」と気づいたのもあるかもしれないが、今日に始まったことではない。
より説得的な答えは、「配送料の値上げにより利益が圧迫されるので、別途利益を上げる見込みを立てて早急に本社に報告しないと、日本法人の評価が下がるから」だろう。
アマゾンは、租税回避や配送・資材・仕分の業者を徹底して継続的に買い叩くことに不断の努力を払い、設備投資の源泉を得てきた。そうした抜け道は徐々に塞がれてきたが、その間に無視できないシェアを得た。その買い叩きの対象が、いよいよ本格的に出版社にまわってきたということだ。
アマゾンで品切が頻発する理由
さて、「話題になった本がアマゾンに行ったら品切になっていた」が、なぜ頻発するかの考察に移る。
アマゾンの発注の仕組みは以下の記事に詳しい。
アマゾンのバックオーダー発注の件について小零細出版社が考えるべきこと
このバックオーダーの発生してからのこれまでの流れについては、以下の5年前の記事が(ちょっと出版社が鈍すぎだが)おおむね正しい。そして、この流れは一般書店も変わらない。
amazonの本の補充はなぜ遅いのか
精力的な書店は、発注を出版社に直接行ない入庫処理も迅速なので、出版社に在庫があるもののバックオーダー後の入荷はアマゾンより4営業日以上早い。
このバックオーダー発注を7月1日から「取次を介してやらない。e託しない出版社の取次に在庫のない商品は扱いを中止する」というのが今回の通告である。
そして、高島氏の言うように在庫状態を開示して搬入を早くしても、問題は解決されない。
ベンダーセントラル(VC)でチェックするとわかるのだが、アマゾンの発注は間歇的になされる。たとえば、週に10冊需要のある本は、2か月に1度、100冊の注文が来る。
その冊数の在庫を日販が準備していなければ、大阪屋栗田の在庫を見に行って、それでなければ翌日繰り返す。そんなことをされたところで、それに対応して発注される可能性のある品目を網羅的に取次が在庫することは不可能である。日販にしてみれば、その照会は大阪屋栗田で充足されたかもしれず、明日発注されるかもわからないのに、その数を即仕入れろというのも無理な話だ。
なぜコンスタントに補充をやらないのかという疑問が起こるだろう。在庫が少ないタイミングで受注の波が来たら、アマゾンにしても機会損失になるからだ。
しかし、実際にこの十数年、定番書であっても同じアイテムの「バックオーダー発注」の短冊が数週間に一度、同じ日に何枚も「市川13,6,4、小田原9,5,2、堺20,7、鳥栖6,5,2」というようにまわってきて、その前後でアマゾンで品切になり、回復まで10日間というような事態が繰り返されてきた。
ベンダーセントラルを見ると、受注は多少の波はあれどコンスタントであり、アマゾン自身の「需要予測」もおおむね頷ける値になっている。しかし、発注だけがすさまじく間歇的なのだ。
最初は倉庫の入荷オペレーションのためかと考えていた。しかし、倉庫が各地に増えた現在では、各倉庫の発注時期をずらせば、品切を回避できるはず。アマゾンの優秀な人たちがそれに気づかないはずはないが、折に触れてその点は提案してきた。
「発注時期を倉庫毎にずらせませんか」「バックオーダーの発注を版元に直接送りませんか」
しかし、そのたびに返ってくる返事は「当社独自の計算にもとづき、在庫量・発注時期は最適なかたちでおこなわれています」「流通にご不満がある場合は、e託契約をご検討ください」だった。
いま筆者が持っている仮説は2つ。
「倉庫ごとに時期をずらすと、北海道の発注が佐賀に飛ぶような高コスト事例が頻発しかねないので、各倉庫の在庫を平準化したい」
「在庫についてつねに不安定にすることで、出版社と取次に対して取引カードにしている」
それが穿ちすぎであるにしても、アマゾンの在庫が過小であり、それを解消する意思がないのはあきらかだ。
過少な在庫量と倉庫の人手、発注遅延、そして入荷時期への過大な要求
「アマゾンの在庫が過小だ」と指摘すると、返ってくるのは「市川や小田原や川崎に、あんなに巨大な倉庫を持っているのに、あれ以上投資しろというのは無理」という反応だ。
しかし、あの倉庫は流通のためのスペースが大きく、書籍以外のものも大量に扱っている。書籍の在庫量が売上に対してひどく少ないのは、厳然たる事実である。
業界紙『新文化』 の2017年1月12日号に成毛眞氏がアマゾンのキャッシュフローについて述べている(以下リンクは小田光雄氏の要約)。
http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20170201/1485874803]
それによれば、顧客から代金を回収し、納入業者たちに支払う期間のキャッシュコンバージョンサイクルはマイナス18・86日だという。仕入は月締め翌月払いの平均45日サイクルとみて、顧客回収サイクルはどんなに短くみても10日あるだろうから、平均在庫期間は17日、年間在庫回転数21強ということになる。この値は、筆者が複数の出版社から確認しているVC上の在庫/売上比とも整合する。
これは、書店としては驚異的な値で、駅売り雑誌スタンドかと見紛うばかり。ちょっと話題になるだけで「品切御免」となるのも、致し方ないことだ。
話題の週刊文春が売り切れだからとスタンドを責める人は、まあどうかしている。アマゾンは、そういう在庫量でやっていくことを選択しているということだ。
そして、取次から入荷後に出荷可能になるまでの期日も遅い。通常の書店でも、入荷後に配架担当者がいなくて1~2日寝る場合はあるが、アマゾンは入荷から出荷まで3日寝るのがデフォルトである。これは、現場の人員と設備を慢性的に不足させて、100%以上の稼働率を維持しているからだろう。そのため、繁忙期や天候不良時には業務がさらに停滞する。
アマゾンの発注判断は遅い。判断に人間を介さないため、需要が急激に伸びた場合にもその要因がパブリシティなのか、ネットのバズりなのか、その需要はいつまで続くのかという読みを外部情報に求めることをしていない。したがって、自サイトでの顧客の行動を見て、「売り逃し」が続いてから発注を増やすという行動になる。
この入荷遅れと発注遅延という行動様式は、e託を導入しても基本的に解決しない。
「いま寄越せすぐ寄越せ、寄越さないならペナルティだ」とクレームする先が、取次から出版社になるだけである。
在庫ステータス22(重版中)のものも、アマゾンは同様の行動様式で発注する。即出荷できないものは発注せず、11になったら最前列に割り込ませろと言う。割り込ませなかったら、特恵条件は破棄される。
新刊については改善しつつある
問題がここ1年で飛躍的に改善したのが新刊である。新刊については、情報が出てから発売までに時間があるので、アマゾンの遅い発注判断でも、じゅうぶんな量の入手が可能になる。そのうえ、アマゾンも「新刊の追っかけ発注は入手しにくい」ということを学習したのか、発注量も多くなった。
新刊委託配本をしない出版社でも、取次とコミュニケーションを密にとれば発売即品切れを回避しやすくなった。
とはいえ、発注タイミングはやはり遅い。「発売前重版」になるような本がアマゾンで入手できず、一般書店には平積みになるようなことは多い。それは、書店としてのアマゾンの能力が低いということの証左だ。発売4週間前に発注しても入手できない個人書店の事情とは問題のレベルが違う。
一方で、アマゾンの利用はどんどん広がっているし、検索順位は高い。話題書をスマホで検索して即注文しようとすると、アマゾンがトップに出てきて「2~3週間後出荷」となっている。そういうときに出てくるのが転売業者だ。
マーケットプレイスで3倍程度の価格をつけ、「希少品につきプレミアム価格です」と説明している。そして、その業者のページを見ると、数十万点の出品物がある。もちろん商品を仕入れているわけではない。受注があってから、hontoや紀伊國屋やヨドバシに発注し、届いたものを転送するのだ。
商品登録から値付けまですべてbotを活用した、「他の書店を探すのが面倒な人」から無知税を搾り取るためのビジネスモデルである。
転売業者も栄枯盛衰が激しいが、いまは「ブックマーケティング」や「メディアフロント」が勢いがあるようだ。関心ある人は探してみてほしい。
彼らの最大利益を追求する商魂や、ネガティブなコメントを即流しにかかる熱意など、学ぶところは多い。
トップ企業であるということは、いちばん情報に疎い人がやってくる場だということでもある。だからアマゾンを偏愛する利用者は他の書店利用者より平均的に無知で、流行に流されやすく、堪え性がない。したがって配送関係でトラブルを起こすことも多い。発送に時間がかかれば、カジュアルにキャンセルしてくる。この層を相手にするのはコストがかかる。だから、アマゾンはそのコストの負担を要求しているのである。
そういう人へ売り伸ばすのは商売の勘所でもある。
どこまでやればいいのか
アマゾンの要求は単純だ。「扱ってほしければ情報を出せ。情報を出したらカネを出せ。カネを出したらもっと出せ」ということだ。
出版社、ディスカバー21の干場社長の証言がある。2014年10月のものだ。
>https://newspicks.com/news/654047>
「これまでは大型パブや広告がある場合、前持って出版社の方で手動で在庫を増やすように指示できたのですが、10月1日より、今後、全てそれまでの平均売り上げによる自動補充にするという通知が10月を過ぎてからただ1通ポーンと送られてきました。
それが嫌なら、去年からアマゾンが出版社に持ちかけているパートナー契約を結べと。つまり年間600万円以上の契約料を払えと。
それはアマゾンによる一方的な評価基準により価格が決まるもので、売り上げに準じたものではない。今回の処置は、パートナー契約を結ばない出版社への締め付けとも受け取れます。」
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この書きぶりからすると、ディスカバー21はおそらくe託を利用しているのだろう。というか、取次を利用せず書店と直接取引するのが、柳原書店破綻以降の同社のスタンスである。「在庫を増やすように指示」などが出来たところからすると、導入当初はあるていど優遇されていたようだ。
しかし、依存度が高くなったとみると掌を返す。大変合理的な行動だ。e託の正味60%もいつまでも固定されるとも限らない。
こうした「パートナー契約」によってサイト内の表示順序も左右されているのが現在の状況だ。
都合が悪くなったら出口があるのか?
「e託で条件が切り下げられたら、取次取引に戻せばいい」。そういう意見もあるだろう。
「みんながそうやったあと、取次は数年後も残っているのか」という問題はまず措く。
それにしても、アマゾンは裏切り者を許さない。海外での事例は、反目した出版社の商品に対して注文ボタンの撤去や検索結果への非表示など、アマゾンが自社サイトの優位性を最大限に活用した実力行使を辞さず、読者の利益を損ねることをものともしないことを我々に教えてくれる。
「e託やってたんだけどさ、不利になってきたからやめたよ。e託しなくてもそんなに不都合ないよ」などと公言する出版社の存在が、アマゾンの戦略にとってどれだけ目障りかを考えてみよう。個別取引の合理性などかなぐり捨てて「アマゾンから離れた出版社は倒産した」という事例をつくりにくることは覚悟しなければならない。
複数の出版社でこの問題を訴えようにも「e託契約」も「パートナー契約」も、すべて明細は秘密保持契約(NDA)の向こう側にあり、その訴訟リスクが情報共有と連帯を阻む。今回、筆者が匿名で書かざるを得ないのもそのためだ。
現在でもアマゾンは不定期にポイント付与率の上げ下げを実施している。対抗馬のhontoがもっと派手にポイントをバラまいているので、日本の出版界はそれを非難することもできない。
現在のe託では販売価格の主導権は出版社にあるが、市場を更に占有したところで契約更改は再販廃止が条件となり、「プロモーション」「正味下げ」「値下げ」の3点セットの「ご提案」がつぎつぎに舞い込むことになるだろう。
アマゾンで買えばほかより安いとなれば、消費者はなお雪崩を打ち、発言力はさらに高まる。
電子書籍では、入金額分配契約の出版社の場合、「アマゾンで本を買うと、他の手段より著者への支払いが少ない」という事態は、すでに起きている。これから紙の本にも普及してくる可能性が高い。
アマゾン1社を優遇するなら、出版社は縮小均衡の果てに「アマゾン制作部門の下請け」となる道を選ぶしかなくなるだろう。
もうひとつの解は、アマゾンの条件を呑むのなら、その条件をオープンにし、他の書店にも同様の扱いをするということではないだろうか。60%条件ならば書店を起こせる人は多くなる。1社独占になりさえしなければ、安すぎる正味だとは思わない。本の価格は上がるだろうが、この正味戦争に建設的な出口を探すとすれば、そういう方向しかない気もする。
アマゾンがやっていることは、「すべてのお客様のために」ある。アマゾンが考えるお客様の希望は「手軽で安価な入手」だ。だから、「手軽で安価」な入手に協力する者は優先するし、それに協力しない者を悪く見せるために努力をいとわない。
「ほかの書店はともかくアマゾンで品切れするなんて」「売っていないなんて」という読者と著者の態度が、それを後押しする。
「業界が絶望へ相転移するときのエネルギーを利益に変えている」と言ってもいい。
だから、折りに触れ現れ、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁くあの提案書を追いかけまわして、「そいつの言うことに耳を貸さないで!」と叫ぶ。
あなたが、すべての絶望を希望に変える奇跡の道を見つけるまでは、契約してはいけない。
2017.5.20--追記
思いのほかたくさんの反響をいただきました。
匿名の身ですので、本記事は「CC BY 4.0」転載・再配布・翻案自由とします。
とだけ宣言しに舞い戻ってきたのですが、せっかくなのでもう少し蛇足を。
取次の擁護ウザい。
→擁護していない。取次が硬直的な差別取引で出版社が新しく出てくる芽を潰していることは既述の通り。
→まっぱだかの資本主義が野蛮で不合理な結果をもたらしてきたということくらいは、10代のうちに学んでおこう。消費者利益もエシカルでなければ持続可能にならない。いいからパンツくらい穿け。見ているこっちが恥ずかしい。
独禁法と公取は仕事するべき。
→アマゾンは公取と密接に連絡を取って、アウトにならないギリギリの線を見極めて活動している。そして、紙の本はもちろん、電子書籍においてさえアマゾンは圧倒的な独占を未だ手にしてはいないので、公取は様子見。まあ、ケータイ相手のコミック商売をしている国内勢がまだ大きいからなのだが。
パトレイバーの後藤隊長みたいな言いかたになるけど、役所が動くのは常に手遅れで犠牲が多数出てからだし、そうでなくてはならない。文化的な公害のおそれには予防原則を持ち込むべきではない。
国内勢力を糾合して対抗するべき。
→それこそ公取の出番になる。出版界は笛吹けど踊らない者が多様にいるからこそ、自由でいられる場。そのメリットを手放すのは下策。テーマは変わるが、軽減税率ほしさに政府に嘆願する業界団体は恥を知れ。おまえらは出版界全体を代表してなんかいない。業界が一丸になどなったらあっという間に規制され、規制団体に天下りを送り込まれる。
→流通は改善している。アマゾンで入手できるような本なら、たいがいの書店でさほど待たずに注文できる。アマゾンが1週間以上になっているならば、多くのケースで書店やコンビニのほうが早い。というか、ド田舎以外で入手を急ぐならまずはhonto withでチェックするべき。
書店で取り寄せできないと書店のせい、アマゾンで取り寄せできないと出版社のせいにする読者をネット上で散見するが、実際は逆。アマゾンは出版社に連絡をする労すら惜しむ。
とはいえ、取り寄せを渋ったり、TONETSやNOCSの在庫情報の見方を教育されていなくて「この本は取り寄せできません」とウソをついたりする書店員も、たしかにいる
ーーーーー
なんて書いたんだっけ。
「。社員に流通教育もできない書店はつぶれればいいのに。」までは確かなんだけど。
ラストはガンジーの糸車と塩の行進にからめてなんか書いた記憶がある。だれかとっといてくれてないかなあ。
今日のところはここまでで。
2017.6.18 続きを書きました。
それでは計算いたしませう
この丹治吉順というのはどういう人物?
この発言は要するに「黙ってようと思ってたけど」と勿体つけながらの「自分だったらこうやって潰す」発言
https://twitter.com/tanji_y/status/868353065530699776
ちなみに私の案にはA・B・Cがあり、書いたのはCに過ぎません。Aは同効果で学問的正当性もほぼ担保できる内容です。B・Cは封印しましょう。
こっちは要するに「書いてないけど私は他に二つ弾を持っています。書いてないけど。あと封印するけど」
https://twitter.com/tanji_y/status/868359633676550145
テクノロジーもそうだけど、オタク/二次創作/著作権界隈でも、私はイノベーター/アーリーアダプターからレイトマジョリティ/ラガードと、ダイナミックレンジが広い。著作権こそラガードの影響力がすさまじく、法制度を作り動かしてるのは彼ら。その脅威は、どうやった伝わるでしょうねぇ…。
これを要約すると「私はあの界隈に詳しいんだが、あそこには恐ろしい奴らがいる。どうやったらその恐ろしさを伝えられるだろうか。具体的には書かないけど」ってことだよな
パスピエや神聖かまってちゃんなどのバンドが流行っていった流れを思い出した
アーリーマジョリティは何らかの裏づけ、権威、証明をほしがる
(周回遅れな自分を思い返せばよくわかる)
その説得力として先にアーリーアダプターを納得させとかなきゃいけない
二次創作をやってピコ手なりに名を売っていこうとした流れを思い返すと
イノベーターは変なことさえしてれば向こうから寄ってきてくれるんだ
だけどそこで終わってしまう 次の目新しいものにすぐ行ってしまう
対して、アーリーアダプターはそれなりに情があって、多少は踏みとどまってくれる
この「情」がポイントなのかなーと思う
ただ奇をてらってるだけではない、ちゃんとした人だと思ってもらうことが
なんとなく、アーリーアダプターに売り込む裏口があるような気はしている
たとえばジャンルAの形をしたジャンルBをAファンに見せると斬新に見えるとか
Aについてアーリーアダプターな人はそれなりに発言力も持っている
その人を納得させれるだけAとして成立させていれば、Bで釣ることもできるかもしれない
ホットエントリが増田だらけだというが、具体的にどんな感じなのか。増田が150個ホットエントリ入りするとホットエントリの大体1割を占拠した感じになる。
年\月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006 | 0 | 2 | 3 | 14 | ||||||||
2007 | 29 | 30 | 23 | 13 | 23 | 29 | 8 | 24 | 31 | 35 | 24 | 32 |
2008 | 25 | 27 | 26 | 21 | 26 | 32 | 65 | 81 | 66 | 78 | 73 | 118 |
2009 | 85 | 65 | 50 | 49 | 65 | 59 | 44 | 48 | 53 | 50 | 31 | 25 |
2010 | 23 | 23 | 19 | 15 | 16 | 27 | 64 | 43 | 32 | 22 | 30 | 13 |
2011 | 20 | 13 | 25 | 20 | 14 | 13 | 32 | 30 | 17 | 18 | 13 | 7 |
2012 | 10 | 3 | 9 | 7 | 18 | 17 | 13 | 13 | 16 | 20 | 10 | 20 |
2013 | 32 | 34 | 76 | 69 | 78 | 82 | 67 | 97 | 84 | 85 | 83 | 74 |
2014 | 63 | 85 | 103 | 100 | 87 | 117 | 142 | 90 | 78 | 70 | 64 | 66 |
2015 | 72 | 71 | 86 | 91 | 108 | 131 | 130 | 129 | 136 | 132 | 144 | 158 |
2016 | 164 | 128 | 123 | 138 | 148 | 165 | 127 | 147 | 143 | 167 | 148 | 143 |
2017 | 147 | 147 | 162 | 177 | 181 | 178 | 169 | 158 | 171 | 175 | 184 | 183 |
2018 | 169 | 176 | 281 | 227 | 213 | 225 | 218 | 275 | 235 | 242 | 212 | 206 |
2019 | 235 | 207 | 182 | 201 | 255 | 213 | 217 | 168 | 185 | 219 | 234 | 208 |
2020 | 187 | 156 | 165 | 162 | 206 | 242 | 291 | 240 | 166 | 183 | 202 | 179 |
2021 | 205 | 203 | 206 | 212 | 222 | 198 | 166 | 163 | 151 | 178 | 189 | 127 |
2022 | 203 | 121 | 114 | 161 | 201 | 195 | 146 | 148 | 176 | 214 | 231 | 227 |
2023 | 248 | 174 | 168 | 209 | 221 | 237 | 257 | 238 | 202 | 189 | 194 | 200 |
2024 | 247 | 216 | 182 | 154 |
http://anond.hatelabo.jp/20170219233955 と同じデータで但し書きは同じ
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mixiの真実 2007 - はてな匿名ダイアリー
それは流行が起きればどこでも起きる話だから気にするだけ無駄だよ
「より詳しい人」を
マーケット界隈ではイノベーター、アーリーアダプターと言ってみたり
本質的には同じで、その「より詳しい人」の周囲には「盛り上がりたいだけの人たち」が自然と集まる
「より詳しい人」は「盛り上がりたいだけの人たち」よりも詳しいという点で優越感を得るが
同時にただ盛り上がりたいだけの人たちを軽蔑もする
でも商業的には、彼ら「盛り上がりたいだけの人たち」を取り込んだほうが良いと思う
彼らは権威に弱く、購買活動をすることでよりコミュニティの中にいるような状態を保とうとするから
・1話のハードルを超えられるか
・その価値に気づけるか
・より深く楽しめるか
1話すら見てない人が、「フレンズ」「〜だね」を口癖だと勘違いしたりするのとかね
痛し痒しなところもあるが、もう少し達観してサーバルちゃんのように多様性を受け入れると良いと思うよ
俺は2chアニメスレに最初の頃から常駐してるが、そろそろ住人らはミームのこと言わなくなった
それより7話について語るのが忙しいからね
経験則だけどね
犯罪係数高い人って、まだ捕まってない人の中にも結構居るので自覚ができたほうがハッピーだと思う
「これは犯罪になってるけど、理屈では納得できない。別にやってもいいんじゃないか?」
とか考えてる人
「あいつら最悪だよ。俺らなんて、ちょっと金をいただいてるだけだからね」とか
裁判では反省してる風を装うらしいが、実際には全く反省せず、次の手を考えている
その人にとっての価値観というのは驚くほど揺らがないのだ
これの反対は「犯罪なんだからやっちゃいけないと頑なに信じている人」
要はよく教育されたお利口ちゃんか、いろいろ考えた結果、現状の犯罪のすべてを「やるべきではない」と考えている人
例えば、ほとんどの人がやっててほとんどの人が捕まらない犯罪などは、揺らぐ人が多いし
数年前まで合法だったものや、会社法みたいに難しくなってくると、信念が持てなかったりする
他の人より「こうやったら上手くいく」「こうやっても捕まらない」ということに気づきやすい
ちなみに実際は、単なる罠であることも多い
1と組み合わせると
この犯罪はそこまで悪く無いと思う → 抜け道に気づく → 抜け道を探すのが楽しくなる
てな感じ
ぶっちゃけ1と2だけならネットユーザーの2、3割が当てはまってしまうのではないかと思う
ただ、普通はそこで思いとどまる
考えただけでやらない
でも、そこで「試しにやってみようかな」と行動に起こす輩がいる
想像してみてほしいが、多くの犯罪は、実行までに色々と準備が必要だ
普通は準備する前に面倒くさくなったりするのだが、一部の人はやり遂げてしまう
(もちろん衝動的な犯罪もあるし、組織化・マニュアル化されると状況は変わってくる)
難しい問題にチャレンジしたり、積極的に発言したり、起業したり
個人的にこれをチェックできる一つの例として「ネットでコメントを書き込むかどうか」があると思う
特に日本人はROMが多く、コメントを書き込む人はせいぜい1割とかそこらだ
さらに言えば、HPを作ったりブログを書いたり、何か作ったりしてる人もそこそこ犯罪係数は高いと思う
これだけ、内的要因と外的要因の中間にある原因で、性格とは言えないかもしれない
まじめに働いたほうがずっと儲かるし、自由に色んな事ができる(一部の規制を除く)
たとえば、ある店に窃盗に入ったら100万円得られるとする
すると額/リスクは、100万/0.5年=200万/年となる
そうすると、普通の会社員だと割に合わないとなるが、ニートなんかだと割りに合ってしまう
そんなわけで社会的弱者や底辺、守るべき家族がない者などは犯罪に走りやすくなる(いわゆる無敵の人)
※ちなみに、「割に合うか」まで計算し始める人はかなり犯罪係数高いので注意
アメリカなんかではまた別だが、日本においては社会的制裁でほとんどの益なんて吹っ飛ぶし
犯罪者の間でも過当競争が起こっていて、勝ち抜くのがきついという状態になっている
内的要因は以上の4つでいいと思うが、もう一つ重要なのが環境と理由だ
2.こんな風にやったらくっそ儲かる
3.よし、いっちょやってみっか?
4.「そんなに儲かっちゃうの?」
ここまできても
「でも警備が厳しくてムリだぁ」とか
「今別に金に困ってないしなぁ」とかがあると、行動に至らない
これらの逆をやればいい
2.抜け道を潰す
3.とにかく犯行を面倒くさくする。組織化やマニュアル化を防ぐ
5.警備強化
何度考えてもまじめに働くのが一番なのだ
実はこの性格は新しいことをやる人(イノベーター)にすごく向いていると思う
1.現状のルールに縛られず、柔軟な発想ができる
3.実行に移し、完成させることができる
4.損得勘定が得意
何しろ法整備が追いついていないので、グレーゾーンの中をギリギリまで攻めなきゃいけない
お利口ちゃんではマジで勝てないんだ
でもその時、やり過ぎると炎上して、株価がウォール街したりする
だから、何が皆にとって良くて、何が悪いのか、どこまでやったらリスクになるのか
きちんと考えられる人は貴重なんだ
※ ちなみに私は単に人間観察が好きなだけで、法学部卒とかじゃないです
___
ちょっと書き忘れ
もう一つ条件に「心が弱い人」がある
これはほとんど1なんだけど
「これは犯罪でよくないことだ」「でもやりたい」と、認知的不協和に陥った人が「これはそんなに悪いことじゃない」という結論に差し替える人
ちなみにちょっと別枠で、「悪いとは分かってるがやる」というタイプも居る
屁理屈が好きなタイプで、2chとかいくとたまに見かける。俺もこのタイプ
例えば殺人も、「自分が死ぬ覚悟で、家族に死ぬほど迷惑かけても良いと思えるくらい殺したい相手なら殺して良いんだろ?」とか、損得で考えてしまうので
行動には気をつけている
「こいつはここで殺してよかったのか?」みたいなね
世の中と同じでまともじゃない奴が多すぎる。
どうしてそんなに文脈読めないの?とかは当たり前で、全く違う角度から突っ込みを入れて偉そうにしてるヤツも入れば、とにかく揚げ足を取ることばかりに必死になってるヤツも多い。
なぜもっと普通に感心したり先回りして冗談を言ったりできないのだろう。
そういうダメな人間は総じてブクマの後の方にいる可能性が高い。全てとは言わないがほぼ間違いないと言っていいだろう。
アンテナの高いユーザーがが面白い記事を見つけて、気の利いたコメントをつけて記事が盛り上がり始める。つまり彼らをイノベーターと呼ぶべきだろう。
そこにアーリーアダプターが加わりブコメが盛り上がる。市場が活性化する瞬間と同じだ。
それ以降はすでにコメントも出尽くしているからか、無言か無難な言葉ばかりが並ぶようになる。つまりアーリーマジョリティたちだ。
この時点ですでに自分の意見を持っているとは思えず到底まともとは言えないが、最もひどいのはそれ以降だ。
突然攻撃的なコメントを投げつけてきたり、意味もわからずに自慢気なコメントしていたりするのだ。当然批判的な意見も多い。
これらの内容はほとんどの場合に記事と噛み合っていない。記事の真意を全くと言っていいほどつかめていないのだ。
つまりこれはレイトマジョリティによって市場が破壊される瞬間とおなじだ。
それそのものの価値や意味がわからない人間が、ただ流行っているという理由だけで押し寄せてきて、自分と少しでも相容れないことがあればそれを理由に暴力を正当化するのだ。
こんなちっぽけな世界であっても、その構図は崩れていない。
あとから来た低能な大多数によって先駆者の発見は食いつぶされてしまうのだ。
無知で低能で自分の権利だけはしっかり主張しながら相容れなければすぐにでも暴力を正当化する人間によってこの世の中は成り立っている。
どうやら学年末テストの結果が芳しくなかった模様。
英語の解答用紙を見ながら、
「もう全然わかってない、1つの文に動詞が2個並ぶなんてありえないでしょ」
「そうなの?」
「そうでしょ、日本語で考えたわかるでしょ!」
口に出すのは控えました。
「まぁ、そうかも知れんけど、
あんまり自分が知ってる事は他人も知ってて当たり前って考えない方がいいよ」
実はカミさん、その前に国語の解答に書かれた『連綿』を読めず、
意味も知らなかったのですが、それを
「『れんめん』も、知らないの?」
とは言わないのです、私は。
そして翌朝。
娘が家を出た後に、また動詞が並ぶのはありえん云々の話を蒸し返してきました。
「絶対ありえない」と言い切るので、ネットで調べてイレギュラーケースを発見。
「こんなのもあるけど・・・」
http://alcom.alc.co.jp/questions/show/15697
かなりオブラートで包んだ表現で諭したのですが、まさかの逆切れ。
あげく
「もう、うっとうしい!」
と捨て台詞。
育って欲しいと思いましたとさ。
嫁のお父さん。
ネットは使えない。
PCは使ってるけど、ワードで一ページくらいの書類をつくるくらい。頻繁にトラブルを起こして分かる人に解決してもらってる。
ジャパネットタカタのようなテレビショッピングを見るのが大好き。
↑というような感じなんだけど、車はでかいのが好きで夫婦二人なのに7人乗り。
テレビも地デジ化以前はリアプロの超でかいやつで、地デジ化後もまだ高価だった50インチくらいのBDレコーダーつきのやつを買ってた。
俺がヤフオクでやすいルンバを探して買ったら、それ見て定価で買ってた。
イノベーターとかアーリーアダプターとか言われてる人って、必ずしもリテラシー高い人ってわけじゃないんだろうなって思ってる。
売れないけど影響力ある人はイノベーターである可能性が高い。ただ売れるイノベーターというのもいるので話はややこしい。— sukebeningen (@sukebeningen) 2015, 11月 3
20users越えくらいの記事を紹介。
追記:最初の記事のはずなのにその前に何やら記事がある問題については以前に考察したのでそちらを読んでくれ。
http://anond.hatelabo.jp/20141205120834
この3年後に「はてな(ブックマーク)ニュース」が誕生した。
今でも青二才だのサイバーメガネだので盛り上がってるけど、昔からこういう感じなんだよな。
80users越えでホッテントリ入り、トラバの中にも20users越えのものがあり、まさに増田史上初の人気記事と言えるのではないだろうか。
ちなみに当時のusers数を現在の感覚に直すときは2倍~3倍換算くらいが良いと思います(個人の感覚です)。
増田史上初の3桁usersだ。
GIGAZINEはいまでこそ存在感が薄いけど、当時は「(クソ)ネットニュースサイト」の代表格だったのだ。
夢日記だが、「増田文学」的な読み物の先駆けと言えるだろうか。
まさかdel.icio.usが衰退してはてブが残るだなんて当時の誰が予想しただろうか。
今では「アルファブロガー」なんて概念そのものが無くなってしまったな。
「増田」という呼称が生まれるきっかけとなった記念碑的な記事。
何でもないような記事だが80users越え。
ストレートな改変ネタだが、最近はこういうのが少なくなった気がする。
最近はnaoyaのことを知らないはてなーも増えただろうか…。
2006年内で他にブクマが100usersを越えた記事は以下のとおり。
160 :最近風呂入ってないけど、 :2006/10/31(火) 19:32:46 ID:w586Zf1z0 ジャスラック..
だが新刊書籍はまず買わない。
人文科学系のマニアックな専門書も、初版が4桁に届かないような本も所蔵されているので困らない。
人気図書(東野圭吾、宮部みゆき、村上春樹、三浦しをん等)は長いこと予約待ちを強いられるが、借りられないわけではない。
図書館にない本、時々手にとって参照するような本はAmazonのマーケットプレイスで中古を買う。
新品、Kindle版より安い。
状態も良く、帯まで付いていることが珍しくない。"新品"だった不良在庫を買い叩いたものだろう。
読み終わってBOOKOFFへ売る時も、綺麗だから悪くない値段(100~200円)で買い取ってもらえる。10~20円で召し上げられることは少ない。
ただ、雑誌のような「広く浅い情報」を扱う媒体は存在意義そのものが危うい。
インターネット普及期、真っ先に廃刊したのはコンピューター関連の雑誌であった。ITリテラシーの高い者がまず最初に雑誌を買わなくなった。
もうこうなると新刊書籍はダイエット本と宗教の本しか売れないのではないか。
それと、いち早く話題にキャッチアップしたい人が買うような本(足の早いタレント本とか)
あるいは荒俣宏先生のようなビブリオマニア、美装本や書棚に並ぶ背表紙を見て満足するような御仁なら"新品"にこだわるかも分からない。でもそんな人ほとんどいないよね。
しかしどういうわけかAmazonにも書店にも新刊書籍はある。いったい誰が買うのだろうか。
「1200円損したわ!」ってブチ切れる心配がないから、冒険できるのね。
YES!
ピース又吉「呼んだ? ちげぇ、読んだ?」
あと、図書館で本読むのは無理。
暇なオッサンとホームレスの溜まり場になってる。今頃だと夏休み中のガキがうるさい。
・図書館を占拠するホームレスにブチ切れている話 http://anond.hatelabo.jp/20150727174606
立花隆や宮崎哲弥みたいに、何件もマンション買って書庫代わりにすると便利(無理)
新刊買い逃がすと、古本屋やマケプレで高騰した既刊買うハメになるんだよな。
海外の出版社から取り寄せたり、大学図書館で大量の論文コピーしたり。
イノベーター(横文字)
ネズミの国のおかげで、浦安市立図書館は蔵書が充実しているらしい。
大学図書館は最強だよな。
賢明。
それな。
「この本ダメだな……」と思ったら、すぐ読むのをやめる。
分かる。
BOOKOFFはせどらーにかっさらわれていて、品揃えがショボイ。
もっぱら売りに行く場所だね、あそこは。
ダウト。
日本の図書館 蔵書数ランキング TOP100(2012年) http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-231.html
※訂正とお詫び
図書『館』密度のことか。すまん。
分かる。
でも税金納めてるし、カネがない人はある程度文化的献金を免除されても良いと思うんだ。ほら、貧困層に無料でオペラ開放してたのと同じだよ。
ネットで10、20冊予約してカウンターでまとめて借りる。書店で買うより楽だし速い。
……え? そんな人いるの?
待っている間に他の本読んだり、別のタスクをこなせば良いかと。
どうしても早く読みたいなら買えば良いと思う。
完全に盲点だったわ。
Kindle PaperwhiteのUXには絶望した。
・絶望した! Kindle Paperwhiteの出来の悪さに絶望した! http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140722235006
他方、液晶タイプ(FireとiOS,Android,Windows,MacのKindleアプリ)は目が疲れる。
品揃え圧倒的だし、本の評判チェックできるし、検索かければ一発で本見つかるし、まとめて借りられる(買える)し。
所有欲理解できない。
本そのものはただの紙とインクの染みじゃないか。
潰れた本屋の在庫、書店から返本された在庫の一部はいきなり"中古本"になりますね……
2週間で読めないの?
期限決まってるとノルマ課せられたような気分になって、否が応でも読まない?
禿同。
本屋一軒に対して1冊ない計算になる。ネット経由の販売加味するとさらに減る。
しかも1万部のうち大半は図書館に納品されてるから、本屋の取り扱いはもっと少ない。
ちなみに文芸誌の主な読者層は『小説家になりたいなぁと思っている専業主婦』
文芸誌以外の書籍? 想像するだに恐ろしいわ。数万部でも『よく売れた』とか言われる業界だからな……
私も一部の本は読み返す。
でもせいぜい三ヶ月、半年程度のスパンで読むだけだから、その都度借りれば良い。
週一とかで読むの? 暇なの?
一度読めば内容理解できるでしょ……
それともスルメ本のこと言ってるの?