はてなキーワード: DTMマガジンとは
ブログでこの作曲家っぽい曲を作りたかったらこうしろ的な講座を公開していたら
そのうちの一人の作曲家の事務所から公開停止を求めるメールが届いた
誰でも鍵盤さえあればできるように簡単にメロディの作り方やコードの組み方から
ちょっと自分でもやり過ぎと思ったけどその作曲家がどの音源を使っているかまで事細かに解説したのがよくなかったみたいだ
でも使用音源とか制作環境をDTMマガジンでバラしたのは作曲家本人だから別に企業秘密を暴露したとは思ってない
作風に著作権は存在しないけどその人にしか作れない作風や曲調を求めて
依頼するのにそう易々と誰にでも再現されちゃったらその人に頼む意味がなくなってしまうので困ったのだろう
公開停止にする気はないと返信したけどまだ返事は来てない
ボカロを使えば、タダのオリジナル曲よりも多くのリスナーを獲得できる。売名の道具はそれまでカバー曲しか無かったけど、ボカロという新たな道具が加わった。
ボカロを使っただけで名が売れると思ったら云々。そんなのカバー曲の時代から分かりきった話。
VOCALOIDが最初出た時は、面白い技術だなーと思った。思ったより流行らなくて残念だった(ここでの「流行る」は、DTMマガジンでそこそこ頁を割かれる程度の)。それよりたぶんちょっと前にバリフレーズってのがたしか老から出てたので、類似技術だろうかと思ってたら、どうやら全然ちがうらしかった。サンプラーとシンセサイザーの境界が曖昧になったそんな時代。
VOCALOID2が萌え路線で攻めると知った時は、面白い戦略だなーと思った。概ね良い事だと思った。DTMの復権へ。流行っぷりは想像以上だった。彼らはとっくに私より上手い。
でも、自分がボカロを使おうとした時、メロブとかでエロ同人が一棚並ぶような流行、キャラ付け、それらは、使い辛いなーと思った。自分の曲をあの文化圏に入れたくない。
流行る前のボカロは、それ自体が仮歌である事を前提に、しかし余計な色がつく事無く、それ故、私が使う時にくびきは無かった。
あの無色透明な仮歌の時代はもう来ない。