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はてなキーワード: フォワードとは

2020-04-23

anond:20200422192917

ペイフォワードだよ。君が「文章うまいね」とトラバしないから、誰も君に「文章うまいね」と言わない。社会的習慣が根付かない。今日を君の「サラダ記念日」としたまえ。

2020-03-11

anond:20200311200507

docker というのは、かなり軽量化したVM(バーチャルマシン)だと思えばいい。

本来のVMは、

ホストOSの上に、VMが動いて、そのVMの中に子OSが動いて、その子OSの中でウェブサーバが動く。

これをぐっと軽量化して

ホストOSの上に、ドッカーが動いて、その中でウェブサーバが動く。

としたものだ。

ウェブサーバが動くのに必要なOSの機能は、全てドッカーを介して親ホストOSの機能を使ってる。

ディスクドライブや、ネットワークは、ドッカーによってバーチャル化されてる。

なので、本来は自宅内のネットワークからそのサーバアクセスすることはできないが、

ドッカーがあらかじめその用途のために、ポートフォワード機能とかを用意しているので、少しの設定だけでアクセス可能にできる。

2020-01-29

anond:20200129104327

伝統的にはDDNSとかじゃねーの?

ニーズがわかんないけど、ngrokで任意ポート開けれるし、そこからポートフォワードすれば大抵のことはできるだろ。

https://ngrok.com/

https://qiita.com/mininobu/items/b45dbc70faedf30f484e

2019-12-07

英語が主たる言語から

英語から日本語翻訳するのをフォワード翻訳

日本語から英語翻訳するのを翻訳リバースといわれた場合

日本人は一応クレームを入れたほうが良いぞという問題はある。

では、英語フランス語にして日本語にしたらというふざけた話に対してもう作者ではなく出版社に本気ですか?と聞くレベル

この場合原著英語フランス語翻訳 日本語もまぁ翻訳にはなるだろうが可能な限り英語から翻訳しろと客注はつくだろうという文学著作権歴史専門家がひも解くのは避けたい

 

ちなみにこれ翻訳版権の話だった場合相手翻訳家の息子が大学進学とかそういうことを聞いている暇はないがなんつーんだろうな。よほど大手だろうなと思ったでいいんだろうな。12月らしいな?

2019-10-15

[]2019年10月14日月曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
00497152146.035
0124127353.032
02214803228.768
031265754.829.5
04182443135.757.5
0513122694.367
061268957.435.5
07218606409.844
08377191194.437
099312602135.533
107712968168.435
11728648120.141
1293574961.836
132361460061.928
14187987752.828
151591500894.443
16140892763.843.5
1793561160.339
18839560115.227
1912414161114.235.5
201251158692.731
219017985199.845
229318523199.246
2310713429125.550
1日1979213274107.837

本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

しこめ(7), 醜女(48), 避難所(67), 路上生活者(3), 流量(3), 治水(7), 武蔵小杉(21), スーパー堤防(5), 冠水(3), 代官山(3), フォワード(3), ホームレス(90), 災害(37), 避難(21), ラグビー(15), 再婚(12), 都民(11), 台風(46), ジョーカー(8), 住民(14), ペット(16), 自治体(14), 行政(17), 川(8), 民度(8), 試合(9), 理系(11), 上級国民(9), 住ん(30), 風呂(23), 土地(10), 休日(12), 実家(26), 喜ん(9), うんこ(20)

頻出トラックバック先 ()内の数字は被トラックバック件数

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増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

6687549(1579)

2019-10-14

ラグビーもっと楽しく見る戦術視点

ラグビーワールドカップが盛り上がっているのはラグビーファンとしては何より。ぜひ多くの人に、残りの試合を楽しく観戦してほしいので、自分が初観戦の友人に対して解説する戦略的ポイントを共有したい。自分の友人は理系で、サッカーは知っていることが多く、そういった人を想定している。

一対一のスキルも見どころだが、ここでは大局的に見るために、「陣取り」と「数的優位」の要素に注目する。これだけで、ラグビー面白く見えるはず。増田を書くのは初めてなので、そのあたりはあしからず

陣取り的視点

サッカーから派生したラグビーだが、サッカーと大きく違うのは陣取り合戦的な要素だ。その点、アメフトとは似てるが、自分アメフトとも大きく違う(蛇足:観戦者としてはゲームが頻繁に切れ、攻守交代がはっきりしている点ではアメフト野球に近いと思う)

まず、基本はボールが両軍にとっての先頭である。これを規定する原則

スローフォワードThrow Forward」=「ボールを前に投げてはいけない」

ノックオン=「ボールを前に落としてはいけない」もこの原則から来る反則だと思うと覚えやすい。

さら重要原則

ボールは両陣営にとっての最前線

である。これを違反すると、基本的オフサイドになる。オフサイドサッカーと違い重い反則で、ペナルティキックから失点をするリスクがある。

これにより、攻撃側が、アメフトのように、味方プレイヤーを前に走らせ、前にパスを投げて陣地を進めることができない。これはスローフォワードかつオフサイドだ。一方で防御側は、ボールラインを超えて要注意選手マークすることはできない。愚直にボールラインまで戻って、前に出て、戻って、前に出て、を繰り返さなければいけない。(これを80分やるなんて常人はむり。)

なので、試合をみるとすぐわかるのは、防御側はボールを先頭にズラーッと一列に並んで前に出てくるのに対し、攻撃側は扇状に陣形を整えて、後ろに投げてもらえるように準備している。

攻撃側の選択肢 ラン、パスキック

トライを取るためには自分の陣地を前に進めなければいけない。そこで、ボールを持ったプレーヤーには3つの選択肢がある。

ラン(攻撃権維持、前進

まずは単純にラン。これが基本的に前に進む手段。パワーやスピードがあれば単純に相手がいようと前に進む。

パス攻撃権維持、後退)

次にパス。これは後ろに投げなければいけないので陣地を失う。ただ、メリットとしては後ろから選手が走り込んだ場合は勢いがあるので、突破すれば自ら失った陣地を回復しおつりがくる。また、パスでは攻撃を外に展開できるので、数的優位ができている場合は、パス→ラン→パス→ランとつないで、前に進むことができる。けど、パスは「どこを攻めるか」という選択肢を与えているだけで、前に進むにはやはり走るしかない。

このランとパス攻撃権を保持ながら前進する基本プレーになる。ではキック

キック攻撃放棄、陣地獲得)

パスと違い、キックは前に蹴ってもいい。したがって大きく陣地を進めることができる。ただし、攻撃権を一旦離すことになる。相手陣地に蹴り込むので、相手攻撃権を放棄する代わりに、陣地を獲得するわけだ。キックは主にスタンドオフが行う(田村選手)。

ただし、ノーバウンドで外に蹴り出すと、蹴ったところまで戻されて、かつ相手ボールから始まる。ただし、ワンバウンドさせて外に出すと出したところから相手攻撃になり、陣地を回復できる。楕円球をワンバウンドさせて外にだすのは簡単ではなく、運動量保存則が重要だ。簡単には陣地を獲得できないようになっている。

ただし、ピンチ場合、自陣22mの実戦より後ろからはノーバウンドで蹴り出してもオッケー。出たところから相手攻撃で再開する。

キック補足(コンテストキックキックパス

あとキックにはもう2種類あって、コンテストキックハイパント)とキックパス簡単説明する。これは味方と連携して、攻撃権を相手に渡したくないが前に進めるときに使う。高校生の時にこれをやると監督から怒られたが、ワールドカップレベルだと頻繁にみられる。

コンテストキックはあまり奥に蹴らず、高くあげて滞空時間を伸ばす。そうすることで、攻撃側が落下点に行くことができ、獲得すれば相手の防御ラインの裏から攻撃することができ、大きなチャンスになる。

一方でキックパスは、高い精度のキックを使い味方に「パス」する。ニュージーランドなどが得意とするプレーだ。これはアメフトプレーに似ているが、味方は蹴った時点でボールの後ろから走り込まなければいけないので、滞空時間計算に入れないといけない。

これが決まれトライをとりやすいので、ゴール前、とっくにアドバンテージが出ている状態で起きやすい。

((アドバンテージ: 防御側が反則をおかしたが、すぐ止めると攻撃側に不利なので、プレー継続させ、プレーが停滞したりターンオーバーが起きると、前の反則に戻り元の攻撃から再開する))

数的優位をつくる

陣取り的な視点は、グラウンドを縦にどう使うかという話でより大局的。数的優位は「横」の話で、どう突破する局面を作っていくかという点につながる。ここにラグビーの戦い、犠牲精神、チームプレーが現れる。

まず、グラウンドには両軍ともに同じ15人いる。ボールを前に投げれないので、両軍入り乱れることはなく、15人マッチアップしていればなかなか突破できない。

人数を「余らせる」

そこで局所的に数的優位をつくり、攻撃2対守備1、攻撃3対守備2などの局面を作っていくことが重要になる。ではどうするか?

フォワードアタックし、相手の人数を集める

まずは近場でボールを展開し、FWを中心として相手に当たり、相手の人数を集める。ほとんどの場合でこのアタック突破するためでなく、自分たちを犠牲にして外の数的優位を作っているのだ。これを右に左に目先を変えながら何次攻撃も繰り返す。ここで大事なのはスクラムハーフ田中選手、流選手)がテンポよくボールを出し、タックルされたプレーヤーは敵が寝ている間に起きて次のプレーに参加すると、グラウンドでは12vs14になったりする。

ギャップをついて、相手の人数を集める

また、自分ひとりで相手一人以上あつめるには、敵プレイヤーの間に走り込むと、敵二人を巻き込むことができ、数的優位に貢献する。さらに裏に出てパスをつなぐ「オフロードパス」が繋がれば、敵を背走させることができ、さらに優位になる。

ミスマッチを利用し、相手の人数を集める

大きい相手が小さい相手に当たりに行けば、敵はサポートに行かざるを得ないので、これも数的優位を作れる。

とにかく早く起きて、次のプレーに参加する

大事からもう一度書いた。日本は強豪国相手だと体格のミスマッチで不利になりやすいので、ダブルタックルなどで敵一人あたり、一人以上割いて対応している。なので、早く立ち上がり、フィットネスで体格的不利を補っている。稲垣選手トンプソン選手玄人好みなのもこういったところにある。

こうやって形成された数的優位を、主に外のスペースを使ってスピードのあるバックス(福岡選手松島選手)が突破しにかかる。

逆に数的に不利な場合で外に回ると、プレーヤー孤立して、ジャッカルボールをもぎ取られてピンチを招いてしまう。

まとめ

他にも、スクラムラインアウト、モールラックなど色々あるが、陣取りと数的優位を意識するだけで戦術的に観れて、ラグビー面白くなることを期待している。

anond:20191014075520

フォワード体重差が40キロくらいスコットランド有利だったのに何度も日本が押し勝ったのは疲労蓄積の差なの?

それとも40キロ程度ならアドバンテージにならないとか

2019-10-05

ラグビーW杯 10月5日第2試合 日本 vs サモア レビュー

前回、オーストラリア×ウェールズ試合パブリックビューイングの模様とともにお伝えしたが、1日遅れのレビューもたくさんの人に読んでもらえて嬉しい。

今日日本×サモアレビューを贈りたいと思う。

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先週、プール最大の強敵アイルランドを下してどこか祝祭的ムードが漂う日本だが、体重100kgオーバーでありながら50m・6秒台を叩き出す「巨漢超特急」を並べる今夜の相手サモアは決して侮れない。

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4年に一度のW杯増田としても全試合を追えれば最高なのだが、サモアに関しては実際の試合を見たのは24日のロシア戦のみ。

その試合サモアは、スコアだけ見れば34-9の圧勝なのだが、内容といえば両軍合わせて3枚のイエローカードが乱れ飛ぶ乱戦で、サモアは1時期13人で戦っていた。

また、トライを積み上げたものの、それは個々の突破力で取ったものであり、キックを織り込んだりセットプレーのような準備が必要な高度な戦術は取れていない印象があった。

おそらくその荒さが、30日に戦ったスコットランド相手には格好の付け入る隙と写り、0-34という結果を呼んだのではないだろうか。

相変わらず規律問題サモアは強みも弱みも極端だ。

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ちなみに出なきゃ最高のイエローカード、出てしまうと10分間の退出となり、当該選手ペナルティーボックスに送られ、チームは1人少ない状態で戦わなければいけない。

Sin-binと呼ばれるそれは直訳すると「罪の箱」、意訳なら「留置所」とでもいうのだろうか、全く身も蓋もない表現である

直前のイングランド×アルゼンチンでは、イエローどころか、わず17分で試合からの完全退場となるレッドカードが飛び出した。

フィジカル要求される強度が高いラグビーでは、長時間少ない人数で戦うのは危険が伴うと思う。

しかし、危険プレーを見逃していてはそれこそ選手が危ない。

カード裁定は難しいところだと思う。

日本はいろんな意味で「『当たれば』デカい」サモアを封じ込めて、プール突破前進できるだろうか。

ここで個人的趣味を挟むと、増田はどことなかりゆしを思わせるサモアコーチ陣の衣装がなんか好きだ。

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国歌斉唱に続いて、サモアによるウォークライシバタウが演じられる。

先週の敗戦からチームを作り直さないといけないサモアだが、それがうまく運んだようにも映る一糸乱れぬ見事なパフォーマンスだった。

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前半、日本キックオフで試合開始。

日本はその後の攻防で攻め込み、後手を踏むサモアの反則を誘ってペナルティーゴールを獲得。

これを決め3-0。

6分には自陣のスクラムから一気に深く攻め込む日本、またもサモアディフェンスの反則を誘い、再びペナルティーゴールで6-0。

今日田村は当たっている。

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8分、リスタートから今度は日本ディフェンスで反則。

サモアペナルティーゴールで6-3。

13分にもサモアはマイボールスクラムからペナルティーを獲得し、前進

圧力を盾にペナルティーゴールを獲得し、6-6。

--------

20分、キックから始まる攻防のプレッシャーの掛け合いで、日本は敵陣ラインアウトを獲得し、セットプレー

ここからディフェンスの反則を誘い、ペナルティーゴールで9-6。

リードこそしている日本だが、今日サモアはい集中力を発揮し、ペナルティーゴールの応酬で振り切ることができない。

地上戦レフェリング解釈と、サモア集中力で、密集戦での冷静さと我慢が鍵を握る試合になってきた。

--------

しかし、そのサモアにここで悪い癖が出てしまう。

24分、フォワード、TJ・イオアネが松島に対する、遅すぎてかつ相手をしっかり掴んでいない危険タックルイエローカード

シンビンだ、サモアはこの試合でも14人での戦いを強いられる。

27分、この数的優位を活かし、最終的に大幅に攻守の人数差を作り出したプレー日本トライを獲得。

コンバージョンも決まって16-6。

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離されたくないサモアは、33分、キックオフから反則がらみの展開でペナルティーゴールを獲得、16-9として前半を終了。

--------

今日日本アイルランド戦と打って変わってよく蹴る。

その結果、ハイボールコンテストからの攻守の入れ替わりが激しい。

常にリードはしているものの、攻守のキワでのペナルティーが多く、サモアキックでついてこられているのは気がかりだ。

後半どう修正していくのだろうか。

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後半、サモアキックオフ。

後半の修正に注目していた増田だが、後半の日本は前半に増して徹底的に蹴る。

前への圧力が強いサモアだが、そのせいかラインの後ろが大きく開いていて、今日日本キックはそこに蹴って走らせるのを狙っているのかもしれない。

これがいつ効いてくるか。

試合の均衡は突如崩れるかもしれない。

--------

43分、密集で反則を獲得したサモアペナルティーゴールで16-12に迫る。

50分、今度は反則がらみからの攻防で、密集戦に手を突っ込んだ日本FW・姫野がサモアの「ボールを置けない」反則を誘い、ペナルティーゴールを獲得し19-12

--------

52分辺りで試合は徐々に様相を変え始める。

サモアは脚が止まってきて、日本のランに完全に後手を踏み始めた。

日本ギアが変わったかもしれない。

53分日本は敵陣深くでラインアウトを獲得。

このラインアウトから日本モールを押し込んでトライ

コンバージョンも決まって26-12

--------

ここでキックサモア撹乱していた山中にかえ福岡堅樹を投入、この時間から走りあいを挑む気だ。

対するサモアはここで、37歳の大ベテラン、トゥシ・ピシを投入して流れをもっていかれないようにする。

59分にはキックオフから大きく攻めたサモアだが、これを力負けで押し返されてしまう。

サモアにとってはリソースも少ない中、嫌な時間で押し切れなかった。

--------

60分すぎ、日本SH流に変わって田中史朗を投入、体力もメンタルも追い込まれている今のサモアにとっては、流れを読んだ上で一番してほしくないことをしかけてくる、最悪に近いいやらしさを持つ男がピッチに現れた。

続く67分、接点でも押し負けはじめているサモアに対して日本が投入したのが重機のように前進するヘル・ウヴェ。

日本戦術的交代で畳み掛ける。

--------

なんとか試合を蘇らせたいサモアは70分、日本陣深くのセットプレーからついに待望のトライを獲得。

コンバージョンも決まって26-19。

しかし75分、日本はもう蹴る時間じゃない、キックオフから連続攻撃ロケットのように加速する福岡堅樹にボール渡りトライ

31-19。

--------

80分すぎのラストプレーサモアゴールラインを背にしてマイボールスクラムという、1週間前のカーボンコピーのような展開になったが、予選突破の望みをつなぐため、ここで試合を終わらせる合理性はないサモア、予選突破に向けもう1トライ欲しい日本

似た状況で全く違う意味を持つ状況となった。

お互い試合を切れないスクラム合戦の中、この攻防で日本スクラムを獲得、最後最後まで相手我慢押し付けて、ここからの攻めで松島インゴールに飛び込んだ。

コンバージョンも決まり最終スコアは38-19。

日本は80分の試合を大きく捉えたゲームデザインで、しっかりとチームを立て直してきたサモアさながら詰将棋のように沈めた。

--------

さて、第3戦目も終わり、そろそろ星取り勘定も気になってくる。

今日の結果でノックアウトラウンド進出がなくなったサモアロシアを除けば、勝ち点状況は日本14、アイルランド11スコットランド5。

水曜日に行われる試合で、スコットランドロシア相手敗戦するとは考えづらく、仮にこの試合を大勝して勝ち点5を獲得すれば、日本14、アイルランド11スコットランド10となる。

その際の、日本スコットランド勝ち点差は4。

スコットランドにしてみればロシア日本の両方相手に大量得点を積み上げて勝ち、ボーナスポイントも取りこぼさず、かつ日本トライを封じないといけなくなった。

オープンプール」と目されていたプールAは、その突破をかけ、目を離せない緊迫した状況のまま最終戦を迎えることになる。

--------

前回W杯、3勝しながらボーナスポイントの不足で涙を飲んだ日本

沈めたのはスコットランドだった。

そこからの4年で大きく進化し、今夜獲得したボーナスポイント1は非常に大きな意味を持つ。

はたして13日のプール終戦日本スコットランドにどんな結果がもたらされるのだろうか。

--------

すわ予選1位通過なら相手ニュージランド17-145の屈辱を注ぐ再戦だ、いやもしかしたらリベンジ燃える南アフリカと戦うことになるかもしれないぞ、という声もし始めたが、その話はまだ早い。

1週間後、極上のドラマが待っている。

anond:20191001011756

2019-09-20

anond:20190917000236

じゃあ元プレイヤー兼現役作家の僕が。

ラグビーというのは、試合中にものすごい数の反則が行われる競技である

よく言う『ボールを前に落としてはいけない』というのも『ノックオン』という立派な反則なのである

野球で言えばボール球投げるのやファールを打つのを反則に数える感覚に近い。

雨でも降ればボール滑ることから国際マッチでも反則は増大していく。ラグビーほど反則数が重ねられる競技を私は寡聞にして知らない。

というわけで、反則には軽度の反則(≒ミス)と、重大な反則の二種類があるのをまず前提としてほしい。

重大な反則については一般的スポーツを見ている人なら、そのイメージが遠くはないので割愛

知らない人に対してラグビーを複雑に見せるのは軽度な反則の数々のせいなのである

例えば、ノックオンをしたら反則であって、反則を見とがめレフェリーは他の競技なら笛を吹いて止める。

ところが、陣取りゲームであるラグビー性質上、ボールを持って走る人の前には味方がおらず、仮にいたとしてもそいつは自陣(ボールより後ろ)に戻る以外の行動をしてはいけない。その為、前に落としたボールは少なくない確率で敵に拾われてしまうのだ。

そうなると始まるのが逆襲で、一気に攻守が入れ替わる。

相手は浮足立っていて、守備ラインも引けていない。そんな中、ボールを手にした側は圧倒的有利になる場合がある。

そして、この時に発生するのがアドバンテージだ。

『笛を吹いてスクラムからやり直すと、反則を受けた側がむしろ不利になる』とレフェリー判断すると試合は続行され、アドバンテージが解消されるまで試合は続く。

アドバンテージが解消される前に再度攻撃が入れ替わったりすると、その時に改めてレフェリー試合を止める。

あと、唐突スクラムは始まらない。

必ずレフェリースクラムを宣告するからだ。

宣告されるとフォワード陣は集まって向かいあう。

ちなみに、スクラムスローイングラインアウト)でゲームが始まるのは軽度の反則をしたときに限られる。

そうでなければキックや後退、退場などどちらかに一方的な有利でゲームが始まるからだ。

裏を返せば、軽度の反則を犯した側に一方的に不利にならない。

スクラムでは投げ入れる側じゃない方ボールをとってもいいし、力があるならスクラムを回転させてもいい。90度まわせればボール権利は逆転する。

ラインナウトも、サッカーなら好きなところに投げられるけれど、ラグビーなら敵味方が並んでいる場所の中心に必ずまっすぐに投げなければいけない。

当然、これも投げない方が奪い取ってもいい。

からラグビーは反則を犯してしまった後のリカバリーにも技術があってそれを知って見れば観戦は非常に面白いのだ。

ラグビーとはボールを基点に、その後ろを自陣みなすゲームだ。

コートに入ったらボールを持って立ってみるといい。

ボールからまっすぐ横に線を引いてそれから後ろが自分の陣地だ。

前に一歩進めばその分自陣がひろがり、一歩、一歩と重ねれば陣地はどんどん広がっていく。

最終的にはゴールラインを超え、コート全面を自陣にすることで5点が入る(トライ)。

ボールは自陣にいる仲間にしか投げられないけど、ボールを持ったプレイヤーは決して後ろに走ってはいけない。

ラグビールールなんてそれくらいを知っていればよく、他は全部おまけである

ぜひともワールドカップを観戦してもらい、ラグビーを楽しんでもらいたい。

ラグビー好きな人はみんなそれを願っています

2019-09-02

anond:20190902094703

ペイペイは前ペイで後ペイで両ペイやん

なんでペイドコモとかペイセブンとかペイフォワードじゃないんやって

2019-08-24

金融政策はこれからマクロ経済の安定化ツールであり続けることができるのか サマーズとクルーグマンツイートより

https://twitter.com/LHSummers/status/1164490326549118976

"ここジャクソンホールにやってきて、経済学者重要問題に取り組んでいます中央銀行は、これから10年も、これまで私たちが考えてきたように、産業社会マクロ経済の安定化ツールであり続けることができるでしょうか?アンナ・スタンブリーと執筆中の論文で、私たちはそれは疑わしいと論証しています。"

"今や利下げの余地ほとんど残されていません。1970年代以来、アメリカ合衆国リセッションが発生するとFedは常に500ベーシスポイント以上の利下げを実行してきました。そして多くの場合、実質金利中立金利よりも400ベーシスポイント以上低かったのです。今や最大限可能な利下げ幅は200から300ベーシスポイント、実質金利中立金利より150から250ベーシス下でしかありません。"

"わずかこれだけしか利下げの余地がない、これがアメリカ合衆国現実です。だがこれでも先進国の中では最も金利が高いのです。ヨーロッパ日本においては状況はより深刻です。"

"これまで大規模な量的緩和としっかりしたフォワードガイダンスが試みられてきました。今、私たちポスト量的緩和フォワードガイダンス世界に生きています。ある政策説明をあれこれ言い換えてみたり、記者会見タイミングを変えてみたり、見通しに関するプレゼンテーション方法を変更してみたり、もはやそんなことでなんとかなるとは考えられません。"

"私たちジャネット・イエレン意見にはたいていは賛成しています。でも彼女2016年ジャクソンホールで講演をしたとき金融政策にはまだツールキットが残っているという彼女の楽観主義はまちがっていると思っていました。10年債の利回りが150ベーシスに落ち込んでいる現在ならなおさらのこと。"

"金融経済ブラックホール、私はゼロ近辺で固まってしまった利子率、そこから抜け出す見込みもない状態をこう呼ぶのですが、10年債の実質利回りがゼロないしマイナスヨーロッパ日本マーケットでは、それはもはや将来にわたって確信となっていますアメリカ合衆国不況ひとつで彼らの仲間入りです。"

"先進国ではどこでも、失業率の急上昇のリスクインフレ率の急上昇のリスクよりもはるかに大きい。マーケット期待インフレ率が2%にはるかに足りないというのに、です。"

"金融当局は、金融政策を通じて、長期にわたり、望むだけのインフレを創り出すことができる、世界中の経済学部の学生は、それが公理だと教えられてきました。だがもはやその命題は大いに疑わしい。"

"多くの人は、その後におきた出来事で、アルヴィン・ハンセンの長期停滞論はまちがいであることが証明されたと信じています。でも事実は逆で、大恐慌から復活するのに第二次世界大戦必要だったという事実は、彼が正しかたことの証明なのです。膨大な軍事支出がなければ「流動性の罠」がもたらすデフレシナリオは、しつこく続いたことでしょう。"

"「ブラックホール問題」、「長期停滞」、「日本化」、なんと呼ぼうといいのですが、この一連の事象世界中央銀行を悩ませているのです。"

"私たちポストケインジアンがずっと強調していたこと、最近ではトーマスパリーが唱えていたことに賛成しなければならないようです。経済変動において、ある特定の要素の摩擦、不適合が果たす役割は、根本的な総需要不足に比べれば、あまり強調される問題ではない、ということです。"

"今度発表する論文で、私たちは、最近コンセンサスのように、現在の状況を、単に中立金利の下落、低いインフレ率、名目金利実効的な下限という観点から捉えることは、苦境を過小評価してしまうと主張しています。長期停滞はより深刻な問題なのです。"

"超低金利環境における限られた名目GDPの成長は中立金利が大幅に低下した証拠だと解釈されてきました。だがそれだけではありません。"

"総需要に対する金利の影響が急激に低下し、金利が低下するにつれて限界影響、すなわち低下した金利毎の総需要に対する影響が減少することも、同じぐらい確かなのだと思います、"

"ある局面では利子率の低下が総需要を減少させることさえあり得るのです。その原因は、例えば貯蓄行動の目標への影響であったり、金融機関の利ざや縮小からくる仲介機能の低下現象、いわゆるリバーサル・レート効果だったり、リアルオプション効果考慮して埋没的、不可逆的投資は止めておこうとなることだったり、低金利財政赤字に及ぼす勘定効果であったりします。"

"この点は、マクロ経済学のダイアグラムを使って示すことができますISカーブは急勾配になり、非線形になり、後ろに向けて曲がることすらあるのです。"

https://twitter.com/LHSummers/status/1164490361881931777/photo/1

"もしマクロ経済安定化の中心的な問題中立金利の低下にあるなら、その立場は、たぶん"オールド・ニュー・ケインジアン"と呼ぶべきなのでしょうが、利子率をじゅうぶんに下げることができるのであれば、金融政策によって完全雇用は達成可能です。"

"対照的に長期停滞の視点からは、この立場をニュー・オールド・ケインジアンと呼びましょう、仮に可能場合であっても、総需要に少々刺激を与えるのがせいぜいで、最悪の場合は、総需要を減らすことすらあるのです。"

"さらに利下げは将来の経済パフォーマンスを阻害することもあるのです。以下その理由を述べます。"

"第1に、金融システムの不安定化です。金融危機の原因はバブルと過剰なレバレッジにありましたが、それは2001年景気後退に対する需要下支えのための政策対応の結果として生み出されたのです。日本1980年代末のバブル1987年ブラックマンデー後の緊縮財政環境における低金利に原因がありました。"

"第2に、企業ゾンビ化リスクです。利払いの問題に直面していない企業は、テストを受ける必要がない学生のようなものです。彼らは勝手気ままにどうみても収益性がみこめない事業にもフラフラと乗り出してしまう。さらに低金利は寡占企業の強大化とダイナミズムの低下を生み出すでしょう。"

"第3に、銀行破綻リスクです。低金利銀行収益を圧迫し、顧客基盤のようなフランチャイズバリューを低下させ、自己資本規制レベルいかなるものであれ、銀行をショックに対して脆弱にするでしょう。"

"第4に、金融政策有効性のさらなる減少リスク現在の利下げが将来の需要の先食い、つまり企業が将来の投資を、消費者が持続的に必要な消費今するというレベルにまで至ると、現在の低金利は、将来の金融政策効果の減少を含意することになります。"

"マクロ経済学者が注目すべき重要問題は、適切な総需要管理することです。私たちは、中央銀行管理できるのだ、あるいは現在金融政策の各種ツールでそれができるだろう、と提案することは、危険だと思っています。"

"もっとも注目されるべきが財政政策であることはあきらかです。とりわけ低金利ゼロ以下の金利財政赤字の持続可能性を示している現在の状況下ではなおさらのこと。"

"しかしながら需要の水準は政治構造の影響も受けます。例えば、社会保障の給付を当期の租税保険料で賄うべきとするpay-as-you-go方式、定年の延長、社会保険の改善民間インフラ投資への援助、高貯蓄の富裕層から流動性が制約されている、要するにお金がない貧困層への再分配などです。"

"1970年代の高インフレ、高い利子率はマクロ経済学の政治思想政策制度革命をもたらしました。低インフレ、低い利子率とこの10年の長期停滞は現在も深刻な形で進行中であり、マクロ経済学の世界に同じぐらい大きな改革が求められています。"

"ジャクソンホールの「金融政策への挑戦」で、この点に焦点があてられることを願っています。まああんまり期待していませんが。"

https://twitter.com/paulkrugman/status/1164604703424090112

"ラリーサマーズのスレッドおもしろい。まあ僕はいくらか疑問点ももっているけどね。あのあらぬ方向に曲がったISカーブには納得していない。でも全体の方向性としてははっきり正しい。次の不況中央銀行に何かできる力が残っていると信じる理由ほとんどない。"

"中央銀行はそうは言わないけどね。でも彼らの立場も考えてやれよ。ドラギやパウエルが「うちらもうお手上げですわ」って言ってみ?マーケットパニックなっちゃうよ。何もできなくても自信があるふりしなきゃならないのさ。"

"さらに2点。僕には中央銀行はまだこれが一時的ポスト金融危機時代の姿で、将来「正常化」できるかのように語り、振る舞っているように見える。でもね、もうリーマンショックから11年だよ!"

"言い換えれば、これが21世紀ノーマルなんだよ。グレート・モデレーションマクロエコノミクス中央銀行景気循環コントロールし、財政政策緊急措置、そんな時代は戻ってこない。"

"ラリー1970年代インフレマクロ経済思想刷新につながったことにも触れ、僕らも同じことをしなきゃならないと言った。僕も、なぜ今までそれがおきていないのか、僕らは厳しく問い詰められなければならないと思う。"

"結局のところ、現時点まで超低金利と持続的な需要不足は、スタグフレーション時代よりも長く続いている。1970年代の7~8年の不調がすべてを変えたのに、2008年以来の11年でなんでこんなに変っていないの?"

"僕の考えでは、社会学と政治学のミックスに答えがある。しつこくつきまとう長期停滞の害悪は、保守的アジェンダを産み、経済学者古典派に回帰させた。だがまだ対照的方法が残っている。"

"ジャクソンホールラリーサマーズ以外にも持続的な財政刺激策を主張する人がいて、オリヴィエブランシャールを呼んで財政赤字を騒ぎ立てることが見当違いだって言わせればおもしろいと思う。レポート求む。"

(訳は適当です。マクロ経済学の知識がない人も分かるようにことばの意味を補っている箇所もあります。)

追記

参考文献を紹介しておきます

Robert J Gordon "Macroeconomics 12th Edition"

https://www.amazon.com/Macroeconomics-12th-Pearson-Economics-Hardcover/dp/0138014914

ロバート・J・ゴードンアメリカ経済 成長の終焉

https://www.amazon.co.jp/dp/B07KWMYP13/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

ローレンス・サマーズ、ベン・バーナンキポール・クルーグマンwithアルヴィン・ハンセン「景気の回復が感じられないのはなぜか-長期停滞論争」

https://www.amazon.co.jp/%E6%99%AF%E6%B0%97%E3%81%AE%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E3%81%8C%E6%84%9F%E3%81%98%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%8B%E3%83%BC%E9%95%B7%E6%9C%9F%E5%81%9C%E6%BB%9E%E8%AB%96%E4%BA%89-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4790717313

2019-08-01

蔵書管理

この先も安定そうなサービスってどこだろう。

1600冊以上のデータがある。同じもの複数買いたくないのでどうしても何らかのデータベースを作りたい。

しかも、ISBNはあるけども通販限定などで書店に並ばない本も持っているため既存データベースにない本はISBN入力する形でプラスしたい。

できたらスマホAndroidからデータのチェック(持ってるか持ってないか、既にWebで予約してるのかetc)をしたい。

いろいろサービス調べてみたけれども。

ブクログAndroid向けアプリサービスを終了した。信用できない。

ブックフォワード一年以上更新がない。危ない気がする。

メディアマーカーサービス終了した。

読書メーターエクスポート機能がない。サービス終了するときにどうしようもない。

ブックフォワードの愛用者だったがスマホアプリがここのところかなり不安定なので心配

もはやマイクロソフトAccessEvernoteあたりを組み合わせて自力でどうにかするしかないのだろうか。

誰か助けてほしい。この1600冊をこえ、日々成長し続けるデータの山を、どうにかしたい。

追記 2019/08/01 16:33

同人誌ISBNとか何もないので最近買ったやつだけはAccess管理サークル名、タイトルサイズ、発行日、ジャンルCPデータ化するようになったらダブり買いがなくなった。イベント当日は「サークル名/タイトル/発行日」だけのExcelファイルスマホから参照できるようにしといて、不安になったら見るようにしている。非効率なので改善したい)

ISSNしかない学術誌(学会誌とか)もAccess管理

ヴィレッジブックス社とかのISBNはあるけど書店で見かけたことない本もAccess管理

電子書籍プラットフォームを絞ってはいるがデータ化が面倒になるくらい大量に買うので今のところ放置

しています。やはり普通の本もAccessでやるしかないのかな。はてな民ならすらっと代替案持ってきてくれるかなと思ったら特に代替サービスがないみたいで目玉が飛び出そうです。

出版社Netflixみたいに「こういう系統の本読んでるおまえならこの本も好きになるだろう。ここで買えるぞ」とかいうのを表示してくれるサービス作れば売り上げ上がるんじゃないか

2019-07-23

お前が「無敵の人」にならないとでも思ってるの?

無敵の人」って言葉が嫌いだ。

名付けるって便利だよな。

ソシュールイデア論もわからねえけど、「無敵の人」っていう言葉共感覚として誰もが理解している現代怖いよ。

無敵の人」に犯人カテゴライズしておけば自分とは違う存在にできるもんな。

私にはそう思えないよ。

自分発達障害を持っててメンタルクリニックズッ友人生から、ってのもあるけどさ、精神病んでるっていうのは、「普通」とそこまでの差があるんだなって驚いてる。

私は無敵の人側の人間扱いされてる感じがして怖いんだ。私だって許せねえよあん事件起こしたやつ。

ただな、みんなのニュースへの反応見て、思ったんだよ。

お前が「無敵の人」になる可能性は、ゼロだとでも思ってるのか?

無敵の人ってあらかじめそう生まれたわけじゃないと思う。まあ、発達障害に限らず生まれ持っての特性はある程度あるにしても、無敵の人って、「全てを失った絶望の果てにいる、普通の人の成れの果て」なんだと思うんだよ。

犯人を許す必要はない、被害者を軽んじるつもりは一切ない。心から哀悼を示す。

からこそ、だからこそ、未来事件を防ぐために、私たちはあの理解不能に見える「無敵の人」を、自分たちと同じ普通の人に引き摺り下ろして、私たちと同じ人間ということを思い出すべきなんだ。

つーか普通って言葉も気に食わねえな。

地球宇宙船、全ての生き物は乗組員とかそういうはなしをしてーんじゃねえけどさ。

小説パクられたからって人を殺す人間を、わからないままにしていいわけないと思う。

今後、人生においてわからないもの出会う時なんていくらでもあるのに、わからいから全て逃げていくわけにいかなくない?

こんだけ無敵の人とやらが生まれる昨今だから、今こそ、彼らが自分たちの同等の人間だってことを思い出すべきなんだと思う。

ちょっとだけ、想像力をつかってみよう。

ニュースで、彼の生い立ちを見た。

引きこもったり、職を転々としたり、隣人トラブル窃盗

割と怒りに突き動かされる、衝動性が強いタイプの人だったのかなと思う。

思っちゃったんだよ、この人の人生において、心休まるひとときって、あったんだろうか。

知らないよ、彼の人生を見てるわけじゃねえもん。でもさ、自分以外の、彼の周りが全て敵に見えてたんじゃないかなって思っちゃったんだよ。

自分がそうだったから。

発達障害自分は、障害持ちだと知らなかった頃、割ともうダメだと思ってた日々がある。

周りの世界が全て敵に見えて、手を差し伸べてくれる人も怖くて、けれど頭の中でずっと心が騒いでいる。くるしい、くるしいと。

その、叫びは、私の場合自分に向かったんだな。腕には今も無数の傷があるし、毎日見えないところに青あざ作ってた。屋敷しもべ妖精ドビーかよって感じで、部屋をのたうち回って体が傷つくのを求めてた。

異常だなぁって思うでしょ。でも私にはそれしか生きる方法がなかったんだよね。

薬1つで人の心なんて変わってしまうことを知った今だからふと思ったが、自傷ってあれドーパミン不足を補おうとしてるんじゃないか

知らんけど。マジでこれは私見な。

今は薬でドーパミン不足を補ってるんだけど自傷した後のどこかまったりとした感覚に似てるんだよこれが不思議なことに。

話ずれたけど。絶望が深まるうちに、自分に矛先が来るなら平和だよね、自殺だもん。

この矛先が、外に向いたのが、みんなの言う、無敵の人だと思うんだよ。

おっし、発達障害持ってるやつぜーんぶ無敵の人予備軍か!ってなるのは早計ですぜお兄さん。いわゆる無敵の人と呼ばれた犯人たちに発達障害を持たないやつはいるぞ、黒バス犯人は無かったはず。

結局はね、精神疾患なんですよきっと。

今回の京アニ犯人精神科に通ってたみたいだけどそれでも救えなかったのは残念。

けれどさ、精神科で、揺らめく心を抑えることができれば、きっと、未来犯人を先に救えるんじゃないかってそう思えるんですよ。

私はね、自殺寸前だった。

けれど、薬を飲んだ今、面白いね、世界が、こんなにも綺麗だって気付けたよ。

私は普通の人の中で下の下だと思ってたけど、普通の人から外れてみたら、割と普通のきらめく生活が待っていて、なーんだ、私って、穏やかに生活送れるんじゃんって。

この世の誰もが、いわゆる普通の、穏やかな人になれるんじゃないかって思ったんですよ。

そして言っておくとな、今はまだ気づいてない隠れ発達障害はたくさんいるだろうし、今後、心を病む可能性は誰にもある。

からさ、誰もが、無敵の人予備軍なんだよ。きっと。

ただ、救いの手があるかどうか。それだけの違いじゃないのかな。

その救いの手はさ、何もかも精神科任せじゃなくてもいいんだと思う。

今までの無敵の人たちも、だれか温かい言葉をかける人がいたなら、何か変わってたのかもしれない。

私たちひとりひとりが、互いにちょっと優しくしあうだけで、世界は小さく小さくちりつもで穏やかになってくんじゃないかと思ってる。

いいじゃん、電車の席譲るとかさ、コンビニバーコード面を上にしてレジ出すとかさ。

結婚もしにくい世の中で、誰もが老いていくうちにいろんな人とのつながりが切れて、きっと孤独な人は増えていく時代は、もう目前なんだよ。

インターネットで人とつながる機会が昔より増えた!って言う人いるけど、インターネットでの繋がりってさ、趣味とか話が合う人たちだけで固まるだけじゃないですか。どうやっても繋がれない人って出てくると思うんだよね。

昔の方が、村社会って言う物理的なエリア内での繋がりだったから逆に誰も見捨てられなかったんじゃないかって思う。

そういう風にさ、どんどん失うものがなくなっていくのが確実な世の中になってしまってるんだからさ。

ほんの少し、他人にも優しく、小さく親切にみんなで生きて、わずかにでも助け合って、繋がりを少しでも得て、お互いに、「無敵の人」に自分が、誰かが、ならないように生きていきません?

ペイフォワードだよ、映画の。

なんかさ、一日一善!じゃないけどさ、小さなこと、助け合って、生きていきたいよ、みんな。

それで、誰かを助ける余裕がないほどダメなら精神科いこう。

私さ、あの言葉好きなんだ。

「人にはそれぞれの地獄がある」

って。

もう誰もが地獄を抱えてるよ、そりゃ。

でもね、覚えておいて欲しいんです。

しかすると、その地獄は、精神科だったり、あるいは行政支援サービスだったり、何かで和らぐものかもしれないんですよってこと。

あなたが、無敵と言えるまでに、心を壊してしまう前に、助けてくれるところはきっとあるんですよ。

忘れないでね。

というわけでまとめでーす。

無敵の人って、誰にでもなる可能性あるよ。

無敵の人って傷つきすぎた果てになるのかも。

・辛い時は、頼ろう。精神科でもなんでも。

・余裕がもしあればさ、ちょっと人に親切してみない?

って感じです。

そんなわけで今日外国人に道案内したり酔ってふらふらしてるおじさんに電車の席譲ったり、会社の人にキャンディおすそ分けしてみたりしました。

…ただのお人好しなだけか?



意見めっちゃお待ちしてます

あと、書いてて社会学やいろんな知識インテリジェンスが足りてねえ!って思ったのでこれ読め!って本とか、おすすめあったら教えろください。

最後に。

亡くなられた犠牲者の方へ、心の底より、哀悼を。

美しい、あのアニメーション世界に救われたものの一人として、深い悲しみの中にいます

決して繰り返さぬよう、せめて小さなことでも何かしていきたいと思います勝手にですけど。

ほんと、何にもできない一人の人間ですけど。

何か、せずにはいられないから、文を書きました。

ご冥福をお祈りします

2019-06-14

ゴン中山『FWはゴールすると体が軽くなって動きが良くなる』

⇒「FW(フォワード)=既婚男性」?

中川右介さんのツイート:

"今週は単純作業週間で、ラジオを聴きながら仕事をしているのだが、いろんな

番組リスナーからの悩み相談を受けて付けていて、毎日、必ずどこかの番組で、

交際相手が既婚者だと、しばらくたってから知った」という女性から相談

あるのだが、世の中、そんなに悪い男がいるものなのか。"

https://twitter.com/NakagawaYusuke/status/1139352524249391104

2019-05-28

サッカーラグビーアメフトの違い

サッカー

かいボールコントロールしづらいので、選手が満遍なく散らばり、短いパスをつないで相手のゴールに迫る形になりやすい。

ポジションとしては、前に行くほど攻撃選手、後ろに行くほど守備選手、という大まかな役割分担がある。

身体へのタックル禁止されているので、選手同士の身体接触は肩をぶつけるくらいしかない。

とはいえボールごと相手身体を刈るようなプレーはあり、まったくの安全というわけではない。

ラグビー

前方にパスができないので、横一列に並んだ状態で横へ横へパスをつないでいくような形になりやすい。

倒されながらも少しずつボールを前方に運んでいってゴールエリアまで持っていく、というイメージである

ポジションは、相手ボールを奪い合う「フォワード」と、フォワードからボールを受け取って走りだす「バックス」に分かれる。

アメリカンフットボール

すぐにプレーが止まるので、短く区切られたプレーを繰り返していくイメージである

そのため、あらかじめ「こう投げる」「こう走る」という作戦を決めておきやすい。

ラグビーは後方にしかパスを出せないので、敵はだいたい前方にいて、タックルは正面から行われるが、

アメフトは前方にパスを出せるので、ボールを取った瞬間に後ろからタックルを受けることもあり、ラグビーより危険である(ので防具をつける)。

選手交代に制限がないのでポジションごとの専門性が強まりプレーが止まりやすいこととあいまってアメフト戦略性を高めている。

2019-04-14

今日父親コンビニでドアを開けてもらったらしい

お先にどうぞ」と譲ってくれたらしい

父親還暦 スリム 容姿気にしないけどダンディ顔

開けてくれた人:大柄 大型トラック運転手


父親は昔からちょいワルかっこいい思想を持ってるので

自分ちょいワルオーラ漏れちゃってたのかな?俺のすごさバレちゃったかな」

とかミサワみたいな事言ってた

因みに私はここ数年、率先してドアを開けて譲るのがマイブームになってる

お手軽に一日一善できるし

自己満でもいい事すると気分が良い


今日父親の件に

巡り巡ったペイフォワードみたいな裏側があったら なんて想像してみる

最高に気分が良い

2019-01-29

イランフォワードやばいな。スアレスとかルーニーみたいな、動物的なやつが多いよな。。

武井壮には、アズムンにも噛みついて欲しい。

コロンビアなら、銃殺されるし。

過去日本なら空港で水をかけられるポジションからな。。

  

2018-10-24

2018年アニメ2話までほぼ全部観たか感想書く その3

2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き)

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま

 伏魔殿に住む悪魔たちのゆるふわ日常アニメ良い最終回だった。一応縦軸は悪魔お仕事を通じて「善悪の彼岸」を識る物語。知らんけど。

 デフォルメが強めでゆるいキャラデザコミカル演出、淡いパステルカラー等、全体がゆるくてふわふわした雰囲気に包まれている。控えめに言っても体感5分で終わる謎の空間。もはや白昼夢である。ミュリンかわいい

 ベルゼブブ嬢を演じる大西沙織は「才色兼備のキリッとしたお嬢様だけど…」というキャラクターを演じている印象が強いだけに(とじみこ・十条姫和、こみが・色川琉姫、ウマ娘メジロマックイーン等)本作のようなゆるふわ系の演技が非常に新鮮。ただベルゼブブ嬢は伏魔殿首長なので、柔らかい側面と同時に硬い(凛々しい)側面もあり、そういうオーダーによく合致しているキャスティングだと思う。

あかねさす少女

 スマホゲー同時展開のオリジナルアニメラジオでつながるパラレルワールド舞台にしたSF系。

 電波でつながるパラレルワールドといえば「シュタインズ・ゲート」「オカルティック・ナイン」を思い出すけれど、あっちがサスペンスホラーっぽいのに対して、こっちはアクション要素多めといった感じ。あとパラレルワールドというモチーフの違いとして、本作は「別世界自分に会いに行くための舞台装置」という感じがある。本作の特徴としてパラレルワールドの数だけ同じ人物が登場するというギミック採用しているのだけれど、演じ分けがかなり明確。例えばパラレルワールド自分が出てくるアニメガンスリンガーストラトス」では演じ分けはあまりしていない感じのディレクションだったけれど、翻って本作では全くの別人みたいな演じ方になっている。そもそもメイン5人のキャスティングガチなので(黒沢ともよLynn東山奈央小清水亜美井上麻里奈)、「女の子5人のキャッキャウフフテーマにした作品じゃないガチ感」がすごい。1話では黒沢ともよのみだったが、2話以降アクセル全開

 主演の黒沢ともよ曰く「シナリオに大きなギミックを仕込んでいるので楽しみに待っててね」とのこと。シナリオにでっかい伏線を仕込むのは「オカルティック・ナイン」「ISLAND」等ゲーム原作アニメにおける楽しみの一つなので、ゆっくり待つことにしている。

 ダンデライオンアニメーションスタジオによる3DCGがかなりゴリゴリ動いている。本作は概ねバトルモノなので、戦闘シーンにかなり力を入れている模様。

 かなり硬派なシナリオに合わせたキャラクター浅田弘幸によるデザイン。「テガミバチ」は好きな作品なので嬉しい。同氏はかなり情報量の多い絵を描く人という印象だったので、アニメキャラクター結構シンプルデザインという印象を受けた。アクション多めなので動かしやすデザインなのかな。

転生したらスライムだった件

 転生から始まる異世界ファンタジー

 個人的に、異世界に至るまでのプロセスをどう描くかを比べるのが好き。一旦主人公の死を経験したりするので、シリアスよりなのかギャグよりなのか、演出裁量があるシーンだと思ってるのだけれど、本作はそこらへん硬さと柔らかさのバランスが凄く良かった。

 転生したあとも、音楽や展開含めて緩急のある仕上がりになっていてテンポがいいアニメになっている。8ビットサウンド音楽はやっぱりドラゴンクエスト等をリスペクトしているのだろうか。エイトビットだけに?

 物語はだいたい2つのパートに分かれていて、「世界のいざこざパート」はそれこそ主人公の起こした騒動で穏やかではなくなった世界の様子を描いている。ここはオーバーロードっぽさがある。一方主人公冒険パートはオバロと比べ、たった一人で悠々自適なぬるいRPGを楽しんでいるそれ。ヴェルドラのおかげで主人公の満たされ具合が心に優しい。

 作中でも言及されているけど、初期のスライムは何も見えないのでどう絵にするのか気になってたけれど、抽象演出を使ってうまく主観映像化してた(触った感じとか)。またやってくれないかなあ。あとスライムの表情が豊かで、描いてる人は相当楽しいんじゃないだろうか。

 本作のキャラクターデザイン総作監はあの江畑諒真最近だと「プリンセス・プリンシパル」5話でおなじみ。当然各アニメーションにも彼の特徴は反映されていて、例えば冒頭の主人公が歩いている姿のバストアップを見ただけで「江畑だ!」ってなるくらい江畑っぽい。彼が演出を務めるOPは「アブソリュート・デュオ」並に彼らしいアニメーションになっているので、いかに本作が血の気の多いアクションアニメであるかがわかる。主人公あんまり好戦的性格っぽくないのにね。

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2

 本旨と若干逸れるけど、さっき1期を観終わったので以下1期の感想

 虚淵玄脚本による人形劇元ネタ中国人形劇)。日本台湾共作のアニメシナリオはいわゆる冒険活劇。王道アクションRPGみたいな感じ。絵もアクションが中心。

 シナリオについては、単純な善悪ではない理由で同行する一行という部分が良い。文字通り呉越同舟すぎる。個人的に鳴鳳決殺が一番好き。あと掠風竊塵がド外道だった。後半のシナリオも口八丁手八丁を中心に戦っていくスタイル単純明快冒険アクションとは違った楽しみがある。

 まず動きがおかしい。人形の顔についた水滴の大きさから見てかなり大きな人形を使っているのか、手足がかなり長い。それを非常に器用に動かしている(というか、どうやって動かしているのか分からない)。すこし引きで見ると人間しか見えない。表情も、暗いシーンでは「少し表情の硬い人間」に見える。面白いのは、激しいアクションシーンほど人間のような動きに見えること(マジで人間だったりして)。指の先から足の先まですべて技工を凝らした動きになっている。

 演出も優れている。戦闘シーンは単に人形を動かしているわけでもなく、ファンタジーという表題通りエフェクトモリモリで華やか。実写のメリットである、奥行きのあるアクション演出も多く、奥から手前に向かって光る剣が飛んでいく演出とか好き。特殊効果以外の演出もすごくて、爆発エフェクト(まじでセットを爆破してるっぽい)、雨(まじで雨を降らせている)、爆散するモブマジで四散してるっぽい)、背景セットの作り込み(どんだけ大規模なセットを作ったんだろう)、決めポーズの、カメラの切り替えを多用しためっちゃ手間のかかる演出とか。アニメに出来て人形劇に出来ないことってなんだろう?と考えさせられる。例えば「豊かな表情」というのは作画アニメの大きな長所だけれど、「デジタル人形劇」こと3DCGアニメは「表情が硬い」という評価結構覆しているので、技術革新によって人形劇の印象もどんどん変わっていくのかな。

 2期は1期の続きで、主人公や掠風竊塵がどんな奴か判明したあとの話なので、1期からの視聴を強く推奨。

火ノ丸相撲

 週刊少年ジャンプ連載漫画原作スポ根アニメ。防具を付けない稀有格闘技

 競技としての格闘技を描いた今年のアニメでいえば「メガロボクス」だけれど、本作は高校生相撲を描いているので、あそこまでアウトサイダー&血生臭さは無く、とても青春している。特に1話小関信也を演じる落合福嗣がすごく良かった。

 原作ではそんなに気にならかったけど、主人公がとても小さい。ゆえに土俵の上でのみ体が大きく、強く見える演出が映える。

 制作GONZOあんまりアクションイメージがなかったので、本作のアクションシーンがかなりキマっててびっくり。特に1話演出熱量も含め息が止まるような迫力を感じた。元々相撲という競技が非常に短時間の戦いなので、その凝縮された時間をうまく描いている。2話の「タックルしながらの回り込みを上から抑え込むしぐさ」とかめっちゃすごかった。アツいぜ。

 原作を読んでいる人が全員思うことはやっぱり「あの目尻からみょーんってなるやつ、どうやって描くんだろ」なので、早く見たいな。

ラディア

 角度のθ(ラジアン)は無関係。「Radiant」のほう。フランス漫画原作週刊少年ジャンプ連載の漫画みたいなノリの、古き良き時代を思い出す冒険活劇。ロックマンDASHっぽい。製作NHK

 1話説明的な演出が多いので、話を理解やすい。2話以降もちゃんと「前回のあらすじ」があるので、忙しい人でも前回のあらすじを観ていくだけで最新話に追いつける安心設計

 1話から主人公つえー!」ではない展開っていうのは珍しい印象なので(ワンピースで言えば、ルフィ幼少期のエピソード1話、みたいな)、成長物語か。今後訪れるであろう主人公受難を思うと、シリーズ構成上江洲誠なのはそういう…(ちなみに2話からハードな展開)

 キャラデザは割とシンプルで、全体的にかわいく、少年漫画っぽい。特に敵が可愛い。ゆえにファンタジーな部分とダーティーな部分の橋渡しをするキーになるキャラおっさん)がすげえ良い。

 主人公を演じる花守ゆみり少年声が好き。カワイイ系の印象が強いだけに、わすゆの銀みたいなハツラツとした声(特に叫び声)出せるのはすごい。本作は銀よりも少し大人っぽい調声。

メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-

 ハピエレのスマホ向けRPGゲーム原作アニメファンタジー冒険活劇。

 かわいいキャラデザも含め、雰囲気はハピエレのゲーム原作アニメラストピリオド」っぽさがある(内容は決してラスピリのような社会風刺アニメではない)。

 シナリオは概ねモンスターとの平和共存を探る冒険アニメであり「ポケットモンスター」に近い。1話は「メルストにでてくるモンスターってどんなん?」という説明回。説明的な演出ではなく、実際に生きているモンスターの姿を見せることで描く演出好き。「そこら辺で寝そべってる(お互い警戒しない)」「意思疎通の有無(信頼する相手の言うことは聞いてくれる)」「大きさ(子猫サイズからビルのようなサイズまで)」「気性(優しい子から気性の荒い子まで)」「人間に協力的(一緒にサーカス仕事してたり)」「暴れてるとき攻撃性(つよい)」等。戦闘シーンはBGM含め結構アツい。

アニマエール!

 ハナヤマタチアリーディング部の日常アニメ

 ガチチア監修が入っている(監修を務める柳下容子は元NBAチアリーダー。日本チアリーディングチームをプロデュースしてたりするすごい人)。動画工房による、重力を感じるキレッキレのチアリーディングアクション良かった。使用する曲もめっちゃ好き(1話挿入歌作曲浅倉大介)。ただし主人公たちは初心者ゆえ、ガチチアアクションが出る機会は少なめ。

 きららキャラット出身日常アニメなので、きららフォワード出身ハナヤマタと比べエモさよりもゆるさが前面に出ている。かわいい

 尾崎由香けものフレンズサーバル役とか)の底抜けに明るい声が癖になる。ハナヤマタのハナ・N・フォンテーンスタンドCV.田中美海)とか好き。

寄宿学校のジュリエット

AmazonPrimeVideo独占

 脱・悲劇ロミオとジュリエットラブコメ)。週刊少年マガジン連載作品だけに、気軽に見られるラブコメ

 家柄が致命的な壁になってくっつく事が出来ないという既存モチーフに加えて学園内の派閥対立もくっつけて、わちゃわちゃした感じになっている。

 原典と比べてジュリエットちゃんが強い独立心を持っていて、それが物語の動くきっかけになるっていうシナリオがなんか今っぽくて好き。ロミジュリ読みたくなったので、オススメ翻訳があればおしえて下さい。

 わりと喧嘩するシーンの多い作品なのだけれど、1話決闘シーンでやけに剣の音拘っているなぁと思っていたら、音響効果森川永子だった(同氏は京アニ作品音響効果担当してたり、今期だと「SSSS.GRIDMAN」の音響効果担当している人)。流石に毎話あれだけ激しいシーンは無いにしても、楽しみではある。

 ヒロインジュリエット役が茅野愛衣だけど、まさか死なないよね。まさかね。

学園BASARA

 群雄割拠系学園モノ。は~乱世乱世。容はいものBASARA。

 声のテンションや絵のテンション最初からクライマックス。終始テンション極振りの展開で彼らの戦いを描いている。

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

 1415年、戦火欧州舞台にした英雄譚。2話から本編に入れるよう、かなり早足だった1話。冒頭20分くらいがプロローグ

 アンゴルモアみたいな時代劇ではなく「戦場のヴァルキュリア」のようなファンタジーモノ(もっとファンタジー要素多め)。人知を超えた力によって戦争を変えていくお話面白いのは、主人公は「無敵の力を直接得た人間」でもなく「悪魔の力を阻止するために立ち上がる勇者」でもなく「戦争を変える力を普通人間に与えた錬金術士」。倫理観による葛藤を一足飛びでバケモノを生み出すあたり、主人公独善的価値観がどう転ぶのかが気になる。当時の倫理観としては「バケモノを見つけたら教会差しさなければいけない」と描かれているので、生存ルートとして文字通り世界を変える壮大な物語なのかな。あと超人化の際やけに説明的なモノローグがあったので、今後も続々量産予定?

人外さんの嫁

 ゆるふわ日常ショートアニメ。なのに小話集。ゆえに1エピソード30秒くらい。人外さんは言葉が通じないので、(猫みたいな)人外さんの気持ちを慮る主人公物語。もし猫と結婚したら、毎日きっとこんな感じなのだろう。

ほら、耳がみえてるよ!

 中国漫画原作ショートアニメ。ざっくりいうとペット擬人化みたいな作品

 全体的に柔らかいタッチアニメになっている。ペットの声が村瀬歩くんだったりしてBL風に仕上がってるのだけれど、ガイコツ店員さんが言っていたように海の向こうでもそういう文化があるのだなぁ、としみじみ。

走り続けてよかったって。

 進研ゼミに付いてくる漫画代アニ版。ショートアニメ。ひょんなことから声優を目指すことになった主人公代アニの授業を受けながら成長していくお話

 ターゲットはおそらく「これから代アニ声優を目指すことになる若者」なので、本筋は青春ドラマ主人公福島潤はさておき、ヒロイン役の野口衣織は現役の代アニ学院生たまたま以前から知っていた方なので、見ているこっちが緊張する。シナリオも彼らの受難が続きそうな感じなので、1話からもう胃が痛い

 彩度が高く柔らかい背景。それほど書込みの量が多い作品ではないけど、基本会話劇だし。

ソラとウミのアイダ

 宇宙x漁業フィッシングではない)がコンセプトのゲームアプリ原作。第二の種子島でおなじみ、広島県尾道舞台アニメ宇宙飛行士と漁師といえば、子供にとって将来なりたい職業1位2位を競うほどの人気職だけれど、かといって本作が子供向けアニメかどうかはよくわからない。ノリがフレームアームズ・ガールっぽい感じがするけどホビーを売ってるわけでもないのね。内容は概ねテンポの良い会話劇。

 主人公の女のたちと対立するのは漁師町の男。子供vs大人というよりも女性vs男性という切り口っぽい。対立構造を作るために「男女雇用機会均等法」まで持ち出してきてる割に社会アニメではない模様。

2018-10-18

毒親だと思っていた

これから書くことは、たとえ増田だって書く気はなかった。なぜなら、今毒親に苦しむ人を殴る文章からだ。

だけど、ビ・ハイアの件を知って考えが変わった。

毒親だと思っていた、この一言に尽きる話をこれから書きたい。

私の母は子供を殴る母だった。本人は躾だと言っていたが、例えば弟がした悪さなども姉である私が監督していなかったのが悪いという理由で殴られた。

から子供の頃の私は母が背後を通るだけで殴られるかもしれないと思って肩をすくめる生活をしていた。私の背丈が母に追いつく頃になると殴られなくなり、以前殴られたことを訴えると母の記憶からそれは消えていた。

私は殴らない父が大好きだったが、殴る母を止めなかった時点で同罪なのだと気付いた時、父もまた嫌いになった。

私は両親の悪口を口はばからない10代に育った。両親は私の口から周りの人へ伝えられる悪口に何度苦虫を噛み潰したことだろう。だが、私は両親が大嫌いだったのだ。悪口を言うことを何も悪いことだとは思っていなかった。

また、両親、特に母とは何度も怒鳴り合いの喧嘩をした。特に私の進学についての喧嘩は深刻だった。両親は女の私に勉強をして欲しくはなく、高校進学でも大学進学でもぶつかった。その度に私は両親を納得させるだけの材料を(嘘でも)用意した。高校進学の時は、大学には行かないから好きな高校に行かせてくれ、と。大学進学の時は、入学金だけ用意しえてもらえれば後の学費生活費は自分でなんとかする、と。

そして私は大学進学を機に家を出た。

自分も怒鳴らず、母の怒鳴り声を聞くこともない生活は初めてで、アルバイトと授業で忙しかったが、非常に穏やかな生活だった。最初の頃は。

スーザン・フォワードの「毒になる親」という本に出会ったのは多分この頃だったと思う。涙を流しながら読んだ。非常に得心のいくことばかり書かれていたと思うが、その内容は今となっては正直あまり思い出せない。

私の穏やかな大学生活はあまり長くは続かなかった。精神調子を崩し、授業に出るのが困難になった。生活がかかっているのでアルバイトだけはなんとか続けていたが、それすら休みがちになってしまった。

精神科にかかり、主治医はこの現状を両親に連絡するべきだと主張した。

私はそれを拒んだ。両親に、やっぱりお前には無理だったと言われるのが嫌だった。しかし、現状は困窮していき両親に病気のことを明かすことにした。

連絡は父にしたが、私は冷たい一言覚悟していた。だが、父はゆっくり直していけばよい、と予想外の返事をしてくれた。

そして私は投薬治療を受けながら、両親から金銭的援助も受けて6年かけて大学卒業した。

だが、大学をなんとか卒業できても就職はできなかった。私はその頃一人で生きて行く気力もすっかり失っており、卒業後は実家に戻り両親の元に身を寄せることにした。

あんなに嫌いで飛び出した家にまた戻ることがとても皮肉に感じられた。

そう、私はここまで両親に支えられててもまだ両親のことを受け入れることができていなかった。

しろ両親のせいで精神病になり自分の送りたかった人生から程遠い人生になってしまったと嘆いていた。

それから7年ほど、引きこもり、良くなったと思って働いては調子をまた崩して引きこもることを繰り返し、最終的に自殺未遂までして入院もした。

その長い間、両親とは時々ぶつかりつつも私は親に甘えて実家暮らした。何度仕事で失敗しても、帰る家があった。でも、親に対する感謝気持ち暮らしていたのではなく、この家にいるから私は治らないと思って暮らしていた。

そんなある日ネット何だか奇跡を起こしてくれて、私のここまでのどうしようもない身の上を承知の上で結婚してくれる相手を見つけることができた。そして私はまた家を出た。

それから一気にとは行かないが、パートナーの支えもあり上り調子回復し、今では幸せ生活を送っている。

そんな環境になって思うことは、私の両親は私が思い込んでいたほどの毒親ではなかったということだ。自分が辛かった時はあまり気づいていなかったが、肝心なところでちゃんと支えてくれていたのは両親だった。私が結婚して家を出ると言った時も心配こそしたもの最後には快く送り出してくれた。

正直な話、これをもって私の両親はちゃんとした親だったとまとめるつもりはない。子供を殴り、事あるごとに自尊心を削ってくる親であったことは事実だった。

しかし、私の人生の全てを邪魔するほどの親ではなかったこともまた事実だ。

少なくとも、私は私の両親をもう毒親だとは呼べない。

この感情を何と呼べばいいのかわからない。許しでもなく納得でもなく受容でもなく、でもその間にある何かだ。あえて名付けるなら、解毒かも知れない。

私の辛さは無かったことにはならない。でも、それを恨む心は消えた。

もちろん最初から何も辛いことがなかった方がずっといい。けれども、私は両親を毒親なのだと思うことによって余計な寄り道をしたような気がしてならない。

2018-07-07

W杯くらいしかサッカーをみないにわかによる感想

日本代表は毎回強くはなってるんじゃない?

昔はさ、それこそフランス大会の時あたりは、戦術以前だった記憶があるよ。

ドリブルしてる相手フォワードより追う守備のほうが遅え、ボール持ってる相手よりチャージした側がふらつく、もうねって感じで。

それから比べたらね。

それはさておき、アジア勢はもうちょっと勝たないと、ダメなんじゃないの?

アジア枠は4.5だっけ?

ワールドカップって建てつけ上、ほかの区域で予選敗退してる国より、明らかに弱いとまずいでしょ。

そんなわけで、提案なんだけど、ワールドカップだけ特別ルールとかダメなんかね?

番狂わせが起こりやすいような特別ルールを導入して、アジア勢も勝てるように。

単純に世界一の闘いを見たいんなら、チャンピオンズリーグでも見りゃいいわけだし。

ワールドカップなんて、金ヅルの日本韓国と、将来の金ヅルの中国から金を巻き上げる地方巡業でしょ?

ちゃんと盛り上げないと。

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